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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

アルメタックス

ALMETAX MANUFACTURING CO.,LTD.5928 · Standard · 金属製品

住宅向け建材のスペシャリスト。サッシやドア、エクステリア製品を住宅関連市場の特定需要家向けに製造・販売する。

概要

アルメタックス株式会社は、住宅用アルミ建材の製造・販売を主力とする金属製品メーカーである。1969年に関西軽金属として設立され、サッシ、ドア、エクステリア・インテリア製品などを手掛ける。1991年に大阪証券取引所に上場し、現在は東京証券取引所スタンダード市場に上場(コード5928)。従業員331名、2025年3月期の売上高は83億円、純利益は1億円である。

住宅建材部門に特化した単一セグメント

当社は、住宅建材部門のみを単一の報告セグメントとして事業を展開している。主力製品は、サッシ、ドア、エクステリア製品、インテリア製品であり、いずれもアルミ素材を中心とする。販売先は特定需要家向けが中心で、特に積水ハウスグループへの販売比率が高く、2025年3月期では積水ハウス株式会社向けが50.4%、セキスイハイム工業株式会社向けが10.3%を占めた。リフォーム分野では積水ハウスリフォーム株式会社向けも存在したが、近年は比率が低下している。売上高は2025年3月期に78億8600万円と前年比4.9%減となり、新設住宅着工戸数の減少が影響した。

積水ハウスグループへの依存とリフォーム分野への注力

売上の約60%を積水ハウスグループが占めるという極めて集中した顧客構造を持つ。このため、同グループの住宅生産動向に業績が大きく左右される。近年は新設住宅市場の縮小に対応し、リフォーム用建材の拡販に力を入れている。2024年3月期には営業推進部を新設し、EC販売(ネット販売)を通じた一般顧客や新規取引先の開拓を開始した。また、施工部を設置してリフォーム工事の自社施工能力を高め、コスト削減と収益性向上を図っている。さらに、収益物件(賃貸用アパート)の取得や宅地建物取引業免許の取得により、事業領域の多角化も模索している。

全国6拠点の生産体制と多品種少量生産

製造拠点は、滋賀県栗東市の栗東工場(旧栗東資源循環センターを含む)、滋賀工場、茨城県古河市の関東工場、山口県山口市の山口工場、静岡県掛川市の静岡工場、宮城県色麻町の東北工場の6か所で構成される。各工場は住宅用アルミ建材の生産を担い、多品種少量・短納期かつ圧倒的な特注対応力を競争力の源泉としている。工場間での水平展開や業務集約による効率化を進め、収益向上を目指している。なお、過去には栗東工場でアルミビレット(アルミ合金の鋳塊)を生産していたが、2004年にその製造・販売を終了し、以降は建材生産に特化している。

安定した財務基盤と変動する収益

2025年3月期末の総資産は113億9500万円、純資産は93億8700万円で、自己資本比率は約82%と高い。有利子負債はほとんどなく、財務基盤は堅固である。一方、収益は新設住宅着工や原材料価格の影響を受け変動する。2021年3月期には売上高90億円、純損失7億円を計上したが、その後回復し2024年3月期には売上高83億円、純利益1億円となった。2026年3月期の予想では売上高79億円、営業利益0、純利益2億円と、低調ながら黒字維持を見込む。配当については、継続的かつ安定的な利益還元を方針とし、業績に応じて増配を目指すとしている。

業界の中での役割は住宅建材メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
79億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01住宅建材主力

住宅関連市場の特定需要家向けを中心に、サッシ、ドア、エクステリア・インテリア製品等の住宅建材を製造・販売している。

主な製品・サービス3
サッシ
窓枠や扉枠などに用いる建具。住宅の開口部に設置される。
ドア
玄関ドアや室内ドアなど。住宅の出入り口に設置される。
エクステリア・インテリア製品
フェンス、ウッドデッキ、カーテンウォールなど、屋外・屋内の住宅設備製品。

製品と技術

サッシ製品:新設・リフォーム両市場をカバー

主力製品は住宅用サッシである。新設住宅向けには、気密性・断熱性に優れた高性能サッシを提供し、国の補助金施策に対応した製品も展開する。リフォーム向けには、既存窓枠を活かした交換用サッシや、省エネ性能を高める内窓などをラインアップする。次世代モデルの開発では、従来の概念にとらわれない発想で解析技術や試験検証を活用し、早期の市場導入を目指している。2024年3月期には、新型サッシ開発のための関連資産の一部について需要減少により固定資産除却損を計上したが、開発は継続中である。

