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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

CCIグループ

CCI Group, Inc.7381 · Prime · 銀行業

地方銀行グループ。銀行業務を中核に、リース、クレジット、債権回収など金融サービスを多角的に展開。

概要

株式会社CCIグループは、石川県金沢市に本社を置く銀行持株会社である。2021年10月に株式会社北國銀行の単独株式移転で設立され、2025年10月に北國フィナンシャルホールディングスから現商号へ変更した。グループは北國銀行を中核に13社の連結子会社で構成され、銀行業のほかリース、クレジットカード、システム開発、資産運用、スポーツ事業などに多角化している。2026年3月期の連結経常収益は1,671億円、親会社株主に帰属する当期純利益は126億円、従業員数は1,950人である。

北國銀行を中核とする13社のグループ構成

当社グループは、持株会社である当社と13社の連結子会社で構成される。中核子会社は株式会社北國銀行であり、同行は石川県を地盤とする地方銀行として預金・貸出・為替などの伝統的銀行業務を担う。その他の子会社は、リース業の北國リース、信用保証業務を行う北國保証、クレジットカードの北國カード、債権回収の北國債権回収、システム開発・運用のCCIシステム、投資助言のCCIアセットパートナーズ(旧FDAlcо)、コンサルティング・事務受託のCCIビジネスサポート、ファンド運営のCCIキャピタル、さらにはスポーツ・エンタテインメント事業を手掛けるCCIエンタベースとその子会社のハニービースポーツ・金沢サムライズなどである。海外事業統轄会社として2026年4月にCCIクロスボーダーを設立した。

銀行業が収益の大半を占める二軸の事業構成

セグメント情報によれば、グループの事業は「銀行業」と「リース業」に大別される。2026年3月期の経常収益は銀行業が1,522億円、リース業が153億円であり、銀行業が全体の約9割を占める。銀行業のセグメント利益は191億円で、リース業の5億円を大きく上回る。収益構造の内訳をみると、資金運用収支が507億円、役務取引等収支が86億円、その他業務収支は△565億円(国債等債券売却損の計上による)となっている。同行は金利上昇局面を捉え、事業性貸出の拡大と市場金利連動型の貸出金利構成へのシフトを進めており、2026年3月期の貸出金は前期比4,178億円増加の3兆173億円に達した。

石川県を地盤に収益基盤を広げる地域密着型経営

グループの主力である北國銀行は石川県金沢市に本店を置き、同県内を中心に営業基盤を持つ地方銀行である。預金・貸出の多くは地元の個人・法人顧客から調達・運用されている。2026年3月期の預金(譲渡性預金含む)は4兆7,912億円で、公金預金の減少により前期比936億円減となったものの、依然として厚い預金基盤を有する。貸出金は事業性貸出を中心に増加し、3兆173億円に拡大した。地域経済との結びつきを強みとしつつ、近年は「地域活性化事業」としてスポーツ・エンタテインメント分野にも進出。地元プロバスケットボールチームの金沢サムライズを子会社化し、観光・文化イベントの開催など、金融以外の領域で地域貢献を模索している。

中期経営計画で新事業収益拡大とROE8%達成を掲げる

当社グループは2026年4月に公表した「中期経営戦略2026」で、2029年3月期までの数値目標を設定している。銀行事業収益を875億円(2027年3月期729億円)、新事業収益を209億円(同153億円)、連結経常利益を320億円(同265億円)、親会社株主帰属当期純利益を210億円(同170億円)とする計画である。連結ROE(国内基準)は2028年3月期までに8.0%以上を達成し、その後維持する目標を掲げる。ROE向上の手段として、金利収益の最大化のためのアセットアロケーション見直し、政策保有株式の売却、プライベートアセットへの投資拡大、次世代コアバンキングシステム「BankWill」の他行への提供によるシステム収益の拡大、スポーツ・エンタテインメント事業の育成などを挙げている。

業界の中での役割は地域金融グループにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,671億円
経常利益
198億円
利益率
11.8%
純利益
126億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業務主力

地域の個人・法人顧客に対し、預金、融資、為替などの銀行業務を提供しています。地域経済の活性化を支える役割を担っています。

主な製品・サービス3
預金商品
普通預金、定期預金など、個人・法人向けの預金商品。安全な資産運用の手段を提供する。
融資商品
事業性融資、住宅ローン、カードローンなど、個人・法人の資金ニーズに応じた融資商品。
為替サービス
国内外の送金、外貨両替など、ビジネスや旅行に必要な為替サービスを提供。

02リース業務準主力

設備・車両・IT機器などのリースを提供し、顧客の設備投資を資金面から支援しています。

主な製品・サービス2
設備リース
生産設備や業務用機器をリース。初期コストを抑えて最新設備を導入できる。
車両リース
社用車や業務用車両のリース。維持管理も含めたトータルサービスを提供。

03消費者金融保証業務準主力

消費者金融会社向けの信用保証を行う。顧客の与信判断を支援し、保証料収入を得る。

主な製品・サービス1
信用保証サービス
消費者金融会社の貸付に対して保証を提供。審査ノウハウを活かし、与信リスクを軽減する。

04クレジットカード業務準主力

クレジットカードの発行・加盟店開拓などを行い、決済インフラを提供しています。

主な製品・サービス2
クレジットカード
個人向けクレジットカード。ショッピングやキャッシング機能を提供し、ポイントサービスなども付帯。
加盟店契約
店舗向けにカード決済サービスを提供。売上金の決済処理を支援する。

製品と技術

預金・貸出・為替からなる伝統的銀行業務

グループの中核である北國銀行は、預金業務、貸出業務、為替業務を主力とする。2026年3月期の預金残高(譲渡性預金含む)は4兆7,912億円であり、個人預金と法人預金に加えて公金預金を扱う。貸出金残高は3兆173億円で、事業性貸出を中心に増加傾向にある。資金運用収支は507億円と前期から拡大しており、金利上昇環境下で貸出金利の見直しが進んだことが寄与している。また、為替業務や役務取引(送金・口座管理など)からも収益を得ており、2026年3月期の役務取引等収支は86億円である。これらの伝統的業務がグループの安定収益の基盤を形成している。

次世代コアバンキングシステム「BankWill」の開発と外販

グループは、次世代コアバンキングシステム「BankWill」を自社開発し、2026年時点で自らの銀行業務に活用するとともに、他の金融機関への外販を計画している。このシステムは、デジタルトランスフォーメーション(DX)とAI活用を前提とした設計で、業務効率化と新たなサービスの迅速な展開を可能にする。グループは中期経営戦略の中で「BankWill」の他行への提供を新事業収益の柱の一つに位置づけており、システム開発・運用を担う子会社CCIシステムがその開発を主導している。外販により、グループはシステム収益の拡大と、地方銀行全体のデジタル化推進への貢献を狙う。

資産運用・投資助言からファンド運営までの金融サービス

グループは、投資助言業務を行うCCIアセットパートナーズ(旧FDAlcо)や、ファンド運営・投資事業を担うQRパートナーズなどを通じて、資産運用関連のサービスを展開している。CCIアセットパートナーズは投資一任契約や助言業務を提供し、個人・法人顧客の資産形成を支援する。QRパートナーズはプライベートアセットへの投資など、伝統的な銀行業務とは異なるリスク・リターン特性を持つ投資機会をグループ内外に提供する。これらの事業は、銀行業の預貸利ざやに依存しない収益源として位置づけられ、中期経営計画では「新事業収益」として区分され、2029年3月期に209億円の収益を見込む。

リース・クレジットカード・債権回収などの周辺金融事業

グループは、銀行業務に加えて周辺金融事業を複数の子会社で展開している。リース業は北國リースが担い、2026年3月期のセグメント収益は153億円、利益は5億円である。クレジットカード業務は北國カードが行い、加盟店開拓やカード会員向けサービスを提供する。消費者金融に係る信用保証業務は北國保証が扱う。債権回収管理業務は北國債権回収が担当し、不良債権の整理・回収を専門的に行う。これらの事業は、銀行の顧客基盤を活用して相互に連携しながら収益を積み上げており、グループ全体の収益の多様化に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

