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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

青山商事

AOYAMA TRADING Co., Ltd.8219 · Prime · 小売業

ビジネスウェア専門店「AOYAMA」を核に、クレジットカード、雑貨、リペア、FC等多角化する総合企業。

概要

青山商事は広島県福山市に本社を置く大手紳士服チェーン「洋服の青山」を運営する企業である。2026年3月期の連結売上高は1,890億円、従業員数は6,666名。スーツ・礼服販売を主力に、カード事業、総合リペアサービス、フランチャイジー事業など多角化を進める。

連結売上高の7割を占めるビジネスウェア事業

ビジネスウェア事業は国内一般消費者向けにメンズ・レディースのスーツ、ジャケット、パンツなどを販売する中核セグメントである。2026年3月期の同事業売上高は1,242億99百万円で連結全体の約66%を占める。主力のメンズスーツ(セットアップスーツ除く)販売着数は955千着、平均販売単価は34,917円に上昇した。中国では子会社「青山洋服商業(上海)有限公司」を通じて現地消費者向けにビジネスウェアを販売する。

カード・リペア・FCと広がる非アパレル事業

カード事業は子会社の青山キャピタルがクレジットカードを発行し、2026年3月期に24億24百万円のセグメント利益を計上した。総合リペアサービス事業は「ミスターミニット」ブランドで靴修理・鍵複製を日本、オーストラリア、ニュージーランドで展開し、同利益3億68百万円。フランチャイジー事業では「焼肉きんぐ」「ゆず庵」「セカンドストリート」など9業態のFC店舗を運営し、同利益13億20百万円と安定した収益を上げる。

企画から補正加工まで内部化したグループ体制

グループは32社の連結子会社で構成される。ビジネスウェア事業では、服良が中国・インドネシアの子会社でスーツを生産し青山商事に供給。ブルーリバースが既製服の補正加工を担当する。エム・ディー・エスは店舗演出物、栄商はハンガーやテーラーバッグなど販売消耗品を企画する。この一貫体制により、品質管理とコスト効率を両立している。

郊外立地を軸にした店舗網と新業態への挑戦

1974年に開店した1号店(西条店)以来、郊外ロードサイド型の「洋服の青山」を全国展開してきた。現在は「ザ・スーツカンパニー」「スーツスクエア」「ユニバーサルランゲージ」など複数業態を運営。2023年5月には「スーツスクエア」1号店を東京銀座に開店。一方で、カジュアル専門店「キャラジャ」は2019年に業態解消、アメリカンイーグルアウトフィッターズも2019年末で全店閉店し、選択と集中を進めている。

業界の中での役割はビジネスウェア専門小売(スーツ専門店)および多角的事業持株会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,890億円
営業利益
106億円
営業利益率
5.6%
純利益
69億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ビジネスウェア事業主力

国内一般消費者向けにメンズ・レディースのビジネスウェア(スーツ、ジャケット等)及び関連洋品を「AOYAMA」等の店舗で販売。中国でも同様のビジネスを展開。グループ内で企画・製造・補正加工まで一貫体制。

主な製品・サービス2
スーツ(紳士・婦人)
ビジネス用スーツ。青山商事の主力商品。
ジャケット・パンツ
ビジネスカジュアル向けの単品アイテム。

02カード事業準主力

クレジットカード事業を展開。グループのショッピングクレジットやポイントサービスを提供。

主な製品・サービス1
青山商事クレジットカード
当社グループ発行のクレジットカード。

03印刷・メディア事業副次

全国の流通小売業向けに販促支援サービスを提供。チラシ・カタログ制作等。

04雑貨販売事業副次

100円ショップ「ダイソー」を販売代理店契約により展開。

05総合リペアサービス事業副次

「ミスターミニット」ブランドで靴修理・鍵複製等のサービスを日本、オーストラリア、ニュージーランド等で展開。

主な製品・サービス2
靴修理
靴の修理サービス。
鍵複製
鍵の複製サービス。

06フランチャイジー事業副次

「焼肉きんぐ」「ゆず庵」「PISOLA」「セカンドストリート」「エニタイムフィットネス」「WECLE」等のFC店舗を運営。

07不動産事業副次

所有不動産及び賃貸借不動産の総合管理、転貸事業。

08その他(Webメディア等)その他

Webメディア事業等。

製品と技術

主力のメンズスーツと平均単価の上昇

青山商事の看板商品はビジネス用メンズスーツである。2026年3月期のメンズスーツ(セットアップスーツ除く)販売着数は955千着で前期比8.9%減。しかし、商品価格の見直しや値引き抑制、オーダースーツの高付加価値生地・オプション充実により平均販売単価は34,917円(前期比2.5%増)と上昇した。売上総利益率も改善傾向にある。低価格帯の「みんなのスーツ」投入で客数減に対応しつつ、単価引き上げによる収益確保を狙う。

ビジネスカジュアルとレディースへの拡充

カジュアル化の流れを受け、カットソー、ポロシャツ、ニットなどのビジネスカジュアル商品の販売を強化。2026年3月期にはこれらのアイテムが好調に推移した。レディースでは「ホワイト ザ・スーツカンパニー」を2016年に開店し、女性向けビジネスウェアの品揃えを拡充している。また、シャツ、パンツ、靴、ブラウスなどを含む「みんなのシリーズ」を軸に、関連アイテムのクロスセルを推進している。

オーダースーツと高付加価値サービスの「ユニバーサルランゲージ」

2004年に開店した「ユニバーサルランゲージ」は、イタリア生地などを中心とした高級オーダースーツを提供する専門店である。2016年にはカスタムオーダー専門の「ユニバーサルランゲージ メジャーズ」を渋谷に開店。顧客の体型や好みに合わせた一着を提案し、平均販売単価の引き上げに貢献している。オプションの充実や高付加価値生地のライン�ナップ拡大により、スーツの差別化を図っている。

靴修理と鍵複製を担う「ミスターミニット」

2015年にグループ入りしたミニット・アジア・パシフィックは、「ミスターミニット」ブランドで日本、オーストラリア、ニュージーランドに総合リペアサービスを展開する。主なサービスは靴修理と鍵複製で、2026年3月期の同事業売上高は146億15百万円、セグメント利益は3億68百万円と堅調に推移した。アジア太平洋地域での店舗網を活用し、アパレルとは異なる安定収益源として機能している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

紳士服小売で首位、スーツ需要減少に直面

紳士服チェーン『洋服の青山』を展開する国内最大手。売上高約2,000億円で、同業のまんだらけは中古品専門で異なる業態。スーツ市場の縮小やカジュアル化が進み、25/3期は営業利益率6.44%と前期比低下。26/3期は増収予想だが営業減益見込み。競合のトライアルホールディングスや光フードサービスは異業種であり、小売業の中でも既存客の取り込みが課題。

強み

  • 全国約800店舗を展開し、ブランド認知度と顧客基盤が強固。
  • 大量発注により原価抑制が可能で、低価格帯での競争力を維持。
  • 既製服に加え、フィッティングを重視したオーダースーツも提供。
  • 中古スーツの買取販売を開始し、新たな収益源を開拓。

課題

  • ビジネスカジュアル浸透でスーツ需要が減少傾向にある。
  • 低価格競争が激しく、他チェーンとの明確な差別化が難しい。
  • ネット販売比率が低く、実店舗依存からの転換が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字が青山商事