エクステリア・インテリア製品の拡充

サッシに加え、エクステリア製品(アルミ製フェンス、門扉、デッキ材など)やインテリア製品(アルミ製収納、手すり、間仕切りなど)を製造・販売する。これらは他社との差別化を図るため、斬新なデザインや機能性を重視した商品開発を行っている。住宅建材事業では、エクステリア・インテリア関連商品の新規開発や販路開拓に積極的に取り組み、新設住宅市場の縮小を補う柱と位置づけている。また、施工部を設置して自社施工能力を高め、リフォーム工事の収益性向上に貢献している。

多品種少量・短納期を支える製造技術

同社の製造上の強みは、競合大手にはないレスポンスの良さとオリジナリティにある。多品種少量・短納期かつ圧倒的な特注対応力を掲げ、顧客の要望に柔軟に応える。具体的には、アルミ素材の加工技術を核に、押出成形、表面処理、組立てまでの一貫生産体制を全国6工場で展開する。工場ごとに得意分野を持ちつつ、水平展開で統一化を図る。解析技術を活用した品質検証や、試験研究所での検証により、開発から量産までのリードタイム短縮を実現している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

鋼製家具で国内ニッチ、収益改善急務

鋼製家具・オフィス機器を手掛ける金属製品メーカー。同業には日本調理機や稲葉製作所などがいるが、同社は特に鋼製収納家具で差別化を図る。近年は売上高が減少傾向で、2025/3期は営業赤字に転落。2026/3期も営業利益はゼロと低迷が続く見通し。需要の低迷と競争激化が背景にあり、抜本的な収益改善策が求められる。技術承継機構のようなM&A活用も視野に入る。

強み

  • 長年の経験と技術で、高品質な鋼製家具の製造に強みを持つ。
  • 官公庁や学校など、公共施設向けの取引実績が多く、需要が比較的安定。
  • 鋼製ならではの耐久性や耐火性が評価され、長期使用が求められる市場で優位。
  • 顧客ニーズに合わせたカスタマイズ生産が可能で、差別化に貢献。

課題

  • 売上高減少と営業赤字が続き、抜本的な収益改善が急務。
  • オフィス需要の減少や、他素材への代替が進み、市場が縮小傾向。
  • 低価格競争や海外製品の流入により、収益性が圧迫されている。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

金属製品の時価総額近傍。太字がアルメタックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15994ファインシンター44億円
23437特殊電極43億円9.4倍
35973トーアミ39億円20.0倍
45939大谷工業38億円12.6倍
53439三ツ知36億円96.9倍
65928アルメタックス35億円18.9倍
75974中国工業29億円8.9倍
85950日本パワーファスニング29億円56.9倍
95987オーネックス28億円7.2倍
105969ロブテックス25億円18.9倍
115952アマテイ24億円15.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

日本砂鉄鋼業との共同出資で設立された1969年

1969年11月、日本砂鉄鋼業株式会社(のちの合同製鉄)との共同出資により、日本エコンアルミ株式会社の原材料部門を母体として「関西軽金属株式会社」が設立された。資本金は3000万円、本店は滋賀県栗東市に置かれた。設立直後の11月24日には商号を「関西アルミ株式会社」に変更した。1970年10月には栗東工場が竣工し、アルミビレット(アルミ合金の鋳塊)の生産を開始した。当初は原材料供給が主な役割であったが、後の住宅建材事業への転換の基盤となった。

住宅建材事業へ参入した1978年

1978年1月、ニッサアルミ販売株式会社と合併し、関東地区における住宅用アルミ建材の販売を開始した。同時に東京営業所(東京都千代田区)を開設し、営業拠点を関東に広げた。同年3月には、日本砂鉄鋼業と合同製鉄の合併に伴い、前者のアルミ製品の製造販売事業を継承した。同年5月には滋賀県栗東市に滋賀工場を新設し、住宅用アルミ建材の自社生産を本格化させた。これにより、同社はアルミビレット生産から建材製造へと事業の軸足を移し始めた。

商号変更と全国展開への布石(1985~1988年)

1985年11月、茨城県古河市に関東工場を新設し、住宅用アルミ建材の生産能力を強化した。1986年4月にはコーポレートアイデンティティ(CI)を導入し、商号を「アルメタックス株式会社」に変更した。1988年4月、東京営業所を東京支店に昇格させ、関東地区の販路拡大を図った。この時期、住宅建材分野での存在感を高めるとともに、全国的な生産・販売網の構築を進めた。1989年には山口工場(山口県山口市)の新設、1990年には関東工場第2工場の竣工と、工場拡充を続けた。

大阪証券取引所への上場と拠点拡充(1991~1996年)

