本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

明治電機工業

MEIJI ELECTRIC INDUSTRIES CO., LTD.3388 · Prime · 卸売業

FA機器専門商社。制御機器・産業機器等の販売に加え、自社開発の検査装置も製造。

概要

明治電機工業は、1920年に名古屋で創業したFA(ファクトリーオートメーション)機器の販売とエンジニアリングを手がける企業である。オムロンや横河電機など有力メーカーの代理店として制御機器・産業機器・計測機器などを取り扱い、システム提案型営業でトヨタ自動車をはじめとする製造業に納入する。自社開発の検査装置も製造する。2026年3月期の売上高は約764億円、営業利益は約37億円、従業員数は709名(連結)。

FA機器の総合商社としての事業構造

当社グループは単一セグメントで、制御機器、産業機器、計測機器、電源機器、実装機器の5品目を主力とする。制御機器はプログラマブルコントローラやセンサー、産業機器は産業用ロボットや溶接機、計測機器は電子計測器や恒温槽など。販売だけでなく、エンジニアリング事業本部で個別ニーズに応じた検査装置や生産支援システムの設計・製造も行う。2026年3月期の品目別売上高は産業機器が318億円と最大で、次いで制御機器198億円、計測機器87億円。電源機器・実装機器は大型案件の変動で増減が大きい。

トヨタ自動車を軸とする顧客基盤

主要顧客はトヨタ自動車株式会社であり、同社および関連企業向けの販売が全体の大きな部分を占める。自動車関連企業の設備投資動向に業績が連動しやすく、電動化や研究開発投資の回復が需要を下支えする。一方で、米国関税政策や中国経済減速など外部環境の変化にも影響される。仕入先はオムロン、横河電機、シュナイダーエレクトリック、パナソニックグループ、日置電機、CKDなど大手メーカーと強固なパイプを持ち、多彩な商品をベストチョイスで提供する。

国内・海外の販売拠点と物流体制

国内は第1~第5営業本部とソリューション事業本部が地域密着型の営業を展開。名古屋本社のほか、東京、大阪、豊田、福岡など主要都市に営業拠点を持つ。物流は名古屋の物流センターに集約し、受注翌日配送(1-Day Delivery)体制を構築。海外は米国(MEIJI CORPORATION)、英国(MEIJI UK LTD.)、タイ(Meiji (Thailand) Co.,Ltd.)、中国(明治電機商業(上海)有限公司)、インド(MEIJIDENKI INDIA PRIVATE LIMITED)に現地法人を置き、トヨタグループの海外工場を主なターゲットとする。

グループ会社と関連会社による補完体制

連結子会社は6社。米国・英国・タイ・中国・インドの現地法人に加え、名電エンジニアリング株式会社が国内のエンジニアリング業務を担う。関連会社には株式会社KYOTSUと株式会社アドバン・テックがあり、ソフトウェア開発や保守修理の機能も保有。2024年4月にはエム・ディーマシナリー株式会社を吸収合併し、グループ内の一体化を進めた。かつて存在した中国合弁会社(明治進和)やタイ法人(Meiji Electric Industries (Thailand))は清算済みで、現地戦略の見直しが行われた。

中期的な経営目標と資本効率

2024年度から第11次中期経営計画(2024~2026年度)を推進。「エリアNo.1の存在価値のあるパートナー」をスローガンに、事業品質向上、成長投資と収益力強化、サステナビリティ推進、資本コスト経営を掲げる。2027年3月期の目標は売上高840億円、営業利益40.7億円、ROE10%以上。2026年3月期の自己資本比率は66.3%と財務体質は健全で、株主還元にも積極的である。

業界の中での役割はFA(ファクトリーオートメーション)機器商社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
764億円
営業利益
37億円
営業利益率
4.8%
純利益
28億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01FA機器販売・エンジニアリング主力

制御機器、産業機器、計測機器、電源機器、実装機器等の販売。オムロン、横河電機等の有力メーカーの代理店として、システム提案型営業を展開。自社開発の検査装置等も製造。

主要顧客トヨタ自動車株式会社

主な製品・サービス6
制御機器
プログラマブルコントローラ、操作表示器、画像処理装置、センサー、リレー等。
産業機器
産業用ロボット、溶接機、受配電設備、空調設備、機械設備等。
計測機器
電子計測器、工業計器、現場測定器、記録装置、恒温槽等。
電源機器
安定化電源、無停電電源、電子負荷装置、特殊電源等。
実装機器
チップマウンター、リフロー炉、基板検査装置等。
検査装置(自社開発)
生産ライン向けの各種検査装置、生産支援システム。個別ニーズ対応の設計・製造。

製品と技術

制御機器:プログラマブルコントローラとセンサーのラインアップ

制御機器は売上高の約26%を占める主力分野。取り扱い品目はプログラマブルコントローラ(PLC)、操作表示器、画像処理装置、各種センサー、リレーなど。オムロンのPLCやセンサーが中心で、製造ラインの自動化に不可欠な部品をワンストップで供給する。顧客の生産技術部門に対し、単なる部品販売ではなくシステム提案型でアプローチし、制御盤の設計やソフトウェア開発まで対応するケースも多い。

産業機器:ロボット・溶接機から受配電設備まで幅広く

産業機器は売上高の約42%を占める最大区分。産業用ロボット、溶接機、受配電設備、空調設備、機械設備などが含まれる。自動車関連企業向けの大型設備案件が売上を牽引し、特に溶接ラインや組立ラインの設備投資需要に対応する。当社はこれらの機器をメーカーから仕入れ、エンジニアリング事業本部でシステムインテグレーションも手がける。自社生産も一部行い、2026年3月期の産業機器の生産高は58.5億円であった。

