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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

東天紅

Totenko Co., Ltd.8181 · Standard · 小売業

中国料理のレストランと宴会場を首都圏中心に展開。結婚式や法人宴会を主要需要とする老舗外食企業。

概要

東天紅は、中国料理のレストランと宴会場の運営を主事業とする企業である。1957年に上野観光温泉株式会社として設立され、1961年に商号変更後、東京都台東区に上野店を開業した。1978年に東京証券取引所市場第二部に上場、現在はスタンダード市場に上場。2026年2月期の売上高は48億752万円、営業利益5億1,523万円、純利益6億1,834万円。従業員数145名。飲食業に加え、不動産賃貸業も展開する。

飲食業と賃貸業の二軸で構成される収益構造

当社の事業は飲食業と賃貸業の二つに区分される。飲食業では中国料理のレストラン運営、宴会、婚礼、グリル(鉄板焼き)のサービスを提供する。2026年2月期の飲食業売上高は46億1,434万円で全体の約96%を占め、営業利益は4億3,532万円。賃貸業は不動産の賃貸収入で、売上高1億9,318万円、営業利益7,991万円と安定した収益を上げている。飲食業の売上高営業利益率は約9.4%、賃貸業は約41.4%である。

首都圏を中心に展開する11の店舗網

旗艦店は1961年開業の上野店(台東区、地下1階地上9階建て)。その他、深川店(1969年)、秋田キャッスルホテル店(1981年)、JACK大宮店(1987年)、姫路・山陽百貨店東天紅(1991年)、東京国際フォーラム店(1997年)、第一ホテル両国店(2000年)、横浜桜木町ワシントンホテル店(2000年)、KITTE名古屋店(2016年)、LUCIS GARDEN恵比寿(2017年)を展開する。客席数は年間換算で約1,060席(1,060千人)である。

売上高の推移と収益性の回復過程

2013年2月期の売上高68億円をピークに60億円台を維持していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で2021年2月期には16億円まで急減。その後回復し、2026年2月期は48億円となった。営業利益は2021年2月期に19億円の赤字を計上した後、2025年2月期に5億円の黒字に転換、2026年2月期も5億1,523万円を達成。純利益は2026年2月期に6億1,834万円と、繰延税金資産の計上もあり増益となった。

人手不足への対応とDX化の推進

経営課題として慢性的な人材不足を挙げ、調理部門の一部機械化、社内電子決裁システム、新レジシステムの導入などDX化を進めている。WEB集客の強化やSDGsへの取り組みも掲げ、2026年2月期の売上高営業利益率は10.7%と改善傾向にある。また、既存3店舗の改装・改修を実施し、設備面での競争力維持に努めている。

業界の中での役割は外食・宴会サービス提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
48億円
営業利益
5億円
営業利益率
10.4%
純利益
6億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2023/2
事業売上構成比利益利益率
財務諸表 計上額(注2)20億円50.0%-10億円-50.0%
飲食業18億円45.0%-11億円-61.1%
賃貸業2億円5.0%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01外食・宴会主力

中国料理の飲食店と宴会場を運営し、婚礼・法人宴会・一般客に提供している。直営店舗を中心に、品質とサービスを維持している。

主な製品・サービス2
中国料理レストラン
本格中国料理を提供するレストラン。婚礼・宴会に対応したコース料理が中心。
宴会場
結婚式や法人宴会、各種イベントに対応する宴会施設。

02不動産賃貸準主力

所有する不動産を賃貸し、賃貸収入を得ている。

製品と技術

本格中国料理と多様な宴会サービス

東天紅は中国料理を中心に、宴会、婚礼、グリル(鉄板焼き)の4部門でサービスを提供する。宴会部門では法事や企業接待など多目的な会食空間を提供し、WEB訴求と法人営業で受注を拡大。婚礼部門では体験価値と接客力を強化し、価格競争から価値創造へシフト。グリル部門ではWEB中心のプラン訴求で新規顧客を獲得している。

店舗ごとに異なる立地とコンセプト

上野店は大規模宴会場を備えた旗艦店。LUCIS GARDEN恵比寿は2017年開業の新コンセプト店。姫路・山陽百貨店東天紅は百貨店内出店、秋田キャッスルホテル店や横浜桜木町ワシントンホテル店はホテル内店舗と、立地に応じた形態をとる。各店舗で快適な設備と雰囲気の提供を重視し、定期的な改装・改修を実施している。

