概要
ユーザーローカルは、2005年設立のSaaS型デジタルマーケティング企業である。Web解析ツール「User Insight」、ソーシャルメディア解析「Social Insight」、チャットボット「Support Chatbot」、法人向け生成AI「ChatAI」などを自社開発し、企業のマーケティングや業務効率化を支援する。2025年6月期の売上高は46億円、営業利益20億円と利益率40%超を達成。東京証券取引所プライム市場に上場する。
単一セグメントで展開するデータクラウド事業
ユーザーローカルは、データクラウド事業の単一セグメントで構成される。これは、提供する全サービスがSaaS(Software as a Service)であり、データ分析とAI技術を核とする点で一貫しているためである。事業系統図によれば、同社は自社開発のプラットフォームを通じて顧客企業にサービスを提供し、利用者数の増加に伴い蓄積されるデータがAIの精度向上に寄与する好循環を生み出している。売上高は年々増加しており、2025年6月期には46億円に達した。営業利益率は43%と高水準であり、固定費の少ないSaaSモデルの特性を活かした収益構造を持つ。
4つの主力SaaS製品が収益を牽引
同社の収益は主に4つのSaaS製品から生み出される。Webサイト運営向け総合ツール「User Insight」、ソーシャルメディア解析ツール「Social Insight」、問い合わせ対応を自動化する「Support Chatbot」、そして法人向け生成AIプラットフォーム「ユーザーローカル ChatAI」である。これらは個別に契約されるが、セットでの導入も進んでいる。2025年6月期の売上高は前年比17.3%増の46億円であり、特に生成AI関連の需要拡大が成長を後押ししている。同社の有価証券報告書では、既存製品の品質向上と新規開発への投資を継続する方針が示されている。
国内市場に特化した事業展開と成長戦略
ユーザーローカルは、現在のところ国内市場に特化して事業を展開している。本社は東京都港区に置かれ、海外拠点は有価証券報告書に記載がない。同社の経営戦略は、国内のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を取り込むことに重点を置いている。2025年6月期の販売実績において、特定の大口顧客への依存は10%未満であり、幅広い業種の顧客基盤を構築している。今後の課題として、優秀な人材確保、内部管理体制の強化、セキュリティ認証(ISO/IEC 27001等)の維持、ブランド力向上が挙げられている。
業界の中での役割はSaaS型デジタルマーケティング・AIツールベンダー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01データクラウド事業(単一セグメント)主力
総合デジタルマーケティングツール「User Insight」、ソーシャルメディア解析「Social Insight」、問い合わせ対応支援「Support Chatbot」、法人向け生成AI「ユーザーローカル ChatAI」等のSaaSサービスを提供。
- User Insight
- Webサイト運営支援の総合デジタルマーケティングツール。コンテンツ作成、ユーザー行動分析(ヒートマップ等)、Web接客機能を備える。
- Social Insight
- ソーシャルメディア管理・解析ツール。クチコミ分析、SNSアカウント分析、投稿管理機能を提供。
- Support Chatbot
- 社内外からの問い合わせ対応に特化したチャットボットツール。AIによる自動回答、会話ログの蓄積による精度向上。
- ユーザーローカル ChatAI
- 法人向け生成AIプラットフォーム。セキュアな環境で複数LLMを活用、ファイルアップロードや議事録作成等に対応。
製品と技術
Webサイト運営を総合支援する「User Insight」
User Insightは、Webサイトの運営を総合的に支援するデジタルマーケティングツールである。主な機能として、生成AIによるコンテンツ作成、ユーザー行動のヒートマップ分析、Web接客機能を備える。ヒートマップでは、マウスの動きや離脱箇所を可視化し、「熟読エリア」「クリックエリア」「終了エリア」をサーモグラフィー状に表示する。また、ページビューレポート、SEO調査、広告流入分析、訪問者の属性分析(年齢・性別・地域・業界)も可能。Web接客機能では、離脱予兆を検知してポップアップを表示し、コンバージョン向上を図る。
ソーシャルメディア運用を効率化する「Social Insight」
Social Insightは、ソーシャルメディア上のビッグデータを活用した管理・解析ツールである。クチコミ傾聴分析では、指定したキーワードやハッシュタグを含む大量の投稿を取得し、テキストマイニングで可視化する。SNSアカウント分析では、ファンの増減や属性、地域分布、反応の多い時間帯などを分析。投稿管理機能では、複数SNSアカウントへの投稿予約やリプライ、承認フローを一括管理できる。さらに生成AIと連携し、SNS投稿文の作成を支援する機能も提供している。これにより、企業のソーシャルマーケティング業務の効率化を実現する。
問い合わせ対応を自動化する「Support Chatbot」
Support Chatbotは、社内外からの問い合わせ対応に特化した業務支援ツールである。電話やメールで人が対応していた業務の一部をチャットボットで自動化し、コストと工数を削減する。特徴は、会話ログの蓄積によるAIの機械学習で回答精度が向上する点にある。Webサイトやメッセージアプリ、SNSアプリ上での問い合わせに対し、独自開発のAIが自動回答。外部システムとAPI連携し、商品情報やステータスをボット経由で提供することも可能。また、生成AIと連携して回答案を自動生成する機能も有する。
セキュアな法人向け生成AIプラットフォーム「ChatAI」
ユーザーローカル ChatAIは、法人向けに提供する生成AIプラットフォームである。入力データがAI学習に使用されないセキュアな環境で、複数の大規模言語モデル(LLM)を利用できる。PDFやWord文書をアップロードし、生成AIと連携した分析が可能。会議の議事録作成(文字起こし)、画像生成などの機能に加え、社内利用状況を分析するダッシュボードも備える。2024年1月のリリース以降、企業の業務効率化ニーズを取り込み、成長を牽引している。同社は今後も生成AI技術を活用した新製品の開発を継続する方針である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
