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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

盟和産業

MEIWA Industry Co.,Ltd7284 · Standard · 輸送用機器

自動車内装部品を中心に、住宅設備・建築内装資材も手がける製造メーカー。国内外で自動車部品を供給し、モビリティと住空間の両軸で事業を展開。

概要

盟和産業は、1956年に設立された自動車内装部品メーカーである。主力の自動車部品事業が連結売上高の約9割(2026年3月期実績で約210億円)を占め、トランク部品やフロア部品などを日系自動車メーカーに供給する。2026年3月期の連結売上高は231億円、従業員372人。本社は神奈川県厚木市。日本、中国、北米、タイに生産拠点を持ち、グローバルな供給体制を整えている。

自動車部品が売上の9割を占める事業構造

当社グループの事業は、自動車部品、住宅、その他の3セグメントで構成される。自動車部品はトランク部品、フロア部品、シート部品、ルーフ部品などの内装品が中心で、2026年3月期のセグメント売上高は209億71百万円(全体の90.9%)、セグメント利益は3億1百万円。住宅事業は塩ビ長尺床シート「メイリューム」などの住宅設備・建築内装資材を扱い、売上高20億82百万円(9.0%)、利益70百万円。その他は梱包用緩衝材などで売上高1千万円と僅少である。自動車部品の収益性が全体を左右する構造となっている。

日本・中国・北米・ASEANの「グローバル四極」生産体制

同社は2006年の中国進出を皮切りに、日系自動車メーカーの生産拠点が集中する日本、中国、北米、ASEANの「グローバル四極」に生産拠点を整備してきた。国内では厚木市の本社機能のほか、大船工場(後に廃止)、名古屋工場、岡山工場、長野工場、甲府工場、岐阜工場などを設置。海外では中国に大連盟和化工製品有限公司(2006年子会社化)と盟和(佛山)汽車配件有限公司(2009年設立)、北米にMEIWA INDUSTRY NORTH AMERICA, INC.、タイにMEIWA INDUSTRY (THAILAND) CO., LTD.を持つ。さらに非連結子会社としてメキシコ法人も設けている。

住宅事業とその他事業の役割

住宅事業は、自動車部品に次ぐ第二の柱として、塩ビ長尺床シート「メイリューム」を中心に安定した収益を上げている。1980年に製造販売を開始し、1982年には日本工業規格の表示許可(JIS A5707)を取得。家庭用・業務用の床材として需要がある。その他事業は、主に中国子会社で製造する梱包用緩衝材などの発泡プラスチック成形品で、売上高は小さい。住宅事業は2026年3月期に増収増益(売上高1.2%増、セグメント利益9.9%増)と底堅く推移する一方、その他事業は減収でセグメント損失を計上している。

連結グループの構成と資本関係

2026年3月期時点で、当社は子会社5社を有する連結グループを形成する。連結子会社は、中国の大連盟和化工製品有限公司と盟和(佛山)汽車配件有限公司、北米のMEIWA INDUSTRY NORTH AMERICA, INC.、タイのMEIWA INDUSTRY (THAILAND) CO., LTD.、そして国内で解散した盟伸工業(2009年解散済み)を除く。非連結子会社としてMEIWA INDUSTRIA MÉXICO, S.A. DE C.V.(当社99.99%出資)がある。また、2005年には株式会社カネカと業務・資本提携を結び、自動車部材分野の製品開発で協力している。

業界の中での役割は自動車内装部品サプライヤー、住宅建材メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
231億円
営業利益
4億円
営業利益率
1.7%
純利益
1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
自動車部品210億円90.9%3億円1.4%
住宅21億円9.1%1億円4.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車部品主力

トランク部品、フロア部品、シート部品、ルーフ部品など自動車内装部品を国内および海外(中国、北米、タイ)で製造販売。自動車メーカー向けに供給。

主な製品・サービス4
トランク部品
トランクルームの内装材やカバー類。
フロア部品
車室内のフロアカーペットやマット類。
シート部品
シートの表面材やクッション材などの内装部品。
ルーフ部品
ルーフの内張りや天井材。

02住宅・建築準主力

住宅設備資材と建築内装資材を産業資材として製造販売。住宅向けに内装材や設備材を供給。

主な製品・サービス2
住宅設備資材
住宅に使用される設備機器や配管材などの資材。
建築内装資材
内壁・天井などに使用される内装仕上げ材。

03その他副次

梱包用緩衝材などの発泡プラスチック成形品を中国で製造販売。

主な製品・サービス1
発泡プラスチック成形品
梱包用緩衝材などに使用される発泡プラスチック製品。

製品と技術

トランク・フロア・シートなど自動車内装部品

主力製品は自動車の内装を構成する樹脂部品である。具体的には、トランク部品(トランクルームの内張りやパネル)、フロア部品(カーペットマット、フロアカーペット)、シート部品(シートバックボードなど)、ルーフ部品(ルーフライニング)など。素材はポリウレタン注入発泡品や塩化ビニール成形品が中心で、軽量性と成形性が求められる。これらの部品は、トヨタ紡織や林テレンプといった自動車部品ティア1サプライヤーを経由して、トヨタなどの完成車メーカーに納入される。2026年3月期の自動車部品セグメント売上高は209億71百万円である。

