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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

秋田銀行

THE AKITA BANK,LTD.8343 · Prime · 銀行業

秋田県を地盤とする地方銀行。預金・貸出を中心に、リース・保証等の金融サービスをグループで提供する地域密着型金融機関。

概要

秋田銀行は、秋田県を地盤とする地方銀行である。1941年に旧秋田銀行、第四十八銀行、湯沢銀行の3行が合併して設立され、県内に広範な店舗網を持つ。預金・貸出・為替といった伝統的銀行業務に加え、リース、信用保証、地域商社など7社の連結子会社を通じて金融・非金融サービスを提供する。2026年3月期の連結純利益は77億円と過去最高を更新し、総資産は3兆5768億円に達する。東京証券取引所プライム市場に上場している。

98店舗の店舗網と地域密着型営業

秋田銀行は、秋田県内に本店と96支店、1出張所の計98店舗を展開する。この広範なネットワークを活用し、個人・法人向けの預金や貸出を中心に、内国為替・外国為替、公共債・投資信託・保険商品の窓口販売などを提供する。地域密着型の融資業務が収益の核であり、2026年3月期の貸出金残高は2兆1255億円と前年から682億円増加した。預金残高も3兆2068億円に拡大し、地域の資金循環を支える基盤となっている。

7社の連結子会社が構成するグループ体制

銀行本体に加え、7社の連結子会社がグループを形成する。リース業務を担う秋田グランドリース、個人ローン信用保証の秋田保証サービス、クレジットカード事業の秋田ジェーシービーカードと秋田国際カード、地域商社の詩の国秋田、ファンド運営のあきぎんキャピタルパートナーズ、経営コンサルティングのあきぎんリサーチ&コンサルティングである。これら非金融サービスが、本業の銀行業務を補完し、顧客の多様なニーズに対応する。

堅調な収益構造と中期経営計画

2026年3月期の連結粗利益は285億円、資金利益は348億円と前年から83億円増加した。一方、国債等債券損益が114億円の損失となり、その他業務利益は110億円のマイナスだが、貸倒償却引当費用が6億円の戻り益となったことで経常利益は112億円に拡大。親会社株主に帰属する当期純利益は77億円と過去最高を記録した。中期経営計画では2027年度に純利益100億円以上、ROE5.0%以上の達成を掲げ、地域価値共創事業収益を7億円以上に伸ばす目標を設定している。

業界の中での役割は地域金融機関(地方銀行)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
611億円
経常利益
112億円
利益率
18.3%
純利益
77億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業務主力

本店および県内外の98店舗において、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、為替業務、公共債・投資信託・保険商品の窓口販売業務等を提供。グループの中核事業。

主な製品・サービス6
預金業務
個人・法人向けの預金受け入れ。普通預金、定期預金等を取扱う。
貸出業務
個人向け住宅ローン・カードローン、法人向け事業性融資等を提供。
有価証券投資業務
国債・地方債・社債等への投資運用。
内国為替業務
国内の振込・送金等の決済サービス。
外国為替業務
外貨建て送金・貿易決済等の国際金融サービス。
窓口販売業務
公共債、投資信託、保険商品の販売。

02リース業務準主力

子会社1社がリース業務等を展開。顧客の設備投資ニーズに対し、リース契約を通じて資金調達手段を提供。

主な製品・サービス1
リース業務
各種機械設備・車両等のファイナンスリースを提供。

03その他の業務副次

子会社6社により、地域活性化支援・経営コンサルティング、地域商社、ファンド組成・運営、個人ローン信用保証、クレジットサービス等を提供。地域密着型の多様な金融周辺サービス。

主な製品・サービス5
地域活性化支援業務
地域企業へのコンサルティングや事業承継支援等。
地域商社業務
地域産品の販路開拓や商談仲介等。
ファンド組成・運営業務
投資ファンドの組成・運用。
個人ローン信用保証業務
個人向けローンの信用保証。
クレジットサービス業務
クレジットカード関連サービス等。

製品と技術

預金・貸出を柱とする伝統的銀行業務

秋田銀行の核心は、個人・法人向けの預金受け入れと貸出業務にある。2026年3月期の貸出金残高は2兆1255億円で、個人向け住宅ローンやカードローン、法人向け事業性融資を提供する。預金は普通預金や定期預金を扱い、残高は3兆2068億円に達する。資金利益が連結粗利益の約半分を占め、金利上昇の恩恵もあって同事業年度の資金利益は348億円と前年から83億円増加した。これらがグループ全体の収益基盤となっている。

有価証券投資と国債等債券ディーリング

有価証券投資業務では、国債、地方債、社債などを運用する。2026年3月期の有価証券残高は9037億円で、利息配当金は145億円に上る。しかし公社債ディーリング業務による国債等債券損益は114億円の損失となり、全体の収益を圧迫した。それでも株式等関係損益が38億円の利益を計上し、投資部門全体では赤字を一部補填している。このように、市場環境に左右されやすい有価証券運用が銀行収益の変動要因の一つである。

リース・信用保証・カードの3つの子会社事業

連結子会社の秋田グランドリースは機械設備や車両のファイナンスリースを提供し、2026年3月期のセグメント利益は1.8億円。秋田保証サービスは個人ローン信用保証を手掛け、グループの貸出リスクを軽減する。秋田ジェーシービーカードと秋田国際カードはクレジットカード発行・決済サービスを提供し、銀行の預金・貸出と連動した顧客の消費行動を捕捉する。これら3事業は銀行本体の販売網を活用し、安定的な収益源となっている。

地域商社・コンサルティング・ファンドの非金融サービス

詩の国秋田は、秋田県の特産品を首都圏や海外に販路開拓する地域商社機能を持つ。あきぎんリサーチ&コンサルティングは経営コンサルティングや事業承継支援を提供し、地域企業の課題解決を支援する。あきぎんキャピタルパートナーズは投資ファンドの組成・運用を行い、地域のスタートアップや事業再生に資金を供給する。これら非金融サービスは、2026年3月期に「地域価値共創事業収益」として3.3億円を計上し、中計目標の7億円以上に向けて成長を目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

地銀首位級、収益順調に拡大

秋田銀行は秋田県を地盤とする地方銀行。地銀の中ではいよぎんHDやしずおかFGなどより規模は小さいが、収益は拡大基調(売上高427→522→611億円)。預金・貸出しが堅調で、地元密着型。楽天銀行のような新興勢とは競合が少なく、伝統的な地銀として安定。ただし人口減少で将来的な成長には課題。

強み

  • 売上高が3期連続増加(2024/3期427→2026/3期611億円)。
  • 秋田県内で主要銀行として高いシェア、顧客基盤強固。
  • 安定した預貸業務で特別な損失なく、財務安定。
  • 地元企業や個人への融資で地域経済を支え、リレーション維持。

課題

  • 秋田県の人口減少で貸出先・預金減少の可能性。
  • 成長率は地域経済に依存、大幅な拡大は期待しづらい。
  • メガバンクやネット銀行との競争が地域でも進行。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字が秋田銀行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18600トモニホールディングス2,168億円13.6倍
27184富山第一銀行2,122億円13.8倍
37350おきなわフィナンシャルグループ1,802億円14.8倍
48362福井銀行1,688億円19.2倍
58337千葉興業銀行1,685億円25.7倍
68343秋田銀行1,569億円20.0倍
78387四国銀行1,541億円8.7倍
88344山形銀行1,453億円21.7倍
98399琉球銀行1,392億円14.6倍
108366滋賀銀行1,350億円30.4倍
117384プロクレアホールディングス1,328億円34.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

3行合併で発足した1941年

秋田銀行は、1941年10月に旧秋田銀行、第四十八銀行、湯沢銀行の3行が合併して設立された。戦時統合の流れの中で県内金融の再編が進み、新銀行は秋田県全域をカバーする地域金融機関としての基盤を築いた。頭取には旧秋田銀行の関係者が就き、本店は秋田市に置かれた。この合併により、県内各地に散っていた店舗網が一つの銀行に統合され、後の地域密着経営の礎となった。

上場と外国為替公認で事業拡大した1970年代

1971年6月に現在地に新本店を開設。1973年4月には東京証券取引所市場第二部に上場し、同時に外国為替公認銀行の認可を取得した。これにより国際業務への参入が可能となり、1985年には海外コルレス業務を開始する。翌1974年2月には市場第一部に指定替えとなり、資本市場での評価を高めた。この時期、店舗網の整備とともに業務範囲を為替・国際金融に広げ、地方銀行としての成長基盤を固めた。

リース・保証・カード子会社を相次ぎ設立した1980年代

1975年の秋田グランドリース設立を皮切りに、1979年には秋田保証サービス、1981年に秋銀ビジネスサービス、1986年に秋田ジェーシービーカード、1987年にあきぎんコンピュータサービス、1989年に秋銀スタッフサービスと秋銀不動産調査サービスを設立。これにより銀行業務に加え、リース、信用保証、クレジットカード、不動産調査など多角化が進んだ。1990年には秋田国際カードも設立し、グループ全体で金融周辺サービスを拡充した。