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17840フランスベッドホールディングス453億円17.7倍
24931新日本製薬448億円13.4倍
35261リソルホールディングス430億円15.8倍
44218ニチバン404億円24.0倍
52792ハニーズホールディングス402億円14.1倍
68219青山商事388億円16.1倍
79795ステップ385億円13.2倍
84923コタ382億円25.1倍
93539JMホールディングス369億円12.0倍
102674ハードオフコーポレーション367億円14.5倍
117874レック366億円10.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

紳士服専門店としての創業と郊外型へ転換した1964〜1974年

1964年5月、広島県府中市で紳士既製服の小売を主業とする青山商事株式会社を設立。当初は食料品や特産品も扱っていたが、1967年10月にこれらの部門から撤退し紳士服販売に特化した。1974年4月には郊外立地の「洋服の青山」1号店を西条に開店。以後、出店の大半を郊外型店舗とし、低家賃・広駐車場の戦略で成長基盤を築いた。

POS導入と上場を経て全国チェーン化した1983〜1992年

1983年7月、全店にPOSレジを設置し大型コンピューターと直結したPOSシステムを導入。販売データのリアルタイム管理で在庫最適化を図った。1987年11月に大阪証券取引所第二部と広島証券取引所に上場。1990年12月には東京証券取引所第二部に上場し、1992年9月には東証・大証第一部に指定された。1990年8月には本社を福山市に移転し、経営基盤を強化した。

多角化の開始:カード・リペア・FC事業への進出(1997〜2015年)

1997年9月に印刷・メディア事業のアスコンを子会社化。1999年8月に青山キャピタルを設立しクレジットカード事業へ参入。2000年11月には低価格スーツ業態「ザ・スーツカンパニー」を立ち上げた。2015年12月にはミニット・アジア・パシフィックの全株式を取得し、靴修理・鍵複製の「ミスターミニット」をグループに加えた。2011年7月には物語コーポレーションのFCとして「焼肉きんぐ」の運営を開始し、フードサービス分野にも進出した。

業績悪化と構造改革を迫られた2020〜2023年

2020年3月期は新型コロナウイルスの影響で売上高2,177億円、純損失169億円を計上。2021年3月期も売上高1,614億円、純損失389億円と赤字が拡大した。この間、アメリカンイーグルアウトフィッターズの全店閉店(2019年)や子会社イーグルリテイリングの清算(2020年)など不採算事業の整理を断行。2022年4月には東京証券取引所の市場再編に伴いプライム市場へ移行。2023年5月には新業態「スーツスクエア」の1号店を出店し、再成長への布石を打った。

「みんなのスーツ」投入とポートフォリオ最適化を進める現在

2025年3月期の売上高は1,957億円、営業利益126億円と回復基調にある。2025年11月から販売を始めた低価格帯の「みんなのスーツ」が新規顧客層の獲得に寄与。一方、市場のカジュアル化でメンズスーツ販売着数は955千着と前期比9%減少。2026年3月期には子会社WTWを解散し、資本効率を重視した事業ポートフォリオの見直しを継続する。2025年1月には新会社「青山ストーリー」を設立し、今後の新規事業を模索する。

年表42件を開く

1960年代

  • 1964年5月創業広島県府中市において紳士既製服の小売を主に、その他食料品、広島県の特産品販売等の事業を行う青山商事(株)を設立。
  • 1967年10月食料品、特産品部門から撤退し、紳士服販売の営業に特化する。

1970年代

  • 1974年4月郊外立地の紳士服専門店「洋服の青山」の1号店(西条店)を開店。以後の出店は、ほとんど郊外型店舗となる。
  • 1977年8月本社を広島県府中市府中町554番地から広島県府中市鵜飼町43番地の1に移転。

1980年代

  • 1983年7月全店にPOSレジを設置し大型コンピューターと直結したPOSシステム(販売時点情報管理システム)導入。
  • 1987年11月上場大阪証券取引所市場第二部、広島証券取引所に株式上場。
  • 1989年10月東京事務所(2018年4月東京オフィスと改称)を開設。

1990年代

  • 1990年8月広島県福山市王子町に本社ビルを新築し、本社機構を広島県府中市から広島県福山市に移転。
  • 1990年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 1991年3月ブルーリバース(株)(現・連結子会社)を設立、縫製加工業務を委託。
  • 1992年9月東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部銘柄に指定。
  • 1993年4月創業台湾青五股份有限公司(現・青山洋服股份有限公司)を設立。(当社100%出資)
  • 1994年2月衣料品の製造、販売の合弁会社 上海青山服装有限公司を設立。(2007年6月をもって、合弁相手先に全株式を譲渡した。)
  • 1994年10月カジュアル専門店「キャラジャ」の1号店(姫路太子店)を開店。(2019年2月をもって「キャラジャ」業態を解消した。)
  • 1997年9月(株)アスコン(現・連結子会社)の第三者割当を引受け(出資比率56.1%)、子会社とする。
  • 1999年8月(株)青山キャピタル(現・連結子会社)を設立(出資比率100%)、カード事業へ進出。

2000年代

  • 2000年10月(株)青五(現・連結子会社)の第三者割当を引受ける。(出資比率40%)
  • 2000年11月「ザ・スーツカンパニー」の1号店(日本橋店)を開店。
  • 2001年1月M&A(株)青山キャピタルが、ケイ・エス・ケイ・カード(株)(合併により消滅)へ出資(出資比率100%)子会社とする。
  • 2003年2月M&A(株)青山キャピタルがケイ・エス・ケイ・カード(株)を吸収合併する。
  • 2004年10月「ユニバーサル ランゲージ」の1号店(渋谷店)を開店。
  • 2005年2月創業青山洋服商業(上海)有限公司を設立。(当社100%出資)
  • 2005年10月会社分割によりキャラジャ事業を分離し、当社100%出資の連結子会社カジュアルランドあおやま(株)を新設する。
  • 2006年11月(株)エム・ディー・エスを株式交換により、当社100%出資の連結子会社とする。
  • 2007年1月(株)栄商を株式交換により、当社100%出資の連結子会社とする。

2010年代

  • 2010年12月「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」のFCとして、住金物産(株)〔現日鉄物産(株)〕との合弁により、当社連結子会社として(株)イーグルリテイリングを設立。
  • 2011年4月M&A当社100%出資の連結子会社カジュアルランドあおやま(株)を吸収合併する。
  • 2011年7月(株)物語コーポレーションのFCとして、「焼肉きんぐ」等のフードサービス事業を展開すべく、当社100%出資の連結子会社(株)globを設立。
  • 2011年12月スーツ等のメーカーである服良(株)の全株式を取得し、当社100%出資の連結子会社とする。
  • 2012年4月「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」の1号店(表参道店)を開店。(2019年12月末をもって「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」全店閉店。)
  • 2015年12月靴修理、鍵複製等の総合リペアサービスを提供するミニット・アジア・パシフィック(株)の全株式を取得し、当社100%出資の連結子会社とする。
  • 2016年2月カスタムオーダー店「ユニバーサル ランゲージ メジャーズ」の1号店(渋谷神南店)を開店。レディース専門店「ホワイト ザ・スーツカンパニー」の1号店(新宿店)を開店。
  • 2016年4月雑貨・インテリアショップを運営する(株)WTW(ダブルティー)の全株式を(株)バルス〔現(株)Francfranc〕より取得し、当社100%出資の連結子会社とする。

