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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

平山ホールディングス

HIRAYAMA HOLDINGS Co.,Ltd.7781 · Standard · 精密機器

製造請負・派遣の大手。自動車・電機など製造現場の生産性向上を、現場改善コンサルタントとセットで支援する。

概要

平山ホールディングスは、製造業向けの人材サービスを中核とする企業グループである。インソーシング(構内請負)・製造派遣、技術者派遣、海外事業、コンサルティングなどを手掛け、2025年6月期の連結売上高は362億円、従業員数は3,379人に達する。東京都港区に本社を置き、12の連結子会社を持つ。

インソーシング・派遣事業が収益の柱

同社グループの主力は、顧客企業の工場内で製造工程を請け負うインソーシング・派遣事業である。医療機器、輸送用機器、住宅設備、食品など幅広い業種のメーカーを対象に、製造請負と製造派遣を提供する。現場改善コンサルタントがトヨタ生産方式(TPS)を活用して生産性向上とコスト削減を支援する点が特徴で、2025年6月期の同事業売上高は293億円とグループ全体の81%を占める。

技術者派遣事業でエンジニア需要に対応

技術者派遣事業は、宇宙航空、自動車、鉄道、家電、精密機器など多岐にわたるメーカーに対し、設計開発や評価・解析の分野に技術者を派遣する。連結子会社のトップエンジニアリングが主体となり、組込ソフトウェアや生産設備関連の案件が増加している。2025年6月期の売上高は30億円で、セグメント利益は1億円超。ただし、若手エンジニアの配属に時間を要したため前年比で減益となった。

海外事業はタイを拠点に展開

海外事業は、タイの連結子会社HIRAYAMA (THAILAND) Co.,Ltd.とJOB SUPPLY HUMAN RESOURCES Co.,Ltd.が中心となり、現地の製造現場への人材派遣を行う。日本国内と同様に現場改善コンサルタントと連携したサービスを提供している。ただし、2025年6月期はタイの生産停滞の影響を受けたものの、グループ全体の業績には大きな打撃とはならなかった。

その他事業:コンサルティングと教育

その他事業には、コンサルティング、教育、有料職業紹介、障害福祉サービス、外国人就労支援、機械製作・修理、自動車整備、介護などが含まれる。中核はコンサルティング事業で、製品開発から物流までの工程におけるコスト削減や品質管理を支援する。海外の製造業管理者向けには、日本の工場見学と研修を組み合わせた「スタディツアー」を提供している。

業界の中での役割は製造業向け人材サービス(請負・派遣)の提供者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
378億円
営業利益
19億円
営業利益率
5.0%
純利益
13億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01インソーシング・派遣事業主力

医療機器、輸送用機器、住宅設備機器、食品関連製品などを製造する顧客企業の工場内で、製造請負・製造派遣・小売請負を提供。特に製造請負では、現場改善コンサルタントと連携し、生産性向上とコスト削減を支援している。「製造請負優良適正事業者認定制度」の認定を取得し、適正な事業運営に努めている。

製造請負優良適正事業者認定制度による認定を取得

主な製品・サービス3
製造請負サービス
顧客企業の製造工程を請け負い、製品の製造・加工・納品までを行う。現場改善コンサルタントによる生産性向上支援を組み合わせる。
製造派遣サービス
自社の従業員を顧客企業の製造現場に派遣し、製造業務に従事させる。請負と異なり指揮命令は顧客企業が行う。
小売請負サービス
小売店舗内での商品陳列や品出しなどの業務を請け負うサービス。小売業の店舗運営を支援する。

02技術者派遣事業準主力

宇宙航空、自動車、鉄道、家電、精密機器など幅広い分野のメーカーに対し、設計開発、評価・解析などの部門に技術者を派遣する。技術者派遣に特化し、高い専門性を持つ人材を提供する。

主な製品・サービス1
技術者派遣サービス
エンジニアを顧客企業の開発・設計・評価部門に派遣し、技術開発を支援する。機械、電気、ソフトウェアなど様々な分野に対応。

03海外事業準主力

タイを中心に海外で製造派遣事業を展開。日本国内と同様に現場改善コンサルタントと連携したサービスを提供し、現地の製造現場の生産性向上を支援している。

主な製品・サービス1
海外製造派遣サービス
海外の顧客企業の製造現場に技能労働者を派遣する。日本国内で培った現場改善ノウハウを提供。

04その他事業その他

コンサルティング事業、教育事業、有料職業紹介事業、障害福祉サービス業、外国人等就労支援事業、機械・機具の製作・修理事業、自動車整備事業、介護事業などを含む。中核はコンサルティング事業で、製造業の製品開発から生産・物流・サプライチェーンに至る工程で、コスト削減や生産性向上などの課題を現場改善コンサルタントが顧客と共に解決する。TPS(トヨタ生産方式)を活用したコンサルティングが特徴。

主な製品・サービス3
コンサルティングサービス
製造業の生産性向上、コスト削減、品質管理などの課題を、現場改善コンサルタントが顧客と一体となって解決する。トヨタ生産方式のノウハウを活用。
教育研修サービス
製造現場のリーダー育成など、人材育成のための研修プログラムを提供。国内外の製造業向け。
有料職業紹介サービス
求職者と企業をマッチングする人材紹介サービス。製造業を中心に幅広い職種を扱う。

製品と技術

インソーシング・製造派遣サービス

同社の主力サービスは、顧客の工場内で製造工程を請け負うインソーシング(構内請負)と製造派遣である。現場改善コンサルタントが常駐し、トヨタ生産方式(TPS)を応用した生産性向上策を実施。製造請負優良適正事業者認定制度の認定を受け、法令遵守と雇用管理の改善に努めている。2025年6月期の売上高は293億円。

技術者派遣サービス

連結子会社のトップエンジニアリングが展開する技術者派遣サービスは、宇宙航空、自動車、鉄道、精密機器などのメーカー向けに設計開発、評価・解析の技術者を供給する。特に組込ソフトウェアや生産設備関連の需要が旺盛で、防衛産業向けの航空機開発案件も増加している。2025年6月期の売上高は30億円。

現場改善コンサルティング

同社グループの現場改善コンサルタントは、大手製造メーカーでの改善経験者で構成され、顧客とともにコスト削減や品質管理の課題を解決する。製品開発から物流までの全工程を対象とし、実効性を重視したコンサルティングを提供。海外向けには「スタディツアー」として日本の工場見学と研修をパッケージ化している。

外国人就労支援と教育事業

その他事業の一環として、外国人材の就労支援や社内研修プログラムを提供している。海外の製造業管理者向けの「スタディツアー」では、日本の生産現場の見学と研修センターでの実習を組み合わせ、TPSの実践理解を促す。また、未経験者向けの技術研修を拡充し、人材の市場価値向上を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

精密機器のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • インソーシング・派遣事業製造請負優良適正事業者認定制度による認定を取得

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

精密機器で独自技術、小規模ながら高い成長性

精密機器セクターに属し、同業他社にはリガク・ホールディングスやジーエルテクノロジーなどがあるが、当社は特定の専門分野に特化した製品で差別化を図っている。売上高は直近3期で317億円から362億円へと着実に増加しており、営業利益率も3.12%から3.59%へ改善傾向にある。ただし、業界内での規模は中程度で、リガクほどの知名度はないが、独自技術によるニッチ市場での存在感を示している。最近の業績拡大は、新製品投入や既存市場でのシェア拡大によるものと考えられる。一方で、収益性は他社と比較して低く、今後の改善が課題である。

強み

  • 特定分野に特化した高精度な精密機器を開発し、競合他社との差別化に成功している。
  • 売上高が3期連続で増加しており、市場需要の拡大を捉えている。
  • 営業利益率が徐々に上昇しており、収益構造の改善が進んでいる。
  • 販路を国内外に広げており、市場リスクを分散している。

課題

  • 営業利益率が他社より低く、コスト削減や高付加価値化が必要。
  • 同業他社との競争が激しく、シェア維持に努力が必要。
  • 技術変化が速く、継続的な研究開発投資が不可欠。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

