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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

山形銀行

The Yamagata Bank, Ltd.8344 · Prime · 銀行業

山形県を地盤とする地方銀行。銀行業務を中核に、リース・信用保証等の金融サービスをグループで提供する地域密着型金融機関。

概要

山形銀行は、1896年に両羽銀行として創業した山形県地盤の地方銀行である。預金・貸出を中心とし、県内外の店舗網を通じて地域密着型の金融サービスを提供する。2026年3月期の経常収益は633億円、純利益は65億円。従業員数は1,178名。東京証券取引所プライム市場に上場している。

預金・貸出を中核とする銀行業務

当行の主力は銀行業務であり、預金業務と貸出業務から得る資金運用収益が収入の柱である。2026年3月期の貸出金残高は2兆1,100億円、預金等残高は2兆9,360億円。個人向け住宅ローン・カードローン、法人向け事業性融資を提供し、有価証券投資や為替業務も手掛ける。収益の大宗を銀行業が占め、連結経常収益633億円のうち557億円が銀行業からの収入である。

リースと信用保証で構成するグループ事業

連結子会社を通じてリース業務と信用保証業務を展開する。山銀リース株式会社が機械設備・車両のファイナンスリースを提供し、山銀保証サービス株式会社が住宅ローン等の借入に対する保証サービスを行う。2026年3月期のリース業の経常収益は66億円、信用保証業は8億円。これらの非銀行事業が銀行業務を補完し、グループ全体の収益基盤を多様化している。

山形県内に集中する営業基盤

本店所在地は山形市で、県内に広範な支店網を有する。主要営業基盤である山形県経済は人口減少・少子高齢化に直面する一方、ものづくり産業や洋上風力発電など地域ポテンシャルの高まりがある。同行は地域密着型金融として中小企業向け融資や個人ローンに強みを持ち、コンサルティング営業を重視。第21次長期経営計画では「お客さまの価値を共に創造する」ビジョンを掲げ、地域活性化に注力している。

業界の中での役割は地域金融機関(地方銀行)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
633億円
経常利益
90億円
利益率
14.2%
純利益
65億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業務主力

本店および県内外の店舗網を通じて、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、為替業務、公共債・投資信託・保険商品の窓口販売業務等を提供。グループの中核事業。

主な製品・サービス6
預金業務
個人・法人向けの預金受け入れ。普通預金、定期預金等を取扱う。
貸出業務
個人向け住宅ローン・カードローン、法人向け事業性融資等を提供。
有価証券投資業務
国債・地方債・社債等への投資運用。
内国為替業務
国内の振込・送金等の決済サービス。
外国為替業務
外貨建て送金・貿易決済等の国際金融サービス。
窓口販売業務
公共債、投資信託、保険商品の販売。

02リース業務準主力

子会社がリース業務等を展開。顧客の設備投資ニーズに応じたファイナンスリースを提供。

主な製品・サービス1
リース業務
各種機械設備・車両等のファイナンスリースを提供。

03信用保証業務等副次

子会社を通じて信用保証業務等を提供。個人ローンの保証等を中心に金融周辺サービスを展開。

主な製品・サービス1
信用保証業務
住宅ローン等の借入に対する保証サービス。

製品と技術

個人・法人向け預金と貸出商品

預金業務では普通預金、定期預金などを個人・法人向けに提供。貸出業務では個人向け住宅ローンやカードローン、法人向け事業性融資を取り扱う。2026年3月期の貸出金残高は2兆1,100億円で、事業性貸出、個人向け貸出、国・地方公共団体向け貸出が共に増加した。地域密着型金融として中小企業の資金調達を支えている。

有価証券投資と内外為替業務

有価証券投資業務では国債・地方債・社債などを運用。2026年3月期の有価証券残高は8,515億円。内国為替業務では国内振込・送金を、外国為替業務では外貨建て送金や貿易決済を提供。1985年から海外コルレス業務を開始し、国際金融サービスも手掛ける。これらの業務は資金運用収益と役務収益の一部を構成する。

窓口販売とグループリース・保証

窓口では公共債、投資信託、保険商品(損害保険・生命保険)を販売。預かり金融資産残高は3,777億円。グループではリース業(山銀リース)が機械設備・車両のファイナンスリースを提供し、信用保証業(山銀保証サービス)が住宅ローン保証などを手掛ける。これらの非銀行サービスは顧客の多様なニーズに対応し、グループ収益に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

地銀中堅、内需依存で成長限定的

山形銀行は山形県を地盤とする第二地方銀行に準じる地域銀行で、預貸業務を中心に県内シェアは高い。しかし、人口減少・低金利環境下で貸出金利の伸び悩みに直面。同業のいよぎんホールディングスやしずおかフィナンシャルグループと比較すると、収益基盤の多角化やエリア拡大が遅れており、バランスシート規模でも劣後する。近年はDXやコンサルティング業務強化を進めるが、内需依存の構造から脱却できておらず、収益拡大には時間を要する。

強み

  • 山形県内に広範な店舗網を持ち、個人・中小企業とのリレーションが強固
  • 地域シェア高く、低コストの預金を中心とした安定資金調達が可能
  • 事業承継・M&A支援など非金利収入拡大に注力
  • 自己資本比率は業界平均並みに維持、不良債権比率も低位

課題

  • 地元の人口減少で貸出先・預金量の伸びに限界
  • 長期化する低金利で預貸金利ざやが縮小、収益力低下
  • 有価証券運用や手数料収入への依存度が高く、金利変動リスク

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字が山形銀行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17350おきなわフィナンシャルグループ1,802億円14.8倍
28362福井銀行1,688億円19.2倍
38337千葉興業銀行1,685億円25.7倍
48343秋田銀行1,569億円20.0倍
58387四国銀行1,541億円8.7倍
68344山形銀行1,453億円21.7倍
78399琉球銀行1,392億円14.6倍
88366滋賀銀行1,350億円30.4倍
97384プロクレアホールディングス1,328億円34.7倍
108541愛媛銀行1,210億円16.6倍
118550栃木銀行1,187億円13.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

両羽銀行として創業した1896年

1896年4月、資本金30万円で両羽銀行が設立された。翌1897年6月には第八十一国立銀行の業務を継承し、営業基盤を拡大。戦時中の1943年3月には山形商業銀行を、1944年3月には山形貯蓄銀行を合併し、県内金融機関の統合を進めた。これにより地域における銀行としての地位を固めた。

山形銀行への改称と外国為替参入

戦後の1965年4月、行名を「山形銀行」に改称。1968年4月には外国為替業務を開始し、国際業務に進出した。1973年10月に東京証券取引所市場第二部に上場し、1975年3月には第一部に指定替え。1976年2月には全店オンラインシステムを完成させ、業務の効率化を推進した。

グループ子会社を設立した1970~90年代

1974年11月に山形保証サービス株式会社(現山銀保証サービス株式会社)を設立し、信用保証事業に参入。1976年4月に山銀リース株式会社を設立しリース事業を開始。1985年には海外コルレス業務、1988年には包括コルレス業務の認可を取得。1990年代にはやまぎんディーシーカード株式会社、やまぎんキャピタル株式会社などを設立し、金融周辺サービスを拡充した。

