概要
ソーダニッカは、無機薬品・有機薬品・合成樹脂を主力とする化学品専門商社である。東京都中央区に本社を置き、化学、紙パルプ、食品・洗剤、官公庁、樹脂加工、電機など多様な業界向けに製品を供給する。2026年3月期の連結売上高は667億円、従業員数400名。国内外に8つの子会社を持ち、グループ全体で化学品の安定供給と物流を担う。
化学品、機能材、その他の3セグメントで構成
ソーダニッカの事業は、化学品事業、機能材事業、その他事業の3つのセグメントに分かれる。化学品事業は無機薬品・有機薬品を主とし、2026年3月期のセグメント売上高は443億円(全体の約66%)を占める。機能材事業は合成樹脂や包装関連商品を扱い、売上高145億円。その他事業は不動産賃貸や子会社の運営(売上高78億円)を含む。各セグメントが異なる顧客基盤と製品ポートフォリオを持ち、相互に補完し合う構造である。
幅広い業界をターゲットとした販路
同社の販売先は化学メーカー、紙パルプ業界、食品・洗剤メーカー、官公庁、樹脂加工業、電機・電子部品メーカーと多岐にわたる。例えば、化学品事業では化学メーカー向けにソーダ灰や苛性ソーダを供給し、紙パルプ業界には漂白剤(過酸化水素など)を提供する。官公庁向けには上下水道処理用の凝集剤・殺菌剤を販売し、公共インフラを支える。このように、産業の裾野を広くカバーすることで需要変動のリスクを分散している。
国内外8社の子会社によるグループ運営
ソーダニッカは国内に5社、海外に3社の連結子会社を持つ。国内ではソーダニッカビジネスサポート(受託業務・倉庫運送)、日本包装(包装資材加工販売)、モリス(ベトナム関連コンサル)、日進(包装資材販売、2026年4月に吸収合併済)、野津商店(山陰地区の薬品販売)がある。海外では曹達日化商貿(上海)(中国国内販売)、PT.SODA NIKKA INDONESIA(インドネシア向け工業薬品)、SODA NIKKA VIETNAM(ベトナム向け工業薬品)を展開し、アジア地域での販路を拡大している。
取扱品目は基礎化学品から電子材料まで
取扱商品は大きく3つに分類される。第一に無機薬品(ソーダ灰、苛性ソーダ、硫酸、アルミニウム化合物、鉄化合物など)、第二に有機薬品(溶剤、可塑剤、界面活性剤、ファインケミカル)、第三に合成樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、エンジニアリングプラスチック)である。さらに包装関連フィルムや電子部品向け機能性樹脂、食品添加物、洗剤原料なども扱い、化学品総合商社としての品揃えを強みとする。
業界の中での役割は化学品専門商社。国内外のメーカーから調達した薬品・樹脂を、様々な産業へ供給。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 化学品事業 | 443億円 | 66.4% | 39億円 | 8.8% |
| 機能材事業 | 145億円 | 21.7% | 8億円 | 5.5% |
| その他事業 | 79億円 | 11.8% | 2億円 | 2.5% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01化学主力
無機薬品・有機薬品を化学メーカー向けに販売。工業薬品の安定供給を通じて、化学品製造プロセスを支える。
- 無機薬品
- ソーダ灰、苛性ソーダ、硫酸など基礎化学品。化学工業の原料・副原料として広く使用。
- 有機薬品
- 溶剤、可塑剤、界面活性剤など。化学製品の合成や加工に用いられる。
02紙パルプ準主力
紙パルプ業界向けに、漂白剤や薬品を供給。抄紙工程での添加剤なども取り扱い。
- 紙パルプ用薬品
- 漂白剤(過酸化水素等)、サイズ剤、填料など紙の品質向上や工程効率化に寄与。
03食品・洗剤準主力
食品添加物や洗剤原料を食品メーカー・洗剤メーカー向けに販売。品質管理体制のもと安定供給。
- 食品添加物
- 保存料、甘味料、酸味料など食品の品質保持や風味向上に使用。
- 洗剤原料
- 界面活性剤、キレート剤など洗剤・石鹸の基材。
04樹脂加工準主力
合成樹脂を樹脂加工メーカー向けに販売。射出成形・押出成形用途など多様なグレードを取り扱い。
- 合成樹脂
- ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなど汎用樹脂からエンジニアリングプラスチックまで。
05官公庁副次
上下水道処理薬品、道路用薬品等を官公庁向けに販売。公共インフラの維持・管理を支援。
- 水処理薬品
- 凝集剤、殺菌剤など上下水道・廃水処理施設向け。
06電機副次
電機・電子部品メーカー向けに、機能性樹脂や電子材料を供給。絶縁材料・封止材など。
- 機器・材料
- 電子部品向け機能性樹脂、光学フィルム用材料など。
製品と技術
産業の土台を支える無機薬品と有機薬品
無機薬品ではソーダ灰、苛性ソーダ、硫酸、アルミニウム化合物、鉄化合物などを取り扱い、化学工業や水処理分野で使用される。特に苛性ソーダはエレクトロニクス業界向けが好調。有機薬品では溶剤、可塑剤、界面活性剤、ファインケミカルを供給し、化学製品の合成や加工に不可欠な原料を提供する。これらの品目は多くの製造プロセスで必要とされ、安定供給が求められる。
紙パルプ・食品・水処理向けの機能性薬品
紙パルプ業界には漂白剤(過酸化水素等)やサイズ剤・填料を供給し、紙の品質向上や工程効率化を支援。食品業界には保存料、甘味料、酸味料などの食品添加物を提供する。官公庁向けには上下水道処理用の凝集剤・殺菌剤を販売し、公共インフラの維持に貢献する。これらの製品は業界特有の規格や品質管理に対応している。
多様な用途に対応する合成樹脂と包装資材
合成樹脂ではポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの汎用樹脂からエンジニアリングプラスチックまで取り扱い、樹脂加工メーカー向けに射出成形・押出成形用途のグレードを提供。包装関連ではポリプロピレンフィルム、複合フィルム、ナイロンフィルム、物流容器などを扱い、食品包装向けが好調である。また電子部品向け機能性樹脂や光学フィルム用材料も供給する。
