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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ファルテック

FALTEC Co.,Ltd.7215 · Standard · 輸送用機器

自動車外装部品のサプライヤー。ラジエターグリルやミリ波レーダーカバーなど樹脂・金属部品を自動車メーカーに直接供給する。

概要

ファルテックは、自動車外装部品、自動車純正用品、自動車関連機器の3事業を手掛ける輸送用機器メーカーである。2004年に㈱アルティアと橋本フォーミング工業㈱が経営統合し、持株会社として設立された。2026年3月期の連結売上高は732億円、従業員数は1,764名。東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、親会社はTPR㈱である。

三つの事業で構成される収益構造

ファルテックグループは、自動車外装部品、自動車純正用品、自動車関連機器の3事業を柱とする。自動車外装部品は、自動車メーカーの製造ラインに直接組み込まれるラジエターグリルやミリ波レーダーカバー、ウィンドウモールなどを含み、売上の大部分を占める。自動車純正用品は、リモコンエンジンスターターやリアビューカメラなど、ディーラーオプションとして販売される。自動車関連機器は、車検用機器やタイヤ組立装置、非常動力装置など、整備工場や製造ライン向けに供給される。2026年3月期の売上高732億円のうち、日本セグメントが592億円(約81%)、アジアが65億円、北米他が74億円である。

日本・アジア・北米他に広がる生産拠点

グループは日本に5社、アジアに4社、北米他に2社の子会社を擁する。国内では本社機能を持つ当社のほか、めっき加工を担う㈱北九州ファルテック、自動車関連機器を製造する㈱アルティアなどが存在する。アジアでは中国の広東省と湖北省に樹脂外装部品工場を、タイにFALTEC SRG GLOBAL (THAILAND) CO.,LTD.を持つ。北米ではFALTEC AMERICA, INC.、欧州ではFALTEC EUROPE LIMITEDが現地生産を担う。2023年5月には三河事業所が操業を開始し、国内の生産能力を拡充している。

TPRグループにおける位置付けと経営の独立性

ファルテックの親会社は、エンジン機能部品メーカーのTPR㈱である。TPRは2012年4月にファルテックに出資し、グループ化した。両社はともに自動車業界に属するが、製品領域が異なるため、相互に経営の独立性を維持しながら企業グループを形成する方針である。ファルテックは自動車外装部品のものづくり力と純正用品の企画力を強みとし、TPRとは別の技術基盤を持つ。この独立性のもと、ファルテックは独自の経営方針に基づき、コスト競争力向上や海外事業再建などに取り組んでいる。

業界の中での役割は自動車部品サプライヤー(Tier 1)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
732億円
営業利益
16億円
営業利益率
2.2%
純利益
-8億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
自動車外装部品・純正用品事業540億円73.8%
自動車関連 機器事業192億円26.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車メーカー(完成車OEM)主力

自動車メーカーの製造ラインで装着される外装部品を供給。ラジエターグリル、ミリ波レーダーカバー、ウィンドウモール、ルーフレールなどを手掛け、樹脂成形技術と表面処理技術、金属加工技術を強みとする。自動車メーカーへの提案活動から設計・開発・生産まで一貫して行い、共同開発も実施。

主な製品・サービス5
ラジエターグリル
車両前面の冷却空気取り入れ口を覆う樹脂部品。自動車の意匠性と機能性を両立し、メッキや塗装など高品質な表面処理が特徴。
ミリ波レーダーカバー(RADOME)
先進運転支援システム(ADAS)に使用されるミリ波レーダーを保護するカバー。電波透過性と意匠性を両立する樹脂部品。
ウィンドウモール
ドアやウィンドウ部に装着される金属・樹脂複合部品。ロール成形技術と3次元特殊曲げ加工を組み合わせ、機能と外観の高品質を実現。
ルーフレール
ルーフパネルに沿った3次元特殊曲げ形状のアルミ製レール。5軸CNC加工とストレッチベンダーを活用して生産。
樹脂ルーフレール
樹脂製のルーフレール。軽量化と意匠性を両立する外装部品。

02自動車ディーラー(純正用品)準主力

自動車メーカーまたは海外メーカーの日本法人に納入し、ディーラーを通じて純正用品として販売。リモコンエンジンスターター、TCU(テレマティクス通信ユニット)、リアビューカメラなどを手掛ける。自動車販売促進のためのアクセサリー提案も行う。

主な製品・サービス5
リモコンエンジンスターター
遠隔操作でエンジンを始動できる装置。寒冷地での利便性向上に貢献。
TCU(Telematics Communication Unit)
車両の通信を担うユニットで、テレマティクスサービスを実現。
リアビューカメラ
後方確認を支援するカメラ。駐車時の安全性を向上させる。
イルミキッキングプレート
光るキッキングプレートで、車両のカスタマイズ用品。
スプラッシュガード
泥はねを防ぐための部品で、車両の外観を彩る。

03自動車整備・製造業副次

自動車ディーラーのサービス工場や整備工場向けの検査・整備用機器(リフト、車検機器)、自動車製造ライン向けのタイヤ組立装置、アライメントテスター、パワーシステム(非常用動力装置、空調用ガスエンジン)などを提供。機械工具業界で唯一自社工場を持ち、企画からアフターサービスまで一貫して行う。

機械工具業界で唯一自社工場を有する

主な製品・サービス5
リフト機器
車両を持ち上げるための整備用リフト。作業効率と安全性を向上させる。
車検機器
車検に必要な検査機器。ヘッドライトテスターやブレーキテスターなど。
タイヤ組立て装置
自動車製造ラインでタイヤを組み立てる設備。生産効率を高める。
アライメントテスター
車両のアライメント(車輪の位置)を計測する装置。
非常動力装置
エンジンユニットをチューニングした非常用動力装置。停電時の非常用電源や空調用ガスエンジンとして使用。

製品と技術

樹脂外装部品:ラジエターグリルとミリ波レーダーカバー

自動車外装部品のうち樹脂分野では、ラジエターグリルやミリ波レーダーカバー(RADOME)、樹脂ルーフレールなどを生産する。特に表面処理技術に強みを持ち、高品質な塗装、蒸着・スパッタリング、めっきを駆使して光輝感と耐久性を両立する。ミリ波レーダーカバーは、自動運転や衝突回避システムに不可欠な部品であり、電波透過性と意匠性を両立する高度な成形技術が求められる。ファルテックは、自動車メーカーと共同開発を行い、図面作成段階から提案する体制を取っている。これにより、長年の取引で培われたノウハウが競争力の源泉となっている。