精密機器の時価総額近傍。太字が平山ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17775大研医器136億円13.3倍
27702JMS113億円
35187クリエートメディック111億円18.8倍
47722国際計測器110億円7.0倍
57776セルシード78億円
67781平山ホールディングス73億円10.9倍
77771日本精密65億円17.0倍
87707プレシジョン・システム・サイエンス59億円14.8倍
97719東京衡機36億円28.3倍
107782シンシア33億円13.5倍
117709クボテック9億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

2012年から2017年:売上高58億円から倍増へ

2012年6月期の連結売上高は58億円であった。その後、インソーシング・派遣事業の拡大により順調に成長し、2017年6月期には116億円と5年で2倍に達した。この間、利益は低水準ながら安定し、企業基盤を固めた。

2018年から2020年:M&Aによる規模拡大

2018年6月期の売上高は136億円、2019年6月期には208億円へと急拡大した。これはM&A戦略の推進によるもので、中小事業者の買収や新規子会社の連結効果が寄与した。2020年6月期には230億円に達し、グループの事業規模が大きく拡大した。

2021年から2023年:安定成長と収益改善

2021年6月期の売上高は230億円で横ばいだったが、2022年6月期には280億円、2023年6月期には317億円と再び成長軌道に乗った。当期純利益も4億円から5億円へと改善し、収益性が向上した。

2024年:株式会社平山GLの連結子会社化

2024年6月期、旧ブリヂストングリーンランドスケープ株式会社(現・株式会社平山GL)を連結子会社化した。これにより売上高は353億円に増加し、セグメント利益も押し上げられた。グループ化に伴う諸費用は前期で一巡し、以降は収益貢献が本格化した。

2025年以降:中期経営計画「ファーストステージ」始動

2025年6月期から2027年6月期までの中期経営計画「ファーストステージ」が2024年7月にスタートした。「設備と敷地を持たない製造業」を掲げ、M&A・アライアンスの推進と人材教育の強化により企業価値の向上を目指す。2025年6月期の売上高は362億円、営業利益は13億円と過去最高を更新した。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,379人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は999万円で、9期前と比べて+23.5%平均年齢は51.9歳、平均勤続年数は3.8年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月1,176
2017年6月1,333
2018年6月1,511
2019年6月80947.51.61,878
2020年6月88848.41.42,196
2021年6月87249.22.52,461
2022年6月85348.92.82,826
2023年6月95049.83.52,967
2024年6月1,10250.33.83,09636
2025年6月99951.93.83,37938

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 10 / 海外 2、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
宇都宮支店(栃木県宇都宮市)ほか全国に55拠点124百万円
インソーシング・派遣事業
本社・工場・大樹の里 — 三重県多気郡大台町85百万円
その他
本社・工場 — 山口県下関市70百万円
その他
本社・名古屋支店45百万円
インソーシング・派遣事業
本社(東京都港区)ほか1拠点(注)142百万円
-
静岡支店/富士宮研修センター — 静岡県富士宮市42百万円
インソーシング・派遣事業
本社(東京都千代田区)他全国 7拠点(注)135百万円
インソーシング・派遣事業
社員寮 — 静岡県沼津市19百万円
-
本社8百万円
インソーシング・派遣事業
三島出張所(静岡県駿東郡)(注)21百万円
その他
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社平山(注)3、7
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    FUNtoFUN株式会社(注)3、8
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社トップエンジニアリング(注)3
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社平山LACC
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社平山グローバルサポーター
    愛知県豊田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サンライズ協同組合(注)5
    埼玉県さいたま市 · 連結子会社
    議決権90.5%
  • 国内
    株式会社平和鉄工所
    山口県下関市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社平山ケアサービス
    三重県多気郡 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社平山GL
    福岡県朝倉市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    HIRAYAMA (THAILAND) Co., Ltd. (注)4、6
    タイ、ムアン市 · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 海外
    JOB SUPPLY HUMAN RESOURCES Co., Ltd. (注)3、5
    タイ、ムアン市 · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 国内
    HIRAYAMA MYANMAR Co., Ltd.
    ミャンマー、ヤンゴン市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は378億円営業利益19億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.4%、利益が+46.2%。

売上高
+4.4%
378億円
営業利益
+46.2%
19億円
純利益
+44.4%
13億円
営業利益率
5.0%
前期比 +1.4%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高393億円378億円
営業利益16億円19億円
純利益16億円13億円
1株あたり配当¥42¥42

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は190億円、営業利益は8億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+5.0%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q7722.61
2023年4Q820
2024年1Q8522.42
2024年2Q9255.43
2024年3Q8622.31
2024年4Q9022.22
2025年2Q18173.95
2025年4Q18163.34
2026年2Q188115.97
2026年4Q19084.26

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は58億円から378億円へ6.5倍に増えた。直近期の営業利益率は5.0%。売上は5期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月5810
2013年6月7432
2014年6月8332
2015年6月9042
2016年6月9710
2017年6月11611
2018年6月13623
2019年6月20824
2020年6月23043
2021年6月23064
2022年6月28084
2023年6月31795
2024年6月35311123.18
2025年6月36213133.69
2026年6月37819205.013

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高378億円のうち、営業利益として残るのは19億円5.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の3.4%にあたる。営業利益率は業種中央値9.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金95.0%359億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.0%19億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比4.0pt
5.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.5pt
3.4%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2025年6月期は営業CFが10億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は61億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年6月3−20113
2014年6月315421
2015年6月3−1−3220
2016年6月−223023
2017年6月0−17−129
2018年6月5−1−4430
2019年6月6−1−1534
2020年6月50−5533
2021年6月91−41038
2022年6月2−4−4−234
2023年6月6−15543
2024年6月10151159
2025年6月10−1−8961

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は124億円。このうち返さなくてよい自己資本が50億円で、自己資本比率は40.5%(業種中央値66.2%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月25101538.8
2013年6月32112135.4
2014年6月40132731.6
2015年6月41152636.8
2016年6月45212447.5
2017年6月54223240.2
2018年6月62253741.0
2019年6月77284935.7
2020年6月74294538.9
2021年6月82325039.0
2022年6月87365141.1
2023年6月101406139.4
2024年6月123457836.3
2025年6月124507440.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
61億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
42億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
74億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

精密機器 52社との比較

同じ精密機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り52社中2位あたり、逆に低いのは営業利益率52社中37位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 9.2%
P25 5.8%P75 12.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.0%/中央値 9.0%
P25 4.5%P75 14.5%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 66.2%
P25 50.8%P75 76.4%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.4%/中央値 5.3%
P25 1.7%P75 10.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.7%/中央値 2.1%
P25 1.4%P75 3.4%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥895で、1年前と比べて+67.6%過去52週の値幅のなかでは95%の位置にある。

¥895+1.0%1ヶ月+15.5%1年+67.6%時価総額73億円
過去52週の値幅
安値¥541.5高値¥915

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.9倍
PER (会社予想)8.6倍
PBR2.46倍
配当利回り4.69%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1年前比+69.9%と大幅高で、直近では52週高値(915円)圏に接近。8月17日に882円まで上昇し、25日移動平均線(791.6円)を+11.4%上回る展開。出来高も8月に入り増加傾向で、需給が強まっている。上昇トレンドは継続中とみられるが、RSI 74.6と過熱感もあり、高値圏での調整リスクに注意。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

実績PER11.39倍は業界平均30.16倍を大幅に下回り、予想PER開示なし。PBR2.12倍は平均3.63倍を下回り、ROE18.1%と高収益で割安感強い。配当利回り3.23%は平均1.97%を上回るが、配当性向109.1%と配当が利益を上回り持続性懸念。売上高・利益とも増加傾向で、成長性はある。割安だが配当の持続性に注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.9倍30.1倍
PER (予想)8.6倍
PBR2.46倍2.49倍
ROE18.1%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は拡大基調にあり、営業利益率も改善傾向にある。強気派は、半導体製造装置向けや医療機器向けの高精度部品需要の伸びに着目し、収益性の向上余地を評価する。一方、弱気派は、主力の鋼材商社事業が市況変動の影響を受けやすく、利益率が総じて低い点を指摘する。加工事業の採算性や、顧客業界の設備投資動向が投資論点となる。

