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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

新明和工業

ShinMaywa Industries, Ltd.7224 · Prime · 輸送用機器

特装車から駐車システム、流体機械、航空機部品まで社会インフラを幅広く支える複合機械メーカー。

概要

新明和工業は1920年に川西機械製作所として創業し、戦後の1949年に新明和興業として再出発した輸送用機器メーカーである。ダンプトラックやタンクローリなどの特装車、機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋、自動電線処理機、水中ポンプ、救難飛行艇など、社会インフラを支える多様な製品を手がける。2026年3月期の連結売上高は2,850億円、従業員数は7,313人。東京・大阪両証券取引所プライム市場に上場する。

五つの事業が支える社会インフラ

新明和工業の事業は特装車、パーキングシステム、産機・環境システム、流体、航空機の5セグメントで構成される。特装車部門はダンプトラックやタンクローリ、塵芥車などを扱い、2024年度の売上高は1,175億円で全社の約41%を占める最大部門である。パーキングシステム部門は機械式駐車設備と航空旅客搭乗橋を提供し、売上高507億円。流体部門は水中ポンプや水処理設備を中心に300億円弱、航空機部門は救難飛行艇US-2や民需部品で416億円を計上する。産機・環境システム部門は自動電線処理機やごみ処理施設で273億円。各部門は独立した子会社群と連携し、国内45社、海外20社のグループ企業が事業を支える。

特装車事業が収益の核をなす構造

特装車部門は新明和工業の創業以来の基盤事業であり、ダンプトラックで国内トップクラスのシェアを持つ。荷台を傾けて土砂を排出するダンプ、液体輸送用のタンクローリ、ごみ収集車の塵芥車、トラック後部に取り付けるテールゲートリフタなど、用途に応じた特装車を製造する。2024年度の営業利益は61億円で、全社営業利益163億円の約37%を占める。修理・部品販売などのアフターサービスも手掛け、新明和オートエンジニアリングや東邦車輛などの子会社が保守網を全国に展開する。収益力強化事業に位置づけられ、安定的なキャッシュフローを生み出す役割を担う。

国内中心から海外へ広がる事業基盤

新明和工業の売上は依然として国内が主体だが、海外展開も加速している。1988年にタイに初の海外現地法人を設立し、現在はアジア、北米、欧州に生産・販売拠点を持つ。パーキングシステム部門では台湾新明和工業、シンガポールのShinMaywa (Asia)、マレーシアやベトナムの子会社が航空旅客搭乗橋を製造・販売する。産機・環境システム部門では米国、中国、タイに自動電線処理機の販売拠点を配置。流体部門でもタイで水中ポンプを生産する。2026年度の海外売上高目標は800億円(全社の25%)で、中期経営計画ではさらなる拡大を掲げる。

業界の中での役割は産業機械・社会インフラ機器メーカー、航空機部品サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,850億円
営業利益
163億円
営業利益率
5.7%
純利益
115億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01物流・建設主力

ダンプトラック、タンクローリ、塵芥車など、物流・建設現場向けの特装車を製造・販売。修理・部品販売も行う。

主な製品・サービス4
ダンプトラック
荷台を傾けて土砂などを排出するトラック。
タンクローリ
液体や粉体を輸送するタンクを備えたトラック。
塵芥車
ごみ収集用の特装車。
テールゲートリフタ
トラック後部に設置する昇降装置。

02駐車・空港主力

機械式駐車設備と航空旅客搭乗橋を製造・販売。都市インフラや空港向けのソリューションを提供。

主な製品・サービス2
機械式駐車設備
立体駐車場などに用いられる機械式駐車システム。
航空旅客搭乗橋
空港で旅客機とターミナルを接続する橋。

03産業機械・環境準主力

自動電線処理機、成膜装置、ごみ処理施設など、工場の生産性向上や環境負荷低減に寄与する機器・システムを提供。

主な製品・サービス3
自動電線処理機
電線の被覆剥ぎや圧着を自動で行う装置。
成膜装置
真空蒸着などにより薄膜を形成する装置。
ごみ中継施設
ごみを一時貯留し大型車に積み替える施設。

04上下水道・水処理準主力

水中ポンプ、水処理設備、高圧洗浄機などを供給。下水道や排水処理、水害対策に貢献。

主な製品・サービス3
水中ポンプ
水中で使用するポンプ。排水や下水処理に用いられる。
水処理関連設備・機器
汚水処理、浄化などのための設備・機器。
高圧洗浄機
高圧の水を噴射して洗浄する装置。

05航空機副次

救難飛行艇や訓練支援機の製造、海外航空機メーカー向け部品製造。固定翼無人航空機の開発も手掛ける。

主な製品・サービス2
救難飛行艇
洋上での救難活動に特化した水陸両用飛行艇。
航空機部品
ボーイングやエアバスなどの機体に組み込まれる部品。

製品と技術

ダンプトラックから塵芥車まで多彩な特装車

特装車部門の主力製品はダンプトラック、タンクローリ、塵芥車、テールゲートリフタ、脱着ボデートラック、ミキサ車などである。ダンプトラックは荷台を油圧で傾けて土砂・砂利を排出する建設現場の定番車両。タンクローリは液体や粉体を輸送するためのタンクを架装し、石油・化学業界で使われる。塵芥車はごみ収集用で、プレス機構を備えた車両が一般的。テールゲートリフタはトラック後部に設置する昇降装置で、荷役作業の効率化に寄与する。これらの特装車は顧客の用途に応じて設計・製造され、修理・部品販売のアフターサービスもグループ会社が担う。

機械式駐車設備と航空旅客搭乗橋が支える都市・空港インフラ

パーキングシステム部門は機械式駐車設備と航空旅客搭乗橋の2本柱で構成される。機械式駐車設備は1964年に開発した垂直循環方式「新明和パーキングタワー」を祖とし、現在はエレベータ式、水平循環式など多様な方式をラインナップ。都市部の限られた土地で駐車スペースを効率的に確保する。航空旅客搭乗橋は1969年に東京国際空港へ初号機を納入して以来、国内外の空港に納入実績を持つ。シンガポールやマレーシアの子会社が製造・販売を担い、アジア市場でシェアを拡大している。両製品とも保守・改修サービスが収益の一部を占める。

水中ポンプと水処理技術で水インフラを支える流体事業

流体部門は水中ポンプ、水処理関連設備・機器、高圧洗浄機などを提供する。水中ポンプは1964年にスウェーデン企業との技術提携で製造を開始し、その後軽量ポンプや高効率機種を開発。下水道や排水処理、農業用水、防災用途に幅広く使われる。水処理設備は汚水処理や浄化システムを含み、自治体や工場向けに納入。高圧洗浄機はフルテック株式会社が製造し、産業用から家庭用まで展開する。流体部門は安定的な需要に支えられ、2024年度の営業利益率は約15.6%と高い収益性を示す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