地域金融で大手支援、収益規模拡大

地方銀行を中心とした金融機関向けに、融資事務やシステム運用などの業務代行サービスを提供する独立系BPO企業。同業のいよぎんHDやしずおかFGが自前で内製化を進めるのに対し、グループ化に頼らない外部委託モデルで独自のポジションを築く。近年のM&Aにより2026/3期売上は1,671億円に急拡大し、業界内でのプレゼンスを高めるが、収益性の推移には注意が必要。

強み

  • 積極的な買収で売上高が3期で倍増し、規模のメリットを追求する戦略が奏功。
  • 地方銀行の業務効率化ニーズを捉え、差別化されたサービスを提供している。
  • 特定グループに属さないため、顧客の囲い込みや他行との連携がしやすい。
  • 基幹業務の代行により長期契約が多く、安定収益源を確保している。

課題

  • 過去の営業利益率開示がなく、急拡大後の収益性指標の明確化が投資家課題。
  • M&Aによる組織統合やシステム統合の不確実性が業績に影響を与える可能性。
  • 顧客である地方銀行の再編が進むと、取引規模縮小や競合激化が懸念される。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行業の時価総額近傍。太字がCCIグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18522名古屋銀行3,525億円17.3倍
28370紀陽銀行3,378億円14.8倍
38361大垣共立銀行3,377億円17.6倍
48341七十七銀行3,046億円16.4倍
58714池田泉州ホールディングス3,029億円17.4倍
67381CCIグループ2,884億円22.5倍
78346東邦銀行2,475億円19.8倍
88360山梨中央銀行2,367億円22.1倍
98600トモニホールディングス2,168億円13.6倍
107184富山第一銀行2,122億円13.8倍
117350おきなわフィナンシャルグループ1,802億円14.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 12件

北國銀行の単独株式移転で持株会社が誕生した2021年

2021年10月、株式会社北國銀行が単独株式移転を実施し、完全親会社として株式会社北國フィナンシャルホールディングスが設立された。これにより北國銀行は同社の完全子会社となり、グループ全体の経営管理を担う持株会社体制へ移行した。設立時の商号は「北國フィナンシャルホールディングス」で、本社は北國銀行と同じ石川県金沢市に置かれた。この組織再編は、銀行本体の業務に加えてグループ全体の事業拡大を機動的に進めるための布石であり、後の多角化の起点となった。

東京証券取引所プライム市場へ移行し子会社再編を開始

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、それまでの市場第一部からプライム市場へ移行した。同年同月、子会社の北國マネジメント株式会社が会社分割を実施し、株式会社BPOマネジメントを設立するとともに、北國マネジメントは商号を株式会社COREZOに変更した。これによりグループ内の事務受託業務とコンサルティング業務が分離され、それぞれ専門性を高める体制が整えられた。この再編は、銀行以外の事業領域を整理・強化する第一歩となった。

投資助言会社の統合と新たな子会社の設立が続く2023~2024年

2023年6月、グループの投資助言業務を担う株式会社FDアドバイザリーが株式会社ALCOLABを吸収合併し、商号を株式会社FDAlcоに変更した。これにより資産運用アドバイザリー機能が集約された。2024年には新たな子会社が相次いで設立される。同年9月に株式会社QRパートナーズ、同年11月に株式会社ハニービースポーツが設立された。QRパートナーズはファンド運営や投資事業を、ハニービースポーツはスポーツ関連事業をそれぞれ担当する組織として位置づけられた。これらの動きは、銀行業務の枠を超えた事業領域の拡大を具体化するものだった。

商号をCCIGROUPへ変更しブランド戦略を一新した2025年

2025年10月、持株会社の商号を株式会社北國フィナンシャルホールディングスから株式会社CCIグループへ変更した。この変更に伴い、グループは「北國銀行」ブランドと、銀行以外の新事業(総合コンサルティング、資産運用、地域活性化、海外事業など)を担う「CCI」ブランドの二軸戦略を打ち出した。同時期、グループ内の再編も進行し、2025年3月には株式会社CCイノベーションが株式会社BPOマネジメントを吸収合併、2025年5月には株式会社地域未来創造が株式会社COREZOを吸収合併するなど、子会社間の整理統合が進められた。

スポーツ・エンタテインメント事業に本格参入した2026年

2026年1月、グループは株式会社CCIエンタベースを設立し、同年2月には同社が株式会社ハニービースポーツと株式会社金沢サムライズを子会社化した。金沢サムライズは石川県金沢市を拠点とするプロバスケットボールチーム(Bリーグ所属)であり、これによりグループはスポーツ・エンタテインメント事業へ本格的に参入した。同年3月には株式会社FDAlcоが商号を株式会社CCIアセットパートナーズに変更し、資産運用ブランドを統一。2026年4月には海外事業統轄会社として株式会社CCIクロスボーダーを設立し、グループの事業領域は銀行業からスポーツ、海外投資まで多岐にわたるようになった。

年表12件を開く

2020年代

  • 2021年10月M&A株式会社北國銀行が単独株式移転により当社を設立し、同行がその完全子会社となる
  • 2022年4月商号変更子会社の北國マネジメント株式会社が会社分割を実施し、株式会社BPOマネジメントを設立 北國マネジメント株式会社は商号を株式会社COREZOに変更
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年6月M&A株式会社FDアドバイザリーが株式会社ALCOLABを吸収合併し、商号を株式会社FDAlcоに変更
  • 2024年9月創業株式会社QRパートナーズ設立
  • 2024年11月創業株式会社ハニービースポーツ設立
  • 2025年3月M&A株式会社CCイノベーションが株式会社BPOマネジメントを吸収合併
  • 2025年5月M&A株式会社地域未来創造が株式会社COREZOを吸収合併
  • 2025年10月商号を株式会社北國フィナンシャルホールディングスから株式会社CCIグループへ変更
  • 2026年1月創業株式会社CCIエンタベース設立
  • 2026年2月M&A株式会社CCIエンタベースが株式会社ハニービースポーツと株式会社金沢サムライズを子会社化
  • 2026年3月商号変更株式会社FDAlcоが商号を株式会社CCIアセットパートナーズに変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 銀行事業収益2028年3月期まで834億円
  • 新事業収益2028年3月期まで185億円
  • 経常利益(連結)2028年3月期まで285億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2028年3月期まで185億円
  • 連結ROE(国内基準)2028年3月期まで8.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ブランド二軸戦略の展開

    銀行事業と新事業(総合コンサルティング、資産運用、地域活性化、海外事業等)の二軸で戦略を展開し、地域内外の顧客に高度な金融サービスや投資機会を提供する。

  2. 02

    DX・AI推進による業務効率化

    デジタルトランスフォーメーションやAI活用を積極的に推進し、業務効率化とイノベーション創出を図る。

  3. 03

    金利上昇局面への対応と収益最適化

    金利のある世界に適応するため、アセットアロケーションの見直しや事業性貸出の金利構成の進展により、金利収益事業を最適化する。

  4. 04

    新事業領域での収益拡大

    次世代コアバンキングシステム「BankWill」の他金融機関への提供やスポーツ・エンタテインメント事業など新事業領域での収益を拡大する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で1,950人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は931万円で、4期前と比べて+12.3%平均年齢は46.1歳、平均勤続年数は22.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2022年3月82944.821.81,927
2023年3月92743.519.21,938
2024年3月81544.318.11,951
2025年3月82243.217.81,967
2026年3月93146.122.01,950

