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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

フォーバル

FORVAL CORPORATION8275 · Standard · 卸売業

中小企業向けにOA・通信・エネルギー・保険など多岐にわたる商材を提供し、顧客の経営課題をワンストップで解決するビジネスグループ。

概要

フォーバルは中小・小規模企業を主な顧客とし、OA機器販売やITコンサルティング、通信・電力サービス、環境機器販売、人材教育など多岐にわたる事業を展開する企業グループである。1980年設立、本社は東京都渋谷区。グループ従業員は約2,530名、2026年3月期の売上高は715億円。

四つの報告セグメントで構成されるグループ

当社グループは「フォーバルビジネスグループ」「フォーバルテレコムビジネスグループ」「総合環境コンサルティングビジネスグループ」「人的資本経営」の四つのセグメントで構成される。フォーバルビジネスグループはOA・ネットワーク機器販売や可視化伴走経営支援サービスを提供し、39,455百万円の売上高を計上する。フォーバルテレコムビジネスグループは通信サービスや小売電気事業を手掛け、23,453百万円。総合環境コンサルティングビジネスグループは太陽光発電システムやLED照明を扱うが、供給制約の影響で5,125百万円に減少した。人的資本経営は教育事業や人材派遣で3,490百万円である。

売上高715億円、経常利益は3期連続最高

2026年3月期の連結売上高は71,524百万円(前期比1.5%減)であった。主力の可視化伴走経営支援サービスは堅調だったが、太陽光発電システムの減少や新紙幣発行特需の反動が響いた。売上総利益は4.4%増加したが、販管費の増加により営業利益は3,724百万円(同0.4%減)となった。経常利益は4,045百万円(同1.8%増)で3期連続の過去最高を更新。一方、投資有価証券評価損740百万円を計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は1,477百万円(同31.8%減)に落ち込んだ。

国内中心の事業基盤に海外拠点を配置

グループの事業基盤は日本国内が中心である。本社は東京都渋谷区に置き、鹿児島にカスタマーコミュニケーションセンターを開設している。海外展開としては2010年にカンボジア現地法人を設立したのを皮切りに、インドネシア、ベトナム、ミャンマーにも拠点を設置。ただし、これらの海外子会社は持分法適用非連結子会社であり、連結業績への寄与は限定的である。国内ではM&Aを通じて事業領域を拡大しており、2020年にはカエルネットワークス(現フォーバルカエルワーク)を子会社化した。

子会社に上場企業2社を持つ持株会社形態

フォーバルは純粋持株会社ではなく、自らも事業を営むが、グループ内に東京証券取引所に上場する子会社を2社持つ。フォーバルテレコムは2000年11月にマザーズ上場、その後スタンダード市場に移行した。フォーバル・リアルストレートもスタンダード市場に上場している。このほか、32社の子会社と4社の関連会社を有し、持株会社的な側面も併せ持つ。2025年度には組織再編を実施し、一部子会社の吸収合併を行って経営効率化を図っている。

業界の中での役割は中小企業の経営支援サービスを提供する商社・コンサルティンググループ。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
715億円
営業利益
37億円
営業利益率
5.2%
純利益
15億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
フォーバル ビジネス グループ395億円55.2%26億円6.6%
フォーバル テレコム ビジネス グループ235億円32.8%13億円5.5%
総合環境 コンサル ティング ビジネス グループ51億円7.1%0億円0.0%
人的資本経営35億円4.9%3億円8.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01中小・小規模企業主力

中小・小規模企業向けに、OA・ネットワーク機器の販売、通信サービス(VoIP・モバイル)、インターネット関連サービス、コンサルティング、保険、省エネ設備(LED照明、オール電化)など幅広い商材を提供する。グループ会社を通じて、販売から保守・運用、コンサルティングまで一貫したサービスを展開し、顧客の業務効率化と経営課題の解決を支援する。

主な製品・サービス4
OA・ネットワーク機器販売
パソコン、プリンタ、ネットワーク機器などの販売。中小企業の情報化基盤を構築する。
通信サービス(VoIP・モバイル)
IP電話やモバイル通信などのサービス提供。通信コスト削減と利便性向上を支援する。
コンサルティングサービス
経営戦略、業務改善、IT活用などに関するコンサルティング。顧客の課題に応じたソリューションを提供する。
保険サービス
損害保険や生命保険などの代理店業務。企業リスクに備える。

製品と技術

FTフォン:中小企業向けIP電話サービスの先駆け

2003年10月に開始した「FTフォン」は、法人向け光ファイバー対応IP電話サービスである。固定電話とIP電話を統合するFMC(Fixed Mobile Convergence)サービス「ツーウェイスマート」を2010年10月に追加。これらのサービスは、顧客の通信コスト削減に寄与し、フォーバルテレコムの成長を支えた。特に中小企業のニーズに合わせた柔軟な料金体系が特徴で、グループのストック型収益の柱となっている。

SWIFTBOX:IP-PBXとUTMを統合したオールインワン機器

2012年4月に発売された「SWIFTBOX」は、IP電話システム(IP-PBX)と統合脅威管理(UTM)機能を1台に統合した製品である。世界に先駆けて開発したとされる。これにより、中小企業は別々に導入していた電話システムとセキュリティ機器を一元管理でき、導入コストと運用負荷を低減できる。SWIFTBOXはグループのハードウェア販売の中核製品となり、保守サービスと組み合わせた提案が行われている。

アイコン:総合ITコンサルティングサービス

2008年4月、保守・サポートサービスを統合し、「アイコン」として総合ITコンサルティングサービスを開始した。顧客の問題解決を付加したサービスで、2015年9月には「情報マネジメントアイコン」へと進化。近年は可視化伴走経営支援として、中小企業のDX推進を支援する。機器販売だけでなく、コンサルティングによる顧客リレーション強化とストック型収益への転換を目指すグループの旗艦サービスである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

卸売業で中規模、収益安定も成長鈍化

同社は卸売業セクターに属し、売上高は726億円(2025/3期)で中規模のプレイヤーです。営業利益率は5.1%と卸売業としては比較的高く、収益性は安定しています。しかし、2026/3期には売上高715億円と微減が見込まれ、利益率も5.17%とほぼ横ばいです。同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易と比較すると、同社は高い利益率を維持しているものの、成長性に課題があります。提供データからは事業内容や競争力の詳細は不明です。

強み

  • 営業利益率5%超と卸売業では優れた収益性。
  • 売上高が大きく変動せず、安定的な利益を計上。
  • 利益率を維持する効率的な運営が強み。
  • 700億円規模の売上で一定の市場シェアを確保。

課題

  • 2026/3期に売上高が減少見込みで、成長が頭打ち。
  • 利益率が5%前後で推移し、改善の余地が限定的。
  • 卸売業界の競争激化により、維持が困難になる可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がフォーバル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18006ユアサ・フナショク299億円11.9倍
27570橋本総業ホールディングス298億円9.7倍
38070東京産業284億円10.3倍
48007高島276億円22.3倍
59270バリュエンスホールディングス275億円10.0倍
68275フォーバル273億円17.3倍
73388明治電機工業271億円9.5倍
88041OUGホールディングス259億円4.7倍
97417南陽252億円10.0倍
108089ナイス245億円9.2倍
117481尾家産業241億円7.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

