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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日本精密

Nihon Seimitsu Co.,Ltd.7771 · Standard · 精密機器

時計バンドや外装部品で世界の腕時計需要を支える。メガネフレームや釣具部品にも展開する精密部品メーカー。

概要

日本精密は、埼玉県川口市に本社を置く精密機器メーカー。時計バンド・外装部品、メガネフレーム、釣具用部品の三事業を柱に、2026年3月期の連結売上高は79億円、営業利益率4.7%を達成した。ベトナムとカンボジアに生産拠点を持ち、金型設計から表面処理までの一貫生産を特徴とする。

三つの事業が支える収益構造

日本精密グループは「時計関連」「メガネフレーム」「釣具・応用品」の三つのセグメントで構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、時計関連が58億7,800万円(構成比74%)、釣具・応用品が11億6,300万円(15%)、メガネフレームが8億5,500万円(11%)である。セグメント利益は時計関連が1億7,400万円、釣具・応用品が1億9,200万円、メガネフレームが1,500万円となった。時計関連が売上・利益の大部分を占めるが、釣具・応用品の利益率も高い。

ベトナム・カンボジアを生産の要に

同社はベトナムにNISSEY VIETNAM CO.,LTD.、カンボジアにNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.を有し、両子会社で金型設計・製造、プレス、研磨、表面処理までの一貫生産を手掛ける。日本本社は企画開発と販売・管理に集中し、ASEANの生産拠点がコスト競争力を支える。グループ全体の従業員は約1,700名で、海外拠点が大部分を占める。

グループ一体で展開する販売体制

当社グループは、親会社である日本精密、子会社5社(うち1社は休眠)、持分法適用関連会社2社で構成される。時計関連製品は当社および香港支店、NISSEY VIETNAMが販売。メガネフレームは子会社の株式会社村井が企画・仕入れを行い、村井および関連会社のモンドティカジャパン株式会社が販売する。釣具用部品は当社が販売、静電気除去器は当社で製造販売する。

安定した収益基盤と業績の変動

売上高は2013年3月期の56億円から2026年3月期の79億円まで増加傾向にあるが、2017年から2022年にかけては最終損益が赤字となる年があった。2023年3月期以降は黒字転換し、2026年3月期には経常利益が過去最高を更新。営業利益率も3.9%から4.7%へ改善した。メガネフレーム事業の収益改善や、時計関連の国内需要取り込みが寄与している。

業界の中での役割は時計・メガネ・釣具向け部品サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
79億円
営業利益
4億円
営業利益率
5.1%
純利益
4億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
時計関連59億円73.8%2億円3.4%
釣具・応用品12億円15.0%2億円16.7%
メガネフレーム9億円11.3%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01時計関連主力

時計バンドと時計外装部品を製造・販売。ベトナムやカンボジアの子会社で生産し、香港拠点を通じてグローバルに供給。

主な製品・サービス2
時計バンド
腕時計のバンド(ベルト)。金属・革など各種素材に対応。
時計外装部品
ケース、ベゼルなど時計の外装を構成する部品。

02メガネフレーム準主力

子会社が企画・仕入を行い、メガネフレームを販売。関連会社を通じて小売にも展開。

主な製品・サービス1
メガネフレーム
眼鏡のフレーム。素材やデザインが多様。

03釣具・応用品副次

釣具用部品と静電気除去器を製造・販売。釣具部品はベトナム・カンボジアで生産し、自社ブランド品を国内で販売。

主な製品・サービス2
釣具用部品
リール部品やロッド部品など釣具に使う部品。
静電気除去器
製造現場で静電気を除去する装置。

製品と技術

時計関連:バンドと外装部品が主力

時計関連事業は、時計バンドと時計外装部品を扱う。時計バンドは国内主要時計メーカー向けが約18%増加した一方、海外向けは約27%減少した。外装部品も国内需要が堅調で約14%増加。両製品ともベトナム・カンボジア子会社で製造され、精密プレス加工と研磨技術が競争力の源泉である。

メガネフレーム:ブランドライセンスを軸に

メガネフレーム事業は子会社の株式会社村井が運営する。販売の7割以上をagnès b.、JILL STUART、Yohji Yamamotoの3ブランドが占め、2026年3月期はこれらの売上が4.3%増加した。一方でその他のブランドは減少。損益を重視した営業と本社ビル修繕費の解消によりセグメント利益は改善した。

釣具・応用品:釣具部品と静電気除去器

釣具・応用品事業は、釣具用部品と静電気除去器に区分される。釣具用部品はリール部品などで、堅調な受注により売上高が15.4%増加。静電気除去器は製造現場向けの機器で、売上は微減した。両製品とも時計関連と共用の生産ラインを活用し、ASEAN拠点での一貫生産によるコスト優位性を生かしている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

精密機器のなかでの位置

精密機器で小規模、成長途上

日本精密は精密機器業界に属する小型企業で、売上高は約67〜79億円と小規模。同業他社であるリガク・ホールディングスやジーエルテクノホールディングスと比較しても規模は小さい。しかし、直近の業績は増収基調にあり、営業利益率も4〜5%と改善傾向。業界内ではニッチ分野に特化したプレイヤーとして位置づけられる。海外展開や販売網の強化が今後の成長鍵となる。

強み

  • 直近3期で売上高が67→79億円と増加、成長軌道にある。
  • 営業利益率が4.17%→5.06%と上昇、効率化進む。
  • 精密機器の特定分野に強み、競争が緩やかな市場で事業展開。
  • 小規模ゆえ意思決定が迅速、市場変化に適応しやすい。

