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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

橋本総業ホールディングス

HASHIMOTO SOGYO HOLDINGS CO.,LTD.7570 · Standard · 卸売業

管材・住宅設備機器を扱う専門商社。大手樹脂管メーカーの販売代理店として、建設現場からリフォームまで幅広い需要に応える。

概要

橋本総業ホールディングスは、1938年に東京で創業した管材・住宅設備機器の総合卸売企業である。鋼管・バルブ・衛生陶器・エアコンなど建築設備に必要な資材を幅広く扱い、大手メーカーの特約販売店として成長。連結売上高は1,653億円(2025年3月期)、従業員983名。東京都中央区に本社を置き、全国に支店網と配送センターを展開する。

4つの主要品目が支える事業構成

当社グループの売上は、管材類、衛生陶器・金具類、住宅設備機器類、空調機器・ポンプの4部門で構成される。管材類は鋼管・継手・バルブ・塩ビ管などが中心で、2025年度の部門売上は487億円と全体の約28%を占める。衛生陶器・金具類はTOTO製の便器や水栓、浴室設備が主力で、同466億円。住宅設備機器類は給湯器やシステムキッチン、空調機器・ポンプはエアコンや汎用ポンプを取り扱う。各部門とも建設需要に応じた商品構成を持ち、住宅・非住宅双方の市場に対応する。

特需とルートの二面販売網

販売経路は、大口需要先(サブコン・ゼネコン)への直接販売を行う「特需部門」と、二次店への卸売を行う「ルート部門」に分かれる。特需部門では大規模な再開発や物流倉庫、データセンター向けの案件を捕捉し、ルート部門では地域の工務店や設備業者へ小口配送を担う。両部門を併せ持つことで、需要の変動に柔軟に対応し、2025年度の売上総利益率は10.6%を維持している。支店ごとに県別営業体制を敷き、即納体制と物流網の効率化を進める。

連結グループ10社で構成される事業体

当社は持株会社であり、連結子会社10社(橋本総業、橋本総業ファシリティーズ、大明工機、若松物産、大和、サンセキ、永昌洋行、ムラバヤシ、みらい物流、みらい旅行社)を傘下に置く。非連結子会社8社(リード・エンジニアリング等)と持分法非適用関連会社1社も存在する。グループ全体で管材卸売に加え、物流受託や旅行サービスなど多角化を図る。2025年度末の資産合計は849億円、純資産364億円、自己資本比率は約42.9%。

業界の中での役割は建材・設備機器の流通チェーンにおける卸売・特需販売の担い手。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,725億円
営業利益
25億円
営業利益率
1.4%
純利益
28億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01建築(新築・リフォーム)主力

ゼネコンやサブコンへの直接販売(特需)と、二次店への卸売(ルート)の両方で管材や住宅設備機器を供給。新築工事やリフォーム工事に必要な配管材や設備機器を幅広く扱う。

主な製品・サービス4
鋼管
水道・ガス・空調配管などに使われる金属管。
継手
管と管を接続するための部品。
バルブ
流体の流れを制御する弁。
塩ビ管
塩化ビニル製の樹脂管。軽量で耐食性があり、水道・排水管に広く使用。

02プラント・産業設備準主力

工場やプラント向けに、プロセス配管用の管材、バルブ、計装関連の機器を供給。化学・石油・食品など多様な産業の設備需要に対応。

主な製品・サービス2
ステンレス管
耐食性が高く、食品・化学プラントの配管に使用。
バルブ
各種材質のバルブを扱う。

03メンテナンス・サービス副次

建築物の維持管理向けに、管材や設備機器の交換部品、保守用品を供給。既存施設の改修や設備更新需要に対応。

主な製品・サービス1
保守・サービス関連
設備の維持管理に必要な部品や消耗品。

製品と技術

鋼管から樹脂管まで網羅する管材類

管材部門は、鋼管・ステンレス管・銅管・鉛管・鉄管などの金属管に加え、塩ビ管・ポリエチレン管・ポリプロピレン管などの樹脂管を扱う。継手類は鋼管用、ステンレス管用、銅管用のほか、ドレネジ継手や溶接継手を品揃え。バルブ類は汎用バルブに加え、バタフライバルブ、安全弁、減圧弁、調節弁など多岐にわたる。化成品としてカラーパイプやFRPパネルタンクも取り扱う。2025年度、非住宅分野の物流倉庫・データセンター向け需要が好調で、同部門売上は前年比4.5%増の487億円となった。

TOTO製衛生陶器と水栓金具の品揃え

衛生陶器・金具類では、TOTO製の便器・手洗器・洗面器・洗浄便座・センサーシステムを主力とする。バスや洗面化粧台、水栓類、シャワー金具も扱い、住宅から非住宅まで幅広く供給する。2025年度はリフォーム需要が下半期に増加した一方、新築需要の減少が響き、部門売上は466億円。当社はショールームイベントを活用し、中高級機種の提案活動を強化。在庫商材の拡充と物流機能の活用で即納体制を維持している。

給湯器からシステムキッチンまでの住宅設備機器

住宅設備機器類は、給湯関連として給湯器・風呂釜・湯沸器を、厨房関連としてシステムキッチン・ユニット流し台を扱う。パナソニックや三菱電機などのメーカー製品を中心に、新築・リフォーム双方の需要に対応。2025年度、戸建住宅の着工減少により部門売上は伸び悩んだが、非住宅向けのリニューアル案件は堅調だった。当社は「フルライン」戦略のもと、管材・衛生陶器と合わせたワンストップ提案を強みとする。

エアコンとポンプで空調・水回りを支える

空調機器・ポンプ部門は、ルームエアコン・パッケージエアコンなどの空調関連と、汎用陸上ポンプ・ラインポンプ・水中ポンプなどのポンプ類で構成される。三菱電機製エアコンや荏原製作所製ポンプが主力商品。2025年度、半導体工場やデータセンター向け空調需要が増加し、ポンプも更新需要が堅調だった。当社は特殊仕様バルブと組み合わせた提案で差別化を図り、施工負担を軽減する省施工継手と一括配送で現場効率化を支援する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

卸売業で大手、低収益で課題山積

橋本総業ホールディングスは売上高1600億円超の卸売企業で、同業他社のリョーサン菱洋HDや高千穂交易と比較しても大手の一角を占める。しかし、営業利益率は1.4%と非常に低く、収益性に大きな課題を抱えている。これは、卸売業界特有の薄利多売の構造によるもので、規模の拡大で売上高は増加しているが、利益に結びついていない。ライバルとなるイメージ ワンやタビオも同様の課題があるが、橋本総業は規模が大きい分、変革の難しさも伴う。今後の収益改善策が焦点となる。