システム共同化と証券仲介業務の開始

2005年1月、銀行共同システム「じゅうだん会」共通版システムを稼働。同年4月には証券仲介業務を開始。2007年9月にはやまぎんジェーシービーカード株式会社を子会社化。2010年にはクレジット事業と信用保証事業の再編を実施し、グループ内の事業を整理した。これらの取り組みにより、業務の多角化と効率化を進めた。

近年のグループ再編と市場移行

2018年7月には山銀ビジネスサービス株式会社を吸収合併し、グループ組織をスリム化。2022年1月にやまがた協創パートナーズ株式会社を設立。同年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行。2024年3月には第21次長期経営計画「Pro-Act」を策定。2024年12月に木の実管財株式会社を解散、2026年3月にはやまぎんキャピタル株式会社を解散し、グループ再編を進めている。

年表37件を開く

1890年代

  • 1896年4月創業両羽銀行設立(資本金30万円)
  • 1897年6月第八十一国立銀行業務継承

1940年代

  • 1943年3月M&A山形商業銀行を合併
  • 1944年3月M&A山形貯蓄銀行を合併

1960年代

  • 1965年4月「山形銀行」に行名改称
  • 1968年4月外国為替業務取扱開始

1970年代

  • 1973年10月上場東京証券取引所市場第二部に上場(1975年3月1日市場第一部に上場)
  • 1974年11月創業山形保証サービス株式会社(現山銀保証サービス株式会社)設立
  • 1976年2月全店オンラインシステム完成(1983年8月22日第二次オンラインシステム稼働)(1991年1月21日第三次オンラインシステム情報系システム稼働) (1994年5月6日第三次オンラインシステム勘定系システム稼働)
  • 1976年4月創業山銀リース株式会社設立
  • 1979年8月創業山銀ビジネスサービス株式会社設立

1980年代

  • 1983年4月国債等公共債の窓口販売業務取扱開始
  • 1985年4月海外コルレス業務取扱開始(1988年2月9日包括コルレス業務認可取得)
  • 1985年6月公共債ディーリング業務取扱開始
  • 1988年4月国内発行コマーシャルペーパー業務取扱開始
  • 1989年6月担保附社債信託法に基づく受託業務取扱開始

1990年代

  • 1990年3月創業山銀システムサービス株式会社設立
  • 1991年6月創業やまぎんディーシーカード株式会社(現やまぎんカードサービス株式会社)設立
  • 1993年1月共同バンクPOSサービス業務取扱開始
  • 1994年1月信託代理店業務取扱開始
  • 1996年4月創業やまぎんキャピタル株式会社設立
  • 1998年12月投資信託の窓口販売業務取扱開始

2000年代

  • 2001年4月損害保険商品の窓口販売業務取扱開始
  • 2002年10月生命保険商品の窓口販売業務取扱開始 確定拠出年金<個人型>取扱開始
  • 2003年7月生命保険商品の窓口販売業務取扱の追加 定額個人年金保険新規商品取扱開始
  • 2005年1月「じゅうだん会」共同版システム稼働
  • 2005年4月証券仲介業務取扱開始
  • 2007年9月M&Aやまぎんジェーシービーカード株式会社(2010年3月、木の実管財株式会社へ商号変更)を子会社化

2010年代

  • 2010年3月木の実管財株式会社のクレジット事業をやまぎんカードサービス株式会社に吸収分割
  • 2010年4月木の実管財株式会社の信用保証事業を山銀保証サービス株式会社に吸収分割
  • 2016年6月監査等委員会設置会社へ移行
  • 2018年7月M&A山銀ビジネスサービス株式会社を株式会社山形銀行に吸収合併
  • 2019年12月創業TRYパートナーズ株式会社設立

2020年代

  • 2022年1月創業やまがた協創パートナーズ株式会社設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場に移行
  • 2024年12月木の実管財株式会社を解散(2025年3月24日清算結了)
  • 2026年3月やまぎんキャピタル株式会社を解散(現在清算中)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 当期純利益(単体)2026年度まで50億円
  • ROE(連結)2026年度まで3.5%
  • 自己資本比率(単体)2026年度まで9%以上
  • 総貸出金平残2026年度まで1兆9,483億円
  • 貸出金利回り2026年度まで0.994%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    長期ビジョン2030の実現

    2030年度に向けた長期ビジョン『お客さまの価値を共に創造し、地域ポテンシャルを最大化する金融・産業参画型ハイブリッドカンパニー』の実現に向け、ステークホルダーを重視した経営を継続し、地域とともに成長することを目指す。

  2. 02

    第21次長期経営計画「Pro-Act」の推進

    2024年度から2026年度を期間とする第21次長期経営計画を推進し、専門性を高め、役職員一人ひとりが主体的に行動することで企業価値の向上を図る。前計画での変革を踏まえ、変化を継続する。

  3. 03

    サステナビリティ経営の強化

    サステナビリティ経営の強化として、重点取り組みとKPIを定め、地域課題の解決や持続可能な社会の実現に貢献する。環境・社会・ガバナンスを考慮した経営を深化させる。

  4. 04

    コンサルティング営業の実践

    お客さま本位のコンサルティング営業を実践し、新たな価値と満足を創造する。グループ総合力を引き上げるため、銀行と関連会社の連携を強化し、提供価値を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,178人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は692万円で、9期前と比べて+8.6%平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は17.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月1,406
2018年3月1,371
2019年3月63739.817.01,361
2020年3月63140.417.51,307
2021年3月62640.517.61,300
2022年3月62840.517.51,257
2023年3月63540.817.81,215
2024年3月65741.017.91,175
2025年3月68341.218.01,175
2026年3月69241.017.81,178

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率19.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率90.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)48.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主な関係会社
  • 国内
    山銀保証サービス株式会社
    山形県 山形市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    山銀リース 株式会社
    山形県 山形市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    山銀システム サービス株式会社
    山形県 山形市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    やまぎん カードサービス株式会社
    山形県 山形市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    TRYパートナ ーズ株式会社
    山形県 山形市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    やまがた協創 パートナーズ株式会社
    山形県 山形市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    やまぎん キャピタル 株式会社
    山形県 山形市 · 連結子会社
    議決権30.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和03年4月26日支給分)
    内閣府 · 2021-03-25
    1,013万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(平成31年10月25日支給分)
    内閣府 · 2019-10-15
    992万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和2年4月27日支給分)
    内閣府 · 2020-04-15
    923万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和3年10月25日支給分)
    内閣府 · 2021-10-11
    918万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和4年4月25日支給分)
    内閣府 · 2022-04-07
    708万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和4年10月25日支給分)
    内閣府 · 2022-10-12
    564万円
  • 補助金
    地域再生支援利子補給金(令和5年4月25日支給分)
    内閣府 · 2023-04-11
    481万円
  • 補助金
    令和3年度地域雇用創造利子補給金(戦略産業雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2021-07-05
    109万円
  • 補助金
    令和3年度地域雇用創造利子補給金(戦略産業雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2021-07-05
    109万円
  • 補助金
    令和3年度地域雇用創造利子補給金(戦略産業雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2021-07-05
    65万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は633億円経常利益90億円前期と比べると増収増益で、売上が+19.7%、利益が+38.5%。

