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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ヨロズ

YOROZU CORPORATION7294 · Prime · 輸送用機器

日系自動車OEM向け足回り部品・車体部品の専業メーカー。北米・アジアに生産拠点を広げ、グローバルに供給。

概要

ヨロズ(Yorozu)は、日産自動車を最大顧客とする自動車足回り部品の専門メーカーである。サスペンションアームやアクスルなどの機構部品、車体プレス部品、機関部品を主力製品とし、自社グループ内で金型や生産設備も手がける。1948年に横浜で創業、1994年に東京証券取引所第二部上場、翌年第一部指定。連結従業員約5,405人、2026年3月期の連結売上高は1,763億円。日本、北米、中南米、アジアに19の連結子会社を持ち、現地生産・販売を展開する。

自動車部品と金型・設備の二本柱

ヨロズグループの事業は「自動車部品」と「金型・設備」に大別される。自動車部品では、サスペンションアームやアクスルといった機構部品、ボディを構成する車体部品、エンジンやトランスミッション周りの機関部品を製造・販売する。国内では当社が直接OEMに納入し、海外では各地の連結子会社が現地生産と販売を担う。金型・設備部門では、子会社のヨロズエンジニアリングがプレス金型や生産ライン用の専用設備を製作し、グループ内外に供給する。自社生産工程に必要な金型を内製できる点が、受注から量産までのリードタイム短縮に寄与している。

日本・米州・アジアの三極体制

セグメントは地域別に「日本」「米州」「アジア」の三つで構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、日本616億円(全体比35%)、米州875億円(50%)、アジア345億円(20%)である。米州が最大の収益源であり、メキシコの日産向けが特に大きい。アジアでは中国の合弁会社(廣州萬宝井、武漢萬宝井)が主要拠点だが、現地OEMの減産により売上が減少傾向にある。日本国内には栃木、大分、庄内などの生産子会社があり、海外は米国(テネシー、アラバマ)、メキシコ(アグアスカリエンテス、グアナファト)、ブラジル、タイ、インドネシア、インドに拠点を持つ。

経営成績の推移と2025年度の回復

売上高は2016年3月期の1,728億円をピークに、2020年3月期には1,577億円、2021年3月期には1,189億円へと落ち込んだ。2024年3月期には1,815億円まで回復したが、2025年3月期は1,784億円と微減。営業利益は2020年3月期以降赤字が続き、2024年3月期は39億円の純損失を計上した。しかし2025年3月期には営業利益40億円、親会社株主に帰属する当期純利益20億円と黒字転換した。これは全社的な合理化活動「Success 25V」や品質改善によるところが大きい。ただし、前期にサイバー攻撃があったことによる反動も含まれており、収益基盤はまだ脆弱である。

日産への依存と顧客多様化の試み

創業以来、日産自動車グループとの取引が売上の過半を占めてきた。2025年3月期の販売実績では、メキシコ日産自動車会社への販売が281億円(全体比16.0%)、北米日産会社への販売が222億円(12.6%)と、依然として日産系が大きな比率を占める。一方で、マツダ(1981年取引開始)、SUBARU(1984年)、いすゞ(1986年)など他社との取引も拡大しており、特定顧客への依存度低減を図っている。しかし、依然として日産自動車本体への販売は2024年3月期で10%超あったが、2025年3月期には10%を下回った。

業界の中での役割は自動車部品の一次サプライヤー(ティア1)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,763億円
営業利益
40億円
営業利益率
2.3%
純利益
21億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
米州873億円49.5%2億円0.2%
日本545億円30.9%28億円5.1%
アジア346億円19.6%9億円2.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車部品主力

国内および海外の自動車OEM向けに、サスペンションアーム・アクスル等の機構部品、車体部品、機関部品を製造・販売。国内は当社が直接販売し、海外は各地域の連結子会社が現地生産・販売を行う。

主な製品・サービス3
自動車用機構部品
サスペンションアーム、アクスルなど足回りを構成する部品。走行安定性・操縦性に寄与。
自動車用車体部品
ボディ構造の一部を構成するプレス部品等。軽量化・高剛性が求められる。
自動車用機関部品
エンジン・トランスミッション周辺の部品。

02金型・設備準主力

自動車部品製造に必要な金型・生産設備を、子会社ヨロズエンジニアリングが製造し、国内外のグループ会社を通じて販売。自社グループ内の生産工程にも供給。

主な製品・サービス2
金型
プレス金型等、自動車部品の成形に用いる金型。
設備
生産ライン向けの専用設備・治具等。

製品と技術

サスペンションアームとアクスル:走行安定性を支える機構部品

機構部品はヨロズの主力製品群であり、サスペンションアーム(ロアアーム、アッパーアームなど)やアクスル(リアアクスルビーム、フロントアクスルキャリア)が代表的である。これらは自動車の足回りを構成し、走行安定性や操縦性、乗り心地に直接影響を与える部品である。ヨロズはこれらの金属プレス部品を高精度で製造し、日産の多くの車種に採用されている。特に近年は軽量化と高剛性の両立が求められ、材料や成形技術の改良に取り組んでいる。また、電動化に伴い、バッテリー搭載車向けの専用サスペンション部品の開発も進めている。

車体部品と機関部品:ボディ剛性とパワートレインを支える

車体部品は、自動車のボディ構造の一部を構成するプレス部品で、軽量化と衝突安全性に寄与する。具体的には、フロントサイドメンバーやクロスメンバー、ルーフレールなどの骨格部品が含まれる。機関部品はエンジンやトランスミッション周辺に取り付けられる部品で、オイルパン、エンジンマウント、ミッションケースなどがある。これらの製品は、日産のエンジン搭載車だけでなく、ハイブリッド車やEV車にも供給されている。ヨロズはこれらの部品を自社のプレス技術と、子会社ヨロズエンジニアリングが製作する金型を用いて生産している。

