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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

紀陽銀行

The Kiyo Bank, Ltd.8370 · Prime · 銀行業

和歌山・大阪を地盤とする地域銀行。預貸業務を中心に、リース・クレジットカード等の周辺金融サービスをグループで展開。

概要

紀陽銀行は、和歌山県と大阪府を主要な営業地盤とする地方銀行である。1895年に貯蓄銀行として創業し、現在は預金・貸出を中核に、グループ8社を通じてリース、クレジットカード、信用保証、投資など総合金融サービスを提供する。2026年3月期の連結経常収益は1,149億円、純利益は218億円に達する見込みである。

預貸業務が稼ぐ収益の柱

銀行業セグメントが連結経常収益の約9割を占める中核事業である。2026年3月期の貸出金残高は4兆3,446億円で、前年比1,985億円増加した。内訳は中小企業向け貸出が中心で、同行はこの分野に経営資源を集中させている。預金等残高は4兆9,455億円で、譲渡性預金を含む。これら預貸業務から生じる資金運用収益は743億円に上り、うち国内業務部門が565億円、国際業務部門が25億円を計上した。役務取引等収益は190億円で、信用保証や為替手数料などが含まれる。これらの収益から経費を差し引いた銀行業セグメントの経常利益は306億円であり、グループ全体の収益基盤を形成している。

リース・クレジットなどグループ8社の役割

同行の連結子会社8社は、銀行業務だけではカバーしきれない金融ニーズを補完する。紀陽リースが機械設備等のリースを、紀陽カードと紀陽カードディーシーがクレジットカード発行・加盟店業務を担う。阪和信用保証は住宅ローン等の債務保証を提供し、紀陽キャピタルマネジメントは投資事業組合を運営する。紀陽情報システムはプログラム開発と計算受託を行い、同行のデジタル化を支える。2026年3月期、その他セグメントの経常収益は148億円、経常利益は17億円であった。これらの非銀行収益が連結収益の多様化に貢献している。

和歌山・大阪に107の拠点を配置

同行の本店は和歌山市に置かれ、営業エリアは和歌山県と大阪府が中心である。2026年3月現在、本店・支店107、出張所7の合計114拠点を有する。ただしブランチインブランチ方式による移転統合後の有人拠点数は79にとどまり、効率化を進めている。同行は地域密着型の営業を標榜し、産学官連携による地域活性化にも取り組む。第7次中期経営計画では、中小企業取引を起点としたビジネスモデルへの変革を掲げており、地域金融リーディンググループとしての機能発揮を目指す。

中計で掲げるROE8%超と収益目標

2026年3月期の連結自己資本比率は12.26%であり、国内基準を上回る水準にある。ROEは9.0%に達し、第7次中期経営計画(2024〜2027年度)の目標である8%以上を達成した。親会社株主に帰属する当期純利益は218億円で、計画の210億円を上回った。顧客向けサービス業務利益(単体)は228億円であり、目標の220億円を超えている。最終年度の2027年3月期には、連結純利益210億円以上、ROE8%以上、自己資本比率10〜11%程度を目指すとしている。財務基盤の強化と収益力向上が両立している。

業界の中での役割は地域金融機関にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,149億円
経常利益
324億円
利益率
28.2%
純利益
218億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業主力

本店・支店・出張所において、個人・法人向けに預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務等を提供。地域密着型の金融サービスが中心。

主な製品・サービス4
預金業務
当座預金、普通預金、定期預金等の預金商品を個人・法人顧客に提供。
貸出業務
事業性融資、住宅ローン、カードローン等の貸出商品を個人・法人顧客に提供。
内国為替業務
国内の振込・送金等の為替取引を提供。
外国為替業務
外貨預金、外国送金等の対外取引サービスを提供。

02その他金融サービス準主力

グループ会社を通じて、リース業務、クレジットカード業務、信用保証業務、投資業務等を提供。銀行以外の金融ニーズに対応。

主な製品・サービス4
リース業務
紀陽リース株式会社が、機械設備・事務機器等のリースを提供。
クレジットカード業務
株式会社紀陽カード及び株式会社紀陽カードディーシーが、クレジットカードの発行・加盟店開拓等を行う。
信用保証業務
阪和信用保証株式会社が、住宅ローン等の債務保証を提供。
投資業務
紀陽キャピタルマネジメント株式会社が、投資事業組合の運営等を行う。

製品と技術

個人・法人向け預金、融資、為替の三本柱

紀陽銀行の銀行業セグメントは、個人・法人顧客向けに預金業務(当座・普通・定期預金)、貸出業務(事業性融資・住宅ローン・カードローン)、内国為替業務(振込・送金)、外国為替業務(外貨預金・外国送金)を提供する。2026年3月期の貸出金残高は4兆3,446億円、預金等残高は4兆9,455億円と、地域銀行として一定の規模を持つ。資金運用収益743億円のうち預貸金利ざやが主要な源泉であり、役務取引等収益190億円には為替手数料や保証料が含まれる。これらの伝統的業務が収益の基盤である。

グループ会社が提供するリース、クレジット、保証

紀陽リース株式会社は機械設備や事務機器のリースを手掛ける。株式会社紀陽カードと株式会社紀陽カードディーシーはクレジットカードの発行と加盟店開拓を行い、JCBブランドとDCブランドを運営する。阪和信用保証株式会社は住宅ローン等の債務保証を提供し、融資の与信リスクを軽減する役割を果たす。これらのグループ会社は、銀行単体ではカバーしにくい金融ニーズを補完し、役務収益の拡大に貢献している。2026年3月期のその他セグメント収益は148億円に達した。

紀陽情報システムと紀陽キャピタルマネジメントの機能

紀陽情報システム株式会社は、プログラムの作成・販売および計算受託業務を行い、同行のシステム開発と運用を支える。2021年には銀行業高度化等会社の認可を取得し、グループ内のDX推進を担う存在となった。紀陽キャピタルマネジメント株式会社は投資事業組合の運営を通じて、地域企業への成長資金供給や新規事業支援を行う。これらの子会社は、銀行本体の機能を補完し、収益源の多様化と地域経済への貢献を両立している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

地銀で販売力強く、関西地盤でリスク分散が課題

紀陽銀行は和歌山県を地盤とする地方銀行で、関西エリアでの顧客基盤を有する。売上高は848億円から1149億円へと堅調に増加。しかし、他の地銀と同様に金利低下や人口減少が課題。同業のいよぎんホールディングスやしずおかフィナンシャルグループと比較し、規模は中位だが、地元密着型の営業力が強み。一方、収益の多くを貸出金利に依存しており、非金利収入の拡大が急務。地域経済の活性化とともに、収益源の多様化が今後の成長ポイント。

強み

  • 和歌山を中心に顧客とのリレーションを構築し、安定的な収益。
  • 3期連続で増収、地域経済の回復を反映。
  • 地盤エリアで高い預金シェアを確保。
  • 自己資本比率が高く、経営の安定性を確保。

課題

  • 超低金利で貸出金利が低下し、収益力が低下。
  • 地盤エリアでの人口減で融資需要が減少傾向。
  • 金利収入依存が高く、非金利収入の拡大が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字が紀陽銀行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18381山陰合同銀行4,130億円17.6倍
28410セブン銀行4,017億円28.1倍
38388阿波銀行3,880億円24.5倍
48544京葉銀行3,563億円21.4倍
58522名古屋銀行3,525億円17.3倍
68370紀陽銀行3,378億円14.8倍
78361大垣共立銀行3,377億円17.6倍
88341七十七銀行3,046億円16.4倍
98714池田泉州ホールディングス3,029億円17.4倍
108346東邦銀行2,475億円19.8倍
118360山梨中央銀行2,367億円22.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 47件

貯蓄銀行から普通銀行へ転換した創業期

1895年5月、貯蓄銀行条例に基づき株式会社紀陽貯蓄銀行が資本金5万円で和歌山市に設立された。1921年には和歌山無尽株式会社が設立され、無尽(互助的金融)を提供した。翌1922年1月、紀陽貯蓄銀行は普通銀行に転換し商号を株式会社紀陽銀行に改称、預金・貸出業務を開始した。これにより地域密着型の商業銀行としての基盤が形成された。設立時の小資本から出発したが、後の拡大の出発点となった。