強み

  • 売上高1700億円規模で、広範な販売ネットワークを保有している。
  • 売上高が1556億円から1725億円へと着実に増加している。
  • 幅広い商品を取り扱い、顧客の多様なニーズに対応している。
  • 卸売業界で大手としての地位を確立し、取引先からの信頼が厚い。

課題

  • 営業利益率が1.4%と極めて低く、収益体質の改善が急務である。
  • 薄利多売の構造で、物流費や人件費の上昇が利益を圧迫している。
  • 同業他社との差別化が難しく、価格競争に陥りやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が橋本総業ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18158ソーダニッカ310億円13.0倍
23393スターティアホールディングス309億円12.2倍
37628オーハシテクニカ306億円14.6倍
49932杉本商事302億円11.3倍
58006ユアサ・フナショク299億円11.9倍
67570橋本総業ホールディングス298億円9.7倍
78070東京産業284億円10.3倍
88007高島276億円22.3倍
99270バリュエンスホールディングス275億円10.0倍
108275フォーバル273億円17.3倍
113388明治電機工業271億円9.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

資本金35万円で創業、メーカー代理店として拡大(1938〜1969年)

1938年3月、資本金35万円で株式会社橋本商店を設立。創業後、住友金属工業(現・日本製鉄)のガス管・水道用鋼管特約販売店となり、積水化学工業の塩ビ管・ポリエチレン管の代理店契約を締結。1956年には松下電器産業(現パナソニックHD)の代理店として住宅設備機器の販売に参入。1962年には東洋陶器(現TOTO)の特約店となり衛生陶器・金具類を扱い始め、1965年に北澤バルブ(現キッツ)、1966年に三菱電機、1967年に荏原製作所と次々に特約契約を結び、取扱商品を拡大した。

商号変更と物流拠点の整備(1970〜1979年)

1970年2月、社名を橋本総業株式会社に改称。同年11月には本社新社屋を竣工した。1973年3月、埼玉県久喜市に北関東支店と久喜配送センターを開設し、首都圏近郊での物流基盤を強化。1974年には青森県五戸町と宮城県大衡村に配送センターを開設し、東北地方への販路を拡大。1975年には仙台市内に東北支店を開設し、営業と物流の一体化を進めた。この時期、東京・深川に配送センターを建設(1969年)するなど、関東・東北の配送網を整備した。

全国支店網の完成と上場(1980〜2000年)

1980年代以降、神奈川県海老名市(西部署)、千葉県白井町(東関東)、新潟市、長野市、静岡県沼津市などに支店と配送センターを開設し、営業範囲を拡大。1991年には関西営業所を開設し西日本にも進出。1992年には群馬県玉村町、1993年には岩手県盛岡市、1994年には茨城県土浦市と拠点を増やし、1996年には名古屋に中部支店を設置。1997年11月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、資本市場へのアクセスを獲得した。

子会社取得と新たな事業領域への進出(2001〜2003年)

2002年7月、大明工機株式会社の株式を取得し連結子会社化。同社は管材関連の加工・販売を手掛け、グループの事業基盤を強化した。2003年9月には貸金業者として登録し、金融サービスにも進出。同年10月には関西第2配送センターを新設し、土木関係の販売体制を整備した。この時期、既存の管材・衛生陶器・住宅設備に加え、土木資材や保守サービス、物流受託などへ事業領域を広げ、総合設備商社としての体制を固めた。

年表37件を開く

1930年代

  • 1938年3月資本金35万円をもって㈱橋本商店を設立。

1950年代

  • 1955年2月住友金属工業㈱のガス管、水道用鋼管等の特約販売店となる。積水化学工業㈱の塩ビ管、ポリエチレン管等化成品類の代理店となる。
  • 1956年5月松下電器産業㈱(現在のパナソニックホールディングス㈱)の代理店となり、住設機器類の販売に本格参入する。

1960年代

  • 1962年4月東洋陶器㈱(現在のTOTO㈱)の特約販売店となり、衛生陶器・金具類の販売に本格参入する。
  • 1965年4月㈱北澤バルブ(現在の㈱キッツ)の各種バルブの指定代理店となる。
  • 1966年9月三菱電機㈱のエアコン等住設機器の特約店となる。
  • 1967年7月㈱荏原製作所の各種ポンプの特約店となる。以後管材、住設機器メーカー各社の特約代理店となり、取扱商品を拡大。
  • 1969年1月東京都江東区猿江1丁目に鉄筋コンクリート造4階建ての深川配送センターを建設。

1970年代

  • 1970年2月社名を橋本総業㈱と改称。
  • 1970年11月本社新社屋竣工。
  • 1973年3月埼玉県久喜市六万部に北関東支店並びに久喜配送センターを開設。
  • 1974年5月青森県三戸郡五戸町豊間内に配送センターを開設。
  • 1974年8月仙台市本町(宮城県管工事会館ビル)に東北支店を開設。
  • 1975年4月宮城県黒川郡大衡村大衡に配送センターを開設。

1980年代

  • 1980年8月海老名市に西部支店と厚木配送センターを開設。
  • 1984年3月千葉県白井町に東関東支店並びに白井配送センターを開設。
  • 1984年9月東北支店の営配一体化を図るため、支店・配送センターを仙台市内に移転し、新東北支店としてオープン。
  • 1985年5月新潟市に新潟営業所を開設。
  • 1987年4月神奈川県横浜市中区に横浜支店並びに横浜配送センターを開設。長野市に長野支店並びに長野配送センターを開設。
  • 1988年2月東京都武蔵村山市に多摩支店並びに多摩配送センターを開設。
  • 1989年5月新潟営業所を移転し、配送センターを併設して新潟支店とする。
  • 1989年9月静岡県沼津市に東海支店並びに沼津配送センターを開設。

