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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

不二越

NACHI-FUJIKOSHI CORP.6474 · Prime · 機械

機械工具・部品の総合メーカー。工具、工作機械、ロボット、ベアリング、油圧機器を製造販売。

概要

不二越(NACHI)は、工具鋼(ハイス・粉末ハイス)で国内トップシェアを持つ特殊鋼メーカーである。切削工具・産業用ロボット・ベアリング・油圧機器などを手がける総合機械メーカーであり、素材から加工までを垂直統合する。2025年11月期の連結売上高は2,359億円、従業員6,775名。東京証券取引所に上場(1949年5月)。

三つの事業セグメントで構成される収益構造

不二越の連結業績は「機械工具事業」「部品事業」「その他事業」の三つに区分される。2025年11月期の売上高は、機械工具事業が734億円(構成比31.1%)、部品事業が1,472億円(同62.4%)、その他事業が152億円(同6.5%)である。機械工具事業は工具・工作機械・ロボット、部品事業はベアリング・油圧機器、その他事業は特殊鋼・工業炉を扱う。営業利益は部品事業が49億円と最大であり、機械工具事業の42億円、その他事業の4億円が続く。主力の部品事業が収益の柱である一方、ロボットを含む機械工具事業も利益貢献している。

海外売上高比率が約51%に達するグローバル展開

2025年11月期の海外売上高は1,199億円で、全売上高の50.9%を占める。北米、欧州、アジアに生産・販売拠点を配置し、現地化を進めている。海外子会社は47社にのぼり、米国には工具製造のNACHI TOOL AMERICA INC.、ベアリング製造のNACHI TECHNOLOGY INC.、ロボット販売のNACHI ROBOTIC SYSTEMS INC.を置く。欧州ではチェコにベアリング工場(NACHI CZECH s.r.o.)、ドイツに販売会社(NACHI EUROPE GmbH)を持つ。アジアでは中国にベアリング・機械の製造会社、タイにベアリング鍛造会社、インドにベアリング製造会社を設立し、新興国市場の需要を取り込んでいる。

特殊鋼から完成品まで自社で完結する垂直統合

不二越の最大の特徴は、特殊鋼の溶解・圧延から工具・ベアリング・油圧機器などの最終製品までを一貫して手がける垂直統合型の生産体制である。1938年に富山に製鋼所を新設して素材自給を開始し、現在もマテリアル製造所で工具鋼・高速鋼を生産する。グループ内で特殊鋼を供給するだけでなく、外部顧客向けにも販売する。この統合により、品質の安定・コスト競争力・新製品開発の速さを確保している。近年は航空機や医療向けの精密部品にも領域を拡大し、高付加価値化を進めている。

業界の中での役割は機械工具・部品メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,359億円
営業利益
98億円
営業利益率
4.2%
純利益
53億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/11
事業売上構成比利益利益率
部品1,473億円62.4%50億円3.4%
機械工具734億円31.1%43億円5.9%
その他152億円6.4%5億円3.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01機械工具事業主力

工具、工作機械、ロボットの製造販売。切削工具・金型工具等の工具、マシニングセンタ等の工作機械、産業用ロボットを自動車・一般機械・電機などの製造業向けに供給。

主な製品・サービス3
工具
ドリル、エンドミル、バイト、タップ等の切削工具、金型用工具、ダイヤモンド工具など。
工作機械
マシニングセンタ、旋盤、研削盤、歯車加工機など。
ロボット
産業用ロボット。溶接、搬送、組立など自動化ライン向け。

02部品事業主力

ベアリング、油圧機器の製造販売。各種産業機械・自動車・建設機械向けに、転がり軸受・直動軸受等のベアリング、油圧ポンプ・バルブ等の油圧機器を供給。

主な製品・サービス2
ベアリング
深溝玉軸受、円筒ころ軸受、アンギュラ玉軸受、直動軸受など。
油圧機器
油圧ポンプ、油圧モータ、油圧バルブ、油圧シリンダなど。

03その他事業副次

特殊鋼(工具鋼、高速鋼等)の製造販売、工業炉(熱処理炉、溶解炉等)の製造販売。グループ内への素材供給とともに、外部販売も行う。

主な製品・サービス2
特殊鋼
工具鋼、高速鋼、合金工具鋼などの特殊鋼素材。
工業炉
熱処理炉、溶解炉、焼結炉など。金属・セラミックスの熱処理・加熱用。

製品と技術

国内トップシェアを誇る工具鋼と切削工具

不二越は工具鋼(ハイス・粉末ハイス)で国内トップシェアを有する。この素材を基に、ドリル・エンドミル・バイト・タップなどの切削工具を製造する。粉末ハイスは微細な炭化物組織を持ち、耐摩耗性と靱性に優れ、自動車や航空機部品の高能率加工に使用される。また、金型用工具やダイヤモンド工具もラインアップし、多様な加工ニーズに対応する。工具事業は2025年11月期に売上高約734億円を計上し、北米需要の増加が業績を牽引した。

マシニングセンタからロボットまで広がる工作機械・ロボット

工作機械部門では、マシニングセンタ、旋盤、研削盤、歯車加工機などを手がける。特に歯車加工機は自動車のトランスミッション製造に不可欠であり、高精度・高能率を強みとする。ロボット事業は1969年に参入し、現在は溶接・搬送・組立向けの産業用ロボットを提供する。自動車工場の溶接ラインや、物流倉庫のピッキング工程などに導入されている。2025年11月期は中国需要の減少が響いたが、米国市場での拡販に注力している。

産業機械の心臓部を支えるベアリングと油圧機器

ベアリング事業では、深溝玉軸受、円筒ころ軸受、アンギュラ玉軸受、直動軸受などを製造する。工作機械の主軸や自動車のトランスミッション、建設機械の旋回部など、回転・直動部品に広く使われる。油圧機器は、ポンプ、モータ、バルブ、シリンダを生産し、油圧ショベルやフォークリフトなどの建機、プレス機械に搭載される。特に自動車向けの「カーハイドロリクス」は、電動化に伴う需要増に対応している。2025年11月期の部品事業売上高は1,472億円と全社の約6割を占める。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

切削工具・工作機械の老舗、収益回復途上

同社は切削工具や工作機械、ロボット等を手掛ける総合機械メーカー。業界では日本製鋼所や三浦工業が競合。世界有数の工具メーカーだが、近年は収益性が低迷。売上高は減少傾向で、営業利益率も低水準。自動車向け需要の減退や競争激化が影響。再建策として構造改革を進めている。

