概要
トモニホールディングスは、香川県高松市に本社を置く金融持株会社である。徳島大正銀行と香川銀行を中核子銀行とし、リース、クレジットカード、ベンチャーキャピタルなどの金融サービスをグループで展開する。総資産は5兆2,040億円(2024年3月期)、従業員数は2,184人。地域密着型の銀行業務を基盤に、広域での事業展開を進めている。
銀行業務を中核とする持株会社体制
当社は金融持株会社として、連結子会社10社を統括する。事業の中心は銀行業であり、株式会社徳島大正銀行と株式会社香川銀行が預金・貸出・為替・有価証券投資などの銀行業務を展開する。両行とも地域密着型で、地元企業や個人向けに幅広い金融サービスを提供しており、グループ全体の収益の大部分を占める。
多様な金融ニーズに応える非銀行グループ会社
銀行業務を補完する事業として、リース業務(機械設備・車両リース)、クレジットカード業務(発行・加盟店管理)、ベンチャーキャピタル業務(地域ベンチャーへの投資・育成)、GX・地方創生関連業務などをグループ会社が担う。これらの非銀行事業は、銀行だけではカバーしきれない顧客の多様な金融ニーズに対応する役割を果たしている。
徳島県と香川県に根差した営業基盤
中核子銀行である徳島大正銀行は徳島県、香川銀行は香川県に本店を置き、それぞれの地域で強い営業基盤を持つ。両行は支店網を通じて預金・貸出業務を展開し、地域経済の活性化に貢献している。グループ全体の預金等残高は4兆7,130億円、貸出金残高は3兆8,467億円(2024年3月期)に達する。
連結業績に見る収益構造と規模感
直近の2024年3月期の連結経常収益は1,047億7,500万円、経常利益は243億6,000万円、親会社株主に帰属する当期純利益は161億6,300万円である。収益の大部分は銀行子会社の貸出金利息と役務取引等収益から生じており、経費率の低減や与信費用の管理が収益性に影響を与える。第6次経営計画では、2029年3月期に親会社株主当期純利益205億円、ROE6.5%以上を目標とする。
業界の中での役割は地域金融グループの持株会社(銀行を中核)。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01銀行業主力
子銀行である徳島大正銀行と香川銀行が、預金・貸出・為替・有価証券投資などの銀行業務を展開。両行とも地域密着型で、地元企業・個人に幅広い金融サービスを提供するグループの基幹事業。
- 預金業務
- 普通預金、定期預金、当座預金等。地域の資金を吸収し貸出・投資に活用。
- 貸出業務
- 事業性融資、住宅ローン、カードローン等。地域経済を支える融資を実行。
02その他(リース・カード・VC等)副次
リース、クレジットカード、ベンチャーキャピタル、GX・地方創生関連業務などをグループ会社が担う。銀行業務を補完し、地域の多様な金融ニーズに応える。
- リース業務
- 機械設備、車両等のリース。企業の設備投資を支援。
- クレジットカード業務
- クレジットカードの発行・加盟店管理。キャッシュレス決済を促進。
- ベンチャーキャピタル業務
- 地域のベンチャー企業への投資・育成。新規事業創出を支援。
製品と技術
預金業務で地域の資金を吸収する仕組み
グループの銀行子会社は、普通預金、定期預金、当座預金などの預金商品を提供する。これらは地域の個人や企業から資金を集め、貸出や有価証券投資の原資となる。預金残高はグループ全体で4兆円超に達し、安定した資金基盤を形成している。金利上昇局面では預金利息の増加が費用面で影響を与えるが、長期的な預貸利鞘の改善に寄与する。
貸出業務で地域経済を支える融資実行
銀行子会社は、事業性融資、住宅ローン、カードローンなど多様な貸出商品を提供する。事業性融資は地元中小企業の設備投資や運転資金を支援し、住宅ローンは個人の住宅取得を促進する。2024年3月期の貸出金残高は3兆8,467億円。貸出金利息はグループ収益の主要な源泉であり、適正なスプレッドの確保が経営課題となる。
リース・カード・VCで金融サービスを拡充
グループの非銀行子会社は、機械設備や車両のリース、クレジットカードの発行・加盟店管理、ベンチャーキャピタルによる投資活動を展開する。リース業務は企業の設備投資を資金面で支援し、クレジットカードはキャッシュレス決済を促進する。ベンチャーキャピタルは地域の新規事業創出を担い、事業ポートフォリオの多様化に貢献する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
銀行業のなかでの位置
地銀再編の先駆け、収益性改善課題
トモニホールディングスは徳島大正銀行・香川銀行を傘下に持つ地域銀行グループ。しずおかFG、いよぎんHDなど他の地銀グループと競合。売上高は878億円(24年3月期)→1048億円(26年3月期)と増加見込みだが、営業利益率は非開示。低金利環境下での収益力向上、人口減少地域での貸出需要減少が課題。
強み
- 四国を地盤に、地域との結びつきが強い。
- 経営統合によるスケールメリットやコスト削減。
- 売上高が3期連続で増加傾向。
- リース・クレジットなどグループ会社で展開。
課題
- 営業利益率が非開示で、本業の収益性が不透明。
- 地盤地域の人口減少で、貸出・預金の成長に限界。
- 他の地銀グループやネット銀行との競争。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
