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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

内田洋行

UCHIDA YOKO CO., LTD.8057 · Prime · 卸売業

教育・官公庁向けICTとオフィス家具・空間デザインの総合企業。情報関連でシステム構築も手掛ける。

概要

内田洋行は、教育ICTとオフィスソリューションを両軸とする大手商社である。学校向け電子黒板や教務システムで高いシェアを持ち、官公庁・企業向けOA機器販売も手掛ける。2025年7月期の連結売上高は3371億円、営業利益122億円で過去最高を更新した。従業員3272名、東京都中央区に本社を置く。

公共・オフィス・情報の3セグメント体制

内田洋行グループは、公共関連・オフィス関連・情報関連の3セグメントで事業を構成する。公共関連では大学や小中高校、官公庁向けにICTシステム構築や教育機器・家具を提供する。オフィス関連では民間企業や公共市場向けにオフィス家具の開発・販売、空間デザイン・施工を行う。情報関連では企業向け基幹業務システムの設計・構築、ICT機器販売、ソフトウェアライセンス販売などを手掛ける。この3セグメントに加え、教育研修や人材派遣などの事業も展開している。

売上高の約3割を占める公共関連事業の拡大

2025年7月期の公共関連事業の売上高は927億8100万円で、連結売上の約27.5%を占める。前期比14.6%増と伸長し、営業利益は52億4000万円と73.4%増加した。GIGAスクール構想による端末更新や校務系ネットワークのフルクラウド化案件が好調で、自治体の基幹業務システム標準化対応も寄与した。同セグメントは教育ICT分野で豊富な導入実績を持ち、学校施設の改築案件も大型化している。

オフィス関連と情報関連の業績推移

オフィス関連事業は2025年7月期に売上高594億1900万円(前期比5.5%増)、営業利益19億8700万円(同22.6%増)となった。企業の生産性向上や採用強化を目的としたオフィスリニューアル需要が首都圏を中心に継続している。情報関連事業は、Windows10サポート終了に伴うPC更新やキッティングサービス、クラウド型ソフトウェアライセンスの増加が牽引した。連結全体の売上高は3371億円と前期比21.3%増の過去最高を達成した。

28社の子会社と海外拠点で構成されるグループ

内田洋行グループは、当社および子会社28社、関連会社10社で構成される。主要な連結子会社として、ウチダエスコ(ICT保守・メンテナンス)、内田洋行ITソリューションズ、ウチダシステムズ、ウチダテクノ(施工・保守)、パワープレイス(オフィスデザイン)、ウチダスペクトラム(ライセンス販売)などがある。海外では米国にUchida of America Corp.、マレーシアにUchida MK SDN. BHD.、香港に内田洋行グローバルリミテッドを設立し、グローバルに事業展開している。

業界の中での役割はICTシステムインテグレーター、オフィス家具・空間デザインメーカー、教育機器サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
4,257億円
営業利益
156億円
営業利益率
3.7%
純利益
125億円
2026/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01公共関連主力

大学・小中高等学校・官公庁・自治体向けに、ICTシステム構築・機器販売、教育機器(教材教具、理化学機器)の製造販売、教育施設・公共施設の空間デザイン・家具販売・施工を提供。公共市場に特化したソリューションを総合的に展開。

主な製品・サービス3
ICTシステム構築
教育機関や官公庁向けのネットワーク・サーバー等のシステム構築。
教育機器
電子黒板、PCタブレット、理化学実験器具等。
公共用設備家具
学校・官公庁向け机・椅子・収納等の家具。

02オフィス関連主力

民間企業及び公共市場向けに、オフィス家具の開発・製造・販売、空間デザイン・設計・施工、ICT機器販売、事務用機械・ホビークラフト関連製品の製造販売を提供。オフィス環境のトータルプロデュースを行う。

主な製品・サービス3
オフィス家具
デスク、チェア、収納システム、パーティション等。
空間デザイン・設計・施工
オフィスレイアウト設計、内装工事、移転サポート。
ICT機器
パソコン、プリンタ、複合機等の販売。

03情報関連準主力

企業向けに、基幹業務システムの設計・構築、ICT機器・ネットワークシステムの設計・構築・保守・販売、ソフトウェアライセンス販売、ICT資産管理サービスを提供。ITインフラからアプリケーションまでを支援。

主な製品・サービス4
基幹業務システム
会計、人事、販売管理等の業務システム開発。
ネットワークシステム構築
LAN/WAN、セキュリティ等のネットワーク設計・構築。
ソフトウェアライセンス販売
各種ソフトウェアのライセンス提供。
ICT資産管理
ハードウェア・ソフトウェアの資産管理サービス。

製品と技術

教育ICTシステムと電子黒板などの教育機器

教育分野では、電子黒板やPCタブレット、理化学実験器具などの教育機器を製造・販売する。ICTシステム構築では、学校ネットワークや教務システム、フルクラウド型の校務系と学習系の統合を手掛ける。GIGAスクール構想の端末更新では「NEXT GIGA」として先行納入を実施。2025年秋から2026年3月末に需要のピークが見込まれている。また、学力テストやアセスメント関連のソフトウェアも連結子会社Open Assessment Technologies S.A.が開発している。

オフィス家具と空間デザインのトータルプロデュース

オフィス関連事業では、デスク、チェア、収納システム、パーティションなどのオフィス家具を自社開発・製造する。連結子会社のサンテックやマレーシアのウチダエムケーが生産を担い、関連会社の江戸崎共栄工業も製造に関与する。販売だけでなく、パワープレイスによるオフィスデザイン、ウチダテクノによる施工・保守まで一貫して提供する。近年はハイブリッドワークに対応した働く場の整備や自治体庁舎のリニューアル案件も拡大している。

基幹業務システムとネットワーク構築サービス

情報関連事業では、会計、人事、販売管理等の基幹業務システムの設計・構築を行う。ネットワークシステム構築ではLAN/WAN設計やセキュリティ対策を提供。ウチダスペクトラムを通じたソフトウェアライセンス販売や、ICT資産管理サービスも手掛ける。Windows10サポート終了に伴うPC更新とキッティング作業が需要を牽引しており、クラウドベースのサブスクリプション型契約も増加している。これらのサービスは連結子会社の内田洋行ITソリューションズやウチダエスコが担当する。

官公庁・自治体向けの公共施設トータルソリューション

公共関連事業では、官公庁や自治体向けに基幹業務システムの標準化対応を提供する。国のガイドラインに基づき、2026年3月末までのシステム移行作業を支援している。また、学校施設の統合や長寿命化改修に対応した空間デザイン・家具販売・施工をトータルで提供する。これらの案件は大型化しており、オフィス関連事業のノウハウを活かした自治体庁舎の働く場整備にもつながっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

事務機卸で大手、増収だが利益率低い

内田洋行は卸売業で、売上高約2,779億円と同業のリョーサン菱洋(約1兆円)には劣るが、高千穂交易(約700億円)より大きく、業界内で中規模。オフィス機器・IT機器の卸売を核とし、法人需要に依存。24年7月期営業利益率3.35%と低く、25年7月期も3.62%と改善は小幅。同業のイメージワン(売上高約600億円)などと比べても利益率は低めで、収益性改善が課題。

強み

  • 全国規模の販売網と顧客基盤を持ち、安定した売上を確保している。
  • 事務機からIT機器まで幅広く扱い、企業のオフィス需要に総合対応。
  • 売上高が24年7月期2,465億→25年2,779億→26年3,371億と成長。
  • 老舗企業としての知名度と信頼があり、新規開拓で優位性がある。

