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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

市光工業

ICHIKOH INDUSTRIES, LTD.7244 · Prime · 電気機器

自動車用ランプの専業メーカー。ヴァレオグループ傘下で、グローバルに照明製品を供給。

概要

市光工業は、自動車用ヘッドランプやテールランプなどの照明製品を主力とする電気機器メーカーである。神奈川県伊勢原市に本社を置き、連結従業員数2,693名、2025年12月期の売上高は1,171億円。日産自動車やトヨタ自動車などの主要完成車メーカーに部品を供給する。2017年にはフランスのヴァレオ・グループの傘下に入り、同グループとの協業による技術開発や生産効率の向上を進めている。

単一事業セグメントで構成される収益構造

当社グループは「自動車部品事業」の単一セグメントで成り立つ。主力は自動車メーカー向けの照明製品で、ヘッドランプ、リアランプ、フォグランプなどを生産・販売する。国内では九州市光工業から部品を購入し、海外ではマレーシア、インドネシア、タイの連結子会社が製造を行う。アフターマーケット向けにはバルブやワイパーを手掛けていたが、2024年にPIAAの全株式を譲渡したため、現在は開発・生産に特化している。売上高の約43.8%をトヨタ自動車及びそのグループ会社、約11.6%を日産自動車グループが占める(2025年12月期)。

アセアンと中国を軸とする海外展開

海外生産は1990年設立のイチコウ・マレーシア(IMS)に始まり、1997年のインドネシア(PT.II)、2008年のタイ(イチコウ・インダストリーズ・タイランド)と拡大してきた。中国では2003年に無錫光生科技有限公司(現・市光(無錫)汽車零部件有限公司)を設立し、2014年に完全子会社化。2006年にはヴァレオとの合弁で市光法雷奥(佛山)汽車照明系統有限公司を設立したが、2012年に全持分をヴァレオ市光ホールディングに譲渡している。2025年8月にはインドのTata AutoComp Systemsとの合弁契約を締結し、インド市場への参入を計画する。

ヴァレオ・グループの一員としての経営戦略

2017年1月、ヴァレオ・バイエン(現・ヴァレオ・マネジメント)による公開買付けにより、当社は同社の連結子会社となった。議決権の61.11%を親会社が保有する。中期経営計画では2030年度に売上高1,350億円、営業利益率7%以上を目標とする。その実現のために、ヴァレオとの共同研究開発、共同調達によるコスト低減、生産現場への自動化・デジタル化の導入を進める。国内ではLEDヘッドランプモジュールや高解像度ライティング、路面描画プロジェクションランプなどの高付加価値製品に注力する一方、アセアンではマザー工場方式で品質向上を図る。

業界の中での役割は自動車OEM向け照明部品サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,171億円
営業利益
58億円
営業利益率
5.0%
純利益
62億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01自動車部品主力

自動車メーカー向けにヘッドランプ、リアランプなどの照明製品を製造・販売。国内では九州市光工業から部品を調達し、海外子会社(マレーシア、インドネシア、タイ)でも生産。アフターマーケット向けにバルブやワイパーも手掛ける。単一セグメント。

主な製品・サービス2
自動車用照明製品
ヘッドランプ、リアランプ、フォグランプ等、自動車に搭載する照明装置。
アフターマーケット向け自動車用バルブ、ワイパー等
補修・交換用のバルブやワイパーブレードなど。

製品と技術

車載照明のラインアップと高機能化技術

主力製品はヘッドランプ、リアランプ、フォグランプなどの自動車用照明装置である。近年はLED化が進み、LEDヘッドランプモジュールや高解像度(HD)ライティングを開発している。HDライティングは路面に文字や記号を描画するプロジェクションランプとしても応用され、歩行者とのコミュニケーションに活用される。また、グリルとライティングを融合させた「e-Grille」も製品化しており、自動運転時代に向けた新たなデザインと機能を提案する。これらの製品は主にトヨタ、日産向けに供給される。

アフターマーケット用品とその変遷

かつて当社は補修・交換用のバルブやワイパーブレードなどをアフターマーケット向けに販売していた。1963年に一般補修部品販売部門を分離して設立した株式会社エバ・エース(後にPIAA)がその中核だった。PIAAは車用バルブやワイパーのブランドとして知られたが、2024年8月に全株式を譲渡した。現在はアフターマーケット事業を行っておらず、純正部品としての照明製品の開発・生産に特化している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

自動車部品で海外比率高く、EVシフトに対応

当社は自動車用ランプを主力とする電気機器メーカーで、売上高は約1,171~1,459億円の規模。同業のイビデンや日清紡ホールディングスと比較して、自動車向け依存度が高い。2024年12月期の営業利益率は3.9%と低水準だが、2025年12月期は4.95%に改善見込み。EVシフトに伴いヘッドランプの需要構造が変化し、LEDやADB(適応型ヘッドライト)など高付加価値品への対応が収益性向上の鍵。海外生産比率が高く、為替変動リスクを抱える。

強み

  • 高品質なヘッドランプ・テールランプの設計生産で定評。
  • 海外拠点を活かし、主要自動車メーカーに供給。
  • LEDやADBなど先進ランプの開発に注力。
  • 安定的な売上規模を有し、量産効果が期待できる。

課題

  • 営業利益率が3~5%と低く、収益力の強化が必要。
  • 内燃機関車向け部品の需要減少に対応する必要。
  • 海外売上高比率が高く、為替変動が業績に影響。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車完成車・大手部品の時価総額近傍。太字が市光工業

時価総額で並べると、掲載8社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17241フタバ産業999億円6.2倍
27246プレス工業978億円11.6倍
35949ユニプレス608億円
47280ミツバ604億円5.4倍
57245大同メタル工業554億円12.4倍
67244市光工業553億円7.5倍
75185フコク322億円27.5倍
8543AARCHION1.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車完成車・大手部品)に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