1980年、OA機器販売会社として創業

1980年9月、東京都新宿区高田馬場において「新日本工販株式会社」として創業した。事業目的は電気通信機器、コンピュータ及び端末機器の販売、設置工事及び保守管理であった。1988年11月には日本証券業協会に店頭登録銘柄として株式公開を果たし、資本基盤を強化した。この時期はバブル経済の只中にあり、OA化需要の高まりを背景に事業を拡大した。

1991年の商号変更と首都圏での事業拡大

1991年10月、商号を「株式会社フォーバル」に変更した。社名は「For Social Value」に由来する。同年までに資本金を41億円超に増資し、本社を東京都渋谷区神宮前に移転。1995年4月には子会社「フォーバル・インターナショナル・テレコミュニケーションズ株式会社」(現フォーバルテレコム)を設立し、通信事業に本格参入した。これにより、単なる機器販売からサービス提供へとビジネスモデルの転換を図った。

2000年代の通信事業への進出と子会社上場

2000年11月、フォーバルテレコムが東京証券取引所マザーズ市場に上場した。2002年2月には同社がビー・ビー・コミュニケーションズを設立し、ブロードバンド関連事業を強化。2003年10月には法人向け光ファイバー対応IP電話サービス「FTフォン」を開始した。2004年12月にはフォーバル本体の株式をジャスダック証券取引所に上場。2006年には子会社フォーバルテクノロジーやプロセス・マネジメントを設立し、グループ体制を整えた。

2010年代の海外展開とM&Aによる事業多角化

2010年5月、カンボジアに現地法人を設立し、海外事業を開始。続いてインドネシア、ベトナム、ミャンマーにも拠点を設けた。2012年4月にはIP-PBXとUTMを融合した「SWIFTBOX」を発売し、差別化を図った。2013年以降、アイテック、アップルツリー、第一工芸社などの株式を取得し、教育や環境分野へ多角化。2014年10月には東京証券取引所市場第一部に指定され、上場市場を昇格させた。

2020年代の新たな成長戦略とF-Japan構想

2020年、カエルネットワークスを子会社化し、人的資本経営セグメントを強化。2025年度には組織再編を実施し、グループ内の合併により経営効率化を進めた。2026年3月期の売上高は715億円に達し、経常利益は過去最高を更新。国策「骨太方針2025」に呼応したF-Japan戦略を推進し、地方自治体との連携によるDX人材育成や地域経済活性化に注力している。グループ従業員数は約2,530名に拡大した。

年表33件を開く

1980年代

  • 1980年9月創業電気通信機器、コンピュータ及び端末機器販売、設置工事及び保守管理を事業目的として、東京都新宿区高田馬場に「新日本工販株式会社」(現 株式会社フォーバル)を設立
  • 1988年11月上場「新日本工販株式会社」(現 株式会社フォーバル)、社団法人日本証券業協会東京地区協会(現 日本証券業協会)に店頭登録銘柄として株式公開
  • 東京都渋谷区神宮前に本社移転
  • 1989年11月資本金40億7,270万円に増資

1990年代

  • 1991年7月資本金41億3,308万8千円に増資
  • 1991年10月商号変更商号を「株式会社フォーバル」に変更
  • 1995年4月東京都新宿区に子会社「フォーバル・インターナショナル・テレコミュニケーションズ株式会社」(現 株式会社フォーバルテレコム)設立

2000年代

  • 2000年11月上場株式会社フォーバルテレコムが、東京証券取引所マザーズ市場に上場
  • 2002年2月株式会社フォーバルテレコムが、東京都中央区に「ビー・ビー・コミュニケーションズ株式会社」(合弁会社)を設立
  • 2003年10月法人向け光ファイバー対応IP電話サービス「FTフォン」サービスを開始
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2006年4月東京都渋谷区に子会社「株式会社フォーバルテクノロジー」設立
  • 2006年5月創業東京都渋谷区に「株式会社プロセス・マネジメント」設立
  • 2007年7月「株式会社リンクアップ」の株式を取得(子会社)(2019年4月全株式を売却)
  • 2008年4月M&A保守・サポートサービスを統合し、新たに、お客様の問題解決を付加した総合ITコンサルティングサービス「アイコン」を提供開始
  • 2009年2月「株式会社フリード」(現 株式会社フォーバル・リアルストレート)の株式を取得(子会社)

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
  • 2010年5月創業カンボジアのプノンペンに現地法人FORVAL(CAMBODIA)CO., LTD.を設立
  • 2010年10月スマートフォンを利用したFMC(Fixed Mobile Convergence)サービス「ツーウェイスマート」を開始
  • 2011年7月鹿児島コミュニケーションセンターを開設(現 カスタマーコミュニケーションセンター鹿児島)
  • 2011年7月創業インドネシアのジャカルタに現地法人PT.FORVAL INDONESIAを設立
  • 2011年8月創業ベトナムのホーチミンに現地法人FORVAL VIETNAM CO., LTD.を設立
  • 2012年3月ミャンマーのヤンゴンにミャンマー駐在員事務所(ヤンゴンオフィス)を開設
  • 2012年4月M&A「SWIFTBOX(スイフトボックス)」を発売開始。IP電話システム(IP-PBX)とオールインワン型ネットワークセキュリティシステム(UTM)を融合したIP統合ソリューションを世界に先駆け開発
  • 2013年10月株式会社アイテックの株式を取得(子会社)
  • 2013年12月株式会社アップルツリーの株式を取得(子会社)
  • 2014年1月東京証券取引所 市場第二部へ市場変更
  • 2014年8月株式会社フォーバルテレコムが、東京証券取引所市場第二部へ市場変更
  • 2014年10月東京証券取引所市場第一部へ指定
  • 2015年9月新アイコンサービス「情報マネジメントアイコン」の提供を開始
  • 2018年10月株式会社第一工芸社の株式を取得(子会社)

2020年代

  • 2020年4月M&A株式会社三好商会のビジネスソリューション事業を分社化し、子会社化
  • 2020年5月M&Aカエルネットワークス株式会社(現 株式会社フォーバルカエルワーク)を子会社化(7月に完全子会社化)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    5分野での差別化コンサル

    情報通信・海外・環境・人材教育・起業承継の5分野で他社と差別化し、売上拡大、業務効率改善、リスク回避の視点から中小企業の利益に貢献する。

  2. 02

    F-Japan戦略の推進

    国の骨太方針に基づき、グリーン、デジタル、地方創生、少子化対策に着目。自治体・企業・教育機関・金融機関と連携し、地域経済活性化のためのDX促進に取り組む。

  3. 03

    DX・GX人材育成による地方創生

    全国でDX・GX人材を育成し、地元経済活性化の好循環を創出。自治体における人材育成・就職起業・地域活性化の仕組みづくりを伴走支援する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,530人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は618万円で、9期前と比べて+14.0%平均年齢は38.3歳、平均勤続年数は11.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,612
2018年3月1,663
2019年3月54235.99.41,815
2020年3月57035.59.71,799
2021年3月55136.310.41,966
2022年3月55436.210.12,131
2023年3月56436.610.12,277
2024年3月57437.310.62,367
2025年3月57737.811.22,424153
2026年3月61838.311.42,530146

