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超!企業DB
日経平均64,214.48-111NYダウ53,686.11+624ドル円155.8-3NASDAQ26,584.06+366S&P 5007,747.71+81SOX 指数11,352.13+139/3終値

フタバ産業

FUTABA INDUSTRIAL CO., LTD.7241 · Prime · 輸送用機器

自動車部品のグローバルティア1サプライヤー。排気系・ボディ部品などをトヨタ向け中心に供給。

概要

フタバ産業は、1935年創業の自動車部品メーカーである。主力製品は排気系部品(マフラー、触媒コンバーター)とボディ部品で、トヨタ自動車を主要顧客とする。本社を愛知県岡崎市に置き、従業員数は約1万人。2026年3月期の連結売上高は6,779億円、営業利益187億円。日本、北米、欧州、中国、アジアの5地域で生産・販売を行うグローバル企業であり、東京証券取引所プライム市場に上場している。

排気系とボディ系の二本柱で構成される事業

フタバ産業の事業は「自動車等車両部品」「環境機器部品」「外販設備等」の3セグメントに区分されるが、売上の绝大部分を自動車部品が占める。自動車部品はさらに排気系部品とボディ部品に大別される。排気系部品はマフラーや触媒コンバーターを中心とし、エンジンからの排ガスを浄化・消音する。ボディ部品は車体の骨格や外板を構成するプレス部品であり、衝突安全性や軽量化に寄与する。環境機器部品と外販設備は国内限定で小規模である。2026年3月期の連結売上高6,779億円のうち、日本セグメントが3,201億円と約47%を占めるが、これは国内外に展開するグループ会社への供給も含む。

38の国と地域に広がるグローバル生産体制

フタバ産業は日本、北米、欧州、中国、アジアの5地域で生産拠点を構える。2026年3月期の地域別売上高(外部顧客向け)は、日本3,085億円(45.5%)、北米1,778億円(26.2%)、欧州681億円(10.0%)、中国626億円(9.2%)、アジア610億円(9.0%)である。北米ではイリノイ州やインディアナ州、カナダ・オンタリオ州に子会社を持ち、欧州では英国とチェコに工場を有する。中国では天津、広州などに、アジアではインドとインドネシアに製造拠点を配置。各地域で現地法人が顧客に直接販売する体制をとる。グループ全体で17社の連結子会社と3社の関連会社から構成される。

売上の30%を占めるトヨタ自動車との関係

フタバ産業の最大の販売先はトヨタ自動車であり、2026年3月期の売上高2,074億円は連結売上高の30.6%に相当する。トヨタ自動車はフタバ産業の発行済株式の一部を保有し、「その他の関係会社」に該当する。両社の関係は長年にわたり、排気系部品やボディ部品を中心に取引が行われている。その他の販売先としては、トヨタグループの部品メーカーや他の自動車メーカーが含まれるが、有価証券報告書ではトヨタ以外の顧客名は開示されていない。フタバ産業はトヨタの生産計画に基づき、3ヶ月先の需要を見込んで生産計画を策定する。

経営指標として重視するROEと営業利益率

フタバ産業は企業価値向上のため、ROE(自己資本利益率)と営業利益率を重要な経営指標に掲げる。2025年度から2027年度の中期経営計画では、2027年度に営業利益率(支給品を除く売上高ベース)5.0%、ROE10.0%以上を目標とする。2026年3月期の実績は、営業利益率が2.8%(支給品除くベースでは未公表)、ROEは11.0%と目標を上回った。財政面では、自己資本比率は43.6%(2026年3月期)、有利子負債の削減にも取り組む。また、カーボンニュートラル目標として、2019年度比で2030年度までにCO2排出量50%以上削減(グローバル)、日本では2030年カーボンニュートラル達成を目指す。

業界の中での役割は自動車部品メーカー(ティア1)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
6,779億円
営業利益
187億円
営業利益率
2.8%
純利益
160億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
日本3,085億円45.5%83億円2.7%
北米1,778億円26.2%38億円2.1%
欧州681億円10.0%22億円3.2%
中国626億円9.2%30億円4.8%
アジア610億円9.0%13億円2.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車等車両部品主力

自動車等車両部品(排気系、ボディ部品など)を製造販売。主要販売先はトヨタ自動車。日本・北米・欧州・中国・アジアでグローバルに展開。

主要顧客トヨタ自動車株式会社

主な製品・サービス2
排気系部品
自動車の排気システムを構成する部品。マフラー、触媒コンバーター等。
ボディ部品
車体構造部品や外板部品など。

02環境機器部品副次

環境機器部品の製造販売。日本で手掛ける。

03外販設備等副次

外販設備等の製造販売。日本で手掛ける。

製品と技術

マフラーと触媒コンバーターを主力とする排気系部品

排気系部品はフタバ産業の創業以来の基幹製品である。具体的には、エンジンから排出されるガスを浄化する触媒コンバーターと、騒音を低減するマフラーが中心となる。触媒コンバーターは内部に触媒を担持したセラミックや金属のハニカム構造を持ち、排ガス中の有害物質(HC、CO、NOx)を浄化する。マフラーは複数の膨張室と吸音材で構成され、排気音を抑制する。ステンレス鋼や耐熱合金をプレス加工し、溶接で組み立てる。近年は電動化に伴い、ハイブリッド車向けの排熱回収システムや、電気自動車用のサウンドジェネレーターなど新たなシステム開発も進める。

車体の骨格を形づくるボディ部品

ボディ部品は、自動車の車体構造部品と外板部品からなる。構造部品はフロントサイドメンバーやクロスメンバーなど、衝突時のエネルギー吸収や車体剛性を担う重要保安部品である。外板部品はルーフパネル、フード、フェンダーなど、車両の外観を形成する。フタバ産業は高張力鋼板のプレス技術や、複数部品を一体化するテーラードブランク技術などを強みとする。これにより軽量化と衝突安全性の両立を図る。また、アルミニウムやCFRP(炭素繊維強化プラスチック)への対応も進めており、マルチマテリアル化に対応した接合技術(スポット溶接、レーザー溶接、機械的締結)を保有する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

