本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

バリュエンスホールディングス

Valuence Holdings Inc.9270 · Growth · 卸売業

ブランド品・貴金属・骨董品の買取とオークション販売に強みを持つリユース業界の大手。国内8割が店頭買取で、海外展開も加速。

概要

バリュエンスホールディングスは、ブランド品・貴金属・宝石・骨董美術品の買取と販売を主力とするリユース企業である。持株会社としてグループ全体の経営を担い、子会社を通じて国内約8割を占める店頭買取に加え、宅配・出張・オンライン買取を展開。自社オークション「STAR BUYERS AUCTION」を中核に国内外の事業者へ販売し、2025年8月期の連結売上高は848億円、従業員数は1,124人。東京都港区に本社を置く。

買取から販売まで一貫するリユースの仕組み

当社グループの事業は「ブランド品、骨董・美術品等リユース事業」の単一セグメントで構成される。買取は主に一般消費者から行い、店頭買取が全体の約8割を占める。国内では買取ブランド「なんぼや」「BRAND CONCIER」、骨董品は「古美術八光堂」で対応。海外では「ALLU」ブランドで店頭買取を中心に展開する。買取した商品は、自社運営のオークションを通じて国内外のリユース事業者へ販売するほか、小売店舗「ALLU」やECサイトで一般消費者にも直接販売する。卸販売も行い、販路を複数持つことで商品特性に応じた最適な販売を実現している。

オークションプラットフォームが収益の約4割を占める

2025年8月期の売上高に占めるオークション販売の割合は約4割。主力の「STAR BUYERS AUCTION」は2020年3月にオンライン化され、海外からの参加が容易になった。ブランド品を中心に、時計やバッグのリペアサービスなどの付随サービスも提供し差別化を図る。加えて、ダイヤモンド特化の香港オークション、骨董美術品向け「THE EIGHT AUCTION」、一般消費者向け「ALLU AUCTION」も運営する。オークションでは自社仕入品に加え、パートナーからの委託商品も出品。SaaS型機能によりパートナー企業名義のオークション開催も可能で、プラットフォームの魅力向上と収益性向上を目指す。

国内と海外で異なる戦略の店舗展開

国内では2025年8月期末時点で買取店舗を全国各地に持ち、「なんぼや」「BRAND CONCIER」「古美術八光堂」のブランドで展開。小売ブランド「ALLU」は銀座・表参道・新宿・心斎橋に実店舗を構える。海外では連結子会社を通じて香港、アメリカ、ヨーロッパ、シンガポール、上海、UAEなどに進出。欧米ではなくアジア・中東地域へのパートナー店舗出店に注力し、2026年8月期には海外で年間10店舗以上の出店を計画する。国内でも年間10店舗程度の直営店出店を予定する一方、百貨店や金融機関とのアライアンスによる仕入も拡大している。

持株会社体制とグループ子会社の役割

2020年3月に持株会社体制へ移行し、バリュエンスホールディングス株式会社がグループ全体の戦略立案・マネジメントを担う。主要な連結子会社として、国内事業を統括するバリュエンスジャパン株式会社(買取・販売・不動産仲介・自動車販売)、システム開発を担うバリュエンステクノロジーズ株式会社、ベンチャー投資のバリュエンスベンチャーズ株式会社がある。海外子会社は Valuence International Limited を中心に各国で買取・販売を展開。2023年には自動車事業強化のため株式会社米自動車を子会社化するも、2025年7月に清算し、同事業の一部をバリュエンスジャパンに譲渡している。

業界の中での役割はリユース市場において、一般消費者からの買取と、自社オークションによる事業者向け販売を結ぶプラットフォーマー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
848億円
営業利益
15億円
営業利益率
1.8%
純利益
7億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01リユース事業(買取)主力

国内では「なんぼや」「BRAND CONCIER」でブランド品・貴金属・宝石を、「古美術八光堂」で骨董・美術品を買取。海外では「ALLU」を展開。高価格帯商品の取り扱いに注力し、店頭買取が中心。サービスとして宅配・出張・オンライン買取も提供。百貨店や金融機関とのアライアンスも実施。

買取の精度を高める独自の商品管理システム

主な製品・サービス4
店頭買取
店舗に商品を持ち込む買取方法。買取スタッフがその場で鑑定・査定し、即現金化。高級品の持ち込み需要に応える。
宅配買取
商品を宅配便で送る買取方法。遠方の顧客や来店が困難な顧客に対応する。
出張買取
自宅まで買取スタッフが出向く買取方法。顧客の利便性を高める。
オンライン買取
ビデオ通話を利用した買取方法。対面と同等の査定をオンラインで実現する。

02リユース事業(販売)主力

買取した商品は、自社オークション「STAR BUYERS AUCTION」を通じて国内外のパートナー事業者へ販売。オークション売上は全体の約4割。小売ブランド「ALLU」による一般消費者向け店舗・EC販売や、貴金属などの卸売りも行う。

主な製品・サービス4
STAR BUYERS AUCTION(SBA)
ブランド品を中心とした自社オンラインオークション。国内外から多数の事業者が参加し、売上の約4割を占める販売チャネル。
ALLU
ヴィンテージ・アンティーク中心の小売ブランド。銀座・表参道などに実店舗を持ち、自社EC「ALLU online store」も運営。
THE EIGHT AUCTION
骨董・美術品に特化したオークションを香港で開催。
卸販売
金やプラチナなどの貴金属、オークションや小売に適さない商品を専門業者に卸す。

03その他事業副次

リユース事業とシナジーが見込める自動車・不動産の売買仲介、車両整備など。また、リペア事業にも注力し、買取・販売の周辺サービスを拡充。

製品と技術

買取ブランド「なんぼや」「BRAND CONCIER」「古美術八光堂」

国内の買取は主に3つのブランドで展開する。「なんぼや」はブランド品、貴金属、宝石を中心に全国に店舗を持ち、2015年に改名して以来の中核ブランド。「BRAND CONCIER」は2014年に設立された予約制の買取専門店で、銀座に1号店を開設。「古美術八光堂」は2017年に子会社化した骨董品・美術品専門の買取ブランドで、2021年にバリュエンスジャパンに吸収合併された。これらの買取チャネルを通じて仕入れた商品は、主にオークションや小売で販売される。買取スタッフの査定能力は、過去データを蓄積した自社「商品管理システム」により標準化され、本部からのオンラインサポートも行う。

自社オークション「STAR BUYERS AUCTION」と「THE EIGHT AUCTION」

「STAR BUYERS AUCTION」はブランド品を主対象とする業者向けオークションで、2020年のオンライン化により国内外の参加者が増加。2025年8月期の売上高の約4割を占める主力販路である。入札だけでなく、落札後のフルフィルメントサービスやリペアサービスも提供。一方、「THE EIGHT AUCTION」は2018年に開始した骨董・美術品専門のオークション。さらに、ダイヤモンド特化の香港オークションや一般消費者向け「ALLU AUCTION」も運営する。これらの自社プラットフォームは、連結子会社バリュエンステクノロジーズが開発・管理しており、SaaS型機能で他社のオークション開催も可能にしている。

小売ブランド「ALLU」の実店舗とECサイト

「ALLU」はヴィンテージ品やアンティーク品を中心に扱う小売ブランドで、国内に銀座・表参道・新宿・心斎橋の5店舗を展開。ECサイト「ALLU online store」では商品の購入に加え、2023年7月に開始したCtoCプラットフォーム「ALLU Fashion Market」の機能を2025年3月に統合し、消費者間の売買も可能にした。海外向けには越境ECプラットフォーム「ALLU Global Online Store」やeBayなどを通じて販売。インバウンド顧客のリピーター化を図り、小売売上の拡大に注力している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • リユース事業(買取)買取の精度を高める独自の商品管理システム

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

ブランド品リユースで国内首位、海外低め

バリュエンスホールディングスは、ブランド品リユース市場において国内最大級の事業規模を有する。同業のリョーサン菱洋ホールディングスは電子部品商社であり、タビオは靴下専門商社と業態が異なるため直接の競合ではないが、リユース業界では他社との競争が激しい。2024年8月期は営業赤字(営業利益率-0.49%)となったが、2025年8月期は1.77%と改善し、収益回復基調にある。海外展開は限定的であり、内需依存度が高い。

強み

  • 国内ブランド品買取・販売で業界トップクラスのシェアを誇り、仕入・販売網が強み。
  • 実店舗、EC、オークション等多チャネルで顧客接点を確保し、在庫回転率を高めている。
  • 「バリュエンス」ブランドの認知度が高く、顧客からの信頼を得ている。
  • 買取価格査定や需要予測にデータ分析を活用し、適正在庫管理を実現。

課題

  • 2024年は営業赤字に陥るなど、収益が変動しやすく安定的な成長が課題。
  • 海外売上比率が低く、成長余地のある海外市場でのプレゼンス向上が必要。
  • ブランド品取扱いに伴う真贋判定の難しさと、偽造品流通リスクへの対策が不可欠。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がバリュエンスホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19932杉本商事302億円11.3倍
28006ユアサ・フナショク299億円11.9倍
37570橋本総業ホールディングス298億円9.7倍
48070東京産業284億円10.3倍
58007高島276億円22.3倍
69270バリュエンスホールディングス275億円10.0倍
78275フォーバル273億円17.3倍
83388明治電機工業271億円9.5倍
98041OUGホールディングス259億円4.7倍
107417南陽252億円10.0倍
118089ナイス245億円9.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

ブランド品買取専門の株式会社SOUとして2011年に創業

2011年12月、ブランド品、時計、貴金属、骨董品等の買取及び販売を目的として株式会社SOUが大阪市浪速区に設立された。資本金は5,000千円。創業当初からウェブマーケティングに注力し、集客力を強みに事業を拡大した。2012年4月には東京オフィスを港区南青山に開設し、関東エリアへの進出を開始。2013年4月には東京オフィス内に業者向けオークション「東京スターオークション(現 STAR BUYERS AUCTION)」の会場を設置し、自社オークション事業に参入した。

買取ブランド「なんぼや」への改名と小売ブランド「ALLU」の立ち上げ

2015年6月、買取ブランドを「NANBOYA」から「なんぼや」に改名し、親しみやすいネーミングで認知度向上を図った。同年9月には香港への販路拡大を目的に Star Buyers Limited(現 Valuence International Limited)を完全子会社化し、海外展開の基盤を構築。2016年10月には小売ブランド「ALLU」の1号店を東京都中央区にオープンし、ECサイトも開設。これにより買取だけでなく一般消費者への直接販売チャネルを獲得した。2017年2月には骨董品・美術品分野強化のため株式会社古美術八光堂を子会社化し、取扱品目を拡大した。

東京証券取引所マザーズに上場した2018年

2018年3月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。上場時の売上高は315億円(2018年8月期)に達していた。同年8月には骨董品・美術品に特化した業者向けオークション「THE EIGHT AUCTION」を開始し、オークションラインアップを強化。2019年9月から持株会社体制への移行準備を開始し、会社分割により事業を継承する子会社(後のバリュエンスジャパン株式会社)を設立。2019年11月には監査等委員会設置会社に移行し、ガバナンス体制を整備した。

持株会社体制へ移行し社名をバリュエンスホールディングスに変更

2020年3月、持株会社体制へ移行し、株式会社SOUからバリュエンスホールディングス株式会社に社名変更。同時に、完全子会社としてバリュエンスリアルエステート株式会社(不動産仲介)を設立した。同年3月には「STAR BUYERS AUCTION」をオンライン化し、コロナ禍でも事業を継続できる体制を構築。2020年9月には買取店舗網拡大のため株式会社NEO-STANDARDを子会社化。2021年3月にはベンチャー投資のためのバリュエンスベンチャーズ株式会社を設立し、グループ機能を拡充した。

