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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

東邦銀行

The Toho Bank, Ltd.8346 · Prime · 銀行業

福島県地盤の地方銀行。預金・貸出・為替を中心に、リース・信用保証などグループ全体で金融サービスを提供。

概要

東邦銀行は福島県を地盤とする第二地方銀行であり、1941年に郡山商業銀行、会津銀行、白河瀬谷銀行の合併で設立された。預金業務、貸出業務、為替業務を中核とし、県内123か店の店舗網で地域密着型金融を展開する。2026年3月期の連結経常収益は925億円、当期純利益は124億円、総資産は6兆7,423億円。グループはリース、信用保証、ITコンサルティングなど7社の連結子会社で構成され、地域の多様な金融ニーズに対応している。

預貸業務を中核とする銀行業

東邦銀行の主力事業は銀行業であり、預金業務、貸出業務、為替業務を柱とする。個人向けには定期預金や普通預金、住宅ローンやカードローンを提供し、法人向けには事業性融資や運転資金を供給する。2026年3月期の貸出金残高は4兆2,272億円で、前年比1,878億円増加した。事業性貸出金は1兆8,437億円と過去最高を更新し、地域企業の資金需要を取り込んでいる。預金は5兆7,427億円と微減だが、譲渡性預金を含めた預金量は安定している。為替業務では内国為替と外国為替を扱い、地域企業の国際取引を支援する。

リース・信用保証で補完するグループ事業

銀行業務を補完する連結子会社として、東邦リース株式会社(リース・割賦販売)と東邦信用保証株式会社(信用保証)が存在する。東邦リースは機械設備や情報通信機器のリース契約を提供し、銀行取引先の設備投資を支援する。東邦信用保証は事業性融資やローンに対する保証を行い、信用リスクを軽減する。これらの子会社は銀行本体と連携し、顧客の資金調達手段を拡充している。グループ全体での収益拡大を目指し、非金利収入の増加に貢献している。

福島県内に集中する店舗網と地元密着

東邦銀行の店舗網は福島県内に123店舗(本支店・出張所)を擁し、県外には進出していない。本店は福島市に所在し、1946年に郡山市から移転した。地域密着型の営業活動を掲げ、個人から中小企業まで幅広い顧客層をカバーする。2026年3月期の預金残高5兆7,427億円の大半は県内からの預かり資産であり、貸出金の多くも地元企業向けである。この集中戦略により、地元経済の動向に業績が連動する特性を持つ。

6年間の長期計画「TX PLAN 2030」の推進

東邦銀行は2024年4月から2030年3月までの長期経営計画「TOHO TRANSFORMATION (X) PLAN 2030」を策定した。パーパス「すべてを地域のために」のもと、2つのゴール(お客さまの事業価値向上とゆたかな暮らしづくり)を掲げる。計画は3期に分かれ、2024~2026年度を「進化(EXPANSION)」、2027~2030年度を「共創(CROSS)」と位置付ける。目標として2029年度に当期純利益170億円、ROE7.0%を掲げる。2025年度実績は計画を上回り、当期純利益123億円、ROE5.9%を達成した。

業界の中での役割は地域金融機関にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
925億円
経常利益
171億円
利益率
18.5%
純利益
124億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業主力

福島県内の本支店・出張所123か店で預金業務、貸出業務、為替業務および付随業務を行い、地域密着型の営業活動を展開。グループの中核事業。

主な製品・サービス3
預金業務
個人・法人向け預金商品を提供。定期預金、普通預金など多様な預金メニューを取り扱う。
貸出業務
個人向け住宅ローン・カードローン、法人向け事業性融資・運転資金など地域密着型の融資を提供。
為替業務
内国為替および外国為替を取り扱い、地域企業の貿易や個人の海外送金を支援。

02リース業準主力

連結子会社の東邦リース株式会社が物品のリース・割賦販売業務を行い、銀行取引先への機器導入等を支援。

主な製品・サービス1
リース・割賦販売
機械設備・情報通信機器等のリース契約、および割賦販売を提供。

03信用保証業準主力

連結子会社の東邦信用保証株式会社が信用保証業務を行い、銀行融資に対する保証を提供。

主な製品・サービス1
信用保証
事業性融資やローンに対する保証サービスを提供。

04その他その他

子会社5社が事業承継・M&A相談、ITコンサルティング、クレジットカード、システム開発、印刷業務等を手掛け、グループ全体の金融サービスを補完。

製品と技術

個人向け住宅ローン「とうほう住宅ローン」

東邦銀行の個人向け貸出の主力は住宅ローンである。2026年3月期の住宅ローン残高は8,228億円に達し、着実に増加している。商品は変動金利型、固定金利型など多様な金利プランを用意し、連生団信やがん保障付き団体信用生命保険を組み合わせることができる。2025年には日本銀行の利上げを受け金利環境が変化したが、顧客のライフプランに応じた柔軟な金利施策を展開した。住宅ローンは個人取引基盤の核として、預かり資産と並ぶ重要な収益源である。

事業性貸出とサステナブルファイナンス

法人向けには事業性貸出を積極的に拡大している。2026年3月期の事業性貸出金残高は1兆8,437億円と過去最高を更新し、二期連続でピークを塗り替えた。特に注力するのがサステナブルファイナンスで、2025年度から「とうほう・未来コネクトローン」の取扱いを開始した。これはESG・SDGsへの取り組み状況に応じて金利を優遇する商品であり、脱炭素や環境価値の地産地消を推進する。また、福島県内の自治体と連携し、公共施設のLED化や再エネ導入によるJ-クレジット創出を支援している。

「東邦銀行アプリ」とデジタルチャネル

個人向けスマートフォンアプリ「東邦銀行アプリ」は、2026年3月末時点で契約累計16万件に達した。2026年2月には定期預金の開設機能や通帳モードを追加し、利便性を向上。また、店頭では地銀10行連携の「TSUBASAアライアンス」が開発したタブレット端末「TSUBASA Smile」を2026年2月に導入し、ペーパーレス手続きを実現した。これにより窓口での申込書記入負担を軽減し、手続き時間を短縮。全店舗への展開を2026年6月末までに順次進めている。

人材・IT課題を解決する子会社サービス

2025年7月に設立された東邦ITヒューマンソリューションズ(TIHS)は、地域企業の人材不足とDX推進をワンストップで支援する。ITコンサルティングやシステム導入支援を行い、2026年4月には東邦銀行本体の人材紹介・育成事業を移管し、人材関連ソリューションを強化した。また、東邦コンサルティングパートナーズは事業承継やM&Aの相談業務を専門に手掛け、2025年度までに累計1,900件の相談実績を持つ。これらの子会社は銀行単体では提供できない付加価値サービスをグループ全体でカバーしている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

地銀再編の動きの中で、独自路線を模索

同行は福島県を地盤とする地方銀行であり、地元密着型の営業基盤を持つ。預貸業務を中心に、地域の個人・中小企業向け金融サービスを提供している。近年は、デジタル化やコンサルティング機能の強化に注力しているが、他行との差別化は明確ではない。同業他社では、いよぎんホールディングスやしずおかフィナンシャルグループなどが規模や収益性で先行しており、競争が激化する中で、同行は規模の面で劣後する。また、低金利環境の長期化や人口減少による貸出需要の減少が課題となっている。収益面では、2024年3月期に比べ2025年3月期、2026年3月期と増収傾向にあるが、営業利益率は開示されておらず、収益性の詳細は不明である。

強み

  • 福島県内に広いネットワークを有し、地域企業や個人顧客との強固なリレーションを構築している。
  • 2026年3月期の収益は925億円と過去2期で約1.6倍に増加し、成長軌道にある。
  • モバイルバンキングやオンラインサービスを拡充し、利便性向上を図っている。
  • 事業承継やM&A支援など、地域企業の課題解決に資する相談サービスを提供している。

課題

  • いよぎんHDやしずおかFGと比較して総資産が小さく、収益基盤が脆弱である。
  • 日銀の金融緩和政策の影響で利ざやが縮小し、収益性向上の阻害要因となっている。
  • 福島県内の人口減少により、貸出需要の縮小や顧客基盤の減少が懸念される。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字が東邦銀行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18522名古屋銀行3,525億円17.3倍
28370紀陽銀行3,378億円14.8倍
38361大垣共立銀行3,377億円17.6倍
48341七十七銀行3,046億円16.4倍
58714池田泉州ホールディングス3,029億円17.4倍
68346東邦銀行2,475億円19.8倍
78360山梨中央銀行2,367億円22.1倍
88600トモニホールディングス2,168億円13.6倍
97184富山第一銀行2,122億円13.8倍
107350おきなわフィナンシャルグループ1,802億円14.8倍
118362福井銀行1,688億円19.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

3行合併で誕生した1941年

1941年11月、福島県下の郡山商業銀行、会津銀行、白河瀬谷銀行の3行が合併し、株式会社東邦銀行が設立された。設立時の資本金は200万円、本店は郡山市に置かれた。翌1942年には三春銀行、猪苗代銀行、岩瀬興業銀行の営業を譲り受け、1943年には矢吹銀行、田村実業銀行、磐東銀行を吸収合併するなど、戦時中の統合政策の下で急速に規模を拡大した。1944年には福島貯蓄銀行も合併し、県内の銀行網をほぼ統一する形となった。

本店移転と上場を経た戦後復興期

1946年12月、東邦銀行は本店を郡山市から福島市に移転した。これは県都への拠点移動であり、以後の営業基盤を固める決断となった。1947年には福島県金庫事務を受託し、公金業務にも参入。1967年11月には本店を現在地(福島市大町)に新築移転し、業務拡大の拠点とした。1969年2月に外国為替業務を開始し、国際業務に進出。1973年4月には東京証券取引所市場第二部に上場、翌1974年2月には第一部に指定され、資本市場での資金調達力を高めた。