1991年12月、大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄および京都証券取引所に上場を果たした。上場後も生産拠点の拡大を継続し、1996年4月には静岡工場(静岡県掛川市)を新設、1997年8月には東北工場(宮城県色麻町)を新設した。これにより、北海道から九州までの全国的な供給体制を整えた。1993年7月には本社を大阪市北区に移転し、1995年7月には東京支店を新宿区に移転するなど、管理機能も拡充した。2001年4月には連結子会社であった関西アルミ製造株式会社を吸収合併し、グループ経営の効率化を図った。

アルミビレット撤退と資源循環への転換(2004~2013年)

2004年3月、本社所在地を現在地(大阪市北区大淀中)に移転するとともに、創業以来の事業であるアルミビレットの製造・販売を終了した。これにより、同社は住宅用アルミ建材の専門メーカーとしての道を本格的に歩み始めた。2010年10月には栗東資源循環センターを竣工し、廃棄物削減とリサイクル率100%を目指す取り組みを開始した。2013年7月、大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場した。

市場区分の変更とガバナンス改革(2022~2024年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第二部からスタンダード市場に移行した。2024年6月には、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、コーポレートガバナンスを強化した。この間、2021年8月には本社を同じビルの30階に移転し、東京支店も現在地に移転するなど、オフィス環境の刷新も行った。2023年3月期には営業損失を計上するなど業績は低迷したが、2025年3月期には黒字転換し、新たな事業領域への挑戦を続けている。

年表31件を開く

1960年代

  • 1969年11月商号変更日本エコンアルミ㈱の原材料部門として日本砂鉄鋼業㈱との共同出資により「関西軽金属株式会社」(本店所在地 滋賀県栗東市、資本金30百万円)を設立。 11月24日に商号を「関西アルミ株式会社」に変更。

1970年代

  • 1970年10月栗東工場(滋賀県栗東市)竣工。アルミビレットの生産開始。
  • 1975年11月本社を大阪市東区に移転。(登記上本店所在地は滋賀県栗東市)
  • 1977年12月本社を大阪市淀川区に移転。
  • 1978年1月M&Aニッサアルミ販売㈱と合併し、関東地区における住宅用アルミ建材の販売を開始。関東地区の営業拠点として東京営業所(東京都千代田区)を開設。
  • 1978年3月M&A日本砂鉄鋼業㈱と合同製鉄㈱との合併を機に、前者のアルミ製品の製造販売を継承。
  • 1978年5月滋賀工場(滋賀県栗東市)を新設し、住宅用アルミ建材の生産を開始。

1980年代

  • 1980年4月業容の拡大のため、東京営業所を東京都中央区に移転。
  • 1985年11月関東工場(茨城県古河市)を新設し、住宅用アルミ建材の生産を開始。
  • 1986年4月商号変更CIの導入を図り「アルメタックス株式会社」に商号変更。
  • 1988年4月関東地区の販路拡大を図り東京営業所を東京支店に昇格。
  • 1989年3月栗東工場の土地・建物等の生産設備を子会社、関西アルミ製造㈱(連結子会社)に営業譲渡。
  • 1989年7月山口工場(山口県山口市)を新設し、住宅用アルミ建材の生産を開始。

1990年代

  • 1990年6月関東工場第2工場竣工。
  • 1991年12月上場大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄及び京都証券取引所に上場。
  • 1993年7月本社を大阪市北区大淀中1丁目1番93号に移転。
  • 1993年9月大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄の指定解除。
  • 1995年7月東京支店を東京都新宿区に移転。
  • 1996年4月静岡工場(静岡県掛川市)を新設し、住宅用アルミ建材の生産を開始。
  • 1997年8月東北工場(宮城県色麻町)を新設し、住宅用アルミ建材の生産を開始。

2000年代

  • 2001年4月M&A関西アルミ製造㈱(連結子会社)を吸収合併。
  • 2001年6月本店所在地を大阪市北区に移転。
  • 2004年3月本社及び本店所在地を現在地(大阪市北区大淀中1丁目1番30号)に移転。アルミビレットの製造・販売を終了。

2010年代

  • 2010年10月栗東資源循環センター(滋賀県栗東市)を竣工。
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2014年4月山口工場、静岡工場、東北工場を山口センター、静岡センター、東北センターに改称。
  • 2018年4月山口センター、静岡センターを山口工場、静岡工場に改称。

2020年代

  • 2021年8月本社及び本店所在地を現在地(大阪市北区大淀中1丁目1番30号)で20階から30階に移転。
  • 2021年8月東京支店を現在地(東京都新宿区岩戸町)に移転。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。
  • 2024年6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • リサイクル率100%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    高付加価値建材の拡販と新規開拓

