概要
ビーウィズは東京都新宿区に本社を置くコンタクトセンター・BPO(業務プロセスアウトソーシング)事業者である。2000年に三菱商事とソフトバンクグループの合弁で設立され、現在はパソナグループの完全子会社。連結従業員約750名、売上高364億円(2025年5月期)。最大の特徴は自社開発のクラウドPBX「Omnia LINK」を持ち、システムと運営を一体化したフルアウトソーシングを強みとする。
売上の約7割を占めるコンタクトセンター・BPO事業
ビーウィズの主力は、電話・メール・チャット・WEBなど複数チャネルでの顧客対応を代行するコンタクトセンターサービスと、調達・購買・人事・経理などのバックオフィス業務を代行するBPOサービスである。2025年5月期の売上高364億円のうち約7割をこの事業が占める。提供形態は場所・システム・運営全てを一括提供する「フルアウトソーシング」が中心で、売上の約3分の2を占める。顧客は重点戦略グループとして設定した金融業界・情報通信業界が中心で、リプレイス案件の獲得を進めている。
競争力の源泉である自社開発クラウドPBX「Omnia LINK」
ビーウィズは2016年にシステム開発会社アイブリットを子会社化し、自社開発のクラウドPBX「Omnia LINK」を開発した。PBX(構内交換機)はコンタクトセンター運営に不可欠なシステムだが、日本の市場は長年米国メーカーが寡占していた。Omnia LINKはクラウド型であるため、拠点新設のリードタイムを最短数日に短縮し、設備投資コストも数千万〜1億円程度削減できる。社内のコンタクトセンターの75.4%(2025年5月実績)で使用され、現場からの改善要望を直接開発に反映できる体制を持つ。
外販と新たなシステムソリューションへの拡大
ビーウィズは自社で利用するだけでなく、Omnia LINKをコンタクトセンターを運営しない一般企業にも販売している(外販)。2025年5月期の外販ライセンス数は4,460ライセンス(前年比約1.4倍)、ARR(年間経常収益)は10.7億円(同35.6%増)に達した。また、金融機関向けには店舗統廃合後のサービス集約を支援する「UnisonConnect」を開発し、商談・申込・電子契約をワンストップで処理するシステムとして販売を開始している。
全国18拠点と在宅勤務を組み合わせた運営体制
ビーウィズは2025年5月期時点で全国18拠点、7,017ブースのオペレーション体制を持つ。新拠点には標準PBXとしてOmnia LINKを導入し、柔軟な増減設を可能にしている。さらに2020年6月に開始した在宅コンタクトセンターサービス「Bewith Digital Work Place」により、約2,000名のオペレーターが在宅で稼働。テレワーク比率は競合と比較しても高く、BCP対策や柔軟な増席対応を実現している。
業界の中での役割はコンタクトセンター・BPOアウトソーシング事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01コンタクトセンター・BPO主力
顧客企業のエンドユーザー対応業務を代行するコンタクトセンターサービスと、バックオフィス業務を代行するBPOサービスを提供。自社開発のクラウドPBX「Omnia LINK」を活用し、場所・システム・運営を一括提供するフルアウトソーシングが中心。売上高の約70%を占める主力事業。
自社開発PBXを有するコンタクトセンター・BPO事業者として業界でも稀有なポジション
- コンタクトセンターサービス
- 電話・メール・チャット・WEBなど複数チャネルでの顧客対応業務を代行。オペレーター教育や運営品質向上メソッド「ミライ転換力」を保有。
- BPOサービス
- 調達・購買・人事・経理・業界特化型事務などのバックオフィス業務を代行。業務の企画設計から運営までワンストップで提供。
02クラウドPBX販売(Omnia LINK外販)準主力
自社開発のクラウドPBX「Omnia LINK」を、コンタクトセンター運営を行わない一般企業に対してシステムとして販売。オールインワンの機能(電話制御・CRM・音声テキスト化・AI FAQ等)が強み。PBXの切り替えがされにくい特性から安定した収益源となる。
- Omnia LINK(オムニアリンク)
- クラウド型PBXシステム。電話の受発信、内線、転送、保留などの基本機能に加え、通話録音、音声認識、FAQレコメンデーション、顧客管理(CRM)などを統合。初期費用・リードタイムを削減し、柔軟な拠点運用を可能にする。
03ITアウトソーシング副次
子会社㈱アイブリット、㈱ドゥアイネットを通じて、システムソフトウェア設計・開発・運用のアウトソーシングを提供。また、Works Human Intelligence社の統合人事システム「COMPANY」の導入支援など、IT導入に係るアウトソーシングも行う。ビジネスプロセス領域とIT領域の垣根を超えた事業拡張を図っている。
製品と技術
コンタクトセンターサービスと「ミライ転換力」
ビーウィズのコンタクトセンターサービスは、電話・メール・チャット・WEBの複数チャネルで顧客対応を代行する。特徴は自社開発の顧客対応メソッド「ミライ転換力」を保有している点で、オペレーターの教育や運営品質の向上に活用している。また、80種類以上のスーパーバイザー向け教育コンテンツを整備。顧客企業のエンドユーザー満足度を高めることで、契約期間の長期化や売上拡大につなげている。2025年5月期の売上高の約7割をこのサービスが占める。
クラウドPBX「Omnia LINK」の機能と強み
Omnia LINKはビーウィズが自社開発したクラウド型PBXシステムである。電話の受発信・内線・転送・保留といった基本機能に加え、通話録音、音声認識によるリアルタイムテキスト化、AI自然言語処理を用いたFAQレコメンデーション、顧客管理(CRM)を統合したオールインワン型が特徴。競合製品が単機能のシステムを個別販売するのに対し、Omnia LINKは基本から高付加価値機能までを一括提供する。外販では1ライセンスあたり月額約20千円のARPU(平均単価)を実現している。