子会社網の拡充でグループ経営へ

1980年代に入り、東邦銀行は事業の多角化を進めた。1981年に東邦ビジネスサービス(のち解散)、1983年に東邦コンピューターサービス(現・東邦情報システム)を設立。1985年には東邦リース、東邦信用保証、東邦カードと相次いで子会社を設立し、リース・信用保証・クレジットカード業務に進出した。1990年には東邦クレジットサービスを設立。1992年には不動産サービスやスタッフサービス会社も設立したが、2009年にこれらの3社は解散し、グループの整理が行われた。

規制緩和時代の新業務への参入

1990年代後半から2000年代にかけて、東邦銀行は金融自由化の波に乗り、新たな業務を開始した。1983年に国債等の窓口販売(証券業務)を始め、1993年に信託代理店業務、1994年に信託業務を開始。2000年10月には投資信託の窓口販売を開始し、2001年4月に損害保険、2002年10月に生命保険の取扱いを始めた。2005年10月には証券仲介業務を開始し、個人の資産運用ニーズに対応する体制を整えた。2007年には銀行本体発行のクレジットカード取扱いも開始した。

アライアンス戦略と子会社再編の2020年代

2022年4月、東邦銀行は東京証券取引所プライム市場へ移行した。同年8月には事業承継・M&A相談を担う東邦コンサルティングパートナーズを設立。2025年4月には東邦カードが東邦クレジットサービスを吸収合併し、クレジットカード事業を統合。同年7月にはITコンサルティングと人材支援を目的とする東邦ITヒューマンソリューションズを設立した。また、野村證券との包括的業務提携により、2025年1月から預かり資産特化型拠点を開設し、証券仲介業務を強化。2026年3月には七十七銀行、山形銀行と「南東北元気プロジェクト」協定を締結し、広域連携を進めている。

新型コロナ禍と業績のV字回復

2021年3月期、東邦銀行は連結当期純利益47億円の赤字に転落した。これは新型コロナウイルス感染症の影響による貸倒引当金の積み増しが主因である。しかし、その後は経済活動の再開と金利上昇の恩恵を受け、業績は急速に回復。2025年3月期の当期純利益は74億円、2026年3月期には124億円と過去最高を更新した。2025年度には当初計画を上回る実績を達成し、TX PLAN 2030の目標を前倒しで達成。ROEは2.4%(2024年度)から5.9%(2025年度)に改善した。

年表39件を開く

1940年代

  • 1941年11月創業福島県下の郡山商業銀行、会津銀行、及び白河瀬谷銀行の3行が合併し、株式会社東邦銀行を設立(設立日11月4日、資本金200万円、本店郡山市)
  • 1942年8月三春銀行、猪苗代銀行、岩瀬興業銀行の営業を譲受
  • 1943年2月M&A矢吹銀行、田村実業銀行、及び磐東銀行の3行を合併
  • 1944年11月M&A福島貯蓄銀行を合併
  • 1946年12月本店を郡山市から福島市に移転
  • 1947年4月福島県金庫事務を受託

1960年代

  • 1967年11月本店を現在地に新築移転
  • 1969年2月外国為替業務取扱開始

1970年代

  • 1973年4月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1974年2月東京証券取引所市場第一部へ指定

1980年代

  • 1981年6月創業東邦ビジネスサービス株式会社を設立
  • 1983年4月証券業務取扱開始(国債等の窓口販売)
  • 1983年10月創業東邦コンピューターサービス株式会社を設立(現・東邦情報システム株式会社)
  • 1985年3月創業東邦リース株式会社を設立
  • 1985年3月創業東邦信用保証株式会社を設立
  • 1985年4月創業株式会社東邦カードを設立
  • 1985年6月債券ディーリング業務取扱開始
  • 1986年4月海外コルレス業務取扱開始

1990年代

  • 1990年7月創業株式会社東邦クレジットサービスを設立
  • 1992年7月創業東邦不動産サービス株式会社を設立
  • 1992年7月創業東邦スタッフサービス株式会社を設立
  • 1993年4月創業東邦情報システム株式会社を設立
  • 1993年9月信託代理店業務取扱開始
  • 1994年4月信託業務取扱開始
  • 1994年7月新事務センター建物竣工

2000年代

  • 2000年10月投資信託の窓口販売業務取扱開始
  • 2001年4月損害保険業務取扱開始
  • 2002年10月生命保険業務取扱開始
  • 2005年10月証券仲介業務取扱開始
  • 2007年10月銀行本体発行クレジットカードの取扱開始
  • 2009年3月東邦ビジネスサービス株式会社、東邦不動産サービス株式会社、東邦スタッフサービス株式会社の3社を解散

2010年代

  • 2012年3月創業株式会社とうほうスマイルを設立
  • 2014年4月M&A東邦コンピューターサービス株式会社が東邦情報システム株式会社を吸収合併し、商号を東邦情報システム株式会社に変更
  • 2015年8月創業とうほう証券株式会社を設立

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行
  • 2022年8月創業株式会社東邦コンサルティングパートナーズを設立
  • 2025年4月M&A株式会社東邦カードが株式会社東邦クレジットサービスを吸収合併
  • 2025年7月創業株式会社東邦ITヒューマンソリューションズを設立
  • 2025年7月野村證券株式会社と株式会社東邦銀行の包括的業務提携に伴いとうほう証券株式会社を解散

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 当期純利益2026年度まで130億円
  • ROE2026年度まで6.0%
  • コアOHR2026年度まで63.4%
  • 当期純利益2029年度まで170億円
  • ROE2029年度まで7.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    地域・顧客との価値共創

    地域経済の持続的成長を目指し、10の重点テーマに取り組む。サステナブルファイナンスの拡大や総合コンサルティングにより企業価値・資産価値を高め、産業創出・育成を進める。

  2. 02

    グループ成長戦略の推進

    成長投資と人的資本投資を積極化し、営業体制変革によるコンサルティング力強化、業務プロセス改革による人員再配置、アライアンス強化で収益拡大を図る。

  3. 03

    地域企業の課題解決支援

    中小企業に対し、経営計画策定支援や販路拡大のマッチング、伴走型経営支援を強化。事業承継・M&Aを含む総合的コンサルティングを提供し、地域経済の担い手を育成する。

  4. 04

    新たな社会課題への対応

    人口減少・人手不足に対応するため、専門子会社を通じIT・人材関連サービスを提供。企業価値担保権制度の活用や融資手法の高度化にも取り組む。

  5. 05

    地域活性化と観光振興

    福島県の観光素材を活用した看板や自動販売機の設置など、地域のにぎわい創出や文化振興を図り、リーディングカンパニーとして地域貢献を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,037人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は698万円で、9期前と比べて+12.8%平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は17.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月2,196
2018年3月2,203
2019年3月61940.016.52,165
2020年3月61440.416.82,114
2021年3月62340.917.62,035
2022年3月61041.217.91,973
2023年3月60641.318.01,975
2024年3月63541.618.21,958
2025年3月66741.418.02,018
2026年3月69841.517.92,037

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率110.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)55.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
銀行業 — 福島県内199億円
銀行業 — 福島県 福島市4,596百万円
銀行業 — 福島県外3,582百万円
銀行業 — 福島県 福島市2,579百万円
銀行業 — 福島県 福島市他1,928百万円
その他 — 福島県 福島市他303百万円
リース業 — 福島県 福島市他275百万円
信用保証業 — 福島県 福島市1百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    東邦リース株式会社
    福島県 福島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社東邦カード
    福島県 福島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東邦信用保証株式会社
    福島県 福島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東邦情報システム株式会社
    福島県 福島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社とうほうスマイル
    福島県 福島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社東邦コンサルティングパートナーズ
    福島県 福島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社東邦ITヒューマンソリューションズ
    福島県 福島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    復興特区利子補給金
    復興庁 · 2020-03-09
    7,975万円
  • 補助金
    復興特区利子補給金
    復興庁 · 2020-09-14
    7,925万円
  • 補助金
    復興特区利子補給金
    復興庁 · 2021-03-23
    7,772万円
  • 補助金
    復興特区利子補給金
    復興庁 · 2021-09-21
    7,322万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(平成31年10月25日支給分)
    内閣府 · 2019-10-15
    167万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和2年4月27日支給分)
    内閣府 · 2020-04-15
    154万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和03年4月26日支給分)
    内閣府 · 2021-03-25
    127万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和3年10月25日支給分)
    内閣府 · 2021-10-11
    55万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和4年4月25日支給分)
    内閣府 · 2022-04-07
    50万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和4年10月25日支給分)
    内閣府 · 2022-10-12
    36万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は925億円経常利益171億円前期と比べると増収増益で、売上が+31.4%、利益が+52.7%。

売上高
+31.4%
925億円
経常利益
+52.7%
171億円
純利益
+67.6%
124億円
利益率
18.5%
前期比 +2.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,042億円925億円
純利益130億円124億円
1株あたり配当¥21¥21

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は302億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+102.7%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1354
2024年1Q14920
2024年2Q14313
2024年3Q14822
2024年4Q150−2
2025年2Q32746
2025年4Q37728
2026年2Q44663
2026年4Q47961
2027年1Q30252

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は610億円から925億円へ1.5倍に増えた。経常利益率は18.4%から18.5%になった。経常収益は3期、純利益は3期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月61011218.464
東邦コンピューターサービス株式会社が東邦情報システム株式会社を吸収合併し、商号を東邦情報システム株式会社に変更
2014年3月61814623.692
とうほう証券株式会社を設立
2015年3月64517026.499
2016年3月75617122.6182
2017年3月70310715.271
2018年3月70611015.673
2019年3月725588.036
2020年3月634446.927
2021年3月583−41−7.0−47
株式会社東邦コンサルティングパートナーズを設立
2022年3月60210216.968
2023年3月5876711.445
2024年3月5908314.153
株式会社東邦ITヒューマンソリューションズを設立
2025年3月70411215.974
2026年3月92517118.5124

