概要
テインは、自動車用サスペンションのアフターパーツを専門に開発・製造・販売する企業である。1986年にショックアブソーバーのOEM生産で創業し、1990年から自社ブランド「TEIN」を展開。横浜市戸塚区に本社を置き、連結従業員398名。2026年3月期の売上高は56億円、営業利益3億円。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
サスペンションに特化した事業構造
テインの事業は自動車用サスペンションに集中している。開発は国内の本社で行い、製造は国内工場と中国工場で分担。販売は国内外の子会社を通じて小売店に卸す。中国工場ではエントリーユーザー向け製品を生産し、国内工場との住み分けを図る。グループ全体で8社の連結子会社と2社の持分法適用関連会社を有する。
売上高の推移と収益構造
売上高は2013年3月期の28億円から2026年3月期には56億円へと倍増した。利益面では、2021年3月期に純利益8億円を計上した後、2025年3月期は営業利益3億円、純利益2億円と安定。長期経営ビジョンとして売上高100億円を掲げ、ROA重視の経営を方針とする。主要顧客にはTURN 14 DISTRIBUTION(売上の14.3%)やタカマコンペティションプロダクト(10.4%)がある。
世界8カ国に広がる拠点網
テインは2001年に米国法人TEIN U.S.A.を皮切りに、英国(2003年)、中国(2009年、2013年、2015年)、オーストラリア(2023年)、ポーランド(2024年)、タイ(2025年)と相次いで海外子会社を設立した。これにより北米、欧州、アジア、オセアニアをカバー。中国工場は現地調達とコスト削減の役割も担う。
業界の中での役割は自動車部品メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01自動車アフターマーケット主力
自動車用サスペンション製品を開発・製造し、国内では小売店を通じて、海外では現地法人を通じて販売している。中国工場ではエントリーユーザー向け製品を生産し、国内工場と住み分けている。
サスペンション専門メーカーとして独自の技術を持つ
- サスペンションキット
- 車高調などを含む、走行性能を向上させるためのサスペンション製品。
- ダンパー
- 振動を減衰する部品で、乗り心地や操縦安定性に寄与する。
- スプリング
- 車体を支え、衝撃を吸収するばね部品。
製品と技術
車高調「EnduraPro」シリーズ
テインの主力製品は車高調(コイルオーバーサスペンション)であり、特に「EnduraPro」シリーズは補修市場向けに開発された。多種多様な車種に対応するラインアップを持ち、ユーザーの要求に迅速に応えるため、世界各地の販売会社に十分な在庫を確保している。モータースポーツからフィードバックを得た性能と、リーズナブルな価格が特徴。
オフロード向け「4x4DAMPER」
海外市場で需要の高い「4x4DAMPER」は、SUVやピックアップトラック向けのサスペンションである。テインはラインアップの拡充を継続し、北米やオーストラリアなどでの売上拡大を狙う。この製品はオフロード走行時の耐久性と快適性を両立するよう設計されている。
モータースポーツ由来の開発力
テインはモータースポーツフィールドで得た知見を市販製品に落とし込む。最先端のレース環境でテストされた技術は、一般ユーザー向けの高付加価値製品として製品化される。開発は国内の技術開発センターで行われ、選択と集中による研究開発活動を推進している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
輸送用機器のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 自動車アフターマーケットサスペンション専門メーカーとして独自の技術を持つ
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
車載サスペンション専業、業績堅調
テインは輸送用機器業界で、自動車サスペンションシステムの製造販売を行う。同業にはトヨタ紡織、アクセルスペースHD、ARCHION、ユニプレス、ジャパンエンジンコーポレーションがある。2025/3期売上53億円、営業利益率5.66%。2026/3期は売上56億円、営業利益率5.36%と安定。トヨタ紡織など大手に比べ規模は小さいが、アフターマーケットやカスタム部品で強み。内需と輸出のバランスが取れている。
強み
- カスタムサスペンション分野で高いブランド力。
- 売上・利益率が堅調に推移し、大きな変動なし。
- 高性能サスペンションの開発技術で差別化。
- 海外市場にも展開し、収益源を多様化。
課題
- 自動車産業の動向に業績が連動しやすい。
- トヨタ紡織など大手との価格競争リスク。
- 売上成長率が低く、新規市場開拓が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
輸送用機器の時価総額近傍。太字がテイン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7208カネミツ | 68億円 | 9.1倍 |
| 2 | 7214GMB | 59億円 | — |
| 3 | 7409AeroEdge | 57億円 | 45.3倍 |
| 4 | 7399ナンシン | 48億円 | 17.7倍 |
| 5 | 7265エイケン工業 | 47億円 | 17.1倍 |
| 6 | 7217テイン | 46億円 | 13.5倍 |
| 7 | 7314小田原機器 | 42億円 | 32.6倍 |