AIデータ分析で高収益、成長継続
ユーザーローカルはデータ分析・AI関連サービスを提供する情報通信業。同業にはVRAIN Solution、Cocolive、L is B、ソラコム、ハッチ・ワークがある。2024/6期売上39億円、営業利益率43.59%と高収益を実現。2025/6期は売上46億円、営業利益率43.48%と成長と高収益を両立。ソラコムやVRAIN Solutionと比較しても高い収益性が際立つ。内需中心だが、デジタル化需要に支えられている。
強み
- 営業利益率43%超と業界トップクラスの収益性。
- 売上高33億→39億→46億と2年連続増収。
- 先端技術分野に特化し、差別化に成功。
- サブスクリプション型で安定収益を見込みやすい。
課題
- AI分野は新興企業参入が多く、競争が激しい。
- 高成長が続くか不透明。市場の成熟リスク。
- 専門人材の獲得競争が激しく、コスト増の懸念。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がユーザーローカル
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3939カナミックネットワーク | 243億円 | 19.0倍 |
| 2 | 8057内田洋行 | 240億円 | 9.5倍 |
| 3 | 4310ドリームインキュベータ | 240億円 | 13.9倍 |
| 4 | 3694オプティム | 239億円 | 21.6倍 |
| 5 | 9216ビーウィズ | 239億円 | 41.2倍 |
| 6 | 3984ユーザーローカル | 237億円 | 14.3倍 |
| 7 | 3837アドソル日進 | 235億円 | 15.9倍 |
| 8 | 3788GMOグローバルサイン・ホールディングス | 232億円 | 21.0倍 |
| 9 | 9332NISSOホールディングス | 232億円 | 12.1倍 |
| 10 | 3921ネオジャパン | 230億円 | 12.6倍 |
| 11 | 2471エスプール | 221億円 | 16.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 16件
有限会社として創業し、株式会社へ組織変更した2005〜2007年
ユーザーローカルは2005年9月、東京都千代田区に有限会社として設立された。創業当初からデータ分析とAI技術に特化した事業構想があった。2007年8月には株式会社へ組織変更し、社名を「株式会社ユーザーローカル」とした。この法人形態の変更は、資本調達や事業拡大の基盤を整えるためのものであった。創業から2年で株式会社化したことは、早い段階から成長志向を持っていたことを示している。この期間、事業の具体的な製品化はまだ行われておらず、技術開発と市場調査に注力していたと推測される。
「User Insight」リリースと初の外部システム提供(2008〜2013年)
2008年12月、アクセス解析ツール「User Insight」をリリースした。これが同社の最初の主力製品となる。その後、2012年1月にはソーシャルメディア分析ツール「Social Insight」をリリースし、製品ラインを拡充した。2013年10月、ヤフー株式会社の「Yahoo!アクセス解析」にシステム提供を開始。同年12月にはニフティ株式会社の「ココログ」にも提供を開始し、大手プラットフォームへのOEM供給という新たな収益源を獲得した。この時期、本社も渋谷区から目黒区へ移転し、事業拡大に対応する体制を整えた。
売上高10億円突破とマザーズ上場(2015〜2017年)
2015年5月、メディア向け解析サービス「Media Insight」をリリース。同時に本社を港区へ移転した。2016年6月期の売上高は8億円、2017年6月期には10億円を突破した。この成長を受け、2017年3月に東京証券取引所マザーズに株式を上場。上場により調達した資金は、研究開発や人員増強に充当された。2017年2月にはサポート業務支援システム「サポートチャットボット(現Support Chatbot)」をリリースし、製品ポートフォリオをマーケティング支援から業務効率化へ広げた。
プライム市場への昇格と本社移転(2019〜2025年)
2019年11月、マザーズから東証市場第一部へ市場変更。その後、2022年4月の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行した。売上高は2020年6月期17億円、2023年6月期33億円と順調に拡大。2024年1月には法人向け生成AIサービス「ユーザーローカル ChatAI」をリリースし、生成AI市場に参入。2025年3月には本社を港区芝浦へ移転し、従業員数の増加と事業拡大に対応した。2025年6月期の売上高は46億円、営業利益20億円を達成し、成長軌道を維持している。
年表16件を開く
2000年代
- 2005年9月創業有限会社ユーザーローカルを東京都千代田区に設立
- 2007年8月株式会社ユーザーローカルへ組織変更(有限会社を株式会社化)
- 2008年12月アクセス解析ツール「User Insight」リリース
2010年代
- 2011年5月東京都渋谷区に本社移転
- 2012年1月ソーシャルメディア分析ツール「Social Insight」リリース
- 2013年5月東京都目黒区に本社移転
- 2013年10月ヤフー株式会社「Yahoo!アクセス解析」にアクセス解析ツールのシステム提供を開始
- 2013年12月ニフティ株式会社「ココログ」にアクセス解析ツールのシステム提供を開始
- 2015年5月メディア向け解析サービス「Media Insight」リリース 東京都港区に本社移転
- 2017年2月サポート業務支援システム「サポートチャットボット」リリース
- 2017年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2019年11月東京証券取引所市場第一部に市場変更
2020年代
- 2021年9月東京都品川区に本社移転
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2024年1月法人向け生成AIサービス「ユーザーローカルChatAI」リリース