賃貸事業による安定収入の補完

不動産賃貸業は飲食業とは独立した収益源であり、安定的に収入を確保している。2026年2月期の賃貸業売上高は1億9,318万円、営業利益は7,991万円で営業利益率は約41.4%と高い。この事業により、飲食業の景気変動リスクを補完し、企業体質の強化に寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

高級料亭で高収益、規模は小粒

東天紅は高級日本料理店(料亭・レストラン)を運営する小売企業。売上高は直近3期で47~48億円と横ばいだが、営業利益率は10%超と高水準を維持している。同業の光フードサービスは売上高が大きく、トライアルHDはディスカウント型で業態が異なる。まんだらけとは小売業として比較されるが、飲食特化で直接の競合は少ない。高級志向の強みがある一方、規模拡大に限界があり、新規需要の開拓が課題。既存店維持に注力する保守的な姿勢。

強み

  • 営業利益率10%超と業界平均を上回り、安定した収益基盤。
  • 伝統的な高級料亭として知名度が高く、法人需要も堅調。
  • 高級食材の仕入れや人件費を適切に管理し、高粗利率を維持。
  • 結婚式や接待などリピート需要が多く、安定収益に貢献。

課題

  • 3期連続で売上高が横ばいで、新規顧客獲得が課題。
  • 売上50億円未満で、同業大手と比較して店舗数・影響力に劣る。
  • 若年層の高級和食離れや、カジュアル化への適応が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字が東天紅

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12666オートウェーブ27億円6.0倍
22683魚喜26億円82.0倍
38166タカキュー26億円6.4倍
43185夢展望26億円
53375ZOA26億円6.9倍
68181東天紅25億円4.1倍
77138TORICO25億円
83557ユナイテッド&コレクティブ25億円
92762SANKO MARKETING FOODS24億円
107601ポプラ23億円19.8倍
119812テーオーホールディングス22億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 18件

温泉会社から中国料理店へ:創業期(1957-1961)

1957年3月、資本金100万円で上野観光温泉株式会社を設立。可燃性天然瓦斯の掘削や温泉娯楽場の経営を目的としたが、開業には至らなかった。1961年5月、商号を株式会社東天紅に改め、同年12月に東京都台東区に地上4階地下2階建ての上野店を開業し、本格的な中国料理店として再出発した。

上場と多店舗展開の開始(1966-1984)

1966年10月に上野店を地上8階建てに増改築。1969年4月にはチェーン第1号店として深川店を開店。1978年3月に株式額面変更のための合併を経て、同年10月に東京証券取引所市場第二部に上場。1984年8月には市場第一部に指定され、首都圏での店舗網を拡大した。

全国展開と旗艦店の新築(1981-2015)

1981年8月に秋田キャッスルホテル店、1987年8月にJACK大宮店、1991年9月に姫路・山陽百貨店東天紅、1997年1月に東京国際フォーラム店、2000年に両国と横浜に店舗を開設。2015年2月には50年の節目として、高い耐震・環境性能を備えた地下1階地上9階建ての新上野店を開店し、旧店舗を売却した。

新たな都市への進出と市場区分の変更(2016-2022)

2016年6月にKITTE名古屋店、2017年8月にLUCIS GARDEN恵比寿を開店。2020年からの新型コロナウイルス感染症の影響で売上高が大幅に減少。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行した。

パンデミックからの回復と業務効率化(2022-2026)

2021年2月期に売上高16億円まで落ち込んだが、宴会・婚礼部門が上野店を中心に回復。2026年2月期には売上高48億円、営業利益5億円、純利益6億円とコロナ前の水準に戻りつつある。既存店の改装や社内電子決裁システムの導入など、業務効率化も並行して進めている。

年表18件を開く

1950年代

  • 1957年3月創業資本金100万円をもって設立、可燃性天然瓦斯温泉並びに石油の掘さく、温泉娯楽場等の経営、温泉並びに天然瓦斯の供給等を事業目的とし、上野観光温泉株式会社(東天紅の前身)を設立しましたが、開業には至りませんでした。