計測・電源・実装機器:精密測定と電源品質を支える

計測機器は電子計測器、工業計器、現場測定器、記録装置、恒温槽などを扱う。2026年3月期は自動車関連向けが増加し、売上高87.8億円(前期比15.7%増)。電源機器は安定化電源、無停電電源(UPS)、電子負荷装置、特殊電源などで、大型案件の減少により33.2億円(同46.6%減)。実装機器はチップマウンター、リフロー炉、基板検査装置で23.3億円(同36.9%減)。これらの品目は需要変動が激しく、電源・実装は前期比で大幅に落ち込んだ。

自社開発検査装置:個別ニーズ対応のエンジニアリング

エンジニアリング事業本部では、顧客の生産ライン向けに各種検査装置や生産支援システムを設計・製造する。製品は標準化されておらず、個別の仕様に合わせて開発。画像処理検査や電気特性検査など、FA技術を応用した装置を提供する。この自社開発分野は売上高全体に占める割合は小さいが、差別化要因となっている。また、名電エンジニアリングや関連会社のアドバン・テックと連携し、ソフトウェア開発から保守まで一貫対応する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

産業機器・半導体商社、中規模で安定収益

明治電機工業は、電子部品や産業機器を中心に取り扱う専門商社です。卸売業界において、リョーサン菱洋ホールディングスなどの大型商社と比較すると規模は中程度ですが、特定分野に強みを持ちます。売上高は約780億円と安定しており、2026年3月期の営業利益率は4.84%と業界平均並みです。同業の高千穂交易やタビオと競合しつつも、顧客との長期取引関係を強みにしています。半導体市況の変動や為替の影響を受けやすい点が課題です。

強み

  • 長年の取引で築いた顧客ネットワークが収益の安定性を支える
  • 電子部品からFA機器まで幅広く扱い、顧客ニーズに対応
  • 2025年3月期以降、営業利益率4%前後で安定した収益を維持
  • 適切な在庫管理により、市況変動時のリスクを軽減

課題

  • 半導体需要の変動が業績に直接影響し、収益が不安定化するリスク
  • 同業他社との価格競争が激しく、マージン圧迫の可能性
  • 輸入品の取扱いが多く、為替変動が仕入れコストに影響

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字が明治電機工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
19932杉本商事302億円11.3倍
23877中越パルプ工業294億円11.3倍
38070東京産業284億円10.3倍
48007高島276億円22.3倍
53388明治電機工業271億円9.5倍
66089ウィルグループ271億円11.6倍
72933紀文食品256億円23.2倍
88091ニチモウ219億円9.4倍
98093極東貿易217億円11.8倍
103154メディアスホールディングス178億円18.9倍
118142トーホー157億円10.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

モーター修理業から電気機器販売へ(1920~1958年)

1920年7月、名古屋市中区に合資会社明治商会を設立。当初はモーター修理と電気機器類の販売を事業とした。約38年間営業を続けた後、1958年6月に合資会社を解散し、資本金500万円で明治電機工業株式会社を設立。実質的に事業を引き継ぎ、新会社として再スタートした。この頃はまだ特定メーカーの代理店ではなく、修理販売を主体としていた。

オムロン代理店契約と営業網の基盤構築(1959~1979年)

1959年4月、立石電機(現オムロン)と特約店契約を締結。これがFA機器販売への本格参入の起点となった。1960年には四日市営業所を開設し、本社新社屋も完成。その後、東京(1962年)、知立(1969年)、立川(1970年)、大阪(1971年)と営業所を拡大。1979年には豊橋分室を開設する一方、子会社の明治エンジニアリング(現エンジニアリング事業本部)を設立し、販売だけでなくエンジニアリング機能の強化に乗り出した。

エンジニアリング子会社の統合と品質認証取得(1983~1999年)

1983年に明治システム計測、1985年に本社南館完成。1987年には米国に現地法人MEIJI CORPORATIONを設立し、海外展開を開始。1988年には名古屋北営業所、1991年には福岡営業所を開設。1994年に明治エンジニアリングと明治システム計測を吸収合併し、エンジニアリング機能を本社直轄とした。1997年にエンジニアリング事業本部でISO9001、1999年には新本社ビル完成。この時期に品質管理体制を整えた。

海外現地法人の設立と上場(2000~2013年)

2000年代に入り、海外拠点を積極的に設置。2005年にジャスダックに株式上場。2006年に中国天津で合弁会社(後に清算)、2007年に子会社名電エンジニアリングを取得。2008年にタイ法人設立(後に清算)するも、2012年には新たなタイ法人を設立。さらに2012年には中国上海法人、エム・ディーマシナリーを設立。2013年12月に東京証券取引所市場第二部に市場変更し、株式の流動性を高めた。

東証一部上場とプライム市場移行(2014~2022年)

2014年11月、東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。2017年にはハンガリー駐在員事務所を開設し、欧州での足がかりを作った。2018年にはエンジニアリング事業本部の新社屋が完成。2022年4月の市場区分見直しにより、東証第一部からプライム市場に移行。同年8月には豊田支店新社屋完成。売上高も2013年の438億円から2022年には677億円に成長した。

組織再編とインド進出(2024年~)

2024年4月、子会社のエム・ディーマシナリーを吸収合併し、グループ内の重複を解消。同年9月、インド・ベンガルールにMEIJIDENKI INDIA PRIVATE LIMITEDを設立し、インド市場に参入。自動車関連企業の海外生産拡大に対応する。2026年3月期の売上高は764億円に達し、中期計画の達成に向けて事業品質向上と成長投資を継続している。