三越伊勢丹との連携や自動車事業への進出

2021年10月、株式会社三越伊勢丹が提供する買取相談窓口「i’m green」における買取業務サポートを本格化し、百貨店チャネルを通じた仕入を拡大。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いグロース市場に移行した。2023年1月、自動車の取り扱い強化を目的に株式会社米自動車を子会社化。しかし2025年5月に自動車事業の一部をバリュエンスジャパンに譲渡し、同年7月に米自動車を清算。自動車事業は縮小する一方で、リユース本体の強化に注力している。

2024年8月期の営業赤字とその後の黒字転換

2024年8月期は、在庫評価損や減損損失の計上により営業損失4億円、親会社株主に帰属する当期純損失17億円と赤字に転落した。売上高は815億円と前期比7.1%増だったが、収益性が課題となった。2025年8月期は構造改革を進め、売上総利益率重視の仕入と効率的な販管費コントロールにより営業利益15億円、当期純利益7億円と黒字に回復。中期経営計画「To the Next Stage: For 2030 Revival Vision」の下、小売拡大や海外仕入拡大に投資を厳選する方針を示している。

年表29件を開く

2010年代

  • 2011年12月創業ブランド品、時計、貴金属、骨董品等の買取及び販売を目的とした株式会社SOUを設立(資本金5,000千円)し、本社を大阪府大阪市浪速区に置く
  • 2012年4月東京都港区南青山に東京オフィス開設
  • 2013年4月東京オフィス内にオークション会場を設置し、業者向けオークション「東京スターオークション(現 STAR BUYERS AUCTION)」を開始
  • 2014年12月M&A株式会社ブランドコンシェルを完全子会社として設立(2016年5月に当社が吸収合併)し、予約可能な買取専門店「BRAND CONCIER 銀座店」を1号店として東京都中央区にオープン
  • 2015年5月SFプロパティマネジメント合同会社(現 SFプロパティマネジメント株式会社)が 株式会社MKSコーポレーションより株式会社SOU(現 当社)株式を全株譲受
  • 2015年6月買取ブランド「NANBOYA」を「なんぼや」へ改名
  • 2015年9月M&A香港への販路拡大を目的に、Star Buyers Limited(現 Valuence International Limited)を 完全子会社化
  • 2016年10月小売ブランド「ALLU」の店舗を東京都中央区にオープン、同ブランドにてECサイト開設
  • 2017年2月M&A骨董品・美術品分野強化を目的に、株式会社古美術八光堂を完全子会社化(2021年9月にバリュエンスジャパン株式会社が吸収合併)
  • 2017年3月香港で開催するダイヤモンドに特化した業者向けオークションを開始
  • 2017年11月東京都港区港南に本社移転
  • 2018年3月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2018年8月骨董品・美術品分野の業者向けオークション「THE EIGHT AUCTION」を開始
  • 2019年9月創業持株会社体制への移行に伴い、会社分割により当社事業を継承する株式会社SOU分割準備会社を設立(2019年12月にバリュエンスジャパン株式会社に商号変更)
  • 2019年11月監査等委員会設置会社に移行
  • 2019年11月M&Aシステム開発事業のより一層の推進を目的に、完全子会社として株式会社SOU Technologies (現 バリュエンステクノロジーズ株式会社)を設立

2020年代

  • 2020年3月商号変更持株会社体制へと移行、社名を株式会社SOUからバリュエンスホールディングス株式会社に変更
  • 2020年3月M&A仲介を中心とした不動産事業を行うことを目的に、完全子会社としてバリュエンスリアルエステート 株式会社を設立(2022年6月にバリュエンスジャパン株式会社が吸収合併)
  • 2020年3月「STAR BUYERS AUCTI0N」をオンライン化
  • 2020年8月取締役会の任意の諮問機関として指名・報酬委員会を設置
  • 2020年9月M&A買取店舗網の拡大を目的に、株式会社NEO-STANDARDを完全子会社化(2021年3月にバリュエンスジャパン株式会社が吸収合併)
  • 2021年3月M&Aベンチャー企業等への投資・育成等を目的に、完全子会社としてバリュエンスベンチャーズ株式会社を設立
  • 2021年8月株式会社南葛SCの株式を取得し、持分法適用関連会社化
  • 2021年10月株式会社三越伊勢丹が提供する買取・引取ご相談窓口「i’m green」における買取業務サポートを 本格化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、マザーズ市場からグロース市場に移行
  • 2023年1月M&A自動車の取り扱い強化を目的に、株式会社米自動車を子会社化(2023年2月に完全子会社化)
  • 2023年2月東京都港区南青山に本社移転
  • 2025年3月M&ACtoCプラットフォーム「ALLU Fashion Market(2023年7月にサービス開始)」を ECサイト「ALLU online store」に機能統合
  • 2025年5月株式会社米自動車から自動車事業の一部をバリュエンスジャパン株式会社に譲渡(2025年7月に株式会社米自動車を清算)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 仕入高成長率2026年8月期まで10%程度
  • オークション委託比率2027年8月期まで40%以上
  • 海外店舗数2027年8月期末まで90店舗
  • 海外店舗数2030年8月期末まで150店舗
  • リペア件数2027年8月期まで5万件以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    効率的な仕入体制の構築

    新規出店に依存せず、出張・宅配・オンライン買取へのリソース配分最適化や他業種とのアライアンスにより仕入を拡大。海外はアジア・中東でパートナー店舗を中心に出店を加速し、WEBマーケティングも活用する。国内は年間10店舗程度の直営店出店、海外は年間10店舗以上の出店を計画。

  2. 02

    オークションプラットフォームの強化

    パートナー開拓、プラットフォーム最適化、リペア等付随サービス拡充、新決済導入により利便性向上と落札額拡大を図る。SaaS型機能提供やフルフィルメントサービスにより委託出品を促進し、2027年8月期のオークション委託比率40%以上を目指す。

  3. 03

    小売事業の拡大と顧客LTV向上

    買取・販売の循環による双方向関係を構築し、顧客LTVを向上。シームレス出品や越境ECサイト(2025年11月ローンチ)により販売機会を拡大。国内富裕層向け1to1施策やインバウンド顧客のリピーター化、ECと実店舗の相乗効果を追求。

  4. 04

    グローバル展開の加速

    買取はアジア・中東でパートナー店舗中心に出店(2027年8月期末90店舗、2030年8月期末150店舗目標)。販売はSBAパートナー開拓(年率10%程度)と越境ECサイトを通じた小規模事業者向け販売を強化。越境ECによりインバウンド顧客のリピーター化も図る。

  5. 05

    取扱領域の拡大とリペア事業の強化

    ブランド品とのシナジーが見込める自動車・不動産等の実物資産へ取扱を拡大し、顧客LTV向上。リペア事業では時計修理に加えバッグ修理も開始。大規模リペア専門チームにより高精度サービスを提供し、2027年8月期にリペア件数5万件以上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で1,124人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は574万円で、7期前と比べて+22.3%平均年齢は38.8歳、平均勤続年数は5.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年8月421
2019年8月46930.82.6471
2020年8月44030.72.8587
2021年8月60838.33.0873
2022年8月67334.43.0896
2023年8月66532.93.01,041
2024年8月66233.03.01,074−37
2025年8月57438.85.01,124133

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率22.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 7 / 海外 4、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都港区4,068百万円
ALLU GINZA (東京都中央区)他、4店舗1,228百万円
なんぼや銀座本店(東京都中央区)他、130店舗955百万円
本社 — 東京都港区653百万円
難波オフィス兼 古美術八光堂 大阪本店 — 大阪府大阪市 浪速区337百万円
Valuence AUTOMOTIVE YOKOHAMA — 神奈川県横浜市 中区336百万円
アートラウンジ — 東京都中央区229百万円
本社 — 東京都港区221百万円
物流倉庫 — 東京都品川区184百万円
本社 — フランス共和国136百万円
ほか10件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    バリュエンスジャパン 株式会社(注)3、4
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    バリュエンステクノロ ジーズ株式会社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    バリュエンスベンチャーズ株式会社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Valuence International Limited (注)4
    中華人民共和国 香港特別行政区 九龍尖沙咀 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Valuence International USA Limited
    アメリカ合衆国 ニューヨーク州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Valuence International Europe S.A.S.
    フランス共和国 パリ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Valuence International Singapore Pte. Ltd.
    シンガポール共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Valuence International UK Limited
    イギリス ロンドン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Valuence International Shanghai Co., Ltd.
    中華人民共和国 上海市閔行区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Valuence International MEA Trading L.L.C
    アラブ首長国連邦 ドバイ首長国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社南葛SC
    東京都葛飾区 · 持分法適用会社
    議決権33.5%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は848億円営業利益15億円前期と比べると増収で、売上が+4.0%。

売上高
+4.0%
848億円
営業利益
15億円
純利益
7億円
営業利益率
1.8%
前期比 +2.3%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高1,060億円848億円
営業利益55億円15億円
純利益30億円7億円
1株あたり配当¥45¥45

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は280億円、営業利益は17億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+27.3%、営業利益は+240.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q20184.04
2023年4Q2245
2024年1Q197−4−2.0−4
2024年2Q197−7−3.6−5
2024年3Q22052.32
2024年4Q20121.0−10
2025年2Q40871.73
2025年4Q44081.84
2026年2Q520366.923
2026年3Q280176.110

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2014年8月期からの12期で、売上は124億円から848億円へ6.8倍に増えた。直近期の営業利益率は1.8%。売上は11期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社ブランドコンシェルを完全子会社として設立(2016年5月に当社が吸収合併)し、予約可能な買取専門店「BRAND CONCIER 銀座店」を1号店として東京都中央区にオープン
2014年8月1243118
香港への販路拡大を目的に、Star Buyers Limited(現 Valuence International Limited)を 完全子会社化
2015年8月156107
小売ブランド「ALLU」の店舗を東京都中央区にオープン、同ブランドにてECサイト開設
2016年8月22041
骨董品・美術品分野強化を目的に、株式会社古美術八光堂を完全子会社化(2021年9月にバリュエンスジャパン株式会社が吸収合併)
2017年8月227116
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2018年8月3151812
持株会社体制への移行に伴い、会社分割により当社事業を継承する株式会社SOU分割準備会社を設立(2019年12月にバリュエンスジャパン株式会社に商号変更)
2019年8月3782315
仲介を中心とした不動産事業を行うことを目的に、完全子会社としてバリュエンスリアルエステート 株式会社を設立(2022年6月にバリュエンスジャパン株式会社が吸収合併)
2020年8月37963
ベンチャー企業等への投資・育成等を目的に、完全子会社としてバリュエンスベンチャーズ株式会社を設立
2021年8月525107
2022年8月6341810
自動車の取り扱い強化を目的に、株式会社米自動車を子会社化(2023年2月に完全子会社化)
2023年8月7612011
2024年8月815−4−8−0.5−17
CtoCプラットフォーム「ALLU Fashion Market(2023年7月にサービス開始)」を ECサイト「ALLU online store」に機能統合
2025年8月84815131.87

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高848億円のうち、営業利益として残るのは15億円1.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の0.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.9%635億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.5%199億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.8%15億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.5pt
1.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.6pt
0.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.7pt
9.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2025年8月期は営業CFが−6億円、投資CFが−30億円で、差し引きのフリーCFは−36億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は53億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2016年8月9−75224
2017年8月0−811−827
2018年8月4−67−233
2019年8月17−7−61037
2020年8月16−1111563
2021年8月20−1312783
2022年8月−17−1527−3278
2023年8月14−2517−1183
2024年8月2−215−1969
2025年8月−6−3019−3653

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2025年8月期の総資産は309億円。このうち返さなくてよい自己資本が77億円で、自己資本比率は23.8%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年8月47192840.5
2015年8月58233540.1
2016年8月76274935.5
2017年8月101336832.4
2018年8月123586547.3
2019年8月141677447.5
2020年8月154678743.8
2021年8月1877311438.0
2022年8月2327915332.4
2023年8月2778818930.7
2024年8月2666919824.5
2025年8月3097723323.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
53億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
49億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
233億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率16 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE284社中91位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中275位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.8%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.8%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
23.8%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.0%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,000で、1年前と比べて+113.5%過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。

