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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

おきなわフィナンシャルグループ

Okinawa Financial Group,Inc.7350 · Prime · 銀行業

沖縄銀行を中核とする地域金融グループ。銀行業務を軸にリース・証券・クレジットなど総合金融サービスを展開

概要

沖縄県を地盤とする銀行持株会社。2021年10月に沖縄銀行の単独株式移転で設立され、同行を中核にリース・証券・クレジット・システム開発など11社の子会社を統括する。2025年3月期の連結経常収益は588億円、純利益79億円。2026年3月期には経常収益704億円、純利益113億円を計上し、増収増益基調にある。従業員数は1,513人。

11社から成るグループの事業構成

当社グループは銀行持株会社である当社と、沖縄銀行を含む連結子会社11社で構成される。中核の沖縄銀行は本店のほか60支店、4出張所を抱え、預金・貸出・為替・有価証券投資・信託などの銀行業務を担う。リース業はおきぎんリースが機械設備や車両のリースを提供。その他セグメントには、おきぎん証券(金融商品取引)、おきぎんジェーシービー(クレジットカード)、おきぎんシステムソリューションズ(コンピュータ関連)が含まれる。さらに、おきぎん保証(信用保証)、おきぎんビジネスサービス(現金精査)、おきぎん経済研究所(調査研究)、美ら島債権回収(債権管理)、みらいおきなわ(コンサルティング)、2025年7月設立のおきぎんサクセスパートナーズもグループに属する。

銀行業が収益の7割超を占める収益構造

2025年度(2026年3月期)の連結経常収益704億円のうち、銀行業が529億円(構成比75%)、リース業が124億円(18%)、その他(証券・クレジット・システム等)が88億円(13%)を占める。銀行業の収益は貸出金利息の増加が牽引した。貸出金残高は前年度比667億円増の2兆123億円に拡大し、貸出金利回りも上昇した。一方、預金は公金預金の減少により487億円減の2兆6,469億円となった。セグメント利益は銀行業139億円、リース業4億円、その他23億円で、グループ全体の当期純利益は113億円に達した。

沖縄経済に根差した地域金融の基盤

グループの営業基盤は沖縄県内に集中する。県内景気の拡大基調を背景に、事業性貸出と生活密着型ローンの両方が増加した。シンジケートローンや制度拡充(融資上限・期間)により貸出残高は拡大を続ける。預金残高は2.6兆円超で、指定金融機関として公金預金の変動の影響を受ける。有価証券は金利リスクに配慮しながら6,301億円を運用する。2025年度には10離島町村との連携協定を締結し、12名の職員を派遣してDX・キャッシュレス化・移住促進を支援するなど、地域密着型の活動を展開する。

2026年度目標と第2次中期経営計画

2024年4月から2027年3月までの第2次中期経営計画「成長の共創」を推進中。最終年度である2026年度の目標として、連結経常収益800億円、連結当期純利益120億円、連結ROE6.70%程度、連結自己資本比率11%程度を掲げる。2025年度実績は経常収益704億円、純利益113億円、ROE6.61%、自己資本比率11.36%であり、おおむね計画に沿った進捗を示す。戦略の柱は「地域社会の価値向上」「人的資本経営」「成長基盤の構築」の3本で、金融と非金融の融合によるカスタマー・エクスペリエンスの実現を目指す。

業界の中での役割はリテール・法人向け地域金融グループにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
704億円
経常利益
158億円
利益率
22.4%
純利益
113億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01個人・法人顧客(沖縄県内中心)主力

株式会社沖縄銀行が預金、貸出、内国為替、外国為替、有価証券投資、国債窓販、信託等の銀行業務を提供。地域の個人・法人の金融ニーズに応える。

主な製品・サービス7
預金業務
普通預金、定期預金等の預金商品を通じて資金を預かり、地域の資金循環を支える
貸出業務
個人向けローン、事業性融資等を提供し、地域経済の活性化に寄与
内国為替業務
国内の送金・振込等の決済サービスを提供
外国為替業務
外貨預金、外国送金、貿易関連為替等の国際金融サービスを提供
有価証券投資業務
国債・地方債等の有価証券への投資運用
国債等窓販業務
窓口での国債販売により個人の資産形成を支援
信託業務
遺言信託、財産管理信託等の信託サービスを提供

02リース顧客準主力

株式会社おきぎんリースがリース業務及び関連業務を提供。設備投資等の資金調達手段としてリースを提供。

主な製品・サービス1
リース業務
機械設備、車両等のリースにより顧客の設備投資をサポート

03証券・クレジット・システム等その他副次

おきぎん証券(金融商品取引)、おきぎんジェーシービー(クレジットカード)、おきぎんシステムソリューションズ(コンピュータ関連)、その他子会社(信用保証、債権回収、コンサルティング等)を通じて多様な金融関連サービスを提供。

主な製品・サービス5
金融商品取引業務
株式・債券等の売買・仲介、投資信託販売等の証券サービス
クレジットカード業務
クレジットカード発行・加盟店管理等のカード関連サービス
コンピュータ関連業務
システム開発・運用、情報処理等のITサービス
信用保証業務
住宅ローン等の保証サービス
コンサルティング業務
経営相談、事業承継等のコンサルティングサービス

製品と技術

預金・貸出・為替を核とする銀行業務

沖縄銀行が提供する銀行業務はグループの中心である。預金業務では普通預金・定期預金を通じて地域の資金を集め、貸出業務では個人向けローンや事業性融資を提供する。2025年度末の貸出金残高は2兆123億円に達し、シンジケートローンや生活密着型ローンの拡大が寄与した。内国為替業務では国内送金・振込の決済を、外国為替業務では外貨預金・貿易関連為替を扱う。また、国債等の窓販や遺言信託などの信託業務も行う。これらの業務を通じて地域の資金循環と経済活性化を支える。

設備投資を支えるリース業務

おきぎんリースがリース業務を担当し、機械設備や車両などのリースを通じて顧客の設備投資をサポートする。2025年度のリース業の経常収益は124億円(前年度比10億円増)、セグメント利益は4億円。銀行貸出とは異なる手段で資金調達ニーズに応え、特に中小企業の設備更新や事業拡大を下支えする。リース物件は多岐にわたり、顧客の業種に応じた柔軟な契約が可能である。

証券・クレジット・ITの周辺金融サービス

おきぎん証券は株式・債券の売買仲介や投資信託販売を行う。おきぎんジェーシービーはクレジットカードの発行・加盟店管理を手掛ける。おきぎんシステムソリューションズ(旧おきぎんエス・ピー・オー)はシステム開発・運用・情報処理を提供し、グループ内のDX推進を支える。2025年度のその他セグメント合計の経常収益は88億円、セグメント利益は23億円と、グループ収益の多様化に寄与している。

信用保証・コンサルティング等の専門子会社

グループには上記以外にも専門性の高い子会社が存在する。おきぎん保証は住宅ローン等の信用保証を提供し、おきぎんビジネスサービスは現金精査整理業務を行う。おきぎん経済研究所は金融経済の調査・研究を担う。美ら島債権回収は債権管理・回収、みらいおきなわと2025年設立のおきぎんサクセスパートナーズは経営相談・事業承継などのコンサルティングを提供する。これらの子会社が金融と非金融を融合した総合サービスを実現している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

沖縄地盤の地域金融、高収益基盤

おきなわフィナンシャルグループ(OFG)は、沖縄県を地盤とする地域銀行グループである。同行グループは琉球銀行を中核とし、沖縄県内で圧倒的な営業基盤を持つ。同業のいよぎんHDやしずおかFG、ちゅうぎんFGなどは他地方の地銀であり、直接競合は限定的。むしろ県内地銀間での競争があるが、OFGは県内トップシェアと推測される。収益は沖縄経済に依存し、観光需要や公共事業の影響を受けやすい。2026/3期に売上高704億円が見込まれ、増収傾向にある。一方、低金利環境下での収益力強化や、デジタル化対応が課題。