年表40件を開く

1920年代

  • 1920年7月創業名古屋市中区にモーター修理及び電気機器類の販売を事業目的とした合資会社明治商会を設立

1950年代

  • 1958年6月創業合資会社明治商会を解散し、明治電機工業株式会社を資本金500万円で設立
  • 1959年4月立石電機株式会社(現オムロン株式会社)と特約店契約を締結

1960年代

  • 1960年3月三重県四日市市に四日市営業所開設
  • 1960年12月本社新社屋(旧本社ビル)完成
  • 1962年5月東京都港区に東京営業所開設(現神奈川県横浜市、東京支店)
  • 1969年5月愛知県知立市に知立営業所開設(現豊田支店)

1970年代

  • 1970年5月東京都立川市に立川分室開設(現東京都八王子市、西東京営業所)
  • 1971年9月大阪府大阪市に大阪営業所開設(現大阪府吹田市、大阪営業部)
  • 1979年6月愛知県豊橋市に豊橋分室開設(現豊橋営業所)
  • 1979年7月創業明治エンジニアリング株式会社(現エンジニアリング事業本部)を資本金3,000万円で設立

1980年代

  • 1983年10月創業明治システム計測株式会社を資本金1,000万円で設立
  • 1985年6月本社南館完成
  • 1987年3月米国イリノイ州に現地法人MEIJI CORPORATION(100%子会社)を資本金10万米ドルで設立
  • 1988年4月愛知県江南市に名古屋北営業所開設

1990年代

  • 1991年12月福岡県福岡市に福岡営業所開設
  • 1994年10月M&A明治エンジニアリング株式会社、明治システム計測株式会社を吸収合併
  • 1996年8月愛知県名古屋市に物流センター開設
  • 1997年11月エンジニアリング事業本部にてISO9001認証取得
  • 1998年7月英国バーミンガム市に現地法人MEIJI UK LTD.(100%子会社)を資本金20万英ポンドで設立
  • 1999年3月新本社ビル完成

2000年代

  • 2002年3月本社ビルにてISO14001認証取得
  • 2005年10月上場ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所)に株式を上場
  • 2006年3月中国天津市に現地法人明治進和(天津)機電工程有限公司(進和株式会社との合弁会社)を資本金40万米ドルで設立(2016年9月清算)
  • 2007年3月新本社南館完成
  • 2007年8月M&A名電エンジニアリング株式会社(愛知県北名古屋市 資本金2,500万円)を子会社化(全株式の取得)
  • 2008年7月創業タイ王国バンコク市に現地法人Meiji Electric Industries(Thailand) Co.,Ltd.を資本金2,500万バーツで設立(2015年2月清算)
  • 2009年12月宮城県仙台市に仙台事務所開設(現東日本営業部)

2010年代

  • 2011年3月エンジニアリング事業本部にてISO14001認証取得
  • 2012年2月創業タイ王国バンコク市に現地法人Meiji(Thailand)Co.,Ltd.を資本金500万バーツで設立
  • 2012年3月創業中国上海市に現地法人明治電機商業(上海)有限公司を資本金50万米ドルで設立
  • 2012年4月創業愛知県名古屋市にエム・ディーマシナリー株式会社を資本金1,000万円で設立
  • 2013年12月東京証券取引所市場第二部に市場変更
  • 2014年11月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2017年4月ハンガリーブダペスト市にMEIJI UK LTD.Hungary Representative Office(ハンガリー駐在員事務所)開設
  • 2018年8月エンジニアリング事業本部 新社屋完成

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年8月豊田支店 新社屋完成
  • 2024年4月M&Aエム・ディーマシナリー株式会社を吸収合併
  • 2024年9月創業インドベンガルール市にMEIJIDENKI INDIA PRIVATE LIMITEDを資本金1,500万ルピーで設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで84,000百万円
  • 営業利益2027年3月期まで4,070百万円
  • 経常利益2027年3月期まで4,380百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2027年3月期まで3,060百万円
  • 自己資本利益率(ROE)中長期的まで10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業品質向上

    各地域における事業品質の向上を図り、商社機能を持つFAエンジニアリング企業として技術力を磨き、顧客満足度・期待度を向上させる。

  2. 02

    成長投資と収益力強化

    成長領域への人的投資、コアビジネスの強化と全エリアへの展開により、収益力の強化を進める。

  3. 03

    サステナビリティ推進

    事業を通じた社会課題への貢献とサステナビリティ経営を推進し、環境変化に応じた価値創造・提供を行う。

  4. 04

    資本コスト経営

    株主還元の充実とIR活動の強化により、資本コストを意識した経営を実践する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で709人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は666万円で、9期前と比べて+6.7%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は16.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月601
2018年3月625
2019年3月62439.215.9681
2020年3月62839.816.4707
2021年3月60340.416.8702
2022年3月60540.616.9698
2023年3月60540.917.1698
2024年3月63040.917.1709
2025年3月64941.217.0720458
2026年3月66641.216.8709522

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)58.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 1 / 海外 4、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
豊田支店 — 愛知県知立市2,185百万円
本社 — 名古屋市中村区725百万円
エンジニアリング事業本部 — 愛知県知立市560百万円
本社南館 — 名古屋市中村区280百万円
本社 — 米国イリノイ州234百万円
本社 — 愛知県北名古屋市184百万円
名古屋北営業所 — 愛知県江南市98百万円
本社 — 英国バーミンガム市4百万円
本社 — タイ王国バンコク市4百万円
本社 — 中国上海市2百万円
主な関係会社
  • 国内
    名電エンジニアリング株式会社
    愛知県北名古屋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MEIJI CORPORATION
    米国イリノイ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MEIJI UK LTD.
    英国バーミンガム市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Meiji(Thailand)Co.,Ltd. (注)
    タイ王国バンコク市 · 連結子会社
    議決権48.9%
  • 海外
    明治電機商業(上海)有限公司
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は764億円営業利益37億円前期と比べると減収増益で、売上が-2.9%、利益が+12.1%。