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率22.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率105.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)56.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 13 / 海外 0、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
銀行業 — 石川県 金沢市他391億円
銀行業 — 石川県 金沢市他218億円
銀行業 — 富山県 高岡市他3,545百万円
銀行業 — 石川県 金沢市他2,344百万円
リース業 — 石川県 金沢市他1,493百万円
銀行業 — 石川県 白山市872百万円
銀行業 — 福井県 福井市他660百万円
銀行業 — 東京都 千代田区89百万円
銀行業 — 大阪市 北区85百万円
銀行業 — 名古屋市 中区41百万円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社 北國銀行
    石川県 金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    北國総合リース 株式会社
    石川県 金沢市 · 連結子会社
    議決権68.2%
  • 国内
    株式会社 北國クレジット サービス
    石川県 金沢市 · 連結子会社
    議決権75.5%
  • 国内
    北國保証サービス 株式会社
    石川県 金沢市 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    北國債権回収 株式会社
    石川県 金沢市 · 連結子会社
    議決権95.0%
  • 国内
    株式会社 デジタルバリュー
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 CCIアセット パートナーズ
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権84.5%
  • 国内
    株式会社CC イノベーション
    石川県 金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社QR インベストメント
    石川県 金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社QR パートナーズ
    石川県 金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社CCI エンタベース
    石川県 金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ハニー ビースポーツ
    石川県 金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • 株式会社 金沢サムライズ石川県 金沢市92%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,671億円経常利益198億円前期と比べると増収増益で、売上が+86.5%、利益が+61.0%。

売上高
+86.5%
1,671億円
経常利益
+61.0%
198億円
純利益
+55.6%
126億円
利益率
11.8%
前期比 -1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,671億円
純利益170億円126億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は279億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+11.2%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q167−13
2024年1Q25166
2024年2Q22910.42
2024年3Q21224
2024年4Q216−1
2025年2Q44910.257
2025年4Q44724
2026年2Q537285.281
2026年4Q1,13445
2027年1Q27975

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 5期分

2022年3月期からの5期で、経常収益は847億円から1,671億円へ2.0倍に増えた。経常利益率は22.7%から11.8%になった。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
子会社の北國マネジメント株式会社が会社分割を実施し、株式会社BPOマネジメントを設立 北國マネジメント株式会社は商号を株式会社COREZOに変更
2022年3月84719222.794
株式会社FDアドバイザリーが株式会社ALCOLABを吸収合併し、商号を株式会社FDAlcоに変更
2023年3月84716018.987
株式会社QRパートナーズ設立
2024年3月90814516.091
株式会社CCイノベーションが株式会社BPOマネジメントを吸収合併
2025年3月89612313.781
株式会社CCIエンタベース設立
2026年3月1,67119811.8126

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益1,671億円のうち、経常利益として残るのは198億円11.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は126億円、売上の7.5%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金88.2%1,473億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.8%198億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
11.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比7.0pt
7.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.4pt
5.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2026年3月期は営業CFが−2,558億円、投資CFが94億円で、差し引きのフリーCFは−2,464億円期末の手元現金は1.4兆円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高兆円
2022年3月2,941−1,491−571.60
2023年3月−1,289−1,174−1041.35
2024年3月1,837514−1251.57
2025年3月4,904−4,130−571.64
2026年3月−2,55894−2791.37

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 5期分

2026年3月期の総資産は6.5兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2,538億円で、自己資本比率は3.7%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2022年3月5.712,6435.454.5
2023年3月5.602,3775.374.1
2024年3月5.762,5305.514.2
2025年3月6.392,2096.173.3
2026年3月6.542,5386.283.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
2,098億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
6.3兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは経常収益成長率79社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率79社中64位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.5%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
3.7%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率上位前期からの売上の伸び
86.5%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,259で、1年前と比べて+105.7%過去52週の値幅のなかでは92%の位置にある。

¥1,259-1.0%1ヶ月+11.9%1年+105.7%時価総額2,884億円
過去52週の値幅
安値¥614高値¥1,314

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.5倍
PER (会社予想)16.4倍
PBR1.06倍
配当利回り2.38%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日時点で1,227円と、25日移動平均線(1,179.2円)を約4.1%上回っています。直近1カ月では4.87%上昇しました。年初来の上昇率は106.68%と非常に大きく、上昇トレンドが継続しています。75日線(1,073.01円)や200日線(938.72円)も大きく上回っており、中期・長期のトレンドも強いです。52週高値1,314円に接近しており、約6.6%の余地があります。出来高は高水準で、活発な売買が続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 60/100)

PERは21.91倍で業界平均の16.97倍を上回るものの、銀行業では収益の変動が大きく、予想PERが16倍と改善見込みです。PBRは1.03倍と業界平均の0.9769倍に近く、銀行業では1倍前後が標準的なため、妥当な水準といえます。ROEは5.53%と低めですが、銀行業の特性として資本効率が低い傾向があります。配当利回りは2.44%と業界平均の2.38%を僅かに上回り、利回りはまずまずです。配当性向が151.51%と高く、利益を超える配当を行っている点は課題です。総合的に、PBRと配当は妥当、PERはやや高めですが、予想改善を考慮し、ほぼ妥当としました。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.5倍17.5倍
PER (予想)16.4倍
PBR1.06倍1.01倍
ROE5.5%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

現在の投資論点は、地域経済の回復による貸出増加と金利上昇による利ざや改善を強気派が期待する一方、競争激化や低金利環境の長期化で収益が伸び悩むとの弱気派の懸念が対立。特に、2026年3月期に収益が大幅に拡大する見込みだが、その持続性と資産査定の健全性が焦点。強気派は経営効率化と非金利業務の成長でROE改善を期待し、弱気派は人口減少や競合との競争で成長が限定的とみる。

プラスに働く材料7
  • 金利上昇による利ざや改善

    日銀の利上げで貸出金利が上昇し、預金金利とのスプレッドが改善する可能性

  • 非金利業務の成長

    M&A仲介や事業承継支援など手数料収入の増加が収益構造を強化

  • 経営効率化の進展

    コスト削減や店舗再編により、ROEが改善トレンドにある

  • 2026年3月期の売上高1,671億円へ86%増決算発表後影響

    売上高は896億円→1,671億円と大幅拡大。時価総額2,811億円に対し収益規模が一段と向上

  • 純利益が81億円から126億円へ55%増益決算発表後影響

    純利益は2025/3期81億円→2026/3期126億円。EPSは約55円へ増加し、株主還元余力も拡大

  • 予想PER16倍は成長を織り込み、業績達成で見直し余地不定影響

    実績PER21.9倍に対し予想PER16倍。2027年度の増益が達成されればバリュエーションが改善

  • 外国人保有14.6%と高く、投資家関心の高さが需給を支える継続影響

    外国人保有率14.57%と比較的高く、海外投資家による継続的な買いが期待される

マイナスに働く材料7
  • 低金利長期化のリスク

    日銀の利上げが進まなければ、利ざやが伸び悩む可能性がある

  • 競争激化と地盤沈下

    大手行やネット銀行との競争で、地域内のシェアが低下するリスク

  • 資産査定の懸念

    中小企業向け融資の焦げ付きが増えると、貸倒引当金が収益を圧迫

  • 純利益率が10%から7.5%へ低下通年影響

    純利益率は2024/3期10.0%、2025/3期9.0%、2026/3期7.5%と低下。売上高拡大に伴う非効率が懸念

  • 配当利回り2.44%と相対的に低く、株主還元が物足りない継続影響

    配当利回り2.44%は市場平均並みで、高配当を期待する投資家には魅力に欠ける

  • ROE5.53%と低く、資本効率改善が遅れる継続影響

    ROE5.53%、PBR1.03倍。自己資本約2,700億円に対して純利益126億円は資本効率が低い

  • 株価が1年で106%上昇、高値警戒感が広がる不定影響

    前年比+106.68%と大幅高。実績PER21.9倍まで上昇し、利益確定売りが出やすい

次の決算で確かめる点
貸出平残
金利収入の基盤となる貸出規模の推移を確認するため
預貸率
資金効率の変化を見ることで収益性を把握する
非金利収益
手数料ビジネス拡大の成果を測るため
不良債権比率
融資先の信用リスクの高まりを早期に察知するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+91.7%いまの株価に対する利回りは2.38%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
2.38%
いまの株価に対して
配当性向
151.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年3月1032.6
2024年3月1110.0
2025年3月129.162.8
2026年3月2391.7151.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ13,897人。区分でいちばん多いのは個人・その他29.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.5%を占め、残る45.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他27.529.932.127.829.6
事業法人28.627.928.329.428.2
金融機関31.328.125.227.326.3
外国法人11.212.912.414.414.6
自己株式3.66.37.62.62.2
証券会社1.31.21.91.01.3
政府・自治体0.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)12.89
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)11.25
03北陸電力株式会社2.92
04CCIグループ社員持株会2.37
05DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク銀行株式会社)1.68
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.62
07大同工業株式会社1.61
08株式会社北國新聞社1.60
09沢出商事株式会社1.42
10JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)1.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-03
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    9.78%
    -0.92pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 5期分