強み

  • 切削工具で世界トップクラスの知名度、多く機械をカバー。
  • 海外拠点を多数有し、世界の製造業に直接販売。
  • 長年の研究開発により、高精度加工技術を保有。
  • 自動車・航空・一般機械等、多業種に販売。

課題

  • 営業利益率2-4%と低く、コスト競争に晒される。
  • 自動車向け需要減退、電動化シフトに適応が必要。
  • 不採算事業の整理や工場統廃合など、再編が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

工作機械・FAの時価総額近傍。太字が不二越

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16101ツガミ2,419億円34.0倍
26516山洋電気2,020億円21.3倍
35186ニッタ1,947億円13.6倍
46966三井ハイテック1,815億円53.2倍
56866日置電機1,445億円19.4倍
66474不二越1,353億円17.7倍
76480日本トムソン1,267億円29.6倍
86652IDEC1,156億円28.1倍
96455モリタホールディングス1,115億円10.9倍
106104芝浦機械1,105億円102.1倍
116282オイレス工業966億円16.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(工作機械・FA)に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

機械工具国産化を目指した1928年の創業

不二越は1928年12月、富山市に「不二越鋼材工業株式会社」として創業した。当時、日本では機械工具の多くを輸入に頼っており、国産化を目的とした。翌1929年3月に金切りのこ刃の製造販売を開始、1931年10月にはドリルの製造に乗り出した。これが現在の工具事業の原点である。創業地の富山は、戦前から金属加工の地場産業が集積しており、技術者の確保や原材料の調達に適していた。

素材から製品までの一貫体制を確立した1938年

1938年9月、富山市東富山に製鋼所(現マテリアル製造所)を新設し、鋼材の自社製造を始めた。これにより、特殊鋼の溶解から工具・ベアリングの製造までを一貫して行う体制が整った。1939年1月にはベアリングの製造販売を開始、1943年8月には工作機械の分野に進出した。戦時中は軍需向けの生産が主体となったが、戦後は民生用に転換し、1958年10月には油圧機器の製造販売を開始して事業領域を拡大した。

株式上場と事業部制導入で組織を強化した1949〜1960年代

1949年5月、東京証券取引所に株式を上場し、資金調達力を高めた。1962年2月には事業部制を採用し、工具・ベアリング・機器・鋼材の4部門体制を発足。これにより各事業の責任と権限を明確化し、成長を加速させた。1963年8月には社名を現在の「株式会社不二越」に改称した。同時期、海外展開を本格化させ、1962年に米国販売会社(NACHI AMERICA INC.)、1967年にドイツ販売会社を設立し、輸出拡大の基盤を築いた。

産業用ロボット参入と海外生産拠点の拡大(1969〜1980年代)

1969年5月、産業用ロボットの製造販売を開始し、新たな成長分野に進出した。その後、1970年に工作機械・油圧機器部門を分割、1984年にロボット部門を発足させ、体制を整えた。海外では、1972年にブラジルで工具・ベアリングの製造会社を設立し、現地生産に着手。1979年にはシンガポールに工具工場、1988年には米国インディアナ州にベアリング工場を設立するなど、北米・アジア・南米に生産拠点を広げた。1989年には米国にロボット販売会社、フィリピンに工具工場を設立し、グローバル網を強化した。

アジア新興国への深耕とグループ再編(1990〜2010年代)

1999年にはタイにベアリング製造会社を設立し、ASEAN市場への本格進出を果たした。2000年には国内販売会社を統合再編し、地域別の販売体制を強化。2003年にはチェコにベアリング工場を建設し、欧州生産を開始した。中国では2004年にベアリング製造会社(上海)と販売会社を設立、2012年には江蘇省に機械製造会社を設立して中国市場の開拓を進めた。インドにも2012年にベアリング製造会社を設立。2005年には米国に工具工場を新設し、北米の工具供給能力を高めた。2007年には常盤産業を子会社化し、ナチ常盤としてグループに加えた。

ロボットを中核に据えた構造改革と2023年のガバナンス変更

2020年代に入り、不二越は自動車産業のEVシフトや労働力不足に対応するため、ロボット事業を中核に据える長期戦略を掲げた。2023年2月には監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンスを強化した。2025年11月期には構造改革費用として31億円を計上する一方、営業利益は前期比47%増の97億円に回復した。海外売上高比率は50%を超え、今後は米国やインドでの営業拠点拡充を進め、高付加価値商品の拡販を目指している。

年表36件を開く

1920年代

  • 1928年12月創業機械工具国産化のため不二越鋼材工業株式会社を富山市に創立。
  • 1929年3月金切りのこ刃の製造販売開始。

1930年代

  • 1931年10月ドリルの製造販売開始。
  • 1938年9月富山市東富山に製鋼所(現マテリアル製造所)を新設し、素材から製品までの一貫生産体制を確立。
  • 1939年1月ベアリングの製造販売開始。

1940年代

  • 1943年8月工作機械の製造販売開始。
  • 1949年5月上場東京証券取引所に株式を上場。

1950年代

  • 1958年10月油圧機器の製造販売開始。

1960年代

  • 1962年2月創業事業部制を採用(工具、ベアリング、機器、鋼材(現マテリアル)部門発足)。
  • 1962年8月創業アメリカ・ニューヨーク州に販売会社NACHI AMERICA INC.を設立。
  • 1963年8月社名を株式会社不二越に改称。
  • 1967年7月創業ドイツ・ウェストファーレン州に販売会社NACHI(GERMANY)GmbH(現NACHI EUROPE GmbH)を設立。
  • 1969年5月産業用ロボットの製造販売開始。

1970年代

  • 1970年8月創業工作機械、油圧機器部門発足(機器部門を分割)。
  • 1972年7月創業ブラジル・サンパウロ州に工具・ベアリング製造会社NACHI DO BRASIL INDUSTRIA E COMERCIO LTDA.(現NACHI BRASIL LTDA.)を設立。
  • 1979年3月創業シンガポールに工具製造会社NACHI INDUSTRIES PTE. LTD.を設立。

1980年代

  • 1984年6月創業ロボット部門発足。
  • 1987年7月台湾・桃園県に建信啓記股份有限公司と合弁でベアリング製造会社建越工業股份有限公司を設立。
  • 1988年5月韓国・慶尚南道梁山市に大成産業株式会社と合弁で油圧機器製造会社大成NACHI油圧工業株式会社を 設立。
  • 1988年10月創業アメリカ・インディアナ州にベアリング製造会社NACHI TECHNOLOGY INC.を設立。
  • 1989年1月創業フィリピン・マニラ市に工具製造会社NACHI PILIPINAS INDUSTRIES,INC.を設立。
  • 1989年2月創業アメリカ・ミシガン州にロボット販売会社NACHI ROBOTIC SYSTEMS INC.を設立。