売上高
-2.9%
764億円
営業利益
+12.1%
37億円
純利益
+16.7%
28億円
営業利益率
4.8%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高840億円764億円
営業利益41億円37億円
純利益31億円28億円
1株あたり配当¥96¥96

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は143億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−9.5%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q23112
2024年1Q15831.94
2024年2Q18284.46
2024年3Q18473.85
2024年4Q2229
2025年2Q34282.36
2025年4Q445255.618
2026年2Q367164.413
2026年4Q397215.315
2027年1Q14300.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は438億円から764億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は4.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月438138
2014年3月464148
2015年3月5542315
2016年3月5872416
ハンガリーブダペスト市にMEIJI UK LTD.Hungary Representative Office(ハンガリー駐在員事務所)開設
2017年3月6032215
2018年3月6783021
2019年3月8304632
2020年3月8044128
2021年3月6392215
2022年3月6772418
2023年3月7093122
インドベンガルール市にMEIJIDENKI INDIA PRIVATE LIMITEDを資本金1,500万ルピーで設立
2024年3月7463324
2025年3月78733364.224
2026年3月76437414.828

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高764億円のうち、営業利益として残るのは37億円4.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は28億円、売上の3.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.8%640億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.4%87億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.8%37億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.6pt
4.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.2pt
3.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.2pt
7.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが84億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは77億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は148億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月11−1−21028
2014年3月10−4127
2015年3月80−2833
2016年3月8−1−6733
2017年3月8−3−5533
2018年3月−7−17−831
2019年3月23−9−91439
2020年3月310−213149
2021年3月35−9−72667
2022年3月11−75477
2023年3月−38−917−4749
2024年3月57−3−315473
2025年3月16−5−91179
2026年3月84−7−977148

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は571億円。このうち返さなくてよい自己資本が383億円で、自己資本比率は66.3%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月25113012151.7
2014年3月27213913350.9
2015年3月30915615350.6
2016年3月32216216050.2
2017年3月33317216151.6
2018年3月38019218850.6
2019年3月42921521449.9
2020年3月44723121651.4
2021年3月41724617158.4
2022年3月44727317460.7
2023年3月51429422056.8
2024年3月52133119062.9
2025年3月54234819463.4
2026年3月57138318866.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
148億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
290億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
43億円
在庫として抱えている分
負債合計
188億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中31位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中247位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.9%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.8%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
66.3%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.9%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.5%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,119で、1年前と比べて+5.7%過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。

¥2,119-1.9%1ヶ月+2.0%1年+5.7%時価総額271億円
過去52週の値幅
安値¥1,930高値¥2,516

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.5倍
PER (会社予想)8.8倍
PBR0.70倍
配当利回り4.53%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

AI分析は準備中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER9.8倍は業界平均17.4倍を大幅に下回り、PBR0.74倍も同平均1.19倍を下回る。配当利回り4.05%は同平均2.58%を上回るが、ROE7.87%は業界平均との比較は不明。直近の売上高は増収基調だが、純利益は横ばいで成長性に懸念。割安だが利益成長が見られない点は注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.5倍17.9倍
PER (予想)8.8倍
PBR0.70倍1.24倍
ROE7.9%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

この会社の先行きについて、追い風になる材料と重しになる材料をそれぞれ並べている。

プラスに働く材料4
  • 営業利益37億円計画2026年3月期影響

    営業利益前期比12%増の37億円、収益拡大

  • 純利益28億円で過去最高2026年3月期影響

    純利益前期比17%増、EPS向上で株主価値向上

  • 高配当利回り4.05%継続影響

    安定配当が投資家を魅了、利回り支持層

  • 低PBR改善期待継続影響

    PBR0.74倍と1倍割れ、株主還元策の可能性

マイナスに働く材料4
  • 売上高減少リスク2026年3月期影響

    売上高前期比2.9%減の764億円、減収が業績圧迫

  • 営業利益成長鈍化2026年3月期影響

    営業利益増加額4億円、伸び率12%に留まる

  • 業績予想未達リスク決算発表後影響

    減収計画に対し実際の業績が下振れる可能性

  • 同業競争激化継続影響

    卸売業界の競争環境悪化で価格競争の懸念

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり96で、前期から+50.0%いまの株価に対する利回りは4.53%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥96
1株あたり
配当利回り
4.53%
いまの株価に対して
配当性向
44.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4030.7
2018年3月5537.531.9
2019年3月8249.132.2
2020年3月72−12.232.1
2021年3月50−30.648.3
2022年3月47−6.036.0
2023年3月5210.631.5
2024年3月5811.533.6
2025年3月603.431.1
2026年3月9050.044.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥96

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,537人。区分でいちばん多いのは個人・その他55.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.1%を占め、残る59.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他56.957.855.856.957.055.1
金融機関20.118.820.419.619.524.6
事業法人19.118.518.416.316.415.6
外国法人3.32.84.25.15.03.1
証券会社0.62.11.22.12.01.6
自己株式5.00.50.50.40.20.1
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)14.22
02合同会社ワイコーポレーション9.56
03明治電機工業従業員持株会4.34
04株式会社三菱UFJ銀行3.60
05林 正弘2.83
06吉田 年章2.82
07三井住友信託銀行株式会社2.35
08安井 博子2.31
09森田 操1.96
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.61