大手自動車部品で規模確保、収益性改善途上

フタバ産業は自動車の排気系部品や内外装部品を手掛ける大手サプライヤーで、売上高は2026年3月期に6779億円と高水準ながら減少傾向。営業利益率は2.8%と低水準で、トヨタ紡織やユニプレスなどの同業他社と比較しても収益性が劣る。同社はトヨタグループ向けが多く、安定した需要はあるが、自動車産業の電動化やコスト競争激化で業績が圧迫されている。また、海外生産比率が高く、為替変動の影響も受けやすい。ライバル企業が電動化対応や軽量化技術で攻勢をかける中、同社は生産効率の改善と新技術開発を進めるが、収益性回復が今後の成長の鍵を握る。

強み

  • 売上高6700億円超、グローバルに生産拠点
  • 主要顧客からの長期的な受注
  • 排気・内外装など多様な部品を供給
  • 北米・アジアで生産シェア

課題

  • 営業利益率3%未満、コスト削減が必要
  • EV化で排気系需要が減少するリスク
  • 海外売上比率が高く、円高で打撃

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車完成車・大手部品の時価総額近傍。太字がフタバ産業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16472NTN2,274億円16.3倍
23569セーレン2,210億円13.0倍
35975東プレ1,858億円9.2倍
45192三ツ星ベルト1,370億円16.7倍
57246プレス工業1,017億円12.1倍
67241フタバ産業1,010億円6.3倍
75970ジーテクト1,007億円7.3倍
85949ユニプレス619億円
97280ミツバ612億円5.5倍
107244市光工業566億円7.7倍
117245大同メタル工業547億円12.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車完成車・大手部品)に従っています。

会社の歴史

沿革 47件

関東重工業として創業し、戦後フタバ産業に改称

1935年3月、東京市において関東重工業株式会社として設立され、軍需品、自動車及び航空機部品の製造販売を目的とした。しかし1945年までの戦災により当時の記録は全て失われている。終戦後、1946年2月に社名をフタバ産業株式会社と改め、愛知県岡崎市中町で漁網機の製作とパイプ製家具の生産を開始。金属加工の技術を活かし、1948年5月からは自動車部品と溶接機の生産に進出した。この転換が後の自動車部品専業メーカーへの道を開いた。

自動車部品に特化し、証券取引所に上場

1959年9月、自動車部品の生産拡大に伴い緑工場を新設。1966年10月には本社と岡崎工場を現在の愛知県岡崎市に移転拡充した。1968年11月、名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。その後も生産能力を高め、1980年3月に田原工場、1981年11月に高橋工場を新設。1980年12月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1986年9月には両取引所の市場第一部に指定された。この期間、自動車部品の需要拡大に対応して国内生産基盤を固めた。

海外生産拠点の立ち上げを加速した1990年代

1994年11月、米国イリノイ州にFICアメリカ株式会社を設立し、初の海外生産拠点を構えた。翌1997年3月には本社社屋を完成。2000年に入ると海外展開が本格化する。2000年2月には岩手県に株式会社フタバ平泉を設立(国内だが寒冷地対応)、同年12月には英国ランカシャー州にフタバ・テネコUK株式会社(現フタバマニュファクチャリングUK)を設立。2001年10月には米国インディアナ州に、2002年3月にはカナダ・オンタリオ州に子会社を設立。同年12月にはチェコにも進出した。1990年代後半から2000年代初頭にかけて、欧米への生産展開を急速に進めた。

中国・インド・アジア市場への本格参入

2002年2月、中国天津市に天津双協機械工業有限公司を設立。2004年には広州双叶汽車部件有限公司、2005年には東莞双叶金属制品有限公司を設立し、中国での生産ネットワークを広げた。2007年12月にはインド・ハリヤーナー州にFMIオートモーティブコンポーネンツ株式会社を設立。さらに2011年12月にインドネシアへ進出。2012年には中国湖南省長沙市と重慶市にも子会社を設立した。2017年2月にはインドのグジャラート州に新会社を設立。この間、2017年2月には第三者割当増資を実施し資本金を168億円に拡大している。

不採算事業の整理と情報機器事業からの撤退

2018年3月、重慶福達巴汽車部件有限公司を売却。2024年3月には情報機器事業からの撤退を決定し、同年8月には香港の雙葉科技有限公司を清算。2025年4月には株式会社フタバ須美を吸収合併し須美工場として再編。2025年7月には長沙双叶汽車部件有限公司を清算、2026年2月には天津双協機械工業有限公司を売却した。これらの動きは、グローバルポートフォリオの見直しと収益性改善を目的としたものである。同時に、英国の2つの子会社を2019年1月に経営統合するなど、効率化も進めた。

プライム市場移行と新たな中期経営計画の策定

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場(名古屋はプレミア市場)へ移行。2025年度から2027年度を計画期間とする新たな中期経営計画を策定し、営業利益率5.0%、ROE10.0%以上の目標を掲げた。カーボンニュートラル目標として、グローバルでCO2排出量50%削減(2019年度比)、日本国内では2030年カーボンニュートラル達成に挑戦する。電動化対応として排気系システムの新開発やボディ部品の拡大、インド事業の強化を成長戦略に据える。

年表47件を開く

1930年代

  • 1935年3月創業軍需品、自動車及び航空機部品その他金属器の製造販売を目的として、東京市において関東重工業株式会社を設立(1935年から1945年までの間は戦災により一切の記録を失いましたので詳細は不明であります。)

1940年代

  • 1946年2月商号変更社名をフタバ産業株式会社に変更し、愛知県岡崎市中町において漁網機の製作及びパイプ製家具の生産
  • 1948年5月自動車部品の生産及び溶接機の生産

1950年代

  • 1959年9月自動車部品の生産拡大に伴い緑工場を新設

1960年代

  • 1961年8月新分野開拓 事務機器部品の生産
  • 1966年10月本社及び岡崎工場を現在地に移転拡充
  • 1968年11月上場名古屋証券取引所市場第二部に株式上場

1970年代

  • 1971年6月事務機器部品の専門工場として六ッ美工場を新設

1980年代

  • 1980年3月自動車部品の生産拡大に伴い田原工場を新設
  • 1980年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場
  • 1981年11月金型、治具溶接機の専門工場として高橋工場を新設
  • 1986年9月上場東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第一部に株式上場

1990年代

  • 1991年4月佐賀県伊万里市に株式会社フタバ伊万里(現 連結子会社 株式会社フタバ九州)を設立
  • 1993年5月自動車マフラー専門工場として幸田工場を新設
  • 1994年11月米国イリノイ州にFICアメリカ株式会社(現 連結子会社)を設立
  • 1997年3月本社社屋完成