    新設・リフォーム用住宅建材の販売を堅持し、高性能で差別化されたサッシやエクステリア・インテリア商品を開発・拡販する。リフォーム分野では大手住宅メーカー向けに集中。戦略部門では新規事業分野への挑戦も行う。

  2. 02

    次世代サッシ開発とオリジナル商品創出

    従来概念にとらわれない解析技術と試験検証により次世代高性能サッシを開発し早期市場導入を目指す。アルミ素材を核に技術開発力とネットワークを活かしたオリジナル商品開発を推進する。

  3. 03

    多品種少量・短納期の製造力強化

    業界随一のものづくりを目指し、レスポンスの良さとオリジナリティを追求。高い製造品質と環境変化対応力を磨き、工場間の水平展開・統一化・スリム化で無駄を省き収益向上を図る。

  4. 04

    IT基盤変革で業務効率と事業拡大を加速

    IT推進部が全社の情報システム・情報セキュリティを一元管理し、10年先を見据えた柔軟な情報基盤の構築計画を立案・実行。働き方改革や新規事業展開を加速する。

  5. 05

    サステナビリティ推進と社員活躍支援

    ゼロエネルギー住宅への関与、SBT目標達成、廃棄物削減・リサイクル率100%に取り組む。人材育成や能力重視の評価、テレワーク推進、女性幹部登用など多様性に対応した職場環境を整備する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で331人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は468万円で、9期前と比べて+2.9%平均年齢は47.1歳、平均勤続年数は19.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月410
2018年3月409
2019年3月45542.614.8411
2020年3月43942.915.3399
2021年3月43143.616.8367
2022年3月45044.317.3364
2023年3月46345.317.8360
2024年3月46045.718.4345
2025年3月46146.719.6340−59
2026年3月46847.119.63310

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
滋賀工場 — 滋賀県栗東市550百万円
住宅建材部門
栗東資源循環 センター — 滋賀県栗東市409百万円
住宅建材部門
関東工場 — 茨城県古河市397百万円
住宅建材部門
静岡工場 — 静岡県掛川市270百万円
住宅建材部門
山口工場 — 山口県山口市180百万円
住宅建材部門
東北センター — 宮城県加美郡 色麻町96百万円
住宅建材部門

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は79億円営業利益0億円前期と比べると減収で、売上が-4.8%。

売上高
-4.8%
79億円
営業利益
0億円
純利益
2億円
営業利益率
0.0%
前期比 +2.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高80億円79億円
営業利益0億円0億円
純利益1億円2億円
1株あたり配当¥8¥8

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は18億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−28.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q231
2024年1Q2500.00
2024年2Q2400.00
2024年3Q2500.00
2024年4Q201
2025年2Q43−1−2.30
2025年4Q40−1−2.50
2026年2Q40−1−2.50
2026年4Q3912.62
2027年1Q18−1−5.60

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は102億円から79億円へ77%に減った。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
2013年3月10253
2014年3月11564
2015年3月9832
2016年3月11653
2017年3月12154
2018年3月11842
2019年3月1110−1
2020年3月10411
2021年3月901−7
2022年3月9544
2023年3月9733
2024年3月9411
2025年3月83−2−1−2.40
2026年3月79020.02

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高79億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の2.5%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.0%64億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.0%15億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
19.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.3pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.7pt
2.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.2pt
1.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は17億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−2−1−3−317
2014年3月2−2−1015
2015年3月7−3−2417
2016年3月2−6−1−413
2017年3月7−3−1415
2018年3月5−6−1−113
2019年3月3−3−1011
2020年3月4−1−1314
2021年3月3−3−1013
2022年3月5−1−1417
2023年3月40−1419
2024年3月3−1−1221
2025年3月1−2−1−119
2026年3月3−3−1017

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は114億円。このうち返さなくてよい自己資本が94億円で、自己資本比率は82.4%(業種中央値59.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月99782179.3
2014年3月103812279.0
2015年3月107852279.8
2016年3月111872478.9
2017年3月117912677.8
2018年3月117932479.1
2019年3月115902578.6
2020年3月111882379.2
2021年3月106842278.8
2022年3月111862577.3
2023年3月115892677.4
2024年3月122942877.0
2025年3月112922081.8
2026年3月114942082.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
17億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
32億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
20億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率87社中7位あたり、逆に低いのは営業利益率87社中83位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.7%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
82.4%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-4.8%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥291で、1年前と比べて+6.1%過去52週の値幅のなかでは52%の位置にある。

