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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

澁谷工業

SHIBUYA CORPORATION6340 · Prime · 機械

飲料・医薬・半導体の三軸で個別ニーズに応えるエンジニアリング企業。

概要

澁谷工業は、飲料無菌充填システムで国内シェア80~90%を占めるパッケージングプラント事業を中核とし、半導体製造装置や医療機器、農業用選果システムまで手掛ける総合機械メーカーである。1949年創業、石川県金沢市に本社を置く。2025年6月期の連結売上高は1,290億円、営業利益137億円。東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミア市場に上場し、連結従業員3,340人を擁する。

3セグメントで構成する事業ポートフォリオ

当社グループはパッケージングプラント事業、メカトロシステム事業、農業用設備事業の3セグメントで構成される。2025年6月期の連結売上高1,290億円のうち、パッケージングプラント事業が800億円(62%)、メカトロシステム事業が377億円(29%)、農業用設備事業が111億円(9%)を占める。営業利益ではパッケージングプラントが125億円と全体の91%を稼ぎ出す主力セグメントである。メカトロシステム事業は23億円、農業用設備事業は10億円の営業利益を計上した。各セグメントは独立した子会社群によって運営され、グループ全体で18社の連結子会社を有する。

飲料無菌充填システムで国内市場を寡占

パッケージングプラント事業の核は、清涼飲料向け無菌充填システムである。常温でPETボトルに低酸性飲料(茶系飲料、乳飲料など)を充填する技術で、国内シェアは80~90%に上る。電子線によるボトル滅菌方式を採用したシステムは、薬剤や水の使用量を大幅に削減し、環境負荷を低減する。近年は再生PET樹脂100%ボトルへの対応も進めており、持続可能な社会への貢献を打ち出す。顧客は大手飲料メーカーが中心で、海外でもアジアや北米向けに販売を拡大している。

日本を起点に広がるグローバル生産・販売網

国内の主要工場は石川県金沢市の本社工場・メカトロ工場・RPシステム森本工場・EBシステム森本工場・RMシステム森本工場・医療機若宮工場、能美市の能美ハイテクプラント、群馬県高崎市の高崎事業所など。海外では米国バージニア州のShibuya Hoppmann、マレーシア・タイ・インドネシアの現地法人、中国の上海子会社を通じて事業を展開。持株会社Shibuya Holdingsを中心にM&Aを積極的に活用し、2023年には上海希歩洋医療器械、綜和機電を、2024年にはインドネシア新会社を設立し、グローバル展開を加速している。

業界の中での役割は飲料・食品、医薬品、半導体業界向けに各種製造ライン・システムをエンジニアリング。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,356億円
営業利益
131億円
営業利益率
9.7%
純利益
102億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
パッケージングプラント事業801億円62.0%126億円15.7%
メカトロ システム 事業378億円29.3%23億円6.1%
農業用設備事業112億円8.7%10億円8.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01飲料・食品主力

ペットボトルや缶向けのボトリングシステム(充填、キャッピング、ラベリングなど)を提供。製函・包装システム、食品加工システムも手掛け、飲料メーカーや食品工場向けに一貫ラインをエンジニアリング。

主な製品・サービス1
ボトリングシステム
飲料の充填からキャッピング、ラベリングまでを一貫処理するシステム。高速・高精度で、多様な容器形状に対応。

02医薬品・バイオ準主力

医薬品製造システムやアイソレータ、再生医療用細胞培養システムなどを供給。無菌環境での製薬工程や細胞培養の自動化に対応した設備を提供。

主な製品・サービス2
製薬設備システム
医薬品の製造・充填・包装を無菌環境で行うシステム。アイソレータ技術を応用し、コンタミネーションリスクを低減。
再生医療システム
細胞培養を自動化するアイソレータやロボットシステム。再生医療の量産化を支援。

03半導体・電子部品準主力

半導体実装工程向けにハンダボールマウンタ、ワイヤボンダ、LED検査装置などを提供。電子部品の実装や検査工程で高い精度を実現。

主な製品・サービス2
ハンダボールマウンタ
半導体パッケージ基板にハンダボールを高精度に搭載する装置。BGA実装に必須。
ワイヤボンダ
半導体チップと基板を金線などで接続する装置。高速・高精度なワイヤボンディングを実現。

04農業副次

農業用選果・選別システムを提供。果実や野菜のサイズ・品質を自動判別し、効率的な出荷を支援。

主な製品・サービス1
農業用選果・選別システム
農産物を重量・サイズ・色・糖度などで自動選別するシステム。ラインを統合制御し、パッケージングまで対応。

製品と技術

飲料ボトリングシステム(無菌充填・電子線滅菌)

飲料用ボトリングシステムは、PETボトルへの充填からキャッピング、ラベリングまでを一貫処理するラインシステムである。中核となる無菌充填システムは、ボトル内面を過酸化水素水または電子線で殺菌し、クリーンエア下で常温充填する技術。電子線滅菌方式は、薬剤や洗浄水の使用量を大幅に削減し、環境負荷を低減する。国内シェア80~90%を誇り、大手飲料メーカー向けに納入。再生PET樹脂100%ボトルへの対応や、高速・高精度な処理を実現している。

製薬設備システム(アイソレータ・注射薬充填ライン)

医薬品製造向けには、無菌環境を実現するアイソレータ技術を応用したシステムを提供する。注射薬のバイアル充填ラインや、液剤・粉末の無菌充填ラインが主力製品。アイソレータはクリーンルーム内で作業者と製品を隔離し、コンタミネーションリスクを低減する。近年はバイオ医薬品や再生医療向けの需要増加に対応し、カスタマイズ性の高いシステムを供給。ロボットを活用した自動化ラインも開発している。

半導体製造装置(ハンダボールマウンタ・ワイヤボンダ)