課題

  • 営業利益率3%台と低く、販管費の効率化や高付加価値化が必要。
  • 大手家電量販店や通販との競合により、価格競争に巻き込まれやすい。
  • オフィスのペーパーレス化で事務機需要が減少し、ITサービスへの転換が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字が内田洋行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19644タナベコンサルティンググループ259億円22.5倍
26445ジャノメ255億円42.3倍
33676デジタルハーツホールディングス253億円20.0倍
46539MS-Japan251億円24.2倍
53939カナミックネットワーク243億円19.0倍
68057内田洋行240億円9.5倍
74310ドリームインキュベータ240億円13.9倍
83694オプティム239億円21.6倍
99216ビーウィズ239億円41.2倍
103984ユーザーローカル237億円14.3倍
113837アドソル日進235億円15.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

旧満州・大連で測量器械販売から創業(1910年)

内田洋行の起源は1910年2月、旧満州(現中国)大連市に測量製図器械や事務用品を扱う満鉄御用商「翠苔号」として創立されたことに始まる。1917年3月に商号を「内田洋行」に統一し、同年10月には国内での卸売事業を開始した。当時は外地の権益を背景に成長したが、1945年8月の終戦により全ての外地権益を喪失し、国内事業への転換を余儀なくされた。

東京・大阪に法人設立し科学教材部を設置(1941〜1950年)

1941年5月、組織整備により東京及び大阪に内田洋行を設立し、現在の会社の母体が形成された。戦後は1946年4月に札幌市に支店を設置し、1948年4月には科学教材部を新設して教育分野への本格参入を図った。1950年3月には東京と大阪の内田洋行が合併し、経営基盤を強化した。1951年6月には福岡支店を設置し、全国展開の足がかりを築いた。

電子計算機事業部設置と上場(1962〜1964年)

1962年9月、内田洋行は電子計算機事業部を設置し、「ユーザック電子計算機」を発表して情報処理分野に進出した。1963年3月には貿易事業部を設置し、海外事業の基盤を作った。1964年1月、東京証券取引所と大阪証券取引所の市場第二部に上場。その後1969年12月には両取引所の市場第一部銘柄に指定され、株式市場での地位を確立した。

富士通との提携と米国子会社設立(1972〜1973年)

1972年3月、内田洋行は富士通と業務提携を結び、コンピュータ販売・システム構築の体制を強化した。この提携は後の情報関連事業の成長につながる重要な布石となった。1973年8月には米国にウチダ・オブ・アメリカCorp.を設立し、海外直接投資を開始。同社は現在も連結子会社として存続している。1988年9月にはマレーシアにウチダエムケーSDN.BHD.を設立し、アジア地域の生産拠点を確保した。

グループ再編とウチダエスコ完全子会社化(2013〜2022年)

2013年7月、複数の地域システム会社が合併し「ウチダシステムズ」が発足。2014年7月にはITソリューションズの合併やビジネスエキスパートへの商号変更が行われ、グループの再編が進んだ。2022年4月、東京証券取引所の市場区分変更に伴いプライム市場に移行。同年7月には上場子会社ウチダエスコを株式公開買付けにより完全子会社化し、グループ一体運営を強化した。

第17次中期経営計画と過去最高益の更新(2025年)

2025年7月期、内田洋行グループは売上高3371億円、営業利益122億円と過去最高を達成した。公共市場ではGIGAスクール端末更新や自治体システム標準化対応が寄与し、民間市場ではWindows10サポート終了関連需要とオフィスリニューアルが牽引した。同年から始まった第17次中期経営計画では、グループ全体のリソースを結集し、セグメントを超えた競争力強化を掲げている。

年表39件を開く

1910年代

  • 1910年2月創業旧満州(現中国)大連市に測量製図器械、事務用品の満鉄御用商翠苔号を創立。
  • 1917年3月内田洋行に商号を統一。
  • 1917年10月国内で卸を開始。

1940年代

  • 1941年5月創業組織整備を行い、東京及び大阪に内田洋行を設立し、現在の当社の母体となる。
  • 1945年8月終戦により外地における権益を一切喪失。
  • 1946年4月札幌市に支店を設置。
  • 1948年4月科学教材部を設置。

1950年代

  • 1950年3月M&A(東京)内田洋行と(大阪)内田洋行が合併。
  • 1951年6月福岡市瓦町に福岡支店を設置。

1960年代

  • 1962年9月電子計算機事業部を設置。ユーザック電子計算機を発表。
  • 1963年3月貿易事業部を設置。
  • 1964年1月上場東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第二部に上場。
  • 1967年12月福岡市音羽町に福岡支店を建設、移転。
  • 1969年12月東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部銘柄に指定。

1970年代

  • 1971年11月東京都中央区新川に本社を建設、移転。
  • 1972年3月富士通㈱と業務提携。
  • 1973年8月米国にウチダ・オブ・アメリカCorp.を設立。(現連結子会社)

1980年代

  • 1980年10月東京都中央区京橋に本社を移転。
  • 1983年9月大阪証券取引所において貸借取引銘柄に選定。
  • 1985年7月現在地に大阪支店(第1期工事)を建設、移転。
  • 1988年9月マレーシア国にウチダエムケーSDN.BHD.を設立。(現連結子会社)
  • 1989年2月現在地に本社を移転。
  • 1989年3月福岡市博多区に九州支社を建設、移転。

1990年代

  • 1991年12月東京証券取引所において貸借取引銘柄に選定。
  • 1992年3月大阪支店第2期工事完成。
  • 1994年6月犬山市に犬山物流センターを取得。
  • 1995年3月エッグヘッドウチダ㈱を設立。(現ウチダスペクトラム㈱、現連結子会社)
  • 1996年4月㈱ウチダ人材開発センタを設立。(現連結子会社)
  • 1998年3月上場日本証券業協会にウチダエスコ㈱の株式を店頭登録。(2013年7月㈱東京証券取引所ジャスダック市場に上場)

2000年代

  • 2003年8月連結子会社㈱サンテックの会社分割により㈱太陽技研を設立。(現連結子会社)
  • 2005年11月茨城県稲敷市に江戸崎物流センターを建設。(現持分法適用関連会社 江戸崎共栄工業㈱内)
  • 2006年4月韓国釜山に釜山新港物流センターを開設。現在地に九州支店を移転。香港に本社をおく内田洋行グローバルリミテッドを設立。(現連結子会社)

2010年代

  • 2011年11月新川第2オフィスを建設。
  • 2013年3月現在地に北海道支店を移転。
  • 2013年7月M&A㈱東京ウチダシステム、大阪ウチダシステム㈱、㈱ウチダシステムソリューション、㈱九州ウチダシステム(非連結子会社)が合併し、㈱ウチダシステムズに商号変更。(現連結子会社)
  • 2014年7月M&A㈱内田洋行ITソリューションズ、㈱内田洋行ITソリューションズ西日本が㈱内田洋行ITソリューションズを存続会社として合併。(現連結子会社)㈱グーテンベルグ、ウチダインフォメーションテクノロジー㈱が合併し、㈱内田洋行ビジネスエキスパートに商号変更。(現連結子会社)

2020年代

  • 2020年12月内田洋行グローバル(株)を設立。(現連結子会社)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2022年7月上場当社によるウチダエスコ㈱株式の株式公開買付けと株式併合により、ウチダエスコ㈱を完全子会社化。(同社は2022年5月上場廃止)(現連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本当期純利益率(ROE)10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループ全体で市場変化に対応できるフレキシブルな体制構築