銀行の時価総額近傍。太字がトモニホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8361大垣共立銀行 | 3,377億円 | 17.6倍 |
| 2 | 8341七十七銀行 | 3,046億円 | 16.4倍 |
| 3 | 8714池田泉州ホールディングス | 3,029億円 | 17.4倍 |
| 4 | 8346東邦銀行 | 2,475億円 | 19.8倍 |
| 5 | 8360山梨中央銀行 | 2,367億円 | 22.1倍 |
| 6 | 8600トモニホールディングス | 2,168億円 | 13.6倍 |
| 7 | 7184富山第一銀行 | 2,122億円 | 13.8倍 |
| 8 | 7350おきなわフィナンシャルグループ | 1,802億円 | 14.8倍 |
| 9 | 8362福井銀行 | 1,688億円 | 19.2倍 |
| 10 | 8337千葉興業銀行 | 1,685億円 | 25.7倍 |
| 11 | 8343秋田銀行 | 1,569億円 | 20.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
金融持株会社体制への移行とグループ経営
当社は金融持株会社として、傘下の銀行子会社を統括する体制を採る。持株会社化の具体的な年月は公開されていないが、グループ経営理念の下で、徳島大正銀行と香川銀行の連携を強化し、広域金融グループとしてのシナジーを追求してきた。第5次経営計画(2023年4月~2026年3月)では、デジタル化やサステナビリティへの取り組みを推進し、業績目標を達成した。
徳島大正銀行の事業発展と地域貢献
徳島大正銀行は、徳島県を中心に営業展開する地域銀行である。預金・貸出業務を軸に、地元企業や個人向けの金融サービスを提供し、地域経済の基盤を支えてきた。同行は、グループ内で香川銀行と並ぶ収益の柱であり、貸出金の増加や預貸利鞘の改善に注力している。直近では、サステナブルファイナンスの推進や創業支援にも積極的に関与する。
香川銀行の地域密着型営業の展開
香川銀行は香川県に本拠を置き、県内のリテール営業を強みとする。同行は、通常の預貸業務に加え、外国為替や登録金融機関業務なども手掛け、多様な顧客ニーズに対応する。グループ全体の施策として、香川銀行と徳島大正銀行は連携して商談会やセミナーを開催し、地域企業の成長支援に取り組む。2024年3月期のグループ貸出金残高は3兆8,467億円に拡大した。
非銀行事業の拡充とグループ補完機能
グループの非銀行事業は、リース、クレジットカード、ベンチャーキャピタルなどの分野で展開される。これらの子会社は、銀行業務だけではカバーできない顧客の資金調達や投資ニーズに応える役割を担う。特に、GX(グリーントランスフォーメーション)や地方創生関連業務は近年の注力分野であり、地域の社会課題解決に貢献するビジネスモデルを構築している。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 親会社株主に帰属する当期純利益令和11年3月期まで205億円
- ROE(決算短信ベース)令和11年3月期まで6.5%以上
- 自己資本比率令和11年3月期まで9.5%程度
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
サステナビリティ戦略
地域価値創造への貢献とサステナビリティ関連の開示を強化する。地域社会の課題解決に取り組み、持続可能な経営基盤を構築する。
- 02
オペレーション戦略
DX・AIの活用とBPR(業務プロセス改革)の推進により、業務構造を改革し、効率性と生産性を向上させる。
- 03
ガバナンス戦略
ROEを意識した経営を実現し、ステークホルダーとの対話を強化する。資本効率と透明性を高め、企業価値の向上を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で2,184人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は945万円で、9期前と比べて+11.7%。平均年齢は54.3歳、平均勤続年数は31.6年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 2,403 |
| 2018年3月 | — | — | — | 2,412 |
| 2019年3月 | 846 | 52.3 | 30.1 | 2,401 |
| 2020年3月 | 844 | 53.7 | 28.3 | 2,270 |
| 2021年3月 | 876 | 53.4 | 30.8 | 2,282 |
| 2022年3月 | 844 | 51.8 | 28.7 | 2,264 |
| 2023年3月 | 874 | 52.4 | 29.2 | 2,237 |
| 2024年3月 | 910 | 53.4 | 30.3 | 2,212 |
| 2025年3月 | 924 | 53.7 | 30.7 | 2,183 |