金属・モールディング部品:ウィンドウモールとアルミルーフレール

金属・モールディング分野では、ドアやウィンドウ部に装着されるモールディングや、アルミルーフレールを手掛ける。モールディングにはロール成形技術と押出技術に加え、3次元特殊曲げ加工を組み合わせ、複雑なデザインに対応する。アルミルーフレールは、5軸CNC加工とストレッチベンダーを活用し、ルーフパネルに沿った3次元形状を実現している。プレス加工技術も長年の経験に基づき、高品質な部品を供給する。これらの金属加工技術は、樹脂外装との組み合わせにより、車両の意匠性と機能性を支える。

自動車純正用品と関連機器:電装品と車検用機器

自動車純正用品事業では、リモコンエンジンスターター、TCU(テレマティクス通信ユニット)、リアビューカメラなどの電装品を企画・開発し、自動車メーカーを通じてディーラーオプションとして販売する。消費者の購入後に追加されるケースが多く、自動車メーカーの入札または提案によって採用される。自動車関連機器事業では、車検用機器、タイヤ組立装置、アライメントテスターなどの整備・製造設備を提供する。機械工具業界で唯一自社工場を持ち、企画からアフターサービスまで一貫して行う。非常動力装置や空調用ガスエンジンも手掛け、多様なニーズに対応している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 自動車整備・製造業機械工具業界で唯一自社工場を有する

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

自動車部品中堅、減収減益で構造調整急務

ファルテックは輸送用機器セクターで、同業他社(トヨタ紡織、アクセルスペースホールディングス、ARCHION、ユニプレス、ジャパンエンジンコーポレーション)と比較すると、売上高約800億円と中規模。トヨタ紡織は大手であり、当社は規模で劣る。売上高は減収傾向、営業利益率も3%→2%と低水準で、収益力に課題。自動車業界の変革に対応できていない可能性。

強み

  • 売上高800億円と中堅規模で、ある程度の市場シェアを持つ。
  • 自動車メーカーとの安定した取引基盤を有する。
  • 輸送用機器分野での長年の技術ノウハウがある。
  • 特定部品に偏らず、幅広い製品ラインナップを持つ可能性。

課題

  • 営業利益率3%未満と低く、コスト競争力が課題。
  • 売上高が819億→732億円と減少、需要減退が懸念。
  • EV化や自動運転などトレンド対応が不十分か。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

輸送用機器の時価総額近傍。太字がファルテック

時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17399ナンシン48億円17.7倍
27265エイケン工業47億円17.1倍
37217テイン46億円13.5倍
47314小田原機器42億円32.6倍
57284盟和産業41億円52.3倍
67215ファルテック40億円
77219エッチ・ケー・エス40億円8.6倍
87255桜井製作所21億円7.3倍
96982リード15億円
10543AARCHION1.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

橋本鉄工所と日産自動車販売に始まる前史(1917~2003年)

ファルテックの起源は、1917年に創設された橋本鉄工所と、1937年に設立された日産自動車販売㈱(後の㈱アルティア)の2社に遡る。橋本鉄工所は1939年に橋本鉄工㈱として法人化し、金属加工技術を蓄積。一方、日産自動車販売は自動車用品の販売・開発を手掛けた。戦後、橋本鉄工は1968年の館林工場、1975年の福島工場、1977年の九州犀川工場と順次生産拠点を拡大。1983年には九州苅田工場を操業し、自動車外装部品の量産体制を整えた。1989年には英国にHASHIMOTO LIMITEDを設立し、欧州進出を果たす。2002年には米国にALTIA AUTOMOTIVE PRODUCT INC.を設立し、北米市場への足がかりを得た。

2004年の経営統合と持株会社体制への移行

2004年4月、橋本フォーミング工業㈱と㈱アルティアが経営統合し、両社の持株会社として㈱ファルテックが設立された。これは、自動車外装部品と純正用品の技術・販売力を一体化し、競争力を高める目的があった。統合後、2005年2月には両社が合併し、社名を㈱アルティア橋本に変更。同年8月には本社を神奈川県川崎市へ移転し、経営基盤を強化した。2007年10月には、㈱アルティア橋本がオリオンテクノ㈱を吸収合併し、社名を㈱アルティアに戻すと同時に、ファルテックが自動車部品・用品事業を吸収分割方式で承継。これによりファルテックは事業持株会社へと転換した。

合併・吸収を経て事業持株会社へ(2005~2007年)

2007年の再編は、グループの事業構造を大きく変えた。㈱アルティア橋本がオリオンテクノ㈱を吸収合併し、自動車電子部品の技術を取り込んだ。同日、ファルテックは自動車部品・用品事業を吸収分割方式で承継し、自らが製造・販売を担う事業持株会社となった。これにより、持株会社としての統括機能と事業会社としての実体を併せ持つ独自の体制が確立された。㈱アルティアは、吸収分割後もグループ内で自動車関連機器事業を継続し、現在に至るまで車検用機器やタイヤ組立装置などの製造を担っている。

海外生産拠点の拡大と上場(2009~2013年)

2008年のリーマンショック後、ファルテックは海外市場への依存を強める。2009年11月、中国広東省に佛山発爾特克汽車零部件有限公司を設立し、樹脂外装部品の現地生産を開始。2010年9月にはタイにFALTEC (THAILAND) CO.,LTD.を設立、東南アジアでの生産拠点を確保した。2012年11月には中国湖北省に第2の工場を設立し、中国市場での供給力を拡大。この間、2012年4月にはTPR㈱が親会社となり、資本関係が強化された。2013年3月、ファルテックは東京証券取引所に株式を上場し、資金調達力と企業ブランドを向上させた。

電子部品事業の譲受けと市場区分の変更(2014~2022年)

上場後の2014年5月、ファルテックは三菱電線工業㈱から自動車及び自動二輪車向け電子部品事業を譲り受け、電装分野の技術を拡充した。同年12月には東京証券取引所市場第一部銘柄に指定され、株式の流動性が高まった。2017年12月には、めっき加工の内製化を目的に㈱北九州ファルテックを設立。2022年4月、東証の市場区分見直しに伴い、市場第一部からスタンダード市場に移行した。2023年5月には三河事業所が操業を開始し、国内生産能力をさらに強化している。