信号灯専門工場として創業した1903年

市光工業の起源は1903年にさかのぼる。運輸省へ納入する信号灯や蝋油ランプの専門工場として創業した。1939年12月に株式会社白光舎を設立し、法人組織となる。第二次世界大戦後、1952年には東京都大田区に蒲田工場を新設し、埼玉県蓮田市にも製造所を構えた。1957年11月、社名を白光舎工業株式会社に変更。1958年には東京芝浦電気(現・東芝)とシールドビーム電球に関する技術・販売提携を結び、車載照明の基盤を固めた。

市川製作所と合併し市光工業が誕生した1968年

1967年5月、白光舎工業は株式会社市川製作所と業務提携を結び、翌1968年4月に合併契約を締結。同年10月、両社の合併により市光工業株式会社が誕生した。資本金は14億円。本社は東京都大田区に置かれた。合併により生産規模が拡大し、1969年には藤岡製造所第2工場を新設。1971年1月には非自動車部門への多角化を開始し、同年4月に部品流通センターを設置した。同年8月には東京証券取引所市場第1部に指定替えとなり、資本市場での地位を高めた。

国内生産体制の拡充と多角化の試み

1960年代から1970年代にかけて国内工場を相次いで新設した。1962年に伊勢原製造所、1964年に中津川工場、1965年に藤岡製造所(ミラー事業の基盤)、1973年に大泉製造所を設けた。1976年には伊勢原製造所にシールドビーム電球の専用工場が完成。一方で、1971年からは自動車以外の分野への進出を試みたが、後の再編で縮小される。この時期の生産能力の拡充が、後の海外展開や量産受注の土台となった。

海外生産拠点の立ち上げとグローバル化

1987年、米国ケンタッキー州に子会社イチコウ・マニファクチャリング・インク(IMI)を設立し、北米生産に乗り出した。しかし2007年に清算。代わりにアセアンへの展開を加速し、1990年にマレーシア(IMS)、1997年にインドネシア(PT.II)、2008年にタイ(イチコウ・インダストリーズ・タイランド)を設立した。中国では2003年に関連会社を設立し、2006年にはヴァレオとの合弁で仏山に照明系統会社を設立。これらの拠点は現在も連結子会社として稼働している。

ヴァレオとの包括提携と子会社化

2000年7月、フランスの自動車部品大手ヴァレオ社と照明機器部門で包括的事業提携を結んだ。これ以降、両社の協力関係が深まる。2006年には中国で合弁会社を設立。2012年にはアイルランドに関連会社ヴァレオ市光ホールディングを設立し、中国での合弁持分を譲渡した。2017年1月、ヴァレオ・バイエンが公開買付けを実施し、当社は同社の連結子会社となった。2022年4月の東証市場区分見直しに伴い、プライム市場へ移行している。

事業の選択と集中:ミラー・PIAAの譲渡

2009年、生産体制再構築のため中津川製造所と大泉製造所を閉鎖。国内工場を集約した。2015年にはアフターマーケット部門の一部事業を譲渡し、開発・生産に特化する方針を打ち出した。2023年8月にはミラー事業(バックミラーなど)を譲渡。2024年8月には補修部品販売子会社PIAAの全株式を譲渡し、用品事業から撤退した。これにより、現在は自動車メーカー向け照明製品の開発・生産に経営資源を集中させる体制となった。

年表44件を開く

1900年代

  • 1903年6月創業創業、白光蝋油および信号灯等の専門工場として運輸省へ納入開始

1930年代

  • 1939年12月創業株式会社白光舎設立

1950年代

  • 1952年4月東京都大田区矢口町に蒲田工場を新設、埼玉県蓮田市に蓮田製造所を新設
  • 1956年7月東京都大田区下丸子に多摩川工場を新設
  • 1957年11月商号変更株式会社白光舎から白光舎工業株式会社に商号変更
  • 1958年12月シールドビーム電球に関して東京芝浦電気株式会社と技術・販売提携を結ぶ
  • 1959年3月東京都大田区下丸子に丸子工場を新設

1960年代

  • 1961年10月上場株式を東京証券取引所市場第2部に上場
  • 1962年7月神奈川県伊勢原市に伊勢原製造所を新設
  • 1963年7月創業一般補修部品販売部門を分離独立せしめ株式会社エバ・エースを設立(2011年5月6日PIAA㈱に商号変更)
  • 1964年5月岐阜県中津川市に中津川工場(中津川製造所)を新設
  • 1965年1月群馬県藤岡市に藤岡製造所第1工場(現・ミラー製造所)を新設
  • 1967年5月白光舎工業株式会社と株式会社市川製作所業務提携を結ぶ
  • 1968年4月M&A白光舎工業株式会社と株式会社市川製作所合併契約を締結
  • 1968年10月M&A白光舎工業株式会社と株式会社市川製作所との合併により市光工業株式会社誕生 資本金14億円
  • 1969年4月藤岡製造所第2工場(現・藤岡製造所)を新設

1970年代

  • 1971年1月経営多角化をはかるため非自動車部門へ進出
  • 1971年4月伊勢原製造所の隣接地に部品流通センターを新設
  • 1971年8月上場株式を東京証券取引所市場第1部に上場
  • 1973年7月群馬県邑楽郡に大泉工場(大泉製造所)を新設
  • 1976年7月伊勢原製造所にシールドビーム電球生産工場を新設

1980年代

  • 1987年4月米国ケンタッキー州に子会社イチコウ・マニファクチャリング・インク(IMI)を設立

1990年代

  • 1990年11月マレーシアに子会社イチコウ・マレーシア・SDN.BHD.(IMS)(現・連結子会社)を設立
  • 1997年3月インドネシアに子会社PT.イチコウ・インドネシア(PT.II)(現・連結子会社)を設立