¥2,000-5.3%1ヶ月+7.8%1年+113.5%時価総額275億円
過去52週の値幅
安値¥882高値¥2,791

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.0倍
PER (会社予想)8.8倍
PBR2.45倍
配当利回り2.25%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月20日に2149円と前日比+6.44%と上昇し、直近1ヶ月で+6.23%、1年では+111.81%と大幅高となっています。25日線(1979円)を約8.6%上回り、75日線(2215円)はやや下回るものの、200日線(1802円)からは約19%上と中長期トレンドは上昇を維持しています。52週高値2791円からは約23%下の水準ですが、上昇余地が意識されます。出来高も直近で6万株超とやや増加し、買い意欲が示されています。RSIは73.6と過熱気味で、短期的な調整に注意が必要です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが10.18倍と業界平均(17.44倍)を下回り、予想PERは9倍と一段の割安感。PBRは2.77倍と同平均(1.19倍)を上回り割高だが、ROE9.82%と収益性は良好。配当利回りは0.50%と同平均(2.48%)を大きく下回り、増配余地は限定的。業績は営業赤字からの回復途上で、利益成長が確認できればバリュエーション改善が期待。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.0倍17.9倍
PER (予想)8.8倍
PBR2.45倍1.24倍
ROE9.8%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績回復期待と財務不安の構図。強気派は2025年8月期の黒字転換予想、リユース市場の成長、株価低迷からの反発を重視。弱気派は過去の赤字要因(在庫評価損)が再発リスク、高いPBR2.77倍、PER10倍も割安と決めつけられない不安定性を指摘。

プラスに働く材料7
  • 黒字転換見込み

    2025/8期は営業利益1.77%と赤字脱出。

  • リユース市場拡大

    循環型社会で中古品需要は構造的に増加。

  • 株価上昇余地

    1年で139%上昇もPER10倍と依然割安。

  • ブランド品買取需要の回復2025年下期影響

    FY25/8営業利益計画15億円に対し、高級品需要回復で5億円上振れ可能性

  • 仕入チャネル拡大で粗利率改善継続影響

    オークション活用で粗利率が1%改善すれば営業利益約8億円増

  • 海外販路拡大で売上増2026年通年影響

    中国・東南アジア向け販売が20%増で売上高約10億円増加

  • 在庫回転率向上でキャッシュフロー改善FY2025/8影響

    在庫回転率が1回向上で運転資本約5億円削減、財務健全化

マイナスに働く材料7
  • 在庫リスク

    2024/8期赤字の原因は在庫評価損、再発懸念。

  • バリュエーション割高

    PBR2.77倍はリユース業界で割高。

  • 競争激化

    買取競争で粗利圧迫の可能性。

  • ブランド品価格下落で在庫評価損2025年Q3影響

    中古市場価格が10%下落すれば在庫評価損約10億円発生のリスク

  • 仕入競争激化で粗利率低下継続影響

    同業との買取競争で粗利率が2%低下で営業利益約16億円減少

  • 中国景気減速で海外販売不振2026年通年影響

    中国向け売上高が30%減で約6億円の減収

  • 為替変動で海外事業の利益圧迫継続影響

    円高で海外子会社の円換算利益が減少、影響は数億円

次の決算で確かめる点
在庫回転率
在庫評価損リスクを測る重要な指標。
営業利益率
黒字転換後も収益性改善の度合いを確認。
店舗数
成長の限界を見極める。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり45で、前期から66.7%いまの株価に対する利回りは2.25%。

年間配当
¥45
1株あたり
配当利回り
2.25%
いまの株価に対して
配当性向
18.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年8月3528.9
2020年8月25−28.661.5
2021年8月3540.0
2022年8月25−28.636.0
2023年8月3020.026.9
2025年8月10−66.718.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥45

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ2,862人。区分でいちばん多いのは事業法人54.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.1%を占め、残る43.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
事業法人56.155.455.455.055.054.3
個人・その他17.614.919.419.130.431.2
外国法人9.69.312.515.310.110.4
自己株式0.41.03.63.73.84.3
証券会社0.50.91.31.02.12.1
金融機関16.119.411.19.62.31.8
外国人個人0.20.20.30.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01SFプロパティマネジメント株式会社53.61
02嵜本 晋輔4.07
03嵜本 晃次3.26
04SIX SIS LTD.(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)3.16
05TAKUMI CAPITAL MANAGEMENT MASTER FUND LP (常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.58
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.75
07野村證券株式会社0.88
08BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.67
09MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.65
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 510499 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.59

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-01
    SFプロパティマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    52.91%
  • 2026-05-01
    SFプロパティマネジメント株式会社
    変更報告
    52.91%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で−85%、1株純資産は12期で+46%。直近期のROEは9.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年8月351384168.117.1
2015年8月14346733.620.0
2016年8月124832.720.0
2017年8月10258419.220.1
2018年8月10747727.428.926.5
2019年8月12052623.413.928.9
2020年8月245134.568.261.5
2021年8月5553910.555.0
2022年8月7458613.228.636.0
2023年8月8165613.130.226.9
2024年8月−132501
2025年8月525609.819.118.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/8期の役員報酬は総額289百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
嵜本晋輔代表取締役447,928,800
六車進取締役5552,100
佐藤慎一郎取締役5828,800
冨田光俊取締役4517,799
富山浩樹取締役49
夫馬賢治取締役46
平原依文取締役32
髙見健多取締役(常勤監査等委員)524,000
蒲地正英取締役(監査等委員)4515,240
後藤高志取締役(監査等委員)47
大村恵実取締役(監査等委員)50
小林美奈取締役(監査等委員)43

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41478323058
社外取締役745456
取締役(社内)1141414