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-25
    合同会社ワイコーポレーション
    変更報告
    10.12%
  • 2026-08-21
    合同会社ワイコーポレーション
    新規の大量保有報告
    10.12%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+229%、1株純資産は14期で+169%。直近期のROEは7.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月681,1046.47.824.9
2014年3月691,2096.07.831.9
2015年3月1311,36310.28.234.9
2016年3月1351,4109.88.336.8
2017年3月1331,5039.110.030.7
2018年3月1871,67911.89.231.9
2019年3月2751,86815.56.232.2
2020年3月2412,00212.45.732.1
2021年3月1322,1256.411.348.3
2022年3月1542,1456.96.736.0
2023年3月1732,3077.87.031.5
2024年3月1912,5777.88.233.6
2025年3月1912,7017.37.931.1
2026年3月2232,9717.99.044.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額226百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
杉脇弘基代表取締役社長6158,800
舟橋範代表取締役専務6690,000
諸戸慎也取締役558,000
渥美芳英取締役(監査等委員)5810,600
水尾衣里取締役(監査等委員)66
浅井清貴取締役(監査等委員)64
竹内裕美取締役(監査等委員)54

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)475991819348
取締役(社内)1171717
社外取締役316165

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,808字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社6社(MEIJI CORPORATION、MEIJI UK LTD.、名電エンジニアリング株式会社、明治電機商業(上海)有限公司、Meiji(Thailand) Co.,Ltd.、MEIJIDENKI INDIA PRIVATE LIMITED)及び関連会社2社(株式会社KYOTSU、株式会社アドバン・テック)で構成されており、当社の第1~第5営業本部、ソリューション事業本部、MEIJI CORPORATION及びMEIJI UK LTD.で、制御機器、産業機器、計測機器等の販売を、当社エンジニアリング事業本部で、産業機器として検査装置、生産支援システムなど自社開発製品の設計、製造等を、主な事業としております。 当社グループは単一セグメントのためセグメント情報を記載しておりませんので、品目別の主な取扱商品を次に記載しております。 品目別   主な取扱商品 制御機器   プログラマブルコントローラ・操作表示器・画像処理装置・センサー・リレー 産業機器   産業用ロボット・溶接機・受配電設備・空調設備機器・機械設備 計測機器   電子計測器・工業計器・現場測定器・記録装置・恒温槽 電源機器   安定化電源・無停電電源・電子負荷装置・特殊電源 実装機器   チップマウンター・リフロー炉・基板検査装置 当社グループは、上記の商品を、ユーザーの商品開発、生産技術、設備保全、購買などの部門に対し、単なる商社活動だけでなく、FAエンジニアリング力を駆使したシステム提案の形で営業活動を行い、販売に結び付けております。 商品は、仕入先メーカーの標準品が中心となっておりますが、自社内のエンジニアリング事業本部に加え、名電エンジニアリング株式会社、株式会社アドバン・テック及び豊富な外注先において、設計、製造を行い、個別ニーズに対応できる体制を整備しております。 また、特定分野については、必要とするソフトウェア開発を行う機能とともに、保守、修理等を行う機能も保有しており、ユーザーの幅広いニーズに応えるように努めております。 ① 国内営業体制について 当社では、第1~第5営業本部及びソリューション事業本部において、地域に根差した活動を行うとともに、新商材・新規顧客の開発を図るなど、商社の原点に立ち返った営業展開を行っております。また、分野別のメーカー代行型セールスエンジニア部門とシステム案件に対応する部門を有し、顧客へのソリューション提供並びにニーズに対応したシステムアップを行うことを目的に、活動をしております。 また、エンジニアリング事業本部では、個別ニーズに対応したシステム商品の設計、製造を行っており、顧客の生産現場における多種多様なニーズに、機敏に応えられる活動を行っております。 ② 取扱商品について 当社グループでは、日本を代表する数多くのFA機器メーカーと強固なパイプを持ち、多彩な有力商品の中から顧客が必要とするものを、ベストチョイスで提供できる環境を整えております。 中でも、オムロン株式会社、横河電機株式会社、シュナイダーエレクトリックホールディングス株式会社、パナソニックグループ各社、日置電機株式会社、CKD株式会社など、大手電気機器メーカーの代理店として、太い商流を確保しており、Quality、Cost、Deliveryに係る顧客ニーズを的確に満たせるよう努めております。 ③ 業務管理体制について 当社グループでは、物流のシステム化を、営業戦略と同レベルに位置付けて、積極的に推進してまいりました。倉庫を一ヶ所に集約し、倉庫業務品質の改善、在庫管理の徹底、関連コストの低減等を図っております。 また、注文を受けた翌日には商品をお届けする1-Day Deliveryの体制も構築し、顧客満足度の向上に努めております。 ④ 海外営業体制について 当社グループの海外営業は、海外進出した国内取引先の現地におけるニーズに応えることを主な目的としており、トヨタ自動車株式会社及び関連各社をはじめとする海外工場をターゲットに拠点展開を行い、現地の幅広いニーズに対し、きめ細かな対応を行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注) ※1 連結子会社 ※2 非連結子会社で持分法非適用会社 ※3 関連会社で持分法非適用会社
経営方針・対処すべき課題1,128字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は設立以来、「Supporting Industry Company」を標榜し、日本の《ものづくり》に対するお役立ち企業となるべく、事業展開してまいりました。 「信頼 すべては人から始まる お客様と共に 従業員と共に 社会と共に」を経営理念として掲げ、商社機能を持ったFAエンジニアリング企業として必要な技術力を磨き、顧客満足度と顧客期待度を向上させるよう努めております。 (2) 経営戦略等 当社グループでは、2024年度より新たに第11次中期経営計画(2024年度~2026年度)をスタートさせ、「エリアNo.1の存在価値のあるパートナーになる」をスローガンに、環境変化に応じた新たな価値創造、価値提供により、社会課題や顧客課題への解決に貢献してまいります。 (3) 目標とする経営指標 当社グループは、事業活動の成果を示す売上高、営業利益等を重要な経営指標と位置づけ、2027年3月期の目標を次のように設定しております。 売上高 (百万円)   営業利益 (百万円)   経常利益 (百万円)   親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 2027年3月期   84,000   4,070   4,380   3,060 また、自己資本利益率(ROE)については、中長期的に10%以上を目標水準としております。 (4) 経営環境 今後の見通しについては、米国の通商政策、中国経済の減速ならびに中東情勢などの地政学的リスクの動向に引き続き注視する必要がありますが、経済活動の正常化は徐々に進んでいくものと想定しております。国内において も、賃上げの継続や雇用環境の改善を背景とした個人消費の持ち直しが見られ、経済活動の回復が着実に進んでいくものと見込んでおります。当社グループの主要ユーザーである自動車関連企業においては、研究開発向けの投資 が回復し、底堅く推移していくものと見込んでおります。 (5) 事業上及び財務上の対処すべき課題 第11次中期経営計画における主要な戦略課題につきましては以下のとおりであります。 ① 事業品質向上 各地域における事業品質の向上 ② 成長投資と収益力強化 成長領域への人的投資、コアビジネスの強化と全エリアへの展開 ③ サステナビリティ推進 事業を通じた社会課題への貢献、サステナビリティ経営推進 ④ 資本コスト経営 株主還元の充実、IR活動の強化