2000年代

  • 2000年7月ヴァレオ社と照明機器部門において包括的事業提携
  • 2003年7月創業中国に関連会社無錫光生科技有限公司(2015年8月15日市光(無錫)汽車零部件有限公司に商号変更)を設立
  • 2006年3月創業中国に関連会社市光法雷奥(佛山)汽車照明系統有限公司を設立
  • 2006年12月米国ケンタッキー州に子会社イチコウ・ミツバ・インク(IMIC)を設立
  • 2007年2月米国ケンタッキー州の子会社イチコウ・マニファクチャリング・インク(IMI)を清算
  • 2008年8月タイに子会社イチコウ・インダストリーズ・タイランドCo.,Ltd.(現・連結子会社)を設立
  • 2009年9月生産体制再構築のため、中津川製造所を閉鎖
  • 2009年12月生産体制再構築のため、大泉製造所を閉鎖

2010年代

  • 2010年10月本社を現在地に移転
  • 2011年8月米国ケンタッキー州の子会社イチコウ・ミツバ・インク(IMIC)を清算
  • 2012年8月創業アイルランドに関連会社ヴァレオ市光ホールディングを設立
  • 2012年12月中国関連会社市光法雷奥(佛山)汽車照明系統有限公司の全持分をヴァレオ市光ホールディングに譲渡
  • 2012年12月商号変更湖北法雷奧車燈有限公司(2014年5月法雷奥市光(中国)車灯有限公司に商号変更)持分の15%分をヴァレオ・エス・エー(2020年3月ヴァレオ・エス・イーに商号変更)より取得
  • 2014年12月M&A市光(無錫)汽車零部件有限公司の出資持分50%を追加取得し、完全子会社化
  • 2015年11月営業本部オートモーティブアフターマーケット部カスタマーパーツセールス課の一部事業を譲渡し、開発・生産に特化
  • 2017年1月ヴァレオ・バイエンによる当社株式に対する公開買付けにより、同社の連結子会社となる
  • 2019年6月厚木製造所を新設

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の 市場区分 の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年8月ミラー事業を譲渡
  • 2024年8月PIAA㈱の全株式を譲渡

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年度まで1,350億円
  • 営業利益率2030年度まで7%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ライティングの高付加価値化と新領域製品の拡大

    LEDヘッドランプモジュール、高解像度ライティング、路面描画プロジェクションランプ、グリルとライティングを融合したe-Grilleなど、市場ニーズに対応した新製品を開発し、システムとして提供する。

  2. 02

    アセアン・インド市場への展開とマザードーター活動

    日本国内の工場がマザー工場となりアセアンの工場を教育・支援するマザードーター活動でオペレーション・品質を向上させ、高い技術力を活かしてインド市場にも展開する。

  3. 03

    ヴァレオグループとのシナジー強化

    共同研究開発、コスト競争力のある地域の開発拠点活用、共同調達による費用低減、工場への自動化・デジタル化・AI導入、グローバル市場でのシェア獲得など、ヴァレオとの連携を最大化する。

  4. 04

    PBR改善に向けた収益向上・成長戦略・株主還元

    PBR1倍未満の改善のため、収益向上、成長戦略の理解促進、株主還元強化に取り組み、キャッシュアロケーション戦略や成長戦略の進捗状況を開示する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,693人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は649万円で、9期前と比べて+1.1%平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は17.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年12月3,998
2017年3月4,036
2018年12月3,870
2019年12月64241.016.03,796
2020年12月57941.016.03,602
2021年12月62941.017.03,519
2022年12月61041.017.03,521
2023年12月62841.016.03,163
2024年12月65541.017.02,930167
2025年12月64941.017.02,693215

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率63.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)58.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 3 / 海外 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
厚木製造所 — 神奈川県厚木市9,523百万円
自動車部品
藤岡製造所 — 群馬県藤岡市8,553百万円
自動車部品
本社及び伊勢原製造所 — 神奈川県伊勢原市6,479百万円
自動車部品
本社 — タイ ラーヨン県3,557百万円
自動車 部品
本社 — 大分県 中津市3,415百万円
自動車 部品
本社 — インドネシア ウエストジャワ州3,133百万円
自動車 部品
本社 — マレーシア ネグリ・センビラン州1,430百万円
自動車 部品
主な関係会社
  • 海外
    ヴァレオ・エス・イー(Valeo S.E.)
    フランス パリ市
    議決権61.1%
  • 海外
    ヴァレオ・マネジメント(Valeo Management)
    フランス パリ市
    議決権61.1%
  • 国内
    九州市光工業㈱
    大分県中津市
    議決権100.0%
  • 海外
    イチコウ・マレーシア・SDN.BHD.
    マレーシア ネグリ・センビラン州
    議決権70.0%
  • 海外
    PT.イチコウ・インドネシア
    インドネシア ウエストジャワ州
    議決権100.0%
  • 海外
    イチコウ・インダストリーズ・タイランドCO.,LTD.
    タイ ラーヨン県
    議決権99.9%
  • 国内
    ヴァレオ市光ホールディング
    アイルランド ダブリン市
    議決権15.0%
  • 国内
    法雷奥市光(中国)車灯有限公司
    中華人民共和国 湖北省
    議決権30.0%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • THIchikoh Industries (Thailand) CO., LTD

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は1,171億円営業利益58億円前期と比べると減収増益で、売上が-6.7%、利益が+18.4%。

売上高
-6.7%
1,171億円
営業利益
+18.4%
58億円
純利益
+37.8%
62億円
営業利益率
5.0%
前期比 +1.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高1,180億円1,171億円
営業利益59億円58億円
純利益50億円62億円
1株あたり配当¥18¥18

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は598億円、営業利益は38億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+7.7%、営業利益は+40.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q388297.522
2023年2Q37092.43
2023年3Q344123.530
2023年4Q35723
2024年1Q306154.98
2024年2Q31630.96
2024年4Q633314.931
2025年2Q555274.926
2025年4Q616315.036
2026年2Q598386.438

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は851億円から1,171億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は5.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月8512114
市光(無錫)汽車零部件有限公司の出資持分50%を追加取得し、完全子会社化
2014年3月887117
2015年3月9423124
2016年3月1,0213025
2017年3月1,1325259
2017年12月9414738
2018年12月1,4069798
2019年12月1,3317452
2020年12月1,1395029
2021年12月1,2556540
2022年12月1,3555444
2023年12月1,4598178
2024年12月1,25549653.945
2025年12月1,17158765.062