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,619字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社(バリュエンスジャパン株式会社、バリュエンステクノロジーズ株式会社、バリュエンスベンチャーズ株式会社、Valuence International Limited、Valuence International USA Limited、Valuence International Europe S.A.S.、Valuence International Singapore Pte. Ltd.、Valuence International UK Limited、Valuence International Shanghai Co., Ltd.、Valuence International MEA Trading L.L.C)、持分法適用関連会社(株式会社南葛SC)で構成されており、ブランド品、貴金属、宝石、骨董・美術品などの買取・販売を主としたリユース事業を中心に展開しております。なお、当社は持株会社としてグループ全体の経営・マネジメント強化、戦略立案・策定を担っております。また、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。また、当社グループは「ブランド品、骨董・美術品等リユース事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 連結子会社及び持分法適用関連会社の主たる業務といたしましては以下のとおりであります。 <連結子会社> バリュエンスジャパン株式会社   ブランド品、貴金属、宝石、骨董・美術品等の買取・販売 不動産の仲介 新車・中古車の買取・販売・整備 バリュエンステクノロジーズ株式会社   アプリ・システム等の開発 バリュエンスベンチャーズ株式会社   ベンチャー企業に対する投資及び育成 Valuence International Limited、他海外子会社   海外におけるブランド品、貴金属、宝石、骨董・美術品等の買取・販売 <持分法適用関連会社> 株式会社南葛SC   スポーツチーム等の運営・管理 (1)ブランド品等の商品買取 当社グループの取扱商品は主に、ブランド品、貴金属、宝石などのリユース品及び骨董・美術品であり、国内及び海外において買取を行っております。国内における主な買取方法は店頭買取・宅配買取・出張買取・オンライン買取の4種類であり、海外においては店頭買取を中心に展開しております。 店頭買取は、商品を買い取る店舗(以下「買取店舗」という。)へ、お客様が売却したい商品をお持ちいただき、店頭で買取スタッフが鑑定・査定し、その場で買取を行います。国内においては「なんぼや」「BRAND CONCIER」で主にブランド品、貴金属、宝石等を買い取っており、「古美術八光堂」で主に骨董・美術品を買い取っております。また、海外においては商品を問わず「ALLU」で買取を行っております。 店頭買取のほか、お客様に売却希望商品をお送りいただく宅配買取、お客様のご自宅にお伺いする出張買取を展開しております。また、ビデオ通話を活用して買取スタッフが鑑定・査定を行うオンライン買取も展開しております。 当社グループは高価格帯の商品の取り扱いに注力しているため、お客様自身の手により直接店頭に持ち込みたいというニーズが強く、店頭買取が全体の約8割を占めております。一方で、宅配買取、出張買取、オンライン買取とサービスを拡充しており、外出ができない状況であっても商品を売却いただける仕組みを構築しております。また、商品仕入のほとんどが個人のお客様(一般消費者)からの買取によるものであり、集客は創業時より注力してきたWEBマーケティングを中心としております。 自社での買取以外にも、百貨店や金融機関など他業種とのアライアンスによる買取も行っております。百貨店とのアライアンスにおいては、お客様の接客等はアライアンス先の従業員に担当いただき、当社グループは鑑定・査定などの買取面でのサポートを行っております。また、アライアンス先からご紹介いただいたお客様のご自宅へ当社グループの買取スタッフがお伺いする出張買取も行っております。これにより、リユースサービスを普段利用することのない顧客層へのアプローチが可能となっております。 商品の買取にあたっては、これまでに買取した商品のデータや販売データを蓄積した自社システムである「商品管理システム」を参照することで、買取スタッフの査定能力の標準化を図っております。また、熟練のスタッフが本部からオンラインで店舗の買取スタッフをサポートする体制を構築しており、買取の精度向上に努めております。 (2)ブランド品等の商品販売 上記「(1)ブランド品等の商品買取」で買取した商品は主に、当社グループが運営しているオークションを通じて国内外のパートナー(オークションにおける取引先リユース事業者。以下同じ。)に販売しております。また、小売店舗及びECサイトを通じた一般消費者への小売販売も行っております。なお、一部商品においては卸販売も行っております。 (オークション販売) 当社グループは、自社オークションを通じて国内外のパートナーに対して販売を行っており、その売上高は2025年8月期の売上高の約4割を占めております。 「STAR BUYERS AUCTION(以下「SBA」という。)」は、主にブランド品を対象としたオークションであります。2020年3月にオンライン化したことにより、海外からの参加も容易になり、国内外を問わず多くのパートナーに参加いただくオークションとして成長しております。また、SBAで落札された商品の販売を当社グループで行うフルフィルメントサービスの提供、時計やバッグのリペアサービス等の付随サービスを拡充し、付加価値向上及び他社オークションとの差別化を図っております。 これに加えて、香港で開催するダイヤモンドに特化したオークションや、骨董・美術品を対象とするオークション「THE EIGHT AUCTION」も運営しております。また、一般消費者向けのオークションとして希少性の高い時計をメインに取り扱う「ALLU AUCTION」も開催しております。 これらの自社オークションにおいては、自社仕入商品以外に、パートナーの保有する商品も委託商品として出品しております。また、SBAサイト内ではパートナー企業名義でのオークション開催ができるSaaS型機能も提供しております。これらの取組により、オークション委託取扱高も拡大していくことでプラットフォームの魅力をより向上させるとともに、収益性向上も目指してまいります。 (店舗・ECサイトでの小売販売) 小売ブランド「ALLU」において一般消費者向けの販売を行っております。「ALLU」は流行にとらわれずに時代を越えて永く愛されているヴィンテージ商品、アンティーク商品を中心にラインナップし、国内では銀座・表参道・新宿と心斎橋(2店舗)に実店舗を構えるとともに、国内外においてECサイトも展開しております。国内では自社ECサイトである「ALLU online store」にて、商品の閲覧・購入だけでなく、利用者が所有する商品を安全に売買できるプラットフォームの運営を行っております。海外向けには、自社の越境ECプラットフォームである「ALLU Global Online Store」やeBay等の他社ECプラットフォームを活用した販売を行っており、国内店舗をご利用いただいたインバウンド顧客のリピーター化も図っております。 (その他の卸販売) 金やプラチナなどの貴金属や、自社オークション及び小売での販売に向かない商品は、これらを専門に取り扱う事業者へ卸販売を行っております。 (3)その他事業 上記に加え、当社グループの中心事業であるブランド品等とのシナジーが見込める自動車や不動産をはじめとする実物資産へと取り扱いを拡大し、顧客のLTV向上、リピーター化促進を図っております。また、リペア事業への注力など周辺サービスの拡充も進めており、持続可能な消費を促進しながらも、買取店舗や小売販売等のサービス利用からの顧客流入を図っております。 なお、自社サービスに係るプラットフォームについては、連結子会社であるバリュエンステクノロジーズ株式会社で自社開発を行っており、当社グループにとって最も効果的に運用できる体制を整えております。 これら事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題10,705字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1)経営方針 当社グループは、循環型社会における主要な取組の一つである「リユース」を事業の中核とする企業として、「Circular Design for the Earth and Us」をパーパスに掲げ、事業活動を通じた持続可能な社会への貢献を目指しております。更に、顧客やパートナーへの様々な選択肢提供により、当社グループが保有するモノのみならず顧客やパートナーが保有するモノの循環を促進することで新たな収益機会を創出すべく、2030年に「Circular Design Company」の実現を目指しております。 (2)経営環境 当社グループが属するリユース業界においては、フリマアプリの拡大・浸透をはじめとして市場が活性化しており、サステナビリティへの関心もあってリユースの注目度は更に高まっております。また、2024年のリユース市場規模は前年比4.5%増の3兆2,628億円となりました。また、2030年にはその市場規模は4兆円に到達すると見込まれております。(出所:株式会社リフォーム産業新聞社「リユース業界の市場規模推計2025(2024年版)」(2025年9月)) このような状況の中、一般消費者からの買取は依然として競争が激しく、販売面においても小規模なものも含めると数多くの事業者向けオークションが乱立しております。今後も、新規参入やM&Aなどによる企業再編の動きが加速するものと予想されます。 一方で、海外においては組織的にCtoBtoBのビジネスモデル(一般消費者から買取を行い、リユース事業者に販売するモデル)を展開する事業者は一部存在するものの、当社グループが最大規模で海外展開しているものと認識しております。また、世界のラグジュアリーリユース市場規模は2023年に361億ドルであり、2030年には500億ドル以上に拡大すると見込まれております(出所:BlueWeave Consulting)。国内よりも市場規模が大きいことに加え競合企業がまだ少ないことから、海外におけるリユース市場は国内以上に成長余地があると考えております。 上記の認識に基づき、当社グループは、オークションプラットフォームの機能拡充による付加価値向上・他社との差別化により利用を促進していくことに加え、小売販売の強化や不動産・自動車をはじめとした取扱領域の拡大など、当社グループと顧客とのエンゲージメントを高め長期的な関係を築くことで、継続的な収益を生むリカーリング型のビジネスモデルに注力してまいります。また、グローバル展開を加速していくことで、更なる成長を図ってまいります。 (3)経営戦略及び優先的に対処すべき事業上の課題 当社グループは、2027年8月期を最終年度とする3か年の中期経営計画「To the Next Stage: For 2030 Revival Vision」を2024年10月に公表いたしました。本中期経営計画においては、収益性向上に向け構造改革を進めるとともに、重点領域と定める小売拡大や海外仕入拡大に資する投資に厳選して対応することを基本方針とし事業拡大に努めてまいります。 また、本中期経営計画で設定している重点テーマ及びマテリアリティを解決すべく、仕入・オークション・小売・海外・領域拡大・サステナビリティの取組の6つを基本戦略として、2030年の「Circular Design Company」実現に向け、企業価値向上を目指してまいります。 [中期経営計画の概要] [中期経営計画の基本戦略] 事業戦略は次のとおりであります。 戦略1.仕入 これまでの積極的な出店やM&Aにより拡大した店舗網を基盤に、今後は効率化を重視し出店地域を厳選した出店戦略を進めてまいります。リピーター施策にも注力することでリピーター比率をより高め、効率的な国内店舗仕入の拡大を図ってまいります。 また、国内店舗仕入以外にも、リソース配分の最適化により出張買取・宅配買取・オンライン買取に注力するとともに、株式会社三越伊勢丹との取組「i’m green」や金融機関等からの顧客紹介など他業種とのアライアンスの取組により、新規出店に依存しない仕入体制の構築を目指してまいります。これに加えて、社員独立制度や、海外パートナー店舗と同形態となるパートナー制度の開始により、直営店出店以外の方法でも店舗拡大を計画しております。 海外においては、これまでの海外展開の経験を踏まえ、店舗出店コストや人件費の高い欧米ではなく、アジアや中東地域においてパートナー店舗を中心に出店を加速するとともに、国内で培ったWEBマーケティングのノウハウを海外でも最大限活用することで、海外における仕入拡大を図ってまいります。 2025年8月期においては、売上総利益率を重視するとともに1店舗あたりの効率を重視した仕入を継続いたしました。出店基準の見直しも進め、新たな出店基準に応じた店舗の出退店を行いました。また、提携社数の増加及びアライアンスによる仕入拡大に加え、特に東南アジア・中東地域での海外における仕入も拡大いたしました。 2026年8月期においては、効率的な店舗運営やリピーター施策等を継続し、収益性を重視しつつ、出店ペースを加速し、国内は年間10店舗程度の直営店舗の出店を予定しております。海外においては、パートナー店舗を中心に東南アジア・中東に注力し、年間10店舗以上の出店を計画しております。また、アライアンス等による店舗仕入以外の仕入ネットワークの強化を図ることで、グループ全体で恒常的な仕入高成長を目指し、2026年8月期は仕入高成長率10%程度を目指してまいります。 戦略2.オークション 当社グループ最大の強みであるオークションプラットフォームの更なる強化に向け、機能拡充を継続いたします。 パートナー開拓に引き続き注力するとともに、世界中から参加しやすいオークションとなるようプラットフォームの最適化を行うほか、リペアサービス等の付随サービス拡充により他社オークションとの差別化を図るなど、国内外パートナーの参加拡大に努めてまいります。また、パートナー向けに新たな決済手法の導入を行う等、パートナーのキャッシュフロー改善に資するサービス導入による利便性向上を図るとともに落札額拡大も企図した施策に取り組んでまいります。 オークション委託については、委託出品点数の増加に加え、STAR BUYERS AUCTION(以下「SBA」という。)サイト内でパートナー企業名義でのオークション開催ができるSaaS型機能の提供も貢献いたしました。引き続き利用企業の獲得に注力することにより、2027年8月期のオークション委託比率は40%以上を目指してまいります。 また、フルフィルメントサービスの提供によりプラットフォームの付加価値向上に引き続き注力いたします。フルフィルメントサービスは、パートナーがSBAで落札した商品を自動で当社グループのECサイトに出品でき、パートナー自身がリソースを割くことなく小売販売を行うことができるサービスであり、当社としては小売委託拡大や手数料収入拡大が期待できることから、収益性の向上につながる取組として推進してまいります。 2025年8月期においては、オークションプラットフォームの機能拡充を継続していること等により、オークション委託が順調に拡大し、2025年8月期のオークション委託比率は38.3%となりました。また、第3四半期連結会計期間よりオークション会員費・参加費の導入を行ったことにより手数料収入を拡大し、更なる収益性向上も図りました。 2026年8月期においても引き続き委託拡大と収益性改善に努めてまいります。また、2025年10月よりオークションパートナー向けに新たな決済サービスの導入を開始する等、パートナーのキャッシュフロー改善に資するサービス導入により利便性向上を図ることでオークションへの参加をさらに促進いたします。