2000年代

  • 2000年2月岩手県西磐井郡平泉町に株式会社フタバ平泉(現 連結子会社)を設立
  • 2000年12月英国ランカシャー州にフタバ・テネコUK株式会社(現 連結子会社 フタバマニュファクチャリングUK株式会社)を設立
  • 2001年3月創業香港に雙葉科技有限公司を設立
  • 2001年10月米国インディアナ州にフタバインディアナアメリカ株式会社(現 連結子会社)を設立
  • 2002年2月創業中華人民共和国天津市西青区に天津双協機械工業有限公司を設立
  • 2002年3月カナダオンタリオ州にFIOオートモーティブカナダ株式会社(現 連結子会社)を設立
  • 2002年12月チェコハブリチコフブラッド市にフタバチェコ有限会社(現 連結子会社)を設立
  • 2004年1月中華人民共和国天津開発区に天津双叶協展機械有限公司(現 連結子会社)を設立
  • 2004年3月M&A愛知県知立市の菱和金属工業株式会社を買収
  • 2004年4月商号変更菱和金属工業株式会社の社名を株式会社フタバ知立に変更
  • 2004年10月中華人民共和国広東省広州市に広州双叶汽車部件有限公司(現 連結子会社)を設立
  • 2004年11月創業英国ダービシャー州にフタバインダストリアルUK株式会社を設立
  • 2005年2月米国テキサス州にフタバインダストリアルテキサス株式会社(現 連結子会社)を設立
  • 2005年8月中華人民共和国広東省東莞市に東莞双叶金属制品有限公司(現 連結子会社)を設立
  • 2006年4月M&A株式会社フタバ知立を吸収合併し知立工場として再編
  • 2007年12月インドハリヤーナー州にFMIオートモーティブコンポーネンツ株式会社(現 連結子会社)を設立

2010年代

  • 2011年10月米国イリノイ州にフタバノースアメリカE&M株式会社(現 連結子会社)を設立
  • 2011年12月インドネシアブカシ県に株式会社フタバインダストリアルインドネシア(現 連結子会社)を設立
  • 2012年1月創業中華人民共和国湖南省長沙市に長沙双叶汽車部件有限公司を設立
  • 2012年12月創業中華人民共和国重慶市に重慶福達巴汽車部件有限公司を設立
  • 2017年2月第三者割当増資を実施し、資本金が16,820百万円となる
  • 2017年2月フタバインダストリアルグジャラート株式会社(現 連結子会社)を設立
  • 2018年3月重慶福達巴汽車部件有限公司を売却
  • 2019年1月M&AフタバマニュファクチャリングUK株式会社とフタバインダストリアルUK株式会社を経営統合

2020年代

  • 2020年7月中華人民共和国天津開発区に双叶(天津)企業管理有限公司(現 連結子会社)を設立
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行
  • 2024年3月情報機器事業からの撤退
  • 2024年8月雙葉科技有限公司を清算
  • 2025年4月M&A株式会社フタバ須美を吸収合併し須美工場として再編
  • 2025年7月長沙双叶汽車部件有限公司を清算
  • 2026年2月天津双協機械工業有限公司を売却

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益率(対支給品を除く売上高)2027年度まで5.0%
  • ROE(自己資本利益率)2027年度まで10.0%以上
  • グローバル工場CO2排出量(2019年度比)2030年度まで△50%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ボデー系部品の売上拡大と能力向上

    ボデー系部品事業において、開発力と生産能力を高め、市場ニーズに応えることで売上拡大を図る。

  2. 02

    電動化に対応する排気系システム開発

    排気系部品事業では、電動化の進展に合わせた新たなシステムの開発を推進し、変化する需要に適応する。

  3. 03

    新規事業の早期事業化

    新規事業の開発を加速し、早期に事業として確立するための取り組みを強化する。

  4. 04

    インド市場での拠点拡大と基盤強化

    成長市場であるインドにおいて事業拠点を拡大し、事業基盤を強化する。

  5. 05

    全員活躍と健康経営の推進

    従業員一人ひとりが働きがいを感じ能力を発揮できるよう、全員活躍の文化を醸成し、健康経営を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で10,104人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は682万円で、9期前と比べて+11.4%平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は16.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月9,960
2018年3月9,969
2019年3月61238.015.510,590
2020年3月59538.015.410,540
2021年3月58738.115.510,865
2022年3月58538.215.510,706
2023年3月58138.415.710,617
2024年3月61538.515.710,690
2025年3月67638.615.610,480145
2026年3月68238.916.010,104185

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率78.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社18(国内 8 / 海外 10、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社工場 — カナダ オンタリオ州157億円
北米
幸田工場 — 愛知県額田郡幸田町131億円
日本
本社工場 — 米国 インディアナ州121億円
北米
厚生施設ほか — 愛知県岡崎市ほか112億円
日本
本社工場 — 中華人民共和国 広東省広州市7,125百万円
中国
六ッ美工場 — 愛知県岡崎市6,530百万円
日本
本社工場 — 米国イリノイ州6,486百万円
北米
本社岡崎工場 — 愛知県岡崎市5,882百万円
日本
本社工場 — チェコハブリチ コフブラッド5,780百万円
欧州
田原工場 — 愛知県田原市5,775百万円
日本
ほか15件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱フタバ九州
    福岡県直方市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フタバ平泉
    岩手県西磐井郡平泉町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    フタバノースアメリカ E&M㈱
    米国イリノイ州 ブルーミングデール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    FICアメリカ㈱
    米国イリノイ州 キャロルストリーム · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    フタバインディアナ アメリカ㈱
    米国インディアナ州 ビンセンス · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    フタバインダストリアル テキサス㈱
    米国テキサス州 サンアントニオ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    FIOオートモーティブ カナダ㈱
    カナダオンタリオ州 ストラットフォード · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    フタバマニュファクチャリングUK㈱
    英国ランカシャー州 バーンレイ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    フタバチェコ㈲
    チェコ ハブリチコフブラッド · 連結子会社
    議決権85.0%
  • 国内
    双叶(天津)企業管理㈲
    中華人民共和国 天津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    天津双叶協展機械㈲
    中華人民共和国 天津市 · 連結子会社
    議決権81.0%
  • 国内
    広州双叶汽車部件㈲
    中華人民共和国 広東省広州市 · 連結子会社
    議決権81.0%
残りのグループ会社6社を開く
  • 東莞双叶金属制品㈲中華人民共和国 広東省東莞市100%
  • FMIオートモーティブ コンポーネンツ㈱インド ハリヤーナー州51%
  • フタバインダストリアルグジャラート㈱インド グジャラート州95%
  • ㈱フタバインダストリアルインドネシアインドネシア ブカシ県83%
  • ㈱クレファクト岡山県総社市31%
  • 協祥機械工業㈱中華民国新竹市21%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は6,779億円営業利益187億円前期と比べると減収増益で、売上が-4.1%、利益が+23.0%。