バックオフィスBPOとITアウトソーシング
狭義のBPOとして、ビーウィズは調達・購買・人事・経理などのバックオフィス業務を代行する。業務の企画設計から運営までワンストップで提供し、顧客企業のコア業務集中を支援する。また、子会社アイブリットおよびドゥアイネットを通じて、システムソフトウェアの設計・開発・運用のITアウトソーシングも手掛ける。さらに、Works Human Intelligence社の統合人事システム「COMPANY」の導入支援も行い、ビジネスプロセス領域とIT領域の垣根を超えた事業拡張を図っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- コンタクトセンター・BPO自社開発PBXを有するコンタクトセンター・BPO事業者として業界でも稀有なポジション
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
BPO・コンタクトセンター大手、業績回復途上
ビーウィズは、コンタクトセンターやBPOサービスを手掛けるサービス業。売上高約380億円で業界内では中規模。同業のジンジブやイシンなどと比較すると、営業利益率は2024/5期6.53%から2025/5期3.02%へ低下しており、コスト増や案件減少が影響。業務効率化やAI活用による生産性向上を進めるが、人件費上昇や競争激化が課題。
強み
- コンタクトセンターのほか、バックオフィスBPOなど多様なサービスを提供。
- 通信・金融などの大手企業と長期契約を結び、安定収益基盤を確保。
- 全国に拠点を持ち、顧客の地域ニーズに対応可能。
- AIやRPAを導入し、業務効率化と品質向上を推進。
課題
- 人件費上昇や案件減少で営業利益率が悪化、収益改善が必要。
- 業界内の競争激化により価格低下圧力が強まっている。
- 人手不足でオペレーターの採用・定着が課題となり、コスト増加要因に。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がビーウィズ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6539MS-Japan | 251億円 | 24.2倍 |
| 2 | 3939カナミックネットワーク | 243億円 | 19.0倍 |
| 3 | 8057内田洋行 | 240億円 | 9.5倍 |
| 4 | 4310ドリームインキュベータ | 240億円 | 13.9倍 |
| 5 | 9216ビーウィズ | 239億円 | 41.2倍 |
| 6 | 3694オプティム | 239億円 | 21.6倍 |
| 7 | 3984ユーザーローカル | 237億円 | 14.3倍 |
| 8 | 3837アドソル日進 | 235億円 | 15.9倍 |
| 9 | 3788GMOグローバルサイン・ホールディングス | 232億円 | 21.0倍 |
| 10 | 9332NISSOホールディングス | 232億円 | 12.1倍 |
| 11 | 3921ネオジャパン | 230億円 | 12.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 26件
三菱商事とソフトバンクの合弁で設立された2000年
2000年5月、コンタクトセンター・BPO事業の拡大を目的に、三菱商事とソフトバンクグループ(当時)の合弁事業会社として東京都新宿区に設立された。同年6月にはカスタマーサポート業務を初受託。翌2001年11月には新宿センター(現本社)を開設し、事業基盤を固めた。設立時から大手企業の資本を背景に、通信業界向けのコールセンター業務を受注したと推測される。
全国展開を加速した2004〜2011年
ビーウィズは2004年から2009年にかけて、横浜、大阪、札幌、長崎、和歌山、福岡と主要都市にセンターを次々と開設した。2005年12月には本社を現在の新宿パークタワーに移転。2006年12月には三菱商事が株式を追加取得し、完全子会社化された。2011年4月にはBPOコンサルティングサービスを開始し、単なる受託業務から上流工程への参入を図った。この時期に全国的なオペレーション網を確立した。
パソナグループ傘下へ、合弁から完全子会社へ(2012〜2015年)
2012年5月、パソナグループの出資により、ビーウィズは三菱商事とパソナグループの合弁事業会社となった。しかし2015年12月にはパソナグループが全株式を取得し、完全子会社化。この間、2014年には名古屋・大阪に新センターを開設し、事業拡大を継続。2015年6月にはマイナンバー収集サービスを開始するなど、制度変化にも対応した。資本関係の変化は経営方針に影響を与えたが、事業規模は拡大を続けた。
アイブリット買収とOmnia LINK開発の転換点(2016年)
2016年12月、ビーウィズはコールセンターシステム開発会社であるアイブリットの株式70%を取得し子会社化した。これが自社開発クラウドPBX「Omnia LINK」の起点となる。従来は米国メーカー製のPBXを調達していたが、内製化によりコスト削減と機能拡張が可能になった。Omnia LINKの社内利用開始後、利益水準は大きく改善。2016年以降の売上高は187億円(2018年5月期)から383億円(2024年5月期)へと倍増し、営業利益率も6%台を達成した。
コロナ禍で在宅対応を推進した2020年代
2020年6月、ビーウィズは自社クラウドPBXを活用した在宅コンタクトセンターサービス「Bewith Digital Work Place」を開始。感染拡大の早期の段階で導入し、2025年5月時点で約2,000名が在宅稼働する体制を整えた。2022年にはITアウトソーシング子会社ドゥアイネットを加え、システム設計・開発・運用の領域にも拡張。2025年5月期は減収減益となったが、大型案件の獲得によりOmnia LINKの外販は成長を続けた。
年表26件を開く
2000年代