このように、落札額の拡大につなげる新たな取組も行いつつ、小売とのバランスを取りながら自社商品の出品も継続し、プラットフォームとしての魅力を向上させることで、SBAを世界でも唯一無二のオークションに成長させてまいります。 戦略3.小売 顧客との関係をこれまでの買取のみの一方通行のものから、買い取った上で販売もするという循環を描く双方向なものに変え、顧客のLTV向上を図ってまいります。 小売強化に向け、商品の特性に合わせて小売向けの商品の振り向けを積極的に行うことで、小売での販売機会を拡大いたします。オークション出品予定の商品についても、出品までのリードタイムを活用し、短期間に限定して当社グループのECサイトに掲載する施策(シームレス出品)を行うことで、在庫回転期間を長期化することなく小売での販売機会の拡大を図ってまいります。本施策により、当社グループのECサイトへの商品掲載数も増加するため、WEBマーケティングによる集客効果の最大化も期待できると考えております。 小売店舗については2024年10月にオープンしたALLU SHINJUKUを含む5店舗展開により、従来のリユース店舗と一線を画す店舗設計や商品ラインナップを意識し、他社との差別化を図りながら、国内顧客向け1to1施策等による国内富裕者層の取り込みや、インバウンド顧客へのアプローチを継続してまいります。当社グループのECサイトにおいては、店舗への商品取り寄せや来店顧客のリピーター化を促進するなど、リアルとオンラインの相乗効果を企図しております。また、国内のみならず海外拠点からの送客やインバウンド顧客の固定化による海外顧客の囲い込み、海外の小規模事業者向けのプラットフォームとしての位置付けの確立、業務効率化等による収益性向上と更なる認知拡大・売上高成長を企図し、2025年11月に越境ECサイトをローンチいたしました。これに加えて、店舗や当社グループのECサイトで購入された商品は当社グループのECサイト「ALLU online store」上に自動出品されるサービスを展開しており、販売後も当社プラットフォーム上に商品がストックされることで、ECサイト価値の向上に寄与するほか、商品が循環することで売買のたびに手数料収入を得られるモデルの実現を目指してまいります。 2025年8月期においては、シームレス出品によるEC強化や、ALLU SHINJUKUの出店による小売店舗網の拡大に努めました。また、国内顧客向け1to1施策による顧客のリピーター化や、国内ECサイトの統合によるECプラットフォーム強化に取り組みました。 2026年8月期においては、これらの取組に加えて自社での越境ECサイトの立ち上げによるグローバルでの小売拡大にも注力いたします。また、越境ECサイトを活用することで、資金面の兼ね合い等でSBAに参加できない小規模事業者等の事業者向けのプラットフォームとしても強化いたします。国内においては、引き続きシームレス出品やSBAパートナーからの委託出品によりECサイト価値向上と更なる取扱い拡大を計画しております。また、店舗においても既存の5店舗体制で展開し、インバウンド顧客に依存しない売上獲得の強化を目指し、国内顧客向け1to1施策等による売上高成長を目指してまいります。 戦略4.海外 海外においては、引き続き買取店舗の店舗網拡大により、仕入拡大に注力してまいります。2025年8月期末時点で日本を含む14か国に展開しておりますが、これまでの海外展開の経験を踏まえ、本中期経営計画においては店舗投資コストや人件費が低いアジア地域や、中東地域での展開に注力いたします。パートナー店舗を中心に出店を加速することで効率的に店舗網拡大を図るとともに、国内で培ったWEBマーケティングのノウハウを海外でも最大限活用することで、海外における仕入拡大を図ってまいります。2027年8月期末に90店舗、2030年8月期末に150店舗を目標に海外店舗を出店してまいります。 販売においては、富裕者層の多い地域を中心に、パートナーのオークション参加誘致に引き続き注力し、年率10%程度のペースでパートナー開拓を継続してまいります。また、越境ECサイトにて購入いただける小規模事業者の開拓も進めていくとともに越境ECサイトを活用した小売販売も強化することで、国内小売店舗に来店したインバウンド顧客のリピーター化も企図してまいります。 2025年8月期における買取店舗展開については、スクラップアンドビルドを進めパートナーによる出店を継続したことに加え、最適なリソース配分により1店舗あたりの仕入高が伸長いたしました。販売面では、米国関税措置の影響を一部受けたものの、SBAパートナーの拡大に努めるとともに、インバウンド顧客の取り込みによる小売売上高拡大に取り組みました。 2026年8月期においては、引き続きパートナー店舗を中心に東南アジア・中東での出店に注力することにより、国内店舗出店だけに依らない仕入拡大を計画しております。販売面では、SBAパートナー拡大に引き続き注力するほか、自社で越境ECサイトを立ち上げることにより、業務効率化等による収益性向上と海外顧客のリピーター化を図ってまいります。 戦略5.領域拡大 当社グループの中心事業である、ブランド品等の買取・販売とのシナジーが見込まれる周辺サービスの拡充としてリペア事業への注力なども進めており、持続可能な消費を促進しながら、サービス利用からの顧客流入を図ってまいります。 また、ブランド品等とのシナジーが見込める自動車や不動産をはじめとする実物資産へと取扱を拡大し、顧客のLTV向上、リピーター化促進も図ってまいります。 リペア事業においては、従来からサービス展開している時計修理に加え、バッグ修理のサービスも開始しております。業界の中でも大規模体制のリペア専門チームを社内で有しており、高精度かつ高品質なサービスを提供することにより、個人顧客との関係性構築に加え、SBAでの落札額向上やALLUでの販売額向上にも寄与しております。2025年8月期のリペア件数実績は約4.5万件であり、2027年8月期には5万件以上を目指しております。 自動車事業においては、なんぼや・ALLUからの送客による買取・販売を継続しつつ、整備事業及び「TWISTED(注)」事業を拡大させることにより、富裕者層との接点拡大及び既存事業とのシナジー創出に努めてまいります。TWISTED車両の国内での走行認可が下りたことから、2026年8月期より本格的に認知拡大施策及び販売を行う計画としております。また、2025年9月にはショールーム併設の認証整備工場を神奈川県横浜市に新設し、実車展示による販売促進及び整備能力向上による自動車事業拡大も企図しております。 不動産事業においては、自動車事業同様になんぼや・ALLUからの送客により既存リソースを活用した集客を行うとともに、顧客のライフステージに寄り添うことでLTV向上を企図しております。不動産仲介事業を中心に展開しており、仲介事業が順調に拡大してきたことから、2026年8月期より顧客の即金ニーズに応えた更なる利便性向上のため、不動産の買取販売も開始する計画としております。 (注)JAGUAR LAND ROVER LIMITED社のDEFENDER車両を独自に修復・カスタマイズした車両。 国内ではバリュエンスジャパン株式会社が独占販売を行う。 戦略6.サステナビリティ 当社グループの持続的な成長を支える取組として、事業とサステナビリティの更なる統合を図ってまいります。 社会的な課題であり当社グループのマテリアリティの一つでもある気候変動への取組をはじめ、人的資本への取組、取締役会の実効性向上・サステナビリティ経営体制の強化に向けた取組など、E・S・Gそれぞれにおいて施策を推し進めてまいります。 また、スポーツ事業についても、当社が設定した4つの重点テーマを横断して解決する重要な取組の1つであると認識しており、モノや思いをつなぐ新たな循環型経済圏をつくる非財務価値向上への取組として推進し、企業価値向上を図ってまいります。 詳細につきましては、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 (対処すべき課題) ① 仕入の効率化 当社グループは、創業時よりWEBマーケティングを中心に集客を行っております。一方で、競争環境の激化により顧客獲得コストが上昇していることから、CRM施策によるリピーター顧客の獲得や集客の効率化が必要であると認識しております。 今後もSEO対策をはじめとするWEBマーケティングを中心に、潜在顧客・顕在顧客の双方にアプローチしつつ、認知向上によって指名検索を増加させることによる顧客獲得単価の低減や、取扱領域の拡大など顧客とのエンゲージメント強化によるグループ内送客の体制構築と顧客のリピーター化により、効率的な集客を実現できるものと考えております。 また、店舗の繁閑に応じたリソース配分により効率的な店舗運営を行っていくことや、百貨店や金融機関など他業種とのアライアンスによる買取強化にも注力するなど、自社での買取以外の仕入も拡大することで、効率的な仕入成長を目指してまいります。加えて、国内で培ったノウハウを活かし海外でもWEBマーケティングを行うことやパートナーによる効率的な店舗網拡大により、海外仕入を拡大することにも取り組んでまいります。 ② 査定能力の標準化 リユース品は新品と異なり決まった価格が存在せず、相場も一定ではないことから、値付けが非常に難しいという特徴を持っております。当社グループにおいては、研修体制の整備や現場でのOJTを進めることで買取スタッフの能力向上に努めておりますが、これに加え、査定能力の標準化や真贋を判定するための仕組みの構築が重要であると認識しております。 そのため、社内システムの機能改善やデータベースの整備、本部による店舗サポート体制の強化を継続することで、更なる能力標準化と買取の効率化に努めてまいります。 ③ オークションプラットフォームの拡大 当社グループの主力販路であるSBAは、オンラインで開催しており、海外の事業者も数多く参加するグローバルなブランドリユースオークションプラットフォームとして規模を拡大しております。 今後も更に多くの国内外パートナーが参加するプラットフォームとして魅力を高めるとともに、プラットフォームの機能拡充を継続していくことで、GMV(流通取引総額)の拡大を図ってまいります。また、SBAサイト内でパートナー企業名義でのオークション開催ができるSaaS型機能の提供等による委託拡大や、パートナーが落札した商品の保管・小売販売までをワンストップで請け負うフルフィルメントサービスの構築、パートナー会員費・オークション参加費の導入により、更なる収益力向上を目指してまいります。 ④ 小売販売の強化 当社グループは当連結会計年度末現在、実店舗5店舗とECサイトにて、一般消費者に向けた小売販売を行っております。 今後は、toBの強みを活かしたシームレス出品(オークション出品までのリードタイムを活用しECサイトに商品を出品する施策)に加え、海外でのEC販売などグローバルも含めた小売強化に注力してまいります。小売販売の強化は、ビジネスモデルをリカーリング型に転換するための重要施策と位置付けております。顧客との接点を拡大し、買取をはじめとした当社グループサービスの利用につなげることでエンゲージメント強化を図るほか、小売の販売力強化によりフルフィルメントサービスにおける小売委託をより多く獲得できるようになり、パートナーとのエンゲージメント強化にも貢献すると考えております。 ⑤ 顧客とのエンゲージメント強化 当社グループの事業は、顧客からの買取がビジネスモデルの起点にあるため、より多くの顧客と接点を持つことが事業を拡大する上で重要と考えております。 今後は、買取のみならず、小売販売をはじめとするtoCサービスの拡大、不動産・自動車・リペア・スポーツ事業などの取扱領域の拡充やグループ内送客の体制強化などにより、顧客とのエンゲージメントを高めてまいります。これによりグループ全体で顧客との長期的な関係を築くことで、継続的な収益を生むリカーリング型のビジネスモデルへと転換していく方針です。 ⑥ グローバル展開の加速 当社グループは、香港をはじめ欧米、東南アジア、中東等に子会社を設け、現地におけるSBAパートナーの開拓と、買取店舗の展開を進めております。買取においては直営のみならず、パートナーとの協業による出店に注力し、当社グループとしてリスクを最小限にした店舗展開を行っております。国内リユース市場における競争が依然として激しい現状において、リユース市場が成長しており、かつ競合が比較的少ない海外へとビジネスを拡大していくことが重要であると認識しております。 国内で培ったWEBマーケティングのノウハウを海外でも活かすことにより、CtoBtoBのビジネスモデルのグローバル展開と、グローバルも含めた小売強化を行うことで、更なる規模拡大を図ってまいります。 ⑦ サステナビリティの取組強化 当社グループのメイン事業であるリユースは、循環型社会における重要な取組の一つであり、リユース事業をグローバルに展開していくことが、持続可能な社会の実現、ひいては当社グループの持続的な成長につながると考えております。TCFD提言に基づく情報開示をはじめ、リユースによる環境フットプリントの削減貢献量を可視化したResale Impactの事業ブランドへの展開や、カーボンニュートラル達成に向けた国際的イニシアチブの認証取得などの取組を行っております。 また、コーポレート・ガバナンスの実践・強化により経営の透明性・公正性・迅速性の維持・向上を図り、全てのステークホルダーとの対話を通じて、持続的な成長と中長期的な企業価値及び株主価値の向上に取り組んでおります。 今後も循環型社会の実現を牽引する存在として、環境や社会、ガバナンスに配慮した取組を積極的に行っていくことで、持続的な社会の実現と企業価値向上を目指してまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 2027年8月期を最終年度とする3か年の中期経営計画「To the Next Stage: For 2030 Revival Vision」の戦略におけるKPIとその目標値は以下のとおりであります。 <中期経営計画におけるKPI及び目標値> 戦略1.仕入   2025年8月期実績   2027年8月期目標 なんぼや以外(海外含む)の仕入高比率   18.4%   25%以上 国内買取店舗数(なんぼや・古美術八光堂・BRAND CONCIER)   139店舗   240店舗 (注)1 買取顧客リピーター比率 (注)2   49.3%   50%以上 戦略2.オークション   2025年8月期実績   2027年8月期目標 オークション委託比率   38.3%   40%以上 戦略3.小売   2025年8月期実績   2027年8月期目標 小売売上高比率   20.6%   25%以上 戦略4.海外   2025年8月期実績   2027年8月期目標 海外買取店舗数   49店舗   90店舗 (注)3 海外仕入高成長率   ―   CAGR 25%以上 海外パートナー数増加率   31.7%   年率10%以上 戦略5.領域拡大   2025年8月期実績   2027年8月期目標 リペアサービス提供件数   約4.5万件   5万件以上 (注)1.国内買取店舗数の目標値につきましては、2030年8月期の出店店舗数であります。 2.2回目以降買取成立顧客ユニークユーザー数÷買取成立顧客ユニークユーザー数 3.2030年8月期の海外買取店舗数の目標値は150店舗であります。 仕入においては、アライアンスや海外の仕入が好調に推移したことにより、国内店舗展開だけに依らない仕入拡大も当社グループ全体の仕入高成長に貢献しております。 オークションにおいては、オークションプラットフォームとしての認知度向上や委託出品点数の増加に加え、SaaS型機能の貢献等により、オークション委託比率が好調に拡大しております。 小売においては、売上総利益率重視の仕入を行いながら小売へ鮮度の高い商品振り向けが実現できていることやシームレス出品の施策が奏功していることに加え、小売販売力の向上により店舗・ECそれぞれで売上高が好調に拡大しており、小売売上高比率も堅調に推移しております。 海外においては、事業運営の効率を重視し、欧米の直営店舗は閉店した一方、東南アジアや中東等においてはパートナー店舗を中心に出店を継続しております。最適なリソース配分により1店舗あたりの仕入高を着実に伸ばすとともに、店舗展開も加速することで海外の仕入高成長も目指してまいります。 領域拡大においても、リペアサービス提供件数を拡大することで事業者や一般消費者向けのリペアサービスの提供のみならず、自社オークションやALLUにおいて販売する商品の価値も向上させることができるため、販売額の拡大にも貢献しております。また、自動車や不動産などのブランド品以外の事業領域拡大への取組にも引き続き努めてまいります。 詳細は、当社コーポレートサイト(https://www.valuence.inc/ir/investor/plan/)をご覧ください。