1990年代

  • 1999年12月創業タイ・ラヨーン県にベアリング製造会社NACHI TECHNOLOGY(THAILAND)CO., LTD.を設立。

2000年代

  • 2000年4月M&A国内販売会社を統合再編し、株式会社ナチ関東、株式会社ナチ関西、株式会社ナチ東海、株式会社ナチ 北陸へ社名変更。
  • 2003年10月創業チェコ・ローニー市にベアリング製造会社NACHI CZECH s.r.o.を設立。
  • 2004年1月創業中国・上海市にベアリング製造会社上海不二越精密軸承有限公司を設立。
  • 2004年7月創業中国・上海市に販売会社那智不二越(上海)貿易有限公司(現 不二越(中国)有限公司)を設立。
  • 2005年9月創業アメリカ・ノースカロライナ州に工具製造会社NACHI PRECISION NORTH CAROLINA INC.(現NACHI TOOL AMERICA INC.)を設立。
  • 2007年6月M&A常盤産業株式会社を株式の追加取得により子会社化し、株式会社ナチ常盤へ社名変更。
  • 2009年5月創業切削工具の再研削・再コーティング事業の中核拠点として、株式会社ナチツールエンジニアリングを設立。

2010年代

  • 2012年3月創業中国・江蘇省張家港市に製造会社那智不二越(江蘇)精密機械有限公司を設立。
  • 2012年3月創業インド・ラジャスタン州にベアリング製造・販売会社NACHI KG TECHNOLOGY INDIA PVT. LTD.(現NACHI TECHNOLOGY INDIA PVT. LTD.)を設立。
  • 2014年9月創業メキシコ・ケレタロ州にベアリング製造会社NACHI TECHNOLOGY MEXICO S.A. DE C.V.を設立。
  • 2015年9月創業タイ・ラヨーン県にベアリングの鍛造・旋削部品の製造会社NACHI FORGING TECHNOLOGY(THAILAND)CO.,LTD.を設立。
  • 2017年8月富山・東京の2本社体制を、東京へ一本化。

2020年代

  • 2023年2月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 海外売上高比率60%
  • 営業利益率10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ロボットを中核にした事業成長

    総合機械メーカーとしての独自性を活かし、ロボットを事業成長の中核に据えて、高付加価値のものづくりとソリューションを提供する。

  2. 02

    海外市場の拡大と拠点強化

    アメリカやインドで営業拠点を拡充し、営業・サービス、製造・調達、研究開発の各面で体質を強化して、競争力のある商品・サービスを拡販する。

  3. 03

    生産性向上と構造改革

    ベアリング事業では標準ラジアル軸受の生産を集約するなど構造改革を進め、需要変化に対応する世界の工場再編や自動化・合理化により生産性を高める。

  4. 04

    持続可能な企業経営の推進

    事業活動を通して環境・社会・ガバナンスなどの課題に取り組み、持続的な企業成長を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,532人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は683万円で、9期前と比べて+5.0%平均年齢は40.3歳、平均勤続年数は15.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月6,775
2017年11月7,202
2018年11月7,484
2019年11月65139.214.77,456
2020年11月51539.514.77,242
2021年11月62639.815.27,205
2022年11月66539.815.27,259
2023年11月65739.815.37,204
2024年11月60639.815.36,94395
2025年11月68340.315.86,532150

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年11月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率65.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社38(国内 19 / 海外 19) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
富山事業所 — 富山県富山市281億円
機械工具 部品 その他
滑川事業所 — 富山県滑川市142億円
機械工具 部品 その他
本社・工場 — タイ ラヨーン県110億円
部品
東富山事業所 — 富山県富山市9,700百万円
部品 その他
本社・工場 — 中国 江蘇省 張家港市4,391百万円
機械工具 部品
本社・工場 — 中国 広東省 東莞市3,753百万円
部品
本社・工場 — メキシコ ケレタロ州2,003百万円
部品
本社・工場 — インド ラジャスタン州1,441百万円
部品
本社・工場 — 山形県山形市1,391百万円
部品
本社・工場 — アメリカ インディアナ州1,215百万円
部品
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ナチツールエンジニアリング
    富山県富山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ナチマシナリーエンジニアリング
    富山県富山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ナチ関東
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ナチ常盤
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ナチ関西
    大阪市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ナチ東海
    名古屋市名東区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ナチ北陸
    富山県富山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ナチ精工㈱
    富山県富山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ナチツールジェネシス
    富山県富山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ナチベアリング製造
    富山県富山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ナチ富山ベアリング
    富山県富山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ナチ東北精工
    山形県山形市
    議決権56.7%
残りのグループ会社26社を開く
  • ㈱ナチハイドロリクス富山県富山市100%
  • ㈱ナチツール テクノロジー富山県滑川市51%
  • ㈱ナチロジスティクス富山県富山市100%
  • NACHI AMERICA INC.(注3)アメリカ インディアナ州100%
  • NACHI ROBOTIC SYSTEMS INC.アメリカ ミシガン州100%
  • NACHI TECHNOLOGY INC.アメリカ インディアナ州100%
  • NACHI TOOL AMERICA INC.アメリカ インディアナ州100%
  • NACHI TECHNOLOGY MEXICO S.A. DE C.V.(注3)メキシコ ケレタロ州100%
  • NACHI BRASIL LTDA. (注3)ブラジル サンパウロ州100%
  • NACHI EUROPE GmbHドイツ ウェストファーレーン州100%
  • NACHI CZECH s.r.o.チェコ ローニ-市100%
  • NACHI TECHNOLOGY (THAILAND) CO.,LTD.(注3)タイ ラヨーン県100%
  • NACHI FORGING TECHNOLOGY (THAILAND) CO.,LTD.(注3)タイ ラヨーン県100%
  • NACHI INDUSTRIES, PTE.LTD.シンガポール シンガポール市100%
  • NACHI PILIPINAS INDUSTRIES,INC.フィリピン マニラ市100%
  • PT.NACHI INDONESIAインドネシア ジャカルタ市80%
  • NACHI TECHNOLOGY INDIA PVT. LTD. (注3)インド ラジャスタン州100%
  • NACHI PRECISION TOOL INDIA PRIVATE LTD.インド ハリヤナ州100%
  • 不二越(中国)有限公司(注3、4)中国 上海市100%
  • 那智不二越(江蘇)精密機械 有限公司(注3)中国 江蘇省張家港市100%
  • 上海不二越 精密軸承有限公司中国 上海市100%
  • 那智建信(東莞)精密軸承有限公司(注3)中国 広東省東莞市51%
  • 建越工業股份 有限公司台湾 桃園県51%
  • 台湾那智不二越股份有限公司台湾 台北市100%
  • 宝佳那智(青島)機器人応用有限公司中国 山東省青島市15%
  • 大成NACHI 油圧工業㈱韓国 慶尚南道梁山市45%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • INNACHI TECHNOLOGY INDIA PRIVATE LIMITED