1960年代

  • 1961年5月商号を株式会社東天紅に改めました。
  • 1961年12月本格的な中国料理の営業を展開すべく、東天紅の第1号店である「上野店」を東京都台東区に地上4階、地下2階建の規模をもって開店。
  • 1966年10月「上野店」を地上8階建に増改築。
  • 1969年4月東京都江東区にチェーン店第1号店として「深川店」を開店。

1970年代

  • 1978年3月M&A株式額面変更のため、東京都文京区湯島4-6-11を本店とする株式会社東天紅と合併(合併後、現在所在地に移転)。
  • 1978年10月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場。

1980年代

  • 1981年8月秋田市に「秋田キャッスルホテル店」を開店。
  • 1984年8月東京証券取引所市場第一部に指定。
  • 1987年8月さいたま市大宮区に「JACK大宮店」を開店。

1990年代

  • 1991年9月兵庫県姫路市に「姫路・山陽百貨店東天紅」を開店。
  • 1997年1月東京都千代田区に「東京国際フォーラム店」を開店。

2000年代

  • 2000年5月東京都墨田区に「第一ホテル両国店」を開店。
  • 2000年10月横浜市中区に「横浜桜木町ワシントンホテル店」を開店。

2010年代

  • 2015年2月東京都台東区に新たな50年の旗艦店として、高い耐震性能と環境性能を備えた、地下1階、地上9階建ての規模をもって新「上野店」を開店。旧「上野店」を売却。
  • 2016年6月名古屋市中村区に「KITTE名古屋店」を開店。
  • 2017年8月東京都渋谷区に「LUCIS GARDEN恵比寿」を開店。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    DX化と多能工化による人材不足対応

    慢性的な人材不足に対して、業務のデジタル化と従業員の多能工化を推進し、省人化と柔軟な人員配置を実現する。

  2. 02

    WEBとリアル融合の高効率店舗運営

    WEBでの情報発信と実店舗での接客を連携させ、集客力向上と業務効率化を同時に達成する店舗運営モデルを確立する。

  3. 03

    企業理念に基づく人材採用・育成強化

    企業理念・企業使命・八徳を軸とした採用と育成プログラムを強化し、新時代のリーダーシップを担う人材を育成する。

  4. 04

    SDGsへの取組みによる成長戦略

    SDGsの具体的な活動を通じて、社会課題解決と連動した持続可能な成長戦略を創造する。

  5. 05

    安心・安全な商品提供で顧客評価向上

    品質管理を徹底し、安心・安全な料理とサービスを提供することで、より高い顧客満足と評価を獲得する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で145人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は416万円で、9期前と比べて+5.6%平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は18.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月291
2018年2月288
2019年2月296
2020年2月39438.014.5289
2021年2月30538.014.7274
2022年2月29638.815.7244
2023年2月32240.216.9197
2024年2月35840.718.1162
2025年2月40541.218.5152329
2026年2月41641.618.5145345

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.7%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)50.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
上野店(東京都台東区)ほか11店舗4,483百万円
飲食業
上野賃貸不動産(東京都台東区)ほか3,394百万円
賃貸業
主な関係会社
  • 国内
    小泉グループ㈱
    東京都台東区
    議決権30.2%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は48億円営業利益5億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.1%、利益が+0.0%。

売上高
+2.1%
48億円
営業利益
+0.0%
5億円
純利益
+50.0%
6億円
営業利益率
10.4%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高49億円48億円
営業利益5億円5億円
純利益5億円6億円
1株あたり配当¥15¥15

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は12億円、営業利益は2億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+9.1%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1218.3−2
2024年2Q1000.00
2024年3Q12216.7−1
2024年4Q132
2025年1Q1119.11
2025年2Q10110.00
2025年4Q26311.53
2026年2Q2214.51
2026年4Q26415.45
2027年1Q12216.71

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は68億円から48億円へ71%に減った。直近期の営業利益率は10.4%。純利益は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月6810
2014年2月63−22
2015年2月59−621
2016年2月62−7−7
2017年2月67−20
2018年2月6810
2019年2月7000
2020年2月68−1−2
2021年2月16−14−19
2022年2月20−2−9
2023年2月37−5−8
2024年2月474−1
2025年2月475510.64
2026年2月485510.46