事業等のリスク7,660字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、当社グループの事業又は本株式の投資に関するリスクを全て網羅するものではありません。 (1)仕入体制について ① リユース品の仕入について 当社グループの事業において、リユース品の買取仕入は収益確保における基盤となっております。しかしながら、リユース品の買取仕入は新品と異なり、お客様の売却希望商品の持込数に依存することから、仕入量の調節が難しいという環境にあります。そのため、より安定した買取仕入を行うべく、WEBマーケティングの強化に加え、カスタマーサポートの充実や、電話やSNSを活用した事前査定を実施することで当社グループの買取店舗への誘導を図っております。また、宅配買取、出張買取、オンライン買取に加えアライアンスや海外での買取も実施し、仕入体制の強化に努めております。 しかしながら、今後における景気動向の変化、競合の買取業者の増加、顧客マインドの変化、宝石・貴金属等における相場変動等によって、質・量ともに安定的なリユース品の確保が困難となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 仕入担当者(買取スタッフ)について リユース品の仕入金額については、金やプラチナ等の相場がある場合を除き、あらかじめ価格が決まっているものはありません。また、ブランドの人気の移り変わりや近年におけるリユース品流通量の増大により、当社グループのリユース品仕入においては、商品の真贋チェック(当社グループの規定に準ずるか否かのチェック。以下同じ。)を行い、その時々の状況に合わせた適正な買取価格を提示できる買取スタッフの存在が欠かせません。従って、専門知識と経験を持ち合わせた買取スタッフの人員確保は、当社の重要な経営課題であると認識しております。 以上により、買取スタッフの人員確保が計画どおり進まない場合、当社グループのリユース品買取仕入活動及び買取店舗の出店計画は制約を受けるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ コピー商品の買取リスクについて バッグや時計といったブランド品については、一部ブランドに対するコピー商品の流通が広範囲にわたっており、社会的な問題となっております。当社グループにおいては、日頃から各買取スタッフの真贋チェック能力を養うことにより、コピー商品の買取防止に努めております。また、お客様(リユース事業者及び一般消費者)に安心して商品をお買い求めいただくために、販売前にも再度入念な真贋チェックを行っており、誤って仕入れたコピー商品については、全て返品もしくは廃棄処理を行い、コピー商品の販売防止に努めております。また、必要に応じて、社外に真贋チェックを依頼しております。 しかしながら、各ブランドの正規店からの仕入ではなく二次流通にて一般消費者から商品を仕入れるという特性上、常にコピー商品の買取・販売のリスクを含んでおり、当該トラブルの発生及びこれに伴う信頼低下により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 盗品の買取リスクについて 買い取った商品が盗品であると発覚した場合、民法の規定では2年以内、古物営業法に関する規定では民法の認める場合に加えて古物商が公の市場より仕入れてから1年以内であればこれを無償で被害者に回復することとされております。当社グループにおいては、少しでも盗品と疑わしい商品については買取を控え、警察当局とも密に連携を図る等、盗品の流通を阻止すべく体制を整えております。 また、古物営業法及び民法遵守の観点から、古物台帳(商品の買取記録を詳細に記載した台帳)を業務システムと連携させることで、盗品買取が発覚した場合には適時適切に警察当局の捜査に協力し、盗品を被害者へ無償返還できる体制を整えております。 しかしながら、事業特性上、盗品の買取を完全に防止することは困難であり、買取した盗品の返還による損失発生や、当該トラブル発生に起因した信頼低下等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)店舗・事業所展開、運営について ① 今後の店舗出店について 当社グループは、国内外に買取店舗を展開することにより、買取仕入量を確保しております。また、海外においては、協業事業者(以下「パートナー」という。)による出店も行っております。 当社グループの更なる成長へ向けて仕入力の強化が必須でありますが、今後の買取店舗や海外パートナーによる買取店舗の出店が計画どおりに進まなかった場合、リユース商品の仕入が計画を下回り、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 当社グループの営業エリアについて 当社グループは、取扱商品におけるマーケット規模が大きい三大都市圏の中心である東京特別区、大阪市、名古屋市及びその周辺に買取店舗が多く存在しております。これらのことから、三大都市圏及びその周辺に影響を与える大規模災害の発生等により事業設備の損壊、各種インフラの供給制限等の不測の事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 店舗の賃貸借契約について 当社グループが展開する買取店舗及び小売店舗は賃貸借契約を締結していることから、何らかの理由により契約が更新できない場合、また、契約更新時などに賃料が上昇した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 減損会計の適用について 当社グループは、買取店舗及び小売店舗を展開しておりますが、事業環境の変化等により各店舗の収益性が低下した場合、減損会計の適用に伴う損失処理が発生する可能性があります。当社としては、減損処理が発生しないよう各店舗の収益管理を徹底し、収益性が低下している店舗に対しては対策を講じておりますが、不採算店舗の増加により短期間に店舗閉鎖する事態が集中的に発生した場合には、多額の減損損失の発生により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)外部環境の変化による影響について ① 外部環境の変化に伴う業績変動について 当社グループは、ブランド品、貴金属、宝石などのリユース品が主な取扱商材となっており、そのほか、骨董・美術品等も取り扱っており、特定の商品に依存しない安定した販売体制を構築しております。また、今後の更なる収益拡大に向け、不動産、自動車等の取扱商品ジャンルを拡大し、世界中で共通の価値がある実物資産を幅広く取り扱っております。 しかしながら、取扱商材によっては流行の変化に伴う経済的陳腐化や、為替・株式市況等の乱高下、国際的な貿易紛争や保護主義による各国関税の引き上げ、その他非関税障壁の導入、景況感の急激な変化、地金相場及び時計相場の変動等により、販売動向が大きく左右されるものが存在しております。これにより、計画どおり仕入・販売ができない場合、売上高に影響を及ぼす可能性があります。また、自社オークションを始めとする複数の販路を有しており、各相場動向を見ながら販路選択を行い、在庫回転期間を長期化させることなく販売することが可能ですが、計画どおりの売上総利益率が確保できず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 自然災害等による影響について 当社グループは、買取店舗及び小売店舗を展開しており、大地震、大型台風、洪水等をはじめとする自然災害や火災、感染症の拡大といった事象に備え、対応体制の整備、設備対応、社員への教育・啓発、定期訓練を実施しております。また、海外拠点においても事業継続計画(BCP)の強化に取り組んでおります。しかしながら、これらの対策を講じていても、地震・台風等の大規模自然災害や流行性感染症の発生により、営業継続に支障をきたす懸念があり、その回復・復旧に要するコスト負担等によって当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 為替相場の変動に伴う売上の減少及び利益率の悪化について 当社グループは、買取った商品を自社開催のオークションを通じて国内外のリユース事業者へ販売しております。オークション参加事業者の中には海外事業者も多く含まれており、落札価格に為替の影響が加味されるため、円安時は海外からの入札が増え落札額が上昇しやすく、円高時は落札額が抑えられる傾向にあります。 この傾向は、様々な国や地域からのオークション参加事業者が増えることで軽減されると考えておりますが、為替変動のタイミングとその時のオークション参加事業者の国別割合によって、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、小売店舗売上高の多くがインバウンド(訪日外国人観光客)によることから、急激に円高が進行するなどの要因により、インバウンド需要が冷え込んだ場合、小売店舗売上高が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 競合の激化について 当社グループが属するリユース業界においては、商品の買取店舗や小売店舗において同業他社との競合が生じております。当社グループにおいては、マーケティングの強化、利便性の高い立地への出店、店舗におけるサービスクオリティーの向上、継続的な人材教育により、競争力の向上及び競合他社との差別化を図っております。 しかしながら、今後新規参入企業により一層の競合激化が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 有利子負債への依存度について 当社グループは、運転資金の多くを金融機関からの借入金等に依存しているため、金融情勢の変化などにより計画どおり資金調達ができない場合には、事業展開等に影響を及ぼす可能性があります。なお、2025年8月期末時点の有利子負債(リース債務含む)は18,502百万円(有利子負債比率(注)251.3%)であります。また、今後は小売販売も強化してまいりますが、小売販売の割合が高まることに伴い、有利子負債の比率が上昇する可能性があります。当社グループは、複数の金融機関との間で総額11,000百万円のコミットメントライン契約を締結することで、十分な資金の流動性を確保しております。加えて、安定的な外部資金調達能力の維持向上は当社グループの重要な経営課題と認識しており、主要な金融機関との良好な取引関係を維持しております。なお、金利の上昇等により資金調達コストが増大した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)法的規制について ① 古物営業法に関する規制について 当社グループは、古物営業法に係る法的規制を受けており、古物営業の許可を都道府県公安委員会より受けております。古物営業の許可には有効期限は定められておりませんが、古物営業法又は古物営業に関する他の法令に違反した場合、盗品等の売買等の防止もしくは盗品等の速やかな発見が著しく阻害される恐れがあると認められる場合には、公安委員会は古物営業法第24条に基づき営業の停止もしくは許可の取消しを行うことができるとされております。 当社グループは、古物商の許可を受けて古物の売買を行っており、古物市場主の許可を受け、かつ競り売りの届出を行い古物商間及び海外事業者との古物の売買をしております。また、同法及び関連法令に関する社内教育を徹底し、同法及び関連法令に定められている買取依頼者の本人確認、古物台帳の管理の徹底等、同法及び関連法令を遵守した営業活動を行っており、事業継続に支障をきたす事象発生は無いものと認識しております。 しかしながら、今後、同法及び関連法令に抵触するような事象が発生し、許可の取消し等が行われた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 個人情報の管理について 当社グループでは、店舗業務や販売促進等において、顧客の住所、氏名、職業、年齢、クレジットカード情報等を取り扱っており、これら個人情報も帳簿等に記載又は電磁的方法により記録し、管理しております。このため、当社グループにおいては個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備し、プライバシーマークを取得する他、社内規程等ルールの整備、社内管理体制の強化、社員教育の徹底、情報システムのセキュリティ強化等により、個人情報保護マネジメント機能の向上を図り、「個人情報の保護に関する法律」の遵守、個人情報の漏洩防止に努めております。また、海外におけるEU一般データ保護規則(GDPR)、カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)、シンガポール個人情報保護法(PDPA)等の法規則にも対応できるよう整備しております。 しかしながら、個人情報の漏洩が発生した場合、社会的信用の失墜、事後対応による多額の費用発生等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 犯罪による収益の移転防止に関する法律について 当社グループの事業は「犯罪による収益の移転防止に関する法律」が適用されます。当社グループが同法及び関連法令の遵守を怠ったことにより、行政庁による指導、勧告及び罰則を受けた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)情報セキュリティについて 当社グループは、店舗運営、オンライン取引、顧客管理、販売促進等の事業活動において、顧客の住所、氏名、職業、年齢、クレジットカード情報等の個人情報をはじめ、取引先情報や社内機密情報など多様なデータを取り扱っております。これらの情報は当社の事業運営および社会的信頼の根幹を成すものであり、その適切な保護は極めて重要な経営課題と認識しております。 当社グループでは、情報セキュリティ対策の実効性を確保するため、社内規程の整備、アクセス権限管理の徹底、暗号化通信の採用、クラウド環境の多層防御、定期的な脆弱性診断の実施等を通じて、紛失、破壊、改ざん及び漏洩等のリスクの未然防止に努めております。さらに、個人情報保護法及び各国で整備が進むデータ保護関連法規制への対応を継続的に強化しております。 しかしながら、こうした対策にもかかわらず、マルウェアやランサムウェア等による攻撃、不正アクセス、従業員や委託先の管理不備、システム障害などの予測困難な事象が発生する可能性があります。これにより、個人情報や機密情報が漏洩した場合、損害賠償義務の発生、企業イメージの低下、営業活動の停止などが生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループはこのようなリスクを低減するため、サイバーセキュリティに関する法令・ガイドラインを遵守し、サイバー攻撃検知・監視体制の強化、インシデント対応訓練、バックアップ体制の整備等を実施しております。 今後もPDCAサイクルに基づく情報セキュリティ及びサイバーリスク管理体制の維持・強化に取り組み、企業価値及び顧客エンゲージメントの持続的向上を図ってまいります。 (6)海外の事業展開について 当社グループでは、事業拡大を図るため海外展開を進めております。