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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

クリエートメディック

CREATE MEDIC CO.,LTD.5187 · Standard · 精密機器

シリコーンラバー製ディスポーザブルカテーテル・チューブの専業メーカー。医療現場の体内挿入用製品で一定の存在感を示す。

概要

クリエートメディックは、シリコーンラバーを主原料とするディスポーザブルカテーテル・チューブ及び医療機器の製造販売を手掛ける企業である。1974年にナスク株式会社として創業し、1978年に国産初のオールシリコーンフォーリーカテーテルの製品化に成功。2025年12月期の連結売上高は約136億円、従業員数は1,010人。本社を神奈川県横浜市に置き、国内では北海道工場、九州商品センター、海外では中国・ベトナムに製造販売子会社を持つ。

シリコーン樹脂を核とする医療機器専業メーカー

当社グループは、シリコーンラバーを主な原材料としたディスポーザブルカテーテル・チューブ及び医療機器の製造・販売を主な事業内容とする。製品は泌尿器系、消化器系、外科系、血管系、看護・検査系に分類される。自社販売(ブランド製品)に加え、海外向け輸出、中国現地販売、そして他社ブランド向けOEM供給も行う。2025年12月期の販売形態別売上高は、自社販売が77億円、海外販売が46億円、OEM販売が13億円であった。

38の国と地域にまたがるグローバルな生産・販売網

国内生産拠点として北海道工場(岩見沢市)を有し、水戸事業所は機能統合後も物流拠点として活用。海外では、中国大連に製造子会社(大連クリエート医療製品有限公司)と販売子会社(クリエート国際貿易(大連)有限公司)を、ベトナム・ドンナイ省に製造子会社(ベトナムクリエートメディック有限会社)、ホーチミン市に販売子会社を持つ。さらに九州にクリエートメディック株式会社(旧・精工タカネ)を子会社化し、国内販売網を補完している。

売上高130億円超、営業利益率8%目標の中期経営計画

2025年12月期の連結売上高は136億円(前期比4.5%増)、営業利益10億円(同45.1%増)と増収増益。営業利益率は7.4%となり、中期経営計画で掲げる8%目標に接近した。株主資本利益率(ROE)は約4.4%と、目標の7%には及ばない。2034年には営業利益率15%、ROE8%を目指す。2025年7月には横浜キャピタル株式会社と事業提携契約を締結し、資金調達と経営支援を受けながら収益改善やM&Aを推進中。

連結子会社4社で構成されるグループ体制

当社グループは、クリエートメディック(本体)と4つの連結子会社で構成される。中国の大連クリエート医療製品有限公司(製造)、クリエート国際貿易(大連)有限公司(販売)、ベトナムクリエートメディック有限会社(製造)、そして九州クリエートメディック株式会社(旧・精工タカネ)である。子会社は地域ごとの生産・販売を分担し、グループ全体でシリコーン医療機器のサプライチェーンを完結させている。

業界の中での役割は医療機器(ディスポーザブル製品)メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
136億円
営業利益
10億円
営業利益率
7.4%
純利益
7億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01医療主力

シリコーンラバーを主原料とするディスポーザブルカテーテル・チューブ及び医療機器を製造・販売している。製品は主に医療現場で使用され、患者への負担軽減や医療行為の効率化に貢献する。

主な製品・サービス3
ディスポーザブルカテーテル
シリコーンラバー製で、体内に挿入して体液の排出や薬液の注入などに用いる使い捨ての医療用チューブ。
ディスポーザブルチューブ
シリコーンラバー製の使い捨てチューブで、医療機器の部品や各種医療用途に使用される。
医療機器
カテーテルやチューブを含む、診断・治療に使用される医療用の機器類。

製品と技術

フォーリーカテーテルを祖とする泌尿器系製品

1978年に国産初のオールシリコーンフォーリーカテーテルを製品化したことが同社の原点。現在も泌尿器系製品は主力であり、2025年12月期の生産額は約38億円(全体の38%)、仕入額も約25億円に上る。自社販売では泌尿器系の新製品が好調で、海外では欧州向け輸出が競合他社の自主回収により増加した。一方、中国では集中購買制度の影響で販売が減少している。

消化器系・外科系・血管系・看護検査系の製品群

消化器系製品は中国市場で好調を維持し、生産額は約38億円。外科系は約12億円、血管系は約5億円、看護・検査系は約7億円の生産実績がある。OEM販売では内視鏡関連製品が好調で、血管系の一部終了による減少を補った。製品ラインナップはカテーテル、チューブ、ドレーンなど多岐にわたり、シリコーンを中心とした素材特性を活かした医療機器を提供する。

自社ブランドとOEMの二軸販売戦略

販売形態は大きく自社販売(自社ブランド品)、海外販売(輸出・中国現地販売)、OEM販売(他社ブランド向け受託生産)に分かれる。2025年12月期の構成比は自社販売57%、海外販売34%、OEM販売9%である。自社販売は価格改定と新製品投入により伸長し、OEMは内視鏡関連がけん引。海外販売は中国の集中購買制度の逆風を受けつつも、インド・東南アジアへの販路拡大を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