売上高
-4.1%
6,779億円
営業利益
+23.0%
187億円
純利益
+158.1%
160億円
営業利益率
2.8%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高6,900億円6,779億円
営業利益190億円187億円
純利益140億円160億円
1株あたり配当¥45¥45

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,756億円、営業利益は36億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−14.2%、営業利益は−23.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,93499
2024年1Q2,047472.331
2024年2Q1,986472.436
2024年3Q2,069663.241
2024年4Q1,85620
2025年2Q3,493541.516
2025年4Q3,578982.746
2026年2Q3,295862.664
2026年4Q3,4841012.996
2027年1Q1,756362.125

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は3,652億円から6,779億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は2.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3,652−22−51
2014年3月3,9942130
2015年3月4,2292110
2016年3月4,3766−12
フタバインダストリアルグジャラート株式会社(現 連結子会社)を設立
2017年3月4,1247548
2018年3月4,404110107
フタバマニュファクチャリングUK株式会社とフタバインダストリアルUK株式会社を経営統合
2019年3月4,6176435
中華人民共和国天津開発区に双叶(天津)企業管理有限公司(現 連結子会社)を設立
2020年3月4,76210064
2021年3月4,6688041
2022年3月5,7217833
2023年3月7,08178106
2024年3月7,958185128
株式会社フタバ須美を吸収合併し須美工場として再編
2025年3月7,0711521332.162
2026年3月6,7791872082.8160

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高6,779億円のうち、営業利益として残るのは187億円2.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は160億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金92.7%6,286億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金4.5%306億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.8%187億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
7.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.3pt
2.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.3pt
2.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.8pt
12.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが383億円、投資CFが−264億円で、差し引きのフリーCFは119億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は202億円で、売上の0.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月149−19037−41179
2014年3月233−132−107101202
2015年3月258−31510−57146
2016年3月228−203−3625131
2017年3月262−2093353206
2018年3月250−271−63−21120
2019年3月254−31015−5675
2020年3月340−264−567694
2021年3月228−24718−1995
2022年3月355−355−35067
2023年3月477−223−220254103
2024年3月574−162−277412243
2025年3月248−232−10416133
2026年3月383−264−64119202

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,343億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,459億円で、自己資本比率は41.5%(業種中央値53.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,2534971,75616.2
2014年3月2,3705761,79417.6
2015年3月2,5536691,88419.8
2016年3月2,3335621,77117.8
2017年3月2,4236701,75322.4
2018年3月2,5347571,77725.8
2019年3月2,4917521,73926.4
2020年3月2,5357651,77026.6
2021年3月2,9028722,03026.8
2022年3月3,0959002,19527.2
2023年3月3,1989972,20129.4
2024年3月3,3481,3092,03937.2
2025年3月3,1391,2321,90737.5
2026年3月3,3431,4591,88541.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
214億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
742億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,885億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
64
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE82社中15位あたり、逆に低いのは売上成長率82社中74位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.5%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.8%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
41.5%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-4.1%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月3日の終値

直近の終値は¥1,127で、1年前と比べて+22.1%過去52週の値幅のなかでは81%の位置にある。

¥1,127+1.1%1ヶ月+8.1%1年+22.1%時価総額1,010億円
過去52週の値幅
安値¥909高値¥1,179

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.3倍
PER (会社予想)7.2倍
PBR0.72倍
配当利回り3.99%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1094円で、前日比+2.53%。8月初旬から上昇基調で、直近は5日連続で上昇しています。25日線(1018.68円)を7.4%上回り、75日線(991.79円)も10.3%上回っています。52週高値1179円からは7.2%下落、52週安値901円からは21.4%上昇。出来高は8月13日に28万株、直近30万株と増加傾向。RSIは82.19と買われすぎ圏にあり、短期的な過熱感が強い状態です。1ヶ月で10.73%上昇しており、明確な上昇トレンドが形成されていますが、過熱による調整リスクにも注意が必要です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは6.1倍と業界平均の17.05倍を大幅に下回り、PBRも0.70倍で割安。ROEは12.5%と高く、配当利回りは4.11%と業界平均の2.97%を上回る。ただし、直近の売上高は減少傾向で、予想PERは7倍とやや上昇見込みではあるが、依然割安。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.3倍16.3倍
PER (予想)7.2倍
PBR0.72倍1.12倍
ROE12.5%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車の電動化シフトが進む中、排気系部品が中長期に需要減退する懸念がある一方、ハイブリッド車の増加や水素エンジン開発などで一定の需要が維持されるとの見方がある。強気派は、高い技術力とトヨタとの関係を背景に、電動化対応製品や環境規制対応の新技術が成長を牽引すると考える。弱気派は、電動車(EV)の普及進展に伴い排気系部品の市場縮小が避けられず、収益基盤が長期的に侵食されると懸念する。当面の業績は自動車市場の回復と為替動向に左右される。