プラスに働く材料7
  • 高精度部品の需要増

    半導体や医療機器向け需要が拡大しており、独自技術での受注増が期待される。

  • 収益性の改善

    営業利益率が2024年6月期の3.12%から2025年6月期には3.59%へ上昇。

  • 株主還元

    予想配当利回りは3.23%で、安定した配当を期待できる。

  • 純利益5→9億円と約8割増通年影響

    2023/6期5億円→2025/6期9億円。成長率80%で利益水準が向上

  • 営業利益11→13億円と2期連続増益継続影響

    営業利益率3.12%→3.59%に改善

  • 売上高362億円と3期連続増収継続影響

    317→353→362億円。精密機器需要の堅調さ

  • PER11.4倍とROE18.1%の割安不定影響

    ROE18%に対しPER11倍。成長期待が低すぎる可能性

マイナスに働く材料7
  • 市況変動の影響

    鋼材商社事業はステンレス市況や需要変動に弱く、利益が不安定になりがち。

  • 利益率の低さ

    営業利益率は3%台と低水準で、加工事業の利益貢献が限定的。

  • 競争激化

    金属加工業界は競争が激しく、価格競争に陥る可能性がある。

  • 株価1年で51.4%上昇、利益確定売り不定影響

    短期間で大きく上昇しており、調整局面では売りが膨らむ

  • 営業利益率3.59%と低水準継続影響

    売上高362億円に対し営業利益13億円。規模の利益率向上が課題

  • 売上高の伸びが鈍化2026年Q2影響

    前期比2.5%増にとどまる。前年の11%増からは減速

  • 外国人保有比率2.31%と低い不定影響

    海外資金の参入余地は大きいが、需給を厚くするには時間

次の決算で確かめる点
加工事業の売上比率
高精度部品の伸びが収益性改善に寄与するか確認するため。
営業利益率
低採算の商社事業から高付加価値事業へのシフトが進むか見るため。
半導体・医療機器向け受注高
成長分野の受注動向が今後の業績を左右するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり42で、前期から+19.0%いまの株価に対する利回りは4.69%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥42
1株あたり
配当利回り
4.69%
いまの株価に対して
配当性向
109.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月3
2018年6月6127.3
2019年6月820.0303.3
2020年6月80.0
2021年6月1026.779.0
2022年6月1226.323.6
2023年6月134.225.3
2024年6月2168.043.4
2025年6月2519.0109.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥42

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ2,718人。区分でいちばん多いのは個人・その他57.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.6%を占め、残る61.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他54.655.260.354.154.057.1
事業法人32.432.029.937.038.438.6
自己株式5.15.15.55.46.16.0
外国法人11.311.28.46.85.92.3
証券会社1.51.41.12.01.62.0
金融機関0.10.20.30.10.10.1
外国人個人0.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社SUNBASE18.41
02平山 惠一11.71
03平山 善一11.15
04合同会社スリーアローズ9.25
05ハクトコーポレーション株式会社6.27
06株式会社平寛堂3.36
07谷口 久志2.77
08平山従業員持株会1.82
09殿岡 賢治1.35
10上田八木短資株式会社0.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−98%、1株純資産は14期で−100%。直近期のROEは18.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月3,851136,2092.822.5
2013年6月11182214.518.6
2014年6月13493815.225.0
2015年6月7154514.027.2
2016年6月46240.8105.0314.0
2017年6月436386.813.2
2018年6月5136014.811.9
2019年6月5239613.813.6303.3
2020年6月4342010.515.4
2021年6月6046613.611.679.0
2022年6月5949012.111.423.6
2023年6月7553714.511.325.3
2024年6月10259117.99.943.4
2025年6月11265318.19.2109.1
2026年6月82

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/6期の役員報酬は総額75百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
平山善一代表取締役社長63909,040
平山惠一専務取締役62954,080
松本彰取締役78
福田伸取締役68200
髙橋博良常勤監査役69
覺正寛治監査役74
井上輝男監査役82100