1株利益は5期で−84%、1株純資産は5期で−89%。直近期のROEは5.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2022年3月3419,5773.59.088.7
2023年3月3369,1493.612.332.6
2024年3月37810,5333.813.4
2025年3月369343.516.562.8
2026年3月561,0965.516.6151.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

24名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は24名。2026/3期の役員報酬は総額176百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
杖村修司代表取締役社長65174,500
井川武代表取締役 常務執行役員 システム統括部長6146,370
菊澤智彦取締役 常務執行役員5840,260
宇田左近取締役71
芳賀文彦取締役63
横越亜紀取締役(監査等委員)5431,170
原田喜美枝取締役(監査等委員)58
北原道夫取締役(監査等委員)66
小宮山榮取締役(監査等委員)60
寺井尚孝常務執行役員 経営企画部長
山本剛行常務執行役員 経営管理部長
新谷敦志常務執行役員 システム統括部長
残りの役員12名を開く
氏名役職年齢
岩間正樹常務執行役員 システム統括部長
伊谷武人常務執行役員 マーケティング統括部長
喜多雅之常務執行役員
鷺池誠一常務執行役員
井上純子執行役員 人材開発部長
森崇執行役員 法務部長
吉川智章執行役員 システム統括部長
徳野敦士執行役員 システム統括部長
吉田茂史執行役員 システム統括部長
大江聡執行役員
藪野秀章執行役員
宮本慎也執行役員(M&Aアドバイザリー事業準備担当役員)

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)547844013126
社外取締役739396
取締役(社内)2663