グループ内製の金型設備:生産技術の核

ヨロズグループの金型・設備部門は、自動車部品の成形に用いるプレス金型や、生産ライン向けの専用設備・治具を手がける。この部門の中核は子会社の株式会社ヨロズエンジニアリング(山形県)であり、同社が設計・製造した金型は国内外のヨロズ生産拠点に供給される。また、タイのヨロズエンジニアリングシステムズタイランド社(YEST)も金型を製造し、主にタイのグループ会社に納入している。自社で金型を内製することで、新製品の立ち上げを迅速化し、生産工程の改善を柔軟に行える体制を築いている。この金型技術は、1968年の創業以来蓄積されてきたコアコンピタンスである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

自動車部品専業、収益低迷で構造改革

当社は自動車用サスペンション部品などを手掛ける部品メーカーで、トヨタグループ向けに依存している。売上高は1800億円規模だが、営業利益率は0.17%と極めて低く、収益性が大きな課題。同業のトヨタ紡織やユニプレスと比べても収益力で劣る。グローバル競争激化とコスト増に直面し、事業の選択と集中が急務。EVシフトへの対応も遅れ、将来の成長が不透明。

強み

  • 長年の取引で安定的な受注が見込めるが、依存度が高すぎる。
  • サスペンション分野で長年のノウハウを持ち、品質面で信頼がある。
  • 売上高1800億円と中堅規模で、ある程度の生産能力を有する。
  • 海外生産拠点を持ち、リスク分散を図っている。

課題

  • 営業利益率0.17%と赤字寸前で、コスト削減が急務。
  • トヨタグループへの依存度が高く、需要減の影響を直接受ける。
  • 電動化対応が遅れており、成長分野で競争に乗り遅れる可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車部品・電池・販売の時価総額近傍。太字がヨロズ

時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17628オーハシテクニカ306億円14.6倍
27238曙ブレーキ工業290億円31.1倍
36584三櫻工業285億円18.0倍
44228積水化成品工業281億円12.7倍
57888三光合成274億円36.0倍
67294ヨロズ229億円10.3倍
73501SUMINOE181億円
85852アーレスティ174億円4.7倍
96464ツバキ・ナカシマ143億円
107236ティラド90億円10.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車部品・電池・販売)に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

自動車整備業から部品メーカーへ転換した1948〜1959年

1948年4月、資本金195千円で横浜市鶴見区に萬自動車工業株式会社が設立された。設立時の事業目的は自動車整備であった。翌1949年4月、ニッサン180型トラック用エキゾーストチューブの生産納入を機に日産重工業(現・日産自動車)と取引を開始。1950年4月、事業目的を自動車部品製造に変更し、本格的に部品サプライヤーへと舵を切る。1951年4月には新日国工業(現・日産車体)との取引も始まり、日産グループとの関係を強めた。1959年12月、横浜市港北区に新工場(現在の本社所在地)を建設し操業を開始。1960年6月には本社を現在地に移転し、生産能力を拡大した。

国内生産拠点の拡充と日産資本参加の1960〜1970年代

1968年6月、栃木県小山市に小山工場(現・ヨロズ栃木)を新設。1969年6月には日産自動車が資本参加(出資比率25%)、同社の系列部品メーカーとしての地位を固めた。1970年6月、庄内プレス工業(現・庄内ヨロズ)の設立に資本参加。1974年2月には久保田鉄工(現・クボタ)との取引を開始し、顧客基盤を日産以外にも広げた。1976年12月、子会社ヨロズサービスを設立。1977年1月、大分県中津市に中津工場(現・ヨロズ大分)を新設。この時期までに国内に複数の生産拠点を持ち、量産体制を整えた。

海外進出と顧客多様化の1980年代

1981年10月、東洋工業(現・マツダ)との取引開始。1984年10月、富士重工業(現・SUBARU)との取引も始まり、日産以外のOEMにも販路を拡大した。1986年9月、米国テネシー州に日本ラヂヱーター(現・マレリ)との合弁会社カルソニック・ヨロズ・コーポレーション(CYC)を設立し、初の海外生産拠点を獲得。同年12月にはいすゞ自動車との取引も開始。1988年2月、広島事務所を開設し、マツダ向けの営業拠点とした。1988年7月には福島県に福島ヨロズを設立(2001年解散)。1990年6月、商号を萬自動車工業から現在の株式会社ヨロズに変更した。

株式上場とグローバル展開の1990年代

1991年11月、株式を店頭登録。1992年10月、金型専門子会社ヨロズエンジニアリングを山形県に設立。1993年2月、メキシコ・アグアスカリエンテス州に日産メヒカーナなどとの合弁でヨロズメヒカーナ社(YMEX)を設立。1994年3月、東京証券取引所市場第二部に上場。同年7月、マレリからCYC株式を取得し子会社化、米国事業を強化。1995年9月、東証第一部に指定。1996年6月、タイ・バンコクにヨロズタイランド社(YTC)を全額出資で設立。1997年7月、米国ミシガン州にヨロズアメリカ社(YA)を設立。2000年9月には同じくミシガン州にヨロズオートモーティブノースアメリカ社(YANA)を設立するなど、海外展開を加速した。

中国・インドなど新興国へ拡大した2000年代

2001年2月、福島ヨロズを解散。同年9月、米国ミシシッピ州にヨロズオートモーティブミシシッピ社(YAM)を設立するが、2009年に解散。2002年11月、タイに金型子会社ヨロズエンジニアリングシステムズタイランド社(YEST)を設立。2003年9月、大分に生産委託会社ヨロズ大分を設立。同年11月、中国広東省に宝鋼・三井物産との合弁で广州萬宝井汽車部件有限公司(G-YBM)を設立。2004年3月、タワーオートモーティブ社との資本関係を解消し、株式を自己取得。2010年7月、中国湖北省に武漢萬宝井汽車部件有限公司(W-YBM)を設立。2011年2月、インド・タミルナドゥ州にJBM社との合弁でヨロズJBMオートモーティブタミルナドゥ社(YJAT)を設立した。