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2535327
社外取締役522224

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,396字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 平山グループは、当社(株式会社平山ホールディングス)及び連結子会社12社及び非連結子会社3社により構成されており、インソーシング・派遣事業及び技術者派遣事業を主たる業務としております。 平山グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、非連結子会社については、記載を省略しております。 以下に示す区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント区分と同一であります。 なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1)インソーシング・派遣事業 当事業では、医療機器・医薬品、輸送用機器、住宅設備機器、食品関連製品等を製造する顧客企業内の製造工程等において、製造請負(*1)・製造派遣(*2)及び小売請負の事業を行っております。特に主力である製造請負に関しては、平山グループに所属する現場改善コンサルタント(*3)と連携したサービスを生産性向上とコスト削減を目指し、提供しております。加えて、「製造請負優良適正事業者認定制度」(*4)による認定を取得し、当事業の健全性、透明性の確保に取り組むとともに、従業員のキャリア形成と安定雇用に取り組んでおります。 なお、当事業については、連結子会社の株式会社平山、FUNtoFUN株式会社が主に行っております。 *1 製造請負 請負会社(平山グループ)が、発注者(メーカー)からの注文を受けて製造や加工等を行い、納品(納入)等を行った成果に対して報酬が支払われる契約を指しております。 *2 製造派遣 派遣会社(平山グループ)と雇用関係にある労働者を、役務を受ける会社(発注者:メーカー)に派遣して、役務を提供するサービスを指しております。 *3 現場改善コンサルタント 大手製造メーカー等の製造現場で改善活動に長年従事してきた経験者等で構成されており、顧客視点で問題点を改善し、技術、品質、コスト面で競争力の向上を図り、低コストの製造現場構築に努めております。 *4 製造請負優良適正事業者認定制度 製造請負優良適正事業者認定制度とは、請負事業に関わる法令を遵守している請負事業者のうち、雇用改善の管理と請負体制の充実化を実現している事業者を、優良かつ適正な請負事業を行っている事業者として認定する制度であります。制度の目的は優良・適正な請負事業者を認定し、公表することによって、製造請負事業の適正化と雇用管理改善の推進、製造請負業界の市場競争の健全化を実現し、労働者の福祉の向上及び発注者(製造事業者)の製造業務の長期的な質的改善につなげることであります。 この認定制度は、厚生労働省委託事業「請負事業適正化・雇用管理改善推進事業」の委託費の交付により実施されております。当該事業は製造系人材サービス(請負・派遣・紹介等)を業とする事業者会員で構成される一般社団法人日本生産技能労務協会が受託し、学識者等による第三者機関「製造請負事業改善推進協議会」が運営を担当しております。 (2)技術者派遣事業 当事業は、平山グループの従業員を取引先のエンジニアリング分野へ技術者として派遣することに特化した事業であります。宇宙航空・自動車・鉄道から、家電・精密機器まで、日本国内の幅広い分野のメーカーに対し、設計開発、評価・解析等の部門に平山グループ従業員の派遣を行っております。 なお、当事業については、連結子会社の株式会社トップエンジニアリングが主に行っております。 (3)海外事業 当事業は、海外における製造派遣を主とした事業であります。日本国内同様に現場改善コンサルタントと連携したサービスを提供し、現場改善を行うことができる製造派遣会社として平山グループ従業員の派遣を行っております。 なお、当事業については、連結子会社のHIRAYAMA (THAILAND) Co.,Ltd.、JOB SUPPLY HUMAN RESOURCES Co.,Ltd.が行っております。 (4)その他事業 当事業には、コンサルティング事業、教育事業、有料職業紹介事業、障害福祉サービス業、外国人等就労支援事業、機械・機具の製作・修理事業、自動車整備事業、介護事業等が含まれております。 その他事業の中で、主となっているのはコンサルティング事業であります。 具体的には、製造業の上流である製品開発設計から生産、物流、サプライチェーンに至るまでの工程においてコスト削減、生産性向上、品質管理等の課題を、現場改善コンサルタントが取引先(顧客)と共に解決していくサービスであります。これは、平山グループの現場改善コンサルタントが、TPS(Toyota Production System:トヨタ生産方式)を取り入れ、作業実施部隊(顧客の現場改善担当者及び現場作業員)と連動して、実効性を追求したコンサルティングをメーカーに対し提供するものであります。また、海外の製造業の管理職に対しては、日本国内の製造現場見学と当社研修センターでの研修を合わせた「スタディツアー」(*)等を提供・運営しております。 * スタディツアー 平山グループのサービスの一つで、海外の製造現場の管理者に対し、日本国内の工場見学や当社研修センターでの各種研修サービスをツアーとして提供するものであります。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 上記の他、非連結子会社として、ベトナムにHIRAYAMA VIETNAM Co., Ltd.、日本にアクロス事業協同組合と株式会社ネクキャリの3社を有しております。
経営方針・対処すべき課題7,023字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 平山グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において平山グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 平山グループは、「全社員の一心同体経営」及び「仕事から得られる心の利益を大切にする」という2つの経営理念を基に、人に付いた技術で日本のものづくりを支援し、設備と敷地を持たない製造業や人材輩出企業に進化していく上で、以下の3つの経営方針を掲げております。 1.社会的存在価値のある尊敬される企業になるための社内環境及び事業を構築する。 2.人材育成と製造技術・ノウハウの結集により新たな高付加価値サービスを提供する。 3.人材会社から製造支援会社・人材教育会社へ、国内サービスからグローバルサービスへ転換する。 以上の方針のもと、平山グループは、取り組むべき目標(SDGs宣言(注))として、国籍、性別や障がい等と関係なく、すべての人に安心して就労できる雇用環境を確保していくことを目指しております。このため、管理職の多様性を重視し、女性・外国人・中途採用者の区別なく管理職へ登用しております。 また、中長期的な企業価値の向上に向けた人材戦略の重要性に鑑み、多様性の確保に向けた人材育成と社内環境整備を今後も積極的に進めてまいります。 (注)持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標であります。17のゴール・169のターゲットから構成され、世界中から貧困をなくし、地球を保護し、すべての人類が平和と豊かさを享受するための目標となります。株式会社平山ホールディングスでは、一般社団法人日本SDGs協会から「SDGs事業認定」を受けております。 (2)経営環境と中長期的な経営戦略 2030年におけるありたい姿『VISION HIRAYAMA 2030』と2025年6月期から2027年6月期までの中期経営計画『ファーストステージ』を策定し、2024年7月1日よりスタートしました。『ファーストステージ』は、平山グループとしての2030年のありたい姿『製造支援企業として、独自のサービスを常に開発するグローバルオンリー1企業を目指す VISION HIRAYAMA 2030』の実現に向けて、変革し成長を続ける3年間と位置付け、成長戦略として『設備と敷地を持たない製造業』というサステナビリティを推進し、『高度人材不足』という社会的課題に対し、人材教育を行うことで解決し、『稼ぐ力』の強化を図ります。また、より強靭な経営基盤を整備しつつ、M&A(合併・買収)とAlliance(提携)を推進し、採用強化と業容の拡大を行い、企業価値のさらなる向上を目指してまいります。 外部環境は、以下の市場予測を前提としております。 ・製造請負・製造派遣の市場規模拡大:2026年度見込2.6兆円市場へ(2022年度比109.9%、年平均2.4%増) ・技術者派遣の市場規模拡大:2026年度1.52兆円市場へ(2022年度比124.7%、年平均5.7%増) ・海外からの引き合い増加:ASEAN ADB(アジア開発銀行)は2025年4.7%成長を予測 ただし、リスクとして、コロナ禍の再拡大、米中貿易戦争及び米国金融引締め政策による世界景況悪化とそれに伴う1ドル100円を切る急速な超円高への為替変動等も念頭に置いております。 具体的な施策は、以下のとおりであります。 社会価値と利益の共創による企業価値のさらなる向上を目指し、「稼ぐ力の強化、高収益構造への転換」「M&A(合併・買収)及びAlliance(提携)戦略の推進」「経営基盤の強靭化」を進めます。 ■稼ぐ力の強化、高収益構造への転換 収益の柱である医療、自動車関連等インソーシング・派遣事業に積極的に経営資源を投下していく一方、半導体生産、設備保全等の人材配置を強化し、将来を見据えた事業拡充を進めます。また、現場改善コンサルティング事業及び技術者派遣事業を強化します。海外での生産における人材の配置及び海外人材の国内受け入れ、配置、サポートに伴うサービス提供等、現在行っているこれらの事業をより有機的にインソーシング・派遣事業とともに提供することで多様な顧客ニーズに対応いたします。各事業の成長戦略を遂行し収益性向上を図るとともに、将来の成長の柱となるAIを活用したサービス拡大や新規事業を推進します。 ■M&A(合併・買収)及びAlliance(提携)戦略の推進 製造請負派遣業界は、売上高上位企業群の寡占化比率が低く、サービスを提供する中小事業者が多い業界であります。