| 2026年3月 | 945 | 54.3 | 31.6 | 2,184 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社10社(国内 10 / 海外 0、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社徳島大正銀行徳島県 徳島市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社香川銀行香川県 高松市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内トモニシステムサービス株式会社香川県 高松市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社徳銀ビジネスサービス徳島県 徳島市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内香川ビジネスサービス株式会社香川県 高松市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内トモニリース株式会社香川県 高松市 · 連結子会社議決権70.0%
- 国内トモニカード株式会社徳島県 徳島市 · 連結子会社議決権63.0%
- 国内株式会社徳銀キャピタル徳島県 徳島市 · 連結子会社議決権74.5%
- 国内大正信用保証株式会社大阪府 大阪市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内とくぎんトモニリンクアップ株式会社徳島県 徳島市 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1,048億円、経常利益は244億円。前期と比べると増収増益で、売上が+10.2%、利益が+4.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | — | 1,048億円 |
| 純利益 | 179億円 | 162億円 |
| 1株あたり配当 | ¥30 | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、経常収益は277億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+35.8%。
| 対象期間 | 経常収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 200 | — | — | 36 |
| 2024年1Q | 204 | — | — | 36 |
| 2024年2Q | 220 | 8 | 3.6 | 34 |
| 2024年3Q | 218 | — | — | 35 |
| 2024年4Q | 236 | — | — | 35 |
| 2025年2Q | 454 | 11 | 2.4 | 87 |
| 2025年4Q | 497 | — | — | 71 |
| 2026年2Q | 518 | 25 | 4.8 | 57 |
| 2026年4Q | 530 | — | — | 105 |
| 2027年1Q | 277 | — | — | 66 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、経常収益は626億円から1,048億円へ1.7倍に増えた。経常利益率は15.3%から23.3%になった。経常収益は4期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 経常収益億円 | 経常利益億円 | 経常利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 626 | 96 | 15.3 | 56 |
| 2014年3月 | 654 | 144 | 22.0 | 78 |
| 2015年3月 | 646 | 142 | 22.0 | 83 |
| 2016年3月 | 610 | 131 | 21.5 | 79 |
| 2017年3月 | 715 | 163 | 22.8 | 258 |
| 2018年3月 | 726 | 164 | 22.6 | 112 |
| 2019年3月 | 733 | 162 | 22.1 | 102 |
| 2020年3月 | 689 | 114 | 16.5 | 81 |
| 2021年3月 | 685 | 145 | 21.2 | 100 |
| 2022年3月 | 682 | 191 | 28.0 | 131 |
| 2023年3月 | 777 | 207 | 26.6 | 142 |
| 2024年3月 | 878 | 215 | 24.5 | 140 |
| 2025年3月 | 951 | 234 | 24.6 | 158 |
| 2026年3月 | 1,048 | 244 | 23.3 | 162 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。
利益の構造
2026年3月期
経常収益1,048億円のうち、経常利益として残るのは244億円で23.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は162億円、売上の15.5%にあたる。
- 費用事業を回すためにかかったお金76.7%804億円