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は2,359億円営業利益98億円前期と比べると減収増益で、売上が-1.7%、利益が+48.5%。

売上高
-1.7%
2,359億円
営業利益
+48.5%
98億円
純利益
+55.9%
53億円
営業利益率
4.2%
前期比 +1.4%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高2,550億円2,359億円
営業利益153億円98億円
純利益75億円53億円
1株あたり配当¥110¥110

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は1,248億円、営業利益は68億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+7.7%、営業利益は+61.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q658395.922
2023年2Q695375.325
2023年3Q649274.216
2023年4Q6532
2024年1Q593122.04
2024年2Q594111.94
2024年4Q1,212433.526
2025年2Q1,159423.619
2025年4Q1,200564.734
2026年2Q1,248685.434

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は1,723億円から2,359億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は4.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
中国・江蘇省張家港市に製造会社那智不二越(江蘇)精密機械有限公司を設立。
2012年11月1,7239146
2013年11月1,75711767
メキシコ・ケレタロ州にベアリング製造会社NACHI TECHNOLOGY MEXICO S.A. DE C.V.を設立。
2014年11月2,18218499
タイ・ラヨーン県にベアリングの鍛造・旋削部品の製造会社NACHI FORGING TECHNOLOGY(THAILAND)CO.,LTD.を設立。
2015年11月2,185173116
2016年11月2,1147839
2017年11月2,37514797
2018年11月2,52213989
2019年11月2,49112282
2020年11月2,0115525
2021年11月2,291145100
2022年11月2,581171122
2023年11月2,65511065
2024年11月2,39966422.834
2025年11月2,35998844.253

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高2,359億円のうち、営業利益として残るのは98億円4.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は53億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.6%1,830億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.3%432億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.2%98億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.5pt
4.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.7pt
2.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.5pt
3.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが179億円、投資CFが−53億円で、差し引きのフリーCFは126億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は294億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月118−11927−1158
2013年11月207−104−92103182
2014年11月187−19244−5235
2015年11月139−22068−81215
2016年11月159−23471−75201
2017年11月260−195−3965225
2018年11月202−181−2621218
2019年11月242−238−174202
2020年11月193−14013953389
2021年11月331−142−186189404
2022年11月112−20821−96348
2023年11月120−17831−58328
2024年11月315−76−244239318
2025年11月179−53−159126294

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は3,313億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,743億円で、自己資本比率は51.5%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月1,8726521,22033.1
2013年11月2,0798141,26537.1
2014年11月2,5579761,58135.8
2015年11月2,6811,0931,58838.3
2016年11月2,6941,0441,65036.4
2017年11月2,9921,1941,79837.7
2018年11月2,9561,2111,74538.8
2019年11月3,0081,2481,76039.3
2020年11月2,9311,2431,68839.9
2021年11月3,1931,3821,81140.7
2022年11月3,5751,5642,01141.7
2023年11月3,7031,6952,00843.9
2024年11月3,3481,6471,70147.4
2025年11月3,3131,7431,57051.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
322億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,143億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
346億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,570億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率34 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り209社中147位あたり、逆に低いのはROE209社中175位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.2%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
4.2%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
51.5%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.7%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.0%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,430で、1年前と比べて+60.0%過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。

¥5,430-2.3%1ヶ月-2.3%1年+60.0%時価総額1,353億円
過去52週の値幅
安値¥3,430高値¥6,830

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.7倍
PER (会社予想)15.8倍
PBR0.67倍
配当利回り2.03%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

前日比6.22%安の5430円。1カ月では5.4%下落し、25日線5740円を下回った。75日線5797円も割り込み、短期トレンドは弱い。52週高値6830円からは約20.5%下落、一方で年初来は+63.52%と高い。週足では8月7日以降もみ合いが続くが、8月19日の安で下放れの兆し。出来高は直近増加しており、売り圧力が強まっている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 18.7倍・予想PER 16.7倍で業界平均23.8倍を下回り、PBR 0.70倍とROE 3.2%を踏まえると割安圏内です。配当利回り1.92%は業界平均2.68%より低く、株主還元はやや控えめです。売上高は減少傾向ですが営業利益率は改善しており、収益回復が進めば評価向上が見込まれます。短期的な利益減少を懸念しつつも、資産価値や指標面から割安と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.7倍22.7倍
PER (予想)15.8倍
PBR0.67倍1.50倍
ROE3.2%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資家の焦点は、自動車や半導体向け需要の回復と、収益構造の改善が進むかどうか。強気派は、ベアリングや切削工具の需要が産業活動の回復で増加し、値上げ効果と円安で業績が大きく伸びると期待。実際、2025年11月期の営業利益率は4.15%へ改善し、株価は1年で約76%上昇。一方、弱気派は、世界的な景気減速やEVシフトによる主要市場の構造変化、中国勢の台頭による競争激化を懸念。連結売上は減少傾向にあり、ROE3.2%と資本効率も低い。PBR0.70倍と割安だが、収益力の裏付けがないとの見方もある。