課題

  • 売上70億円規模で、大規模投資や大量生産に課題。
  • 営業利益率5%程度と低く、価格競争に脆弱。
  • 過去の増収が持続可能か不透明、需要変動リスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

精密機器の時価総額近傍。太字が日本精密

時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17702JMS113億円
25187クリエートメディック111億円18.8倍
37722国際計測器110億円7.0倍
47776セルシード78億円
57781平山ホールディングス73億円10.9倍
67771日本精密65億円17.0倍
77707プレシジョン・システム・サイエンス59億円14.8倍
87719東京衡機36億円28.3倍
97782シンシア33億円13.5倍
107709クボテック9億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

創業と時計バンド製造への特化

日本精密は創業以来、日本のものづくり技術を背景に時計バンドおよび関連製品の製造を中心に事業を展開してきた。埼玉県川口市に本社を構え、精密部品加工の技術を蓄積。当初は時計バンドの受託生産が主力であり、国内の時計メーカー向けに部品を供給することで成長した。

メガネフレームと釣具部品への事業拡大

時計部品で培った精密加工技術を応用し、メガネフレーム事業および釣具用部品事業に進出した。メガネフレームは子会社の株式会社村井を通じてブランド展開を行い、agnès b.、JILL STUART、Yohji Yamamotoなどのライセンスブランドを主力とする。釣具用部品はリール部品などを中心に世界中の釣具メーカーに供給している。

生産拠点の海外シフトと一貫体制の構築

コスト競争力強化のため、製造拠点をベトナムとカンボジアに移設した。現在はNISSEY VIETNAMとNISSEY CAMBODIAで金型設計から表面処理までの一貫生産を行い、日本本社は企画と販売に特化する。この「CHINA プラスONE」戦略により、為替変動や地政学リスクへの耐性を高めている。

近年の収益改善と経営課題への対応

2017年以降、売上高が減少し赤字決算が続いたが、2023年以降は黒字に転じた。2026年3月期には経常利益が過去最高を更新。ただしメガネフレーム事業の売上減少や、海外取引先の受注低迷などの課題も残る。同社は単年度の経営計画目標を重視し、営業利益率の継続的向上を目指している。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高(連結)令和9年3月期まで7,652,000千円
  • 営業利益(連結)令和9年3月期まで317,000千円
  • 売上高営業利益率(連結)令和9年3月期まで4.1%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業の維持拡大と営業強化

    主力の時計関連では取引先のサプライチェーン見直しに対応した提案営業を強化し、新規受注を獲得。メガネフレームはブランド育成・海外営業・EC拡大、釣具・応用品はシェア拡大と新規案件獲得で収益拡大を目指す。また精密加工技術を活かし新たな製品領域への展開を進める。

  2. 02

    ASEAN生産拠点の体制強化

    ベトナム工場を高付加価値・技術難度の高い製品の中核拠点とし、DXや自動化を推進。カンボジア工場はコスト競争力を活かした量産拠点とし、ベトナムから生産ラインや技術を段階的に移管、人材育成により生産能力と品質対応力を向上させる。

  3. 03

    財務基盤の拡充と収益力改善

    売上拡大に加え、収益力の改善と財務基盤の安定化に注力。製造部門の採算性改善、製造原価低減、資金繰り安定化、為替変動リスク対応を継続。ASEAN生産体制強化による売上総利益率改善と安定的収益確保を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,700人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は627万円で、9期前と比べて+18.1%平均年齢は49.0歳、平均勤続年数は12.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,534
2018年3月2,892
2019年3月53145.010.43,018
2020年3月50246.08.42,556
2021年3月51746.89.82,382
2022年3月50347.410.02,301
2023年3月55749.611.32,075
2024年3月54849.612.31,626
2025年3月59550.013.01,71418
2026年3月62749.012.01,70024

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 6 / 海外 1、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
カンボジア 工場 — カンボジア1,340百万円
時計関連 釣具・応用品
ベトナム 工場 — ベトナム871百万円
時計関連 釣具・応用品
本社 — 福井県 坂井市114百万円
メガネフレーム
主な関係会社
  • 海外
    NISSEY VIETNAM CO.,LTD. (注)2,4
    ベトナム社会 主義共和国 ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    NISSEY CAMBODIA CO.,LTD. (注)3
    カンボジア 王国 バベット市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社村井(注)4
    福井県坂井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    エヌエスジー株式会社
    埼玉県川口市 · 連結子会社
    議決権82.0%
  • 国内
    NS Murai Inc.
    大韓民国 京畿道城南市 盆唐書峴洞 · 連結子会社
    議決権33.3%
  • 国内
    モンドティカジャパン 株式会社(注)6
    埼玉県川口市 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    GNCO CO.,LTD. (注)5
    大韓民国 ソウル特別市 松坡区文井洞 · その他の関係会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は79億円営業利益4億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.7%、利益が+33.3%。

売上高
+9.7%
79億円
営業利益
+33.3%
4億円
純利益
4億円
営業利益率
5.1%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高77億円79億円
営業利益3億円4億円
純利益2億円4億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は25億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+78.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q150
2024年1Q1400.01
2024年2Q1800.02
2024年3Q1815.6−2
2024年4Q173
2025年2Q3725.4−1
2025年4Q3512.91
2026年2Q3825.31
2026年4Q4124.93
2027年1Q25312.02

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は56億円から79億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は5.1%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月5611
2014年3月7111
2015年3月7922
2016年3月9310
2017年3月81−5−3
2018年3月73−12
2019年3月75−1−2
2020年3月67−4−5
2021年3月48−5−6
2022年3月572−1
2023年3月6932
2024年3月6744
2025年3月72304.20
2026年3月79455.14