- 2000年5月コンタクトセンター・BPO事業者としての事業拡大を目的に、三菱商事㈱及び現ソフトバンクグループ㈱の合弁事業会社として東京都新宿区に設立
- 2000年6月カスタマーサポート業務を初受託
- 2001年11月事業拡大を目的として、東京都新宿区 に新宿センター(現 本社/新宿センター)を開設
- 2002年11月社団法人日本テレマーケティング協会(現 一般社団法人日本コンタクトセンター協会)に加入
- 2004年5月ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証規格である「BS7799-2:2002」及び「ISMS認証基準(ver2.0)」を同時取得
- 2004年6月事業拡大を目的として、神奈川県横浜市に横浜センター(現 横浜第一センター)を開設
- 2004年12月事業拡大を目的として、神奈川県横浜市に横浜第二センターを開設
- 2005年5月事業拡大を目的として、大阪府大阪市に関西支店(現 大阪センター)を開設
- 2005年7月事業拡大を目的として、北海道札幌市に北海道支店(2009年2月移転後、現 札幌第一センター)を開設
- 2005年12月M&A本社機能を、現在の新宿パークタワーに移転、新宿センターと統合
- 2006年10月事業拡大を目的として、長崎県長崎市に長崎センターを開設
- 2006年12月情報セキュリティ管理の国際規格「ISO27001:2005」の認証を取得
- 2006年12月M&A三菱商事㈱が株式を追加取得し当社を100%出資の子会社化
- 2008年4月事業拡大を目的として、和歌山県和歌山市に和歌山センターを開設
- 2008年4月M&A事業拡大を目的として、横浜第三センター(2010年8月横浜第二センターに統合)を開設
- 2009年2月「プライバシーマーク」の認証を取得
- 2009年6月事業拡大を目的として、福岡県福岡市に福岡センター(現 福岡第一センター)を開設
2010年代
- 2011年4月BPOコンサルティングサービスを開始
- 2012年5月㈱パソナグループの出資により、㈱パソナグループと三菱商事㈱の合弁事業会社となる
- 2014年11月事業拡大を目的として、大阪府大阪市に大阪アドバンストバリューセンター(2018年8月移転後、現 大阪第二センターへ改称)を開設。
- 2015年1月情報セキュリティ管理の国際規格「ISO27001:2013」への移行が完了
- 2015年3月事業拡大を目的として、北海道札幌市に札幌第二センターを開設
- 2015年6月マイナンバー収集サービスを開始
- 2015年12月M&A㈱パソナグループが当社の全株式を取得し、完全子会社化
- 2016年10月事業拡大を目的として、愛媛県松山市に松山センターを開設
- 2016年12月M&A事業付加価値向上を目的として、株式70%を取得し、コールセンターシステム開発会社である㈱アイブリットを子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/5期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高成長率明記なし
- 営業利益成長率明記なし
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
Omnia LINK外販の成長加速
ライセンス販売を拡大し、顧客単価向上、サービス拡充、対象市場拡大に取り組む。ASEAN地域への進出も検討し、全社の収益性改善を図る。
- 02
特徴あるコンタクトセンター・BPOの継続的成長
AI活用とノウハウを活かした高度なオペレーションで提供価値を向上。金融・情報通信業界を重点戦略グループとし、新規獲得と既存顧客深耕により成長を牽引。
- 03
経営基盤の強化
人材戦略、サステナビリティ、コーポレートガバナンス強化などを実行し、事業成長を支える基盤を構築。人的資本経営やGX推進にも取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で793人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は525万円で、4期前と比べて+7.1%。平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は7.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年5月 | 490 | 38.4 | 5.4 | 661 | — |
| 2023年5月 | 494 | 38.9 | 6.1 | 666 | — |
| 2024年5月 | 507 | 39.5 | 6.5 | 698 | 358 |
| 2025年5月 | 521 | 39.8 | 7.3 | 749 | 147 |
| 2026年5月 | 525 | 40.0 | 7.1 | 793 | 151 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社4社(国内 3 / 海外 1、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社パソナグループ(注)1東京都 港区 · その他の関係会社議決権54.4%
- 国内株式会社アイブリット東京都 渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ドゥアイネット長崎県 長崎市 · 連結子会社議決権60.0%
- 海外RADIANT COMMUNICATION SDN. BHD. (注)2Kuala Lumpur, Malaysia · 連結子会社議決権85.0%
- 調達7,764万円令和7年度AI-OCR運用保守及び申請書等のデジタル化業務農林水産省 · 2025-04-03
- 調達6,518万円令和6年度申請データのデジタル化等に向けた調査研究業務農林水産省 · 2024-11-29