プラスに働く材料7
  • トヨタ依存の安定供給

    主要顧客であるトヨタの生産計画に連動し、安定的な受注基盤を確保

  • 環境規制への対応力

    燃費向上や排ガス低減技術が新規需要を創出する可能性がある

  • 収益性の改善傾向

    直近の営業利益率が上昇し、コスト削減効果が顕在化している

  • 2026/3期営業利益187億円、営業増益2026年3月期決算発表後影響

    営業利益は152億円→187億円へ増加、営業利益率は2.76%に改善

  • 純利益160億円と前期62億円から大幅回復2026年3月期決算発表後影響

    純利益は62億円→160億円と約2.6倍増加、業績回復が鮮明

  • PER6.1倍・PBR0.70倍で割安評価通年影響

    PER6.1倍、PBR0.70倍と1倍割れでバリュエーションは割安

  • 配当利回り4.11%と高水準の株主還元継続影響

    配当利回り4.11%と高く、株価下値を支える要因

マイナスに働く材料7
  • 電動化による需要減退

    EV普及で排気系部品の需要が中長期に減少するとの見方

  • 顧客集中リスク

    トヨタへの依存度が高く、生産調整の影響を強く受ける

  • 売上高の減少傾向

    直近期の売上高が減少しており、市場環境の厳しさがうかがえる

  • 売上高は2期連続減収、7,958→6,779億円通年影響

    売上高が2024/3期7,958億円から2026/3期6,779億円へ約15%減少

  • 営業利益率2.76%と低水準のまま決算発表後影響

    営業利益率は2.76%と改善したが、2%台前半の収益体質は依然脆弱

  • 純利益が年度により激しく変動不定影響

    純利益は128億→62億→160億円と振れが大きく、安定性に欠ける

  • PBR0.70倍は業績懸念を映す不定影響

    PBR0.70倍と1倍割れは市場の成長期待が低いことを示す

次の決算で確かめる点
トヨタ向け売上比率
顧客集中度の変化と依存リスクを把握するため
営業利益率
コスト管理や採算性改善の進捗を確認するため
電動化関連売上
排気系以外の新製品の貢献度を測るため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり45で、前期から+13.2%いまの株価に対する利回りは3.99%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥45
1株あたり
配当利回り
3.99%
いまの株価に対して
配当性向
34.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月333.9
2018年3月10233.317.8
2019年3月100.020.5
2020年3月100.022.9
2021年3月100.033.1
2022年3月100.015.6
2023年3月1550.012.5
2024年3月35133.324.5
2025年3月388.626.3
2026年3月4313.234.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥45

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ15,195人。区分でいちばん多いのは事業法人34.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.1%を占め、残る40.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人35.636.234.934.934.934.9
金融機関28.729.127.825.325.924.3
個人・その他17.621.822.920.222.321.6
外国法人15.110.712.317.115.316.3
証券会社2.61.91.82.31.32.9
自己株式0.00.00.20.10.10.3
外国人個人0.30.30.30.30.30.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01トヨタ自動車株式会社31.39
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.00
03フタバ協力会持株会3.79
04株式会社三井住友銀行3.42
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.85
06フタバ従業員持株会1.86
07STATE STREET BANKAND TRUST COMPANY505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.72
08みずほ信託銀行株式会社退職給付信託みずほ銀行口再信託受託者株式会社日本カストディ銀行1.63
09株式会社三菱UFJ銀行1.44
10DFA INTL SMALL CAPVALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.27

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-07
    SMBC日興証券株式会社
    新規の大量保有報告
    7.48%
    +1.12pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+348%、1株純資産は14期で+199%。直近期のROEは12.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−72521−14.0
2014年3月425967.610.73.0
2015年3月157212.337.664.1
2016年3月−17593−2.6
2017年3月6660710.012.233.9
2018年3月12073217.97.517.8
2019年3月397355.313.920.5
2020年3月717549.56.422.9
2021年3月468675.613.033.1
2022年3月379404.19.915.6
2023年3月1181,05211.93.612.5
2024年3月1431,39011.78.224.5
2025年3月691,3145.111.226.3
2026年3月1791,55512.55.334.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額192百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
魚住吉博代表取締役 社長6870,000
横田利夫代表取締役6127,000
今井英樹取締役627,000
市川昌好取締役732,000
宮部義久取締役59
山本英男取締役683,000
末永久美子取締役57
鳥山圭一常勤監査役6210,000
中井浩之常勤監査役638,000
林繁雄監査役69
櫻井由美子監査役572,000
矢崎信也59
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
久恒季之代表取締役 社長6125,000
下郡孝義取締役641,000
細井俊夫監査役64

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)38228911940
監査役3333311
社外取締役526265
社外監査役214147