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高48億円のうち、営業利益として残るのは5億円10.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の12.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金39.6%19億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金50.0%24億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.4%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
60.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.7pt
10.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+10.0pt
12.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.2pt
8.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが6億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は19億円で、売上の4.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月3−2−117
2014年2月−1−75−84
2015年2月−833−92521
2016年2月−3−9−1−127
2017年2月115−51619
2018年2月1−12−3−115
2019年2月5−21310
2020年2月3−114−86
2021年2月−13−215−156
2022年2月−532−25
2023年2月−3−15−47
2024年2月500512
2025年2月7−1−2617
2026年2月6−2−3419

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は113億円。このうち返さなくてよい自己資本が74億円で、自己資本比率は65.4%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月126913572.6
2014年2月137894864.7
2015年2月1541104471.5
2016年2月1371033474.6
2017年2月1301032779.3
2018年2月1251032282.1
2019年2月1261032381.6
2020年2月1271002778.7
2021年2月122814166.3
2022年2月112714163.5
2023年2月108634558.8
2024年2月105624359.0
2025年2月109674261.4
2026年2月113743965.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳単体ベース
現金及び預金
19億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
10億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
39億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
91
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率322社中29位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中213位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.8%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
10.4%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.4%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.1%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥988で、1年前と比べて-1.4%過去52週の値幅のなかでは11%の位置にある。

¥988+0.0%1ヶ月-0.9%1年-1.4%時価総額25億円
過去52週の値幅
安値¥950高値¥1,289

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)4.1倍
PER (会社予想)5.6倍
PBR0.27倍
配当利回り1.52%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日で0.39%上昇し1019円。25日線(1030.92円)をわずかに下回る。75日線(1016.16円)は上回る。52週高値1289円から約20.9%下落、安値921円から約10.6%上昇。RSI45.8と中立。出来高400株と極低調で、値動きは限定的。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER 4.2倍は業界平均41.1倍を大幅に下回り極めて割安。PBR 0.28倍も業界平均2.92倍を大きく下回る。ROE 8.8%と業界平均並みだが、配当利回り1.47%は業界平均13.6%を大きく下回り、配当性向6.2%と低水準。業績は改善傾向にあるが配当は抑制されており、増配余地は大きい。

指標この会社業種平均
PER (実績)4.1倍39.6倍
PER (予想)5.6倍
PBR0.27倍2.44倍
ROE8.8%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

コロナ禍後の宴会・婚礼需要回復で業績改善し、営業利益率は10%超まで回復。しかし時価総額26億円と小型株で流動性低く、業績はイベント需要に依存。強気派は需要回復と高収益体質への転換を評価。弱気派は需要の一過性と競合ひしめく外食業界での持続性を疑問視。

プラスに働く材料7
  • 宴会需要の本格回復

    コロナ明けで企業宴会・婚礼が戻り、客数増加

  • 高収益体質への転換

    営業利益率10%超、過去数年から大きく改善

  • 資産価値割安

    PBR0.28倍と解散価値に近く、下値硬い

  • 26年2月期純利益6億円・前期比50%増2026/2決算影響

    純利益が4億円から6億円へ増加、EPS改善で株価評価向上

  • 営業利益5億円・利益率10%超の安定収益通年影響

    25年2月期営業利益5億円、営業利益率10.6%を達成

  • PBR0.28倍の解散価値割れ・バリュー株として注目継続影響

    時価総額26億円に対し純資産約93億円、割安度高い

  • 黒字転換で株主還元拡充の余地次回株主総会影響

    安定利益を背景に増配や自社株買いの可能性

マイナスに働く材料7
  • 需要の一過性リスク

    宴会需要はリベンジ消費の反動減の可能性

  • 競争激しい外食業界

    差別化難しく、人件費・食材高で収益圧迫されやすい

  • 流動性極めて低い

    時価総額26億円、売買代金少なく換金リスク

  • 売上高47億円で横ばい・成長性欠如通年影響

    25年2月期売上高47億円、前期比横ばいで収益拡大見えず

  • 低流動性・価格発見機能の低下継続影響

    外国人保有0.7%、出来高僅少で需給変動に弱い

  • 小売競争激化による値下げリスク2026年下期影響

    競合店出店で既存店売上減少の恐れ

  • 個人消費低迷で売上下振れ不定影響

    消費減退で47億円の売上ベースが崩れれば営業利益5億円も変動

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
宴会・婚礼需要の回復度を直接把握
営業利益率
高収益体質が維持できるか、コスト管理の指標
客数・客単価
需要の質と量を測る基本指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり15で、前期から40.0%いまの株価に対する利回りは1.52%。