- 調達5,690万円実証用AI-OCRの運用・保守及び申請書のデータ化等業務農林水産省 · 2026-04-02
- 調達4,287万円特殊詐欺に係る警告電話事業警察庁 · 2018-03-29
- 調達2,903万円令和5年度農林水産省人材情報統合システムの運用支援業務農林水産省 · 2023-04-05
- 調達2,589万円市場監視業務の効率化のためのOCR 導入 一式金融庁 · 2022-06-30
- 調達1,285万円令和6年度農林水産省人材情報統合システムの運用支援業務農林水産省 · 2024-04-02
- 調達750万円平成30年度ストレスチェック実施プログラムに関する問い合わせに対応するコールセンター運営事業厚生労働省 · 2018-09-14
- 調達200万円平成27年度ストレスチェック実施プログラムに関するコールセンター事業厚生労働省 · 2015-11-16
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年5月期の売上高は363億円、営業利益は12億円。前期と比べると減収増益で、売上が-0.3%、利益が+9.1%。
会社が出している今期の予想2027年5月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 383億円 | 363億円 |
| 営業利益 | 16億円 | 12億円 |
| 純利益 | 10億円 | 6億円 |
| 1株あたり配当 | ¥77 | ¥77 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は184億円、営業利益は7億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+2.2%、営業利益は+250.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 91 | 7 | 7.7 | 5 |
| 2023年4Q | 95 | — | — | 7 |
| 2024年1Q | 97 | 6 | 6.2 | 4 |
| 2024年2Q | 96 | 8 | 8.3 | 6 |
| 2024年3Q | 94 | 6 | 6.4 | 4 |
| 2024年4Q | 96 | 5 | 5.2 | 4 |
| 2025年2Q | 184 | 9 | 4.9 | 6 |
| 2025年4Q | 180 | 2 | 1.1 | −1 |
| 2026年2Q | 179 | 5 | 2.8 | 2 |
| 2026年4Q | 184 | 7 | 3.8 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2018年5月期からの9期で、売上は187億円から363億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は3.3%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年5月 | 187 | — | 11 | — | 7 |
| 2019年5月 | 221 | — | 11 | — | 7 |
| 2020年5月 | 249 | — | 14 | — | 9 |
| 2021年5月 | 288 | — | 22 | — | 17 |
| 2022年5月 | 324 | — | 26 | — | 18 |
| 2023年5月 | 352 | — | 23 | — | 17 |
| 2024年5月 | 383 | 25 | 25 | 6.5 | 18 |
| 2025年5月 | 364 | 11 | 10 | 3.0 | 5 |
| 2026年5月 | 363 | 12 | 12 | 3.3 | 6 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年5月期
売上高363億円のうち、営業利益として残るのは12億円で3.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の1.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.1%309億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.6%42億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.3%12億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2026年5月期は営業CFが13億円、投資CFが−15億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は64億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年5月 | 16 | −4 | −6 | 12 | 22 |
| 2021年5月 | 15 | −3 | −7 | 12 | 26 |
| 2022年5月 | 16 | −4 | 6 | 12 | 44 |
| 2023年5月 | 15 | −6 | −4 | 9 | 49 |
| 2024年5月 | 26 | −9 | −5 | 17 | 61 |
| 2025年5月 | 12 | −5 | −7 | 7 | 61 |
| 2026年5月 | 13 | −15 | 5 | −2 | 64 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2026年5月期の総資産は165億円。このうち返さなくてよい自己資本が88億円で、自己資本比率は52.7%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年5月 | 57 | 21 | 36 | 36.7 |
| 2019年5月 | 59 | 24 | 35 | 41.2 |