規制緩和に対応して投信・保険販売を開始した2000年代

1998年12月に投資信託の窓口販売を開始し、2001年4月には保険商品の販売も始めた。2005年4月には証券仲介業務に参入。2007年4月にはクレジットカード本体発行業務を開始し、個人向けサービスの幅を広げた。一方、2009年にはあきぎんオフィスサービスを解散するなど、子会社の整理も行った。2010年5月には基幹系システムをNTTデータ地銀共同センターへ移行し、業務効率化とコスト削減を図った。

持株比率引き上げと新会社設立でグループを再編した2010年代

2012年3月には秋銀不動産調査サービスと秋銀ビジネスサービスを解散し、代わりにあきぎんリサーチ&コンサルティングを設立。2018年3月には連結子会社4社の持分比率を引き上げ、秋田保証サービスを完全子会社化した。2021年4月には地域商社「詩の国秋田」を設立し、地域産品の販路開拓に乗り出した。2023年7月にはあきぎんキャピタルパートナーズを設立し、ファンド組成・運営事業に本格参入した。

東京証券取引所の市場区分変更に対応した2022年

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、従来の市場第一部からプライム市場へ移行した。これにより、より高い流動性と透明性が求められる市場での上場を継続することとなった。同年からの中期経営計画では「価値共創ビジネスモデルの確立」を掲げ、コンサルティング機能の強化と非金融サービスの拡充に注力。2025年度からは第2フェーズに入り、地域資源の高付加価値化と人的資本充実を進めている。

年表31件を開く

1940年代

  • 1941年10月M&A旧秋田銀行、第四十八銀行および湯沢銀行の合併により㈱秋田銀行設立

1970年代

  • 1971年6月新本店(現在地)開店
  • 1973年4月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1973年4月外国為替公認銀行認可取得
  • 1974年2月上場東京証券取引所市場第一部に上場
  • 1975年5月㈱秋田グランドリース(現・連結子会社)設立
  • 1978年9月事務センター竣工
  • 1979年10月㈱秋田保証サービス(現・連結子会社)設立

1980年代

  • 1981年1月㈱秋銀ビジネスサービス(連結子会社)設立
  • 1983年4月国債窓口販売業務開始
  • 1985年5月海外コルレス業務開始
  • 1985年6月公社債ディーリング業務開始
  • 1986年4月㈱秋田ジェーシービーカード(現・連結子会社)設立
  • 1987年7月㈱あきぎんコンピュータサービス(連結子会社)設立
  • 1989年9月㈱秋銀スタッフサービス(連結子会社)設立
  • 1989年11月秋銀不動産調査サービス㈱(連結子会社)設立

1990年代

  • 1990年8月㈱秋田国際カード(現・連結子会社)設立
  • 1993年11月信託代理店業務開始
  • 1998年12月投資信託窓口販売業務開始

2000年代

  • 2001年4月保険商品窓口販売業務開始
  • 2003年12月M&A㈱秋銀ビジネスサービスと㈱秋銀スタッフサービスが合併し、㈱秋銀ビジネスサービスとなる。
  • 2005年4月証券仲介業務開始
  • 2005年6月商号変更連結子会社㈱あきぎんコンピュータサービスの商号を㈱あきぎんオフィスサービスに変更
  • 2007年4月クレジットカード本体発行業務開始
  • 2009年9月㈱あきぎんオフィスサービスを解散(2010年3月12日清算結了)

2010年代

  • 2010年5月基幹系システムをNTTデータ地銀共同センターへ移行
  • 2012年3月秋銀不動産調査サービス㈱を解散(2012年8月28日清算結了)㈱秋銀ビジネスサービスを解散(2015年7月28日清算結了)㈱あきぎんリサーチ&コンサルティング(現・連結子会社)設立
  • 2018年3月M&A連結子会社4社の持分比率引上げを行い、㈱秋田保証サービスは完全子会社化

2020年代

  • 2021年4月詩の国秋田㈱(現・連結子会社)設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年7月㈱あきぎんキャピタルパートナーズ(現・連結子会社)設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 当期純利益(連結)2027年度まで100億円以上
  • ROE(連結)2027年度まで5.0%以上
  • OHR(単体・コア業務粗利益ベース)2027年度まで60%未満
  • 自己資本比率(連結)2027年度まで11%程度
  • お客さまサービス等利益2027年度まで50億円以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    価値共創ビジネスモデルの確立

    コンサルティングを軸とした営業活動に、非金融分野の機能や知見を融合し、課題解決の深化と金融が持つ力の最大化により、持続可能なビジネスモデルを確立する。法人向けには事業性理解に基づく本質的な課題解決、個人向けにはライフプランに応じた最適な商品・サービスの提供に取り組む。

  2. 02

    地域資源の錬磨と高付加価値化

    秋田県のエネルギー、農業、観光、森林、教育などの地域資源に着目した新規事業やプロジェクトを開発し、域外から事業・人・投資・消費を呼び込むことで新たな収益機会を獲得する。地域資源を発信するWebメディアの開設や、スタートアップとの価値共創も進める。

  3. 03

    人的資本の充実

    職員の成長実感をキーワードに、新たな人事制度やスキルマップに基づく研修、1on1ミーティング、メンター制度などを通じて、多様な人材が成長を感じながら活躍できる組織づくりを進める。エンゲージメントサーベイで組織状態を定量把握し、改善サイクルを回す。

  4. 04

    重要経営課題(マテリアリティ)への対応

    地域の持続的成長、人生100年時代の暮らしのサポート、豊かな自然環境の維持と継承、人的資本経営の実践、企業価値の持続的向上の5つの課題を設定。各課題に対して金融・非金融の両面から具体的な取り組みを進め、社会的価値と経済的価値の創出を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,175人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は679万円で、9期前と比べて+7.4%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は18.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月1,444
2018年3月1,440
2019年3月63239.016.51,413
2020年3月63439.316.71,384
2021年3月63339.817.21,337
2022年3月61739.717.01,327
2023年3月62140.217.61,267
2024年3月62340.517.81,234
2025年3月63940.717.81,222
2026年3月67941.218.31,175

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率113.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)53.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
銀行業務 — 秋田県9,480百万円
銀行業務 — 秋田県 秋田市 ほか2,531百万円
銀行業務 — 秋田県 秋田市1,321百万円
銀行業務 — 北海道954百万円
銀行業務 — 青森県387百万円
銀行業務 — 福島県322百万円
銀行業務 — 東京都317百万円
銀行業務 — 新潟県234百万円
銀行業務 — 宮城県183百万円
銀行業務 — 岩手県118百万円
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱あきぎんリサーチ&コンサルティング
    秋田県 秋田市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱あきぎんキャピタルパートナーズ
    秋田県 秋田市
    議決権100.0%
  • 国内
    詩の国秋田㈱
    秋田県 秋田市
    議決権88.8%
  • 国内
    ㈱秋田国際カード
    秋田県 秋田市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱秋田ジェーシービーカード
    秋田県 秋田市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱秋田グランドリース
    秋田県 秋田市
    議決権90.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    復興特区利子補給金
    復興庁 · 2020-03-09
    476万円
  • 補助金
    復興特区利子補給金
    復興庁 · 2020-09-14
    434万円
  • 補助金
    復興特区利子補給金
    復興庁 · 2021-03-23
    423万円
  • 補助金
    復興特区利子補給金
    復興庁 · 2021-09-21
    213万円
  • 補助金
    令和3年度天然ガス等利用設備資金に係る利子補給金
    資源エネルギー庁 · 2021-08-23
    133万円
  • 補助金
    令和4年度天然ガス等利用設備資金に係る利子補給金
    資源エネルギー庁 · 2022-08-31
    98万円
  • 補助金
    総合特区支援利子補給金(3月30日分)
    内閣府 · 2020-03-25
    23万円
  • 補助金
    認定地域活性化総合特区*総合特区支援利子補給金(R03年3月29日支給分)
    内閣府 · 2021-03-15
    23万円
  • 補助金
    認定地域活性化総合特区*総合特区支援利子補給金(R02年9月28日支給分)
    内閣府 · 2020-09-04
    23万円
  • 補助金
    認定地域活性化総合特区*総合特区支援利子補給金(R03年9月28日支給分)
    内閣府 · 2021-09-13
    22万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は611億円経常利益112億円前期と比べると増収増益で、売上が+17.0%、利益が+23.1%。

売上高
+17.0%
611億円
経常利益
+23.1%
112億円
純利益
+35.1%
77億円
利益率
18.3%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高611億円
純利益85億円77億円
1株あたり配当¥200¥200

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は161億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+40.0%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q114−3
2024年1Q1156
2024年2Q10017
2024年3Q939
2024年4Q11913
2025年2Q26419
2025年4Q25838
2026年2Q29439
2026年4Q31738
2027年1Q16136