    同一事業領域にあるグループの事業リソースを関連づけることで、市場変化への対応力を高め、より強い事業集団へ発展させる。これまでの4マトリクスによる事業ポートフォリオの取り組みをグループ全体に拡大する。

  2. 02

    ICTと環境構築の融合による競争優位の確立

    戦略的重点市場に対し、ICTと環境構築のノウハウを融合し、グループ全体のリソースを活用してセグメントを超えた結集により競争力を高め、独自の競争優位を確立する。

  3. 03

    「人」と「データ」への投資によるDX推進

    真のDX(トランスフォーム)実現のため、実行する「人」の育成と基になる「データ」への投資を強化。「人」の創造性を重視した環境づくりと、「働く場」「学ぶ場」の革新に挑戦する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,272人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は778万円で、9期前と比べて+13.7%平均年齢は40.6歳、平均勤続年数は16.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年7月3,122
2017年7月3,155
2018年7月3,154
2019年7月68542.718.83,169
2020年7月72942.919.03,184
2021年7月77742.418.63,203
2022年7月76941.717.93,212
2023年7月73941.217.03,241
2024年7月75040.916.63,248286
2025年7月77840.616.43,272373

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年7月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率78.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社18(国内 15 / 海外 3、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社隣接駐車場 — 東京都中央区2,424百万円
公共関連事業 オフィス関連事業 情報関連事業 その他
新川第2オフィス — 東京都中央区2,162百万円
オフィス関連事業
大阪支店 — 大阪府大阪市中央区1,389百万円
公共関連事業 オフィス関連事業 情報関連事業
本社 — 東京都中央区1,133百万円
公共関連事業 オフィス関連事業 情報関連事業 その他
本社・工場 — 栃木県鹿沼市1,018百万円
オフィス関連事業
東京支社 — 千葉県浦安市620百万円
公共関連事業 情報関連事業
犬山物流センター — 愛知県犬山市463百万円
オフィス関連事業
本社 — アメリカ357百万円
オフィス関連事業
本社・工場 — マレーシア207百万円
オフィス関連事業
江戸崎物流センター — 茨城県稲敷市179百万円
オフィス関連事業
ほか14件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ウチダエスコ㈱
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ウチダスペクトラム㈱(注)3
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権96.9%
  • 国内
    ㈱ウチダテクノ
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱内田洋行ITソリューションズ
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ウチダシステムズ
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ウチダビジネスソリューションズ
    滋賀県大津市 · 連結子会社
    議決権52.0%
  • 国内
    ㈱ウチダ人材開発センタ
    東京都墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    パワープレイス㈱
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ハンドレッドシステム
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    内田洋行グローバル㈱
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    内田洋行グローバルリミテッド
    中華人民共和国 香港特別行政区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ウチダ・オブ・アメリカ Corp.
    米国カリフォルニア州 トーランス市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社6社を開く
  • ㈱内田洋行ビジネスエキスパート東京都江東区100%
  • ㈱サンテック栃木県鹿沼市100%
  • ウチダエムケーSDN.BHD.マレーシア国 セランゴール州 シャーラム市100%
  • ㈱太陽技研群馬県みどり市100%
  • ㈱マービー東京都中央区100%
  • 江戸崎共栄工業㈱茨城県稲敷市30%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    情報処理安全確保支援士講習運営業務(2020年度講習運営)
    情報処理推進機構 · 2019-12-25
    6.9億円
  • 調達
    情報処理安全確保支援士講習運営業務(2021年度実践講習運営)
    情報処理推進機構 · 2021-04-01
    2.5億円
  • 調達
    情報処理安全確保支援士講習運営業務(2022年度実践講習運営)
    情報処理推進機構 · 2022-03-18
    2.5億円
  • 調達
    情報処理安全確保支援士講習運営業務(2018年度第1期講習運営)
    情報処理推進機構 · 2018-02-09
    1.7億円
  • 調達
    情報処理安全確保支援士講習運営業務(平成29年度第1期下期集合講習)
    情報処理推進機構 · 2017-07-12
    1.5億円
  • 調達
    令和7年度東京拘置所中央管理棟・南収容棟及び北収容棟照明設備LED化改修工事
    法務省 · 2026-03-26
    1.3億円
  • 調達
    08-0049-0130 幅広い世代のICTリテラシーに関する測定ツール等の開発・調査分析の請負
    総務省 · 2026-07-08
    6,500万円
  • 調達
    令和7年度横浜刑務所横浜拘置支所等照明設備LED化改修工事
    法務省 · 2026-03-05
    6,000万円
  • 調達
    千葉地方検察庁南町分室ほか1か所照明設備改修工事
    検察庁 · 2026-03-09
    5,380万円
  • 調達
    人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業/説明できるAIの基盤技術開発/学習者の自己説明とAIの説明生成の共進化による教育学習支援環境EXAITの研究開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-09-11
    4,539万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年7月期の売上高は4,257億円営業利益156億円前期と比べると増収増益で、売上が+26.3%、利益が+27.9%。

売上高
+26.3%
4,257億円
営業利益
+27.9%
156億円
純利益
+27.6%
125億円
営業利益率
3.7%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年7月期

項目会社予想前期実績
売上高4,000億円4,257億円
営業利益150億円156億円
純利益105億円125億円
1株あたり配当¥76¥76

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は2,516億円、営業利益は101億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+16.9%、営業利益は+17.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q845627.342
2023年4Q6785
2024年1Q532305.622
2024年2Q53700.01
2024年3Q941646.844
2024年4Q769−1−0.13
2025年2Q1,219363.027
2025年4Q2,152864.071
2026年2Q1,741553.249
2026年4Q2,5161014.076

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年7月期からの15期で、売上は1,213億円から4,257億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は3.7%。売上は4期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年7月1,2132−7
㈱東京ウチダシステム、大阪ウチダシステム㈱、㈱ウチダシステムソリューション、㈱九州ウチダシステム(非連結子会社)が合併し、㈱ウチダシステムズに商号変更。(現連結子会社)
2013年7月1,2821210
㈱内田洋行ITソリューションズ、㈱内田洋行ITソリューションズ西日本が㈱内田洋行ITソリューションズを存続会社として合併。(現連結子会社)㈱グーテンベルグ、ウチダインフォメーションテクノロジー㈱が合併し、㈱内田洋行ビジネスエキスパートに商号変更。(現連結子会社)
2014年7月1,4363015
2015年7月1,399393
2016年7月1,3823922
2017年7月1,4453420
2018年7月1,5143318
2019年7月1,6444224
内田洋行グローバル(株)を設立。(現連結子会社)
2020年7月2,0037835
2021年7月2,91011062
当社によるウチダエスコ㈱株式の株式公開買付けと株式併合により、ウチダエスコ㈱を完全子会社化。(同社は2022年5月上場廃止)(現連結子会社)
2022年7月2,2197848
2023年7月2,4659264
2024年7月2,779931013.370
2025年7月3,3711221313.698
2026年7月4,2571561683.7125

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年7月期

売上高4,257億円のうち、営業利益として残るのは156億円3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は125億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金96.3%4,101億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%156億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+0.4pt
3.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
2.9%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年7月期は営業CFが5億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは−5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は231億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年7月2−139−11110
2013年7月71−168104
2014年7月62−141148163
2015年7月54−12−1642190
2016年7月69−23−1646218
2017年7月46−20−1626229
2018年7月−25−21−29−46155
2019年7月55−23−2432164
2020年7月113−16−1297249
2021年7月205−11−15194427
2022年7月−54−22−86−76266
2023年7月73−49−3524256
2024年7月49−18−2431263
2025年7月5−10−28−5231

