概要
イタミアートは、岡山県岡山市に本社を置くSP商材(販促品)の企画・製造・販売会社である。のぼり旗や横断幕、冊子などの印刷製品をBtoB向けECサイト「キングシリーズ」で販売し、中間業者を介さないD2Cモデルを特徴とする。1999年に有限会社として創業し、2004年に株式会社化。2024年4月に東京証券取引所グロース市場に上場した。連結売上高は約48億円(2026年1月期)、従業員数は189名である。
BtoB向けECサイト「キングシリーズ」が収益の柱
当社は、SP商材の企画・製造・販売を単一セグメントとし、グループ全体で展開する。2026年1月期の連結売上高は4,761,203千円、営業利益は216,602千円、親会社株主に帰属する当期純利益は151,367千円であった。収益の大部分はEC直販事業が占めるが、大口顧客向けの卸販売事業も併せ持つ。2025年6月に完全子会社化した東京ネオプリント株式会社は、中ロットから大ロットの印刷案件を営業受注しており、当社の小ロット多品種体制と補完関係にある。同社の2026年1月期(6か月分)業績は売上高で約7億円相当(件数2,860件、平均単価226,174円)を寄与し、グループ全体の受注領域拡大に貢献した。
自社開発システムで支える製造・販売の効率化
当社は、ECサイト構築システム「DREAM-PACK」、製造管理システム「i-backyard」、外注加工管理システム「i-partner」、コールセンターシステム「CALLNAVI」などを自社開発・運用している。受注から出荷までの全工程を自社システムで統合し、顧客が入稿した印刷データの自動チェック、制作指示書の自動作成、発送状況のリアルタイム連携を実現。製造現場では最新のオンデマンド印刷機を導入し、断裁や縫製などの工程も機械化・自動化を進めてきた。これにより、1枚からの小ロット注文でも効率的に処理し、短納期・低価格を維持している。2026年1月期の売上原価は3,047,505千円で、材料費・労務費・減価償却費が主な内訳である。
専門部署によるマーケティングとSEO対策の活用
マーケティング課という専門部署がSEO対策、WEB広告、メールマガジン、SNS運用、ダイレクトメール送付などを統括する。特にSEO対策とWEB広告に注力し、ECサイトごとにユーザー検索動向を分析してキーワードを設定、検索媒体のアルゴリズムに最適化することで上位表示を実現している。主要サイト「のぼりキング」では検索キーワード「のぼり」「のぼり旗」でGoogle自然検索1位(2026年2月時点)を獲得し、年間約207万のサイト流入と10万件以上の注文を得ている。自社独自のCRMを活用したメールマガジンやダイレクトメールにより、既存顧客のリピート率を高めている。効率的な新規獲得とリピート増加の施策を全サイトに横展開することで、継続的な受注増を図る。
業界の中での役割はSP商材のD2Cメーカー兼販売会社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/1期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| のぼり | 24億円 | 50.0% | — | — |
| 幕 | 12億円 | 25.0% | — | — |
| その他 | 8億円 | 16.7% | — | — |
| うちわ | 2億円 | 4.2% | — | — |
| 冊子 | 2億円 | 4.2% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01飲食・小売・サービス業主力
BtoB向けECサイト「キングシリーズ」を通じて、のぼり旗、横断幕、冊子などを販売。必要な時に必要な分だけを低価格で提供。SEO対策などで集客し、既存顧客からのリピート注文が売上の約75%を占める。
主要ECサイトでGoogle自然検索1位を獲得
- のぼり旗
- 屋外広告向けの旗。1枚から注文可能で、最短当日出荷。
- 横断幕・懸垂幕
- 店頭やイベント告知用の大型幕。1枚から注文可能で、最短3営業日出荷。
- 冊子
- パンフレット、会社案内、大会冊子など。1冊から注文可能で、最短3営業日出荷。
02広告代理店・印刷会社準主力
連結子会社の東京ネオプリントが営業活動を通じて中ロットから大ロットの印刷案件を受注。シルクスクリーン印刷設備を活用し、当社グループの受注領域を拡大。
製品と技術
のぼり旗ECサイト「のぼりキング」の運営実態
「のぼりキング」は、のぼり旗を中心に横断幕、タペストリー、看板、バナースタンドなど約1.5万点以上の商品を扱うECサイトである。1枚から注文可能で、最短当日出荷に対応。顧客は専用ソフトでのデータ入稿、専任デザイナーへの依頼、またはサイト上のテンプレート編集サービス「のぼりデザイン」を選べる。2026年1月実績で年間約207万の流入数、10万件以上の注文を達成。Google自然検索では「のぼり」「のぼり旗」で1位(2026年2月時点)。注文の約90%が1~10枚の小口であり、売上の約75%は既存顧客からのリピート注文という特徴を持つ。入稿データの自動処理システムにより、小口注文の処理効率を高めている。
大型幕専門サイト「横断幕・懸垂幕キング」
「横断幕・懸垂幕キング」は、店頭幕、垂れ幕、看板幕、広告・イベント幕、建築現場用足場幕などを扱うECサイトである。1枚から注文でき、最短3営業日出荷。幕単体の販売に加え、のぼり旗やバナースタンドなど他ECサイトの商品をクロスセルで提案する。Google自然検索では「横断幕」「横断幕 印刷」で1位(2026年2月時点)。受注処理や製造管理は「のぼりキング」と同様の自社システムで自動化されており、安定した小ロット生産を実現している。2015年2月に自社製造を開始して以来、主力製品の一つに成長した。