精密機器のなかでの位置

医療用精密機器で安定成長

精密機器業界の医療機器メーカー。売上高126〜136億円で、同業のLiberaware、ジーエルテクノホールディングス、リガクHD、Terra Drone、北里コーポレーションと比較して中規模。営業利益率は5〜7%とまずまずの水準で、安定した成長を見せる。医療用デバイスに特化し、ニッチ市場で存在感を発揮するが、新興企業のドローン技術など異分野からの参入による競争激化がリスク。

強み

  • 医療用精密機器に特化し、高い技術力と規制対応力を保有。
  • 売上高・利益率とも緩やかに上昇し、堅実な経営。
  • 医療機関との強固なリレーションシップを構築。
  • 特定分野で高いシェアを有し、参入障壁が高い。

課題

  • LiberawareやTerra Droneなど異業種からの参入が可能性。
  • 医療機器規制の変更が事業に大きな影響を与える。
  • ニッチ市場ゆえに市場規模が小さく、大幅な拡大は難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

精密機器の時価総額近傍。太字がクリエートメディック

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17713シグマ光機177億円20.0倍
27600日本エム・ディ・エム174億円66.1倍
37727オーバル174億円12.8倍
47775大研医器136億円13.3倍
57702JMS113億円
65187クリエートメディック111億円18.8倍
77722国際計測器110億円7.0倍
87776セルシード78億円
97781平山ホールディングス73億円10.9倍
107771日本精密65億円17.0倍
117707プレシジョン・システム・サイエンス59億円14.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

シリコーン樹脂の医療応用を志した1974年の創業

1974年8月、ナスク株式会社として設立。シリコーン樹脂の医療分野における用途開発に着手した。1977年7月にはクリエートメディック株式会社と商号変更し、本社を横浜市緑区池辺町に移転。1978年7月、国産初のオールシリコーンフォーリーカテーテルの製品化に成功し、本格的な営業活動を開始した。この製品が同社の事業基盤を築く。

生産拠点の拡充と品質認証の取得(1985~2000年)

1985年に横浜市緑区佐江戸町に本社・工場を完成。1988年には北海道工場(岩見沢市)を新設し、同年本社内に技術研究所を設置。1990年に北海道工場第2期増設、1993年に第3期増設を完了。1997年には茨城工場(水戸市)を新設。1998年にはISO9001、CEマーキング、ISO9002などの品質認証を取得し、国際展開の基盤を固めた。2000年7月には東京証券取引所市場第二部に株式上場。

中国進出とベトナム展開で海外生産体制を構築

1996年2月、中国北京市に合弁会社・北京万東クリエート医用製品有限公司を設立。2001年3月には大連市に大連クリエート医療製品有限公司(現・連結子会社)を設立し、中国での製造・販売を本格化。2003年2月には販売子会社・クリエート国際貿易(大連)有限公司を設立。2010年6月、ベトナム・ドンナイ省に製造子会社を設立、2014年5月にはホーチミン市に販売子会社を設立し、東南アジアへの生産シフトを進めた。

上場市場の変遷と研究開発拠点の新設

1990年7月に日本証券業協会に店頭登録。2000年7月に東京証券取引所市場第二部に上場し、2005年12月には市場第一部に指定。2022年4月の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。2014年5月には川崎市に研究開発センターを新設し、2024年9月には殿町イノベーションオフィス・研究開発センターに改称。2024年9月、本社を横浜市港北区新横浜に移転した。

M&Aと事業再編によるグループ強化(2000年代)

2002年4月、株式会社精工タカネ(現・九州クリエートメディック株式会社)を子会社化。これにより国内販売網を強化。2007年3月には九州商品センター(北九州市)を新設。2014年5月には水戸工場の生産を北海道工場に統合し、水戸事業所は物流拠点に変更。生産効率化とコスト削減を進めた。

年表24件を開く

1970年代

  • 1974年8月創業ナスク株式会社設立。シリコーン樹脂の医療分野における用途開発に着手。
  • 1977年7月クリエートメディック株式会社と商号を変更し、本社を横浜市緑区池辺町に移転。
  • 1978年7月国産初のオールシリコーンフォーリーカテーテルの製品化に成功し、本格的営業活動を開始。

1980年代

  • 1985年7月横浜市緑区佐江戸町に新社屋(本社・工場)完成。
  • 1988年5月北海道工場(北海道岩見沢市)が完成し、生産体制の強化を図る。
  • 1988年11月基礎研究・開発に力を入れるため、本社内に技術研究所設置。
  • 1989年8月横浜市港北区新横浜に本社移転。

1990年代

  • 1990年4月北海道工場第2期増設工事完成。
  • 1990年7月日本証券業協会に店頭売買銘柄新規登録。
  • 1993年3月北海道工場第3期増設工事完成。
  • 1993年8月初の外債(スイス・フラン建転換社債総額2千万スイス・フラン)発行。
  • 1995年4月横浜市都筑区に新本社社屋(本社・開発部門・商品管理部門)が完成、移転。
  • 1996年2月中国(北京市)に北京万東医療装備股分有限公司及び北京医薬集団有限責任公司と合弁で現地法人の医療機器製造・販売会社北京万東クリエート医用製品有限公司を設立。
  • 1997年1月茨城工場(水戸市)新設。
  • 1998年4月品質保証国際規格「ISO9001」、MDD適合証明「CEマーキング」ならびに「ISO9002」等認証取得。