事業等のリスク3,712字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 特定の取引先への依存度について ① 特定の販売先について 当社グループは制御機器、産業機器、計測機器等の販売の他、検査装置、生産支援システムなど自社開発製品の設計、製造等を主な事業としております。当社グループでは、これらの商・製品等の販売において自動車関連産業及びトヨタグループへの依存度が高くなっております。 したがいまして、当社グループの経営成績は自動車関連産業及びトヨタグループの設備投資動向に影響を受ける可能性があります。 こうした中、持続的な成長に向けて、エンジニアリング力の強化や新商材開発に注力することで、自動車関連産業における販売領域の拡大を図るとともに、電気・電子・半導体、工作機械・産業機械関連産業への販売拡大及びグローバルビジネスの拡大に取り組んでおります。 なお、最近5年間の当社の売上高における自動車関連産業並びにトヨタグループに対する売上高及び売上構成比は以下のとおりであります。 (単位:千円) 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 売上高   60,701,376   64,141,610   65,708,805   70,378,518   67,224,473 自動車関連産業に対する売上高   30,020,958   29,372,676   33,363,950   37,722,191   34,274,429 自動車関連産業に対する売上構成比   49.5%   45.8%   50.8%   53.6%   51.0% トヨタグループに対する売上高   29,160,947   29,936,629   31,796,159   34,994,788   31,035,063 トヨタグループに対する売上構成比   48.0%   46.7%   48.4%   49.7%   46.2% (注) 上記トヨタグループに対する売上高には、トヨタ自動車株式会社及びトヨタ自動車株式会社が定めるトヨタグループ17社への売上高に加え、トヨタ自動車株式会社及び当該グループ各社が出資している企業への売上高を含んでおります。 ② 特定の仕入先への依存度について 当社グループは前述のとおり制御機器、産業機器、計測機器等の販売の他、検査装置、生産支援システムなど自社開発製品の設計、製造等を主な事業とする、エンジニアリング機能を持った商社であります。現在、当社グループの仕入先は多岐にわたっておりますが、主要な仕入先であるオムロン株式会社からの仕入高の割合は比較的高くなっております。 したがいまして、当社グループの経営成績は、オムロン株式会社の経営方針及び販売政策、並びに販売政策変更による契約内容の変更等があった場合に影響を受ける可能性があります。 オムロン株式会社とは友好的かつ継続的な関係を維持する目的等により、代理店基本契約を締結しております。代理店基本契約には、契約商品、代理店表示、価格、返品、支払、商標、機密保持などの重要な項目が規定されております。代理店基本契約は原則1年毎の更新となっておりますが、契約上は当該契約の各条項に著しく違背した場合や、当該契約の円滑な履行が困難となった場合等に、何らの催告を要せず契約を全部又は一部を解除することができることとなっております。 (単位:千円) 仕入品目   2025年3月期   2026年3月期 金額   割合   金額   割合 オムロン株式会社   制御機器、各種電子部品等   10,092,602   15.5%   8,759,153   14.3% (2) 海外進出に潜在するリスクについて 当社グループの経営成績は、自動車関連産業の動向に影響を受ける傾向にありますが、その自動車関連産業は、グローバル化を積極的に推進しており、その対応が求められております。 当社ではこのような環境を踏まえ、取引先の海外生産の立ち上げや現地でのニーズに迅速に対応するため、米国、英国、中国、タイ王国に、子会社を設立しております。 当社における海外取引のほとんどはこれらの海外子会社への輸出取引であり、為替リスクを最小限にとどめるため原則として為替予約でカバーする努力を行っております。 また当社では取引先の海外進出が増加する中、海外子会社における取引拡大に止まらず、将来的には新たな拠点展開を含めて検討していく所存であります。 海外市場への進出には、為替リスクや国際金融など経済的リスク、戦争、テロ、疫病など政治的、社会的リスクなど、現時点では予測不可能なリスクが内在している可能性があり、これらの事象が発生した場合には経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、現地での動向について、海外拠点における情報網に加え、日本国内からの支援及び必要に応じて外部コンサルタントを活用した情報収集を図り、適切な対応を行うよう努めております。 (3) 物流業務の集約化におけるリスクについて 当社は、トータルロジスティックコスト及び在庫の削減、物流業務の改善に向けたインフラ整備等を目的に1996年から全社物流業務を物流センター(名古屋市)1拠点に集約化しておりますが、物流センター所在地域又は全国配送ネットワークに大規模な地震、風水害等の災害や事故が発生した場合、代替手段を持っていないため、顧客に 対する商品供給にリスクが生じ、一時的に当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 法的規制について 当社グループは主要事業である制御機器、産業機器、計測機器等の販売について、法的規制や行政指導は特にありませんが、産業機器及び計測機器の設置等については、建設業法に基づき、一般建設業許可及び特定建設業許可を受けております。一般建設業許可及び特定建設業許可については、5年毎にその更新を受けることとされており、現時点におきまして、これら免許の取消事由に該当する事実はないと認識しておりますが、今後何らかの要因により許可が取り消された場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、関係法令の改正情報を常に入手し対策を行うことで、法令遵守を徹底しております。 (5) 業績の変動について 当社グループの事業における大型設備案件は、年度末に完成、納入となる場合が比較的多く、また、主要顧客の多くが3月期決算の会社であり、その設備投資は期初には慎重に推移し、期末にかけて活発になる傾向があることから、当社グループの業績は上半期と比較し下半期の比重が高くなる傾向があります。 こうした傾向に対し当社グループでは、大型設備案件の納期管理を徹底し、計画どおりに完成、納入ができるよう努めております。 なお、最近2連結会計年度における四半期別の売上高及び営業利益の推移は下表のとおりであります。 