塩ビ長尺床シート「メイリューム」と住宅設備資材

住宅事業の中核製品は、1980年に販売を開始した塩ビ長尺床シート「メイリューム」である。同製品は日本工業規格(JIS A5707)の表示許可を取得しており、家庭用や商業施設の床材として使用される。製造工程では、原料の塩化ビニールコンパウンドからシート成形、表面加工までを一貫生産。そのほか、住宅設備資材として風呂や洗面所などの内装材も手掛ける。住宅事業は自動車部品に比べ規模は小さいが、2026年3月期は売上高20億82百万円、セグメント利益70百万円と安定した収益を上げている。

ポリウレタン・塩ビの樹脂加工技術とリサイクルへの取り組み

同社の技術基盤は、創業以来培ってきた樹脂の配合・加工技術にある。特にポリウレタンの注入発泡成形と塩化ビニールの押出成形・カレンダー加工に強みを持つ。近年は環境対応として、製品リサイクル技術の高度化に注力。使用済み部品から材料を再生し、新たな製品に還元する循環型の物造りを推進する。長期ビジョン2035でも「循環型の物造り」を掲げ、サーキュラーエコノミーへの対応を成長戦略の柱の一つと位置付けている。また、生産工程の省エネルギー化やカーボンニュートラルにも積極的に取り組む。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

内装部品で国内首位、自動車依存

盟和産業は自動車内装部品(ドアトリム、インストルメントパネル等)を主力とし、国内トヨタ系サプライヤーとして一定のポジションを築いている。売上高約230億円と業界内では中堅規模だが、トヨタ紡織のような大手に比べ規模は小さい。国内自動車生産に依存する一方、海外生産比率は低く、内需変動の影響を受けやすい。近年は営業利益率2%前後と低収益であり、コスト競争力や生産効率の改善が課題。ユニプレスなど同業他社と比べ、電動化対応の遅れも懸念される。

強み

  • トヨタ自動車向け内装部品の安定供給実績があり、長期的な取引基盤を持つ。
  • 国内複数拠点で効率的な生産体制を構築し、品質管理に強みを発揮。
  • 長年の経験による高品質な内装部品の設計・製造技術を保有。
  • 自己資本比率が高く、負債依存度が低いため経営基盤は堅調。

課題

  • 海外売上比率が低く、成長市場である北米・アジアでのプレゼンス不足。
  • 営業利益率2%前後と低位で、コスト削減や高付加価値化が必要。
  • EVシフトに伴う内装部品の変化に対応した製品開発が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

輸送用機器の時価総額近傍。太字が盟和産業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17409AeroEdge57億円45.3倍
27399ナンシン48億円17.7倍
37265エイケン工業47億円17.1倍
47217テイン46億円13.5倍
57314小田原機器42億円32.6倍
67284盟和産業41億円52.3倍
77215ファルテック40億円
87219エッチ・ケー・エス40億円8.6倍
97255桜井製作所21億円7.3倍
106982リード15億円
11543AARCHION1.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

創業から塩ビ・マット一貫生産体制の確立(1956~1960年)

1956年5月、東京都大田区に資本金200万円で盟和産業株式会社を設立。当初は塩化ビニール製品の製造販売から出発した。1959年には神奈川県鎌倉市に大船工場を新設し、塩化ビニールの原料からマットまでの一貫生産体制を確立。これにより品質とコストの競争力を高め、1960年8月には本店を大船工場内に移転した。この時期に樹脂加工技術の基礎を固め、後の自動車内装部品事業への展開につながる。

全国への生産拠点拡大と多角化(1965~1971年)

1965年から1968年にかけて、名古屋工場(愛知県)、岡山工場、長野工場、群馬工場を相次いで新設。ポリウレタン注入発泡製品や硬質プラスチック製品の製造販売を開始し、自動車メーカー向けの部品供給を本格化させた。同時に、名古屋営業所、群馬営業所、広島営業所を設置し販路を拡大。1971年には不動産部門を新設し、宅地分譲に参入。この多角化は、自動車業界の景気変動に依存しない収益源の確保を狙ったものである。

上場と自動車内装品への集中(1981~1993年)

1981年1月、株式を東京証券取引所市場第二部に上場。同年8月には山梨県に甲府工場を新設し、成形ドアトリム製品の製造販売を開始。自動車内装部品への特化を一段と進めた。1985年7月、本店を神奈川県厚木市へ移転。1993年1月には不動産部門で首都圏マンション販売に乗り出す一方、1998年には宅地建物取引業免許を取得し東京事業所を設置。しかし、2000年代に入ると自動車部品が主力であることが明確になり、不動産事業は住宅事業の一部として縮小傾向となる。

中国進出とグローバル四極の形成(2006~2009年)

2005年、株式会社カネカと業務・資本提携を結び、自動車部材分野の共同開発に着手。翌2006年3月、中国・大連の日系包装資材メーカーを子会社化し「大連盟和化工製品有限公司」に社名変更、初の海外生産拠点を得た。2008年には広州駐在員事務所を設立、同年12月に大連拠点を保税区へ移転。2009年7月には広東省仏山市に生産子会社「盟和(佛山)汽車配件有限公司」を設立。さらに北米とタイにも子会社を設立し、日本・中国・北米・ASEANの「グローバル四極」体制を完成させた。

長期ビジョン2035と中期経営計画MWX2030(2025年~)

2025年3月期から、2035年を展望した長期ビジョン「長期ビジョン2035」と7か年の中期経営計画「MWX2030」をスタート。ビジョンは「独自の樹脂技術と環境にやさしい循環型の物造りを進化させ、モビリティの未来と多様な社会基盤を支える会社」と掲げる。MWX2030では3段階のステージで収益力強化、成長戦略、ESG経営に取り組み、最終年度(2031年3月期)に当期純利益9億円、ROE8%以上を目標とする。リサイクル技術の高度化やカーボンニュートラル推進(CO2排出量2013年度比半減)を柱に据えている。