強み

  • 沖縄県内で預貸シェアトップ、リテール・法人ともに強固な地盤を有する。
  • 観光や公共事業に支えられた県内経済に立脚し、毎期安定した増収を見込む。
  • 沖縄の文化・商習慣に精通し、他地域の金融機関にはないきめ細かいサービスを提供。
  • 自己資本比率が高く、財務の健全性は業界平均を上回る。

課題

  • 収益が沖縄経済に依存し、観光不況や基地問題など地域特有のリスクに直面。
  • 利ざや縮小が続き、貸出金利の低下が収益を圧迫する可能性。
  • ネット銀行(楽天銀行など)との競争激化、フィンテック投資が地域外に比べて遅れる懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字がおきなわフィナンシャルグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18714池田泉州ホールディングス3,029億円17.4倍
28346東邦銀行2,475億円19.8倍
38360山梨中央銀行2,367億円22.1倍
48600トモニホールディングス2,168億円13.6倍
57184富山第一銀行2,122億円13.8倍
67350おきなわフィナンシャルグループ1,802億円14.8倍
78362福井銀行1,688億円19.2倍
88337千葉興業銀行1,685億円25.7倍
98343秋田銀行1,569億円20.0倍
108387四国銀行1,541億円8.7倍
118344山形銀行1,453億円21.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 6件

単独株式移転による持株会社設立の経緯(2021年)

2021年5月、沖縄銀行の単独株式移転により持株会社を設立する「株式移転計画書」が作成された。同年6月の沖縄銀行定時株主総会で承認を得て、2021年10月1日付で当社(おきなわフィナンシャルグループ)が設立され、沖縄銀行は当社の完全子会社となった。これにより、グループ一体経営の強化と事業領域の拡大を図る体制が整った。持株会社設立の背景には、多様化する地域の金融ニーズに総合的に応える狙いがあった。

東証プライム市場への移行(2022年)

東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、2022年4月4日付で当社株式の市場区分が市場第一部からプライム市場に移行した。この移行により、上場企業としての信頼性向上と機関投資家からの資金調達基盤の強化が期待された。プライム市場の厳格な基準を満たすことで、コーポレートガバナンスの水準を対外的に示すこととなった。

新子会社の設立と商号変更(2025年)

2025年7月1日、当社グループは新たに株式会社おきぎんサクセスパートナーズを設立した。同社は沖縄銀行の連結子会社として、コンサルティング業務などを担う。また、2025年10月1日には、従来の株式会社おきぎんエス・ピー・オーを株式会社おきぎんシステムソリューションズに商号変更した。これにより、グループ内でのIT関連事業の位置づけを明確化し、システム開発・運用業務を統括する体制へと移行した。

離島地域への支援拡大と連携強化(2024-2025年)

2022年3月に座間味村と包括的連携協定を締結した後、2023年1月には沖縄本島周辺の9離島町村へ拡大。2024年6月には沖縄電力、沖縄セルラー電話とともに10離島町村を対象とする「離島地域持続可能性推進に関するパートナーシップ協定」を締結した。これに基づき、当社グループは10離島町村へ計12名の職員を派遣し、業務DX・キャッシュレス化・移住促進などの課題解決を支援している。

年表6件を開く

2020年代

  • 2021年5月創業株式会社沖縄銀行の単独株式移転の方法による持株会社設立に向けて「株式移転計画書」を作成
  • 2021年6月創業株式会社沖縄銀行の定時株主総会において単独株式移転の方法により当社を設立し、持株会社体制へ移行することについて承認決議
  • 2021年10月M&A株式会社沖縄銀行の単独株式移転により当社を設立し、同行が当社の完全子会社となる
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2025年7月株式会社おきぎんサクセスパートナーズ設立(現 連結子会社)
  • 2025年10月商号変更株式会社おきぎんエス・ピー・オーを株式会社おきぎんシステムソリューションズへ商号変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結経常収益2026年度(2027年3月期)まで800億円
  • 連結当期純利益2026年度(2027年3月期)まで120億円
  • 連結ROE2026年度(2027年3月期)まで6.70%程度
  • 連結自己資本比率2026年度(2027年3月期)まで11%程度

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    地域社会の価値向上

    沖縄県のリーディング産業振興や県民所得向上、資産形成支援、地域事業者の資本基盤強化、気候変動対策、地域コミュニティの課題解決に取り組む。

  2. 02

    人的資本経営

    地域社会の価値向上や成長基盤の構築に資する人材育成、ダイバーシティ推進、職員の働きがいの創出・向上を図る。

  3. 03

    成長基盤の構築

    非連続な成長のための構造改革、マーケットインによるサービス提供、グループシナジー発揮によるトップライン伸長、企業価値向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で1,513人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は751万円で、4期前と比べて0.3%平均年齢は44.9歳、平均勤続年数は18.8年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2022年3月75445.920.31,581
2023年3月76345.519.91,558
2024年3月74345.419.41,537
2025年3月75045.419.31,492
2026年3月75144.918.81,513

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 11 / 海外 0、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
銀行業 — 沖縄県 本島地区123億円
銀行業 — 沖縄県 浦添市4,600百万円
銀行業 — 沖縄県 石垣市1,033百万円
銀行業 — 沖縄県 那覇市他763百万円
銀行業 — 沖縄県 宮古島市他539百万円
銀行業 — 沖縄県 宮古島市406百万円
リース業 — 沖縄県 那覇市他263百万円
その他 — 沖縄県 那覇市他209百万円
その他 — 沖縄県 恩納村他111百万円
その他 — 沖縄県 那覇市38百万円
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社沖縄銀行
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 おきぎんリース
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    おきぎん証券 株式会社
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社おきぎん ジェーシービー
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社おきぎんシステムソリューションズ
    沖縄県 浦添市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    おきぎん保証 株式会社
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    おきぎんビジネス サービス株式会社
    沖縄県 浦添市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社おきぎん 経済研究所
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    美ら島債権回収 株式会社
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 みらいおきなわ
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 おきぎんサクセスパートナーズ
    沖縄県 那覇市 · 連結子会社
    議決権60.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は704億円経常利益158億円前期と比べると増収増益で、売上が+19.7%、利益が+50.5%。

売上高
+19.7%
704億円
経常利益
+50.5%
158億円
純利益
+43.0%
113億円
利益率
22.4%
前期比 +4.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高800億円704億円
純利益120億円113億円
1株あたり配当¥200¥200

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は199億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+45.3%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1331
2024年1Q13715
2024年2Q1405136.417
2024年3Q13014
2024年4Q12917
2025年2Q28393.238
2025年4Q30541
2026年2Q34110.352
2026年4Q36361
2027年1Q19936

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 5期分

2022年3月期からの5期で、経常収益は505億円から704億円へ1.4倍に増えた。経常利益率は15.8%から22.4%になった。経常収益は4期、純利益は4期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2022年3月5058015.850
2023年3月5278616.358
2024年3月5368816.463
株式会社おきぎんエス・ピー・オーを株式会社おきぎんシステムソリューションズへ商号変更
2025年3月58810517.979
2026年3月70415822.4113

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益704億円のうち、経常利益として残るのは158億円22.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は113億円、売上の16.1%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金77.6%546億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益22.4%158億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
22.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.5pt
16.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.3pt
7.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2026年3月期は営業CFが−1,017億円、投資CFが−483億円で、差し引きのフリーCFは−1,500億円期末の手元現金は1,967億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2022年3月1,881−488−415,906
2023年3月−501−286−285,107
2024年3月−426−251−534,396
2025年3月172−1,066−193,494
2026年3月−1,017−483−281,967