輸送機器で総合展開、収益性改善へ

輸送用機器業界で、特装車や飛行機部品等を手がける。売上高は2,500億円超と規模が大きく、2026/3期は2,850億円に増収見込み。営業利益率は5%前後で推移。同業にはトヨタ紡織やユニプレスがいるが、同社は多角化で差別化。特装車で国内首位クラス、航空機部品で成長が見込まれる。海外展開も進めている。収益率は中程度で、高付加価値化が今後の課題。

強み

  • 特装車で国内トップクラスのシェアを確保。
  • 輸送機器と航空機部品でリスク分散。
  • 売上高は増加傾向、需要が堅調。
  • 多様な製品で高度な技術を持つ。

課題

  • 営業利益率5%と中程度、改善余地あり。
  • 輸送機器は景気変動の影響を受けやすい。
  • 国内外の競合が多く、価格競争がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字が新明和工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17734理研計器1,588億円15.4倍
26486イーグル工業1,500億円13.9倍
36340澁谷工業1,481億円14.2倍
49010富士急行1,434億円3.9倍
55715古河機械金属1,378億円11.0倍
67224新明和工業1,353億円11.1倍
76474不二越1,353億円17.7倍
86351鶴見製作所1,266億円23.2倍
96284日精エー・エス・ビー機械1,261億円14.8倍
106741日本信号1,229億円9.7倍
117721東京計器1,159億円27.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

川西機械製作所として航空機メーカーに成長した戦前期

新明和工業の前身は1920年2月に設立された川西機械製作所である。創業後まもなく航空機産業に参入し、1940年12月には大型飛行艇「二式飛行艇」を完成させた。1941年12月に宝塚製作所、1942年2月に甲南製作所を開設し、生産能力を拡大。1943年12月には局地戦闘機「紫電改」を完成させ、戦時中の航空機生産で技術力を蓄積した。これらの機体開発で培った飛行艇技術は、戦後も継承され、後の救難飛行艇US-1/2へとつながる。

戦後再建と特装車事業への転換(1946-1960年)

敗戦により航空機生産を禁止された川西航空機は、1947年7月に明和興業に商号変更。1949年9月にはダンプトラック第1号を完成させ、特装車事業に進出した。同年11月、資本金7,000万円で新明和興業株式会社を設立。1951年6月にタンクローリ、1955年7月にテールゲートリフタの生産を開始し、特装車の品揃えを拡大した。1955年8月には航空機のオーバーホールを再開し、航空機事業の再建にも着手。1956年にはワイヤーストリッパー(自動電線処理機)の第1号を完成させ、産業機械分野にも進出した。

日立系列入りと上場、事業拡大の1960年代

1960年5月、新明和興業は株式会社日立製作所の系列下に入り、経営基盤を強化した。同年9月にはYS-11中型輸送機の協力生産を開始し、航空機産業への復帰を果たす。1962年8月に東京・大阪両証券取引所市場第二部に上場。1964年3月には垂直循環方式の立体駐車設備「新明和パーキングタワー」を開発し、パーキングシステム事業に参入。1966年6月に寒川工場を開設、1967年8月には市場第一部に指定替えされた。多事業化と生産拠点拡充を進め、企業規模を拡大した。

救難飛行艇US-1の開発と航空機事業の継承(1968-1990年)

1968年8月、防衛庁(当時)向け試作飛行艇PX-S(後のPS-1)を納入。1975年3月には救難飛行艇US-1の初号機を納入し、世界でも類を見ない水陸両用救難機として知られるようになった。1981年5月には改良型US-1Aに名称変更。1985年5月にはブラシレスDCモータを完成させるなど、技術開発を継続した。航空機事業は防衛用途に加え、1993年7月からボーイング777向け翼胴フェアリングの出荷を開始し、民間航空機部品製造にも進出した。これらは戦前の飛行艇技術の蓄積あってこそ実現した。

海外展開と事業多角化の推進(1988-1995年)

1988年12月、新明和工業初の海外現地法人をタイに設立し、特装車部品の生産を開始した。1992年4月にはロゴマーク「ShinMaywa」を制定し、ブランドの国際化を図る。1992年5月に小野工場を開設し、生産能力を増強。1993年7月、ボーイング社「777」向け部品の出荷を開始し、航空機部品事業を本格化させた。1995年1月には軽量水中ポンプを発売し、流体事業の製品ラインナップを拡充した。この時期、特装車、パーキング、産機、流体、航空機の5事業体制が確立され、現在の事業ポートフォリオの基礎が固まった。

年表48件を開く

1920年代

  • 1920年2月創業川西機械製作所設立

1940年代

  • 1940年12月川西十三試大型飛行艇「二式飛行艇」完成
  • 1941年12月宝塚製作所開設
  • 1942年2月甲南製作所開設
  • 1943年12月局地戦闘機「紫電改」完成
  • 1946年7月川西モーターサービス部設置
  • 1947年7月商号変更川西航空機株式会社が明和興業株式会社に商号変更
  • 1949年9月ダンプトラック第1号完成
  • 1949年11月創業新明和興業株式会社設立(資本金7,000万円)

1950年代

  • 1951年6月タンクローリ生産開始
  • 1954年5月自吸式ポンプ第1号完成
  • 1955年7月テールゲートリフタ生産開始
  • 1955年8月航空機のオーバーホール開始
  • 1955年12月ミキサ車第1号納入
  • 1956年2月第一製作所設置
  • 1956年9月ワイヤーストリッパー第1号機完成
  • 1957年1月航空機製作所設置

1960年代

  • 1960年5月株式会社日立製作所の系列下に入る
  • 1960年9月YS-11中型輸送機の協力生産開始
  • 1962年3月広島工場開設
  • 1962年8月上場東京、大阪両証券取引所市場第二部に上場
  • 1962年10月ごみ収集車生産開始
  • 1964年1月社是「清潔、誠心、堅実、進取」制定
  • 1964年3月垂直循環方式立体駐車設備「新明和パーキングタワー」開発
  • 1964年6月スウェーデンの企業と電動水中ポンプの製造に関する技術提携
  • 1966年6月寒川工場開設
  • 1967年8月当社株式が東京、大阪両証券取引所市場第一部銘柄に指定替え
  • 1968年8月「PX-S」試作1号機(PS-1)を防衛庁(当時)に納入
  • 1969年2月航空旅客搭乗橋の初号機を東京国際空港に納入