1990年代

  • 1991年4月大阪市北区に関西営業所を開設。西部支店を発展解消し、山梨県昭和町に山梨支店並びに甲府配送センターを開設。併せて横浜支店の営業範囲を拡充し神奈川支店と改称。
  • 1991年5月福島県郡山市に福島支店並びに郡山配送センターを開設。
  • 1992年6月群馬県佐波郡玉村町に群馬支店並びに群馬配送センターを開設。
  • 1993年6月岩手県盛岡市に北東北支店並びに北東北配送センターを開設。
  • 1994年6月茨城県土浦市に茨城支店並びに茨城配送センターを開設。
  • 1994年10月名古屋市中村区に名古屋営業所を開設。
  • 1996年7月関西営業所を移転し、配送センターを併設して関西支店とする。
  • 1996年10月名古屋営業所を移転し、配送センターを併設して中部支店とする。
  • 1997年11月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1998年2月栃木県宇都宮市に栃木支店並びに栃木配送センターを開設。
  • 1999年9月深川配送センターを閉鎖し、東京都江東区東雲2丁目に東雲配送センターを開設。

2000年代

  • 2001年6月関西支店の事務所を大阪市西区に、また同支店の配送センターを大阪市大正区に移転。
  • 2002年7月M&A大明工機㈱(現連結子会社)の株式取得。
  • 2003年9月貸金業者登録 登録番号 東京都知事(1)第27833号。
  • 2003年10月土木関係の販売体制づくりのため、関西第2配送センターを新設。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 前期対比売上高成長率2.5%以上
  • 前期対比経常利益成長率3.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    3つのフルの追求による成長

    フルカバー(県別営業体制で全国需要対応、ハブ+サテライト整備)、フルライン(お客様が望む商品をワンストップ対応)、フル機能(基本7機能、工程9機能、ソリューション9機能の充実)を推進する。

  2. 02

    みらい会活動によるネットワーク構築

    業界最大・最良のネットワークを目指し、みらい会(会員組織の県別展開)、みらい市(会員相互の販促の場)、みらいサービス(各種サービスの別会社化)を展開する。

  3. 03

    進化活動による生産性向上

    しくみ作り(商流一貫化、物流共同化、情報共有化)、ひと作り(みらいアカデミーでの人材育成)、しかけ作り(デジタル化、IT活用、5S、見える化、チーム活動)に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で983人が働いている。

決算期連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月732
2018年3月764
2019年3月797
2020年3月829
2021年3月843
2022年3月869
2023年3月874
2024年3月903
2025年3月938256
2026年3月983254

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 10 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
賃貸不動産 パルタージュ隅田川他 賃貸9物件5,932百万円
賃貸不動産 — 東京都江東区3,097百万円
賃貸不動産 — 大阪府大阪市1,291百万円
賃貸不動産 — 神奈川県横浜市1,037百万円
大阪営業所 — 大阪府大阪市503百万円
賃貸不動産 — 札幌市白石区410百万円
本社 — 愛知県名古屋市374百万円
東京営業所 — 東京都江東区343百万円
賃貸不動産 — 千葉県白井市310百万円
厚生施設 西武ヴィラ苗場他 厚生施設等全8物件299百万円
ほか23件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    橋本総業株式会社(注)2,3
    東京都中央区日本橋 小伝馬町14-7
    議決権100.0%
  • 国内
    橋本総業 ファシリティーズ 株式会社
    東京都中央区日本橋 小伝馬町14-7
    議決権100.0%
  • 国内
    大明工機株式会社
    埼玉県川口市川口 1-5-14
    議決権100.0%
  • 国内
    若松物産株式会社
    愛知県名古屋市中区 千代田1-5-1
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社大和(注)2
    大阪府大阪市西区立売堀4-2-21 銀泉阿波座ビル
    議決権100.0%
  • 国内
    サンセキ株式会社
    島根県出雲市斐川町上直江975-1
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社永昌洋行
    福岡県福岡市博多区須崎町6-25
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ムラバヤシ
    青森県青森市問屋町1-8-27
    議決権100.0%
  • 国内
    みらい物流株式会社
    東京都江東区東雲 2-9-7
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社みらい旅行社
    東京都中央区日本橋小伝馬町14-7
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,725億円営業利益25億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.4%、利益が+4.2%。

売上高
+4.4%
1,725億円
営業利益
+4.2%
25億円
純利益
-3.4%
28億円
営業利益率
1.4%
前期比 -0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,800億円1,725億円
営業利益36億円25億円
純利益37億円28億円
1株あたり配当¥52¥52

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は434億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+26.2%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q3876
2024年1Q34441.25
2024年2Q39482.06
2024年3Q42171.77
2024年4Q3978
2025年2Q788131.612
2025年4Q865111.317
2026年2Q819111.312
2026年4Q906141.516
2027年1Q43440.97

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,105億円から1,725億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は1.4%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,105159
2014年3月1,2392119
2015年3月1,1801614
2016年3月1,1992014
2017年3月1,2292114
2018年3月1,2842517
2019年3月1,3292718
2020年3月1,3783221
2021年3月1,3173322
2022年3月1,3763424
2023年3月1,4823826
2024年3月1,5563426
2025年3月1,65324351.529
2026年3月1,72525351.428

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,725億円のうち、営業利益として残るのは25億円1.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は28億円、売上の1.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金89.4%1,542億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.2%158億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.4%25億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
10.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.8pt
1.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.8pt
1.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.1pt
8.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが48億円、投資CFが35億円で、差し引きのフリーCFは83億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は56億円で、売上の0.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月29−6−132325
2014年3月−3−1619−1926
2015年3月123−201520
2016年3月18−3−171518
2017年3月19−7−81223
2018年3月16−3−111329
2019年3月11−60534
2020年3月14−3−131134
2021年3月−9−1728−2636
2022年3月19−7−161233
2023年3月23−286−534
2024年3月37−3−133455
2025年3月25−7341−4848
2026年3月4835−768356

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は850億円。このうち返さなくてよい自己資本が365億円で、自己資本比率は42.9%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月49311837524.0
2014年3月57513843724.0
2015年3月53915338628.3
2016年3月54716038729.3
2017年3月55617638031.5
2018年3月59419240232.3
2019年3月63020442632.4
2020年3月60822038836.2
2021年3月63224438838.4
2022年3月64425938540.2
2023年3月72028243839.0
2024年3月80031248839.0
2025年3月85532353237.7
2026年3月85036548542.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
56億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
311億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
485億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
62
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中92位あたり、逆に低いのは営業利益率284社中232位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.2%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
42.9%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.4%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.7%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,400で、1年前と比べて+11.2%過去52週の値幅のなかでは62%の位置にある。