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は517億円から611億円へ1.2倍に増えた。経常利益率は13.3%から18.3%になった。経常収益は2期、純利益は5期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月5176913.338
2014年3月4519821.767
2015年3月48111624.169
2016年3月5639817.466
2017年3月4756513.747
連結子会社4社の持分比率引上げを行い、㈱秋田保証サービスは完全子会社化
2018年3月4757114.947
2019年3月4526313.941
2020年3月4645211.231
詩の国秋田㈱(現・連結子会社)設立
2021年3月435439.927
2022年3月3974711.832
㈱あきぎんキャピタルパートナーズ(現・連結子会社)設立
2023年3月4694910.433
2024年3月4276615.545
2025年3月5229117.457
2026年3月61111218.377

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益611億円のうち、経常利益として残るのは112億円18.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は77億円、売上の12.6%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金81.7%499億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益18.3%112億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
18.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.9pt
12.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.3pt
4.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−634億円、投資CFが−314億円で、差し引きのフリーCFは−948億円期末の手元現金は3,667億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月−597743−121,427
2014年3月1,063−1,300−171,172
2015年3月1,039−31−182,162
2016年3月1,018−223−192,938
2017年3月−490533−242,958
2018年3月9861,761−485,656
2019年3月−9471,197−135,894
2020年3月793−546−156,127
2021年3月2,109−402−137,820
2022年3月2,033−1,455−138,385
2023年3月−1,671802−197,497
2024年3月−524−126−116,837
2025年3月−1,305−878−154,639
2026年3月−634−314−233,667

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3.6兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1,793億円で、自己資本比率は4.9%(業種中央値4.9%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月2.601,4742.465.4
2014年3月2.771,5082.625.2
2015年3月2.881,7442.715.8
2016年3月2.991,7722.825.7
2017年3月2.981,7532.805.6
2018年3月3.151,7852.975.6
2019年3月3.021,7842.855.8
2020年3月3.031,6582.875.4
2021年3月3.491,7663.315.0
2022年3月3.671,6793.504.5
2023年3月3.531,5003.384.2
2024年3月3.581,7283.414.8
2025年3月3.461,5713.304.5
2026年3月3.581,7933.404.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
1,415億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3.4兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率79社中41位あたり、逆に低いのは配当利回り79社中75位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.6%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
4.9%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率前期からの売上の伸び
17.1%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥8,670で、1年前と比べて+151.5%過去52週の値幅のなかでは91%の位置にある。

¥8,670-1.9%1ヶ月+16.7%1年+151.5%時価総額1,569億円
過去52週の値幅
安値¥3,335高値¥9,200

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.0倍
PER (会社予想)18.1倍
PBR0.82倍
配当利回り2.31%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月13日に8450円と前日比+5.23%で上昇し、52週高値8500円に迫る。直近1ヶ月で+19.18%と上昇基調が強い。25日移動平均線(7453.6円)を13.4%上回り、75日・200日線も大きく上回る。出来高は8月6日に20万株を超え、活発な取引が続く。RSIは70.6とやや過熱感があるが、金利上昇期待が銀行株を押し上げている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PBR0.72倍は業界平均0.92倍を下回り、銀行の常態的な1倍割れを考慮しても割安。PER16.6倍は平均15.6倍をやや上回るが、予想PER15倍と改善見込み。ROE4.59%は低いが、配当利回り2.78%は平均2.36%を上回り、配当性向39.65%と安定。ただし収益性の低さが割安感を一部相殺。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.0倍17.5倍
PER (予想)18.1倍
PBR0.82倍1.01倍
ROE4.6%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地銀再編・金利上昇が追い風となる一方、人口減少と低収益性が課題。強気派は金利上昇による貸出金利改善と、業績拡大・株価上昇を評価。弱気派は貸出金利上昇の恩恵が限定的、地域経済縮小で貸出先の減少リスクを指摘。

プラスに働く材料7
  • 金利上昇の恩恵

    利上げで貸出金利が改善、2026/3期純利益77億円と増益予想。

  • 営業効率の改善

    経費削減や店舗統合で収益性向上の取り組み。

  • 割安なバリュエーション

    PBR0.72倍と解散価値未満、株価上昇余地あり。

  • 2026年3月期の純利益77億円と3期連続増益2026年3月期影響

    純利益は前期比35%増の77億円計画、貸出金利息増加が寄与

  • PBR0.72倍と1倍割れ解消への期待継続影響

    PBR0.72倍は東証要請の改善対象、自己資本利益率改善で1倍接近も

  • 金利上昇による貸出金利ざや拡大金融政策次第影響

    長期金利上昇で貸出利ざやが+0.1%改善すれば経常利益10億円超増加

  • 地元秋田県の経済活性化補助金効果2026年度影響

    秋田県の地方創生補助金で融資需要増、貸出金+1%寄与

マイナスに働く材料7
  • 人口減少の構造的逆風

    秋田県は人口減少率全国トップクラスで、貸出市場縮小。

  • 貸出金利上昇の限界

    競合の地銀・信金との競争で大幅な利上げは困難。

  • 低ROEと資本効率

    ROE4.59%と低く、資本コストを下回る懸念。

  • 金利低下リスクによる利ざや縮小金融政策次第影響

    長期金利が-0.1%低下すると経常利益10億円程度減少

  • 貸出金利競争激化による貸出金利回り低下継続影響

    地方銀行間の貸出競争で貸出金利回りが0.05%低下、利益5億円押し下げ

  • 有価証券含み損拡大継続影響

    長期金利上昇で債券含み損拡大、自己資本比率低下リスク

  • 株価急騰後の利益確定売り短期影響

    年初来高値圏での利益確定売りで株価調整、需給悪化

次の決算で確かめる点
貸出金利回り
金利上昇の収益への影響を測る。
与信関連費用
貸倒リスクの兆候を把握。
コア業務純益
本業の収益力を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり200で、前期から+66.7%いまの株価に対する利回りは2.31%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥200
1株あたり
配当利回り
2.31%
いまの株価に対して
配当性向
39.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月7028.2
2018年3月700.031.4
2019年3月700.030.6
2020年3月8014.346.9
2021年3月70−12.545.3
2022年3月700.037.5
2023年3月700.037.0
2024年3月8014.330.8
2025年3月10531.330.7
2026年3月17566.739.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥200

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,559人。区分でいちばん多いのは個人・その他36.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.9%を占め、残る53.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他31.832.332.433.234.236.5
金融機関38.939.138.436.233.629.2
事業法人16.517.617.817.621.617.7
外国法人9.99.49.07.98.911.5
証券会社2.91.62.35.11.75.0
自己株式0.80.80.80.80.80.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.46
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.61
03明治安田生命保険相互会社4.44
04秋田銀行職員持株会4.31
05モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社2.48
06日本生命保険相互会社2.42
07住友生命保険相互会社1.90
08JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.28
09株式会社十文字チキンカンパニー1.24
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.99

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2078%、1株純資産は14期で+1237%。直近期のROEは4.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月207502.813.233.1
2014年3月367764.78.418.2
2015年3月379124.49.816.6
2016年3月369383.98.618.6
2017年3月2619,4162.813.328.2
2018年3月2649,9052.710.831.4
2019年3月2319,8972.39.730.6
2020年3月1759,2461.88.946.9
2021年3月1529,8381.69.645.3
2022年3月1789,3441.99.437.5
2023年3月1858,5032.19.537.0
2024年3月2589,7572.88.230.8
2025年3月3208,8283.48.030.7
2026年3月43310,0324.611.339.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額173百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
芦田晃輔取締役頭取(代表取締役)542,200
皆川剛取締役専務執行役員592,100
三浦力取締役専務執行役員592,700
保坂英明取締役常務執行役員572,000
榊純一取締役711,100
柿﨑環取締役65500
伊東裕取締役69200
江畑佳明取締役64100
田中里沙取締役59100
工藤重信取締役(監査等委員)632,705
面山恭子取締役(監査等委員)64700
長谷部光哉取締役(監査等委員)71600
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
松井秀樹61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)69320121212521
社外取締役732325
取締役(社内)1161616