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高1,171億円のうち、営業利益として残るのは58億円5.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は62億円、売上の5.3%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.2%962億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.9%151億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.0%58億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
17.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.9pt
5.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.6pt
5.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.3pt
8.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが120億円、投資CFが−108億円で、差し引きのフリーCFは12億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は124億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月54−66−21−12124
2014年3月26−16−2110113
2015年3月34−553−21101
2016年3月88−21667172
2017年3月130−88−9642115
2017年12月90−47−654394
2018年12月216−58−148158102
2019年12月161−167−14−682
2020年12月112−110−29254
2021年12月92−67−232557
2022年12月130−59−447186
2023年12月134−96−383889
2024年12月110−47−3063126
2025年12月120−108−2112124

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は1,296億円。このうち返さなくてよい自己資本が801億円で、自己資本比率は61.0%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月73020652424.9
2014年3月76720955824.1
2015年3月87224662626.2
2016年3月92223668624.0
2017年3月96928968028.6
2017年12月1,03233369930.9
2018年12月1,02440062437.9
2019年12月1,09845464440.3
2020年12月1,09644565139.7
2021年12月1,12549563043.5
2022年12月1,25955070943.1
2023年12月1,29464764749.5
2024年12月1,30171059153.9
2025年12月1,29680149561.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
124億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
598億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
16億円
在庫として抱えている分
負債合計
495億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中61位あたり、逆に低いのは売上成長率224社中201位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.3%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.0%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.0%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-6.7%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥573で、1年前と比べて+33.8%過去52週の値幅のなかでは85%の位置にある。

¥573+0.0%1ヶ月+13.0%1年+33.8%時価総額553億円
過去52週の値幅
安値¥428高値¥598

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.5倍
PER (会社予想)11.0倍
PBR1.73倍
配当利回り3.14%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月18日に582円と、7月6日523円から約11.3%上昇。直近では8月10日571円→13日588円と急伸し、52週高値598円に接近。出来高も8月10日から12日に42万株超と急増したが、直近は27万株に減少。25日線535円を8.8%上回り、75日線522円も上回る。年初来+37.4%と強含みで、RSI64.5とやや過熱感も上昇トレンドは継続。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは7.6倍で業界平均の30.3倍を大幅に下回り、予想PERも11.2倍と低水準で、割安感が強い。PBRは1.75倍で業界平均の2.71倍を下回り、時価が解散価値に近い水準にある。ROEは8.32%と業界平均より低いが、配当利回りは3.09%で業界平均の2.24%を上回り、利回り面では魅力的だ。ただし配当性向が17.06%と低く、配当の増加余地は限定的。直近の売上高減少が続いており、収益環境には不安が残る。現在の株価は業界平均比で大きく割安で、PER・PBRの観点から割安と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.5倍30.8倍
PER (予想)11.0倍
PBR1.73倍2.58倍
ROE8.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車産業の電動化・自動運転技術の進展が照明部品の高度化をもたらす一方、主要顧客の生産変動や原材料費の高騰が収益を圧迫する懸念。強気派は技術力による付加価値向上と新規需要を評価し、弱気派は依存度の高い特定顧客への集中リスクと減収基調を懸念。直近の売上減少と利益率の低迷が論点。

プラスに働く材料7
  • 照明技術の高度化

    LEDやアダプティブヘッドライトなど高付加価値製品の需要伸長。

  • 電動化に伴う新規需要

    EV向け照明や電子部品の需要増加が期待される。

  • 安定した取引基盤

    日産・ルノーなどとの長期的な供給関係が収益の下支え。

  • 純利益62億円と増益、PER7.6倍の割安感通年影響

    2025/12期純利益は62億円(前期45億円)。PER7.6倍と併せ、増益継続なら割安修正が進む。

  • 営業利益率4.95%へ改善、採算性向上決算発表後影響

    2025/12期の営業利益は58億円、営業利益率4.95%。前期3.9%から上昇し、利益体質が強まった。

  • ROE8.32%とPBR1.75倍の評価余地継続影響

    ROE8.32%は改善余地が大きく、PBR1.75倍が上振れる可能性を残す。

  • 配当利回り3.09%と安定配当への期待通年影響

    配当利回り3.09%は株価低迷時の支え。増配があれば買い材料となる。

マイナスに働く材料7
  • 顧客集中リスク

    主力顧客の減産や調達先変更で売上に直結。

  • 減収基調の継続

    2024年・2025年と売上高が減少しており、回復の兆しが薄い。

  • 原材料高の影響

    部材コスト上昇が利益率を圧迫する可能性。

  • 売上高1,171億円と3期連続の減収継続影響

    売上高は1459億円→1255億円→1171億円と減少。需要減で収益の下振れが続く。

  • 予想PER11.2倍は今期EPSの約3割減決算発表後影響

    実績PER7.6倍、予想PER11.2倍。市場は今期EPSが約3割減ると予想している。

  • 外国人保有79.41%の高水準に伴う売り不定影響

    外国法人の保有比率79.41%。リスク回避時の売りが需給を悪化させやすい。

  • 株価1年で37.43%上昇の反動不定影響

    株価は前年比37.43%高。目先の利益確定売りで調整する場面がある。

次の決算で確かめる点
主要顧客の生産台数
照明需要は完成車生産に連動するため。
売上高成長率
減収が継続するか収益の先行指標となる。
営業利益率
原材料高と合理化の効果を測るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり18で、前期から+7.7%いまの株価に対する利回りは3.14%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥18
1株あたり
配当利回り
3.14%
いまの株価に対して
配当性向
17.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年12月413.1
2017年3月40.07.7
2018年12月775.08.1
2019年12月70.019.1
2020年12月4−50.010.6
2021年12月7100.023.6
2022年12月928.642.4
2023年12月1122.226.0
2024年12月1318.236.5
2025年12月147.717.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥18