- 2025年3月東京都港区に本社移転
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
優秀な人材の確保と育成
AIエンジニアやデータサイエンティストといった専門性の高い人材の採用を強化し、同時に既存社員向けの研修制度や教育体制を充実させ、長期的なキャリアパスを支援することで、事業拡大に必要な人材基盤を固める。
- 02
内部管理体制の強化
リスク管理、内部統制システムの整備、内部監査の実施、コンプライアンス体制の強化、監査等委員会による監査などを通じて、業務運営の効率化とガバナンスの充実を図る。
- 03
システムの強化
サーバー設備の強化や並列処理システムの導入による負荷分散など、中長期的な設備投資を行い、データ解析ツールの安定稼働とセキュリティ管理体制の構築・維持に取り組む。
- 04
セキュリティの継続的な向上
ISMS認証(ISO/IEC 27001, 27017)の維持・更新、全社員への情報管理研修の実施など、セキュリティ管理体制を継続的に強化し、システムの安定稼働と顧客からの信頼確保を進める。
- 05
認知度及びブランド力の向上
機能優位性に頼る従来の営業活動に加え、広告宣伝などの販促活動を積極化し、企業・サービスの認知度とブランド力を高めて新規案件の獲得につなげる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 9期分
グループ全体で112人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は653万円で、8期前と比べて+23.2%。平均年齢は28.7歳、平均勤続年数は4.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年6月 | — | — | — | 36 | — |
| 2018年6月 | — | — | — | 49 | — |
| 2019年6月 | 530 | 27.7 | 2.7 | 56 | — |
| 2020年6月 | 537 | 27.8 | 3.1 | 69 | — |
| 2021年6月 | 556 | 28.1 | 3.5 | 76 | — |
| 2022年6月 | 569 | 28.6 | 3.8 | 85 | — |
| 2023年6月 | 595 | 28.7 | 4.1 | 93 | — |
| 2024年6月 | 618 | 28.9 | 4.4 | 102 | 1,667 |
| 2025年6月 | 653 | 28.7 | 4.5 | 112 | 1,786 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達270万円令和5年度経済産業省のWEBサイト及び政策情報に関するメディア・SNS分析業務経済産業省 · 2023-03-14
- 調達270万円令和6年度経済産業省のWEBサイト及び政策情報に関するメディア・SNS分析業務経済産業省 · 2024-03-07
- 調達270万円令和7年度経済産業省のWEBサイト及び政策情報に関するメディア・SNS分析業務経済産業省 · 2025-03-07
- 調達270万円令和8年度経済産業省のWEBサイト及び政策情報に関するメディア・SNS分析業務経済産業省 · 2026-03-11
- 調達240万円令和6年度ソーシャルリスニングツール利用ライセンス等提供業務防衛省 · 2024-03-04
- 調達240万円令和7年度ソーシャルリスニングツール利用ライセンス等提供業務防衛省 · 2025-02-19
- 調達120万円04-0142-0013令和4年度総務省ホームページで利用するアクセス分析ツールの提供及び分析レポート作成業務の請負総務省 · 2022-03-02
- 調達115万円宮内庁ホームページ内ウェブサイトへのアクセスログ解析ツールの提供業務宮内庁 · 2024-04-15
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は53億円、営業利益は22億円。前期と比べると増収増益で、売上が+15.2%、利益が+10.0%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 61億円 | 53億円 |
| 営業利益 | 21億円 | 22億円 |
| 純利益 | 15億円 | 16億円 |
| 1株あたり配当 | ¥30 | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は27億円、営業利益は10億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+12.5%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 8 | 3 | 37.5 | 1 |
| 2023年4Q | 9 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 9 | 4 | 44.4 | 3 |
| 2024年2Q | 10 | 5 | 50.0 | 3 |
| 2024年3Q | 10 | 4 | 40.0 | 3 |
| 2024年4Q | 10 | 4 | 40.0 | 3 |
| 2025年2Q | 22 | 10 | 45.5 | 7 |
| 2025年4Q | 24 | 10 | 41.7 | 7 |
| 2026年2Q | 26 | 12 | 46.2 | 9 |
| 2026年4Q | 27 | 10 | 37.0 | 7 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年6月期からの14期で、売上は2億円から53億円へ26.5倍に増えた。直近期の営業利益率は41.5%。売上は13期、純利益は7期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年6月 | 2 | — | 1 | — | 1 |
| 2014年6月 | 3 | — | 1 | — | 1 |
| 2015年6月 | 5 | — | 2 | — | 1 |
| 2016年6月 | 8 | — | 3 | — | 2 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2017年6月 | 10 | — | 4 | — | 3 |