年表37件を開く

1950年代

  • 1956年5月創業東京都大田区入新井に資本金200万円で盟和産業株式会社を設立。
  • 1959年5月神奈川県鎌倉市に大船工場を新設、塩化ビニールの原料からマットまでの一貫生産体制を確立して製造販売を開始する。

1960年代

  • 1960年8月商号変更本店の所在地を神奈川県鎌倉市(大船工場内)に変更する。
  • 1965年9月愛知県豊明町に名古屋工場を新設、ポリウレタン注入発泡製品、塩化ビニール製マットの製造販売を開始し、同工場内に名古屋営業所を設置する。
  • 1966年7月岡山県船穂町に岡山工場を新設、ポリウレタン注入発泡製品の製造販売を開始する。
  • 1967年2月長野県阿智村に長野工場を新設、塩化ビニールの原料からマットまで、硬質プラスチックの原料から製品までの一貫生産体制を確立して製造販売を開始する。
  • 1967年5月群馬県太田市に群馬工場を新設、ポリウレタン注入発泡製品及びカーペットマットの製造販売を開始し、同工場内に群馬営業所を設置する。
  • 1968年4月広島市に広島営業所を設置する。

1970年代

  • 1971年5月主務官庁の免許を受け、不動産部門を新設、宅地の分譲を開始する。
  • 1971年8月名古屋営業所を中部営業所と改称する。
  • 東京工場の押出、植毛部門を大船工場に移転し、東京工場を閉鎖する。
  • 1974年2月商号変更本店の所在地を東京都台東区に変更する。
  • 1977年3月大船工場の製造部門を長野工場に移転、大船工場の全製造部門を廃止する。
  • 1978年7月創業盟伸工業株式会社(2009年9月解散)設立。
  • 1979年5月M&A株式の額面変更等を目的に、1950年11月に設立された会社を1978年12月「盟和産業株式会社」に商号変更して存続会社とし、実質上の存続会社である盟和産業株式会社とその子会社「株式会社日伸」を被合併会社として合併を行う。

1980年代

  • 1980年5月塩ビ長尺床シート(商品名・メイリューム)の製造販売を開始する。
  • 1981年1月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場する。
  • 1981年8月山梨県昭和町に甲府工場を新設、成形ドアトリム製品などの製造販売を開始する。
  • 1982年2月塩ビ長尺床シートに日本工業規格表示許可(許可番号、JIS A5707)を受ける。
  • 1985年7月本店の所在地を神奈川県厚木市に移転する。

1990年代

  • 1993年1月不動産部門において、首都圏でマンションの販売を開始する。
  • 1993年6月盟伸工業株式会社の増資引受、資本金10,000千円。
  • 1998年10月宅地建物取引業者の免許を取得し、東京都中央区に東京事業所(不動産部)を設置する。
  • 1999年1月ISO9002認証を取得する。

2000年代

  • 2001年7月ISO14001認証を取得する。
  • 2002年11月ISO9001認証を取得する。
  • 2005年2月株式会社カネカと業務提携・資本提携し、自動車部材分野における製品開発の共同検討に着手する。
  • 2006年3月M&A中国・大連の日系包装資材メーカーを子会社化し、社名を大連盟和化工製品有限公司(現・連結子会社)に変更する。
  • 2006年8月岐阜県御嵩町に岐阜工場を新設、トランク内装品などの製造販売を開始する。
  • 2007年6月M&A市販品営業部と不動産部を統合して住宅営業部を新設する。
  • 2007年7月本店の所在地を厚木市恩名から厚木市寿町に移転する。
  • 2008年3月M&A群馬工場の生産機能を甲府工場に統合、群馬営業所を太田市内に移転する。
  • 2008年4月創業中国・広州市に駐在員事務所を設立する。
  • 2008年6月中国・大連盟和化工製品有限公司の増資引受、資本金304,100千円。
  • 2008年12月中国・大連盟和化工製品有限公司の所在地を大連保税区に移転する。
  • 2009年7月中国・佛山市に生産子会社「盟和(佛山)汽車配件有限公司」を設立する。
  • 2009年9月盟伸工業株式会社を解散する。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で372人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は664万円で、9期前と比べて+9.2%平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は21.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月470
2018年3月509
2019年3月60843.519.7531
2020年3月62243.119.4545
2021年3月57343.419.8516
2022年3月55343.920.4504
2023年3月56043.821.2481
2024年3月58944.622.0449
2025年3月62245.222.1397126
2026年3月66444.721.2372108

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率200.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 3 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
第一生産部 — 岐阜県可児郡 御嵩町3,121百万円
自動車部品
自動車部品 — MEIWA INDUSTRY NORTH AMERICA,INC. (アメリカ合衆国 テネシー州 ルイズバーグ市)1,523百万円
自動車部品 — 盟和(佛山)汽車配件有限公司(中華人民共和国 広東省佛山市)737百万円
第一生産部 — 山梨県中巨摩郡 昭和町703百万円
自動車部品 住宅
第二生産部 — 長野県下伊那郡 阿智村698百万円
自動車部品 住宅
自動車部品 その他 — 盟和(大連)汽車配件有限公司(中華人民共和国 遼寧省大連市)469百万円
自動車部品 — MEIWA INDUSTRY (THAILAND)CO.,LTD. (タイ王国 サムット プラカーン県)378百万円
本社 — 神奈川県厚木市91百万円
自動車部品 全社(共通)
東京営業部 — 神奈川県厚木市91百万円
自動車部品
主な関係会社
  • 国内
    盟和(大連)汽車配件有限公司
    中華人民共和国遼寧省大連市
    議決権100.0%
  • 国内
    盟和(佛山)汽車配件有限公司
    中華人民共和国広東省佛山市
    議決権100.0%
  • 国内
    MEIWA INDUSTRY NORTH AMERICA,INC. (注)2
    アメリカ合衆国 テネシー州 ルイズバーグ市
    議決権100.0%
  • 海外
    MEIWA INDUSTRY (THAILAND) CO.,LTD.
    タイ王国 サムット プラカーン県
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は231億円営業利益4億円前期と比べると減収減益で、売上が-0.9%、利益が-20.0%。