戦後合併と相互銀行法対応で事業構造を変化させた1945〜1951年

1945年6月、紀陽銀行は紀伊貯蓄銀行を吸収合併し、規模を拡大した。戦後の混乱期、1951年10月には相互銀行法の施行に伴い、和歌山無尽株式会社が株式会社和歌山相互銀行に商号変更。無尽から相互銀行へと法的形態を変え、預金・貸出業務を継続した。これら二行は後に統合されることになり、戦後の金融制度再編に対応しながら地域金融の役割を果たした。

外国為替開始から上場、全店オンライン化の1961〜1975年

1961年5月、紀陽銀行は外国為替業務を開始し、国際取引に対応した。1973年10月に大阪・東京両証券取引所市場第二部に上場し、1975年3月には第一部に指定替えとなった。同年5月には全店オンラインシステムが完成し、店舗間の即時取引が可能となった。これにより業務効率が飛躍的に向上し、預金・貸出の拡大を支えるインフラが整った。1970年代の高度成長期に同行の成長基盤が固まった。

グループ会社の設立と新オンラインシステム導入の1987〜1993年

1987年から1993年にかけて、紀陽銀行はグループ会社を相次いで設立した。1987年には紀陽銀スタッフサービス設立、1988年に第3次総合オンラインシステム稼動、1990年に紀陽カードサービス・紀陽カードジェーシービー・紀陽カードディーシーを設立し、クレジットカード事業に参入。1993年には新総合オンラインシステムが稼動した。これによりグループ体制の基礎が固まり、銀行以外の金融サービス提供が可能となった。

不良債権処理と優先株発行、和歌山銀行との合併1999〜2006年

1999年12月、紀陽銀行は第一回優先株式344億円を発行し、資本増強を図った。2002年3月には第三者割当増資で普通株式238億円を発行し、財務体質改善を進めた。2003年には陽和ビジネスサービスを吸収合併。2006年2月、和歌山銀行と共同株式移転により株式会社紀陽ホールディングスを設立し、同年10月に両行は合併した。これにより和歌山県内の銀行統合が実現し、経営基盤が強化された。

新基幹系システム稼動と持株会社統合、プライム市場移行2010〜2022年

2010年5月、新基幹系システム「BankVision」が稼動し、業務の標準化と効率化を実現した。2013年10月、紀陽ホールディングスと合併し、同時に東京証券取引所市場第一部に上場した。2021年には紀陽ビジネスサービスが紀陽パートナーズに商号変更、紀陽キャピタルマネジメント設立、紀陽情報システムが銀行業高度化等会社の認可を取得するなどグループ再編を実施。2022年4月、市場区分の見直しによりプライム市場へ移行した。

年表47件を開く

1890年代

  • 1895年5月創業貯蓄銀行条例による設立許可(4月)を受け、株式会社紀陽貯蓄銀行設立(設立日 5月2日、資本金 5万円、本店 和歌山市)。

1920年代

  • 1921年1月創業和歌山無尽株式会社設立。
  • 1922年1月株式会社紀陽貯蓄銀行、普通銀行に転換し、商号を株式会社紀陽銀行に改称。

1940年代

  • 1945年6月M&A株式会社紀陽銀行、紀伊貯蓄銀行を合併。

1950年代

  • 1951年10月商号変更和歌山無尽株式会社、相互銀行法の施行にともない、商号を株式会社和歌山相互銀行に変更。
  • 1956年8月創業陽和地所株式会社設立。

1960年代

  • 1961年5月株式会社紀陽銀行、外国為替業務取扱開始。

1970年代

  • 1973年10月上場株式会社紀陽銀行、大阪証券取引所及び東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1975年3月上場株式会社紀陽銀行、大阪証券取引所及び東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 1975年5月株式会社紀陽銀行、全店オンラインシステム完成。
  • 1979年2月株式会社紀陽銀行、第2次総合オンラインシステム稼動。
  • 1979年7月創業阪和信用保証株式会社設立。

1980年代

  • 1981年11月株式会社紀陽銀行、海外コルレス業務開始。
  • 1982年12月創業紀陽ビジネスサービス株式会社設立。
  • 1985年6月株式会社紀陽銀行、債券ディーリング業務開始。
  • 1987年4月創業紀陽銀スタッフサービス株式会社設立。
  • 1987年6月株式会社紀陽銀行、担保附社債信託法に基づく担保附社債受託業務開始。
  • 1987年10月株式会社紀陽銀行、第1回国内無担保転換社債100億円発行。
  • 1988年5月株式会社紀陽銀行、第3次総合オンラインシステム稼動。
  • 1989年2月M&A株式会社和歌山相互銀行、金融機関の合併及び転換に関する法律に基づき普通銀行へ転換。商号を株式会社和歌山銀行に変更。

1990年代

  • 1990年9月創業株式会社紀陽カードサービス、株式会社紀陽カードジェーシービー、株式会社紀陽カードディーシー設立。
  • 1993年5月株式会社紀陽銀行、新総合オンラインシステム稼動。
  • 1993年9月株式会社紀陽銀行、信託代理店業務開始。
  • 1996年1月創業紀陽リース株式会社設立。
  • 1996年6月創業紀陽キャピタル株式会社設立。
  • 1998年12月株式会社紀陽銀行、証券投資信託の窓口販売業務開始。
  • 1999年5月株式会社紀陽銀行、和歌山県商工信用組合の事業譲受け。
  • 1999年8月M&A陽和地所株式会社、紀陽ビジネスサービス株式会社及び紀陽銀スタッフサービス株式会社の3社は、存続会社を陽和地所株式会社、合併後の会社名を陽和ビジネスサービス株式会社として合併。
  • 1999年12月株式会社紀陽銀行、第一回優先株式344億円発行。

2000年代

  • 2000年7月M&A紀陽リース株式会社、紀陽キャピタル株式会社は、存続会社を紀陽リース株式会社、合併後の会社名を紀陽リース・キャピタル株式会社として合併。
  • 2000年9月M&A株式会社紀陽カードサービス、株式会社紀陽カードジェーシービーは、存続会社を株式会社紀陽カードジェーシービー、合併後の会社名を株式会社紀陽カードとして合併。
  • 2001年4月株式会社紀陽銀行、損害保険の窓口販売業務開始。
  • 2002年3月株式会社紀陽銀行、第三者割当増資による普通株式238億円発行。
  • 2002年10月株式会社紀陽銀行、生命保険の窓口販売業務開始。
  • 2003年9月M&A陽和ビジネスサービス株式会社が、会社分割により、紀陽ビジネスサービス株式会社を新設。株式会社紀陽銀行が、陽和ビジネスサービス株式会社を吸収合併。
  • 2006年1月上場株式会社紀陽銀行、大阪証券取引所及び東京証券取引所における上場の廃止。
  • 2006年2月創業株式会社和歌山銀行と共同株式移転方式により、持株会社「株式会社紀陽ホールディングス」設立。
  • 2006年3月株式会社紀陽銀行、第三者割当増資による第2回優先株式80億円発行。
  • 2006年10月M&A株式会社紀陽銀行と株式会社和歌山銀行は、存続会社を株式会社紀陽銀行として合併。
  • 2006年11月第三者割当増資による第二種優先株式315億円発行。

2010年代

  • 2010年5月新基幹系システム「BankVision」稼動。
  • 2013年10月上場株式会社紀陽ホールディングスと合併。東京証券取引所市場第一部に上場。

2020年代

  • 2021年1月創業紀陽ビジネスサービス株式会社が紀陽パートナーズ株式会社へ商号変更。また、同社は新設分割により紀陽ビジネスサービス株式会社を設立。
  • 2021年3月創業紀陽キャピタルマネジメント株式会社設立。
  • 2021年7月紀陽情報システム株式会社が銀行業高度化等会社の認可を取得。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2023年4月商号変更紀陽リース・キャピタル株式会社が紀陽リース株式会社へ商号変更。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE(連結)2027年3月期まで8.0%以上
  • 親会社株主に帰属する当期純利益(連結)2027年3月期まで210億円以上
  • 顧客向けサービス業務利益(単体)2027年3月期まで220億円以上
  • 自己資本比率(連結)2027年3月期まで10-11%程度

