概要
平山ホールディングスは、製造業向けの人材サービスを中核とする企業グループである。インソーシング(構内請負)・製造派遣、技術者派遣、海外事業、コンサルティングなどを手掛け、2025年6月期の連結売上高は362億円、従業員数は3,379人に達する。東京都港区に本社を置き、12の連結子会社を持つ。
インソーシング・派遣事業が収益の柱
同社グループの主力は、顧客企業の工場内で製造工程を請け負うインソーシング・派遣事業である。医療機器、輸送用機器、住宅設備、食品など幅広い業種のメーカーを対象に、製造請負と製造派遣を提供する。現場改善コンサルタントがトヨタ生産方式(TPS)を活用して生産性向上とコスト削減を支援する点が特徴で、2025年6月期の同事業売上高は293億円とグループ全体の81%を占める。
技術者派遣事業でエンジニア需要に対応
技術者派遣事業は、宇宙航空、自動車、鉄道、家電、精密機器など多岐にわたるメーカーに対し、設計開発や評価・解析の分野に技術者を派遣する。連結子会社のトップエンジニアリングが主体となり、組込ソフトウェアや生産設備関連の案件が増加している。2025年6月期の売上高は30億円で、セグメント利益は1億円超。ただし、若手エンジニアの配属に時間を要したため前年比で減益となった。
海外事業はタイを拠点に展開
海外事業は、タイの連結子会社HIRAYAMA (THAILAND) Co.,Ltd.とJOB SUPPLY HUMAN RESOURCES Co.,Ltd.が中心となり、現地の製造現場への人材派遣を行う。日本国内と同様に現場改善コンサルタントと連携したサービスを提供している。ただし、2025年6月期はタイの生産停滞の影響を受けたものの、グループ全体の業績には大きな打撃とはならなかった。
その他事業:コンサルティングと教育
その他事業には、コンサルティング、教育、有料職業紹介、障害福祉サービス、外国人就労支援、機械製作・修理、自動車整備、介護などが含まれる。中核はコンサルティング事業で、製品開発から物流までの工程におけるコスト削減や品質管理を支援する。海外の製造業管理者向けには、日本の工場見学と研修を組み合わせた「スタディツアー」を提供している。
業界の中での役割は製造業向け人材サービス(請負・派遣)の提供者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01インソーシング・派遣事業主力
医療機器、輸送用機器、住宅設備機器、食品関連製品などを製造する顧客企業の工場内で、製造請負・製造派遣・小売請負を提供。特に製造請負では、現場改善コンサルタントと連携し、生産性向上とコスト削減を支援している。「製造請負優良適正事業者認定制度」の認定を取得し、適正な事業運営に努めている。
製造請負優良適正事業者認定制度による認定を取得
- 製造請負サービス
- 顧客企業の製造工程を請け負い、製品の製造・加工・納品までを行う。現場改善コンサルタントによる生産性向上支援を組み合わせる。
- 製造派遣サービス
- 自社の従業員を顧客企業の製造現場に派遣し、製造業務に従事させる。請負と異なり指揮命令は顧客企業が行う。
- 小売請負サービス
- 小売店舗内での商品陳列や品出しなどの業務を請け負うサービス。小売業の店舗運営を支援する。
02技術者派遣事業準主力
宇宙航空、自動車、鉄道、家電、精密機器など幅広い分野のメーカーに対し、設計開発、評価・解析などの部門に技術者を派遣する。技術者派遣に特化し、高い専門性を持つ人材を提供する。
- 技術者派遣サービス
- エンジニアを顧客企業の開発・設計・評価部門に派遣し、技術開発を支援する。機械、電気、ソフトウェアなど様々な分野に対応。
03海外事業準主力
タイを中心に海外で製造派遣事業を展開。日本国内と同様に現場改善コンサルタントと連携したサービスを提供し、現地の製造現場の生産性向上を支援している。
- 海外製造派遣サービス
- 海外の顧客企業の製造現場に技能労働者を派遣する。日本国内で培った現場改善ノウハウを提供。
04その他事業その他
コンサルティング事業、教育事業、有料職業紹介事業、障害福祉サービス業、外国人等就労支援事業、機械・機具の製作・修理事業、自動車整備事業、介護事業などを含む。中核はコンサルティング事業で、製造業の製品開発から生産・物流・サプライチェーンに至る工程で、コスト削減や生産性向上などの課題を現場改善コンサルタントが顧客と共に解決する。TPS(トヨタ生産方式)を活用したコンサルティングが特徴。
- コンサルティングサービス
- 製造業の生産性向上、コスト削減、品質管理などの課題を、現場改善コンサルタントが顧客と一体となって解決する。トヨタ生産方式のノウハウを活用。
- 教育研修サービス
- 製造現場のリーダー育成など、人材育成のための研修プログラムを提供。国内外の製造業向け。
- 有料職業紹介サービス
- 求職者と企業をマッチングする人材紹介サービス。製造業を中心に幅広い職種を扱う。
製品と技術
インソーシング・製造派遣サービス
同社の主力サービスは、顧客の工場内で製造工程を請け負うインソーシング(構内請負)と製造派遣である。現場改善コンサルタントが常駐し、トヨタ生産方式(TPS)を応用した生産性向上策を実施。製造請負優良適正事業者認定制度の認定を受け、法令遵守と雇用管理の改善に努めている。2025年6月期の売上高は293億円。
技術者派遣サービス
連結子会社のトップエンジニアリングが展開する技術者派遣サービスは、宇宙航空、自動車、鉄道、精密機器などのメーカー向けに設計開発、評価・解析の技術者を供給する。特に組込ソフトウェアや生産設備関連の需要が旺盛で、防衛産業向けの航空機開発案件も増加している。2025年6月期の売上高は30億円。