| 8 | 7284盟和産業 | 41億円 | 52.3倍 |
| 9 | 7215ファルテック | 40億円 | — |
| 10 | 7219エッチ・ケー・エス | 40億円 | 8.6倍 |
| 11 | 7255桜井製作所 | 21億円 | 7.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
OEM生産から始まった1986年
テインは1986年1月、ショックアブソーバーのOEM生産で事業を開始した。当初は他社ブランド向けの製造に徹していたが、1990年1月に自社ブランド「TEIN」での商品展開を開始。この転換が後のブランド確立の基盤となる。生産拠点は横浜市内で移転を繰り返し、1996年3月には新大熊工場が完成し量産体制を整えた。
国内拠点集約と上場への道
1999年4月、株式の額面変更を目的に株式会社テインと合併。2002年4月に日本証券協会へ店頭登録し、2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場した。上場前年の2003年1月には、横浜市内に点在していた工場群を戸塚区の本社工場に一括集約。生産効率と開発力の向上を図った。
海外販売網の構築と中国生産
2001年8月に米国子会社、2003年8月に英国子会社を設立し、欧米市場への直接販売を開始。2009年5月には中国に天御遠東国際貿易を設立し、2013年11月には製造子会社・天御減振器制造を江蘇省に設立。中国工場ではアジア向けのエントリー製品を生産し、国内工場との役割分担を明確にした。
現地生産と新興市場への展開
2023年6月にオーストラリア、2024年4月にポーランド、2025年11月にタイの製造子会社を設立。ポーランドは欧州でのサプライチェーン強化、タイは東南アジアでの生産拠点として位置づけられる。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行した。
年表28件を開く
1980年代
- 1986年1月ショックアブソーバーのOEM生産を開始
- 1989年9月生産力増強のため横浜市緑区(現都筑区)大熊町へ設置した大熊工場に本社および工場を移転
1990年代
- 1990年1月自社ブランドによる商品展開を開始
- 1994年2月大熊工場の一部を横浜市緑区(現都筑区)川向町に設置した川向工場へ移転
- 1995年2月本社機能を大熊工場から川向工場へ移転
- 1996年1月研究・開発体制拡充のため早渕工場を廃止し、新たに横浜市都筑区佐江戸町に佐江戸工場を設置
- 1996年3月横浜市都筑区に新鋭の新大熊工場が完成し、量産体制が整う(大熊工場を廃止)
- 1997年6月横浜市都筑区に池辺工場を設置
- 1998年3月横浜市都筑区に折本工場を設置
- 1998年5月横浜市都筑区に本社工場を設置し、本社機能および新大熊工場機能を移転
- 1999年2月大阪府池田市に大阪営業所を設置(兵庫県伊丹市に現在移転)
- 1999年4月M&A1株の額面金額を500円から50円に変更するため株式会社テイン(形式上の存続会社)と合併
- 1999年9月仙台市若林区に仙台営業所を設置(仙台市宮城野区に現在移転)
2000年代
- 2001年8月米国にTEIN U.S.A.,INC.を設立(現連結子会社)
- 2002年4月日本証券業協会に株式を店頭登録
- 2003年1月本社工場・川向工場・池辺工場・折本工場・技術開発センターを一括集約し、横浜市都筑区から横浜市戸塚区に移転
- 2003年8月英国にTEIN UK LIMITEDを設立(現連結子会社)
- 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に上場
- 2009年5月中国に天御遠東国際貿易(北京)有限公司を設立(現連結子会社)
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所 スタンダード市場)に上場
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQスタンダードに上場。
- 2013年11月中国に天御減振器制造(江蘇)有限公司を設立(現連結子会社)
- 2014年1月本社工場を横浜市戸塚区内で移転
- 2015年2月中国に宿遷天野貿易有限公司を設立(現連結子会社)
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しによりJASDAQスタンダードからスタンダード市場へ移行
- 2023年6月オーストラリアにTEIN AUSTRALIA PTY LTDを設立(現連結子会社)
- 2024年4月ポーランドにTEIN Europe Sp.z o.o.を設立(現連結子会社)
- 2025年11月タイに TEIN Manufacturing(Thailand),Co.,Ltd.を設立(現連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高(サスペンション事業)100億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
サスペンション事業への集中投資
自動車用サスペンション事業に経営資源を集中的に投入し、グローバル競争に勝つための企業体質への転換を推進する。
- 02
販売力の強化
日々の営業情報を活用し、提案型営業を強化することで国内および海外での販売シェアを拡大する。
- 03
研究開発の選択と集中
カーアフターマーケットでのトップ企業にふさわしい速力で、選択と集中による研究開発を進め、高品質でリーズナブルな製品を開発する。
- 04