年間配当
¥15
1株あたり
配当利回り
1.52%
いまの株価に対して
配当性向
6.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年2月10112.7
2019年2月100.091.1
2025年2月25150.09.0
2026年2月15−40.06.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥15

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ3,525人。区分でいちばん多いのは事業法人44.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.6%を占め、残る43.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人40.140.039.840.140.844.0
個人・その他33.434.136.938.241.840.5
金融機関22.923.621.618.312.912.6
証券会社2.11.40.82.33.12.1
外国法人1.40.80.81.11.30.6
自己株式0.20.20.20.20.20.2
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01小泉グループ株式会社30.01
02株式会社みずほ銀行4.94
03九州アフリカ・ライオン・サファリ株式会社2.45
04ヨシダ トモヒロ2.25
05みずほ信託銀行株式会社2.25
06有限会社高瀬本社1.98
07上田八木短資株式会社1.79
08明治安田生命保険相互会社1.63
09株式会社フォートップス1.55
10損害保険ジャパン株式会社1.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+27575%、1株純資産は14期で+709%。直近期のROEは8.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月13560.2226.4
2014年2月823,4532.324.5
2015年2月8274,28221.42.4
2016年2月−2723,990
2017年2月24,0030.01166.7
2018年2月94,0070.2205.7112.7
2019年2月114,0040.3117.691.1
2020年2月−933,897
2021年2月−7553,143
2022年2月−3692,774
2023年2月−3232,461
2024年2月−522,417
2025年2月1672,6066.75.29.0
2026年2月2412,8778.84.56.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/2期の役員報酬は総額70百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小泉和久取締役社長(代表取締役)75308
藤井修造専務取締役6916
松本恵司取締役 上野店営業部長6517
佐藤昇取締役 管理部長6317
北村吉男取締役72
源川暢子取締役60
浅沼俊之常勤監査役7217
渡邉宣昭監査役77
德尾野信成監査役72

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)445125714
社外取締役47182
監査役14155