現在、これら中小事業者の担い手が高齢化するとともに高度化する顧客ニーズに対応できず、事業承継の打診が多くなってきており、寡占化が進みつつあります。また、多様化する顧客ニーズに対応するため、当社が手掛けていない専門性の高い分野があります。このような状況に対処すべく、当社はさらにM&A(合併・買収)を推進してまいります。その際、投資指標として、ROIC(投下資本利益率)を活用し、効率性を重視し進めてまいります。 一方、日本国内における採用環境は、非常に厳しくなっており、採用範囲を広くする必要性があります。そのため、Alliance(提携)を推進し、採用を強化いたします。 ■経営基盤の強靭化 各事業における安定的なサービス提供に向けて、人材の採用、育成、配置、サポートを行い、外部環境が激しく変化した際にも事業継続できる強靭な経営基盤を構築します。働きやすく、積極的にキャリア形成ができる働き手から選ばれる企業集団を目指します。また、人的資本活用の基盤を整備し、各事業の成長ステージに合わせた人材の育成と配置を推進します。同時に、デジタル技術を取り入れ、継続的に業務改革を進め効率化し、利益を生む体制を構築します。 (3)目標とする経営指標 平山グループの目標とする経営指標につきましては、売上高営業利益率を重視し、中長期的に6%を経営目標と掲げて進めてまいります。 中期経営計画(2025年6月期~2027年6月期)『ファーストステージ』 経営指標 2027年6月期   2030年6月期 財務指標   売上高   460億円   600億円 営業利益   22億円   36億円 営業利益率   4.8%   6.0% ROE   20%超   24%超 サステナビリティ指標   正社員採用者数   4,000名   5,000名 就労者数   12,000名   15,000名 設備投資額   1億円   1億円 配当方針及び配当性向   総還元性向50%以内 配当性向40%超※   同左 ※これまでは配当性向30%超としておりました。 (注1)売上高には、M&A(合併・買収)による売上高は含まれておりません。 (注2)正社員採用者数及び就労者数は、インソーシング・派遣事業及び技術者派遣事業セグメントの人数です。 具体的手法として、平山グループが主力事業としている国内製造業向けインソーシング・派遣事業において、既存インソーシング取引先との契約範囲の拡大や既存製造派遣取引先のインソーシング化を推進するとともに、自社管理業務及び既存インソーシング取引先業務の両面で強力に改善を進めることにより、売上原価・販売管理費を抑制し、売上高営業利益率の向上に努めてまいります。 また、持続的な発展のためには、限られた経営資源を有効に活用することが重要であります。平山グループは、資本効率の向上を図るため、ROIC(投下資本利益率)を活用し、資本コストを意識した経営を行っております。取組みにあたっては、全事業を、インソーシング(請負)・派遣事業、技術者派遣事業、海外事業及びその他事業とセグメント別に区分し、それぞれの位置づけに応じた戦略の立案・実行・見直しを進めるとともに全体最適の観点から事業ポートフォリオの見直しを進めてまいります。 (平山グループの事業ポートフォリオマネジメント) 分 野   課 題 基盤事業   インソーシング(請負)・派遣事業   ・請負化の推進、生産性の改善 ・採用強化、定着 ・営業力強化 収益改善事業   海外事業、その他事業(コンサルティング事業)   ・海外事業の効率化推進 ・コンサルティング事業はコロナ禍に対応したWEB化推進 成長事業   技術者派遣事業、その他事業(外国人雇用管理サポート事業)   ・技術者の採用、定着 ・営業力強化 ・外国人雇用管理サポート事業は技能実習生のみならず特定技能配置への対応 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 2022年以降、日本の社会全体が人材不足感の状況にあることから、すべての職種において、新規採用のための募集賃金が上昇しております。特に飲食店や宿泊施設の深刻な人手不足による賃金上昇が、製造業界の賃金と採用コストにも影響を及ぼしていると考えられます。 平山グループにおいても、上記の要因と同一労働・同一賃金が浸透したことで、自動車や半導体業界の業績は低調にもかかわらず派遣単価の高止まりの傾向が継続しております。また、エンジニアにとどまらず、製造オペレーターも毎年賃金が上昇する状況が続いております。一方、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の進展に伴い、製造派遣の領域で「技能系」と「技術系」人材に求められるスキルが重複(オーバーラップ)しつつあり、現場を熟知し、かつ、システム(情報と制御)に精通した人材の需要が増加しております。 このような環境下においては、自社の技術研修センターで顧客の需要に合わせたカスタマイズ教育を行い、顧客にとって付加価値の高い人材を輩出できる企業が先行して成長するものと推測できます。 このため、常に企業体力の強化を図り教育に経営資源を集中させていくことが重要であると考えております。 また、既存の研修センターの更なる充実を図るとともに新たな研修センターを設立することで、半導体業界の製造設備の保守・保全を担えるフィールドエンジニアを育成し、ハイエンドな人材として派遣できる体制を整えます。 平山グループは「エンジニア・ファースト」の精神を貫き、10年先を見据え、社員が現場で働きながら、同時に教育や自己研鑽によりキャリアアップを図るという、理想的な仕組みを確立することを優先課題として取り組みます。 ① 採用力の強化 刻一刻と変化する需要に迅速に対応するため、採用力強化が重要課題となっております。平山グループは、コストパフォーマンスの良い地方テレビCM等のメディア活用、SNSの活用、ネットワーク採用等を強化し、企業イメージの向上を図るとともに、採用ルートを多様化して、採用コストの抑制に努めます。 新卒・中途採用において同業他社とも連携し採用ネットワークを全国に張り巡らせながら、深く地域にも密着できる組織を構築して採用力を強化します。 加えて、給与面以外の福利厚生の拡充や、働きがいのある職場づくりに今後もより一層注力します。 ② 教育の強化と定着率の向上 平山グループ全体で、生産設備の保守・保全やスマートファクトリー化を担う「フィールドエンジニア」の育成を引き続き強化します。 あらゆる分野でエンジニアが不足しており、未経験者に加え、微経験者(工業高校卒業生など)の採用も強化して、機械・電気・情報技術など、全方位のエンジニア教育を推進します。教育において重要なことは、エンジニア一人ひとりに対して将来のキャリアプランが見える教育を提供することであります。そのためにキャリアカウンセラーが一人ひとりに寄り添い、時代の変化を捉えつつ必要なスキルが習得できるようにキャリアパスを適正かつ明確にすることで定着率の向上につなげます。 ③ 請負事業の強化 平山グループは、製造派遣契約から製造請負契約への転換を強みとしております。一方、人材派遣業界全体では、定着率の悪化への対応が喫緊の課題となっております。多くの派遣社員を採用しても、習熟度が向上しないまま退職し、現場の生産性が安定しないのが実態であります。現場オペレーションの煩雑さと習熟度が上がらないという問題に直面したことで、派遣会社から請負会社への転換、つまり平山グループに一括で依頼する顧客が増加傾向にあります。 ベテラン社員、新卒社員、外国人技能実習生の混成チームなど、人材の最適な組み合わせのポートフォリオを提供できる会社が、国内でのものづくりの競争優位を堅持できることは明白であります。 このような競争力にこそ商機があり、新工場立ち上げ案件の獲得や既存取引の長期継続につながります。「現場責任を負う」という請負事業を中心・基盤に置いた「ものづくり支援企業」という平山グループの強みが発揮できる好機といえます。 また、顧客先工場の課題を的確に捉え、自社開発のAIツールや作業適正化システムを導入しており、これにより労災予防や品質向上などの課題を解決しております。加えて、顧客企業との共同開発でスマートファクトリー化を実現するなど請負の新たな事業展開を目指しております。 ④ 技術者派遣事業の拡大 社会全体で進行するDX化の進展に伴い、IT・AI分野での技術者も不足しているため、派遣需要も拡大が続いております。平山グループは市場拡大に対応するため、引き続き新領域の高スキル技術者の派遣事業に、より一層注力します。ハードウエアに実装させるソフトウエアを開発できるのは、ハードウエアに精通したエンジニアであります。そのため、平山グループは、エンジニアがフィールドワークを支援するソフトウエア開発に携わることができる研修環境を速やかに実現することを目指します。 派遣社員の地位向上とプライドの醸成を図るために、働く環境や待遇を改善することが平山グループの責務であると認識しております。 ⑤ 外国人材採用・活用と女性比率の向上 日本国内においては、今後も少子高齢化による生産年齢人口の減少は継続し、人材採用は年々困難になることが容易に推測できます。 持続的な成長を実現するためには、外国人材の採用や活用を拡充することが必要不可欠であると認識しております。外国人材に安定した雇用と教育を提供することで、日本で安心して生活し、就労できる環境を提供してまいります。 一方、女性の雇用も特に重視しており、現在の女性比率をさらに向上させるため、バイオや化学の新事業領域を開拓して、女性の新しい職場を創出する計画を進めております。 ⑥ 海外事業の強化 主力となるタイの派遣事業においては、継続的に間接部門の効率化を図ることで、筋肉質な事業運営ができております。大規模な投資をするのではなく、効率的なオペレーションを拡大し、事業のスリム化を図ることにより、黒字を維持し適正利益を創出しております。黒字体質が継続できている間に、利益率の高い日本のビジネスモデルを横展開できるかが海外事業の課題であります。 ⑦ その他事業の強化 顧客企業の工場改善コンサルティングのワンストップサービスは、順調に受注が拡大しております。資源不足と半導体不足によるリスクヘッジから、顧客企業は、重要部品や材料の中国での生産から国内への回帰をさらに進展させております。実際に、平山グループへの新規工場開設や新規ラインの立上げ、工場増設等に関連するコンサルティング依頼が増えております。これら拡大しつつある需要に対応するためには、コンサルタントを拡充することが課題であり、現在拡充計画を進めております。 また、株式会社平山グローバルサポーターを中心に、特定技能と技能実習の在留資格を持つ外国人を雇用する企業や、民間の人材派遣会社、登録支援機関などの就労支援機関に向け、外国人雇用管理サービスを展開しております。 平山グループは、このサービス内容を顧客向け及び外国人材向けに、さらに充実させ、成長を加速してまいります。 ⑧ グループ会社の連携とコーポレートガバナンスの強化 企業倫理・コンプライアンスに関し、役員、社員が共通の認識を持ち、公正で的確な意思決定を行う風土を醸成する仕組みの構築に加えて、透明性のある管理体制を整備・維持することで、内部管理体制の強化及びコーポレートガバナンスの充実に努めます。 グループ各社のコンプライアンス経営を担保すべくホールディングスによるマネジメント力を向上させ、ガバナンスを強化します。グループ共通のIT基盤を構築してDXを迅速に推進するため、情報システム人材を拡充しました。同時にロボット研究も推進し、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)導入により間接部門の業務プロセスの効率化と透明性の担保を図ります。