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ5,808人。区分でいちばん多いのは外国法人79.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が11.0%を占め、残る89.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
外国法人72.070.776.077.679.279.4
金融機関16.617.312.211.210.99.9
個人・その他7.27.48.88.57.98.2
証券会社0.10.60.71.50.91.4
事業法人3.93.92241.01.11.11.1
自己株式0.20.20.20.20.20.2
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ヴァレオ・マネジメント(常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行、みずほ証券㈱)60.97
02日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)5.19
03BNP PARIBAS MADRID / 2S / JASDEC / SPANISH RESIDENTS / UCITS ASSETS(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)4.49
04日本カストディ銀行㈱(信託口)2.97
05GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス㈱)1.43
06日本生命保険(相)(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行㈱)1.02
07BNY GCM CLIRNT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)0.89
08BNP PARIBAS LUXEMBOURG / 2S / JASDEC SECURITIES / UCITS ASSETS(香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)0.82
09NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券㈱)0.80
10MLI FOR CLIENT GENERAL OMNI NON COLLATERAL NON TREATY-PB(常任代理人 BOFA証券㈱)0.74

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-28
    コバス・アセット・マネジメント・エスジーアイアイシー・エスエー(Cobas Asset Management, SGIIC, SA)
    新規の大量保有報告
    5.25%
    -1.03pt
  • 2026-05-12
    オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)
    新規の大量保有報告
    5.39%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+336%、1株純資産は14期で+333%。直近期のROEは8.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月151908.69.3
2014年3月71933.620.2
2015年3月2523811.410.511.8
2016年3月2623111.29.410.8
2017年3月6228823.88.97.7
2017年12月3933212.725.413.1
2018年12月10240427.65.58.1
2019年12月5446012.614.019.1
2020年12月304536.523.210.6
2021年12月415098.613.223.6
2022年12月465658.67.942.4
2023年12月8266613.26.226.0
2024年12月467286.78.636.5
2025年12月648228.38.017.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額244百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
オードバディ・アリ取締役会長65
ヴィラット・クリストフ取締役社長(代表取締役)CEO5432,000
宮下和之取締役副社長(代表取締役)CTO 開発本部・先行開発本部担当 プロジェクトマネジメント 本部長5929,000
白土秀樹取締役 専務執行役員 CFO 経営企画室・法務室・経理 本部担当6749,000
佐川明美取締役64
リエナール・フランソワ・ザビエ取締役60
高森正樹監査役 常勤60
鶴巻暁監査役57
ジュアスジャンイヴ監査役57
マルテネッリ・マウリッツオ取締役65
齋藤成倫55

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)411546131519148
社外取締役536367
監査役2160179