コスト削減とグローバル生産
VA・VE活動に注力し、消費地生産によるグローバル生産体制を追求することで、強靭な企業体質の構築とコスト削減を推進する。
- 05
品質力の向上
アフターマーケット要求品質への適合に加え、所有する喜びを提供できる品質を確立し、顧客満足度100%を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で398人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は605万円で、9期前と比べて+29.6%。平均年齢は45.7歳、平均勤続年数は16.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 296 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 303 | — |
| 2019年3月 | 467 | 38.5 | 9.5 | 286 | — |
| 2020年3月 | 476 | 40.2 | 10.5 | 298 | — |
| 2021年3月 | 504 | 41.1 | 12.3 | 326 | — |
| 2022年3月 | 553 | 42.2 | 13.0 | 337 | — |
| 2023年3月 | 570 | 44.0 | 14.4 | 393 | — |
| 2024年3月 | 597 | 45.2 | 15.4 | 368 | — |
| 2025年3月 | 601 | 45.0 | 15.4 | 399 | 75 |
| 2026年3月 | 605 | 45.7 | 16.0 | 398 | 75 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社10社(国内 0 / 海外 10) を有報から抽出しています。
- 海外TEIN U.S.A.,INC. (注)1,4米国 カリフォルニア州議決権100.0%
- 海外TEIN UK LIMITED (注)1英国 ミルトンキーンズ市議決権100.0%
- 海外天御遠東国際貿易(北京)有限公司(注)1,5中国 北京市議決権100.0%
- 海外天御減振器制造(江蘇)有限公司(注)1中国 江蘇省議決権100.0%
- 海外宿遷天野貿易 有限公司(注)1,3中国 江蘇省議決権100.0%
- 海外TEIN AUSTRALIA PTY LTD (注)1オーストラリア ビクトリア州議決権100.0%
- 海外TEIN Europe Sp.z o.o. (注)1ポーランド ヴィエルコポルスカ県議決権100.0%
- 海外TEIN Manufacturing (Thailand),Co.,Ltd. (注)1タイ サムットプラカーン県議決権100.0%
- 海外TEIN Sales(Thailand) Co.,Ltd.タイ サムットプラカーン県議決権20.0%
- 海外宿遷永裕机械有限公司(注)3中国 江蘇省議決権20.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は56億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.7%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 63億円 | 56億円 |
| 営業利益 | 5億円 | 3億円 |
| 純利益 | 3億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥18 | ¥18 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は16億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+14.3%、営業利益は+50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 11 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 14 | 2 | 14.3 | 2 |
| 2024年2Q | 12 | 2 | 16.7 | 1 |
| 2024年3Q | 10 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2024年4Q | 13 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 27 | 3 | 11.1 | 1 |
| 2025年4Q | 26 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2026年2Q | 28 | 2 | 7.1 | 2 |
| 2026年4Q | 28 | 1 | 3.6 | 1 |
| 2027年1Q | 16 | 3 | 18.8 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は28億円から56億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は5.4%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQスタンダードに上場。 | |||||
| 2013年3月 | 28 | — | 0 | — | 0 |
| 2014年3月 | 32 | — | 2 | — | 2 |
| 中国に宿遷天野貿易有限公司を設立(現連結子会社) | |||||