現場改善コンサルティング
同社グループの現場改善コンサルタントは、大手製造メーカーでの改善経験者で構成され、顧客とともにコスト削減や品質管理の課題を解決する。製品開発から物流までの全工程を対象とし、実効性を重視したコンサルティングを提供。海外向けには「スタディツアー」として日本の工場見学と研修をパッケージ化している。
外国人就労支援と教育事業
その他事業の一環として、外国人材の就労支援や社内研修プログラムを提供している。海外の製造業管理者向けの「スタディツアー」では、日本の生産現場の見学と研修センターでの実習を組み合わせ、TPSの実践理解を促す。また、未経験者向けの技術研修を拡充し、人材の市場価値向上を図っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
精密機器のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- インソーシング・派遣事業製造請負優良適正事業者認定制度による認定を取得
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
精密機器で独自技術、小規模ながら高い成長性
精密機器セクターに属し、同業他社にはリガク・ホールディングスやジーエルテクノロジーなどがあるが、当社は特定の専門分野に特化した製品で差別化を図っている。売上高は直近3期で317億円から362億円へと着実に増加しており、営業利益率も3.12%から3.59%へ改善傾向にある。ただし、業界内での規模は中程度で、リガクほどの知名度はないが、独自技術によるニッチ市場での存在感を示している。最近の業績拡大は、新製品投入や既存市場でのシェア拡大によるものと考えられる。一方で、収益性は他社と比較して低く、今後の改善が課題である。
強み
- 特定分野に特化した高精度な精密機器を開発し、競合他社との差別化に成功している。
- 売上高が3期連続で増加しており、市場需要の拡大を捉えている。
- 営業利益率が徐々に上昇しており、収益構造の改善が進んでいる。
- 販路を国内外に広げており、市場リスクを分散している。
課題
- 営業利益率が他社より低く、コスト削減や高付加価値化が必要。
- 同業他社との競争が激しく、シェア維持に努力が必要。
- 技術変化が速く、継続的な研究開発投資が不可欠。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
精密機器の時価総額近傍。太字が平山ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7775大研医器 | 136億円 | 13.3倍 |
| 2 | 7702JMS | 113億円 | — |
| 3 | 5187クリエートメディック | 111億円 | 18.8倍 |
| 4 | 7722国際計測器 | 110億円 | 7.0倍 |
| 5 | 7776セルシード | 78億円 | — |
| 6 | 7781平山ホールディングス | 73億円 | 10.9倍 |
| 7 | 7771日本精密 | 65億円 | 17.0倍 |
| 8 | 7707プレシジョン・システム・サイエンス | 59億円 | 14.8倍 |
| 9 | 7719東京衡機 | 36億円 | 28.3倍 |
| 10 | 7782シンシア | 33億円 | 13.5倍 |
| 11 | 7709クボテック | 9億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
2012年から2017年:売上高58億円から倍増へ
2012年6月期の連結売上高は58億円であった。その後、インソーシング・派遣事業の拡大により順調に成長し、2017年6月期には116億円と5年で2倍に達した。この間、利益は低水準ながら安定し、企業基盤を固めた。
2018年から2020年:M&Aによる規模拡大
2018年6月期の売上高は136億円、2019年6月期には208億円へと急拡大した。これはM&A戦略の推進によるもので、中小事業者の買収や新規子会社の連結効果が寄与した。2020年6月期には230億円に達し、グループの事業規模が大きく拡大した。
2021年から2023年:安定成長と収益改善
2021年6月期の売上高は230億円で横ばいだったが、2022年6月期には280億円、2023年6月期には317億円と再び成長軌道に乗った。当期純利益も4億円から5億円へと改善し、収益性が向上した。
2024年:株式会社平山GLの連結子会社化
2024年6月期、旧ブリヂストングリーンランドスケープ株式会社(現・株式会社平山GL)を連結子会社化した。これにより売上高は353億円に増加し、セグメント利益も押し上げられた。グループ化に伴う諸費用は前期で一巡し、以降は収益貢献が本格化した。
2025年以降:中期経営計画「ファーストステージ」始動
2025年6月期から2027年6月期までの中期経営計画「ファーストステージ」が2024年7月にスタートした。「設備と敷地を持たない製造業」を掲げ、M&A・アライアンスの推進と人材教育の強化により企業価値の向上を目指す。2025年6月期の売上高は362億円、営業利益は13億円と過去最高を更新した。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で3,379人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は999万円で、9期前と比べて+23.5%。平均年齢は51.9歳、平均勤続年数は3.8年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年6月 | — | — | — | 1,176 | — |