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容453字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当行グループは、当行及び連結子会社7社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務、保証業務などの金融サービスに係る事業を行っております。 当行グループの事業に係わる位置付けは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 〔銀行業務〕 当行の本店ほか支店96か店、出張所1か店の計98か店においては、預金業務及び貸出業務に加え、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、公共債・投資信託・保険商品の窓口販売業務等を行っており、グループの中心的業務と位置付けております。 〔リース業務〕 子会社1社においては、リース業務等を行っております。 〔その他の業務〕 子会社6社においては、地域活性化支援業務・経営コンサルティング業務、地域商社業務、ファンドの組成・運営業務、個人ローン信用保証業務、クレジットサービス業務等を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,196字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当行グループは、「地域共栄」の経営理念のもと、地域金融機関として求められる役割が一段と多様化、高度化するなかで、株主の皆さま、お客さま、そして地域の期待に的確にお応えし、地域の発展に貢献することを基本方針としております。 (2)中長期的な経営戦略 a 当行グループでは、2030年を展望する秋田銀行グループVISION『価値をつくる。未来へつなぐ。』を定め、地域の課題を解決し、お客さまのニーズに応える質の高い金融・非金融サービスの提供を通じて、将来にわたる豊かな地域の実現にチャレンジし続けることを中長期的な経営の方向性として示しております。 2025年4月からスタートした3か年の中期経営計画は、グループVISIONの実現に向けた第2フェーズと位置付けており、当年度はその初年度として、3つの基本方針に基づく各種施策に取り組みました。 b 中期経営計画2025~2027年度の3つの基本方針 ○基本方針① 価値共創ビジネスモデルの確立 課題解決の深化、金融が持つ力の最大化により、将来にわたって持続可能なビジネスモデルを確立してまいります。 ○基本方針② 地域資源の錬磨と高付加価値化 地域資源の磨き上げを通じて新たな付加価値の創出をはかり、地域と当行グループの持続的な成長へチャレンジしてまいります。 ○基本方針③ 人的資本の充実 社会的・経済的価値創造のために最も重要な経営資源の充実をはかってまいります。 c 目標とする経営指標 中期経営計画の最終年度である2027年度の経営指標につきまして、次の目標を掲げております。 指 標   2025年度実績   2027年度目標 当期純利益(連結)   76.9億円   100億円以上 ROE(連結)   4.59%   5.0%以上 OHR(単体・コア業務粗利益ベース)   53.89%   60%未満 自己資本比率(連結)   11.26%   11%程度 お客さまサービス等利益   40.1億円   50億円以上 地域価値共創事業収益   3.3億円   7億円以上 CO2排出量削減率(2013年度比)   60.9%削減   80%削減 従業員エンゲージメントスコア   56.2点   58.0点以上 女性管理職比率   14.0%   18%以上 (注)2027年度目標について、2026年5月22日に一部上方修正しております。 (3)2025年度における取組み ○基本方針① 価値共創ビジネスモデルの確立 「価値共創ビジネスモデルの確立」では、2022~2024年度中期経営計画で取り組んできたコンサルティングを軸とした営業活動に、地域課題の解決に向けた取組みにより培ってきた非金融分野の機能や知見を融合し、お客さまにより質の高いコンサルティングを提供することを通じて、一層の収益性向上に取り組みました。 法人のお客さまに対しては、お客さまが営む事業に対する深い理解を起点とした本質的な課題解決に取り組みました。対話や議論を通じて抽出した経営課題に対し、資金調達・ファイナンスに加え、地域商社「詩の国秋田株式会社」を通じた首都圏や海外への販路拡大、秋田県内就職に特化した就活サイト「キャリピタAKITA」等を通じた人材不足への対応など、多岐にわたる解決支援を行いました。また、事業承継・M&A支援および起業・創業支援など、法人のライフステージに応じた課題解決にも取り組みました。 個人のお客さまに対しては、一人ひとりが思い描く将来の実現を支えるライフパートナーを目指し、ライフプランに応じた最適な商品やサービスの提供・提案に取り組みました。また、人生100年時代における資産運用に対する意識が高まるなか、世代・テーマ別のセミナーやイベントを行うなど、幅広い世代を対象とした金融経済教育にも取り組みました。 ○基本方針② 地域資源の錬磨と高付加価値化 「地域資源の錬磨と高付加価値化」では、秋田県に存在する「地域資源」に着目した新規事業やプロジェクトの開発に取り組むことで、域外から事業や人、投資、消費などを呼び込み、新たな事業機会・収益機会を獲得していくことを目指し、当年度は「エネルギー」「農業」「観光」「森林」「教育」分野において、新規事業の開発に向けた調査・検討を進めました。また、秋田県の文化、風土などの地域資源を取材・発信するWebメディア(公式noteアカウント)を開設し、地域資源を新たな価値創出の起点として掘り下げる取組みも開始いたしました。 加えて、人口減少・高齢化が急速に進む秋田県は、日本の他の地方の近未来を示しているとの考えのもと、そうした環境での事業展開や社会課題解決に関心のあるスタートアップ等との価値共創にも取り組みました。2026年2月には、「秋田と岩手は日本の未来実験場」と題し、岩手銀行との共催のもと、地方銀行および地元企業と、スタートアップとの交流イベントを開催し、連携に向けた関係構築を進めました。 こうした取組みの結果、連結当期純利益は、前年度比20億円増加の76億円となり、中期経営計画策定当初の最終年度(2027年度)目標である80億円以上の達成に向け、着実に進捗いたしました。 ○基本方針③ 人的資本の充実 人材は最も重要な経営資本であり、職員の「成長実感」をキーワードに、多様な人材がそれぞれの強みを見つけ、成長を感じながら活躍し、お客さまや社会へ貢献し続けられる組織づくりを進めました。 経営戦略と人材戦略を連動させる仕組みの一つとして、人的資本を最大化するための新たな人事制度を導入し、「Will(やりたいこと) Can(できること) Must(やるべきこと)」の考え方を取り入れ、職員がキャリア実現に向けて自律的に取り組む仕組みを構築いたしました。また、職員のスキルを可視化する「スキルマップ」に基づくスキルランクに応じた研修などの学びの機会や、1on1ミーティングの運用改善、所属部署を超えたメンター制度の導入といったコミュニケーション施策の充実をはかり、職員の成長を後押しする環境を整えました。あわせて、2024年度より継続しているエンゲージメントサーベイにより組織の状態を定量的に把握し、働きやすく、働きがいのある職場環境の構築に向けた改善サイクルを進めました。 こうした取組みの結果、目標とする経営指標の一つである従業員エンゲージメントスコアは、2026年2月時点で56.2点となり、エンゲージメントサーベイを開始した2024年8月の50.7点から改善いたしました。中期経営計画最終年度である2027年度の目標値58.0点以上の達成に向けて、着実に組織づくりが進捗いたしました。 (4)経営環境及び対処すべき課題 人口減少・高齢化の進行、人手不足の深刻化、物価上昇の継続、デジタル化の加速に加え、政策金利の段階的な引上げなど、当行グループを取り巻く経営環境は大きく変化しております。当行グループは、こうした環境変化を踏まえ、事業活動を通じて優先的に対応すべき5つの重要経営課題(マテリアリティ)を設定しております。 当年度は、中期経営計画の初年度として、各施策の展開と基盤整備を進めてまいりました。重要経営課題ごとの主な進捗と今後の対処すべき課題への取組みは、次のとおりです。 ○ 地域の持続的成長 事業性理解に基づく深い対話を起点として、金融支援に加え、事業承継・M&A、人材の採用・育成など事業の成長を支援いたしました。また、地域商社事業の拡大、起業・創業の促進など、地域課題の解決に向けた取組みを進め、地域の持続的成長の実現に向けたシナジーを追求してまいりました。引き続き、課題解決力の向上とともに、新規事業の具体化に取り組み、シナジーの向上を進めてまいります。 ○ 人生100年時代の暮らしのサポート ライフプランに応じた商品・サービスの提供や金融経済教育の推進を通じて、お客さまの将来設計を支える取組みが着実に進展いたしました。引き続き、資産形成、資産承継、相続対策など多様化するニーズに応え続けていくため、お客さまのライフステージに応じた提案の高度化に加えて、対面・デジタルを組み合わせた接点の拡大に取り組んでまいります。 ○ 豊かな自然環境の維持と継承 サステナブルファイナンスの推進や再生可能エネルギー関連事業への支援、森林クレジット販売支援業務の開始、脱炭素経営に関するソリューションメニューの拡充など、地域の脱炭素化・環境保全に向けた取組みを着実に進めてまいりました。引き続き、脱炭素経営に対するお客さまの理解を深め、具体的な行動の促進、CO2排出量の可視化から削減までを一貫して支援する体制の強化とともに、エネルギー・森林分野における新規事業の具体化に取り組んでまいります。 ○ 人的資本経営の実践 新たな人事制度の導入やキャリア形成支援、人材育成施策、エンゲージメント向上に向けた取組みを通じて、職員の成長を支える基盤整備が進展いたしました。引き続き、自律的な学びや挑戦を成果につなげる仕組みづくりを進めるとともに、OJTや専門人材育成、戦略的な人員配置を通じて、専門性・マネジメント力の向上と組織力の強化に取り組んでまいります。 ○ 企業価値の持続的向上 情報開示の充実や株主の皆さまとの対話を積極的に進めるとともに、取締役会の実効性向上に取り組み、コーポレートガバナンスの強化は着実に進展してまいりました。引き続き、株主・投資家の皆さまの期待に応える価値を提供するため、さらなる情報開示の充実や対話の深化をはかるとともに、取締役会における監督機能の強化等に取り組んでまいります。 当行グループは、引き続きこれらの重要経営課題への対応を通じて、社会的価値と経済的価値の創出をはかり、グループVISION「価値をつくる。未来へつなぐ。」の実現に努めてまいります。
事業等のリスク4,722字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当行グループ(以下、本項目では「当行」という。)では、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、リスクの抑制及び顕在化の回避をはかるとともに、万一リスクが顕在化した場合の対応整備に努めております。 また、リスクの中でも、当行の財務状態、経営成績等の状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクとして、以下に記載した事項のうち、「(1) 信用リスク」及び「(2) 市場リスク」があげられます。 当該リスクが顕在化した場合、当行の業績、財務状況及び業務運営に影響を及ぼす可能性があることから、当行では、統合的リスク管理の枠組みの中でこれらのリスク量を計測したうえで、健全性確保の観点から自己資本の範囲内に収まるよう資本配賦制度(リスク量に対する資本の割り当て)を用いた業務運営を行い、経営戦略と一体となったリスク管理を行っております。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行が判断したものであります。 (1)信用リスク a 不良債権の状況 当行では、経営改善努力を行っている融資先に対して継続的な指導・支援を行い、貸出資産の健全化に努めておりますが、国内外の景気動向等により融資先の経営状況が悪化した場合や、不動産価格、株価等の下落により担保価値が低下した場合など、不良債権が増加するおそれがあります。これによって与信費用が増加した場合、当行の業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 b 貸倒引当金の状況 当行では、融資先の財務状況や担保価値のほか、過去の貸倒実績率等に基づき予想損失額を算定し、貸倒引当金を計上しております。しかしながら、景気の悪化や融資先の業績悪化、担保価値の低下等により貸倒引当金の積み増しが必要となり与信費用が増加した場合、当行の業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2)市場リスク a 金利変動リスク 当行の資産及び負債は、主要業務である貸出金、有価証券及び預金等で構成されており、主たる収益源は、これらの資金運用収益と資金調達費用の差額である資金利益となっております。