プラスに働く材料7
  • 収益改善基調

    営業利益率が2024年の2.75%から2025年に4.15%へ上昇し、固定費削減効果が出ている。

  • 幅広い事業ポートフォリオ

    ベアリング・工具・機械の多角化で、特定業種の低迷を一部吸収できる。

  • 株価上昇の勢い

    年初来75.95%上昇は市場からの期待の表れであり、モメンタムがある。

  • 営業利益が前期比48.5%増の98億円へ拡大通年影響

    2025年11月期の営業利益は98億円と前期66億円から48.5%増加。売上高減でもコスト改善が寄与。

  • 純利益が53億円と55.9%増、EPS改善通年影響

    純利益は34億円から53億円へ19億円増加し、55.9%増益。EPS改善で株価指標の割安感が強まる。

  • 予想EPSは前期比12%増、上振れ余地決算発表後影響

    予想PER16.7倍から逆算した今期EPSは約344円で前期306円を約12%上回る。達成なら更なる見直し。

  • PBR0.70倍の割安修正、株主還元策に期待次回株主総会影響

    PBR0.70倍と1倍を大きく下回り、次回株主総会で自社株買いや増配が示されれば株価は反応する余地。

マイナスに働く材料7
  • 売上減少傾向

    売上は2022年の2581億円から2025年は2359億円と約8.6%減少。

  • 低い資本効率

    ROE3.2%は投資家の期待に応える水準とは言えず、PBRが0.7倍に低迷。

  • 業界競争の激化

    特にベアリング分野で中国・欧州メーカーとの競争が厳しく、価格圧力が続く。

  • 売上高が2期連続減収、2,359億円に縮小通年影響

    売上高は2,655億円→2,399億円→2,359億円と2年連続で減少し、累計296億円減。需要動向が焦点。

  • 営業利益率4.15%と低収益性が続く継続影響

    営業利益率は4.15%で、売上高2,359億円に対して営業利益は98億円。高収益化が遅れると評価が抑制。

  • ROE3.2%と資本効率が低迷継続影響

    ROE3.2%はPBR0.70倍の主因。資本コストを上回る改善策が無いとバリュエーションの上方修正は難しい。

  • 純利益が年度ごとに大きく変動不定影響

    純利益は65億円→34億円→53億円と推移し、安定性を欠く。業績予想が狂うと売り材料になり得る。

次の決算で確かめる点
ベアリング受注高
主要製品の需要動向を示し、景気の先行指標となるため。
営業利益率
固定費削減や値上げの成果を測る核心的指標。
海外売上比率
円安の追い風や海外需要の変化を反映するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり110で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.03%。

年間配当
¥110
1株あたり
配当利回り
2.03%
いまの株価に対して
配当性向
25.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年11月100222.2
2017年11月1000.043.7
2018年11月1000.053.8
2019年11月1000.063.5
2020年11月50−50.0157.6
2021年11月100100.051.9
2022年11月11010.028.2
2023年11月1100.055.3
2024年11月100−9.130.6
2025年11月1000.025.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥110

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ11,461人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.8%を占め、残る65.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他35.639.642.644.448.850.1
金融機関37.435.731.430.627.824.6
外国法人10.510.711.811.711.514.8
自己株式0.43.34.95.47.611.7
事業法人15.612.212.312.011.310.2
証券会社0.91.71.91.30.50.3
外国人個人0.00.00.00.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01那智わねい持株会11.24
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.66
03ナチ不二越従業員持株会5.34
04ナチ取引店持株会4.00
05日本生命保険相互会社3.18
06住友生命保険相互会社3.03
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.85
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.83
09株式会社北陸銀行2.32
10岡谷鋼機株式会社1.95

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1166%、1株純資産は14期で+3046%。直近期のROEは3.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月182497.615.462.9
2013年11月273109.619.322.9
2014年11月4003,70911.817.528.8
2015年11月4694,14311.912.326.4
2016年11月1583,9463.927.7222.2
2017年11月3924,5439.218.043.7
2018年11月3604,6097.913.553.8
2019年11月3324,8377.115.263.5
2020年11月1014,7922.142.7157.6
2021年11月4185,4708.19.251.9
2022年11月5136,3308.87.528.2
2023年11月2776,9814.213.755.3
2024年11月1446,9692.121.430.6
2025年11月2337,8333.217.025.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2025/11期の役員報酬は総額511百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
本間博夫取締役 会長執行役員81
黒澤勉(代表取締役)取締役 社長執行役員61
原英明(代表取締役)取締役 専務執行役員 営業統括、国内営業担当、中国事業担当66
古澤哲取締役 常務執行役員 経営企画担当、海外営業担当、人事担当 コンプライアンス本部長67
澤﨑裕一取締役 常務執行役員 財務担当、財務部長、総務担当、リスク管理総括64
佐々木法嗣取締役 執行役員 アジア(韓国・台湾・アセアン・インド・ドバイ)営業担当、二輪営業担当63
国崎晃取締役 執行役員 技術開発本部長、調達担当58
岡部洋取締役71
小林昌行取締役(常勤監査等委員)72
山崎昌一取締役(監査等委員)69
澤近泰昭取締役(監査等委員)77
後藤恵実取締役(監査等委員)48
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
中村成利(代表取締役)取締役 社長執行役員58
寶島章取締役 執行役員 東日本支社長、ロボット営業グローバル統括54
小林修介取締役 執行役員 軸受事業部長50
石垣聖二取締役61

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)93499144049
社外取締役4464612
取締役(社内)1252525