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容656字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社及び連結子会社17社、持分法適用関連会社2社、持分法非適用関連会社1社により構成され、事業内容は自動車等車両部品、環境機器部品及び外販設備等の製造販売であります。 上記事業の自動車等車両部品・外販設備の事業については、当社が製造販売するほか当社製品の一部を子会社及び関連会社に製造を委託しております。なお、子会社及び関連会社においても得意先への直接販売を行っております。また、主要な販売先であるトヨタ自動車株式会社は、当社を関連会社とする「その他の関係会社」であります。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 日本 自動車等車両部品、環境機器部品及び外販設備等の製造販売 (主な関係会社) 当社及び㈱フタバ九州 北米 自動車等車両部品の製造販売 (主な関係会社) フタバノースアメリカE&M㈱、FICアメリカ㈱及びFIOオートモーティブカナダ㈱ 欧州 自動車等車両部品の製造販売 (主な関係会社) フタバマニュファクチャリングUK㈱及びフタバチェコ㈲ 中国 自動車等車両部品の製造販売 (主な関係会社) 双叶(天津)企業管理㈲、天津双叶協展機械㈲及び広州双叶汽車部件㈲ アジア 自動車等車両部品の製造販売 (主な関係会社) FMIオートモーティブコンポーネンツ㈱及び㈱フタバインダストリアルインドネシア 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,370字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 1945年の創業時、戦禍による厳しい環境の下、命をつなぐために、当時の技術者の持つ成型・複合技術を活かし、魚網編機やパイプ製家具等のモノづくりを開始しました。その後、自動車部品製造へ技術を応用し、鉄やステンレスを主体とした製品を提供し続けてきました。 外部環境が複雑化し著しく変化する時代の中でも、フタバグループが「環境」「安心」「豊かな生活」の分野で価値を提供していくためには、従業員一人ひとりが働きがいを感じ、その能力を発揮しグループ一丸となって取り組む、『全員活躍』の実現が必要です。 その実現のためにフタバグループは、パーパス・ミッション・バリューに基づき、共に働く仲間が皆共感し新しい価値の創出に挑戦しています。 (2) 目標とする経営指標 当社グループでは、企業価値の向上を目指すに当たり、売上高、営業利益率、ROE(自己資本利益率)を重要な経営指標と位置づけ、その向上に取り組むとともに、財務体質の強化として有利子負債の削減と自己資本比率の向上にも取り組んでおります。その一環として、2025年度から2027年度までを計画期間とする中期経営計画の目標として、2027年度営業利益率(対支給品を除く売上高)5.0%及びROE10.0%以上を設定しております。当該KPIの各数値については有価証券報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした合理的な判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 自動車産業はいま、過去に例のない大変革期を迎えています。社会が大きく変わる中で、フタバグループも大胆な変革に向け取り組んでおります。10年後、20年後も“選ばれる会社”“勝ち抜く会社”であるために、創造力、提案力、スピードを一段と改善し、「環境」「安心」「豊かな生活」の実現を通じて、持続可能な社会に向けて貢献していきます。 2025年度から2027年度の中期経営計画は、成長投資の期間と位置付け、2030年におけるグローバルでの安定的成長を見据えた活動を進めてまいります。中長期的な重要課題として、以下の取り組みを推進していきます。 ①成長戦略 ・ボデー系部品事業:売上拡大に向けた開発・能力向上 ・排気系部品事業:電動化ニーズに合わせた新たなシステム開発 ・新規事業:開発を加速し早期事業化 ・インド事業:成長市場での拠点拡大と事業基盤強化 ②稼ぐ力 ・営業利益率(対支給品を除く売上高)5.0%を目指した活動強化 ③人材 ・全員活躍、社員の働きがい向上 ・健康経営 ④カーボンニュートラル ・グローバル:工場のCO2排出量 2030年度(2019年度比) △50%以上削減 ・日本:2030年カーボンニュートラル達成にチャレンジ ⑤財務資本戦略 ・PBR向上にむけた資本コストや株価を意識した経営 これらをもとに、グローバルで経営・収益基盤をさらに充実させるとともに、デジタル化とものづくりのイノベーションにリソーセスを投入し、強固で持続可能なグローバル企業を目指し、努力してまいります。
事業等のリスク3,706字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループでは、組織目標の達成を阻害する要因、あるいは事業の継続に影響を与えうる要因をリスクとして識別し、分析、評価、対応を行うPDCAサイクルを回すため、各種委員会を立上げております。機密情報及び情報セキュリティに関するリスクには情報セキュリティ委員会、不正リスクには企業倫理委員会、内部統制やガバナンスには内部統制委員会など、各種委員会によりリスクアセスメントを行い、リスクの低減や回避などの適切な措置を図っております。 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 主要な得意先に関するリスク 当社グループにおきましては、自動車等車両部品が連結売上高の大半を占め、なかでもトヨタ自動車株式会社向けの依存度が高く、同社の生産動向・購買政策などにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 資材調達に関するリスク 生産に必要な資材の調達につきましては、品質・コストの維持・改善を図りつつ安定調達の確保に努めております。しかしながら、中東地域を含む地政学的緊張の高まりや紛争等に起因して、関連資材の調達遅延や調達コストの増加を招く可能性があります。これにより、製造コストの上昇や生産活動の停滞等が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 海外事業展開に関するリスク 海外生産拠点の拡充に伴って、法律・規制・租税制度の予期しない変更や社会的混乱など各国における諸事情の変化や、金利・為替などの市場動向により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループはロシア・ウクライナに拠点を有しておらず、同地域向けの事業も展開しておりませんので、現時点で当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性は低いと考えております。また、当社グループは、米国及びカナダに製造拠点を有し、他国から原材料等の輸入を行っていることから、関税政策の変化により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 製品の欠陥に関するリスク 当社グループは製品の品質の確保・向上に努めておりますが、大規模なリコール等につながる製品の欠陥が発生した場合には、当社グループの評価に重大な影響を与え、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。リスクに対して当社グループでは、各部署の役割と責任を明確にした品質保証規則に基づき、業務を実行することで品質保証を実践しております。リスクレベルに応じて工程での保証度と製品確認の保証レベルを上げて、安心な製品をお届けするように努めております。 (5) 電動化に関するリスク 自動車業界は100年に一度の変革期を迎え、既存のエンジン搭載車から電気自動車への切替など、電動化への動きが急速に進んでおります。その対応の遅れは、当社グループにとって既存・新規ビジネスの機会を逸することになり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このような環境のなか、当社グループとしては、BEV及び電動車向け関連部品の研究開発、解析能力を活用したゾーン開発によるボデー系部品の付加価値向上、複雑・大型化へ対応したボデー系部品・外販設備事業の拡大、投資・工数ミニマムで標準化された排気系部品の成熟市場(エンジン搭載車)でのシェア向上、「排気収集・浄化」の技術を活かした新規事業への取り組みを推進してまいります。 (6) 金利・為替変動に関するリスク 当社グループは、業容の拡大に伴い借入調達を行っておりますが、金利変動により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの海外売上高は全体の売上高の約半分を占めており、円換算後の価値が変動するなど為替変動により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、変動金利から固定金利へのスワップや為替予約の締結等を通じて、金利・為替変動リスクを低減しております。 (7) コンプライアンスに関するリスク 当社グループにおけるコンプライアンスとは、「法令遵守はもとより、社会の構成員たる企業人として求められる価値観・倫理観をもって誠実に行動すること。それを通じて公正かつ適切な経営を実現し、市民社会との調和を図り、企業を創造的に発展させていくこと。環境問題を重視し、自らが行動を起こし、環境の保全に努めること。」と定めております。