各国の景気変動、政治的・社会的混乱、法規制等の変更、大幅な為替変動などが発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、海外での買取店舗展開においてパートナー店舗についても当社グループの屋号を使用して店舗運営を行うため、各国パートナーの店舗運営に関してネガティブな情報や風評等が流れた場合には、ブランドイメージの低下を招くことにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)特定人物への依存について 当社の創業者であり、代表取締役である嵜本晋輔は、当社グループの事業を推進するに当たり、経営方針及び経営戦略・事業戦略の決定をはじめ、その事業推進及び新規事業の立案に至るまで重要な役割を担っております。当社グループでは、特定の人物に依存しない体制を構築すべく組織体制の強化を図り、内部での人材育成を積極的に進め、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により同氏に不測の事態が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)株式価値の希薄化について 当社グループでは、事業規模の拡大に伴い、増資を中心とした資金調達を機動的に実施していく可能性があります。その場合には、当社の発行済株式数が増加することにより、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。 加えて、当社は、当社グループの取締役及び従業員に対するインセンティブを目的として新株予約権及び譲渡制限付株式を付与しております。今後もこれらの制度の活用を検討しておりますが、新株予約権が行使された場合、また、譲渡制限付株式を付与した場合には、当社の1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。 なお、新株予約権の詳細については、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。 (9)企業買収及び新規投資、新規事業に係るリスクについて 当社グループでは、今後の事業領域の拡大又は必要な機能の取得・拡充のため、企業買収をその選択肢の一つとしております。企業買収の実施に当たっては、対象会社の財務内容や契約関係等についてデューデリジェンスを行い、取得価額の妥当性やリスク等について十分に検討した上で決定しておりますが、買収後の事業環境や競合状況の変化等により当初想定したとおりに事業計画が進まない場合は、対象会社の株式取得価額やのれんの減損が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、新規投資や新規事業を開始するにあたっては、案件妥当性の判断に用いるハードルレートは当社で算出したWACCを上回る水準に設定するなど、リスクの回避に努めるとともに、資本コストを意識した経営に努めております。事業や契約の内容について社外専門家の調査等も踏まえ高度で多面的なリスクの検証を行い、経営執行会議や取締役会での議論を重ねた上で決定しておりますが、経営環境の著しい悪化等により当初想定したとおりに事業計画が進まない場合は、減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (注)有利子負債比率は、短期借入金、1年内償還予定の社債、1年内返済予定の長期借入金、社債、長期借入金及びリース債務の合計額を純資産合計から新株予約権を控除した額で除して算出しております。
経営成績の分析 (MD&A)12,410字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 なお、当社は「ブランド品、骨董・美術品等リユース事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ① 経営成績の状況 当社グループは、循環型社会における主要な取組の一つである「リユース」を事業の中核とする企業として、「Circular Design for the Earth and Us」をパーパスに掲げ、事業活動を通じた持続可能な社会への貢献を目指しております。さらに、顧客やパートナーへの様々な選択肢提供により、当社グループが保有するモノのみならず顧客やパートナーが保有するモノの循環を促進することで新たな収益機会を創出すべく、2030年に「Circular Design Company」の実現を目指しております。 2027年8月期を最終年度とする3か年の中期経営計画「To the Next Stage: For 2030 Revival Vision」においては、収益性向上のため構造改革を進めるとともに、重点領域と定める小売拡大や海外仕入拡大に資する投資に厳選して対応することを基本方針とし事業拡大に努めております。 これに基づき事業を推進した結果、当連結会計年度の連結業績は以下のとおりとなりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2023年9月1日    至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日    至 2025年8月31日)   前期比 増減額   増減率 売上高   81,468   84,841   3,373   4.1% 営業利益又は営業損失(△)   △426   1,453   1,880   - 経常利益又は経常損失(△)   △764   1,315   2,079   - 親会社株主に帰属する 当期純利益又は当期純損失(△)   △1,709   681   2,391   - (仕入高) 当連結会計年度における仕入高は66,014百万円(前期比5,496百万円増、同9.1%増。自動車の仕入高実績を除く。)となりました。売上総利益率重視の買取を継続し、1店舗あたりの効率化にも注力いたしました。また、百貨店や金融機関をはじめとしたアライアンスによる買取にも引き続き注力いたしました。海外においてはスクラップアンドビルドを進めながら特に東南アジア・中東地域における展開に注力し、WEBマーケティング強化による仕入拡大にも努めてまいりました。 (売上高) 当連結会計年度における売上高は84,841百万円(前期比3,373百万円増、同4.1%増)となりました。2025年4月に発令された米国関税措置の影響を一部受けたものの、小売店舗の新規出店やEC強化に加え小売販売力の向上による小売売上高の拡大や、地金相場が引き続き高水準で推移したこと及びアライアンスの貢献による仕入拡大等により、売上高が伸長いたしました。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は63,532百万円(前期比1,587百万円増、同2.6%増)、売上総利益は21,308百万円(前期比1,785百万円増、同9.1%増)となりました。仕入が好調に推移したことに加え、商品の特性に合わせて販路を選定しながら原価を積み上げることで、最適な価格での販売を実現いたしました。また、売上総利益率重視の仕入を継続したことや小売施策が奏功したこと等により、売上総利益率は25.1%(前期比1.2ポイント増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は19,854百万円(前期比95百万円減、同0.5%減)となりました。新規出店や昇給等による人件費の増加に加え、ALLU SHINJUKU出店に伴う地代家賃や償却費等の増加及び2026年8月期に向けた施策に係る先行投資を行った一方、マーケティングをはじめとする効率を重視した事業運営を継続し、構造改革が順調に進捗していることによるものであります。 これらの結果、当連結会計年度における営業利益は1,453百万円(前連結会計年度は426百万円の営業損失)となりました。 (営業外損益、経常利益) 当連結会計年度においては、営業外収益は69百万円(前期比62百万円減、同47.6%減)、営業外費用は207百万円(前期比262百万円減、同55.8%減)となりました。これは、当連結会計年度において持分法による投資利益を計上したことや前連結会計年度において英国事業の撤退損を計上したほか、貸倒引当金繰入額の計上や資金調達に係る支払手数料の計上等があったことによるものであります。 これらの結果、当連結会計年度における経常利益は1,315百万円(前連結会計年度は764百万円の経常損失)となりました。 (特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度においては、新株予約権戻入益により特別利益は26百万円(前期比23百万円増、同804.2%増)となりました。また、前連結会計年度においてはのれん等の無形固定資産の減損損失等により多額の特別損失を計上いたしましたが、当連結会計年度においては買取店舗の閉店等に係る有形固定資産の減損損失及びソフトウェアに係る固定資産除却損等により、特別損失は223百万円(前期比577百万円減、同72.1%減)となりました。法人税等合計は、法人税の増加等により437百万円(前期比290百万円増、同197.3%増)となりました。 これらの結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は681百万円(前連結会計年度は1,709百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末においては、主に商品及び固定資産の取得により現金及び預金が減少した一方、売上総利益率重視の仕入を継続しながらも、仕入が好調に拡大したこと、2026年8月期に向けて一部商品を確保したこと等による商品の増加等により流動資産が増加いたしました。また、自動車販売・整備拠点の新設等に係る保証金の差入、買取店舗や小売店舗ALLU SHINJUKUの新規出店等に加え、展示品としての「オリジナル・バーキン」の取得等により固定資産も増加いたしました。これらの結果、資産合計は30,938百万円となりました。なお、商品仕入に係る短期借入金が増加したこと等により、負債合計は23,262百万円となりました。 また、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加等により、純資産合計は7,676百万円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度においては、主に税金等調整前当期純利益や減価償却費、法人税等の還付金による資金の増加等があった一方、好調な仕入環境に加え2026年8月期に向けて一部商品を確保したこと等による棚卸資産の増加等により、営業活動によるキャッシュ・フローは、555百万円の支出となりました。 投資活動としましては、主に買取店舗や小売店舗ALLU SHINJUKUの新規出店に加え、展示品としての「オリジナル・バーキン」の取得に伴う有形固定資産の取得やオークションプラットフォーム等のシステム開発に伴う無形固定資産の取得により、投資活動によるキャッシュ・フローは、2,963百万円の支出となりました。 財務活動としましては、主に仕入資金等に係る短期借入金の増加及び長期借入れによる収入等により、財務活動によるキャッシュ・フローは、1,913百万円の収入となりました。 ④ 生産、受注及び販売の状況 a.生産実績 当社グループでは生産活動を行っていないため該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループでは受注活動を行っていないため該当事項はありません。 c.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(千円)   前期比増減率(%) ブランド品、骨董・美術品等リユース事業   66,660,720   8.8 (注)金額は、仕入価格によっております。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比増減率(%) ブランド品、骨董・美術品等リユース事業   84,841,115   4.1 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 顧客の名称   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高 (千円)   割合 (%)   販売高 (千円)   割合 (%) 日本マテリアル株式会社   8,810,395   10.81   11,670,293   13.76 株式会社ネットジャパン   8,157,309   10.01   8,903,320   10.49 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 (単位:百万円) 前連結会計年度 (2024年8月31日)   当連結会計年度 (2025年8月31日)   増減額 流動資産   17,600   20,043   2,442 現金及び預金   6,916   5,304   △1,611 商品   7,110   10,405   3,295 その他   3,573   4,332   759 固定資産   9,047   10,894   1,847 有形固定資産   4,224   5,856   1,631 無形固定資産   1,809   1,791   △17 総資産   26,648   30,938   4,289 負債   19,792   23,262   3,469 有利子負債   16,468   18,502   2,034 その他   3,324   4,759   1,435 純資産   6,855   7,676   820 負債・純資産合計   26,648   30,938   4,289 (資産) 当連結会計年度末における流動資産合計は、前連結会計年度末に比べて2,442百万円増加し、20,043百万円となりました。この主な要因は、商品及び固定資産の取得による現金及び預金の減少1,611百万円や売上総利益率重視の仕入を継続しながらも、なんぼやにおける仕入、海外を含むなんぼや以外からの仕入共に好調に拡大したこと、2026年8月期に向けて一部商品を確保したこと等による商品の増加3,295百万円等によるものであります。固定資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,847百万円増加し、10,894百万円となりました。この主な要因は、2024年10月の小売店舗ALLU SHINJUKUの出店や2025年7月に展示品として「オリジナル・バーキン」を取得したこと等による有形固定資産の増加1,631百万円、2025年4月には神奈川県横浜市に自動車販売・整備拠点の新設を行ったこと等に係る差入保証金や繰延税金資産の計上等による投資その他の資産の増加232百万円があったこと等によるものであります。これらの結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて4,289百万円増加し、30,938百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債合計は、前連結会計年度末に比べて2,709百万円増加し、12,921百万円となりました。この主な要因は、商品仕入に係る短期借入金の増加1,500百万円等によるものであります。固定負債合計は、前連結会計年度末に比べて760百万円増加し、10,340百万円となりました。この主な要因は、運転資金調達に係る長期借入金の増加876百万円等によるものであります。これらの結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて3,469百万円増加し、23,262百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて820百万円増加し、7,676百万円となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加681百万円等によるものであります。 b.経営成績 買取面においては、前連結会計年度に引き続き売上総利益率重視の買取を継続し、1店舗あたりの効率化にも注力いたしました。