2000年代

  • 2000年7月上場水戸工場(茨城県水戸市)の新設により、茨城工場を併合。東京証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 2001年3月中国(大連市)に現地法人の医療機器製造・販売会社大連クリエート医療製品有限公司を設立(現・連結子会社)。
  • 2002年4月M&A株式会社精工タカネ(現・九州クリエートメディック株式会社)を子会社化(現・連結子会社)。
  • 2003年2月中国(大連市)に現地法人の医療機器販売会社クリエート国際貿易(大連)有限公司を設立(現・連結子会社)。
  • 2005年12月東京証券取引所市場第一部銘柄の指定を受ける。
  • 2007年3月九州商品センター(北九州市)を新設。

2010年代

  • 2010年6月ベトナム国(ドンナイ省)に現地法人の医療機器製造会社ベトナムクリエートメディック有限会社を設立(現・連結子会社)。
  • 2014年5月創業ベトナム国(ホーチミン市)に現地法人の医療機器販売会社ベトナムクリエートメディック国際貿易有限会社を設立。研究開発センター(川崎市)を新設。水戸工場を北海道工場に機能統合し、既存の建物は水戸事業所と改称。東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行。

2020年代

  • 2024年9月研究開発センターを殿町イノベーションオフィス・研究開発センターに改称。横浜市港北区新横浜に本社を移転。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,010人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は668万円で、9期前と比べて+13.7%平均年齢は45.9歳、平均勤続年数は20.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月1,121
2017年12月1,112
2018年12月1,189
2019年12月58744.219.11,183
2020年12月59144.719.61,216
2021年12月60545.620.61,170
2022年12月61146.321.31,117
2023年12月62745.921.0962
2024年12月64146.621.61,00270
2025年12月66845.920.91,01099

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率40.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 2 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
本社 — 中国大連市1,555百万円
殿町イノベーションオフィス・研究開発センター、横浜支店 — 川崎市川崎区1,431百万円
本社 — ベトナム ドンナイ省568百万円
北海道工場 — 北海道岩見沢市476百万円
水戸事業所 — 茨城県水戸市361百万円
本社 — 北九州市戸畑区139百万円
九州商品センター — 北九州市戸畑区91百万円
本社 — 横浜市港北区5百万円
東京支店他 7支店3百万円
主な関係会社
  • 国内
    クリエート国際貿易(大連)有限公司(注)1,2
    中華人民共和国 大連市
    議決権100.0%
  • 国内
    九州クリエート メディック株式会社(注)1
    北九州市戸畑区
    議決権100.0%
  • 海外
    ベトナムクリエート メディック有限会社(注)1
    ベトナム ドンナイ省
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は136億円営業利益10億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.6%、利益が+42.9%。

売上高
+4.6%
136億円
営業利益
+42.9%
10億円
純利益
-12.5%
7億円
営業利益率
7.4%
前期比 +2.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高140億円136億円
営業利益8億円10億円
純利益6億円7億円
1株あたり配当¥47¥47

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は69億円、営業利益は3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+4.5%、営業利益は−40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q2913.41
2023年2Q3126.52
2023年3Q3239.4−3
2023年4Q342
2024年1Q3013.31
2024年2Q3326.15
2024年4Q6746.02
2025年2Q6657.64
2025年4Q7057.13
2026年2Q6934.33

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は93億円から136億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は7.4%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月9395
2013年12月99105
ベトナム国(ホーチミン市)に現地法人の医療機器販売会社ベトナムクリエートメディック国際貿易有限会社を設立。研究開発センター(川崎市)を新設。水戸工場を北海道工場に機能統合し、既存の建物は水戸事業所と改称。東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行。
2014年12月99105
2015年12月9773
2016年12月10085
2017年12月10495
2018年12月108107
2019年12月108117
2020年12月108107
2021年12月117107
2022年12月12385
2023年12月12692
2024年12月130785.48
2025年12月13610107.47

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高136億円のうち、営業利益として残るのは10億円7.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の5.1%にあたる。営業利益率は業種中央値9.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金55.9%76億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金36.8%50億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.4%10億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
44.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.7pt
7.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.7pt
5.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.8pt
4.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが5億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は51億円で、売上の4.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月3−154−1229
2013年12月10−6−4430
2014年12月126−71841
2015年12月7−5−6237
2016年12月14−3−31144
2017年12月5−2−7341
2018年12月8−6−6236
2019年12月9−5−5434
2020年12月12−7−8531
2021年12月12−6−4634
2022年12月50−4537
2023年12月7−4−4338
2024年12月223−92557
2025年12月5−6−6−151

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は201億円。このうち返さなくてよい自己資本が163億円で、自己資本比率は81.1%(業種中央値66.2%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1651155069.5
2013年12月1741245070.9
2014年12月1791295072.0
2015年12月1721314176.5
2016年12月1761265071.6
2017年12月1731294474.6
2018年12月1721294374.8
2019年12月1721324076.8
2020年12月1711323977.4
2021年12月1811423978.7
2022年12月1891474278.0
2023年12月1931494477.6
2024年12月2001584378.6
2025年12月2011633881.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
58億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
115億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
24億円
在庫として抱えている分
負債合計
38億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

精密機器 52社との比較

同じ精密機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り52社中8位あたり、逆に低いのはROE52社中45位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.4%/中央値 9.2%
P25 5.8%P75 12.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.3%/中央値 9.0%
P25 4.5%P75 14.5%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
81.1%/中央値 66.2%
P25 50.8%P75 76.4%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.6%/中央値 5.3%
P25 1.7%P75 10.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.1%/中央値 2.1%
P25 1.4%P75 3.4%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,144で、1年前と比べて+20.2%過去52週の値幅のなかでは63%の位置にある。