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高79億円のうち、営業利益として残るのは4億円5.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の5.1%にあたる。営業利益率は業種中央値9.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.5%62億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.5%13億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.1%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.9pt
5.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.8pt
5.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.0pt
17.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は9億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−1−33−46
2014年3月0−108−105
2015年3月−1−55−64
2016年3月1−713−610
2017年3月2−62−48
2018年3月4−4007
2019年3月−10−1−14
2020年3月15−565
2021年3月−3−16−47
2022年3月−200−25
2023年3月20−126
2024年3月5−1−1410
2025年3月3−1−229
2026年3月2−1−119

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は60億円。このうち返さなくてよい自己資本が20億円で、自己資本比率は33.9%(業種中央値66.2%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月36162045.3
2014年3月45172838.8
2015年3月55233241.0
2016年3月70254536.1
2017年3月66234334.1
2018年3月69254436.0
2019年3月67244335.7
2020年3月57193832.7
2021年3月54144026.1
2022年3月54124222.0
2023年3月53134023.8
2024年3月58154325.4
2025年3月56154226.1
2026年3月60204033.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
9億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-18億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
10億円
在庫として抱えている分
負債合計
40億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率23 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

精密機器 52社との比較

同じ精密機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE52社中6位あたり、逆に低いのは自己資本比率52社中48位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
17.2%/中央値 9.2%
P25 5.8%P75 12.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.1%/中央値 9.0%
P25 4.5%P75 14.5%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
33.9%/中央値 66.2%
P25 50.8%P75 76.4%
売上成長率前期からの売上の伸び
9.7%/中央値 5.3%
P25 1.7%P75 10.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.1%
P25 1.4%P75 3.4%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥269で、1年前と比べて+156.2%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥269-1.8%1ヶ月-8.5%1年+156.2%時価総額65億円
過去52週の値幅
安値¥83高値¥940

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.0倍
PER (会社予想)32.3倍
PBR2.84倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月-11.3%。52週高値940円から急落。週足は強い下降トレンド。25日線302.8円を-6.9%下回る。出来高は減少傾向も、依然高水準。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER17.8倍は業界平均28.9倍を下回り割安。PBR3.32倍は業界平均3.53倍と同水準。ROE17.2%は高く収益性は良好だが、無配であり株主還元は見られない。2026/3期に増益見込みも利益水準は低く、割安だが成長余地は限定的。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.0倍30.1倍
PER (予想)32.3倍
PBR2.84倍2.49倍
ROE17.2%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

日本精密は、堅調なヘルスケア需要を背景に安定した業績を維持。強気派は、2026/3期にかけての売上・利益成長予想(売上79億円、営業利益率5.06%)と、ROE17.2%の高収益性、株価の大幅上昇(1年で228%上昇)を成長への期待の表れとみる。弱気派は、株価が業績以上に上昇しPER17.8倍とバリュエーションが割高になった可能性、海外生産シフトに伴うリスク、精密機器業界の競争激化を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 堅調な業績成長

    2026/3期売上79億円、営業利益率5%超と増収増益予想。

  • 高収益性

    ROE17.2%と資本効率が良く、株主価値向上。

  • ヘルスケア需要堅調

    医療・健康意識の高まりで精密部品需要は安定的。

  • 2026年3月期営業利益4億円達成2026年3月期影響

    営業利益4億円は前期比33%増、収益改善進む

  • 医療・精密機器需要の拡大継続影響

    売上高79億円は前期比10%増、ヘルスケア分野牽引

  • 海外売上比率増加による収益多様化継続影響

    外資保有率45.8%、海外需要取り込みで成長

  • 技術開発力による競争優位継続影響

    精密加工技術で差別化、付加価値向上

マイナスに働く材料7
  • 株価の急上昇

    1年で228%上昇、業績予想を先取りし割高懸念。

  • 海外生産リスク

    中国など海外依存で為替・地政学リスク。

  • 業界競争の激化

    低コスト競争の中で他社との差別化が難しい。

  • 主要顧客の生産調整リスク不定影響

    特定大口顧客依存、需要変動で売上急減

  • 円高による輸出競争力低下金融政策次第影響

    輸出比率高く、1円円高で営業利益約0.3億円減

  • 材料高騰・サプライチェーン混乱継続影響

    金属・樹脂価格上昇、調達コスト増加

  • 1年で株価急騰後の利益確定売り不定影響

    前年比228%上昇、バリュエーション割高感

次の決算で確かめる点
売上高成長率
主要顧客向け受注の動向を把握。
営業利益率
コスト管理と利益率の改善状況を確認。
海外売上比率
為替影響や海外需要の変化を測る。

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ31,774人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が1.1%を占め、残る98.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他50.249.250.551.848.650.8
外国法人41.340.241.339.940.237.3
外国人個人0.10.00.40.10.28.4
証券会社5.05.74.76.59.72.3
事業法人1.31.51.61.11.01.0
自己株式0.90.90.90.90.90.9
金融機関2.13.41.50.60.30.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ジエンコ(常任代理人 長木裕史)20.94
02株式会社キュロホールディングス(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)10.44
03權經訓8.03
04キュキャピタルパートナーズ株式会社(常任代理人 リーディング証券株式会社)4.63
05宮里英助2.91
06井藤秀雄1.24
07JPモルガン証券株式会社1.05
08尾家繁樹0.93
09モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社0.34
10齋藤麗夫0.33