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    営業体制の最適化

    中小企業取引への経営資源投下、営業体制の効率化、役務収益の増強、資本効率を意識した貸出ポートフォリオの構築など、資本効率性を重視した営業活動を展開する。

  2. 02

    成長分野への戦略的投資

    グループ事業の成長と新たな収益基盤構築に向け、経営資源の最適配賦を進め、グループ収益の増強に取り組む。

  3. 03

    地域DXの推進

    人口減少を見据え、デジタル社会実現に向けたお客さまへのDX支援や産学官連携を進め、グループ会社と協業し地元地域のDX高度化に貢献する。

  4. 04

    地域未来の創造

    マテリアリティである「地域経済の発展」に資する活動を展開し、地域の持続可能性向上とサステナビリティ経営の高度化を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,473人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は605万円で、9期前と比べて+10.3%平均年齢は37.7歳、平均勤続年数は14.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月2,652
2018年3月2,625
2019年3月54937.914.82,541
2020年3月54338.014.82,518
2021年3月54238.215.02,491
2022年3月55038.615.42,391
2023年3月56638.815.72,310
2024年3月56638.415.22,352
2025年3月58538.014.82,390
2026年3月60537.714.42,473

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率27.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率108.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)51.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
銀行業 — 和歌山県133億円
銀行業 — 大阪府9,944百万円
銀行業 — 和歌山県3,711百万円
銀行業 — 和歌山県 他2,197百万円
銀行業 — 東京都1,611百万円
銀行業 — 奈良県520百万円
その他 — 和歌山県436百万円
銀行業 — 和歌山県310百万円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    紀陽ビジネスサービス(株)
    和歌山県 和歌山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    紀陽パートナーズ(株)
    和歌山県 和歌山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    阪和信用保証(株)
    和歌山県 和歌山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    紀陽リース(株)
    和歌山県 和歌山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    紀陽キャピタルマネジメント(株)
    和歌山県 和歌山市 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    紀陽情報システム(株)
    和歌山県 和歌山市 · 連結子会社
    議決権80.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    令和3年度地域雇用創造利子補給金(戦略産業雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2021-07-05
    22万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,149億円経常利益324億円前期と比べると増収増益で、売上が+16.4%、利益が+39.1%。

売上高
+16.4%
1,149億円
経常利益
+39.1%
324億円
純利益
+23.9%
218億円
利益率
28.2%
前期比 +4.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,149億円
純利益250億円218億円
1株あたり配当¥137

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は357億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+81.2%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q216−101
2024年1Q19732
2024年2Q20633
2024年3Q21136
2024年4Q23449
2025年2Q45876
2025年4Q529100
2026年2Q52989
2026年4Q620129
2027年1Q35775

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は850億円から1,149億円へ1.4倍に増えた。経常利益率は34.0%から28.2%になった。経常収益は5期、純利益は3期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
株式会社紀陽ホールディングスと合併。東京証券取引所市場第一部に上場。
2013年3月85028934.0199
2014年3月76314919.5105
2015年3月74315320.6113
2016年3月81621526.3170
2017年3月75513618.0110
2018年3月74317623.7117
2019年3月74418224.5116
2020年3月86821725.0137
紀陽ビジネスサービス株式会社が紀陽パートナーズ株式会社へ商号変更。また、同社は新設分割により紀陽ビジネスサービス株式会社を設立。
2021年3月78920425.9136
2022年3月81624329.8155
紀陽リース・キャピタル株式会社が紀陽リース株式会社へ商号変更。
2023年3月844516.039
2024年3月84820123.7150
2025年3月98723323.6176
2026年3月1,14932428.2218

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益1,149億円のうち、経常利益として残るのは324億円28.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は218億円、売上の19.0%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金71.8%825億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益28.2%324億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
28.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.5pt
19.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.1pt
9.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−83億円、投資CFが462億円で、差し引きのフリーCFは379億円期末の手元現金は8,377億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高兆円
2013年3月−8071,367−2300.12
2014年3月2,590−1,305−940.24
2015年3月1,493−1,177−1500.25
2016年3月1,494802−1790.47
2017年3月3,534−1,377−970.67
2018年3月−2,4681,997−320.62
2019年3月−1,8621,478−1490.57
2020年3月648−1,168−810.51
2021年3月7,152−21−441.22
2022年3月755874−461.38
2023年3月−5,8232,146−561.00
2024年3月1,151−1,306−270.98
2025年3月−1,862170−740.81
2026年3月−83462−720.84

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は6.1兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2,486億円で、自己資本比率は4.0%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月3.921,7783.744.5
2014年3月4.061,8293.884.4
2015年3月4.282,1534.065.0
2016年3月4.452,1494.234.8
2017年3月4.872,1804.654.4
2018年3月4.672,2934.444.8
2019年3月4.592,3404.355.0
2020年3月4.732,2034.514.6
2021年3月5.662,4575.424.3
2022年3月5.882,4295.644.1
2023年3月5.482,2385.264.0
2024年3月5.832,3815.594.1
2025年3月5.932,3625.694.0
2026年3月6.122,4865.874.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
1,899億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
5.9兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE79社中12位あたり、逆に低いのは自己資本比率79社中58位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.0%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
4.0%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率前期からの売上の伸び
16.4%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.7%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,020で、1年前と比べて+74.3%過去52週の値幅のなかでは94%の位置にある。

¥5,020-1.8%1ヶ月+8.9%1年+74.3%時価総額3,378億円
過去52週の値幅
安値¥2,747高値¥5,160

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.8倍
PER (会社予想)38.8倍
PBR1.30倍
配当利回り2.73%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は4885円。1年で73%上昇し、52週高値5160円に迫る。25日線4832円を上回り、75日線、200日線との乖離もプラス。7月末に出来高70万株超の急増を伴い4690円まで調整したが、8月に入り再び上昇基調を取り戻した。RSIは57.8と過熱感はない。年初来の上昇トレンドは継続中で、高値更新も視野に入る。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER 14.39 倍は業界平均 16.97 倍を下回り、予想 PER 37.8 倍と大きく悪化見込み。PBR 1.27 倍は銀行業としては高めで、平均 0.98 倍を上回る。ROE 9.04% は平均を上回る。配当利回り 2.8% は平均 2.38% を上回る。割安だが、予想 PER の悪化が懸念され、PBR 割高感がバランス要因。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.8倍17.5倍
PER (予想)38.8倍
PBR1.30倍1.01倍
ROE9.0%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高金利環境による利ざや改善と、地域経済の回復での貸出増加が期待される一方、地方銀行全体の構造課題である人口減少や金利競争激化が収益を圧迫する懸念がある。市場では、金利上昇による収益拡大を強気に評価する見方と、長期的な貸出需要減退やフィンテック参入の脅威を警戒する見方が対立している。また、近年の株価上昇によりバリュエーションが割高になったとの指摘もある。

プラスに働く材料7
  • 金利上昇で利ざや拡大

    政策金利の引き上げが続けば、貸出金利の上昇が預金金利を上回り、コア業務純益の改善が期待できる。

  • 地元経済の回復で貸出増

    和歌山・大阪の製造業や観光業の復調により、地場企業の設備投資・運転資金需要が高まる可能性がある。

  • ソリューション強化で手数料増

    事業承継・相続相談など非金利業務の拡充で、手数料収入の積み上げが見込める。

  • 純利益218億円への増益通年影響

    FY26純利益218億円はFY24比45%増。収益も1149億円へ拡大

  • 収益1149億円へ35%増収通年影響

    FY24収益848億円からFY26収益1149億円で増収率35%

  • ROE9.04%の高効率継続影響

    ROE9.04%は資本効率が高く、PBR1.26倍を支える

  • 配当利回り2.83%の魅力通年影響

    配当利回り2.83%は相対的に高く、インカム買いを集める

マイナスに働く材料7
  • 構造的な貸出需要の減少

    人口減少と地方経済の縮小により、長期的に融資先が減少し、貸出残高が伸び悩む懸念がある。

  • 金利競争の激化

    他行やネット銀行との金利競争で、貸出金利の引き上げが難しく、利ざやの拡大が限定的になる恐れがある。

  • 株価上昇でバリュエーション過熱

    過去1年で株価が約8割上昇し、PBR1.26倍は地方銀行として割高な水準にある。

  • 予想PER37.5倍の大幅減益決算発表後影響

    予想PER37.5倍に対応する純利益は約87億円で、現行218億円から大幅減

  • PBR1.26倍の割高感不定影響

    PBR1.26倍は1倍超えで、調整局面では割高感が重し

  • 純利益増益率23.9%の低さ通年影響

    FY26純利益増益率は23.9%と低く、成長鈍化が懸念

  • 1年79.5%上昇の反動不定影響

    1年間で79.5%上昇しており、反落リスクがある

次の決算で確かめる点
コア業務純益
本業の収益力を示し、金利環境の変化が業績に与える影響を測る指標。
貸出金利回り
利ざやの動向を反映し、金利上昇の恩恵を享受できるかを確認する。
非金利収益
手数料ビジネスの拡大状況を把握し、金利収入への依存度低下を評価する。
不良債権比率
地場企業の業況悪化懸念を察知し、資産の健全性を監視する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり137で、前期から+24.5%いまの株価に対する利回りは2.73%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥137
1株あたり
配当利回り
2.73%
いまの株価に対して
配当性向
42.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3524.0
2018年3月350.023.1
2019年3月350.022.1
2020年3月350.018.4
2021年3月350.018.4
2022年3月4014.318.9
2023年3月400.0104.1
2024年3月5025.023.4
2025年3月110120.044.9
2026年3月13724.542.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥137