売上高
+19.7%
633億円
経常利益
+38.5%
90億円
純利益
+47.7%
65億円
利益率
14.2%
前期比 +1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高651億円633億円
純利益75億円65億円
1株あたり配当¥98¥98

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は208億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+85.7%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1112
2024年1Q1122
2024年2Q14814
2024年3Q1745
2024年4Q1170
2025年2Q25221
2025年4Q27723
2026年2Q30227
2026年4Q33138
2027年1Q20827

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は479億円から633億円へ1.3倍に増えた。経常利益率は20.5%から14.2%になった。純利益は2期連続で増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月4799820.555
2014年3月45711224.563
2015年3月46012727.675
2016年3月45310723.667
2017年3月4598117.655
山銀ビジネスサービス株式会社を株式会社山形銀行に吸収合併
2018年3月4257116.750
TRYパートナーズ株式会社設立
2019年3月4746012.740
2020年3月4404610.525
2021年3月4124811.729
やまがた協創パートナーズ株式会社設立
2022年3月4405512.534
2023年3月5125510.734
2024年3月551386.921
2025年3月5296512.344
2026年3月6339014.265

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益633億円のうち、経常利益として残るのは90億円14.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は65億円、売上の10.3%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金85.8%543億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.2%90億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
14.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.3pt
10.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.3pt
4.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが264億円、投資CFが−378億円で、差し引きのフリーCFは−114億円期末の手元現金は1,863億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月825−343−10768
2014年3月402−795−10365
2015年3月−17351462767
2016年3月−461732−101,028
2017年3月359150−421,494
2018年3月−522−193−11768
2019年3月−466554−11845
2020年3月1,000−967−122756
2021年3月4,402−1,329−103,819
2022年3月4,502−1,947−156,359
2023年3月−4,693754−122,409
2024年3月−1,454942−111,886
2025年3月−428570−162,011
2026年3月264−378−351,863

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3.3兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1,506億円で、自己資本比率は4.6%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月2.311,3382.185.5
2014年3月2.381,4172.245.7
2015年3月2.471,5472.316.0
2016年3月2.501,5592.355.9
2017年3月2.611,5352.465.9
2018年3月2.621,5742.466.0
2019年3月2.581,5682.426.1
2020年3月2.651,4772.515.6
2021年3月3.131,6182.975.2
2022年3月3.541,5563.384.4
2023年3月3.141,3373.014.2
2024年3月3.151,4383.004.6
2025年3月3.161,3603.034.3
2026年3月3.281,5063.134.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
1,370億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3.1兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り79社中47位あたり、逆に低いのはROE79社中65位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.6%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
4.6%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率前期からの売上の伸び
19.7%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.2%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,510で、1年前と比べて+189.0%過去52週の値幅のなかでは92%の位置にある。

¥4,510-0.1%1ヶ月+15.6%1年+189.0%時価総額1,453億円
過去52週の値幅
安値¥1,552高値¥4,780

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.7倍
PER (会社予想)18.6倍
PBR0.90倍
配当利回り2.17%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月19日に4455円へ5.01%下落しましたが、直近1ヶ月では+18.48%、1年間では+195.13%と急上昇しています。25日線(4071.6円)を+9.4%上回り、200日線(2655.66円)を大幅に上回っており、中期トレンドは非常に強いです。52週高値(4780円)には-6.8%と接近しており、高値圏での値動きとなっています。出来高は8月19日に16.78万株と増加しており、売買が活発です。RSIは67.56と買われ過ぎ圏手前で、短期的な過熱感が残ります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 60/100)

PER 18.76倍は業界平均16.19倍を上回るが、予想PER 16.6倍と業界平均に近づく。PBR 0.83倍は1倍を下回り、銀行業では常態的だが割安感がある。配当利回り2.43%は業界平均と同水準。ROE 4.56%と低いが、当期純利益が大幅増益で収益改善が見込まれ、割安と判断。ただしPBRが1倍未満でもROEが低い点は留意。配当は伸び悩みか。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.7倍17.5倍
PER (予想)18.6倍
PBR0.90倍1.01倍
ROE4.6%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、地域経済の動向と金利環境の変化が収益に与える影響です。強気派は、人口減少下でも地域密着型の強みで貸出を維持し、金利上昇による利ざや改善や、デジタル化による業務効率化で収益拡大が期待できると見ます。一方、弱気派は、低金利の長期化や競争激化による貸出利ざやの縮小、地域経済の停滞による不良債権発生リスクを懸念し、収益の伸び悩みを予想します。

プラスに働く材料7
  • 金利上昇で利ざや改善

    日銀の利上げで貸出金利が上昇し、預金金利の上昇を上回れば収益増加が見込める。

  • デジタル化で効率化

    オンラインサービス強化により、店舗運営コスト削減と顧客利便性向上が可能。

  • 地域密着で安定需要

    県内企業との長期的な関係で、経済変動時にも貸出が安定しやすい。

  • 純利益65億円と2期連続の増益通年影響

    純利益21億→44億→65億円。大幅な利益成長が継続

  • 収益633億円と前期比19.7%増通年影響

    収益529億→633億円。増収が続き事業基盤が拡大

  • 予想PER16.6倍と実績から改善決算発表後影響

    実績PER18.76倍→予想PER16.6倍。業績成長で割安感強まる

  • PBR0.83倍と1倍割れの修正余地継続影響

    PBR0.83倍と低い。ROE4.56%から改善すれば評価上昇の余地

マイナスに働く材料7
  • 低金利で利ざや縮小

    日銀の利上げは限定的で、預金金利競争により利ざやが圧迫される可能性。

  • 人口減少で市場縮小

    山形県の人口減少により、融資需要が長期的に減少する懸念。

  • 地域経済の減速

    地元企業の業績悪化で不良債権が増加し、信用コストが膨らむリスク。

  • ROE4.56%と低い資本効率継続影響

    ROE4.56%は低位。PBR0.83倍のままでは株主価値創出が課題

  • 株価1年で177%上昇の過熱感継続影響

    1年間で株価が177.24%上昇。短期的な利益確定売りリスク

  • 収益が年度で大きく変動継続影響

    収益551億→529億→633億円、増減が激しく計画の不確実性

  • 配当利回り2.43%と低下通年影響

    配当利回り2.43%。株価上昇で利回りが低下し魅力減少

次の決算で確かめる点
貸出金利回り
利ざやの動向を示し、収益性の変化を把握するため。
預金残高
安定した資金調達基盤の維持と市場シェアを確認するため。
不良債権比率
地域経済の悪化による信用リスクを監視するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり98で、前期から+86.7%いまの株価に対する利回りは2.17%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥98
1株あたり
配当利回り
2.17%
いまの株価に対して
配当性向
42.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3522.2
2018年3月21−40.026.7
2019年3月3566.732.8
2020年3月30−14.345.4
2021年3月300.035.8
2022年3月3516.736.5
2023年3月350.034.0
2024年3月350.052.5
2025年3月4528.636.6
2026年3月8486.742.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥98