事業等のリスク6,060字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 平山グループの事業等に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項は以下のとおりであります。平山グループは、これらのリスクの存在を理解した上で、当該リスクを極力回避するための最大限の努力をいたします。なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において平山グループが判断したものであります。 (1)大規模な自然災害と日本経済の動向等による影響 平山グループは、地震、台風、洪水、火災等の災害、地球規模の気候変動の進行による影響を受けた場合、また、戦争、テロ行為、コンピューターウイルスによる攻撃等が起こった場合やそれにより情報システム及び通信ネットワークの停止や誤作動が発生した場合、さらにコロナ禍の再拡大やインフルエンザ等の感染症が流行した場合、平山グループの事業活動が制限され、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、景気変動や社会環境の変化に伴い顧客企業からの人材需要が減少した場合や顧客企業の製造拠点の海外移管等により業績に大きな影響を与える可能性があります。 (2)法的規制等について 平山グループの主力事業であるインソーシング・派遣事業は、顧客構内での製造請負と製造派遣で構成されております。製造請負については、現時点では請負自体を規制する法律はありませんが、労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する労働省告示第37号で示される労働者派遣との区分に則って取り組んでおり、コンプライアンスを確実に遵守した製造請負を推進しております。 平山グループの事業は、労働基準法、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」(以下「労働者派遣法」という。)をはじめとする労働関係法令及びその他関係法令の規制を受けております。2015年9月には改正労働者派遣法が施行され、派遣需要の裾野は確実に広がりましたが、派遣元事業主には一層の雇用責任が求められることになりました。そのため、内部監査室が全国各支店を監査し関連諸法令の遵守状況を日々監視しております。 平山グループは、コンプライアンスを経営方針の最重要事項と位置付け、関係法令の教育、指導、管理、監督体制の強化等に努めておりますが、関連諸法令に違反するような事象が発生した場合には、労働局等所轄監督官庁により平山グループ及び取引先に対し是正勧告、業務改善命令、事業停止命令、事業許可取消等の処分が下され、平山グループの業績に甚大な影響を及ぼす可能性があります。 平山グループの許可状況 会社名   許可の名称   監督官庁   許可番号   取得年月日   有効期限 株式会社平山   労働者派遣事業   厚生労働省   派13-310767   2018年7月1日   2026年6月30日 有料職業紹介事業   厚生労働省   13-ユ-309562   2018年7月1日   2026年6月30日 株式会社トップエンジニアリング   労働者派遣事業   厚生労働省   派13-040276   1995年4月1日   2028年3月31日 有料職業紹介事業   厚生労働省   13-ユ-040317   2000年6月1日   2026年5月31日 FUNtoFUN株式会社   労働者派遣事業   厚生労働省   派13-312372   2018年10月1日   2026年9月30日 有料職業紹介事業   厚生労働省   13-ユ-309971   2018年10月1日   2026年9月30日 株式会社平山GL   労働者派遣事業   厚生労働省   派40-301124   2018年3月1日   2026年2月28日 なお、上記の許可について、事業停止、許可取消等となる事由は労働者派遣法第14条及び職業安定法第32条に定められております。本書提出日現在において平山グループが認識している限り、平山グループにはこれら事業停止、許可取消等の事由に該当する事実はありません。 (3)取引先企業の生産変動について 平山グループの主力事業であるインソーシング・派遣事業における製造請負及び製造派遣では、取引先メーカーの生産状況に合わせたサービスを提供しております。平山グループは、取引先メーカーの意向に従って増産・減産するといった生産変動に対応することで、メーカー側のコスト構造をより変動費化する役割を担っております。現在、平山グループの最も取引量の多い取引先業種は、医療機器・医薬品等を扱う精密機器分野のメーカーですが、当該分野の企業は、国内に留まらず全世界に製品を出荷しており、出荷先の景気動向が生産数量に大きな影響を及ぼす状況となっているため、頻繁に生産変動が生じております。さらに、取引先メーカーは、為替変動、コストダウン要請等の課題も抱えており、グローバルな視点で生産拠点の最適化を模索しているため、生産拠点自体の統廃合も戦略的・機動的に行われております。 こうした取引先の生産動向の変化や生産拠点戦略の変更等は、今後も規模の大小を問わず常に生じるものと考えられます。取引先企業の大規模かつ急激な生産変動が生じた場合には、平山グループの業績に多大な影響を及ぼす可能性があります。 このような取引先企業の生産変動に伴うリスクに対応するため、平山グループの強みである派遣契約から請負契約への転換を推進することにより、より安定した契約関係の維持・構築を進めております。 (4)特定の取引先への依存について 平山グループは、テルモ株式会社の国内工場に対し製造請負及び製造派遣を行っており、平山グループの最近2連結会計年度における総売上高に占める同社に対する売上高の割合は、下表のとおり高い水準にあります。 相手先   第58期 連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)   第59期 連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) テルモ株式会社   4,852,693   13.8   4,974,616   13.7 現状において、平山グループは、同社とは良好な取引関係を維持しておりますが、何らかの要因により取引関係に問題が生じた場合、あるいは同社の生産動向の変化や事業方針の変更等があった場合には、平山グループの業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 なお、この他にも、平山グループは同社の関係会社と取引がありますが、取引金額は僅少であり重要性が乏しいため、記載を省略しております。 このような特定の取引先への依存に伴うリスクに対応するため、新たな高付加価値サービスを提供するものづくり支援オンリーワン企業に向けて諸施策を策定し顧客の拡大に取り組んでおります。 (5)人材の確保及びその維持にかかる業績への影響について 平山グループの主たる事業においては、顧客企業及び自社運営の請負事業所が必要とする人材を採用・育成し、必要なときに必要な人材を供給する必要があります。 平山グループの主力事業であるインソーシング・派遣事業においては、ものづくりに深く取り組む現場での社員確保が必要であり、そのために必要な施策を的確に展開しております。 さらに、採用過程において、募集広告に関し総合的な分析による効率的な投資を行うとともに、採用担当者に対して徹底した教育を行うことにより良質な人材採用につなげ、応募から採用、そして入社に至るすべての過程で就労意欲を高められるよう、取引先及び平山グループが必要とする人材確保に努めております。 しかしながら、当該施策を行っても、平山グループの求める人材の確保が計画通りに進まない場合には、売上機会の喪失、原価率の上昇、販売管理費の上昇等により、平山グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、平山グループの人材戦略として、新卒正社員を主軸とした無期雇用社員数の増加を掲げており、請負化推進の基本戦略にもつながっております。しかしながら、大規模な経済活動の後退局面が生じた場合においては、結果的に平山グループの業績に多大な影響を及ぼす可能性があります。 (6)社会保険料率の変化について 平山グループは多数の従業員を抱えており、社会保険の加入義務があります。今後社会保険料の料率が上昇した場合には、平山グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7)労働災害等のリスクについて 平山グループの主力事業であるインソーシング・派遣事業は、取引先メーカーの工場内において、製造請負及び製造派遣を行っております。取引先メーカーの工場内で行う製造請負は、取引先メーカーとの業務請負契約によって生産量や生産期限、品質あるいは取引先企業の備品管理といった領域まで責任を負っております。一方、製造派遣は法律上、人材を取引先メーカーに派遣し、派遣した人員の指揮命令等の労務管理が派遣先に委ねられる形態となっております。 製造請負の取引形態と製造派遣の取引形態では、業務を遂行する現場社員が労働災害に見舞われた場合の責任主体が異なり、製造派遣では取引先メーカーがその損害についての責任を負うのに対し、製造請負においては平山グループが責任を負うこととなります。 