概要
ネットプロテクションズホールディングスは、日本初の信用リスク保証型BNPL(後払い)決済サービス「NP後払い」を中核とするフィンテック企業である。EC・役務・B2B向けに複数の後払い決済手段を提供し、2026年3月期の売上高は252億円、営業利益28億円。従業員377名で、国内後払い市場でトップクラスのシェアを持つ。
単一セグメント「決済ソリューション事業」で構成されるグループ
当社グループは純粋持株会社であるネットプロテクションズホールディングスと、連結子会社4社(ネットプロテクションズ、NPファイナンス、台湾の恩沛科技、ベトナムのNet Protections Vietnam)の計5社で構成される。事業セグメントは単一の決済ソリューション事業であり、BNPL決済サービスの提供に特化している。個人向け、法人向け、国内、海外と複数のサービスを展開し、与信審査から請求、回収までをワンストップで代行する点が特徴である。2026年3月期のGMV(流通取引総額)は7,643億円に達し、前期比19.1%増となった。営業収益の約65%をB2Cサービス、約23%をB2Bサービスが占める。
GMVと手数料率が収益を左右するビジネスモデル
当社の収益構造は、加盟店から受け取る取引手数料が主体である。手数料はGMV(流通取引総額)に手数料率を乗じて算出される。2026年3月期のGMVは7,643億円、営業収益252億円(対GMV比約3.3%)。主な費用は請求関連費用と貸倒関連費用で、売上総利益率は約47.5%(non-GAAPベース)。貸倒率(未回収率)は重要な管理指標であり、独自の与信システムで低水準を維持している。中期経営計画では、2029年3月期にGMV1兆4,000億円、営業利益60億円を目標とする。
日本市場でトップシェア、台湾・ベトナムにも進出
国内では「NP後払い」が最も長い歴史を持ち、EC後払い市場でトップクラスのシェアを有する。2018年から台湾で「AFTEE」を展開し、2023年からベトナムでも開始した。台湾・ベトナムではスマートフォン会員制のBNPLを現地ローカライズして提供。2026年3月期の海外GMVは「AFTEE」が伸長し、B2Cサービス_NP後払い他(AFTEE含む)のGMVは3,584億円。海外事業はまだ全体の一部だが、成長ドライバーとして期待されている。
業界の中での役割はBNPL決済サービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01決済ソリューション事業主力
日本で初めての信用リスク保証型BNPL決済サービスを提供。与信審査、請求書発行、入金確認、督促回収、貸倒対応をワンストップで代行。個人向け(NP後払い、atone、NP後払いair)と法人向け(NP掛け払い)に加え、台湾・ベトナムでも展開。
- NP後払い
- EC向けBNPL決済サービス。クレカ不要、会員登録不要で商品到着後支払いが可能。
- atone
- スマホ会員制BNPL決済。月締め翌月払い、ポイント付与。非物販商材にも対応。
- NP後払いair
- 訪問型役務サービス向けBNPL決済。現金準備不要、請求督促代行。
- AFTEE
- 台湾・ベトナム向けローカライズBNPL決済サービス。
- NP掛け払い
- B2B向け掛け払い決済。与信・請求・回収業務を代行し、未回収リスク低減。
- NPハンディレンディング
- NP掛け払い購入企業向けオンラインレンディングサービス。
製品と技術
EC物販向けBNPL「NP後払い」の仕組み
「NP後払い」は、ECサイトで購入した商品の到着後に代金を支払うサービスである。購入者は氏名・住所・電話番号のみで利用でき、クレジットカード情報の入力や事前登録が不要。代金は請求書によりコンビニ・銀行・郵便局等で支払う。販売元は出荷後、当社から手数料控除後の代金を受け取るため、貸倒リスクを負わない。2026年3月期のGMVは3,584億円(NP後払い他全体)。
スマホ会員制高機能BNPL「atone」
「atone」はスマートフォンで無料会員登録し、月締め翌月払いで利用するBNPLサービス。利用額に応じてポイントが付与され、「atoneプラス」ではポイント倍率アップと分割払いが可能。デジタルコンテンツなど非物販商材にも対応する。2026年3月期のGMVは621億円(前期比55.4%増)と急成長。加盟店拡大と会員基盤の拡大を両軸に、成長ドライバーとして位置づけられている。
企業間取引向け「NP掛け払い」とレンディング
「NP掛け払い」は、B2B取引における掛け払い決済サービス。事前手続き不要で末締め翌月末払い。与信・請求・回収を代行し、販売元の未回収リスクを低減する。少額債権を中心に、求人広告や卸業界などで利用が拡大。2026年3月期のGMVは3,439億円(前期比38.5%増)。また、子会社NPファイナンスが提供する「NPハンディレンディング」は、購入企業向けのオンラインレンディングサービスである。
海外市場向け「AFTEE」とローカライズ戦略
「AFTEE」は、台湾(2018年開始)とベトナム(2023年開始)で展開するスマートフォン会員制BNPLサービス。日本での「NP後払い」「atone」のノウハウを現地の商習慣に合わせてローカライズしている。台湾ではEC市場で一定のシェアを獲得し、ベトナムでも新規加盟店獲得が順調。海外事業はグループ全体のGMV成長に貢献しており、今後の拡大が期待される。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他金融業のなかでの位置
後払い決済で急成長、収益性向上中
当社はその他金融業に分類され、後払い決済サービス「NP後払い」を主力とする。同業のウェッジHDやNEXYZ.GROUPと比較し、売上高230億円(2025年3月期)と業界中位ながら、成長率が高い。2025年3月期営業利益率9.13%と収益性も改善傾向にあり、2026年3月期は売上高252億円(前期比10%増)、営業利益率11.11%とさらに向上予想。EC市場拡大を追い風に加盟店を増やしているが、与信リスクや規制強化のリスクがある。競合との差別化として、独自の与信モデルや手数料体系を強みとする。
強み
- 2024年3月期208億円→2026年3月期252億円と年平均10%超の成長。
- 営業利益率が9.13%から11.11%へ改善し、業界トップクラス。
- 独自の与信審査モデルで貸し倒れリスクを抑制。