1970年代

  • 1970年6月佐野工場開設
  • 1973年6月脱着ボデートラック開発
  • 1975年3月US-1型救難飛行艇初号機を防衛庁(当時)に納入
  • 1976年5月東京都内にビル内ごみ処理設備初号機を納入
  • 1979年3月京都府内にごみ中継施設が初竣工

1980年代

  • 1981年5月US-1型航空機の離着水能力を向上した機体を「US-1A」と呼称
  • 1982年10月ごみ貯留排出機初号機を大阪の商業施設に納入
  • 1983年9月事業部制に移行
  • 1985年5月ブラシレスDCモータ完成
  • 1985年11月徳島分工場設置
  • 1986年9月労働組合統一
  • 1987年2月東京本部ビル(横浜市鶴見区)が営業開始
  • 1988年12月創業当社初となる海外現地法人(部品生産拠点)をタイに設立
  • 1989年6月資本金100億円突破

1990年代

  • 1991年1月播磨工場開設
  • 1992年4月ロゴマーク「ShinMaywa」を制定
  • 1992年5月小野工場開設
  • 1993年7月ボーイング社「777」向け翼胴フェアリング初号機分を出荷
  • 1995年1月軽量水中ポンプを発売

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2026年度まで3,200億円
  • 連結営業利益2026年度まで180億円
  • 海外売上高2026年度まで800億円
  • ROE2026年度まで10%以上
  • ROIC2026年度まで7%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    海外展開の加速とM&A活用

    東南アジア、オセアニア、北米への展開を強化し、戦略的M&Aを海外拡大や新事業創出に積極的に活用する。

  2. 02

    DX推進と新事業創出

    データ活用による新たな価値創造やビジネスモデル開発を進め、社内外との価値共創により新事業を創出する。

  3. 03

    ROIC経営による事業ポートフォリオ管理

    ROICを基準に事業を「成長力強化事業」と「収益力強化事業」に区分し、逆ツリー展開と適正なキャッシュ・アロケーションで資本効率を改善する。

  4. 04

    人的資本の強化

    成長戦略に沿った人材の獲得・育成と従業員エンゲージメント向上に取り組み、組織力を高める。

  5. 05

    環境社会貢献とリスク管理強化

    温室効果ガス排出削減をグループ全体に展開し、気候変動や人権リスクのモニタリング、大規模災害・情報セキュリティ対策を強化する。また防衛生産基盤の強化にも貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で7,313人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は782万円で、9期前と比べて+14.7%平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は14.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,726
2018年3月4,773
2019年3月68242.913.75,037
2020年3月69043.114.05,075
2021年3月67643.314.35,288
2022年3月69243.714.45,783
2023年3月67444.014.75,932
2024年3月66143.814.96,181
2025年3月72843.514.86,473216
2026年3月78244.014.27,313223

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率215.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社20(国内 14 / 海外 6、うち連結子会社 18) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
佐野工場 — 栃木県佐野市6,741百万円
特装車
寒川工場 — 神奈川県高座郡寒川町4,817百万円
特装車
特装車 — 東邦車輛㈱(群馬県邑楽郡邑楽町)3,049百万円
その他 — ㈱明和工務店(神戸市中央区)2,736百万円
特装車 流体 — Thai ShinMaywa Co.,Ltd. (タイ国サムサコン県)2,735百万円
特装車 — 新明和オートエンジニアリング㈱(横浜市鶴見区)2,665百万円
特装車 — ㈱OSK (神戸市東灘区)2,264百万円
小野工場 — 兵庫県小野市2,110百万円
流体
甲南工場 — 神戸市東灘区1,989百万円
航空機
広島工場 — 広島県東広島市1,982百万円
特装車
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱明和工務店
    神戸市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    新明和商事㈱
    兵庫県西宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    新明和オートエンジニアリング㈱
    横浜市鶴見区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    新明和ソフトテクノロジ㈱
    兵庫県西宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Thai ShinMaywa Co., Ltd.
    タイ国 サムサコン県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Thai ShinMaywa Co., Ltd.
    タイ国 サムサコン県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ShinMaywa(America),Ltd.
    アメリカ合衆国 テキサス州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ShinMaywa(America),Ltd.
    アメリカ合衆国 テキサス州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ShinMaywa(Asia)Pte. Ltd.
    シンガポール共和国 チュアス · 連結子会社
    議決権75.0%
  • 海外
    ShinMaywa(Asia)Pte. Ltd.
    シンガポール共和国 チュアス · 連結子会社
    議決権75.0%
  • 国内
    新明和ウエステック㈱
    兵庫県宝塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    新明和岩国航空整備㈱
    神戸市東灘区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社8社を開く
  • 新明和アクアテクサービス㈱神戸市東灘区100%
  • 新明和(上海)商貿有限公司中華人民共和国 上海市100%
  • 新明和(上海)商貿有限公司中華人民共和国 上海市100%
  • ShinMaywa(Bangkok)Co.,Ltd.タイ国 バンコク市49%
  • ShinMaywa(Bangkok)Co.,Ltd.タイ国 バンコク市49%
  • イワフジ工業㈱岩手県奥州市100%
  • 新明和(上海)精密機械有限公司中華人民共和国 上海市100%
  • 新明和(上海)精密機械有限公司中華人民共和国 上海市100%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    経済安全保障重要技術育成プログラム/高高度無人機による海洋状況把握技術の開発・実証海洋状況把握技術に関する研究開発高高度無人機による海洋状況把握技術の研究開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-09-18
    20億円
  • 調達
    空港用125型救急医療搬送車2台の製造(松山・大分空港向け)
    国土交通省 · 2022-09-13
    1.7億円
  • 調達
    令和4年度 飛行検査機保守点検整備作業(CJ4型機)
    国土交通省 · 2022-04-01
    9,490万円
  • 調達
    空港用125型救急医療搬送車1台の製造(那覇空港向け)
    国土交通省 · 2021-06-10
    7,593万円
  • 調達
    令和6年度 飛行検査機保守(CJ4型機)
    国土交通省 · 2024-04-01
    7,166万円
  • 調達
    那覇空港場周地下道3号排水ポンプ点検整備(再公告)
    国土交通省 · 2026-02-17
    330万円
  • 調達
    令和2年度 災害応急用ポンプ始動盤製造
    農林水産省 · 2020-12-17
    320万円
  • 調達
    令和5年度 那覇空港場周地下道排水ポンプ点検整備
    国土交通省 · 2023-11-09
    312万円
  • 調達
    那覇空港場周地下道2号排水ポンプ点検整備
    国土交通省 · 2024-11-05
    300万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,850億円営業利益163億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.0%、利益が+16.4%。

売上高
+7.0%
2,850億円
営業利益
+16.4%
163億円
純利益
+27.8%
115億円
営業利益率
5.7%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,100億円2,850億円
営業利益170億円163億円
純利益105億円115億円
1株あたり配当¥58¥58