電機・電子分野向け先端材料の供給
電機・電子部品メーカー向けには、機能性樹脂や電子材料(絶縁材料、封止材、光学フィルム用材料)を販売する。これらの材料は高純度・高機能が要求され、同社はサプライチェーンを通じて安定した品質を提供している。また、包装関連機器では海外向け案件の受注もあり、機械器具設置工事も手掛ける。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
商社・卸売の時価総額近傍。太字がソーダニッカ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3139ラクト・ジャパン | 345億円 | 10.5倍 |
| 2 | 3333あさひ | 341億円 | 14.9倍 |
| 3 | 3176三洋貿易 | 338億円 | 15.3倍 |
| 4 | 8101GSIクレオス | 337億円 | 12.9倍 |
| 5 | 7525リックス | 312億円 | 9.2倍 |
| 6 | 8158ソーダニッカ | 310億円 | 13.0倍 |
| 7 | 6328荏原実業 | 307億円 | 12.3倍 |
| 8 | 9932杉本商事 | 302億円 | 11.3倍 |
| 9 | 3877中越パルプ工業 | 294億円 | 11.3倍 |
| 10 | 8070東京産業 | 284億円 | 10.3倍 |
| 11 | 8007高島 | 276億円 | 22.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
2013年以降の安定した収益基盤
ソーダニッカは2013年3月期の売上高935億円から、2014年には1013億円まで拡大した。その後、市場環境の変動により売上高は増減を繰り返すが、純利益は8億円から22億円の範囲で推移し、安定した収益性を維持してきた。特に2022年3月期以降は売上高が555億円まで減少したものの、利益率は改善し、2026年3月期には売上高667億円、純利益22億円を達成している。これはコスト管理と高付加価値商品へのシフトが奏功した結果である。
長期ビジョン「Go forward」の策定と2030年度目標
同社は2030年度までの長期ビジョン「Go forward」を掲げ、化学品商社としての全機能を活用して顧客と社会の課題解決に貢献する企業を目指す。このビジョンでは、「社会と化学のコーディネーター」を自任し、脱炭素社会や安全・安心な生活への貢献を重視。事業戦略とサステナビリティの融合を成長の核とし、非財務目標を含む複合的な価値創造を追求している。
中期経営計画「Go forward STAGE3」の開始(2023年度)
長期ビジョン達成の第3ステージとして、2023年度から4ヵ年の中期経営計画「Go forward STAGE3」が始動した。最終年度(2026年度)の目標は連結当期純利益24億円以上、ROE8%以上、配当性向40%以上と設定。同計画では「変革」をテーマに、人材戦略や財務戦略を強化し、資本効率の改善と成長投資を両立させる。2026年3月期の当期純利益は22億円と目標に近づきつつある。
海外子会社設立によるアジア展開の推進
ソーダニッカは中国、インドネシア、ベトナムに現地法人を設立し、アジア市場でのプレゼンスを高めてきた。曹達日化商貿(上海)有限公司は中国国内市場向けの工業薬品販売を、PT.SODA NIKKA INDONESIAはインドネシアへの工業薬品販売を、SODA NIKKA VIETNAMはベトナムへの工業薬品販売をそれぞれ担当。これにより、国内需要の伸び悩みを海外で補う体制を構築している。
子会社再編によるグループ効率化(日進の吸収合併)
2026年4月1日付で、子会社の株式会社日進をソーダニッカが吸収合併した。日進は中部・関西・北陸地区で包装資材・機器等の販売を行ってきたが、経営資源の集中と業務効率化を目的に統合された。これにより、グループ内の重複機能を削減し、販売網の一元化を図っている。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 中期経営計画最終年度の経営目標(詳細数値は明記なし)2027年3月期まで中期経営計画「Go forward STAGE3」の目標達成
- ROE(株主資本コストを上回る)株主資本コストを上回るROE
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
長期ビジョン「Go forward」の推進
化学品専門商社として、化学・機能製品に関する商品からサービスまでの機能を備え、顧客と社会の課題解決に貢献。事業価値と社会価値の向上を目指し、社会と化学のコーディネーターとして脱炭素社会や持続可能な社会の実現に努める。
- 02
中期経営計画「Go forward STAGE3」の実行
2023年度からの4ヵ年計画で、長期ビジョン達成に向け新たな成長軌道を創る変革を推進。各事業で時代に即したビジネスモデルを発展させ、成長投資と株主還元を両立し資本効率を改善する。
- 03
資本コストを意識した経営
株主資本コストを上回るROEを重要指標とし、中期経営計画の実行を通じてその充足を目指す。資本効率の改善を図り、具体的な成果を上げる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で400人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は741万円で、9期前と比べて+24.3%。平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は16.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 303 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 304 | — |