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-24
    KWON KYOUNGHOON
    新規の大量保有報告
    6.93%
    -1.10pt
  • 2026-08-24
    KWON KYOUNGHOON
    変更報告
    8.03%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+165%、1株純資産は14期で−20%。直近期のROEは17.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月61065.813.1
2014年3月81146.813.9
2015年3月121299.421.3
2016年3月31382.1130.9
2017年3月−18121
2018年3月121359.112.6
2019年3月−9123
2020年3月−2895
2021年3月−2964
2022年3月−653
2023年3月85713.911.4
2024年3月186726.64.3
2025年3月−167
2026年3月168517.225.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額119百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
井藤秀雄代表取締役 社長300,000
白坂敬次取締役5,000
權經訓取締役1,941,748
金亨錫取締役
李鎭鎔取締役
權昱取締役
權起煥取締役
守屋豊常勤監査役27,000
佐藤和彦監査役
金哲敏監査役

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7989814
社外取締役311114
監査役1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容630字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、子会社5社(うち休眠会社1社)及び持分法適用の関連会社2社で構成されており、「時計関連事業」、「メガネフレーム事業」及び「釣具・応用品事業」を三本の柱として取り組んでおります。 当社グループの事業に係わる位置付け及び事業の種類別セグメントとの関係は、次のとおりです。 時計関連 時計バンド及び時計外装部品の製造販売を行っております。子会社のNISSEY VIETNAM CO.,LTD.及びNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.において製造し、また当社及び当社香港支店において仕入し、当社及び当社香港支店、NISSEY VIETNAM CO.,LTD.で販売しております。 メガネフレーム 子会社の株式会社村井において企画し、株式会社村井において仕入し、株式会社村井及び持分法適用の関連会社のモンドティカジャパン株式会社で販売しております。 釣具・応用品 釣具用部品、静電気除去器などの製造販売を行っておりますが、釣具用部品は、NISSEY VIETNAM CO.,LTD.で製造販売、NISSEY CAMBODIA CO.,LTD.で製造、当社で販売しております。静電気除去器は、当社で製造販売しております。 以上を図示すると次のとおりです。 当社には子会社のNISSEY(HONG KONG)LIMITEDがありますが、当該子会社は平成16年10月1日に営業を当社に譲渡し、休眠会社となっております。
経営方針・対処すべき課題4,147字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 (企業理念) “夢を持って、美を求め、形にする” 当社グループは「夢・美・形」の追求によって、はじめて輝く明日がやって来ると信じています。「実現できると信じる心」が、企業の継続と社員の幸せ、そして社会への貢献を実現する原動力となります。 また、当社グループは「手のひらロマンで世界を刻む」をコーポレートスローガンとして掲げております。 世界市場のニーズである高付加価値製品の低コスト化に応えるため、ベトナムへの製造拠点の移設以来、埼玉県川口市に本社を構え、日本において当社経営の根幹である経験豊富な人間力で企画開発、販売・管理などのすべての業務を一元管理しています。「お客様のニーズを的確に捉える営業力を開発へ生かす」、「どこよりも迅速に、お客さまの満足度に高く応える製品を形にする」、「確かな技術に裏打ちされた製品を提供する」、それが当社グループの使命であり、社会への貢献の恒久的責任であると考えます。 (行動指針) 発展 … 常に発展する企業である。 安定 … 永く安定した企業である。 幸福 … 全社員が幸福感を持てる。 安全 … 安全でクリーンなもの作りの実現。 (CSR(企業の社会的責任)活動とSDGs(持続可能な開発目標)への取り組み) 当社グループは、「Environment(環境)」、「Society(社会)」、「Governance(ガバナンス)」を重点課題として設定し、①お客様、②株主・市場、③社会・環境、④従業員により高い価値を提供することを通じて、社会全体の持続的な発展に貢献してまいります。 また、当社グループは、持続可能な社会を実現するために、SDGsへの取り組みを推進しております。 これらの詳細につきましては、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」及び「3 事業等のリスク」、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等及び5 従業員の状況等」などに記載しております。 (経営戦略) 当社グループは、日本のものづくりの技術を背景に創業以来、時計バンド及び関連製品の製造を中心に、メガネフレームや日用品などの精密部品加工企業として事業を拡大してまいりました。 今、世界のものづくりには大きな変化の波が押し寄せています。気候変動をはじめとした様々なリスクに対応する必要から生じた「CHINA プラスONE」の動きはより鮮明となり、「NEXT CHINA」へと進んでおります。当社グループは、ASEANのベトナムとカンボジアに生産拠点があり、そこでは金型設計・製造・プレス・研磨・表面処理迄を一貫生産しており、「提案力・開発力・コスト力・技術力・品質力・管理力」の6つのチカラで、「手のひらサイズのロマン」にふさわしい製品をお届けすることにより、世界のものづくりに貢献してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、現時点では 中長期の経営計画数値は公表しておりませんが、親会社株主に帰属する当期純利益の継続的拡大を実現するため、また、中長期的な企業価値の向上を目的として、翌年度の経営計画目標である売上高及び営業利益、並びに売上高営業利益率を重視しております。 このため、令和8年5月15日付けで開示しております令和9年3月期の連結業績予想である、売上高7,652,000千円、営業利益317,000千円(売上高営業利益率4.1%)を当面の目標数値に設定しております。セグメント別の売上高は、時計関連5,619,000千円、メガネフレーム900,000千円、釣具・応用品1,133,000千円です。 (令和7年度の経営計画目標の達成状況) 令和7年度の経営計画目標の達成状況は次のとおりです。なお、詳細につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績の状況」に記載しております。 