半導体の後工程(パッケージング)向けに、ハンダボールマウンタとワイヤボンダを主力製品とする。ハンダボールマウンタはBGA(ボールグリッドアレイ)実装に用いられ、基板上に高精度にハンダボールを搭載する。ワイヤボンダは金線や銅線で半導体チップと基板を接続し、高速・高精度なボンディングを実現。LED検査装置も手掛け、スマートフォンやEV向けの需要に対応する。2025年6月期はEV・スマホ向け投資抑制の影響で減収となった。

再生医療システム(細胞培養アイソレータ・ロボット自動培養)

再生医療分野では、細胞培養を自動化するアイソレータシステムやロボットシステムを開発・販売。無菌環境下で細胞の培養・継代・回収を自動制御し、ヒューマンエラーを排除する。2000年にRPシステム森本工場、2014年にRMシステム森本工場を設置し、設備開発を本格化。大学やスタートアップ企業との共同研究を通じて、iPS細胞や間葉系幹細胞の量産化に対応した装置を提供している。2025年現在、再生医療の実用化拡大に伴い需要が増加している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

ボイラなど熱機器で国内大手、海外展開が成長牽引

澁谷工業は機械セクターの中でも熱エネルギー関連機器、特にボイラや環境機器を中心に事業を展開し、国内市場で確固たる地位を築いています。売上高は約1290億円(2025/6期)と大きく、営業利益率は10%台を維持しており、収益性も安定しています。ライバルである三浦工業も同様にボイラ市場で強みを持ちますが、澁谷工業は産業用大型ボイラや環境プラントに強く、顧客基盤が異なります。日本製鋼所は重電機器で競合しますが、澁谷工業は特定の熱機器分野に特化しており、ニッチなポジションを確立しています。海外展開も積極的で、成長のけん引役となっています。しかし、国内市場は成熟しており、新興国での需要取り込みや省エネ技術の開発が今後の成長に重要です。

強み

  • 産業用ボイラ市場で高いシェアを持ち、ブランド力と信頼性で顧客基盤が強固です。
  • 営業利益率10%を超え、収益性の高い事業構造を維持しています。
  • アジアなど海外での売上を伸ばし、成長の柱として機能しています。
  • 環境対応製品の開発に注力し、規制強化に対応した機器を提供しています。

課題

  • 国内需要が頭打ちで、新規需要の開拓や既存顧客の深耕が必要です。
  • 競合他社との価格競争が厳しく、収益維持のためのコスト削減が課題です。
  • 脱炭素など環境規制に対応する新技術開発と投資が必要です。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字が澁谷工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16498キッツ1,637億円13.5倍
29025鴻池運輸1,635億円10.7倍
36379レイズネクスト1,606億円15.3倍
47734理研計器1,588億円15.4倍
56486イーグル工業1,500億円13.9倍
66340澁谷工業1,481億円14.2倍
79010富士急行1,434億円3.9倍
85715古河機械金属1,378億円11.0倍
97224新明和工業1,353億円11.1倍
106474不二越1,353億円17.7倍
116351鶴見製作所1,266億円23.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

澁谷商店から株式会社へ改組した1949年

1949年6月、石川県金沢市七宝町にあった澁谷商店を改組し、澁谷工業株式会社を設立した。当初の所在地は金沢市武蔵町17番8号(現住所)。1952年10月には金沢市大豆田に本社工場(現本社工場)を設置し、生産拠点を整備した。1964年8月には販売子会社の澁谷工業販売を吸収合併し、東京営業部(杉並区)および西宮営業部(現関西営業部)を設置、販売網を強化。1978年6月、本社を現在の金沢市大豆田本町甲58番地に移転した。

1982年の上場と工場拡充の時代

1982年2月、名古屋証券取引所市場第二部に上場。1985年3月には東京証券取引所市場第二部に上場し、同年7月に出雲工場(現メカトロ工場)を金沢市に設置した。1986年7月には高崎工場(現高崎事業所)を群馬県に設置。同年12月、東京・名古屋両取引所の市場第一部銘柄に指定された。1988年8月に東京営業部を杉並区から新宿区へ移転するなど、首都圏での営業基盤を固めた。

M&Aで事業領域を広げた1990年代~2000年代

1993年3月、包装機械販売のシブヤマシナリーを設立。2000年9月、再生医療向けRPシステム森本工場を設置。2003年8月、シブヤマシナリーが石井工業(後のエスアイ精工)を取得。2004年5月には人材派遣・旅行業のシブヤEDIを設立した。2005年7月、米国持株会社Shibuya Holdingsを設立し、米バージニア州のHoppmann Corporation(現Shibuya Hoppmann)を買収、北米市場への足がかりを得た。2008年2月には静岡シブヤ精機を設立し、マキ製作所から事業譲受。2009年9月、ファブリカトヤマ(現シブヤパッケージングシステム)を取得した。

カイジョー取得と半導体・医療分野の拡充(2011~2014年)

2011年4月、静岡シブヤ精機がエスアイ精工を吸収合併し、シブヤ精機に商号変更。2012年1月、超音波技術に強みを持つカイジョーを取得。同年7月には根上工作所(現根上シブヤ)を取得し、半導体・医療分野の技術を拡充した。2012年12月、沖縄先端加工センター(現沖縄シブヤ)を設立。2014年6月、再生医療システム用RMシステム森本工場を設置し、再生医療分野への本格参入を進めた。

グループ統合とプライム市場移行(2017~2022年)

2017年10月、マレーシアにShibuya Kaijo (Malaysia) Sdn. Bhd. を設立。2021年7月、子会社シブヤマシナリーを吸収合併し、グループの経営資源を集約した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場に移行。同年7月には石川県能美市に能美ハイテクプラントを設置し、生産能力を増強した。

中国・東南アジアへの展開加速(2023~2024年)

2023年7月、中国上海市に医療機器販売子会社「上海希歩洋医療器械有限公司」を設立。同年10月には台湾の綜和機電を取得し、メカトロシステム事業の技術補強を図った。2024年9月、インドネシアにPT Shibuya Technologies Indonesiaを設立し、東南アジアでの生産拠点を拡充。これらの投資により、海外売上比率の向上を目指す。2025年6月期の連結売上高1,290億円のうち、パッケージングプラント事業が海外向け無菌充填ラインの増加で前期比21.3%増となるなど、海外事業が成長を牽引している。