| 2019年3月 | 596 | 40.5 | 16.0 | 297 | — |
| 2020年3月 | 603 | 40.9 | 16.0 | 333 | — |
| 2021年3月 | 655 | 41.5 | 17.0 | 333 | — |
| 2022年3月 | 663 | 42.5 | 16.0 | 381 | — |
| 2023年3月 | 677 | 42.4 | 16.0 | 403 | — |
| 2024年3月 | 738 | 42.4 | 15.0 | 409 | — |
| 2025年3月 | 723 | 43.0 | 17.0 | 411 | 511 |
| 2026年3月 | 741 | 43.6 | 16.0 | 400 | 625 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は667億円、営業利益は25億円。前期と比べると増収増益で、売上が+2.5%、利益が+19.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 701億円 | 667億円 |
| 営業利益 | 26億円 | 25億円 |
| 純利益 | 25億円 | 24億円 |
| 1株あたり配当 | ¥44 | ¥44 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は185億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+18.6%、営業利益は+60.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 159 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 156 | 5 | 3.2 | 5 |
| 2024年2Q | 159 | 5 | 3.1 | 4 |
| 2024年3Q | 174 | 8 | 4.6 | 6 |
| 2024年4Q | 152 | — | — | 4 |
| 2025年2Q | 317 | 11 | 3.5 | 13 |
| 2025年4Q | 334 | 10 | 3.0 | 9 |
| 2026年2Q | 329 | 12 | 3.6 | 12 |
| 2026年4Q | 338 | 13 | 3.8 | 12 |
| 2027年1Q | 185 | 8 | 4.3 | 8 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は935億円から667億円へ71%に減った。直近期の営業利益率は3.7%。売上は4期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 935 | — | 13 | — | 8 |
| 2014年3月 | 1,013 | — | 15 | — | 9 |
| 2015年3月 | 1,009 | — | 19 | — | 11 |
| 2016年3月 | 963 | — | 15 | — | 8 |
| 2017年3月 | 925 | — | 13 | — | 9 |
| 2018年3月 | 982 | — | 15 | — | 10 |
| 2019年3月 | 1,043 | — | 17 | — | 11 |
| 2020年3月 | 997 | — | 13 | — | 8 |
| 2021年3月 | 946 | — | 11 | — | 8 |
| 2022年3月 | 555 | — | 16 | — | 14 |
| 2023年3月 | 627 | — | 21 | — | 15 |
| 2024年3月 | 641 | — | 26 | — | 19 |
| 2025年3月 | 651 | 21 | 25 | 3.2 | 22 |
| 2026年3月 | 667 | 25 | 29 | 3.7 | 24 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高667億円のうち、営業利益として残るのは25億円で3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は24億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.6%571億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.6%71億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%25億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが21億円、投資CFが5億円で、差し引きのフリーCFは26億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は81億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 17 | −1 | −14 | 16 | 44 |
| 2014年3月 | 23 | 0 | −13 | 23 | 53 |
| 2015年3月 | 7 | −3 | −2 | 4 | 55 |
| 2016年3月 | 20 | −3 | −3 | 17 | 69 |
| 2017年3月 | 17 | −3 | −6 | 14 | 76 |
| 2018年3月 | 4 | −2 | −4 | 2 | 76 |
| 2019年3月 | 22 | −2 | −3 | 20 | 91 |
| 2020年3月 | 17 | −2 | −4 | 15 | 102 |
| 2021年3月 | 13 | −4 | −4 | 9 | 107 |
| 2022年3月 | 5 | 6 | −44 | 11 | 74 |