¥1,144-0.3%1ヶ月+0.9%1年+20.2%時価総額111億円
過去52週の値幅
安値¥975高値¥1,244

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.8倍
PER (会社予想)16.6倍
PBR0.56倍
配当利回り4.11%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+5.7%と上昇。7/17は1150円と25日線(1105円)を上回る。週足は上昇トレンド継続、52週高値1244円に接近。出来高は7/17に12600株とやや増加傾向。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 14.2倍は業界平均29.1倍を下回り、PBR 0.59倍も平均3.60倍を大きく下回る。配当利回り3.88%は平均1.61%を上回り、ROE 4.4%と低いが、配当性向54.2%で安定配当を維持している。売上高は緩やかに増加し、営業利益率も改善傾向にあるが、ROEの低さがバリュエーションの重しとなっている。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.8倍30.1倍
PER (予想)16.6倍
PBR0.56倍2.49倍
ROE4.4%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2024年12月期は売上高130億円、営業利益5.4%と低収益。2025年12月期は売上高136億円、営業利益7.4%と改善見込みだが、成長率は緩やか。強気派は医療需要の安定性と利益改善を評価するが、弱気派は競争激化による低収益体質を懸念。PER14.2倍と割安感がある一方、成長性は乏しい。

プラスに働く材料7
  • 業績改善傾向

    営業利益率5.4%→7.4%と改善見込み

  • 安定需要

    医療機器は景気に左右されにくい

  • PER割安

    PER14.2倍は同業他社より低い

  • 営業利益2期連続増益、利益率改善傾向通年影響

    FY2025/12期営業利益10億円、前期比43%増。FY2026も継続なら株価上昇

  • PBR0.59倍、資産価値重視の見直し買い不定影響

    PBR0.589倍は解散価値割れ、株主還元強化期待で見直し

  • 安定配当利回り3.88%が下支え継続影響

    配当利回り3.88%は業界平均超、インカム需要で株価下支え

  • 収益基盤強化による持続的成長2026年〜2027年影響

    コスト改善で営業利益率10%目標、売上高成長も緩やかに

マイナスに働く材料7
  • 低収益体質

    営業利益率は一桁台、ROE4.4%と低い

  • 成長鈍化

    売上高成長率は年3%程度と低い

  • 競争激化

    海外メーカーとの競争で価格低下リスク

  • 営業利益率10%未達なら株価調整リスク通年影響

    FY2025/12期営業利益率7.35%、10%目標未達は失望売り

  • 売上高成長率の鈍化2026年Q2影響

    売上高前期比4.6%増、市場成熟で2%程度に減速の可能性

  • ROE4.4%と低く、資本効率改善の遅れ継続影響

    ROE4.4%は資本コスト下回る可能性、改善なければバリュートラップ

  • 大口顧客依存や特定製品への集中リスク不定影響

    精密機器業界、特定顧客の受注変動で収益不安定

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の進捗を確認
売上高成長率
市場シェア拡大の有無を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり47で、前期から+15.4%いまの株価に対する利回りは4.11%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥47
1株あたり
配当利回り
4.11%
いまの株価に対して
配当性向
54.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月3599.5
2017年12月350.0107.8
2018年12月375.764.6
2019年12月370.080.3
2020年12月370.079.8
2021年12月370.090.4
2022年12月370.051.2
2023年12月370.0
2024年12月395.478.0
2025年12月4515.454.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥47

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ7,027人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.7%を占め、残る73.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他53.853.957.760.563.966.8
事業法人20.420.320.620.621.119.8
自己株式5.95.95.85.811.113.2
金融機関19.518.815.613.28.56.9
外国法人5.55.95.24.24.54.6
証券会社0.81.20.81.51.91.8
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01つづき企画株式会社11.94
02中尾 廣政6.66
03公益財団法人中尾奨学財団6.21
04株式会社横浜銀行4.36
05中尾 政嗣2.60
06明治安田生命保険相互会社2.18
07光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合委員光通信株式会社2.10
08笠原 正孝2.05
09クリエートメディック従業員持株会1.44
10INTERACTIVE BROKERS LLC(インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社 代表取締役 ケリガン ダニエル)1.21

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+58%、1株純資産は14期で+63%。直近期のROEは4.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月531,1924.614.8104.1
2013年12月551,2854.517.581.1
2014年12月511,3413.920.2120.4
2015年12月351,3672.626.9918.6
2016年12月551,3534.017.599.5
2017年12月501,3813.726.0107.8
2018年12月721,3835.213.764.6
2019年12月781,4145.613.580.3
2020年12月711,4545.013.979.8
2021年12月731,5644.813.590.4
2022年12月531,6183.316.651.2
2023年12月171,6421.052.7
2024年12月951,8345.59.678.0
2025年12月841,9484.412.254.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額100百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
今澤修代表取締役 社長647,000
赤岡洋三専務取締役(開発・薬事管掌)(連結グループ担当)6420,000
秋元克也取締役(国内営業担当)(輸出担当)6315,000
橋井敦取締役(監査等委員)7115,000
磯貝和敏取締役(監査等委員)703,000
日暮良一取締役(監査等委員)73
工藤敦子取締役(監査等委員)63