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は627億円、営業利益は20億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+19.7%、営業利益は+233.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q64728
2024年1Q52461.16
2024年2Q641385.924
2024年3Q611193.16
2024年4Q79537
2025年2Q1,241574.632
2025年4Q1,423835.858
2026年2Q1,230463.728
2026年4Q1,6201177.287
2027年1Q627203.219

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,509億円から2,850億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は5.7%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,50965114
2014年3月1,74011474
2015年3月1,93114492
2016年3月2,039156103
2017年3月2,01213290
2018年3月2,07310871
2019年3月2,17310470
2020年3月2,27212474
2021年3月2,09211255
2022年3月2,16811869
2023年3月2,2529973
2024年3月2,57112173
2025年3月2,6641401355.390
2026年3月2,8501631635.7115

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,850億円のうち、営業利益として残るのは163億円5.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は115億円、売上の4.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.7%2,356億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.6%330億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.7%163億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
17.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.6pt
5.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.3pt
4.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.0pt
9.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが244億円、投資CFが−106億円で、差し引きのフリーCFは138億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は359億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月118−65−10453148
2014年3月65−56−349126
2015年3月95−58−3537129
2016年3月148−65−4083171
2017年3月143−60−6683188
2018年3月87−71−1616188
2019年3月135−97−538220
2020年3月85−12414−39193
2021年3月181−91−6090227
2022年3月160−72−5288265
2023年3月64−72−41−8225
2024年3月141−82−5959229
2025年3月205−108−5197283
2026年3月244−106−63138359

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,961億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,257億円で、自己資本比率は42.2%(業種中央値53.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,55289066257.3
2014年3月1,67595272356.8
2015年3月1,8221,06076258.1
2016年3月1,8681,13173760.5
2017年3月1,8861,18370362.7
2018年3月1,9001,25065065.7
2019年3月2,0928301,26239.4
2020年3月2,1428371,30538.7
2021年3月2,1218881,23341.5
2022年3月2,2129431,26941.8
2023年3月2,2691,0041,26543.5
2024年3月2,6011,0871,51441.1
2025年3月2,6641,1311,53442.0
2026年3月2,9611,2571,70442.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
361億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
874億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
59億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,704億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
69
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率82社中20位あたり、逆に低いのは自己資本比率82社中57位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.7%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.7%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
42.2%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
7.0%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,933で、1年前と比べて+11.9%過去52週の値幅のなかでは20%の位置にある。

¥1,933-3.5%1ヶ月-2.6%1年+11.9%時価総額1,353億円
過去52週の値幅
安値¥1,736高値¥2,744

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.1倍
PER (会社予想)12.2倍
PBR1.03倍
配当利回り3.00%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2019円で、25日線(1994.2円)を約1.2%上回り、75日線(2162.2円)は下回る。52週高値2744円からは26.4%下落、安値1710円からは18.1%上昇。出来高は直近16万〜30万株と、やや増加傾向。RSIは61.9とやや強気で、25日線を維持すれば75日線回復を目指す展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

実績PER11.6倍は業界平均16.6倍を約30%下回り、予想PER12.7倍でも割安。PBR1.08倍は平均1.12倍と同水準で、ROE9.7%と収益性は平均的。配当利回り2.87%は平均3.2%を下回るが、配当性向45.4%と安定。売上高・利益とも増加傾向で、割安だが配当利回りの低さがやや懸念。総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.1倍16.3倍
PER (予想)12.2倍
PBR1.03倍1.12倍
ROE9.7%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、公共投資の継続や環境対応車両の需要増で特装車両が伸びるとみる。また、航空機部品もボーイングの生産回復で寄与拡大を期待し、2026年3月期の増収増益予想を信頼する。一方、弱気派は、売上高は伸びても利益率が低く、原燃料高や人件費増で利益が圧迫されると懸念。特に航空機部品は為替や納期に左右され、特装車両も自治体予算に依存するため不安定とみる。PBR1倍前後で割安感はあるが、資本効率の改善が課題。

プラスに働く材料7
  • 特装車両の安定需要

    ゴミ収集車などは公共性が高く、更新需要が継続的に見込める

  • 航空機部品の回復

    ボーイングの生産増で主翼部品の出荷拡大が期待される

  • 増収増益予想

    2026/3期の純利益は前期比28%増の115億円と会社計画

  • 2026年3月期は営業利益163億円、前期比23億円増2026年3月期影響

    売上高2850億円、営業利益163億円、最終利益115億円。前期比で営業利益は23億円増加。

  • 売上高が3期連続増収、2571→2850億円2026年3月期影響

    売上高は2024年3月期2571億円→2026年3月期2850億円。2026年3月期は前期比186億円増。

  • 営業利益率が5.26%から5.72%へ改善2026年3月期影響

    営業利益率は前期比0.46pt改善の5.72%。売上高2850億円に拡大。

  • 配当利回り2.87%と安定的な株主還元継続影響

    予想配当利回り2.87%。時価総額1413億円に対する安定配当が下値を支える。

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率は5%前後で、材料費や労務費の上昇に弱い

  • 航空宇宙の不透明感

    ボーイングの生産計画変更や為替変動で業績がぶれる

  • 公共投資依存

    自治体の予算削減や発注遅延がリスク

  • 予想PER12.7倍が実績PER11.6倍を上回り来期減益示唆2027年3月期影響

    実績PER11.6倍に対し予想PER12.7倍。市場は来期の減益を織り込んでおり、失望売りリスク。

  • 営業利益率5.72%と1桁台、利益率の上限は低い通年影響

    売上高2850億円、営業利益163億円、営業利益率5.72%。前期比+186億円の増収でも改善は小幅。

  • ROE9.7%と10%未満、PBR1.08倍で割安感は限定的継続影響

    ROE9.7%、PBR1.08倍。自己資本利益率が10%に届かず、バリュエーションの再評価は限定的。

  • 1年で株価17.08%上昇、好材料が織り込み済み継続影響

    株価は1年間で17.08%上昇。業績改善を先取りしており、目先の上値は重い。

次の決算で確かめる点
特装車両の受注高
公共投資の動向と市場シェアの維持を測る
航空宇宙部門の売上高
ボーイングの生産回復と契約獲得状況を確認する
営業利益率
コスト転嫁の進捗と採算性の改善を見る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり58で、前期から+7.7%いまの株価に対する利回りは3.00%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥58
1株あたり
配当利回り
3.00%
いまの株価に対して
配当性向
45.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1420.6
2018年3月2364.343.7
2019年3月4595.791.9
2020年3月8793.3138.8
2021年3月38−56.3189.2
2022年3月4210.5110.2
2023年3月457.161.8
2024年3月450.096.2
2025年3月5215.690.4
2026年3月567.745.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥58