¥291-1.7%1ヶ月+3.6%1年+6.1%時価総額35億円
過去52週の値幅
安値¥250高値¥329

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.9倍
PER (会社予想)24.4倍
PBR0.44倍
配当利回り2.75%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は283円(7/31)。直近1ヶ月で+3.3%上昇するも、7/23に295円まで上昇後は頭打ち。52週高値329円に対し、現在は約14%下の水準。25日線(283円)とほぼ同水準で、75日線(278円)を上回る。出来高は7/23に13.8万株と急増したが、その後は減少傾向。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは18.4倍と業界平均18.2倍とほぼ同水準だが、PBRは0.43倍と大きく割安。ROEは1.7%と低く、収益性は低いが、PBRの低さは顕著。配当利回りは2.83%と業界平均3.76%を下回る。業績は低迷しているが、資産価値に比べて株価が割安。割安だが収益性の低さがリスク。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.9倍49.7倍
PER (予想)24.4倍
PBR0.44倍1.13倍
ROE1.7%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は低迷し、2025/3期は営業赤字、2026/3期は黒字転換見込みだが利益率は極めて低い。強気派は低PBR(0.43倍)や資産価値に着目し、反転期待で買い向かう可能性がある。弱気派は需要減退と競争激化で収益改善は困難とみる。時価総額34億円と超小型で、流動性リスクも高い。

プラスに働く材料7
  • 割安な資産価値

    PBR0.43倍、純資産価値に比べ株価低い

  • 黒字転換期待

    2026/3期は営業損益ゼロ予想、改善の兆し

  • 需給改善の可能性

    建設投資の回復で需要増加余地

  • 営業損益は-2億円から0億円に改善決算発表後影響

    FY2025/3営業損失2億→FY2026/3営業利益ゼロと黒字転換。

  • 純利益は0億→2億円と増益通年影響

    FY2025/3 0億→FY2026/3 2億円。特別利益も寄与。

  • PBR0.43倍と純資産の4割強の株価継続影響

    1株283円に対し1株純資産約666円。下値不安は小。

  • 配当利回り2.83%を維持通年影響

    年間配当8円相当で利回り2.83%。減益期も配当維持。

マイナスに働く材料7
  • 収益力の脆弱性

    営業利益率0%付近、赤字転落リスク高い

  • 需要構造の悪化

    国内建設需要の長期的減少傾向

  • 低流動性とガバナンス

    時価総額34億円、機関投資家の関心低い

  • 売上高は94→83→79億円と3期連続減収通年影響

    FY2024/3 94億→FY2025/3 83億→FY2026/3 79億円。

  • 予想PER23.7倍と実績18.4倍から悪化決算発表後影響

    来期減益予想でPERが23.7倍に上昇。割高感。

  • ROE1.7%と資本収益性が著しく低い継続影響

    PBR0.43倍でもROE1.7%では株主価値が増えない。

  • 外国人保有1.13%で需給が脆弱継続影響

    売買が細く、売り圧力で株価が下がりやすい。

次の決算で確かめる点
売上高の推移
需要動向を測る基本指標
営業損益
収益改善の達成度を確認
受注高
将来の売上を占う先行指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり8で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.75%。

年間配当
¥8
1株あたり
配当利回り
2.75%
いまの株価に対して
配当性向
52.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1235.1
2018年3月120.068.6
2019年3月120.0
2020年3月120.0204.1
2021年3月6−50.0
2022年3月1066.729.2
2023年3月8−20.030.8
2024年3月80.0106.8
2025年3月80.0300.8
2026年3月80.052.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥8

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,109人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.6%を占め、残る54.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他50.250.846.349.350.651.6
事業法人43.442.744.142.943.042.6
自己株式13.513.212.912.612.312.0
金融機関4.03.85.73.93.03.0
証券会社1.31.61.41.92.61.6
外国法人1.01.02.52.10.81.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01積水ハウス株式会社31.40
02積水化学工業株式会社5.90
03アルメタックス従業員持株会3.74
04吉野 友裕2.50
05酒井 一1.45
06遠山 和子1.26
07篠原 寛1.02
08株式会社みずほ銀行1.02
09株式会社三菱UFJ銀行1.02
10JPモルガン証券株式会社0.78

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−45%、1株純資産は14期で+18%。直近期のROEは1.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月287603.910.636.0
2014年3月377904.79.738.3
2015年3月198252.419.351.8
2016年3月308473.511.337.1
2017年3月348843.911.435.1
2018年3月178992.023.068.6
2019年3月−8874−0.9
2020年3月68500.736.7204.1
2021年3月−71814−8.5
2022年3月348274.28.029.2
2023年3月268543.113.830.8
2024年3月79030.940.7106.8
2025年3月38800.399.3300.8
2026年3月158961.718.652.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額99百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
村治俊哉代表取締役 社長兼 社長執行役員5874,000
濵岡峰也社外取締役70
綱島甲二取締役兼 専務執行役員 技術開発管掌兼営業部門担当5125,000
神徳英機取締役兼 常務執行役員 生産部門担当兼滋賀工場長5518,000
山元秀和取締役 常勤監査等委員6914,000
渡部健社外取締役 監査等委員70
佐野俊之社外取締役 監査等委員72