- 後払い需要の拡大に支えられ、加盟店数が増加傾向。
課題
- 不況時には貸し倒れが増加する可能性があり、審査精度の維持が重要。
- 後払いサービスへの法規制強化が業績に影響を与える恐れ。
- PayPayなど大手参入により競争が激化し、手数料低下圧力。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
証券・カード・リースの時価総額近傍。太字がネットプロテクションズホールディングス
時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9552クオンツ総研ホールディングス | 632億円 | 20.7倍 |
| 2 | 8624いちよし証券 | 628億円 | 12.1倍 |
| 3 | 8706極東証券 | 624億円 | 12.7倍 |
| 4 | 7322三十三フィナンシャルグループ | 559億円 | 18.0倍 |
| 5 | 8614東洋証券 | 532億円 | 12.4倍 |
| 6 | 7383ネットプロテクションズホールディングス | 397億円 | 22.9倍 |
| 7 | 8219青山商事 | 388億円 | 16.1倍 |
| 8 | 6196ストライクグループ | 264億円 | 16.4倍 |
| 9 | 7347マーキュリアホールディングス | 171億円 | 65.2倍 |
| 10 | 3963シンクロ・フード | 101億円 | 36.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(証券・カード・リース)に従っています。
会社の歴史
沿革 4件
EC決済の革新を目指して創業した2000年
2000年1月、ECに新しい標準を創造することを目的として、株式会社ネットプロテクションズ(旧)が設立された。当時、EC決済はクレジットカードや代引きが主流であり、後払い決済は仕組みとして存在していなかった。創業メンバーは、購入者と販売者の双方にとって安全かつ簡単な決済手段の必要性を感じ、BNPL(Buy Now Pay Later)という新たな領域に挑戦することを決断した。
日本初の信用リスク保証型後払い「NP後払い」を開始
2002年3月、B2Cの通販事業者向けに「NP後払い」の提供を開始した。これは日本で初めての信用リスク保証型BNPL決済サービスであり、購入者は商品到着後にコンビニや銀行で支払うことができ、販売者は代金未回収のリスクを負わない。クレジットカード不要、会員登録不要という簡便さが支持され、EC市場の拡大とともに加盟店数を増やしていった。
サービス拡充と台湾進出、合併による体制強化
2005年4月、プライバシーマーク取得、請求書同封サービス「NP後払いwiz」、法人向け「NP掛け払い」、訪問型「NP後払いair」、会員制「atone」など一連の新サービスを開始。また、台湾に日商恩沛股份有限公司を設立し、海外初拠点を得た。同年、株式会社AP53が旧ネットプロテクションズを子会社化し、後に合併。この時期にサービスの多様化とグループ再編が進んだ。
東証一部上場とアジア展開の本格化
2021年12月、東京証券取引所市場第一部に上場。翌年の市場区分見直しでプライム市場に移行した。上場と同時にベトナム子会社を設立し、2023年6月より「AFTEE」の提供を開始。また、レンディングサービス「NPハンディレンディング」を開始し、B2B領域を強化。2026年3月期には売上高252億円、営業利益28億円と過去最高益を達成し、成長軌道を加速している。
年表4件を開く
2000年代
- 2000年1月創業ECに新しい標準を創造することを目的として、株式会社ネットプロテクションズ(旧ネットプロテクションズ)を設立
- 2002年3月B2Cの通販事業者向けのBNPL決済サービスとして、「NP後払い」サービスの提供開始
- 2005年4月M&A財団法人日本情報処理開発協会よりプライバシーマークの使用許可を受ける 注文情報の登録を自動化する「NPコネクトライト」サービスの提供開始 注文情報及び配送伝票番号の登録を自動化する「NPコネクトプロ」サービスの提供開始 商品と別送であった請求書を商品に同封することを可能とした「NP後払いwiz」サービスの提供開始 B2B取引向けBNPL決済サービスとして、「NP掛け払い」サービスの提供開始 ポイントプログラムの提供開始 B2Cのサービス向けBNPL決済サービスとして「NP後払いair」サービスの提供開始 株式会社AP53の設立 株式会社AP53が、旧ネットプロテクションズを子会社化 株式会社AP53が、株式会社NPホールディングス(旧NPホールディングス①)に商号変更「NP掛け払い」累計購入企業数が100万社を突破 B2C向けの会員制BNPL決済サービス「atone」サービスの提供開始 初の海外事業所となる台湾オフィス(日商恩沛股份有限公司)を設立 旧NPホールディングス①が、旧ネットプロテクションズを吸収合併し、株式会社ネットプロテクションズ(現ネットプロテクションズ)に商号変更 関
2020年代
- 2021年12月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 ベトナムにおける事業開始準備のため、株式会社ネットプロテクションズの子会社として、ベトナムにCông ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.)を設立 中国・四国エリアにおける営業と既存加盟店サポートの強化のため、四国サテライトオフィス設立 株式会社ネットプロテクションズの子会社であるCông ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.)でB2C海外向けBNPL決済「AFTEE」サービスの提供開始 日本国内におけるレンディングサービスの事業化を目的に、株式会社ネットプロテクションズの子会社として、株式会社NPファイナンスを設立 株式会社ネットプロテクションズの子会社である株式会社NPファイナンスで、オンラインレンディングサービス「NPハンディレンディング」の提供開始「atone」をより