年表32件を開く

1940年代

  • 1949年6月創業石川県金沢市七宝町15番地(現 武蔵町17番8号)に、澁谷商店を改組して、澁谷工業株式会社を設立

1950年代

  • 1952年10月石川県金沢市に大豆田工場(現 本社工場)を設置

1960年代

  • 1964年8月M&A澁谷工業販売㈱を吸収合併し、東京都杉並区に東京営業部および兵庫県西宮市に西宮営業部(現 関西営業部)を設置

1970年代

  • 1978年6月本社を金沢市大豆田本町甲58番地に移転

1980年代

  • 1982年2月上場名古屋証券取引所市場第二部に上場
  • 1985年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1985年7月石川県金沢市に出雲工場(現 メカトロ工場)を設置
  • 1986年7月群馬県高崎市に高崎工場(現 高崎事業所)を設置
  • 1986年12月東京証券取引所、名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 1988年8月東京営業部を東京都杉並区から新宿区へ移転

1990年代

  • 1993年3月シブヤマシナリー㈱を設立

2000年代

  • 2000年9月石川県金沢市にRP(Robot and Pharmaceutical)システム森本工場を設置
  • 2003年8月商号変更シブヤマシナリー㈱が石井工業㈱(エスアイ精工㈱に商号変更)を取得
  • 2004年5月シブヤEDI㈱を設立
  • 2005年7月創業米国バージニア州にShibuya Holdings Corporationを設立 Shibuya Holdings Corporationが米国バージニア州のHoppmann Corporation(現 Shibuya Hoppmann Corporation)を取得
  • 2008年2月静岡シブヤ精機㈱を設立
  • 2008年4月静岡シブヤ精機㈱が㈱マキ製作所から事業を譲り受け
  • 2009年9月㈱ファブリカトヤマ(現 シブヤパッケージングシステム㈱)を取得

2010年代

  • 2010年11月石川県金沢市にEB(Electron Beam)システム森本工場を設置
  • 2011年4月M&A静岡シブヤ精機㈱がエスアイ精工㈱を吸収合併し、商号をシブヤ精機㈱に変更
  • 2011年7月石川県金沢市に医療機若宮工場を設置
  • 2012年1月㈱カイジョーを取得
  • 2012年7月㈱根上工作所(現 ㈱根上シブヤ)を取得
  • 2012年12月㈱沖縄先端加工センター(現 ㈱沖縄シブヤ)を設立
  • 2014年6月石川県金沢市にRM(Regenerative Medicine)システム森本工場を設置
  • 2017年10月創業Shibuya Kaijo(Malaysia)Sdn.Bhd.を設立

2020年代

  • 2021年7月M&Aシブヤマシナリー㈱を吸収合併
  • 2022年4月証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミア市場へ移行
  • 2022年7月石川県能美市に能美ハイテクプラントを設置
  • 2023年7月創業上海希歩洋医療器械有限公司を設立
  • 2023年10月綜和機電㈱を取得
  • 2024年9月創業PT Shibuya Technologies Indonesiaを設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年6月期まで1,500億円
  • 営業利益2027年6月期まで160億円
  • ROE2027年6月期まで10%以上
  • 売上高2030年6月期まで2,000億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    サステナビリティ経営の推進

    環境・社会・経済に貢献する製品・サービスを開発・提供し、サステナビリティ経営を全社で推進する。

  2. 02

    ダントツ製品による競争力強化

    世界トップレベルの「ダントツ製品」づくりを強化し、顧客との信頼関係に基づくWin-Winの利益創出を目指す。

  3. 03

    グローバル戦略の推進

    製品・サービス・海外拠点について時代の要請を先取りしたグローバル戦略を推進し、海外市場を拡大する。

  4. 04

    収益力向上のための基盤強化

    3カイ(改善・改革・開発)の強力推進と予実管理の徹底、DX化、多様性を尊重した人財育成に取り組み、収益力を高める。

  5. 05

    新事業創出とM&Aの戦略的活用

    新製品開発・新市場開拓・新事業創出に加え、M&Aを戦略的に活用し、グループ一丸でグローバル展開する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,340人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は664万円で、9期前と比べて+6.4%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は18.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月2,749
2017年6月2,794
2018年6月2,905
2019年6月62439.416.43,011
2020年6月61839.616.63,061
2021年6月61139.816.83,131
2022年6月60940.517.73,152
2023年6月61940.517.73,185
2024年6月63840.917.93,248413
2025年6月66441.218.13,340410

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率48.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社18(国内 7 / 海外 11、うち連結子会社 18) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
森本工場 — 石川県金沢市9,307百万円
パッケージングプラント事業
浜松本社 — 静岡県浜松市 中央区7,111百万円
農業用設備事業
能美ハイテクプラント — 石川県能美市6,226百万円
パッケージングプラント事業
メカトロ工場及び医療機若宮工場 — 石川県金沢市4,496百万円
メカトロシステム事業
本社 — 石川県金沢市3,215百万円
パッケージングプラント事業
本社工場 — 石川県金沢市2,507百万円
パッケージングプラント事業
津幡工場 — 石川県津幡町2,235百万円
パッケージングプラント事業
本社 — 石川県金沢市2,207百万円
パッケージングプラント事業および全社的管理業務
本社 — 石川県能美市1,492百万円
パッケージングプラント事業およびメカトロシステム事業
本社 — 東京都羽村市1,350百万円
メカトロシステム事業
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    シブヤ精機㈱
    静岡県 浜松市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    シブヤパッケージング システム㈱
    石川県 金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Shibuya Holdings Corporation (注)3.
    米国 バージ ニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Shibuya Hoppmann Corporation
    米国 バージ ニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱カイジョー
    東京都 羽村市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Shibuya Kaijo (Thailand)Co.,Ltd. (注)4.
    タイ国 バンコク · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 海外
    上海楷捷半導体科技 有限公司
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    台湾海上希歩洋股份 有限公司
    台湾 台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Kaijo Shibuya America Inc.
    米国 カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Kaijo Shibuya Europe GmbH
    ドイツ国 バーデン ヴュルテン ベルク州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    シブヤEDI㈱
    石川県 金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    上海希歩洋工業科技 有限公司
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社6社を開く
  • ㈱根上シブヤ石川県 能美市100%
  • ㈱沖縄シブヤ沖縄県 うるま市100%
  • Shibuya Kaijo (Malaysia)Sdn.Bhd.マレーシア国クアラ ルンプール100%
  • 上海希歩洋医療器械 有限公司中国 上海市100%
  • 綜和機電㈱埼玉県 入間市100%
  • PT Shibuya Technologies Indonesiaインド ネシア国 ジャカルタ100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は1,356億円営業利益131億円前期と比べると増収減益で、売上が+5.1%、利益が-4.4%。