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,733人。区分でいちばん多いのは事業法人35.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.6%を占め、残る43.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人37.838.238.138.537.635.7
個人・その他25.222.824.723.825.525.1
金融機関23.925.022.922.222.620.9
外国法人12.112.813.013.912.716.1
自己株式3.70.42.42.44.84.3
証券会社0.91.11.21.61.62.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.59
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.00
03紀陽フィナンシャルグループ従業員持株会3.68
04GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.04
05STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.88
06明治安田生命保険相互会社1.50
07株式会社ヤマヨテクスタイル1.48
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.28
09JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.23
10株式会社島精機製作所1.10

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+17%、1株純資産は14期で+70%。直近期のROEは9.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2912,26513.914.2
2014年3月1502,4866.08.817.3
2015年3月1572,9535.810.720.4
2016年3月2402,9978.05.314.1
2017年3月1583,0765.210.824.0
2018年3月1693,2515.310.023.1
2019年3月1693,3845.19.122.1
2020年3月2023,2026.17.918.4
2021年3月2013,6075.98.218.4
2022年3月2303,6366.46.018.9
2023年3月603,4021.724.8104.1
2024年3月2303,6186.58.123.4
2025年3月2733,6707.58.444.9
2026年3月3403,8429.011.342.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額343百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
松岡靖之取締役会長(代表取締役)7051,000
原口裕之取締役頭取 頭取執行役員(代表取締役)(監査部担当)6327,000
丸岡範夫取締役 専務執行役員(東京本部担当)6120,000
溝渕栄取締役 常務執行役員6115,000
向井守寿取締役 常務執行役員6015,000
山東弘之取締役 常務執行役員(管理本部、事務システム本部担当)5614,000
倉橋啓之取締役 監査等委員578,000
前田竜佐取締役 監査等委員566,000
西田恵取締役 監査等委員50
堀智子取締役 監査等委員642,000
足立基浩取締役 監査等委員582,000
藤原敏正取締役 監査等委員69
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢保有株数
徳丸武史取締役 上席執行役員5511,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7166991528140
取締役(社内)3383813
社外取締役424246