ブラジル・インドネシア進出と技術センター開設の2010年代

2012年2月、インドネシア・カラワン県にヨロズオートモーティブインドネシア社(YAI)を設立。同年3月、メキシコ・グアナファト州にヨロズオートモーティブグアナファト デ メヒコ社(YAGM)を設立。同年4月、タイにワイ・オグラオートモーティブタイランド社(Y-OAT)を設立。同年9月、ブラジル・リオデジャネイロ州にヨロズオートモーティバ ド ブラジル社(YAB)を設立。2014年4月、栃木県小山市にヨロズグローバルテクニカルセンター(YGTC)を開設し、技術開発と金型設計の拠点とした。2015年8月、フランス・パリ郊外に欧州事務所を開設。同年10月、米国アラバマ州にヨロズオートモーティブアラバマ社(YAA)を設立し、北米の生産能力をさらに拡充した。

年表48件を開く

1940年代

  • 1948年4月創業資本金195千円で横浜市鶴見区に、自動車整備を事業目的とする萬自動車工業株式会社を設立
  • 1949年4月ニッサン180型トラック用エキゾーストチューブの生産納入を機会に日産重工業株式会社(現 日産自動車株式会社)と取引を開始

1950年代

  • 1950年4月商号変更事業目的を自動車整備から自動車部品製造に変更
  • 1951年4月新日国工業株式会社(現 日産車体株式会社)と取引を開始
  • 1959年12月横浜市港北区に工場(現 当社本社)を新設し、操業を開始

1960年代

  • 1960年6月本社を現在地(横浜市港北区)に移転
  • 1968年6月栃木県小山市に小山工場(現 株式会社ヨロズ栃木)を新設し、操業を開始
  • 1969年6月日産自動車株式会社の資本参加(出資比率25%)

1970年代

  • 1970年6月庄内プレス工業株式会社(現 株式会社庄内ヨロズ)の設立に伴い資本参加(現 連結子会社)
  • 1974年2月久保田鉄工株式会社(現 株式会社クボタ)と取引を開始
  • 1976年12月株式会社ヨロズサービス設立(現 連結子会社)
  • 1977年1月大分県中津市に中津工場(現 株式会社ヨロズ大分)を新設し、操業を開始

1980年代

  • 1981年10月東洋工業株式会社(現 マツダ株式会社)と取引を開始
  • 1984年10月富士重工業株式会社(現 株式会社SUBARU)と取引を開始
  • 1986年9月米国・テネシー州に日本ラヂヱーター株式会社(現 マレリ株式会社)とその子会社カルソニックインターナショナル社との合弁会社カルソニック・ヨロズ・コーポレーション(略称 CYC 現 ヨロズオートモーティブテネシー社(略称 YAT))を設立(現 連結子会社)
  • 1986年12月いすゞ自動車株式会社と取引を開始
  • 1988年2月広島市中区に広島事務所を開設
  • 1988年7月創業福島県岩瀬郡鏡石町に株式会社福島ヨロズを全額出資で設立

1990年代

  • 1990年6月商号変更商号を萬自動車工業株式会社から株式会社ヨロズに変更
  • 1991年11月社団法人日本証券業協会(現 日本証券業協会)に株式を店頭登録
  • 1992年10月山形県東田川郡三川町に株式会社ヨロズエンジニアリングを全額出資で設立(現 連結子会社)
  • 1993年2月メキシコ・アグアスカリエンテス州に日産メヒカーナ社及び日商岩井グループ(現 メタルワングループ)との合弁会社ヨロズメヒカーナ社(略称 YMEX)を設立(現 連結子会社)
  • 1994年3月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1994年7月M&Aカルソニック株式会社(現 マレリ株式会社)よりCYC(現 YAT)株式を譲り受け、同社を子会社化
  • 1995年9月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 1996年6月タイ・バンコク市にヨロズタイランド社(略称 YTC)を全額出資で設立(現 連結子会社)
  • 1997年7月米国・ミシガン州にヨロズアメリカ社(略称 YA)を全額出資で設立(現 連結子会社)

2000年代

  • 2000年9月創業米国・ミシガン州にヨロズオートモーティブノースアメリカ社(略称 YANA)を全額出資で設立
  • 2001年2月株式会社福島ヨロズを解散、同年5月に清算結了
  • 2001年9月創業米国・ミシシッピ州にヨロズオートモーティブミシシッピ社(略称 YAM)を全額出資で設立
  • 2001年12月M&Aヨロズアメリカ社は、YANA及びYAMの、発行済株式全額を譲り受け同社を子会社化
  • 2002年11月タイ・ラヨン県にヨロズエンジニアリングシステムズタイランド社(略称 YEST)を㈱ヨロズエンジニアリング及びYTCの全額出資で設立(現 連結子会社)
  • 2003年9月大分県中津市に生産委託会社として株式会社ヨロズ大分を全額出資で設立(現 連結子会社)
  • 2003年11月中国・広東省に上海宝鋼国際経済貿易有限公司と三井物産株式会社との合弁会社广州萬宝井汽車部件有限公司(略称 G-YBM)を設立(現 連結子会社)
  • 2004年3月筆頭株主であるTower Automotive International Yorozu Holdings, Inc.(タワーオートモティブ社の100%子会社)から同社が保有する株式全部を自己株式として取得し、タワーオートモティブ社との資本関係を解消 栃木県小山市に生産委託会社として株式会社ヨロズ栃木を全額出資で設立(現 連結子会社)
  • 2005年1月M&Aヨロズアメリカ社は、当社が所有するYAT株式全額を譲り受け同社を子会社化
  • 2005年8月愛知県名古屋市に株式会社ヨロズ愛知を全額出資で設立(現 連結子会社)
  • 2007年9月ヨロズタイランド社の株式の10%を株式会社ワイテックへ譲渡
  • 2009年12月ヨロズオートモーティブミシシッピ社を解散、清算結了