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年7月期の総資産は1,749億円。このうち返さなくてよい自己資本が708億円で、自己資本比率は40.3%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年7月79230548736.1
2013年7月82832949937.1
2014年7月89734055735.4
2015年7月91636655037.2
2016年7月91433857634.2
2017年7月95337158236.0
2018年7月89437452038.5
2019年7月1,02739263535.0
2020年7月1,11342369034.6
2021年7月1,33150282934.0
2022年7月1,25746579236.7
2023年7月1,33252580739.2
2024年7月1,50864886042.8
2025年7月1,7497081,04140.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳
現金及び預金
259億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
571億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
143億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,041億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中14位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中137位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.7%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
26.3%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,304で、1年前と比べて+9.6%過去52週の値幅のなかでは58%の位置にある。

¥2,304-1.7%1ヶ月+12.6%1年+9.6%時価総額240億円
過去52週の値幅
安値¥1,916高値¥2,582

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.5倍
PER (会社予想)10.8倍
PBR1.39倍
配当利回り3.30%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価2080円。25日線(1994円)・75日線(1964円)を上回り、上昇トレンド。週足は6月安値1860円から上昇基調。52週高値2582円まで約19%の余地。出来高は7/15に70.77万株と急増。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)

PER 8.6倍は業界平均17.5倍を大きく下回り、PBR 1.25倍は平均1.20倍とほぼ同水準。ROE 14.5%に対しPBRが割高でない点は評価できるが、配当利回り2.88%は平均2.96%をやや下回る。売上高は拡大基調にあるものの営業利益率が3%台と低く、利益成長の持続性に注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.5倍17.9倍
PER (予想)10.8倍
PBR1.39倍1.24倍
ROE14.5%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

教育DXやGIGAスクール構想の更新需要により業績好調。2026年7月期も増収増益予想。強気派は継続的な需要拡大と高ROEを評価。弱気派は公共投資依存や競争激化を懸念。現在のPER8.6倍、PBR1.25倍は妥当な評価か。

プラスに働く材料7
  • 教育DXの追い風

    GIGAスクール構想の更新需要により安定した受注が見込める。

  • 高いROE

    ROE14.5%と収益性が高く、株主資本を効率的に活用。

  • 業績の過去最高更新

    2026年7月期も増収増益予想で、成長が継続。

  • オフィス需要回復による売上拡大2026年7月期影響

    売上高前期比10%増で営業利益約12億円増(営業利益率3.6%維持)

  • 物流効率化による営業利益率改善2027年7月期影響

    物流コスト1%削減で営業利益約3億円改善

  • M&Aによる事業拡大不定影響

    想定買収額50億円、営業利益5億円寄与

  • 配当増加による株主還元次回決算影響

    配当性向30%から35%へ引上げ、1株配当10円増

マイナスに働く材料7
  • 公共需要の一過性リスク

    GIGAスクール需要が一巡すれば、成長が鈍化する可能性。

  • 競争激化

    他社も教育ICTに参入しており、シェア低下リスク。

  • 低い営業利益率

    営業利益率3.6%と低く、売上規模に対する収益性は高くない。

  • オフィス市況の鈍化による受注減2026年下期影響

    売上5%減少で営業利益約6億円減

  • 人件費上昇によるコスト増通年影響

    人件費3%上昇で営業利益約2億円減

  • 競合との価格競争激化継続影響

    販売価格2%低下で営業利益約6億円減

  • 在庫評価損の発生不定影響

    在庫1%評価損で営業利益約3億円減

次の決算で確かめる点
教育関連売上高
主力事業の成長性を測る最優先指標。
営業利益率
収益改善の進捗を確認。低水準からの脱却が鍵。
受注残高
将来の売上を予測する先行指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり76で、前期から+36.4%いまの株価に対する利回りは3.30%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥76
1株あたり
配当利回り
3.30%
いまの株価に対して
配当性向
35.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年7月1453.3
2017年7月157.185.8
2018年7月150.085.1
2019年7月1820.072.7
2020年7月2433.360.5
2021年7月2816.730.4
2022年7月280.034.6
2023年7月3835.735.8
2024年7月4415.843.9
2025年7月6036.435.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥76

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ2,821人。区分でいちばん多いのは金融機関37.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.1%を占め、残る48.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年7月%2021年7月%2022年7月%2023年7月%2024年7月%2025年7月%
金融機関34.935.637.036.437.337.5
個人・その他29.431.026.528.125.324.3
外国法人18.818.921.420.523.222.3
事業法人16.013.813.413.012.713.6
自己株式6.05.85.65.55.55.4
証券会社0.90.61.82.11.52.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.80
02東京海上日動火災保険株式会社4.18
03三井住友信託銀行株式会社3.97
04内田洋行グループ従業員持株会3.22
05第一生命保険株式会社3.02
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.98
07株式会社りそな銀行2.66
08みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行2.63
09BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.00
10陽光持株会1.88

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+2026%、1株純資産は14期で+1158%。直近期のROEは14.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年7月−13569−2.3
2013年7月206113.314.2934.6
2014年7月306314.812.1105.7
2015年7月76781.061.3
2016年7月2233,1066.910.353.3
2017年7月1953,4146.014.685.8
2018年7月1863,5215.318.785.1
2019年7月2473,6806.914.672.7
2020年7月3573,9379.419.260.5
2021年7月6294,61814.77.430.4
2022年7月4934,68810.69.934.6
2023年7月6475,31312.98.335.8
2024年7月7116,55712.011.643.9
2025年7月9977,15914.510.035.8
2026年7月253

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

35名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は35名。2025/7期の役員報酬は総額415百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
大久保昇取締役社長(代表取締役)72
宮村豊嗣取締役 専務執行役員 公共ICT統括69
白方昭夫取締役 専務執行役員 ICTエンジニア統括68
林敏寿取締役 常務執行役員 財務グループ統括67
小柳諭司取締役 常務執行役員 営業支援グループ統括66
佐藤将一郎取締役 主席執行役員 経営・人事・総務グループ 統括 兼 経営企画部長55
竹股邦治取締役(非常勤)71
今庄啓二取締役(非常勤)65
田中雅子取締役(非常勤)67
高井尚一郎監査役(常勤)71
村上佳生監査役(常勤)63
野澤幸博監査役(常勤)62
残りの役員23名を開く
氏名役職年齢
山田章雄監査役(非常勤)71
髙﨑恵二取締役 主席執行役員 広域施設事業部長 兼 オフィスマーケティング事業部長64
三好昌己上席執行役員
土屋正弘上席執行役員 情報ソリューション事業部長
髙橋善浩上席執行役員 オフィスエンタープライズ事業部長
岩瀬英人上席執行役員 教育機器事業部長 兼 内田洋行グローバル(株)代表取締役社長 兼 ウチダ・オブ・アメリカCorp.代表取締役社長 兼 内田洋行グローバルリミテッド代表取締役総経理
木内麻文上席執行役員 公共ICT副統括 兼 ガバメント推進事業部長 兼 自治体ソリューション事業部長
村田義篤上席執行役員 エンタープライズエンジニアリング事業部長 兼 ウチダスペクトラム(株)取締役副社長
吉永裕司執行役員 ICTエンジニア副統括 兼(株)ウチダ人材開発センタ代表取締役社長
坂口秀雄執行役員 九州地域事業部長
名畑成就執行役員 ドキュメント&ECOソリューション事業部長
伊藤博康執行役員 教育総合研究所長 兼 ICT&プロダクツデベロップメント事業部副事業部長
中村武史執行役員 生産統括 兼(株)サンテック代表取締役社長 兼(株)太陽技研代表取締役社長
町田潔執行役員 ルクセンブルク Open Assessment Technologies S.A.社Co-CEO 兼 スマートインサイト事業部長
木村眞二執行役員 ICT&プロダクツデベロップメント事業部長
山口裕志執行役員 教育ICT事業部長
齋藤忠史執行役員 システムズエンジニアリング事業部長 兼(株)ハンドレッドシステム代表取締役社長
内藤賢執行役員 財務グループ副統括
小林由昭執行役員 高等教育事業部長
新家俊英グループ執行役員(株)内田洋行ITソリューションズ代表取締役会長
實本雅一グループ執行役員 ウチダスペクトラム(株)代表取締役社長
岩田正晴グループ執行役員(株)ウチダシステムズ代表取締役社長
不室克己グループ執行役員 ウチダエスコ(株)代表取締役社長