1冊から注文できる「冊子製本キング」
「冊子製本キング」は、パンフレット、会社案内、大会冊子、教材、写真集、カタログなどを取り扱う冊子印刷専門ECサイトである。中綴じ、無線綴じといった本格製本に対応し、1冊から注文可能、最短3営業日出荷。2018年9月の開設以来、売上を順調に拡大しており、次なる中核サイトとして位置づけられる。冊子はサイズ・仕様・ページ数が多くデータチェックが煩雑になりがちだが、当社は冊子専用のデータ処理自動化システムを独自開発し、1冊の受注でも利益を確保できる体制を整えている。Google自然検索では「冊子 製本」で1位、「冊子 印刷」で2位(2026年2月時点)。
オンラインデザインサービスの拡大とシステム群
当社は2016年6月に「のぼりデザイン」を自社開発し、顧客がWeb上でデザイン編集と注文を行えるサービスを開始した。その後、対象商品を幕、うちわ、マグネットシート、Tシャツ、冊子などに順次拡大。2022年5月には、オンラインデザインの対象商品を簡単に拡大できる「らくらくデザイン」を開発した。ECサイト構築システム「DREAM-PACK」は2009年から運用し、スマートフォン対応への改修を経て現在も全サイトの基盤である。製造管理システム「i-backyard」(2019年)、外注加工管理システム「i-partner」(2021年)、コールセンターシステム「CALLNAVI」(2022年)など、受注から出荷までをカバーする自社開発システム群が業務効率を支えている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 飲食・小売・サービス業主要ECサイトでGoogle自然検索1位を獲得
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
アート関連製品のニッチ企業
イタミアートは、その他製品業界に属し、アート関連の製品やサービスを提供する企業と推測されます。2026年1月期の売上高は48億円ですが、営業利益率は4.17%と低く、収益性には課題があります。同業他社には、ドリームベッド(寝具)やコラントッテ(健康用品)など、異なる製品を扱う企業が名を連ねており、明確な競合関係は見えにくいです。業界内でのプレゼンスは限定的で、特定のニッチ市場に特化している可能性があります。海外比率に関する情報はなく、国内市場が中心と考えられます。
強み
- アート関連という特化分野で差別化を図り、特定顧客層にリーチできる可能性があります。
- 2024年1月期31億円から2026年1月期48億円へと売上高が増加傾向にあります。
- 営業利益率が過去データでは不明だが、2026年には4.17%と黒字化が見込まれています。
- アート市場は嗜好性が高く、ブランド確立により安定した需要が見込めます。
課題
- 営業利益率4.17%と低く、コスト管理や収益性向上が課題です。
- ニッチ市場ゆえに成長の上限が低く、規模拡大に限界がある可能性があります。
- 同業他社と比較して明確な競争優位性が示されておらず、独自性の訴求が必要です。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他製品の時価総額近傍。太字がイタミアート
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7939研創 | 24億円 | 11.2倍 |
| 2 | 7896セブン工業 | 24億円 | — |
| 3 | 7878光・彩 | 23億円 | 19.8倍 |
| 4 | 5962浅香工業 | 21億円 | 4.7倍 |
| 5 | 7997くろがね工作所 | 20億円 | 4.4倍 |
| 6 | 168Aイタミアート | 16億円 | 10.4倍 |
| 7 | 7946光陽社 | 16億円 | 11.7倍 |
| 8 | 7887南海プライウッド | 16億円 | 4.2倍 |
| 9 | 7837アールシーコア | 15億円 | — |
| 10 | 7865ピープル | 15億円 | — |
| 11 | 7815東京ボード工業 | 13億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 40件
広告制作業からネット通販に軸足を移した創業期
1999年2月、資本金3,000千円で有限会社イタミアートを岡山県岡山市に設立し、広告制作業として事業を開始した。2001年6月にはうちわキット、オリジナルハガキ、名入れ焼酎、教材等のカタログ通販を開始し、販売チャネルを広げた。2004年12月に株式会社イタミアートに改組し、資本金を10,000千円に増資。2006年9月にはインターネット通販事業を本格化し、うちわ印刷や名入れ焼酎などのネット通販サイトを開設した。この時期に、自社ECサイトの運営ノウハウを蓄積し、後のキングシリーズ展開の基盤を築いた。
自社ECシステムと製造内製化で成長した2009~2012年
2009年3月、自社開発ECサイト構築システム「DREAM-PACK」を開発。これを自社サイトに活用すると同時に、外部提供するASP事業を開始した。同年4月に本社を岡山市北区大学町に移転。2011年10月にはのぼり旗の自社製造を開始し、自社ECサイト群を「キングシリーズ」としてブランド化。2012年12月には「横断幕・懸垂幕キング」を開設し、取扱品目を拡大した。この間、システム開発と製造内製化を同時に進め、製造直販のD2Cモデルの原型を確立した。
品目拡大とデータ処理自動化の2015~2018年