¥1,400-0.8%1ヶ月+2.1%1年+11.2%時価総額298億円
過去52週の値幅
安値¥1,159高値¥1,549

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.7倍
PER (会社予想)7.4倍
PBR0.72倍
配当利回り3.71%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で-2.48%と下落。8月10日終値1378円は25日移動平均線1408円を2.1%下回り、75日線は上回っている。年初来では+7.44%と上昇維持。52週高値1549円からは11%下落したが、52週安値1159円からは19%高い。8月7日には1371円まで下落し、その後反発。RSIは38.06と弱気圏で、売り圧力が続く可能性。出来高は直近で増加傾向。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは9.54倍で業界平均17.91倍を大幅に下回り、予想PERも7.2倍と極めて割安。PBRは0.7064倍で平均1.24倍を下回り、解散価値に近い水準。配当利回りは3.77%と平均2.98%を上回り、株主還元も充実。ROEは8.2%と平均水準だが、収益性は安定している。ただし、配当性向が115.7%と高く、利益が伸び悩む中での配当維持に懸念があり、割安ではあるがリスクも考慮した。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.7倍17.9倍
PER (予想)7.4倍
PBR0.72倍1.24倍
ROE8.2%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は増収傾向で、営業利益率は低いながらも安定した収益を確保している。強気派は、住宅設備の需要は底堅く、持株会社体制によるシナジーや規模のメリットで利益率が改善するとみる。一方、弱気派は、卸売業は競争が激しく利益率が低いままで、建設市況の変動リスクがあるとみる。また、PBRは0.71倍と割安感があるが、将来的な成長性や利益率の改善が投資の焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 安定収益

    売上高は増加傾向で、営業利益は安定的に確保している。

  • 配当利回り

    配当利回り3.77%と高く、株主還元が魅力的。

  • PBR改善

    PBR0.71倍と解散価値割れで、株価上昇余地がある。

  • 粗利益率1%改善で営業利益7割増継続影響

    売上高1725億円、粗利益率1%改善なら営業利益17億円増加し現在の25億円の約7割増

  • 3期連続増収で売上高1725億円2026/3期影響

    売上高1556→1653→1725億円。増収基調が続き営業利益も24→25億円へ増加

  • 予想PER7.2倍の割安感決算発表後影響

    実績PER9.54倍に対し予想PER7.2倍。EPS増加見込みでバリュエーションは割安

  • 配当利回り3.77%の安定株主還元通年影響

    配当利回り3.77%と高水準。純利益28億円に対して配当総額約11億円(配当性向39%)

マイナスに働く材料7
  • 低利益率

    営業利益率1.45%と低く、収益力に課題が残る。

  • 建設市況依存

    建設・住宅市場の減速は売上に直接影響する。

  • 競争激化

    卸売業は価格競争が激しく、収益性が圧迫される懸念。

  • 粗利益率0.5%低下で利益3割減2026/3期影響

    売上高1725億円×0.5%=8.6億円の減益。営業利益25億円の34%に相当

  • 純利益29→28億円の減益予想2026/3期影響

    売上高が増える一方で純利益は29→28億円。原価高と販管費増が重荷

  • 株価は7.44%上昇も営業利益微増継続影響

    株価上昇率7.44%に対し営業利益は24→25億円の微増。バリュエーション調整余地

  • 外国人保有率0.25%と需給が薄い継続影響

    外国人保有率0.25%とほぼゼロ。海外投資家の買いが入りにくい需給環境

次の決算で確かめる点
営業利益率
卸売業は低利益率が課題であり、改善が収益力向上の鍵。
売上高成長率
増収傾向が持続するか、需要動向を確認するため。
在庫回転率
卸売業では在庫管理が重要で、効率性を示すため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり52で、前期から+4.2%いまの株価に対する利回りは3.71%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥52
1株あたり
配当利回り
3.71%
いまの株価に対して
配当性向
115.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月15158.3
2018年3月169.365.6
2019年3月1920.617.7
2020年3月2530.3104.4
2021年3月3018.083.2
2022年3月3518.6122.2
2023年3月4014.3167.4
2024年3月425.0112.1
2025年3月4814.3125.2
2026年3月504.2115.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥52

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,334人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.4%を占め、残る50.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他43.042.343.646.049.250.0
事業法人42.241.643.941.739.339.5
金融機関14.415.311.610.910.79.9
自己株式4.94.84.86.58.88.6
証券会社0.30.50.70.60.50.3
外国法人0.20.20.30.70.30.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社ハット企画21.54
02橋本総業従業員持株会6.52
03橋本総業取引先持株会6.17
04橋本総業得意先持株会3.79
05橋本 政昭2.64
06日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)2.56
07株式会社三井住友銀行2.55
08日本生命保険相互会社2.16
09株式会社ヨコヤマ1.80
10株式会社小泉1.60

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+58%、1株純資産は14期で+48%。直近期のROEは8.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月921,2637.610.729.9
2014年3月2031,49014.74.922.9
2015年3月1381,4979.79.221.6
2016年3月1371,5719.010.321.9
2017年3月1381,7198.49.6158.3
2018年3月1691,8809.49.465.6
2019年3月881,0049.18.017.7
2020年3月1041,08710.08.7104.4
2021年3月1101,1999.712.483.2
2022年3月1191,2779.68.0122.2
2023年3月1271,3869.58.9167.4
2024年3月1291,5668.810.8112.1
2025年3月1461,6629.18.2125.2
2026年3月1451,8738.29.6115.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額331百万円。

氏名役職年齢
橋本政昭代表取締役社長76
阪田貞一代表取締役 副社長75
田所浩行取締役64
佐山秀一取締役59
佐々木地平取締役56
松永和夫取締役74
相亰重信取締役76
吉田友佳取締役50
宮川眞喜雄取締役75
宮内豊取締役68
斎藤広志取締役75
芳賀日登美取締役74
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
中村中常勤監査役76
橋本和夫監査役69
井上篤彦監査役69
佐藤茂監査役66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7256826538
社外取締役10591616
監査役14055