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容367字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社51社および関連会社2社で構成され、機械工具、部品、その他の製造販売を主な事業としております。 機械工具事業では、工具、工作機械、ロボットを製造販売しております。また、部品事業では、ベアリング、油圧機器を、その他の事業として、特殊鋼、工業炉等の製造販売を行っております。 主に当社が製品の製造・販売を行っておりますが、製造の一部につきましては、国内および海外の関係会社に委託しております。販売につきましても、国内は、自動車メーカー等の大口需要家向け販売および中小口需要家向・市販ルートの販売を主として当社が行うほか、特定地域・分野の需要先に対しては、国内の販売会社を通じて行っております。海外については、現地の販売子会社等を通じて販売しております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題907字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、「世界に誇れるものづくりの技術」という経営理念のもと、企業価値の向上に努めることを最重要課題と考えております。この経営理念のもと、持続的な成長と企業価値の向上の実現に向けて、ロボットを会社の中核として育て上げることを中長期的な事業の運営方針とし、経営基盤の強化にとり組んでおります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、長期ビジョンの実現を目指し、そのマイルストーンとして、海外事業の拡大により、海外売 上高比率60%、営業利益率10%を掲げ、海外売上高比率と営業利益率を経営指標としております。 (3) 経営環境および対処すべき課題 当社グループをとり巻く事業環境については、当社の主要な事業領域である自動車分野では、先進国および中国を中心にカーボンニュートラルに向けたEV化、さらにはAIやデジタル技術を融合させた自動車開発が進展するなど大きな変革期にあります。そして、産業機械分野を含め、ものづくりのDX・AIによる商品開発や生産性向上、生成AIの活用、SDGsをはじめとした社会・環境問題への対応の要求などが高まっております。 当社グループといたしましては、このような産業構造の大変革に対し、ベアリング事業では標準ラジアル軸受の生産を集約するなど構造改革を進めてまいりました。今後は総合機械メーカーとしての独自性を活かし、ロボットを事業成長の中核に据えて、高付加価値のものづくりとソリューションを提供してまいります。とくに海外市場に向けては、アメリカやインドで営業拠点を拡充し、営業・サービス、製造・調達、研究開発の各面で体質を強化して、競争力のある商品・サービスを拡販してまいります。さらに、需要の変化に対応する世界の工場再編や、自動化・合理化により生産性を高め、業績の一層の向上に努めてまいります。そして、事業活動を通して、環境・社会・ガバナンスなどの課題にとり組み、持続的な企業成長を目指してまいります。
事業等のリスク4,549字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 当社は、「リスク管理委員会」において、「リスク管理規程」などに基づき、環境、安全、災害、情報、セキュリティなどのリスクについて、定期的あるいは随時把握し、報告される体制を整備し、全社横断的にリスクを回避・軽減するための措置を講じております。 (1) 経済情勢・需要変動について 当社グループは、自動車・自動車関連、一般産業機械、電機・電子等の分野において事業を展開しており、また、国内のほか、米州、欧州、アジア市場で事業活動を行っております。このため、当社グループの経営成績、財政状態およびキャッシュ・フローは、各製品を製造・販売している特定の国、地域の経済状況の変動や取引先が属する産業の景気変動の影響を受ける可能性があります。 とくに、自動車・自動車関連産業向けの売上高が約5割を占めており、その需要動向やEV化の進展が当社グループの業績および財務状況に大きく影響を及ぼす可能性があります。当社としましては、顧客の自動車生産計画や、中長期的なEV化の進展見通しなどに基づき、経営資源の効率的な投入を行い、また、需要の裾野が広い産業機械分野、電機・電子分野への新商品開発・販売拡大などを進めております。加えて、事業継続に向け、生産体制の整備、サプライチェーンの確保、手元流動性の確保などを進めております。 (2) 海外事業展開について 当社グループは、国内のほか、米州、欧州、アジア地域など、グローバルな事業展開を行っており、世界各地に販売会社と生産会社を設立しております。連結売上高に占める海外売上高の割合は約5割となっており、世界市場での事業拡大に向けた営業・生産体制の拡充を進めております。各国および地域の経済環境の動向や通商・外交政策、法規制等の予期せぬ変化が、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 これらに対し、特定の地域に偏重することなく、バランスのとれた事業展開に努め、また、各地との緊密な連携をとることで、遅滞なく危険情報を取得し対処しております。 (3) 外的要因が財務状況に与える影響について 海外子会社の現地通貨建ての経営成績及び財務状態は、連結財務諸表の作成のために円換算されており、現地通貨における価値が変わらなくとも、当社グループの連結財務諸表は為替レートの変動による影響を受けます。また、外貨建ての商取引により、為替レートの変動が当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、金利の上昇により支払利息が増加する可能性があります。 当社グループは、為替変動や金利変動の影響を軽減するため、為替予約、現地生産・調達等の施策を含めてリスクヘッジを進め、また、有利子負債の削減を中心に財務体質の強化に努めております。 (4) 価格競争について 当社グループの主力需要先である自動車・自動車関連産業は競争が激しく、同業界からの価格引き下げ要請への相応の対応が不可避であります。また、新興国による製品の台頭により、一部商品では市場価格の下落が生じております。一方で、レアアースなど一部の原材料価格が高騰しており、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 これらに対し、当社は、VA・VE活動の強化や基幹部品の内製化などにとり組むとともに、原材料の購入量ならびに在庫量の最適化や、設計・部品の標準化による調達コストの低減、生産性の向上など、原価低減活動に加え、原材料価格上昇分の取引先への転嫁を継続的に実施しております。 (5) 原材料や部品の調達について 当社グループは、原材料および部品を複数の供給元から調達し、取引基本契約に基づき安定的な取引を行っております。しかしながら、市況の変化による原材料および部品の価格高騰や品不足、供給元の生産能力不足や品質不良、火災や地震等の自然災害、国際情勢の不安化、倒産その他の理由により、原材料および部品の調達が困難となり、取引先への製品供給に支障をきたすリスクがあります。かかる場合には、当社グループの業績および財務状況は影響を受ける可能性があります。 これらに対し、グローバルで新規調達先の開拓・育成、最適な調達先の選定、調達先の分散化などを継続的に実施し、サプライチェーンの強化に努めております。 (6)研究開発について 当社グループは、事業基盤の一層の拡充を目的として、新商品開発に向けた研究開発活動を進めております。これらの研究開発は、多額の費用と期間を要するため、研究開発が計画どおり進まず商品化の機会を喪失したり、市場ニーズとのアンマッチから市場投入に至らなかったり、商品化しても十分な成果が得られなかったりした場合には、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 これらに対し、多様な市場分野において、顧客との緊密な関係性の構築によるニーズの発掘やシーズ技術を活かした独自の商品開発による差別化、大学・研究機関などとの積極的な連携によりリスクの低減に努めております。 (7) 品質問題について 当社グループは、世界的に認められている品質管理基準に従い各種製品を製造しております。しかしながら当社グループの製品が予期せぬ不具合を起こした場合には、多額の費用発生や社会的な信用低下等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらに対し、品質保証を最重要課題の一つとして位置付け、商品開発から設計・製造・サービスに至るまでの品質向上を目指したプロセス管理の強化など、グループをあげて品質管理の徹底を図っております。 (8) 環境・安全対策について 当社グループでは、環境負荷の低減に努めており、これまで重大な環境問題が発生したことはありません。