売上高
+5.1%
1,356億円
営業利益
-4.4%
131億円
純利益
+1.0%
102億円
営業利益率
9.7%
前期比 -1.0%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高1,500億円1,356億円
営業利益160億円131億円
純利益110億円102億円
1株あたり配当¥120¥120

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は725億円、営業利益は80億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+9.0%、営業利益は+27.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q2383012.622
2023年4Q30417
2024年1Q22494.06
2024年2Q2904013.828
2024年3Q2884214.631
2024年4Q3524312.233
2025年2Q6257411.851
2025年4Q665639.550
2026年2Q631518.140
2026年4Q7258011.062

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は682億円から1,356億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は9.7%。売上は4期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
㈱沖縄先端加工センター(現 ㈱沖縄シブヤ)を設立
2012年6月682122
2013年6月7333817
2014年6月7915332
2015年6月8045183
2016年6月8366144
Shibuya Kaijo(Malaysia)Sdn.Bhd.を設立
2017年6月9169166
2018年6月9819975
2019年6月1,08610478
2020年6月1,0369665
シブヤマシナリー㈱を吸収合併
2021年6月1,04013088
2022年6月96213793
上海希歩洋医療器械有限公司を設立
2023年6月9788259
PT Shibuya Technologies Indonesiaを設立
2024年6月1,15413413611.698
2025年6月1,29013713810.6101
2026年6月1,3561311369.7102

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高1,356億円のうち、営業利益として残るのは131億円9.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は102億円、売上の7.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金90.3%1,225億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.7%131億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+1.0pt
9.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
7.5%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが91億円、投資CFが−66億円で、差し引きのフリーCFは25億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は453億円で、売上の4.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月2318−154183
2013年6月60−12−2248110
2014年6月45−27418132
2015年6月39−28−4011105
2016年6月124−38−886181
2017年6月75−40−3235185
2018年6月48−10−3638186
2019年6月166−27−27139298
2020年6月36−47−21−11266
2021年6月143−26−30117353
2022年6月128−36−3192418
2023年6月49−5312−4427
2024年6月104−34−3070469
2025年6月91−66−3825453

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は1,594億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,079億円で、自己資本比率は67.7%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月83928755234.1
2013年6月84830754136.2
2014年6月93432461034.7
2015年6月92043049046.7
2016年6月97945052945.9
2017年6月1,05951854148.9
2018年6月1,11758253552.1
2019年6月1,31163967248.7
2020年6月1,26768758054.2
2021年6月1,32476955558.1
2022年6月1,37085451662.4
2023年6月1,42490252263.3
2024年6月1,6191,01060962.4
2025年6月1,5941,07951567.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
456億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
824億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
515億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率209社中86位あたり、逆に低いのは配当利回り209社中125位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.7%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.1%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,260で、1年前と比べて+53.1%過去52週の値幅のなかでは85%の位置にある。

¥5,260-2.4%1ヶ月+19.3%1年+53.1%時価総額1,481億円
過去52週の値幅
安値¥3,095高値¥5,650

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.2倍
PER (会社予想)13.2倍
PBR1.22倍
配当利回り2.28%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は5400円と前日比+5.68%で急伸し、8月14日に年初来高値を更新。直近1ヶ月で+23.85%と強力な上昇トレンドにあり、25日移動平均線(4419.2円)を+22.2%上回る。52週高値5650円に接近し、上抜けが目前。出来高は36.77万株と直近平均の約6倍に急増し、強い買いが入る。RSIは84.38と過熱圏で調整リスクも。年初来では+56.52%と大幅高で、中期トレンドは明確な上昇。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが業界平均(23.76倍)を大きく下回る13.83倍、PBRも1.1倍と同平均1.59倍より低く、株価は相対的に割安と判断。ROEは9.62%で収益性は中程度ながら、配当利回り2.12%は平均2.68%を下回り、配当は伸び悩み。売上高・利益は増加傾向にあり、バランスを考慮するとやや割安圏内。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.2倍22.7倍
PER (予想)13.2倍
PBR1.22倍1.50倍
ROE9.6%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

受注環境の変化と収益性の維持が論点。強気派は、食品機械の需要回復や半導体投資の増加による受注拡大を期待する。一方弱気派は、拡大する売上に対して利益率が低下傾向にある点や、大型案件の採算悪化を懸念する。海外展開と新規分野の伸びが焦点となる。