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容977字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当連結会計年度末において当社及び連結子会社10社(橋本総業株式会社、橋本総業ファシリティーズ株式会社、大明工機株式会社、若松物産株式会社、株式会社大和、サンセキ株式会社、株式会社永昌洋行、株式会社ムラバヤシ、みらい物流株式会社、株式会社みらい旅行社)と非連結子会社8社(株式会社リード・エンジニアリング等)、持分法非適用関連会社1社により構成されており、管材類、衛生陶器・金具類、住宅設備機器類、空調機器・ポンプの販売を主たる業務としております。 なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。 事業系統図は下記のとおりです。 セグメントごとの主要商品は、次のとおりであります。 セグメント   主要商品 管材類   管類   鋼管、ステンレス管、銅管、鉛管、鉄管等 継手類   鋼管用継手、ステンレス管用継手、銅管用継手、ドレネジ継手、溶接継手等 バルブ類   各種材質汎用バルブ、バタフライバルブ、チャッキ弁、安全弁、減圧弁、調節弁等 化成品類   塩ビ管、ポリエチレン管、ポリプロピレン管、塩ビ管用各種継手類、カラーパイプ、FRPパネルタンク等 工具関連機材   各種配管用・工作用工具類、電動工具類 衛生陶器・金具類   便器・手洗器、洗面器、洗浄便座、センサーシステム、バス、洗面化粧台、水栓類、シャワー金具類等 住宅設備機器類   給湯関連   給湯器、風呂釜、湯沸器等 厨房関連   システムキッチン、ユニット流し台等 空調機器・ポンプ   空調関連   ルームエアコン、パッケージエアコン等 ポンプ類   汎用陸上ポンプ、ラインポンプ、水中ポンプ等 当社グループの品目及び販売経路は次のとおりであります。 品目   販売経路 管類 継手類 バルブ類 化成品類 工具関連機材 衛生陶器・金具類 給湯・厨房関連 空調関連 ポンプ類 その他 バルブ類 品目   販売経路 空調関連 軌道関連 保守・サービス関連 物流受託 旅行サービス関連 (注)特需部門とは、大口需要先(サブコン及びゼネコン)への直接販売をいいます。また、ルート部門とは、二次店への販売(卸売)をいいます。
経営方針・対処すべき課題1,798字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、 『設備商品の流通とサービスを通じて、快適な暮らしを実現する』 を企業理念として掲げ、今後共、社会に貢献できる企業を目指してまいります。 そのために以下のビジョンを掲げ、3つのベストの追求「7つのステークホルダーのみなさま(当社グループに関心を持って頂ける方々)」から「ありがとう」と言って頂ける企業を目指してまいります。 ・設備のベストコーディネーター -施主様、工事業者様に、ベストな設備をご提案 ・流通としてベストパートナー -得意先様、仕入先様、当社で3位1体のベストなしくみの構築 ・会社としてベストカンパニー -株主様、社員、社会からベストと言われる会社作り (2)経営戦略等 環境トレンドは、下記のとおりと考えております。 (出典:建設経済研究所資料) 当社グループは、中期に目指す姿として ・3つのフル - フルカバー、フルライン、フル機能 ・みらい会活動- みらい会、みらい市、みらいサービス ・進化活動 - しくみ作り、ひと作り、しかけ作り を掲げております。 そして、中期的な経営戦略では以下の基本戦略に具体的に取り組んでまいります。 1.3つのフルの追求 - 成長への取組み  ①フルカバー - (どこでも)県別営業体制で全国需要に対応、ハブ+サテライト整備  ②フルライン - (何でも)お客様が望む商品をワンストップで対応  ③フル機能 - (どんなことでも)基本7機能、工程9機能、ソリューション9機能の充実 2.みらい会活動 - 業界最大、最良のネットワークへの取組み  ①みらい会 - (みんなの会に)4位1体で県別(支店別)に展開  ②みらい市 - (みんなの市に)会員相互の販促の場に  ③みらいサービス - (みんなのサービスに)各種サービスを別会社化で展開 3.進化活動 - 生産性向上への取組み  ①しくみ作り - (みらいプラン)商流(一貫化)、物流(共同化)、情報(共有化)  ②ひと作り - (みらいアカデミー)業界のプロの人材育成(リアル+オンデマンド研修)  ③しかけ作り - (会社の質の向上)デジタル化、ITの活用、5S、見える化、チーム活動 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、目標とする経営指標として前期対比売上高成長率2.5%以上、前期対比経常利益成長率3.0%以上を掲げております。これらを重要な指標として認識し、今後も事業の効率化や販売促進策等の推進により、目標の達成に努めてまいります。 (4)経営環境 わが国経済は、激動が続く国際政治、物価と金融政策の間で揺れ動く市場、激しい変動と進化が共存する混沌とした状況にあります。当建設業界においては、民間住宅投資、民間非住宅投資、公共投資すべてにおいて、前年比プラスで推移すると予想され、業界全体として未だ予断を許さない状況は続くと思われます。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 激動を続ける国際政治により、原材料価格の上昇、為替市場や政策・制度改正に揺れ動く経済・業界など、当社を取り囲む変化は激しさを増す一途にあります。一方で、AI・DXに代表される21世紀の産業革命は、新たな企業、業界、社会、そして働き方の創造を求めています。 当社は、「みらいビジョン(7つのみらい)」をチャンスととらえ、具体的テーマに取組んでまいります。 <みらいビジョン(7つのみらい)> 分野   キーワード ①社会変化への対応   技術革新とDX、法制度の変化と対応、グローバル経済の変化と対応 ②環境・エネルギー   省エネ、蓄エネ、創エネ(再生エネルギー) ③健康、快適   高齢化対応、社会保障、健康寿命(食事、運動、医療) ④安全、安心   国土強靭化、防災(地震、風水害)、リスク ⑤地域活性化   産官学が総力で、観光立国、空き家問題(ストック活用、リフォーム) ⑥DX デジタル化   ハードウェア、ソフトウェア、AI活用 ⑦人材育成   採用、教育、研修
事業等のリスク1,702字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.建設投資動向の影響について 当社グループが卸販売を行っている鋼管、継手、バルブなどの管工機材、衛生陶器、住宅機器等は、民間住宅設備投資を中心とする建設投資に関連して需要が発生します。このため、当社グループの業績はこれら建設投資動向の変動により影響を受ける可能性があります。 2.新型コロナウイルス感染症等の異常事態リスク 当社グループは、複数の事業拠点、物流施設等を使用し事業運営をしております。新型コロナウイルス感染症拡大のようなパンデミックや大規模な自然災害等の異常事態が当社の想定を超える規模で発生し、事業運営が困難になった場合、当社グループの財政状態や経営成績等に大きな影響を与える可能性があります。 当社グループでは、事業復旧の早期化・省力化を図るため、事業運営機能やオフィスの分散化、物流拠点の多拠点化を実施しております。また、有事の際には管理方針の発信により、テレワーク等勤務体制の変更、従業員の行動基準の策定、異常事態発生時の対応マニュアル発動等、BCPの策定や事業リスクの最小化に向けた施策を推進します。 3.仕入価格の変動について 当社グループの取扱う商品の仕入価格は、仕入先のメーカーにおける原材料仕入価格の変動等により、変動する可能性があります。 当社グループでは仕入価格の変動に対し迅速かつ柔軟に対応していく所存でありますが、仕入価格が短期間に大きく変動した場合、仕入価格の変動を販売価格に転嫁するまでに一定の期間を要するため、充分な価格転嫁ができない期間が生じることから、売上総利益率の低下を招き、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 4.