2015年1月に本社及び本社工場を岡山市南区新保に移転。同年2月に横断幕・懸垂幕の自社製造を開始し、さらにマグネットシート、展示会、名入れカレンダーなど計4つのECサイトを新設。自社開発データ処理自動化システムの運用を開始し、新卒採用も本格化した。2016年5月には本社を増築し、「販促キング」を開設。2017年11月に紙オンデマンド印刷事業を開始し、オンラインデザインサービスの対象を幕やうちわに拡大。2018年9月には「冊子製本キング」を開設し、スマートフォン対応やサービス強化のリニューアルを実施した。
連結経営と工場増強を進めた2019~2025年
2019年4月に自社開発製造管理システム「i-backyard」の運用を開始。2020年1月には株式会社イタミを吸収合併し、同年9月に新工場(七日市工場)を新設。2021年6月にプライバシーマークを取得し、同年10月に外注加工管理システム「i-partner」を稼働。2022~2023年には複数のECサイトでスマートフォン対応リニューアルを実施し、オンラインデザインサービスも拡充。2024年4月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。同年10月には生産力増強のため七日市工場を増築。2025年1月に「ノベルティキング」を開設し、同年6月に東京ネオプリント株式会社を完全子会社化した。
年表40件を開く
1990年代
- 1999年2月創業資本金3,000千円で有限会社イタミアートを岡山県岡山市に設立。広告制作業として事業開始
2000年代
- 2001年6月うちわキット、オリジナルハガキ、名入れ焼酎、教材等カタログ通販を開始
- 2004年12月創業株式会社イタミアートに改組・設立(資本金10,000千円)
- 2006年9月インターネット通販事業を開始し、うちわ印刷、うちわキット、オリジナルハガキ、名入れ焼酎、教材等のネット通販サイトを開設
- 2009年3月自社開発ECサイト構築システム「DREAM-PACK」を開発。自社サイト構築に利用すると同時に同システムの外部提供を行うASP事業を開始。ECサイトの基盤となる自社システムの構築及びECサイト「のぼりキング」を開設
- 2009年4月本社を岡山市北区大学町に移転
2010年代
- 2011年10月のぼり旗の自社製造を開始。自社のECサイト群を「キングシリーズ」としてブランド化
- 2012年12月ECサイト「横断幕・懸垂幕キング」を開設
- 2013年1月ECサイト「Tシャツキング」を開設
- 2014年10月ECサイト「のれんキング」を開設
- 2015年1月本社及び本社工場を岡山市南区新保に移転
- 2015年2月横断幕・懸垂幕の自社製造を開始。ECサイト「マグネットシートキング」、「展示会キング」、「名入れカレンダーキング」を開設。自社開発データ処理自動化システムの運用開始。新卒採用本格化
- 2016年5月ECサイト「販促キング」を開設。本社増築工事完成
- 2016年6月WEB上でデザインと注文ができるオンラインデザインサービス「のぼりデザイン」を自社開発
- 2017年11月紙オンデマンド印刷事業の開始。オンラインデザインサービスの対象商品を「幕」、「うちわ」に拡大。企業内保育園を設置
- 2018年9月ECサイト「冊子製本キング」を開設。自社開発ECサイト構築システム「DREAM-PACK」をスマートフォン対応サイト構築対応に改修。ECサイト「のぼりキング」のスマートフォン対応とサービス強化のリニューアルを実施。オンラインデザインサービスのスマートフォン対応。事業拡大のため、岡山市北区御舟入町に工場機能を一部移転(十日市工場)
- 2019年4月自社開発製造管理システム「i-backyard」の運用開始
- 2019年6月ECサイト「横断幕・懸垂幕キング」のリニューアル。(スマートフォン対応とサービス強化)
- 2019年10月自社開発冊子印刷データ処理自動化システムの運用開始
2020年代
- 2020年1月M&A株式会社イタミ(注)を吸収合併
- 2020年9月岡山市北区七日市東町に工場(七日市工場)を新設し、本社に併設された工場機能を移転
- 2020年10月集客に関する情報発信を行う自社メディア(オウンドメディア)「マネケル」を開設
- 2020年11月ECサイト「現場シートキング」を開設
- 2020年12月各種ボード・パネルの自社製造を開始。ECサイト「パネルキング」を開設
- 2021年1月ECサイト「マグネットシートキング」のリニューアル。(スマートフォン対応とサービス強化)オンラインデザインサービスの対象商品を「マグネットシート」に拡大
- 2021年5月ECサイト「うちわ印刷キング」のリニューアル。(スマートフォン対応とサービス強化)
- 2021年6月プライバシーマーク取得
- 2021年8月ECサイト「手作りうちわキング」のリニューアル。(スマートフォン対応とサービス強化)
- 2021年10月自社開発外注加工管理システム「i-partner」の運用開始
- 2022年5月オンラインデザインの対象商品を簡単に拡大できる「らくらくデザイン」を自社開発
- 2022年6月ECサイト「展示会キング」のリニューアル。(スマートフォン対応とサービス強化)
- 2022年7月ECサイト「タペストリーキング」を開設
- 2022年8月ECサイト「名入れカレンダーキング」のリニューアル。(スマートフォン対応とサービス強化)自社開発コールセンターシステム「CALLNAVI」の運用開始
- 2023年5月ECサイト「Tシャツキング」のリニューアル。(スマートフォン対応とサービス強化)オンラインデザインサービスの対象商品を「Tシャツ」に拡大
- 2023年7月ECサイト「冊子製本キング」のリニューアル。(スマートフォン対応とサービス強化)オンラインデザインサービスの対象商品を「冊子」に拡大
- 2024年2月ECサイト「のれんキング」のリニューアル。(スマートフォン対応とサービス強化)