売上高
-0.9%
231億円
営業利益
-20.0%
4億円
純利益
-80.0%
1億円
営業利益率
1.7%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高243億円231億円
営業利益5億円4億円
純利益3億円1億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は59億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+13.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q560
2024年1Q52−2−3.8−2
2024年2Q56−1−1.8−1
2024年3Q6000.0−1
2024年4Q561
2025年2Q11010.90
2025年4Q12343.35
2026年2Q11121.81
2026年4Q12021.70
2027年1Q5900.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は190億円から231億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は1.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月19077
2014年3月20696
2015年3月20275
2016年3月191−12
2017年3月191−11
2018年3月20433
2019年3月21833
2020年3月22413
2021年3月183−5−10
2022年3月19723
2023年3月2120−1
2024年3月224−4−3
2025年3月233542.15
2026年3月231421.71

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高231億円のうち、営業利益として残るのは4億円1.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の0.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.7%198億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.6%29億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.7%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.4pt
1.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.3pt
0.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.1pt
0.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが37億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは26億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は47億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月16−7−9926
2014年3月16−145234
2015年3月13−135046
2016年3月11−15−11−430
2017年3月9−1414−540
2018年3月14−12−5237
2019年3月10−191−928
2020年3月18−7−41136
2021年3月4−136−933
2022年3月7−1−1639
2023年3月7−11−2−434
2024年3月6−48245
2025年3月1−9−3−836
2026年3月37−11−152647

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は229億円。このうち返さなくてよい自己資本が121億円で、自己資本比率は52.9%(業種中央値53.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1949210247.6
2014年3月21710211547.1
2015年3月23712511252.5
2016年3月22211810453.1
2017年3月23111211948.5
2018年3月23311511849.4
2019年3月23211212048.0
2020年3月22911211748.7
2021年3月22010211846.4
2022年3月23010812246.8
2023年3月23511112447.1
2024年3月24811013844.5
2025年3月25012013048.1
2026年3月22912110852.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
45億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
48億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
19億円
在庫として抱えている分
負債合計
108億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
68
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り82社中17位あたり、逆に低いのはROE82社中75位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
0.6%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.7%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.9%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
-0.9%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.3%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,160で、1年前と比べて+0.3%過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。

¥1,160-1.2%1ヶ月-0.4%1年+0.3%時価総額41億円
過去52週の値幅
安値¥1,143高値¥1,355

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)52.3倍
PER (会社予想)12.7倍
PBR0.33倍
配当利回り4.31%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1187円は25日線(1217円)を2.5%下回り、75日線(1245円)も下回る。1ヶ月で-5.7%と下落基調。52週高値1355円から12%下落。出来高は7/23に4500株とやや増加。週足で下降トレンドが継続。RSI30と売られ過ぎ。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PER 53.5倍は同業平均16.4倍を大きく上回り、極めて割高。PBR 0.34倍は平均1.09倍を下回り資産面では割安に見えるが、ROE 0.6%と収益性が低く、PERの高さを正当化できない。配当利回り4.21%は平均3.24%を上回り高配当だが、業績減益懸念から維持リスクがある。

指標この会社業種平均
PER (実績)52.3倍16.3倍
PER (予想)12.7倍
PBR0.33倍1.12倍
ROE0.6%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は自動車生産台数に依存するが、トヨタの世界生産は堅調。しかし、PBR0.34倍と大幅な解散価値割れで、株主還元(配当利回り4.21%)を評価する声がある一方、ROE0.6%と資本効率が低く、事業そのものの成長性に疑問符が付く。強気派は資産価値に着目したバリュー投資の観点から、弱気派は収益力の低さとEVシフトによる設備投資リスクを懸念する。