2010年代

  • 2010年7月中国・湖北省に宝鋼金属有限公司と三井物産株式会社との合弁会社武漢萬宝井汽車部件有限公司(略称 W-YBM)を設立(現 連結子会社)
  • 2011年2月インド・タミル・ナドゥ州に、JBMオートシステム社との合弁会社 ヨロズ JBMオートモーティブタミルナドゥ社(略称 YJAT)を設立(現 連結子会社)
  • 2012年2月インドネシア・カラワン県にヨロズオートモーティブインドネシア社(略称 YAI)を設立(現 連結子会社)
  • 2012年3月メキシコ・グアナファト州にヨロズオートモーティブグアナファト デ メヒコ社(略称 YAGM)を設立(現 連結子会社)
  • 2012年4月タイ・ラヨン県にワイ・オグラオートモーティブタイランド社(略称 Y-OAT)を設立(現 連結子会社)
  • 2012年9月ブラジル・リオデジャネイロ州にヨロズオートモーティバ ド ブラジル社(略称 YAB)を設立(現 連結子会社)
  • 2014年4月栃木県小山市にヨロズグローバルテクニカルセンター(略称 YGTC)を開設
  • 2015年8月創業フランス・パリ市郊外に株式会社ヨロズ欧州事務所(略称 欧州事務所)を設立
  • 2015年10月米国・アラバマ州にヨロズオートモーティブアラバマ社(略称 YAA)を設立(現 連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は2つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    YSP2026の最終仕上げとして全社一丸で目標達成

    中期経営計画『Yorozu Sustainability Plan 2026』の最終年度として、全社で目標を共有し、迅速な意思決定と確実な実行により成果につなげる。

  2. 02

    6つの主要方策を結実させ「実りの刈り取り」を実施

    各方策について具体的な実施時期や適用プロジェクトを明確にし、量産適用、品質改善、コスト削減、納期短縮などの成果を収益化するとともに、投資回収と次期計画への継続・定着化を徹底する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,405人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は639万円で、9期前と比べて+19.1%平均年齢は40.3歳、平均勤続年数は12.5年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月6,727
2018年3月6,590
2019年3月53637.29.66,597
2020年3月54137.39.96,475
2021年3月52837.710.46,162
2022年3月57138.911.45,666
2023年3月60240.112.55,726
2024年3月57641.011.65,700
2025年3月64240.412.55,8485
2026年3月63940.312.55,40574

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)78.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 14 / 海外 5、うち連結子会社 19) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
貸与 — 岐阜県安八郡他153億円
日本
米州 — ヨロズメヒカーナ社(墨国)4,651百万円
貸与 — 大分県中津市4,145百万円
日本
米州 — ヨロズオートモーティブグアナファト デ メヒコ社(墨国)3,429百万円
米州 — ヨロズオートモーティブアラバマ社(米国)3,026百万円
米州 — ヨロズオートモーティブテネシー社(米国)2,980百万円
米州 — ヨロズオートモーティバ ド ブラジル社(伯国)2,646百万円
貸与 — 栃木県小山市2,214百万円
日本
アジア — 武漢萬宝井汽車部件有限公司(中国)1,595百万円
日本 — ㈱ヨロズ大分(大分県中津市)1,504百万円
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ヨロズ栃木(注)2
    栃木県小山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ヨロズ大分(注)2
    大分県中津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ヨロズサステナブルマニュファクチャリングセンター(注)2
    岐阜県輪之内町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱庄内ヨロズ
    山形県鶴岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ヨロズエンジニアリング(注)2
    山形県東田川郡 三川町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ヨロズサービス
    横浜市鶴見区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ヨロズアメリカ社(注)2
    米国 テネシー州 モリソン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ヨロズオートモーティブ テネシー社(注)1,2,3
    米国 テネシー州 モリソン市 · 連結子会社
    議決権85.0%
  • 海外
    ヨロズオートモーティブ アラバマ社(注)1,2
    米国 アラバマ州 ジャスパー市 · 連結子会社
    議決権94.7%
  • 国内
    ヨロズメヒカーナ社(注)2,3
    墨国 アグアスカリエンテス州 サンフランシスコ・デ・ロス・ロモ市 · 連結子会社
    議決権92.3%
  • 国内
    ヨロズオートモーティブグアナファト デ メヒコ社(注)1,2
    墨国 グアナファト州 アパセオ・エルグランデ市 · 連結子会社
    議決権97.6%
  • 国内
    ヨロズオートモーティバ ド ブラジル社(注)2
    伯国 リオデジャネイロ州 レゼンデ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • ヨロズタイランド社(注)2泰国 ラヨン県90%
  • ワイ・オグラオートモーティブタイランド社(注)1,2泰国 ラヨン県89%
  • ヨロズエンジニアリング システムズタイランド社(注)1泰国 ラヨン県100%
  • 广州萬宝井汽車部件有限公司(注)2中国 広東省広州市51%
  • 武漢萬宝井汽車部件有限公司(注)2中国 湖北省武漢市51%
  • ヨロズJBMオートモーティブタミルナドゥ社(注)2印度 タミル・ナドゥ州98%
  • ヨロズオートモーティブインドネシア社(注)2尼国 西ジャワ州カラワン県100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,763億円営業利益40億円前期と比べると減収増益で、売上が-1.2%、利益が+1233.3%。

売上高
-1.2%
1,763億円
営業利益
+1233.3%
40億円
純利益
21億円
営業利益率
2.3%
前期比 +2.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,660億円1,763億円
営業利益33億円40億円
純利益11億円21億円
1株あたり配当¥33¥33

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は445億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+6.5%、営業利益は+700.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q4549
2024年1Q41810.2−2
2024年2Q42540.93
2024年3Q44851.1−1
2024年4Q524−39
2025年2Q90910.1−26
2025年4Q87520.2−108
2026年2Q838101.22
2026年4Q925303.219
2027年1Q44581.86

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,106億円から1,763億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は2.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,1068453
栃木県小山市にヨロズグローバルテクニカルセンター(略称 YGTC)を開設
2014年3月1,3839451
フランス・パリ市郊外に株式会社ヨロズ欧州事務所(略称 欧州事務所)を設立
2015年3月1,50710658
2016年3月1,7287437
2017年3月1,6776340
2018年3月1,7155627
2019年3月1,691524
2020年3月1,5778−129
2021年3月1,18914−62
2022年3月1,273239
2023年3月1,6063014
2024年3月1,81545−39
2025年3月1,7843−210.2−134
2026年3月1,76340382.321