取引先の信用リスクについて (1)貸付金について 当社グループでは、営業上重要性が高いと判断した特定の得意先に対して、長・短期の貸付を行っております。担保または保証が付されている貸付金について、貸付金の額から担保の処分見込額及び保証による回収見込額を減額し、その残額について債務者の財政状態及び経営成績を考慮して貸倒引当金を計上しております。 なお、貸付方針としては営業上の観点から、個別に精査し、原則として期中の短期運転資金のみに限定しております。 これら貸付先企業の中には、債務超過となっている企業、あるいは直近期において赤字を計上している企業があり、当社グループは今後も取引先への貸付について、慎重な信用調査により対応していく所存でおりますが、取引先の経営状態が想定以上に悪化した場合などに、債権回収が滞ることにより、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 (2)手形割引について 当社は、2003年9月に東京都より貸金業者の登録を受け、取引先に対する当該業務を実施しております。これは当社が取引先の資金繰りを支援し、取引先が営業活動に専念することが当社グループの業績に対してもプラスとなる面が大きいとの判断によるものですが、当該業務におきまして、手形振出先企業の経営状態の悪化等により、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 5.特定仕入先への依存について 当連結会計年度の当社グループの連結ベースにおける仕入総額の30%程度が、TOTO㈱からの仕入となっております。当社の取扱う衛生陶器部門の大部分の商品が同社からの仕入によるものであり、今後何らかの要因により同社との取引が不能となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 6.法的規制等について 当社グループを取り巻く環境は、「改正省エネルギー法」や「低炭素法」等の法的規制の強化・緩和・改正等により、今後、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)10,028字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 2025年度のわが国経済は、国際政治の不確実性、物価上昇と金融環境の変化が市場に影響を与える中、先行きに不透明感を伴う状況にあります。こうした経済環境のもと、2025年度の当建設業界の見通しは、民間非住宅投資、公共投資、リフォームにおいて前年比プラスとなると予想されており、建設投資全体としても前年度を上回る水準で推移するものと見込まれます。 (建設経済研究所資料より当社推定) このような状況下、当社グループは一層のシェアアップと新規開拓を目指し、以下の基本戦略の下、具体的展開に取組んでまいりました。 1.3つのフルの追求 - 成長への取組み  ①フルカバー - (どこでも)県別営業体制で全国需要に対応、ハブ+サテライト整備  ②フルライン - (何でも)お客様が望む商品は何でもワンストップで対応  ③フル機能 - (どんなことでも)基本7機能、工程9機能、ソリューション9機能の充実 2.みらい会活動 - 業界最大、最良のネットワークへの取組み  ①みらい会 - (みんなの会に)4位1体で県別(支店別)に展開  ②みらい市 - (みんなの市に)会員相互の販促の場に、ハイブリッド化  ③みらいサービス - (みんなのサービスに)各種サービスを別会社で展開 3.進化活動 - 生産性向上への取組み  ①しくみ作り - (みらいプラン)商流(一貫化)、物流(共同化)、情報(共有化)  ②ひと作り - (みらいアカデミー)業界プロの人材育成(リアル+オンデマンド研修)  ③しかけ作り - (会社の質の向上)デジタル化、ITの活用、5S、見える化、チーム活動 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ505百万円減少し、84,994百万円となりました。当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ4,668百万円減少し、48,514百万円となりました。当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ4,162百万円増加し、36,479百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高は172,462百万円(前年同期比+4.3%)、売上総利益は18,295百万円(同+4.9%)となりました。販売費及び一般管理費は15,768百万円(同+5.1%)で営業利益は2,527百万円(同+3.4%)、経常利益は3,452百万円(同△0.6%)となりました。 特別損益は、投資有価証券売却益等を特別利益に、また固定資産除却損等を特別損失に計上し、その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は2,818百万円(同△2.5%)となりました。 セグメント別の業績は以下のとおりであります。 管材類 管材類は、住宅分野において着工数が減少したものの、非住宅分野において、物流倉庫、データセンター向けの需要が伸長したことにより、全体としてやや増加いたしました。住宅分野は、戸建住宅の着工数が減少したものの、リノベーション向けの高付加価値商材が増加いたしました。非住宅分野は、物流倉庫やデータセンター等の設備投資需要が増加したことにより、好調に推移いたしました。その中で当社グループといたしましては、商品の即納体制の強化、物流機能の効率化により、短納期対応、在庫商材を拡充いたしました。 主要な商品   市場動向   当社の対応 パイプ   ・首都圏再開発物件を中心に鋼管需要が堅調に推移 ・2024年問題を受け物流費が製品価格へ転嫁 ・工期短縮に向けたプレハブ加工管の普及   ・物流機能の効率化により、コスト増加の影響を抑制 ・自社工場の加工能力を増強し短納期ニーズに対応 ・時短、安全性、樹脂配管の提案営業を強化 継手   ・防災意識の高まりによる消火設備向け継手の需要が好調 ・熟練工不足によりメカニカル継手の採用が普及 ・銅やニッケル等の原材料高騰が市況に影響   ・施工負担を軽減する省施工継手の在庫ライン拡充 ・管材、衛生、住設、空調と一括配送で現場効率化 ・原価上昇分を適宜価格反映し利益率の維持を徹底 バルブ   ・半導体工場やデータセンター向けの需要が継続 ・既存施設の老朽化に伴う維持更新案件が底堅い ・GX投資の拡大により自動弁等の高機能品が伸長   ・特殊仕様バルブの在庫を拡充、即納体制を維持 ・販売先との連携を深め更新需要を捕捉 ・自動弁のカスタマイズ対応を迅速化し差別化を図る 化成品   ・新設住宅着工の減少に伴い、一般樹脂管は減少 ・断熱・省エネ基準の厳格化で高性能品へ需要シフト ・原材料価格は高止まり、市況価格は安定   ・ZEH対応の高性能断熱付樹脂管の販路を拡大 ・非住宅向け大型樹脂管の提案により住宅減を補完 ・仕入先との強固な連携で安定した供給体制を維持 土木・ その他   ・国土強靭化予算を背景に老朽管更新が全国で活発 ・耐震性能に優れたGX管等の指定採用が増加傾向 ・災害復旧工事の優先順位が高まり資材確保が急務   ・地方自治体の耐震化計画を精査し先行在庫を確保 ・災害時供給協定を軸に官民連携の営業活動を推進 ・広域拠点の在庫連携により大規模現場へ集中供給 以上の結果、当部門全体の売上高は48,770百万円(前年同期比+4.5%)となりました。 衛生陶器・金具類 衛生陶器・金具類は、更新需要が増加し、高付加価値商品の需要は横ばいに推移したものの、新築需要が減少いたしました。住宅分野では、リフォーム需要が下半期より増加した一方で、持家の新設着工戸数が減少いたしました。非住宅分野では、中小規模のリニューアル案件を中心に更新需要が増加した一方で、新築需要が減少いたしました。