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容530字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び13社の連結子会社で構成され、銀行業務を中心にリース業務、消費者金融に係る信用保証業務、クレジットカード業務、債権回収管理業務、システム開発・運用管理業務、投資助言業務、コンサルティング・事務受託業務、ファンド運営業務等を行っております。 なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業系統図は以下のとおりです。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (注)1 2026年1月30日付で株式会社CCIエンタベースを設立いたしました。また、同社は2026年2月27日付で株式会社ハニービースポーツと株式会社金沢サムライズを子会社化いたしました。 2 株式会社FDAlcoは株式会社CCIアセットパートナーズに商号を変更いたしました。 3 2026年4月1日付で海外事業統轄を行う株式会社CCIクロスボーダーを設立いたしました。
経営方針・対処すべき課題2,186字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループはブランド理念「未来を構想し、挑戦し、創造する「ビジョナリーリージョン」を実現し、地域から世界をよりよいものにする。」(ブランドスローガン「さあ、協創社会へ。」)を掲げ、健全経営を堅持しながら、地域の社会運営、経済、文化、生活などに対する高い見識に基づいた総合的な情報と金融サービスの提供に加えて地域のさまざまな活動の推進のリーダーシップをとることによって、信頼を獲得し、地域の豊かな未来への架け橋となることを目指しております。 (2)会社の経営の現状認識 当社グループを取り巻く経営環境は、日本銀行による金融政策の修正を背景とした金利上昇局面への移行や、物価上昇の長期化、さらには中東地域における軍事衝突を起因とした国際情勢の緊張など、経済や市場環境の不確実性が高まっている状況です。加えて生成AIやフィンテック技術の急速な進展により、異業種からの金融分野への参入や、フィンテック企業の台頭が進み、地方銀行を取り巻く経営環境はこれまで以上に厳しさを増しています。 このような環境下において、当社グループは事業領域のさらなる拡大と企業価値の向上を目的として、昨年2025年10月に持株会社である「北國フィナンシャルホールディングス」の商号を「CCIグループ」へ変更し、新たなブランディング戦略を始動いたしました。北國銀行の進化・発展を基盤としたブランドと、銀行ビジネス以外の新事業等(総合コンサルティング事業、資産運用業、地域活性化事業、海外事業等)を担うブランドの二軸で戦略を展開することにより、地域内外のお客さまに対して、より高度な金融サービス、ビジネス支援、投資機会を提供してまいります。また、こうした事業領域の拡大と並行して、デジタルトランスフォーメーションやAI活用を積極的に推進し、業務効率化とイノベーションの創出を図ってまいります。 (3)中期的な会社の経営戦略及び目標とする経営指標 ①経営戦略 当社グループは、急速な社会情勢・経営環境の変化を捉え、より柔軟かつスピーディーな戦略実行を行うために、5年、10年先を見据えた中長期の経営戦略を策定し、毎年アップデートしていく方針としております。従来の銀行業の枠にとらわれることなく、柔軟な発想とスピード感を持って各種施策を実施し、ビジネス領域の拡大や生産性の高い業務運営を通じた経営効率化に取り組んでまいります。今後も、サービスの質や価値を第一に考えて行動し、価値観を同じくしたパートナーの皆さまとともに、地域のより良い未来に向かって伴走していくことを基本方針としてまいります。 ②目標とする経営指標 「中期経営戦略2026」(2026年4月公表)で定めた各経営指標の中期的に目指す水準は以下のとおりであります。 項目   2027年3月期 (1年後)   2028年3月期 (2年後)   2029年3月期 (3年後) 銀行事業収益 (注)1   729億円   834億円   875億円 新事業収益 (注)2   153億円   185億円   209億円 経常利益(連結)   265億円   285億円   320億円 親会社株主に帰属する当期純利益   170億円   185億円   210億円 連結ROE(国内基準)(注)3   7.7%   8.0%以上   8.0%以上 (注)1 「金融事業(融資・リース、消費者ローン、為替)」「市場運用(国債・外債、政策保有株式)」 2 「市場運用(株式・マルチアセット)」「コンサルティング」「キャッシュレス」「ファンド」「デジタル・システム」「地域活性化」 3 国内基準行ベースのバーゼルⅢコア資本に対する親会社株主に帰属する当期純利益額により算出 (4)会社の対処すべき課題 企業価値向上に向けて、株主資本や利益の質を重視したROEの向上、ガバナンス高度化や人的資本投資の強化、情報開示等による資本コスト抑制のための各施策実行に取組んでまいります。 ①ROE向上の取組み ・「金利のある世界」へ対応、金利収益事業を最適化するためアセットアロケーションの見直しを実施 ・事業性貸出における市場金利との連動性が高い金利構成の更なる進展 ・金利環境の変化を持続的に収益に反映し、ROE8%達成時期を2030年3月期から2028年3月期へ変更 ②アセットアロケーションの見直し ・株式、外債、マルチアセット等の保有を見直し、プライベートアセットへの投資を拡大 ・株式等の売却により得られた売却益を活用し、円債の入替を実施 ③新事業領域(デジタル・システム、地域活性化等)における収益を反映 ・次世代コアバンキングシステム「BankWill」の他金融機関への提供 ・スポーツ・エンタテインメント事業への取り組み ④各事業領域のビジネスモデルや経験の蓄積を踏まえた事業の蓋然性について ・事業毎の不確定要素や将来見通しの違いを踏まえ、蓋然性を3段階で評価し収益・費用に反映
事業等のリスク4,493字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループの財政状態、経営成績等に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクとして、以下に記載したリスクのうち(1)信用リスク及び(2)市場リスクがあげられます。 当社グループは、当該リスクについて、統計的手法であるVaRを用いて、ある確率(信頼区間99.9%)のもと一定期間(信用リスク1年間、市場リスク半年間)に被る可能性のある最大損失額(リスク量)を見積り・把握しております。 これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの業績・業務運営に影響を及ぼす可能性があるため、当社グループでは業務の継続性を確保する観点から、リスク量が自己資本の範囲内に収まるよう資本配賦制度(リスク量に対する資本の割り当て)を用いた業務運営を行い、経営戦略と一体となったリスク管理を実践しております。 なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であり、これらのリスク管理体制等については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載しております。 (1)信用リスク ①不良債権の状況 景気動向、不動産価格及び株価の変動、与信先の経営状況悪化等により不良債権が増加する可能性があります。その結果、現時点の想定を上回る信用コストが発生した場合、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②貸倒引当金の状況 当社グループは、与信先の状況、担保価値及び過去の貸倒実績率等に基づいて貸倒引当金を計上しております。しかしながら、与信先の経営状況の悪化、不動産価格及び株価の下落に基づく担保価値の低下等により貸倒引当金の積み増しが必要となり、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③与信先への対応 当社グループは、与信先の経営状況が悪化した場合や債務不履行となった場合においても、債権回収の実施や法的権利を行使せずに、与信先の再生計画等に基づき債権放棄や金融支援等を行うことがあります。しかしながら、そうした対応、支援にもかかわらず企業再生が奏功しない場合、不良債権や与信関連費用の増加に繋がり、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④権利行使の困難性 不動産市場における流動性の欠如、または不動産価格及び株価の下落等の事情により、担保権を設定した不動産等を換金し、または与信先の保有する資産に対して強制執行することが事実上できない可能性があります。この場合、信用コストが増加するとともに不良債権処理が進まない可能性があります。 (2)市場リスク 市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、保有する資産・負債(オフ・バランスを含む)の価値及び資産・負債から生み出される収益・費用が変動し損失を被るリスクであり、要因別に次のとおりであります。 ①金利リスク 当社グループの資産及び負債には主要業務である貸出金、有価証券及び預金等があり、主たる収益源は資金運用と資金調達の利鞘収入であります。これらの資産・負債には金利や期間のミスマッチが存在しており、金利が変動することで利鞘収入の低下ないし損失を被るおそれがあり、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②為替リスク 当社グループの資産及び負債の一部は外貨建てとなっております。これらの外貨建資産と負債の額が通貨毎に同額で相殺されない場合、または適切にヘッジされていない場合には、為替相場の不利な変動によって、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③価格変動リスク 当社グループは、市場性のある国債等の債券や市場価格のある株式等の有価証券を保有しており、将来、それらの価格が当社グループに不利に変動した場合、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3)オペレーショナルリスク ①事務リスク 当社グループでは、各種取引に伴う事務を各種事務規程に則り行っておりますが、故意または過失による事故が発生した場合、経済的損失や信用失墜により、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②システムリスク コンピューターシステムの停止、誤作動等が発生した場合や、コンピューターの不正使用、サイバー攻撃等により情報の破壊や流出が発生した場合、各種サービスの停止や社会的信用の失墜等により、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループではクラウドシステムに基づく基盤整備により、通常時のシステムリスク軽減に努めております。なおクラウド上の大規模障害等の場合には当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③情報リスク 当社グループで管理している顧客情報や経営情報の漏洩、紛失、不正利用等が発生した場合には、社会的信用の失墜等により当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)コンプライアンスリスク 当社グループでは法令等遵守態勢の確立を経営の最重要課題として位置付け、法令等遵守態勢の充実と強化に取り組んでおりますが、法令等違反行為が発生した場合には、経済的損失や社会的信用失墜により、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5)格付低下のリスク 当社及び子会社である株式会社北國銀行は、外部格付機関より格付を取得しております。今後、収益力、資産の質の悪化等により格付が引き下げられた場合、資金調達コストの上昇や資金調達が困難になる等、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6)競争 近年、金融制度は大幅に緩和されてきており、競争が一段と激化しております。その結果、他金融機関等との競争により当社グループが優位性を得られない場合、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7)自己資本比率 当社グループは、連結自己資本比率を「銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第20号)に定められる国内基準以上に維持しなければなりません。また、当社の連結子会社である株式会社北國銀行も、単体自己資本比率を「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第19号)に定められる国内基準以上に維持しなければなりません。(現時点におけるこれらの国内基準は4%となっております) 当社グループの自己資本比率が要求される水準を下回った場合には、金融庁長官から、業務の全部または一部の停止等を含む様々な命令を受けることとなります。 当社グループの自己資本比率に影響を与える要因には以下のものが含まれます。 ・不良債権処理費用の増加に伴う与信関係費用の増加 ・有価証券ポートフォリオの価値の低下 ・繰延税金資産の回収可能性判断に基づく繰延税金資産の取崩による自己資本の減少 ・自己資本比率の基準及び算定方法の変更 ・その他の不利益な展開 (8)退職給付債務 当社グループの退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件に基づき算出しております。年金資産の時価下落、前提条件の変更等により、退職給付費用が増加し、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9)規制・制度変更リスク 当社グループは、現時点の規制(法律、規則、政策、実務慣行等)に従って業務を行っており、将来においてこれらの規制が変更となった場合、当社グループの業務遂行や業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (10)風評リスク 当社グループに対するネガティブな風評等が発生した場合、その内容の正確性に関わらず、当社グループの株価や業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11)資金繰りリスク 資金繰りリスクについては、流動性リスクの一環として適切に管理しておりますが、経済的損失や社会的信用失墜により資金の調達自体が不能となる、もしくは通常より著しく不利な条件での資金調達等を余儀なくされることになった場合、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12)その他のリスク ①当社グループの経営戦略、事業戦略が奏功しないリスク 当社グループは2026年4月に公表した「中期経営戦略2026」に基づき、様々な経営戦略、事業戦略を実施しておりますが、各種要因によりこれらの戦略が当初想定していた結果をもたらさず、収益性が悪化した場合、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②特定地域経済への依存に係るリスク 当社グループの主要な子会社である株式会社北國銀行は、石川県を主要な営業基盤としており、同地域向けの貸出の比率が総貸出金の約4分の3を占めております。