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5431947415
社外取締役317176
取締役(社内)1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容203字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社である大連クリエート医療製品有限公司、クリエート国際貿易(大連)有限公司、ベトナムクリエートメディック有限会社、九州クリエートメディック株式会社で構成されており、シリコーンラバーを主な原材料としたディスポーザブルカテーテル・チューブ及び医療機器の製造・販売を主な事業内容としております。 当社グループを構成している各社の位置付け及び概要図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題1,211字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、経営理念として「からだにやさしい未来の医療を築く ~私たちは「かけがえのない生命を守る」製品の開発・製造・販売に情熱を燃やし、人々の健康で豊かな生活に貢献します~」と定め、次の事項を経営の基本方針に掲げております。 ① 医療に携わる企業として、社会に貢献することを第一義とし、人々の役に立ち喜ばれる製品を提供する。 ② 創造性・意外性・感動性ある企業として発展するために、総力を結集する。 ③ 従業員の生活を豊かにし、秩序ある明るい職場環境をつくる。 ④ 企業の成長に不可欠な人材の発掘・登用、教育・育成に努める。 ⑤ 事業活動で得た成果・利益は、持続的な企業価値の向上に向け、適切に配分する。 (2)目標とする経営指標等 当社グループの重要な経営管理指標としては、売上高、営業利益としており、営業利益率については8%を目標にすることを中期経営計画の指標としております。また、財務指標としては株主資本利益率(ROE)と定めており、株主資本の効率的運用を目指し7%としております。また、10年後の将来構想を策定しており、2034年には、営業利益率15%、株主資本利益率(ROE)8%を目指してまいります。 (3)経営環境 当社グループを取り巻く経営環境は、国内における医療需要の安定的な伸長に加え、アジアを中心とした海外市場の拡大が予想される一方、原材料価格の高止まりや為替変動、海外の不確実性や地政学リスクを背景としたサプライチェーンの影響が懸念され、先行き不透明な状況が続いております。 (4)中期的な会社の経営戦略並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、10年後のありたい姿ならびに今後の事業発展を目指して将来構想を策定し、このフェーズⅠとして新たに中期経営計画2027を公表いたしました。本計画では、重点施策に①ブランドと知名度の向上、②社会への貢献、③従業員のやりがいを掲げ、最終年度である2027年の業績は、売上高16,000百万円、営業利益1,300百万円の経営目標の達成を目指してまいります。 このような中期経営計画を実現するために、2025年7月には横浜キャピタル株式会社と事業提携契約を締結し、同社より資金提供を受けるほか、収益性の改善に関する施策、海外事業の強化、基盤事業またはヘルスケア領域における新規事業のM&Aなど、経営基盤強化の経営支援を受けております。今後も経営理念の実現と医療現場への貢献に資する事業活動を行うとともに、経営目標達成のためスピード感をもって改革と実行を進めてまいります。
事業等のリスク4,398字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)医療行政の変更に関するリスク 当社グループの属する業界は、医薬品医療機器等法や医療保険制度などの行政機関の規制の下で事業活動を行っております。日本国内の医療を取り巻く環境は、少子高齢化の進行による需要供給の変化やデジタル化の推進が進んでおり、医療費削減や地域間格差是正を目的とした政策変更が行われた場合、当社の製品需要や価格設定に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社グループでは薬事法制の関連部門を中心に、行政機関及び医療制度の動向を定常的にモニタリングするとともに、医療行政の変化に迅速に対応できる体制の強化を進めており、リスクの低減を図っております。 (2)製品の安全性に関するリスク 当社グループは、高度な技術を要する医療機器を取り扱うことから、国内外の主要な事業拠点において品質国際基準ISO13485の認証を取得し、徹底した品質管理体制を確保しております。しかしながら、使用時の偶発的な不具合などにより医療事故等が発生した場合には、製造物責任により係争事件等に発展する可能性があるほか、製品の自主回収を行うリスクがあります。賠償責任や製造物責任の保険契約を締結しておりますが、万一保険範囲を大きく超える請求が認められた場合には、財政状態や経営成績に重大な影響をおよぼす可能性があります。 このようなリスクに対応して、当社グループは、品質マネジメントシステムのISO規格などに基づき、厳しい品質管理及び品質保証体制を整備しております。製造段階から販売後まで品質のモニタリングを実施し、不具合が発生した場合は迅速に対応する体制の構築を目指しております。 (3)研究開発の結果に伴う市場変化等に関するリスク 当社グループは、独創的かつ効果的な製品を創出することを目指し、研究開発を行っております。そのため、研究開発投資や設備投資を行うほか、パートナー企業と連携するなど、新製品上市に向けた活動に努めております。さらに、近年、AIやデジタル技術の活用が進む中、研究開発分野での活用についても研究を行っております。しかしながら、治療法の変化により当初期待していた新製品の有効性が得られない場合や競合他社による革新的な製品の台頭によりシェアを奪われる可能性、また、開発期間の長期化により機会損失が発生した場合には、財政状態や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応して、当社グループは、新規事業開発部を新設し開発マーケティング体制を強化するとともに、開発テーマごとの進捗状況のモニタリングや採算性評価などに努めております。 (4)販売価格の変動に関するリスク 当社グループの属する業界は、国内では医療費抑制策の一環として、特定保険医療材料価格の改定が概ね2年毎に実施され、さらに複数の医療機関が参加する共同購買も拡大しており、販売価格の引き下げ圧力が高まっております。また、中国市場においては、国家規模での集中購買制度が拡大し、価格競争が激化しております。これに加え、新興国市場でも価格競争が激化しており、想定を超えた製品価格の下落が生じた場合には、財政状態や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応して、当社グループは、生産の自動化・省力化への投資等を実施し原価低減を図るとともに、販売管理費の抑制や高付加価値製品の上市に向けた研究開発等に取り組み、販売価格の低下に対応するよう努めております。 (5)原材料及び仕入商品の供給停止、価格高騰に関するリスク 当社グループは、カテーテルなど医療機器に関わる原材料や仕入商品について国内外のサプライヤーから調達しておりますが、地政学的な要因などでサプライチェーンに混乱が生じているほか、原油価格の高騰により原材料及び物流コストが上昇しております。今後、さらなるサプライチェーンの影響が生じた場合には、財政状態や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応して、当社グループは、原材料や仕入商品の調達ルートを新たに開拓し、安定供給と原価低減に努めております。 (6)生産活動に関するリスク 当社グループは、国内工場及び中国、ベトナムの生産拠点において当社製品の生産を行っておりますが、これらの国で予期せぬ天災、疫病、法改正や政情不安などにより、原材料の調達や製造要因の確保等が困難になった場合は、生産が減少や停止する可能性があります。 このようなリスクに対応して、当社グループは、一つの生産品目を複数の生産拠点が製造できる体制を構築するとともに、複数の供給業者からの調達等により、リスクが顕在化した場合の影響を最小化することで、製品の安定供給を目指しております。 (7)受託生産に関するリスク 当社グループの生産品には、自社ブランド品の他に特定顧客からの受託生産品があります。これらの受託生産品は、委託先の販売動向に左右されることから、販売低迷や販売中止が生じた場合には、財政状態や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応して、当社グループは、市況の変化や主要取引先の動向などの情報収集を行うとともに、新規受注の獲得に向けた営業活動を強化するなど、売上の急激な変化に対応しております。 (8)訴訟等に関するリスク 当社グループの事業活動には、訴訟、紛争、その他の法的手続きに関するリスクがあります。また、近年は、サイバーセキュリティの規制強化やデータ保護に関しても法的リスクが増加傾向にあり、これらが顕在化し損害賠償請求や使用差し止め請求等の訴訟が提起された場合には、財政状態や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応して、当社グループは、顧問弁護士や知的財産に関する社内専任担当者によるチェック体制を構築するほかサイバーセキュリティとデータ保護に関する監視及び教育を拡充し、リスクの回避を図っております。 (9)為替変動に関するリスク 当社グループでは、海外子会社を含む輸出入の一部で外貨建ての取引を行っており、また、海外子会社の財務諸表を連結財務諸表作成のために円換算しております。そのため、金融市場の不安定化や地政学的リスクの影響で大幅な為替変動が生じた場合、輸出入取引における収益やコスト、さらに連結財務諸表における財政状態や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応して、当社グループは、海外子会社取引の一部を円建てとするほか、急激な為替変動に備え適切なリスクヘッジ等の検討を行っており、リスクが顕在化した場合は速やかに意思決定できるように体制構築を目指しております。 (10)海外展開に関するリスク 当社グループは、中国およびベトナムに事業拠点を置き、製品の生産並びに販売を行っております。これらの進出国や地域において、国際紛争、経済情勢の悪化、法規制の変更、疫病、天災等が生じた場合は、財政状態や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、海外子会社における移転価格について税務上のリスクが顕在化した場合には追徴課税が発生し、財政状態や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応して、当社グループは、進出国や地域における政治・経済情勢等の定常的な確認を行い、リスクの発見及び対応に努めております。また、移転価格については事業展開国の税務情報を収集し、外部の専門家からの助言を受けながらリスクの低減に努めております。 (11)ESGに関するリスク 環境負荷低減や適切な労働慣行の確保等、ESGに関する社会的要請が高まる中、当社グループを取り巻く規制動向や顧客企業からの要求に十分に対応できない場合には、追加的な設備投資や運営コストの増加を招き、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、省エネルギー・環境配慮施策の推進、人権尊重の徹底、ガバナンス体制の強化等に取り組み、これらのリスクの低減に努めております。 (12)M&A及び業務提携等に関するリスク 当社グループは、企業価値の向上または事業基盤の強化を目的として資本提携や業務提携に取り組んでおります。これらの投資に対し、不測の事態により当初期待していた成果が出せない場合には、財政状態や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応して、当社グループは、企業価値の向上等を目的とする資本提携等を行う際は、対象企業の入念な調査と分析を行い、リスクの低減に努めております。 (13)情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、事業活動において重要情報や顧客から取得した個人情報などの機密情報を保有しております。そのため、コンピュータウイルスによる感染やサイバー攻撃等の外部からの不正アクセスが発生した場合は、システム停止による事業の中断や機密情報の流出が生じ顧客や取引先からの信頼失墜が発生した場合、財政状態や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応して、当社グループは、事業全般においてITシステムを活用しており、業務の安定稼働には情報システムのリスクが重要であると認識し、情報セキュリティの強化や不測の事態を想定した対策を行い、必要に応じ外部の専門家からの助言を受けながら、リスクの低減を図っております。 (14)疫病や感染症の蔓延及び大規模災害に関するリスク 当社グループはグローバルに事業拠点を展開しておりますが、疫病や感染症の拡大及び大規模災害により、営業面における通常医療への影響、サプライチェーンにおける生産工場の操業停止や原材料の供給停止など、事業活動に多大な影響を受けた場合には財政状態や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応して、当社グループでは、新型コロナウイルス感染症への対応で得た知識と経験を基に、感染防止策および発生時の迅速な対応体制をさらに強化しております。また、大規模災害の発生については、「事業継続計画(BCP)基本方針」の制定や適切な訓練を行うことで、リスクが顕在化した場合の影響の最小化に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,815字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、社会経済活動の正常化が進むなか、個人消費や設備投資の持ち直し、インバウンド需要の回復を背景に緩やかな回復基調で推移しました。 