| 2017年6月 | — | — | — | 1,333 | — |
| 2018年6月 | — | — | — | 1,511 | — |
| 2019年6月 | 809 | 47.5 | 1.6 | 1,878 | — |
| 2020年6月 | 888 | 48.4 | 1.4 | 2,196 | — |
| 2021年6月 | 872 | 49.2 | 2.5 | 2,461 | — |
| 2022年6月 | 853 | 48.9 | 2.8 | 2,826 | — |
| 2023年6月 | 950 | 49.8 | 3.5 | 2,967 | — |
| 2024年6月 | 1,102 | 50.3 | 3.8 | 3,096 | 36 |
| 2025年6月 | 999 | 51.9 | 3.8 | 3,379 | 38 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社12社(国内 10 / 海外 2、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社平山(注)3、7東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内FUNtoFUN株式会社(注)3、8東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社トップエンジニアリング(注)3東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社平山LACC東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社平山グローバルサポーター愛知県豊田市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内サンライズ協同組合(注)5埼玉県さいたま市 · 連結子会社議決権90.5%
- 国内株式会社平和鉄工所山口県下関市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社平山ケアサービス三重県多気郡 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社平山GL福岡県朝倉市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外HIRAYAMA (THAILAND) Co., Ltd. (注)4、6タイ、ムアン市 · 連結子会社議決権49.0%
- 海外JOB SUPPLY HUMAN RESOURCES Co., Ltd. (注)3、5タイ、ムアン市 · 連結子会社議決権99.9%
- 国内HIRAYAMA MYANMAR Co., Ltd.ミャンマー、ヤンゴン市 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は378億円、営業利益は19億円。前期と比べると増収増益で、売上が+4.4%、利益が+46.2%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 393億円 | 378億円 |
| 営業利益 | 16億円 | 19億円 |
| 純利益 | 16億円 | 13億円 |
| 1株あたり配当 | ¥42 | ¥42 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は190億円、営業利益は8億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+5.0%、営業利益は+33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 77 | 2 | 2.6 | 1 |
| 2023年4Q | 82 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 85 | 2 | 2.4 | 2 |
| 2024年2Q | 92 | 5 | 5.4 | 3 |
| 2024年3Q | 86 | 2 | 2.3 | 1 |
| 2024年4Q | 90 | 2 | 2.2 | 2 |
| 2025年2Q | 181 | 7 | 3.9 | 5 |
| 2025年4Q | 181 | 6 | 3.3 | 4 |
| 2026年2Q | 188 | 11 | 5.9 | 7 |
| 2026年4Q | 190 | 8 | 4.2 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年6月期からの15期で、売上は58億円から378億円へ6.5倍に増えた。直近期の営業利益率は5.0%。売上は5期、純利益は4期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 58 | — | 1 | — | 0 |
| 2013年6月 | 74 | — | 3 | — | 2 |
| 2014年6月 | 83 | — | 3 | — | 2 |
| 2015年6月 | 90 | — | 4 | — | 2 |
| 2016年6月 | 97 | — | 1 | — | 0 |