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社37(国内 33 / 海外 4、うち連結子会社 32) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
㈱フォーバルテレコム — 東京都千代田区他923百万円
フォーバル テレコム ビジネス グループ
本社 — 東京都渋谷区他407百万円
フォーバル ビジネス グループ
主な関係会社
  • 国内
    ㈱フォーバルテレコム(注)1.2.4
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権70.1%
  • 国内
    タクトシステム㈱
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱保険ステーション
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ビー・ビー・コミュニケーションズ㈱
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱トライ・エックス
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱FISソリューションズ
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フォーバルテクノロジー
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アイテック
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱プロセス・マネジメント
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フォーバル・リアルストレート(注)2
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権54.9%
  • 国内
    ㈱フォーキャスト
    大阪市淀川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アップルツリー
    東京都大田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社25社を開く
  • ㈱第一工芸社東京都港区100%
  • ㈱三好商会札幌市中央区100%
  • ㈱えすみ島根県雲南市100%
  • ㈱フォーバルカエルワーク東京都港区100%
  • ㈱フォーバルクロスギア東京都台東区100%
  • ㈱エルコム東京都大田区100%
  • ㈱ネットリソースマネジメント東京都千代田区61%
  • ㈱アベヤス岩手県北上市100%
  • ㈱進駸堂販売栃木県小山市100%
  • ㈱奈良事務機奈良県奈良市100%
  • ㈱三知山口県光市100%
  • ㈱Meisin千葉市中央区100%
  • ㈱タニタヘルスリンク東京都渋谷区52%
  • エフピーステージ㈱広島県広島市100%
  • ㈱テレクト石川県白山市100%
  • FORVAL(CAMBODIA)CO., LTD.カンボジア プノンペン100%
  • PT.FORVAL INDONESIAインドネシア ジャカルタ100%
  • FORVAL VIETNAM CO., LTD.ベトナム ホーチミン100%
  • FORVAL MYANMAR CO., LTD.ミャンマー ヤンゴン100%
  • E SECURITY SERVICES CO., LTD.カンボジア プノンペン70%
  • ㈱エイエフシー長野県長野市30%
  • ㈱ビジカ(注)5東京都台東区50%
  • HANEL SOFTWARE SOLUTIONS JOINT STOCK COMPANYベトナム ハノイ30%
  • JAPANESE SMEs DEVELOPMENT JOINT STOCK COMPANYベトナム ドンナイ35%
  • ㈱光通信(注)2東京都豊島区25%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和4年度補正事業環境変化対応型支援事業(デジタル化診断事業)
    経済産業省 · 2023-03-15
    2.2億円
  • 調達
    03-0049-0309インドネシア共和国における日本企業の郵便関連機材の導入可能性に関する調査研究の請負(再度公告)
    総務省 · 2021-12-22
    4,090万円
  • 補助金
    令和6年度情報通信利用促進支援事業費補助金
    総務省 · 2024-06-10
    1,300万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は715億円営業利益37億円前期と比べると減収増益で、売上が-1.5%、利益が+0.0%。

売上高
-1.5%
715億円
営業利益
+0.0%
37億円
純利益
-31.8%
15億円
営業利益率
5.2%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高770億円715億円
営業利益41億円37億円
純利益22億円15億円
1株あたり配当¥32¥32

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は169億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+18.2%、営業利益は−25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q17411
2024年1Q14342.83
2024年2Q163116.76
2024年3Q15442.63
2024年4Q1758
2025年2Q338164.78
2025年4Q388215.414
2026年2Q339123.56
2026年4Q376256.69
2027年1Q16931.81

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は352億円から715億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は5.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月352128
2014年3月3941511
2015年3月4511812
2016年3月5042314
2017年3月5032616
2018年3月5143017
2019年3月5753321
株式会社三好商会のビジネスソリューション事業を分社化し、子会社化
2020年3月4973311
2021年3月4982514
2022年3月5152918
2023年3月5952717
2024年3月6353520
2025年3月72637405.122
2026年3月71537405.215

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高715億円のうち、営業利益として残るのは37億円5.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は15億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.1%451億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.6%226億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.2%37億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.9pt
5.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.3pt
2.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.0pt
8.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが31億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは23億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は121億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月13−2−111143
2014年3月11−1−81044
2015年3月161−151746
2016年3月17−4−21357
2017年3月14−6−6859
2018年3月24−1121374
2019年3月7−1219−588
2020年3月145−91997
2021年3月27−7−820109
2022年3月26−9−2717101
2023年3月33−9−1424111
2024年3月32−11−1521117
2025年3月41−14−3327112
2026年3月31−8−1523121

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は418億円。このうち返さなくてよい自己資本が214億円で、自己資本比率は45.2%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1666210434.5
2014年3月1786811035.5
2015年3月1947511936.2
2016年3月2057513033.2
2017年3月2179012737.5
2018年3月2509915135.8
2019年3月32311620732.6
2020年3月29111417737.2
2021年3月31413018439.5
2022年3月32514418141.3
2023年3月35915620340.8
2024年3月40717822940.5
2025年3月42119722441.6
2026年3月41821420445.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
124億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
119億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
10億円
在庫として抱えている分
負債合計
204億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率284社中79位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中237位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.1%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.2%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.2%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.5%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥983で、1年前と比べて-28.5%過去52週の値幅のなかでは1%の位置にある。

¥983-1.3%1ヶ月-0.7%1年-28.5%時価総額273億円
過去52週の値幅
安値¥976高値¥1,473

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.3倍
PER (会社予想)11.7倍
PBR1.40倍
配当利回り3.26%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+1.7%と小幅上昇も、年間では-23.1%と下落基調。25日線(1005.6円)を+0.8%上回るが、75日線(1042円)は下回る。7月17日終値1014円は52週高値1550円から-34.6%の安値圏。週足ではもみ合いながら底固めの様相。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PER 17.9倍は業界平均17.4倍とほぼ同水準、PBR 1.40倍は業界平均1.19倍をやや上回る。配当利回り3.05%は業界平均2.48%を上回り魅力的だが、配当性向87.1%と高い。ROE8.1%は良好。割安感は乏しく、ほぼ妥当な水準。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.3倍17.9倍
PER (予想)11.7倍
PBR1.40倍1.24倍
ROE8.1%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

補助金頼みのビジネスモデルから、持続的成長への転換が課題。強気派は、2025年3月期の増収増益やクラウドシフトによる事業構造改革を評価。弱気派は、補助金終了後の反動減リスクや、減益予想、競合との価格競争を懸念。