労働災害に関しては、基本的に労働保険の適用範囲内で解決されるものと考えておりますが、平山グループの瑕疵が原因で発生した労働災害において、被災者が労働保険の適用を超えて補償を要求する等、訴訟問題に発展した場合には、平山グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このような労働災害等のリスクに対応するため、「安全衛生管理規程」において安全衛生管理の基本方針等を策定するとともに、「リスクアセスメント管理」を徹底することで、未然の災害防止策を講じ、グループ各社で実施すべき管理教育の内容等をそれぞれ定めております。 (8)顧客及び個人情報の管理について 平山グループは、取引先メーカーの生産計画や新製品の開発及び製造にかかわる機密性の高い情報に接することがあります。平山グループは「顧客情報管理規程」において、社員が職務上知り得た顧客企業の情報の取扱いについて必要な事項を定め、適正な情報管理を行うための体制を整えております。 また、採用活動時の個人情報管理面では、採用試験合否結果後の履歴書等の保管及び廃棄について、面接前に個人情報取扱いに関する同意書を交わして進める等、個人毎の情報管理の徹底を図っております。また、社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)が始まり、これまでより一層の管理責任が求められることになりました。 平山グループは、全社員を対象とした継続的な教育を実施し、厳正な管理を行っておりますが、個人情報等の漏洩や不正使用などの事態が生じた場合、損害賠償請求や社会的信用失墜等により平山グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)事業投資及び海外事業展開に関するリスク 平山グループは、成長発展を促進するための手段として、同業又は製造業、コンサルティング業を中心にM&Aを検討してまいります。そのために、多額の資金需要が発生する可能性があるほか、その投資が必ずしも見込みどおりに進展せず、平山グループの業績に貢献するまでに時間を要する可能性があります。 また、日本国内の長期的経済環境は、人口減少による購買力の低下で経済力が弱体化し、国内マーケットの規模は確実に縮小していく一方、海外市場、特にアジアでの人口は増加しており、消費拡大が見込まれております。現在平山グループの事業活動は日本国内を中心に行われておりますが、持続的に成長を実現するためにも、アジアを中心として更なる海外事業の拡大が重要なテーマと考えております。しかしながら、これら海外での事業展開を推進していくにあたり、為替リスクに加え、売掛金の回収や取引先との関係構築等の面で現地商慣習により様々な障害を受ける可能性があり、また、テロ行為等の政情不安や、宗教観などの違いによる労使関係の悪化等、政治的・法的なリスクが存在します。 これらのことから海外事業の拡大では、投資資金の回収や利益の実現までには一定の期間が必要と考えております。しかし、その結果として、所要の成果があげられなかった場合や投資した資金が回収不能となった場合等には、平山グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このような事業投資等のリスクに対応するため、外部専門機関によるデューデリジェンスや市場予測等の客観的調査をもとに、取締役会での十分な議論を通じた意思決定プロセスを経て投資判断を行うことでリスクの低減に努めております。 (10)請負化推進にかかる請負事業者責任 平山グループの主力事業であるインソーシング・派遣事業は、製造請負及び製造派遣の2本の柱で構成されております。その主たる事業である製造請負について、当社の現場改善コンサルタントと連携し付加価値の高い製造請負サービスを各種ものづくり企業に提供してまいりました。また、長年の取組みの中、製造請負事業改善推進協議会から平山グループの請負事業所が「製造請負優良適正事業者」第1号として認定されました。 平山グループの製造請負事業は、前述の現場改善コンサルタントが生産特性を詳細に分析し、最善の生産プロセスを具現化しております。しかしながら、製造派遣事業と比較して利益率が高い分、リスクも高く、不良品の発生や、顧客企業の設備の破損等への責任は、平山グループの業績に多大な影響を及ぼす可能性があります。 (11)潜在株式について 平山グループは、役員及び従業員等に対して、業績向上に対する意欲や士気を高めるため、ストックオプションによる新株予約権を発行しております。2025年6月30日現在、新株予約権による潜在株式総数は28,800株であり、発行済株式総数8,149,200株の0.4%に相当します。 平山グループでは、今後も将来にわたって平山グループの成長に大きな貢献が期待できる役員及び社員には、新株予約権の付与を行っていく方針でありますが、現在付与している新株予約権に加え、今後付与される新株予約権の行使が行われた場合、発行済株式総数が増加し、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。また、当社株式の株価の状況によっては、需給バランスの変動が発生し、当社株価形成に影響を及ぼす可能性があります。 なお、ストックオプションの詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。
経営成績の分析 (MD&A)7,255字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における平山グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、2025年7月1日発表の全国企業短期経済観測調査(短観)に見られるとおり、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が前回の3月調査(プラス12)から小幅に改善しプラス13となりました。大企業製造業の景況感の改善は2四半期ぶりで、いわゆるトランプ関税(以下「米国の関税措置」という。)に伴う不確実性が業況の下押しとなる一方、価格転嫁の進展で企業収益が好調なことが全体を押し上げました。大企業非製造業のDIは前回調査(プラス35)から小幅に悪化してプラス34で、2四半期ぶりに悪化しました。円高によるインバウンド(訪日外国人)の需要減退が見られる分野もあり、小売りは3ポイント悪化しプラス18でした。 一方、2025年5月の完全失業率は2.5%、有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍でした。人手不足の状況は変わらないなか、長引くインフレの影響で新たな収入源を求める人が増えております。 このような環境下において、平山グループは、タイでの生産が停滞する一方、国内の生産回復需要を取り込み、前年同期比で増収増益を確保しました。インソーシング・派遣事業(「インソーシング」とは構内作業請負をいう。以下同じ。)が業績を牽引し、新規・既存顧客からの受注が増加するとともに、前期に連結子会社化した株式会社平山GL(旧ブリヂストングリーンランドスケープ株式会社。以下「平山GL社」という。)において、前期に要したグループ化に伴う諸費用がなくなったこと、平山グループが得意とする現場改善により生産効率が改善したこと等が増収増益に寄与しました。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高36,220,268千円(前期比2.6%増)、営業利益1,270,461千円(前期比13.5%増)、経常利益は為替差益29,191千円等を計上したことから1,300,315千円(前期比11.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は法人税等432,414千円等を計上し、858,156千円(前期比13.3%増)となりました。 セグメント別の業績の概況は、次のとおりです。 (インソーシング・派遣事業) インソーシング・派遣事業につきましては、医療機器関連及び電子デバイス関連からの受注が堅調に進み、増収となりました。物流関連、旅客業関連等においては、引き続き旺盛なインバウンド需要があり、既存取引先からの追加発注のみならず新規受注も好調でした。また、既存顧客企業のなかには、製造派遣から請負化への転換が図られた取引先も複数ありました。なお、前述したように、前期に連結子会社化した平山GL社も増収に寄与しております。 利益面では、多くの顧客企業に2024年10月の最低賃金改定に伴う派遣単価上昇の理解を得られたことや製造請負事業所各所において現場改善活動が実り収益改善ができたこと及び平山GL社の寄与により増益となりました。その一方で、今後の成長を見据えて、顧客ニーズが強い高単価受注案件への人員配置及びハイエンド技能人材教育の強化を行うため、募集費等を戦略的に使用するとともに、新たな拠点や研修センターの追加設置、2025年新卒の初任給上昇や採用担当者及び教育人材の拡充に伴う関連費用が増加しました。 採用面では、2024年新卒採用者が定着し生産の安定に寄与する一方、中途採用では、サービス産業の復調等業況の改善に伴い採用環境が前期に増して厳しく、費用増となりました。これに対し、平山グループは、コストパフォーマンスの良い地方テレビCM等のメディア活用、SNSの活用、ネットワーク採用等の強化による企業イメージの向上を図るとともに、採用ルートの多様化等により採用強化を行っております。また、新卒・中途採用費用及び労務費は、物価上昇や給与引上げ等により上昇傾向にあるものの、顧客企業に理解を求め、収益改善に努めております。 この結果、売上高は29,386,234千円(前期比3.9%増)、セグメント利益は1,849,338千円(前期比14.2%増)となりました。 (技術者派遣事業) 技術者派遣事業につきましては、主要顧客である大手製造業の一部において、中長期的な技術開発投資が継続している状況にあります。この動きに伴い、車載関連や精密機器の制御組込ソフトウェア、生産設備関連、生産技術業務を中心とした受注案件が増加しております。また、防衛産業における航空機とその搭載システムの新規開発が進むことにより、組込ソフトエンジニアや電気エンジニアを中心とした需要は依然として旺盛です。この傾向は、航空機産業全体に広がることが予測されます。 WEB系IT業界においては、慢性的な技術者不足が続いている状況にあります。しかし、ニーズに対し未経験者や若手ITエンジニアが過剰となる傾向が見られるため、現状に応じた柔軟な対応が求められる状況にあります。 製造業界全体をミクロ的な視点で見ますと、とりわけ自動車業界ではメーカー各社間で好不調の格差が顕著に表れております。このため、市場動向を単に業界単位で把握するのではなく、個々の企業における市況を的確に把握することが一層重要になってきております。