プラスに働く材料6
  • 売上の拡大

    売上高は2022年962億円から2025年1290億円へと成長、受注が堅調

  • 高収益な事業

    営業利益率10%以上、エンジニアリング力で付加価値が高い

  • 半導体分野の成長

    半導体製造装置の需要拡大が続き、中長期の成長が見込める

  • 売上高が978→1290億円と2期連続増収2025年6月期影響

    売上高978→1154→1290億円、2期連続の増収

  • 営業利益137億円・最終益101億円と高水準2025年6月期影響

    営業利益134→137億円、純利益98→101億円

  • 外国人持ち株比率10.21%で安定需給継続影響

    外国持株比率10.21%、株主構成の安定

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低下

    営業利益率は2024年11.6%から2025年10.6%へ低下、コスト増の影響

  • 受注の変動

    大型案件の受注時期により売上高が大きく変動し、安定性に欠ける

  • 海外競争

    低価格競争が激しく、採算が悪化する可能性

  • 営業利益率が11.6%から10.6%へ低下2025年6月期影響

    営業利益率11.61%→10.62%、収益性が悪化

  • 最終利益は98→101億円と小幅増益2025年6月期影響

    純利益98→101億円、増益率約3%

  • PBR1.10倍・ROE9.62%と平均的継続影響

    PBR1.10倍、ROE9.62%で割安感は乏しい

  • 株価は1年で22.7%上昇し高値警戒継続影響

    株価変化率+22.72%、上昇テンポが速い

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高を左右するため
営業利益率
収益性の悪化傾向を早期に察知するため
海外売上高比率
グローバル展開の進捗と市場分散の効果を確認するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり120で、前期から+5.6%いまの株価に対する利回りは2.28%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥120
1株あたり
配当利回り
2.28%
いまの株価に対して
配当性向
29.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月3520.2
2018年6月5042.926.9
2019年6月6020.027.6
2020年6月600.029.9
2021年6月7016.729.6
2022年6月700.020.5
2023年6月700.047.7
2024年6月9028.633.3
2025年6月955.629.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥120

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ3,462人。区分でいちばん多いのは金融機関52.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が68.1%を占め、残る31.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
金融機関49.450.249.549.650.252.0
個人・その他21.321.022.321.620.620.4
事業法人19.819.517.817.116.616.1
外国法人8.88.29.510.611.110.2
自己株式1.71.71.71.71.71.7
証券会社0.71.11.01.11.51.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.24
02公益財団法人澁谷学術文化スポーツ振興財団8.26
03明治安田生命保険相互会社6.04
04第一生命保険株式会社5.68
05株式会社北國銀行4.67
06澁谷工業取引先持株会4.67
07日本生命保険相互会社4.55
08住友生命保険相互会社3.98
09農林中央金庫3.55
10株式会社三菱UFJ銀行3.30

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-21
    シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.02%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+4554%、1株純資産は14期で+278%。直近期のROEは9.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月81,0330.8108.165.7
2013年6月631,1115.913.814.1
2014年6月1171,17110.327.011.5
2015年6月2991,55322.07.38.1
2016年6月1571,6269.910.714.5
2017年6月2401,87113.714.120.2
2018年6月2702,10213.612.626.9
2019年6月2812,30712.710.427.6
2020年6月2342,4829.812.029.9
2021年6月3192,78012.19.729.6
2022年6月3353,08711.47.020.5
2023年6月2143,2596.812.347.7
2024年6月3543,65110.210.133.3
2025年6月3633,9019.68.929.9
2026年6月370

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/6期の役員報酬は総額272百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
澁谷英利代表取締役社長 社長執行役員 グループ経営企画統轄本部長6024,000
毛利克己取締役副社長 副社長執行役員 グループ経営企画統轄副本部長、メカトロ統轄本部長兼 生産本部長兼医療機本部長734,000
本多宗隆取締役副社長 副社長執行役員 グループ経営企画統轄副本部長、総務本部長、情報・知的財産本部長7626,000
河村孝志取締役副社長 副社長執行役員 グループ経営企画統轄副本部長、財経本部長、内部統制・監査室長7512,000
玉井政利取締役75
近藤徳之取締役652,000
大砂雅子取締役70
竹橋剛監査役631,000
安宅建樹監査役76
小原正敏監査役75
西納幸伸取締役 専務執行役員 グループ経営企画統轄本部開発本部長兼技術管理本部長、プラント生産統轄本部長兼プラント技術本部長兼BS第1技術本部長兼SPM技術本部長兼バリデーション・品質本部長兼エンジニアリング本部長698,000
宮前和浩取締役 常務執行役員 財経本部長兼財務部長、内部統制・監査室長602,000