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,763億円のうち、営業利益として残るのは40億円2.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は21億円、売上の1.2%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.6%1,562億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.1%161億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.3%40億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
11.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.8pt
2.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.5pt
1.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.8pt
3.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが80億円、投資CFが−18億円で、差し引きのフリーCFは62億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は298億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月62−149176−87252
2014年3月150−186−37−36194
2015年3月100−16841−68182
2016年3月187−150337215
2017年3月172−226101−54252
2018年3月94−20869−114209
2019年3月176−1381138250
2020年3月108−96−7712190
2021年3月132−703862293
2022年3月149−45−138104271
2023年3月29−52−48−23223
2024年3月125−119−176223
2025年3月47−11868−71253
2026年3月80−18−3162298

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,383億円。このうち返さなくてよい自己資本が641億円で、自己資本比率は39.2%(業種中央値53.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,11261949346.7
2014年3月1,33977856147.7
2015年3月1,48797751054.9
2016年3月1,51496055452.6
2017年3月1,67293873446.9
2018年3月1,75197078145.6
2019年3月1,68192375845.0
2020年3月1,39774665142.7
2021年3月1,34765769039.6
2022年3月1,34070463642.6
2023年3月1,41577464145.0
2024年3月1,42375566846.4
2025年3月1,36661275438.1
2026年3月1,38364174239.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
298億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
311億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
742億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
61
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り82社中34位あたり、逆に低いのは営業利益率82社中68位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.9%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.3%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.2%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
-1.2%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥914で、1年前と比べて-4.8%過去52週の値幅のなかでは30%の位置にある。

¥914-1.3%1ヶ月+4.2%1年-4.8%時価総額229億円
過去52週の値幅
安値¥815高値¥1,140

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.3倍
PER (会社予想)17.2倍
PBR0.34倍
配当利回り3.61%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は891円で、25日線(881.8円)を約1%上回り、75日線(867.36円)も上回る。52週高値1140円からは21.8%下落、安値815円からは9.3%上昇。出来高は2万〜5万株と低調で、方向感に欠ける。RSIは52.21と中立圏で、25日線と75日線がサポートとして機能しており、底堅い展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 60/100)

実績PER9.99倍は業界平均16.6倍を大きく下回り、PBR0.3358倍は平均1.12倍の約3分の1で極めて割安。一方ROE3.9%と低く、直近の赤字から業績回復途上。予想PER16.8倍は平均と同水準で、改善期待織り込み。配当利回り3.7%は平均3.2%を上回り、配当性向59.5%と健全。割安だが収益性の低さと業績不安定さがリスク。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.3倍16.3倍
PER (予想)17.2倍
PBR0.34倍1.12倍
ROE3.9%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、日産の生産回復や新モデル投入で受注が増え、2026年3月期の黒字転換予想(純利益21億円)を信頼する。また、PBR0.34倍と割安で、業績改善余地があるとみる。一方、弱気派は、日産依存のビジネスモデルが脆弱で、日産の不振が続けば業績回復は覚束ないと指摘。実際、2025年3月期は赤字に転落しており、リストラや固定費削減の効果が不透明。電動化への対応も遅れ気味で、競争が激化する中での巻き返しは難しい。

プラスに働く材料7
  • 業績黒字転換の見通し

    2026/3期の純利益計画は21億円と改善予想

  • 割安なバリュエーション

    PBRは0.34倍と解散価値割れの水準

  • 日産の生産回復期待

    有力顧客の生産台数が持ち直せば、部品需要も増加

  • 営業利益が3億円から40億円へ急回復2026年3月期影響

    営業利益は前期比37億円増の40億円。売上高1763億円、営業利益率2.27%。

  • 最終損益が-134億円から+21億円へ黒字転換2026年3月期影響

    最終損益は155億円改善し21億円。2025年3月期の-134億円から黒字転換。

  • PBR0.34倍と純資産比で大幅に割安継続影響

    PBR0.3358倍、ROE3.9%。純資産に対して株価が大幅に低く、是正余地がある。

  • 配当利回り3.7%と高水準継続影響

    予想配当利回り3.7%。時価総額223億円に対して高い利回りが下支え。

マイナスに働く材料7
  • 日産依存のリスク

    売上の大半を特定顧客に頼り、顧客不振が直撃

  • 赤字からの回復不透明

    2025/3期は大幅赤字で、構造改革の成果が見えない

  • 電動化競争の遅れ

    EVシフトで部品構成が変わり、対応が後手に回る

  • 予想PER16.8倍は実績PER9.99倍を大きく上回り減益予想通年影響

    実績PER9.99倍に対し予想PER16.8倍。翌期のEPSは当期比4割減の予想を示唆。

  • 売上高が3期連続減収、1815億→1763億円2026年3月期影響

    売上高は2024年3月期1815億円から2026年3月期1763億円へ2年で52億円減少。

  • 営業利益率は2.27%と低水準継続影響

    売上高1763億円に対する営業利益は40億円、営業利益率2.27%。収益構造が脆弱。

  • 過去の最終赤字134億円、再発懸念不定影響

    2025年3月期は最終損益-134億円。2026年3月期は改善も、過去の大型赤字の再発リスクは残る。

次の決算で確かめる点
日産向け売上高
主要顧客の生産動向と受注状況を確認
営業利益率
構造改革効果とコスト削減の進捗を見る
グローバル生産台数
海外拠点の稼働状況と需要動向を把握

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり33で、前期から+6.5%いまの株価に対する利回りは3.61%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥33
1株あたり
配当利回り
3.61%
いまの株価に対して
配当性向
59.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5837.4
2018年3月591.755.0
2019年3月46−22.0
2020年3月25−45.7
2021年3月13−48.0
2022年3月130.017.3
2023年3月2592.325.4
2024年3月3020.036.7
2025年3月313.3
2026年3月336.559.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥33