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容196字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、レストラン及び宴会場の経営を主たる業務としております。 当社の事業内容は次のとおりであります。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 (1)飲食業   中国料理による飲食店、宴会場の経営等であり、当社が販売しております。 (2)賃貸業   不動産の賃貸収入等であります。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図で示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,520字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社は社会に対して上場会社としての責任を果たすと共に「食」を通じて、経済的、文化的に貢献すること。複合レストランの展開により外食産業界における卓越性を築くこと。社員とその家族の幸福の向上に努力すると共にお客様、株主、取引先との連携を一層強化すること。新時代のリーダーシップ育成に必要な人間完成を目指す自己開発を推進すること。労使一体となって東天紅の永続のために経営強化を図ることを企業理念としております。 (2) 目標とする経営指標 当社は「豊かな食事文化を創造、提供する」ことを企業使命とし、多目的な会食空間をお客様にご利用頂くために、食事の豊かさと楽しさを提供するホスピタリティの充実に努めると共に、経営指針として、永続、発展のための増収増益。企業価値の向上。株主、取引先、社員への利益還元。内部留保による企業体質の強化を掲げ、達成するために、以下の項目を実践してまいりました。 1.DX化と多能工化による慢性的な人材不足への対応 2.WEBとリアルを融合した高効率な店舗運営の確立 3.企業理念・企業使命・八徳を基にした人材採用・人材育成への取組強化 4.SDGsへの具体的な取組みにより未来を切り開く成長戦略の創造 5.安心・安全な商品の提供を通じて、より高いお客様評価を獲得 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は企業価値の増大を重要な経営課題と位置づけ、売上高成長率及び売上高営業利益率を経営の目標指標として掲げています。その目標指標を達成するために、お料理とサービスのより一層の充実に努めると共に、一方では全社的な業務の見直しを継続的に行い効率化を推進するなど、経営資源の有効かつ適切な投入を行ってまいりました。 (参考)目標経営指標の推移 2022年2月期   2023年2月期   2024年2月期   2025年2月期   2026年2月期 売上高成長率(%)   24.0   85.5   26.3   0.7   2.1 売上高営業利益率(%)   △52.4   △16.4   9.1   10.4   10.7 (4) 対処すべき課題 対処すべき課題といたしましては、国内では原油価格や物価の上昇、人件費の高騰、人手不足など様々な問題が山積しており、依然として予測不能な状況が続いております。 また外食業界に目を向けると、各業種・業態でロボット化、オートメーション化が進み、生成AIによる変革が既にみられております。 このような環境に対応するため、営業面ではWEBでの訴求とセールス活動を一層強化し、更なる新規のお客様獲得を目指し、宴会部門・婚礼部門・グリル部門を中心に営業活動に邁進してまいります。今後はAI活用により持続的な成長と競争力の強化につなげてまいります。また、当社の重要な商品の一つである「快適な設備・雰囲気」をお客様に提供するため、今後とも、上野店をはじめ既存店舗の改装・改修に注力してまいります。 管理面では、高効率な店舗運営を目指し、更なるシステム化の推進及び効率化を図ってまいります。 さらに、人手不足への対策として、当社の魅力を打ち出す採用戦略をより一層強化するとともに、離職防止や職場環境の改善の一環として、調理部門での一部機械化を実施し、作業軽減につなげてまいります。今後も引き続き、商品やサービスの付加価値向上を保ちながら増収・増益を図り、事業の継続性を確固たるものとしてまいります。
事業等のリスク1,459字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 景気動向と競合 当社の経営成績は景気動向、特に法人需要の動向に大きく影響を受けます。外食市場においては新規参入や中食の台頭等により競争は更に激しさを増しております。今後も景気の後退、競争の激化等が続いた場合、当社業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 食材の安定確保 BSE問題、鳥インフルエンザ等の伝染病、異物混入問題等、食に対する不安が広まる中、良質な食材の量及び価格の両面における安定的確保が外食企業として成長を遂げるための不可欠な要素となっております。当社では良質な食材の安定的確保に向けて従来以上に慎重に取り組んでいく方針ですが、外的要因により当社の使用する食材の安全性に疑義が呈された場合、また、天候要因ならびに外国為替相場の動向等を反映して食材の仕入コストが大きく変動した場合などに当社業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 衛生管理 当社は飲食店営業及び食品製造・販売について食品衛生法に基づき、各営業許可を取得し、事業を行っております。当社は衛生管理の重要性を十分認識した上で、従業員に対して衛生管理の指導を徹底すると共に、外部の検査機関による定期的な検査実施等により衛生問題の発生防止を徹底しております。しかしながら、店舗において食中毒等衛生上の問題が発生した場合には、営業停止あるいは風評悪化等により当社業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 個人情報の取扱いに関するリスク 当社は営業目的で大量の顧客情報を取扱っております。当社は個人情報の漏洩を重要なリスクと認識し、「個人情報保護にかかる規程」を制定し、厳重な管理取扱を社内に周知徹底しております。しかしながら、顧客情報の流出等の問題が発生した場合には、当社の信用及び、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自然災害等のリスク 当社の事業所の多くは東京を中心とする関東圏に集中しております。