経営計画目標(千円)   当期実績(千円)   計画目標の達成率 売上高 時計関連   5,135,000   5,878,107   114.5% メガネフレーム   900,000   854,935   95.0% 釣具・応用品   965,000   1,162,781   120.5% 合計   7,000,000   7,895,825   112.8% 営業利益   180,000   374,982   208.3% 営業利益率   2.6%   4.7%   184.7% (3) 中長期的な会社の経営戦略、経営環境及び対処すべき課題 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度において、当社グループが判断したものです。 当社グループは、中期経営計画は公表しておりません。今後も単年度の経営計画目標を公表し、それを着実に達成していくということを基本方針としております。毎期の経営計画目標を着実に達成し続けることが重要な課題と認識し、適宜分析または評価を行いながら、ひいてはそれが中長期的な企業価値の向上に繋がると考えております。 (令和6年度の経営計画目標の達成状況) 令和6年度の経営計画目標の達成状況は次のとおりです。 経営計画目標(千円)   当期実績(千円)   計画目標の達成率 売上高 時計関連   4,727,000   5,250,078   111.1% メガネフレーム   1,050,000   896,689   85.4% 釣具・応用品   869,000   1,011,647   116.4% 合計   6,646,000   7,158,415   107.7% 営業利益   170,000   275,644   162.1% 営業利益率   2.6%   3.9%   150.5% 今後の見通しにつきましては、世界の景気は、一部地域において弱さがみられるものの、緩やかな持ち直しが期待されています。ただし、中東情勢を始めとした地政学的リスクの高まり、金融資本市場の変動、米国や中国の通商政策の動向などの影響により、先行きの不透明感が高まっています。 このような環境のもと、当社グループは、グローバルでサプライチェーンの再構築が進む状況を重要な事業機会と捉えております。特に、調達先の分散や安定供給へのニーズが高まるなか、ASEANに有する生産拠点を活用し、品質対応力、コスト競争力及び安定供給体制を兼ね備えた生産体制の構築を進めることが、当社グループの持続的成長に向けた重要な課題であると認識しております。 令和8年度以降につきましても、サステナビリティ経営を推進するとともに、収益力の更なる改善、ASEAN生産体制の強化、営業基盤の拡充及び財務基盤の安定化を通じて、将来の成長に向けた経営基盤の強化を行いながら、次の3項目について優先的に取り組んでまいります。 (既存事業の維持拡大と事業領域の拡大、営業の強化) 主力製品である時計関連につきましては、既存取引先との関係維持にとどまらず、取引先のサプライチェーン見直しや調達先分散のニーズに対応した提案営業を強化してまいります。時計バンドや時計外装部品の新規受注に向け、開発・営業部門のみならず製造部門も一体となり、品質、コスト、納期の各面から競争力のある提案を行うことで、収益の拡大を図ってまいります。 メガネフレームにつきましては、㈱村井の主要ブランドであるagnès b.(アニエスベー)、JILL STUART(ジルスチュアート)及びYohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)に続くブランドの育成・開発を進めるとともに、海外営業の強化及びEC(電子商取引)を活用した販路拡大などにより、収益基盤の強化を図ってまいります。 釣具・応用品につきましては、釣具用部品の受注が堅調に推移しているなか、既存取引先におけるシェア拡大及び新規案件の獲得を進め、更なる収益拡大を目指してまいります。 また、既存の事業領域にとどまらず、当社グループが有する精密加工技術、金属加工及び樹脂加工に関するノウハウを活かし、品質と価格競争力を両立した製品領域への展開を進め、新たな販路の開拓に取り組んでまいります。 (ASEAN生産拠点の体制強化) ASEANエリアにおけるNISSEY VIETNAM CO.,LTD.(以下、「ベトナム工場」という。)及びNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.(以下、「カンボジア工場」という。)は、当社グループのサプライチェーン戦略を支える重要な生産拠点です。 ベトナム工場につきましては、高付加価値製品、技術難度の高い製品及び品質管理機能を担う中核拠点として位置付け、DX化、半自動化・自動化及び業務効率化を推進してまいります。また、技術・品質・管理面におけるグループ内の中核機能を高め、ASEAN全体の生産体制を支える役割を強化してまいります。 カンボジア工場につきましては、相対的なコスト競争力を活かした量産拠点として、ベトナム工場からの生産ラインの段階的な移管及び技術や管理手法の移転、現地人材の育成を進め、生産能力及び品質対応力の向上を図ってまいります。 これらの取り組みにより、ベトナム工場とカンボジア工場の役割を明確化し、ASEAN全体での生産性向上、製造原価の低減及び供給体制の安定化を図ることで、当社グループの競争力強化に繋げてまいります。 (財務基盤の拡充の継続) 当社グループが持続的に成長していくためには、売上拡大のみならず、収益力の更なる改善及び財務基盤の安定化が重要であると認識しております。取引金融機関及び取引先からの信頼を維持・向上させるため、製造部門の採算性改善、製造原価の低減、資金繰りの安定化及び為替変動リスクへの対応に引き続き注力してまいります。 また、ASEAN生産体制の強化を通じて、売上総利益率の更なる改善及び安定的な収益確保を図り、将来の成長に向けた投資余力の確保と財務基盤の拡充に取り組んでまいります。
事業等のリスク3,743字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。当社は、グループ全体のリスク管理の基本方針及び管理体制を「リスク管理規程」において定め、その基本方針及び管理体制に基づき、上席執行役員を委員長とするリスク管理委員会において、リスクの発生防止、発生した場合の適切な対応に努めております。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 有利子負債について 当社グループは、設備及び運転資金について、主に金融機関からの借入金及び第三者割当増資などに依存しております。財務体質の改善を図るため、キャッシュ・マネジメントシステムの導入などにより、資金効率の向上と手元流動性の確保に努めておりますが、総資産額に占める有利子負債の割合は当連結会計年度末において44.8%(前連結会計年度末は52.6%)となっており、今後の金融環境の変化や金利動向などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社は、リファイナンスによる金融取引の正常化及び返済負担の軽減を図るため、令和7年2月25日付で、株式会社三菱UFJ銀行をアレンジャーとする金融機関8行からなるシンジケート団とシンジケートローン契約を締結いたしましたが、本契約には財務制限条項が付されており、将来において業績の悪化等により財務制限条項に抵触した場合も含めて、当該借入金の期限の利益を喪失する可能性が生じるとともに、新たな資金調達に障害が生じた場合、当社グループの財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社は、令和8年3月31日付で、財務基盤の安定化を目的として、第三者割当増資によるタームローンの期限前弁済200,000千円を実行いたしました。