当社グループは、企業の社会的責任と公共的使命を自覚し、高い倫理観を持って企業活動を行い、社会的責任を果たし、また、国内外の文化・習慣を尊重し、環境保全に努め、地域とともに成長し、地域に喜ばれる企業であるよう様々な活動を展開しております。しかしながら、コンプライアンス上のリスクを完全には回避できない可能性があり、法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの社会的信用の低下、発生した損害に対する賠償金の支払い等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 情報セキュリティに関するリスク 当社グループでは、機密情報の保護・管理のため、フタバセキュリティガイドラインを策定し、従業員への機密管理意識の徹底を図っています。また、年々高度化しているサイバー攻撃に備え、サイバー保険を付保しております。しかしながら、情報セキュリティ上のリスクを完全には回避できない可能性があり、サイバー攻撃等による情報セキュリティ事故が発生した場合、当社グループの社会的信用の低下、発生した損害に対する賠償金の支払い等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 人材確保に関するリスク 少子高齢化や人口減少が進行していく環境下において、人材を十分に確保できない場合や人材獲得競争の激化によりコストが大幅に増加した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このような環境のなか、当社グループは「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン宣言」を行い、より一層の制度の整備・拡充や従業員の意識改革に積極的に取り組み、多様な属性を持つ従業員がやりがいや成長実感を持ちながら、活き活きと活躍できる環境を整えております。また、近年では、より一層現地に根差した経営を推進するために、現地人材の計画的な育成に積極的に取り組んでおります。 (10) 自然災害、感染症等に関するリスク 当社グループでは、発生が予想されている南海トラフ巨大地震を最も大きなリスクと捉え、人命第一を最優先に、人的・物的被害を最小限に止め、事業活動の早期再開をはかることを目的とした事業継続計画(BCP)を策定しています。その中で、緊急地震速報や安否確認システムの導入、避難経路の安全確保や建屋の耐震補強、設備の転倒・落下防止対策など、防災・減災の取り組みとともに、定期的な教育訓練を行っています。また、感染症対策につきましても、在宅勤務制度等の基準策定や施設・備品の整備を行い、BCP発動時には災害対策本部を設置し、各生産拠点の情報をとりまとめるとともに、事業への影響を最小限に抑えられるよう対応しています。 しかしながら、大地震や大型台風、洪水等の自然災害、感染症の拡大等により、サプライチェーン、製品供給に大きな支障をきたした場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 固定資産の減損に関するリスク 当社グループは生産活動に使用する固定資産を多額に保有しておりますが、これら固定資産は事業採算の悪化などにより、投下資本の回収リスクを負っており、合理的な基準に基づく固定資産の減損処理を行っております。将来、事業採算悪化によりさらなる減損処理を行うことがあり、その場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 税効果の変動に関するリスク 当社グループは繰延税金資産の回収可能性を評価するにあたって、将来の課税所得を合理的に見積もっております。この見積りに変動があることにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 退職給付債務に関するリスク 当社グループでは、退職給付制度を採用しておりますが、退職給付費用及び債務は数理計算上の前提条件、期待収益率により算出されており、実際の結果との相違、前提条件の変更により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,612字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、中東情勢や金融資本市場の変動、米国の政策動向による影響等により先行きが不透明な状況が続いておりますが、一部の地域において弱さがみられるものの、緩やかな持ち直しが続いております。国内においては、雇用・所得環境の改善や企業収益が堅調に推移したことを背景に、景気は緩やかに回復しました。自動車業界全体としましては、世界の新車販売台数は回復基調を維持しています。 こうした状況のなか、当社グループにおいては、企業価値の向上を目指すに当たり、営業利益率、ROE(自己資本利益率)を重要な経営指標と位置づけ、その向上に取り組んでおります。その一環として、2025年度から2027年度までを計画期間とする中期経営計画の目標として、2027年度営業利益率(対支給品を除く売上高)5.0%及びROE10.0%を設定しております。 当連結会計年度の業績は、売上高につきましては、支給品単価や材料建値の下降、為替影響等により6,779億円(前年度比4.1%減)となりました。利益につきましては、支給品や材料建値変動、為替影響等を除く実質売上高が増加したことによる利益の増加や、合理化改善、価格転嫁の実施等により、営業利益は187億円(前年度比23.3%増)、経常利益は208億円(前年度比56.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は160億円(前年度比158.1%増)となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。 a. 日本 売上高は3,201億円(前年度比2.7%減)となりましたが、支給品や材料建値変動等を除く実質売上高が増加したことによる利益の増加や、合理化改善、価格転嫁の実施等により、セグメント利益は83億円(前年度比41.2%増)となりました。 b. 北米 売上高は1,778億円(前年度比13.8%減)となりましたが、支給品や材料建値変動、為替影響等を除く実質売上高が増加したことによる利益の増加や、合理化改善、価格転嫁の実施等により、セグメント利益は37億円(前年度比38.6%増)となりました。 c. 欧州 売上高は680億円(前年度比10.5%増)となりました。セグメント利益は21億円(前年度比11.6%減)となりました。 d. 中国 売上高は626億円(前年度比11.2%減)となりました。セグメント利益は30億円(前年度比33.5%増)となりました。 e. アジア 売上高は609億円(前年度比18.9%増)となりました。セグメント利益は12億円(前年度比32.7%減)となりました。 財政状態は次のとおりであります。 当連結会計年度の総資産については、現金及び預金、有形固定資産の増加等により、前連結会計年度末に比べて204億円増加し、3,343億円となりました。負債については、買掛金の減少等により、前連結会計年度末に比べて22億円減少し、1,884億円となりました。純資産については、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べて226億円増加し、1,458億円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当社グループの現金及び現金同等物は、前年度末に比べ69億円増加し、202億円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動の結果、得られた資金は382億円であり、前年度に比べ135億円(54.5%増)の増加となりました。これは、税金等調整前当期純利益の増加等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動の結果、使用した資金は264億円であり、前年度に比べて32億円(14.0%増)の支出の増加となりました。これは、有形固定資産の取得支出の増加等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動の結果、使用した資金は63億円であり、前年度に比べて39億円(38.4%減)の支出の減少となりました。これは、長期借入による収入の増加等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 日本   287,072   96.3 北米   164,076   85.0 欧州   62,721   111.8 中国   56,192   87.6 アジア   57,725   121.2 合計   627,789   95.3 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しておりません。 2 金額は、製造原価によっております。 b. 受注状況 当連結会計年度における当社製品におきましては、納入先より3ヶ月程度の生産計画の提示を受け、生産能力を考慮して生産計画をたてております。 