年表22件を開く

1910年代

  • 1917年4月橋本鉄工所(橋本フォーミング工業㈱の前身)創設

1930年代

  • 1937年2月日産自動車販売㈱(㈱アルティアの前身)設立
  • 1939年12月橋本鉄工㈱(橋本フォーミング工業㈱の前身)設立

1960年代

  • 1968年11月館林工場操業開始

1970年代

  • 1975年12月福島工場操業開始
  • 1977年4月九州犀川工場操業開始

1980年代

  • 1983年4月九州苅田工場操業開始
  • 1989年5月創業英国にHASHIMOTO LIMITED(現 FALTEC EUROPE LIMITED)を設立

2000年代

  • 2002年10月創業ALTIA AUTOMOTIVE PRODUCT INC.(現FALTEC AMERICA,INC.)を米国に設立
  • 2004年4月M&A㈱アルティアと橋本フォーミング工業㈱が経営統合し、両社の持株会社となる㈱ファルテックを設立
  • 2005年2月M&A㈱アルティアと橋本フォーミング工業㈱が合併し、社名を㈱アルティア橋本に変更
  • 2005年8月本社所在地を神奈川県川崎市へ移転
  • 2007年10月M&A㈱アルティア橋本がオリオンテクノ㈱を吸収合併し、社名を㈱アルティアに変更 同日、㈱ファルテックが㈱アルティア橋本の自動車部品・用品事業を吸収分割方式により承継し、事業持株会社となる
  • 2009年11月創業中国の広東省に自動車部品製造会社である佛山発爾特克汽車零部件有限公司を設立

2010年代

  • 2010年9月創業タイにFALTEC (THAILAND) CO.,LTD.(現 FALTEC SRG GLOBAL (THAILAND) CO.,LTD.)を設立
  • 2012年11月創業中国の湖北省に自動車部品製造会社である湖北発爾特克汽車零部件有限公司を設立
  • 2013年3月上場東京証券取引所に株式を上場
  • 2014年5月三菱電線工業㈱から自動車及び自動二輪車向け電子部品に関する事業を譲受け
  • 2014年12月東京証券取引所市場第一部銘柄への指定
  • 2017年12月福岡県北九州市に、自動車部品のめっき加工会社である㈱北九州ファルテックを設立

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行
  • 2023年5月三河事業所操業開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ものづくりコスト競争力の向上

    原材料価格や物流費の上昇に対応するため、生産工程の自動化・効率化を推進し、コスト競争力のあるものづくり体制を構築する。

  2. 02

    生産体制の再構築

    主要顧客の再編に対応し、生産拠点の役割や能力を見直して需要動向に即した柔軟な生産体制へ再構築し、事業基盤を強化する。

  3. 03

    中国市場での売上拡大

    競争環境の厳しい中国市場において、現地パートナーとの連携強化等により売上高の拡大に取り組む。

  4. 04

    新商品開発力の強化

    脱炭素を意識した魅力ある商品の開発スピードを高め、タイムリーな提供を進める。

  5. 05

    英国事業の再建

    英国事業の再建を重要課題と認識し、改善に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,764人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は591万円で、9期前と比べて5.2%平均年齢は45.4歳、平均勤続年数は17.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,622
2018年3月2,530
2019年3月62446.021.32,504
2020年3月58845.419.82,313
2021年3月55644.418.72,219
2022年3月57046.119.22,205
2023年3月57545.518.42,115
2024年3月58345.617.42,030
2025年3月58845.116.61,922125
2026年3月59145.417.91,76491

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率70.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 6 / 海外 4、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
苅田工場 — 福岡県京都郡3,760百万円
日本
館林工場 — 群馬県館林市3,267百万円
日本
本社、工場 — イギリス タイン アンドウエア州2,258百万円
北米他
本社、工場 — 中国 湖北省2,176百万円
アジア
いわき工場(福島県 いわき市)他2,154百万円
日本
本社、工場 — 中国 広東省1,570百万円
アジア
本社、工場 — タイ チャチェンサオ1,195百万円
アジア
本社、工場 — 北九州市 若松区1,080百万円
日本
福島工場 — 福島県いわき市949百万円
日本
先行開発センター — 横浜市泉区938百万円
日本
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    TPR㈱(注)1
    東京都千代田区 · その他の関係会社
    議決権55.5%
  • 国内
    ㈱アルティア(注)2,3
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テクノサッシュ
    群馬県富岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱北九州ファルテック
    北九州市若松区 · 連結子会社
    議決権96.7%
  • 海外
    FALTEC EUROPE LIMITED(注)2
    イギリス・タインアンド ウエア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    FALTEC AMERICA, INC.
    アメリカ・テネシー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    佛山発爾特克汽車零部件有限公司(注)2
    中国・広東省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    FALTEC SRG GLOBAL (THAILAND) CO., LTD.(注)2
    タイ・チャチェンサオ県 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 海外
    湖北発爾特克汽車零部件有限公司(注)2
    中国・湖北省 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    ㈱いしかわ ファルテック
    北九州市小倉北区 · 持分法適用会社
    議決権49.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は732億円営業利益16億円前期と比べると減収減益で、売上が-7.5%、利益が-33.3%。

売上高
-7.5%
732億円
営業利益
-33.3%
16億円
純利益
-366.7%
-8億円
営業利益率
2.2%
前期比 -0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高720億円732億円
営業利益15億円16億円
純利益2億円-8億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は176億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−4.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q211−7
2024年1Q185−3−1.6−5
2024年2Q20042.0−1
2024年3Q20841.90
2024年4Q226−2
2025年2Q38951.3−1
2025年4Q402194.74
2026年2Q34120.6−1
2026年4Q391143.6−7
2027年1Q17610.6−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は720億円から732億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は2.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所に株式を上場
2013年3月7203120
2014年3月7743420
2015年3月7973122
2016年3月8412911
福岡県北九州市に、自動車部品のめっき加工会社である㈱北九州ファルテックを設立
2017年3月836144
2018年3月875178
2019年3月9072210
2020年3月8532118
2021年3月6982814
2022年3月69118−6
2023年3月741−5−23
2024年3月81918−8
2025年3月79124293.03
2026年3月73216162.2−8

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高732億円のうち、営業利益として残るのは16億円2.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-8億円、売上の-1.1%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.4%618億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.4%98億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.2%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
15.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.9pt
2.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.8pt
-1.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比10.1pt
-4.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-1.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが38億円、投資CFが−28億円で、差し引きのフリーCFは10億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は158億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月17−30−7−1339
2014年3月37−32−20528
2015年3月23−3621−1341
2016年3月56−31−182548
2017年3月52−31−72161
2018年3月55−435712131
2019年3月18−8225−64100
2020年3月66−35−1331117
2021年3月43−31−112127
2022年3月22−44−7−22103
2023年3月30−3619−6118
2024年3月66−38−128145
2025年3月47−31−1916146
2026年3月38−28−110158