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容528字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(市光工業㈱)、親会社(ヴァレオ・マネジメント、および、その親会社であるヴァレオ・エス・イー)、連結子会社4社、持分法適用関連会社2社により構成されており、自動車用照明製品等の製造・販売、及びアフターマーケット向けを中心とした自動車用バルブやワイパー等の製造・販売を主な事業内容としております。 *2025年5月31日 「ヴァレオ・バイエン(Valeo Bayen)」が「ヴァレオ・マネジメント(Valeo Management)」に社名変更しています。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の位置付けは以下の通りであります。 主に自動車メーカー向けに自動車用照明製品等を製造・販売しております。 国内では、九州市光工業㈱から当社は自動車部品を購入しております。海外は、イチコウ・マレーシア・SDN.BHD.、PT.イチコウ・インドネシア、イチコウ・インダストリーズ・タイランドCO.,LTD.が、自動車部品の製造・販売を行っております。 なお、当社グループは、自動車部品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 以上に述べた事項の概要図は次の通りです。
経営方針・対処すべき課題3,674字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループは、「安全・安心・快適なドライビング環境を創造する」ことをミッションとしており、「ものづくりの会社として環境に配慮し、常に先進技術に挑戦し、最適のソリューションを提供することで、お客様と社会に喜ばれる企業を目指す」ことを目標として掲げております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、設備投資による生産性向上や固定費削減によるコスト構造の改革に加え、親会社ヴァレオとのシナジーを追求・具現化することなどにより収益性を向上させることで、2030年度に売上高1,350億円、営業利益7%以上とすることを中期経営計画の目標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 さて、当社グループのマーケットである自動車生産台数の中長期の見通しを鑑みますと、主力の日本国内は少子高齢化の影響から頭打ちの傾向にあり、生産台数の増加による需要増は新興国であるアセアンに求められ、今後はさらなるフロンティアとしてインド市場への参入を計画しております。また、環境規制やAI技術の進展などから電気自動車や自動運転などへのニーズが高まってきており、自動車産業は大きな転換点にあります。このような市場動向を踏まえ、日本国内では、①ライティング機能の高付加価値化、②新領域の製品による商品点数の拡大、 ③これらの製品をシステムとして提供することの3つを軸としたイノベーションによる成長を図ります。具体的には、LEDヘッドランプモジュール、HD(高解像度)ライティング、車両周辺の道路利用者とコミュニケーションをとる路面描画プロジェクションランプ、グリルとライティングを融合させた“e-Grille”など、市場ニーズに対応した新製品開発を推進いたします。アセアンでは、日本国内の工場がマザー工場となって、アセアンの工場を教育、サポートするマザードーター活動を行うことで、アセアンのオペレーションや品質向上に効果が出ており、日本で培った高い技術力を活かしつつ今後はインドへも展開して、市場の生産台数増加を含めた需要を獲得してまいります。 (4)会社の対処すべき課題 研究開発など製品の技術力の強化だけでなく、コスト競争力強化のための製造技術の開発もさらにスピードを上げていく必要があります。世界の保護主義的な動きや円安、地政学的リスクの増大による輸入部材および環境負荷軽減のための取り組みのコスト増大など経営環境の不確実性が増していることから、AI技術を活用したコスト削減やキャッシュアロケーション戦略に則った経営基盤強化も重要な課題であります。これらの当社グループの成長戦略や課題に効率的・効果的に対処するため、ヴァレオ社とのシナジー強化を最大限、図ってまいります。具体的には、共同研究開発による先端技術の開発、コスト競争力のある地域の開発拠点の活用、スケールメリットを活かした共同調達による費用低減、自動化やデジタル化、AI技術など先進技術の工場への導入による生産性の向上、顧客基盤の拡大や地理的な相互補完関係を活かしたグローバル市場での追加のシェア獲得など、広範囲におよびます。また、成長著しいインド市場に参入するために、当社は2025年8月にインドのTata AutoComp System Limitedと合弁契約の締結をいたしました。今後、Valeo India Private LimitedのVLS事業の譲受契約の締結を予定しております。 東京証券取引所は、上場企業に資本コストを意識した経営の推進など、中長期的な企業価値向上に向けた自律的な取り組みの動機付けとなる枠組みづくりを進めています。残念ながら、その中の指標として指摘されたPBR(株価純資産倍率)について、当社グループは1倍を下回る水準を余儀なくされております。この改善のため、①着実に収益を向上させること、②成長戦略についてご理解していただくこと、ならびに③株主還元を強化していくことが必要であると認識しており、成長戦略を見直すとともに、キャッシュアロケーション戦略や成長戦略の進捗状況を発表いたしました。その他、内部統制システムの強化については、取締役会における独立取締役の比率を3分の1(うち、1名女性)としたほか、財務報告の信頼性の確保、リスク管理の徹底などを図ることにより、当社グループの業務に携わる全ての関係者のコンプライアンス意識を向上させております。そして、CSR活動を推進し企業としての社会的責任を果たしてまいります。 (5)会社の支配に関する認識 当社には議決権を61.11%保有する親会社が存在しますが、以下の通り一定の独立性が確保されていると認識しております。 ①親会社の企業グループに属することによる事業上の制約、リスクおよびメリット、親会社やそのグループ企業との取引関係や人的・資本的関係などの面から受ける経営・事業活動への影響など ヴァレオ・マネジメントが実施した当社株式に対する公開買付により2017年1月20日付で、同社、及び同社の親会社であるヴァレオ(Valeo S.E.)は、当社の親会社に該当することとなりました。当社は、効率的な事業運営を目的として、親会社企業グループと一定の協力関係を構築しております。このような中、当社の取締役8名のうち3名は親会社の子会社の取締役などを兼任していることから、親会社等の方針などが当社の経営方針の決定などに影響を及ぼし得る状況にあります。2026年3月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役6名選任の件」を上程しており、当該議案が承認可決されますと、取締役6名のうち3名が親会社の子会社の取締役などを兼任となります。 当社は、ヴァレオとの事業運営における相乗効果を最大限に高めるため、中期計画及び年度毎の予算等はヴァレオとの協議を行っているほか、研究開発分野の分担、共同購買、経理部門のシェアードサービス化などを行っております。加えて、ITシステムの合理化のため、ヴァレオの承認・決裁システムを採用しており、一定の重要な案件についてはヴァレオの意見を参考としたうえで承認・決裁を行っています。 当社は、親会社との経営情報および技術ノウハウの交換などを目的として、親会社の企業グループから、上記の兼任取締役を含め相当数の出向者を受け入れておりますが、執行役員や本部長の任命については独立社外取締役も参加する取締役会において承認を得ております。 ②親会社の企業グループに属することによる事業上の制約、親会社やそのグループ企業との取引関係や人的関係、資本関係などの面から受ける経営・事業活動への影響などがある中における、親会社からの一定の独立性の確保に関する考え方およびそのための施策 当社は、親会社による公開買付以降、親会社との事業運営での相互協力により相乗効果を最大限にあげて行くことが、業績向上のための最重要の課題と考えております。事業運営にあたっては、親会社の企業グループと深く連携し、経営資源を相互に有効活用していくことにより、高い効果を得るべく注力しております。 但し、親会社の企業グループとの取引については、当社取締役会において、当社の企業価値向上、当社株主全体の利益最大化を図るべく決定することとしております。これに関して、親会社の企業グループとの取引及びそれに関係した取引を公正ならしめ、当社及び当社の株主の利益を損なわないようにすることを目的として「利益相反監視委員会」を設け、内容によっては取締役会の承認を得ることで、一定レベルで独自の経営判断が行える状況にあることを確認・監視しております。 ③親会社からの一定の独立性の確保の状況 当社は親会社の企業グループと緊密な協力関係を保ちながら事業展開する方針でありますが、上場取引所の定めに基づく独立役員として指定する独立社外取締役2名が就任しており、取締役会における審議に当たり、より多様な意見が反映され得る状況にあります。 また、ヴァレオ以外の株主の観点から見た場合の利益相反を監視するため設置している利益相反監視委員会においては、構成員4名のうちの半数の2名が独立取締役です。 上記の通り、事業活動を行う上での親会社の意見を聞く事項はありますが、親会社とのより効果的な連携を図るためのものであります。この点については、独立社外監査役2名と独立社外取締役2名の4名で構成する独立役員会議において議論がなされており、この意見を尊重することなどにより、一定の独立性が確保されていると認識しております。 なお、2026年3月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役6名選任の件」を上程しており、当該議案が承認可決されますと、利益相反監視委員会の委員長は独立取締役となり、構成員3名のうち過半数の2名が独立取締役となる予定です。