これらの資産・負債には金利や期間のミスマッチが存在しているため、金利が当行に不利に変動した場合、資金利益が減少し、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 b 価格変動リスク 当行は、資金の一部を市場性のある国債等の債券や市場価格のある株式等の有価証券で運用しており、将来、それらの価格が当行に不利に変動した場合、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 c 為替変動リスク 当行の資産及び負債の一部は外貨建てとなっておりますが、持高に偏りが生じている場合、為替相場の不利な変動によって、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3)流動性リスク a 資金繰りリスク 当行では、個人預金を中心とした安定的な資金調達基盤の構築に努めておりますが、風評被害等による予期せぬ資金流出で必要な資金の確保が困難となる場合や通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされた場合、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 b 市場流動性リスク 当行では、資金の一部を有価証券で運用しておりますが、市場の混乱等により、市場において取引ができなくなる場合や通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされた場合、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)オペレーショナル・リスク a 事務リスク 当行では、正確かつ効率的な事務処理態勢の構築によるお客さまの信頼向上を目指し、規範に基づく厳格な事務取扱いの徹底と事務品質の向上に努めておりますが、役職員が正確な事務を怠ったり、事故・不正等を起こした場合、経済的損失や社会的信用の失墜等により、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 b システムリスク 当行では、万一のシステム障害がもたらす社会的な影響が極めて大きい点を考慮し、システムの安定稼働をシステムリスク管理上の最重要課題と認識し、管理態勢の強化に取り組んでおりますが、コンピュータシステムのダウンや誤作動のほか、権限のない内部の者やサイバー攻撃による不正使用等が発生した場合、当行の信用や業績に影響を及ぼす可能性があります。当行では、サイバー攻撃が高度化・巧妙化するなか、サイバーセキュリティ管理態勢の強化をはかっておりますが、こうした対策が奏功せず、サイバー攻撃によるサービス停止、データ改ざん、情報漏えい、不正送金などが発生した場合、これにともなう損害賠償、風評被害等により、当行の信用や業績に影響を及ぼす可能性があります。 c 法務リスク 当行では、法令等遵守の徹底や法的な確認の厳格化等により、法務リスクの削減に努めておりますが、法令解釈の相違、法令手続きの不備、法令違反行為等のほか、各種制度変更への不十分な対応等が発生した場合、当行の信用や業績に影響を及ぼす可能性があります。 d 人的リスク 当行では、良好な職場環境の確保と適切な労務管理に努めておりますが、予期せぬ人事運営上の不公平・不公正や差別的行為のほか、人材の流出・喪失、職員の士気の低下等によって就業環境が悪化し、当行の業務遂行や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 e 有形資産リスク 当行が事業活動を行ううえで所有している土地、建物、車両等の有形資産について、大規模な地震や風水害などの自然災害のほか、強盗、事故、資産管理上の過失等によって、これら有形資産に毀損等が発生した場合、当行の業務運営や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 f 風評リスク 当行または金融業界に対する悪評や信用低下をもたらす風評等が広がった場合、その内容の正確性に関わらず、当行の資金繰り、業績及び株価等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5)感染症の感染拡大によるリスク 感染症の感染拡大によって、当行役職員の感染者が増加した場合、業務運営に支障が生じる可能性があることから、こうしたリスクに対処するために感染予防と業務継続に係る対策を講じております。 (6)繰延税金資産に係るリスク 当行は、将来の課税所得の推移をはじめとした様々な予測・仮定等に基づいて繰延税金資産を計上しておりますが、繰延税金資産の一部または全部が回収できないと判断された場合には、繰延税金資産の取崩により、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7)固定資産の減損リスク 当行は、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しておりますが、経済情勢や不動産価格の変動等によって、保有している固定資産の価格が大幅に下落し、新たに減損損失を計上する可能性があります。 (8)自己資本比率の低下リスク 当行の単体自己資本比率及び連結自己資本比率は、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められる国内基準の4%以上を維持することが求められております。 当行の単体及び連結自己資本比率が上記の水準を下回った場合、金融庁長官から業務の全部または一部停止等を含む様々な命令を受けることになります。 当行の自己資本比率に影響を及ぼす要因には以下のものが含まれます。 ・与信関係費用の増加による自己資本の毀損 ・有価証券ポートフォリオの価値の低下 ・自己資本比率の基準及び算定方法の変更 ・本項記載のその他の不利益な展開 (9)情報漏えいリスク 当行は、お客さまの個人情報等の重要な情報の適切な保護・管理に努めておりますが、重要な情報の漏えい、紛失、改ざん、不正使用等が発生した場合、社会的信用等の失墜等により、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (10)金融犯罪に係るリスク 当行では、キャッシュカードの偽造・盗難や振り込め詐欺等の金融犯罪による被害を防止するため、セキュリティ強化に向けた対策を講じております。また、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策を経営上の重要課題と位置付け、管理態勢の強化に取り組んでおります。しかしながら、高度化する金融犯罪等の発生により、被害に遭われたお客様への補償や再発防止対策に係る費用の増加、あるいは信用の失墜等により、当行の業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11)退職給付制度に係るリスク 当行は、退職一時金制度及び確定給付型の企業年金基金制度を設けておりますが、年金資産の時価が下落した場合や運用利回りが低下した場合、または割引率等の数理計算上の前提条件に変更があった場合には、将来の退職給付費用が増加し、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12)地域経済動向に影響を受けるリスク 当行は、地域金融機関として、秋田県を主な営業基盤としております。このため、当行の貸出金利息収入や与信費用の増減は秋田県内の経済動向に影響を受けるおそれがあり、秋田県経済が低迷、または悪化した場合、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (13)競争に伴うリスク 当行の主な営業基盤である秋田県をはじめ営業店舗を展開している地域においては、他の金融機関等の間で競争関係にあるほか、規制緩和によって業態を超えた競争も激化しております。こうした競争環境において競争優位を得られない場合、当行の事業や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (14)災害等に係るリスク 当行では、「業務継続計画(BCP)」を策定し、災害や危機事象が発生した際に迅速かつ適切に対処するための組織体制を整備・構築しております。しかしながら、大規模地震、風水害等の自然災害や停電等の社会インフラの障害、あるいはテロや犯罪等で、当行の役職員や施設及び取引先が被害を受けた場合、当行の業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (15)格付の低下リスク 当行は、外部格付機関から格付を取得しておりますが、今後、当行の収益力の低下や資産の質の悪化などにより格付が引き下げられた場合、当行の資金調達、株価等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (16)規制変更リスク 当行は、現時点の各種規制(法律、規則、政策、実務慣行、解釈等)に従って業務を遂行しておりますが、将来におけるこれらの変更ならびに変更にともなって発生する事態が、当行の業務遂行及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (17)気候変動に係るリスク 当行では、気候変動に係るリスクとして、移行リスクと物理的リスクを認識しています。 a 移行リスク 脱炭素社会への移行にともなう気候変動の規制強化や消費者嗜好の変化等により、一部のお客さまの事業に対する信用リスクが増加し、当行の業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 b 物理的リスク 気候変動によってもたらされる水害をはじめとする自然災害の増大を指し、担保毀損のほかお客さまの事業活動への影響および業況の変化等による信用リスクの増加に加え、当行営業店舗の損壊等によりオペレーショナル・リスクが増大し、当行の業績や業務運営に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)19,506字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当行グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a 連結損益の概要 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)    比較 連結粗利益   25,341   28,584   3,243 資金利益   26,558   34,875   8,317 役務取引等利益   5,171   4,782   △389 その他業務利益   △6,388   △11,073   △4,685 うち国債等債券損益   △6,758   △11,393   △4,635 営業経費   21,062   21,900   838 貸倒償却引当費用   2,906   △6   △2,912 株式等関係損益   7,171   3,863   △3,308 その他   576   693   117 経常利益   9,121   11,246   2,125 特別損益   △92   △544   △452 うち減損損失   3   431   428 税金等調整前当期純利益   9,028   10,702   1,674 法人税等合計   3,353   2,987   △365 非支配株主に帰属する当期純利益   13   22   9 親会社株主に帰属する当期純利益   5,662   7,692   2,030 (注)連結粗利益=(資金運用収益-資金調達費用)+(役務取引等収益-役務取引等費用) +(その他業務収益-その他業務費用) 前連結会計年度に比べて、国債等債券損益および株式等関係損益は悪化したものの、資金利益が増加し貸倒償却引当費用は減少したことにより経常利益は2,125百万円増加して11,246百万円となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は2,030百万円増加して7,692百万円となりました。 b セグメントごとの収益、利益 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)    比較 銀行業務   リース 業務   その他   銀行業務   リース 業務   その他   銀行業務   リース 業務   その他 経常収益   46,400   5,810   1,314   55,416   5,476   1,338   9,016   △334   24 セグメント利益   9,372   121   309   11,284   188   186   1,912   67   △123 c 当行単体損益の概要 連結損益の大宗である当行単体損益(セグメント、銀行業務)の概要は次のとおりであります。 (単位:百万円) 前事業年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)    当事業年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)    比較 業務粗利益   24,680   27,641   2,961 資金利益   27,249   35,311   8,062 役務取引等利益   4,122   3,709   △413 その他業務利益   △6,691   △11,379   △4,688 うち国債等債券損益   △6,758   △11,393   △4,635 経費(除く臨時処理分)   20,227   21,039   812 うち人件費   10,623   10,851   228 うち物件費   8,207   8,745   538 コア業務純益   11,211   17,996   6,785 一般貸倒引当金繰入額①   △348   △571   △223 臨時損益   4,570   4,111   △459 不良債権処理額②   3,135   409   △2,726 株式等関係損益   7,171   3,863   △3,308 その他臨時損益   534   657   123 経常利益   9,372   11,284   1,912 特別損益   △92   △546   △454 うち減損損失   3   431   428 法人税等合計   3,241   2,899   △342 当期純利益   6,037   7,838   1,801 与信関係費用①+②   2,787   △161   △2,948 (注)コア業務純益=(業務粗利益-国債等債券損益)-経費 資金利益が増加したことから、コア業務純益は前事業年度に比べて6,785百万円増加し17,996百万円となりました。(増加率60.5%) 国債等債券損益および株式等関係損益は悪化したものの、与信関係費用の減少に加えてコア業務純益の増加により経常利益は1,912百万円増加し11,284百万円となりました。(増加率20.4%) 当期純利益は1,801百万円増加し7,838百万円となりました。(増加率29.8%) 貸出金利息は、平残の増加と利回り上昇により、前事業年度に比べて5,949百万円増加し25,187百万円となりました。 有価証券利息配当金は、平残の増加と利回り上昇により、5,885百万円増加し14,521百万円となりました。 これらを主因に、資金利益は8,062百万円増加し35,311百万円となりました。 投資信託販売手数料は、前事業年度に比べて43百万円増加し517百万円となり、生命保険販売手数料は、233百万円減少して598百万円となりました。 一方、アドバイザリー手数料は94百万円減少して117百万円、シンジケートローンアレンジャーフィーは83百万円減少して80百万円となり、支払融資保険料は168百万円増加して1,767百万円となりました。 これらを主因に、役務取引等利益は413百万円減少して3,709百万円となりました。 d リース業務における損益の概要 売上高は減少しましたが、貸倒償却引当費用が減少したことから前連結会計年度に比べてセグメント利益は67百万円増加しました。 e 連結財政状態の概要 (単位:億円) 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日)   比較 資産の部   34,603   35,768   1,165 うち現金預け金   4,667   3,691   △976 うち有価証券   8,713   9,037   324 うち貸出金   20,573   21,255   682 負債の部   33,032   33,975   943 うち預金(譲渡性預金含む)   31,887   32,068   181 純資産の部   1,570   1,793   223 うち株主資本合計   1,585   1,639   54 うちその他の包括利益累計額合計   △22   145   167 f セグメントごとの資産、負債 (単位:億円) 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日)   比較 銀行業務   リース 業務   その他   銀行業務   リース 業務   その他   銀行業務   リース 業務   その他 セグメント資産   34,433   172   122   35,524   182   117   1,091   10   △5 セグメント負債   33,005   121   47   33,907   130   45   902   9   △2 g 当行単体の有価証券、貸出金、預金の概要 連結貸借対照表の大宗である当行単体(セグメント、銀行業務)の有価証券、貸出金および預金の概要は次のとおりであります。 (a)有価証券の残高 (単位:億円) 前事業年度 (2025年3月31日)   当事業年度 (2026年3月31日)   比較 有価証券   8,740   9,066   326 国債   1,436   1,788   352 地方債   2,841   2,825   △16 社債   1,087   1,175   88 株式   563   668   105 その他の証券   2,811   2,607   △204 国債や社債、株式の残高が増加したことにより、有価証券残高は前事業年度末比326億円増加し9,066億円となりました。 (b)その他有価証券の評価損益 (単位:億円) 前事業年度 (2025年3月31日)   当事業年度 (2026年3月31日)   比較 その他有価証券   △134   △46   88 株式   292   423   131 債券   △255   △404   △149 その他   △172   △65   107 債券の評価損益は悪化したものの、株式およびその他の評価損益が好転したことから、前事業年度末比88億円好転し46億円の評価損となりました。 (c)貸出金の残高(貸出先別、中小企業等貸出) (単位:億円、%) 前事業年度 (2025年3月31日)   当事業年度 (2026年3月31日)   比較 貸出金   20,641   21,328   687 うち住宅ローン   3,586   3,670   84 うちその他ローン   287   281   △6 うち事業先向け貸出   12,876   13,432   556 うち国・地公体向け貸出   3,859   3,915   56 中小企業等貸出   11,118   11,524   406 中小企業等貸出比率   53.86   54.03   0.17 個人ローン、事業先向け貸出、国・地公体向け貸出ともに増加し、前事業年度末比687億円増加し2兆1,328億円となりました。 中小企業等貸出は406億円増加し、中小企業等貸出比率は0.17ポイント上昇し54.03%となりました。 (d)金融再生法開示債権の残高と不良債権比率 (単位:億円、%) 前事業年度 (2025年3月31日)   当事業年度 (2026年3月31日)   比較 破産更生債権及びこれらに準ずる 債権   77   115   38 危険債権   460   381   △79 要管理債権   29   21   △8 計   566   517   △49 不良債権比率   2.71   2.40   △0.31 金融再生法開示債権は前事業年度末比49億円減少したことから、不良債権比率は0.31ポイント低下して2.40%となりました。 (e)預金(譲渡性預金含む)の残高(預り先別) (単位:億円) 前事業年度 (2025年3月31日)   当事業年度 (2026年3月31日)   比較 預金(譲渡性預金含む)   31,957   32,136   179 うち個人預金   21,079   21,223   144 うち法人預金   7,558   7,762   204 うち公金預金   3,060   2,919   △141 公金預金は減少しましたが、個人預金および法人預金の増加により、前事業年度末比179億円増加し、3兆2,136億円となりました。 (f)利回り (単位:%) 前事業年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)    当事業年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)    比較 有価証券利回り   1.00   1.54   0.54 貸出金利回り   0.96   1.19   0.23 預金利回り   0.05   0.18   0.13 総資金利ざや   0.18   0.39   0.21 h リース業務における資産・負債 前連結会計年度末に比べて資産・負債ともに大幅な変動はありません。 i 純資産の部の概要 (単位:億円) 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日)   比較 資本金   141   141   0 資本剰余金   92   92   0 利益剰余金   1,361   1,414   53 自己株式   △9   △7   2 株主資本合計   1,585   1,639   54 その他有価証券評価差額金   △124   △37   87 繰延ヘッジ損益   9   54   45 土地再評価差額金   28   28   0 退職給付に係る調整累計額   64   100   36 その他の包括利益累計額合計   △22   145   167 非支配株主持分   7   7   0 純資産の部合計   1,570   1,793   223 利益の積上げにより株主資本合計は前連結会計年度末比54億円増加しました。 その他有価証券評価差額金、繰延ヘッジ損益および退職給付に係る調整累計額の増加により、その他の包括利益累計額合計は167億円増加しました。 以上により、純資産の部合計は223億円増加しました。 j 連結自己資本比率の状況(国内基準) (単位:億円、%) 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日)   比較 自己資本比率   11.97   11.26   △0.71 自己資本   1,513   1,531   18 リスク・アセット   12,638   13,598   960 自己資本は利益の積上げにより前連結会計年度末比18億円増加しましたが、リスク・アセットは貸出金の増加等を主因に960億円増加しました。これにより自己資本比率は0.71ポイント低下し11.26%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 (単位:億円) 前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)    当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)    比較 営業活動によるキャッシュ・フロー   △1,304   △633   671 うち貸出金   △668   △688   △20 うち預金・譲渡性預金   126   181   55 うち借用金   △1,214   547   1,761 うちコールローン等   147   △960   △1,107 うちコールマネー等   △2   1   3 うち債券貸借取引受入担保金   -   108   108 うち資金運用による収入   278   394   116 うち資金調達による支出   △22   △63   △41 投資活動によるキャッシュ・フロー   △878   △314   564 うち有価証券の取得   △8,482   △5,369   3,113 うち有価証券の売却・償還   7,616   5,066   △2,550 財務活動によるキャッシュ・フロー   △14   △23   △9 うち自己株式の取得   △0   △1   △1 うち配当金の支払額   △16   △24   △8 現金及び現金同等物の期末残高   4,638   3,667   △971 コールローンおよび貸出金の増加による支出を主因として、営業活動によるキャッシュ・フローは633億円の支出超過となりました。 有価証券の取得による支出が売却・償還による収入を上回ったことから、投資活動によるキャッシュ・フローは314億円の支出超過となりました。 配当金の支払により、財務活動によるキャッシュ・フローは23億円の支出超過となりました。 以上により、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末比971億円減少して3,667億円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度比2,125百万円増加の11,246百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,030百万円増加の7,692百万円となりました。連結損益の大宗は当行単体損益であり、次のように認識しております。 当事業年度における貸出金は、平均残高、利回りともに計画を上回ったことから利息収入も計画を上回りました。有価証券については、平均残高は計画を下回ったものの、利回りが上回ったことから利息配当金は計画を上回りました。これにより資金利益は計画を上回ることができました。 役務取引等利益については、個人向けの預かり資産販売手数料が計画を下回ったことに加え、支払融資保険料の上回りなどにより、計画を下回る結果となりました。 経費については、人件費、物件費ともに計画を下回りました。 以上のように、資金利益の上回りと経費の下回りを要因に、コア業務純益は計画比+38億円となりました。 