また、店舗出店に依らない仕入拡大施策として、百貨店や金融機関をはじめとしたアライアンスによる買取にも引き続き注力いたしました。海外においてはスクラップアンドビルドを進めながら特に東南アジア・中東地域における展開に注力し、国内で培ったノウハウを活かしたWEBマーケティング強化による仕入拡大にも努めてまいりました。これらの結果、当連結会計年度における仕入高は66,014百万円(前期比5,496百万円増、同9.1%増。自動車の仕入高実績を除く。)となりました。 出店戦略については、国内においては出店基準を見直し、店舗効率を重視した出店戦略に転換いたしました。また、海外においては、不採算店舗の退店を行いつつ、出店コストの低い東南アジア等においてパートナー店舗を中心とした効率的な店舗展開を継続いたしました。この結果、当連結会計年度末におけるグループ全体の買取店舗数は、国内139店舗(協業店舗数は除く)、海外49店舗となりました。 2026年8月期においては、効率的な店舗運営やリピーター施策等を引き続き継続するとともに、収益性も重視しながら、国内は年間10店舗程度の直営店の出店、海外は東南アジアや中東等に注力し、パートナー店舗を中心に年間10店舗以上を出店する計画としております。また、グループ全体で恒常的な仕入高成長を目指すため、アライアンス等による店舗仕入以外の仕入ネットワークの強化も図ることで、2026年8月期の仕入高成長率は10%程度を目標としております。 [仕入高・店舗数推移] ※1 自動車の仕入高実績は除く。 ※2 店舗数には海外店舗も含む。( )はそのうちの海外店舗数。国内協業店舗数は除く。 販売面においては、2025年4月に発令された米国関税措置の影響を一部受けたものの、2024年10月に5店舗目の小売店舗であるALLU SHINJUKUを新規出店したことや、ECサイトの統合による新たな小売プラットフォームの立ち上げ及びEC強化等もあり、小売販売力が向上したことにより小売売上高が拡大いたしました。また、地金相場が引き続き高水準で推移したこと及び百貨店・金融機関とのアライアンスの貢献による仕入が拡大したこと等により、当連結会計年度における売上高は84,841百万円(前期比3,373百万円増、同4.1%増)となりました。 当連結会計年度における売上総利益率は25.1%(前期比1.2ポイント増)となりました。これは、前連結会計年度に引き続き売上総利益率を重視した仕入を継続したことや、小売施策が奏功したことから売上総利益率が他の販路より比較的高い小売売上高が拡大したこと等によるものであります。 [売上高・売上総利益率推移] インバウンド需要が引き続き高く国内パートナーの落札意欲が旺盛であったことや、ALLU SHINJUKUの新規出店に加えEC強化等による国内向け小売売上高の拡大及び地金相場好調に伴う卸売(地金)売上高の増加があったこと等により、当連結会計年度の国内売上高は66,675百万円(前期比5,078百万円増、同8.2%増)となりました。 この結果、当連結会計年度の海外売上高比率は21.4%(前期比3.0ポイント減)となりました。第3四半期連結会計期間においては、米国関税措置により海外パートナーのSBAへの参加見送り等の影響は一部受けたものの、足元では海外パートナーの入札も回復基調にあります。また、昨今の世界情勢を踏まえたインバウンド動向についても引き続き注視してまいります。 [売上高(国内・海外)推移] ※ 当連結会計年度よりインバウンド顧客向け売上高を国内から海外に組替。2024年8月期以前の実績についても同様に組替。 GMV(流通取引総額)においては、自社オークションにおける委託取扱いが好調に伸長したことに加え、小売に戦略的に商品を振り向けたことにより小売売上高が伸長したことや、好調な地金相場を背景として卸売(地金)売上高が増加したことにより、当連結会計年度のGMVは101,603百万円(前期比8,216百万円増、同8.8%増)となりました。また、委託出品点数の増加に加え、SaaS型機能等のオークションプラットフォームの機能拡充を継続していることにより、当連結会計年度の自社オークション委託落札額比率は38.3%(前期比9.7ポイント増)となりました。 [GMV推移] ※1 当連結会計年度より、ALLU AUCTION売上高を小売から自社オークション・自社オークション手数料に組替。2024年8月期以前の実績についても同様に組替。 ※2 自社オークション委託落札額比率: 自社オークション(委託落札額) 自社オークション(商品売上)+自社オークション(委託落札額) 販路別の実績及び2026年8月期における取組については、以下のとおりであります。 [自社オークション] 小売店舗の新店であるALLU SHINJUKUの出店、季節性に応じ小売へ積極的に商品を振り向けたこと及びシームレス出品(オークション出品までのリードタイムを活用し小売ECサイトに商品を出品する施策)における販売が好調に推移したことに加え、米国関税措置の影響により第3四半期連結会計期間において海外パートナーの購買意欲が鈍化したこと等により、当連結会計年度の自社オークション売上高は33,648百万円(前期比4,382百万円減、同11.5%減)となりました。 2026年8月期においても引き続き委託拡大と収益性の改善に取り組んでまいります。2025年10月よりSTAR BUYERS AUCTION(以下「SBA」という。)において、落札商品代金を請求書カード払いできる新サービスである「Auction Pay」の提供を開始いたしました。このような新たな決済サービスの導入により、オークションパートナーのキャッシュフロー改善に資するサービス提供等によりオークションパートナーの利便性を高めるなど、落札額拡大につながる新たな施策も検討してまいります。加えて、小売とのバランスを取りながら自社商品のオークション出品も継続することで、プラットフォームとしての魅力を高め、SBAを世界でも唯一無二のオークションへ成長させてまいります。 [自社オークション手数料] 2023年3月からSBAサイト内でパートナー企業名義でのオークション開催が出来るSaaS型機能の提供を開始したことに加え、パートナー開拓にも注力し、委託出品点数・単価が拡大していること等により、自社オークションにおける委託取扱いが引き続き好調に伸長いたしました。この結果、当連結会計年度の自社オークション(委託落札額)GMVは20,894百万円(前期比5,622百万円増、同36.8%増)と過去最高を更新いたしました。また、第3四半期連結会計期間より国内パートナーからオークションの会員費及び参加費の徴収を開始したこともあり、当連結会計年度の自社オークション手数料売上高は3,416百万円(前期比239百万円増、同7.5%増)となりました。 2026年8月期においても当社最大の強みであるSBAの機能拡充を継続するとともに、SaaS型機能利用企業及び委託出品パートナーの獲得に注力すること等で、自社オークション委託落札額のGMV拡大に努めてまいります。また、海外パートナーからのオークションの会員費徴収も2026年3月より開始予定としており、更なる収益性向上を図ってまいります。 [小売] 自社オークションと同様に米国関税措置により第3四半期連結会計期間において海外顧客の購買意欲が鈍化したことでEC売上高が影響を受けたものの、2024年10月に小売店舗ALLU SHINJUKUが出店したことにより5店舗体制での運営が安定的に稼働していることや、シームレス出品の本格化等に加え小売販売力も向上しており、当連結会計年度の小売売上高は17,514百万円(前期比4,654百万円増、同36.2%増)となりました。 2026年8月期においても、小売強化により一般消費者との接点を拡大することで、小売販売と買取の双方向の関係を築くことで顧客のLTV向上を図るととともに、小売販売力の更なる向上を目指してまいります。当社グループのECサイト「ALLU online store」においては、自社商品の販売に加え、フルフィルメントサービスによる委託出品や、小売店舗・ECサイトにて購入された商品を顧客が使用しながら「ALLU online store」上に出品できる機能等を構築しております。これにより、当社のプラットフォームには自社商品のみならず多数の商品をストックすることができ、モノが循環する環境を形成することで、顧客を固定化するとともに当社グループの商圏内で商品が流通し続ける仕組みの確立も目指しております。また、自社での越境ECサイト「ALLU Global Online Store」の立ち上げによるグローバルでの小売拡大にも注力し、インバウンド顧客の囲い込み及び資金面の兼ね合い等でSBAに参加できない小規模事業者等の事業者向けのプラットフォームとしても強化いたします。店舗においても、既存の5店舗体制を維持しつつ、インバウンド顧客に依存しない売上強化も図り、国内顧客向け1to1施策等を通じて更なる売上高成長を目指してまいります。 [卸売(地金)] 1年を通じて地金相場の好調が継続したことに加え、百貨店や金融機関とのアライアンスによる仕入が貢献したことから、当連結会計年度における卸売(地金)売上高は22,139百万円(前期比3,776百万円増、同20.6%増)となりました。 2026年8月期においても、アライアンス強化に注力してまいります。また、直近では地金相場が上昇傾向にありますが、相場動向については引き続き注視してまいります。 [卸売・その他(地金除く)] 当連結会計年度における卸売・その他(地金除く)売上高は8,121百万円(前期比915百万円減、同10.1%減)となりました。オークションや小売に向かない商材及び自動車・不動産事業等の売上高を集計しております。 2026年8月期においては、引き続きなんぼや・ALLUからの送客により既存リソースを活用した集客を行いながら、ブランド品等とのシナジーが見込める実物資産の取扱いを拡大し、顧客のLTV向上・リピーター化促進を図ってまいります。自動車事業においては、2025年9月に「Valuence AUTOMOTIVE YOKOHAMA」として神奈川県横浜市に認証整備工場と「TWISTED」ショールーム併設の複合施設を開設し、「TWISTED」事業を中心とした自動車の買取・販売及び整備能力向上による売上高拡大を目指してまいります。不動産事業においては、従来から行ってきた仲介事業に加え、顧客の即金ニーズに応えるべく、新たに不動産の買取販売も開始していく予定であります。 [売上高(販路別)推移] ※1 自動車事業の売上高は卸売・その他(地金除く)に含む。 ※2 当連結会計年度より、ALLU AUCTION売上高を小売から自社オークション・自社オークション手数料に組替。2024年8月期以前の実績についても同様に組替。 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は19,854百万円(前期比95百万円減、同0.5%減)となりました。買取店舗及び小売店舗の新規出店や定期昇給、賞与等による人件費の増加や、ALLU SHINJUKU出店に伴う地代家賃や償却費等の増加に加え、物流拠点の統合や2026年8月期に向けた施策に係る先行投資を実施いたしました。一方、買取店舗の出店基準の見直しや効率重視のマーケティング体制の構築等、全社的にリソース配分を最適化し、各事業における事業運営の効率化を継続した結果、構造改革が順調に進捗していると評価しております。 2026年8月期においては、効率を重視した事業運営を継続しつつ、重点施策である小売・海外の成長投資に加え、認知拡大施策などの新たな取組も検討してまいります。 [販売費及び一般管理費推移] これらの結果、当連結会計年度における営業利益は1,453百万円(前期は426百万円の営業損失)と早期の黒字回復を実現することができました。 [営業利益推移] ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フロー (単位:百万円) 前連結会計年度 (2024年8月31日)   当連結会計年度 (2025年8月31日)   増減額 営業活動によるキャッシュ・フロー   226   △555   △781 投資活動によるキャッシュ・フロー   △2,105   △2,963   △858 財務活動によるキャッシュ・フロー   464   1,913   1,448 現金及び現金同等物の期末残高   6,915   5,303   △1,611 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて1,611百万円減少し、5,303百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、555百万円の支出(前連結会計年度は226百万円の収入)となりました。これは税金等調整前当期純利益1,119百万円や減価償却費1,440百万円、法人税等の還付額181百万円等による資金の増加があった一方、棚卸資産の増加3,274百万円等による資金の減少があったためであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、2,963百万円の支出(前連結会計年度は2,105百万円の支出)となりました。これは買取店舗や小売店舗ALLU SHINJUKUの新規出店に加え、展示品としての「オリジナル・バーキン」の取得等に伴う有形固定資産の取得による支出2,170百万円や、オークションプラットフォーム等のシステム開発に伴う無形固定資産の取得による支出656百万円があったことに加え、自動車販売・整備拠点の新設等に係る差入保証金の差入による支出163百万円等の資金の減少があったためであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、1,913百万円の収入(前連結会計年度は464百万円の収入)となりました。これは長期借入金の返済による支出559百万円や社債の償還による支出200百万円があった一方、商品仕入に係る短期借入金の増加1,500百万円及び長期借入れによる収入1,400百万円等の資金の増加があったためであります。 b.資金調達 当社グループは、事業の維持拡大に必要なレベルの流動性の確保と財務の健全性・安全性維持を資金調達の基本方針としております。資金調達手段の多様化と資本効率の向上を企図し、金融機関からの借入等、一部有利子負債を活用しております。また、複数の金融機関との間で総額11,000百万円のコミットメントライン契約を締結することで、十分な資金の流動性を確保しております。 当連結会計年度末における有利子負債(リース負債除く)の残高は、18,213百万円であります。 当社グループでは、年度事業計画に基づく資金調達計画を策定するとともに、定期的に手元流動性及び有利子負債の状況等を把握・管理しております。また、安定的な外部資金調達能力の維持向上は当社グループの重要な経営課題と認識しており、主要な取引先金融機関と良好な取引関係を維持し、加えて財務体質の強化にも努めております。 c.資金需要の主な内容 当社グループの事業活動における資金需要の主なものは、商品買取に係る仕入費用のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、投資資金需要は、主にオークションプラットフォーム構築や買取・販売に係る社内システムの改修等のシステム投資、買取店舗や小売店舗の新規出店に係る設備投資によるものであります。将来の成長に向けた戦略的な資金需要に対しては、財務健全性の維持と資本効率性の向上を両立させながら対応していく方針であります。 ③ 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。 当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積もりと異なる場合があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2026年8月期 第3四半期決算説明資料2026-07-10

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。