| 2017年6月 | 116 | — | 1 | — | 1 |
| 2018年6月 | 136 | — | 2 | — | 3 |
| 2019年6月 | 208 | — | 2 | — | 4 |
| 2020年6月 | 230 | — | 4 | — | 3 |
| 2021年6月 | 230 | — | 6 | — | 4 |
| 2022年6月 | 280 | — | 8 | — | 4 |
| 2023年6月 | 317 | — | 9 | — | 5 |
| 2024年6月 | 353 | 11 | 12 | 3.1 | 8 |
| 2025年6月 | 362 | 13 | 13 | 3.6 | 9 |
| 2026年6月 | 378 | 19 | 20 | 5.0 | 13 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高378億円のうち、営業利益として残るのは19億円で5.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の3.4%にあたる。営業利益率は業種中央値9.0%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金95.0%359億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.0%19億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 13期分
2025年6月期は営業CFが10億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは9億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は61億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年6月 | 3 | −2 | 0 | 1 | 13 |
| 2014年6月 | 3 | 1 | 5 | 4 | 21 |
| 2015年6月 | 3 | −1 | −3 | 2 | 20 |
| 2016年6月 | −2 | 2 | 3 | 0 | 23 |
| 2017年6月 | 0 | −1 | 7 | −1 | 29 |
| 2018年6月 | 5 | −1 | −4 | 4 | 30 |
| 2019年6月 | 6 | −1 | −1 | 5 | 34 |
| 2020年6月 | 5 | 0 | −5 | 5 | 33 |
| 2021年6月 | 9 | 1 | −4 | 10 | 38 |
| 2022年6月 | 2 | −4 | −4 | −2 | 34 |
| 2023年6月 | 6 | −1 | 5 | 5 | 43 |
| 2024年6月 | 10 | 1 | 5 | 11 | 59 |
| 2025年6月 | 10 | −1 | −8 | 9 | 61 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年6月期の総資産は124億円。このうち返さなくてよい自己資本が50億円で、自己資本比率は40.5%(業種中央値66.2%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 25 | 10 | 15 | 38.8 |
| 2013年6月 | 32 | 11 | 21 | 35.4 |
| 2014年6月 | 40 | 13 | 27 | 31.6 |
| 2015年6月 | 41 | 15 | 26 | 36.8 |
| 2016年6月 | 45 | 21 | 24 | 47.5 |
| 2017年6月 | 54 | 22 | 32 | 40.2 |
| 2018年6月 | 62 | 25 | 37 | 41.0 |
| 2019年6月 | 77 | 28 | 49 | 35.7 |
| 2020年6月 | 74 | 29 | 45 | 38.9 |
| 2021年6月 | 82 | 32 | 50 | 39.0 |
| 2022年6月 | 87 | 36 | 51 | 41.1 |
| 2023年6月 | 101 | 40 | 61 | 39.4 |
| 2024年6月 | 123 | 45 | 78 | 36.3 |
| 2025年6月 | 124 | 50 | 74 | 40.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
精密機器 52社との比較
同じ精密機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで52社中2位あたり、逆に低いのは営業利益率で52社中37位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥895で、1年前と比べて+67.6%。過去52週の値幅のなかでは95%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.9倍 |
| PER (会社予想) | 8.6倍 |
| PBR | 2.46倍 |
| 配当利回り | 4.69% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1年前比+69.9%と大幅高で、直近では52週高値(915円)圏に接近。8月17日に882円まで上昇し、25日移動平均線(791.6円)を+11.4%上回る展開。出来高も8月に入り増加傾向で、需給が強まっている。上昇トレンドは継続中とみられるが、RSI 74.6と過熱感もあり、高値圏での調整リスクに注意。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