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は655億円。このうち返さなくてよい自己資本が215億円で、自己資本比率は29.0%(業種中央値53.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月48113035125.6
2014年3月53014838226.5
2015年3月60318142227.2
2016年3月59418940529.2
2017年3月59918441527.9
2018年3月70519151424.1
2019年3月71318852523.7
2020年3月69820149725.8
2021年3月69521248327.4
2022年3月66821645229.0
2023年3月69419350124.2
2024年3月69019149923.8
2025年3月67621446127.8
2026年3月65521544029.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
158億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
105億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
51億円
在庫として抱えている分
負債合計
440億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
53
/ 100
安定性自己資本比率19 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率82社中70位あたり、逆に低いのは売上成長率82社中79位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-4.4%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.2%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
29.0%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-7.5%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥423で、1年前と比べて+8.7%過去52週の値幅のなかでは70%の位置にある。

¥423-3.2%1ヶ月-2.3%1年+8.7%時価総額40億円
過去52週の値幅
安値¥337高値¥460

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)19.8倍
PBR0.21倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月横ばい。52週高値460円から下落し、25日線416.72円をやや下回る。週足では下降トレンド。出来高は概ね横ばいだが、7/2に46100株の急騰あり、その後もみ合い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PBR 0.21倍は業界平均1.09倍を大きく下回るが、ROE -4.4%と赤字で無配であるため割安とは言えない。PERは算出不能(直近赤字)。同業平均PER 16.3倍に対して割高と評価される。業績は減収傾向で営業利益も減少しており、バリュエーションの割安感は収益悪化を反映したもの。

指標この会社業種平均
PER (予想)19.8倍
PBR0.21倍1.12倍
ROE-4.4%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車生産台数の回復が追い風だが、原材料高や価格転嫁の難しさが収益を圧迫。強気派は新技術(LED化)やコスト削減による黒字化を評価するが、弱気派は業績の不安定さと競争激化を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 自動車生産回復

    半導体不足緩和で世界自動車生産が回復基調。

  • LED照明比率上昇

    高付加価値なLED照明の採用拡大が単価向上に寄与。

  • コスト削減効果

    構造改革により2025年3月期は営業黒字化に成功。

  • 営業利益増加へのコスト削減効果2026年下期影響

    2026/3期営業利益16億円、過去の24億円から削減効果で回復期待

  • PBR0.2倍の解散価値超過が買収提案誘発不定影響

    時価総額39億円に対し純資産約190億円、資産価値顕在化

  • 新車種向け受注獲得で売上反転2027年影響

    売上高3期連続減から新製品投入で732億円底打ち期待

  • 資本効率改善策による株価評価次回株主総会影響

    自己資本が時価総額の4.8倍、資本政策の柔軟性高まる

マイナスに働く材料7
  • 業績の不安定性

    売上変動が大きく、営業赤字に戻るリスクが高い。

  • 価格競争の激化

    完成車メーカーからの値下げ要求が厳しく、収益率が低下。

  • 原材料高の継続

    樹脂・金属等の原材料高が利益を圧迫し、転嫁は困難。

  • 売上高減少トレンド継続通年影響

    819→791→732億円と3期連続減収、需要減退長期化

  • 営業利益率低下と赤字転落2026年Q2影響

    営業利益率3.03%から2.19%に悪化、材料費高騰で更に低下

  • 無配政策の長期化で株主離れ通年影響

    直近2期赤字、配当再開見通し立たず、個人投資家離れ

  • 自動車生産台数減少リスク継続影響

    自動車業界の生産調整が直接売上に影響、感応度高い

次の決算で確かめる点
売上高
自動車生産動向を反映し、業績変動の最も直接的な指標。
営業利益率
収益性の改善度合いを測る。赤字からの回復力を見る。
車種別受注残
将来の生産計画を占う先行指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
17.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月43
2018年3月430.0
2019年3月29−33.122.9
2020年3月290.0
2021年3月290.017.8
2022年3月290.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,504人。区分でいちばん多いのは事業法人58.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が58.9%を占め、残る41.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人57.758.258.658.258.258.8
個人・その他22.923.021.322.824.327.9
外国法人11.011.414.914.114.210.9
証券会社2.21.31.42.52.82.2
外国人個人0.00.00.00.20.40.1
金融機関6.16.03.82.30.10.1
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01TPR㈱55.52
02CITIC SECURITIES BROKERAGE (HK) LIMITED AC CLIENT (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)4.74
03SRG GLOBAL, LLC (常任代理人 大和証券㈱)4.03
04㈱JCU1.92
05大田 昭彦1.92
06國府田 千恵子1.40
07INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券㈱)1.16
08㈱SBI証券0.69
09楽天証券㈱0.66
10池端 伸一0.63

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−112%、1株純資産は14期で−50%。直近期のROEは-4.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月7764,02120.05.717.1
2014年3月2131,53114.86.033.5
2015年3月2431,77714.76.582.3
2016年3月1141,8596.311.825.1
2017年3月471,7872.628.9
2018年3月891,8094.914.2
2019年3月1111,8016.17.722.9
2020年3月1911,92110.33.4
2021年3月1452,0287.45.617.8
2022年3月−662,067−3.2
2023年3月−2461,790−12.8
2024年3月−841,754−4.8
2025年3月352,0011.912.4
2026年3月−892,022−4.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額148百万円。

氏名役職年齢保有株数
藤城豪二取締役会長61
河井芳浩代表取締役社長 最高経営責任者625,300
池畑慎二代表取締役 専務執行役員 最高財務責任者63
天野豊彦取締役 常務執行役員662,600
田中俊之取締役 常務執行役員63100
末廣博取締役67
矢野和美取締役69
佐藤明典取締役64
中澤稔常勤監査役67400
篠﨑功夫常勤監査役64
野澤康隆監査役65
伊藤宣子監査役54

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
その他役員9949410
その他役員636366
社外監査役4992
社外取締役4992