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)45986717
社外取締役318186
取締役(社内)1141414

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容142字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、住宅関連市場における特定需要家向を中心とした住宅建材製品の製造及び販売を主たる事業としており、サッシ、ドア、エクステリア・インテリア製品等の製造販売を行っております。 当社は、住宅建材部門の単一セグメントであります。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,155字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、これまで住宅建材メーカーとして独自の地歩を固めながら「健康」「快適」「環境共生」をキーワードに、より質の高い健康で快適な環境にやさしい住生活文化の創造を目指し、常に新たなモノを提案することを基本として経営を進めてまいりました。 今後ともお客様の満足を通じて事業の成長と企業価値の最大化を目指すとともに、ビジョン“アルミをコアに世界の未来をデザインする”のもと、積み重ねてきた技術と大いなる希望をもって新たな事業領域の拡大に挑戦してまいります。 また、私たちは健全な事業活動を通じて、社会課題の解決と持続的な社会の発展に貢献していくことを目指し、「いいものを創ることが人びとの幸せを実現させる」という経営理念のもと、お客様、株主様、お取引先様、従業員、全てのステークホルダーの皆様の幸せを第一に考え経営に取組んでまいります。 (2)会社の経営戦略 ①営業戦略 当社主力製品である新設住宅用建材及びリフォーム用住宅建材の販売を堅持する中で、高性能で付加価値の高いサッシ、斬新なデザインや機能を有した他社と差別化できる商品を開発し、商品の拡販に取組んでまいります。リフォーム分野では、大手住宅メーカー向けに集中し、更なる拡販に取組んでまいります。住宅用建材事業では、エクステリア関連商品・インテリア商品などの新商品開発や新規販路開拓に積極的に取組んでまいります。 戦略部門では、新規事業分野へも挑戦してまいります。マーケティング活動を行い将来性のある分野を見極め、自社の経営資源の活用や他社との業務提携なども視野に入れ、新たな事業分野への参入にも積極的に挑戦してまいります。 ②技術戦略 当社の主力製品となるサッシについては、次世代高性能モデルを開発するため従来の概念にとらわれない発想により解析技術の活用や試験研究所での試験検証を実施し、早期の市場導入を目指して取組んでまいります。さらにオリジナル商品の開発においては、アルミ素材をコアに当社の強みとなる技術開発力に加え、これまでに培ったネットワークを活かして積極的に取組んでまいります。 ③製造戦略 業界随一のものづくり企業を目指して、競合大手にはないレスポンスの良さとオリジナリティを追求し、多品種少量・短納期かつ圧倒的な特注対応力でお客様の要望にお応えすることはもとより、さらに高い製造品質とあらゆる環境変化対応力に磨きをかけ、お客様満足度向上に最大限努め、安定した生産の維持を心がけてまいります。また、工場間での水平展開・統一化、簡素・スリム化体制を構築し、徹底的な業務集約等により無駄を省き収益向上を図ってまいります。 ④IT戦略 戦略部門におけるIT推進部では、全社の情報システム・情報セキュリティを一元管理して、業務効率の一層の向上を図ってまいります。直近の改善活動はもとより、10年先の当社の姿をターゲットに、働き方の変革や事業拡大、新規事業展開等を加速させる、柔軟な情報基盤の構築計画を立案・実行してまいります。 ⑤財務戦略 持続的成長を支える強固な財務基盤を確立し、成長投資に機動的に対応できる投資余力の確保を図るとともに、企業価値向上を念頭に、生産ラインの拡充や研究開発、人材育成、新規事業等への投資を進めてまいります。また、配当につきましては、将来の事業展開にも留意しながら、業績等を勘案して継続的かつ安定的な利益還元に努め、さらに将来に向けて安定的に増配ができるよう取組んでまいります。 ⑥社会性向上戦略 サステナビリティ基本方針に基づき、ゼロエネルギー住宅への関与、SBT認証での目標達成、廃棄物削減とリサイクル率100%など、社会にやさしい会社づくりを目指します。また、計画的な人材育成や能力重視の評価基準など、社員のモチベーション向上に取組んでまいります。さらには、テレワーク、在宅勤務の実施により、子育て世代や介護が必要な世代に優しく、社員が働きやすい環境を整備して、人材の確保に努めていきます。また、女性幹部の積極的登用など多様性社会に適用した会社の構築に積極的に取組んでまいります。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 円安基調の継続に伴う原材料価格やエネルギーコストの高止まりに加え、米国の金融政策や通商政策の動向、地政学的リスクとしてのウクライナ情勢及び中東地域の緊張の長期化など、世界経済の先行きには依然として不透明感が残る状況が続いております。 また、住宅建材産業を取り巻く環境は、社会構造の変化、新築住宅市場の縮小などで競争が激化するなど大きな変革の時期を迎えています。 このような事業環境の変化に対応し新たな成長を遂げるために、引続きお客様志向の新製品の開発による受注拡大を図るとともに、販売体制の充実、コスト構造の変革に抜本的に取組んで経営体質の強化と業績の向上に努めてまいります。 とりわけ、当社の基本方針を踏まえ、販売拡大、コスト競争力・新製品開発による付加価値の強化に努めるとともに、資産の効率化を図ってまいります。