| 2015年3月 | 34 | — | 2 | — | 1 |
| 2016年3月 | 41 | — | 2 | — | 1 |
| 2017年3月 | 40 | — | 3 | — | 2 |
| 2018年3月 | 39 | — | 3 | — | 2 |
| 2019年3月 | 42 | — | 4 | — | 3 |
| 2020年3月 | 42 | — | 5 | — | 4 |
| 2021年3月 | 47 | — | 11 | — | 8 |
| 2022年3月 | 50 | — | 10 | — | 8 |
| オーストラリアにTEIN AUSTRALIA PTY LTDを設立(現連結子会社) | |||||
| 2023年3月 | 52 | — | 7 | — | 6 |
| ポーランドにTEIN Europe Sp.z o.o.を設立(現連結子会社) | |||||
| 2024年3月 | 49 | — | 7 | — | 5 |
| タイに TEIN Manufacturing(Thailand),Co.,Ltd.を設立(現連結子会社) | |||||
| 2025年3月 | 53 | 3 | 4 | 5.7 | 2 |
| 2026年3月 | 56 | 3 | 5 | 5.4 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高56億円のうち、営業利益として残るのは3億円で5.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の5.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金60.7%34億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金33.9%19億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.4%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが8億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは3億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は16億円で、売上の3.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2 | −13 | 0 | −11 | 6 |
| 2014年3月 | 2 | −8 | 14 | −6 | 16 |
| 2015年3月 | 2 | −7 | −1 | −5 | 10 |
| 2016年3月 | 1 | −3 | −2 | −2 | 6 |
| 2017年3月 | 2 | −2 | 1 | 0 | 7 |
| 2018年3月 | 1 | −2 | 0 | −1 | 6 |
| 2019年3月 | 7 | −4 | −1 | 3 | 9 |
| 2020年3月 | 8 | −2 | −3 | 6 | 11 |
| 2021年3月 | 11 | −4 | −3 | 7 | 16 |
| 2022年3月 | 4 | −6 | −1 | −2 | 14 |
| 2023年3月 | 11 | −4 | −6 | 7 | 15 |
| 2024年3月 | 6 | −3 | −5 | 3 | 14 |
| 2025年3月 | 7 | −3 | −6 | 4 | 13 |
| 2026年3月 | 8 | −5 | −1 | 3 | 16 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は89億円。このうち返さなくてよい自己資本が67億円で、自己資本比率は76.0%(業種中央値53.0%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 33 | 25 | 8 | 75.7 |
| 2014年3月 | 50 | 27 | 23 | 53.0 |
| 2015年3月 | 54 | 30 | 24 | 54.5 |
| 2016年3月 | 53 | 29 | 24 | 54.0 |
| 2017年3月 | 56 | 29 | 27 | 52.4 |
| 2018年3月 | 58 | 31 | 27 | 53.9 |
| 2019年3月 | 60 | 33 | 27 | 55.4 |
| 2020年3月 | 61 | 35 | 26 | 58.2 |
| 2021年3月 | 72 | 44 | 28 | 61.7 |
| 2022年3月 | 79 | 53 | 26 | 67.1 |
| 2023年3月 | 80 | 58 | 22 | 72.6 |
| 2024年3月 | 85 | 64 | 21 | 75.4 |
| 2025年3月 | 80 | 62 | 18 | 77.0 |
| 2026年3月 | 89 | 67 | 21 | 76.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
輸送用機器 82社との比較
同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で82社中10位あたり、逆に低いのはROEで82社中46位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥460で、1年前と比べて+18.9%。過去52週の値幅のなかでは94%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.5倍 |