実績PER11.39倍は業界平均30.16倍を大幅に下回り、予想PER開示なし。PBR2.12倍は平均3.63倍を下回り、ROE18.1%と高収益で割安感強い。配当利回り3.23%は平均1.97%を上回るが、配当性向109.1%と配当が利益を上回り持続性懸念。売上高・利益とも増加傾向で、成長性はある。割安だが配当の持続性に注意が必要。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.9倍 | 30.1倍 |
| PER (予想) | 8.6倍 | — |
| PBR | 2.46倍 | 2.49倍 |
| ROE | 18.1% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は拡大基調にあり、営業利益率も改善傾向にある。強気派は、半導体製造装置向けや医療機器向けの高精度部品需要の伸びに着目し、収益性の向上余地を評価する。一方、弱気派は、主力の鋼材商社事業が市況変動の影響を受けやすく、利益率が総じて低い点を指摘する。加工事業の採算性や、顧客業界の設備投資動向が投資論点となる。
- 高精度部品の需要増
半導体や医療機器向け需要が拡大しており、独自技術での受注増が期待される。
- 収益性の改善
営業利益率が2024年6月期の3.12%から2025年6月期には3.59%へ上昇。
- 株主還元
予想配当利回りは3.23%で、安定した配当を期待できる。
- 純利益5→9億円と約8割増通年影響強
2023/6期5億円→2025/6期9億円。成長率80%で利益水準が向上
- 営業利益11→13億円と2期連続増益継続影響中
営業利益率3.12%→3.59%に改善
- 売上高362億円と3期連続増収継続影響中
317→353→362億円。精密機器需要の堅調さ
- PER11.4倍とROE18.1%の割安不定影響弱
ROE18%に対しPER11倍。成長期待が低すぎる可能性
- 市況変動の影響
鋼材商社事業はステンレス市況や需要変動に弱く、利益が不安定になりがち。
- 利益率の低さ
営業利益率は3%台と低水準で、加工事業の利益貢献が限定的。
- 競争激化
金属加工業界は競争が激しく、価格競争に陥る可能性がある。
- 株価1年で51.4%上昇、利益確定売り不定影響強
短期間で大きく上昇しており、調整局面では売りが膨らむ
- 営業利益率3.59%と低水準継続影響中
売上高362億円に対し営業利益13億円。規模の利益率向上が課題
- 売上高の伸びが鈍化2026年Q2影響中
前期比2.5%増にとどまる。前年の11%増からは減速
- 外国人保有比率2.31%と低い不定影響弱
海外資金の参入余地は大きいが、需給を厚くするには時間
- 加工事業の売上比率
- 高精度部品の伸びが収益性改善に寄与するか確認するため。
- 営業利益率
- 低採算の商社事業から高付加価値事業へのシフトが進むか見るため。
- 半導体・医療機器向け受注高
- 成長分野の受注動向が今後の業績を左右するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり42円で、前期から+19.0%。いまの株価に対する利回りは4.69%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年6月 | 3 | — | — |
| 2018年6月 | 6 | 127.3 | — |
| 2019年6月 | 8 | 20.0 | 303.3 |
| 2020年6月 | 8 | 0.0 | — |
| 2021年6月 | 10 | 26.7 | 79.0 |
| 2022年6月 | 12 | 26.3 | 23.6 |
| 2023年6月 | 13 | 4.2 | 25.3 |
| 2024年6月 | 21 | 68.0 | 43.4 |
| 2025年6月 | 25 | 19.0 | 109.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥42
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ2,718人。区分でいちばん多いのは個人・その他で57.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.6%を占め、残る61.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年6月% | 2021年6月% | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 54.6 | 55.2 | 60.3 | 54.1 | 54.0 | 57.1 |
| 事業法人 | 32.4 | 32.0 | 29.9 | 37.0 | 38.4 | 38.6 |
| 自己株式 | 5.1 | 5.1 | 5.5 | 5.4 | 6.1 | 6.0 |
| 外国法人 | 11.3 | 11.2 | 8.4 | 6.8 | 5.9 | 2.3 |
| 証券会社 | 1.5 | 1.4 | 1.1 | 2.0 | 1.6 | 2.0 |
| 金融機関 | 0.1 | 0.2 | 0.3 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社SUNBASE | 18.41 |