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容928字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当行及び当行の関係会社は、当行、連結子会社8社及び持分法非適用非連結子会社4社で構成され、銀行業を中心とした金融サービスに係る事業を行っております。 当行及び当行の関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (銀行業) 当行の本店及び支店等においては、預金業務、貸出業務、内国為替業務及び外国為替業務等を行っております。 (その他) 当行の関係会社においては、銀行業以外の金融サービスに係る事業を行っております。 紀陽ビジネスサービス株式会社においては事務代行業務、紀陽パートナーズ株式会社においては職業紹介業務、阪和信用保証株式会社においては信用保証業務、紀陽リース株式会社においてはリース業務、紀陽キャピタルマネジメント株式会社においては投資業務、株式会社紀陽カード及び株式会社紀陽カードディーシーにおいてはクレジットカード業務、紀陽情報システム株式会社においてはプログラム作成・販売、計算受託業務を行っております。 (銀行業)                   (2026年3月31日現在) 株式会社紀陽銀行   本店及び支店 107 出張所 7 (ブランチインブランチ方式による 移転統合後の有人拠点数 79) (☆は当行の連結子会社) (その他) ☆紀陽ビジネスサービス株式会社 (事務代行業務) ☆紀陽パートナーズ株式会社 (職業紹介業務) ☆阪和信用保証株式会社 (信用保証業務) ☆紀陽リース株式会社 (リース業務) ☆紀陽キャピタルマネジメント株式会社 (投資業務) ☆株式会社紀陽カード (クレジットカード業務) ☆株式会社紀陽カードディーシー (クレジットカード業務) ☆紀陽情報システム株式会社 (プログラム作成・販売、計算受託業務) (持分法非適用非連結子会社) 紀陽成長支援1号投資事業有限責任組合 紀陽成長支援2号投資事業有限責任組合 紀陽スタートアップデットファンド1号投資事業有限責任組合 紀陽ヘルスケアファンド1号投資事業有限責任組合
経営方針・対処すべき課題2,261字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。 (1) 経営理念 地域社会の繁栄に貢献し、地域とともに歩む 堅実経営に徹し、たくましく着実な発展をめざす (2) 長期ビジョン お客さまとの価値共創と企業変革への挑戦を続け、人が未来を創造する地域金融グループとなる 長期ビジョンに込めた想い ①お客さまとの価値共創 地域のお客さまの持続的な成長や発展を全力でご支援し、ともに新しい価値を創造することで地域経済の繁栄に貢献する ②企業変革への挑戦 堅実経営を続けていくために時代の変化に順応できる企業文化を醸成し、絶えず変革に挑戦することができるたくましい企業に成長する ③人が未来を創造 紀陽の重要な経営資本である役職員一人ひとりの多様な能力や才能が最大限発揮される環境を整え、個の成長や活躍により地域の未来を創造する (3) 経営の基本姿勢 ①多様かつ高度な総合金融サービスのご提供 多様化するお客さまのニーズに対して、お客さまの声を受け止めるだけでなく、潜在ニーズまでをも引き出し、常にお客さまの満足を第一に、高度でかつきめ細やかな総合的金融サービスをご提供してまいります。 ②経営基盤の強化 当行の主要営業エリア(和歌山県・大阪府)に有する営業基盤・戦略、商品・サービス、営業チャネルを効率的かつ戦略的に活用することで、さらに多くのお客さまにお取引いただき、盤石な営業基盤を確実に拡大し一層の収益確保に努めます。 ③地域活性化への貢献 地域のお客さまとのリレーションシップを強化し、地域金融の一層の円滑化に資するとともに、産(地域企業等)・学(大学等)・官(地公体等)とも連携し地域経済の発展に取り組むなど、地方再生や地方創生に貢献してまいります。 (4) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当行グループを取り巻く環境は、設備投資意欲の高まりや旺盛なインバウンド需要、「大阪・関西万博」開催による交流人口の拡大など、地域経済の活力が一段と高まりつつあるものの、物価上昇の長期化、人手不足の深刻化、国際情勢の不確実性など、依然先行き不透明な状況が続いております。 そのような状況下、当行グループでは、2024年4月から2027年3月までの3年間を計画期間とした「第7次中期経営計画 KX~Kiyo transformation~」に取り組んでおります。 本計画においては、長期ビジョン「お客さまとの価値共創と企業変革への挑戦を続け、人が未来を創造する地域金融グループとなる」に向けたファーストステップと位置づけ、長期ビジョンよりバックキャスト・価値創造プロセスの構築・マテリアリティへの取組み・現在からの課題抽出を意識し策定しており、基本方針を「地域の金融リーディンググループとしての機能発揮による地元地域との価値共創」と定め、中小企業取引を起点としたビジネスモデルへの変革を進めてまいります。 主要戦略① 営業戦略:営業体制の最適化 当行グループが最も力を発揮できる領域である中小企業取引への経営資源投下に加え、営業体制の効率化並びに役務収益の増強、RORA向上に向けた貸出ポートフォリオの構築等従来以上に資本効率性を意識した営業活動を展開してまいります。 主要戦略② グループ戦略:成長分野への戦略的投資 お客さまとの価値共創並びに企業価値向上に向け、グループ事業の成長並びに新たな収益基盤構築に向けた経営資源の最適配賦を進め、グループ収益の増強に取り組んでまいります。 主要戦略③ デジタルバンキング戦略:地域DXの推進 地域の人口減少が確実視されるなか、デジタル社会実現に向けたお客さまへのDX支援並びに産学官連携を進め、グループ会社である紀陽情報システムと協業し、地元地域のDX高度化に貢献してまいります。 主要戦略④ サステナビリティ戦略:地域未来の創造 当行グループのマテリアリティである「地域経済の発展」に資する活動を展開し、地域の持続可能性向上並びにサステナビリティ経営の高度化を進めてまいります。 当行グループは、上記に掲げる「第7次中期経営計画 KX~Kiyo transformation~」の遂行により、当行グループが得意としている「中小企業分野」における本業支援活動の充実、サステナビリティ経営の高度化等により地元企業の成長に貢献し、当行グループ・地元地域が双方に持続可能な発展に向け事業展開いたします。 (5) 目指す経営指標 第7次中期経営計画において、以下の目指す経営指標を設定しております。 なお、貸出金利息や役務取引等利益が増加するなど、好調な本業収益を背景に、第7次中期経営計画において設定した経営指標の多くを達成いたしました。 目指す経営指標   2026年3月期 実績   2027年3月期 (最終年度) ROE<連結>   9.0%   8.0%以上 親会社株主に帰属する当期純利益<連結>   218億円   210億円以上 顧客向けサービス業務利益<単体>   228億円   220億円以上 自己資本比率<連結>   12.2%   10-11%程度 ※顧客向けサービス業務利益<単体>=貸出金平残×預貸金利回差+役務取引等利益-営業経費
事業等のリスク4,723字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行及び当行グループ(以下、総称して当行)が判断したものであります。 当行の財政状況、経営成績等に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクとして、以下に記載したリスクのうち(1)信用リスク及び(2)市場リスクがあげられます。 当行は、信用リスク・市場リスクについて、統計的手法を用いて、一定の期間に被る最大損失額をリスク量として計測し、これらのリスクを統合的に把握し、経営体力(自己資本)と対比することで適切なリスクをとりつつ、収益機会を捕捉する経営戦略に資するよう努めております。また、想定されるリスクシナリオについて、ストレステストを実施し、経営計画の実行可能性や資本の十分性等について確認を行っております。 (1) 信用リスク ①地域への依存 当行の主要営業基盤は、和歌山県及び大阪府であり、貸出金・預金ともに中小企業、個人及び地方公共団体を中心に同地域での比率が高くなっております。 主要営業基盤とする地域の経済動向により、貸出金額、預金量及び与信関係費用等が変動し、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②不良債権の状況 地域経済や地価の動向、融資先企業の経営状況などにより、不良債権残高の増加や不良債権の劣化がありますと、与信関係費用が増加する可能性があります。 また、当行では不良債権残高の圧縮に向け、不良債権の実質処理を促進するための処置や対応を進めておりますが、実質処理に際するコスト等が発生することがあり、このため与信関係費用が増加する場合があります。 ③貸倒引当金の状況 当行では、貸出先の貸倒実績等に基づいて予想損失率を見積もり、貸出先の状況や担保による保全状況等に応じて貸倒引当金を計上しております。しかしながら、経済状況の変化や大口取引先の倒産等により、実際に発生する貸倒が見積りを上回り、貸倒引当金を上回る損失が発生する場合があります。また、担保価値の下落や予期しない事象により、貸倒引当金の積み増しが必要となる可能性もあります。 ④その他 当行の貸出先のなかには、当行以外の銀行をメインとしている企業があります。メイン行の融資方針が転換された場合に当該企業のキャッシュ・フローや支払能力に問題が生じる場合があり、当行にも悪影響が及ぶ可能性があります。 (2) 市場リスク ①債券への投資による金利リスク及び信用リスク 当行は、国内債券・外国債券を保有しております。投資対象は国内外の国債をはじめとする信用リスクが小さい銘柄が中心です。 これらの債券の価格は国内外の市場金利や投資先の信用状況の影響を受けます。当行では、リスクの限定やヘッジ取引などを通じてリスクコントロールに努めておりますが、予期しない金利上昇や投資先の信用状況の悪化により、価格変動等に伴う損失を被る可能性があります。 ②資産・負債全体の金利リスク 当行は、金融資産と金融負債の金利更改期が異なることにより発生する期間損益の変化について管理しておりますが、予期しない金利変動が起こった場合、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③株価等変動リスク 当行は、国内株式、投資信託等を保有しております。これらは、取引先との関係強化などを総合的に判断するなかで保有している株式、あるいは投資を目的とした株式、投資信託等ですが、今後の株価等の動向によっては当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④為替リスク 当行は、外貨建て資産を保有しております。これらの資産に関しては、同一通貨での資金調達やオフバランス取引などにより為替リスクを回避しておりますが、予期せぬ事象によりヘッジの有効性が損なわれた場合などには、損失を被る可能性があります。 (3) 流動性リスク ①資金繰りリスク 当行は、資金の運用と調達の期間のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金確保が困難になる、又は通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被る可能性があります。 ②市場流動性リスク 当行は、金融市場の混乱等により市場において取引ができなくなったり、通常よりも著しく不利な条件での取引を余儀なくされることにより損失を被る可能性があります。 (4)オペレーショナル・リスク ①事務リスク 役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより、業務運営や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②システムリスク コンピュータシステムの停止、誤作動や不正使用、または外部からのサイバー攻撃等により、業務運営や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③法務リスク 法令解釈の相違や法令手続きの不備などによる法律関係の不確実性のほか、将来の法令諸規制の変更等により、業務運営や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④有形資産リスク 災害、犯罪、その他の事象の発生により、有形資産の毀損及び損害を被る可能性があります。 ⑤人的リスク 人事労務上の不公正や不公平(報酬・手当・解雇等)、差別的行為(セクシャルハラスメント等)のほか安全衛生管理上の問題など訴訟が発生した場合、業務運営や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自然災害等のリスク 当行が営業を行う地域は、東南海・南海地震や南海トラフ巨大地震等の発生が危惧されている地域です。大規模な震災やその他の自然災害等が発生した場合、業務運営や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 競争の激化 当行が主として注力している中小企業・個人マーケットは、大手金融機関を含め他の金融機関との競争が激化しております。 こうしたなかで、地域金融グループとして、総合的な金融サービスをご提供するための新商品や新サービスの導入、地域のお客さまとの接点を重視したきめ細かい対応などにより優位性を保つことを目指しておりますが、これが奏功しない場合には当行の収益性の低下などを招く可能性があります。 (7) 情報漏えいリスク 当行は、お客さまの個人情報をはじめとした重要情報を多く保有しております。