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ13,887人。区分でいちばん多いのは個人・その他40.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.2%を占め、残る49.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他31.132.732.532.940.040.6
事業法人22.424.427.126.826.125.6
金融機関35.134.833.131.428.124.6
外国法人10.36.85.96.94.76.9
自己株式3.91.11.11.10.02.4
証券会社1.11.21.31.91.12.2
外国人個人0.00.00.00.00.10.1
政府・自治体0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.94
02明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)3.79
03両羽協和株式会社3.75
04住友生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.20
05住友不動産株式会社1.88
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.87
07日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)1.54
08JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.31
09株式会社合同資源1.28
10山形銀行従業員持株会1.08

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+550%、1株純資産は14期で+549%。直近期のROEは4.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月327474.513.818.8
2014年3月377904.811.816.2
2015年3月469005.311.213.5
2016年3月419054.510.417.1
2017年3月1684,7053.614.522.2
2018年3月1534,8263.215.426.7
2019年3月1234,8052.616.032.8
2020年3月784,5271.717.245.4
2021年3月884,9571.913.035.8
2022年3月1054,8612.18.336.5
2023年3月1074,1742.49.434.0
2024年3月654,4891.518.152.5
2025年3月1384,2953.210.236.6
2026年3月2084,8524.611.442.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額178百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐藤英司取締役頭取(代表取締役)623,200
三浦新一郎専務取締役(代表取締役)54130,365
藤山豊取締役常務執行役員605,100
笹浩行取締役常務執行役員594,100
井上弓子取締役794,400
原田啓太郎取締役731,800
垂石卓朗取締役常勤 監査等委員617,300
廣田直人取締役 監査等委員68
押野正德取締役 監査等委員68
岡本明子取締役 監査等委員45

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)59524171713828
取締役(社内)1191919
監査等委員413133
取締役(社内)2884