2025年3月期 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   合計 売上高(千円)   15,148,374   19,024,821   18,882,924   25,616,686   78,672,806 構成比(%)   19.2   24.2   24.0   32.6   100.0 営業利益(千円)   45,417   783,508   731,044   1,734,992   3,294,963 2026年3月期 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   合計 売上高(千円)   16,878,135   19,867,042   17,072,073   22,542,754   76,360,006 構成比(%)   22.1   26.0   22.4   29.5   100.0 営業利益(千円)   535,922   1,109,861   541,220   1,483,106   3,670,109 (6) 地震や自然災害、感染症に関するリスク 当社は日本国内に主要な拠点を有しており、地震や台風、豪雨などの自然災害による設備損壊や生産停止のリスクがあります。また当社の事業は感染症の流行による影響も受けるリスクがあります。これらに対しては、仕入れ先や主要顧客との情報連携を強化し、その影響を軽減していくよう努力してまいりますが、想定を超えるような事態が発生する場合には、当社グループの財政状態や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,132字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が景気を下支えするものの、物価上昇による消費者心理の悪化が個人消費の回復を抑制し、全体としては緩やかな持ち直しで推移しました。 一方、世界経済においては、トランプ政権の関税政策を背景とした国際貿易の先行き不安や中国経済の減速などにより、不透明な局面が継続しました。さらに、イランを巡る中東情勢の緊張などの地政学的リスクが一層高まり、原油価格の上昇やエネルギーの安定供給に懸念が広がるなど、不確実性が残る状況となりました。 当社グループの主要ユーザーである自動車関連企業においては、電動化をはじめとする中長期的な構造変化を背景に関連投資が継続したものの、米国の関税政策の動向による輸出環境への警戒感から、業界全体として投資に慎重な動きが強まりました。 こうした中、当社グループにおいては、「エリアNo.1の存在価値のあるパートナーになる」をスローガンとした第11次中期経営計画(2024年度~2026年度)に基づき、事業品質向上、成長投資と収益力強化、サステナビリティ推進、資本コスト経営などの主要施策に取り組みました。 a.財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は44,025百万円となり、前連結会計年度末に比べ352百万円増加いたしました。これは主に棚卸資産が1,028百万円減少したこと及び営業債権が5,175百万円減少したものの、現金及び預金が6,874百万円増加したことによるものであります。固定資産は13,073百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,538百万円増加いたしました。これは主に無形固定資産が128百万円減少したものの、建設仮勘定が401百万円増加したこと、投資有価証券が1,425百万円増加したこと及び退職給付に係る資産が922百万円増加したことによるものであります。 この結果、総資産は、57,099百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,890百万円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は17,064百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,290百万円減少いたしました。これは主に未払消費税等が178百万円増加したこと及び前受金が142百万円増加したものの、営業債務が1,802百万円減少したことによるものであります。固定負債は1,708百万円となり、前連結会計年度末に比べ625百万円増加いたしました。これは主に繰延税金負債が676百万円増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は、18,772百万円となり、前連結会計年度末に比べ665百万円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は38,326百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,555百万円増加いたしました。これは主にその他有価証券評価差額金が956百万円増加したこと、退職給付に係る調整額累計が532百万円増加したこと、親会社株主に帰属する当期純利益2,844百万円及び剰余金の配当943百万円によるものであります。 この結果、自己資本比率は66.3%(前連結会計年度末は63.4%)となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高は76,360百万円(前年同期比2.9%減)、営業利益は3,670百万円(前年同期比11.4%増)、経常利益は4,090百万円(前年同期比13.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,844百万円(前年同期比16.8%増)となりました。 売上高の品目別内訳につきましては、次のとおりであります。なお、当社グループは主として制御機器、産業機器、計測機器等の販売を営んでおり、事業区分としては単一セグメントであるため、品目別に記載しております。 制御機器 制御機器は、当社グループの主力取扱商品で、主に自動車関連企業向けの販売が減少したことから、売上高は19,847百万円(前期比5.1%減)となりました。 産業機器 産業機器は、自動車関連企業向けの大型設備案件が増加し、売上高は31,824百万円(前年同期比3.5%増)となりました。 計測機器 計測機器は、自動車関連企業向けの販売が増加し、売上高は8,775百万円(前年同期比15.7%増)となりました。 電源機器 電源機器は、自動車関連企業向けの大型設備案件が減少し、売上高は3,319百万円(前年同期比46.6%減)となりました。 実装機器 実装機器は、自動車関連企業向けの大型設備案件が減少し、売上高は2,328百万円(前年同期比36.9%減)となりました。 その他 上記5品目以外においては、売上高は10,264百万円(前年同期比7.8%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ6,874百万円増加し、14,779百万円(前年同期比86.9%増)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は8,398百万円(前年同期比421.7%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益4,079百万円、売上債権の減少額5,200百万円、棚卸資産の減少額1,030百万円、減価償却費451百万円、前渡金の減少額131百万円及び未払消費税等の増加額215百万円があったこと等による資金増と、退職給付に係る資産の増加額166百万円、仕入債務の減少額1,824百万円及び法人税等の支払額1,164百万円があったこと等による資金減によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は681百万円(前年同期比43.4%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出668百万円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は942百万円(前年同期比5.6%増)となりました。これは主に、配当金の支払額942百万円があったこと等による資金減によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 当社グループは主として制御機器、産業機器、計測機器等の販売を営んでおり、事業区分としては単一セグメントであるためセグメント情報は記載しておりませんので、当連結会計年度における品目別実績を記載しております。 