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,676字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社10社及び関連会社2社で構成されており、自動車外装部品、自動車純正用品、自動車関連機器事業を主な事業としております。 当社グループの経営理念は「時代をリードする価値ある商品・サービスを提供し、美しく豊かなクルマ社会の実現に貢献する」であり、自動車外装部品、自動車純正用品で表現される高い品質感と機能美を追い求めております。 1.当社グループについて (1)当社グループの概要 当社グループは、自動車メーカーを主な顧客としており、自動車メーカーの製造ラインで装着される自動車外装部品、自動車販売会社で販売されている自動車純正用品、自動車メーカー・整備会社等で使用されている自動車関連機器を取り扱っております。 (2)当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 地域セグメント   事業内容   主な商品   事業会社※1 日本 (5社)     自動車外装部品   ラジエターグリル ミリ波レーダ―カバー ウィンドウモール ルーフレール等     当社 ㈱テクノサッシュ ◎ ㈱北九州ファルテック ◎ ㈱いしかわファルテック ○ 自動車純正用品   リモコンエンジンスターター TCU(Telematics Communication Unit) リアビューカメラ等 自動車関連機器   車検用機器 タイヤ組立装置 非常動力装置等   ㈱アルティア ◎ アジア (4社) ※2   自動車外装部品   ラジエターグリル ウィンドウモール等   佛山発爾特克汽車零部件有限公司 ◎ 湖北発爾特克汽車零部件有限公司 ◎ FALTEC SRG GLOBAL(THAILAND) CO.,LTD. ◎ 自動車純正用品   ルーフモール等 自動車関連機器   車検用機器   広州愛路特亜汽車設備有限公司 ● 北米他 (2社)   自動車外装部品   ラジエターグリル ウィンドウモール ミリ波レーダーカバー等   FALTEC AMERICA, INC. ◎ FALTEC EUROPE LIMITED ◎ 自動車純正用品   イルミキッキングプレート スプラッシュガード等 ※1 ◎連結子会社、○持分法適用会社、●非連結子会社 ※2 他2社(非連結子会社及び持分法非適用関連会社)については当社グループの事業に与える影響が軽微なため記載しておりません。 2.事業の内容 (1)自動車外装部品事業 自動車外装部品事業では、当社グループの製品を自動車メーカーに販売しております。当該事業においては、自動車メーカーに提案活動を行い、承認を受けた上で設計・開発に着手し、図面上の合意を経て生産に至ります。そのため、長年の取引関係で培われたノウハウ・技術に基づき、自動車メーカーが欲する図面を作成・提案する力が競合他社との差別化要因となっております。また、自動車メーカー開発部門との共同開発にも取り組み、付加価値商品の提案を実施しております。 自動車外装部品は、自動車を製造する段階で自動車に直接組み込まれる部品であり、当社グループでは、樹脂外装部品、金属・モールディング部品の2つに分類しております。 ① 樹脂外装部品 ラジエターグリル、ミリ波レーダーカバー(RADOME)や樹脂ルーフレール等、様々な樹脂外装部品を供給しております。特に主要技術である成形技術と表面処理技術については、先進的な技術の開発と導入を推進しており、高品質な塗装技術と優れた光輝処理技術(蒸着・スパッタリング・めっき)を有しております。 ② 金属・モールディング部品 ドアやウィンドウ部に装着されるモールディングは、機能と外観の両面で高い品質を求められる製品であり、金属加工のためのロール成形技術と、金属・樹脂を同時に加工する押出技術に3次元特殊曲げ加工技術を組み合わせてウィンドウモール等を生産しております。また、複雑なデザインにも長年培ったプレス加工技術により高品質な部品を生産し、お客様から高い評価を得ております。 また、アルミルーフレールでは、5軸CNC加工とストレッチベンダーを活用し、ルーフパネルに沿った3次元特殊曲げ形状のルーフレールを生産し、お客様から高い評価を得ております。 以下は、当社製品の自動車への装着イメージです。 (2)自動車純正用品事業 自動車純正用品事業では、当社グループの製品を自動車メーカーもしくは海外自動車メーカーの日本法人に納入し、自動車ディーラーを通して、純正用品として販売しております。消費者が自動車を購入する際にオプション品として選択する、若しくは、自動車購入後に消費者が別途購入することによって、最終的に消費者に自動車用品が届きます。 具体的には、自動車メーカーの入札によって採用される場合と新商品を企画・開発・提案して採用される場合があり、長年の取引関係で培われたノウハウ・技術に基づく自動車をより魅力的にする用品、あるいは自動車メーカーのニーズに合った用品の開発・提案力が競合他社との差別化要因となります。 自動車販売の促進策として、自動車外装部品事業のものづくり力・技術力と自動車純正用品事業の企画力により、アクセサリーの組み込みによる車両のイメージ変更による自動車販売の促進を顧客に企画提案しております。 当社グループでは、自動車純正用品事業において外装品、電装品等を取り扱っております。 (3)自動車関連機器事業 自動車関連機器事業は、大きく3つの主要カテゴリーによって構成されております。 自動車ディーラーのサービス工場や自動車整備工場で取り扱う自動車メンテナンス等に使用する自動車検査・整備用機器カテゴリー、自動車の製造ラインのタイヤ組立て装置や完成車テスト装置を扱う自動車製造用設備・機器カテゴリー、エンジンユニットをチューニングし非常用動力装置、空調用ガスエンジンとして使用するパワーシステムカテゴリーにより構成されています。 (自動車検査・整備用機器カテゴリー) リフト機器   車検機器 (自動車製造用設備・機器カテゴリー) タイヤ組立て装置   アライメントテスター (パワーシステムカテゴリー) 非常動力装置 3.当社グループの特徴 (1)自動車外装部品事業 ① 開発力 多くの自動車メーカーのニーズにお応えしてきた開発力は当社グループの強みであると考えております。また、顧客のニーズに効率的かつスピーディーに対応するためのノウハウを当社グループでは蓄積しております。 ② 技術力 樹脂成形技術や「めっき」「蒸着・スパッタリング」「塗装」等の表面処理技術、「ロールフォーミング」「押出成形」「曲げ加工」「プレス」等の金属加工技術等の技術を幅広く保有しております。保有技術の組み合わせにより、当社グループならではの提案を行います。 ③ ものづくり Faltec Production System(ファルテック・プロダクション・システム)(通称:FPS)という当社独自の生産活動を推進しており、常に効率的な生産方法をグローバルで追求しております。 (2)自動車純正用品事業 クルマをより魅力的にするための仕掛け作りのノウハウは、長年培った用品取扱メーカーとしての経験に裏 づけされております。当社の企画・開発・提案力を活かして自動車メーカーとの共同開発等を実施し、商品企 画の活性化を図っております。 (3)自動車関連機器事業 お客様の安全・安心、効率化・省力化に役立つ商品やサービスを提供するために、長年にわたる経験とノウ ハウの蓄積に基づいた技術力・提案力を有しております。機械工具業界で唯一自社工場を有し、企画-開発- 設計-製造-販売-アフターサービスを一貫して行い、製販一体の強みを活かしスピーディかつ効率的に商品 を提供しております。 4.親会社グループにおける当社の位置付け 当社はTPR㈱の出資を受け、2012年4月5日付で同社が当社の親会社となっております。 当社は、自動車メーカー向けに樹脂外装部品、モールディング、サッシュ、純正用品を設計開発、生産、販売しているグローバルメーカーであり、自動車外装部品事業のものづくり力・技術力(樹脂成形技術・金属加工技術・表面処理技術)と、自動車純正用品事業が持つ様々な商品群・企画力・デザイン力により、国内のみならず北米・欧州・中国・東南アジアにおいて事業を展開しております。 一方、エンジン機能部品メーカーである同社は、自動車産業の最重要課題である地球環境に優しいエンジン造りに貢献するため、ワールドワイドな生産・販売体制によりグローバルな事業展開をしています。 同社は当社と同じ自動車業界に属するものの異なる製品領域で事業展開しております。 当社は、同社と相互に経営の独立性を維持しながら企業グループを形成していく方針であります。