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益925億円のうち、経常利益として残るのは171億円18.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は124億円、売上の13.4%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金81.5%754億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益18.5%171億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
18.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.1pt
13.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.0pt
6.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−903億円、投資CFが−1,949億円で、差し引きのフリーCFは−2,852億円期末の手元現金は9,462億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高兆円
2013年3月6,021−2,069790.46
2014年3月7,677−1,286−131.09
2015年3月5,222−1,893−251.42
2016年3月−2,6441,603−161.32
2017年3月−1,610−50−211.15
2018年3月−3463,133−1181.42
2019年3月−4,1636,137−1881.59
2020年3月−1,7401,997−201.62
2021年3月8,560−1,336−132.34
2022年3月5,021−444−132.80
2023年3月−7,598−497−191.99
2024年3月1,143−3,028−171.79
2025年3月−2,072−3,503−281.23
2026年3月−903−1,949−300.95

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は6.7兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2,177億円で、自己資本比率は3.2%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月4.671,6434.503.5
2014年3月5.381,6785.223.1
2015年3月5.871,8635.693.2
2016年3月5.861,9835.673.4
2017年3月6.021,9625.833.3
2018年3月6.032,0005.833.3
2019年3月5.911,9515.723.3
2020年3月6.021,9105.833.2
2021年3月6.791,9146.602.8
2022年3月7.141,9276.942.7
2023年3月6.611,9106.422.9
2024年3月6.762,0626.553.0
2025年3月6.651,9726.463.0
2026年3月6.742,1776.523.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
1,736億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
6.5兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは経常収益成長率79社中13位あたり、逆に低いのは自己資本比率79社中72位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.0%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
3.2%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率上位前期からの売上の伸び
31.4%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥980で、1年前と比べて+146.4%過去52週の値幅のなかでは93%の位置にある。

¥980-0.9%1ヶ月+10.4%1年+146.4%時価総額2,475億円
過去52週の値幅
安値¥400高値¥1,026

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.8倍
PER (会社予想)18.8倍
PBR1.08倍
配当利回り2.14%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に955円で、前日比5.35%下落した。ただし、1ヶ月では+10.02%と上昇しており、25日線(908円)や75日線(808円)を大きく上回る。52週高値1026円まで迫る水準で、年初来では+154.37%と大幅高。RSI65.32と過熱感があり、出来高は130万株と高水準で売買が活発。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 58/100)

PER は 19.06 倍と業界平均の 16.43 倍を上回り、予想 PER も 18.1 倍と割高感がややある。PBR は 1.04 倍と業界平均の 0.94 倍を上回るが、銀行業では PBR 1 倍未満が常態であり、1 倍を超えるのは資本効率が比較的良好と評価できる。ROE は 5.95% と銀行業として標準的で、業界平均と大きな差はない。配当利回りは 2.23% と業界平均 2.44% をやや下回るが、配当性向 35.32% と余裕のある水準。経常収益は 590 億円から 925 億円まで拡大しており、収益基盤は強化されている。ただし、PER の水準が業界平均を上回る点が気がかりであり、総合的にほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.8倍17.5倍
PER (予想)18.8倍
PBR1.08倍1.01倍
ROE6.0%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、金利上昇局面での収益改善がどこまで持続するか、という点にある。強気派は、2026年3月期に純利益124億円と大幅増益を見込む決算や、貸出金利の上昇による利ざや拡大を評価する。また、地域経済の回復やコンサルティング収入の積み上げが成長を後押しするとみる。一方、弱気派は、人口減少や企業の東京圏流出による貸出需要の停滞を懸念し、金利上昇効果が一過性に終わる可能性を指摘する。地銀再編の動きの中で、単独での生き残り戦略に懐疑的な見方もある。

プラスに働く材料7
  • 増益基調が持続

    2026年3月期純利益124億円は前期比大幅増。金利上昇効果が寄与。

  • コンサル収入拡大

    事業承継やM&A支援など手数料ビジネスが成長し、収益構造が多様化。

  • 地盤の安定性

    福島県内のシェアは高く、地域密着で安定的な預金基盤を有する。

  • 純利益124億円と前期比67.6%増通年影響

    純利益は74億円から124億円と67.6%増加、業績モメンタム継続

  • 売上高925億円と3期連続増収通年影響

    売上高は704億円から925億円と31.4%増加、3期連続増収

  • PBR1.04倍と純資産倍率の改善継続影響

    PBR1.04倍と1倍を回復、ROE5.95%の改善が続けば再評価

  • 外国人保有10%台で需給改善継続影響

    外国人保有10.04%と一定水準、株価上昇で一段の買い期待

マイナスに働く材料7
  • 人口減で需要減

    福島県の人口減少により、長期的な貸出需要の縮小は避けられない。

  • 金利上昇の一過性

    利ざや改善は環境要因が大きく、継続的な収益源になるかは不透明。

  • 再編競争の激化

    地銀再編が進む中、規模拡大やシステム投資で遅れを取る恐れ。

  • PER19倍超のバリュエーション懸念継続影響

    実績PER19.06倍、予想PER18.1倍と高水準、増益鈍化で割高感

  • ROE5.95%と資本効率の低さ継続影響

    ROE5.95%は低水準、PBR1.04倍を維持するには更なる増益が必要

  • 株価1年で152%上昇の反動懸念継続影響

    1年リターン152.21%と急騰、短期の利益確定売りが出やすい

  • 予想PER18.1倍と改善幅は限定的決算発表後影響

    予想PER18.1倍は実績19.06倍の小幅改善にとどまり、増益鈍化示唆

次の決算で確かめる点
貸出金利ざや
金利上昇局面での収益改善の度合いを測る重要な指標。
事業性融資残高
地元企業向け貸出の動向は、地域経済とビジネスモデルの健在性を示す。
コンサルティング収入
手数料ビジネスの成長が、利ざや依存からの脱却に寄与するか確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり21で、前期から+88.9%いまの株価に対する利回りは2.14%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥21
1株あたり
配当利回り
2.14%
いまの株価に対して
配当性向
35.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月827.3
2018年3月80.028.5
2019年3月80.049.6
2020年3月6−25.059.2
2021年3月60.0
2022年3月716.728.5
2023年3月70.038.6
2024年3月70.032.5
2025年3月928.629.4
2026年3月1788.935.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥21

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ25,028人。区分でいちばん多いのは個人・その他36.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.1%を占め、残る47.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他30.132.034.333.837.336.6
金融機関39.538.035.233.432.633.2
事業法人19.018.618.820.319.417.7
外国法人9.08.38.18.28.810.0
証券会社1.22.02.43.10.81.3
政府・自治体1.21.21.21.21.21.2
自己株式0.20.20.20.11.11.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.40
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.37
03明治安田生命保険相互会社3.93
04福島商事株式会社3.34
05東邦銀行従業員持株会3.30
06日本生命保険相互会社3.14
07日東紡績株式会社1.88
08住友生命保険相互会社1.56
09高橋 慧1.35
10JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.25

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+97%、1株純資産は14期で+35%。直近期のROEは6.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月256434.112.126.4
2014年3月366655.59.320.9
2015年3月397395.612.520.5
2016年3月727879.55.021.3
2017年3月287783.614.927.3
2018年3月297933.714.028.5
2019年3月147741.820.849.6
2020年3月117581.424.959.2
2021年3月−19759−2.4
2022年3月277653.57.728.5
2023年3月187582.312.238.6
2024年3月218172.617.332.5
2025年3月307903.711.929.4
2026年3月498716.013.135.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額212百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
佐藤稔(代表取締役)取締役頭取65
遠藤勝利(代表取締役)専務取締役60
目黒寛己常務取締役61
高野真司常務取締役60
小西雅子取締役67
髙島英也取締役66
佐藤卓夫取締役(監査等委員)65
河野一郎取締役(監査等委員)63
久田高正取締役(監査等委員)69
小田徹取締役(監査等委員)64

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6239314825
社外取締役545459
取締役(社内)1191919