| PER (会社予想) | 13.0倍 |
| PBR | 0.65倍 |
| 配当利回り | 3.91% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月前半まで417円〜435円で推移していたが、8月10日に457円と前日比+7.28%の急騰。25日移動平均線(425.96円)を約7.3%上回り、75日線(428.65円)も明確に上抜け。52週高値460円に約0.7%まで接近しており、史上最高値圏での攻防。RSIは67.9と上昇トレンドの継続を示す。出来高は8月10日に37,200株と急増し、買いが優勢。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PER12.40倍は同業平均16.32倍を下回り、PBR0.61倍は同業平均1.08倍を大きく下回る。配当利回り3.8%は平均3.24%を上回るが、配当性向94.2%と高く持続性に懸念。ROE5.2%は低いが、PBRが0.6倍台と解散価値割れで割安。業績は横ばいだが、財務の安定性を考慮すれば現状は割安と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.5倍 | 16.3倍 |
| PER (予想) | 13.0倍 | — |
| PBR | 0.65倍 | 1.12倍 |
| ROE | 5.2% | 7.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
ニッチな自動車アフターパーツ市場で安定した収益を上げるが、市場規模は限定的。強気派はブランド力と輸出拡大で成長余地があると主張。弱気派はEVシフトでアフターパーツ需要が縮小するリスクや、国内市場の成熟を指摘。2026年3月期も増収・増益予想だが、成長率は緩やか。配当利回り3.8%は下支え。
- ブランド力の強み
「TEIN」ブランドは国内外の愛好家に認知され、価格競争に巻き込まれにくい。
- 海外市場の拡大
海外売上比率が上昇傾向。ASEANや北米で需要取り込み可能。
- 高配当利回り
配当利回り3.8%と株式保有のインカムゲインが魅力的。
- 低PBR改善圧力で自社株買い期待次回株主総会影響強
PBR0.61倍、純資産約69億円に対し時価42億円、自己株式取得の余地大
- 高配当利回りが下値支えに継続影響弱
配当利回り3.8%は業界平均を上回り、インカム需要を喚起
- 連続増収で収益基盤拡大2026年Q2以降影響中
売上高49→53→56億円と3期連続増加、営業利益3億円維持
- 低流動性が上昇の弾みに不定影響弱
浮動株比率が低く、買い注文集中で株価急騰の可能性
- 市場規模の限界
アフターパーツ市場は自動車生産台数に連動せず、成長が頭打ち。
- EVシフトの逆風
EVではサスペンションの交換需要が減る可能性。部品点数の減少。
- 利益率の低下懸念
2026年3月期の営業利益率5.36%と微減。原材料高が圧迫。
- 低利益率体質で減収時に利益急減決算発表後影響強
営業利益率5.4%、売上10%減で営業利益約半減の試算
- ROE5%台では資本コスト超過困難継続影響中
ROE5.2%は推定資本コスト(7~8%)を下回り割高感
- 高配当性向が減配リスクを内包次回決算影響中
配当性向約53%、営業利益減少時には減配の可能性
- 外国人保有率低位で需給緩慢継続影響弱
外国人保有率4.6%と低く、機関投資家の参入が限定的
- 海外売上比率
- 成長のけん引役であり、拡大の継続が重要。
- 製品単価
- ブランド力の指標。値上げの浸透度を確認。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり18円で、前期から−5.9%。いまの株価に対する利回りは3.91%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 6 | — | 35.2 |
| 2018年3月 | 7 | 16.7 | 36.0 |
| 2019年3月 | 8 | 14.3 | 49.8 |
| 2020年3月 | 9 | 6.3 | 38.0 |
| 2021年3月 | 15 | 70.6 | 28.0 |
| 2022年3月 | 18 | 24.1 | 39.6 |
| 2023年3月 | 16 | −11.1 | 51.2 |
| 2024年3月 | 18 | 12.5 | 54.1 |
| 2025年3月 | 17 | −5.6 | 77.8 |
| 2026年3月 | 16 | −5.9 | 94.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥18
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,468人。区分でいちばん多いのは個人・その他で52.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.1%を占め、残る57.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 62.8 | 53.2 | 53.0 | 54.0 | 52.4 | 52.5 |
| 事業法人 | 28.0 | 36.0 | 34.7 | 34.8 | 37.6 | 37.3 |
| 金融機関 | 2.7 | 3.2 | 3.2 | 3.9 | 4.5 | 4.8 |
| 外国法人 | 4.8 | 6.2 | 6.3 | 6.4 | 4.5 | 4.5 |