- 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益23.3%244億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが175億円、投資CFが−358億円で、差し引きのフリーCFは−183億円。期末の手元現金は4,810億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 181 | −457 | −25 | 581 |
| 2014年3月 | 2,038 | −1,023 | −10 | 1,586 |
| 2015年3月 | −414 | −151 | −15 | 1,006 |
| 2016年3月 | 1,286 | −604 | −11 | 1,678 |
| 2017年3月 | −573 | 735 | −16 | 2,338 |
| 2018年3月 | 472 | 162 | −31 | 2,942 |
| 2019年3月 | −488 | 705 | −32 | 3,126 |
| 2020年3月 | −59 | 271 | −32 | 3,306 |
| 2021年3月 | 2,283 | −428 | −14 | 5,147 |
| 2022年3月 | 479 | −274 | −24 | 5,328 |
| 2023年3月 | −2,014 | 375 | −26 | 3,663 |
| 2024年3月 | 576 | 276 | 65 | 4,580 |
| 2025年3月 | 1,182 | −682 | −31 | 5,050 |
| 2026年3月 | 175 | −358 | −57 | 4,810 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は5.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2,974億円で、自己資本比率は5.6%(業種中央値4.9%より厚い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2.74 | 1,565 | 2.59 | 5.6 |
| 2014年3月 | 2.83 | 1,632 | 2.66 | 5.7 |
| 2015年3月 | 2.97 | 1,838 | 2.79 | 6.1 |
| 2016年3月 | 3.08 | 1,838 | 2.90 | 5.8 |
| 2017年3月 | 3.62 | 2,118 | 3.41 | 5.8 |
| 2018年3月 | 3.81 | 2,193 | 3.59 | 5.7 |
| 2019年3月 | 3.90 | 2,269 | 3.67 | 5.7 |
| 2020年3月 | 3.99 | 2,200 | 3.77 | 5.4 |
| 2021年3月 | 4.41 | 2,432 | 4.16 | 5.4 |
| 2022年3月 | 4.60 | 2,457 | 4.35 | 5.3 |
| 2023年3月 | 4.55 | 2,474 | 4.30 | 5.4 |
| 2024年3月 | 4.81 | 2,775 | 4.53 | 5.7 |
| 2025年3月 | 5.03 | 2,840 | 4.75 | 5.6 |
| 2026年3月 | 5.20 | 2,974 | 4.91 | 5.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
銀行業 79社との比較
同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で79社中20位あたり、逆に低いのは経常収益成長率で79社中68位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,120で、1年前と比べて+77.8%。過去52週の値幅のなかでは93%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.6倍 |
| PER (会社予想) | 12.1倍 |
| PBR | 0.71倍 |
| 配当利回り | 2.68% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月から8月にかけて上昇トレンドが続く。7月1日の887円から8月13日には1105円まで上昇し、月間で+18.44%となった。25日移動平均線(991円)や75日線(916円)を上回って推移し、52週高値1109円に迫る。RSIは65.34とやや過熱気味だが、出来高も活発で上昇基調は強い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERが13.06倍で業界平均16.43倍を大きく下回り、予想PERも11.6倍と一段と低い。PBRは0.70倍で業界平均0.95倍を下回り、ROE5.62%に対して割安と判断できる。銀行業の特性としてPBR1倍未満が常態的である点を考慮しても、配当利回り2.78%は業界平均2.44%を上回り、株主還元も良好。ただし、配当性向が91.78%と高く、今後の増配余地は限定的であり、その点は割安感をやや減殺する。総合的に見て、利益水準や資産内容に対して株価は低く、割安と評価する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.6倍 | 17.5倍 |