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ24,529人。区分でいちばん多いのは個人・その他38.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.5%を占め、残る60.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他41.042.740.342.840.738.7
外国法人16.415.716.515.617.921.1
金融機関18.418.121.319.420.420.1
事業法人22.221.720.519.819.119.4
自己株式6.16.05.85.85.65.5
証券会社2.01.81.42.42.00.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.85
02三信株式会社9.64
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.42
04新明和グループ従業員持株会4.63
05住友不動産株式会社2.63
06東洋ビルメンテナンス株式会社1.99
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.96
08新明和グループ取引先持株会1.82
09BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.69
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.47

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-12
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.52%
    +0.15pt
  • 2026-04-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.37%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+53%、1株純資産は14期で+112%。直近期のROEは9.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月11489213.66.527.1
2014年3月759548.112.622.2
2015年3月921,0629.113.920.7
2016年3月1031,1349.47.717.7
2017年3月931,2397.711.420.6
2018年3月741,3085.811.843.7
2019年3月761,2636.818.091.9
2020年3月1131,2628.99.9138.8
2021年3月831,3386.412.2189.2
2022年3月1051,4057.78.6110.2
2023年3月1111,4987.610.661.8
2024年3月1101,6227.111.396.2
2025年3月1361,6958.210.390.4
2026年3月1741,8889.713.245.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額309百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
槶原敬士代表取締役 取締役社長6326,000
五十川龍之取締役会長6766,000
久米俊樹取締役 専務執行役員 財経本部長兼経理部長5930,000
長井聖子取締役66
梅原俊志取締役69
浅見彰子取締役61
西田幸司取締役 常勤監査等委員654,000
杦山栄理取締役 監査等委員51
木村文彦取締役 監査等委員72
鈴木敦子取締役 監査等委員63

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5117562122745
社外取締役857577
取締役(社内)1161616
監査役2995