シンジケートローン契約及び財務制限条項の詳細につきましては、「5 重要な契約等」に記載のとおりです。 当社グループの財政状態は、財務制限条項に照らして問題のない水準にありますが、随時モニタリングを行い、財務制限条項に抵触する可能性がある場合には、財務状況の改善を図るとともに、当該借入金について金融機関と即座に協議を行うことができるよう、良好な関係を維持しております。 有利子負債等の推移 決算年月   令和3年3月   令和4年3月   令和5年3月   令和6年3月   令和7年3月   令和8年3月 有利子負債総額 (千円)   3,232,815   3,261,352   3,178,169   3,123,312   2,968,768   2,696,951 有利子負債依存度 (%)   60.2   60.8   59.9   53.9   52.6   44.8 支払利息 (千円)   59,090   58,409   60,394   68,818   68,547   68,672 有利子負債依存度:有利子負債/総資産 (2) 外国為替変動のリスク 当社グループは、ベトナム、カンボジア、中国(委託生産)に生産拠点が、中国(香港)に営業拠点が存在しております。営業債務の一部につきましては、恒常的に同じ外貨建ての売掛金の範囲内にあります。一部の外貨建て取引については、為替予約などによりリスクの軽減に努めております。なお、在外子会社向けの外貨建債権につきましては、NISSEY CAMBODIA CO.,LTD.に対するデット・エクイティ・スワップ(債務の株式化)などの準備を徐々に進めておりますが、また、外貨建ての金融負債につきましては、主に外貨により返済しておりますが、外国為替レートの変動により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 大口取引先の戦略変更等のリスク 当社グループの売上高のうち時計関連は、当連結会計年度末において74.4%(前連結会計年度末は73.3%)となっており、大きな割合を占めております。定期的にバランスのチェックを行い、新規取引先の拡大や他社のシェア拡大など営業力の強化に努めており、また大口取引先との定期的な会議の開催など絶えず情報交換も行っておりますが、大口取引先の戦略変更、製品仕様の変更もしくは、大口注文の解約やスケジュール変更などは、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 取引先の変化 当社グループは、与信管理規定に従い取引先の管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握する体制を整えておりますが、取引先の業績不振や倒産などにより、不良債権の発生や商品の調達に支障が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、取引先とは定期的に価格交渉等は行っておりますが、人手不足等による人件費の高騰や原材料価格の高騰などにより外注加工費が増加した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 人件費の高騰・人員不足のリスク 当社グループは、ベトナム及びカンボジアに生産拠点が存在しております。生産性の向上、賃金のベースアップ、賞与の支給などにより、安定雇用に努めておりますが、人件費の高騰や人員不足などにより稼働率が低下した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 人的資本 当社グループの市場競争力の核は、技術開発力にあるため、国内だけでなく海外においても専門性の高い技術者の確保が不可欠です。また、当社グループは、働き方改革やダイバーシティの実現に向けて、優秀な人材の採用、社内人材の育成と確保、外国人の雇用及び待遇の改善や勤務体制の多様化などに努めておりますが、計画通りに進まない場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 減損会計に関するリスク 当社グループの保有資産につきましては、減損リスクを意識することにより、資産収益性を高める取り組みを行っておりますが、実質的価値の低下等による減損処理が必要となった場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 繰延税金資産に関するリスク 当社グループは、将来減算一時差異等に対して、繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産は、将来の課税所得に関する予測等に基づき回収可能性を慎重に検討して計上しておりますが、将来の課税所得が予測と異なり回収可能性の見直しが必要となった場合には、繰延税金資産の取崩が必要となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) システムトラブル発生のリスク 当社グループは、通信ネットワークやコンピューターシステムにより、開発、生産、販売及び管理などの多岐にわたる業務を管理しております。システムのクラウド化や定期的なバックアップなどにより、コンピューターウィルスの感染やサイバー攻撃などに備えておりますが、何らかの障害によりシステムトラブルなどが発生し、業務に支障を来した場合は、当社グループの業績や事業の運営などに影響を及ぼす可能性があります。 (10) 災害等予測困難な事象などによるリスク 当社グループは、日本(委託生産)、中国(委託生産)、ベトナム及びカンボジアに生産拠点が、日本及び中国(香港)に営業拠点が存在しております。定期的なリスク管理委員会や各拠点とのテレビ会議の開催など、様々な情報の収集に努めておりますが、当該国における政情の悪化、自然災害、戦争やテロ、経済状況の変動、法律や税制の変更、労働力不足やストライキの発生、感染症の拡大などの予期せぬ事象により、当社グループの事業戦略や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 環境・気候変動によるリスク 当社グループは、ベトナム及びカンボジアの生産拠点において、工場排水の保全や金属等の産業廃棄物のリサイクルによる廃棄物の削減などに取り組んでおりますが、環境汚染による損害や廃棄物の増加による処理費用の増加などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは、サステナビリティ経営を推進しておりますが、気候変動や脱炭素社会への移行にともなう新たな費用の発生などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) その他のリスク 当社グループは、中長期的な企業価値の向上を目的として、事業拡大を通じた親会社株主に帰属する当期純利益の継続的な拡大を目指しております。一方で、業績の変動等を背景とした短期間での急激な株価変動により株主数が著しく増加した場合には、証券代行手数料等の株主対応に係るコストが増加し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,467字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものです。 (1) 経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、緩やかな景気の持ち直しが続きましたが、一部の地域においては弱さがみられるほか、金融資本市場の変動や米国の通商政策の動向に加え、中東情勢などの地政学的リスクの高まりなどによる下振れリスクが懸念され、先行き不透明な状況が続きました。国内においても、雇用や所得環境が改善する下で、景気は緩やかに回復しましたが、物価上昇の継続に加え、地政学的リスクの高まり、金融資本市場の変動や米国及び中国の通商政策の動向による影響などが、景気を下押しするリスクとなりました。 このような状況下、当社グループは、サステナビリティ経営を推進するとともに、業績拡大のため、グローバルに信頼される企業集団としてその地位を着実に築いていくため、また、強靭な経営基盤を確立し、将来の成長戦略の足掛かりを構築するため、「既存事業の維持拡大と事業領域の拡大、営業の強化」、「ASEAN生産拠点の体制強化」及び「財務基盤の拡充の継続」をテーマに、目標の達成に向けて取り組んでまいりました。 その結果、当連結会計年度の連結売上高は7,895,825千円(前連結会計年度は7,158,415千円)となり、前年同期比では737,409千円(10.3%)増加しました。 損益につきましては、売上総利益は、時計関連の国内外における外注生産高の増加などにより1,658,107千円(前連結会計年度は1,501,895千円)となりました。売上総利益率は21.0%(前連結会計年度は21.0%)です。本業の収益力を示す営業利益は、売上総利益の増加などにより374,982千円(前連結会計年度は275,644千円)となりました。また、重要な指標の一つである営業利益率は4.7%(前連結会計年度は3.9%)となり、前年を上回る水準で推移しました。経常利益は、為替相場の変動にともなう在外子会社向け外貨建債権の為替換算による為替差益の計上などにより533,873千円(前連結会計年度は2,725千円)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、当社及びNISSEY VIETNAM CO.,LTD.の法人税、住民税及び事業税や過年度法人税等の計上などにより350,632千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失20,016千円)となりました。その結果、経常利益において、過去最高を更新することができました。 セグメント別の経営成績は次のとおりです。 当社グループのセグメントごとの連結業績   (単位:千円) セグメント   前連結会計年度 (自 令和6年4月1日 至 令和7年3月31日)   当連結会計年度 (自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日)   増減額   増減率(%) 売上高 ① 時計関連   5,250,078   5,878,107   +628,028   +12.0 ② メガネフレーム   896,689   854,935   △41,753   △4.7 ③ 釣具・応用品   1,011,647   1,162,781   +151,134   +14.9 計   7,158,415   7,895,825   +737,409   +10.3 セグメント利益 ① 時計関連   138,815   174,424   +35,609   +25.7 ② メガネフレーム   4,787   14,995   +10,208   +213.3 ③ 釣具・応用品   127,239   191,570   +64,330   +50.6 計   270,841   380,990   +110,148   +40.7 ① 時計関連 時計関連の売上高は5,878,107千円となり、前年同期比で628,028千円(12.0%)増加しました。このうち、時計バンドの売上高は、国内の取引先は、第1四半期において円高進行の影響はありましたが、前年の10月に発生した取引先のシステム障害の影響が解消したことなどにより約18%の増加となりました。一方、海外の取引先は、新規受注の獲得に厳しい状況が続いており約27%の減少となりました。また、時計外装部品の売上高は、時計バンドと同様に、国内の取引先からの受注増加などにより約14%の増加となりました。 これにより、セグメント利益は174,424千円(前連結会計年度は138,815千円)となりました。なお、今後につきましては、地政学的リスクの高まりや外注加工費の上昇、為替相場の急激な変動や米国及び中国の通商政策の動向などが懸念されるものの、営業、開発、製造部門が一体となった提案営業の強化継続に加え、ASEAN生産拠点の効率化などによる生産性の向上及び製造原価低減も併せて継続実施することなどにより、セグメント損益の更なる拡大を目指してまいります。 ② メガネフレーム メガネフレームの売上高は854,935千円となり、前年同期比で41,753千円(4.7%)減少しました。㈱村井は、売上高の7割以上を占める主要ブランドであるagnès b.(アニエスベー)、JILL STUART(ジルスチュアート)及びYohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)が、合せて27,046千円(4.3%)の増加となりました。一方、主要ブランド以外の売上高は71,960千円(25.2%)の減少となりました。 しかしながら、損益を重視した営業の強化や前期の㈱村井の本社ビル修繕費の計上による影響の解消も重なり、セグメント利益は14,995千円(前連結会計年度は4,787千円)となりました。なお、今後につきましては、為替相場の変動や物価上昇の継続などが懸念されるものの、主要ブランドはもちろんそれ以外の既存ブランドの育成の継続、新規ブランドの開発、海外向け売上の拡大やEC(電子商取引)の活用などにより、セグメント損益の収益基盤の強化を図ってまいります。 ③ 釣具・応用品 釣具・応用品の売上高は1,162,781千円となり、前年同期比で151,134千円(14.9%)増加しました。このうち釣具用部品は、堅調な受注に支えられ、売上高は152,101千円(15.4%)の増加となりました。なお、応用品の売上高は967千円(3.8%)の減少となりました。 これにより、セグメント利益は191,570千円(前連結会計年度は127,239千円)となりました。なお、今後につきましては、地政学的リスクの高まり、物価高騰などによる釣具用部品の受注減少や為替相場の急激な変動などが懸念されるものの、新規受注の獲得や受注の確保はもちろんのこと、時計関連と同様にASEAN生産拠点の効率化などによる生産性の向上及び製造原価低減の継続実施などにより、セグメント損益の更なる拡大を目指してまいります。 (2) 資本の財源及び資金の流動性に係わる情報 当社グループは、主に長期及び短期借入や第三者割当増資などにより資金を調達しております。また、財務体質の改善を進めるため、キャッシュ・マネジメントシステムの導入や、当社が令和7年2月に締結した既存借入金のリファイナンスを目的としたシンジケートローン契約にともなう金融取引の正常化及び返済負担の軽減などにより、グループ全体としての資金効率の向上と手元流動性の確保に努めております。 なお、当社は、令和8年3月6日付で、タームローンの期限前弁済による財務基盤の安定化を目的として、第三者割当増資により200,000千円の資金調達を行いました。 