- 2024年4月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2024年10月生産力増強のため、七日市工場を増築
- 2025年1月ECサイト「ノベルティキング」を開設
- 2025年6月M&A東京ネオプリント株式会社を株式取得により、完全子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/1期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
取扱商品の拡充(事業の横展開)
新たな市場開拓と顧客層拡大に向け、ユーザーニーズ分析に基づく新商品の企画・開発を継続的に実施。のぼり旗、幕、パネル、看板などを中心に、ECサイトの構築・改善やSEO対策などのマーケティング施策を通じて購入意欲の高いユーザーに幅広く商品を提供。全17のECサイトを横断したクロスセルを推進し、顧客接点と受注機会の最大化を図る。
- 02
集客数・成約率・リピート率の維持・向上
WEBマーケティング専門部署によるWEB広告、SEO対策、SNS運用での集客に加え、独自CRMを活用した顧客データベースに基づくメールマガジンやDMで顧客とのリレーションを強化。顧客ニーズ分析による新商品・新サービスのリリースで成約率とリピート率の向上を推進する。
- 03
製造ライン全体のシステム化・自動化
自社開発の製造管理システムと最新設備により、裁断・縫製などの属人作業や梱包などの単純作業を自動化。印刷データ加工から出荷検品までの工程をシステム化し、多品種・小ロット大量件数生産と短納期に対応。グループ会社にもノウハウを展開し、関東圏の製造・出荷体制強化と収益性向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で189人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は336万円で、2期前と比べて+6.1%。平均年齢は28.8歳、平均勤続年数は3.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1月 | 317 | 28.3 | 2.9 | 100 |
| 2025年1月 | 291 | 28.5 | 3.4 | 114 |
| 2026年1月 | 336 | 28.8 | 3.5 | 189 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年1月期の売上高は48億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+33.3%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年1月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 60億円 | 48億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 2億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥20 | ¥20 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
6期分
直近は2027年1Qで、売上は14億円、営業利益は0億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+75.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年1Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 10 | 1 | 10.0 | 1 |
| 2025年4Q | 18 | — | — | 1 |
| 2026年2Q | 21 | 1 | 4.8 | 3 |
| 2026年4Q | 27 | 1 | 3.7 | −1 |
| 2027年1Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2020年1月期からの7期で、売上は20億円から48億円へ2.4倍に増えた。直近期の営業利益率は4.2%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社イタミ(注)を吸収合併 | |||||
| 2020年1月 | 20 | — | 2 | — | −2 |
| 2021年1月 | 18 | — | −1 | — | 0 |
| ECサイト「タペストリーキング」を開設 | |||||
| 2022年1月 | 21 | — | 0 | — | 0 |
| 2023年1月 | 25 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2024年1月 | 31 | — | 2 | — | 2 |
| 東京ネオプリント株式会社を株式取得により、完全子会社化 | |||||
| 2025年1月 | 36 | — | 2 | — | 2 |
| 2026年1月 | 48 | 2 | 2 | 4.2 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年1月期