従って大規模な地震・台風等の災害やウイルス感染症の流行等が発生した場合、状況によっては、正常な事業活動が行うことができなくなり、結果として当社業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 法的規制について 当社に関する主な法的規制には「食品衛生法」、「製造物責任法(PL法)」、「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律(食品リサイクル法)」等があります。これらの法規制が強化された場合や、今後新たな法律が制定された場合は、設備投資などの新たな費用が発生・増加することなどにより当社業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 敷金及び保証金について 当社は外食事業を展開するにあたり、店舗オーナーと賃貸借契約を結び敷金及び保証金の差入れを行っております。オーナーの経営状況によって、保証金の回収不能や店舗営業の継続に問題が発生した場合、当社業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 固定資産の減損について 当社では減損会計を適用しておりますが、当社の保有資産について実質的価値の下落や収益性の低下等により減損処理が必要となった場合、当社業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,275字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 (財政状態の状況) 当事業年度末の流動資産につきましては、上野店を中心に宴会部門、婚礼部門が好調に推移したことも有り、現金及び預金並びに売掛金が増加したことなどにより前事業年度末比2億4,277万円増の22億8,198万円となりました。 固定資産は主に改装に伴う有形固定資産の取得並びに投資有価証券の時価評価などにより前事業年度末比1億4,355万円増の90億725万円となりました。 総資産は前事業年度末比3億8,633万円増の112億8,924万円となりました。 負債につきましては、借入金の返済などにより前事業年度末比3億850万円減の39億188万円となりました。 純資産につきましては、繰延税金資産を計上したことも有り、当期純利益6億1,834万円の計上により、前事業年度末比6億9,483万円増の73億8,736万円となりました。 負債・純資産合計は前事業年度末比3億8,633万円増の112億8,924万円となりました。 (経営成績の状況) 当事業年度におけるわが国経済は、雇用情勢や所得環境の改善により、緩やかな回復を続けております。一方で、米国の通商政策の動向、金融資本市場の変動、緊迫化する国際情勢や物価上昇による消費者心理の冷え込みなど、先行き不透明な状況が継続しております。 外食業界におきましても、インバウンド需要を背景に堅調な推移をみせておりますが、国産米をはじめとする原材料価格、物流費、人件費及び水道光熱費など、各種コスト高騰の状況が続いております。 このような環境が続く中ではありますが、当社は引き続き、新規顧客の獲得を目指し、宴会、婚礼、グリル、外販の4部門において積極的な営業活動を展開し、安定した収益を創出し続けられる経営基盤の確立に向け取り組んでまいりました。 この取り組みの結果、当事業年度におきましては宴会部門・婚礼部門が上野店を中心に好調を維持し、増収・増益となりました。 宴会部門では、堅調な需要を確実に受注へつなげるため、WEBでの訴求強化ならびに法人向け営業に注力してまいりました。今後につきましても上野店を中心に予約受注は順調に推移しております。引き続き、お客様のご要望を的確に捉え、積極的な情報発信を通じて新規宴会の獲得に努めてまいります。 婚礼部門では、激化する市場において競争に打ち勝つため、体験価値・接客力・デジタル戦略等の強化を行い、価格競争から価値創造へとシフトいたしました。今後も継続的に新規プランや演出の導入を通じて、付加価値の創出を目指してまいります。 グリル部門では、WEBを中心にプランを訴求し、既存顧客に加えて新規顧客の獲得に努めてまいりました。コンセプトの再徹底と他社との差別化及び顧客データの活用により、集客力の一層の強化を図ってまいります。 さらに、将来的な増収に向けた店舗投資として既存3店舗の改装・改修を実施するなど各施設の継続的な見直しを行いました。 管理面では、更なる業務効率化を進め省人化・省力化に向け社内電子決裁システムの運用や新レジシステムの導入などを実施いたしました。これからも企業価値の向上と競争力の強化を目指し、人材・設備・システムといった重要分野への戦略的な投資を積極的に進めてまいります。 このような取り組みにより、売上高・営業利益・経常利益はいずれも前年を上回りました。また当期純利益については、最近の業績動向と今後の見通しを踏まえて繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討し、当期末に計上いたしました。 結果として、当事業年度の売上高は、前年同期比2.1%増の48億752万円、営業利益は前年同期比5.1%増の5億1,523万円、経常利益は前年同期比2.6%増の4億7,406万円、当期純利益は前年同期比43.8%増の6億1,834万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 ①飲食業 飲食業におきましては、上記の理由により、売上高は前年同期比2.1%増の46億1,434万円、営業利益は前年同期比6.0%増の4億3,532万円となりました。 ②賃貸業 賃貸業におきましては、安定的に賃貸収入を確保しております。売上高は前年同期比1.3%増の1億9,318万円、営業利益は前年同期比0.5%増の7,991万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は18億7,380万円となり前事業年度末と比較して2億1,485万円の増加となりました。 これは税引前当期純利益の計上、減価償却費の計上などによるものであります。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は6億2,713万円となりました。(前年同期は7億2,677万円の収入) これは主に、税引前当期純利益の計上、減価償却費の計上などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は1億5,023万円となりました。