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4229823860
社外取締役523235
監査役1111111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,072字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社および子会社18社で構成され、パッケージングプラント事業、メカトロシステム事業、農業用設備事業にかかる製品の製造販売を主要な事業としております。 当連結会計年度において、PT Shibuya Technologies Indonesiaを新たに設立したため、連結の範囲に含めております。 なお、子会社のうちShibuya Holdings Corporationは米国で設立した持株会社であり、シブヤEDI株式会社は人材派遣および旅行代理業を事業目的としております。 各事業における当社グループ各社の位置付けなどは、次のとおりであります。 事業区分   主要製品   会社名 パッケージングプラント事業   ボトリングシステム(充填システム、キャッピングシステム、ラベリングシステムなど)、製函・包装システム、製薬設備システム(医薬品製造システム、アイソレータなど)、食品加工システム、洗浄設備システム、再生医療システム(細胞培養アイソレータ、ロボット自動細胞培養システムなど)など   当社 シブヤパッケージングシステム株式会社 Shibuya Hoppmann Corporation 上海希歩洋工業科技有限公司 株式会社根上シブヤ 株式会社沖縄シブヤ Shibuya Kaijo(Thailand)Co.,Ltd. Shibuya Kaijo(Malaysia)Sdn.Bhd. PT Shibuya Technologies Indonesia メカトロシステム事業   半導体製造システム(ハンダボールマウンタ、ワイヤボンダ、LED検査装置など)、医療機器(レーザ手術および治療装置、人工透析装置など)、切断加工システム(レーザ加工機、ウォータジェット切断加工機など)、超音波発生装置、油圧プレス機など   当社 株式会社カイジョー Shibuya Kaijo(Thailand)Co.,Ltd. 上海楷捷半導体科技有限公司 台湾海上希歩洋股份有限公司 Kaijo Shibuya America Inc. Kaijo Shibuya Europe GmbH 上海希歩洋工業科技有限公司 株式会社根上シブヤ 株式会社沖縄シブヤ Shibuya Kaijo(Malaysia)Sdn.Bhd. 上海希歩洋医療器械有限公司 綜和機電株式会社 農業用設備事業   農業用選果・選別システムなど   シブヤ精機株式会社 (事業系統図) 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,931字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、創業以来「喜んで働く」ことを経営理念として、「カスタマー・ファースト」を貫き、人々の生活に必要不可欠な業界の製造システムを開発・販売してきました。培われた技術の応用展開と新たに開発した技術との融合によって新しい分野にチャレンジし、会社の発展とともに環境と社会に貢献することを目指しております。 (2) 会社の対処すべき課題 当社グループは、創業の原点である「喜んで働く」の企業理念のもと、以下のSHIBUYA未来ビジョン宣言を定めております。 ・Mission(使命): ダントツ製品でお客様の繁栄をサポート ・Vision(志)   : 生活に不可欠な業界の製造を支えるリーディングカンパニー ・Value(価値観): グローバル市場で持続的に成長 当社グループは、承継すべきものに新しい時代の変化を取り入れる「不易流行」の理念を全社で共有し、2027年6月期を最終年度とする中期経営計画の達成に向けて、以下の重点施策に取り組みます。 ① 社会のニーズに応える製品・サービスを開発・提供し、環境や社会・経済に貢献するサステナビリティ経営を推進します。 ② 世界のトップを走るダントツ製品づくりをさらに強化し、お客様との信頼関係に基づく利益創出によるWin-Winを目指します。 ③ 製品・サービス・海外拠点については、時代の要請を先取りしたグローバル戦略を推進します。 ④ 3カイ(改善・改革・開発)の強力推進および予実管理の徹底に取り組み、収益力の向上に努めます。 ⑤ 持続的な企業成長を目的として、新製品開発・新市場開拓・新事業創出を推進するため、多様性を尊重する広い視野での人財育成に取り組み、DX化(デジタル技術の導入による業務およびビジネスモデルの変革)を強力に推進し、お客様へより高い品質の製品とサービスの提供と社員のWell-beingの実現を目指します。 ⑥ 新事業分野への参入やM&Aに戦略的に取り組むとともに、営業、技術、生産、管理の各部門において、グループ一丸(One Shibuya)でグローバルに展開します。 (3) 中長期的な会社の経営戦略および目標とする経営指標 当社グループは、2025年6月期から2027年6月期を対象期間とする3ヵ年の中期経営計画を策定いたしました。最終年度である2027年6月期に、売上高1,500億円、営業利益160億円およびROE10%以上の達成を目標としております。長期的には、新製品・新市場・新事業の成長エンジンによって、2030年6月期に売上高2,000億円の達成に向けて取り組んでおります。 ① 新製品開発 顧客ニーズの発掘、技術陣の改善意志、産学官連携などをベースにイノベーションを創出し、チャレンジ精神と独創的な先端技術を具現化した「ダントツ製品」を開発します。 ② 新市場開拓 新興国をはじめ他市場における健康意識の向上と透析患者の増大を背景に、海外市場を拡大し、世界の人々の健康を支え、増進する社会に貢献します。 ③ 新事業創出 お客様のニーズにお応えすることの積み重ねが新事業の創出に繋がり、必要に応じてM&Aを活用し、事業領域を拡大します。 ④ 環境への貢献 エネルギー・水・資源などの消費削減に寄与する製品・サービスの開発・提供を通じて、持続可能な社会に貢献するとともに、企業価値の向上を図ります。 (4) 経営環境 各セグメントにおける経営環境は以下のとおりであります。 (a) パッケージングプラント事業 パッケージングプラント事業は、顧客が清涼飲料業界を中心に酒類、食品、医薬品、トイレタリーなど多岐に亘っており、また生活必需品を生産するユーザーが多いことから、景気の影響を受けにくいという特長があります。その中でも、飲料を無菌環境下でPETボトルに常温で充填する無菌充填システムに関しては、技術的な優位性が多くのユーザーに支持されており、国内シェアは80~90%に上ると推定しております。当社グループの飲料無菌充填システムは、PETボトルの薄肉化によるプラスチック消費量の削減、ボトル洗浄水の使用量低減、また取扱いが高難度な再生PET樹脂100%ボトルへの技術的な対応による高速充填などを実現しており、プラスチックごみによる海洋汚染問題への意識が高まる中、PETボトルのリサイクルをはじめ、持続可能な社会の実現に向けてユーザーが推進しているSDGs活動にも様々なかたちで貢献しております。 国内の飲料市場は、健康志向の高まりから茶系飲料や乳飲料などの低酸性飲料に人気が集中しており、消費者のニーズや嗜好の多様化も見られ、消費マインドの底堅さを背景に設備需要は堅調に推移してきました。しかしながら、少子化により国内の人口減少が進んでいることから、市場は長期的には縮小すると見込まれます。また、プラスチックごみによる海洋汚染問題をはじめとして、環境に配慮した容器や環境保全への取り組みがより一層求められることが見込まれます。このような状況のなか、当社グループが開発した環境に配慮し薬剤や無菌水の使用量を大幅に削減した電子線ボトル滅菌方式による無菌充填システムの市場ニーズは高まるものと見ており、今後の拡販戦略により更なる需要喚起は可能と見込んでおります。 また、海外においては、アジア等の新興国では消費者の嗜好の変化や所得水準の向上により衛生環境への意識が高まっていること、北米市場では健康志向の高まりにより低酸性飲料の需要が増加していることから、飲料無菌充填システムの需要増加が見込まれ、海外での販売拡大が期待できる環境下にあります。 