| PER (予想) | 12.1倍 | — |
| PBR | 0.71倍 | 1.01倍 |
| ROE | 5.6% | 6.1% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
四国経済の動向と地銀再編の行方が争点。強気派は、地域密着型ビジネスによる安定収益と、グループ一体でのシナジー効果を評価する。また、売上高と純利益が順調に増加しており、成長性を評価。一方、弱気派は、人口減少による貸出需要の縮小や、金利低迷による利ざやの悪化を懸念。さらに、競争激化で収益環境が厳しいとの見方も。
- 順調な業績拡大
売上高が2023年3月期の777億円から2026年3月期に1048億円へ増加。
- グループシナジー
徳島銀行と香川銀行の合併で経営効率が向上し、コスト削減効果が期待。
- 地域経済の支援
地域密着型の融資で顧客基盤を強化し、安定した収益を確保。
- 売上高1,048億円と2期連続の2桁増収通年影響強
24/3期878億円→25/3期951億円→26/3期1048億円。増収基調が続き、収益拡大を牽引する。
- 純利益162億円と3期連続の増益通年影響中
24/3期140億円→25/3期158億円→26/3期162億円。増益基調が続き、業績の安定感が増している。
- PBR0.70倍・ROE5.62%の割安修正余地継続影響中
PBR0.70倍、ROE5.62%。PBR1倍まで上昇余地があり、ROE改善が株価の見直しにつながる。
- 純利益率15.5%と収益性の高さ通年影響弱
26/3期売上高1048億円、純利益162億円で純利益率15.5%。高い収益性が投資家の評価につながる。
- 人口減少リスク
四国地方の人口減少で長期的な貸出需要が縮小。
- 金利環境の低迷
低金利が続けば利ざやが悪化し、収益性が低下。
- 競争の激化
地銀同士の競争やネット銀行の参入でシェアが奪われる可能性。
- 予想PER11.6倍は純利益180億円の高期待決算発表後影響強
時価総額2086億円÷11.6倍=純利益180億円。直近162億円から11%増益が必要で、未達なら調整。
- 株価1年で80%上昇し過熱感不定影響中
前年比+79.98%。上昇ピッチが速く、高値圏での利益確定売りで上値が重い。
- 配当利回り2.78%と高利回りではない継続影響中
配当利回り2.78%。株主還元拡大が無ければ、高配当選好の資金が他銘柄へ流れる可能性がある。
- 外国人の持ち株比率17.29%で売りリスク不定影響弱
外国人持ち株比率17.29%。世界の金利動向やリスク回避局面では売り圧力が強まる可能性がある。
- 貸出金利ざや
- 銀行の収益性を左右する重要な指標。
- 連結売上高
- グループ全体の業績動向を確認するため。
- 純利益
- 最終的な収益力を測定し、株主還元の原資を確認。
- 預貸率
- 資金運用の効率性を示し、収益に影響。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円で、前期から+57.6%。いまの株価に対する利回りは2.68%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 8 | — | 99.0 |
| 2018年3月 | 8 | 0.0 | 78.7 |
| 2019年3月 | 8 | 0.0 | 78.3 |
| 2020年3月 | 8 | 0.0 | 77.2 |
| 2021年3月 | 8 | 0.0 | 81.2 |
| 2022年3月 | 9 | 12.5 | 125.6 |
| 2023年3月 | 10 | 11.1 | 115.8 |
| 2024年3月 | 11 | 10.0 | 107.0 |
| 2025年3月 | 17 | 50.0 | 69.1 |
| 2026年3月 | 26 | 57.6 | 91.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ15,361人。区分でいちばん多いのは個人・その他で29.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.8%を占め、残る50.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 26.2 | 26.7 | 27.2 | 29.1 | 29.2 | 29.5 |
| 事業法人 | 28.4 | 29.3 | 29.6 | 27.0 | 27.3 | 27.3 |
| 金融機関 | 31.5 | 30.0 | 29.1 | 26.6 | 25.1 | 22.5 |
| 外国法人 | 12.5 | 12.3 | 12.3 | 14.2 | 15.2 | 17.3 |
| 証券会社 | 1.4 | 1.6 | 1.8 | 3.1 | 3.2 | 3.3 |
| 自己株式 | 1.1 | 1.3 | 1.0 | 0.7 | 0.6 | 0.8 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 12.54 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.25 |