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6170728332554
社外取締役6717112
監査役1191919

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,861字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社および子会社28社、関連会社10社で構成され、主に以下の3事業を行っております。これら事業は、セグメント情報の報告セグメントの区分と同一です。 「公共関連事業」 大学・小中高市場へのICTシステムの構築・機器販売、教育機器の製造・販売、教育施設への空間デザイン及び家具販売、官公庁自治体市場への基幹業務並びにICTシステム構築及びオフィス関連家具の製造・販売・デザイン・施工を行っております。 「オフィス関連事業」 民間市場及び公共市場向けオフィス関連家具の開発・製造・販売及び空間デザイン・設計・施工や、ICT機器の販売及び事務用機械・ホビークラフト関連製品の製造・販売を行っております。 「情報関連事業」 企業向け基幹業務システムの設計・構築及びICT機器・ネットワークシステムの設計・構築・保守・販売、ソフトウェアライセンス及びICT資産管理の提供・販売を行っております。 「その他」 教育研修事業、人材派遣事業、不動産賃貸事業、各種役務提供等の事業活動を展開しております。 当社グループの事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 公共関連事業 ソフトウェア開発および保守は当社が行うほか、連結子会社ウチダエスコ㈱他1社、非連結子会社Open Assessment Technologies S.A.が行っております。生産については、関連会社さくら精機㈱が教材教具、理化学機器等を製造しており、非連結子会社がICT関連商品等を製造・開発しております。 販売については、当社が行うほか、代理店および連結子会社㈱ウチダシステムズおよびウチダエスコ㈱他2社、非連結子会社、関連会社を通じて行っております。 ICT関連商品の納入設置・コンピュータハードおよびネットワークの保守・メンテナンスについては、連結子会社ウチダエスコ㈱が行っており、公共用設備家具やオフィス家具製品等の施工・保守については、連結子会社㈱ウチダテクノが行っております。また、連結子会社パワープレイス㈱はオフィス等のデザインの提供を行っております。 オフィス関連事業 生産については、連結子会社㈱サンテック他2社、在外連結子会社ウチダエムケーSDN.BHD.、関連会社江戸崎共栄工業㈱がオフィス家具製品、事務用品等を製造しております。 販売については、当社が行うほか、当社の代理店および連結子会社㈱ウチダシステムズ他3社、在外連結子会社ウチダ・オブ・アメリカCorp.他1社、非連結子会社、関連会社を通じて行っております。 また、オフィス家具製品等の施工・保守については、連結子会社㈱ウチダテクノが行っており、連結子会社パワープレイス㈱はオフィスデザインの提供を行っております。 情報関連事業 ソフトウェア開発および保守は、当社が行うほか、連結子会社㈱内田洋行ITソリューションズ及びウチダエスコ㈱、非連結子会社、関連会社が行っております。 コンピュータハードおよびソフトウェアの販売、システムインテグレーションサービスの提供は、当社が行うほか、当社の代理店および連結子会社㈱内田洋行ITソリューションズ、関連会社を通じて行っております。 ICT関連商品の納入設置・コンピュータハードおよびネットワークの保守・メンテナンスについては、連結子会社ウチダエスコ㈱が行っております。 ソフトウェアのライセンス販売については、連結子会社ウチダスペクトラム㈱が行っております。 その他 教育研修事業、人材派遣事業については、連結子会社㈱ウチダ人材開発センタが行っており、不動産賃貸事業については当社が行っております。 内田洋行グループ内のシステム開発関連業務、および各事業の業務に関する役務提供等は、連結子会社㈱内田洋行ビジネスエキスパートが行っております。各事業の商品配送・保管等物流事業については、関連会社㈱陽光が行っております。 以上述べた事項の3セグメントの事業系統図は次のとおりであります。 第15次中期経営計画期間以降、製品とスキルの軸から環境構築関連ビジネスと ICT関連ビジネスに、市場の軸から民間市場と公共市場にわけた、4つのマトリクスを設定し、従来の3セグメントに内在する各事業をSBU(スモールビジネスユニット)として分類したうえで、内田洋行グループが持つ事業ポートフォリオを俯瞰的な視点から見直してリソースの再編を進めております。 4つのマトリクスでみる内田洋行グループの事業構造
経営方針・対処すべき課題2,754字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「人間の創造性発揮のための環境づくりを通して豊かな社会の実現に貢献する」という企業理念のもと、株主の皆様、取引先、従業員をはじめとする社会の全てのステークホルダーに信頼と満足を得られる企業となることを目指してまいります。 コーポレートビジョンを「情報の価値化と知の協創をデザインする」と定め、お客様の成長を支援し続けることを当社グループの存在理由とし、社会への貢献と企業価値の向上を目指します。 (2)利益配分に関する基本方針 当社は、長期的かつ総合的な株主価値の向上を図るため、健全なる持続的成長を目指します。株主様への還元につきましては、安定的な配当の維持を前提に、「財務基盤の充実」と「中長期的な会社の経営戦略の実現に向けた投資」とのバランスをとりながら、将来に向けて一層の拡大と充実を目指すことを基本方針としております。 (3)目標とする経営指標 自己資本当期純利益率(ROE)については、将来の市場変化に対応するための自らの変革に向けての投資を推進しながら、安定的に10%以上の水準の継続を目指します。 (4)中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 中長期の視点でみれば、これから日本社会に最も大きな影響を及ぼすのは、国内の急激な少子化による社会構造の変化です。わが国の成長のためには少子化に対応した社会と産業構造の変革が必須であり、データ活用とともに仕組みを変革していくトランスフォームに向けて、「人」と「データ」への投資がますます重要になります。 内田洋行グループは、115年の歴史において、一貫して民間市場ならびに公共市場のお客様の「働く」と「学ぶ」の発展に取り組んできたことにより、ICT関連ビジネスと環境構築関連ビジネスの両方を展開し、数多くの特色あるユニークな事業ユニットを構築してきました。当社グループの多岐にわたるビジネスのノウハウを結集して、人とデータの活用がより一層求められる日本社会に貢献することが社会的使命であり、当社グループの成長機会になるものと確信しております。しかしながら、従来の経営マネジメントの延長のままでは、この貴重なリソースが十分には活かすことが出来ない状況でありました。 将来に確実に到来する日本の少子化による重大な影響に対処するため、中長期の視点に立って改革を2015年より開始しています。 第14次中期経営計画(2016年7月期~2018年7月期)では、全社の事業を俯瞰的にとらえるため、事業の軸からICT関連と環境構築関連に、市場の軸から民間市場と公共市場にわけた4つのマトリクスで構成する事業ポートフォリオを設定してリソースの共有に着手しました。 第15次中期経営計画(2019年7月期~2021年7月期)では、リソースの共有でフレキシブルな機動性が高まり、拡大需要に対し、従来よりも幅広く着実に対応して過去最高益を達成します。この効果はコロナ禍でも効用を発揮し、GIGAスクール構想案件や大手民間企業のIT投資拡大など、急激な市場変化にも的確に機動的に対処し大きな成果を得ることができ、各分野の業績のベースラインのアップを実現しました。 第16次中期経営計画(2022年7月期~2024年7月期)では、内田洋行単体を中心に継続して組織再編を進めながら、グループ全体での再編の準備にも着手しました。連結上場子会社のウチダエスコ株式会社を完全子会社化したほか、グループ共通販売管理システム構築のための大型投資を開始しました。また新たな成長に向けてルクセンブルクのソフトウェア開発会社への100%出資を行い、海外投資にチャレンジしています。 現在の第17次中期経営計画(2025年7月期~2027年7月期)では、戦略的な重点市場に対しICTと環境構築のノウハウを結集するため、グループ全体のリソースを活用し、セグメントを超えたリソースの結集により競争力を高め、当社独自の競争優位の確立を目指します。 2025年7月期には、グループ共通販売管理システム構築への最終グループ統合に近づき、関係会社間をつなぐ人事も実施し、その対象を拡げているところです。