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,493字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社45社(国内25社、海外20社)、関連会社6社(国内4社、海外2社)で構成しており、特装車、パーキングシステム、産機・環境システム、流体、航空機の製造、販売及びこれらに付帯するサービス業務などを営んでおります。5つの事業の多くは社会インフラと接点があり、さまざまな場面で人々の暮らしとかかわりを持っています。 セグメントごとの主な事業内容、及び主な関係会社は次のとおりです。 (1)主な事業内容 特装車:   ニーズに合わせた多様な「働く車」を製造・販売しており、作業性と安全性を共に満たす品質を追求しております。主な取り扱い製品は、ダンプトラック、タンクローリ、テールゲートリフタ、脱着ボデートラック、塵芥車、トレーラ、林業機械等で、当社及び子会社は、これら本体及び部品の製造、販売、修理等を行っております。 パーキング:システム   都市インフラに不可欠な駐車にまつわるソリューションを提供しております。主な取り扱い製品は、機械式駐車設備及び航空旅客搭乗橋で、当社及び子会社は、これらの製造、販売、保守及び改修等を行っております。 産機・環境:システム   各種産業の生産性・加工品質向上を志向した機器や、効率的なごみ処理に不可欠な環境関連システムを提供しております。主な取り扱い製品は、自動電線処理機、成膜装置、ダイレクトドライブモータ、真空乾燥装置、ごみ中継施設、破砕・選別回収システム等で、当社及び子会社は、これらの製造、販売及び修理等を行っております。 流体: 下水にまつわる水インフラや、水害対策に用いられる多様な製品・システムを提供しております。主な取り扱い製品は、水中ポンプ及び水処理関連設備・機器、高圧洗浄機等で、当社及び子会社は、これらの製造、販売、据付工事及び保守修理等を行っております。 航空機:    水陸両用飛行艇の開発、製造を通じて培った技術を民間航空機の部品製造に生かすとともに、近年は固定翼無人航空機の自主開発にも取り組んでおります。主な取り扱い製品は、救難飛行艇、訓練支援機等の航空機及び海外航空機メーカー向け航空機部品で、当社及び子会社は、これらの製造、販売及び修理等を行っております。 その他:   「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設事業、不動産事業、ソフトウェア事業等を含んでおります。 (2)主な関係会社 セグメント   法人名   主な事業内容 特装車   新明和オートエンジニアリング株式会社   各種特装車の保守・修理、関連部品販売 イワフジ工業株式会社   林業機械の製造・販売 東邦車輛株式会社   トレーラ、タンクローリ、ウイングバンなどの特装車の製造・販売・保守・修理 新明和オートセールス株式会社   中古自動車の販売、搬送機器他の製造・販売・保守、廃棄物の処理設備などの製造・販売・保守 東邦車輛サービス株式会社   関西地区のトレーラ、タンクローリ、ウイングバンなどの特装車の保守・修理 株式会社エー・エス・エヌ   関西地区及び静岡県東部地区における特装車のアフターサービス・特殊車両から軽車両までの車検、部品販売 株式会社OSK   油圧ポンプ、減速機他油圧機器部品の製造及び販売 株式会社WAKO   油圧ポンプ、減速機他の鋳造加工、めっき加工 Thai ShinMaywa Co., Ltd.   特装車部品などの製造・販売 パーキングシステム   新明和パークテック株式会社   機械式駐車設備の製造・販売・保守・修理 台湾新明和工業股份有限公司   機械式駐車設備の製造・販売・保守・改修 ShinMaywa(Asia)Pte. Ltd.   航空旅客搭乗橋の組立・販売・保守・修理、産機・環境システム製品及び流体製品の販売・保守・修理 ShinMaywa Aerobridge Malaysia Sdn. Bhd.   航空旅客搭乗橋の製缶 ShinMaywa(Asia)Vietnam Company Limited   航空旅客搭乗橋の製造・販売・据付・保守・修理 産機・環境システム   新明和ウエステック株式会社   リサイクル施設やごみ中継施設など環境施設の運営管理 大亜真空株式会社   真空技術を利用した各種機械製造 ShinMaywa(America), Ltd.   自動電線処理機、流体製品の販売・保守・修理 新明和(上海)精密機械有限公司   自動電線処理機の製造及び販売 新明和(上海)商貿有限公司   自動電線処理機はじめ各種産機システム製品の販売・保守・修理 ShinMaywa(Bangkok)Co., Ltd.   自動電線処理機、真空装置、環境システム製品の販売・保守・修理・据付 KOREA VACUUM LIMITED   真空技術を利用した各種機械製造、コーティングサービス等 流体   新明和アクアテクサービス株式会社   流体関連製品の据付・保守・修理 フルテック株式会社   高圧洗浄機、塗装機等の機械器具製造・販売・修理 ShinMaywa(America), Ltd.   自動電線処理機、流体製品の販売・保守・修理 Thai ShinMaywa Co., Ltd.   流体製品の製造 TurboMAX Co., Ltd.   ターボブロワの設計・製造・販売 航空機   新明和岩国航空整備株式会社   航空機の修理・改造・整備 ウイングフィールド株式会社   航空機部品の製造及び組立、航空機シートの製造販売 その他   株式会社明和工務店   建築、土木、電気、給排水、空調の設計施工 新明和商事株式会社   不動産業及び人材派遣業ほか 新明和ソフトテクノロジ株式会社   業務系・モバイル系システムの開発、CAD/CAE技術支援、パッケージソフトの開発・販売、ITインフラの構築・運用 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,178字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、2020年2月に創業100周年という節目を迎えたことを機に、これまでの歴史の重みを踏まえつつ、「次なる100年」に向けて持続的成長を遂げる企業グループとなるべく、2020年4月1日付で、当社グループの存在理由及び目的、使命を示した新たな経営理念を制定しました。また、持続的成長を続けていくには、この経営理念を拠り所とする、当社グループの将来展望を掲げるとともに、それを具現化していく「長期志向経営」への転換が必須であるとの思いから、同日付で、2030年を目標年に置いた将来展望を「長期ビジョン」として掲げました。 [経営理念] 新明和グループは、たゆまぬ技術革新で、 安心な社会と快適な暮らしを支え続け、 人々の幸せに貢献します。 [長期ビジョン] グローバルな社会ニーズに応え、 都市・輸送・環境インフラの高度化に貢献する 価値共創カンパニーを目指します。 「長期ビジョン」の実現に向けて当社グループのありたい姿を具体化し、その姿と現状とのギャップをバックキャストで埋めていく「長期志向経営」を進めてまいります。 (2) 経営環境及び対処すべき課題等 当社グループは、2021年度から2030年度までの10か年にわたる長期経営計画[SG-Vision 2030]を策定し、当社グループが目指す2030年度における姿を表した「長期ビジョン」の実現及び各種経営指標達成を目指しております。そして本計画の適用期間を3つのPhase(段階・期間)に分け、各Phaseについて中期経営計画を立案・推進しております。 ①長期経営計画[SG-Vision 2030] 長期経営計画(目標値)   Sustainable Growth with Vision 2030-価値創造による持続的成長-[SG-Vision 2030]活動期間:2021年度~2030年度 長期ビジョングローバルな社会ニーズに応え、都市・輸送・環境インフラの高度化に貢献する価値共創カンパニーを目指します。 連結売上高   海外売上高   ROE   ROIC 4,000億円以上   1,000億円以上   12%以上   10%以上 中期経営計画(活動期間)   2021~2023年度   2024~2026年度   2027~2030年度 Phase1<転換>   Phase2<拡大>   Phase3<飛躍> (為替前提:1ドル=140円) ②中期経営計画[SG-2026] 長期経営計画のPhase2<拡大>に該当する2024年度から2026年度の期間を中期経営計画[SG-2026]と定め、経営指標と基本方針に則り経営活動に取り組んでおります。 ア.[SG-2026]主な経営指標 連結売上高   連結営業利益   海外売上高   ROE   ROIC 目標値   3,200億円   180億円   800億円   10%以上   7%以上 (為替前提:1ドル=140円) イ.基本方針 ① 持続的成長の実現   海外展開の加速:東南アジア・オセアニア・北米への展開強化   戦略的M&Aの実施:海外拡大、新事業創出への積極的活用   DX推進による新たな価値の創造:データ活用による価値創造、新たなビジネスモデルの開発   新事業創出:事業シナジー、社外との価値共創による新事業創出 ② 事業ポートフォリオ・マネジメント   ROICを基準に事業ポートフォリオを「成長力強化事業」と「収益力強化事業」に区分   「成長力強化事業」=パーキングシステム部門、産機・環境システム部門、流体部門   「収益力強化事業」=特装車部門、航空機部門 ③ ROIC経営の浸透と推進 ROIC逆ツリー展開、適正なキャッシュ・アロケーション ④ 人的資本の強化  成長戦略に則った人材の獲得・育成、従業員エンゲージメントの向上 ⑤ 製品・サービスを通じた環境、社会への貢献 GHG(温室効果ガス)プロトコル Scope1・2のグループ会社への展開・Scope3の導入    ステークホルダーへの提供価値の拡大による企業価値の向上 ⑥ リスクマネジメント・コンプライアンスの強化気候変動や人権問題等の事業リスクのモニタリング、大規模自然災害や情報セキュリティへの対策強化、高いコンプライアンス意識の醸成等 2026年度は[SG-2026]の最終年度であり、[SG-2026]に掲げる経営目標の達成に向けて、引き続き売上高の拡大、収益力の向上、資本効率の改善等に向けた施策に取り組んでまいります。 なお、世界的な地政学上のリスクの高まりを受け、わが国においても防衛生産基盤の強化を図ることが重要な社会的課題となっております。当社は、US−2型救難飛行艇の製造をはじめとして、すでに防衛関連事業に取り組んでおりますが、これまでに培ってきた技術力や防衛関連製品に関する知見等を生かして防衛関連事業への取り組みのさらなる強化を図っていくことにより、これらの重要な社会的課題にも応えてまいります。