なお、近年注力しております再生医療システム事業では、主に大学やスタートアップ企業との共同研究開発ならびに講座等への協力を通じた産学官連携により高度な先端医療技術の研究をサポートするとともに、再生医療の実用化に向けた量産体制を担うための製品開発を進めております。再生医療システム事業は、将来の中核を担う事業に発展すると見込んでおります。 (b) メカトロシステム事業 メカトロシステム事業では、医療機器、半導体製造装置、切断加工機およびプレス機の製造販売を行っており、当事業の第1の柱である医療機器は、そのほとんどがOEM契約により製造している人工透析装置であります。国内における透析患者数は近年増加率が縮小傾向にあり、長期的には、国内人口の減少に伴い需要が減少していくことが予測されます。一方、海外においては中国、インドを中心に世界的には透析患者数が増加しており、また、北米向けの出荷が本格化したことにより、当社の人工透析装置の海外向け売上高の割合は80%を超えております。このような状況のなか、当社は生産増に対応するため、医療機若宮工場の増設に着手するとともに、各市場向けの新製品開発を進めております。 当事業の第2の柱である半導体製造装置は、約50%をアジア諸国へ輸出しており、顧客のニーズにきめ細かく対応した特殊仕様機を高品質かつリーズナブルな価格で提供できる点で高い評価を得ております。今後、世界の半導体市場は、自動運転やロボット用に加えAI用として、高速画像処理と高い演算機能を兼ね備えたGPU(Graphics Processing Unit)分野の拡大や、高速通信規格である5Gサービスの普及やデータセンターの増加・拡充に伴う光トランシーバ製造に関係する装置の需要拡大、また、EV化や省エネ・省電力化に欠かせないパワー半導体の関係装置の需要拡大が予測されます。半導体・電子部品業界は非常に市場の動きが早く、短周期での技術革新にも対応できるよう、顧客ニーズに合致した新製品を高品質かつ短納期で開発・供給できる体制づくりに注力しております。 (c) 農業用設備事業 農業用設備事業では、主として農協向けに柑橘類用、落葉果樹類用および蔬菜類用の選果・選別プラントを製造販売しております。日本国内における農業を取り巻く環境は、高齢化による深刻な担い手不足、耕作放棄地の増加、輸入農産物との競合に加え、肥料・飼料価格の高騰が経営を圧迫し、異常気象による災害リスクも増大しています。スマート農業や高付加価値化の取り組みが進む一方、持続可能な農業のための政策が急務です。これに対し国は、収益強化に計画的に取り組む産地を対象に、その実現に必要な農業機械の導入、集出荷施設等の整備支援政策をとっており、この政策のもと、集出荷施設の再編や施設の大型化に伴う設備更新需要は高まるものと見込まれます。 このような状況のなか、当社グループは選果・選別システムの国内トップメーカーとして、農業生産力を高めるための先端技術である「スマート農業」を推進し農業の持続的発展に貢献すべく努めております。 今後においては、高品質で付加価値の高い国際競争力のある農産物の生産の実現に向けて、当社グループの最新AIを搭載した画像処理システム、選果データをDX化し生産者への営農指導に活用される「KAISEKIシステム」、ならびに生産効率を向上させる搬送・ロボット技術により、自動化と省人化が図られた高品質な選果・選別プラントの市場ニーズが高まり、需要は増加すると見込んでおります。
事業等のリスク1,715字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態およびキャッシュ・フローの状況等の業績に影響を与える可能性のあるリスクには、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2025年6月30日)現在において当社グループが判断したものでありますが、当社グループに関するすべてのリスクを網羅したものではありません。 (1)経済情勢、市場環境等 当社グループはパッケージングプラント事業、メカトロシステム事業、農業用設備事業の3つの事業で構成されており、すべての事業において顧客の設備投資動向の影響を受けます。また、顧客の中には製薬業界や医療機器業界など法的な規制を受ける業界もあります。3つの事業における業績の変動要因はそれぞれ独立しておりますが、経済情勢や市場環境の急激な変化、各業界における法的規制の変更など、予期せぬ外部環境の変化が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。各事業における固有のリスクは以下のとおりであります。 ①パッケージングプラント事業 当社グループの主力であるパッケージングプラント事業のうち清涼飲料業界向けは、連結売上高の20~30%程度を占めております。清涼飲料業界における充填設備の投資は、消費者の嗜好の変化や天候、あるいは容器の変化などにより、その設備投資動向が左右されることがあります。 当社グループでは、清涼飲料業界の動向に注視するとともに、技術開発力を更に強化し、革新的技術開発を行い、環境の変化にも能動的に対応します。 ②メカトロシステム事業 当事業の第1の柱である医療機器は、その大部分をOEM供給しており、OEM供給先の業績や経営方針の転換などの影響を受けることがあります。 当社グループでは、OEM供給先と共同開発を行うとともに、定期的な技術および販売連絡会議を開催するなど、取引関係の維持・強化に努めております。 ③農業用設備事業 当社グループの農業用設備事業は、主に農協向けに農業用選果・選別プラントを製造・販売しております。農協は、設備を導入するにあたり国および地方公共団体の補助金を活用する場合が多く、農協の設備計画は、国等の農業政策の転換等の影響を受けることがあります。 当社グループでは、市場動向に注視するとともに、グローバルな販売の拡大を推進します。 (2)製造物責任(PL) 当社グループでは、製品の品質・性能に万全を期して各種製品を製造しており、PLリスクの検討を事前に実施し、製品出荷時や設備引渡し時に当社として品質基準を満たしていることを検査することでPL問題の未然防止を図っております。また、製造物責任賠償については、関連する必要な保険に加入し、万一の事故に備えております。但し、上記の対応で十分にカバーできないPL事故が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、製品・技術情報関連のリスク管理委員会であるPL委員会を設置しており、万一の事故が発生した場合は同委員会が中心となり迅速に対応します。 (3)知的財産権 当社グループは、開発した製品および技術を特許権等の知的財産権により保護するとともに、当社製品が第三者の知的財産権を侵害しないよう努めております。しかしながら、第三者による当社グループ製品への特許侵害や、当社グループ製品が第三者の知的財産権を侵害した旨の主張による訴訟等が発生した場合、機会損失・訴訟費用・損害賠償等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、知的財産権を管理する専門部署を設けており、第三者の知的財産権の調査を徹底し、第三者による当社グループ製品への特許侵害の調査も適宜行っております。 (4)自然災害、感染症 大規模な自然災害や新型感染症の拡大が発生した場合、生産活動や営業活動の縮小または停止を余儀なくされ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、災害等が発生した場合は取締役社長を本部長とする危機管理緊急対策本部が中心となり迅速に対応します。