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容748字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当行及び当行の関係会社は、当行、(連結)子会社7社及び関連会社(持分法適用会社)1社で構成され、銀行業を中心として主に金融サービスに係る事業を行っております。 当行及び当行の関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は、「第5 経理の状況1(1)連結財務諸表注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 〔銀行業〕 当行の本支店及び出張所123か店においては、預金業務、貸出業務、為替業務及びそれに付随する業務等を行い、地域に密着した営業活動を積極的に展開しており、当行及び当行の関係会社の中核と位置づけております。 〔リース業〕 東邦リース株式会社では、物品のリース・割賦販売業務を行っております。 〔信用保証業〕 東邦信用保証株式会社では、金融関連業務としての信用保証業務を行っております。 〔その他〕 子会社5社においては下記の通り、当行及び当行の関係会社内での連携により金融サービスの充実を担っております。 会社名   業務内容 株式会社東邦コンサルティングパートナーズ   事業承継及びM&Aの相談業務 株式会社東邦ITヒューマンソリューションズ   ITコンサルティング業務 株式会社東邦カード   クレジットカード業務及び保証業務 東邦情報システム株式会社   銀行情報系各システムの企画・開発、銀行OAシステムの企画、運用・管理、システム開発の外部受託等の業務 株式会社とうほうスマイル   帳票等の印刷・製本業務等 そのほか、持分法適用会社のふるさと産業躍進投資事業有限責任組合においては、成長・成熟・再生局面にある企業への投資業務を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,176字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。 (1)経営の基本方針 [経営理念体系図] [TX PLAN 2030の位置付け] 当行は、主に福島県を地盤とする地域金融機関として、パーパス「すべてを地域のために」をはじめとした新たな経営理念体系を2024年3月に制定しました。また、それを実現するための計画として、2024年4月から2030年3月までの6年間を計画期間とする長期経営計画「TOHO TRANSFORMATION(X) PLAN 2030」(以下「TX PLAN 2030」)を策定しました。名称には前中期経営計画で取り組んできた「変革=TRANS(X)FORMATION」(2021年度~2023年度)をさらに進め、当行が「進化=EXPANSION」(2024年度~2026年度)を果たし、地域・お客さまと新たな価値を「共創=CROSS(X)」(2027年度~2030年度)していくという決意を3つの「X」に込めています。 (2)中長期的な経営戦略及び目標とする経営指標 [長期経営計画の全体像] ①中長期的な経営戦略 TX PLAN 2030では「お客さま1社1社の事業価値向上」と「お客さま一人ひとりのゆたかな暮らしづくり」の2つのゴールを目指し、2つの基本方針である「地域・お客さまとの価値共創」と「当行グループの成長戦略」を実現してまいります。 (a)基本方針Ⅰ.お客さまとの価値共創 地域経済の持続的成長を達成する10TARGETSに対する取り組みを展開し、地域の皆さまの企業価値・資産価値を高め、経済を循環させることで地域・お客さまとの価値共創を実現してまいります。サステナブルファイナンスの拡大を通じて持続可能な地域社会を支え、総合コンサルティングにより産業創出・育成を行い、付加価値の高いサービスを提供することで、お客さまのゆたかな暮らしづくりへ貢献してまいります。 (b)基本方針Ⅱ.当行グループの成長戦略 当行グループの企業価値向上を図るための成長投資・人的資本投資に積極的に取り組みます。また、営業体制変革によるコンサルティング力の強化、BPRによる重点分野への人員再配置、アライアンスへの取り組み強化によって、当行が掲げる3つの成長ドライバを加速させ、グループ全体での収益を拡大してまいります。 ②目標とする経営指標 2025年度連結主要計数は、主に銀行単体の資金利益の伸長や役務取引等利益の増加などにより、当初業績予想を大きく上回る実績を確保し、2025年5月に修正したTX PLAN 2030における2026年度目標(当期純利益・ROE)を1年前倒しで達成しました。また、新たに策定した2026年度連結主要計数計画では、当期純利益130億円、ROE6%に到達し、コアOHRも63.4%まで改善する見通しです。 今後、2027年度より開始する『共創のステージ』に向けた計画を見直す予定であり、計画の順調な進捗および国内金利市場の動向を踏まえ、TX PLAN 2030の最終年度となる2029年度計数計画については、引き上げを視野に見直しを行う方針です。 [これまでの実績と2026年度計画] (連結)   2024年度   2025年度   2026年度 計画   実績   計画   実績   計画 コア業務純益   96億円   120億円   122億円   167億円   241億円 当期純利益   47億円   74億円   80億円   123億円   130億円 ROE   2.4%   3.6%   3.8%   5.9%   6.0% コアOHR   79.2%   74.9%   76.9%   70.5%   63.4% [TX PLAN 2030の2029年度計数計画] (連結)   当初計画策定時(2024年5月)   計数計画見直し時(2025年5月) コア業務純益   185億円   275億円 当期純利益   110億円   170億円 ROE   5.0%   7.0% コアOHR   67.0%   60.0% ※2025年5月の計数計画見直し時における政策金利の前提は2025年4月~2026年3月が0.5%、2026年4月以降が0.75%。 今後もTX PLAN 2030に掲げる各種施策を着実に遂行し、貸出金の増加やコンサルティング分野における非金利収入の拡大によるトップラインの増強を図ります。また、業務効率化のための行内DX促進や営業体制変革による生産性向上を着実に進めることで、ROE・OHRの改善に取り組み、経営体質をさらに強化してまいります。 企業価値を向上させる3本柱として、成長・環境投資、人的資本投資、株主還元を掲げております。お客さまのさらなる利便性向上を目指して積極的な成長・環境投資を継続するとともに、さらなる人的資本投資を行い地域の持続的成長に貢献できる人材の創出・育成に努めます。また、株主還元をより一層充実させることで、当行グループの企業価値向上を実現してまいります。 (3)経営環境 ①国内経済 2025年度の国内経済は、高水準の賃上げ継続に伴う雇用・所得環境の改善に加え、政府による総合経済対策の下支えもあり、個人消費や設備投資が増加基調をたどるなど緩やかな成長が継続しました。一方で、米国の関税政策の動向や、中東情勢に関連した原油価格の高騰等が景気を下押しするリスクとなっているほか、物価上昇の高止まりによる影響に注意する必要があり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。また、国内の金融情勢においては、日本銀行が2025年1月に政策金利を0.50%へ引上げし、12月に0.75%へ追加利上げを実施するなど、金融政策の正常化が一段と進展し、金融機関を取巻く環境に大きな変化がありました。 ②福島県内経済 当行の主要な営業基盤である福島県の経済は、足元の原材料価格の高騰や物価高の影響などにより足踏みの状況にありますが、賃上げの進展等による所得面を中心に雇用・所得環境が緩やかに改善するとともに、企業の設備投資が緩やかに持ち直すなど、一部では緩やかな回復の兆しが見られました。 ③金融環境 日本銀行の利上げに加え持続的なインフレ期待の高まりから中立金利の引き上げが意識され、イールドカーブ全体が上昇しており、また政府の拡張的な財政政策への警戒も加わり、長期金利の指標となる10年国債利回りは、2026年3月に一時2.3%台に乗せる展開となりました。 また、外国為替相場は、依然として低位にある日本の実質金利や貿易赤字等の構造的な円安圧力が継続しており、年度末には一時1ドル160円の水準に達しました。一方で、日経平均株価は半導体関連を中心とした企業収益の成長期待を背景に、期初の3万5千円台から堅調に推移し、期末には5万円台まで上昇しました。 (4)対処すべき課題 TX PLAN 2030を通じ地域社会の持続可能性を高めるため、重点的に取組む分野として、10TARGETSを設定しました。10TARGETSに取組み、地域・お客さまと新たな価値を共創することで、2つのGOALである「お客さま1社1社の事業価値向上」と、「お客さま一人ひとりのゆたかな暮らしづくり」を実現していきます。 本年度は「Design Our Future」というテーマを掲げ、各種施策に取り組んでおります。そのなかでも、人口減少、少子高齢化が地域社会に及ぼす影響は大きく、TARGET①「人材不足への対応」を解決すべき重要な社会課題の一つと捉えております。2025年10月に事業を開始した「株式会社東邦ITヒューマンソリューションズ」によるIT関連事業および人材関連事業を通じ、地域企業のDX推進と人材関連の課題解決に一層注力してまいります。 地域経済の活性化に欠かせない中小企業の本業支援においては、人件費上昇、原材料高騰など経営環境が厳しさを増すなか、金融仲介機能をさらに強化するとともに、経営計画の策定支援や販路拡大を支援する有料ビジネスマッチング、生産性向上に向けた伴走型経営支援の取り組みを強化しております。加えて、さらなる成長を目指すお客さまに対しては、資金面のみならず事業拡大に向けた経営戦略や事業承継・M&Aを含む総合的なコンサルティングを提供し、地域経済の成長の原動力となる企業づくりを積極的に支援してまいります。2026年5月に施行された企業価値担保権制度については、活用に向けた体制整備を進めるとともに、不動産担保や経営者保証に過度に依存しない、お客さまの事業の将来性やキャッシュフローに着目した融資手法の高度化に取り組みます。 地方創生に向けては、東日本大震災から15年が経過し、復興の新たな局面を迎えるなか、相双地域を起点とした福島県の創造的復興を引き続き大きな課題と捉えています。法人コンサルティング部内の「相双新産業推進室」を中心に、相双地域から県内外の企業・自治体とのマッチングや、新たな産業創出に向けた創業・スタートアップ、進出企業への支援を積極的に行っております。引き続き「創業の地 ふくしま」の確立に向け精力的に取り組んでまいります。 また、法人向けコンサルティング支援にとどまらず、地域経済の活性化及び地域の課題解決に向けた新たな取組みも実施しております。一例として、福島県の観光振興や福島駅前のにぎわい創出を図るため、2025年12月に福島駅前ESTAビル屋上の当行看板デザインを、「相馬野馬追」をはじめとする福島県内各地の観光素材に更改しました。併せて、当行福島駅前支店にこけし自動販売機を設置し、こけし文化の普及促進とインバウンドの取込みを含めた観光PRに取り組んでおります。こうした取り組みにより、「すべてを地域のために」というパーパスのもと、地域活性化を牽引する企業グループとしての役割を果たすべく、地域貢献に努めてまいります。
事業等のリスク5,008字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社。以下、本項目においては「当行」と総称。)が判断したものであります。 なお、当行のリスク管理体制等については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載しております。 当行は、TXPLAN2030の達成に向けて、経営に重要な影響を及ぼす可能性があるリスク事象の他、財務面や業績面等に関するリスクについて、内外環境も踏まえて網羅的に「主要なリスク」を抽出した上で、「発生可能性(蓋然性)の高さ」と「影響度(残余リスク)の大きさ」を評価し、トップリスクを選定しております。 主要なリスクも踏まえ、リスクカテゴリー毎に財務計画や事業戦略と整合的なリスクアペタイト(注)方針およびリスクアペタイト指標・水準を定めるとともに、定期的にモニタリングすることで、適切なリスクテイクとリスクコントロールができる態勢を整備しております。 なお、主要なリスク及びトップリスクの選定やコントロールの状況は、社外取締役を含めた経営陣が多面的な議論を行い重要なリスク認識を共有することで、ガバナンスを強化しております。また、期中においても必要に応じて内外環境の変化を踏まえた機動的な見直しを行っております。 (注)営業戦略や市場運用戦略等に基づき進んで受け入れるリスクの種類とリスク量 [ 主要なリスク ] 発生可能性 低   中   高 影響度   低       ・固定資産の減損等に係わるリスク 中   ・風評リスク・感染症の流行に関するリスク・各種法規制および政策変更に関するリスク   ・東日本大震災からの復旧の遅れ・信用リスク・市場リスク・流動性リスク・自己資本比率に係るリスク・金融犯罪に関するリスク   ・社会構造、産業構造の変化に伴う競争の激化・専門人材の不足・気候変動リスク 高   ・デジタル技術の進化・役職員による不適切な行為に関するリスク・重要な業務提携先に関するリスク・大規模自然災害等による業務停止のリスク ・地政学リスク・DE&Iへの不十分な対応・サイバーセキュリティリスク・システムリスク    ・世界・日本経済の低迷・人口減少、少子高齢化 (1) トップリスク 2026年3月現在のトップリスク及び対応方針等は以下のとおりであります。 [ トップリスクへの対応方針 ] リスク 区分   リスク 事象   リスクシナリオ   対応方針   TX PLAN2030との関連 戦略 リスク   世界・日本経済の低迷   ・世界的な景気後退や日本経済が低迷し、企業業績が悪化。また、貸出需要が低迷し、その結果、当行収益の減少や与信費用が増加。   ・信用収縮やグローバル・スタグフレーションの発生など様々な事象を想定したストレステストを実施。リスク顕在化時の影響分析を踏まえた具体的なアクションプランを策定し、ストレス時の対応力を強化   - 人口減少、少子高齢化   ・主要マーケットである福島県の人口減少により、経済規模が縮小し当行収益力が低下。   ・人材不足への対応として、総合人材コンサルティングを通じ、多様な人材の採用支援や人材定着・育成のための支援、IT・DXを活用した生産性向上支援強化により地域の持続的な成長・発展を実現・金融仲介機能の発揮により地域が抱える生産性向上などの各種課題解決に貢献することで、持続可能な地域社会を実現   基本方針Ⅰ(TARGET①、TARGET③) ・人材が確保できない場合、また、最適な人的資源配賦ができない場合、業務運営や業績・財務状況に悪影響を及ぼす。   ・人材流動化への対応として、地域社会に貢献するための価値観を共有できる人材を新卒採用の安定継続やキャリア採用の積極化で獲得・人材育成への対応として、多様化するニーズに対応できる高度なコンサルティングスキルと優れた人間力を有する人材を育成・組織の効率性・専門性を追求し、限られた人員で最大の効果を生む事業セグメント別の営業体制・組織体制を構築   基本方針Ⅱ 社会構造、産業構造の変化に伴う競争の激化   ・新たなサービスの誕生や異業種の参入による競争環境変化から事業基盤が毀損。・技術革新により創出される新ビジネスに対する目利き力不足によりビジネス機会逸失の可能性。   ・創業・成長・経営支援への取組みとして、企業ステージごとのお客さまニーズに応じた経営サポートやライフサイクルの好循環により企業・地域経済の持続的発展に貢献   基本方針Ⅰ(TARGET④) リスク 区分   リスク 事象   リスクシナリオ   対応方針   TX PLAN2030との関連 戦略 リスク   気候変動リスク   ・地球温暖化による台風等の自然災害により当行本支店が被災し復旧によりコスト増加。また、企業業績悪化や担保毀損により与信費用が増加。(物理的リスク)・脱炭素社会への移行に伴う、炭素税の引上げや新技術の導入等により産業構造が変化。その結果、収益縮小や減損により企業業績が悪化し与信費用が増加。(移行リスク)   ・お客さまの脱炭素経営に関する伴走支援(エンゲージメント)を通じて、持続可能なビジネスモデルの構築に貢献・サスティナブルファイナンスを通じて脱炭素社会への移行や新たな産業・社会構造への転換を促すなどお客さまの環境・社会両分野の課題解決を積極的に支援・2040年度のカーボンニュートラルを目標として設定し、ZEB設計による店舗設置や既存店舗の省エネ化などに取組み、地域の脱炭素化を牽引し地域社会の持続的な発展に貢献   基本方針Ⅰ(TARGET②)     基本方針Ⅱ 地政学リスク   ・紛争やテロ発生によるエネルギー価格高騰やサプライチェーンの寸断、日本製品の輸入禁止等により、経済が停滞し、企業業績も悪化。   ・地政学リスクの顕在化に伴うグローバル・スタグフレーションの発生を想定したストレステストを実施。リスク顕在化時の影響分析を踏まえた具体的なアクションプランを策定し、ストレス時の対応力を強化   - DE&Iへの不十分な対応   ・女性・シニア活躍や妊娠・育児・介護等での柔軟な働き方に対する対応の遅れ等により従業員のエンゲージメントが低下し、サービス提供力が低下。   ・DE&I(多様な人材の活躍)によりもたらされる「一体感」と「新たな価値の創造」への取組みとして女性・シニア活躍やチャレンジドの活躍支援、マネジメント層の意識醸成を強化・Well-being(職場環境改善)へ取組み、エンゲージメントが高く、自律的で柔軟な働き方ができる職場環境を整備   基本方針Ⅱ 専門人材の不足   ・DXやサイバー攻撃、GXへの対応、リスク管理の高度化などに対応する専門知識を持つ人材が不足し、中長期的な競争力が低下。   ・人材エージェントやリファラル採用の活用、転職イベントへの積極参加などチャネル多様化によりキャリア採用を強化   基本方針Ⅱ 非財務リスク   サイバーセキュリティリスク   ・サイバー攻撃による大規模な損害(業務停止、情報漏えい、不正送金等発生)により信用失墜し、ビジネス機会を喪失。   ・サイバーセキュリティ対応計画に基づくサイバーセキュリティ管理態勢の構築を行い、技術的対策等によりリスクを低減・システム面での対策のほか、専門組織であるCSIRT(シーサート)を設置し、サイバー事案発生時にも適切に対応できる体制を整備・高度化・巧妙化している状況を踏まえ、継続的に多方面から情報収集することに加え、インシデントの発生に備え定期的な訓練を行うなど対応力を強化   - リスク 区分   リスク 事象   リスクシナリオ   対応方針   TX PLAN2030との関連 非財務リスク   システムリスク   ・システム障害による大規模な損害により、補償費用支払が発生し評判も悪化。   ・システムリスクのモニタリング強化により潜在的なリスクの把握や障害発生の予兆を早期に発見することでリスクを低減・不測の事態に備えたBCP訓練等により障害発生時の対応力を強化   - (2) トップリスク以外の主要なリスク トップリスク以外の主要なリスクは以下のとおりであります。 リスク区分   リスク事象   リスクシナリオ 戦略 リスク   東日本大震災からの復旧の遅れ   ・原発処理水放出等による風評やイノベ構想・F-REI等の計画遅延による相双地区の産業育成・創出の後れにより、福島県の経済成長が鈍化し、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性。 デジタル技術の変化   ・生成AIの利活用など次世代金融サービスの提供の後れからCS低下し、顧客離れが生じ当行シェア低下。 財務 リスク   信用リスク(注)   ・我が国の経済情勢、特に当行が主たる営業地域としている福島県の経済情勢が貸出先の業況等に悪影響を及ぼし、債務者区分の下方遷移や、担保価値の下落、または予期せぬ事由の発生による与信費用の増加。 市場リスク(注)   ・金利上昇(金利リスク)や株価低迷(株価下落リスク)、また為替レートの変動(為替リスク)による保有有価証券の評価損益悪化および減損発生。 流動性リスク   ・人口減少等により預金が大幅に減少し、当行資金繰りの悪化や運調ミスマッチが生じ有価証券売却を余儀なくされ業績・財務状況に悪影響を及ぼす。 ・SNS等により当行の悪い風評が拡散され、短期間に預金が流出。 自己資本比率に係るリスク   ・以下の要因により自己資本比率が要求される水準を下回った場合、金融庁長官から業務の全部または一部の停止等を含む様々な命令を受ける。①株式を含む有価証券ポートフォリオ価値の下落②不良債権増加に伴う与信関係費用の増加③自己資本比率の基準及び算定方法の変更④本項記載のその他の不利益な展開 固定資産の減損等に係わるリスク   ・店舗収益の低下や用途変更による固定資産の減損発生。 非財務 リスク   金融犯罪に関するリスク   ・マネロン等対策不備による制裁により、信用失墜と当局からの業務停止命令。 役職員の不適切な行為に関するリスク   ・不祥事件や法令・コンプライアンス違反による法的責任や損害賠償責任による経済的負担と信用失墜。 重要な業務提携先に関するリスク   ・重要な業務提携先との業務提携を解消した場合、営業体制再構築には多大なコストや時間が必要となり、業務運営や業績・財務状況に悪影響を及ぼす。 風評リスク   ・当行や当行関係先・関係者に対する否定的な世論の拡大や、根拠がなく事実に基づかない情報がSNSなどで拡散され当行の信用が失墜。 大規模自然災害等による業務停止のリスク   ・自然災害発生により本支店の毀損や通信インフラ被害等発生し、事業継続困難化。 感染症の流行に関するリスク   ・新型コロナウイルスのような深刻な感染症の流行により、役職員等の欠勤、本支店閉鎖等による事業継続困難化。 リスク区分   リスク事象   リスクシナリオ 非財務リスク   各種法規制や政策変更に関するリスク   ・政策変更や各種法規制等に対する態勢整備が遅れ、収益低下や信用失墜。 (注)財務リスクのうち、信用リスク及び市場リスクについては、統計的手法であるVaR(バリューアットリスク)を用いて、ある確率(信頼区間99.9%)のもと一定期間(例えば1年間)に被る可能性のある最大損失額(リスク量)を算出し把握しております。また、これらのリスクが顕在化した場合の業務の継続性を確保する観点から、リスク量が自己資本の範囲内に収まるよう資本配賦制度(リスク量に対する資本の割り当て)を用いた業務運営を行い、経営戦略と一体となったリスク管理を実践しております。
経営成績の分析 (MD&A)20,606字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 (業績等の概要) 基本方針Ⅰ.地域・お客さまとの価値共創 <法人コンサルティング> 「お客さま1社1社の事業価値向上」を目指すべきゴールに掲げ、事業を営むお客さまに対しては、お客さまが抱える様々な課題やニーズにお応えするコンサルティングサービスを提供しております。国内金利の上昇局面においても円滑な資金対応に努めた結果、事業性貸出金の残高は引き続き堅調に推移しました。また、2024年11月に設立した「TOHOネクストステージファンド」については、宇宙関連事業や障がい者就労支援など多様な分野のスタートアップ企業に対し第4号案件まで投資を実行するなど、「創業の地 ふくしま」の確立に向けた取り組みを着実に進めております。 お客さまが抱える経営課題のなかでも、人口減少に伴う人材関連ニーズ及びIT関連ニーズは特に大きく、当行グループへの相談件数は過去5年間で累計1,900件に達しております。その環境下、人材不足とDX推進という地域課題の解決を目指し、2025年7月に当行100%出資子会社「株式会社東邦ITヒューマンソリューションズ(TIH)」を設立し、ITコンサルティング・システム導入支援を開始しました。2026年4月には人材関連ソリューション事業を当行からTIHへ移管し、人材紹介・育成支援をワンストップで提供する体制の充実を図り、地域企業の生産性向上と人材課題の解決に取り組んでおります。 また、サステナビリティ宣言に掲げた「脱炭素・ネイチャーポジティブ」に基づき、福島県全体のカーボンニュートラルに向けた取り組みを牽引するため、県内複数の自治体との連携協定を締結し、公共施設のLED化、再生可能エネルギーの導入によるCO2削減効果や適切な森林管理によるCO2吸収効果のJ-クレジット化を推進するなど、環境価値の地産地消に取り組んでおります。 さらに、お客さまのESG/SDGsへの取り組み状況に応じて融資条件を優遇する「とうほう・未来コネクトローン」の取扱いを新たに開始するなど、サステナブルファイナンスの推進にも注力しております。こうしたコンサルティングによる付加価値の向上と多様な資金ニーズへの対応を積み重ねた結果、事業性貸出金は1兆8,437億円となり、残高ピークを二期連続で更新しました。 <個人コンサルティング> 「お客さま一人ひとりのゆたかな暮らしづくり」を目指すべきゴールに掲げ、個人のお客さまに対しては、中長期的な資産形成、資産運用、資産承継等の幅広いニーズにお応えする高度な金融サービスを提供しております。 野村證券株式会社との金融商品仲介業務における包括的業務提携に基づき、2025年1月より預かり資産特化型拠点として「コンサルティングプラザ」を福島県内4カ所に開設し、10月には新たに「コンサルティングブランチ」を福島県内2カ所に追加しました。東邦銀行の行員と野村證券からの出向者が一体となり、お客さまのライフステージに応じた質の高いコンサルティングサービスの提供に取り組んだ結果、預かり資産残高は1兆2,000億円に達しております。 また、地域の金融リテラシー向上に向けた取り組みとして、本提携の知見を活かした金融経済教育プログラムを共同で展開したほか、第20回「エコノミクス甲子園」福島大会の開催、地元教育機関への出前授業等の積極的な取り組みを通じて、幅広い世代に向けた金融教育を一層強化しております。 住宅ローンにつきましては、日本銀行の政策金利引き上げに伴い金利環境が大きく変化するなか、お客さまのライフプランに応じた金利施策の展開に加え、連生団信(注1)やがん保障をはじめとする団体信用生命保険の保障内容の充実を図るなど、多様化するお客さまのニーズに機動的に対応してまいりました。このような取り組みの結果、住宅ローン残高は8,228億円に達しており、個人のお客さまとの取引基盤は、着実に拡充しております。 (注1)住宅ローンの連帯債務者である夫婦双方が加入し、いずれか一方が死亡・高度障がい等となった場合にローン残高が全額弁済される保険 基本方針Ⅱ.当行グループの成長戦略 <当行の企業価値向上> (アライアンス戦略) 当行の企業価値向上に向け、地銀10行による広域かつ大規模な連携である「TSUBASAアライアンス」の知見を最大限に活用しております。2026年5月には、アライアンス参加行との連携施策として、銀行間でバックオフィス業務や相続手続きを共同化する「TSUBASA共同事務センター」設立が決定しました。 また、アライアンス参加行が共同開発した店頭タブレット「TSUBASA Smile」を2026年2月に導入しました。窓口でのタブレット端末による受付により、お客さまの申込書記入の負担軽減、手続き時間の短縮を図るとともに、ペーパーレスでの手続きを実現しております。2026年6月末を目途に全店での取扱いを順次開始する予定です。 個人向けスマートフォンアプリ「東邦銀行アプリ」につきましては、2026年2月に新機能として定期預金の開設機能や通帳モード等を追加し、利便性のさらなる向上を図っております。