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ35,267人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.9%を占め、残る57.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他26.029.436.437.937.351.7
事業法人34.034.033.534.937.725.0
金融機関19.319.319.518.118.817.9
自己株式4.54.13.63.23.017.8
外国法人20.216.49.57.25.64.3
証券会社0.51.01.11.90.61.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.27
02株式会社志藤ホールディングス3.52
03JFEスチール株式会社3.36
04株式会社みずほ銀行3.36
05株式会社横浜銀行3.36
06スズキ株式会社3.19
07三菱UFJ信託銀行株式会社2.72
08日産トレーデイング株式会社2.13
09JFE商事株式会社1.59
10志藤 公彦1.58

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−66%、1株純資産は14期で+2%。直近期のROEは3.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2632,57811.26.27.9
2014年3月2553,1688.96.68.9
2015年3月2533,2977.910.015.4
2016年3月1493,2154.615.837.0
2017年3月1643,3005.010.537.4
2018年3月1143,3593.415.755.0
2019年3月173,1830.585.4
2020年3月−5442,507−19.1
2021年3月−2592,230−11.0
2022年3月372,3751.624.317.3
2023年3月592,6362.414.425.4
2024年3月−1622,724−6.136.7
2025年3月−5512,140−22.8
2026年3月912,6293.910.059.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額313百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
志藤昭彦代表取締役 会長 会長執行役員(CEO)83110,074
志藤健取締役 副会長 執行役員57137,200
平中勉代表取締役 社長 社長執行役員(COO)6869,100
春田力取締役 副社長執行役員6235,100
大下政司社外取締役701,000
森谷弘史社外取締役6919,400
平野紀夫取締役(監査等委員)6526,900
辻千晶社外取締役(監査等委員)7315,900
小川千恵子社外取締役(監査等委員)6319,100
斎藤一彦70

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51248025451
取締役(社内)2303015
社外取締役429297