その中で当社グループといたしましては、商品の即納体制への強化を図るため、在庫商材の拡充、物流機能の活用に注力いたしました。 主要な商品   市場動向   当社の対応 トイレ・ 水栓金具   ・住宅は新築需要の減少、リフォーム需要は増加 ・非住宅分野では、新築需要は減少、リニューアル需要は伸長 ・省エネ高付加価値商品の需要は横ばい   ・物件情報を早期に入手し、受注活動の強化 ・中高級商品を重点商材と位置付け提案・受注の強化 ・在庫機能を生かした商品供給の強化 洗面・ 浴室設備   ・戸建住宅向けは減少、集合住宅向け新築、汎用品も減少 ・洗面化粧台の新築需要は減少、リフォーム需要は高級機種減少 ・非住宅向けの新築及びリフォーム取替需要は伸長   ・ショールームイベントの開催回数を増やし、受注活動を強化 ・ショールーム活用し、中高級機種の提案活動の強化 ・商品研修会の企画実施現場調査、選定、見積り対応の強化 以上の結果、当部門全体の売上高は46,691百万円(同△1.1%)となりました。 住宅設備機器類 給湯機器類は、年間を通じて好調に推移し、特にリフォーム・リニューアル需要が増加いたしました。エコキュートは、補助金制度や光熱費削減への関心の高まりを背景に、高効率、省エネ機種の需要が引き続き好調に推移いたしました。キッチン設備は、全体として販売数量が減少しているものの、高付加価値商品を中心に好調に推移いたしました。その中で当社グループといたしましては、リフォーム需要に対応するため、リフォーム業者へのサポート体制を構築、人材育成、研修に注力いたしました。 主要な商品   市場動向   当社の対応 給湯機器   ・ガス、石油給湯機器類の取替需要が増加 ・省エネ補助金の活用により高効率機の出荷が増加 ・商業、業務用の買い替え需要は減少傾向   ・即納体制を強化し、地域ニーズに合う品揃えを拡充する ・補助金活用や省エネ、高付加価値商材を積極的に提案 ・物件情報の早期獲得と継続的な追客活動を徹底する キッチン設備   ・高価格帯のシステムキッチンが好調に推移している ・新築、改修ともに市場全体の出荷台数は減少傾向 ・ショールーム来館者数減少、未確定物件が増加傾向   ・支店ごとに展示会を企画し、着実な需要獲得を図る ・普及品の更新や給湯器とのセット提案で需要を掘り起こす ・情報発信を強化し、潜在顧客の関心を喚起する 以上の結果、当部門全体の売上高は30,453百万円(同+3.5%)となりました。 空調機器、ポンプ 空調機器類は、業務用において、昨年度、「フロン排出抑制法」の改正に伴い、駆け込み需要が増加した一方で、今年度は反動により需要が減少いたしました。家庭用換気、空調機器類は、電気代高騰等の影響により、省エネ機器類の需要が増加いたしました。ポンプ類は、都市部の増圧給水ユニット類の需要が減少した一方で、産業用ポンプの需要が増加いたしました。この状況の中で当社グループといたしましては、仕入先との情報共有、関係を強化し、案件ごとの対応、提案の体制強化に注力いたしました。 主要な商品   市場動向   当社の対応 空調・換気機器   ・住宅用は2027年4月より省エネ規制の導入 ・業務用は暖房機としての需要増加と一層の省エネ化   ・全国的に仕入先との情報共有および関係の強化 ・新冷媒機の配管、インストール情報の徹底 ・受注機能の強化、機能別提案へ向けての体制強化 ポンプ・水槽   ・給水用ユニット化が進み、高架水槽は減少傾向 ・産業用は更新需要が堅調、納期遅延もほぼ解消 ・家庭用は渇水・豪雨の影響により需要が地域により変動   ・地域接点強化、物件情報の早期収集、代替提案 ・水、産機、土木関連分野への取組み強化 ・家庭用ポンプの販売シェア拡大 エネルギー 関連   ・省エネ、蓄エネ、創エネ需要に対応した製品の増加 ・産業用太陽光発電の需要は減少 ・太陽光発電は売電から自家消費へ   ・省エネ、蓄エネ、創エネ商材の拡販 ・断熱含め省エネリフォームの推進 ・補助金の活用、おひさまエコキュートの拡大 以上の結果、当部門全体の売上高は44,008百万円(同+8.4%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ785百万円増加し、5,595百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は、4,815百万円(前連結会計年度は2,471百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の増加(当連結会計年度は4,200百万円の増加、前年同期は4,073百万円の増加)、仕入債務の増加(当連結会計年度は793百万円の増加、前年同期は562百万円の減少)等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の増加は、3,524百万円(前連結会計年度は7,269百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出(当連結会計年度は1,866百万円の減少、前年同期は6,686百万円の減少)等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は、7,554百万円(前連結会計年度は4,112百万円の増加)となりました。これは主に短期借入金の減少(当連結会計年度は6,050百万円の減少、前年同期は2,985百万円の増加)等によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a.仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 管材類 (管類、継手類、バルブ類、化成品類、工具関連機材)   42,979   104.2 衛生陶器・金具類   42,432   97.8 住宅設備機器類  (給湯、厨房関連等)   28,898   103.8 空調機器・ポンプ (空調関連、ポンプ類)   40,475   109.0 その他   2,191   159.3 合計   156,977   104.0 (注)金額は、実際仕入価格によっております。 b.販売実績 当連結会計年度の商品販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 管材類 (管類、継手類、バルブ類、化成品類、工具関連機材)   48,770   104.5 衛生陶器・金具類   46,691   98.9 住宅設備機器類  (給湯、厨房関連等)   30,453   103.5 空調機器・ポンプ (空調関連、ポンプ類)   44,008   108.4 その他   2,538   178.6 合計   172,462   104.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 (資産) 資産合計は、前連結会計年度末に比べて、505百万円減少(△0.6%)し、84,994百万円となりました。 これは主に、建物及び構築物が減少したこと等によるものです。 (負債) 負債合計は、前連結会計年度末に比べて、4,668百万円減少(△8.8%)し、48,514百万円となりました。 これは主に、短期借入金が減少したこと等によるものです。 (純資産) 純資産合計は、前連結会計年度末に比べて、4,162百万円増加(+12.9%)し、36,479百万円となりました。 これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により、利益剰余金が増加したこと等によるものです。 b.経営成績の分析 当社グループの経営成績は、建設投資(民間住宅投資・民間非住宅投資・公共投資)動向に影響され、当連結会計年度の売上高は172,462百万円(前期比+4.3%)となりました。 売上高 管材類の売上高は、前連結会計年度に比べ、2,084百万円の増加(+4.5%)、衛生陶器・金具類の売上高は、前連結会計年度に比べ、527百万円減少(△1.1%)、住宅設備機器類の売上高は、前連結会計年度に比べ、1,039百万円増加(+3.5%)、空調機器・ポンプの売上高は、前連結会計年度に比べ、3,409百万円増加(+8.4%)となりました。 