| 2023年3月 | 2 | −7 | 13 | −5 | 83 |
| 2024年3月 | 34 | −23 | 1 | 11 | 96 |
| 2025年3月 | 33 | −18 | −39 | 15 | 71 |
| 2026年3月 | 21 | 5 | −15 | 26 | 81 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は778億円。このうち返さなくてよい自己資本が338億円で、自己資本比率は43.4%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 516 | 169 | 347 | 32.8 |
| 2014年3月 | 502 | 183 | 319 | 36.4 |
| 2015年3月 | 544 | 205 | 339 | 37.8 |
| 2016年3月 | 521 | 205 | 316 | 39.3 |
| 2017年3月 | 547 | 224 | 323 | 41.0 |
| 2018年3月 | 624 | 241 | 383 | 38.6 |
| 2019年3月 | 630 | 240 | 390 | 38.0 |
| 2020年3月 | 585 | 234 | 351 | 40.0 |
| 2021年3月 | 614 | 260 | 354 | 42.3 |
| 2022年3月 | 609 | 252 | 357 | 41.5 |
| 2023年3月 | 693 | 264 | 429 | 38.2 |
| 2024年3月 | 795 | 295 | 500 | 37.1 |
| 2025年3月 | 732 | 295 | 437 | 40.3 |
| 2026年3月 | 778 | 338 | 441 | 43.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で284社中119位あたり、逆に低いのは自己資本比率で284社中184位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,349で、1年前と比べて+26.5%。過去52週の値幅のなかでは91%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.0倍 |
| PER (会社予想) | 12.6倍 |
| PBR | 0.84倍 |
| 配当利回り | 3.26% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+3.6%の上昇。25日線(1133円)を+2.3%上回り、75日線(1084円)からも乖離。52週高値1232円まで-5.9%に迫る。出来高は2〜5万株で安定し、6月以降は高値圏でのもみ合い。週足では上向きの25日線・75日線がサポート。RSI64と中立圏。直近3営業日は連日陰線も、トレンドは継続。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERは11.19倍と同業平均の17.44倍を大幅に下回り、割安です。PBRは0.78倍と1倍割れで、平均1.19倍を下回り割安。配当利回りは3.74%と平均2.58%を上回り、高い。配当性向40.8%で余裕があり、増配も期待。ROE7.5%とやや低めですが、財務内容が安定しており、バリュエーションは割安と判断します。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.0倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 12.6倍 | — |
| PBR | 0.84倍 | 1.24倍 |
| ROE | 7.5% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
PBR0.78倍、PER11.2倍と割安で配当利回り3.7%。強気派は安定した収益基盤とキャッシュフロー、割安感を評価。弱気派は売上高の伸び悩みと営業利益率の低さ(3〜4%)に懸念を持つ。
- 割安な株価評価
PBR0.78倍と純資産価値以下で取引
- 安定配当と自社株買い
配当利回り3.7%と株主還元に積極的
- 電子部品需要の回復期待
半導体市場の中長期的な成長が追い風に
- 低い収益性
営業利益率3〜4%と商社としては低水準
- 売上高の伸び悩み
2026年3月期売上高667億円と微増にとどまる
- 競争環境の厳しさ
専門商社業界は価格競争が激しく差別化困難
- 営業利益率
- 低収益体質改善の兆しを確認
- 取扱高の内訳
- 電子材料の需要動向を把握
- 棚卸資産回転率
- 在庫リスクと効率性の指標
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり44円で、前期から+10.0%。いまの株価に対する利回りは3.26%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 14 | — | 42.4 |
| 2018年3月 | 14 | 0.0 | 34.6 |
| 2019年3月 | 14 | 0.0 | 32.7 |
| 2020年3月 | 14 | 0.0 | 51.1 |
| 2021年3月 | 14 | 0.0 | 43.2 |
| 2022年3月 | 24 | 71.4 | 46.2 |
| 2023年3月 | 40 | 66.7 | 67.1 |
| 2024年3月 | 36 | −10.0 | 49.0 |
| 2025年3月 | 40 | 11.1 | 39.7 |
| 2026年3月 | 44 | 10.0 | 40.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥44