2026年3月末での契約累計件数は16万件となり、多くのお客さまにご利用いただいております。 地域金融機関との連携強化のため、2026年3月、株式会社七十七銀行及び株式会社山形銀行との間で、南東北3県の持続的発展に向けた連携協定「南東北元気プロジェクト」を締結しました。3行のネットワークと知見を結集し、事業承継・M&A支援の実効性向上、販路開拓や海外ビジネスの推進、さらには観光商品の磨き上げなど、県域を越えた広域連携による地域課題の解決に取り組んでまいります。 (株主還元の充実) 株主還元につきましては、2025年11月に株主還元方針を見直しし、2026年度(2027年3月期)以降の配当性向の目安を従来の30%から40%に引き上げることを決定しており、利益成長に応じてより弾力的な利益還元を行う方針としております。 ① 財政状態 総資産残高は、6兆7,423億円で前連結会計年度末比891億円の増加となりました。 資産項目の主要な勘定残高は、現金預け金が9,467億円(前連結会計年度末比2,887億円の減少)、有価証券が1兆3,980億円(前連結会計年度末比1,885億円の増加)、貸出金が4兆2,272億円(前連結会計年度末比1,878億円の増加)であります。 負債の部合計は、6兆5,246億円で前連結会計年度末比686億円の増加となりました。 負債項目の主要な勘定残高は、預金が5兆7,427億円(前連結会計年度末比197億円の減少)、譲渡性預金が4,162億円(前連結会計年度末比261億円の増加)であります。 純資産の部合計は、2,177億円で前連結会計年度末比205億円の増加となりました。 これは、その他有価証券評価差額金が減少した一方で、繰延ヘッジ損益の127億円増加を主な要因としてその他の包括利益累計額が110億円増加したことによるものでございます。 なお、当連結会計年度末の国内基準による連結自己資本比率は、リスクアセットの減少等により、前年度末比0.98%上昇し11.73%となりました。 ② 経営成績 当連結会計年度の経営成績は、次のとおりとなりました。 経常収益は、貸出金及び円建有価証券残高の着実な積み上げと日銀の政策金利引上げに伴う利回りの改善により、貸出金利息、有価証券利息配当金が増加。また、法人関連手数料が堅調に推移したことに加え、2025年10月に野村證券との包括的業務提携に基づく新たな体制に完全に移行し、預かり資産残高を着実に積み上げた結果、役務取引等収益が増加し、前年度比220億21百万円増加し924億65百万円となりました。 経常費用は、預金等利息の増加及び経費の増加等により、前年度比161億29百万円増加し753億74百万円となりました。 この結果、経常利益は、前年度比58億92百万円増加の170億90百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加に伴い前年度比49億7百万円増加し123億53百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 従来、「証券業」を報告セグメントとして記載しておりましたが、量的な重要性が乏しくなったことに伴い、当連結会計年度より「証券業」について「その他」の区分に含めております。なお、前連結会計年度との比較・分析は変更後の区分に基づいて記載しております。 ○ 銀行業 経常収益は、前年度比215億41百万円増加し819億93百万円、セグメント利益は前年度比52億52百万円増加し161億37百万円となりました。 ○ リース業 経常収益は、前年度比8億3百万円増加し95億24百万円、セグメント利益は前年度比22百万円増加し6億82百万円となりました。 ○ 信用保証業 経常収益は、前年度比42百万円増加し18億41百万円、セグメント利益は前年度比2億97百万円増加し15億31百万円となりました。 ○ その他 経常収益は、前年度比6億82百万円減少し34億28百万円、セグメント利益は前年度比4億5百万円減少し4億36百万円となりました。 ③ キャッシュ・フロー 当連結会計年度の連結キャッシュ・フローにつきましては、次のとおりとなりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加等により902億円のマイナス(前年度比1,168億円増加)、投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得等により1,949億円のマイナス(前年度比1,553億円増加)、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いにより29億円のマイナス(前年度比1億円減少)となりました。 この結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前年度末比2,881億円減少し9,462億円となりました。 ④ 生産、受注及び販売の状況 銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (参考) (1) 国内・国際業務部門別収支 資金運用収支は、国内業務部門で442億22百万円、国際業務部門で11億63百万円、合計では前連結会計年度比77億64百万円増加し453億86百万円となりました。また、役務取引等収支は、国内業務部門で96億28百万円、国際業務部門で18百万円、合計では前連結会計年度比2億6百万円減少し96億47百万円、その他業務収支は、国内業務部門で10億36百万円、国際業務部門で△14億75百万円、合計では前連結会計年度比4億28百万円増加し△4億38百万円となりました。 以上の各収支を合計した連結業務粗利益は、国内業務部門で548億88百万円、国際業務部門で△2億93百万円、合計では前連結会計年度比79億86百万円増加し545億95百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   36,876   745   37,621 当連結会計年度   44,222   1,163   45,386 うち資金運用収益   前連結会計年度   42,037   835   20 42,852 当連結会計年度   61,140   1,293   74 62,359 うち資金調達費用   前連結会計年度   5,161   89   20 5,231 当連結会計年度   16,917   130   74 16,973 信託報酬   前連結会計年度   0   -   0 当連結会計年度   0   -   0 役務取引等収支   前連結会計年度   9,835   17   9,853 当連結会計年度   9,628   18   9,647 うち役務取引等収益   前連結会計年度   15,383   45   15,428 当連結会計年度   15,609   49   15,658 うち役務取引等費用   前連結会計年度   5,547   27   5,575 当連結会計年度   5,980   30   6,011 その他業務収支   前連結会計年度   △132   △734   △866 当連結会計年度   1,036   △1,475   △438 うちその他業務収益   前連結会計年度   9,603   15   9,618 当連結会計年度   11,081   3   11,084 うちその他業務費用   前連結会計年度   9,736   749   10,485 当連結会計年度   10,044   1,478   11,523 (注) 1 国内業務部門とは当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度4百万円、当連結会計年度13百万円)を控除して表示しております。 3 資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。 (2) 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況 資金運用勘定平均残高は、国内業務部門が6兆8,556億4百万円、国際業務部門が431億82百万円となり、相殺消去を行った合計で6兆8,645億47百万円となりました。また、利回りは、国内業務部門が0.89%、国際業務部門が2.99%となり、相殺消去を行った合計で0.90%となりました。 一方、資金調達勘定平均残高は、国内業務部門が6兆7,903億36百万円、国際業務部門が396億30百万円となり、相殺消去を行った合計で6兆7,957億27百万円となりました。また、利回りは、国内業務部門が0.24%、国際業務部門が0.32%となり、相殺消去を行った合計で0.24%となりました。 ① 国内業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   (34,502)6,739,258   (20)42,037   0.62 当連結会計年度   (34,239)6,855,604   (74)61,140   0.89 うち貸出金   前連結会計年度   3,917,567   30,496   0.77 当連結会計年度   4,099,237   41,509   1.01 うち商品有価証券   前連結会計年度   52   0   0.24 当連結会計年度   25   0   0.24 うち有価証券   前連結会計年度   997,627   6,587   0.66 当連結会計年度   1,298,848   11,799   0.90 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   115,010   359   0.31 当連結会計年度   111,764   718   0.64 うち預け金   前連結会計年度   1,644,927   4,574   0.27 当連結会計年度   1,281,136   7,037   0.54 資金調達勘定   前連結会計年度   6,699,474   5,161   0.07 当連結会計年度   6,790,336   16,917   0.24 うち預金   前連結会計年度   5,647,053   3,427   0.06 当連結会計年度   5,621,755   10,473   0.18 うち譲渡性預金   前連結会計年度   508,784   336   0.06 当連結会計年度   459,949   1,106   0.24 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   405   2   0.52 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   361,738   874   0.24 当連結会計年度   453,050   2,457   0.54 うち借用金   前連結会計年度   173,460   188   0.10 当連結会計年度   229,263   1,243   0.54 (注) 1 国内業務部門とは、当行及び連結子会社の円建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、各連結会計年度の期首と期末の残高に基づく平均残高を利用しております。 3 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度54,506百万円、当連結会計年度53,748百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度7,550百万円、当連結会計年度6,300百万円)及び利息(前連結会計年度4百万円、当連結会計年度13百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 4 ( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 ② 国際業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   42,296   835   1.97 当連結会計年度   43,182   1,293   2.99 うち貸出金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち商品有価証券   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   39,714   830   2.09 当連結会計年度   41,758   1,289   3.08 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   263   0   0.20 当連結会計年度   122   0   0.12 資金調達勘定   前連結会計年度   (34,502)39,918   (20)89   0.22 当連結会計年度   (34,239)39,630   (74)130   0.32 うち預金   前連結会計年度   5,223   69   1.33 当連結会計年度   5,201   56   1.07 うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - (注) 1 国際業務部門とは当行の外貨建取引であります。なお、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、各連結会計年度の期首と期末の残高に基づく平均残高を利用しております。 3 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度12百万円、当連結会計年度12百万円)を控除して表示しております。 