事業等のリスク447字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 当社の主要な販売先は大手プレハブ住宅会社を中心とする特定需要家であり、その特定需要家の売上動向により、当社の財政状態・経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社が使用する原材料の一部の価格が、国際情勢等の変化により変動し、財政状態・経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社が保有する投資有価証券は、株式市場の動向、政府の金融政策、国際情勢等の変化により、財務上及びリスク管理の点から売却する可能性があります。その場合、当社の財政状態・経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,408字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当期の我が国経済は、雇用環境の改善や賃上げの広がりを背景に、個人消費には一部持ち直しの動きがみられたものの、物価上昇の長期化による実質購買力の低下が消費マインドを下押しする状況が続きました。また、円安基調の継続に伴う原材料価格やエネルギーコストの高止まりに加え、米国の金融政策や通商政策の動向、地政学的リスクとしてのウクライナ情勢及び中東地域の緊張の長期化など、世界経済の先行きには依然として不透明感が残る状況となりました。 国内の住宅建材市場におきましては、少子高齢化や建設コスト・住宅ローン金利の上昇を背景に、新設住宅着工戸数は低調に推移いたしました。一方で、既存住宅の有効活用や住環境改善を目的としたリフォーム需要には底堅さがみられるものの、消費者の住宅取得意欲は慎重な姿勢が続き、市場環境は依然として厳しい状況にあります。 このような事業環境のもと、当期の主な取組みとして、営業活動につきましては、①営業推進部を新たに設置して、一般顧客・取引先様向け住宅用各種建材のEC販売(ネット販売)と新規取引先の開拓に注力いたしました。②施工部を新たに設置して、リフォーム工事の自社施工能力向上のため人員を増強するなどコスト削減と収益性向上に努めました。③事業領域の拡大と収益基盤の安定化を図るため、収益物件(賃貸用アパート)を取得するとともに、本年2月には宅地建物取引業の免許を取得しました。 次に、研究開発活動につきましては、新型サッシの研究開発のほか住宅用各種建材の新規商品の開発にも取組みました。 さらに、従業員のモチベーション向上を目的として、年功序列型の人事評価制度から業績評価重視型の人事評価制度に改革するなど人材育成への取組み強化にも努めました。 このような取組みの結果、当期の経営成績は、売上高につきましては、新設住宅着工戸数の減少を背景として、主力製品である新設住宅用建材の需要低迷が続く中、国の補助金施策を追い風に、リフォーム建材分野の受注拡大に注力いたしましたが、新設住宅用建材の受注減少を補うには至らず、78億8千6百万円(前年同期は82億9千6百万円、4.9%減)となり前年同期を下回る結果となりました。一方、利益面につきましては、生産性の改善、業務の合理化による原価低減、製品価格の見直し・交渉など収益構造の改革により、営業利益で9百万円(前年同期は営業損失で2億1千4百万円)、経常利益で1億6千2百万円(前年同期は経常損失で7千万円)となり、いずれも前年同期を上回る結果となりました。また、特別損失として、建設仮勘定に計上していた新型サッシ開発のための関連資産を、一部需要が見込めず固定資産除却損4千万円を計上したものの、特別利益として、一部持合株式の解消による投資有価証券売却益8千3百万円を計上したこと、法人税等が実効税率より低くなったことにより、当期純利益は1億6千1百万円(前年同期は2千7百万円、479.8%増)となりました。 資産合計は、前事業年度末に比べて1億5千8百万円増加し、113億9千5百万円となりました。主な内容としては、現金及び預金が1億4千6百万円、電子記録債権(受取手形を含む)及び売掛金が合わせて5億9百万円それぞれ減少し、事業用不動産を購入したこと等により建物が1億4千7百万円、土地が1億1千8百万円、将来の基幹システムへの投資等により無形固定資産が1億8千7百万円、原材料及び貯蔵品が2億7千5百万円それぞれ増加したこと、一部持合い株解消による投資有価証券を売却するも、市場価格が前事業年度末に比べ増加し、関係会社株式の評価と合わせて1億4千9百万円増加したことによるものであります。 負債合計は、前事業年度末に比べて4千1百万円減少して20億8百万円となりました。主な内容としては電子記録債務(支払手形を含む)が1億5千6百万円減少し、未払金が5千2百万円、繰延税金負債が6千万円それぞれ増加したことによるものであります。 純資産合計は、前事業年度末に比べ1億9千9百万円増加して93億8千7百万円となりました。主な内容としては、繰越利益剰余金が7千7百万円、その他有価証券評価差額金が1億1千2百万円それぞれ増加したことによるものであります。 ②  キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前年同期に比べ1億4千6百万円減少して17億3千3百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ2億2千5百万円増加し、2億8千万円となりました。