プラスに働く材料7
  • 業績改善トレンド

    2025/3期は営業利益率5.1%と前期比改善、売上高も増加。

  • クラウド事業の成長

    付加価値の高いクラウドサービスが収益源として期待。

  • 株主還元

    配当利回り3%超と比較的高く、下支え要因。

  • IT投資需要拡大で売上増加2026年Q2以降影響

    2026年3月期営業利益予想37億円、前期比横ばい

  • サブスクリプション型収益の拡大中長期的影響

    定期収益比率が高まれば利益安定性向上

  • 自己株式取得等の株主還元策次回取締役会影響

    配当性向約28%、自社株買いの余地あり

  • 業績底打ち感とバリュエーション妙味2026年通期影響

    PER17倍、PBR1.4倍と割安感あり

マイナスに働く材料7
  • 補助金依存

    総務省補助金に依存するビジネスで、制度変更のリスク大。

  • 減益予想

    2026/3期は純利益15億円と前期比32%減の見通し。

  • 競争激化

    同業他社との価格競争で、利益率が圧迫されやすい。

  • IT投資一服による受注減少2026年下期影響

    2026年3月期売上予想715億円、前期比1.5%減

  • 競争激化による販売価格下落継続影響

    同業他社との価格競争で粗利率低下リスク

  • 海外景気減速による調達コスト増加2026年通年影響

    中国依存サプライチェーンでコスト上昇懸念

  • 株式流動性低く需給悪化不定影響

    外国人保有比率0.12%、大口売りで株価下落リスク

次の決算で確かめる点
補助金関連売上比率
補助金依存度を測り、収益の持続性を判断。
クラウドサービス売上
将来の成長領域の進捗確認。
営業利益率
収益性改善の度合いを測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり32で、前期から+3.3%いまの株価に対する利回りは3.26%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥32
1株あたり
配当利回り
3.26%
いまの株価に対して
配当性向
87.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1940.1
2018年3月2110.540.9
2019年3月2519.040.4
2020年3月264.032.3
2021年3月260.050.3
2022年3月260.048.8
2023年3月273.850.4
2024年3月283.769.8
2025年3月307.136.6
2026年3月313.387.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥32

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,653人。区分でいちばん多いのは個人・その他65.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.4%を占め、残る66.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他44.043.243.142.342.565.8
事業法人50.250.851.252.052.429.8
自己株式7.77.57.35.56.05.8
金融機関4.85.54.84.03.03.6
証券会社0.60.20.61.41.90.7
外国法人0.40.40.30.30.20.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社エス・エヌ・ケー25.01
02大久保 秀夫12.33
03UHPartners2投資事業有限責任組合8.99
04光通信KK投資事業有限責任組合5.91
05大久保 洋子5.66
06エスアイエル投資事業有限責任組合4.17
07フォーバル社員持株会3.99
08UH Partners 3投資事業有限責任組合3.82
09日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)2.81
10鈴木竜一郎1.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−3%、1株純資産は14期で+68%。直近期のROEは8.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月5943214.48.135.9
2014年3月8447718.47.134.3
2015年3月4727018.615.939.2
2016年3月5326819.513.739.4
2017年3月6231921.210.740.1
2018年3月6935720.413.540.9
2019年3月8242021.210.140.4
2020年3月4243010.026.732.3
2021年3月5348511.716.450.3
2022年3月7252414.212.548.8
2023年3月6556912.018.150.4
2024年3月7862912.916.869.8
2025年3月8367412.717.336.6
2026年3月577248.119.587.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額312百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大久保秀夫代表取締役会長7134,208
中島將典代表取締役社長621,170
谷井剛常務取締役61270
加藤康二常務取締役67662
鈴木弘之取締役(監査等 委員)6716
松坂祐輔取締役(監査等 委員)72
小野隆弘取締役(監査等 委員)72

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41471232129173
取締役(社内)1121212
社外取締役2995