| 2020年5月 | 74 | 30 | 44 | 40.5 |
| 2021年5月 | 85 | 42 | 43 | 49.6 |
| 2022年5月 | 105 | 66 | 39 | 62.9 |
| 2023年5月 | 122 | 78 | 44 | 64.2 |
| 2024年5月 | 141 | 92 | 49 | 65.2 |
| 2025年5月 | 145 | 90 | 55 | 61.7 |
| 2026年5月 | 165 | 88 | 77 | 52.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで534社中89位あたり、逆に低いのは売上成長率で534社中446位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,660で、1年前と比べて+13.0%。過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 41.2倍 |
| PER (会社予想) | 25.1倍 |
| PBR | 2.75倍 |
| 配当利回り | 4.64% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は25日線(1519円)を上回り、直近1カ月で+12.1%と上昇基調。52週高値2014円からは約20%下落も、低値1402円からは+15.5%の戻り。出来高は6月に27万株のピーク後、7月は2〜4万株と低調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PERが166.7倍と業界平均26.6倍を大幅に上回り、PBRも2.72倍と同2.27倍を上回る。ROEは5%と低く、配当利回り4.81%は高いが、配当性向264.6%と持続不可能。直近期は減収減益で業績悪化が顕著。指標は総じて割高であり、特にPERの乖離が大きい。配当の裏付けが乏しく、割高と判断した。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 41.2倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 25.1倍 | — |
| PBR | 2.75倍 | 3.51倍 |
| ROE | 6.6% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、2024年5月期までの堅調な業績と、配当利回り4.81%の高水準な株主還元を評価する。赤字転落は一時的で、キャリアの需要回復で業績改善を見込む。弱気派は、2025年5月期の減益と、PER166.7倍のバリュエーションの高さを問題視する。成長の不確実性が高く、株価は割高とみる。
- 高配当利回り
配当利回り4.81%と、サービス業平均を大きく上回る
- キャリアとの強固な関係
大手通信キャリアとの長期契約で安定受注
- 業績回復期待
2026年5月期以降の売上・利益増加を見込む
- コスト削減と不採算事業見直しで利益改善2026年5月期影響強
2025/5期営業利益11億円から倍増への事業再生計画
- クラウド・AI関連需要取り込み2027年〜2028年影響中
新サービス投入で年5億円増収目指す
- 大型契約獲得による収益安定化不定影響中
現在の売上380億円、10億円規模契約獲得で増収
- 自社株買いと増配による株主還元2026年影響弱
配当性向100%超で還元余力あり
- PERの高騰
PER166.7倍は業績悪化を織り込まず過大評価
- 減収減益トレンド
2025年5月期は減収・営業利益率3%と悪化
- 顧客依存度の高さ
特定キャリアへの依存で、契約喪失がリスク
- 顧客企業のIT投資抑制による受注減少継続影響強
2025/5期売上前年比5%減、さらに減少の可能性
- 競合の価格競争激化で粗利低下継続影響中
売上総利益率20%が1%低下で約3.8億円減益
- 人材流出によるプロジェクト遅延不定影響中
離職率上昇で採用コスト増、機会損失
- 減損リスク(のれん等)不定影響弱
過去M&Aのれん残高、評価損発生で特別損失
- 営業利益率
- 利益率改善の兆候を確認する
- 売上高成長率
- キャリア需要の動向を反映する
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり77円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは4.64%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2023年5月 | 49 | — | 40.9 |
| 2024年5月 | 53 | 8.2 | 39.7 |
| 2025年5月 | 77 | 45.3 | 264.6 |
| 2026年5月 | 77 | 0.0 | 165.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥77
株主
有価証券報告書より
2026年5月期末の株主数は延べ11,426人。区分でいちばん多いのは事業法人で55.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.0%を占め、残る41.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年5月% | 2023年5月% | 2024年5月% | 2025年5月% | 2026年5月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 57.9 | 56.6 | 56.0 | 55.6 | 55.4 |
| 個人・その他 | 18.2 | 9.2 | 19.6 | 38.6 | 40.1 |
| 金融機関 | 16.2 | 20.6 | 16.5 | 5.1 | 3.6 |