しかしながら、将来において気候変動に起因する災害など環境問題が発生した場合には、多額の対策費用が発生し、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、脱炭素社会に向けた環境問題への対応については、その課題解決へのとり組みが成果につながれば、当社グループの業績に好影響を及ぼす可能性がある一方、対応を誤れば将来にわたり悪影響を及ぼす可能性があります。 これらに対し、カーボンニュートラルに向けて、環境に配慮した新商品の市場投入を進めるとともに、生産工程において、温室効果ガス、廃棄物、環境負荷物質などの発生を極力抑えるよう、設計・生産の各段階で対策を講じております。なお、製造設備等の主要施設については、火災等により生産活動や製品供給に支障をきたすことがないよう、災害発生防止対策に努め、また、ハードおよびソフト面で安全対策の基本方針を定め、労働災害の発生防止も進めております。 しかしながら、完全なリスク回避は困難であり、重大な災害等が発生した場合や、カーボンニュートラルへの対応が不十分と評価された場合には取引の継続にも関わる可能性があり、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (9)災害・テロについて 当社グループおよび当社グループ取引先の事業拠点が、地震、洪水などの天災、火災や、新型コロナウイルス感染症のような疾病発生などの災害、またはテロ攻撃や政情悪化に伴う物的・人的被害が生じる可能性があります。当社グループではリスク管理体制を構築し、被害を最小化するための事前対策・初動措置および事業継続に向けた対策を実施しておりますが、完全なリスク回避は困難であり、結果として、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 なお、ウクライナ・ロシアおよび中東情勢の緊迫化などにより地政学的リスクが高まった場合には、今後、当社グループの業績および財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (10)情報セキュリティについて 当社グループは、業務を通じて入手した取引先の機密情報や個人情報等を多数保有しております。これらの情報を保護するため、管理体制の整備や教育、情報セキュリティシステムの構築などを行い、情報漏洩の防止に努めております。しかしながら、コンピュータウイルスの感染、不正アクセスや盗難、その他不測の事態により機密情報が消失、もしくは社外に漏洩した場合には、当社グループの業績や信用・評判などに影響を及ぼす可能性があります。 (11) 知的財産権について 当社グループはこれまでの製品開発において蓄積してきた技術を知的財産権として、権利保護の徹底と経営資源としての活用をはかっております。しかし、特定の国および地域においては、知的財産権の保護が必ずしも十分でないため、当社グループの知的財産権を侵害して類似した製品を製造する行為を効果的に排除できない場合など、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性を完全に排除できるものではありません。 また、当社グループは、第三者の知的財産権を侵害することのないよう、細心の注意を払っておりますが、当社グループが第三者から知的財産権の侵害を主張された場合には、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 業務・事業提携について 当社グループは、海外企業を含めた複数の会社との業務提携や、合弁事業またはM&A等の資本提携を行い、相互の経営資源の有効活用をはかるとともに、技術開発、生産活動、営業活動等において提携効果の創出にとり組んでいます。しかしながら、提携先の経営方針・戦略の変更、財務状況の悪化等により期待した効果を実現できない場合には、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 人材確保について 当社グループは、競争力を維持するため、国内外の優秀で多様な人材を継続的に確保・採用し、その教育とローテーションによりリーダーの育成に努めておりますが、少子高齢化を背景として有能な人材確保に向けた競争は高まっており、当社グループが人材を確保・育成できない場合には、当社グループの中長期的な業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) コンプライアンスについて 当社グループは、グローバルな事業展開を行っており、各地域の法令、規制の適用を受けておりますので、コンプライアンス体制の強化が求められています。このため、「不二越企業市民ルール」をグループの行動規範として位置づけて社内教育を実施するなど、コンプライアンス意識の向上をはかっております。また、内部通報制度を整備し、コンプライアンスリスクの未然防止に努めております。しかしながら、コンプライアンスリスクを完全に回避することは困難であり、重大な法令違反等が生じた場合には、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,815字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループをとり巻く環境は、自動車分野は後半において緩やかな回復が見られるものの、米国の通商政策や物価上昇、ロシア・ウクライナおよび中東地域における地政学リスクの長期化、金融資本市場の変動など先行き不透明な状況が継続しております。海外では、中国においては経済が低迷するなど一部で事業環境の厳しさが増しております。 このような状況のもと、当社グループは、中長期的な脱炭素・EV化をはじめとする産業構造の大変革を見据え、ロボットを核に、工具、工作機械、ベアリング、油圧機器、そして特殊鋼事業をあわせ持つ総合機械メーカーとしての特長を活かし、ユーザーのものづくりに寄与する新商品の開発や技術提案を行うとともに、米国を中心に営業拠点の更なる拡充など、受注・売上の拡大にとり組んでおります。また、利益の改善に向けて、設備や人員の適正化、標準ベアリングの集約生産、さらには全部門を対象とした合理化、内製拡大など、事業全般の構造改革をより一層推進しております。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は、自動車分野においては国内の一部メーカーで生産が緩やかに回復したものの、中国での設備投資計画の見直し、建設機械分野における国内の需要低迷の影響を受け、2,359億3百万円(前期比1.7%減)、このうち、国内売上高は1,159億65百万円(同1.3%減)、海外売上高は1,199億38百万円(同2.0%減)となりました。 利益面につきましては、ロボット、特殊鋼などで操業度が悪化しましたが、構造改革による固定費の削減、原材料価格上昇分の販売価格への転嫁、生産ラインの自動化・合理化、調達コストダウンにとり組んだ結果、営業利益は97億73百万円(同47.3%増)、経常利益は83億70百万円(同97.6%増)となりました。また、資本効率の向上をはかるために政策保有株式の縮減を推し進め、投資有価証券売却益として31億28百万円を特別利益に計上、一方で余剰設備や人員の適正化を推し進め、構造改革費用として31億18百万円を特別損失に計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は52億50百万円(同56.7%増)となりました。 セグメントの経営成績につきましては、次のとおりであります。 機械工具事業では、北米の工具需要が増加しましたが、中国におけるロボット需要が減少した影響で、売上高は734億7百万円(前期比5.3%減)となりました。営業利益は、主に工具において操業度が改善したことに加え、労務費など固定費の削減により、42億79百万円(同10.3%増)となりました。 部品事業では、建設機械分野において国内の生産調整により油圧機器の需要が減少しましたが、自動車分野においては一部メーカーの生産回復によりカーハイドロリクスの需要が増加した結果、売上高は1,472億55百万円(同0.6%増)となり、営業利益は設備や人員の適正化など、構造改革により固定費・販管費を削減し、49億98百万円(同200.3%増)となりました。 その他の事業では、国内を中心に特殊鋼の需要が減少し、売上高は152億40百万円(同4.7%減)となり、営業利益は操業度の悪化などにより、4億80百万円(同55.1%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、投資活動および財務活動による支出が営業活動による収入を上回った結果、前連結会計年度末に比べ24億円減少し、293億57百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動により獲得した資金は、前連結会計年度に比べ135億19百万円減少し、179億38百万円となりました。