一方で、物価上昇の継続や政策金利の引き上げ等による金融環境の変化、ならびに通商政策を含む海外の不確実性や地政学リスクを背景としたサプライチェーン・コスト面の影響が懸念され、先行きは不透明な状況が続いております。 このような状況の下、当社グループは新たな中期経営計画の達成に向け、国内では新製品の上市をはじめとする営業活動の強化と販売価格の改定により収益性向上を図り、併せて仕入先の変更による原価低減にも努めてまいりました。海外販売においては、インド及び東南アジア地域への販路拡大を積極的に進めており、将来的な事業の柱となる海外販売事業の基盤構築に向けて取り組みを強化しております。 以上により、売上高につきましては、海外販売のうち欧州向けがMDR(欧州医療機器規則)移行切替前の前倒し受注や競合他社の自主回収により増加したものの、中国における集中購買制度の影響が大きく僅かに減少となりました。一方、自社販売は新発売の泌尿器系製品の好調と、OEM販売の増加もあり、全体では大幅な増加となりました。 利益面では本年4月の自社販売における価格改定が市場に受け入れられたことと、生産のコストダウンや生産拠点の最適化により売上原価率が低下し、さらに販売費及び一般管理費は前年同期における費用負担が解消されたことで、営業利益、経常利益が大幅な増加となりました。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に本社売却による特別利益を計上したため当連結会計年度は減少しておりますが、当初見込みを大幅に上回る水準となっております。 これらの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ95百万円増加し、20,143百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ486百万円減少し、3,810百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ581百万円増加し、16,332百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高13,617百万円(前期比4.5%増)、営業利益1,005百万円(前期比45.1%増)、経常利益988百万円(前期比31.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益713百万円(前期比15.1%減)となりました。 販売形態別の販売状況は、次のとおりであります。 (単位:百万円) 2024年12月期     2025年12月期     前期比 金額   増減率 自社販売   7,182   7,734   552   7.7 海外販売   4,608   4,598   △10   △0.2 OEM販売   1,239   1,284   45   3.6 合 計   13,030   13,617   587   4.5 <自社販売> 自社販売は、消化器系製品のわずかな減少があったものの、泌尿器系の新製品が好調なことに加え、価格改定により売上が増加し、売上高7,734百万円(前期比7.7%増)となりました。 <海外販売> 海外販売のうち、輸出販売は欧州向けの泌尿器系製品が競合他社の自主回収により大幅に受注が増加しました。 一方、中国販売は、消化器系製品が好調を維持したものの泌尿器系製品が中国で拡大する集中購買制度の影響により減少し、売上高4,598百万円(前期比0.2%減)となりました。 <OEM販売> OEM販売は、血管系製品の一部終了に伴う減少があったものの、内視鏡関連製品が好調であったため、売上高1,284百万円(前期比3.6%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ601百万円減少し、5,060百万円となりました。 当連結会計年度における各連結キャッシュ・フローの状況と増減要因は次のとおりであります。 <1>キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円) 2024年12月期   2025年12月期   増 減 営業活動によるキャッシュ・フロー   2,249   530   △1,719 投資活動によるキャッシュ・フロー   270   △573   △843 財務活動によるキャッシュ・フロー   △877   △600   277 現金及び現金同等物に係る換算差額   248   41   △206 現金及び現金同等物の増減額   1,891   △601   △2,492 現金及び現金同等物の期首残高   3,770   5,662   1,891 現金及び現金同等物の期末残高   5,662   5,060   △601 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は530百万円となりました。これは売上債権の増減167百万円、棚卸資産の増減額503百万円、法人税等の支払額386百万円などの資金の減少に対し、税金等調整前当期純利益1,060百万円、減価償却費570百万円などの資金の増加が主な要因です。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は573百万円となりました。これは投資有価証券の取得による支出210百万円、有形固定資産の取得による支出414百万円などの資金の減少が主な要因です。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は600百万円となりました。これは転換社債型新株予約権付社債の発行による収入744 百万円の資金の増加に対し、短期借入金の返済による支出800百万円、配当金の支払額314百万円、自己株式の取得による支出200百万円などの資金の減少が主な要因です。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 製品系統別   金額(千円)   前年同期比(%) 泌尿器系   3,827,902   6.7 消化器系   3,754,843   △1.6 外科系   1,231,159   7.8 血管系   537,074   1.9 看護・検査系他   668,035   22.9 合計   10,019,013   4.2 (注) 金額は標準販売価格によって算出しております。 b.製品仕入実績 製品系統別   金額(千円)   前年同期比(%) 泌尿器系   2,483,568   73.4 消化器系   92,118   46.0 外科系   72,981   △19.4 血管系   667   △96.7 看護・検査系他   396,663   2.0 合計   3,045,999   52.7 (注) 金額は仕入価格によって算出しております。 c.受注実績 当社グループは主として販売計画に基づき生産計画をたてておりますが、OEM向け及び海外向けの一部については受注生産を行っております。 当連結会計年度における受注実績を製品系統別ごとに示すと次のとおりであります。 