2026年7月期には、公共市場では教育ICTビジネスおよび官公庁自治体の事業を集結させて重点市場を深耕するとともに、大手民間市場においてグループでの事業ユニット間の連携を進め、またこれから想定されるデータ活用の広がりに対応するため、システムエンジニアの再編と強化を行います。 内田洋行グループは、グループビジョン「情報の価値化と知の協創」を推進することで、日本社会に貢献してまいります。 ① 第17次中期経営計画について イ グループ全体で市場変化に対応できるフレキシブルな体制を構築する。 当社グループは、民間・公共という共通する市場の中で、ICT関連と環境構築関連の多様な事業各々が、それぞれの特色をもってお客様と接して蓄積されたノウハウからお客様を多角的、立体的に把握し、継続的貢献してきましたが、これからの社会構造変化によって需要は大きく変化します。同一の事業領域にあるグループの事業リソースをこれまで以上に関連づけることで、内田洋行グループ全体の市場変化への対応力が高まり、より強い事業集団に発展するものと考えます。 これまで4つのマトリクスの視点から事業ポートフォリオを設定し、新たな事業の組合せにより変革してきた取り組みを、今後はグループ全体に広げて、上記の戦略を推進し、更なる将来の市場変化に機敏に対応できる体制を構築します。 ロ 成長シナリオ スマート社会を実現するためにはデジタルトランスフォーメーション(DX)が必須となりますが、真の意味でのDX、トランスフォーム(変革)の実現には、実行する「人」の育成と、基になる「データ」への投資の強化が重要になります。内田洋行グループはこの「人」の創造性を大事にする環境づくりと、「データ」の生成と活用する「人」のスキルとテクノロジーを高める「働く場」「学ぶ場」の革新に挑戦し、企業や官公庁・自治体、学校を中心とするお客様をご支援します。 〇第17次中期経営計画においては、戦略的な重点市場に対しICTと環境構築のノウハウを融合、グループ全体のリソースを活用し、セグメントを超えたリソースの結集により競争力を高め、当社独自の競争優位づくりに挑戦する。
事業等のリスク2,142字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、下記記載のリスク項目は、当社グループの事業に関するすべてのリスクを網羅したものではありません。また、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)国内外の経済動向による影響について 当社グループの事業は、国内市場に大きく依存しており、国内経済の動向により影響を受けます。 企業収益の悪化により企業の設備関連投資が減少した場合、また、政府及び地方自治体の財政状態の悪化により公共投資が削減された場合、当社グループの業績および財務状況が悪影響を受ける可能性があります。 (2)情報管理に関するリスク お客様やお取引先の個人情報や機密情報を保護することは、企業としての信頼の根幹をなすものであります。当社グループでは、社内管理体制を整備し、従業員に対する情報管理やセキュリティ教育など、情報の保護について数々の対策を推進しておりますが、情報の漏洩が全く起きないという保証はありません。万一、情報の漏洩が起きた場合、当社グループの信用は低下し、お客様等に対する賠償責任が発生するなど、当社グループの業績および財務状況が悪影響を受ける可能性があります。 (3)製品およびサービスの欠陥について 当社グループは品質管理に十分な意を尽くしておりますが、提供する製品およびサービスに欠陥が生じるリスクがあります。当社グループの製品およびサービスには、顧客の基幹業務の遂行等、高い信頼性が求められる状況において使用されているものがあり、その障害が顧客に深刻な損失をもたらす危険性があります。その場合、当社グループは、製品またはサービスの欠陥が原因で生じた損失に対する責任を追及される可能性があります。さらに、製品またはサービスに欠陥が生じたことにより社会的評価が低下した場合は、当社グループの製品およびサービスに対する顧客の購買意欲が低減する可能性があります。これらの場合、当社グループの業績および財務状況が悪影響を受ける可能性があります。 (4)公的規制等に関するリスク 当社グループは、公正な取引、環境・リサイクル、租税、独占禁止、事業許認可等に関する法令や、輸出入に関する制限や規制等の適用を受けております。これらの法令・規制等を遵守できなかった場合、事業許可の取り消しや入札停止などにより事業活動に制限を受け、当社グループの業績および財務状況が悪影響を受ける可能性があります。 (5)取引先、提携先等に関するリスク 当社グループの事業は、多くの取引先や、提携先など他社との関係によって成り立っています。従って、これらの取引先等との関係に著しい変化が生じた場合には、当社グループの業績および財務状況が悪影響を受ける可能性があります。 (6)デジタルテクノロジーに関するリスク ICT分野では、AI、クラウド、IoT等の技術革新が急速に進展しており、新たな技術やビジネスモデルの登場により、顧客ニーズや競争環境が短期間で大きく変化して、当社グループの製品・サービスが短期間で陳腐化する可能性があります。技術動向の把握や新技術の導入に努めておりますが、対応が遅れた場合には、売上が大幅に減少するなど業績及び財務状況に悪影響を及ぼすおそれがあります。 (7)人的資本に関するリスク 当社グループの成長と利益は、人材に大きく依存するため、必要とする人材を採用及び育成するとともに、人材が継続して働くことができる環境を整備することが重要です。人材を採用または育成することができない場合、流出を防止できない場合や重大な労務問題が発生した場合は、当社グループの成長や利益に影響を及ぼす可能性があります。 (8)自然災害に関するリスク 地震、風水害などの自然災害により事務所・設備・社員とその家族などに被害が発生した場合には、事業継続計画(BCP)の策定、防災訓練、社員安否システムの整備などの対策を講じておりますが、被害を完全に回避できるものではなく、当社グループの業績および財務状況が悪影響を受ける可能性があります。 (9)気候変動に関するリスク 当社グループでは、気候変動問題への対応を重要な課題として捉えております。今後、環境関連法規制の強化により、脱炭素社会に向け、地球環境保全に関連する費用が増加した場合は、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、脱炭素社会移行への要求の高まりに対して当社グループの対応が遅れた場合には、販売機会の損失等による企業価値低下が発生し、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10)知的財産権に関するリスク 当社グループの製品または技術について、他社の知的財産権を侵害しているとされるリスク、また、第三者のソフトウェアその他の知的財産の使用に際し、何らかの事情により制約を受けるリスクがあります。これらの場合、当社グループの業績および財務状況が悪影響を受ける可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,527字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の高関税政策の影響の多い製造業の収益にかげりが出たものの、非製造業は高い水準を維持しており、情報化投資や試験研究費への投資意欲もひきつづき旺盛であったことから、国内景気は堅調に推移しました。 しかしながら、米国の高関税政策の影響が大きく広がる場合には、世界経済減速の懸念から製造業の輸出減少など企業業績の低下が生じる可能性もあります。 一方、中長期的に最も大きな影響を及ぼすのは、日本国内の急激な少子化による社会構造の変化です。少子化に対応した社会と産業の構造変革が必須であり、「人」と「データ」への投資の重要性は今後ますます増大していくものと想定されます。必要なのは単なるDXではなく、デジタル化と共に仕組みを変革するトランスフォームが欠かせません。 内田洋行グループは、これまで115年の歴史のなかで一貫してお客様の「働く」と「学ぶ」を支え、数多くの特色あるユニークな事業ユニットを構築しノウハウを蓄積してきました。これからの社会には人とデータの活用がより一層求められ、多岐にわたる数多くのノウハウを結集することが必要になります。これまでの10年では「働く場」「学ぶ場」のICTと環境の構築に関わる多様な事業のリソースの共有を、リアルとデジタルの両面から推進をしてまいりました。 第17次中期経営計画(2025年7月期~2027年7月期)では、この事業ユニット間の関係性の強化と組み替えのためのマネジメントの変革を加速し、内田洋行のグループビジョン「情報の価値化と知の協創をデザインする」の推進のため、グループ全体に幅を大きく広げ取り組みます。 このような状況のなか、国内における顧客の「人」と「データ」への投資拡大を受け、当連結会計年度の業績は、公共市場、民間市場、ともに好調に推移しました。 公共市場では、来春までに国のガイドラインに沿う情報システムの対応が求められている自治体において、当社顧客のシステム修正の対応が始まり、今期分は順調に進捗しました。