これは、主として、税金等調整前当期純利益81億12百万円、減価償却費187億7百万円、売上債権の減少31億82百万円、棚卸資産の減少13億12百万円などにより資金が増加した一方で、仕入債務の減少77億25百万円、法人税等の支払額33億69百万円などにより資金が減少したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動により支出した資金は、前連結会計年度に比べ23億45百万円減少し、52億86百万円となりました。これは、主として、投資有価証券の売却37億88百万円などにより資金が増加した一方で、海外におけるベアリングの生産体制の再編、日本における工具、ベアリングの生産能力増強ならびに合理化投資に伴う有形固定資産の取得82億13百万円などにより資金が減少したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動により使用した資金は前連結会計年度に比べ84億43百万円減少し、159億15百万円となりました。これは、主として、借入金の純減額84億61百万円、配当金の支払額23億2百万円、自己株式の取得36億86百万円などにより資金が減少したことによるものであります。 (2) 生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 機械工具   52,689   △0.4 部品   132,278   5.3 その他   17,003   △3.9 合計   201,971   2.9 (注)金額は平均販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高 (百万円)   前年同期比 (%)   受注残高 (百万円)   前年同期比 (%) 機械工具   73,529   △5.2   20,404   △3.1 部品   147,437   3.2   15,903   1.1 その他   16,196   6.4   3,578   28.1 合計   237,164   0.6   39,886   0.8 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 機械工具   73,407   △5.3 部品   147,255   0.6 その他   15,240   △4.7 合計   235,903   △1.7 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主要な相手先別の販売実績および販売実績の総額に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 岡谷鋼機株式会社   28,792   12.0   30,372   12.9 (3) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの財政状態および経営成績等の状況に関する分析・検討の内容は以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年2月24日)現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における当社グループの経営成績の分析は次のとおりであります。 1) 売上高 当連結会計年度の売上高は、自動車分野においては国内の一部メーカーで生産が緩やかに回復したものの、中国での設備投資計画の見直し、建設機械分野における国内の需要低迷の影響を受け、2,359億3百万円と前連結会計年度と比べ1.7%減となりました。このうち、国内売上高は1,159億65百万円(同1.3%減)、海外売上高は1,199億38百万円(同2.0%減)となりました。 なお、期初に公表した売上高の年度計画2,430億円に対しては、達成率97.1%となりました。これは、中国などでの自動車向け設備投資の延期や産機需要の減少を受け、売上高が減少したことによります。 2) 売上総利益 当連結会計年度の売上総利益は529億49百万円と、構造改革による固定費の削減や原材料価格上昇分の販売価格への転嫁などにより、前連結会計年度に比べ5.4%の増益となりました。 3) 販売費及び一般管理費 販売費及び一般管理費は、431億76百万円となり、前連結会計年度に比べ4億46百万円減少しました。これは、主に広告宣伝費などが減少した結果であります。売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は18.3%と前連結会計年度に比べて0.1ポイント増加しました。 4) 営業損益 当連結会計年度の営業利益はロボット、特殊鋼などで操業度が悪化しましたが、構造改革による固定費の削減、原材料価格上昇分の販売価格への転嫁、生産ラインの自動化・合理化、調達コストダウンにとり組んだ結果、97億73百万円と前連結会計年度に比べ47.3%の増益となりました。また、売上高営業利益率は4.1%となり、前連結会計年度に比べて1.3ポイント増加しました。 なお、期初に公表した営業利益の年度計画86億円に対しては、達成率113.6%となりました。ロボット・特殊鋼などで操業度が悪化したものの、構造改革による固定費の削減や為替が想定よりも円安で推移したことなどにより計画を達成しました。 5) 営業外損益 営業外損益(費用)は、14億2百万円の費用(純額)となり、前連結会計年度の24億円の費用(純額)から9億97百万円減少しました。これは、主として、休止固定資産減価償却費が3億68百万円減少、支払利息が3億50百万円減少したことによるものであります。 6) 経常損益 当連結会計年度の経常利益は83億70百万円と前連結会計年度に比べ97.6%の増益となりました。 7) 親会社株主に帰属する当期純損益 特別利益は、固定資産売却益24百万円、投資有価証券売却益31億28百万円の計上で31億53百万円となり、前連結会計年度に比べて17億24百万円減少しました。特別損失は、固定資産売却損3百万円、固定資産除却損2億79百万円、構造改革費用31億18百万円などの計上で34億11百万円となり、前連結会計年度に比べ9億73百万円減少しました。 法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額の合計は、29億24百万円となり、前連結会計年度に比べ9億43百万円増加しました。 これらの結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は52億50百万円となり、前連結会計年度に比べ18億99百万円の増益となりました。 ② 資本の財源及び資金の流動性についての分析 1) 財政状態の状況 当連結会計年度末の資産合計は、3,312億95百万円となり、前連結会計年度末に比べ34億62百万円減少しました。主として、現金及び預金が20億58百万円、有形固定資産が66億88百万円減少し、棚卸資産が11億30百万円、投資有価証券が25億17百万円、退職給付に係る資産が26億61百万円増加しております。 負債合計は、1,570億44百万円となり、前連結会計年度末に比べ130億46百万円減少しました。主として、電子記録債務が64億13百万円、借入金が78億50百万円減少し、賞与等を含む未払費用が17億37百万円、繰延税金負債が19億8百万円増加しております。 純資産合計は、1,742億50百万円となり、前連結会計年度末に比べ95億84百万円増加しました。主として、資本剰余金が18億3百万円、利益剰余金が29億48百万円、その他有価証券評価差額金が19億45百万円、為替換算調整勘定が68億67百万円、退職給付に係る調整累計額が18億77百万円増加しております。また、自己株式の取得により、自己株式が36億78百万円増加しております。 2) キャッシュ・フローの状況 「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 3) 資金需要 当社グループの資金需要は、仕入、生産及び販売活動に必要な運転資金、販売費及び一般管理費等の営業活動費用、研究開発費によるもののほか、投資活動において、機械保全、品質向上および生産能力の増強と生産ラインの合理化を目的とした設備投資などであります。これらの資金需要に対しては、安定した収益基盤を確立し一層の利益追求をはかると同時に、売上債権、棚卸資産、仕入債務の適切な管理に加えて、固定資産の効率的活用などにとり組んでおります。また、不足分の資金は、有利子負債による調達を基本にしており、取引金融機関との安定した調達体制の維持に努めるとともに、調達手段の多様化による財務基盤の安定に向けたとり組みを進めております。なお、当社および主要なグループ会社間でキャッシュ・マネジメント・システム(CMS)を導入しており、グループ内の資金効率化に努めております。 当連結会計年度末における借入金およびリース債務を含む有利子負債の残高は、863億23百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は293億57百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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