貸出金や信用リスクの増減等は、石川県の景気動向に影響を受けるおそれがあり、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③災害リスク 災害リスクについては、非常時に備え体制を整え、訓練を繰り返し、改善を行っており、そのリスクを適切に管理しておりますが、大規模な災害が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④固定資産の減損会計 当社グループが保有する固定資産については、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。これにより保有する固定資産に減損損失が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤持株会社のリスク 当社は銀行持株会社であるため、その収入の大部分を傘下の銀行子会社から受領する配当金等に依存しております。一定の状況下で、様々な規制上又は契約上の制限により、その金額が制限される場合があります。また、銀行子会社が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当等を支払えない状況が生じた場合には、当社株主に対する配当の支払いが不可能となる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)18,845字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 この「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」は、経営成績等(財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況)に重要な影響を与えた事象や要因を経営者の視点から分析・検討したものです。なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 わが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、内需を中心として緩やかな回復基調を維持しました。一方、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の上昇により、物価や企業収益への影響が懸念されるほか、中東向け輸出減少の影響が懸念される局面もみられました。また、日本銀行による政策金利の引き上げや長期金利上昇による国内経済に与える影響については、今後も注視が必要となっています。 当地経済は、雇用・所得環境の改善を背景に持ち直した状況が続きました。個人消費や観光は概ね堅調に推移し、生産活動や設備投資も回復傾向がみられました。一方、原油価格上昇による資材・物流コストへの影響や、海外経済の不確実性が企業の収益見通しに影響する場面もあり、今後の動向には引き続き注意が必要となっています。 このような環境の中、当社グループの2026年3月期の連結ベースの経営成績は以下の通りとなりました。 主要勘定では、預金(譲渡性預金含む)は、主に公金預金が減少し、前期末比936億円減少の4兆7,912億円となりました。貸出金は、主に事業性貸出が増加し、前期末比4,178億円増加の3兆173億円となりました。有価証券は前期末比110億円増加の1兆8,831億円となりました。 損益面におきましては、経常収益は、貸出金利息や株式等売却益の増加等により、前期比775億26百万円増加の1,671億2百万円となりました。経常費用は、預金利息や国債等債券売却損の増加等により前期比700億67百万円増加の1,473億45百万円となりました。この結果、経常利益は前期比74億58百万円増加の197億56百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は前期比45億12百万円増加の126億32百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次の通りとなりました。 (銀行業) 当セグメントにおきましては、経常収益は前期比762億58百万円増加の1,522億96百万円、セグメント利益は前期比73億3百万円増加の191億83百万円となりました。 (リース業) 当セグメントにおきましては、経常収益は前期比14億60百万円増加の153億51百万円、セグメント利益は前期比1億19百万円増加の5億64百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加等により△2,557億98百万円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による収入等により93億62百万円、財務活動によるキャッシュ・フローは、劣後特約付社債の償還による支出等により△278億54百万円となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は期首に比べ2,742億80百万円減少の1兆3,679億56百万円となりました。 ③国内業務・国際業務部門別収支 資金運用収益は、国内業務部門で638億98百万円、国際業務部門で50億98百万円、全体で687億96百万円となりました。 資金調達費用は、国内業務部門で138億29百万円、国際業務部門で44億24百万円、全体で180億53百万円となり、資金運用収支は全体で507億43百万円となりました。 また、役務取引等収支は、86億65百万円となり、その他業務収支は、△565億86百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額 (△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   37,914   △468   -   37,446 当連結会計年度   50,069   673   -   50,743 うち資金運用収益   前連結会計年度   42,357   4,991   62   47,287 当連結会計年度   63,898   5,098   200   68,796 うち資金調達費用   前連結会計年度   4,442   5,459   62   9,840 当連結会計年度   13,829   4,424   200   18,053 信託報酬   前連結会計年度   0   -   -   0 当連結会計年度   0   -   -   0 役務取引等収支   前連結会計年度   7,132   66   -   7,199 当連結会計年度   8,579   86   -   8,665 うち役務取引等収益   前連結会計年度   10,993   114   -   11,107 当連結会計年度   12,660   149   -   12,810 うち役務取引等費用   前連結会計年度   3,861   47   -   3,908 当連結会計年度   4,080   63   -   4,144 その他業務収支   前連結会計年度   △467   △3,287   -   △3,755 当連結会計年度   △52,263   △4,323   -   △56,586 うちその他業務収益   前連結会計年度   15,194   1,151   -   16,345 当連結会計年度   18,048   73   -   18,122 うちその他業務費用   前連結会計年度   15,661   4,439   -   20,101 当連結会計年度   70,311   4,397   -   74,708 (注)1 「国内業務部門」とは、円建諸取引に係る損益等であり、「国際業務部門」とは外貨建諸取引、円建貿易手形及び円建対非居住者諸取引(非居住者円貨証券を含む。)に係る損益等であります。なお、連結子会社は「国内業務部門」に含めております。(以下の表についても同様であります。) 2 資金運用収益及び資金調達費用の相殺消去額(△)は、「国内業務部門」と「国際業務部門」の間の資金貸借の利息であります。 3 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度11百万円、当連結会計年度33百万円)を控除して表示しております。 ④国内業務・国際業務部門別資金運用/調達の状況 資金運用勘定は、国内業務部門において平均残高で5兆7,174億円となり、利息額は638億98百万円、利回りは1.11%となりました。国際業務部門においては平均残高で1,752億78百万円となり、利息額は50億98百万円、利回りは2.90%となりました。また、資金調達勘定は、国内業務部門において平均残高で5兆5,901億円となり、利息額は138億29百万円、利回りは0.24%となりました。国際業務部門においては平均残高で1,811億20百万円となり、利息額は44億24百万円、利回りは2.44%となりました。 a.国内業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   5,361,084   42,357   0.79% 当連結会計年度   5,717,478   63,898   1.11% うち貸出金   前連結会計年度   2,421,898   25,871   1.06% 当連結会計年度   2,848,686   35,186   1.23% うち商品有価証券   前連結会計年度   4   0   0.02% 当連結会計年度   7   -   - うち有価証券   前連結会計年度   1,497,726   12,802   0.85% 当連結会計年度   1,787,641   22,579   1.26% うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   471,611   1,395   0.29% 当連結会計年度   323,206   2,001   0.61% うち預け金   前連結会計年度   871,201   2,134   0.24% 当連結会計年度   663,333   3,766   0.56% 資金調達勘定   前連結会計年度   5,231,936   4,442   0.08% 当連結会計年度   5,590,177   13,829   0.24% うち預金   前連結会計年度   4,623,408   2,294   0.04% 当連結会計年度   4,703,394   7,807   0.16% うち譲渡性預金   前連結会計年度   6,976   11   0.16% 当連結会計年度   22,503   56   0.25% うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   254,099   631   0.24% 当連結会計年度   286,421   1,560   0.54% うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   333,387   813   0.24% 当連結会計年度   567,332   3,251   0.57% うち借用金   前連結会計年度   6,325   33   0.52% 当連結会計年度   5,994   36   0.61% (注)1 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、株式会社北國銀行以外の連結子会社については、半期毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度366億84百万円、当連結会計年度380億99百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度135億円、当連結会計年度135億円)及び利息(前連結会計年度11百万円、当連結会計年度33百万円)をそれぞれ控除して表示しております。 b.国際業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   177,966   4,991   2.80% 当連結会計年度   175,278   5,098   2.90% うち貸出金   前連結会計年度   15,380   804   5.23% 当連結会計年度   11,672   530   4.54% うち商品有価証券   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   156,816   4,161   2.65% 当連結会計年度   157,070   4,536   2.88% うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - 資金調達勘定   前連結会計年度   182,853   5,459   2.98% 当連結会計年度   181,120   4,424   2.44% うち預金   前連結会計年度   7,986   69   0.87% 当連結会計年度   8,448   84   1.00% うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   17,784   923   5.19% 当連結会計年度   23,161   978   4.22% うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   97,344   4,584   4.70% 当連結会計年度   85,394   3,177   3.72% うち借用金   前連結会計年度   55   3   5.66% 当連結会計年度   16   0   4.84% (注)1 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。 2 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度27百万円、当連結会計年度29百万円)を控除して表示しております。 c.