経営方針・対処すべき課題731字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの課題は、ものづくりコストの競争力向上、主要なお客様の再編に対応した生産体制の再構築、中国市場における売上拡大及び英国事業の再建の4点であります。 まず、原材料価格や物流費の上昇により製造コストが構造的に増加していることを踏まえ、生産工程の自動化・効率化を通じて原価低減を図り、コスト競争力のあるものづくり体制を構築して参ります。 次に、主要なお客様の生産体制の再編への対応を進めるとともに、生産拠点の役割や能力を見直し、需要動向に即した柔軟な生産体制へ再構築することで、事業基盤の強化を図って参ります。 さらに、中国市場においては競争環境の厳しさを踏まえ、現地パートナーとの連携強化等により、売上高の拡大に取り組んで参ります。 あわせて、お客様のニーズに基づく新商品開発力を強化し、脱炭素を意識した魅力ある商品の開発スピードを高め、タイムリーな提供を進めて参ります。これらの施策を着実に推進するため、利益を伴う持続的成長を目指し、人財や設備等への適切な投資を行って参ります。 また、英国事業の再建は重要課題と認識しており、改善に取り組んでおります。 上記を踏まえた中期取組みは、以下のとおりです。 1.筋肉質な収益体質構築 ・ものづくり再構築 ・最高品質の追求 2.新商品新技術 ・新商品/新技術の強化 (脱炭素を意識した開発) ・電装新規ビジネス拡大 3.経営基盤の充実 ・人的資本への投資 ・財務健全化 ・カーボンニュートラル ・経営上の目標の達成状況を判断するための指標 収益性判断の指標として営業利益率、財務安定性判断の指標として自己資本比率、効率性判断の指標としてROEを掲げております。
事業等のリスク4,709字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を以下に記載しております。併せて、必ずしもそのようなリスクに該当しない事項についても、投資者の判断にとって重要であると当社が考える事項については、積極的な情報開示の観点から記載しております。なお、本項の記載内容は当社株式の投資に関する全てのリスクを網羅しているものではありません。 当社は、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の迅速な対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本項以外の記載内容もあわせて慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 本項記載の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)事業環境に由来するリスクについて ① 国内自動車業界 当社グループは、自動車外装部品・純正用品及び関連機器の製造販売を行っており、主な取引先が国内自動車メーカーであるため、国内自動車業界の動向に強く影響を受けております。 国内自動車業界は成熟市場であり、自動車メーカーは、国内工場の再編や大きな経済成長が期待される海外市場への事業展開を強化することで生産規模を縮小する可能性があります。 国内自動車業界の動向によっては、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 海外自動車業界 当社グループは、自動車メーカーのグローバル化に対応した体制を構築するため、イギリス・アメリカ・中国・タイに進出しており、海外需要の取り込みを図っております。 海外自動車業界の動向は、景気動向、金利動向、為替動向等の影響を受けるとともに、政治動向、法規制の改正、税制改正、テロ・戦争・その他要因による材料調達、生産・販売及び輸送の遅延や中止といった社会的混乱等が生じる可能性があり、当社グループの進出国の自動車生産・販売状況は、想定どおりに伸びない可能性があります。 当社グループと致しましては、迅速な情報収集に努め、柔軟な生産・販売体制を築くことでリスク軽減を図りますが、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 重要な競合の状況(製品・サービス・技術・品質・価格等) 当社グループ製品・商品の価格競争はグローバル調達の流れにより、年々厳しくなっております。 当社グループでは当社独自の同期生産活動であるFPS活動を導入し、製品・サービス・技術・品質・価格等の競争にグローバルで対応していきます。ただし、価格競争がより一層激化した場合、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 原材料・部品の調達 当社グループ製品・商品は、外部から調達する原材料・部品の価格及び調達市場の需給バランスの影響を受けております。材料価格の高騰、調達市場の需要増に伴う調達難により、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 業界特有の商慣行 自動車業界では自動車のモデル期間が長いため、長期取引を前提とした原価低減活動(価格低減活動)を自動車メーカーとサプライヤー共同で進める商慣行があります。 具体的には部品量産に入ってからも製造過程に工夫を凝らし原価を下げるという活動を恒久的に実施し、効果が出る製品については、納入価格の引き下げを実施致します。 当社グループでは継続的原価低減を実施しており顧客と相互に持続的な成長関係を築いていると考えております。ただし、自動車メーカーの要請によっては、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業内容に由来するリスクについて ① 特定の取引先への依存 日産自動車㈱及び同社と資本関係・密接な取引関係を有する会社(以下、「日産自動車㈱等」という。)は当社グループの有力な取引先であります。当社グループは、日産自動車㈱等に限らず、各取引先との良好な取引関係を維持・継続していく方針でありますが、米国、欧州及び中国を含むアジアの各主要市場において、製造もしくは販売の拠点を設置し、主要な自動車メーカー各社に対して営業を行うことにより、特定の取引先への依存度合いを低減させるよう努めております。 しかしながら、日産自動車㈱等の経営方針の変更あるいは何らかの事情により、当社グループ製品の購入量が増減した場合や取引条件の変更等が生じた場合、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 借入金の金利変動に伴うリスク 当社グループでは、一部の借入金については、金利スワップ取引によりリスクヘッジを行っておりますが、市場金利の動向により、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 為替レートの変動 現在の当社グループ売上に占める輸出入の割合は少なく、売買による為替リスクは軽微であると認識しておりますが、子会社貸付金についてはデリバティブを利用し、リスクヘッジを行っております。 ただし、今後、為替差損・差益の影響等により、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 資本提携について 自動車メーカーのグローバル化に対応するため、米国及び中国メーカーと資本提携し市場拡大、顧客拡充、技術力強化を推し進めておりますが、提携先との関係によっては、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 製造物責任 当社グループは、品質管理基準に従って各種の製品を製造納入しておりますが、欠陥や品質不良等により、リコール、苦情又はクレーム等が発生する場合には、当社グループに対する顧客の信頼が低下し、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループは、製品製造物責任による損害賠償に備えるPL保険に加入しておりますが、同保険が賠償額を十分にカバーできるという保証はなく、製造物責任による多額の損害賠償が発生した場合には、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 (3)その他 ① 親会社グループとの関係について 当社の親会社はTPR㈱であり、本書提出日現在で当社発行済株式総数における議決権の55.54%(5,207,100株)を所有しております。 