プラスに働く材料7
  • PBR0.34倍の資産割れ

    純資産に対し株価が66%割安、解散価値ベースで安全域が大きい

  • 高配当利回り4.21%

    自己資本比率は高く、配当維持の余力はある

  • トヨタの生産堅調

    トヨタの世界販売は高水準、受注環境は安定

  • 高配当利回り4.21%の株主優待継続影響

    配当利回り4.21%と高水準。優待目的の個人投資家需要が下支え

  • PBR0.34倍と解散価値割れ継続影響

    時価42億円に対し純資産約122億円。資産価値からの割安感

  • 収益改善によるPER正常化2027年3月期影響

    純利益が前期の5億円に回復すればPERは8.4倍に低下

  • 自動車部品需要の回復期待不定影響

    収益の連動性が高い自動車生産回復で営業利益5億円台再現の可能性

マイナスに働く材料7
  • ROE0.6%の低収益性

    資本を効率的に使えず、企業価値向上の兆しが乏しい

  • EVシフトで事業リスク

    既存内装部品の需要減少や新規投資負担が懸念

  • 減収・赤字の過去

    2023年3月期は営業赤字、2024年3月期も赤字、不安定な収益

  • 純利益の急減と赤字懸念2026年3月期影響

    純利益は5億円(前期)から1億円に減少。赤字転落のリスク

  • 営業利益率の悪化2026年3月期影響

    営業利益率2.15%→1.73%と低下。コスト上昇が収益を圧迫

  • 高PERによる割高感継続影響

    PER53.5倍と同業比割高。業績悪化でバリュエーション調整リスク

  • 低ROE・低収益性の継続継続影響

    ROE0.6%と資本効率が極めて低い。改善期待薄で投資対象から外れる

次の決算で確かめる点
営業利益率
固定費の大きい業種で収益性のバロメーター
トヨタ生産台数
受注はトヨタの生産計画に連動するため
自己資本比率
財務安定性と資産価値の毀損リスクを測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.31%。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
4.31%
いまの株価に対して
配当性向
73.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5056.3
2018年3月500.057.7
2019年3月500.031.7
2020年3月500.042.9
2021年3月25−50.0
2022年3月50100.0105.7
2023年3月500.0
2024年3月500.038.7
2025年3月500.031.6
2026年3月500.073.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,804人。区分でいちばん多いのは個人・その他49.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.5%を占め、残る60.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他51.051.053.958.950.749.5
事業法人17.518.217.517.218.420.1
金融機関26.626.322.318.420.219.4
証券会社2.52.53.74.09.38.0
外国法人2.31.92.41.41.12.2
外国人個人0.10.10.20.10.20.8
自己株式0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01太陽生命保険株式会社6.00
02日本証券金融株式会社5.37
03株式会社陽栄5.14
04株式会社三井住友銀行3.71
05黄 聖博3.60
06株式会社プライムポリマー3.40
07江川 源3.25
08松井証券株式会社2.31
09上田八木短資株式会社2.28
10三井物産プラスチック株式会社2.28

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-16
    成成株式会社
    新規の大量保有報告
    5.48%
    +0.05pt
  • 2026-04-22
    成成株式会社
    新規の大量保有報告
    5.43%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−91%、1株純資産は14期で+0%。直近期のROEは0.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2433,4497.44.714.8
2014年3月2183,8136.06.126.1
2015年3月1643,5634.59.424.9
2016年3月503,3741.420.953.4
2017年3月313,1971.040.256.3
2018年3月763,2822.417.457.7
2019年3月863,1902.712.531.7
2020年3月773,1872.411.742.9
2021年3月−2942,914−9.6
2022年3月883,0792.911.6105.7
2023年3月−213,162−0.7
2024年3月−873,148−2.838.7
2025年3月1293,4313.98.631.6
2026年3月223,4600.654.173.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額133百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
飯塚清代表取締役社長7448,000
丸茂康弘取締役副社長執行役員 海外事業(中 国・東南アジア・インド)担当 住宅営業部門担当 中国統括部 部長 盟和(大連)汽車配件有限公司董事長 盟和(佛山)汽車配件有限公司董事長 MEIWA INDUSTRY(THAILAND)CO.,LTD.社長 MEIWA INDUSTRY NORTH AMERICA, INC.取締役6715,000
高桑重徳取締役常務執行役員 CFO 総合管理部共同部長 盟和(大連)汽車配件有限公司監事 盟和(佛山)汽車配件有限公司監事611,000
桐生直規取締役常務執行役員 自動車部品営業部門担当614,000
原秋彦取締役73
市川一郎取締役68
森山弘和取締役(監査等委員)76
小峰光取締役(監査等委員)54
梶谷太作取締役(監査等委員)65
小川直樹取締役41