また、国債等債券損益と株式等関係損益は計画を下回りましたが、与信関係費用の下回りに加えてコア業務純益の上回りにより、経常利益は計画比+14億円となりました。当期純利益も計画比+10億円となりました。 経営課題に掲げている「本業利益の改善」については、貸出金利息の上回りと経費の下回りにより計画比+8億円となりました。 当連結会計年度末の純資産の部においては、利益の積上げにより株主資本合計は前連結会計年度末比54億円増加し、その他有価証券評価差額金、繰延ヘッジ損益および退職給付に係る調整累計額の増加により、その他の包括利益累計額合計は167億円増加しました。 これにより、純資産の部合計は223億円増加しました。 自己資本は増加しましたが、貸出金の増加等を主因にリスク・アセットが増加し、連結自己資本比率(国内基準)は前連結会計年度末から0.71ポイント低下し11.26%となりました。引き続き、財務の健全性は高いと評価しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度においては、コールローンおよび貸出金の増加による支出を要因として、営業活動によるキャッシュ・フローは633億円の支出超過となりました。 有価証券の取得による支出が売却・償還による収入を上回ったことから、投資活動によるキャッシュ・フローは314億円の支出超過となりました。 配当金の支払により、財務活動によるキャッシュ・フローは23億円の支出超過となりました。 以上により、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末比971億円減少して3,667億円となりました。 貸出金や有価証券による運用に多額の資金移動がありましたが、依然として十分な資金確保ができており、銀行業としての資本の財源及び資金の流動性に懸念はありません。 当行グループの資本の財源及び資金の流動性において、重要な資本的支出の予定は「第3 設備の状況」に記載しております。また、資金調達方法については自己資金で対応する予定であります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当行グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。 連結財務諸表の作成にあたっては、連結会計年度末日の資産・負債の計上及び会計期間の収益・費用の適正な計上を行うため、見積りや仮定を行う必要があります。連結財務諸表に影響を与え、より重要な経営判断や見積りを必要とする会計方針は次のとおりであります。 貸倒引当金 当行は、債務者の財務情報や入手可能な外部情報等に基づき、債務者ごとにその債務者区分(正常先、要注意先(要管理先、その他の要注意先)、破綻懸念先、実質破綻先、破綻先)を決定し、「第5 経理の状況 1 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項 (5) 貸倒引当金の計上基準」に記載した算出方法により貸倒引当金を計上しております。 債務者区分は、債務者の財務情報等に基づき定例及び随時の見直しを行っておりますが、業績不振や財務的な困難に直面している債務者の債務者区分は、今後の業績回復見込や経営改善計画の合理性及び実現可能性についての判断に依存している場合があります。経営改善計画の合理性及び実現可能性の判断の前提となる債務者を取り巻く経営環境等の変化により債務者の債務者区分が変動した場合、翌連結会計年度において貸倒引当金は増減する可能性があります。 貸倒引当金を算定するための予想損失率における将来見込み等必要な修正は、景気循環等を加味したより長期の過去の一定期間における平均値に基づく損失率が高い場合、その差分を加味して算定しております。 なお、仮定の前提となる状況が変化した場合には、翌連結会計年度において貸倒引当金は増減する可能性があります。 (参考) (1)国内業務・国際業務部門別収支 資金運用収支につきましては、国内業務部門で前連結会計年度比8,107百万円(30.7%)増加し、国際業務部門で前連結会計年度比213百万円(91.4%)増加したことから、合計では前連結会計年度比8,319百万円(31.3%)増加いたしました。 役務取引等収支につきましては、国際業務部門で前連結会計年度比2百万円(15.3%)増加したものの、国内業務部門で前連結会計年度比391百万円(7.5%)減少したことから、合計では前連結会計年度比389百万円(7.5%)減少いたしました。 その他業務収支につきましては、国内業務部門で前連結会計年度比4,632百万円減少し、国際業務部門で前連結会計年度比52百万円減少したことから、合計で前連結会計年度比4,685百万円減少いたしました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   26,326   233   26,560 当連結会計年度   34,433   446   34,879 うち資金運用収益   前連結会計年度   28,386   1,058   14 29,430 当連結会計年度   41,249   1,400   80 42,569 うち資金調達費用   前連結会計年度   2,059   824   14 2,869 当連結会計年度   6,816   953   80 7,689 役務取引等収支   前連結会計年度   5,158   13   5,171 当連結会計年度   4,767   15   4,782 うち役務取引等収益   前連結会計年度   7,417   28   7,445 当連結会計年度   7,317   30   7,348 うち役務取引等費用   前連結会計年度   2,259   14   2,273 当連結会計年度   2,550   15   2,565 その他業務収支   前連結会計年度   △6,454   65   △6,388 当連結会計年度   △11,086   13   △11,073 うちその他業務収益   前連結会計年度   6,750   65   6,816 当連結会計年度   5,397   13   5,410 うちその他業務費用   前連結会計年度   13,204   -   13,204 当連結会計年度   16,484   -   16,484 (注)1.国内業務部門とは当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門とは当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度1百万円、当連結会計年度4百万円)を控除して表示しております。 3.資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。 (2)国内業務・国際業務部門別資金運用/調達の状況 ① 国内業務部門 資金運用勘定平均残高は預け金の減少を主因に前連結会計年度比12,470百万円減少したものの、資金運用利回りは貸出金利回り及び有価証券利回りの上昇を主因に0.37ポイント増加したことから、運用利息は12,863百万円増加いたしました。一方、資金調達勘定平均残高は、借用金の減少を主因に前連結会計年度比24,581百万円減少したものの、資金調達利回りは預金利回りの上昇を主因に0.14ポイント増加したことから、調達利息は4,757百万円増加いたしました。 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   (28,546)   (14)   0.82 3,451,442   28,386 当連結会計年度   (42,918)   (80)   1.19 3,438,972   41,249 うち貸出金   前連結会計年度   1,992,930   19,095   0.95 当連結会計年度   2,093,357   25,018   1.19 うち商品有価証券   前連結会計年度   11   0   0.00 当連結会計年度   20   0   0.15 うち有価証券   前連結会計年度   847,771   7,903   0.93 当連結会計年度   920,203   13,843   1.50 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   77,438   203   0.26 当連結会計年度   85,904   533   0.62 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   495,942   1,137   0.22 当連結会計年度   290,542   1,742   0.59 資金調達勘定   前連結会計年度   3,371,263   2,059   0.06 当連結会計年度   3,346,682   6,816   0.20 うち預金   前連結会計年度   3,106,447   1,810   0.05 当連結会計年度   3,115,285   5,702   0.18 うち譲渡性預金   前連結会計年度   93,806   70   0.07 当連結会計年度   89,100   223   0.25 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   1,902   0   0.00 当連結会計年度   191   0   0.00 うち借用金   前連結会計年度   170,810   20   0.01 当連結会計年度   140,415   353   0.25 (注)1.国内業務部門とは、当行及び連結子会社の円建取引であります。 2.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社につきましては、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度25,350百万円、当連結会計年度14,411百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度2,047百万円、当連結会計年度2,060百万円)及び利息(前連結会計年度1百万円、当連結会計年度4百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 4.( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 ② 国際業務部門 資金運用利回りはコールローン利回りの低下を主因に0.52ポイント減少したものの、資金運用勘定平均残高は有価証券及びコールローンの増加を主因に17,659百万円増加したことから、運用利息は342百万円増加いたしました。一方、資金調達利回りはコールマネー利回りの低下を主因に0.68ポイント減少したものの、資金調達勘定平均残高は債券貸借取引受入担保金の増加を主因に17,613百万円増加したことから、調達利息は129百万円増加いたしました。 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   31,386   1,058   3.37 当連結会計年度   49,045   1,400   2.85 うち貸出金   前連結会計年度   3,325   109   3.28 当連結会計年度   3,299   106   3.23 うち商品有価証券   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   9,488   92   0.97 当連結会計年度   19,536   321   1.64 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   16,689   846   5.07 当連結会計年度   24,162   966   3.99 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - 資金調達勘定   前連結会計年度   (28,546)   (14)   2.62 31,403   824 当連結会計年度   (42,918)   (80)   1.94 49,016   953 うち預金   前連結会計年度   2,306   12   0.52 当連結会計年度   1,966   0   0.01 うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   328   12   3.81 当連結会計年度   1,892   46   2.47 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   2,049   41   2.02 うち借用金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - (注)1.国際業務部門とは、当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社につきましては、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。なお、当行国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。 