同社は、ワールドワイドな生産・販売体制によりグローバルな事業展開をしているエンジン機能部品メーカ ーであり、想定しているグローバルな自動車業界の変革と市場拡大に対応し、中長期での経営体質強化を課題としております。 同社は、同じ自動車業界に属するものの同社グループの主力事業としてはカバーしていなかった事業領域を担う当社が、相互に経営の独立性を維持しながら同社グループに加わることにより、グローバルな自動車業界で同社グループの存在感を高め、企業価値が向上すると判断し、2012年4月5日付で、従前の筆頭株主であったMH Capital PartnersⅡ,L.P.より当社株式を取得致しました。 現状において、当社グループは同社グループ内において競合となりうる状況は発生しておらず、その見込みもありません。 しかしながら、将来的に親会社の経営方針に変更が生じた場合等には、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ⅰ)親会社グループにおける当社の位置付け 当社グループを除く親会社グループは、主としてピストンリング、シリンダライナ並びにバルブシート等の焼結合金の製造販売を行っているエンジン機能部品を中心としたメーカーであり、当社グループは、自動車メーカー向けに樹脂外装部品、モールディング部品、純正用品等を設計開発、生産、販売している自動車部品・用品のメーカーであります。当社グループの事業領域は、同じ自動車業界に属するものの同社グループの主力事業としてはカバーしていなかった事業領域であり、明確な棲み分けがなされております。 ⅱ)親会社グループとの資本関係 TPR㈱は、本書提出日現在で当社発行済株式総数における議決権の55.54%(5,207,100株)を所有しており、今後においても、連結関係を維持するために必要となる当社株式数は継続的に所有する方針であります。 ⅲ)親会社グループとの人的関係 上場会社として必要となる円滑な情報連携体制を維持すること及びグループシナジーの最大化を図ることを目的とし、主に以下の人的関係があります。 当社における役職   氏 名   TPR㈱における主な役職 取締役会長(非常勤)   藤城 豪二   代表取締役会長 兼 CEO 代表取締役   池畑 慎二   常務執行役員 取締役(非常勤)   末廣 博   代表取締役 取締役(非常勤)※   矢野 和美   代表取締役 ※ 矢野 和美は、2026年6月22日付をもって退任予定です。 ⅳ)親会社グループとのその他特別な関係 当社グループを除く親会社グループとの間において上記の他に特別な関係はありません。 ② 法的規制等に伴うリスク 当社グループでは日本国内のみならず、事業展開する各国において、様々な法的規制を受けております。 当社グループは、これらの法的規制等の遵守に努めておりますが、当該法的規制等が改正された場合や何らかの理由により当社グループがこれらの法的規制等を遵守できない場合には、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 退職給付費用の前提条件変更に伴うリスク 当社グループは、従業員の退職給付費用及び退職給付債務につき、数理計算に使用される一定の前提条件に基づき計算を行っております。これらの前提条件には割引率・死亡率等重要な見積りが含まれており、実際の結果が、前提条件と異なるあるいは前提条件に変更がなされた場合、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 知的財産の保護または侵害に伴うリスク 当社グループは、自社が保有する技術等については特許権等の取得による保護を図るほか、他社の知的財産権に対する侵害のないよう弁理士の協力を得ながらリスク管理に取り組んで参りました。 しかしながら、当社グループが現在販売している製品、或いは今後販売する製品が第三者の知的財産権に抵触する可能性を的確・適切に判断できない可能性があり、また、当社グループが認識していない特許権等が成立することにより、当該第三者より損害賠償等の訴えを起こされる可能性があります。そのような場合、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 地震等の災害に伴うリスク 当社グループは、国内外に生産拠点があり、大地震、台風等の自然災害や事故、火災等により、生産の停止、設備の損壊や電力供給不足等の不測の事態が発生した場合には、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 感染症によるリスク 当社グループの従業員に新型コロナウイルス、インフルエンザ、ノロウイルス等の感染が拡大した場合、一時的に操業を停止するなど、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。また、同様に取引先に感染が拡大した場合、取引先の操業停止により、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ サイバー攻撃に伴うリスク インターネットからのサイバー攻撃の脅威が増していることに加え、当社が利用するソフトウェアや製品への不正なプログラムの埋め込み等により、当社グループの事業に影響を及ぼすだけでなく、機密情報の漏洩につながる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,969字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当社グループを取り巻く経営環境は、原材料費やエネルギー費の高止まり、労務費や物流費等の上昇、為替の急激な変動等により、依然として厳しい状況が続いております。また、中東地域における地政学的リスクの高まりにより、原材料市況の急激な上昇やエネルギー供給への影響が懸念される等、先行きについては不確実性が高まっております。 当社グループの属する自動車業界の概況は、米国での関税政策やその影響による日本市場での生産・販売台数減、タイ・中国市場において日系メーカーのシェア低下等により、厳しい状況が続いております。 このような情勢の中、当連結会計年度の売上高は、お客様の生産・販売台数減により73,202百万円(前連結会計年度比7.5%減)となりました。 営業利益は、売上高減影響により1,591百万円(前連結会計年度比32.5%減)となりました。 経常利益は、1,591百万円(前連結会計年度比44.4%減)となりました。 親会社株主に帰属する当期純損失は、当社及び海外子会社が所有する事業用資産について減損損失を計上したこと等により、837百万円(前連結会計年度は328百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。 セグメントの業績は、以下のとおりであります。 (日本) 売上高(セグメント間売上高を含まない)は、お客様の生産・販売台数減により、59,233百万円(前連結会計年度比3.9%減)となりました。セグメント利益は、売上高減影響はあったものの原価低減活動の推進等により、1,791百万円(前連結会計年度比15.2%増)となりました。 (アジア) 売上高(セグメント間売上高を含まない)は、日系メーカーの生産・販売台数減により、6,507百万円(前連結会計年度比24.0%減)となりました。セグメント利益は、売上高減影響等により、177百万円(前連結会計年度比75.3%減)となりました。 (北米他) 売上高(セグメント間売上高を含まない)は、お客様の生産・販売台数減により、7,461百万円(前連結会計年度比16.5%減)となりました。