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)496910526
社外取締役528286

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容574字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社5社で構成されており、自動車内装部品、住宅設備資材及び建築内装資材等の製造販売を主たる業務としております。 当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一の区分であります。 (1)自動車部品 主要な製品は、トランク部品、フロア部品、シート部品、ルーフ部品等の自動車内装部品であります。 当社が国内で製造販売するほか、海外では、盟和(大連)汽車配件有限公司、盟和(佛山)汽車配件有限公司、MEIWA INDUSTRY NORTH AMERICA,INC.、MEIWA INDUSTRY (THAILAND) CO.,LTD.が製造販売しております。 (2)住宅 産業資材として、住宅設備資材及び建築内装資材を当社が製造販売しております。 (3)その他 梱包用緩衝材等の発泡プラスチック成形品等を盟和(大連)汽車配件有限公司で製造販売しております。 事業の系統図は次のとおりであります。 ※ 非連結子会社 MEIWA INDUSTRIA MÉXICO, S.A. DE C.V.(当社99.99%出資)との取引はありません。
経営方針・対処すべき課題2,716字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは設立以来、自動車内装部品を中心として、「より良いもの」、「喜んでいただけるもの」を、「より安く」、そして「より早く」提供することにより社会に貢献することを基本理念として事業展開を行なってまいりました。 当社グループの企業理念では、「法令順守と高い倫理観に基づく企業活動、環境にやさしい製品づくり、技術革新による顧客満足度向上に努め、株主、取引先、地域社会等会社をとりまくさまざまな関係者と良好なコミュニケーションを実践する」としております。 (2)経営戦略等 当社グループは、内装部品をグローバルに供給できるサプライヤーを目指し、2006年の中国進出を皮切りに、日系自動車メーカーの生産拠点が集中する日本、中国、北米、ASEANの「グローバル四極」に生産拠点を整備してまいりました。一方、この間の新型コロナウイルス感染拡大、これに続く半導体供給不足等による自動車減産、さらには電動車へのシフト、自動運転・コネクテッド技術の進化、シェアリングの拡大等自動車業界の大変革もあり、取り巻く事業環境は大きく変化しております。このような状況を踏まえ、2025年3月期から新たな長期ビジョン及び中期経営計画をスタートさせております。 2035年を展望した新たな長期ビジョン「長期ビジョン2035」は、「独自の樹脂技術と環境にやさしい循環型の物造りを進化させ、モビリティの未来と多様な社会基盤を支える会社を目指す」としております。当社グループが創業以来取組んでいる製品リサイクル、すなわち資源を再生し新たな価値を生み出すという考え方をベースに、大きな変革期を迎えている自動車産業、モビリティの未来と住宅資材をはじめとする様々な社会基盤を独自の樹脂技術で支え、社会に貢献することを目指しております。 「長期ビジョン2035」に基づく新たな中期経営計画は、期間を2025年3月期から2031年3月期までの7年間とし、ステージを3段階に分けております。第1ステージは、2025年3月期から2026年3月期までの2年間で、収益基盤強化に取組みます。第2ステージは、2027年3月期から2029年3月期までの3年間で、今後の成長軌道を確立させてまいります。第3ステージは、2030年3月期から2031年3月期までの2年間で、それまでの取組みの成果により数値目標を達成してまいります。 計画名は、2030年に向けた盟和産業の変革、トランスフォーメーションという意味で、「MWX2030」(MWは盟和産業の略称)と致しました。収益力強化、成長戦略、ESG経営という下記3つの重点課題に取り組み、数値目標として最終年度の当期純利益9億円、ROE8%以上を目指します。 MWX2030重点課題 項目   取組内容(例) 収益力強化   取引採算の改善   販売価格の適正化、低採算取引の見直し 一貫生産体制強化   購入部品内製化等 製造・管理の効率化   省人化・省エネルギー設備導入、DX活用 原価改善   グループ全体での買い方、造り方、運び方改善 成長戦略   新分野開拓   保有技術を活かした関連分野の開拓 循環型の物造り   CE(サキュラーエコノミー)への対応 既存分野拡販   新製品受注、取引シェア拡大、非日系顧客開拓 ESG経営   カーボン・ニュートラル推進   2030年までにCO2排出量2013年度比半減 人的資本の拡充   層別人員体制確保、海外拠点技術者の現地化 資本コストや株価を意識した経営   株主価値の向上、ROE・PBR等指標改善 (3)経営環境 今後の世界経済は、中東情勢の緊迫化とその長期化を背景に、原油や天然ガスなど資源価格の高騰やこれに伴う インフレ圧力、供給制約等が懸念され、先行き不透明な状況が続くものと予想されます。当社グループが属する自 動車業界におきましては、原材料・エネルギー価格の高騰や供給制約による生産変動リスクが見込まれ、また賃金 や諸経費の上昇は今後も続くものとみられます。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの対処すべき課題は以下の通りであります。 ① 収益力強靭化 中東情勢の影響によるナフサ由来資材の供給逼迫や価格高騰など、サプライチェーンリスクが顕在化しております。当社グループは、グローバルでの情報収集を強化し、最適な調達・生産・供給体制の構築に取り組んでまいります。 また、自動化・省力化・省人化による生産工程の効率化を進めるとともに、コスト上昇分の適正な価格転嫁に取り組み、強固な収益構造の構築を図ってまいります。 ② 成長軌道への移行 自動車産業を取り巻く事業環境は、地域ごとに異なる特性を示しております。北米では現地・域内調達化の動きが強まる一方、中国ではEV中心の現地自動車メーカーが主導権を握り、変化が速く競争の激しい市場環境となっております。このような市場特性に対応し、当社独自の技術力を活かした提案活動を通じて顧客満足度の向上を図り、受注拡大につなげてまいります。 住宅事業については、住設分野における取引の更なる深化を図るとともに、新規ビジネスの開拓を進め、事業基盤の安定化及び将来の基幹事業の育成に取り組んでまいります。 ③ 新製品・新技術開発と環境にやさしい循環型の物造りの推進 当社の特長である樹脂の配合・加工技術を応用し、保有設備の有効活用を念頭に、新製品・新用途・新工法開発を加速させることで、製品競争力の強化及び生産性向上に努めてまいります。 また、CN(カーボン・ニュートラル)及びCE(サーキュラー・エコノミー)への取組みを強化、材料供給懸念の中でリサイクル技術を高めて材料還元率を引上げるとともに、生産設備・治具の省エネルギー化等を推進し、環境にやさしい循環型の物造りに注力してまいります。 ④ 人的資本拡充 企業競争力の強化に向け、人的資本の重要性が高まる中、人材の採用・育成・定着を通じて事業基盤の強化を図ってまいります。また、海外現地法人との人材交流を推進し、グローバルに活躍できる人材の育成及びグループ内リソースの有効活用に取り組んでまいります。 さらに、年齢・性別・国籍にかかわらず、個々の強みを活かせる職場環境の整備を進めるとともに、即戦力人材の採用や多能化教育の推進により、安定的な人員体制の構築に努めてまいります。