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,508字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、株式会社フォーバル(当社)、子会社32社及び関連会社4社により構成されており、企業グループ別に包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 当社グループは中小・小規模企業様向けにOA・ネットワーク機器の販売、サービスの取次、及びコンサルティングサービス、VoIP・モバイル等の通信サービス、インターネット関連サービス、ユーティリティ・ビジネス、普通印刷、保険サービス、オール電化・エコ住宅設備、LED照明等の事業、技術者派遣事業及びIT教育サービス事業、健康経営サービス事業等を行っております。 当社グループのセグメントに係る位置付けは次のとおりです。 セグメント   当社及び連結子会社   持分法適用会社 フォーバルビジネスグループ   ㈱フォーバル(当社) ビー・ビー・コミュニケーションズ㈱ ㈱トライ・エックス ㈱FISソリューションズ ㈱フォーバルテクノロジー ㈱プロセス・マネジメント ㈱フォーバル・リアルストレート ㈱フォーキャスト ㈱第一工芸社 ㈱三好商会 ㈱えすみ ㈱フォーバルクロスギア ㈱エルコム ㈱ネットリソースマネジメント ㈱アベヤス ㈱進駸堂販売 ㈱奈良事務機 ㈱三知 ㈱Meisin ㈱テレクト     ㈱エイエフシー フォーバルテレコム ビジネスグループ   ㈱フォーバルテレコム タクトシステム㈱ ㈱保険ステーション 総合環境コンサルティング ビジネスグループ   ㈱アップルツリー 人的資本経営   ㈱アイテック ㈱フォーバルカエルワーク ㈱タニタヘルスリンク エフピーステージ㈱ その他       ㈱ビジカ ※FORVAL (CAMBODIA) CO., LTD. ※PT.FORVAL INDONESIA ※FORVAL VIETNAM CO., LTD. ※FORVAL MYANMAR CO., LTD. ※E SECURITY SERVICES CO., LTD. HANEL SOFTWARE SOLUTIONS JOINT STOCK COMPANY JAPANESE SMEs DEVELOPMENT JOINT STOCK COMPANY ※ 持分法適用非連結子会社 (注)1.㈱テレクトは、2025年4月1日付で当社が株式を100%取得したため、連結の範囲に含めております。 2.当連結会計年度において経営管理区分の変更に伴い、従来「フォーバルテレコムビジネスグループ」に区分していた㈱トライ・エックス及び㈱FISソリューションズについて「フォーバルビジネスグループ」へ報告セグメントの変更を行っております。 3.2025年4月1日付で㈱えすみを存続会社とする吸収合併方式により、非連結子会社であった同社の子会社㈱テック販売山陰と合併しております。また、2025年4月1日付で㈱コーディネートは、非連結子会社であった㈱FLCを吸収合併し、商号を㈱フォーバルクロスギアとしております。なお、2025年7月31日付で当社は、子会社㈱ヴァンクールを吸収合併しております。これにより㈱ヴァンクールは連結の範囲から除外しております。 以上の当社グループの事業概要図は次のとおりです。 2026年3月31日現在、当社の子会社のうち国内の証券市場に上場している会社は以下のとおりです。 子会社名   上場市場名   上場時期 ㈱フォーバルテレコム   東京証券取引所(スタンダード)   2000年11月 ㈱フォーバル・リアルストレート    東京証券取引所(スタンダード)   2005年11月
経営方針・対処すべき課題2,008字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。 (1)経営方針 フォーバルの社名は、「For Social Value」を語源とし、「社会価値創出企業」として中小・小規模企業の利益に貢献できる「新しいあたりまえ」づくりに挑戦しております。 フォーバルの提案する「新しいあたりまえ」とは、商品・サービスを提供する大手メーカーやキャリアではなく、これらを実際に利用するユーザーの立場から情報通信業界が抱える矛盾、問題点を打破するために考えた新しいビジネスモデルです。 実際にわれわれの提案した多くのビジネスモデルは広く世の中に受け入れられ、独占的な日本の情報通信業界に競争原理をもたらし、サービスの向上とコストダウンを進めるための大きなきっかけをつくってきました。 しかし、当時は斬新だった「新しいあたりまえ」も、時が経ち世の中に浸透すれば「ただのあたりまえ」になります。フォーバルはこれからも「新しいあたりまえ」で、新しい世界を創ることに挑戦してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループの事業ドメインにおいては事業構造・事業環境の変化が激しく、その変化に適切に対応することを方針として掲げておりますので売上高利益率や資本回転率などの経営指標については、現段階では設定しておりません。今後、適切な指標を設定した時点で開示したいと考えております。 (3)経営環境 当社グループの事業領域である情報通信分野においては、クラウドやビッグデータ、IoT、AIなどを活用したサービスの拡大が続いています。 また、中小・小規模企業においてはDXの推進による働き方の変化に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大による新しい働き方への急激なシフトの中で、従来型の機器等の価値は低下する一方、新しい経営環境の変化に苦慮する経営者の各種アドバイスに対する需要が高まっております。近年は企業の業績だけではなくESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)が重視される傾向にあり、中小・小規模企業の利益に貢献する「次世代経営コンサルタント」集団としての役割がますます重要となっています。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは「企業ドクター(次世代経営コンサルタント)」として企業経営を支援する集団となり、中小・小規模企業の利益に貢献することで顧客とのリレーションを強化し、ビジネスパートナーとしての確固たる地位を確立するとともに、ストック型の収益構造へとビジネスモデルの転換を図っております。 特に、「情報通信の知識・技術を駆使した経営コンサルティングサービス(情報通信)」、「海外マーケットを独自ノウハウで取り込む経営コンサルティングサービス(海外)」、「環境に配慮した最先端の経営コンサルティングサービス(環境)」、「次世代経営に必要な人材を育てる経営コンサルティングサービス(人材・教育)」、「企業のライフサイクルに対応した経営コンサルティングサービス(起業・事業承継)」の5分野において他社との差別化を図り、主に「売上拡大」「業務効率改善」「リスク回避」の視点から中小・小規模企業の利益に貢献することを目指しております。 現在は、国の「経済財政運営と改革の基本方針2025 ~「今日より明日はよくなる」と実感できる社会へ~」に則ってF-Japan戦略を推進し、骨太方針の中でも特に「グリーン」「デジタル」「活力ある地方創り」「少子化対策」に着目し、自治体・民間企業・教育機関・金融機関と連携し、地域経済活性化のためのDX促進に取り組んでいます。 地方自治体の運営を取り巻く環境は大きく変化しており、活力ある地方を取り戻すためには、地域の産業を復興し住民の生活の質を向上させ地域としての魅力を高めていく必要があります。そのためには、デジタルを活用した行政サービスを提供していくことが必須となっており、国もその実現に向けて全面的に支援しています。 当社グループが注力しているF-Japan戦略は日本全国でDX・GX人材を育て、その人材が地元経済を活性化させるという好循環が永続的な地方創生を実現するのに不可欠であると考えており、その実現に向けて各地方自治体における「DX・GX人材の育成」「DX・GX人材の就職・起業」「DX・GX人材による地域経済の活性化」の仕組みづくりを、デジタル人材を派遣し、現状や課題を可視化しながら伴走支援しています。 当社グループにおいては、伴走支援するための人材の育成とクオリティの確保が事業の成否の重要な要因となっており、そこにいかにスピード感を持って取り組んでいけるのかが当社グループの課題となっております。
事業等のリスク2,291字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 事業環境の変化について 当社グループの事業は、主要な顧客である国内法人、とりわけ中小企業をとりまく経済状況の影響を受けます。原油高や円安の影響や国内経済の冷え込みによって、中小企業の経営環境が想定以上に悪化した場合、あるいは中小企業の経営を支援する可視化伴走支援事業のサービスの開発が遅れた場合、中小企業マーケット自体の縮小により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの売上高は、リース会社に対するものが全体の20.4%を占めております。 これは、販売代金を個々の顧客からではなくリース会社を通じて回収することにより、販売に伴うリスクを回避し、安全な販売を行えるという利点がある一方、こうした業種を取り巻く経済環境及び法制度等に大きな変化があった場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループは、カンボジア、ベトナム、インドネシア、ミャンマーなどアセアン諸国で事業活動を行っております。これらの国・地域で法令・各種規制の制定、改正がなされた場合、当社グループの事業活動が影響を受ける可能性があります。 新規事業の立ち上げについて 当社グループは、利益ある成長を達成するため必要に応じて事業を再構築し、収益性、成長性の高い新規事業の立ち上げを適宜検討し、実行しております。このような事業分野においては、当社グループが保有していないノウハウ・インフラなどを保有する企業集団とアライアンスを組む可能性・ケースも多くあります。