4 ( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 5 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、主として月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。 ③ 合計 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   6,747,052   42,852   0.63 当連結会計年度   6,864,547   62,359   0.90 うち貸出金   前連結会計年度   3,917,567   30,496   0.77 当連結会計年度   4,099,237   41,509   1.01 うち商品有価証券   前連結会計年度   52   0   0.24 当連結会計年度   25   0   0.24 うち有価証券   前連結会計年度   1,037,342   7,417   0.71 当連結会計年度   1,340,606   13,089   0.97 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   115,010   359   0.31 当連結会計年度   111,764   718   0.64 うち預け金   前連結会計年度   1,645,191   4,574   0.27 当連結会計年度   1,281,258   7,038   0.54 資金調達勘定   前連結会計年度   6,704,890   5,231   0.07 当連結会計年度   6,795,727   16,973   0.24 うち預金   前連結会計年度   5,652,276   3,497   0.06 当連結会計年度   5,626,957   10,529   0.18 うち譲渡性預金   前連結会計年度   508,784   336   0.06 当連結会計年度   459,949   1,106   0.24 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   405   2   0.52 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   361,738   874   0.24 当連結会計年度   453,050   2,457   0.54 うち借用金   前連結会計年度   173,460   188   0.10 当連結会計年度   229,263   1,243   0.54 (注) 1 資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度54,518百万円、当連結会計年度53,748百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度7,550百万円、当連結会計年度6,300百万円)及び利息(前連結会計年度4百万円、当連結会計年度13百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 2 国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しております。 (3) 国内・国際業務部門別役務取引の状況 役務取引等収益は、国内業務部門が156億9百万円、国際業務部門が49百万円となり、合計で156億58百万円となりました。 役務取引等費用は、国内業務部門が59億80百万円、国際業務部門が30百万円となり、合計で60億11百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   15,383   45   15,428 当連結会計年度   15,609   49   15,658 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   3,026   -   3,026 当連結会計年度   2,958   -   2,958 うち為替業務   前連結会計年度   3,357   44   3,402 当連結会計年度   3,457   48   3,506 うち証券関連業務   前連結会計年度   1,319   -   1,319 当連結会計年度   2,257   -   2,257 うち代理業務   前連結会計年度   254   -   254 当連結会計年度   281   -   281 うち保護預り・ 貸金庫業務   前連結会計年度   90   -   90 当連結会計年度   87   -   87 うち保証業務   前連結会計年度   1,094   0   1,094 当連結会計年度   1,090   0   1,090 うち投資信託の 窓口販売業務   前連結会計年度   957   -   957 当連結会計年度   440   -   440 うち保険関連業務   前連結会計年度   1,139   -   1,139 当連結会計年度   882   -   882 役務取引等費用   前連結会計年度   5,547   27   5,575 当連結会計年度   5,980   30   6,011 うち為替業務   前連結会計年度   280   27   308 当連結会計年度   353   30   383 (注) 国際業務部門には、当行の外国為替業務等に関する収益、費用を計上しております。 (4) 国内・国際業務部門別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   5,756,345   6,223   5,762,569 当連結会計年度   5,738,076   4,698   5,742,774 うち流動性預金   前連結会計年度   4,683,526   -   4,683,526 当連結会計年度   4,642,006   -   4,642,006 うち定期性預金   前連結会計年度   1,019,716   -   1,019,716 当連結会計年度   1,052,030   -   1,052,030 うちその他   前連結会計年度   53,102   6,223   59,325 当連結会計年度   44,039   4,698   48,737 譲渡性預金   前連結会計年度   390,089   -   390,089 当連結会計年度   416,244   -   416,244 総合計   前連結会計年度   6,146,435   6,223   6,152,659 当連結会計年度   6,154,321   4,698   6,159,019 (注) 1 国内業務部門とは、当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 3 定期性預金=定期預金+定期積金 (5) 業種別貸出状況及び外国政府等向け債権残高 ① 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金 額(百万円)   構成比(%)   金 額(百万円)   構成比(%) 国内 (除く特別国際金融取引勘定分)   4,039,402   100.00   4,227,234   100.00 製造業   265,675   6.58   280,972   6.65 農業、林業   7,679   0.19   7,514   0.18 漁業   1,877   0.05   2,334   0.05 鉱業、採石業、砂利採取業   2,677   0.06   2,589   0.06 建設業   95,237   2.36   104,997   2.48 電気・ガス・熱供給・水道業   261,729   6.48   260,420   6.16 情報通信業   12,376   0.31   12,059   0.29 運輸業、郵便業   81,686   2.02   89,406   2.11 卸売業、小売業   197,564   4.89   201,680   4.77 金融業、保険業   162,823   4.03   166,099   3.93 不動産業、物品賃貸業   451,778   11.18   484,420   11.46 地方公共団体   811,811   20.10   835,614   19.77 個人   855,910   21.19   885,099   20.94 その他   830,573   20.56   894,025   21.15 特別国際金融取引勘定分   -   -   -   - 政府等   -   -   -   - 金融機関   -   -   -   - その他   -   -   -   - 合計   4,039,402   ――――   4,227,234   ―――― ② 外国政府等向け債権残高(国別) 該当事項はありません。 (6) 国内業務部門・国際業務部門別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   646,074   -   646,074 当連結会計年度   690,753   -   690,753 地方債   前連結会計年度   210,988   -   210,988 当連結会計年度   302,269   -   302,269 社債   前連結会計年度   157,969   -   157,969 当連結会計年度   173,924   -   173,924 株式   前連結会計年度   38,634   -   38,634 当連結会計年度   61,033   -   61,033 その他の証券   前連結会計年度   115,934   39,858   155,793 当連結会計年度   139,241   30,785   170,027 合計   前連結会計年度   1,169,601   39,858   1,209,460 当連結会計年度   1,367,222   30,785   1,398,008 (注) 1 国内業務部門とは当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 (7) 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は提出会社1社です。 ①信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表/連結) 資産 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 銀行勘定貸   5,714   100.00   5,895   100.00 合計   5,714   100.00   5,895   100.00 負債 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 金銭信託   5,714   100.00   5,895   100.00 合計   5,714   100.00   5,895   100.00 (注) 共同信託他社管理財産 前連結会計年度末 -百万円 当連結会計年度末  -百万円 ②元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残) 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金銭信託(百万円)   貸付信託(百万円)   合計(百万円)   金銭信託(百万円)   貸付信託(百万円)   合計(百万円) 銀行勘定貸   5,714   -   5,714   5,895   -   5,895 資産計   5,714   -   5,714   5,895   -   5,895 元本   5,714   -   5,714   5,889   -   5,889 仮受金   -   -   -   5   -   5 負債計   5,714   -   5,714   5,895   -   5,895 (自己資本比率等の状況) (参考) 自己資本比率は、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 なお、当行は信用リスク・アセットの算出においては基礎的内部格付手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   11.73 2.連結における自己資本の額   1,946 3.リスク・アセットの額   16,579 4.連結総所要自己資本額   663 単体自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.単体自己資本比率(2/3)   11.26 2.単体における自己資本の額   1,839 3.リスク・アセットの額   16,320 4.単体総所要自己資本額   652 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2 危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3 要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4 正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額(単体) 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   225   219 危険債権   298   303 要管理債権   24   23 正常債権   40,519   42,444 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当行グループ(当行及び連結子会社)の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループが判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態) 当連結会計年度の譲渡性預金を含む総預金の期中平均残高は、個人預金を中心に前連結会計年度比1,161億円減少(減少率1.87%)し、6兆869億円となりました。 