2020年代

  • 2020年1月連結子会社(株)イーグルリテイリング解散。(2020年4月6日をもって清算結了。)
  • 2020年3月Webメディア事業を展開する(株)SYGの全株式を取得し、当社100%出資の連結子会社とする。
  • 2021年3月M&A連結子会社(株)SYGが(株)カスタムライフを存続会社とする吸収合併を実施。
  • 2022年4月(株)エススクエアードの全株式を取得し、当社100%出資の連結子会社とする。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2022年9月M&A連結子会社(株)エススクエアードがメルボメンズウェアー(株)を存続会社とする吸収合併を実施。
  • 2023年5月「スーツスクエア」の1号店(TOKYO GINZA店)を開店。
  • 2025年1月創業(株)青山ストーリーを設立。(当社100%出資)
  • 2026年3月連結子会社(株)WTW(ダブルティー)解散。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年3月期まで2,100億円
  • 連結営業利益2027年3月期まで170億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2027年3月期まで126億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存店の収益力維持・向上

    ビジネスウェア事業において、既存店の売上高や収益性を維持・改善するための施策を継続的に実施する。

  2. 02

    新規出店によるシェア拡大

    ビジネスウェア事業で新たな店舗を出店し、市場シェアの拡大を図る。

  3. 03

    利益重視経営の推進

    収益性を重視した経営方針を徹底し、営業利益率やROEなどの財務指標の改善を目指す。

  4. 04

    グループガバナンスの強化

    グループ全体の統治体制を強化し、コンプライアンスやリスク管理を徹底する。

  5. 05

    サステナビリティへの取組みとブランディング強化

    CO2排出量削減や女性管理職比率向上などのサステナビリティ活動に加え、「みんなのシリーズ」を軸にブランディングを強化し、新たな顧客接点を創出する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,666人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は509万円で、9期前と比べて+3.9%平均年齢は37.7歳、平均勤続年数は14.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月7,527
2018年3月7,908
2019年3月49035.012.28,101
2020年3月46736.111.87,828
2021年3月43936.513.07,538
2022年3月41335.412.26,523
2023年3月45936.813.56,638
2024年3月49637.714.16,636
2025年3月50737.614.16,561192
2026年3月50937.714.26,666159

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率86.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)53.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・営業店舗93店舗5,391百万円
フランチャイジー事業
ビジネスウェア事業 営業店舗 226店舗 — 関東地方4,182百万円
ビジネス ウェア事業
ビジネスウェア事業 営業店舗 125店舗 — 中部地方3,947百万円
ビジネス ウェア事業
ビジネスウェア事業 営業店舗 120店舗 — 近畿地方3,136百万円
ビジネス ウェア事業
ビジネスウェア事業 営業店舗 87店舗 — 九州地方2,431百万円
ビジネス ウェア事業
ビジネスウェア事業 営業店舗 57店舗 — 東北地方1,684百万円
ビジネス ウェア事業
ビジネスウェア事業 営業店舗 48店舗 — 中国地方1,679百万円
ビジネス ウェア事業
ビジネスウェア事業 営業店舗 33店舗 — 北海道地方1,213百万円
ビジネス ウェア事業
商品センター — 千葉県千葉市1,045百万円
ビジネス ウェア事業
ビジネスウェア事業 営業店舗 24店舗 — 四国地方928百万円
ビジネス ウェア事業
ほか20件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,890億円営業利益106億円前期と比べると減収減益で、売上が-3.4%、利益が-15.9%。

売上高
-3.4%
1,890億円
営業利益
-15.9%
106億円
純利益
-26.6%
69億円
営業利益率
5.6%
前期比 -0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,947億円1,890億円
営業利益117億円106億円
純利益76億円69億円
1株あたり配当¥38¥38

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は440億円、営業利益は13億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−0.7%、営業利益は−31.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q62455
2024年1Q443194.312
2024年2Q387−5−1.3−7
2024年3Q482306.220
2024年4Q62576
2025年2Q84060.7−6
2025年4Q1,11712010.7100
2026年2Q82010.1−9
2026年4Q1,0701059.878
2027年1Q440133.03

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,124億円から1,890億円へ89%に減った。直近期の営業利益率は5.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2,124246126
2014年3月2,221247130
2015年3月2,217217128
2016年3月2,402216119
2017年3月2,528211116
2018年3月2,548213115
2019年3月2,50315657
2020年3月2,17715−169
連結子会社(株)SYGが(株)カスタムライフを存続会社とする吸収合併を実施。
2021年3月1,614−114−389
連結子会社(株)エススクエアードがメルボメンズウェアー(株)を存続会社とする吸収合併を実施。
2022年3月1,6605214
2023年3月1,8568743
2024年3月1,937125101
(株)青山ストーリーを設立。(当社100%出資)
2025年3月1,9571261266.494
2026年3月1,8901061095.669

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,890億円のうち、営業利益として残るのは106億円5.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は69億円、売上の3.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金48.0%908億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金46.3%876億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.6%106億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
52.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.9pt
5.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.2pt
3.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.7pt
3.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが100億円、投資CFが−88億円で、差し引きのフリーCFは12億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は485億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月238−25−90213420
2014年3月108−171−60−63298
2015年3月18185−185266380
2016年3月198−351258−153484
2017年3月171−113−16158382
2018年3月280−70−105210488
2019年3月149−26−110123501
2020年3月−82−7989−161427
2021年3月−61132−9871403
2022年3月16538−5203603
2023年3月231−33−45198757
2024年3月130−25−185105677
2025年3月13857−211195661
2026年3月100−88−19012485

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,061億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,809億円で、自己資本比率は57.9%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3,4442,4001,04469.0
2014年3月3,5272,4421,08568.6
2015年3月3,5082,3811,12767.2
2016年3月3,9972,3671,63058.6
2017年3月3,9142,3371,57759.0
2018年3月3,9732,3051,66857.2
2019年3月3,9032,2421,66156.6
2020年3月3,7531,9921,76152.1
2021年3月3,2951,6451,65048.8
2022年3月3,2271,6451,58249.9
2023年3月3,3621,7001,66249.5
2024年3月3,3561,8091,54752.8
2025年3月3,1841,8151,36955.8
2026年3月3,0611,8091,25257.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
591億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
690億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
411億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,252億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中12位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中283位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.9%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.6%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.9%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.4%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.9%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥770で、1年前と比べて-3.0%過去52週の値幅のなかでは41%の位置にある。

¥770-1.4%1ヶ月+6.1%1年-3.0%時価総額388億円
過去52週の値幅
安値¥662高値¥924.333

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.1倍
PER (会社予想)14.4倍
PBR0.63倍
配当利回り4.94%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月上旬の688円から上昇し、8月12日には748円と約8.7%上昇しました。25日移動平均線(729.2円)を上回って推移し、75日線(717.33円)も上抜いています。ただし、52週高値(924.33円)に対しては約19%下の水準にあります。出来高は7月末に92.9万株と膨らみましたが、8月に入り104.5万株と更に増加しています。RSIは62.5と中立圏からやや過熱気味で、短期的な上昇一服も考えられますが、中期的な上昇トレンドは継続中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