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 5期分

2026年3月期の総資産は2.9兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1,624億円で、自己資本比率は5.5%(業種中央値4.9%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2022年3月2.861,5942.705.6
2023年3月2.881,5372.725.3
2024年3月2.931,5692.785.3
2025年3月2.981,5352.835.2
2026年3月2.941,6242.775.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
1,367億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2.8兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率79社中23位あたり、逆に低いのは経常収益成長率79社中47位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.2%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
5.5%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率前期からの売上の伸び
19.7%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥7,830で、1年前と比べて+117.9%過去52週の値幅のなかでは90%の位置にある。

¥7,830-0.1%1ヶ月+5.5%1年+117.9%時価総額1,802億円
過去52週の値幅
安値¥3,545高値¥8,280

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.8倍
PER (会社予想)13.9倍
PBR1.01倍
配当利回り2.55%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に前日比5.05%安の7710円と急落しましたが、直近1か月では9.21%上昇しています。25日移動平均線(7445円)を3.6%上回り、75日線(6648円)も16.0%上回っており、中期上昇トレンドが続いています。8月18日には8120円まで上昇し、52週高値8280円に迫りましたが、その後反落しました。年初来では123.92%の大幅高で、金融セクターの好調を反映しています。出来高は8月14日に19万株を記録後、減少傾向ですが、高値圏での需給はやや締まっています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER 12.9倍は業界平均15.3倍を下回りやや割安。PBR 0.90倍は業界平均0.91倍とほぼ同水準で、銀行業の常態として1倍未満は標準的。ROE 7.15%は平均水準。配当利回り2.33%は平均2.13%を上回る。ほぼ妥当だが、配当性向247.7%と高く持続性に懸念がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.8倍17.5倍
PER (予想)13.9倍
PBR1.01倍1.01倍
ROE7.2%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

沖縄経済の好調持続と金利上昇が追い風になるかどうか。強気派は観光・IT関連の経済成長、日銀利上げによる貸出金利上昇が収益押し上げと期待。弱気派は沖縄経済依存のリスク、人口増の鈍化、地銀統合競争激化で成長鈍化を懸念。配当利回りも投資妙味。

プラスに働く材料7
  • 沖縄経済好調

    観光・IT関連の投資増加

  • 金利上昇メリット

    貸出金利上昇で利ざや拡大

  • 堅調な増収増益

    2026年3月期純利益113億円予想

  • 大幅増益トレンド2026年3月期影響

    純利益113億円(前期比+43%)と2桁成長継続

  • 観光需要回復による融資拡大2026年上期影響

    沖縄観光回復で事業性融資増加、貸出金利回り改善

  • PBR0.9倍の割安修正継続影響

    収益拡大でPBR1倍超え期待、自己資本比率も健全

  • 増配・自社株買いの可能性次回決算影響

    利益増加で株主還元強化の余地、配当性向向上

マイナスに働く材料7
  • 地域経済リスク

    観光依存で外部ショックに脆弱

  • 人口成長鈍化

    県内人口増加率は横ばい傾向

  • 地銀再編競争

    他地域金融グループの進出リスク

  • 沖縄経済の一極集中リスク継続影響

    地域経済減速で貸倒れ増加、純利益20億円以上の下振れ

  • 低金利環境の長期化日本銀行政策次第影響

    運用利回り低下で収益圧迫、純利益減少

  • 競争激化による貸出金利低下継続影響

    メガバンク・ネット銀行との競合でスプレッド縮小

  • 株価急騰後の利益確定売り短期的影響

    1年間で114%上昇、高値警戒感から売り圧力

次の決算で確かめる点
貸出金利回り
金利上昇の恩恵を測る
預貸率
資金運用効率の指標
与信費用
不良債権動向と信用コスト

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり200で、前期から+61.9%いまの株価に対する利回りは2.55%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥200
1株あたり
配当利回り
2.55%
いまの株価に対して
配当性向
247.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年3月8060.6
2024年3月800.032.8
2025年3月10531.3235.3
2026年3月17061.9247.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥200

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,558人。区分でいちばん多いのは個人・その他29.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.1%を占め、残る48.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他26.429.333.832.429.3
金融機関26.026.425.125.726.8
事業法人22.822.923.923.724.1
外国法人23.819.915.115.416.1
自己株式1.83.66.84.84.8
証券会社0.81.31.92.63.5
政府・自治体0.10.10.10.10.1
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.20
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.20
03おきなわフィナンシャルグループ従業員持株会3.49
04沖縄土地住宅株式会社3.08
05沖縄電力株式会社2.57
06住友生命保険相互会社2.45
07日本生命保険相互会社2.38
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.07
09日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・80170口)1.93
10野村信託銀行株式会社(信託口 2052292)1.77