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で377人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,166万円で、4期前と比べて−10.1%。平均年齢は38.4歳、平均勤続年数は2.6年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 1,298 | 41.6 | 2.6 | 221 | — |
| 2023年3月 | 982 | 36.9 | 1.9 | 291 | — |
| 2024年3月 | 864 | 37.6 | 2.3 | 333 | — |
| 2025年3月 | 1,019 | 37.4 | 1.9 | 336 | 625 |
| 2026年3月 | 1,166 | 38.4 | 2.6 | 377 | 743 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 2 / 海外 1、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。
- 国内㈱ネットプロテクションズ(注)2.東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱NPファイナンス東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外恩沛科技股份有限公司(NP Taiwan, Inc.)(注)2.台北市 台湾 · 連結子会社議決権94.1%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は252億円、営業利益は28億円。前期と比べると増収増益で、売上が+9.6%、利益が+33.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 278億円 | 252億円 |
| 営業利益 | 36億円 | 28億円 |
| 純利益 | 22億円 | 17億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、営業収益は66億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、営業収益は+26.9%。
| 対象期間 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 49 | — | — | −3 |
| 2024年1Q | 52 | −4 | −7.7 | −3 |
| 2024年2Q | 51 | −2 | −3.9 | −2 |
| 2024年3Q | 55 | 1 | 1.8 | 1 |
| 2024年4Q | 50 | — | — | −4 |
| 2025年2Q | 110 | 9 | 8.2 | 5 |
| 2025年4Q | 120 | 12 | 10.0 | 9 |
| 2026年2Q | 124 | 15 | 12.1 | 10 |
| 2026年4Q | 128 | 13 | 10.2 | 7 |
| 2027年1Q | 66 | 8 | 12.1 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2019年3月期からの8期で、営業収益は1億円から252億円へ252.0倍に増えた。直近期の営業利益率は11.1%。営業収益は7期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 1 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年3月 | 152 | — | −8 | — | −6 |
| 東京証券取引所市場第一部に株式を上場 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 ベトナムにおける事業開始準備のため、株式会社ネットプロテクションズの子会社として、ベトナムにCông ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.)を設立 中国・四国エリアにおける営業と既存加盟店サポートの強化のため、四国サテライトオフィス設立 株式会社ネットプロテクションズの子会社であるCông ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.)でB2C海外向けBNPL決済「AFTEE」サービスの提供開始 日本国内におけるレンディングサービスの事業化を目的に、株式会社ネットプロテクションズの子会社として、株式会社NPファイナンスを設立 株式会社ネットプロテクションズの子会社である株式会社NPファイナンスで、オンラインレンディングサービス「NPハンディレンディング」の提供開始「atone」をより | |||||
| 2021年3月 | 181 | — | 9 | — | 6 |
| 2022年3月 | 187 | — | 6 | — | 2 |
| 2023年3月 | 193 | — | −5 | — | −4 |
| 2024年3月 | 208 | — | −8 | — | −8 |
| 2025年3月 | 230 | 21 | 21 | 9.1 | 14 |
| 2026年3月 | 252 | 28 | 29 | 11.1 | 17 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
営業収益252億円のうち、営業利益として残るのは28億円で11.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の6.7%にあたる。営業利益率は業種中央値10.8%を上回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金88.9%224億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.1%28億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2026年3月期は営業CFが90億円、投資CFが−17億円で、差し引きのフリーCFは73億円。期末の手元現金は202億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 8 | −11 | 1 | 47 |