実績PER15.6倍、予想PER14倍と業界平均39.73倍を大幅に下回り、PBR0.60倍は平均2.94倍を大きく下回る。ROE3.9%と低いが、配当利回り5.08%は平均13.42%を下回るものの十分高い。配当性向127.7%と高く、減益傾向で配当維持の懸念がある。収益性は低いが、バリュエーション面で割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.1倍39.6倍
PER (予想)14.4倍
PBR0.63倍2.44倍
ROE3.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

近年は高品質スーツやレンタル需要の取り込みで利益率が改善したが、足元では再び減収減益に転じている。強気派は、スーツ離れが進む中もある程度の市場が残り、レンタルやカジュアルへの多角化や値上げで売上を維持できるとみる。弱気派は、働き方改革でスーツ着用が構造的に減り、出店コストや在庫負担が利益を圧迫すると懸念する。ROEが3.9%と低く、PBR0.6倍は割安に見えるが、それに見合う収益改善が急務。

プラスに働く材料7
  • 多角化の進展

    レンタルやカジュアルを強化し売上構成を転換

  • 値上げの効果

    高品質スーツの展開で客単価向上

  • 株価の割安感

    PBR0.6倍と低水準で下値堅い

  • 予想PER14倍と実績比で改善決算発表後影響

    実績PER15.6倍が予想PER14倍まで低下し、業績回復を織り込みやすい

  • PBR0.60倍の解散価値割れ継続影響

    PBR0.60倍と1倍を大きく下回り、資産価値に対する割安感が強い

  • 配当利回り5.08%の高水準継続影響

    配当利回り5.08%と高く、株主還元としての下支えが期待される

  • ROE3.9%からの改善による評価修正継続影響

    ROE3.9%と低位だが、改善施策でPBR0.60倍の修正が期待できる

マイナスに働く材料7
  • スーツ需要の減少

    働き方改革でスーツ着用者が長期減少

  • 出店コストの負担

    全国展開の店舗維持に多額の費用

  • 収益性の低さ

    ROEが3.9%と資本効率が低い

  • 売上高1,890億円と減収転換通年影響

    売上高は1,957億円から1,890億円へ約67億円減、営業利益も126億円から106億円に

  • 純利益69億円と前期比27%減通年影響

    純利益は94億円から69億円へ約25億円減少し、EPSの低下要因

  • 営業利益率5.61%と収益性悪化通年影響

    営業利益率は6.44%から5.61%へ0.83ポイント低下した

  • 1年間の株価上昇率0.94%と見劣り継続影響

    1年間の株価上昇率は0.94%とほぼ横ばい、セクター内でも出遅れ感

次の決算で確かめる点
既存店売上高
スーツ需要の動向と店舗パフォーマンスを測る
レンタル売上高
多角化の成長性を確認
客単価
値上げや商品構成の効果を反映

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり38で、前期から+1.5%いまの株価に対する利回りは4.94%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥38
1株あたり
配当利回り
4.94%
いまの株価に対して
配当性向
127.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月55100.1
2018年3月573.075.8
2019年3月55−2.9137.2
2020年3月17−69.7
2022年3月3−84.021.3
2023年3月9224.756.1
2024年3月22149.942.4
2025年3月45106.178.3
2026年3月451.5127.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥38

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ42,375人。区分でいちばん多いのは個人・その他43.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.8%を占め、残る60.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他39.138.032.631.236.943.6
金融機関22.024.226.127.525.223.5
事業法人19.617.917.718.117.216.3
外国法人13.014.620.320.518.314.8
自己株式0.50.50.40.42.95.4
証券会社6.05.03.12.52.31.6
外国人個人0.20.20.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)14.67
02株式会社HK7.58
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.56
04STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人:株式会社みずほ銀行決済営業部)4.31
05青山 理3.04
06JP MORGAN CHASE BANK385781 (常任代理人:株式会社みずほ銀行決済営業部)2.83
07星野商事株式会社1.99
08有限会社青山物産1.98
09DIMENSIONAL ETFTRUST-DIMENSIONALINTERNATIONAL SMALLCAP VALUE ETF(常任代理人:シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.98
10青山商事株式会社 社員持株会1.30

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−77%、1株純資産は14期で−68%。直近期のROEは3.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2053,9185.311.629.2
2014年3月2154,0995.412.639.4
2015年3月2224,2635.417.735.4
2016年3月2184,3665.119.873.3
2017年3月2204,4445.017.4100.1
2018年3月2254,5065.018.675.8
2019年3月1144,4192.622.0137.2
2020年3月−3383,933−8.1
2021年3月−7813,232−21.8
2022年3月91,0780.824.921.3
2023年3月291,1132.610.956.1
2024年3月671,1845.98.742.4
2025年3月631,2215.310.778.3
2026年3月481,2483.916.8127.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額243百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
石塚正明常務執行役員DX戦略本部長
山本龍典執行役員商品本部長
奥島賢二執行役員リスク統括部長
小嶋英幸執行役員人事戦略本部長兼人材開発部長
杉野正則執行役員法人・不動産本部長
岡本博執行役員OMOリテール副本部長兼マーケティング部長
緑川暁生執行役員OMOリテール副本部長兼リテール第一部長
長谷部道丈執行役員ESG推進・コーポレート本部長兼総務部長
小椋信執行役員総合企画部長

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5133231917535
社外取締役848486
監査役1202020