ただし、アライアンス先の事業展開の方向性、スケジュール等によっては、当社グループが実行する新規事業の進展が影響を受ける可能性があります。 また、こうした新規事業を展開するにあたっては、当時点で入手可能な情報に基づき、慎重な判断と継続的な見直しを行っておりますが、潜在的なリスクも含まれており、当社グループが現時点で想定する状況に大きな変化があった場合は、その事業展開に重大な影響を与え、結果当社グループの業績にも影響を及ぼす可能性があります。 新サービスの創造について 当社グループは、IoT、AI、ビッグデータ、ロボットなどの先端技術が鍵を握る情報社会に続く新たな社会(Society5.0)を見据え、次世代の情報通信技術を使った経営課題解決サービスの開発に取り組んでおりますが、開発の遅れやマーケットの支持を得られなかった場合などには、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、サービスが陳腐化しないように専門チームを立ち上げ、その分野の専門人材を採用し、その分野の企業と協業しながら、マーケットに受け入れられる新サービスの創造に取り組んでおります。 人材の確保及び育成について 当社グループは、情報通信、海外、環境、人材・教育、起業・事業承継の5分野において他社との差別化を図り、中小・小規模企業の利益に貢献するコンサルティングサービスを主力事業としており、質の高いサービスを提供し続けるためには人材の確保と育成が必要不可欠であり、想定通りに人材の確保及び育成が進まない場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、健康経営の実践やテレワークやフリーワーク制度等の導入により、新しい働き方や個人のワークライフバランスの向上を図るなど、選ばれる企業になるための取り組みを強化しております。また、e-ラーニングシステムによる時間効率を考えた教育システムの導入や、スキルアップのために社外資格を取得するモチベーションを付与する人事制度の設計、成功事例の早期情報共有のためのシステム導入等により、より一層の人材の育成に努めております。 取引先について 当社グループは、多様な顧客ニーズに対応するため多くの取引先から優れた製品、サービス等の供給を受けております。日頃より取引先との緊密な関係維持、情報交換等を行っておりますが、将来、何らかの事情により製品、サービス等の供給が滞った場合には、顧客に対して十分な製品、サービス等の供給ができず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。特に通信サービスの仕入先事業者である電気通信事業者は少数に限定されており、それらの政策変更等により当社グループの通話料原価や取次手数料の条件が変動した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 情報管理について 当社グループでは、取引の中で顧客情報を含め各種情報を取り扱っており、それら情報の取扱いには十分な注意を払っております。 個人情報については、会社としての基本方針を策定し、社員向け教育研修を実施するなど情報管理の徹底を進めております。 また、社内システムは、ファイアウォール、アンチウィルスシステム及びデータへのアクセス制限等の安全対策の強化に努めております。 しかしながら、当社グループにおいて個人情報その他データの漏洩等により問題が発生した場合、社会的信用の低下や損害賠償請求を受ける可能性があり、当社グループのその後の事業展開及び業績等に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)11,377字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の関税引き上げの影響で落ち込んでいた米国向けの輸出が下げ止まり、欧州やアジア向けは堅調に推移する一方で、原油高や海上輸送網の混乱により、鉱工業生産は一進一退の動きとなっています。一方で設備投資は堅調に推移し、雇用・所得環境も緩やかに改善し、個人消費は物価上昇の影響を受けつつも堅調に推移しました。 また、当社グループの事業領域である情報通信分野においては、クラウドやビッグデータ、IoT、AIなど を活用したサービスが拡大しています。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ298百万円減少し41,831百万円となりました。 流動資産は28,912百万円となり、前連結会計年度末に比べ346百万円増加しました。これは主として、現金及び預金が1,018百万円増加したのに対し、売掛金が751百万円減少したためです。 固定資産は12,918百万円となり、前連結会計年度末に比べ645百万円減少しました。これは主として、投資有価証券が228百万円、繰延税金資産が284百万円減少するなど投資その他の資産が575百万円減少したためです。 流動負債は17,013百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,313百万円減少しました。これは主として、支払手形及び買掛金が570百万円、短期借入金が120百万円、未払金が172百万円、未払法人税等が297百万円減少したためです。 固定負債は3,425百万円となり、前連結会計年度末に比べ673百万円減少しました。これは主として、長期借入金が332百万円、退職給付に係る負債が362百万円減少したためです。 純資産は21,393百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,688百万円増加しました。これは主として、親会社株主に帰属する当期純利益1,477百万円に対し、配当金の支払い781百万円により株主資本が811百万円、その他有価証券評価差額金が286百万円増加するなどその他の包括利益累計額が558百万円、非支配株主持分が317百万円増加したためです。 b.経営成績 中小・小規模企業や自治体におけるDX推進の機運の高まりを受けて可視化伴走経営支援事業が堅調に推移した一方で、㈱エルコムが新紙幣発行に伴う特需の反動で減少したほか太陽光発電システムが減少した結果、売上高は前期に比べ1,104百万円減少し、71,524百万円(前期比1.5%減)となりました。 利益面では、売上総利益が前期に比べ1,111百万円増加(前期比4.4%増)したのに対し、販売費及び一般管理費は事業拡大に伴う人員増強や情報処理費、地代家賃や旅費交通費の増加の影響で前期に比べ1,127百万円増加(前期比5.2%増)した結果、営業利益は3,724百万円(前期比0.4%減)、経常利益は4,045百万円(前期比1.8%増)、投資有価証券評価損740百万円を計上したことで親会社株主に帰属する当期純利益は1,477百万円(前期比31.8%減)となり、経常利益においては3期連続で過去最高を更新しました。 セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、経営管理区分の変更に伴い報告セグメントの区分を変更しており、以下の前連結会計年度比較については、前連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。 <フォーバルビジネスグループ> 可視化伴走経営支援サービスが堅調に推移した一方で、㈱エルコムが新紙幣発行に伴う特需の反動で減少した結果、売上高は39,455百万円(前期比0.5%減)、セグメント利益は2,581百万円(前期比2.0%減)となりました。 <フォーバルテレコムビジネスグループ> 小売電気事業における売価低下の影響を受けた結果、売上高は23,453百万円(前期比0.1%増)、一方で電力サービスの契約件数の堅調な伸びによりセグメント利益は1,253百万円(前期比8.9%増)となりました。 <総合環境コンサルティングビジネスグループ> 太陽光パネルの供給制約の影響等を受けて太陽光発電システムが減少した結果、売上高は5,125百万円(前期比19.2%減)、セグメント損失は27百万円(前期はセグメント利益73百万円)となりました。 <人的資本経営> セミナーなどの教育事業や前期中に新たに連結に加わったグループ会社が寄与した結果、売上高は3,490百万円(前期比8.7%増)、セグメント利益は333百万円(前期比17.4%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は12,148百万円となり、前連結会計年度末に比べ961百万円の増加となっています。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は3,073百万円(前期比25.7%減)となりました。これは主として税金等調整前当期純利益が3,375百万円、減価償却費が1,639百万円、売上債権及び契約資産の減少額が1,111百万円あったのに対し、法人税等の支払額が1,691百万円、前払費用の増加額が996百万円あったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は769百万円(前期は1,364百万円の使用)となりました。これは主として無形固定資産の取得による支出が568百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が424百万円あったのに対し、保険積立金の解約による収入が389百万円あったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は1,529百万円(前期は3,314百万円の使用)となりました。これは主として配当金の支払額が896百万円、長期借入金の返済による支出が632百万円あったことによるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産、受注の実績 総合環境コンサルティングビジネスグループにおいて、ランプ及びLEDの製造事業を譲受け、生産及び一部受注生産をしておりますが、当連結会計年度における生産高及び受注生産高の売上高に占める割合の重要性が乏しいため記載を省略しております。 