これらの重要な情報が外部に漏えいした場合、当行の信用が低下・失墜するとともに、業務運営や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) 外部委託に関するリスク 当行業務の外部委託先において、委託業務の遂行に支障が生じた場合や、重要情報の漏えい及び紛失等により、業務運営や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) コンプライアンスリスク 当行では、コンプライアンスを経営の最重要課題のひとつとして、規程の制定や諸施策の実施等を通じたコンプライアンス態勢の整備に取組んでおります。 しかしながら、法令違反行為等により、当行の業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (10)レピュテーショナルリスク 当行では、地域金融グループとしての公共性と社会的責任に鑑み、公正かつ適切な情報公開を積極的に行い、経営の透明性の向上を図ってまいります。しかしながら、当行や金融業界等に対する憶測や市場関係者の噂等、その内容の正確性に関わらず風説や風評がきっかけとなり、当行の株価や当行の業務運営、業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11)自己資本比率 当行は、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められた国内基準以上に連結自己資本比率及び単体自己資本比率を維持しなければなりません。 当行は、当連結会計年度末時点では、これらの各基準を大きく上回っておりますが、万一、基準を満たさなくなった場合には監督当局から指導や命令を受けることとなります。なお、当行の各自己資本比率は、主に以下の要因により低下する可能性があります。 ・財務会計上の最終赤字が発生する。 ・営業地域での資金需要増加に対応して貸出金残高が増加する。 ・収益性向上のため市場運用での信用リスクのリスクテイクを行う。 ・自己資本比率の基準及び算定方法が変更される。 ・その他、自己資本が減少する、もしくはリスク・アセットが大幅に増加する。 (12)格付低下に係るリスク 当行は、格付機関から格付を取得しております。格付機関が格付を引き下げた場合、当行の資金調達コストの上昇や市場からの資金調達が困難になるなど、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (13)会計制度関連 ①会計基準の変更 新たな会計基準の導入や会計基準の変更が行われた場合、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②繰延税金資産 繰延税金資産の計算は、将来の課税所得を含めた様々な予測等に基づいており、実際の結果が予測等とは異なる場合があります。 当行が、将来の課税所得の予測等に基づいて繰延税金資産の一部または全部の回収ができないと判断した場合、当行は繰延税金資産を減額し、その結果、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③退職給付債務 年金資産の運用利回りが低下した場合、退職給付債務の算出の前提となる割引率等の計算基礎に変更があった場合及び退職給付制度を変更した場合等には、退職給付費用や退職給付債務が増加し、当行の業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④固定資産の減損会計 当行が所有する営業拠点等の固定資産については、経済環境や不動産価格の変動等による収益性の低下又は価額の下落が発生した場合、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (14)金融政策の変更 金融政策の変更により、上記のリスク等に影響を与え、当行の業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (15)規制等の変更 当行では、現時点の法律・規則等にしたがって業務を遂行しております。将来において、これらの変更が発生した場合、当行の業務遂行や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (16)マネー・ローンダリング・テロ資金供与・拡散金融及びその他経済制裁措置違反に係るリスク 当行はマネー・ローンダリング・テロ資金供与・拡散金融及びその他経済制裁措置違反防止のための態勢整備を重要な課題と位置づけ、リスクベース・アプローチに基づく適切なマネロン等管理態勢の構築に努めております。しかしながら、不正な取引を未然に防止することができなかった場合等には、不測の損失の発生や信用失墜等により、当行の業務運営や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (17)気候変動に係るリスク 気候変動に伴う以下の事象が当行の業務運営や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・豪雨・台風、河川氾濫等の被害による当行営業拠点の毀損。 ・豪雨・台風、河川氾濫等の被害による取引先の資産(不動産担保等)の毀損、及び取引先の操業停止に伴う財務状況悪化。 ・環境規制強化の影響を受ける取引先の財務状況悪化。 ・技術転換・技術革新への対応による影響、及び消費者ニーズの変化に伴う需要減少による影響を受ける取引先の資産価値毀損や財務状況悪化。
経営成績の分析 (MD&A)16,585字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当行グループ(当行及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度のわが国の経済は、緩やかな持ち直し基調となりました。 企業部門では、景況感は良好で投資意欲も底堅く、設備投資は緩やかに持ち直しました。輸出は、AI関連需要が堅調に推移したものの、米国景気の減速などが影響し、足元では横ばいとなりました。個人消費は、食料品を中心とした物価高によって家計の節約志向が根強いものの、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかに持ち直しました。 金融面では、インフレの落ち着きや雇用情勢の悪化などから、米欧中央銀行は段階的な利下げを実施しました。一方で、賃金上昇を伴った物価上昇を背景に、日本銀行が利上げを実施したことや、高市政権下における財政拡張懸念などもあり、円金利は上昇しました。為替市場は、年前半はトランプ政権の関税政策の影響により円高となったものの、年後半は高市政権への政策期待や海外金利の高止まりなどにより、円安が進行しました。 このような状況下、当行グループは、目指す銀行像「銀行をこえる銀行へ(お客さまの期待や地域の壁をこえ、銀行という枠をこえることを目指します。)」の基本方針のもと、お客さまの利便性向上に努めるとともに、より充実した金融商品、金融サービスの提供に注力し、業績の向上と経営体質の強化に取り組んでまいりました。 財政状態は、貸出金残高が、中小企業向け貸出を中心に前連結会計年度末比1,985億円増加し4兆3,446億円となりました。預金等残高(譲渡性預金を含む。)は、前連結会計年度末比2,079億円増加し4兆9,455億円となりました。有価証券残高は、前連結会計年度末比368億円減少し7,952億円となりました。 経営成績は、連結経常収益が、貸出金利息や有価証券利息配当金、役務取引等収益が増加したこと等から、前連結会計年度比161億50百万円増加し1,148億70百万円となりました。連結経常費用は、預金等利息が増加したこと等から、前連結会計年度比70億89百万円増加し825億円となりました。以上の結果等により、連結経常利益は、前連結会計年度比90億61百万円増加し323億69百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比42億1百万円増加し218億19百万円となりました。 セグメントの業績は、当行グループの中心である銀行業セグメントが、上記の要因等により、経常収益が前連結会計年度比156億14百万円増加し1,023億44百万円、経常費用が前連結会計年度比58億60百万円増加し716億93百万円、経常利益が前連結会計年度比97億54百万円増加し306億51百万円となりました。また、その他セグメントは、経常収益が前連結会計年度比6億32百万円増加し148億97百万円、経常費用が前連結会計年度比13億8百万円増加し131億47百万円、経常利益が前連結会計年度比6億76百万円減少し17億50百万円となりました。 連結自己資本比率(国内基準)は、自己資本の額が前連結会計年度末比121億円増加し、リスク・アセット等の額が前連結会計年度末比674億円増加した結果、前連結会計年度末比0.21ポイント上昇し12.26%となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが、預金が増加したものの、貸出金が増加したこと等から、△82億59百万円(前連結会計年度は△1,861億81百万円)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による収入を主因に、461億86百万円(前連結会計年度は169億52百万円)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払を主因に、△72億45百万円(前連結会計年度は△74億23百万円)となりました。以上の結果等により、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末比307億20百万円増加し8,377億37百万円となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (参考) (1) 国内業務部門・国際業務部門別収支 当連結会計年度の資金運用収支は、資金運用収益が前連結会計年度比151億73百万円増加の743億5百万円となり、また、資金調達費用が前連結会計年度比68億17百万円増加の151億99百万円となったため、前連結会計年度比83億55百万円増加の591億5百万円となりました。うち国内業務部門は、565億48百万円となりました。役務取引等収支は、前連結会計年度比4億67百万円増加の131億92百万円となりました。うち国内業務部門は、131億87百万円となりました。その他業務収支は、前連結会計年度比40億17百万円増加の△48億67百万円となりました。うち国内業務部門は、△55億80百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合 計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   49,493   1,256   50,750 当連結会計年度   56,548   2,557   59,105 うち資金運用収益   前連結会計年度   52,459   6,732   59 59,132 当連結会計年度   66,843   7,699   237 74,305 うち資金調達費用   前連結会計年度   2,965   5,476   59 8,382 当連結会計年度   10,294   5,142   237 15,199 役務取引等収支   前連結会計年度   12,721   4   12,725 当連結会計年度   13,187   5   13,192 うち役務取引等収益   前連結会計年度   18,368   96   18,465 当連結会計年度   18,976   96   19,072 うち役務取引等費用   前連結会計年度   5,647   91   5,739 当連結会計年度   5,788   91   5,880 その他業務収支   前連結会計年度   △10,475   1,590   △8,884 当連結会計年度   △5,580   713   △4,867 うちその他業務収益   前連結会計年度   9,016   3,569   12,585 当連結会計年度   10,478   2,252   12,730 うちその他業務費用   前連結会計年度   19,491   1,978   21,470 当連結会計年度   16,059   1,538   17,597 (注) 1 国内業務部門は円建取引、国際業務部門は外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度4百万円、当連結会計年度15百万円)を控除して表示しております。 3 資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。 (2) 国内業務部門・国際業務部門別資金運用/調達の状況 当連結会計年度の資金運用勘定の合計の平均残高は、貸出金の平均残高が増加したこと等から、前連結会計年度比1,506億円増加の5兆792億円となり、利回りは、前連結会計年度比+0.22ポイントの1.37%となりました。うち国内業務部門の平均残高は4兆9,504億円、利回りは1.26%となりました。 また、資金調達勘定の合計の平均残高は、預金の平均残高が増加したこと等から、前連結会計年度比941億円増加し5兆7,387億円となり、利回りは、前連結会計年度比+0.12ポイントの0.26%となりました。うち国内業務部門の平均残高は5兆6,144億円、利回りは0.18%となりました。 ① 国内業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   (82,206)4,817,093   (59)50,189   1.04 当連結会計年度   (80,979)4,950,482   (237)62,427   1.26 うち貸出金   前連結会計年度   4,005,909   41,936   1.04 当連結会計年度   4,237,602   54,482   1.28 うち商品有価証券   前連結会計年度   0   ―   ― 当連結会計年度   1   0   0.01 うち有価証券   前連結会計年度   722,146   8,125   1.12 当連結会計年度   626,168   7,630   1.21 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   ─   ─   ─ 当連結会計年度   ─   ─   ─ うち買現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ─ 当連結会計年度   ―   ―   ─ うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち預け金   前連結会計年度   587   0   0.15 当連結会計年度   515   4   0.81 資金調達勘定   前連結会計年度   5,537,390   2,965   0.05 当連結会計年度   5,614,412   10,294   0.18 うち預金   前連結会計年度   4,638,937   2,787   0.06 当連結会計年度   4,761,563   9,566   0.20 うち譲渡性預金   前連結会計年度   60,003   48   0.08 当連結会計年度   136,426   625   0.45 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   2,278   6   0.26 当連結会計年度   602   4   0.72 うち売現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   73,042   126   0.17 当連結会計年度   8,657   43   0.50 うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   ─   ─   ─ 当連結会計年度   ─   ─   ─ うち借用金   前連結会計年度   771,809   0   0.00 当連結会計年度   715,551   69   0.00 (注) 1 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。 2 国内業務部門は円建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 3 資金運用勘定は無利息預け金及び付利対象である日本銀行への預け金の平均残高(前連結会計年度867,132百万円、当連結会計年度822,341百万円)及び当座預け金利息(前連結会計年度2,269百万円、当連結会計年度4,415百万円)を控除して表示しております。 4 ( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 ② 国際業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   193,699   6,732   3.47 当連結会計年度   209,757   7,699   3.67 うち貸出金   前連結会計年度   17,109   753   4.40 当連結会計年度   14,796   664   4.48 うち商品有価証券   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち有価証券   前連結会計年度   173,132   5,909   3.41 当連結会計年度   191,353   6,980   3.64 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   620   25   4.17 当連結会計年度   749   22   3.05 うち買現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち預け金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― 資金調達勘定   前連結会計年度   (82,206)189,468   (59)5,476   2.89 当連結会計年度   (80,979)205,329   (237)5,142   2.50 うち預金   前連結会計年度   4,444   15   0.35 当連結会計年度   5,160   18   0.36 うち譲渡性預金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち売現先勘定   前連結会計年度   4,364   225   5.17 当連結会計年度   4,218   182   4.31 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   98,126   4,606   4.69 当連結会計年度   114,621   4,119   3.59 うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち借用金   前連結会計年度   2   0   4.87 当連結会計年度   3   0   3.80 (注) 1 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。 2 国際業務部門は外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 3 資金運用勘定は無利息預け金及び付利対象である日本銀行への預け金の平均残高(前連結会計年度10百万円、当連結会計年度12百万円)を控除して表示しております。 4 ( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 ③ 合計 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   4,928,586   56,863   1.15 当連結会計年度   5,079,259   69,890   1.37 うち貸出金   前連結会計年度   4,023,019   42,690   1.06 当連結会計年度   4,252,398   55,146   1.29 うち商品有価証券   前連結会計年度   0   ―   ― 当連結会計年度   1   0   0.01 うち有価証券   前連結会計年度   895,279   14,034   1.56 当連結会計年度   817,522   14,611   1.78 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   620   25   4.17 当連結会計年度   749   22   3.05 うち買現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち預け金   前連結会計年度   587   0   0.15 当連結会計年度   515   3   0.58 資金調達勘定   前連結会計年度   5,644,652   8,382   0.14 当連結会計年度   5,738,761   15,199   0.26 うち預金   前連結会計年度   4,643,381   2,802   0.06 当連結会計年度   4,766,723   9,585   0.20 うち譲渡性預金   前連結会計年度   60,003   48   0.08 当連結会計年度   136,426   625   0.45 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   2,278   6   0.26 当連結会計年度   602   4   0.72 うち売現先勘定   前連結会計年度   4,364   225   5.17 当連結会計年度   4,218   182   4.31 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   171,169   4,733   2.76 当連結会計年度   123,278   4,163   3.37 うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち借用金   前連結会計年度   771,812   0   0.00 当連結会計年度   715,554   69   0.00 (注) 1 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。 2 資金運用勘定は無利息預け金及び付利対象である日本銀行への預け金の平均残高(前連結会計年度867,143百万円、当連結会計年度822,354百万円)及び当座預け金利息(前連結会計年度2,269百万円、当連結会計年度4,415百万円)を控除して表示しております。 3 国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しております。 (3) 国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況 当連結会計年度の役務取引等収益は、前連結会計年度比6億7百万円増加し190億72百万円となりました。うち国内業務部門は、189億76百万円となりました。また、役務取引等費用は、前連結会計年度比1億41百万円増加し58億80百万円となりました。うち国内業務部門は、57億88百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合 計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   18,368   96   18,465 当連結会計年度   18,976   96   19,072 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   7,093   ―   7,093 当連結会計年度   7,765   ―   7,765 うち為替業務   前連結会計年度   2,342   95   2,437 当連結会計年度   2,524   95   2,619 うち証券関連業務   前連結会計年度   53   ―   53 当連結会計年度   41   ―   41 うち代理業務   前連結会計年度   163   ―   163 当連結会計年度   189   ―   189 うち保護預り・ 貸金庫業務   前連結会計年度   141   ―   141 当連結会計年度   132   ―   132 うち保証業務   前連結会計年度   612   1   613 当連結会計年度   522   1   523 うち投資信託・ 保険販売業務   前連結会計年度   4,219   ―   4,219 当連結会計年度   3,770   ―   3,770 役務取引等費用   前連結会計年度   5,647   91   5,739 当連結会計年度   5,788   91   5,880 うち為替業務   前連結会計年度   263   80   344 当連結会計年度   296   80   376 (注) 国内業務部門は円建取引、国際業務部門は外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 (4) 国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合 計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   4,661,172   5,335   4,666,508 当連結会計年度   4,819,208   5,869   4,825,077 うち流動性預金   前連結会計年度   3,196,793   ―   3,196,793 当連結会計年度   3,219,470   ―   3,219,470 うち定期性預金   前連結会計年度   1,311,284   ―   1,311,284 当連結会計年度   1,477,064   ―   1,477,064 うちその他   前連結会計年度   153,094   5,335   158,430 当連結会計年度   122,672   5,869   128,541 譲渡性預金   前連結会計年度   71,099   ―   71,099 当連結会計年度   120,436   ―   120,436 総合計   前連結会計年度   4,732,272   5,335   4,737,607 当連結会計年度   4,939,644   5,869   4,945,513 (注) 1 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 2 定期性預金=定期預金 3 国内業務部門は円建取引、国際業務部門は外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 (5) 国内貸出金残高の状況 ① 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内 (除く特別国際金融取引勘定分)   4,146,094   100.00   4,344,661   100.00 製造業   501,700   12.10   516,445   11.89 農業,林業   1,654   0.04   1,632   0.04 漁業   89   0.00   684   0.01 鉱業,採石業,砂利採取業   2,832   0.07   3,640   0.08 建設業   161,567   3.90   162,336   3.74 電気・ガス・熱供給・水道業   86,048   2.08   85,703   1.97 情報通信業   25,532   0.62   29,875   0.69 運輸業,郵便業   119,556   2.88   129,774   2.99 卸売業,小売業   401,752   9.69   415,976   9.57 金融業,保険業   248,391   5.99   266,578   6.14 不動産業,物品賃貸業   755,558   18.22   847,698   19.51 各種サービス業   323,132   7.79   344,697   7.93 地方公共団体   401,393   9.68   393,522   9.06 その他   1,116,887   26.94   1,146,099   26.38 特別国際金融取引勘定分   ―   ―   ―   ― 政府等   ―   ―   ―   ― 金融機関   ―   ―   ―   ― その他   ―   ―   ―   ― 合 計   4,146,094   ―   4,344,661   ― ② 外国政府等向け債権残高(国別) 該当事項はありません。 (6) 国内業務部門・国際業務部門別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合 計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   194,816   ―   194,816 当連結会計年度   293,082   ―   293,082 地方債   前連結会計年度   173,263   ―   173,263 当連結会計年度   86,283   ―   86,283 短期社債   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― 社債   前連結会計年度   155,830   ―   155,830 当連結会計年度   128,109   ―   128,109 株式   前連結会計年度   24,876   584   25,461 当連結会計年度   24,132   539   24,671 その他の証券   前連結会計年度   102,394   180,274   282,669 当連結会計年度   85,009   178,072   263,082 合 計   前連結会計年度   651,182   180,858   832,041 当連結会計年度   616,617   178,612   795,229 (注) 1 国内業務部門は円建取引、国際業務部門は外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 (自己資本比率の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては基礎的内部格付手法、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては標準的計測手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2025年3月31日   2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   12.05   12.26 2.連結における自己資本の額   2,300   2,422 3.リスク・アセット等の額   19,079   19,753 4.連結総所要自己資本額   763   790 単体自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2025年3月31日   2026年3月31日 1.自己資本比率(2/3)   11.24   11.50 2.単体における自己資本の額   2,130   2,239 3.リスク・アセット等の額   18,942   19,462 4.単体総所要自己資本額   757   778 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2 危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3 要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4 正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(百万円)   金額(百万円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   3,263   3,005 危険債権   47,228   45,928 要管理債権   10,202   10,520 正常債権   4,151,433   4,352,627 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態 ・主要勘定 貸出金残高は、大阪府内を中心に中小企業向け貸出が増加したこと等により、前連結会計年度末比1,985億円増加し4兆3,446億円(うち中小企業等貸出金(※)残高は3兆3,185億円)となりました。 預金等残高(譲渡性預金を含む。)は、全セクターで順調に増加し、前連結会計年度末比2,079億円増加し4兆9,455億円となりました。 有価証券残高は、前連結会計年度末比368億円減少し7,952億円となりました。 ※ 中小企業等貸出金とは、資本金3億円(ただし、卸売業は1億円、小売業、飲食業、物品賃貸業等は5千万円)以下の会社または常用する従業員が300人(ただし、卸売業、物品賃貸業等は100人、小売業、飲食業は50人)以下の会社及び個人への貸出金をいいます。 前連結会計年度末 (百万円)(A)   当連結会計年度末 (百万円)(B)   増減(百万円) (B)-(A) 貸出金   4,146,094   4,344,661   198,567 預金・譲渡性預金合計   4,737,607   4,945,513   207,905 うち個人預金   3,185,068   3,252,465   67,396 有価証券   832,041   795,229   △36,811 ・キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが、預金が増加したものの、貸出金が増加したこと等から、△82億59百万円(前連結会計年度は△1,861億81百万円)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による収入を主因に、461億86百万円(前連結会計年度は169億52百万円)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額を主因に、前連結会計年度比1億78百万円増加し△72億45百万円(前連結会計年度は△74億23百万円)となりました。以上の結果等により、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末比307億20百万円増加し8,377億37百万円となりました。 なお、重要な資本的支出の予定はございません。当面の設備投資及び株主還元等は自己資金で対応する予定であります。 前連結会計年度 (百万円)(A)   当連結会計年度 (百万円)(B)   増減(百万円) (B)-(A) 営業活動によるキャッシュ・フロー   △186,181   △8,259   177,922 投資活動によるキャッシュ・フロー   16,952   46,186   29,233 財務活動によるキャッシュ・フロー   △7,423   △7,245   178 現金及び現金同等物の期末残高   807,017   837,737   30,720 ②経営成績 当連結会計年度の経営成績は以下のとおりとなりました。 資金利益は、貸出金残高の増加や利回りの上昇により貸出金利息が増加したことや、有価証券利息配当金が増加したこと等から、前連結会計年度比83億40百万円増加し590億90百万円となりました。 役務取引等利益は、事業性サービス部門収益が増加したこと等から、前連結会計年度比4億67百万円増加し131億92百万円となりました。 その他業務利益は、国債等債券損益が増加したこと等から、前連結会計年度比40億17百万円増加し△48億67百万円となりました。 以上により、連結粗利益は前連結会計年度比128億24百万円増加し674億15百万円となりました。 営業経費は、人件費が増加したこと等から、前連結会計年度比15億77百万円増加し365億38百万円となりました。また、与信コスト総額は、前期に貸倒引当金の計上方法の見直しに伴い貸倒引当金戻入益の計上があったことの反動等から、前連結会計年度比34億97百万円増加し29億38百万円となりました。さらに、株式等関係損益は、株式等売却益が増加したこと等から、前連結会計年度比10億43百万円増加し34億12百万円となりました。 以上の結果等により、経常利益は前連結会計年度比90億61百万円増加し323億69百万円となりました。 特別損益は、本店建替損失引当金繰入の計上等から、前連結会計年度比23億82百万円減少し△24億9百万円となり、また、法人税、住民税及び事業税は、前連結会計年度比52億32百万円増加し94億35百万円となりました。 以上の結果等により、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比42億1百万円増加し218億19百万円となりました。 前連結会計年度 (百万円)(A)   当連結会計年度 (百万円)(B)   増減(百万円) (B)-(A) 連結粗利益 (注)1   54,591   67,415   12,824 資金利益   50,750   59,090   8,340 役務取引等利益   12,725   13,192   467 その他業務利益   △8,884   △4,867   4,017 営業経費(△)   34,961   36,538   1,577 一般貸倒引当金繰入額(△) ①   ―   △249   △249 不良債権処理額(△) ②   3,773   4,292   519 うち貸出金償却(△)   3,347   3,044   △303 うち個別貸倒引当金繰入額(△)   ―   686   686 貸倒引当金戻入益   3,088   ―   △3,088 償却債権取立益   1,243   1,104   △139 株式等関係損益   2,369   3,412   1,043 その他   749   1,018   269 経常利益   23,308   32,369   9,061 特別損益   △27   △2,409   △2,382 税金等調整前当期純利益   23,281   29,960   6,679 法人税、住民税及び事業税(△)   4,203   9,435   5,232 法人税等調整額(△)   1,436   △1,333   △2,769 法人税等合計(△)   5,639   8,102   2,463 当期純利益   17,641   21,858   4,217 非支配株主に帰属する当期純利益(△)   23   39   16 親会社株主に帰属する当期純利益   17,618   21,819   4,201 与信費用(△) ①+②   3,773   4,042   269 与信コスト総額(△) (注)2   △559   2,938   3,497 (注) 1 連結粗利益=資金利益(資金運用収益-資金調達費用)+役務取引等利益(役務取引等収益 -役務取引等費用)+その他業務利益(その他業務収益-その他業務費用) 2 与信コスト総額は、与信費用に償却債権取立益などの与信関連損益を加味して算出しております。 ③連結自己資本比率(国内基準) 連結自己資本比率(国内基準)は、自己資本の額が前連結会計年度末比121億円増加し、リスク・アセット等の額が前連結会計年度末比674億円増加した結果、前連結会計年度末比+0.21ポイントの12.26%となりました。 (単位:億円、%、ポイント) 前連結会計年度末 (A)   当連結会計年度末 (B)   増減 (B)-(A) 1.連結自己資本比率(2/3)   12.05   12.26   0.21 2.連結における自己資本の額   2,300   2,422   121 3.リスク・アセット等の額   19,079   19,753   674 ④セグメント情報 当行グループにおいては、「銀行業」を報告セグメントとしております。 銀行業セグメントは、既述の要因等により、経常収益が前連結会計年度比156億14百万円増加し1,023億44百万円、経常費用が前連結会計年度比58億60百万円増加し716億93百万円、経常利益が前連結会計年度比97億54百万円増加し306億51百万円となりました。 また、その他セグメントは、経常収益が前連結会計年度比6億32百万円増加し148億97百万円、経常費用が前連結会計年度比13億8百万円増加し131億47百万円、経常利益が前連結会計年度比6億76百万円減少し17億50百万円となりました。 ⑤経営計画の達成状況及び今後の対応 当行グループは、2024年4月から2027年3月までの3年間を計画期間とした「第7次中期経営計画」に取り組んでおります。 第7次中期経営計画における目指す経営指標及び実績 目指す経営指標   2026年3月期 実績   2027年3月期 (最終年度) ROE<連結>   9.0%   8.0%以上 親会社株主に帰属する当期純利益<連結>   218億円   210億円以上 顧客向けサービス業務利益<単体>   228億円   220億円以上 自己資本比率<連結>   12.2%   10-11%程度 ※顧客向けサービス業務利益<単体>=貸出金平残×預貸金利回差+役務取引等利益-営業経費 貸出金利息や役務取引等利益が増加するなど、好調な本業収益を背景に、第7次中期経営計画において設定した目指す経営指標の多くを達成いたしました。引き続き、当行グループが得意としている「中小企業分野」における本業支援活動の充実、サステナビリティ経営の高度化等により地元企業の成長に貢献し、当行グループ・地元地域が双方に持続可能な発展に向け事業展開いたします。 ⑥重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当行グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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