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,272字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社32社で構成されており、ビジネスウェア事業、カード事業、印刷・メディア事業、雑貨販売事業、総合リペアサービス事業、フランチャイジー事業及び不動産事業の7事業の他、Webメディア事業等を行っております。(2026年3月31日現在) <ビジネスウェア事業> 青山商事(株)ビジネスウェア事業は、国内一般消費者に対しメンズやレディースのビジネスウェア及び関連洋品の販売を行っており、ブルーリバース(株)には、既製服の補正加工を委託しております。また、(株)エム・ディー・エスは店内外演出物の企画を、(株)栄商はハンガー・テーラーバッグといった販売消耗品及び景品の企画を行っております。服良(株)は、メンズスーツ等を中国子会社である上海服良時装有限公司、上海服良国際貿易有限公司及び上海服良工貿有限公司、インドネシア子会社であるPT.FUKURYO INDONESIAに発注し、青山商事(株)等へ供給しております。青山洋服商業(上海)有限公司は、中国の一般消費者に対しメンズのビジネスウェア及び関連洋品の販売を行っております。メルボメンズウェアー(株)は、国内一般消費者に対しメンズのビジネスウェア及び関連洋品の販売を行っております。 <カード事業> (株)青山キャピタルが、主にクレジットカード事業を行っております。 <印刷・メディア事業> (株)アスコンが、全国の流通小売業を中心顧客に、販促支援企業として多様なサービスを提供しております。 <雑貨販売事業> (株)青五が、(株)大創産業と販売代理店契約を締結し、100円ショップ「ダイソー」を展開しております。 <総合リペアサービス事業> ミニット・アジア・パシフィック(株)が、日本、オーストラリア及びニュージーランドを中心としたアジア太平洋地域において、「ミスターミニット」の統一ブランドのもと、消費者に向けた靴修理、鍵複製などの各種サービスを行っております。 <フランチャイジー事業> (株)globが、(株)物語コーポレーションが運営する「焼肉きんぐ」及び「ゆず庵」、(株)ピソラが運営する「PISOLA」、(株)ゲオが運営する「セカンドストリート」、(株)Fast Fitness Japanが運営する「エニタイムフィットネス」、(株)nobitelが運営する「WECLE」のFC店舗を展開しております。 <不動産事業> 青山商事(株)不動産事業は、所有不動産及び賃貸借不動産の総合管理、転貸借に関する事業を行っております。 <その他> (株)カスタムライフは、Webメディア事業を展開しております。(株)WTWは、雑貨・インテリアを取扱う「WTW」を展開しております。なお、資本収益性の観点から事業ポートフォリオの最適化を進めていく中、2026年3月31日付で(株)WTWを解散いたしました。 事業の系統図は次のとおりであります。(2026年3月31日現在) (注) (株)WTWは、2026年3月31日をもって解散いたしました。
経営方針・対処すべき課題959字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「持続的な成長をもとに、生活者への小売・サービスを通じてさらなる社会への貢献を目指す」とする経営理念の下、「働く人のために働こう」とする青山マインドを掲げ、働く人を応援し、社会を明るく元気にしていくと共に、一人でも多くの青山ファンを増やしていくことで、持続的に企業価値を高めて参ります。 (2)目標とする経営指標 当社グループの2025年3月期から2027年3月期中期経営計画において、財務目標として、連結売上高、連結営業利益、連結当期純利益及び連結ROEを、非財務指標として、CO2排出量、女性管理職比率及びSedex登録工場数を経営目標として設定しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く事業環境は、雇用や所得の改善、各種政策の効果などにより、緩やかな回復傾向にあるものの、中東情勢をはじめとする国際情勢の不安定化や、米国の政策動向の影響、物価高騰による個人消費の冷え込みなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような経営環境の中、当社は、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画に基づき、連結売上高2,100億円、連結営業利益170億円、親会社株主に帰属する当期純利益126億円の達成を目指し、既存店の収益改善やシェア拡大、ガバナンス強化など下記5つの基本戦略を推進して参りました。 [5つの基本戦略] ①ビジネスウェア事業 既存店の収益力の維持・向上 ②ビジネスウェア事業 新規出店によるシェア拡大 ③利益重視経営の推進 ④グループガバナンスの強化 ⑤サステナビリティへの取組み しかしながら、想定を上回るスピードで市場のカジュアル化が進んだ結果、客数の減少が大きな経営課題となっております。この状況を打破するため、「みんなのスーツ」をはじめ、シャツ、パンツ、靴、ブラウスなど関連アイテムを含めた「みんなのシリーズ」を軸に、新たな顧客接点を創出できるようブランディングを強化するとともに、変化する顧客ニーズへ迅速に対応し、持続的な成長を実現して参ります。
事業等のリスク5,104字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 企業が事業を遂行している限り、様々なリスクが伴います。 当社グループにおいては、これらのリスクの発生を防止、分散、回避することにより、リスクの合理的な軽減を図っております。 しかし、予想を超える事態が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 景気・季節要因について 当社グループの中核事業でありますビジネスウェア事業は、国内外の景気や消費動向、また猛暑や暖冬といった異常気象により、大きな影響を受けます。従って、これらの要因が当社グループの業績や財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 自然災害について 当社グループは、ビジネスウェア事業及び雑貨販売事業など全国に店舗展開しており、地震や津波など大規模な自然災害が発生した場合、店舗の損壊や商品の汚損などにより、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (3) 競合について ビジネスウェア事業の主要商品の競争は、今後も価格及び品揃えの両面において、さらに厳しいものになると予想されます。当社の主要商品は、常に厳しい価格競争にさらされており、さらに競合他社からもオフィスウェアのカジュアル化などの消費者ニーズに対応した新商品が次々に発売されております。また、新たに市場参入する企業が増えております。 このような市場環境で売上を確保するためには、マーケティング等の努力だけでは差別化が難しく、また競合他社の対応によっても大きく左右されます。 今後も紳士服市場の競争はさらに激化するものと予想され、これらの要因が当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (4) 生産地域について ビジネスウェア事業の主要商品の大半は、主として中国をはじめとするアジア各国での生産及び輸入によるものであり、連結子会社の服良(株)は、主として中国などで商品を生産しております。 このため中国や東南アジアなどの生産国の政治、経済情勢、法制度に著しい変化があった場合や、大規模な自然災害の発生、テロ・戦争・感染症などその他要因による社会的混乱、急激な為替変動などにより、商品供給体制や商品原価に影響を及ぼす可能性があります。 (5) ビジネスウェア事業環境について 日本では、少子高齢化が進み、人口構成の中でスーツを着用する人の比率減少及びオフィスウェアのカジュアル化など消費行動の変化により、当社グループの中核事業でありますビジネスウェア事業におけるスーツの販売着数は減少する可能性があり、これらの要因が当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (6) 出店政策について 店舗出店にあたっては、立地調査や過去の店舗出店により蓄積されたノウハウ、商圏人口、物件賃料等、当社独自の出店基準に基づき効率的な新規出店を行っておりますが、適切な店舗用地の確保に時間を要する場合は、業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、店舗の土地建物については、基本的には賃借が主体であります。 一般に出店に当たり、店舗賃借のための敷金並びに建物建設の建設協力金を家主に差し入れます。 店舗の大半を占める郊外型店舗では、賃貸借契約期間が15年から20年と長期にわたるものが多く、建設協力金は契約期間内で賃借料と相殺し回収いたしますが、敷金は契約期間が満了しなければ返還されません。 従って、倒産、その他賃貸人の事由により、敷金の全部または一部が回収できなくなる可能性もあります。 また、契約期間満了店舗においては、賃貸人の事由により契約更新ができなくなる可能性もあります。 今後、店舗のコスト構造最適化により不採算店舗のビルド&スクラップを積極的に行うことで、それに係る費用が増加し、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (7) 法的規制について <出店に関する法的規制> 当社グループは、事業活動を営む上で大規模小売店舗立地法、都市計画法、建築基準法など様々な法規制を受けております。