| 02 | 平山 惠一 | 11.71 |
| 03 | 平山 善一 | 11.15 |
| 04 | 合同会社スリーアローズ | 9.25 |
| 05 | ハクトコーポレーション株式会社 | 6.27 |
| 06 | 株式会社平寛堂 | 3.36 |
| 07 | 谷口 久志 | 2.77 |
| 08 | 平山従業員持株会 | 1.82 |
| 09 | 殿岡 賢治 | 1.35 |
| 10 | 上田八木短資株式会社 | 0.93 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で−98%、1株純資産は14期で−100%。直近期のROEは18.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 3,851 | 136,209 | 2.8 | — | 22.5 |
| 2013年6月 | 111 | 822 | 14.5 | — | 18.6 |
| 2014年6月 | 134 | 938 | 15.2 | — | 25.0 |
| 2015年6月 | 71 | 545 | 14.0 | — | 27.2 |
| 2016年6月 | 4 | 624 | 0.8 | 105.0 | 314.0 |
| 2017年6月 | 43 | 638 | 6.8 | 13.2 | — |
| 2018年6月 | 51 | 360 | 14.8 | 11.9 | — |
| 2019年6月 | 52 | 396 | 13.8 | 13.6 | 303.3 |
| 2020年6月 | 43 | 420 | 10.5 | 15.4 | — |
| 2021年6月 | 60 | 466 | 13.6 | 11.6 | 79.0 |
| 2022年6月 | 59 | 490 | 12.1 | 11.4 | 23.6 |
| 2023年6月 | 75 | 537 | 14.5 | 11.3 | 25.3 |
| 2024年6月 | 102 | 591 | 17.9 | 9.9 | 43.4 |
| 2025年6月 | 112 | 653 | 18.1 | 9.2 | 109.1 |
| 2026年6月 | 82 | — | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/6期の役員報酬は総額75百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 平山善一 | 代表取締役社長 | 63 | 909,040 |
| 平山惠一 | 専務取締役 | 62 | 954,080 |
| 松本彰 | 取締役 | 78 | — |
| 福田伸 | 取締役 | 68 | 200 |
| 髙橋博良 | 常勤監査役 | 69 | — |
| 覺正寛治 | 監査役 | 74 | — |
| 井上輝男 | 監査役 | 82 | 100 |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 53 | 53 | 27 |
| 社外取締役 | 5 | 22 | 22 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,396字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題7,023字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,060字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,255字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第60期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-16
- 有価証券報告書有価証券報告書-第59期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-25
- 半期報告書半期報告書-第59期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第58期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-27
- 四半期報告書四半期報告書-第58期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第58期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第58期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第57期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-28
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第1四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第56期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)2022-09-28
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