| 外国法人 | 6.2 | 9.2 | 6.4 | 0.5 | 0.6 |
| 証券会社 | 1.5 | 4.4 | 1.5 | 0.2 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社パソナグループ | 54.44 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 3.00 |
| 03 | ビーウィズ社員持株会 | 1.23 |
| 04 | 松井 映孝 | 0.69 |
| 05 | 株式会社メディカル・コンシェルジュ | 0.56 |
| 06 | 飯島 健二 | 0.53 |
| 07 | 森本 宏一 | 0.44 |
| 08 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.35 |
| 09 | BCSL CLIENT RE BBPLC NYBR | 0.19 |
| 10 | 竹川 信之 | 0.16 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で−100%、1株純資産は9期で−100%。直近期のROEは6.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年5月 | 105,485 | 324,400 | 38.6 | — | 49.8 |
| 2019年5月 | 107,967 | 379,671 | 30.7 | — | — |
| 2020年5月 | 73 | 236 | 34.1 | — | 87.4 |
| 2021年5月 | 129 | 329 | 45.8 | — | 34.9 |
| 2022年5月 | 136 | 482 | 32.9 | 10.3 | 35.0 |
| 2023年5月 | 122 | 564 | 23.2 | 15.0 | 40.9 |
| 2024年5月 | 131 | 653 | 21.5 | 14.1 | 39.7 |
| 2025年5月 | 32 | 633 | 5.0 | 47.2 | 264.6 |
| 2026年5月 | 41 | 605 | 6.6 | 39.9 | 165.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/5期の役員報酬は総額98百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 森本宏一 | 取締役 会長 | 61 | 62,600 |
| 飯島健二 | 代表取締役 社長 | 47 | 75,600 |
| 仲瀬裕子 | 取締役 | 56 | 1,900 |
| 中島孝 | 取締役(常勤監査等委員) | 62 | — |
| 冨松宏之 | 取締役(監査等委員) | 47 | 2,200 |
| 伊能美和子 | 取締役(監査等委員) | 61 | — |
| 政井貴子 | 取締役(監査等委員) | 61 | — |
| 宮本知宜 | 取締役 | 45 | — |
役員報酬の内訳2026/5期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 57 | 57 | 29 |
| 社外取締役 | 3 | 25 | 25 | 8 |
| 取締役(社内) | 1 | 16 | 16 | 16 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/5期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,524字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,084字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク10,969字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,578字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第27期(2025/06/01-2026/05/31)2026-08-25
- 半期報告書半期報告書-第27期(2025/06/01-2026/05/31)2026-01-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2024/06/01-2025/05/31)2025-08-29
- 半期報告書半期報告書-第26期(2024/06/01-2025/05/31)2025-01-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2023/06/01-2024/05/31)2024-08-29
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第3四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-11
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第2四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-11
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2022/06/01-2023/05/31)2023-08-31
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-13
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-13
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