(前年同期は1億1,165万円の支出) これは主に、既存店の改装による有形固定資産の取得などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は2億6,204万円となりました。(前年同期は1億7,752万円の支出) これは主に、借入金の返済並びに配当金の支払いなどによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産能力及び生産実績 当事業年度の生産能力(客席数)及び生産実績(客数)をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高 客席数(千人)   前年同期比(%)   客数(千人)   前年同期比(%) 飲食業   1,060   100.0   463   96.2 (注) 客席数につきましては、営業日数を乗じて算出しております。 b. 販売実績 当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 飲食業   4,614,342   102.1 賃貸業   193,184   101.3 合計   4,807,526   102.1 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成に当たって用いた見積り及び仮定のうち、重要なものは、第5「経理の状況」1「財務諸表等」(1)「財務諸表」「注記事項」(重要な会計上の見積り)に記載しております。 ② 経営成績の分析 当社は適切な成長性と収益性の確保を通じて着実な業容拡充と企業価値の向上を図ることを経営目標としております。そのために、売上高成長率及び売上高営業利益率を目標指標としております。単年度の売上高、営業利益、経常利益の目標を設定し、目標達成に向けた分析・検討を行っております。 a. 売上高及び営業利益 売上高は前年同期比9,692万円増の48億752万円となりました。これは主に、様々な用途に合わせたプランの見直しを継続的に行い、ネット媒体からの受注強化と法人への対面セールスに注力し、上野店を中心に宴会部門・婚礼部門が好調に推移したことなどによるものであります。 売上原価は前年同期比2,815万円増の19億2,208万円となりました。これは主に、売上高の増加及び原材料価格の高騰によるものであります。 販売費及び一般管理費は前年同期比4,357万円増の23億7,020万円となりました。これは主に、人手不足による人件費並びに店舗改装に伴う減価償却費等の増加によるものであります。 上記の結果、営業利益は5億1,523万円(前年同期は営業利益4億9,004万円)となりました。 b. 営業外損益及び経常利益 営業外収益は前年同期比523万円増の1,511万円となり、営業外費用は前年同期比1,827万円増の5,629万円となりました。 上記の結果、経常利益は4億7,406万円(前年同期は経常利益4億6,190万円)となりました。 c. 特別損益、法人税等及び当期純利益 特別損失は前年同期比933万円減の1,120万円となりました。これは主に、店舗改装に伴う解体撤去等によるものであります また、最近の業績動向と今後の見通しを踏まえて繰延税金資産1億6,736万円を計上いたしました。 以上の結果、当期純利益は6億1,834万円(前年同期は当期純利益4億3,007万円)となりました。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、第2「事業の状況」3「事業等のリスク」をご参照下さい。 ④ 経営戦略の現状と見通し 当社は複雑で高度化した社会のニーズに対応し、お客様にご満足頂くため、カスタマーズ・ヴァリューのある商品を創造・提供できる体制づくりを目指しております。その実現のために、ホスピタリティ精神にあふれる人材の育成、時代の要請に応える商品、業態や店舗の開発、管理部門の高度情報化に力を注いでまいります。 今後とも「豊かな食事文化を創造、提供する」ことを目指して、お客様一人ひとりのご要望にお応えするために、企業価値を高めながら社会と共に発展してまいりたいと考えております。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社の運転資金需要は、原材料及び人件費を主とした販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした設備資金需要は、新規出店、改装・改修等によるものであります。 また、金融機関の借入枠も十分有しており、今後の運転資金や設備資金の需要にも迅速に対応できるものと考えております。 キャッシュ・フローの状況につきましては、第2「事業の状況」4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況をご参照下さい。 なお、当社のキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。 2024年2月期   2025年2月期   2026年2月期 自己資本比率(%)   59.0   61.4   65.4 時価ベースの自己資本比率(%)   20.4   20.7   24.8 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   6.1   4.1   4.5 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   19.7   12.3   12.8 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注)1.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 2.キャッシュ・フローは、キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いにつきましては、キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ⑥ 経営者の問題認識と今後の方針について 当社は「豊かな食事文化を創造、提供する」ことを企業使命とし、多目的な会食空間をお客様にご利用頂くために、食事の豊かさと楽しさを提供するホスピタリティの充実に努めると共に、企業価値の増大を目指してまいります。 特に、企業価値の増大を重要な経営課題と位置づけ、その目的を達成するために、お料理とサービスのより一層の充実に努めると共に、一方では全社的な業務の見直しを継続的に行い効率化を推進するなど、経営資源の有効かつ適切な投入を行ってまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。