売上総利益 売上総利益は、前連結会計年度に比べ、851百万円増加(+4.9%)となりました。また、売上総利益率は前連結会計年度に比べ、0.1ポイント増加し、10.6%となりました。 販売費及び一般管理費 販売費及び一般管理費は、給与手当の増加等により、前連結会計年度に比べ、768百万円増加(+5.1%)となりました。 営業利益 営業利益は、前連結会計年度に比べ、82百万円増加(+3.4%)となりました。 経常利益 経常利益は、前連結会計年度に比べ、20百万円減少(△0.6%)となりました。 特別損益 特別損益は、投資有価証券売却益、固定資産除却損などにより747百万円の利益となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ、71百万円減少(△2.5%)となりました。 経営成績に重要な影響を与える要因 2022年3月期の特別利益は、固定資産売却益、また特別損失は投資有価証券評価損などによるものです。 2023年3月期の特別利益は、投資有価証券売却益、また特別損失は投資有価証券売却損などによるものです。 2024年3月期の特別利益は、固定資産売却益、また特別損失は固定資産解体費用などによるものです。 2025年3月期の特別利益は、投資有価証券売却益、また特別損失は出資金評価損などによるものです。 2026年3月期の特別利益は、投資有価証券売却益、また特別損失は固定資産除却損などによるものです。 以上のような要因が発生した場合、経営成績に影響を与える可能性があります。 その他の要因につきましては、「第2 事業の状況」の「3.事業等のリスク」をご参照ください。 c.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 2026年3月期の達成状況は以下のとおりです。 売上高は建設投資(民間住宅投資・民間非住宅投資・公共投資)が業界全体としてプラスの中で推移した状況下で、当社グループは一層のシェアアップと新規開拓をすすめた結果、前期比7,122百万円増加(+4.3%)となりました。その結果、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、それぞれ前期比20百万円減少(△0.6%)、前期比71百万円減少(△2.5%)となりました。RОE(自己資本利益率)は、8.2%となりました。 指標   2025年3月期 (前期)   2026年3月期 (実績)   2026年3月期 (前期比) 売上高   165,339百万円   172,462百万円   7,122百万円増加 (+4.3%) 経常利益   3,472百万円   3,452百万円   20百万円減少 (△0.6%) 親会社株主に帰属する 当期純利益   2,890百万円   2,818百万円   71百万円減少 (△2.5%) RОE (自己資本利益率)   9.1%   8.2%   △0.9ポイント d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループのキャッシュ・フロー指標は下記のとおりであります。 2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   37.7   42.9 時価ベースの株主資本比率(%)   27.3   31.8 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   6.1   1.8 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   11.4   22.2 (注)自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの株主資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い *各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 *株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 *キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち借入金を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、子会社株式の取得等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資の調達につきましては、自己資金を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務等を含む有利子負債の残高は9,013百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は5,595百万円となっております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 棚卸資産 商品は主として総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)により評価しており、第2四半期連結会計期間末日、連結決算日を基準日として、実地棚卸を行っております。また、陳腐化等した商品に関しては、毎期評価損を計上しております。 貸倒引当金 債権の貸倒による損失に備えるため、債権種別毎に分類し、一般債権については貸倒実績率等により、貸倒懸念債権等については担保または保証が付されている債権について、債権額から担保の処分見込額及び保証による回収見込額を減額し、その残額について債務者の財政状態及び経営成績を考慮して貸倒見積高を算定しております。このため貸倒実績率の増加や個別相手先の財務状況等が悪化した場合は、貸倒引当金を積み増すこととなるため、損益にマイナスの影響を与える可能性があります。 繰延税金資産 繰延税金資産から控除する金額の決定に当たっては、当該資産の回収可能性について十分検討し、慎重に決定しております。繰延税金資産の回収可能性は、収益力に基づく課税所得の十分性、タックスプランニングの存在及び将来加算一時差異の十分性により判断しております。このため、繰延税金資産及び法人税等調整額に影響を与える可能性があります。 投資有価証券 その他有価証券で市場価格のない株式等以外のものは、決算日の市場価格等(以下、時価という。)により時価評価し、評価差額を純資産の部に計上しております。このため、時価が下落した場合には、純資産にマイナスの影響を与える可能性があります。また、期末における時価が取得原価に比べて50%程度以上下落した場合には全て減損処理を行い、30%~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。この場合は、損益にマイナスの影響を与える可能性があります。 また、その他有価証券で市場価格のない株式等は、移動平均法による原価法で評価しております。ただし、当該株式の実質価額が取得原価に比べて50%程度以上下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。この場合も、損益にマイナスの影響を与える可能性があります。 退職給付に係る負債 当社グループは、確定給付型の制度として確定給付年金制度及び退職一時金制度、また確定拠出型の制度として確定拠出年金制度及び中小企業退職金共済制度を設けております。 退職給付に係る負債の計算に用いられる基礎率(割引率等)に重要な変動が生じた場合には、これを見直すことがあります。この場合、退職給付に係る負債及び退職給付費用に影響を与える可能性があります。 また、役員の退職慰労金の支出に備えるため、一部の連結子会社は、内規に基づき、連結会計年度末要支給額の100%を計上しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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