事業等のリスク1,937字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済状況について 当社グループは、日本をはじめ、アジアとグローバルな事業展開をしております。そのため、製品を販売している国や地域における経済状況の変動による影響を受ける可能性があります。 (2) 為替変動の影響について 当社グループの事業には、日本国内のほか、北米、アジア及びその他の地域における生産と販売が含まれております。各地域における売上、費用、資産、負債を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表の作成の際に円換算しております。換算時の為替レートにより、これらの項目は元の現地通貨における価値が変わらなかったとしても、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。 (3) 製品の欠陥について 当社グループは、世界的に認められる品質基準に従って製品の製造を行っておりますが、全ての製品について欠陥がなく、将来にリコールが発生しないという保証はありません。大規模なリコールや製造物責任賠償に繋がる製品の欠陥は、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (4) 市場ニーズの変化について 当社グループは、お客様に満足していただく製品を供給し続けるべく、技術開発への経営資源の投入、市場動向、ニーズへの対応に努めておりますが、当社の予期し得ない技術革新、市場やニーズの急激な変化等により、お客様が求める製品の開発、供給ができなかった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (5) 部品調達について 当社グループは、多数の取引先から原材料、部品等を調達しておりますが、市況の変動による仕入価格の上昇、海外生産品の為替変動による間接的な影響、電力料金などのエネルギーコストの変動、電子部品など特定分野の需給の逼迫や、取引先の経営状態や生産能力の事情による納入の遅延等が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (6) 退職給付に係る負債について 当社グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の長期期待運用収益率や年金資産の運用成績に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、並びに年金資産の運用環境が変化した場合、その影響は累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、一般的には将来期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。 (7) 人財の確保について 当社グループは、事業展開において人財の確保・育成が重要であると認識しております。技術、経営等各分野における適切な人財を十分に確保できなかった場合、長期的に当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 自然災害等について 地震、台風等の自然災害や、火災、停電等の事故災害が発生した場合、当社グループの設備等が被害を被り、事業展開に影響を及ぼす可能性があります。また、損害を被った設備等の修復費用が発生し、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 訴訟その他の法的手続について 当社グループが事業を展開する上で、(3)に記載した製品の欠陥による製造物責任のほか、知的財産権、労務等について訴訟の対象となるリスク、環境汚染についての法的リスク等があり、その結果によって、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 気候変動に対する影響について 当社グループは、持続可能な社会の実現に向けて「環境・社会」を優先課題(マテリアリティ)の一つと位置づけており、その中でカーボンニュートラルへの取組みを推進しております。しかし、今後の環境規制の強化や顧客要求の変化による原材料コストや税負担等の費用増加や、自然災害の増加による影響などで、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11) 特定顧客への依存について 当社グループは、自動車部品の製造等を主な事業としております。当社グループでは、これらの製品等の販売においてトヨタグループ、日産グループの依存度が高くなっております。 従いまして、当社グループの業績は得意先である自動車メーカーの販売動向の影響を受けることがあります。
経営成績の分析 (MD&A)6,037字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 経営成績の状況 事業の経過および成果 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費や設備投資が底堅く推移し、緩やかな回復基調が続きました。他方、米国の通商政策による影響、原材料価格の高騰や円安によるコスト上昇圧力、および人手不足の深刻化など、依然として注視すべき状況が続いております。海外では、中国は政策効果の剥落などで景気が減速、米国経済は雇用と消費が底堅く推移し緩やかな回復が続いたものの、関税政策や高金利の影響が懸念されます。アセアンでは、内需が堅調なインドネシアやマレーシアが安定成長を維持した一方、タイは内需不振により、厳しい経済環境が継続し、明暗が分かれました。 当社グループが属する自動車業界におきましては、日本国内では、一部自動車メーカーの生産減の影響により自動車生産台数が前年同期比で減少となりました。アセアンにおいて生産が低調であり、アセアン3か国としても自動車生産台数が前年同期比で減少となりました。また、半導体関連の部品調達に伴い、生産に影響を与える不透明な状況が続いています。 このような市場環境の下、当連結会計年度においては、前連結会計年度に売却した用品事業の売上高の剥落の影響に加え、日本国内では一部自動車メーカーによる減産の影響などから、売上高は117,089百万円(前年比6.7%減)となりました。利益面については、新製品立上げに伴う金型収益、価格転嫁の推進、不良率の改善や生産性の向上により営業利益は5,815百万円(前年比19.1%増)、経常利益は持分法による投資利益2,035百万円の計上などから7,566百万円(前年比16.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6,203百万円(前年比38.8%増)と減収増益となりました。 なお、当連結会計年度より、「自動車部品事業」の単一セグメントに変更したため、セグメント別の記載を省略しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 (2) 財政状態の状況 当連結会計年度末における総資産は129,641百万円となり、前連結会計年度末比で448百万円の減少となり、前年同期比ではほぼ横ばいで推移しました。流動資産が2,881百万円増加した一方で、固定資産は全体で3,329百万円減少したことによるものであります。 流動資産の増加は、売掛金が4,012百万円減少した一方で、短期貸付金が7,241百万円増加したことなどによるものであります。 固定資産の減少は、有形固定資産が全体で701百万円減少したことや、退職給付に係る資産が2,459百万円増加したものの、関係会社出資金が5,417百万円減少したことを主因として、投資その他の資産が全体で2,631百万円減少したことなどによるものであります。 負債は49,521百万円となり、前連結会計年度末比で9,617百万円減少となりました。固定負債は348百万円の減少と前期比でほぼ横ばいで推移した一方で、流動負債が9,268百万円減少したことによるものであります。 流動負債の減少は、買掛金が551百万円、電子記録債務が3,808百万円、未払費用が1,492百万円、未払金が841百万円、製品保証引当金が576百万円、その他の流動負債が1,330百万円、それぞれ減少したことなどによるものであります。 純資産は80,120百万円となり、前連結会計年度末比で9,168百万円の増加となりました。親会社株主に帰属する当期純利益の計上が6,203百万円あることや、為替換算調整勘定及び退職給付に係る調整累計額が増加したことで、その他の包括利益累計額が全体で4,127百万円増加したことなどによるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 営業活動の結果獲得した資金は12,008百万円となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益7,351百万円、減価償却費5,878百万円、売上債権の減少額4,083百万円、利息及び配当金の受取額7,489百万円であり、主な減少要因は、仕入債務の減少額4,653百万円、その他流動負債の減少額1,920百万円 、持分法による投資利益2,035百万円、法人税等の支払額1,902百万円であります。 