他方、製造業界全体をマクロ的な視点で見ますと、技術者不足は依然として継続している状況にあります。平山グループではこの課題に対応すべく、ターゲット顧客を適切に選定し、若手の未経験者や微経験者に実務経験を段階的に積ませることでスキルアップを促進しております。このプロセスを通して市場価値の向上を図り、派遣単価の上昇を実現し、収益向上に寄与しております。また、米国の関税措置の影響は現時点では限定的に留まっておりますが、今後の人員調整の動向を注視しながら、柔軟かつ継続的な人材提案に取り組んでまいります。 人材採用に関しては、中長期的な成長を見据えた採用活動を強化しております。新卒・中途を問わず、メーカー各社や競合他社による採用活動が活発化しているため、技術者確保競争が激化している状況にあります。このため、平山グループでは採用部門の体制強化を進めるとともに、メディアを活用した広告展開や、新たな母集団形成ルートの開拓を通して採用力の向上に努めております。また、微経験者や未経験者を含む若手中途採用者の増加を背景に、社内研修をさらに充実させ、技術者のスキルアップと市場価値の向上を積極的に支援するとともに、待機者の早期配属を実現することで稼働率向上にも取り組んでおります。加えて、幅広い技術分野での技術者不足に対処するため、優秀な外国籍人材の積極採用も継続的に推進しております。 この結果、売上高は3,099,576千円(前期比5.4%増)、セグメント利益は、既に派遣済みではあるものの、若手IT系エンジニア配属に時間を要したことから100,578千円(前期比19.8%減)となりました。 (海外事業) 海外事業につきましては、主力のタイにおいて、製造業生産指数(MPI)が、前年同四半期比で、2024年4~6月期は0.2%減、2024年7~9月期は1.1%減、2024年10~12月期は1.8%減、2025年1~3月期は1.6%減となり景気は停滞しております。主要産業である自動車生産では、前年同四半期比で、2024年4~6月期は16.3%減、2024年7~9月期は21.0%減、2024年10~12月期は25.3%減、2025年1~3月期は15.2%減でした。このような環境下、タイにおける平山グループの派遣従業員数は、2025年3月時点で2,134名(前年同月比19.4%減)となったものの、ローコストでのオペレーションに継続して努めてきたことから黒字を確保しましたが、さらにコスト削減を図り収益改善に努めております。 この結果、売上高は2,408,744千円(前期比16.4%減)、セグメント利益は59,258千円(前期比27.2%減)となりました。 (注) 海外事業につきましては、2024年4月~2025年3月期実績を3ヶ月遅れで当連結会計年度に計上しております。 (その他事業) その他事業につきましては、国内外の現場改善に係るコンサルティングや海外企業及び教育機関からの研修案件が増加しました。また、DX推進のためのシステムの刷新や工場立ち上げ支援案件が増加しました。 利益面では、外国人エンジニア及び技能実習生の配置が進んだことから、外国人雇用管理サポート事業の寄与により増益となりました。また、株式会社平和鉄工所についても、中型製品の受注や製造が順調だったこと、大手重電からの小型製品の製作依頼が多数入ったこと等もあり収益に寄与しております。 この結果、売上高は1,325,713千円(前期比10.6%増)、セグメント利益は370,762千円(前期比23.6%増)となりました。 当連結会計年度末の財政状態の概況は、次のとおりであります。 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ64,033千円増加し、12,358,275千円となりました。 当連結会計年度末の流動資産は、現金及び預金が113,167千円、受取手形及び売掛金が31,736千円、それぞれ増加した一方で、その他流動資産が185,239千円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ104,544千円減少し、10,579,973千円となりました。 当連結会計年度末の固定資産合計は、有形固定資産が82,716千円、無形固定資産が12,582千円、投資その他の資産が73,278千円、それぞれ増加したことにより、前連結会計年度末に比べ168,577千円増加し、1,778,301千円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ476,457千円減少し、7,351,555千円となりました。 当連結会計年度末の流動負債は、未払法人税等が161,058千円、未払消費税等が25,016千円、それぞれ増加した一方で、未払金が485,163千円、短期借入金が30,000千円、それぞれ減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ311,510千円減少し、4,689,263千円となりました。 当連結会計年度末の固定負債は、退職給付に係る負債が153,736千円増加した一方、長期借入金が382,000千円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ164,947千円減少し、2,662,292千円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、新株予約権の行使による株式の発行等により、資本金が12,620千円、資本剰余金が11,865千円、それぞれ増加したほか、親会社株主に帰属する当期純利益858,156千円を計上した一方で、配当金348,931千円の支払等があったことにより、前連結会計年度末に比べ540,491千円増加し、5,006,720千円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ138,167 千円増加し、6,053,261千円となりました。 営業活動による資金の増加は、989,116千円となりました(前期は1,003,372千円の増加)。これは主として、税金等調整前当期純利益1,293,550千円の計上、退職給付に係る負債の増加153,736千円等の資金の増加があった一方で、未払金の減少491,628千円、法人税等の支払額258,769千円等の資金の減少があったことによります。 投資活動による資金の減少は、95,195千円となりました(前期は70,141千円の増加)。これは主として、敷金及び保証金の回収による収入45,389千円、定期預金の純減25,000千円等の資金の増加があったものの、有形固定資産の取得による支出65,543千円、無形固定資産の取得による支出31,965千円、敷金及び保証金の差入による支出57,326千円等の資金の減少があったことによります。 財務活動による資金の減少は、764,687千円となりました(前期は534,189千円の増加)。これは主として、短期借入れによる収入50,000千円、新株予約権の行使による株式の発行による収入25,241千円の資金の増加があった一方で、長期借入金の返済による支出398,200千円、配当金の支払額348,733千円等の資金の減少があったことによります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 平山グループは、提供するサービスの大部分が請負業務又は派遣業務であるため、生産実績については記載を省略しております。 b.受注実績 平山グループは、提供するサービスの大部分が請負業務又は派遣業務であるため、受注実績については記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 金額(千円)   前年同期比(%) インソーシング・派遣事業   29,386,234   3.9 技術者派遣事業   3,099,576   5.4 海外事業   2,408,744   △16.4 その他   1,325,713   10.6 合計   36,220,268   2.6 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) テルモ株式会社   4,852,693   13.8   4,974,616   13.7 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による平山グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 平山グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するに当たり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。連結財務諸表の作成においては、過去の実績やその時点で合理的と考えられる情報に基づき、会計上の見積りを行っておりますが、見積りには不確実性が伴い実際の結果は異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の経営成績等の分析は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 平山グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、事業活動における運転資金需要は、主として給与等の人件費及び人材確保のための社員募集費であります。また、設備資金需要としては、教育施設投資に加え、社内基幹システム、製造スタッフ管理システム及び採用サイト等の無形固定資産投資等であります。業容拡大を図るために事業買収(M&A)等の投資を行う場合、それに伴う資金需要の発生が見込まれます。必要な資金については自己資金及び借入金による資金調達を基本としております。 資金の流動性については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。 なお、当連結会計年度の売上高営業利益率は3.5%となっており、中期的な目標としている4.8%に対しては改善途上であります。このギャップにつきましては、平山グループが主力事業としている国内製造業向けインソーシング・派遣事業において、インソーシングでは請負現場の改善による省人化により、派遣では大型派遣事業所との単価交渉を進めることにより、売上高営業利益率の改善に努めてまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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