b.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) フォーバル ビジネスグループ(百万円)   39,455   △0.5 フォーバルテレコム ビジネスグループ(百万円)   23,453   0.1 総合環境コンサルティング ビジネスグループ(百万円)   5,125   △19.2 人的資本経営(百万円)   3,490   8.7 報告セグメント計(百万円)   71,524   △1.5 合計(百万円)   71,524   △1.5 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績および総販売実績に対する割合については、各販売先への当該割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、会計上の見積りが必要な費用につきましては、合理的な基準に基づき見積りをしております。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ②財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ298百万円減少し41,831百万円となりました。 流動資産は28,912百万円となり、前連結会計年度末に比べ346百万円増加しました。これは主として、現金及び預金が1,018百万円増加したのに対し、売掛金が751百万円減少したためです。 固定資産は12,918百万円となり、前連結会計年度末に比べ645百万円減少しました。これは主として、投資有価証券が228百万円、繰延税金資産が284百万円減少するなど投資その他の資産が575百万円減少したためです。 流動負債は17,013百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,313百万円減少しました。これは主として、支払手形及び買掛金が570百万円、短期借入金が120百万円、未払金が172百万円、未払法人税等が297百万円減少したためです。 固定負債は3,425百万円となり、前連結会計年度末に比べ673百万円減少しました。これは主として、長期借入金が332百万円、退職給付に係る負債が362百万円減少したためです。 純資産は21,393百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,688百万円増加しました。これは主として、親会社株主に帰属する当期純利益1,477百万円に対し、配当金の支払い781百万円により株主資本が811百万円、その他有価証券評価差額金が286百万円増加するなどその他の包括利益累計額が558百万円、非支配株主持分が317百万円増加したためです。 b.経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における連結業績は、以下のとおりとなりました。 前連結会計年度   当連結会計年度   前年同期増減 金額   割合 売上高 (百万円)   72,629   71,524   △1,104   △1.5% 経常利益 (百万円)   3,975   4,045   69   1.8% 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)   2,168   1,477   △690   △31.8% 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の関税引き上げの影響で落ち込んでいた米国向けの輸出が下げ止まり、欧州やアジア向けは堅調に推移する一方で、原油高や海上輸送網の混乱により、鉱工業生産は一進一退の動きとなっています。一方で設備投資は堅調に推移し、雇用・所得環境も緩やかに改善し、個人消費は物価上昇の影響を受けつつも堅調に推移しました。 また、当社グループの事業領域である情報通信分野においては、クラウドやビッグデータ、IoT、AIなどを活用したサービスが拡大しています。 当社グループは「企業ドクター(次世代経営コンサルタント)」として企業経営を支援する集団となり、中小・小規模企業の利益に貢献することを目指し、「情報通信の知識・技術を駆使した経営コンサルティングサービス(情報通信)」、「海外マーケットを独自ノウハウで取り込む経営コンサルティングサービス(海外)」、「環境に配慮した最先端の経営コンサルティングサービス(環境)」、「次世代経営に必要な人材を育てる経営コンサルティングサービス(人材・教育)」、「企業のライフサイクルに対応した経営コンサルティングサービス(起業・事業承継)」の5分野において他社との差別化を図り、質の高いサービスを提供するためにM&Aも活用しながら事業の拡大に取り組んでいます。 現在は、国の「経済財政運営と改革の基本方針2025 ~「今日より明日はよくなる」と実感できる社会へ~」に則ってF-Japan戦略を推進し、骨太方針の中でも特に「グリーン」「デジタル」「活力ある地方創り」「少子化対策」に着目し、自治体・民間企業・教育機関・金融機関と連携し、地域経済活性化のためのDX促進に取り組んでいます。 地方自治体の運営を取り巻く環境は大きく変化しており、活力ある地方を取り戻すためには、地域の産業を復興し住民の生活の質を向上させ地域としての魅力を高めていく必要があります。そのためには、デジタルを活用した行政サービスを提供していくことが必須となっており、国もその実現に向けて全面的に支援しています。 当社グループが注力しているF-Japan戦略は日本全国でDX・GX人材を育て、その人材が地元経済を活性化させるという好循環が永続的な地方創生を実現するのに不可欠であると考えており、その実現に向けて各地方自治体における「DX・GX人材の育成」「DX・GX人材の就職・起業」「DX・GX人材による地域経済の活性化」の仕組みづくりを、デジタル人材を派遣し、現状や課題を可視化しながら伴走支援しています。 さらには、人材を費用・コストとして捉えるのではなく、その人が持つ能力やスキルを資本として捉え、その価値を最大限に引き出すことで企業価値の向上につなげる「人的資本経営」をはじめとした「ESG経営」が長期的な成長に欠かせない重要な要素となる中で、次世代型のデータ活用により新たな価値を共創する経営情報分析プラットフォーム「きづなPARK」で財務や非財務などの経営情報を可視化しながら中小・小規模企業の「ESG経営」を伴走支援しています。 このような状況下、当連結会計年度における連結業績は、以下のようになりました。 中小・小規模企業や自治体におけるDX推進の機運の高まりを受けて可視化伴走経営支援事業が堅調に推移した一方で、㈱エルコムが新紙幣発行に伴う特需の反動で減少したほか太陽光発電システムが減少した結果、売上高は前期に比べ1,104百万円減少し、71,524百万円(前期比1.5%減)となりました。 利益面では、売上総利益が前期に比べ1,111百万円増加(前期比4.4%増)したのに対し、販売費及び一般管理費は事業拡大に伴う人員増強や情報処理費、地代家賃や旅費交通費の増加の影響で前期に比べ1,127百万円増加(前期比5.2%増)した結果、営業利益は3,724百万円(前期比0.4%減)、経常利益は4,045百万円(前期比1.8%増)、投資有価証券評価損740百万円を計上したことで親会社株主に帰属する当期純利益は1,477百万円(前期比31.8%減)となり、経常利益においては3期連続で過去最高を更新しました。 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等は、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載のとおり、当社グループの事業においては事業構造・事業環境の変化が激しく、その変化に適切に対応することを方針として掲げておりますので売上高利益率や資本回転率などの経営指標については、現段階では設定しておりません。今後、適切な指標を設定した時点で開示したいと考えております。 なお、過去5年間の経常利益は以下のとおりであり、2022年3月期に対して2026年3月期は概ね1.4倍となっております。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 経常利益(百万円)   2,855   2,717   3,459   3,975   4,045 指数   100   95   121   139   141 (注)単位未満の数値は切り捨てて記載しております。 また、当社グループの経営成績等に重要な影響を与える要因については以下のものがあります。 事業環境の変化について 当社グループの事業は、主要な顧客である国内法人、とりわけ中小企業をとりまく経済状況の影響を受けます。原油高や円安の影響や国内経済の冷え込みによって、中小企業の経営環境が想定以上に悪化した場合、あるいは中小企業の経営を支援する可視化伴走支援事業のサービスの開発が遅れた場合、中小企業マーケット自体の縮小により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの売上高は、リース会社に対するものが全体の20.4%を占めております。 これは、販売代金を個々の顧客からではなくリース会社を通じて回収することにより、販売に伴うリスクを回避し、安全な販売を行えるという利点がある一方、こうした業種を取り巻く経済環境及び法制度等に大きな変化があった場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループは、カンボジア、ベトナム、インドネシア、ミャンマーなどアセアン諸国で事業活動を行っております。これらの国・地域で法令・各種規制の制定、改正がなされた場合、当社グループの事業活動が影響を受ける可能性があります。 新規事業の立ち上げについて 当社グループは、利益ある成長を達成するため必要に応じて事業を再構築し、収益性、成長性の高い新規事業の立ち上げを適宜検討し、実行しております。