今後、新規出店・移転及び増床などの際に法改正や都道府県及び地方自治体が定めた条例などの変更により新規出店・移転及び増床計画が困難となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 大型複合施設において、地域住民や自治体との調整のため、出店に要する時間の長期化、出店コストの増加等の影響を受け、当社の業績に影響を与える可能性があります。 <その他法的規制> 当社グループは、不当景品類及び不当表示防止法、製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律及び知的財産に関する法令等に十分留意した事業活動を行っておりますが、従業員や取引先の不正及び違法行為等に起因して問題が発生し、企業の社会的信頼の低下や損害賠償など多額の費用負担により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 特定製品への依存度が高いことについて 印刷・メディア事業を行う(株)アスコンは、企画、デザインから印刷まで一貫工程を有した総合印刷会社で、折込広告(チラシ)の製造販売を主たる事業としております。 同社の販売先は、大型量販店、スーパー、小売専門店等の小売業界が多いことから、当該業界の広告宣伝費が削減された場合は、同社の売上を減少させる要因となり同社の経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) フランチャイズ契約について 雑貨販売事業を行う(株)青五は、(株)大創産業と販売代理店契約を締結し、100円ショップ「ダイソー」を展開しております。 また、(株)globでは、(株)物語コーポレーションの加盟店として「焼肉きんぐ」及び「ゆず庵」を、(株)ピソラの加盟店として「PISOLA」を、(株)ゲオの加盟店として「セカンドストリート」を、(株)Fast Fitness Japanの加盟店として「エニタイムフィットネス」並びに(株)nobitelの加盟店として「WECLE」を展開しております。 2社の業績は各フランチャイズ本部の経営方針により影響を受ける可能性があります。 (10)人材の確保及び育成について 当社グループの経営に係る基本方針は「持続的な成長をもとに、生活者への小売・サービスを通じてさらなる社会への貢献を目指す」であり、当該方針を実現できる人材の確保と育成を重要な経営課題として捉えております。 これに対応して、優秀な人材を継続的に採用し、育成を行い、適正な人員配置を行うことと、労働環境を整備し社員の定着を図ることが、当社の持続的な成長にとって必要となります。 これが達成できなかった場合には、当社の将来の成長が鈍化し、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (11)個人情報保護法の影響について 当社グループが運営する各事業において、それぞれ事業ごとに個人情報を含めた機密情報を有しており、その情報の外部漏洩に関して細心の注意を払っております。 お客様や取引先に関わる個人情報の取得については「プライバシーポリシー」を制定し、「個人情報保護マニュアル」を設け、情報の保管、利用については細心の注意を払い、徹底した管理を行っております。 しかしながら、犯罪行為やコンピューターの障害等により情報の漏洩や流出の起こる可能性は否定できず、そのような事態が発生した場合には、当社グループの社会的信用を失うとともに、営業収益の減少、情報流出に起因する被害に対する損害賠償の発生など、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)海外事業について 総合リペアサービス事業を行うミニット・アジア・パシフィック(株)は、事業活動の相当部分を日本以外のオーストラリア、ニュージーランド等で行っており、それらの地域で事業を行う際には、該当地域における政治、経済情勢、法制度の著しい変動や、大規模な自然災害の発生、急激な為替変動などのリスクがあり、これらのリスクに十分対処できない場合、事業、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (13)感染症の影響について 当社グループにおいて、新型コロナウイルス感染症などこれまでに類を見ない感染症が発生した場合、事業活動の制限や一部停止などにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 具体的には、営業店舗の収益悪化及び不採算店舗の閉店決定となった場合、店舗固定資産の減損損失を計上する可能性があります。 また、当社グループは、中期経営計画に基づき将来の課税所得を見積り、その範囲内で繰延税金資産の回収可能性を評価しておりますが、今後当該見積額が減少し、将来において繰延税金資産の一部又は全部が回収できないと判断した場合、繰延税金資産を取崩し、税金費用を計上することになる可能性があります。 (14)サイバーセキュリティ及びシステム障害について 当社グループでは、サイバー攻撃等に対応するため防御・検知の仕組みを組み合わせたセキュリティ対策を実施しておりますが、日々巧妙化するサイバー攻撃等によって、当社グループの情報システムが機能しなくなり業務に多大な影響が生じることとなった場合、影響範囲の調査・分析、復旧及び再発防止に要する時間と費用が生じることや社会的信用が失墜することなどにより、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、大規模な自然災害、火災、ヒューマンエラーなどによって、物流システムや情報システムなどのシステム機能が正常に稼働しなかった場合、出荷の遅延、オンラインサービスの停止、修復にかかる費用などが発生し、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (15)気候変動について 当社グループの中核事業であるビジネスウェア事業では、持続可能な社会の実現に貢献するため、気候変動が重要な課題であることを認識しております。 環境方針を基にして、商品の環境への配慮や事業活動における環境負担の低減に取組んでおります。 また、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に従ってCDPへの回答なども行い、推奨される情報開示にも適切に取組んでおります。 しかしながら、アパレル産業全体では過剰生産や環境汚染などの環境負荷が世界的な問題とされており、炭素税導入に加え、水資源の利用制限や生物多様性保全に関する規制強化、プラスチック規制など環境負荷に関する規制の強化や、環境に配慮した商品を求める消費者ニーズの変化などが生じ、追加コストや生産プロセス改善などが必要になる可能性があります。 当社グループがこれらに十分に対応できない場合、当社グループの企業イメージや業績などに影響を及ぼす可能性があります。 (16)人権問題について 当社グループでは、人権方針に基づき、基本的人権の尊重を重視し、その責任を果たす取組みを行っております。 具体的には、人権デューディリジェンスの実施や、Sedexへの加盟を通じて、人権、労働安全衛生、環境、企業理念に配慮した取組みを行っております。 また、当社グループのサプライチェーンの透明性を高めるために、主要な取引先の縫製工場リストを開示しております。 しかしながら、当社グループ及びサプライチェーンにおいて、人権侵害に該当する事案が発生した場合、商品等の調達や生産への影響に加え、当社グループの信用の毀損につながり、当社グループの業績などに影響を及ぼす可能性があります。 (17)AI技術の活用について 当社グループでは、店舗の出店・移転、デジタルマーケティング・OMO戦略の推進、適正な在庫管理のために様々なシステムを活用しております。また、より精度の高い分析、業務効率化・生産性向上を実現するテクノロジーとして、AI技術を活用しております。 しかしながら、AIには安全性や誤情報、機密情報の流出、さらには学習データや生成物に係る第三者の知的財産権(著作権等)の侵害など、AIの使用に起因する各法令違反のリスクが潜在しております。適切な管理が行われない、また、新技術導入に際し多額の費用が発生する場合、何らかの事由により当初想定した質の高いサービスを享受できない場合などにより、当社グループの企業イメージや業績などに影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (業績等の概要) (1) 業 績 ≪当期の経営成績≫ 売上高 (百万円)   営業利益 (百万円)   経常利益 (百万円)   親会社株主に帰属 する当期純利益 (百万円)   1株当たり 当期純利益 (円) 2026年3月期   189,011   10,588   10,919   6,918   47.95 2025年3月期   195,714   12,573   12,628   9,397   63.44 増減額   △6,703   △1,984   △1,708   △2,479   - 前期比 (%)   96.6   84.2   86.5   73.6   - ≪セグメント別業績≫   (単位:百万円) 売   上   高   セグメント利益又は損失(△) (営業利益又は損失(△)) 当期   前期   増減額   前期比(%)   当期   前期   増減額   前期比(%) ビジネスウェア 事業   124,299   133,109   △8,809   93.4   5,183   8,371   △3,188   61.9 カード事業   5,506   5,265   241   104.6   2,424   1,977   446   122.6 印刷・メディア 事業   10,806   10,956   △149   98.6   50   △177   228   - 雑貨販売事業   15,268   15,113   154   101.0   155   141   14   110.0 総合リペア サービス事業   14,615   14,130   485   103.4   368   161   207   228.7 フランチャイジー 事業   17,545   16,214   1,331   108.2   1,320   1,118   202   118.1 不動産事業   4,507   4,560   △53   98.8   1,101   1,133   △31   97.2 その他   983   1,110   △127   88.5   △107   △284   176   - 調整額   △4,522   △4,746   223   -   90   129   △39   69.8 合計   189,011   195,714   △6,703   96.6   10,588   12,573   △1,984   84.2 (注)1.