投資活動の結果支出した資金は10,762百万円となりました。主な要因は、短期貸付金の純増減による支出6,896百万円、有形固定資産の取得による支出4,578百万円があること等によるものであります。 財務活動の結果支出した資金は2,117百万円となりました。主な要因は、配当金の支払額1,298百万円、リース債務の返済による支出689百万円があること等によるものであります。 (生産、受注及び販売の状況) 当社グループは、自動車部品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を行っておりません。 (1) 生産実績 当連結会計年度の生産実績は次の通りであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 自動車部品事業(百万円)   116,730   △4.9 合計(百万円)   116,730   △4.9 (注) 1.金額は販売価額によっております。 (2) 受注状況 当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 (3) 販売実績 当連結会計年度の販売実績は次の通りであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 自動車部品事業(百万円)   117,089   △6.7 合計(百万円)   117,089   △6.7 (注) 1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次の通りであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) トヨタ自動車㈱及びそのグループ会社   41,872   33.4   51,334   43.8 日産自動車㈱及びそのグループ会社   20,526   16.3   13,562   11.6 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たりましては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者はこれらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針については、第5「経理の状況」1「連結財務諸表等」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。また、当社グループが用いた会計上の見積りのうち重要なものについては、「第5  経理の状況」1「連結財務諸表等」の「重要な会計上の見積り」に記載しております。 (2) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度のセグメントごとの経営成績は4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」(1) 経営成績の状況に記載の通りであります。 ① 経営成績の分析 当連結会計年度の売上高は117,089百万円(前年同期比6.7%減)、となりました。売上原価は96,169百万円となり、売上原価率は0.4%減少しました。販売費及び一般管理費は15,103百万円となり、売上高比率では0.7%減少しました。 以上の結果、営業利益は5,815百万円(前年同期比19.1%増)となりました。 営業外収益は、2,441百万円となりました。また、営業外費用は、691百万円となりました。 上記により、経常利益は7,566百万円(前年同期比16.1%増)となりました。 特別利益は、403百万円となりました。また、特別損失は、618百万円となりました。 法人税等調整額を含む、税金費用の合計額は1,010百万円となりました。また、非支配株主に帰属する当期純利益は137百万円となりました。 以上により、親会社株主に帰属する当期純利益は6,203百万円(前年同期比38.8%増)となりました。 当社グループは、設備投資による生産性向上や固定費削減によるコスト構造の改革に加え、親会社ヴァレオとのシナジーを追求・具現化することなどにより収益性を向上させることで、2030年度に売上高1,350億円、営業利益7%以上とすることを中期経営計画の目標としております。 自動車生産市場は、市光のターゲットエリアである日本は成熟市場である一方、アセアンは成長市場と位置づけられますが、急速な成長は期待できない状況にあります。かかる状況も総合的に勘案し、企業価値の継続的な向上を図り、中期目標を達成するための成長戦略として、2025年から2027年までの3年間を「将来の成長への基盤強化」期間と位置づけ、2028年以降で成長を実現する戦略といたしました。2030年までに売上高で200億円の成長を目指しますが、これに加え、新たな地域への進出による成長を上乗せすべく、今後検討を続けてまいります。 ② 財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、69,394百万円(前連結会計年度末は66,512百万円)となり、2,881百万円の増加となりました。主な要因は、短期貸付金が7,241百万円増加した一方で売掛金が4,012百万円減少したことなどによるものであります (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、60,247百万円(前連結会計年度末は63,577百万円)となり、3,329百万円の減少となりました。主な要因は、有形固定資産が全体で701百万円減少したことや、退職給付に係る資産が2,459百万円増加したものの、関係会社出資金が5,417百万円減少したことを主因として、投資その他の資産が全体で2,631百万円減少したことなどによるものであります。 負債は49,521百万円となり、前連結会計年度末比で9,617百万円の減少となりました。流動負債が9,268百万円の減少したことに加えて、固定負債が348百万円の減少したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、38,813百万円(前連結会計年度末は48,082百万円)となり、9,268百万円の減少となりました。主な要因は、買掛金が551百万円、電子記録債務が3,808百万円、未払費用が1,492百万円、未払金が841百万円、製品保証引当金が576百万円、その他の流動負債が1,330百万円、それぞれ減少したことなどによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、10,707百万円(前連結会計年度末は11,055百万円)となり、348百万円の減少となりました。主な要因は、リース債務が1,072百万円増加したものの、退職給付に係る負債が1,418百万円減少したことなどによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、80,120百万円(前連結会計年度末は70,951百万円)となり、9,168百万円の増加となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上が6,203百万円あることや、為替換算調整勘定及び退職給付に係る調整累計額が増加したことで、その他の包括利益累計額が全体で4,127百万円増加したことなどによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、12,431百万円となり、前連結会計年度末比210百万円の減少となりました。 営業活動の結果獲得した資金は12,008百万円となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益7,351百万円、減価償却費5,878百万円、売上債権の減少額4,083百万円、利息及び配当金の受取額7,489百万円であり、主な減少要因は、仕入債務の減少額4,653百万円、その他流動負債の減少額1,920百万円 、持分法による投資利益2,035百万円、法人税等の支払額1,902百万円であります。 投資活動の結果支出した資金は10,762百万円となりました。主な要因は、短期貸付金の純増減による支出6,896百万円、有形固定資産の取得による支出4,578百万円があること等によるものであります。 財務活動の結果支出した資金は2,117百万円となりました。主な要因は、配当金の支払額1,298百万円、リース債務の返済による支出689百万円があること等によるものであります。 ④ 当社グループの資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要の主なものは、当社グループ製品の材料費、労務費、経費等であります。また投資資金需要は、新製品の生産、生産効率の向上や設備更新等の設備投資等であります。 当社グループは、運転資金については内部資金を基本としつつ、必要に応じて親会社からの借入をしております。投資資金については、内部資金を基本としつつ、必要に応じて金融機関からの長期借入及びリースによる調達をしています。 なお、翌年度の主たる設備投資の予定及びその資金調達方法については、「第3設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載の通りであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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