事業等のリスク1,971字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響については、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)異常気象や自然災害の発生及び激甚化 地震・風水害等の自然災害により事業拠点や生産設備が被災した場合、事業活動の中断、復旧に要する費用の増大等により、当社グループの財政状態、業績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このため、BCM基本方針に基づき、BCPの整備・見直し、安否確認システムや緊急連絡体制の整備、訓練の実施、防災・減災対策、サプライチェーンリスク管理等に取り組んでいます。 (2)重大事案(労働災害・火災・爆発・交通事故等)の発生 生産・サービス活動を各拠点における従業員と重要な機械設備に依存しているため、重大な労働災害や火災・爆発事故等が発生した場合、事業活動の中断、復旧に要する費用の増大、納期遅延による違約金等により、当社グループの財政状態、業績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このため、リスクアセスメントによる危険箇所の把握、安全パトロール・監査、体験型教育等による危険予知能力の向上、法令に基づく設備点検、防火管理体制の整備、交通安全教育等を通じて事故防止に努めています。 (3)サイバー攻撃による生産停止及び情報漏洩 サイバー攻撃により業務上使用する重要なシステムが停止、重要なデータを喪失する等した場合には事業活動の中断、復旧に要する費用の増大等により、また重要な機密情報や個人情報が漏洩した場合には競争上の優位性の喪失や社会的信用の棄損等により、当社グループの財政状態、業績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このため、各種監視の強化、従業員への教育・訓練に加えCSIRT体制の構築等の施策を通じて、防御力と対応力の向上に努めています。 (4)重大なコンプライアンス違反 独占禁止法その他の企業活動上順守すべき法令等に違反する行為が行われた場合、許認可の喪失や営業停止命令、公共事業の入札への指名停止処分等に伴う事業機会の喪失に加えて、課徴金納付命令や罰金刑、損害賠償請求に伴う経済的な損失の発生、社会的信用の棄損等により、当社グループの財政状況、業績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このため、継続的なコンプライアンス教育の実施、事業活動に関わる法令等の順守状況の監査、内部通報制度の適正な運用等により、コンプライアンス体制の強化に努めています。 (5)不良品や欠陥品などの品質問題 不良品や欠陥品等の品質問題が発生した場合、リコール対策費用の増大や損害賠償請求、社会的信用の棄損等により、当社グループの財政状況、業績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このため、QMSの運用・改善、FMEA等による設計段階からの品質確保、リスク評価、安全認証対応、自動検査機の導入、不適合品の再発防止策の徹底、緊急時対応体制の整備等に取り組んでいます。 (6)原材料・部材の高騰・入手困難 原油、鋼材等の資源高、輸送コスト上昇等による原材料調達価格の高騰が長期化した場合、製造原価の上昇や、顧客への納期遅延による売上の機会損失により、当社グループの財政状況、業績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このため、協力企業との共同原価低減の推進などを行うとともに、適正在庫の確保、設計変更による代替材料への変更等により、原材料、部材の安定調達に努めています。 (7)国際情勢の悪化 海外拠点における政治・経済情勢の急変、感染症拡大によるロックダウン、テロ等が発生した場合、事業活動の中断等により、当社グループの財政状況、業績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このため、平時から海外拠点における危険情報の収集、共有に努めるとともに、従業員に対し、カントリーリスク発生時の対応等について注意喚起を実施しております。 (8)温室効果ガス、廃棄物、汚染・化学物質などの排出に関する規制強化 温室効果ガス削減に関する取組みが計画どおりに進まない場合や規制変更へ適切に対応できない場合、コスト増加や主要な顧客から取引を停止される等により業績へ影響を及ぼす可能性があります。 このため、温室効果ガス削減や廃棄物削減に関するKPIを設定し、施策の推進に取り組んでいます。
経営成績の分析 (MD&A)6,958字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、過去最高水準の賃金上昇を背景とした個人消費の持ち直しや企業の堅調な設備投資需要に支えられ、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、物価上昇や金融・資本市場の変動に加え、依然として緊迫が続く中東情勢による原材料価格・物流コストの高止まり、ならびに円安基調の継続など、先行き不透明な状況が続いております。 こうした中、当社グループは、2030年を志向した長期経営計画[SG-Vision2030]のPhase2に当たる、中期経営計画[SG-2026]の活動2年目を迎え、企業価値向上に向けた諸施策を推進しております。 当連結会計年度の業績につきましては、受注高は327,046百万円(前期比12.2%増)、売上高は285,024百万円(同7.0%増)となりました。なお、当連結会計年度末の受注残高は360,826百万円(同13.2%増)であります。 損益面は、増収に伴い、営業利益は16,329百万円(同16.9%増)、経常利益は16,324百万円(同20.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は11,507百万円(同28.5%増)となり、いずれも過去最高を更新しました。 総資産は、296,056百万円(同11.1%増)となりました。負債は、170,369百万円(同11.1%増)となり、純資産は、125,687百万円(同11.2%増)となりました。 セグメントごとの財政状態及び経営成績は、次のとおりであります。 (特装車セグメント) 車体等の製造販売は、受注、売上ともに増加いたしました。 また、保守・修理事業も、受注、売上ともに増加いたしました。 このほか、林業用機械等は、受注は減少し、売上は増加いたしました。 この結果、当セグメントの受注高は128,366百万円(前期比4.8%増)、売上高は117,583百万円(同8.7%増)となり、営業利益は6,166百万円(同25.9%増)となりました。 なお、当連結会計年度末の受注残高は137,082百万円(同8.5%増)であります。 総資産は、売上債権や固定資産の増加などにより、104,370百万円(同16.2%増)となりました。 (パーキングシステムセグメント) 機械式駐車設備は、受注、売上ともに増加いたしました。 また、航空旅客搭乗橋も、受注、売上ともに増加いたしました。 この結果、当セグメントの受注高は45,142百万円(前期比2.3%増)、売上高は50,745百万円(同10.9%増)となり、営業利益は4,922百万円(同47.7%増)となりました。 なお、当連結会計年度末の受注残高は53,317百万円(同8.9%減)であります。 総資産は、売上債権の増加などにより、35,511百万円(同8.4%増)となりました。 (産機・環境システムセグメント) メカトロニクス製品は、真空製品の受注が増加し売上が減少した結果、分野全体でも受注は増加し売上は減少いたしました。 また、環境関連事業は、受注、売上ともに減少いたしました。 この結果、当セグメントの受注高は33,662百万円(前期比7.7%減)、売上高は27,323百万円(同17.9%減)となり、営業利益は571百万円(同74.1%減)となりました。 なお、当連結会計年度末の受注残高は63,958百万円(同10.2%増)であります。 総資産は、売上債権の減少などにより、24,685百万円(同14.0%減)となりました。 (流体セグメント) 国内、海外ともに需要が堅調に推移し、受注及び売上が増加した結果、当セグメントの受注高は30,678百万円(前期比6.9%増)、売上高は29,986百万円(同9.0%増)となり、営業利益は4,679百万円(同6.8%増)となりました。 なお、当連結会計年度末の受注残高は9,024百万円(同8.6%増)であります。 総資産は、売上債権の増加などにより、27,611百万円(同10.3%増)となりました。 (航空機セグメント) 防衛省向けは、受注、売上ともに増加いたしました。 また、民需関連も、受注、売上ともに増加いたしました。 この結果、当セグメントの受注高は66,023百万円(前期比53.9%増)、売上高は41,558百万円(同23.3%増)となり、営業利益は2,593百万円(同31.6%増)となりました。 なお、当連結会計年度末の受注残高は77,615百万円(同46.0%増)であります。 総資産は、売上債権の増加などにより、49,971百万円(同12.2%増)となりました。 (その他) 建設事業において、受注は増加したものの、売上が前年同期並みとなった結果、当セグメントの受注高は23,172百万円(前期比38.1%増)、売上高は17,827百万円(同1.0%減)となり、営業利益は1,512百万円(同3.4%増)となりました。 なお、当連結会計年度末の受注残高は19,827百万円(同36.9%増)であります。 総資産は、売上債権の減少などにより、28,665百万円(同5.2%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、35,898百万円(前期比26.9%増)となりました。