| 自己株式 | 21.9 | 3.8 | 3.8 | 3.8 | 0.1 | 1.9 |
| 証券会社 | 1.6 | 1.4 | 2.7 | 0.9 | 0.9 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社イチノホールディングス | 36.64 |
| 02 | 市野 諮 | 13.75 |
| 03 | 藤本 吉郎 | 10.41 |
| 04 | MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 4.06 |
| 05 | 大西 康弘 | 3.59 |
| 06 | 日本生命保険相互会社 | 3.32 |
| 07 | 市野 澄恵 | 2.43 |
| 08 | 小島 恵美子 | 1.69 |
| 09 | 市野 景 | 1.65 |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行 | 1.43 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+419%、1株純資産は14期で+43%。直近期のROEは5.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 7 | 479 | 1.4 | 61.2 | 67.3 |
| 2014年3月 | 37 | 514 | 7.5 | 8.1 | 31.6 |
| 2015年3月 | 25 | 568 | 4.7 | 20.7 | 51.0 |
| 2016年3月 | 24 | 550 | 4.3 | 26.7 | 33.7 |
| 2017年3月 | 38 | 564 | 6.7 | 14.3 | 35.2 |
| 2018年3月 | 45 | 601 | 7.8 | 15.0 | 36.0 |
| 2019年3月 | 56 | 640 | 9.0 | 10.9 | 49.8 |
| 2020年3月 | 77 | 684 | 11.7 | 7.1 | 38.0 |
| 2021年3月 | 79 | 428 | 20.5 | 7.1 | 28.0 |
| 2022年3月 | 72 | 511 | 15.4 | 6.2 | 39.6 |
| 2023年3月 | 54 | 559 | 10.1 | 8.0 | 51.2 |
| 2024年3月 | 45 | 614 | 7.7 | 11.1 | 54.1 |
| 2025年3月 | 25 | 621 | 3.9 | 15.8 | 77.8 |
| 2026年3月 | 34 | 686 | 5.2 | 11.6 | 94.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額132百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 市野諮 | 代表取締役社長 | 69 | 1,375,000 |
| 藤本吉郎 | 専務取締役 | 66 | 1,041,000 |
| 古林泰 | 専務取締役 | 65 | 20,000 |
| 武井共夫 | 取締役 | 72 | 15,000 |
| 黒木一郎 | 監査役 | 74 | — |
| 佐藤臣夫 | 監査役 | 72 | — |
| 土屋雄二 | 監査役 | 74 | 2,000 |
| 國澤絵里 | 監査役 | 48 | — |
| 伊藤宣子 | 取締役 | 54 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 96 | 13 | 109 | 22 |
| 社外取締役 | 6 | 23 | 1 | 23 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容698字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,686字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,575字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,350字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第43期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第43期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第42期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第42期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第41期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第40期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第40期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第40期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第40期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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