事業等のリスク2,823字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当社グループは、これらのリスクの発生可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の迅速な対応に努めてまいります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月24日)現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1)経済状況 当社グループの主要な事業である自動車部品事業は、自動車需要のある国または地域の経済状況の影響を少なからず受けることになります。世界の主要市場で予測を超える急激な景気後退やそれに伴う自動車需要の縮小が生じた場合、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)海外事業展開に伴うカントリーリスク 当社グループは、成長戦略の一環としてグローバル化を進めており、進出地域で予期しない政治・経済の不安定化や法律・制度の変更、人件費の高騰や労働問題の発生、暴動・テロ・戦争・その他の要因による社会的混乱等が生じる可能性があります。そのような場合、事業の遂行に問題が生じて当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3)原材料価格の変動 当社グループ製品の原材料は主としてプラスチック樹脂のため、原油市況の変動により原材料仕入価格及び製品販売価格が変動するリスクがあります。販売/仕入に関するタイムリーな価格交渉や仕入ルートの多角化、さらには受注から納入まですべての工程を対象とする総原価低減活動によりコスト増加を吸収するよう努めておりますが、原油価格や為替の変動等に起因する原材料仕入価格の高騰または製品販売価格の下落により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (4)価格競争 当社グループが属する自動車部品業界では、継続的にコスト削減の取り組みが行われているため販売価格が低下する傾向にあり、同業他社との価格競争が激しくなっています。当社グループは技術、品質面で優れた製品を供給するとともに積極的に原価低減活動を行っておりますが、価格面で十分な対応ができない場合は、顧客の要請に応えられず収益性を保つことができなくなり、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (5)特定の取引先への依存 当社グループは、国内すべての自動車メーカーに製品を供給しており、海外の自動車メーカーにも販路を拡大しております。一方、当連結会計年度の連結売上高において、トヨタ自動車グループの占める割合は57.5%となっております。当社グループは同社グループとの取引をさらに深耕・発展させつつグローバルな販路拡大に努めておりますが、同社グループの自動車生産・販売の動向によっては、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (6)製品の品質不具合 当社グループは、お客様に満足いただける安全で高品質な製品の提供に努めることを行動規範に定めております。また、設計・開発から製造まできめ細かな管理体制を整え、ISOなど国際的に認知されている品質管理の認証等を取得し、品質向上に取り組んでおります。 しかしながら、予期せぬ品質不具合が発生した場合、多額のコストの発生や社会的信用の低下等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7)為替レートの変動 当社グループはグローバルに事業展開を行い、海外に子会社を設けております。海外の各子会社の財務諸表は現地通貨で作成し、連結財務諸表作成時に日本円に換算します。このため、日本円に換算する際の為替レートの変動により連結財務諸表上の金額が変動し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (8)法的規制等 当社グループは、事業展開する各国において、事業・投資の許可、輸出入規制、安全保障上の措置を含め様々な法的規制等の適用を受けております。 当社グループではこれらの法的規制等の遵守に努めておりますが、将来、当該法的規制等が変更された場合や何らかの理由により遵守できない事態が発生した場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (9)知的財産の保護または侵害に伴うリスク 当社グループでは、自社が保有する技術・ノウハウ等について特許権等の取得による保護を図るとともに、他社の知的財産権を侵害しないよう弁理士の協力を得ながらリスク管理に努めております。 しかしながら、知的財産権による保護が困難もしくは限定的な地域もあることから、他社が当社グループの知的財産権を使って類似する製品を製造することを防止できない可能性があります。また、当社グループの製品や技術が将来的に他社の知的財産権を侵害していると判断され、損害賠償等の訴えを起こされる可能性があります。そのような場合、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (10)自然災害、事故等 当社グループは、予期しない自然災害・不慮の事故等の発生による事業活動への影響を最小限に抑えるため、危機管理体制を整備するとともに、生産設備・防災設備等の定期的な検査・点検やリスク分散等、未然予防と発生時の被害低減に努めております。 しかしながら、自然災害や事故等に起因する当社グループ及び得意先、仕入先等の生産・納入活動の遅延・停止等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (11)情報漏洩、システムダウン等 当社グループは、情報セキュリティ・個人情報保護について、機密情報管理を徹底するとともに、情報セキュリティ委員会を設置して情報漏洩の防止、セキュリティ対策の向上等に取り組んでおります。また、災害や事故の発生に起因するシステムダウンに備えてサーバー機の設置場所を分散する等、リスク分散・早期復旧対策にも努めております。 しかしながら、サイバー攻撃やコンピュータ・ウイルス等への感染、想定を超える災害や事故の発生その他の要因で、機密情報や個人情報が漏洩したり、重要なシステムがダウンした場合、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (12)感染症に関するリスク 当社グループは、5類感染症へ移行した新型コロナウイルス感染症の感染拡大時での防止対応を契機に、感染者が判明した場合の対応、衛生管理の徹底、働き方の見直し・制度改訂、受注変動に対応した柔軟な生産体制構築等に継続的に取り組んでおります。 しかしながら、感染再拡大した地域でのロックダウン、顧客メーカーの生産調整による売上の減少等、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,650字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における経済情勢は、国内では物価の上昇が続いたものの、雇用・所得環境の改善や個人消費の持ち直し、設備投資の増加などを背景に、緩やかな回復基調で推移しました。海外では、中国経済の停滞や米国の通商政策の影響に加え、中東情勢の緊迫化など地政学リスクの高まりやエネルギー価格の変動等により、世界経済は先行きの見通しにくい不安定な状況となってきております。 当社グループが属する自動車業界におきましては、自動車需要は安定的に推移しているものの、中国における市場環境の変化や、米国の関税措置の影響、中東情勢による供給リスクの増大など、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当連結会計年度(当社は2025年4月1日~2026年3月31日、海外子会社は2025年1月1日~2025年12月31日)の業績につきましては、売上高は23,065百万円(前連結会計年度比0.8%減)となりました。損益面では、材料費や労務費等コスト上昇分の価格転嫁を進めるとともに原価低減に努めたものの、中国の子会社の棚卸資産の評価減(71百万円)等により、営業利益は370百万円(前連結会計年度比26.7%減)、経常利益はリファイナンス費用等もあり244百万円(前連結会計年度比43.