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 5期分

1株利益は5期で+150%、1株純資産は5期で+11%。直近期のROEは7.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2022年3月2126,8293.19.737.8
2023年3月2516,7053.78.360.6
2024年3月2907,3504.09.132.8
2025年3月3727,1945.16.9235.3
2026年3月5297,6017.29.9247.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山城正保取締役社長(代表取締役)666,000
伊波一也専務取締役(代表取締役)633,000
山城貴子取締役63
佐喜真裕取締役(監査等委員)629,000
村上尚子取締役(監査等委員)61
杉本健次取締役(監査等委員)65
野崎聖子取締役(監査等委員)52
我那覇健専務取締役(代表取締役)591,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2269124724
社外取締役716162
取締役(社内)1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容946字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、銀行持株会社である当社及び沖縄銀行を含む連結子会社11社で構成され、銀行業務を中心にリース業務、金融商品取引業務、クレジットカード業務、信用保証業務、各種コンサルティング業務等を通して、地域の皆さまに「金融をコアとする総合サービス」を提供しております。 なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5 経理の状況1.(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 [銀行業] 株式会社沖縄銀行においては、本店のほか支店60か店、出張所4か所にて、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、有価証券投資業務、国債等窓販業務及び信託業務等を行っております。 [リース業] 株式会社おきぎんリースにおいては、リース業務及びそれに関連する業務を行っております。 [その他] おきぎん証券株式会社においては、金融商品取引業務、株式会社おきぎんジェーシービーにおいては、クレジットカード業務等、株式会社おきぎんシステムソリューションズにおいては、コンピュータ関連業務を行っております。 また、その他の子会社においては、信用保証業務、現金精査整理業務、金融経済の調査・研究業務、債権管理・回収業務及びコンサルティング業務等を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)1.株式会社おきぎんエス・ピー・オーは2025年10月1日付で株式会社おきぎんシステムソリューションズへ商号変更しております。 2.2025年7月1日付で株式会社おきぎんサクセスパートナーズを新規設立しております。 3.おきぎん保証株式会社、おきぎんビジネスサービス株式会社、株式会社おきぎん経済研究所、美ら島債権回収株式会社、株式会社みらいおきなわ及び株式会社おきぎんサクセスパートナーズは、株式会社沖縄銀行の連結子会社であります。
経営方針・対処すべき課題2,350字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは、持続的な地域社会の実現に向け、経営理念である「地域密着・地域貢献」を実践し、気候変動等の環境問題、公正な取引等の社会的問題に取り組み、地域社会価値、経済価値の向上を図る持続可能な経営を目指してまいります。 また、金融領域と非金融領域の融合によりカスタマー・エクスペリエンス(CX)を実現し、地域社会とともにレジリエントかつサステナブルに成長する総合サービスグループを目指してまいります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 〈経営理念(ミッション)〉 地域密着・地域貢献 〈目指すべき姿(ビジョン)〉 金融と非金融の事業領域でお客さまをサポートすることで、カスタマー・エクスペリエンス(CX)を実現し、地域とともに成長する金融をコアとする総合サービスグループ 〈行動規範(バリューアンドスピリット)〉 感動:新たな価値を提供し、あなたの感動をいちばんに考動します 創造:情熱と新たな発想で未来を創造します 挑戦:知性を磨き、品性を高め、創意と進取の精神で挑戦します (2)中長期的な経営戦略 ① 第2次中期経営計画の概要(2024年4月~2027年3月) 当社の第2次中期経営計画の概要は下記の通りとなります。 (1) 名称   成長の共創 ~おきなわの成長をともに創る~ (2) グループ戦略   戦略Ⅰ 地域社会の価値向上   戦略Ⅱ 人的資本経営   戦略Ⅲ 成長基盤の構築 第2次中期経営計画では、「地域社会の価値向上」に向けた中長期的な取組みと、最終年度目標の達成に向けた「成長基盤の構築」を両軸に構え、更に、これらを実現するための「人的資本経営」を中心に据えた3本の戦略に基づき、「成長の共創」に向けた各種施策を展開いたします。 ② 第2次中期経営計画の戦略 戦略Ⅰ   地域社会の価値向上 ・沖縄県のリーディング産業振興等への貢献   ・県民所得の向上、資産形成支援 ・地域事業者の資本基盤の強化と支援   ・気候変動、地球温暖化への対策 ・地域社会・地域コミュニティの課題解決 戦略Ⅱ   人的資本経営 ・地域社会の価値向上(戦略Ⅰ)に資する人財育成   ・ダイバーシティの推進 ・成長基盤の構築(戦略Ⅲ)に資する人財育成   ・職員の働きがいの創出/向上 戦略Ⅲ   成長基盤の構築 ・非連続な成長を実現するための構造改革   ・マーケットインによるサービスの提供 ・グループシナジーの発揮によるトップライン伸長   ・企業価値の向上 ③ 目標とする経営指標 第2次中期経営計画では、最終年度である2026年度の目標経営指標として、以下の項目を掲げております。 2025年度(実績)   2026年度(2027年3月期) 連結経常収益   704億円   800億円 連結当期純利益   112億円   120億円 連結ROE   6.61%   6.70%程度 連結自己資本比率   11.36%   11%程度 ※ 連結当期純利益は、親会社株主に帰属する当期純利益 ※ 連結ROE(株主資本当期純利益率)の算式   親会社株主に帰属する当期純利益 (期首株主資本+期末株主資本)÷2 (3)対処すべき課題 我が国の経済環境は、少子高齢化や人口減少の進行による中長期的な地域経済の縮小が懸念される一方、賃上げの広がりを背景とした個人消費の底堅さや、インバウンド需要の回復・拡大により、緩やかな回復基調を維持しています。とりわけ沖縄県においては、全国と比較して人口減少率が小さいという特性を有するとともに、観光需要の拡大や関連産業の活性化により、地域経済は一定の成長基調にあります。一方で、観光関連産業への依存度の高さ、人手不足の深刻化、物価上昇による事業コストの増加など、沖縄特有の構造的課題も引き続き存在しています。 金融機関を取り巻く環境は、異業種からの参入やデジタル技術の進展により競争が一層激化しており、デジタルトランスフォーメーションの進展や、ライフスタイル・価値観の変化を背景に、お客さまのニーズは多様化・高度化しております。特に沖縄県内においては、観光関連事業者や中小企業を中心に、事業成長や業種転換、DXへの対応ニーズが高まっており、地域金融機関には、金融サービスにとどまらない総合的な支援機能の発揮が求められています。 金利環境においては、日本銀行の金融政策の見直しを受け、誘導目標金利は上昇局面にあるものの、海外経済や通商政策の動向等を背景に、先行きの不透明感が残る状況にあります。こうした金利環境の変化は、金融機関の収益構造や資金調達・運用に影響を及ぼす可能性があることから、当社グループとしては、環境の変化に機動的に対応できる体制の構築が重要であると認識しています。 このような環境のもと、当社グループは「金融をコアとする総合サービスグループ」として、金融サービスと非金融サービスを組み合わせた、DX支援、人材面でのサポート、M&A・事業承継コンサルティングなどの総合的なソリューションの提供を通じ、地域の課題解決と持続的な成長の両立を目指してまいります。加えて、コーポレートガバナンスの強化を重要な経営課題と位置づけ、監査等委員会設置会社として、監査等委員会による業務執行の適法性・妥当性の監査・監督を通じ、経営の透明性と健全性の一層の向上を図ってまいります。今後も、変化する経営環境に柔軟かつ的確に対応し、沖縄経済の持続的発展と当社グループの中長期的な企業価値向上を目指してまいります。
事業等のリスク3,233字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、当社グループは、これらのリスク管理が経営の最重要課題の一つであることを認識し、管理態勢の充実・強化に努め、安定的な収益の確保と健全な経営基盤の確立を図ってまいります。 本項につきましては将来に関する事項が含まれておりますが、当該リスク情報は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 (重要なリスクへの対応) 当社グループは金融をコアとする総合サービスグループとして、地域の持続的発展を支える金融仲介機能を担っており、貸出金を中心とした信用リスクをその影響度から最も重要性のあるリスクと認識しております。また、当社グループは預金や借入金等で調達した資金を、貸出金や債券・株式等で運用することで得られる収入を主たる収益源としていることから、金利変動や株価変動などの市場リスクを負っております。当社グループではこれらのリスクを財政状態・経営成績等に影響を与える重要なリスクと認識しております。 上記認識のもと当社グループでは、自己査定などを通して取引先の実態把握に努め、統計的手法であるVaR(バリュー・アット・リスク)を用いて、ある確率(信頼区間99%)のもと一定期間(例えば1年間)に被る可能性のある最大損失額(リスク量)を見積り・把握しております。 (1) 信用リスク 当社グループは、資産の健全性の維持・向上を図るため、不良債権の圧縮に継続して取組んでおります。しかし、今後の経済環境、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフバランス資産を含む)の価値が減少ないし消滅し、損失が発生するリスクがあります。これら経済環境や与信先動向の変化の結果、当社グループの業績及び財務内容の悪化、自己資本の減少につながる可能性があります。 (2) 市場リスク 資産・負債の金利又は期間のミスマッチが存在する中、金利変動により損失が発生するリスク(金利リスク)があります。また、有価証券等の価格の変動に伴って資産価値が減少するリスク(価格変動リスク)があります。さらに外貨建資産・負債において、為替レートが変動することにより損失が発生するリスク(為替リスク)があります。これらリスクの発生により、業績及び財務内容の悪化、自己資本の減少につながる可能性があります。 (3) 流動性リスク 財務内容の悪化等により必要な資金が確保できなくなること、又は通常よりも著しく高い金利での調達を余儀なくされるなど、資金繰りが困難になることにより損失が発生するリスク(資金繰りリスク)があります。また、市場の混乱等により取引ができなくなること、又は通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされるなど、市場流動性の枯渇により損失が発生するリスク(市場流動性リスク)があります。 (4) 事務リスク 当社グループは、銀行業務を中心に、幅広い金融サービスを提供しておりますが、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等により損失の発生につながる、又は信用が失墜する可能性があります。 (5) システムリスク 当社グループでは、金融サービスの提供における情報システムの重要性を鑑み、システム障害やサイバー攻撃等による業務への影響を最小限に抑えるため、バックアップ体制の構築、業務継続計画の整備、クラウドサービスの活用など対策を講じています。しかしながら、予期せぬシステム障害や誤作動など、システムの不備に伴い損失の発生に繋がる可能性があります。 (6) サイバーセキュリティに関するリスク 近年のサイバー攻撃の高度化・巧妙化に伴い、当社グループはサイバー攻撃を経営上のトップリスクとして認識し、お客さまが安心してサービスをご利用いただくためにサイバーセキュリティ管理態勢の強化に努めております。これらの態勢強化にもかかわらず、重大なインシデントが発生した場合、当社グループの業務運営への影響に留まらず、お客さまへ多大な影響を及ぼす可能性があります。 (7) 風評リスク 風評の発生や、当社グループに関する誤った情報が伝えられること等により、当社グループの業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) 法務リスク 各種取引において法令等違反や不適切な契約等により、損失の発生につながる、又は信用が失墜する可能性があります。 (9) コンダクト・リスク 法令や社会規範に反する行為、または法令として整備されていないが社会規範に悖る不適切な行為等により、顧客保護、市場の健全性・公正な競争、公共の利益及び当社グループのステークホルダーに悪影響を及ぼす可能性があります。 (10) 情報漏洩リスク 「個人情報保護法」並びに「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」により、個人情報の取扱いが厳格化され、罰則規定が設けられています。当社グループでは、顧客に関するデータの漏洩、不正使用や悪用等がないよう最大限の努力をしているものの、今後においてそのような事態が生じた場合には、当社グループが、顧客の信用を失うほか、顧客の経済的・精神的損害に対する賠償等、業績に直接的な影響を与える可能性があります。 (11) マネー・ローンダリング及びテロ資金供与・拡散金融、その他金融犯罪防止に関するリスク 当社グループは傘下の銀行を中心としてマネー・ローンダリング及びテロ資金供与・拡散金融、その他金融犯罪防止に係る態勢の強化に努めておりますが、当社グループが想定の範囲を超える金融犯罪等に利用された場合、業務の停止、及び不測の損失等が発生するとともに、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12) 人的リスク 当社グループでは、労働関連法令に基づき適切な労務管理を行っておりますが、人事運営上の不公平・不公正(報酬、手当、解雇等の問題)、差別的行為(セクシャルハラスメント・パワーハラスメント等)等の問題等に起因して損失が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (13) 有形資産リスク 当社グループが所有又は賃貸中の土地、建物及び車両等の有形資産について、自然災害、犯罪行為、資産管理上の瑕疵等がある場合には、毀損、滅失、あるいは劣化することにより業務の運営に支障をきたす可能性があります。また、固定資産の減損会計適用に伴い、評価額が低下した場合等には損失が発生する可能性があります。これらの有形資産に係るリスクが顕在化した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (14) その他のリスク ① 感染症の流行にかかるリスク 新型コロナウイルスや新型インフルエンザ等、感染症の流行によって、当社グループ役職員の感染者が増加する等により、業務継続に支障をきたす可能性があります。また、感染症の影響が経済・市場全体に波及し、当社グループの信用リスク、市場リスク、流動性リスクが増加する、あるいは当該リスクが顕在化することにより当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 持株会社のリスク 持株会社である当社は、その収入の大部分を当社が直接保有している銀行子会社から受領する配当金及び経営指導料に依存しております。一定の状況下では、様々な規制上または契約上の制限等により、当該銀行子会社が当社に支払う配当金等が制限される可能性があります。また、銀行子会社が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当等を支払えない状況が生じた場合、当社株主に対し配当を支払えなくなる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)20,098字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態 当連結会計年度末の預金は、指定金融機関受託数の定期的な変更に伴い公金預金が減少したことなどから、銀行・信託勘定合計で前連結会計年度末比487億円減少の2兆6,469億円となりました。 貸出金は、県内景況の拡大基調を背景とした県内事業者の資金需要の高まりに対し積極的に取り組んだことに加え、シンジケートローン等の計画的な取組みによる事業性貸出の増加、制度拡充(融資上限・融資期間)や営業推進強化により生活密着型ローンが増加したことにより、銀行・信託勘定合計で前連結会計年度末比667億円増加の2兆123億円となりました。 有価証券は、金利リスクや残存期間に配慮しつつ、資金の効率的運用と安定収益の確保に努めた結果、前連結会計年度末比416億円増加の6,301億円となりました。 前連結会計年度 (億円)   当連結会計年度 (億円)   増減(億円) 預金(末残)   26,957   26,469   △487 銀行勘定   26,865   26,389   △476 信託勘定   91   79   △11 貸出金(末残)   19,455   20,123   667 銀行勘定   19,441   20,111   669 信託勘定   13   12   △1 有価証券(末残)   5,884   6,301   416 (注) 預金における信託勘定は信託元本であります。 ② 経営成績 経常収益は、貸出金利回りの上昇や県内景況の拡大基調を背景とした貸出金残高の増加による貸出金利息の増加や有価証券利息配当金の増加、連結グループ各社のトップライン増加など本業による収益が増加したことに加え、株式等売却益も増加したことなどから、前連結会計年度比116億61百万円増加の704億17百万円となりました。また、経常費用は、与信費用の減少はあったものの、政策金利引き上げに伴う預金利息の増加や、ベースアップ等の人的資本経営の着実な実施による営業経費の増加に加え、国債等債券売却損及び株式等売却損の増加などにより、前連結会計年度比63億48百万円増加の546億18百万円となりました。この結果、経常利益は前連結会計年度比53億12百万円増加の157億99百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比33億51百万円増加の112億92百万円となりました。 セグメントごとの業績につきましては、次のとおりであります。 銀行業は、経常収益529億1百万円(前連結会計年度比98億72百万円増加)、セグメント利益138億66百万円(前連結会計年度比44億47百万円増加)となりました。 リース業は、経常収益123億86百万円(前連結会計年度比10億13百万円増加)、セグメント利益3億92百万円(前連結会計年度比97百万円増加)となりました。 その他は、経常収益88億15百万円(前連結会計年度比12億8百万円増加)、セグメント利益22億51百万円(前連結会計年度比9億80百万円増加)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 イ. 現金及び現金同等物 当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、1,966億73百万円(前連結会計年度比1,527億15百万円減少)となりました。 ロ. 営業活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度において営業活動の結果使用した資金は、1,016億95百万円(前連結会計年度比1,189億40百万円増加)となりました。これは主として、貸出金の増加による支出669億21百万円及び預金の減少による支出476億11百万円があったことによるものであります。 ハ. 投資活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、483億49百万円(前連結会計年度比582億45百万円減少)となりました。これは主として、有価証券の売却による収入962億44百万円及び有価証券の償還による収入594億48百万円があったものの、有価証券の取得による支出1,995億78百万円があったことによるものであります。 ニ. 財務活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、27億56百万円(前連結会計年度比8億26百万円増加)となりました。これは主として配当金の支払による支出28億47百万円があったことによるものであります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は以下のとおりであります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 第2次中期経営計画の進捗状況 当社は2021年10月1日に、沖縄銀行の単独株式移転により設立されました。新たな経営形態のもと、グループ一体経営を更に強化するとともに、経営理念である「地域密着・地域貢献」の実現と、多様化する地域社会の課題解決のため、事業領域の拡大を図り、「金融をコアとする総合サービスグループ」として地域社会の価値向上及び当社グループの持続的な成長を図ってまいります。 上記の実現に向け、当社グループでは2024年4月から2027年3月までを計画期間とする第2次中期経営計画「成長の共創~おきなわの成長をともに創る~」を策定しました。 第2次中期経営計画の概要(2024年4月~2027年3月:3年) (1) 名称   成長の共創 ~おきなわの成長をともに創る~ (2) グループビジョン   金融と非金融の事業領域でお客さまをサポートすることで、地域社会の価値向上を牽引し、地域とともに成長する総合サービスグループ (3) グループ戦略   戦略Ⅰ 地域社会の価値向上戦略Ⅱ 人的資本経営戦略Ⅲ 成長基盤の構築 その2年目となる2025年度は3つのグループ戦略に基づき、下記の事項へ取り組んでまいりました。 (戦略Ⅰ 地域社会の価値向上) イ)地域社会・地域コミュニティの課題解決 当社は2022年3月に座間味村と包括的連携協定を締結し、2023年1月には沖縄本島周辺9離島町村(粟国村、伊江村、伊是名村、伊平屋村、北大東村、久米島町、渡嘉敷村、渡名喜村、南大東村)へと連携を拡大しました。さらに2024年6月には、沖縄電力株式会社様及び沖縄セルラー電話株式会社様とともに、10離島町村を対象とした「離島地域持続可能性推進に関するパートナーシップ協定」を締結し、地域振興や地域社会の発展に向けた連携を強化しています。 これらの協定に基づき、当社グループは10離島町村へ計12名の出向者を派遣し、業務のDX・キャッシュレス化、移住促進等に取り組むことで、自治体に直接向き合った課題解決支援を行っています。あわせて、企業版ふるさと納税を通じた地域振興及び地域経済の活性化に取り組むとともに、グループの総合力を活かし、主に以下の支援を展開しています。 <沖縄銀行> コンプライアンス研修の実施 <おきぎんリース> 自治体向けリース案件対応 <おきぎんジェーシービー> キャッシュレス導入提案、役場職員向け金融リテラシー・キャリア教育研修の実施 <みらいおきなわ> 自治体の調査業務受託、役場職員向け現金取り扱い研修の実施 <おきぎん経済研究所> 自治体の計画策定業務の受託 ロ)金融経済教育の取組み 当社グループは、沖縄県民の金融リテラシー向上を目的として、金融経済教育の拡充に取り組んでいます。沖縄県内の高等学校及び中学校を対象とした出前授業「くらしとお金の教育」では、2025年度には授業の実施回数389回(目標150回)、受講者数延べ14,963名となりました。