製品系統別   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 泌尿器系   825,337   28.0   12,270   △24.3 (821,983)   (28.3)   (10,926)   (△22.1) 消化器系   655,075   7.7   209,108   △21.1 (401,395)   (△5.0)   (126,609)   (△34.1) 外科系   72,964   24.0   12,533   5.7 (23,702)   (100.0)   (778)   (△77.0) 血管系   571,097   14.0   221,669   34.4 (34,079)   (103.1)   (19,503)   (111.6) 看護・検査系他   407,006   △7.5   81,305   5.6 (1,159)   (△21.5)   (-)   (△100.0) 合計   2,531,482   12.3   536,888   0.3 (1,282,320)   (17.3)   (157,817)   (△27.8) (注)( )内の数字は内書の数字であり海外受注高を示しております。総受注高に対する海外受注高の割合は50.7%であります。 d.販売実績 当連結会計年度の製品系統別内訳は、次のとおりであります。 製品系統別   販売高(千円)   前年同期比(%) 泌尿器系   6,613,700   7.9 消化器系   4,065,945   5.9 外科系   1,080,763   △3.7 血管系   481,140   △14.5 看護・検査系他   1,376,012   △0.2 合計   13,617,561   4.5 (注)主な相手先別の記載については、相手先別の販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満のため記載を省略しています。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末と比較して95百万円増加し20,143百万円となりました。これは、現金及び預金の減少487百万円、その他の有形固定資産の減少33百万円、その他の無形固定資産の減少107百万円に対し、電子記録債権の増加130百万円、売掛金の増加88百万円、商品及び製品の増加290百万円、原材料及び貯蔵品の増加234百万円が主な要因であります。 (負債) 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末と比較して486百万円減少し3,810百万円となりました。これは、転換社債型新株予約権付社債の増加749百万円に対し、短期借入金の減少800百万円、その他の流動負債の減少185百万円、退職給付に係る負債の減少234百万円が主な要因であります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末と比較して581百万円増加し、16,332百万円となりました。これは、自己株式の取得による減少194百万円に対し、利益剰余金の増加397百万円、その他有価証券評価差額金の増加94百万円、為替換算調整勘定の増加163百万円、退職給付に係る調整累計額の増加122百万円が主な要因であります。 ②経営成績の分析 (売上高) 売上高は、前連結会計年度に比べて587百万円増の13,617百万円(前期比4.5%増)となりました。これは、海外販売のうち中国市場が集中購買制度の影響を受けて減少する一方で、欧州向けがMDR(欧州医療機器規則)移行切替前の前倒し受注や競合他社の自主回収により増加となり、自社販売も新発売の泌尿器系製品が好調に推移して大幅な増加となったことが主な要因であります。なお、販売形態別の販売状況につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b.経営成績」に記載のとおりとなっております。 (営業利益) 営業利益は、前連結会計年度に比べて312百万円増の1,005百万円(前期比45.1%増)となりました。これは、本年4月の自社販売における価格改定が市場に受け入れられたことと、生産のコストダウンや生産拠点の最適化により売上原価率が低下し、さらに販売費及び一般管理費は前年同期における費用負担が解消されたことが主な要因であります。 (経常利益) 経常利益は、前連結会計年度に比べて237百万円増の988百万円(前期比31.7%増)となりました。これは、営業利益の増加が主な要因であります。 (特別損益及び税金等調整前当期純利益) 特別利益は、中国大連市などからの補助金および受取補償金により225百万円を計上いたしました。また、特別損失は、固定資産の除却損および棚卸資産の廃棄損などにより152百万円を計上いたしました。なお、税金等調整前当期純利益は26百万円減の1,060百万円(前期比2.4%減)となっております。 (法人税等及び親会社株主に帰属する当期純利益) 法人税等は、前連結会計年度に比べて101百万円増の347百万円(前期比41.1%増)となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は127百万円減の713百万円(前期比15.1%減)となっております。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。運転資金需要のうち主なものは、部材・原材料の仕入れのほか、製造費、販売費及び一般管理費の営業費用であります。また、短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。この連結財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下の通りであります。 (棚卸資産の評価) 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (繰延税金資産の回収可能性) 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (固定資産の減損) 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ⑤経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2024年の当社設立50周年を機に、10年後を見据えた将来構想を策定し、2034年には売上高200億円超、営業利益30億円超、株主資本利益率(ROE)8%以上を目指すこととしております。 また、中期経営計画2027では既存事業の利益率の改善と、新規事業や新市場探索と成長領域への投資を行い、中期最終年度の2027年には売上高160億円、営業利益13億円、営業利益率8%、株主資本利益率(ROE)7%にすることを目標としております。 当連結会計年度におきましては、営業利益率7.4%、株主資本利益率(ROE)4.4%であり、引き続き利益率の改善と株主資本利益率(ROE)の水準の向上に努めて参ります。

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出典

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