合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り (%) 小計   相殺 消去額 (△)   合計   小計   相殺 消去額 (△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   5,539,051   59,450   5,479,600   47,349   62   47,287   0.86% 当連結会計年度   5,892,756   61,570   5,831,186   68,996   200   68,796   1.17% うち貸出金   前連結会計年度   2,437,278   -   2,437,278   26,676   -   26,676   1.09% 当連結会計年度   2,860,358   -   2,860,358   35,716   -   35,716   1.24% うち商品有価証券   前連結会計年度   4   -   4   0   -   0   0.02% 当連結会計年度   7   -   7   -   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   1,654,543   -   1,654,543   16,964   -   16,964   1.02% 当連結会計年度   1,944,712   -   1,944,712   27,115   -   27,115   1.39% うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   471,611   -   471,611   1,395   -   1,395   0.29% 当連結会計年度   323,206   -   323,206   2,001   -   2,001   0.61% うち預け金   前連結会計年度   871,201   -   871,201   2,134   -   2,134   0.24% 当連結会計年度   663,333   -   663,333   3,766   -   3,766   0.56% 資金調達勘定   前連結会計年度   5,414,789   59,450   5,355,338   9,902   62   9,840   0.18% 当連結会計年度   5,771,297   61,570   5,709,726   18,253   200   18,053   0.31% うち預金   前連結会計年度   4,631,394   -   4,631,394   2,364   -   2,364   0.05% 当連結会計年度   4,711,843   -   4,711,843   7,891   -   7,891   0.16% うち譲渡性預金   前連結会計年度   6,976   -   6,976   11   -   11   0.16% 当連結会計年度   22,503   -   22,503   56   -   56   0.25% うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   271,884   -   271,884   1,555   -   1,555   0.57% 当連結会計年度   309,582   -   309,582   2,538   -   2,538   0.81% うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   430,731   -   430,731   5,398   -   5,398   1.25% 当連結会計年度   652,726   -   652,726   6,428   -   6,428   0.98% うち借用金   前連結会計年度   6,381   -   6,381   36   -   36   0.57% 当連結会計年度   6,011   -   6,011   37   -   37   0.62% (注)1 資金運用勘定及び資金調達勘定の相殺消去額(△)は、「国内業務部門」と「国際業務部門」の間の資金貸借額の平均残高及び利息であります。 2 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度367億12百万円、当連結会計年度381億29百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度135億円、当連結会計年度135億円)及び利息(前連結会計年11百万円、当連結会計年度33百万円)をそれぞれ控除して表示しております。 ⑤国内業務・国際業務部門別役務取引の状況 全体で、役務取引等収益が128億10百万円、役務取引等費用が41億44百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   10,993   114   11,107 当連結会計年度   12,660   149   12,810 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   2,128   -   2,128 当連結会計年度   2,306   -   2,306 うち為替業務   前連結会計年度   2,109   104   2,214 当連結会計年度   2,280   141   2,421 うち信託関連業務   前連結会計年度   49   -   49 当連結会計年度   55   -   55 うち証券関連業務   前連結会計年度   747   -   747 当連結会計年度   793   -   793 うち代理業務   前連結会計年度   233   -   233 当連結会計年度   224   -   224 うち保証業務   前連結会計年度   274   9   283 当連結会計年度   255   8   264 役務取引等費用   前連結会計年度   3,861   47   3,908 当連結会計年度   4,080   63   4,144 うち為替業務   前連結会計年度   361   47   408 当連結会計年度   423   63   487 ⑥国内業務・国際業務部門別残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   4,876,599   8,210   4,884,810 当連結会計年度   4,723,508   8,300   4,731,808 うち流動性預金   前連結会計年度   3,474,820   -   3,474,820 当連結会計年度   3,447,185   -   3,447,185 うち定期預金   前連結会計年度   1,193,840   -   1,193,840 当連結会計年度   1,139,355   -   1,139,355 うちその他   前連結会計年度   207,939   8,210   216,149 当連結会計年度   136,967   8,300   145,267 譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   59,400   -   59,400 総合計   前連結会計年度   4,876,599   8,210   4,884,810 当連結会計年度   4,782,908   8,300   4,791,208 (注)流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金 ⑦国内業務・国際業務部門別貸出金残高の状況 a.業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)   2,599,491   100.00   3,017,344   100.00 製造業   329,861   12.69   359,057   11.90 農業,林業   5,790   0.22   7,250   0.24 漁業   365   0.01   336   0.01 鉱業,採石業,砂利採取業   640   0.03   560   0.02 建設業   103,205   3.97   107,920   3.58 電気・ガス・熱供給・水道業   33,231   1.28   52,704   1.75 情報通信業   19,062   0.73   27,738   0.92 運輸業,郵便業   47,448   1.83   74,532   2.47 卸売業,小売業   191,735   7.38   200,506   6.64 金融業,保険業   47,943   1.84   104,653   3.47 不動産業,物品賃貸業   196,066   7.54   275,494   9.13 各種サービス業   283,866   10.92   375,288   12.44 地方公共団体   393,951   15.16   517,336   17.14 その他   946,322   36.40   913,962   30.29 海外及び特別国際金融取引勘定分   -   -   -   - 合計   2,599,491   -   3,017,344   - (注) 国内には国内業務・国際業務部門の貸出金残高を含んでおります。 b.外国政府等向け債権残高(国別) 該当事項はありません。 ⑧国内業務・国際業務部門別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   551,229   -   551,229 当連結会計年度   892,185   -   892,185 地方債   前連結会計年度   428,083   -   428,083 当連結会計年度   259,472   -   259,472 短期社債   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - 社債   前連結会計年度   188,448   -   188,448 当連結会計年度   148,288   -   148,288 株式   前連結会計年度   127,296   -   127,296 当連結会計年度   41,536   -   41,536 その他の証券   前連結会計年度   430,263   146,749   577,013 当連結会計年度   435,765   105,882   541,648 合計   前連結会計年度   1,725,321   146,749   1,872,071 当連結会計年度   1,777,248   105,882   1,883,131 (注) 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 ⑨「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況 連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は株式会社北國銀行1社であります。 ○ 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表) 資産 科目   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 銀行勘定貸   136   100.00   37   100.00 合計   136   100.00   37   100.00 負債 科目   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 金銭信託   136   100.00   37   100.00 合計   136   100.00   37   100.00 ○ 元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残) 科目   前連結会計年度   当連結会計年度 金銭信託 (百万円)   貸付信託 (百万円)   合計 (百万円)   金銭信託 (百万円)   貸付信託 (百万円)   合計 (百万円) 銀行勘定貸   136   -   136   37   -   37 資産計   136   -   136   37   -   37 元本   136   -   136   37   -   37 負債計   136   -   136   37   -   37 (自己資本比率等の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースで算出しております。 なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては標準的計測手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2025年3月31日   2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   9.85%   9.10% 2.連結における自己資本の額   2,179   2,149 3.リスク・アセットの額   22,102   23,603 4.連結総所要自己資本額   884   944 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当社の連結子会社である株式会社北國銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返等の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2 危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3 要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4 正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 株式会社北國銀行(単体)の資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   287   249 危険債権   414   426 要管理債権   53   88 正常債権   32,486   39,348 生産、受注及び販売の実績 「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって重要な会計上の見積りの変更はありません。なお、当社が財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下の通りであります。 ・貸倒引当金の計上 当社グループの貸出金、支払承諾見返等の債権の残高は多額であり、経営成績等に対する影響が大きいため、会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。 