| 2021年3月 | 63 | −9 | −19 | 83 |
| 2022年3月 | 10 | −8 | 36 | 121 |
| 2023年3月 | −26 | −18 | 28 | 106 |
| 2024年3月 | 19 | −18 | 1 | 108 |
| 2025年3月 | 66 | −15 | 12 | 170 |
| 2026年3月 | 90 | −17 | −41 | 202 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2026年3月期の総資産は851億円。このうち返さなくてよい自己資本が210億円で、自己資本比率は24.7%(業種中央値24.7%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 49 | 48 | 1 | 96.5 |
| 2020年3月 | 408 | 54 | 354 | 13.3 |
| 2021年3月 | 449 | 105 | 344 | 23.4 |
| 2022年3月 | 530 | 186 | 344 | 35.1 |
| 2023年3月 | 554 | 184 | 370 | 33.2 |
| 2024年3月 | 603 | 177 | 426 | 29.4 |
| 2025年3月 | 708 | 192 | 516 | 27.1 |
| 2026年3月 | 851 | 210 | 640 | 24.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他金融業 39社との比較
同じその他金融業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で39社中19位あたり、逆に低いのはROEで39社中23位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥399で、1年前と比べて-51.0%。過去52週の値幅のなかでは12%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 22.9倍 |
| PER (会社予想) | 18.1倍 |
| PBR | 1.83倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は455円で、直近1カ月で10.17%上昇。25日線(434.36円)を上回り、75日線(393.28円)も上回るが、200日線(477.04円)は下回る。52週高値952円からは52.2%下落、52週安値322円からは41.3%上昇。7月は350〜440円で推移し、8月に入って440円台を突破。8月17日には446円の高値をつけたが、翌日414円まで急落、その後反発し455円まで回復。出来高は非常に多く、8月17日には2,710,200株と膨らんだ。RSIは55.03とやや強気圏で、短期の上昇トレンドが継続。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
PER(実績)は26.1倍で業界平均16.39倍を上回り、予想PER20.7倍でも割高感がある。PBRは2.09倍で平均1.85倍をやや上回るが、ROE8.62%は平均並みで、無配当がマイナス要因。業界平均と比較し成長性を評価されつつも、収益性が伴わないため割高と判断。両面性として、予想では収益改善が見込まれるものの、現状の利益水準では株価が見合っていない。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 22.9倍 | 17.4倍 |
| PER (予想) | 18.1倍 | — |
| PBR | 1.83倍 | 1.81倍 |
| ROE | 8.6% | 12.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
EC市場の成長とともに後払いニーズは高まるが、競争激化と規制リスクが懸念。強気派は、利用者数の増加と収益性改善(営業利益率11.1%)を評価し、市場規模の拡大が続くため成長持続を見込む。一方、弱気派は、競合の参入による手数料競争や、後払い特有の不払いリスクの増加、さらには規制強化の可能性を指摘。株価は1年で半減しており、市場の期待低下が示される。
- 後払い市場の成長
EC市場の拡大に伴い後払い需要も増加
- 増収増益の達成
2026年3月期は売上高252億円、営業利益28億円と最高益予想
- シェア優位性
日本でトップクラスの後払いシェアを持つ
- 営業利益28億円と前期比33%増2026年通期影響中
営業利益が21億円から28億円に増加、営業利益率も11.11%に改善
- 売上高252億円で増収継続2026年通期影響中
売上高が230億円から252億円へ9.6%増加。成長基調は続く
- 予想PER20.7倍へ改善見込み通年影響弱
予想PER20.7倍と実績PER26.1倍から低下する見通し
- 純利益17億円と黒字拡大2026年通期影響中
純利益が14億円から17億円へ増加。赤字だった前期から改善継続
- 競争激化
新規参入が相次ぎ、手数料率の低下圧力
- 信用リスク
後払いの不払い増加で貸倒損失が拡大する恐れ
- 規制強化リスク
後払いサービスへの規制が強まり事業モデルに制約
- 株価1年で48.65%下落継続影響弱
前年比48.65%下落。業績拡大と逆行して市場評価が悪化
- 無配当で株主還元が無い継続影響弱
配当利回り0%で、配当による下支えがない
- 外国人保有22.4%と売られやすい構造継続影響中
外国人保有比率22.4%と高く、リスク回避時に売り圧力が強まる
- 売上高伸び率が9.6%へ鈍化2026年通期影響中
前期の10.6%から9.6%へ減速。市場競争の激化が懸念される
- 取扱高(GMV)
- 事業規模の拡大と市場シェアの動向を示す
- 加盟店数
- 採用数の増減が将来の収益に直結
- 不払い率
- 信用コストの増加懸念を監視
- 営業利益率
- 収益性の改善・悪化を判断
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ13,347人。区分でいちばん多いのは個人・その他で30.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.2%を占め、残る59.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 25.2 | 23.7 | 32.3 | 30.7 | 30.6 |