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容213字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当行グループ(当行及び連結子会社)は、当行、連結子会社7社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務、信用保証業務などの金融サービスに係る事業を行っております。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 当行グループの事業系統図 (注)やまぎんキャピタル株式会社(連結子会社)は、2026年3月30日付で解散し、現在清算中であります。
経営方針・対処すべき課題3,105字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 経営理念   地域とともに成長発展し すべてのお客さまにご満足をいただき 行員に安定と機会を与える 当行は上記経営理念のもと、「地域の皆さま」、「お客さま」、「株主の皆さま」、「従業員」などのステークホルダーを重視した経営を行うとともに、「安全・安心」の銀行として、より一層の信頼を確保することを基本方針としております。また、前長期経営計画では、2030年度に向けた長期ビジョンとして、「お客さまの価値を共に創造し、地域ポテンシャルを最大化する金融・産業参画型ハイブリッドカンパニー」になることを掲げており、今後も引き続き、ビジョンの実現に向けた取り組みを展開してまいります。 (2) 経営環境 国内経済は、総じてみれば緩やかな回復の動きをたどりました。企業の生産活動は、米国の関税政策の影響もあって一進一退となりましたが、輸出の持ち直しに伴い、後半にかけては緩やかな水準上昇がみられました。こうしたなか、企業収益は非製造業を中心に堅調さを保って推移し、設備投資についても、DXや省力化投資ニーズ等を背景として増加傾向が続きました。また、食料品をはじめとする物価の上昇が消費マインドを下押しする状況が続きましたが、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費は緩やかに増加しました。 当行グループの主要営業基盤である山形県内経済は、総じてみれば緩やかな持ち直しの動きを維持しました。企業の生産活動は、米国の関税政策による影響が比較的軽微であった電子部品・デバイスや化学を中心に、当初は底堅く推移しましたが、後半にかけては調整的な動きに転じました。この間、個人消費は物価高騰等を背景に横ばい圏内で推移しました。 (3) 対処すべき課題 当行グループが営業基盤とする山形県は、人口減少および少子高齢化が進む中、企業の後継者難や人手不足といった問題が表面化していることに加え、物価高騰への対応や脱炭素に向けた取り組みの加速など、様々な課題に直面しております。一方、経済面では、伝統的に継承されてきたものづくり産業をはじめ、最先端分野の研究開発、洋上風力発電の事業化へ向けた動きなど、地域のポテンシャルは高まりつつあります。 このような状況を踏まえると、地域金融機関として当行グループが果たすべき役割は、一層重要性が高まっていると認識しております。 これまで以上に多様化・複雑化する地域やお客さまの課題解決を図るため、高いコンサルティング機能と専門性を発揮できるプロフェッショナル人財の育成を強化するとともに、巧妙化する金融犯罪への対策、マネー・ローンダリングやテロ資金供与の防止、サイバーセキュリティ強化への対応など、経営管理態勢の強化にも引き続き取り組んでまいります。 (4) 第21次長期経営計画「Pro-Act」(2024年4月〜2027年3月)について 当行は、2024年4月より第21次長期経営計画「Pro-Act」(2024年度~2026年度)をスタートさせました。本長計は、2030年に向けた長期ビジョンの実現に向けたフェーズ2と位置づけております。前長計で挑戦した変革を踏まえつつ、組織としての専門性(Pro)を更に高めるとともに、役職員一人ひとりが積極的かつ具体的に行動(Act)することで、企業価値の向上を実現してまいります。 加えて、本長計では、サステナビリティ経営の強化を目的として、重点的に取り組む内容およびKPIを定めました。当行グループにおけるサステナビリティへの取り組みを深化させ、ステークホルダーの皆さまの期待に応えるとともに、持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。 《大切にしたい価値観》 本長期経営計画では、当行グループの企業価値向上、ひいては全てのステークホルダーにとって、ウェルビーイングな企業にステップアップすることを目指し、役職員が大切にする3つの価値観を定めております。 Trust   「やまぎんグループ」の“価値”を最大化し、“お客さまからいちばんに頼られる存在” になる □ “コンサルティング営業”の実践により、お客さまの新たな価値と満足・感動を創造 する□ お客さま本位の営業を徹底するとともに、業務見直しを進め“意思決定スピード”を 高める□ 銀行と関連会社の提供価値を高め、連携を強化することでグループ総合力を引き上げる Growth   「サステナビリティ経営」を実践し、“未来に誇れる山形”を創造する □ 社会や地域課題の解決に向けたアクションを起こし、地域の持続的な成長に力を尽くす□ “バックキャスト”で思考し、“未来から求められる金融・非金融サービス”を実現 する□ 山形県のリーディングカンパニーとして、“ステークホルダーの皆さまの期待”に応 える Well-being   「挑戦を楽しむ企業文化」を育み、すべての役職員の“ウェルビーイング”を向上させる □ 前例・前提・常識に囚われず業務を見直し、“やりがいや価値”のある仕事を創造する□ 自身やグループの成長を追い求め、“挑戦を楽しむ企業文化”を育む□ “指示の連鎖”から“対話の連鎖”に転換し、主体性を向上させ、エンゲージメントを高める (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 第21次長期経営計画「Pro-Act」のもと、以下の指標を目標とし、各種施策に取り組んでおります。 《経営目標》 目標とする指標   算出方法   当該指標を利用する理由 当期純利益(単体)   財務諸表上の数値   事業の収益性を追求するため ROE(連結)   親会社株主に帰属する当期純利益(連結)÷自己資本平均残高 ※   事業の効率性を追求するため 自己資本比率(単体)   自己資本の額÷リスク・アセット等の額(国内基準)    経営の安定性を追求するため ※自己資本平均残高:{(期首純資産-期首非支配株主持分)+(期末純資産-期末非支配株主持分)}÷2 目標とする指標   目標数値(2026年度)   目標数値(2030年度) 当期純利益(単体)   50億円   75億円 ROE(連結)   3.5%   5% 自己資本比率(単体)   9%以上   9%以上 《業容目標》 目標とする指標   算出方法   当該指標を利用する理由 預貸金   総貸出金平残   財務諸表上の数値   業容の質的向上を追求するため 貸出金利回り   貸出金資金利益÷総貸出金平残   事業の収益性を追求するため 貸出金資金利益   財務諸表上の数値   事業の収益性を追求するため 総預金平残   財務諸表上の数値   業容の質的向上を追求するため 有価証券   有価証券平残   財務諸表上の数値   業容の質的向上を追求するため 有価証券利回り   有価証券利息÷有価証券平残   事業の収益性を追求するため 目標とする指標   目標数値(2026年度) 預貸金   総貸出金平残   1兆9,483億円 貸出金利回り   0.994% 貸出金資金利益   193億円 総預金平残   2兆8,667億円 有価証券   有価証券平残   9,832億円 有価証券利回り   0.937%
事業等のリスク4,715字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、「気候関連リスク」については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 <サステナビリティ全般>(3)リスク管理」に記載しております。 また、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 以下に記載の主要なリスクのうち、地域金融機関である当行は(1)地域経済動向に係るリスクの影響を大きく受けます。そのため地域経済動向等については、経営管理会議等を通じて綿密に分析・評価し、長期展望のなかで想定するリスクをふまえ、経営計画を策定しております。 (2)信用リスク、ならびに(3)市場リスクについては、VaR(バリュー・アット・リスク)により定量化し、資本配賦計画のもと、カテゴリー毎に割り当てた自己資本の範囲内にリスク量をコントロールするよう努めております。また、定期的にストレステストを実施し、仮にストレス事象が発生しリスクが顕在化した場合においても、規制上の所要自己資本比率を維持することを確認しております。(4)流動性リスクについては、円貨・外貨流動性を日次・週次・月次で把握し、必要時に機動的な対応をとるための管理をしております。 それ以外の各種リスクについては、経営管理会議等を通じて管理態勢の計画・評価・整備を行い、予防的管理とリスクが顕在化した場合の対応を実施するなど、リスクの所在を明らかにし、適切に管理するよう努めております。また、重大な事故・不正の発生時においては要因分析をふまえ、再発防止策を徹底しております。 しかしながら、想定を上回る経済情勢の悪化、市場の急激な変動、パンデミックや広域災害などが発生した場合においては、当行の業績および財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当該事象が長期間継続する場合においては、財務内容の継続的な悪化が生じる可能性があります。こうした想定外の事象においても健全な業務運営を継続するべく、財務健全性と経営の効率性の確保に努めております。 (1) 地域経済動向に係るリスク 当行は山形県を中心とする特定の地域を主たる営業基盤としているため、当行の業績はこれらの地域特性に関わるリスクがあり、地域経済の停滞や悪化の場合には、業容の拡大を図ることができなくなるほか、与信関係費用が増加するなど、悪影響を及ぼす可能性があります。特に、将来的な人口減少による営業基盤の縮小は当行の業績に直接的な影響を及ぼすリスクがあります。また、グローバリゼーションのなか、地域経済は首都圏等国内全般ならびに海外の経済動向の影響も強く受けるため、これらの経済動向の停滞や悪化の場合にも、取引先の業況等を通じ、当行の業績および財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 信用リスク ① 不良債権の状況 国内外、特に地域の景気動向、金利・株価等金融経済環境の変動、事業の成否等に基づき取引先の業績および財務内容が悪化した場合は、当行の不良債権および与信関係費用が増加し、当行の業績および財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 貸倒引当金の状況 当行では、債務者区分、債権の保全状況および過去の貸倒実績率に基づき算出した将来の貸倒れによる予想損失額に対して貸倒引当金を計上しておりますが、著しい経済情勢の悪化や不動産等担保価格の下落など、予測を上回る悪影響が生じた場合は、貸倒引当金の積み増しを行わざるを得なくなり、当行の業績および財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 市場リスク(金利リスク、価格変動リスク、為替リスク) 金利、有価証券等の価格、為替等の様々な市場のリスク要因の変動により、保有する資産(オフバランス資産を含む)の価値が変動し、損失を被るリスクがあります。株価の下落による株式の減損または評価損・売却損の発生、内外金利の上昇に伴う債券価格の下落による債券の評価損・売却損の発生、為替変動による外貨建て資産・負債の価値変動等により、当行の業績および財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 流動性リスク 市場環境の変化や当行の信用状態の悪化等により、必要な資金が確保できず資金繰りがつかなくなる場合や、通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより、損失を被る可能性(資金繰りリスク)があります。