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は77百万円(前連結会計年度比82.9%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 自動車部品 売上高20,971百万円(前連結会計年度比1.0%減)、セグメント利益301百万円(前連結会計年度比31.5%減)となりました。 住宅 住宅設備資材を中心に底堅く推移し、売上高2,082百万円(前連結会計年度比1.2%増)、セグメント利益70百万円(前連結会計年度比9.9%増)となりました。 その他 売上高10百万円(前連結会計年度比29.8%減)、セグメント損失0百万円(前連結会計年度はセグメント利益1百万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、4,655百万円(前連結会計年度比30.4%増)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、3,667百万円の収入(前連結会計年度は106百万円の収入)となりました。これは主に、売上債権の減少2,828百万円、現金の支出を伴わない減価償却費889百万円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、1,100百万円の支出(前連結会計年度は877百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,049百万円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、1,530百万円の支出(前連結会計年度は331百万円の支出)となりました。これは主に、セール・アンド・リースバックによる収入443百万円、長期借入れによる収入349百万円あった一方、短期借入金の減少1,645百万円、長期借入金の返済による支出439百万円等によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前期比(%) 自動車部品(千円)   19,577,999   1.2 住宅(千円)   778,866   △4.9 その他(千円)   11,106   △27.6 合計(千円)   20,367,972   1.0 (注) 金額は、販売価格によっており、購入製品は含まれておりません。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) 自動車部品   21,003,183   △1.2   1,606,793   2.0 住宅   2,079,222   1.2   63,212   △4.9 その他   10,512   △35.8   616   △41.5 合計   23,092,919   △1.0   1,670,622   1.7 (注) 金額は、販売価格によっております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前期比(%) 自動車部品(千円)   20,971,781   △1.0 住宅(千円)   2,082,506   1.2 その他(千円)   10,950   △29.8 合計(千円)   23,065,238   △0.8 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) トヨタ紡織株式会社   3,480,494   15.0   3,526,136   15.3 林テレンプ株式会社   2,655,141   11.4   2,713,112   11.8 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 ②財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度末における総資産は22,872百万円(前連結会計年度末比2,102百万円減)となりました。 このうち流動資産は12,267百万円(前連結会計年度末比2,136百万円減)となりました。これは主に、前連結会計年度末に比べ、現金及び預金が1,086百万円増加した一方、売掛金が2,593百万円、商品及び製品が395百万円それぞれ減少したこと等によるものです。 固定資産は10,605百万円(前連結会計年度末比33百万円増)となりました。これは主に、前連結会計年度末に 比べ、建設仮勘定が170百万円、繰延税金資産が164百万円減少した一方、リース資産が358百万円増加したこと等によるものです。 当連結会計年度末における負債合計は10,765百万円(前連結会計年度末比2,206百万円減)となりました。 このうち流動負債は7,767百万円(前連結会計年度末比2,347百万円減)となりました。これは主に、前連結会計 年度末に比べ、電子記録債務が854百万円増加した一方、短期借入金が1,633百万円、支払手形及び買掛金が1,368百万円それぞれ減少したこと等によるものです。 固定負債は2,997百万円(前連結会計年度末比141百万円増)となりました。これは主に、前連結会計年度末に比 べ、長期借入金が119百万円、退職給付に係る負債が107百万円減少した一方、リース債務が348百万円増加したこと等によるものです。 当連結会計年度末における純資産は12,106百万円(前連結会計年度末比103百万円増)となりました。これ は主に、前連結会計年度末に比べ、利益剰余金が97百万円減少した一方、その他有価証券評価差額金が96百万円、為替換算調整勘定が88百万円それぞれ増加したこと等によるものです。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて4.8ポイント増加し、52.9%となりました。また、1株当たり純資産は前連結会計年度末に比べて29円68銭増加し、3,460円25銭となりました。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フロー) 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 (資本の財源及び資金の流動性) 当社グループの資金需要は、営業活動については、部品メーカーとして生産に必要な運転資金(材料・外注費及び人件費等)、投資活動については、受注品生産のための生産設備及び型治具の取得の他、生産性向上を目的とした設備投資及び海外での事業基盤強化や財政基盤強化に向けた投資が主な内容であります。これらの運転資金・設備投資については、主として営業活動によるキャッシュ・フローで得た資金を投入し、不足分については主に借入金で調達する他、リース等も活用して調達手段の多様化を図っております。 ④経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 2025年3月期から2031年3月期までの中期経営計画MWX2030では、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営戦略等」に記載の通り、収益力強化、成長戦略、ESG経営という3つの重点課題に取り組み、最終年度の当期純利益9億円、ROE8%以上を目指しております。 2026年3月期の業績は、材料費や労務費等コスト上昇分の価格転嫁を進めるとともに原価低減に努めたものの、中国の子会社の棚卸資産の評価減及びリファイナンス費用等もあり、親会社株主に帰属する当期純利益77百万円、ROE0.6%となりました。 なお、数値目標はあくまでも経営管理上目指す目標であり、将来の様々な要因によって目標とする数値を達成できない可能性があります。 ⑤重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用されている重要な会計上の見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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