2024年度からの受講者数累計は延べ23,711名となります。 また、当社主催の「金融経済教育シンポジウム」を通じて、沖縄県全体の金融経済教育推進体制の構築に向けた協議を進めてきました。その結果、2026年3月には、沖縄県銀行協会が主導し、沖縄県内の地方銀行3行を中核会員とする「うちなー金融リテラシー向上コミュニティ(略称:U-FLEC)」が設立され、当社も参画しています。U-FLECは、産・官・学・金が連携し、県内の中学校・高等学校を対象に統一教材を用いた金融経済教育の出前授業を実施する取組みであり、公平・中立の立場から、金融リテラシー向上と子どもの貧困問題の解消に寄与することを目的としています。 このほか、当社グループは各社の特性を活かした金融経済教育や、ひとり親家庭への就業支援にも取り組んでいます。今後も、未来を担う子どもたちが自立し、安定した人生を歩むために必要な金融リテラシーを育むことを支援し、関係機関との連携を一層強化してまいります。 ハ)気候変動への対応 当社は設立と同時に2021年10月1日付でTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明しました。あわせて、持続可能な社会の実現と地域社会との共通価値の創造を目的に、グループ全体のサステナビリティ方針の策定及び浸透を進めています。 こうした取組みを推進するため、2022年2月に取締役会の権限委譲会議体としてサステナビリティ推進会議を設置し、同年12月にはサステナビリティ推進室を設置するとともに、当社グループの重要課題(マテリアリティ)を再整理しました。 重要課題の一つである「地域環境との共創」については、2023年度より、気候変動・地球温暖化による影響やリスクの特定と対策に取り組んでいます。2030年度までにカーボンニュートラルの実現を目指し、CO2排出量削減目標を定めるとともに、再生可能エネルギー由来電力への切替等を進めています。 これらの取組みの結果、気候変動に関する情報開示を評価するCDPスコア(イギリスの非政府組織CDPが年に一度実施する、企業の環境対策レベルのスコアリング)において、8段階評価の上から2番目となるスコア「A-」を取得しました。これは、Scope3排出量の開示対象カテゴリー拡大(資本財、Scope1・2以外の燃料・エネルギー関連活動、廃棄物、出張、通勤)や、サステナビリティ投融資方針の開示、GHG排出量について第三者(株式会社サステナビリティスタンダードパートナーズ)による保証を取得したことなどが評価されたものです。 今後は、2026年度におけるCDPスコア「A」取得に向け、脱炭素に関する移行計画の策定や、Scope3(投融資)に係る排出量削減目標の設定などの課題に対応してまいります。引き続き、TCFD提言への対応及び重要課題の解決に資する施策を推進し、サステナビリティ経営の実現に向けた取組みを一層加速してまいります。 (戦略Ⅱ 人的資本経営) 当社では地域のDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)浸透及び女性活躍促進に向けて、2023年11月より県内企業を対象とした女性活躍推進カレッジ「フェミエール」を実施しています。2025年度においては、沖縄県内11社(当社含む)より幹部候補の女性職員34名が参加し、マインドセットやマネジメント、キャリアプランについての講義や意見交換を行ったほか、全5回の講義を通じて受講者同士のネットワークを深めました。 また2025年2月には職員向け株式交付制度(以下、ESOP信託といいます。)の導入を決定しました。ESOP信託は対象となる職員の職位と業績に連動して当社の株式を交付するものです。当社グループにおける職員のエンゲージメントを高め、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを付与することを目的として、本制度を導入することといたしました。本制度により、当社グループ従業員が経済的な効果を株主の皆さまと共有し、オーナーシップに満ちた企業文化を醸成することで、当社グループ企業価値の持続的な向上を図ってまいります。 (戦略Ⅲ 成長基盤の構築) 当社グループではグループ各社それぞれが収益力強化・企業価値向上を図るため以下のような取組みを行ってまいりました。 <沖縄銀行> 法人向けの営業力強化を目的に、2024年4月より全12エリアにて、法人営業担当者をエリアごとに集約するエリア分室制度をスタートしました。2025年度には配置転換や人財育成、営業推進目標の統一等を行い、エリア分室による営業効率の向上を図ってまいりました。 また、個人向け営業においては、2024年10月には営業推進部内にローン統括グループを新設し、アプリ内完結型ローンによる非対面チャネルの拡充や、ハウスメーカー等とのリレーション強化による住宅ローン案件獲得増強を図ってまいりました。また、内部事務の業務フロー見直しや、住宅ローン保証を担う関連会社・おきぎん保証による保証審査の効率化により、審査スピードの向上に取り組んできました。今後は審査システムの更改により、過去の審査・貸出実績データを活用した審査プロセスの構築を検討してまいります。 <おきぎんリース> プロジェクトリースへの参画等により収益源の強化に取り組みました。また、バックオフィス部門から営業部門への人員配置転換、沖縄銀行との顧客トスアップ等の連携強化により、営業力の強化を図っております。 <おきぎんジェーシービー> 観光関連事業者や大口取引が見込まれる事業者を中心に加盟店営業を強化し、加盟店手数料収入の拡大を図っております。あわせて、高い決済金額が期待できるプレミアムカードや法人カードの推進を強化することで、利用手数料の増強に取り組んでまいりました。 <おきぎん証券> 営業員の顧客接触状況等を可視化し、営業活動に対する適切なフィードバックが可能となる体制を構築しました。また、信託報酬の増強を目的に、新規口座の獲得推進や法人取引の拡充を通じて、預かり資産残高の増強に取り組んできました。 <おきぎんシステムソリューションズ> グループ外からの収益増強に向け、部門別収益管理や採算重視の案件採用により、営業の効率化を図ってまいりました。また、職員のリスキリングにより開発部門への配置転換、人財育成の体系構築など、収益性向上に向けた体制整備も進めてまいりました。 本中期経営計画の2年目計画としてこのような取組みを実施した結果、当連結会計年度の業績は、次のとおりとなりました。 2026年度(目標値)   2025年度実績 連結経常収益   800億円   704億円 連結当期純利益   120億円   112億円 連結当期純利益ROE   6.70%程度   6.61% 連結自己資本比率   11%程度   11.36% ※ 連結当期純利益は、親会社株主に帰属する当期純利益 ※ 連結当期純利益ROEは株主資本ベース [連結 (損益の概要)] 2025年3月期 (百万円)   2026年3月期 (百万円)   増減(百万円) 連結業務粗利益   34,794   40,258   5,464 資金利益   31,498   37,800   6,301 信託報酬   37   38   0 役務取引等利益   4,340   5,363   1,022 その他業務利益   △1,083   △2,944   △1,861 営業経費   24,611   25,430   819 貸倒償却引当費用   2,462   1,461   △1,000 一般貸倒引当金繰入額   △163   △298   △135 個別貸倒引当金繰入額   2,254   1,435   △819 貸出金償却   371   325   △46 株式等関係損益   2,410   2,424   13 その他   355   9   △346 経常利益   10,486   15,799   5,312 特別損益   1,253   316   △937 税金等調整前当期純利益   11,740   16,115   4,375 法人税等合計   3,799   4,813   1,014 当期純利益   7,941   11,302   3,361 非支配株主に帰属する当期純利益   -   9   9 親会社株主に帰属する当期純利益   7,941   11,292   3,351 (注) 連結業務粗利益=資金利益+金銭の信託運用見合費用[金銭の信託に係る資金調達費用]+信託報酬+役務取引等利益+その他業務利益 ② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループにおける貸出金や支払承諾などの債権残高は多額であり、経営成績等に及ぼす影響が大きいため、連結財務諸表作成に際して用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、貸倒引当金については重要なものと判断しております。 当社グループでは、適正な償却・引当を実施するために、予め規定した資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しております。貸倒引当金は、当該資産査定による債務者の区分に、予め定めている償却・引当基準を適用し、次のとおり計上しております。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下、「破綻先」という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下、「実質破綻先」という。)に係る債権については、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下、「破綻懸念先」という。)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額に対して今後の予想損失額を見込んで計上しております。破綻懸念先の予想損失額は、損失見込期間(3年間)を算定期間とし、過去の一定期間の貸倒実績を基礎とした貸倒実績率の平均値に基づき損失率を求め、将来見込みに応じてより実態を反映する算定期間とする等必要な修正を加えて算定しております。 上記以外の債権については、貸出条件に問題のある債務者、履行状況に問題のある債務者、業況が低調ないし不安定な債務者又は財務内容に問題がある債務者など今後の管理に注意を要する債務者(以下、「要注意先」という。)のうち、当該債務者の債権の全部又は一部が要管理債権である債務者(以下、「要管理先」という。)に対する債権については今後3年間の予想損失額を、また、要管理先以外の要注意先及び業況が良好であり、かつ財務内容にも特段の問題がないと認められる債務者(以下、「正常先」という。)に対する債権については今後1年間の予想損失額を見込んで計上しており、予想損失額は、3算定期間の貸倒実績を基礎とした貸倒実績率の過去の一定期間における平均値に基づき損失率を求め、これに将来見込み等必要な修正を加えて算定しております。 なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しております。 当社グループは、貸倒引当金の算出に係る見積り及び仮定に対し、財務諸表等作成時における入手可能な情報に基づき合理的に計上していると判断しておりますが、当該見積り及び仮定には不確実性が含まれているため、予測不能な経済情勢の変化や前提条件の変化等により、当社グループにおける将来の貸倒引当金が増減する可能性があります。また、当該見積り及び仮定の詳細については、「注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ③ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」における記載のとおりであります。成長分野への投資・新規事業への参入をはじめ、設備投資や株主還元等の支出については、自己資金での対応を基本としております。 なお、貸出金や有価証券での運用については、顧客からの預金にて大部分を調達するとともに、主な資金運用手段である貸出金に関しては、資金需要に積極的かつ適切に対応し、有価証券運用に関しては、金融市場動向を睨みながら資金の効率的運用に努める方針です。 (3) 国内・国際業務部門別収支 当連結会計年度の資金運用収支は378億円、信託報酬は0億円、役務取引等収支は53億円、その他業務収支は△29億円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   (59)30,557   (△59)1,831   890   31,498 当連結会計年度   (274)36,539   (△274)2,861   1,600   37,800 うち資金運用収益   前連結会計年度   (59)32,885   (-)2,019   981   33,864 当連結会計年度   (274)42,259   (-)3,187   1,757   43,415 うち資金調達費用   前連結会計年度   (-)2,328   (59)188   91   2,365 当連結会計年度   (-)5,719   (274)325   156   5,615 信託報酬   前連結会計年度   37   -   -   37 当連結会計年度   38   -   -   38 役務取引等収支   前連結会計年度   4,855   107   622   4,340 当連結会計年度   5,899   101   637   5,363 うち役務取引等収益   前連結会計年度   8,092   145   1,126   7,111 当連結会計年度   9,281   136   1,259   8,158 うち役務取引等費用   前連結会計年度   3,236   37   503   2,771 当連結会計年度   3,382   35   622   2,795 その他業務収支   前連結会計年度   3,558   △1,304   3,337   △1,083 当連結会計年度   1,934   △1,476   3,402   △2,944 うちその他業務収益   前連結会計年度   18,309   -   3,885   14,423 当連結会計年度   19,570   -   4,099   15,470 うちその他業務費用   前連結会計年度   14,751   1,304   548   15,507 当連結会計年度   17,635   1,476   697   18,415 (注) 1.国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。 2.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用、前連結会計年度-百万円、当連結会計年度2百万円を控除して表示しております。 3.「相殺消去額(△)」は、連結会社間の資金貸借取引等について相殺消去した金額を記載しております。 4.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息(内書き)であり、合計には含めておりません。 (4) 国内・国際業務部門の資金運用/調達の状況 当連結会計年度の資金運用勘定の平均残高は2兆8,444億円、利息は434億円、利回りは1.52%となり、資金調達勘定の平均残高は2兆7,583億円、利息は56億円、利回りは0.20%となりました。 ① 国内業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   (76,142)2,991,643   (59)32,885   1.09 当連結会計年度   (133,681)3,015,152   (274)42,259   1.40 うち貸出金   前連結会計年度   1,868,661   26,443   1.41 当連結会計年度   1,956,626   32,628   1.66 うち商品有価証券   前連結会計年度   0   -   - 当連結会計年度   0   -   - うち有価証券   前連結会計年度   665,828   5,583   0.83 当連結会計年度   666,555   7,982   1.19 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   10,726   18   0.17 当連結会計年度   3,191   20   0.64 うち預け金   前連結会計年度   368,405   747   0.20 当連結会計年度   252,948   1,315   0.52 資金調達勘定   前連結会計年度   (-)2,798,030   (-)2,328   0.08 当連結会計年度   (-)2,786,784   (-)5,719   0.20 うち預金   前連結会計年度   2,685,376   1,686   0.06 当連結会計年度   2,673,972   5,074   0.18 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   27   0   0.27 当連結会計年度   273   2   0.74 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   103,258   187   0.18 当連結会計年度   105,671   297   0.28 (注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、株式会社沖縄銀行以外の連結子会社は、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高(内書き)及び利息(内書き)であります。 3.資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高、前連結会計年度-百万円、当連結会計年度1,504百万円及び利息、前連結会計年度-百万円、当連結会計年度2百万円を、それぞれ控除しております。 4.平均残高及び利息は、相殺消去前の額であります。 ② 国際業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   (-)80,613   (-)2,019   2.50 当連結会計年度   (-)137,396   (-)3,187   2.32 うち貸出金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち商品有価証券   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   61,349   1,826   2.97 当連結会計年度   126,492   3,063   2.42 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   261   0   0.00 当連結会計年度   294   0   0.00 資金調達勘定   前連結会計年度   (76,142)81,684   (59)188   0.23 当連結会計年度   (133,681)137,911   (274)325   0.23 うち預金   前連結会計年度   3,966   41   1.04 当連結会計年度   4,207   37   0.89 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   1,557   87   5.62 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - (注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、株式会社沖縄銀行以外の連結子会社は、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高(内書き)及び利息(内書き)であります。 3.平均残高及び利息は、相殺消去前の額であります。 ③ 合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り(%) 小計   相殺 消去額 (△)   合計   小計   相殺 消去額(△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   2,996,114   174,170   2,821,943   34,846   981   33,864   1.20 当連結会計年度   3,018,867   174,403   2,844,463   45,172   1,757   43,415   1.52 うち貸出金   前連結会計年度   1,868,661   14,885   1,853,775   26,443   △522   26,966   1.45 当連結会計年度   1,956,626   15,090   1,941,535   32,628   △479   33,107   1.70 うち商品有価証券   前連結会計年度   0   -   0   -   -   -   - 当連結会計年度   0   -   0   -   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   727,178   142,961   584,217   7,409   1,500   5,909   1.01 当連結会計年度   793,048   143,041   650,006   11,045   2,222   8,823   1.35 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   10,726   -   10,726   18   -   18   0.17 当連結会計年度   3,191   -   3,191   20   -   20   0.64 うち預け金   前連結会計年度   368,666   16,323   352,343   747   4   743   0.21 当連結会計年度   253,242   16,271   236,970   1,316   14   1,301   0.54 資金調達勘定   前連結会計年度   2,803,572   32,781   2,770,790   2,457   91   2,365   0.08 当連結会計年度   2,791,014   32,632   2,758,382   5,771   156   5,615   0.20 うち預金   前連結会計年度   2,689,343   17,568   2,671,775   1,727   4   1,723   0.06 当連結会計年度   2,678,179   17,169   2,661,009   5,112   14   5,097   0.19 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   27   -   27   0   -   0   0.27 当連結会計年度   273   -   273   2   -   2   0.74 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   1,557   -   1,557   87   -   87   5.62 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   103,258   15,088   88,170   187   84   102   0.11 当連結会計年度   105,671   15,346   90,324   297   138   158   0.17 (注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、株式会社沖縄銀行以外の連結子会社は、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2.資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高、前連結会計年度-百万円、当連結会計年度1,504百万円及び利息、前連結会計年度-百万円、当連結会計年度2百万円を、それぞれ控除して表示しております。 3.