また、市場の混乱等により、市場において取引できないこと、あるいは、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被る可能性(市場流動性リスク)、取引を約定した後に何らかの事情で決済が行われないことにより損失を被る可能性(決済リスク)があります。 (5) オペレーショナル・リスク 業務の過程、役職員の活動もしくはシステム・ネットワーク運営が不適切であること、または外生的な事象により、損失を被る可能性があります。主なリスクとしては以下のものがあります。 ① 事務リスク 事務管理態勢・人員配置・内部プロセスの不備または外部要因等により、適切な事務処理や業務執行が行われず、または事故・不正等が生じ、信用失墜や損失が発生するリスクがあります。 ② システムリスク 当行は銀行取引に係る事務処理の正確な遂行のためシステムやネットワークの円滑な運営に依拠しています。システム・ネットワークの障害・停止または誤作動、不正使用等が生じた場合においては、決済機能その他サービスの停止、業務処理の停止、情報の流出等により、信用失墜や損失が発生するリスクがあります。 ③ 情報資産リスク 顧客情報、経営機密情報等の漏えい、紛失、改ざん、不正利用等により、信用失墜や損失が発生するリスクがあります。 ④ 人的リスク 職員の不正・違法行為、人材の流出や担い手の採用困難等に直面した際の業務遂行力・効率性・事務の堅確性低下、職員のエンゲージメント低下等により、信用失墜や損失が発生するリスクがあります。また、職員数が減少していくことが見込まれる中、生産性の向上や業務改革が十分に行われない場合、当行の業績に悪影響を及ぼすリスクがあります。 ⑤ 風評リスク 顧客・地域社会・株主・市場からの信用失墜に繋がりかねない否定的評価を受けるリスクがあります。 ⑥ サイバー攻撃によるリスク 当行が保有するシステムの一部は、お客さまや各種決済機構等のシステムとネットワークで接続されています。当行は企業内CSIRT(Computer Security Incident Response Team)を設置し、各種セキュリティ対策を講じておりますが、こうした対策が奏功せず、サイバー攻撃によりサービス停止、情報漏えい、不正送金などが発生し、信用失墜や損失が発生するリスクがあります。 ⑦ マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策に係るリスク 当行はマネー・ローンダリングおよびテロ資金供与防止のため、リスクベース・アプローチに基づく適切な管理態勢の構築に取り組んでおりますが、当該対策が有効に機能せず法令違反が発生した場合には、信用失墜や損失が発生するリスクがあります。 ⑧ 業務委託に係るリスク 当行は効率的な業務運営を行うため、当行の業務の一部を他社に委託する場合があります。当行業務の委託先において、委託した業務に係るシステム障害、情報漏えい、事務事故等が発生した場合は、当行の信用失墜や損失が発生するリスクがあります。 (6) 自己資本比率に係るリスク 当行は連結自己資本比率および単体自己資本比率を、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められる国内基準の4%以上に維持することが求められています。 当行の自己資本比率が当該水準を下回った場合、金融庁長官から業務の全部または一部の停止等の命令を受けることとなり、業務運営に影響を及ぼす可能性があります。 なお、自己資本比率は、リスク・アセットや自己資本の増減、自己資本比率の基準および算定方法の変更等により影響を受けることがあります。 (7) 繰延税金資産に係るリスク 現時点の会計基準に基づき、将来実現すると見込まれる税務上の便益を繰延税金資産として計上しておりますが、今後、計上額の決定基準が変更された場合、あるいは繰延税金資産の一部または全部の回収ができないと判断される場合、当行の繰延税金資産は減額され、当行の業績および自己資本比率に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 年金債務に係るリスク 当行の年金資産の時価が下落した場合、当行の年金資産の運用利回りが低下した場合、または予測給付債務計算の前提となる保険数理上の前提・仮定に変更があった場合には、当行の業績および財務内容に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 固定資産の減損等に係るリスク 当行は、営業拠点等の固定資産を保有しておりますが、経済情勢や不動産価格の変動等によって、当該固定資産の価格に大幅な低下又は損失が発生した場合、また固定資産の処分を意思決定した場合には、減損損失が発生し、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (10) 規制変更のリスク 当行は、現時点の各種規制に従って業務を遂行しておりますが、将来における法律、規則、政策、実務慣行、法解釈、財政およびその他の政策の変更、ならびにそれらによって発生する事態が、当行の業績および財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11) 格付の低下によるリスク 当行は格付機関より格付を取得しておりますが、今後、当行の財務内容、収益力の悪化等により格付が引き下げられた場合、当行の資金調達等の妨げとなることが考えられ、当行の業績および財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12) ビジネス戦略のリスク 当行は銀行業を中心とした金融サービスの提供のため様々なビジネス戦略を実施し、企業価値の向上を目指しておりますが、経営計画に記載した各種施策について、限られた経営資源の配分が適切に行われなかった場合など、当初想定した結果をもたらさない可能性があります。 なお、連結子会社のTRYパートナーズ株式会社については、商社業を行っており、保有する商品在庫のリスクを短期間抱えることがありますが、当社の自己資本対比過度なリスクとならない管理を行っております。 (13) 災害等のリスク 当行の役職員ならびに保有する営業拠点等の保有施設が、地震等の自然災害、停電等の社会インフラ障害、犯罪、感染症の流行等の被害を受けることにより、業務遂行が困難もしくは制限されることがあります。また、当該リスク発生の規模や期間が甚大である場合は、経済情勢や取引先業況の悪化などを通じて、信用リスクや市場リスクの増大につながる可能性があります。 (14) コンプライアンスに係るリスク 当行は企業倫理の重要性を認識し、コンプライアンス態勢の整備に努めておりますが、法令等遵守状況が不十分であった場合や、取引先等との法的関係が不確定または不適切であった場合には、信用失墜や損失が発生する可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)20,280字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当行グループ(当行及び連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営環境 2025年度におけるわが国経済は、総じてみれば緩やかな回復の動きをたどりました。企業の生産活動は、米国の関税政策の影響もあって一進一退となりましたが、輸出の持ち直しに伴い、後半にかけては緩やかな水準上昇がみられました。こうしたなか、企業収益は非製造業を中心に堅調さを保って推移し、設備投資についても、DXや省力化投資ニーズ等を背景として増加傾向が続きました。また、食料品をはじめとする物価の上昇が消費マインドを下押しする状況が続きましたが、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費は緩やかに増加しました。 当行グループの主要営業基盤である山形県内経済につきましては、総じてみれば緩やかな持ち直しの動きを維持しました。企業の生産活動は、米国の関税政策による影響が比較的軽微であった電子部品・デバイスや化学を中心に、当初は底堅く推移しましたが、後半にかけては調整的な動きに転じました。この間、個人消費は物価高騰等を背景に横ばい圏内で推移しました。 金融面をみますと、短期金利は0.50%程度で推移し、日本銀行による昨年12月の政策金利引き上げ後は0.75%程度に上昇しました。長期金利は、財政悪化懸念や先行きの利上げを織り込む形で上昇し、中東情勢の緊迫化もあって、10年物国債利回りは期末には2.3%台後半と約27年ぶりの高水準に達しました。また、円相場は円安基調となり、期末には159円台後半まで下落しました。こうしたなか、日経平均株価は今年2月に史上最高値となる58,000円台に達しましたが、期末には大きく水準を下げ51,000円台となりました。 こうした環境のなか、当行グループは、株主の皆さまはもとより、お客さまのご支援のもと、役職員一体となり一層の経営体質強化と業績向上努力を継続しました結果、当連結会計年度の経営成績等は以下のとおりとなりました。 ② 財政状態 ア.貸出金 貸出金は、事業性貸出、個人向け貸出、国・地方公共団体向け貸出がともに増加したことから、当連結会計年度中784億円増加し、当連結会計年度末残高は2兆1,100億円となりました。 イ.有価証券 有価証券は、投資信託等その他の証券が減少したものの、国債や地方債が増加したことなどから、当連結会計年度中381億円増加し、当連結会計年度末残高は8,515億円となりました。 ウ.預金等(譲渡性預金含む) 預金ならびに譲渡性預金は、公金預金は減少したものの、法人預金や個人預金が増加したことなどから、当連結会計年度中547億円増加し、当連結会計年度末残高は2兆9,360億円となりました。また、預かり金融資産は、公共債は減少したものの、投資信託や生命保険が増加したことから、全体では当連結会計年度中351億円増加し、当連結会計年度末残高は3,777億円となりました。なお、生命保険は有効契約残高にて集計しております。 エ.純資産 純資産の部は、その他有価証券評価差額金が増加したことなどから、当連結会計年度中146億円増加し、当連結会計年度末残高は1,506億円となりました。 ③ 経営成績 ア.損益状況 経常収益は、貸出金利息や有価証券利息配当金などの資金運用収益の増加を主な要因として、前年比104億69百万円増収の633億30百万円となりました。経常費用は、預金利息などの資金調達費用の増加を主因に前年比79億28百万円増加し、542億83百万円となりました。この結果、経常利益は前年比25億41百万円増益の90億46百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同21億16百万円増益の65億28百万円となりました。 イ.セグメント業績 銀行業では、経常収益は前連結会計年度比98億71百万円増加し、557億70百万円となり、セグメント利益は同27億93百万円増加し、84億11百万円となりました。リース業では、経常収益は前連結会計年度比7億13百万円増加し、66億4百万円となり、セグメント利益は同30百万円増加し、2億41百万円となりました。信用保証業では、経常収益は前連結会計年度比40百万円減少し、8億59百万円となり、セグメント利益は同1億3百万円減少し、6億29百万円となりました。また、その他事業では、経常収益は前連結会計年度比33百万円増加し、17億62百万円となり、セグメント利益は同1億1百万円減少し、2億62百万円となりました。 ④ キャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フローは、預金や借用金の増加などから、264億円の収入(前連結会計年度比692億円収入増)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出が有価証券の売却・償還による収入を上回ったことなどから、378億円の支出(前連結会計年度比948億円支出増)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払や自己株式の取得から、34億円の支出(前連結会計年度比18億円支出増)となりました。 