| 事業法人 | 21.5 | 21.9 | 24.4 | 24.0 | 23.6 |
| 外国法人 | 41.1 | 39.5 | 25.4 | 24.4 | 22.3 |
| 金融機関 | 10.8 | 13.6 | 13.2 | 12.8 | 16.6 |
| 証券会社 | 1.4 | 1.2 | 4.5 | 8.0 | 6.8 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | リコーリース株式会社 | 10.91 |
| 02 | 投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズⅤ号 | 10.64 |
| 03 | 株式会社ジェーシービー | 8.78 |
| 04 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 8.47 |
| 05 | AP CAYMAN PARTNERS Ⅲ-Ⅰ,L.P.(常任代理人 SMBC日興証券株式会社) | 6.74 |
| 06 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.81 |
| 07 | 株式会社SBI証券 | 5.54 |
| 08 | AP CAYMAN PARTNERS Ⅲ, L.P.(常任代理人 SMBC日興証券株式会社) | 3.64 |
| 09 | 柴田 紳 | 3.26 |
| 10 | GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.41 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-07野村證券株式会社新規の大量保有報告5.41%-0.70pt
- 2026-07-07野村證券株式会社新規の大量保有報告0.03%+0.03pt
- 2026-06-08株式会社AP V GP新規の大量保有報告10.65%-0.33pt
- 2026-05-22野村證券株式会社新規の大量保有報告0.00%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+107%、1株純資産は8期で−100%。直近期のROEは8.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | −251 | 60,045 | — | — |
| 2020年3月 | −8 | 69 | −10.7 | — |
| 2021年3月 | 7 | 100 | 7.2 | — |
| 2022年3月 | 3 | 193 | 1.3 | 270.6 |
| 2023年3月 | −5 | 188 | −2.4 | — |
| 2024年3月 | −9 | 181 | −4.6 | — |
| 2025年3月 | 14 | 193 | 7.3 | 34.4 |
| 2026年3月 | 17 | 211 | 8.6 | 20.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額217百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 柴田紳 | 代表取締役 社長 | 51 | 3,241,343 |
| 山下貴史 | 取締役 CIO | 52 | 49,406 |
| 岡田高幸 | 取締役 CFO | 44 | 12,000 |
| 秋山瞬 | 取締役 | 43 | 118,129 |
| 江尻裕一 | 取締役 | 60 | 21,222 |
| 中村公美 | 取締役 | 56 | 3,722 |
| 滝田健太郎 | 取締役 | 51 | — |
| 中野功一 | 取締役(監査等委員) | 66 | 1,935 |
| 佐藤有紀 | 取締役(監査等委員) | 49 | 4,222 |
| 石井隆一 | 取締役(監査等委員) | 61 | 11,222 |
| 市川雄介 | 取締役(監査等委員) | 51 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| その他役員 | 7 | 117 | 21 | 6 | 156 | 22 |
| その他役員 | 3 | 23 | — | 1 | 24 | 8 |
| その他役員 | 3 | 23 | — | 1 | 24 | 8 |
| その他役員 | 3 | 13 | — | 0 | 13 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,341字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,130字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,142字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,430字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-26
- 半期報告書半期報告書-第8期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第7期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第5期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第5期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第5期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第5期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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