セグメント別売上高、セグメント利益又は損失(△)(営業利益又は損失(△))はセグメント間取引相殺消去前の数値であります。 2.従来、当社の店舗用不動産の一部を他社へ賃貸する場合、不動産賃貸収入及び不動産賃貸費用については、「ビジネスウェア事業」セグメントに含めて記載しておりましたが、当連結会計年度より「不動産事業」セグメントに含めて記載する方法に変更しております。 この変更は、店舗用不動産の一部賃貸物件の増加に伴い不動産賃貸収入の増加が見込まれること、また、当社の賃貸用不動産を一元管理、運営する部門において、店舗用不動産の一部賃貸についても収益性を適切に管理することとなったことなどから、各事業実態をより適切に表示するために行ったものであります。 なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分により作成したものを記載しております。 ≪当連結会計年度の業績全般の概況≫ 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得の改善、各種政策の効果などにより、緩やかな回復傾向にあるものの、中東情勢をはじめとする国際情勢の不安定化や、米国の政策動向の影響、物価高騰による個人消費の冷え込みなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況下、当社グループにおきましては、カード事業、総合リペアサービス事業、フランチャイジー事業が好調に推移した一方で、ビジネスウェア事業が低調に推移したことなどから、当期の当社グループにおける業績は以下のとおりとなりました。 売上高 1,890億11百万円(前期比96.6%) 営業利益 105億88百万円(前期比84.2%) 経常利益 109億19百万円(前期比86.5%) 親会社株主に帰属する当期純利益 69億18百万円(前期比73.6%) セグメント別の営業の状況は、以下のとおりであります。 なお、以下のセグメント別売上高、セグメント利益又は損失は、セグメント間の内部取引相殺前の数値であります。 ≪ビジネスウェア事業≫ 〔青山商事(株) ビジネスウェア事業、ブルーリバース(株)、(株)エム・ディー・エス、(株)栄商、服良(株)、青山洋服商業(上海)有限公司、メルボメンズウェアー(株)〕 当事業の売上高は1,242億99百万円(前期比93.4%)、セグメント利益(営業利益)は51億83百万円(前期比61.9%)となりました。 当事業の中核部門であります青山商事(株)ビジネスウェア事業につきましては、主要アイテムであるメンズスーツ(セットアップスーツ含まず)の販売着数が955千着(前期比91.1%)となったことなどから、既存店売上高は前期比95.8%となりました。想定を上回るスピードで進む市場のカジュアル化や、夏季の記録的な猛暑及びその長期化により、秋冬商品の実売期が後ろ倒しとなり販売期間が限定されたことなどが影響いたしました。しかしながら、各種施策は着実に進んでおりカットソーやポロシャツ、ニットを含むビジネスカジュアル商品が好調に推移し、また2025年11月より販売開始した「みんなのスーツ」が新規顧客層の開拓に寄与いたしました。加えて、商品価格の見直しや値引きの抑制実施、オーダースーツの高付加価値生地やオプションの充実など施策を講じたことにより、メンズスーツ(セットアップスーツ含まず)の平均販売単価は34,917円(前期比102.5%)へと上昇し、売上総利益率も改善いたしました。 <青山商事(株)ビジネスウェア事業の既存店売上・客数・客単価の前期比推移>   (単位:%) 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 売上   106.3   99.6   95.8 客数   102.8   98.1   95.2 客単価   103.4   101.5   100.6 <青山商事(株)メンズスーツの販売着数並びに平均販売単価推移> 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 販売着数(千着)   1,174   1,048   955 平均販売単価(円)   31,764   34,076   34,917 店舗の出退店等につきましては、以下のとおりであります。 <ビジネスウェア事業における業態別の出退店及び期末店舗数(2026年3月末現在)>   (単位:店) 業態名   青山商事(株)   青山洋服 商業(上海) 有限公司   メルボメンズ ウェアー(株) 洋服の青山   スーツスクエア   ユニバーサル ランゲージ メジャーズ   合計   洋服の青山   麻布テーラー 出店 〔内 移転〕 (4月~3月)    6〔4〕     1〔1〕   0    7〔5〕   0    3〔1〕 閉店(4月~3月)   7   7   2   16   6   0 期末店舗数(3月末)   673   36   11   720   0   29 (注) 1.「ユニバーサル ランゲージ メジャーズ」には「ユニバーサル ランゲージ」を含んでおります。 2.青山洋服商業(上海)有限公司の出店・閉店は2025年1月~12月、期末店舗数は2025年12月末の店舗数であります。 3.メルボメンズウェアー(株)の出店・閉店は2025年3月~2026年2月、期末店舗数は2026年2月末の店舗数であります。 ≪カード事業≫〔(株)青山キャピタル〕 当事業につきましては、各種施策やキャッシュレス決済サービス「AOYAMA Pay」の導入などにより、ショッピング取扱高が増加いたしました。さらに、事務委託料を中心に、販売費及び一般管理費が減少したことから、売上高は55億6百万円(前期比104.6%)、セグメント利益(営業利益)は24億24百万円(前期比122.6%)となりました。 なお、資金につきましては、親会社であります青山商事(株)等からの借入と社債の発行により調達しております。 <カード事業におけるAOYAMAカード有効会員数並びに営業貸付金残高の推移> 2024年2月期   2025年2月期   2026年2月期 有効会員数(万人)   391   385   379 営業貸付金残高(百万円)   53,219   53,471   54,974 ≪印刷・メディア事業≫〔(株)アスコン〕 当事業につきましては、既存取引先の印刷・DM受注に係る売上高が減少した一方、デジタル販促物や付加価値の高いデバイス関連売上が増加したことなどから、売上高は108億6百万円(前期比98.6%)、セグメント利益(営業利益)は50百万円(前期はセグメント損失(営業損失)1億77百万円)となりました。 ≪雑貨販売事業≫〔(株)青五〕 当事業につきましては、店舗改装が集客増加に寄与したことに加え、セルフレジ導入やパートナー主導店舗の拡充によるローコスト運営に努めたことなどから、売上高は152億68百万円(前期比101.0%)、セグメント利益(営業利益)は1億55百万円(前期比110.0%)となりました。 なお、2026年2月末の店舗数は100店舗であります。 ≪総合リペアサービス事業≫〔ミニット・アジア・パシフィック(株)〕 当事業につきましては、スーツケース修理などの成長サービスの強化や、靴修理価格の見直しの実施により、売上高が伸長したことに加え、利益率重視の店舗運営を推進したことなどから、売上高は146億15百万円(前期比103.4%)、セグメント利益(営業利益)は3億68百万円(前期比228.7%)となりました。 店舗の出退店等につきましては、以下のとおりであります。 <総合リペアサービス事業における出退店及び期末店舗数(2026年3月末現在)>   (単位:店) 地域   ミスターミニット 日本   オセアニア   その他   合計 出店(4月~3月)   7   9   1   17 閉店(4月~3月)   13   7   0   20 期末店舗数(3月末)   249   342   37   628 (注) 「オセアニア」はオーストラリア、ニュージーランド、「その他」はシンガポール、マレーシアであります。 ≪フランチャイジー事業≫〔(株)glob〕 当事業につきましては、主力業態である「焼肉きんぐ」を中心とした既存の事業が好調に推移いたしました。さらに、本格イタリアンのファミリーレストラン「PISOLA」や、マシンピラティス専門店「WECLE」の展開も開始し、事業拡大を順調に進めたことなどから、売上高は175億45百万円(前期比108.2%)、セグメント利益(営業利益)は13億20百万円(前期比118.1%)となりました。 店舗の出退店等につきましては、以下のとおりであります。 <フランチャイジー事業における業態別の出退店及び期末店舗数(2026年3月末現在)>   (単位:店) 業態名   フードサービス事業   リユース事業   ウェルネス事業 焼肉きんぐ   ゆず庵   PISOLA   セカンド ストリート   エニタイム フィットネス   WECLE 出店(4月~3月)   1   0   1   2   2   2 閉店(4月~3月)   0   0   0   0   0   0 期末店舗数(3月末)   43   13   1   20   14   2 ≪不動産事業≫〔青山商事(株) 不動産事業〕 当事業につきましては、売上高は45億7百万円(前期比98.8%)、セグメント利益(営業利益)は11億1百万円(前期比97.2%)となりました。 ≪その他≫〔(株)カスタムライフ、(株)WTW〕 その他の事業につきましては、売上高は9億83百万円(前期比88.5%)、セグメント損失(営業損失)は1億7百万円(前期はセグメント損失(営業損失)2億84百万円)となりました。 なお、資本収益性の観点から事業ポートフォリオの最適化を進めていく中、2026年3月31日付で(株)WTWを解散いたしました。 (2) 連結キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円) 当連結会計年度   前連結会計年度 営業活動によるキャッシュ・フロー   9,995   13,784 投資活動によるキャッシュ・フロー   △8,796   5,744 財務活動によるキャッシュ・フロー   △18,976   △21,148 現金及び現金同等物に係る換算差額   201   71 現金及び現金同等物の増減額   △17,574   △1,548 現金及び現金同等物の当期末残高   48,534   66,109 当連結会計年度における、現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、期首に比べ175億74百万円減少し、当期末には485億34百万円(前期比73.4%)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 <営業活動によるキャッシュ・フロー> 営業活動の結果、獲得した資金は、99億95百万円(前連結会計年度は137億84百万円の獲得)となりました。 仕入債務の増減額52億27百万円、法人税等の支払額37億11百万円などによる資金減少に対し、税金等調整前当期純利益98億20百万円、減価償却費71億14百万円、棚卸資産の増減額20億39百万円などにより資金が増加した結果であります。 <投資活動によるキャッシュ・フロー> 投資活動の結果、使用した資金は、87億96百万円(前連結会計年度は57億44百万円の獲得)となりました。 定期預金の払戻による収入288億69百万円、有価証券の純増減額16億円などによる資金増加に対し、定期預金の預入による支出340億54百万円、有形固定資産の取得による支出42億69百万円、無形固定資産の取得による支出11億91百万円などにより資金が減少した結果であります。 <財務活動によるキャッシュ・フロー> 財務活動の結果、使用した資金は、189億76百万円(前連結会計年度は211億48百万円の使用)となりました。 長期借入れによる収入95億円による資金増加に対し、短期借入金の純増減額4億25百万円、長期借入金の返済による支出141億35百万円、自己株式の取得による支出30億円、配当金の支払額77億80百万円、リース債務の返済による支出31億7百万円などにより資金が減少した結果であります。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産実績 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 生産高(百万円)   前期比(%) 印刷・メディア事業   8,150   97.8 (注) 1.上記の金額は、セグメント間取引相殺消去後の数値であります。 2.生産高は、販売価格によっております。 3.ビジネスウェア事業に係る生産高について、金額的重要性がないため記載を省略しております。 (2) 受注状況 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 受注高(百万円)   前期比(%) 印刷・メディア事業   8,575   102.6 (注) 1.上記の金額は、セグメント間取引相殺消去後の数値であります。 2.ビジネスウェア事業に係る受注高について、金額的重要性がないため記載を省略しております。 (3) 販売実績 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 販売高(百万円)   前期比(%) ビジネスウェア事業   124,224   93.4 カード事業   5,506   104.6 印刷・メディア事業   8,238   100.2 雑貨販売事業   15,268   101.0 総合リペアサービス事業   14,531   103.6 フランチャイジー事業   17,545   108.2 不動産事業   2,731   97.9 その他   964   88.5 合 計   189,011   96.6 (注) 上記の金額は、セグメント間取引相殺消去後の数値であります。 (4) ビジネスウェア事業の販売実績 商 品 別   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 売上高(百万円)   構成比率(%)   前期比(%) 重衣料 スーツ スリーピース ジャケット スラックス コート フォーマル ベスト   65,300   52.6   93.0 軽衣料 シャツ、洋品類 カジュアル類 レディース類 その他   55,631   44.8   93.7 補正加工賃収入   3,292   2.6   97.0 合 計   124,224   100.0   93.4 (注) 上記の金額は、セグメント間取引相殺消去後の数値であります。 (5) ビジネスウェア事業の仕入実績 商 品 別   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 仕入高(百万円)   構成比率(%)   前期比(%) 重衣料 スーツ スリーピース ジャケット スラックス コート フォーマル ベスト   21,516   45.4   91.7 軽衣料 シャツ、洋品類 カジュアル類 レディース類 その他   25,883   54.6   92.6 合 計   47,399   100.0   92.2 (注) 上記の金額は、セグメント間取引相殺消去後の数値であります。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態の分析 ① 資産 流動資産は1,796億81百万円(前連結会計年度末比141億94百万円減)となりました。この要因は、営業貸付金が15億3百万円増加しましたが、現金及び預金が122億71百万円、有価証券が16億円、商品及び製品が18億1百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。 固定資産は1,264億10百万円(前連結会計年度末比18億95百万円増)となりました。この要因は、長期貸付金が1億84百万円、繰延税金資産が9億85百万円、敷金及び保証金が10億6百万円それぞれ減少しましたが、有形固定資産合計が24億88百万円、無形固定資産合計が1億90百万円、投資有価証券が14億10百万円それぞれ増加したことなどによるものであります。 この結果、資産合計は3,060億96百万円(前連結会計年度末比123億7百万円減)となりました。 ② 負債 流動負債は573億9百万円(前連結会計年度末比114億円減)となりました。この要因は、1年内償還予定の社債が50億円、未払金が4億54百万円それぞれ増加しましたが、電子記録債務が50億29百万円、短期借入金が101億88百万円、未払法人税等が7億28百万円、流動負債のその他が8億78百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。 固定負債は679億33百万円(前連結会計年度末比2億72百万円減)となりました。この要因は、長期借入金が51億27百万円、リース債務が19億26百万円それぞれ増加しましたが、社債が50億円、退職給付に係る負債が22億96百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。 この結果、負債合計は1,252億42百万円(前連結会計年度末比116億72百万円減)となりました。 ③ 純資産 純資産合計は1,808億53百万円(前連結会計年度末比6億34百万円減)となりました。この要因は、その他有価証券評価差額金が8億61百万円、為替換算調整勘定が10億42百万円、退職給付に係る調整累計額が11億70百万円それぞれ増加しましたが、利益剰余金が8億82百万円減少、純資産の控除科目である自己株式が29億61百万円増加したことなどによるものであります。 (2) 経営成績の分析 経営成績につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要  (1) 業績」に記載のとおりであります。 (3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 (キャッシュ・フローの状況) キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 (2) 連結キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (資金需要及び資金調達) 主な資金需要は、運転資金及び新規出店・既存店舖改装等の設備投資資金等であります。 資金調達は、自己資金及び金融機関からの借入を基本とし、必要に応じ社債発行による調達を行っております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、特に重要と考えるものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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