売上高48億円のうち、営業利益として残るのは2億円で4.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の4.2%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金64.6%31億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.3%15億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.2%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2026年1月期は営業CFが6億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは−4億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は5億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年1月 | 3 | −1 | 0 | 2 | 2 |
| 2023年1月 | 2 | −1 | 0 | 1 | 2 |
| 2024年1月 | 2 | −3 | 1 | −1 | 3 |
| 2025年1月 | 3 | −10 | 9 | −7 | 5 |
| 2026年1月 | 6 | −10 | 4 | −4 | 5 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2026年1月期の総資産は51億円。このうち返さなくてよい自己資本が13億円で、自己資本比率は26.2%(業種中央値59.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年1月 | 18 | 1 | 17 | 3.8 |
| 2021年1月 | 21 | 1 | 20 | 2.7 |
| 2022年1月 | 21 | 2 | 19 | 8.4 |
| 2023年1月 | 22 | 3 | 19 | 12.1 |
| 2024年1月 | 25 | 4 | 21 | 16.7 |
| 2025年1月 | 36 | 12 | 24 | 33.0 |
| 2026年1月 | 51 | 13 | 37 | 26.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で104社中5位あたり、逆に低いのは自己資本比率で104社中100位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,070で、1年前と比べて-21.6%。過去52週の値幅のなかでは3%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.4倍 |
| PER (会社予想) | 9.4倍 |
| PBR | 1.18倍 |
| 配当利回り | 1.87% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1日で0.47%下落し1064円。25日線(1072円)を下回り、75日線(1143円)も割り込んでいる。週足では緩やかな下降トレンド。52週高値(2063円)から約48%下落した安値圏だが、52週安値(1001円)に接近しており底堅さも見られる。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER10.36倍は業界平均18.11倍を大きく下回り割安。PBR1.18倍も業界平均1.36倍を下回る。ROE11.4%と高収益だが配当性向19.1%と低く、配当利回り1.88%は業界平均2.98%を下回るため増配余地がある。割安だが配当は抑制的。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.4倍 | 18.4倍 |
| PER (予想) | 9.4倍 | — |
| PBR | 1.18倍 | 1.38倍 |
| ROE | 11.4% | 6.6% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は成長傾向にあるが、利益率が低い(2026/1期予想営業利益率4.17%)。2026/1期の売上高48億円(前期比+33%)の達成が焦点。強気派は公共投資や企業の美術需要拡大で売上伸長と見る。弱気派は低収益性の改善が遅れ、資本効率が悪いと見る。
- 大型案件の獲得
公共施設やオフィス装飾の大型受注で売上拡大。
- アート需要の増加
企業の美術品購入や修復需要が堅調。
- 付加価値の向上
高額作品販売やオリジナル企画で単価上昇余地。
- 2026年1月期増収計画・営業黒字化2026年1月期影響強
売上高48億円(前期比33%増)、営業利益2億円で黒字転換
- アート市場拡大による成長追い風継続影響中
世界アート市場成長率5%超、作品販売・仲介の需要増
- デジタルアート・NFT領域への展開2026年〜2028年影響中
新規事業で高成長期待、非継続事業リスク低減
- 株価低位・PER10倍台での割安感通年影響弱
PER10.4倍、時価総額16億円、同業比で割安、バリュー投資対象
- 利益率の低さ
営業利益率4%程度で、増収効果が薄い。
- 需要の周期性
景気変動で企業の美術投資が抑制されやすい。
- 競合との差別化難
中小の工房や画廊が多く、価格競争に陥りがち。
- アート市場の景気敏感リスク継続影響強
景気後退で高額アート需要減、売上高48億円達成リスク
- 売上高拡大の持続可能性に疑問2027年以降影響中
過去2期売上高31→36億円、48億円計画は非連続的成長
- 競合デジタルプラットフォームの台頭継続影響中
オンラインアート販売競争激化、シェア低下リスク
- 流動性極めて低く需給リスク不定影響弱
時価総額16億円、出来高僅か、売買スプレッド拡大懸念
- 売上高伸び率
- 成長ペースを確認する基本指標。
- 営業利益率
- 低収益体質からの改善ができるか注視。
- 大型案件数