セグメント損失は、売上高減影響等により、381百万円(前連結会計年度は29百万円のセグメント利益)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は15,823百万円となり、前連結会計年度末比で1,183百万円の増加となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は、3,846百万円(前連結会計年度比811百万円減)となりました。主な内訳は、減価償却費4,195百万円、減損損失1,309百万円、売上債権の減少1,008百万円、税金等調整前当期純利益335百万円、仕入債務の減少3,141百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は、2,754百万円(前連結会計年度比381百万円減)となりました。主な内訳は、有形及び無形固定資産の取得による支出3,173百万円、固定資産の売却による収入343百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により運用した資金は、127百万円(前連結会計年度比1,778百万円減)となりました。主な内訳は、長期借入金の返済による支出5,094百万円、長期借入れによる収入4,700百万円、短期借入金の純増加額1,228百万円であります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 生産高(百万円)   前年同期比(%) 日本   49,952   94.3 アジア   6,411   87.0 北米他   5,495   85.4 合計   61,859   92.7 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.金額は、製造原価によっております。 b.受注実績 確定受注は主に納期直前であり、販売実績と重要な相違は無いため記載は省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 販売高(百万円)   前年同期比(%) 日本   59,233   96.1 アジア   6,507   76.0 北米他   7,461   83.5 合計   73,202   92.5 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額 (百万円)   割合 (%)   金額 (百万円)   割合 (%) 日産自動車㈱   16,119   20.4   15,107   20.6 トヨタ自動車㈱   9,756   12.3   9,459   12.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績 当社グループを取り巻く経営環境は、原材料費やエネルギー費の高止まり、労務費や物流費等の上昇、為替の急激な変動等により、依然として厳しい状況が続いております。また、中東地域における地政学的リスクの高まりにより、原材料市況の急激な上昇やエネルギー供給への影響が懸念される等、先行きについては不確実性が高まっております。 当社グループの属する自動車業界の概況は、米国での関税政策やその影響による日本市場での生産・販売台数減、タイ・中国市場において日系メーカーのシェア低下等により、厳しい状況が続いております。 このような情勢の中、当連結会計年度の売上高は、お客様の生産・販台数減により73,202百万円(前連結会計年度比7.5%減)となりました。 営業利益は、売上高減影響により1,591百万円(前連結会計年度比32.5%減)となりました。 経常利益は、1,591百万円(前連結会計年度比44.4%減)となりました。 親会社株主に帰属する当期純損失は、当社及び海外子会社が所有する事業用資産について減損損失を計上したこと等により、837百万円(前連結会計年度は328百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。 当社グループの課題は、ものづくりコストの競争力向上、主要なお客様の再編に対応した生産体制の再構築、中国市場における売上拡大及び英国事業の再建と認識しており、取組みを推進して参ります。 b.財政状態 当連結会計年度末における総資産は65,487百万円となり、前連結会計年度末比で2,076百万円の減少となりました。このうち、流動資産は41,710百万円となり前連結会計年度末比で211百万円の減少となりました。流動資産の主な増減は、売掛金の減少1,102百万円、仕掛品の減少216百万円、原材料及び貯蔵品の減少105百万円、商品及び製品の増加350百万円、現金及び預金の増加1,047百万円であります。また、固定資産は23,777百万円となり前連結会計年度末比で1,865百万円の減少となりました。固定資産の主な減少は、リース資産(純額)の減少603百万円、建設仮勘定の減少572百万円、機械装置及び運搬具(純額)の減少520百万円、建物及び構築物(純額)の減少311百万円であります。 負債は43,954百万円となり、前連結会計年度末比で2,174百万円の減少となりました。このうち、流動負債は30,879百万円となり前連結会計年度末比で1,205百万円の減少となりました。流動負債の主な増減は、電子記録債務の減少2,753百万円、短期借入金の増加1,268百万円であります。固定負債は13,074百万円となり前連結会計年度末比で968百万円の減少となりました。固定負債の主な減少は、退職給付に係る負債の減少808百万円、長期借入金の減少589百万円であります。 純資産は21,533百万円となり、前連結会計年度末比で97百万円の増加となりました。純資産の主な増減は、退職給付に係る調整累計額の増加664百万円、為替換算調整勘定の増加389百万円、親会社株主に帰属する当期純損失の計上による利益剰余金の減少837百万円であります。 当社グループが重要視している当連結会計年度末における自己資本比率は29.0%となり、前連結会計年度末対比で1.2ポイントの上昇となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金及び投融資資金は、主として営業活動によるキャッシュ・フローである自己資金に加え、必要に応じた金融機関からの借入実施を基本方針としております。かかる方針に従い、当連結会計年度における運転資金や新規及び更新の設備投資資金は、自己資金及び金融機関からの借入により充当しました。 今後の投融資に係る支出は長期リース等で賄うこととし、短期運転資金や一過性の要因による資金ニーズがある場合は、臨機応変に短期借入金等による調達で対応して参ります。中期的に借入金返済を進め、自己資本比率を向上させることを経営目標の一つとして、財務体質の強化を図って参ります。 ③重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。その作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成のための重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりでありますが、連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼす項目は、以下のとおりであります。 a.繰延税金資産の回収可能性 当社グループは、繰延税金資産の回収可能性を評価するにあたって、将来の課税所得を合理的に見積っております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存しておりますので、今後その見積額が減少した場合は、繰延税金資産を減額し税金費用を計上する可能性があります。 b.固定資産の減損 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候のある資産又は資産グループについて、将来キャッシュ・フローを見積り、将来キャッシュ・フローが帳簿価額を下回った場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額しております。今後この回収可能価額が減少した場合は、減損損失が発生する可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。