a.生産実績 産業機器のうち、一部において生産活動を行っております。当連結会計年度における生産実績を示すと、次のとおりであります。 品目別   生産高(千円)   前年同期比(%) 産業機器   5,845,350   97.0 合計   5,845,350   97.0 (注) 金額は、販売価格によっております。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績を示すと、次のとおりであります。 品目別   仕入高(千円)   前年同期比(%) 制御機器   16,876,319   96.1 産業機器   23,356,473   100.9 計測機器   7,741,799   109.7 電源機器   2,785,204   54.0 実装機器   1,963,771   59.2 その他   8,588,963   95.8 合計   61,312,531   94.0 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績を示すと、次のとおりであります。 品目別   販売高(千円)   前年同期比(%) 制御機器   19,847,936   94.9 産業機器   31,824,444   103.5 計測機器   8,775,645   115.7 電源機器   3,319,176   53.4 実装機器   2,328,176   63.1 その他   10,264,627   107.8 合計   76,360,006   97.1 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりで あります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 販売高(千円)    割合(%)    販売高(千円)    割合(%) 株式会社デンソー   11,950,393   15.2   11,220,099   14.7 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における売上高は76,360百万円(前年同期比2.9%減)、売上原価は63,971百万円(同4.3%減)、販売費及び一般管理費は8,718百万円(同2.6%増)、営業利益は3,670百万円(同11.4%増)、経常利益は4,090百万円(同13.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,844百万円(同16.8%増)となりました。 売上高は、半導体および物流関連の需要が底堅く推移した一方で、主要ユーザーである自動車業界の研究開発向け投資抑制の影響を受け、76,360百万円(同2.9%減)となりました。 売上原価は、設備案件における利益率の改善などにより、63,971百万円(同4.3%減)となりました。 販売費及び一般管理費は、ベースアップや海外を含めた人件費、福利厚生関連費用の増加により、8,718百万円(同2.6%増)となりました。 上記により、営業利益は3,670百万円(同11.4%増)となりました。 経常利益は、主に営業外収益として為替差益が発生した結果、4,090百万円(同13.7%増)となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、2,844百万円(同16.8%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、売上債権の回収サイクルと仕入債務の支払サイクルのギャップ及び営業活動上において必要な棚卸資産に対する支出のほか、人件費等の営業費用であります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。これらの必要な資金に関しては、自己資金又は金融機関からの短期借入により調達することを基本としております。 なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は14,779百万円となっております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。連結財務諸表の作成にあたって、期末日における資産・負債の報告金額及び資産・負債の開示、並びに報告期間における収益・費用の報告金額に影響を与えるような見積り・予測を必要としておりますが、結果として、このような見積りと実績が異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針については「第一部 企業情報 第5 経理の状況」の連結財務諸表の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、特に以下の重要な会計方針が連結財務諸表における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えております。 (退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産) 従業員退職給付費用及び債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づき算出されております。これらの前提条件には、割引率、発生した給付額、利息費用、年金資産の長期期待運用収益率、死亡率などの要素が含まれております。実際の結果がこれらの前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、その影響は累積され、将来の会計期間にわたって償却されるため、将来の退職給付費用に影響を及ぼす可能性があります。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産について、その回収可能性を考慮して、評価性引当額を計上しております。評価性引当額を計上する際には、将来の課税所得を合理的に見積っております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するので、その見積額が減少した場合は繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 ④経営方針、経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは売上高、営業利益等及び自己資本利益率(ROE)を重要な経営指標としており、2025年度(2026年3月期)の達成状況は以下のとおりです。 指標   2025年度(計画)   2025年度(実績)   2025年度(計画比) 売上高   82,500百万円   76,360百万円   6,140百万円減(7.4%減) 営業利益   3,730百万円   3,670百万円   60百万円減(1.6%減) 経常利益   3,990百万円   4,090百万円   100百万円増(2.5%増) 親会社株主に帰属する当期純利益   2,800百万円   2,844百万円   44百万円増(1.6%増) 売上高は計画比6,140百万円減(7.4%減)となりました。これは半導体および物流関連の需要が底堅く推移した一方で、自動車業界の研究開発向けの投資抑制の影響を受けたことによるものです。営業利益は、ベースアップや海外を含めた人件費、福利厚生関連費用が増加したことにより、計画比60百万円減(1.6%減)となりました。 営業外収益として主に為替差益が発生した結果、経常利益は計画比100百万円増(2.5%増)となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、計画比44百万円増(1.6%増)となりました。 自己資本利益率(ROE)は、2025年度は主に親会社株主に帰属する当期純利益が2,844百万円となったことから、7.9%となりました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。