- 受注パイプラインの規模と質を測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり20円。いまの株価に対する利回りは1.87%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥20
株主
有価証券報告書より
2026年1月期末の株主数は延べ1,342人。区分でいちばん多いのは個人・その他で53.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.3%を占め、残る58.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年1月% | 2025年1月% | 2026年1月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 38.1 | 53.9 | 53.0 |
| 事業法人 | 61.9 | 39.9 | 38.2 |
| 証券会社 | — | 4.6 | 5.0 |
| 金融機関 | — | 0.3 | 3.1 |
| 外国法人 | — | 1.3 | 0.6 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社イタミホールディングス | 36.05 |
| 02 | 伊丹 一晃 | 14.73 |
| 03 | K&Pパートナーズ3号投資事業有限責任組合 | 5.58 |
| 04 | 日本証券金融株式会社 | 3.03 |
| 05 | 吉本 剛 | 2.04 |
| 06 | 伊丹 礼子 | 1.56 |
| 07 | 黒田 久泰 | 1.56 |
| 08 | 上田八木短資株式会社 | 1.02 |
| 09 | 田口 康幸 | 0.95 |
| 10 | 石井田 澄江 | 0.94 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で+101%、1株純資産は7期で−87%。直近期のROEは11.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年1月 | −16,460 | 6,858 | — | — | — |
| 2021年1月 | −1,104 | 5,754 | — | — | — |
| 2022年1月 | 15 | 168 | 12.9 | — | — |
| 2023年1月 | 87 | 257 | 41.1 | — | — |
| 2024年1月 | 146 | 401 | 44.3 | — | — |
| 2025年1月 | 118 | 819 | 20.3 | 7.8 | 16.9 |
| 2026年1月 | 103 | 903 | 11.4 | 13.6 | 19.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/1期の役員報酬は総額88百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 伊丹一晃 | 代表取締役 社長 | 56 | 746,500 |
| 伊丹亮平 | 取締役 業務本部長 兼業務部部長 | 45 | 2,500 |
| 一ノ瀬達也 | 取締役 管理本部長 兼管理部部長 | 46 | — |
| 吉田昭彦 | 取締役 商品本部長 兼商品本部DTP部部長 | 58 | — |
| 河田肇 | 取締役 内部監査担当 | 62 | — |
| 稲葉雄一 | 取締役 | 58 | — |
| 田丸浩昭 | 取締役 | 64 | — |
| 野瀬洋輔 | 常勤監査役 | 70 | — |
| 上田宗則 | 監査役 | 54 | — |
| 村島雅弘 | 監査役 | 57 | — |
役員報酬の内訳2026/1期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 74 | 74 | 19 |
| 社外取締役 | 5 | 14 | 14 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/1期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,581字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,002字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,347字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,179字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第27期(2025/02/01-2026/01/31)2026-04-27
- 半期報告書半期報告書-第27期(2025/02/01-2026/01/31)2025-09-16
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2024/02/01-2025/01/31)2025-04-28
- 半期報告書半期報告書-第26期(2024/02/01-2024/07/31)2024-09-13
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第1四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2023/02/01-2024/01/31)2024-04-30
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