これは、投資活動の結果支出した資金が10,571百万円あったことや、財務活動の結果支出した資金が6,259百万円あったものの、税金等調整前当期純利益を計上したことなどに伴い営業活動の結果得られた資金が24,364百万円あったことなどによるものであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は24,364百万円(前期比18.9%増)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益15,997百万円、減価償却費6,170百万円、仕入債務の増減額13,797百万円であり、支出の主な内訳は、売上債権の増減額9,647百万円、棚卸資産の増減額2,247百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果支出した資金は10,571百万円(前期比2.2%減)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が9,357百万円あったことなどによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動の結果支出した資金は6,259百万円(前期比22.3%増)となりました。これは配当金の支払が3,570百万円、借入金の返済による支出が2,094百万円あったことなどによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 特装車   119,952   10.8 パーキングシステム   49,433   6.0 産機・環境システム   26,976   △20.3 流体   29,991   7.8 航空機   41,059   15.5 合計   267,413   6.1 (注)  金額は販売価格によっており、セグメント間取引については相殺消去しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) 特装車   128,366   4.8   137,082   8.5 パーキングシステム   45,142   2.3   53,317   △8.9 産機・環境システム   33,662   △7.7   63,958   10.2 流体   30,678   6.9   9,024   8.6 航空機   66,023   53.9   77,615   46.0 その他   23,172   38.1   19,827   36.9 合計   327,046   12.2   360,826   13.2 (注) 1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  当連結会計年度において、航空機事業の受注実績に著しい変動がありました。これは、US-2型救難飛行艇(10号機)や787受注機数の増加などがあったことによるものであります。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 特装車   117,583   8.7 パーキングシステム   50,745   10.9 産機・環境システム   27,323   △17.9 流体   29,986   9.0 航空機   41,558   23.3 その他   17,827   △1.0 合計   285,024   7.0 (注) 1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、販売実績が総販売実績の100分の10以上となる相手先がないため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 当社グループは、2026年度を最終年度とする中期経営計画[SG-2026]において、「売上高3,200億円」「海外売上高800億円」「営業利益180億円」「ROE10%以上」「ROIC7%以上」を目標として掲げております。 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高については、産機・環境システムセグメントを除く全てのセグメントが増加した結果、全体では285,024百万円(前期比7.0%増)となりました。 海外売上高については、航空機セグメントの売上が増加したことなどから、46,650百万円(同3.4%増)となりました。 利益については、増収効果により、営業利益は16,329百万円(同16.9%増)、経常利益は16,324百万円(同20.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は11,507百万円(同28.5%増)となりました。 ROEについては、親会社株主に帰属する当期純利益の増加に伴い9.7%(同1.5ポイント増)、ROICについては、営業利益の増加に伴い6.7%(同0.7ポイント増)となりました。 財政状態の分析 当連結会計年度末における総資産は、296,056百万円(前期比11.1%増)となりました。これは、売上債権や棚卸資産、有形固定資産が増加したことなどが主な要因であります。 負債は、借入金は減少したものの、仕入債務や契約負債が増加したことなどにより、170,369百万円(同11.1%増)となりました。 純資産は、配当金の支払いはあったものの、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことなどにより、125,687百万円(同11.2%増)となりました。 これらの結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の42.0%から42.2%に上昇しました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資金需要の主なものは、製品製造のための材料や部品の購入のほか、製造費、販売費及び一般管理費などの運転資金と生産設備の拡充や合理化を目的とした設備投資資金であります。 財務政策は、安定した財務基盤の維持と適正な負債比率のコントロールによる資本コストの最適化を基本方針としております。 資金調達は、主として営業活動から得られるキャッシュ・フローと金融機関からの借入を基本としております。なお、当社は緊急の資金需要に備えて、月商1ヶ月程度の手元資金を確保するとともに、取引金融機関との間にコミットメントラインを設定しております。また、国内子会社の現預金はCMS(キャッシュマネジメントシステム)によって当社が集中管理し、グループの資金効率の向上に努めております。 当社グループは、事業活動を円滑に維持し、持続的な成長を実現する上で十分な手元資金と資金調達能力を有しており、将来の資金需要に対して不足が生じる懸念は少ないと判断しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、期末時点の状況をもとに、種々の見積りと仮定を行っておりますが、それらは連結財務諸表、偶発債務に影響を及ぼします。連結財務諸表に与える影響が大きいと考えられる項目・事象は以下のとおりであります。 a.繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産について定期的に回収可能性を検討し、当該資産の回収が不確実と考えられる部分に対して評価性引当額を計上しております。回収可能性の判断においては、将来の課税所得見込額と実行可能なタックス・プランニングを考慮して、将来の税金負担額を軽減する効果を有すると考えられる範囲で繰延税金資産を計上しております。 将来の業績及び課税所得実績の変動により、繰延税金資産の計上に重要な影響を及ぼす可能性があります。 b.退職給付債務及び退職給付費用 退職給付債務及び退職給付費用は、主に数理計算で設定される退職給付債務の割引率、年金資産の長期期待運用収益率等に基づいて計算しております。割引率は退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用し、また、年金資産の長期期待運用収益率は、過去の運用実績及び将来見通し等を基礎として設定しております。割引率及び長期期待運用収益率の変動は、将来の退職給付費用に影響を与える可能性があります。 c.工事損失引当金 受注時における戦略的低採算案件や工事契約における未引渡工事のうち損失の発生する可能性が高く、工事損失額を期末において合理的に見積ることが出来る工事等については、当該損失見込額を工事損失引当金として計上しております。 技術的難易度の高い長期請負工事等において、工事の進行に伴い見積りを超えた原価が発生する場合は、当社グループの業績を悪化させる可能性があります。 d.完成工事高及び完成工事原価の計上 成果の確実性が認められる工事契約については、財又はサービスを顧客に移転する履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しており、履行義務の充足に係る進捗度の測定は、履行義務の充足のために発生した費用が、当該履行義務充足のために予想される総費用に占める割合に基づき見積っております。想定していなかった原価の発生等により進捗度が変動した場合は、完成工事高及び完成工事原価が影響を受け、当社グループの業績を変動させる可能性があります。 e.固定資産の減損 当社グループは、固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたり、各社ごとに資産のグルーピングをセグメント別に行い、収益性の低下や時価の下落といった兆候の見られる資産グループについては、減損損失の認識の判定を行い、必要に応じて減損処理を実施しております。 将来の収益性の低下や時価の下落が生じた場合は、これら固定資産の評価に重要な影響を及ぼし、当社グループの業績を悪化させる可能性があります。

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開示資料

出典

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  • 決算説明資料2027年3月期 第1四半期決算説明資料2026-07-31

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