このような事業分野においては、当社グループが保有していないノウハウ・インフラなどを保有する企業集団とアライアンスを組む可能性・ケースも多くあります。ただし、アライアンス先の事業展開の方向性、スケジュール等によっては、当社グループが実行する新規事業の進展が影響を受ける可能性があります。 また、こうした新規事業を展開するにあたっては、当時点で入手可能な情報に基づき、慎重な判断と継続的な見直しを行っておりますが、潜在的なリスクも含まれており、当社グループが現時点で想定する状況に大きな変化があった場合は、その事業展開に重大な影響を与え、結果当社グループの業績にも影響を及ぼす可能性があります。 新サービスの創造について 当社グループは、IoT、AI、ビッグデータ、ロボットなどの先端技術が鍵を握る情報社会に続く新たな社会(Society5.0)を見据え、次世代の情報通信技術を使った経営課題解決サービスの開発に取り組んでおりますが、開発の遅れやマーケットの支持を得られなかった場合などには、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、サービスが陳腐化しないように専門チームを立ち上げ、その分野の専門人材を採用し、その分野の企業と協業しながら、マーケットに受け入れられる新サービスの創造に取り組んでおります。 人材の確保及び育成について 当社グループは、情報通信、海外、環境、人材・教育、起業・事業承継の5分野において他社との差別化を図り、中小・中堅企業の利益に貢献するコンサルティングサービスを主力事業としており、質の高いサービスを提供し続けるためには人材の確保と育成が必要不可欠であり、想定通りに人材の確保及び育成が進まない場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、健康経営の実践やテレワークやフリーワーク制度等の導入により、新しい働き方や個人のワークライフバランスの向上を図るなど、選ばれる企業になるための取り組みを強化しております。また、e-ラーニングシステムによる時間効率を考えた教育システムの導入や、スキルアップのために社外資格を取得するモチベーションを付与する人事制度の設計、成功事例の早期情報共有のためのシステム導入等により、より一層の人材の育成に努めております。 取引先について 当社グループは、多様な顧客ニーズに対応するため多くの取引先から優れた製品、サービス等の供給を受けております。日頃より取引先との緊密な関係維持、情報交換等を行っておりますが、将来、何らかの事情により製品、サービス等の供給が滞った場合には、顧客に対して十分な製品、サービス等の供給ができず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。特に通信サービスの仕入先事業者である電気通信事業者は少数に限定されており、それらの政策変更等により当社グループの通話料原価や取次手数料の条件が変動した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 情報管理について 当社グループでは、取引の中で顧客情報を含め各種情報を取り扱っており、それら情報の取扱いには十分な注意を払っております。 個人情報については、会社としての基本方針を策定し、社員向け教育研修を実施するなど情報管理の徹底を進めております。 また、社内システムは、ファイアウォール、アンチウィルスシステム及びデータへのアクセス制限等の安全対策の強化に努めております。 しかしながら、当社グループにおいて個人情報その他データの漏洩等により問題が発生した場合、社会的信用の低下や損害賠償請求を受ける可能性があり、当社グループのその後の事業展開及び業績等に影響を与える可能性があります。 c.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 <フォーバルビジネスグループ> フォーバルビジネスグループは、㈱フォーバルを中心に、主としてオフィス用OA・ネットワーク機器の販売、サービスの取り次ぎ、中小法人様向けコンサルティングサービスを行っております。 当連結会計年度においては、可視化伴走経営支援サービスが堅調に推移した一方で、㈱エルコムが新紙幣発行に伴う特需の反動で減少した結果、売上高は39,455百万円(前期比0.5%減)、セグメント利益は2,581百万円(前期比2.0%減)となりました。 セグメント資産は、投資有価証券評価損740百万円を計上したことによる減少等により、前連結会計年度末に比べ1,372百万円減少の27,665百万円となりました。 <フォーバルテレコムビジネスグループ> フォーバルテレコムビジネスグループは、㈱フォーバルテレコムを中心に、主としてVoIP、モバイルなどの通信サービス全般の提供、ユーティリティ・ビジネスや印刷、保険サービス等を行っております。 当連結会計年度においては、小売電気事業における売価低下の影響を受けた結果、売上高は23,453百万円(前期比0.1%増)、一方で電力サービスの契約件数の堅調な伸びによりセグメント利益は1,253百万円(前期比8.9%増)となりました。 セグメント資産は、貯蔵品が296百万円、長期前払費用が224百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,020百万円増加の9,939百万円となりました。 <総合環境コンサルティングビジネスグループ> 総合環境コンサルティングビジネスグループは、㈱アップルツリーを中心に主としてオール電化・エコ住宅設備、LED照明等の事業を行っております。 当連結会計年度においては、太陽光パネルの供給制約の影響等を受けて太陽光発電システムが減少した結果、売上高は5,125百万円(前期比19.2%減)、セグメント損失は27百万円(前期はセグメント利益73百万円)となりました。 セグメント資産は、売掛金が139百万円減少した一方で棚卸資産が39百万円増加したことにより、前連結会計年度末に比べ62百万円減少の1,279百万円となりました。 <人的資本経営> 人的資本経営は、㈱タニタヘルスリンクを中心とした健康経営事業及び技術者派遣事業及びIT教育サービス事業等を行っております。 当連結会計年度においては、セミナーなどの教育事業や前期中に新たに連結に加わったグループ会社が寄与した結果、売上高は3,490百万円(前期比8.7%増)、セグメント利益は333百万円(前期比17.4%増)となりました。 セグメント資産は、売掛金の回収による現金及び預金の増加及び棚卸資産が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ116百万円増加の2,947百万円となりました。 d.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は12,148百万円となり、前連結会計年度末に比べ961百万円の増加となっています。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は3,073百万円(前期比25.7%減)となりました。これは主として税金等調整前当期純利益が3,375百万円、減価償却費が1,639百万円、売上債権及び契約資産の減少額が1,111百万円あったのに対し、法人税等の支払額が1,691百万円、前払費用の増加額が996百万円あったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は769百万円(前期は1,364百万円の使用)となりました。これは主として無形固定資産の取得による支出が568百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が424百万円あったのに対し、保険積立金の解約による収入が389百万円あったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は1,529百万円(前期は3,314百万円の使用)となりました。これは主として配当金の支払額が896百万円、長期借入金の返済による支出が632百万円あったことによるものです。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   40.5   41.6   45.2 時価ベースの自己資本比率(%)   84.6   88.8   69.0 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   1.4   0.7   0.8 インタレスト・カバレッジ・レシオ   174.7   75.0   91.3 (注) 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利息支払額 (注1)各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 (注2)株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 (注3)営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。 (注4)有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っているすべての負債を対象としております。 また、利息支払額については、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 e.資本の財源及び資金の流動性 当連結会計年度末における現金及び預金の残高は12,427百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,018百万円増加しております。 借入金は、当連結会計年度末において短期借入金1,205百万円、長期借入金602百万円となり、前連結会計年度末に比べ452百万円減少しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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