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,322字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、連結子会社19社で構成され、自動車用の機構部品、車体部品及び機関部品並びに金型・設備の製造、販売を主な事業内容とし、更に各事業に関連する物流、研究及びサービス等の事業活動を展開しております。 なお、セグメントは地域別に区分されているため、事業の内容を事業部門によって記載しております。 当社グループの事業に係わる位置づけは次のとおりであります。 自動車部品…………   国内得意先向けについては、主として当社が製造販売するほか、国内連結子会社㈱ヨロズ栃木、㈱ヨロズ大分、㈱ヨロズサステナブルマニュファクチャリングセンター及び㈱庄内ヨロズに製造工程の一部または全部を外注し、当社を通じて販売しております。海外得意先向けについては、海外連結子会社ヨロズオートモーティブテネシー社、ヨロズオートモーティブアラバマ社、ヨロズメヒカーナ社、ヨロズオートモーティブグアナファト デ メヒコ社、ヨロズオートモーティバ ド ブラジル社、ヨロズタイランド社、广州萬宝井汽車部件有限公司、武漢萬宝井汽車部件有限公司、ヨロズJBMオートモーティブタミルナドゥ社、ヨロズオートモーティブインドネシア社が製造販売をするほか、一部については当社が製造し、各社を通じて販売しております。またワイ・オグラオートモーティブタイランド社が製造し、ヨロズタイランド社を通じて販売を行っております。 金型・設備…………   国内得意先向けについては、国内連結子会社㈱ヨロズエンジニアリングが製造し、当社を通じて販売しております。海外得意先向けについては、主として㈱ヨロズエンジニアリングが製造し、海外連結子会社ヨロズオートモーティブテネシー社、ヨロズオートモーティブアラバマ社、ヨロズメヒカーナ社、ヨロズオートモーティブグアナファト デ メヒコ社、ヨロズオートモーティバ ド ブラジル社、ヨロズタイランド社、广州萬宝井汽車部件有限公司、武漢萬宝井汽車部件有限公司、ヨロズJBMオートモーティブタミルナドゥ社、ヨロズオートモーティブインドネシア社を通じて販売しております。なお、ヨロズエンジニアリングシステムズタイランド社は、主にヨロズタイランド社及び㈱ヨロズエンジニアリングへ金型・設備を製造販売しております。 その他………………   海外連結子会社ヨロズアメリカ社は、米国持株会社であります。また、連結子会社㈱ヨロズサービスは国内各生産拠点への人材派遣の他、保険代理業等を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 ※1ヨロズアメリカ社は、2025年12月にヨロズオートモーティブノースアメリカ社を吸収合併いたしました。 ※2ヨロズオートモーティブテネシー社、ヨロズオートモーティブアラバマ社はヨロズアメリカ社の子会社であります。 ※3ヨロズエンジニアリングシステムズタイランド社はヨロズタイランド社の子会社であります。 ※4株式会社庄内ヨロズ、株式会社ヨロズエンジニアリング、株式会社ヨロズ栃木、 株式会社ヨロズサステナブルマニュファクチャリングセンター及び株式会社ヨロズ大分は2026年4月に当社に吸収合併されました。
経営方針・対処すべき課題1,220字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当期における世界経済は、地政学リスクや保護主義的政策の影響で先行きがさらに不透明となり、回復の勢いが限定的となりました。中東の紛争勃発に起因する供給ショックやサプライチェーンの混乱がリスクを高めており、不確実性は依然として高水準です。特に米国の政策動向や関税措置、為替の変動は、依然として世界貿易と資源供給に影響を与え、エネルギー・原材料・物流コストの高止まりが企業収益を圧迫しています。 そして、自動車業界において、需要は回復基調にあるものの、EVは中長期的な成長が見込まれる一方、欧米での政策転換に伴う電動化戦略の見直しや、重要資源の調達不安が投資や生産計画に影響を及ぼし、EVシフトの速度に地域差と不確実性が生じています。加えて、中国OEMの台頭、AIやSDV(Software Defined Vehicle)等の技術革新が競争環境を変貌させ、当社の事業モデルやサプライチェーンにも影響が及んでいます。 このような環境の下、当社グループは、電動化時代を支える存在となり、全てのステークホルダーから「選ばれる会社」を目指し、中期経営計画『Yorozu Sustainability Plan 2026(YSP2026)』(計画年度:2024~2026年度)を2024年5月に公表し、6つの主要方策を柱とした事業基盤と経営基盤の強化によって、企業価値の向上を目指してまいりました。2026年度は、このYSP2026の最終年度であり、最優先とする取組み方針は次の2点であります。 第1の方針は、YSP2026の最終仕上げとして、「全社一丸となり、我武者羅に“やりきる”」であります。全社で目標を共有し、迅速な意思決定と確実な実行により、成果につなげてまいります。 第2の方針は、掲げた6つの主要方策を本年度中に結実させ、「“実りの刈り取り”」の実施であります。各方策について、具体的な「実施時期」や「適用プロジェクト」「適用製品」を明確にし、量産適用、品質改善、コスト削減、納期短縮、といった、具体的な成果を収益につなげ、費やした工数・投資も含めた費用を回収し、次期中期経営計画へつなげるため、継続・定着化を徹底してまいります。 この取組み方針を徹底して実行し、最後まで“やりきる”決意で臨む所存です。 ■中期経営計画「YSP2026」全体概要(追補版) 基本方針の見直し(追補) 社会の一員としての責務を果たし、成長に向けた「攻め」の施策で電動化時代を支える存在となり、全てのステークホルダーから「選ばれる会社」になるために、過去2年間6つの主要方策に取組んでまいりました。 ■2026年度の重点取組み方針 YSP2026最終年度として、全社一丸となり、我武者羅に取組んで“やりきる”。そして、掲げた6つの主要方策を本年度中に結実させ、“実りの刈り取り”を実施してまいります。
事業等のリスク888字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 1.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動 ①当社グループの連結売上高に占める海外売上高の割合は2024年3月期69.6%、2025年3月期70.5%、2026年3月期69.1%となっており、連結決算上、為替変動が大きな影響を及ぼします。 ②当社グループの主力製品である自動車部品の原材料(自動車用鋼板)は、国際市況に大きく影響され、2004年以降急激に上昇した当該市況は高止まり状況にあります。 2.特定の取引先等で取引の継続性が不安定であるものへの高い依存度について 当社グループは、自動車部品等の製造、販売を主な事業内容としており、取引の継続性については他の業界に比べ安定しております。しかし、当社グループの業績は得意先である自動車メーカーの販売動向の影響を受けることがあります。 3.製造者責任について 当社グループは、品質保証体系に基づく全社活動により製品の品質保証と管理を行っております。しかし、当社製品の納入先であります自動車メーカーが市場より受けるクレームやリコール等に伴い、当社もその一部について製造者責任を問われる可能性があります。 4.国際情勢の変動影響について 当社グループは、前述の通り海外売上高比率が69.1%と高い水準にあります。今後もグローバル展開を進めてまいりますので、海外売上高比率は更に高まっていくものと予想しております。そのため、海外における法規または税制の変更、経済情勢の急変、あるいはテロ、戦争、その他の要因による社会的混乱等により、事業の遂行に問題が生じる可能性があります。 5.災害等による影響について 当社グループは、地震等の災害や事故発生に備えて生産拠点の分散化を図っておりますが、実際に各地域での災害や事故が発生し、操業停止等で得意先への製品供給に支障をきたした場合には、財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,696字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績 当連結会計年度における世界経済は、米国の外交・通商政策動向、米国・イラン間の紛争勃発などの地政学リスク、中国における経済減速が重なるなど、過去に例を見ない不確実性が高い状況が続いております。 当社グループが関連する自動車産業の生産台数は、前期からの中国における日米欧系OEMの減産影響、米国の関税影響などにより、厳しい状況が続いております。 このような状況下において当社グループの売上高は、日本、アジアの生産台数の減少に加え、米州の為替換算影響や金型売上減少などにより、前期比1.2%減の176,330百万円となりました。営業利益は、売上減少に伴う減益や前期より操業開始したヨロズサステナブルマニュファクチャリングセンター(YSMC)のフル生産に向けた準備費用などがあったものの、前期はサイバー攻撃などにより停滞してしまった合理化活動を「Success 25V」としてグループ全社で推進したことや、品質改善などにより、前期比約13倍の3,980百万円となりました。経常利益は、営業利益の改善などにより前期比5,854百万円増の3,776百万円となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比15,524百万円増の2,075百万円の利益となりました。 なお、連結決算における海外子会社損益の円換算には、各子会社決算期の平均レートを使用しており、当連結会計年度の米ドルレート(1~12月)は、149.65円/ドル(前連結会計年度は151.68円/ドル)であります。 セグメントの状況は、以下のとおりであります。 ①日本 売上高は、生産台数の減少があったものの、金型売上の増加、車種構成及びインフレコスト回収などにより、前期比3.0%増の61,609百万円となりました。営業利益は、YSMCのフル生産に向けた準備費用の計上などがあったものの、前期サイバー攻撃にて停滞した「Success 25V」合理化活動の伸長などにより前期比20.8%増の2,828百万円になりました。 ②米州 売上高は、為替換算の影響やメキシコでの金型売上の減少などがあったものの、生産台数の増加などにより前期比0.5%増の87,553百万円となりました。営業利益は、品質改善及び「Success 25V」合理化活動などにより前期比2,762百万円増の152百万円となりました。 ③アジア 売上高は、中国での生産台数の大幅な減少に加え、タイ、インドネシアなどでも生産台数が減少し、前期比11.5%減の34,566百万円となりました。営業利益は、生産台数が大幅に減少する中でも固定費削減をはじめ「Success 25V」合理化活動に努め、前期比833百万円増の892百万円になりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年度比(%) 日本   53,773   0.2 米州   87,515   0.5 アジア   33,721   △15.0 合計   175,011   △3.0 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は、販売価格によっております。 b. 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年度比(%)   受注残高(百万円)   前年度比(%) 日本   57,229   7.7   21,485   14.7 米州   87,281   0.1   22,369   1.6 アジア   34,962   △6.4   8,515   11.6 合計   179,473   1.0   52,371   8.2 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年度比(%) 日本   54,479   3.4 米州   87,298   0.5 アジア   34,551   △11.2 合計   176,330   △1.2 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) メキシコ日産自動車会社   26,910   15.1   28,170   16.0 北米日産会社   23,189   13.0   22,234   12.6 日産自動車株式会社   18,163   10.2   -   - (注)日産自動車株式会社の当連結会計年度につきましては、販売実績の総販売実績に対する割合が 10%未満であるため、記載を省略しております。 ②財政状態 (資産の部) 流動資産は、前連結会計年度末と比べ489百万円増加の81,649百万円となりました。これは、「仕掛品」が1,096百万円、「未収入金」が863百万円減少したものの、「現金及び預金」が1,837百万円、「製品」が113百万円、「原材料及び貯蔵品」が379百万円それぞれ増加したことなどによります。 固定資産は、前連結会計年度末と比べ1,166百万円増加の56,608百万円となりました。これは、「建物及び構築物(純額)」が998百万円減少したものの、「投資有価証券」が942百万円、「機械装置及び運搬具(純額)」が1,017百万円、「工具、器具及び備品(純額)」468百万円それぞれ増加したことなどによります。 この結果、総資産は前連結会計年度末と比べ1,656百万円増加の138,258百万円となりました。 (負債の部) 流動負債は、前連結会計年度末と比べ9,262百万円減少の42,029百万円となりました。これは、「1年内返済予定の長期借入金」が6,609百万円、「支払手形及び買掛金」が1,658百万円、「契約負債」が1,007百万円それぞれ減少したことなどによります。 固定負債は、前連結会計年度末と比べ8,070百万円増加の32,175百万円となりました。これは「長期借入金」が7,661百万円増加したことなどによります。 この結果、負債合計は前連結会計年度末と比べ1,192百万円減少の74,205百万円となりました。 (純資産の部) 純資産合計は、前連結会計年度末と比べ2,849百万円増加の64,053百万円となりました。これは、「為替換算調整勘定」が3,831百万円増加したことなどによります。 ③キャッシュ・フロー 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ4,473百万円(17.7%)増加し、29,763百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動により増加した資金は8,034百万円であり、前連結会計年度と比べ3,291百万円の収入増加となりました。営業活動によるキャッシュ・フローの前年度比における主な増減は次のとおりであります。 「税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△)」に伴う収入増加  14,963百万円 「棚卸資産の増減額」に伴う収入増加 1,668百万円 「減損損失」に伴う収入減少     9,039百万円 「その他の負債の増減額」に伴う収入減少 2,130百万円 「売上債権の増減額」に伴う収入減少 1,763百万円 「仕入債務の増減額」に伴う収入減少 1,651百万円 「減価償却費」に伴う収入減少                             1,545百万円 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動により減少した資金は1,846百万円であり、前連結会計年度と比べ9,968百万円の支出減少となりました。投資活動によるキャッシュ・フローの前年度比における主な増減は次のとおりであります。 「有形固定資産の取得による支出」の支出減少      3,869百万円 「定期預金の払戻による収入」の収入増加           2,602百万円 「定期預金の預入による支出」の支出減少   2,501百万円 「有形固定資産の売却による収入」の収入増加      588百万円 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動により減少した資金は3,143百万円であり、前連結会計年度と比べ9,901百万円の収入減少となりました。財務活動によるキャッシュ・フローの前年度比における主な増減は次のとおりであります。 「セール・アンド・リースバックによる収入」の収入減少 3,542百万円 「自己株式の取得による支出」の支出増加    3,686百万円 「長期借入金の返済による支出」の支出増加          3,443百万円 「短期借入金の増減額」の収入増加      1,022百万円 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものです。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ②経営成績の分析 当連結会計年度の売上高は前期比1.2%減の176,330百万円、営業利益は13倍の3,980百万円、経常利益は5,854百万円増の3,776百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比15,524百万円増の2,075百万円となりました。以下、連結損益計算書に重要な影響を与えた要因について分析します。 ⅰ)売上高 当連結会計年度の売上高は、日本、アジアの生産台数の減少に加え、米州の為替換算影響や金型売上減少などにより、前期比1.2%減の176,330百万円となりました。当連結会計年度の売上高を得意先別に見ると、日産グループ向けは、前期比1.6%減の112,443百万円となりました。トヨタグループ向けは、10.5%増の24,177百万円となりました。ホンダグループ向けは、3.8%減の19,782百万円となりました。 ⅱ)売上原価、販売費及び一般管理費 売上原価は、前期比3.3%減の156,243百万円となりましたが、売上高に対する割合は90.6%から88.6%となりました。 販売費及び一般管理費は、前期比2.3%減の16,106百万円となりました。売上高に対する割合は9.2%から9.1%となりました。 ⅲ)営業外収益、営業外費用 営業外収益は、デリバティブ評価益が増加したことにより前期比36.7%増の1,668百万円となりました。 営業外費用は、為替差損が減少したことにより前期比47.9%減の1,872百万円となりました。 ⅳ)特別利益、特別損失 特別利益は、前期に比べ435百万円増の475百万円となりました。 特別損失は、減損損失が減少したことにより前期に比べ8,673百万円減の632百万円となりました。 ⅴ)法人税等 法人税等は、前期比60.7%減の1,165百万円となりました。 ③資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。 運転資金需要の主なものは、素材や部分品などの原材料の他製造労務費・経費、販売費及び一般管理費などの営業費用であります。投資資金需要の主なものは、製造のための基本設備、汎用及び専用設備などの設備投資であります。国ごとに異なる事業運営は、必要な資金の流動性と源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は、グループ内余資の有効活用を前提とした自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としております。設備投資や長期運転資金の調達につきましては、調達環境、資本コスト、負債・資本バランスを考慮した長期性資金の調達を基本としております。現時点での長期性資金は、金融機関からの長期借入により調達しております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は43,348百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は29,763百万円となっております。 ④経営成績に重要な影響を与える要因 経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載のとおりです。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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