これは、物価高等の影響により預金の取り崩しの動きがみられた結果であります。 運用の要である貸出金の期中平均残高は、前連結会計年度比526億円増加(増加率1.30%)し、4兆992億円となりました。 これは、県内及び東京における事業性貸出が増加したことが主な要因であります。 また、有価証券の期中平均残高は、前連結会計年度比1,263億円増加(増加率10.40%)し、1兆3,406億円となりました。 これは、安定的な利息配当金確保のため、円建債券を中心に残高を積み上げるとともに、将来の含み益の確保やリスク分散を図るため中長期目線での投資を行った結果であります。 (単位:百万円) 主要勘定の期中平均残高   前連結会計年度(A)   当連結会計年度(B)   増減(B-A) 総預金   6,203,008   6,086,906   △116,102 預金   5,693,861   5,626,957   △66,904 譲渡性預金   509,147   459,949   △49,197 貸出金   4,046,549   4,099,237   52,688 有価証券   1,214,240   1,340,606   126,366 (※)平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、各連結会計年度の期首と期末の残高に基づく平均残高を利用しております。 なお、当連結会計年度末における連結ベースのリスク管理債権残高は、前連結会計年度末比3億円減少し552億円、総与信に占める比率は、前連結会計年度末比0.05ポイント低下の1.29%となっております。 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減 残高   総貸出金に占める比率   残高   総貸出金に占める比率   残高   比率 リスク管理債権残高合計   55,574   1.34%   55,253   1.29%   △320   △0.05% 破綻更生債権及びこれらに準ずる債権   23,313   0.56%   22,578   0.52%   △735   △0.03% 危険債権   29,833   0.72%   30,373   0.71%   540   △0.01% 三月以上延滞債権   336   0.00%   272   0.00%   △64   △0.00% 貸出条件緩和債権   2,090   0.05%   2,029   0.04%   △61   △0.00% 正常債権   4,068,372   98.65%   4,220,391   98.70%   152,018   0.05% 総与信   4,123,947   ――――   4,275,644   ――――   151,697   ―――― (経営成績) (a) 連結業務粗利益[資金利益+役務取引等利益+その他業務利益] 連結業務粗利益は、資金利益の増加等により、前連結会計年度比79億86百万円増加の545億95百万円となりました。 資金利益は、貸出金利息の増加等により、前連結会計年度比77億64百万円増加の453億86百万円となりました。 役務取引等利益は、役務取引等費用の増加等により、前連結会計年度比2億6百万円減少の96億47百万円となりました。 その他業務利益は、金融派生商品損益の増加等により、前連結会計年度比4億28百万円増加の△4億38百万円となりました。 (単位:百万円) 連結業務粗利益の内訳   前連結会計年度(A)   当連結会計年度(B)   増減(B-A) 連結業務粗利益       46,608   54,595   7,986 資金利益       37,621   45,386   7,764 資金運用収益       42,852   62,359   19,506 うち貸出金利息       30,496   41,509   11,013 うち有価証券利息配当金       7,417   13,089   5,671 資金調達費用   (△)   5,235   16,986   11,751 うち預金等利息   (△)   3,833   11,635   7,802 金銭の信託運用見合費用       4   13   9 役務取引等利益       9,853   9,647   △206 役務取引等収益       15,428   15,658   230 役務取引等費用   (△)   5,575   6,011   436 その他業務利益       △866   △438   428 その他業務収益       9,618   11,084   1,466 うち国債等債券売却益       68   275   207 その他業務費用   (△)   10,485   11,523   1,037 うち国債等債券売却損   (△)   1,696   2,466   770 うち国債等債券償却   (△)   -   -   - (※)連結業務粗利益=資金利益(資金運用収益-資金調達費用+金銭の信託運用見合費用)+役務取引等利益(役務取引等収益-役務取引等費用)+その他業務利益(その他業務収益-その他業務費用) (b) 連結実質業務純益[連結業務粗利益-営業経費(臨時費用処分を除く)] 営業経費(臨時費用処理分を除く)は、前連結会計年度比39億22百万円増加の400億61百万円となりました。 これは、初任給引上げや賃上げ等の人的資本投資に加え、デジタル投資や野村アライアンスの本格稼働に伴う成長投資を実施したことによる経費の増加によるものであります。 その結果、連結実質業務純益は、営業経費(臨時費用処理分を除く)の増加の一方で、資金利益の増加等により、前連結会計年度比40億63百万円増加の145億33百万円となりました。 (単位:百万円) 連結実質業務純益の内訳   前連結会計年度(A)   当連結会計年度(B)   増減(B-A) 連結業務粗利益           46,608   54,595   7,986 営業経費(臨時費用処理分を除く)   (△)   36,138   40,061   3,922 連結実質業務純益       10,469   14,533   4,063 (c) 経常利益〔連結実質業務純益-その他経常費用中一般貸倒引当金繰入額+その他経常損益(不良債権処理額・株式等関係損益等)〕 当連結会計年度のその他経常損益は、株式等関係損益の増加等により、前連結会計年度比22億96百万円増加の20億44百万円となりました。また、一般貸倒引当金繰入額はお客さまの業況改善もあり、当連結会計年度も取崩しとなり△5億12百万円となりました。 その結果、経常利益は、前連結会計年度比58億92百万円増加の170億90百万円となりました。 (単位:百万円) 連結経常利益の内訳   前連結会計年度(A)   当連結会計年度(B)   増減(B-A) 連結実質業務純益         10,469   14,533   4,063 その他経常費用中一般貸倒引当金繰入額   (△)   △980   △512   468 その他経常損益       △252   2,044   2,296 うち不良債権処理額   (△)   2,176   1,290   △886 うち償却債権取立益       15   13   △2 うち株式等関係損益       1,081   2,124   1,042 経常利益       11,197   17,090   5,892 (※)1 不良債権処理額=貸出金償却+貸倒引当金繰入額(その他経常費用中一般貸倒引当金繰入額を除く)+その他債権売却損等 2 株式等関係損益=株式等売却益-株式等売却損-株式等償却 <参考> (単位:百万円) 前連結会計年度(A)   当連結会計年度(B)   増減(B-A) 与信関係費用   (△)   1,180   764   △415 (※)与信関係費用=その他経常費用中一般貸倒引当金繰入額+不良債権処理額-償却債権取立益 (d) 親会社株主に帰属する当期純利益〔経常利益+特別損益-法人税等合計-非支配株主に帰属する当期純利益〕 特別損益は、減損損失の減少等により、前連結会計年度比3億20百万円増加の△1億72百万円となりました。 法人税等合計は、前連結会計年度比13億4百万円増加の45億63百万円となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比49億7百万円増加し123億53百万円となりました。 (単位:百万円) 親会社株主に帰属する当期純利益の内訳   前連結会計年度(A)   当連結会計年度(B)   増減(B-A) 経常利益       11,197   17,090   5,892 特別損益       △493   △172   320 うち固定資産処分損益       △208   △138   69 うち減損損失   (△)   284   35   △248 うちその他の特別利益       -   1   1 税金等調整前当期純利益       10,704   16,917   6,212 法人税等合計   (△)   3,259   4,563   1,304 非支配株主に帰属する当期純利益   (△)   -   -   - 親会社株主に帰属する当期純利益       7,445   12,353   4,907 (※)1 税金等調整前当期純利益=経常利益+特別損益(特別利益-特別損失) 2 親会社株主に帰属する当期純利益=税金等調整前当期純利益-法人税等合計-非支配株主に帰属する当期純利益 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、次のとおりとなりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加等により902億円のマイナス(前年度比1,168億円増加)、投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得等により1,949億円のマイナス(前年度比1,553億円増加)、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いにより29億円のマイナス(前年度比1億円減少)しました。 この結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前年度末比2,881億円減少し、9,462億円となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度(A)   当連結会計年度(B)   増減(B-A) 営業活動によるキャッシュ・フロー   △207,175   △90,295   116,880 投資活動によるキャッシュ・フロー   △350,273   △194,932   155,341 財務活動によるキャッシュ・フロー   △2,837   △2,952   △114 現金及び現金同等物の期末残高   1,234,389   946,209   △288,179 ③資本的支出の財源及び資金の流動性 当面の設備投資、成長分野への投資並びに株主還元等は自己資金で対応する予定であります。 また、当社グループは正確な資金繰りの把握及び資金繰りの安定に努めるとともに、適切なリスク管理体制の構築を図っております。貸出金や有価証券の運用については、お客さまからの預金を中心として調達するとともに、必要に応じてコールマネー等により資金調達を行っております。 なお、資金の流動性の状況等については日次管理を行っており、定期的にALM委員会に報告しております。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループが連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 貸倒引当金 (1)当連結会計年度に係る連結財務諸表に計上した額 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 貸倒引当金   25,192   百万円   23,232   百万円 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 ①算出方法 貸倒引当金の算出方法は、「4.会計方針に関する事項」「(5)貸倒引当金の計上基準」に記載しております。 ②主要な仮定 主要な仮定は、「債務者区分の判定における各債務者の将来の業績見通し」であります。「債務者区分の判定における各債務者の将来の業績見通し」は、債務者の実態的な財務内容、資金繰り、業種・業界等の特性を踏まえた事業の継続性、経営改善計画等の合理性・実現可能性、金融機関等の支援状況等を踏まえ、各債務者の収益獲得能力を個別に評価し、設定しております。 ③翌連結会計年度に係る連結財務諸表に及ぼす影響 各債務者の業績変化等により、当初の見積りに用いた仮定が変化した場合は、翌連結会計年度に係る連結財務諸表における貸倒引当金に重要な影響を及ぼす可能性があります。

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開示資料

出典

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