経営成績の分析 (MD&A)4,131字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 当連結会計年度末の資産については、主として棚卸資産が16億43百万円、有形固定資産が39億66百万円増加したものの、現金及び預金が16億16百万円、売上債権および契約資産が76億69百万円減少したことから、前連結会計年度末に比べ24億76百万円減少し1,594億26百万円となりました。 負債については、主として仕入債務が17億21百万円、未払法人税等が10億21百万円、契約負債が68億67百万円減少したことから、前連結会計年度末に比べ93億77百万円減少し514億96百万円となりました。 純資産については、主として親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が71億47百万円増加したことから、前連結会計年度末に比べ69億円増加し1,079億30百万円となりました。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、インバウンド需要の増加や個人消費・設備投資の持ち直しなどにより国内景気は緩やかな回復が見られるものの、構造的な人手不足を背景とした人件費の上昇や原材料価格・エネルギーコストの高騰に加えて、米国の関税政策による世界経済の減速懸念など、景気の先行きは不透明な状況で推移しました。 このような状況のなか、当社グループの連結売上高は1,290億17百万円(前期比11.8%増)となりましたが、メカトロシステム事業が増収減益となったことから、営業利益は137億49百万円(前期比2.7%増)、経常利益は137億73百万円(前期比1.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は100億52百万円(前期比2.8%増)となりました。なお、売上高、利益とも過去最高を更新しました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 (パッケージングプラント事業) パッケージングプラント事業の売上高は、食品用プラントは調味料用充填ラインが減少したものの、国内および海外向け飲料用無菌充填ラインが増加し、また薬品・化粧品用プラントは注射薬バイアル充填ラインや化粧品充填ラインが増加したことから、前連結会計年度に比べ増加しました。 その結果、売上高は800億81百万円(前期比21.3%増)となり、営業利益は125億74百万円(前期比16.1%増)となりました。 (メカトロシステム事業) メカトロシステム事業の売上高は、半導体製造装置はEVやスマートフォン向けの設備投資が抑制傾向となったことから減少したものの、医療機器は北米や欧州など海外向けが好調で増加したことから、前連結会計年度に比べ増加しました。 その結果、売上高は377億65百万円(前期比2.1%増)となりましたが、損益面については、医療機器において、新規に採用した部品の一部に耐久性の問題があったことから交換の実施に伴う費用が嵩んだこと、また半導体関連のプロジェクトにおいて、新規開発要素の高い案件があり想定以上の製造コストと現地費用が発生したことから、営業利益は23億41百万円(前期比28.0%減)となりました。 (農業用設備事業) 農業用設備事業の売上高は、柑橘類向けおよび落葉果樹類向け選果選別プラントが増加したものの、蔬菜類向け選果選別プラントが減少したことにより、前連結会計年度に比べ減少しました。 その結果、売上高は111億70百万円(前期比10.1%減)、営業利益は10億42百万円(前期比30.7%減)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、90億69百万円の資金増加(前期は104億32百万円の資金増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が141億44百万円となり、契約負債の減少額66億54百万円、棚卸資産の増加額16億50百万円、仕入債務の減少額16億53百万円、前渡金の増加額10億46百万円および法人税等の支払額52億6百万円による資金減少があったものの、売上債権及び契約資産の減少額75億15百万円および非資金項目である減価償却費30億28百万円による資金増加があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、66億19百万円の資金減少(前期は34億47百万円の資金減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出67億78百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、38億12百万円の資金減少(前期は30億44百万円の資金減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出9億7百万円および配当金の支払額29億2百万円によるものであります。 これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末より16億3百万円減少し452億91百万円(前期比3.4%減)となりました。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) パッケージングプラント事業   80,081   +21.3 メカトロシステム事業   37,503   +1.6 農業用設備事業   11,170   △10.1 合計   128,755   +11.6 (注)金額は販売価額によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 b. 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) パッケージングプラント事業   73,297   △11.4   72,872   △8.5 メカトロシステム事業   36,239   △9.0   10,948   △12.2 農業用設備事業   10,830   +3.1   9,358   △3.5 合計   120,367   △9.6   93,179   △8.5 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) パッケージングプラント事業   80,081   +21.3 メカトロシステム事業   37,765   +2.1 農業用設備事業   11,170   △10.1 合計   129,017   +11.8 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績および総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ニプロ株式会社   20,905   18.1   21,841   16.9 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2025年6月30日)現在において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、売上高および収益の長期・持続的な増大を目標としており、具体的な数値としては、連結売上高2,000億円の達成を目標としております。この目標達成のために「シブヤ成長戦略」を推進しております。 当連結会計年度の経営成績等については、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 当社グループは、売上債権および棚卸資産の圧縮等資金の効率を高め、財務基盤の健全化に努めており、事業活動のための適切な資金確保を行うことを財務方針の基本としております。運転資金および設備資金(買収資金を含む)については、内部資金のほか、主に銀行等の金融機関からの借入により調達しております。 当社グループは、その健全な財政状態、安定した収益力および取引金融機関からの信用により、当社グループの成長を維持するために将来必要となる運転資金、設備資金、研究開発資金およびM&A資金を創出・調達することが可能と考えております。 なお、今後予定している重要な設備の新設およびその資金調達方法については、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成において、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づいた合理的と考えられるさまざまな要因を考慮したうえで見積りおよび判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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