| 03 | トモニホールディングス従業員持株会 | 3.56 |
| 04 | MURAKAMI TAKATERU (常任代理人 三田証券株式会社) | 3.39 |
| 05 | 日亜化学工業株式会社 | 3.02 |
| 06 | 有限会社エーシーエヌウインド | 2.46 |
| 07 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.30 |
| 08 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.28 |
| 09 | 日本ハム株式会社 | 1.06 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.05 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+127%、1株純資産は14期で+47%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 37 | 1,039 | 3.8 | 11.1 | 129.1 |
| 2014年3月 | 53 | 1,077 | 5.0 | 8.1 | 97.5 |
| 2015年3月 | 56 | 1,207 | 4.9 | 9.8 | 97.5 |
| 2016年3月 | 53 | 1,201 | 4.4 | 6.3 | 98.9 |
| 2017年3月 | 159 | 1,284 | 13.3 | 3.7 | 99.0 |
| 2018年3月 | 69 | 1,320 | 5.3 | 6.9 | 78.7 |
| 2019年3月 | 62 | 1,373 | 4.6 | 6.8 | 78.3 |
| 2020年3月 | 51 | 1,361 | 3.7 | 7.1 | 77.2 |
| 2021年3月 | 63 | 1,495 | 4.4 | 5.2 | 81.2 |
| 2022年3月 | 82 | 1,507 | 5.4 | 4.0 | 125.6 |
| 2023年3月 | 88 | 1,507 | 5.8 | 4.0 | 115.8 |
| 2024年3月 | 82 | 1,427 | 5.4 | 5.1 | 107.0 |
| 2025年3月 | 82 | 1,458 | 5.7 | 6.5 | 69.1 |
| 2026年3月 | 84 | 1,530 | 5.6 | 9.7 | 91.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額181百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 中村武 | 代表取締役 社長兼CEO (最高経営責任者) | — |
| 板東豊彦 | 代表取締役副社長 | — |
| 有木浩 | 代表取締役副社長 | — |
| 藤井仁三 | 常務取締役 経営企画部長 | — |
| 喜岡均 | 常務取締役 リスク・コンプライアンス部長 | — |
| 金岡紀嘉 | 常務取締役 監査部長 | — |
| 長尾純 | 取締役 グループ戦略部長兼 地域商社的金融機能担当 | — |
| 井上佳昭 | 取締役 | — |
| 多田人志 | 取締役(監査等委員) | — |
| 富家佐也加 | 取締役(監査等委員) | — |
| 武田真由美 | 取締役(監査等委員) | — |
| 吉澤康代 | 取締役(監査等委員) | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 10 | 95 | 22 | 28 | 145 | 15 |
| 社外取締役 | 7 | 36 | — | — | 36 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容693字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,565字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,167字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)15,814字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-17
- 半期報告書半期報告書-第16期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-18
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第15期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-19
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-21
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-22
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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