| 2018年6月 | 11 | — | 5 | — | 3 |
| 2019年6月 | 13 | — | 5 | — | 3 |
| 2020年6月 | 17 | — | 7 | — | 4 |
| 2021年6月 | 21 | — | 9 | — | 6 |
| 2022年6月 | 27 | — | 10 | — | 7 |
| 2023年6月 | 33 | — | 14 | — | 10 |
| 2024年6月 | 39 | 17 | 17 | 43.6 | 12 |
| 2025年6月 | 46 | 20 | 20 | 43.5 | 14 |
| 2026年6月 | 53 | 22 | 22 | 41.5 | 16 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高53億円のうち、営業利益として残るのは22億円で41.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は16億円、売上の30.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金58.5%31億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益41.5%22億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 11期分
2025年6月期は営業CFが18億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは15億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は85億円で、売上の22.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年6月 | 2 | 0 | 3 | 2 | 6 |
| 2016年6月 | 3 | 0 | 2 | 3 | 11 |
| 2017年6月 | 3 | 0 | 5 | 3 | 19 |
| 2018年6月 | 4 | 0 | 0 | 4 | 23 |
| 2019年6月 | 4 | −1 | −1 | 3 | 24 |
| 2020年6月 | 6 | 0 | 10 | 6 | 40 |
| 2021年6月 | 7 | −1 | 1 | 6 | 47 |
| 2022年6月 | 9 | −1 | −2 | 8 | 53 |
| 2023年6月 | 13 | 0 | −2 | 13 | 64 |
| 2024年6月 | 15 | −2 | 0 | 13 | 77 |
| 2025年6月 | 18 | −3 | −7 | 15 | 85 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 13期分
2025年6月期の総資産は100億円。このうち返さなくてよい自己資本が87億円で、自己資本比率は87.2%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年6月 | 2 | 1 | 1 | 68.7 |
| 2014年6月 | 3 | 2 | 1 | 70.6 |
| 2015年6月 | 8 | 6 | 2 | 82.8 |
| 2016年6月 | 12 | 10 | 2 | 84.1 |
| 2017年6月 | 21 | 19 | 2 | 89.6 |
| 2018年6月 | 25 | 22 | 3 | 87.6 |
| 2019年6月 | 27 | 24 | 3 | 88.5 |
| 2020年6月 | 44 | 39 | 5 | 89.1 |
| 2021年6月 | 53 | 47 | 6 | 89.2 |
| 2022年6月 | 62 | 55 | 7 | 88.8 |
| 2023年6月 | 72 | 63 | 9 | 87.9 |
| 2024年6月 | 88 | 77 | 11 | 87.4 |
| 2025年6月 | 100 | 87 | 13 | 87.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中14位あたり、逆に低いのは配当利回りで605社中391位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,463で、1年前と比べて-27.6%。過去52週の値幅のなかでは14%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.3倍 |
| PER (会社予想) | 15.3倍 |
| PBR | 2.44倍 |
| 配当利回り | 2.05% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月7日に1,528円と前日比-16.78%下落。1ヶ月で-13.57%となり、25日移動平均線(1,781円)を-14%下回る。52週高値2,199円からは-31%の水準で、下降トレンドが続く。出来高は8月7日に606,300株と急増し、売りが優勢。RSIは27.55と売られすぎ圏で、反発の可能性も。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円で、前期から+75.0%。いまの株価に対する利回りは2.05%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年6月 | 3 | — | 6.4 |
| 2022年6月 | 3 | 20.0 | 6.6 |
| 2023年6月 | 4 | 33.3 | 6.7 |
| 2024年6月 | 8 | 100.0 | 10.8 |
| 2025年6月 | 14 | 75.0 | 15.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ7,183人。区分でいちばん多いのは個人・その他で72.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.0%を占め、残る80.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年6月% | 2021年6月% | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 79.3 | 69.8 | 76.0 | 77.6 | 76.6 | 72.4 |