なお、外販設備事業については、納入先からの注文に基づき生産しており、受注状況は次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 日本   5,017   94.9   3,445   107.5 中国   33   12.6   17   6.9 合計   5,050   91.0   3,462   100.1 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 日本   308,505   97.2 北米   177,761   86.2 欧州   68,058   110.5 中国   62,630   88.8 アジア   60,963   118.9 合計   677,919   95.9 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) トヨタ自動車㈱   213,902   30.3   207,371   30.6 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当社グループに関する財政状態及び経営成績の分析・検討内容は原則として連結財務諸表に基づき分析した内容であり、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月17日)現在において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における経営成績の前連結会計年度との比較分析、報告セグメントごとの詳細及び財政状態の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載しております。 企業価値の向上を目指すにあたっては、売上高、営業利益率、ROE(自己資本利益率)を重要な経営指標と位置づけており、資本収益性を測定するKPIとしてROEの目標を10%以上と設定しております。プレスの生産性・ライン稼働率の向上を目指したベストプラクティス活動の展開やデジタル技術を活用したバーチャルワンファクトリーの構築による間接業務のスリム化等の活動を通じて、企業価値の向上に取り組んでおります。 財政面におきましては、財務体質の強化として有利子負債の削減と自己資本比率の向上に取り組んでまいりました。投資上限の設定による投資キャッシュ・フロー管理やグループ内の資金効率向上等の活動により上記の実現に努めております。 各セグメントにつきましても上記を基本方針として取り組んでまいりました。 なお、当連結会計年度の各セグメントの経営成績の分析につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 重要な経営指標に掲げられている指標の分析については次のとおりです。 売上高につきましては、主として支給品単価や材料建値の下降、為替影響等により6,779億円(前年度比4.1%減)となりました。営業利益率につきましては、前年度と比べ0.7ポイント増加しました。この主な要因は、支給品や材料建値変動、為替影響等を除く実質売上高が増加したことによる利益の増加や、合理化改善の成果や価格転嫁の実施等により営業利益が増加したためです。ROEにつきましては、親会社株主に帰属する当期純利益が前年度に比べ98億円増加し、12.5%(前年度比7.4ポイント増)となり、目標である10%以上を達成しました。有利子負債につきましては、前年度と比べ2億円減少しております。自己資本比率につきましては、利益剰余金やその他の包括利益累計額の増加により自己資本が前年度と比べ212億円増加し、41.5%(前年度比4.0ポイント増)となりました。 重要な経営指標の推移 回次   第110期   第111期   第112期 決算年月   2024年3月   2025年3月   2026年3月 売上高   7,958億円   7,071億円   6,779億円 営業利益率   2.4%   2.1%   2.8% ROE(自己資本利益率)   11.7%   5.1%   12.5% 有利子負債残高   620億円   567億円   565億円 自己資本比率   37.2%   37.5%   41.5% ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び流動性に係る情報 a. キャッシュ・フローの状況 当社グループの当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて69億円増加し、202億円となりました。 なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の前連結会計年度との比較分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載しております。 b. 財務政策 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料及び外注部品等の仕入のほか、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。また、剰余金の配当につきましては、配当政策に基づき実施してまいります。当社グループの運転資金、設備投資資金及び剰余金の配当等は、主として内部資金により充当し、必要に応じて借入による資金調達を実施することを基本方針としております。当連結会計年度の当社グループの設備投資資金につきましては、内部資金及び借入金にて充当いたしました。今後も、資本の効率化と財務の安全性確保を重視しつつ、バランスの取れた財務運営を目指してまいります。 c. 今後のキャッシュ・フロー 2027年3月期の設備投資につきましては、生産性向上のための合理化・省力化投資、新規受注に伴う金型等投資及び海外生産拠点への投資を中心に実施する予定です。詳細につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載しております。当該資金調達につきましては、内部資金及び借入金にて充当する予定です。 (参考) 当社グループは2025年5月に2025年度以降の会社の方向性と目指す姿を示すため、中期経営計画を策定しております。成長投資をテーマに既存事業の成長、新規事業の事業化、経営基盤の強化に取り組みながら、企業価値の向上と発展を目指します。 (1) 既存事業の成長 ・売上拡大に向けた開発、能力向上 ・電動化ニーズに合わせた新たなシステム開発 ・成長市場での拠点拡大と事業基盤強化 (2) 新規事業の事業化 ・開発を加速し早期事業化 (3) 経営基盤の強化 ・稼ぐ力の向上 ・人への投資 ・カーボンニュートラル 直近2ヵ年の実績及び連結業績予想 回次   第111期(実績)   第112期(実績)   第113期(連結業績予想) 決算年月   2025年3月   2026年3月   2027年3月 連結売上高(対支給品除く)   4,422億円   4,461億円   4,440億円 連結営業利益率(対支給品除く)   3.4%   4.2%   4.3% また、「PBR1倍の早期達成に向けて、収益力の向上を図る」をテーマとして、2025年度から2027年度の具体的な目標を、ROEは10%以上、2027年度の連結営業利益率(対支給品除く)は売上高で5.0%としております。 なお、実際の業績は、その情報の不確実性のほか、今後の経済情勢、市場動向、株価・為替動向等の状況変化により予想数値と異なる可能性があります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 a. 繰延税金資産の回収可能性 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 b. 固定資産の減損 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 c. 貸倒引当金 当社グループは売上債権等の貸倒損失に備えて回収不能となる見積額を貸倒引当金として計上しておりますが、将来、得意先の財務状況が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上又は貸倒損失が発生する可能性があります。 d. 製品保証引当金 当社製品の品質保証に伴う損失の支出に備えるため、売上高に対する過去のクレーム実績率を基礎として発生したクレーム費用の個別の実情を考慮したうえで、当社が求償を受けると見込まれる金額を見積って計上しておりますが、実際に求償される額が見積り額と乖離した場合には利益に影響を与える可能性があります。 e. 環境対策引当金 将来発生が見込まれる土壌汚染対策等の環境関連費用に備えるため、当連結会計年度末における費用発生見込額を計上しておりますが、実際に発生する費用が見積りと乖離した場合には利益に影響を与える可能性があります。 f. 解体撤去引当金 将来発生が見込まれる固定資産の撤去費用に備えるため、当連結会計年度末における費用発生見込額を計上しておりますが、実際に発生する費用が見積りと乖離した場合には利益に影響を与える可能性があります。 g. 退職給付に係る資産・負債 従業員退職給付費用及び債務は、数理計算上使用される前提条件に基づいて算出しております。これらの前提条件には、割引率、退職率、死亡率、昇給率及び年金資産の長期期待運用収益率など多くの見積りが含まれており、実際の結果が前提条件と異なる場合や前提条件が変更された場合、又は法改正や退職給付制度の変更があった場合、その影響は累積されて将来にわたり規則的に認識されることとなり、将来の退職給付費用及び債務に影響を与える可能性があります。 h. 有価証券の減損処理 当社グループは長期的な取引関係維持のため、得意先及び金融機関の株式を保有しておりますが、これら株式は株式市場の価格変動リスクを負っているため、合理的な基準に基づく有価証券の減損処理を行っております。将来、株式市場の悪化又は投資先の業績不振により、評価損を計上することがあり、その場合、利益に影響を与える可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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