主な内容としては受取利息及び受取配当金1億5千3百万円を控除した税引前当期純利益が5千万円、減価償却費1億1千6百万円、売上債権の減少額4億9千6百万円により資金が増加し、棚卸資産の増加額2億7千万円及び仕入債務の減少額1億3千9百万円により資金が減少したことによるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ1億7千9百万円減少し、△3億4千3百万円となりました。主な内容としては有形固定資産取得による支出が3億5百万円、無形固定資産の取得による支出が1億3千8百万円、投資有価証券の売却による収入が9千8百万円によるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、△8千3百万円となりました。これについては前年同期と同水準となりました。 ③  生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績 当事業年度における生産実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 住宅建材部門   5,608,248   △6.3% b. 受注実績 住宅建材部門におきましては、販売計画に基づく見込生産を行っており、受注高及び受注残高はありません。 c. 販売実績 当事業年度における販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 住宅建材部門   7,886,491   △4.9% (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前事業年度   当事業年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 積水ハウス㈱   4,263,383   51.4   3,977,844   50.4 セキスイハイム工業㈱   887,199   10.7   809,648   10.3 積水ハウスリフォーム㈱   890,262   10.7   -   - (注1) 当事業年度における、積水ハウスリフォーム㈱の総販売実績に対する販売実績の割合が10%未満となるため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものです。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社を取り巻く経営環境が不安定な状況下で、売上高につきましては、新設住宅着工戸数の減少を背景として、主力製品である新設住宅用建材の需要低迷が続く中、国の補助金施策を追い風に、リフォーム建材分野の受注拡大に注力いたしましたが、新設住宅用建材の受注減少を補うには至らず、厳しい経営環境が続いております。 利益面につきましては、生産性の改善、業務の合理化による原価低減、製品価格の見直し・交渉など収益構造の改革に取組み、収益率の改善を図ることができました。また、特別損失として、固定資産除却損を計上したものの、特別利益として投資有価証券売却益を計上したこと、法人税等が実効税率より低くなったことにより、当期純利益は前年同期を上回る結果となりました。 次期におきましては、新設住宅着工戸数の伸び悩み、原材料価格をはじめとする仕入価格等の高止まりが続くものと見込まれますが、営業強化による新設住宅用建材の受注堅持、リフォーム建材の受注拡大、新規取引先の獲得や新製品の更なる開発に注力してまいります。また、前年に引続き生産性の改善、業務の合理化、製品の価格の見直し・交渉など収益構造の改革に全社にて取組んでまいります。これらに加えて、収益物件を取得して不動産価値の向上を図った上で売却するビジネスモデルについて検討を進め、既存の住宅関連事業とのシナジー創出を目指してまいります。 資産の増加は、主に原材料及び貯蔵品、土地、建物、ソフトウエア仮勘定、投資有価証券、関係会社株式の増加によるものです。借入金等の負債もなく、流動比率は487.0%、自己資本比率は82.4%と高水準を維持しており、引続き、支払能力と安全度は高水準にあります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当事業年度における現金及び現金同等物の期末残高は前年同期に比べ1億4千6百万円減少して17億3千3百万円となりました。これは、営業活動によるキャッシュ・フローが前年同期に比べ2億2千5百万円増加し、2億8千万円に、投資活動によるキャッシュ・フローが前年同期に比べ1億7千9百万円減少し、△3億4千3百万円に、財務活動によるキャッシュ・フローが前年同期と同水準の△8千3百万円となっているためであります。 当社の資本の財源及び資金の流動性については、運転資金や設備資金等については、自己資金による調達を基本としており、その資金の源泉は営業活動によるキャッシュ・フローであります。また、余剰資金については、預金、投資有価証券及び関係会社株式等により運用しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況2財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しているとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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