また学校ではGIGAスクール構想による一人一台の大量の端末を活用するためのネットワーク増強案件が引き続き好調であり、これらにより収益が大きく伸びました。一方、主に2020年度に整備されたGIGA端末の更新は2025年度がピークとなりますが、それ以前に整備された生徒端末の更新分の売上が当期業績に貢献しました。 民間市場では、今秋にWindows10のサポート終了が予定されるため、端末の更新やキッティングなどのサービスが、当第4四半期連結会計期間には大きく伸びたことに加え、クラウドベースのサブスクリプション型ソフトウェアライセンス契約も同期間に大きく増加しました。また大企業の人材投資も拡大しており、働く人の環境改善を目指すオフィスリニューアルが引き続き増大しています。 なお、将来に向けた投資活動として、グループ共通販売管理システムの導入と展開への投資を継続していることに加え、賃金のベースアップ等の社員の処遇改善、ならびに働く環境の改善のための整備を引き続き拡大しており、販売費及び一般管理費は継続して増加しています。また、政策保有株式の一部を売却しました。 これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高3,370億5千5百万円(前連結会計年度比21.3%増)、営業利益121億7千4百万円(前連結会計年度比30.3%増)、経常利益131億2千6百万円(前連結会計年度比29.5%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は保有株式の一部売却から98億2千5百万円(前連結会計年度比40.4%増)と大きくなりました。 以上により、売上高と各利益項目は、いずれも過去最高となります。 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率 (%) 売上高   277,940   337,055   59,115   21.3 売上総利益   47,734   52,387   4,652   9.7 販売費及び一般管理費   38,389   40,213   1,823   4.8 営業利益   9,345   12,174   2,828   30.3 経常利益   10,135   13,126   2,991   29.5 親会社株主に帰属する当期純利益   6,996   9,825   2,828   40.4 セグメント毎の経営成績は以下のとおりです。 <公共関連事業> 全国のすべての自治体において、稼働している基幹業務システムを国のガイドラインに基づく標準仕様に適合させることが、原則として2026年3月末までに求められています。2024年末に国の仕様がほぼ固まりガイドラインとして示されたことから、顧客におけるシステム移行の2024年度分の適合作業を完了させることができ、2025年度分の作業も着実に進捗しております。 教育ICT分野では、大量の端末をより活用しやすくするためのフルクラウド化と同時にセキュアな校務系のネットワークと学習系を統合する案件が拡大しており、豊富な導入実績による学校現場でのICT利活用の知見を活かした案件獲得が好調に推移しました。 また2025年秋から2026年3月末に需要のピークが見込まれるGIGAスクール構想による一人一台端末の更新事業のNEXT GIGAでは、第3四半期連結会計期間から先行納入が始まり、売上が増大しました。案件が大型化している新たな教育を進めるための学校施設の統合や長寿命化のための改築案件では、経験を活かして獲得が順調に進みました。 これらの結果、売上高は927億8千1百万円(前連結会計年度比14.6%増)、営業利益は52億4千万円(前連結会計年度比73.4%増)と大幅な伸長となりました。 <オフィス関連事業> 好調な企業業績を背景に、生産性向上と採用強化のためのオフィスへの投資意欲が高く、本社から各部門へとオフィスリニューアル案件が拡大しており、首都圏を中心にオフィスを増床する動きが継続しています。また出社率の大幅な上昇に伴うハイブリッドワークスタイルに対応した新たな働く場の整備も拡がっています。 こうした需要が拡大する中で、東名阪地域での営業活動の強化と当社が持つ情報関連事業の強みを活かした連携の中から、移転やリニューアルなどのオフィス構築案件の獲得が本年も増加しました。また地方においては、都道府県や市町村の自治体庁舎にも働く場の整備が波及しており、公共関連事業分野の学校施設のノウハウも活かすことによって、自治体の大型案件の獲得にもつながりました。 これらの結果、売上高は594億1千9百万円(前連結会計年度比5.5%増)となり、営業利益は19億8千7百万円(前連結会計年度比22.6%増) となりました。 <情報関連事業> 大手民間市場では、ソフトウェアライセンスビジネスやSIビジネスとの連携による顧客拡大が進んだことを背景に、2025年10月のWindows10サポート終了にともなうPCの更新やキッティング等のIT関連サービスが大きく伸長しました。 また、クラウドベースのサブスクリプション型ソフトウェアライセンス契約が引き続き好調に推移しており、当第4四半期連結会計期間では超大型案件を獲得したことから売上が大幅に伸長しました。大手企業向けのネットワークビジネスでも、オフィスリニューアルの拡大がつづくオフィス関連事業を組み合わせることで、業界でトップクラスの実績をもつ会議室運用支援サービスが順調に契約室数を伸ばしたほか、社員の位置情報やオフィスビルに関するデータを可視化してコミュニケーションを促すシステムでデータを活用したソリューションの獲得も広がり、収益が増大しました。 なお、中堅・中小市場では、当社の強みのある食品業や建設業向けのSI案件は増加しましたが、前年同期の利益率の高いインボイス制度に対応するためのシステムのプログラム改修の案件集中の反動が大きくありました。 これらの結果、売上高は1,836億6千1百万円(前連結会計年度比31.5%増)、営業利益は45億9千1百万円(前連結会計年度比4.2%増)となりました。 <その他> 主な事業は教育研修事業と人材派遣事業であります。民間企業向けの集合研修、DX研修については堅調に推移しております。売上高は11億9千2百万円(前連結会計年度比16.2%増)、営業利益は2億9千万円(前連結会計年度比46.3%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額 営業活動によるキャッシュ・フロー   4,850   549   △4,300 投資活動によるキャッシュ・フロー   △1,816   △1,027   789 財務活動によるキャッシュ・フロー   △2,354   △2,751   △396 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ32億1千4百万円減少し、230億7千1百万円となりました ・営業活動によるキャッシュ・フローは5億4千9百万円の増加(前連結会計年度は48億5千万円の増加)となりました。増加要因として、税金等調整前当期純利益144億7千9百万円(前連結会計年度は102億8千万円)の計上や、仕入債務の増加183億3千4百万円(前連結会計年度は20億3千8百万円の増加)等があったものの、減少要因として、第4四半期の大幅な売上伸長による期末の売上債権及び契約資産の増加145億5千5百万円(前連結会計年度は87億7千7百万円の増加)、棚卸資産の増加131億1千8百万円(前連結会計年度は3億7千3百万円の減少)、および法人税等の支払額30億3千2百万円(前連結会計年度は26億5千3百万円)等がありました。なお、税金等調整前当期純利益には上場株式の売却に伴う投資有価証券売却益が含まれており、これに係る収入は投資活動によるキャッシュ・フローに計上しております。 ・投資活動によるキャッシュ・フローは10億2千7百万円の減少(前連結会計年度は18億1千6百万円の減少)となりました。この減少は主に、無形固定資産の取得による支出12億4千3百万円、有形固定資産の取得による支出7億2千5百万円等の減少に対し、投資有価証券の売却による収入12億1千万円等の増加によるものであります。 ・財務活動によるキャッシュ・フローは27億5千1百万円の減少(前連結会計年度は23億5千4百万円の減少)となりました。この減少は主に、配当金の支払額21億6千6百万円等の減少によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 イ 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 公共関連事業   2,553   159.2 オフィス関連事業   3,865   105.0 情報関連事業   8,693   98.4 合計   15,112   107.1 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 記載の金額の表示は販売価格によっております。 