| 金融機関 | 5.6 | 12.3 | 10.1 | 5.0 | 13.2 | 17.5 |
| 外国法人 | 3.8 | 7.9 | 8.9 | 10.2 | 4.2 | 4.1 |
| 証券会社 | 1.9 | 1.0 | 1.1 | 5.3 | 2.6 | 3.5 |
| 事業法人 | 9.4 | 8.9 | 3.9 | 1.8 | 3.3 | 2.5 |
| 自己株式 | 0.8 | 0.5 | 0.2 | 0.9 | 0.3 | 1.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 伊藤 将雄 | 37.44 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 11.22 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.77 |
| 04 | 渡邊 和行 | 4.50 |
| 05 | 三上 俊輔 | 2.09 |
| 06 | 野村證券株式会社 | 1.26 |
| 07 | 株式会社キーバリュー | 1.23 |
| 08 | 中村 賀一 | 1.18 |
| 09 | 吉岡 慎一郎 | 0.82 |
| 10 | 本郷 寛 | 0.74 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-22SMBC日興証券株式会社新規の大量保有報告1.83%-3.17pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−100%、1株純資産は13期で−99%。直近期のROEは17.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年6月 | 35,439 | 91,248 | 48.2 | — | — |
| 2014年6月 | 58,298 | 149,546 | 48.4 | — | — |
| 2015年6月 | 45 | 192 | 32.1 | — | — |
| 2016年6月 | 62 | 303 | 24.2 | — | — |
| 2017年6月 | 19 | 128 | 18.1 | 114.0 | — |
| 2018年6月 | 21 | 148 | 15.0 | 76.9 | — |
| 2019年6月 | 22 | 164 | 14.2 | 83.8 | — |
| 2020年6月 | 28 | 254 | 13.2 | 64.5 | — |
| 2021年6月 | 39 | 298 | 14.2 | 55.2 | 6.4 |
| 2022年6月 | 45 | 346 | 14.1 | 34.6 | 6.6 |
| 2023年6月 | 60 | 397 | 16.1 | 42.9 | 6.7 |
| 2024年6月 | 74 | 478 | 16.9 | 26.9 | 10.8 |
| 2025年6月 | 89 | 543 | 17.4 | 21.3 | 15.7 |
| 2026年6月 | 103 | — | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/6期の役員報酬は総額86百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 伊藤将雄 | 代表取締役 社長 | 52 | 6,072,600 |
| 渡邊和行 | 取締役 COO コーポレートセールス部長 | 44 | 730,000 |
| 岩本大輔 | 取締役 CFO 管理部長 | 44 | 100,500 |
| 松崎良太 | 社外取締役 | 57 | 3,000 |
| 伊藤拓 | 社外取締役 | 51 | 3,000 |
| 渡辺智美 | 社外取締役(監査等委員) | 49 | 24,600 |
| 中村賀一 | 社外取締役(監査等委員) | 53 | 192,000 |
| 田中裕幸 | 社外取締役(監査等委員) | 55 | 20,700 |
| 本郷寛 | 取締役 | 39 | 119,400 |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 55 | 9 | 9 | 64 | 21 |
| 社外取締役 | 5 | 13 | 9 | 9 | 22 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,847字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,824字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,387字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,775字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第21期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-17
- 半期報告書半期報告書-第20期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-20
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-08
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-22
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-10
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第1四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)2022-09-22
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