3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度5百万円、当連結会計年度5百万円)を控除して表示しております。 4.( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 ③ 合計 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   3,454,282   29,430   0.85 当連結会計年度   3,445,100   42,569   1.23 うち貸出金   前連結会計年度   1,996,255   19,204   0.96 当連結会計年度   2,096,657   25,125   1.19 うち商品有価証券   前連結会計年度   11   0   0.36 当連結会計年度   20   0   0.15 うち有価証券   前連結会計年度   857,259   7,996   0.93 当連結会計年度   939,739   14,164   1.50 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   94,127   1,050   1.11 当連結会計年度   110,066   1,499   1.36 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   495,942   1,137   0.22 当連結会計年度   290,542   1,742   0.59 資金調達勘定   前連結会計年度   3,374,120   2,869   0.08 当連結会計年度   3,352,781   7,689   0.22 うち預金   前連結会計年度   3,108,754   1,822   0.05 当連結会計年度   3,117,252   5,703   0.18 うち譲渡性預金   前連結会計年度   93,806   70   0.07 当連結会計年度   89,100   223   0.25 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   328   12   3.81 当連結会計年度   1,892   46   2.47 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   1,902   0   0.00 当連結会計年度   2,241   41   1.85 うち借用金   前連結会計年度   170,810   20   0.01 当連結会計年度   140,415   353   0.25 (注)1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度25,356百万円、当連結会計年度14,416百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度2,047百万円、当連結会計年度2,060百万円)及び利息(前連結会計年度1百万円、当連結会計年度4百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 2.国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息は、相殺して記載しております。 (3)国内業務・国際業務部門別役務取引の状況 国内業務部門 役務取引等収益が前連結会計年度比100百万円(1.3%)減少し、役務取引等費用が前連結会計年度比291百万円(12.8%)増加したことから、役務取引等収支は前連結会計年度比391百万円(7.5%)減少いたしました。 国際業務部門 役務取引等費用が前連結会計年度比1百万円(7.1%)増加したものの、役務取引等収益が前連結会計年度比2百万円(7.1%)増加しことから、役務取引等収支は前連結会計年度比2百万円(15.3%)増加いたしました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   7,417   28   7,445 当連結会計年度   7,317   30   7,348 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   2,142   -   2,142 当連結会計年度   2,181   -   2,181 うち為替業務   前連結会計年度   1,615   28   1,643 当連結会計年度   1,718   23   1,742 うち証券関連業務   前連結会計年度   83   -   83 当連結会計年度   90   -   90 うち代理業務   前連結会計年度   124   -   124 当連結会計年度   130   -   130 うち保護預り・貸金庫業務   前連結会計年度   19   -   19 当連結会計年度   18   -   18 うち保証業務   前連結会計年度   256   -   256 当連結会計年度   229   -   229 うちクレジット・カード業務   前連結会計年度   963   -   963 当連結会計年度   981   -   981 役務取引等費用   前連結会計年度   2,259   14   2,273 当連結会計年度   2,550   15   2,565 うち為替業務   前連結会計年度   154   10   164 当連結会計年度   183   10   193 (注) 国内業務部門とは当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門とは当行及び連結子会社の外貨建取引であります。 (4)国内業務・国際業務部門別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   3,127,296   2,283   3,129,579 当連結会計年度   3,153,841   2,225   3,156,067 うち流動性預金   前連結会計年度   2,141,819   -   2,141,819 当連結会計年度   2,185,715   -   2,185,715 うち定期性預金   前連結会計年度   941,766   -   941,766 当連結会計年度   926,531   -   926,531 うちその他   前連結会計年度   43,710   2,283   45,993 当連結会計年度   41,594   2,225   43,820 譲渡性預金   前連結会計年度   59,128   -   59,128 当連結会計年度   50,808   -   50,808 総合計   前連結会計年度   3,186,424   2,283   3,188,707 当連結会計年度   3,204,650   2,225   3,206,876 (注)1.国内業務部門とは当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門とは当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 3.定期性預金=定期預金+定期積金 (5)国内業務・国際業務部門別貸出金残高の状況 ① 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内業務部門 (除く特別国際金融取引勘定分)   2,054,023   100.00   2,122,428   100.00 製造業   201,078   9.79   215,678   10.16 農業、林業   7,525   0.37   8,420   0.40 漁業   58   0.00   20   0.00 鉱業、採石業、砂利採取業   13,687   0.67   14,043   0.66 建設業   82,227   4.00   80,737   3.80 電気・ガス・熱供給・水道業   136,338   6.64   142,593   6.72 情報通信業   11,695   0.57   11,662   0.55 運輸業、郵便業   86,116   4.19   94,374   4.45 卸売業、小売業   179,166   8.72   186,856   8.80 金融業、保険業   226,549   11.03   230,177   10.85 不動産業、物品賃貸業   207,893   10.12   224,305   10.57 学術研究、専門・技術サービス業   6,687   0.33   6,166   0.29 宿泊業   11,466   0.56   12,207   0.58 飲食業   8,716   0.42   8,591   0.40 生活関連サービス業、娯楽業   9,856   0.48   9,553   0.45 教育、学習支援業   2,538   0.12   2,365   0.11 医療・福祉   56,497   2.75   54,826   2.58 その他のサービス   23,575   1.15   25,480   1.20 国、地方公共団体   385,951   18.79   391,578   18.45 その他   396,395   19.30   402,787   18.98 国際業務部門及び特別国際金融取引勘定分   3,329   100.00   3,101   100.00 政府等   -   -   -   - 金融機関   1,000   30.03   1,000   32.24 その他   2,329   69.97   2,101   67.76 合計   2,057,353   -   2,125,529   - (注) 国内業務部門とは当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門とは当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。 ② 外国政府等向け債権残高(国別) 該当事項はありません。 (6)国内業務・国際業務部門別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   143,691   -   143,691 当連結会計年度   178,871   -   178,871 地方債   前連結会計年度   284,160   -   284,160 当連結会計年度   282,529   -   282,529 短期社債   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - 社債   前連結会計年度   108,752   -   108,752 当連結会計年度   117,562   -   117,562 株式   前連結会計年度   51,735   -   51,735 当連結会計年度   62,227   -   62,227 その他の証券   前連結会計年度   272,614   10,431   283,045 当連結会計年度   240,835   21,732   262,567 合計   前連結会計年度   860,953   10,431   871,384 当連結会計年度   882,026   21,732   903,759 (注)1.国内業務部門とは当行及び連結子会社の円建取引であり、国際業務部門とは当行及び連結子会社の外貨建取引であります。 2.「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 (自己資本比率の状況) (参考) 自己資本比率は、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号。以下、「告示」という。)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては標準的計測手法をそれぞれ採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   11.26 2.連結における自己資本の額   1,531 3.リスク・アセットの額   13,598 4.連結総所要自己資本額   543 単体自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.単体自己資本比率(2/3)   11.17 2.単体における自己資本の額   1,507 3.リスク・アセットの額   13,487 4.単体総所要自己資本額   539 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるものならびに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   77   115 危険債権   460   381 要管理債権   29   21 正常債権   20,292   21,017

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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