「相殺消去額(△)」は、連結会社間の取引及びその他連結上の調整であります。 (5) 国内・国際業務部門別役務取引の状況 当連結会計年度の役務取引等収益は81億円、役務取引等費用は27億円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   8,092   145   1,126   7,111 当連結会計年度   9,281   136   1,259   8,158 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   1,486   -   0   1,485 当連結会計年度   1,655   -   0   1,654 うち為替業務   前連結会計年度   1,610   142   19   1,733 当連結会計年度   1,710   134   7   1,837 うち証券関連業務   前連結会計年度   1,343   -   47   1,296 当連結会計年度   2,132   -   87   2,045 うち代理業務   前連結会計年度   2,012   -   69   1,943 当連結会計年度   1,967   -   77   1,890 うち保護預り・貸金庫業務   前連結会計年度   22   -   0   22 当連結会計年度   21   -   0   21 うち保証業務   前連結会計年度   1,023   3   989   37 当連結会計年度   1,042   2   1,003   41 役務取引等費用   前連結会計年度   3,236   37   503   2,771 当連結会計年度   3,382   35   622   2,795 うち為替業務   前連結会計年度   212   37   -   249 当連結会計年度   220   35   -   255 (注) 「相殺消去額(△)」は、連結会社間の役務取引であります。 (6) 国内・国際業務部門別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   2,703,021   4,073   20,520   2,686,573 当連結会計年度   2,650,321   4,446   15,805   2,638,962 うち流動性預金   前連結会計年度   2,095,991   -   12,245   2,083,745 当連結会計年度   2,080,440   -   7,692   2,072,747 うち定期性預金   前連結会計年度   585,117   -   8,160   576,957 当連結会計年度   547,135   -   8,080   539,055 うちその他   前連結会計年度   21,911   4,073   114   25,870 当連結会計年度   22,745   4,446   33   27,159 (注) 1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 2.定期性預金=定期預金 3.「相殺消去額(△)」は、連結会社間の預金取引であります。 (7) 国内・海外別貸出金残高の状況 ① 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)   1,944,196   100.00   2,011,117   100.00 製造業   49,545   2.55   55,222   2.75 農業,林業   2,960   0.15   3,005   0.15 漁業   840   0.04   804   0.04 鉱業,採石業,砂利採取業   1,617   0.08   2,320   0.11 建設業   80,395   4.14   80,176   3.99 電気・ガス・熱供給・水道業   16,797   0.86   20,073   1.00 情報通信業   13,992   0.72   11,109   0.55 運輸業,郵便業   15,259   0.79   21,568   1.07 卸売業,小売業   107,152   5.51   113,881   5.66 金融業,保険業   65,017   3.34   73,925   3.68 不動産業,物品賃貸業   569,457   29.29   593,091   29.49 各種サービス業   223,668   11.51   226,200   11.25 地方公共団体   157,358   8.09   143,883   7.15 その他   640,132   32.93   665,855   33.11 (注) 1.「国内」とは当社及び連結子会社であります。 2.海外及び特別国際金融取引勘定分については、該当ありません。 ② 外国政府等向け債権残高(国別) 「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げることとしておりますが、前連結会計年度及び当連結会計年度の外国政府等向け債権残高はありません。 (8) 国内・国際業務部門別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   108,746   -   -   108,746 当連結会計年度   111,753   -   -   111,753 地方債   前連結会計年度   146,589   -   -   146,589 当連結会計年度   133,891   -   -   133,891 社債   前連結会計年度   160,397   -   -   160,397 当連結会計年度   93,711   -   -   93,711 株式   前連結会計年度   165,335   -   142,961   22,374 当連結会計年度   174,227   -   143,081   31,146 その他の証券   前連結会計年度   67,674   82,715   -   150,389 当連結会計年度   101,530   158,068   -   259,598 合計   前連結会計年度   648,743   82,715   142,961   588,497 当連結会計年度   615,113   158,068   143,081   630,100 (注) 1.国際業務部門の「その他の証券」は、外国債券(円建外債含む)及び外国株式であります。 2.「相殺消去額(△)」は、連結会社間の資本連結等に伴い相殺消去した金額を記載しております。 (9)「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況 連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、株式会社沖縄銀行1社です。 ① 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表/連結) 資産 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 貸出金   1,365   14.90   1,241   15.52 その他債権   0   0.00   0   0.00 銀行勘定貸   7,798   85.10   6,758   84.48 合計   9,163   100.00   7,999   100.00 負債 科目   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 金銭信託   9,163   100.00   7,999   100.00 合計   9,163   100.00   7,999   100.00 ② 貸出金残高の状況(業種別貸出状況)(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 製造業   -   -   -   - 農業,林業   -   -   -   - 漁業   -   -   -   - 鉱業,採石業,砂利採取業   -   -   -   - 建設業   -   -   -   - 電気・ガス・熱供給・水道業   -   -   -   - 情報通信業   -   -   -   - 運輸業,郵便業   -   -   -   - 卸売業,小売業   55   4.06   52   4.26 金融業,保険業   -   -   -   - 不動産業,物品賃貸業   197   14.48   177   14.27 各種サービス業   1,080   79.18   984   79.34 地方公共団体   -   -   -   - その他   31   2.28   26   2.13 合計   1,365   100.00   1,241   100.00 ③ 元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残) 科目   前連結会計年度   当連結会計年度 金銭信託(百万円)   金銭信託(百万円) 貸出金   1,365   1,241 その他   7,798   6,758 資産計   9,163   7,999 元本   9,136   7,965 債権償却準備金   0   0 その他   26   33 負債計   9,163   7,999 (注) リスク管理債権の状況 前連結会計年度末   債権1,365百万円のうち、破産更生債権及びこれらに準ずる債権、危険債権、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権は該当金額なしであります。 当連結会計年度末   債権1,241百万円のうち、破産更生債権及びこれらに準ずる債権、危険債権、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権は該当金額なしであります。 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、貸出金等の各勘定について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   -   - 危険債権   -   - 要管理債権   -   - 正常債権   13   12 (自己資本比率の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。 なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては標準的計測手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2025年3月31日   2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   11.35   11.36 2.連結における自己資本の額   1,668   1,740 3.リスク・アセットの額   14,695   15,319 4.連結総所要自己資本額   587   612 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、株式会社沖縄銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 沖縄銀行(単体)の資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   128   152 危険債権   88   74 要管理債権   73   45 正常債権   19,342   20,069 (生産、受注及び販売の状況) 「生産、受注及び販売の状況」は、銀行持株会社における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。

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開示資料

出典

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