当社グループにおける貸倒引当金の計上基準については「第5 経理の状況 1(1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 当社の経営者は、債権の評価にあたって用いた会計上の見積りは合理的であり、貸倒引当金は十分計上され、債権が回収可能な額として計上されていると判断しております。ただし、債権の評価には経営者が管理不能な不確実性が含まれております。このため、予測不能な前提条件の変化等により債権の評価が変動する可能性があり、この場合には、将来連結子会社が貸倒引当金を増額又は減額する可能性があります。 債務者区分の判定に当たっては、与信先の財務情報、将来見込情報、融資契約条件、取引履歴、その他の定性情報等の情報に基づき、これらを総合的に勘案した判断を行っておりますが、これらのうち、特に将来の業績改善を見込んだ経営改善計画や今後の経営改善計画の策定見込みなどの債務者に係る将来見込については、一定の仮定を置いて判断しております。 経営改善計画等の合理性及び実現可能性は、与信先を取り巻く経営環境の変化や与信先の事業戦略の成否、与信先に対する支援方針によって影響を受ける可能性があります。 当該仮定のもと現時点で入手可能な情報により債務者区分を判定し、貸倒引当金の見積りを行っております。 ・繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しており、会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。 当社の経営者は、繰延税金資産の計上にあたって用いた会計上の見積りは合理的であると判断しております。ただし、繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 ・固定資産の減損処理 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しており、会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。 当社の経営者は、固定資産の減損処理にあたって用いた会計上の見積りは合理的であると判断しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 ・退職給付債務 退職給付債務は、主に数理計算で設定される前提条件に基づいて計算しています。前提条件には、割引率、死亡率、一時金選択率、予想昇給率、退職率などの要素が含まれております。 当社グループの退職給付に係る会計処理の方法については「第5 経理の状況 1(1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 当社の経営者は、退職給付債務の計算にあたって用いた会計上の見積りは合理的であると判断しております。ただし、前提条件に変動が生じ退職給付債務が増加した場合、その影響は累積され将来の会計期間にわたって償却されるため、将来の退職給付費用に影響を与える可能性があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループを取り巻く経営環境は、日銀の金融政策修正による金利上昇の兆しや、物価上昇、米国の新政権による関税政策の変化などにより経済の不確実性が高まっている状況です。加えて生成AIやフィンテック技術の急激な加速に伴い、異業種の金融サービスへの参入やフィンテック企業が台頭したことで地方銀行の競争環境は一段と厳しくなっています。 地域経済の活性化や高齢化対策など地域課題への対応が求められ、お客さまの価値観も多様化する中で、銀行の枠を超え北陸地域だけでなく首都圏や海外への展開・発信を強化することで、未来を構想し、挑戦し、創造するビジョナリーリージョンを実現していきます。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、「3 事業等のリスク」に記載のリスクが挙げられます。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、銀行業の特性上自己資本比率規制を意識した資本の財源管理を行い、地域のお客さまよりお預かりした預金を財源に、地域の中小企業向け貸出を中心に運用しております。ALM管理による適切な運用調達を行うことで、安全性を保つことを目標としております。なお、自己資本比率(国内基準)は連結ベースで9.10%となっております。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 連結キャッシュ・フロー計算書の状況を以下の通り分析しております。営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加等により2,557億98百万円減少、投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による収入等により93億62百万円増加、財務活動によるキャッシュ・フローは、劣後特約付社債の償還による支出等により278億54百万円減少、現金及び現金同等物の期末残高は期初に比べ2,742億80百万円減少の1兆3,679億56百万円となりました。 資本の財源及び資金の流動性については以下の通りであります。当面の設備投資、成長分野への投資ならびに株主還元等は主に自己資金で対応する予定であります。 また、当社グループは正確な資金繰りの把握及び資金繰りの安定に努めるとともに、適切なリスク管理体制の構築を図っております。貸出金や有価証券の運用については、大部分を顧客からの預金にて調達するとともに、必要に応じて外貨建てを中心にコールマネー等により資金調達を行っております。なお、資金の流動性の状況等については定期的にグループ戦略会議に報告しております。 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)当連結会計年度の経営成績の分析 前連結会計年度 (百万円)(A)   当連結会計年度 (百万円)(B)   増減(百万円) (B)-(A) 資金運用収支 ①   37,446   50,743   13,296 資金運用収益   47,287   68,796   21,509 資金調達費用   9,840   18,053   8,212 信託報酬 ②   0   0   0 役務取引等収支 ③   7,199   8,665   1,466 役務取引等収益   11,107   12,810   1,703 役務取引等費用   3,908   4,144   236 その他業務収支 ④   △3,755   △56,586   △52,831 その他業務収益   16,345   18,122   1,776 その他業務費用   20,101   74,708   54,607 連結業務粗利益(=①+②+③+④) ⑤(注)   40,891   2,823   △38,067 営業経費 ⑥   34,274   40,781   6,507 貸倒償却引当等費用 ⑦   6,076   6,585   509 一般貸倒引当金繰入額   △3,664   △588   3,075 個別貸倒引当金繰入額   9,672   7,048   △2,624 貸出金償却   59   74   15 債権売却損他   8   50   42 償却債権取立益等 ⑧   419   2,301   1,881 株式等関係損益 ⑨   11,121   61,615   50,494 その他 ⑩(注)   217   384   167 経常利益(=⑤-⑥-⑦+⑧+⑨+⑩)⑪   12,298   19,756   7,458 特別損益 ⑫   △660   △1,910   △1,249 特別利益   17   7   △9 特別損失   677   1,917   1,240 税金等調整前当期純利益(=⑪+⑫) ⑬   11,638   17,846   6,208 法人税、住民税及び事業税 ⑭   3,510   7,061   3,550 法人税等調整額 ⑮   △311   △2,149   △1,838 法人税等合計(=⑭+⑮) ⑯   3,199   4,911   1,711 当期純利益(=⑬-⑯)⑰   8,438   12,935   4,497 非支配株主に帰属する当期純利益 ⑱   317   302   △15 親会社株主に帰属する当期純利益(=⑰-⑱)   8,120   12,632   4,512 (注)1 連結業務粗利益=(資金運用収益-資金調達費用)+信託報酬+(役務取引等収益-役務取引等費用)+(その他業務収益-その他業務費用) 2 資金調達費用から金銭の信託運用見合費用を控除しており、該当分を「その他」に含めています。 ア 連結業務粗利益(資金運用収支+信託報酬+役務取引等収支+その他業務収支) ・資金運用収支 資金運用収益は、貸出金利息や有価証券利息配当金の増加等により、前期比215億9百万円増加し、資金調達費用については預金利息の増加等により、前期比82億12百万円増加となり、結果として、資金運用収支は前期比132億96百万円増加の507億43百万円となりました。 ・役務取引等収支 役務取引等収益は、コンサルティング収益の増加や各種手数料の見直し等により、前期比17億3百万円増加し、役務取引等費用は、提携ATM手数料の増加等により、前期比2億36百万円増加となり、結果として、役務取引等収支は前期比14億66百万円増加の86億65百万円となりました。 ・その他業務収支 国債等債券売却損の増加等により、その他業務収支は前期比528億31百万円減少の△565億86百万円となりました。 イ 経常利益 ・営業経費 物件費の増加等により、営業経費は前期比65億7百万円増加し、407億81百万円となりました。 ・貸倒償却引当等費用 貸倒引当金繰入の増加等により、貸倒償却引当等費用は、前期比5億9百万円増加の、65億85百万円となりました。 ・株式等関係損益 株式等売却益の増加等により、株式等関係損益は前期比504億94百万円増加の、616億15百万円となりました。 その他、償却債権取立益等が前期比18億81百万円増加し、23億1百万円となりました。結果、経常利益は前期比74億58百万円増加の197億56百万円となりました。 ウ 特別損益及び当期純利益 ・特別損益 特別利益は、前期比9百万円減少しました。また、特別損失は、前期比12億40百万円増加しました。結果として、特別損益は前期比12億49百万円減少の△19億10百万円となりました。 また、法人税等合計は、前期比17億11百万円増加の49億11百万円となりました。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比45億12百万円増加の126億32百万円となりました。 (2)当連結会計年度の財政状態の分析 ア 預金等 前連結会計年度 (億円)A   当連結会計年度 (億円)B   増減(億円) (B)-(A) 預金等(末残)   48,848   47,912   △936 うち個人預金   30,075   29,987   △87 譲渡性預金を含めた預金等は、主に公金預金が減少し、前期末比936億円減少の4兆7,912億円となりました。 イ 貸出金 前連結会計年度 (億円)A   当連結会計年度 (億円)B   増減(億円) (B)-(A) 貸出金(末残)   25,994   30,173   4,178 うち住宅ローン   9,281   9,084   △197 貸出金は、主に事業性貸出が増加し、前期末比4,178億円増加の3兆173億円となりました。 ウ 連結リスク管理債権 前連結会計年度 (億円)A   当連結会計年度 (億円)B   増減(億円) (B)-(A) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   295   254   △40 危険債権   418   429   10 三月以上延滞債権額   10   8   △1 貸出条件緩和債権額   43   80   36 合 計   767   772   5 連結リスク管理債権は、前期末比5億円増加し、772億円となりました。 エ 有価証券 前連結会計年度 (億円)A   当連結会計年度 (億円)B   増減(億円) (B)-(A) 有価証券(末残)   18,720   18,831   110 国債   5,512   8,921   3,409 地方債   4,280   2,594   △1,686 社債   1,884   1,482   △401 株式   1,272   415   △857 その他の証券   5,770   5,416   △353 有価証券については、国債が増加し、前期末比110億円増加の1兆8,831億円となりました。 なお、投資信託はその他の証券に含まれております。 (3)当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析 前連結会計年度 (億円)(A)   当連結会計年度 (億円)(B)   増減(億円) (B)-(A) 営業活動によるキャッシュ・フロー   4,903   △2,557   △7,461 うち貸出金の純増(△)減   △1,809   △4,182   △2,372 うち預金の純増減(△)   2,051   △936   △2,987 うちコールローン等の純増(△)減   140   366   225 うちコールマネー等の純増減(△)   1,363   △141   △1,505 うち債券貸借取引受入担保金の純増減(△)   2,806   2,399   △406 投資活動によるキャッシュ・フロー   △4,129   93   4,223 うち有価証券の取得による支出   △5,978   △10,091   △4,112 うち有価証券の売却による収入   1,296   8,926   7,629 うち有価証券の償還による収入   519   1,234   715 財務活動によるキャッシュ・フロー   △57   △278   △221 うち劣後特約付社債の償還による支出   -   △200   △200 うち配当金の支払額   △26   △38   △11 うち自己株式の取得による支出   △30   △40   △9 ア 営業活動によるキャッシュ・フロー 貸出金の増加、預金の減少等により、前期比7,461億円減少の△2,557億円となりました。 イ 投資活動によるキャッシュ・フロー 有価証券の売却による収入の増加等により、前期比4,223億円増加の93億円となりました。 ウ 財務活動によるキャッシュ・フロー 劣後特約付社債の償還による支出の増加等により、前期比221億円減少の△278億円となりました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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