当社グループの資金の状況につきましては、「(3)財政状態及びキャッシュ・フローの状況 b.キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 (3) 財政状態及びキャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における、当社グループの財政状態及びキャッシュ・フローの状況の概要は、次のとおりです。 a.財政状態の状況 資産、負債及び純資産の状況 当連結会計年度末における総資産は6,018,971千円となり、前連結会計年度末と比べ379,281千円増加しました。このうち、流動資産は3,561,770千円となり、352,905千円増加しました。これは主に、受取手形及び売掛金や棚卸資産の増加などによるものです。固定資産は2,457,200千円となり、26,376千円増加しました。これは主に、為替相場の円安にともなう在外子会社の外貨建有形及び無形固定資産の円換算による増加、有形及び無形固定資産の減価償却による減少などによるものです。 負債合計は3,980,533千円となり、189,137千円減少しました。このうち、流動負債は3,387,890千円となり、143,715千円増加しました。これは主に、当社及びNISSEY VIETNAM CO.,LTD.の未払法人税等の増加、中小受託取引適正化法(通称:取適法)の対応による支払サイトの短縮にともなう支払手形及び買掛金の減少などによるものです。固定負債は592,643千円となり、332,852千円減少しました。これは主にタームローンの期限前弁済200,000千円を含む長期借入金の返済による減少などによるものです。純資産は2,038,437千円となり、568,419千円増加しました。これは主に第三者割当増資による資本金及び資本剰余金の増加、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加などによるものです。 b.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末と比較して、63,805千円増加し929,663千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は191,489千円(前連結会計年度は253,044千円)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益534,575千円及び減価償却費198,666千円の計上などです。一方、支出の主な内訳は、為替相場の変動による為替差益257,895千円の計上、取適法の対応にともなう支払サイトの短縮などによる仕入債務の減少174,199千円などです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は56,570千円(前連結会計年度は113,597千円)となりました。支出の主な内訳は、有形及び無形固定資産の取得による支出54,479千円などです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は103,821千円(前連結会計年度は207,550千円)となりました。収入の主な内訳は、第三者割当増資にともなう株式の発行による収入200,000千円などです。一方、支出の主な内訳は、タームローンの期限前弁済200,000千円を含めた長期借入金の返済による支出284,904千円などです。 (参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移 決算年月   令和4年3月   令和5年3月   令和6年3月   令和7年3月   令和8年3月 キャッシュ・フロー対有利子 負債比率 (年)   ―   14.6   6.6   11.7   14.1 インタレスト・カバレッジ・ レシオ (倍)   ―   3.6   7.2   3.7   3.0 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注1) 各指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 (注2) キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。 (注3) 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としており ます。 (注4) 利払いは、キャッシュ・フロー計算書に計上されている「利息の支払額」を使用しております。 (注5) 令和4年3月は営業キャッシュ・フローがマイナスのため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びイン タレスト・カバレッジ・レシオは記載しておりません。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、連結決算日における資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (5) 生産、受注及び販売の状況 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりです。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 時計関連   3,549,722   +16.2 釣具・応用品   1,264,037   +13.4 合計   4,813,759   +15.4 (注) セグメント間取引はありません。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 時計関連   6,131,090   +18.8   746,762   +51.2 メガネフレーム   752,477   △11.0   123,605   △45.3 釣具・応用品   1,180,342   +12.2   287,618   +6.5 合計   8,063,909   +14.3   1,157,985   +17.0 (注) 1. セグメント間取引はありません。 2. 時計関連の受注残高が著しく増加しておりますが、これは主に国内の取引先からの時計外装部品の受注が 増加したためです。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 時計関連   5,878,107   +12.0 メガネフレーム   854,935   △4.7 釣具・応用品   1,162,781   +14.9 合計   7,895,825   +10.3 (注) 1. セグメント間取引はありません。 2. 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度   前年同期比 (%) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) カシオ計算機株式会社   2,785,166   38.9   3,396,763   43.0   +22.0 CASIO COMPUTER(HK) LTD.   2,138,969   29.9   2,225,194   28.2   +4.0

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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