ロ 受注実績 当連結会計年度における上記生産に係る受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 公共関連事業   3,021   193.7   664   338.0 情報関連事業   8,986   102.0   2,393   113.9 合計   12,007   115.8   3,057   133.1 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 オフィス関連事業は、見込生産を行っているため受注実績の記載を省略しております。 ハ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 公共関連事業   92,781   114.6 オフィス関連事業   59,419   105.5 情報関連事業   183,661   131.5 その他   1,192   116.2 合計   337,055   121.3 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の主要な販売先はありませんので、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針および見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。 詳細につきましては、「第5[経理の状況] 1[連結財務諸表等] (1)[連結財務諸表]注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」及び同「注記事項 (重要な会計上の見積り)」をご参照ください。 ②経営成績の分析 イ 売上高 公共市場では、来春までに国のガイドラインに沿う情報システムの対応が求められている自治体において、当社顧客のシステム修正の対応が始まり、今期分は順調に進捗しました。また学校ではGIGAスクール構想による一人一台の大量の端末を活用するためのネットワーク増強案件が引き続き好調であり、これらにより収益が大きく伸びました。一方、主に2020年度に整備されたGIGA端末の更新は2025年度がピークとなりますが、それ以前に整備された生徒端末の更新分の売上が当期業績に貢献しました。 民間市場では、今秋にWindows10のサポート終了が予定されるため、端末の更新やキッティングなどのサービスが、当第4四半期連結会計期間には大きく伸びたことに加え、クラウドベースのサブスクリプション型ソフトウェアライセンス契約も同期間に大きく増加しました。また大企業の人材投資も拡大しており、働く人の環境改善を目指すオフィスリニューアルが引き続き増大しています。これらの結果、売上高は、3,370億5千5百万円と前連結会計年度に比べ591億1千5百万円(21.3%)の増収となっております。 なお、セグメン卜別の概況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」をご参照ください。 ロ 営業利益 売上の増加等により、営業利益は121億7千4百万円と前連結会計年度に比べ28億2千8百万円の増益となりました。 ハ 経常利益 経常利益は131億2千6百万円となり、前連結会計年度に比べ29億9千1百万円の増益となっておりますが、主に営業利益と同様の理由によるものです。 ニ 税金等調整前当期純利益 税金等調整前当期純利益は144億7千9百万円となり、前連結会計年度に比べ41億9千9百万円の増益となっておりますが、売上の増加等の他、政策保有株式の一部を売却したことによるものです。 ホ 親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は98億2千5百万円となりました。前連結会計年度に比べ28億2千8百万円の増益となっておりますが、主に税金等調整前当期純利益と同様の理由によるものです。 ③財政状態の分析 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号2022年10月28日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で比較分析しております。 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率 (%) 流動資産   106,354   131,642   25,288   23.8 固定資産   44,399   43,274   △1,125   △2.5 資産合計   150,753   174,917   24,163   16.0 流動負債   73,322   92,319   18,996   25.9 固定負債   12,643   11,793   △849   △6.7 負債合計   85,965   104,112   18,146   21.1 純資産合計   64,788   70,805   6,016   9.3 自己資本比率(%)   42.8   40.3   △2.5ポイント   - ・流動資産は、受取手形、売掛金及び契約資産の増加145億3千8百万円、棚卸資産の増加130億7千5百万円、および現金及び預金の減少34億3千2百万円等により合計252億8千8百万円の増加。 ・固定資産は、上場有価証券の売却および時価評価に伴う投資有価証券の減少7億8千4百万円、退職給付に係る資産の減少2億6百万円等により合計11億2千5百万円の減少。 ・流動負債は、仕入債務の増加183億2千3百万円、未払法人税等の増加13億9千1百万円、および未払消費税等の減少5億6千4百万円等により合計189億9千6百万円の増加。 ・固定負債は、製品保証引当金の減少3億6百万円、退職給付に係る負債の減少2億3千4百万円および繰延税金負債の減少1億9千5百万円等により合計8億4千9百万円の減少。 ・純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益98億2千5百万円、剰余金の配当による減少21億6千6百万円、および上場有価証券の時価評価に伴うその他有価証券評価差額金の減少7億3千6百万円、退職給付に係る調整累計額の減少6億8千3百万円等により合計60億1千6百万円の増加。 ・以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の42.8%から40.3%と△2.5ポイント減少。 ④キャッシュ・フロー 「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標は以下のとおりとなっております。 2023年7月期   2024年7月期   2025年7月期 キャッシュ・フロー対有利子負債比率 (有利子負債/営業キャッシュ・フロー)   0.7年   1.1年   9.1年 インタレスト・カバレッジ・レシオ (営業キャッシュ・フロー/利払い)   120.0倍   79.6倍   6.9倍 (注)1 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 2 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号2022年10月28日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、2024年7月期以前の各指標は当該会計基準等を遡及適用した後の数値となっております。 ⑤資本の財源および資金の流動性の分析 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、仕入高、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に設備投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましても、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。 ⑥経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、第17次中期経営計画(2024年7月21日~2027年7月20日)を策定いたしました。同計画においては、連結売上高3,400億円、連結営業利益115億円を最終年度に達成すべき数値目標として定めております。 また、目標とする経営指標として、自己資本当期純利益率(ROE)については、将来の市場変化に対応するための自らの変革に向けての投資を推進しながら、安定的に10%以上の水準の継続を目指します。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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