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ8,068人。区分でいちばん多いのは個人・その他で55.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.2%を占め、残る58.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 38.1 | 41.1 | 49.8 | 45.7 | 51.5 | 55.1 |
| 事業法人 | 29.1 | 29.8 | 31.3 | 30.0 | 29.8 | 29.9 |
| 金融機関 | 28.2 | 21.0 | 13.9 | 17.6 | 16.5 | 11.3 |
| 外国法人 | 4.2 | 6.7 | 3.8 | 4.8 | 1.8 | 3.0 |
| 証券会社 | 0.3 | 1.4 | 1.2 | 1.7 | 0.5 | 0.7 |
| 自己株式 | 0.6 | 5.4 | 0.0 | 1.1 | 0.9 | 0.6 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 7.28 |
| 02 | AGC株式会社 | 4.89 |
| 03 | セントラル硝子株式会社 | 4.89 |
| 04 | 株式会社ADEKA | 4.23 |
| 05 | ソーダニッカ従業員持株会 | 2.18 |
| 06 | 株式会社大阪ソーダ | 1.95 |
| 07 | 東ソー株式会社 | 1.81 |
| 08 | 日本甜菜製糖株式会社 | 1.53 |
| 09 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.39 |
| 10 | 株式会社クレハ | 1.27 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+239%、1株純資産は14期で+118%。直近期のROEは7.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 31 | 678 | 4.6 | 13.0 | 39.2 |
| 2014年3月 | 37 | 733 | 5.2 | 12.0 | 35.5 |
| 2015年3月 | 45 | 823 | 5.8 | 12.4 | 30.0 |
| 2016年3月 | 34 | 821 | 4.1 | 13.8 | 43.2 |
| 2017年3月 | 34 | 899 | 4.0 | 14.7 | 42.4 |
| 2018年3月 | 39 | 965 | 4.2 | 19.5 | 34.6 |
| 2019年3月 | 45 | 961 | 4.7 | 12.9 | 32.7 |
| 2020年3月 | 34 | 937 | 3.5 | 17.7 | 51.1 |
| 2021年3月 | 32 | 1,040 | 3.2 | 17.9 | 43.2 |
| 2022年3月 | 59 | 1,113 | 5.3 | 11.0 | 46.2 |
| 2023年3月 | 66 | 1,152 | 5.8 | 12.2 | 67.1 |
| 2024年3月 | 81 | 1,297 | 6.6 | 14.1 | 49.0 |
| 2025年3月 | 97 | 1,297 | 7.4 | 10.7 | 39.7 |
| 2026年3月 | 104 | 1,480 | 7.5 | 10.1 | 40.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額207百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 目﨑龍二 | 代表取締役 社長執行 役員 | 63 |
| 松尾保幸 | 取締役 専務執行役員 化学品・機能材セグメント管掌兼Go forward 推進担当 | 61 |
| 古川裕二 | 取締役 | 64 |
| 西山佳宏 | 取締役 | 70 |
| 松村眞理子 | 取締役 | 66 |
| 宮本隆博 | 常勤監査役 | 64 |
| 鈴木麻里 | 監査役 | 48 |
| 神山正文 | 監査役 | 60 |
| 岩渕修 | 取締役 常務執行役員 経理本部長兼中期経営計画財務戦略統括責任者兼サステナビリティ統括責任者 | 53 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 77 | 30 | 139 | 46 |
| 社外取締役 | 7 | 53 | — | 53 | 8 |
| 監査役 | 1 | 15 | — | 15 | 15 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容808字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,120字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,940字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,287字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第79期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第79期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-18
- 半期報告書半期報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第76期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年3月期 第1四半期決算説明資料2026-08-03
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