この結果、現金及び現金同等物は当連結会計年度中148億円減少し、当連結会計年度末残高は1,862億円となりました。 (国内・国際部門の状況) (1) 国内・国際業務部門別収支 (国内業務部門) 資金運用収支は、資金運用収益が前連結会計年度に比べ93億18百万円増加し、資金調達費用が同46億72百万円増加したため、同46億46百万円増加し、285億87百万円となりました。 役務取引等収支は、役務取引等収益が前連結会計年度に比べ2億63百万円増加し、役務取引等費用が同3億17百万円増加したため、同54百万円減少し、59億84百万円となりました。 その他業務収支は、その他業務収益が前連結会計年度に比べ15億90百万円増加し、その他業務費用が同54億4百万円増加したため、同38億14百万円減少し、△93億74百万円となりました。 (国際業務部門) 資金運用収支は、資金運用収益が前連結会計年度に比べ1億0百万円減少し、資金調達費用が同6億69百万円減少したため、同5億68百万円増加し、25億79百万円となりました。 役務取引等収支は、役務取引等収益が前連結会計年度に比べ36百万円減少し、役務取引等費用が同8百万円増加したため、同44百万円減少し、△11百万円となりました。 その他業務収支は、その他業務収益が前連結会計年度に比べ変動がなく、その他業務費用が同25億66百万円減少したため、同25億66百万円増加し、△13億96百万円となりました。 種類   期別   国内   国際   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   23,940   2,010   ―   25,951 当連結会計年度   28,587   2,579   ―   31,167 うち資金運用収益   前連結会計年度   26,126   4,971   53   31,044 当連結会計年度   35,445   4,870   235   40,080 うち資金調達費用   前連結会計年度   2,185   2,960   53   5,093 当連結会計年度   6,857   2,290   235   8,913 役務取引等収支   前連結会計年度   6,038   32   ―   6,071 当連結会計年度   5,984   △11   ―   5,973 うち役務取引等収益   前連結会計年度   8,416   76   ―   8,493 当連結会計年度   8,680   40   ―   8,721 うち役務取引等費用   前連結会計年度   2,378   43   ―   2,422 当連結会計年度   2,696   52   ―   2,748 その他業務収支   前連結会計年度   △5,560   △3,962   ―   △9,523 当連結会計年度   △9,374   △1,396   ―   △10,770 うちその他業務収益   前連結会計年度   6,485   ―   ―   6,485 当連結会計年度   8,075   ―   ―   8,075 うちその他業務費用   前連結会計年度   12,045   3,962   ―   16,008 当連結会計年度   17,450   1,396   ―   18,846 (注) 1. 「国内」とは、国内店の円建取引及び国内(連結)子会社の取引であります。 2. 「国際」とは、国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は「国際」に含めております。 3.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度29百万円、当連結会計年度65百万円)を控除して表示しております。 4. 相殺消去額は、「国内業務部門」と「国際業務部門」の間の資金貸借の利息であります。 (2) 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況 国内業務部門においては、資金運用勘定は主に貸出金、有価証券、預け金で構成されております。前連結会計年度に比べ平均残高は766億20百万円増加し、3兆679億23百万円となりました。資金調達勘定は主に預金、譲渡性預金、借用金で構成されております。前連結会計年度に比べ平均残高は728億91百万円増加し、3兆32億9百万円となりました。 国際業務部門においては、資金運用勘定は有価証券、貸出金、コールローンで構成されております。前連結会計年度に比べ平均残高は36億3百万円増加し、1,490億64百万円となりました。資金調達勘定は預金、コールマネー、借用金で構成されております。前連結会計年度に比べ平均残高は36億46百万円増加し、1,491億1百万円となりました。 ① 国内業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   2,991,303   26,126   0.87 当連結会計年度   3,067,923   35,445   1.16 うち貸出金   前連結会計年度   1,918,478   17,879   0.93 当連結会計年度   1,992,086   23,364   1.17 うち商品有価証券   前連結会計年度   1   0   0.39 当連結会計年度   0   0   0.30 うち有価証券   前連結会計年度   796,047   7,692   0.97 当連結会計年度   788,413   10,770   1.37 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   46,356   108   0.23 当連結会計年度   18,534   101   0.55 うち買現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   191   0   0.52 うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち預け金   前連結会計年度   138,509   330   0.24 当連結会計年度   164,056   920   0.56 資金調達勘定   前連結会計年度   2,930,317   2,185   0.07 当連結会計年度   3,003,209   6,857   0.23 うち預金   前連結会計年度   2,731,352   1,685   0.06 当連結会計年度   2,782,252   5,421   0.19 うち譲渡性預金   前連結会計年度   81,986   43   0.05 当連結会計年度   58,459   162   0.28 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   16,155   51   0.32 当連結会計年度   37,286   207   0.56 うち売現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   15,603   46   0.30 当連結会計年度   41,033   228   0.56 うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち借用金   前連結会計年度   103,625   161   0.16 当連結会計年度   104,596   497   0.48 (注) 1. 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、金融業以外の国内(連結)子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2. 「国内」とは、国内店の円建取引、及び国内(連結)子会社の取引であります。 3.  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度17,045百万円、当連結会計年度17,468百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度18,408百万円、当連結会計年度21,142百万円)及び利息(前連結会計年度13百万円、当連結会計年度48百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 ② 国際業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   145,460   4,971   3.42 当連結会計年度   149,064   4,870   3.27 うち貸出金   前連結会計年度   58,128   2,509   4.32 当連結会計年度   59,162   2,339   3.95 うち商品有価証券   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち有価証券   前連結会計年度   81,953   2,278   2.78 当連結会計年度   84,701   2,383   2.81 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   3,714   183   4.93 当連結会計年度   3,708   147   3.99 うち買現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち預け金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― 資金調達勘定   前連結会計年度   145,454   2,960   2.04 当連結会計年度   149,101   2,290   1.54 うち預金   前連結会計年度   36,751   1,765   4.80 当連結会計年度   35,894   1,445   4.03 うち譲渡性預金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   13,420   692   5.16 当連結会計年度   14,009   605   4.32 うち売現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち借用金   前連結会計年度   8,901   465   5.23 当連結会計年度   604   21   3.57 (注) 1.「国際」とは、国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は「国際」に含めております。 2. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度77百万円、当連結会計年度76百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度792百万円、当連結会計年度1,093百万円)及び利息(前連結会計年度16百万円、当連結会計年度16百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 ③ 合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り (%) 小計   相殺 消去額 (△)   合計   小計   相殺 消去額 (△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   3,136,764   87,068   3,049,695   31,098   53   31,044   1.02 当連結会計年度   3,216,988   99,559   3,117,428   40,315   235   40,080   1.29 うち貸出金   前連結会計年度   1,976,606   ―   1,976,606   20,388   ―   20,388   1.03 当連結会計年度   2,051,248   ―   2,051,248   25,703   ―   25,703   1.25 うち商品有価証券   前連結会計年度   1   ―   1   0   ―   0   0.39 当連結会計年度   0   ―   0   0   ―   0   0.30 うち有価証券   前連結会計年度   878,001   ―   878,001   9,971   ―   9,971   1.14 当連結会計年度   873,114   ―   873,114   13,153   ―   13,153   1.51 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   50,070   ―   50,070   291   ―   291   0.58 当連結会計年度   22,242   ―   22,242   249   ―   249   1.12 うち買現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   191   ―   191   0   ―   0   0.52 うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― うち預け金   前連結会計年度   138,509   ―   138,509   330   ―   330   0.24 当連結会計年度   164,056   ―   164,056   920   ―   920   0.56 資金調達勘定   前連結会計年度   3,075,772   87,068   2,988,703   5,146   53   5,093   0.17 当連結会計年度   3,152,311   99,559   3,052,751   9,148   235   8,913   0.29 うち預金   前連結会計年度   2,768,103   ―   2,768,103   3,451   ―   3,451   0.12 当連結会計年度   2,818,146   ―   2,818,146   6,867   ―   6,867   0.24 うち譲渡性預金   前連結会計年度   81,986   ―   81,986   43   ―   43   0.05 当連結会計年度   58,459   ―   58,459   162   ―   162   0.28 うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   29,576   ―   29,576   744   ―   744   2.52 当連結会計年度   51,296   ―   51,296   813   ―   813   1.59 うち売現先勘定   前連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   15,603   ―   15,603   46   ―   46   0.30 当連結会計年度   41,033   ―   41,033   228   ―   228   0.56 うちコマーシャル ・ペーパー   前連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― うち借用金   前連結会計年度   112,526   ―   112,526   626   ―   626   0.56 当連結会計年度   105,200   ―   105,200   518   ―   518   0.49 (注) 1. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度17,122百万円、当連結会計年度17,544百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度19,200百万円、当連結会計年度22,236百万円)及び利息(前連結会計年度29百万円、当連結会計年度65百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 2.  平均残高および利息の相殺消去額は、「国内業務部門」と「国際業務部門」の間の資金貸借であります。 (3) 国内・国際業務部門別役務取引の状況 国内業務部門においては、役務取引等収益は前連結会計年度に比べ2億63百万円増加し、86億80百万円となりました。役務取引等費用は前連結会計年度に比べ3億17百万円増加し、26億96百万円となりました。 国際業務部門においては、役務取引等収益は前連結会計年度に比べ36百万円減少し、40百万円となりました。役務取引等費用は前連結会計年度に比べ8百万円増加し、52百万円となりました。 種類   期別   国内   国際   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   8,416   76   8,493 当連結会計年度   8,680   40   8,721 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   1,540   40   1,580 当連結会計年度   1,522   ―   1,522 うち為替業務   前連結会計年度   1,317   30   1,348 当連結会計年度   1,454   36   1,491 うち証券関連業務   前連結会計年度   58   ―   58 当連結会計年度   61   ―   61 うち代理業務   前連結会計年度   964   ―   964 当連結会計年度   837   ―   837 うち保護預り 貸金庫業務   前連結会計年度   44   ―   44 当連結会計年度   41   ―   41 うち保証業務   前連結会計年度   272   0   272 当連結会計年度   291   0   291 役務取引等費用   前連結会計年度   2,378   43   2,422 当連結会計年度   2,696   52   2,748 うち為替業務   前連結会計年度   163   20   184 当連結会計年度   192   20   213 (注) 1. 「国内」とは、国内店の円建取引及び国内(連結)子会社の取引であります。 2. 「国際」とは、国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は「国際」に含めております。 (4) 国内・国際業務部門別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内   国際   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   2,822,608   24,646   2,847,255 当連結会計年度   2,856,094   38,984   2,895,078 うち流動性預金   前連結会計年度   2,048,778   ―   2,048,778 当連結会計年度   2,070,577   ―   2,070,577 うち定期性預金   前連結会計年度   724,585   ―   724,585 当連結会計年度   735,420   ―   735,420 うちその他   前連結会計年度   49,244   24,646   73,891 当連結会計年度   50,097   38,984   89,081 譲渡性預金   前連結会計年度   33,981   ―   33,981 当連結会計年度   40,948   ―   40,948 総合計   前連結会計年度   2,856,590   24,646   2,881,237 当連結会計年度   2,897,043   38,984   2,936,027 (注) 1. 「国内」とは、国内店の円建取引及び国内(連結)子会社の取引であります。 2. 「国際」とは、国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は「国際」に含めております。 (5) 国内・国際業務部門別貸出金残高の状況 ① 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金 額(百万円)   構成比(%)   金 額(百万円)   構成比(%) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)   2,031,593   100.00   2,110,003   100.00 製造業   173,553   8.54   165,025   7.82 農業、林業   5,310   0.26   6,201   0.29 漁業   13   0.00   10   0.00 鉱業、採石業、砂利採取業   578   0.03   665   0.03 建設業   56,884   2.80   62,129   2.94 電気・ガス・熱供給・水道業   83,558   4.11   84,948   4.03 情報通信業   5,415   0.27   5,503   0.26 運輸業,郵便業   21,591   1.06   23,193   1.10 卸売業,小売業   120,754   5.95   121,877   5.78 金融業,保険業   196,110   9.65   194,658   9.23 不動産業,物品賃貸業   288,677   14.21   324,011   15.36 各種サービス業   96,895   4.77   102,585   4.86 国・地方公共団体   354,453   17.45   381,029   18.06 その他   627,791   30.90   638,158   30.24 特別国際金融取引勘定分   ―   ―   ―   ― 政府等   ―   ―   ―   ― 金融機関   ―   ―   ―   ― その他   ―   ―   ―   ― 合計   2,031,593   ―   2,110,003   ― (注) 「国内」とは、当行及び国内(連結)子会社であります。 ② 外国政府等向け債権残高(国別) 該当する債権はありません。 (6) 国内・国際業務部門別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内   国際   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   121,981   ―   121,981 当連結会計年度   153,943   ―   153,943 地方債   前連結会計年度   154,294   ―   154,294 当連結会計年度   192,309   ―   192,309 社債   前連結会計年度   119,078   ―   119,078 当連結会計年度   130,853   ―   130,853 株式   前連結会計年度   25,650   ―   25,650 当連結会計年度   31,447   ―   31,447 その他の証券   前連結会計年度   323,145   69,216   392,362 当連結会計年度   252,538   90,464   343,003 合計   前連結会計年度   744,150   69,216   813,367 当連結会計年度   761,092   90,464   851,556 (注)1.「国内」とは、国内店の円建取引及び国内(連結)子会社の取引であります。 2.「国際」とは、国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は「国際」に含めております。 3.「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 (単体情報) (参考) 損益の状況(単体) 前事業年度 (百万円)(A)   当事業年度 (百万円)(B)   増減(百万円) (B)-(A) 業務粗利益   20,211   24,098   3,887 経費(除く臨時処理分)   19,971   20,969   998 人件費   9,854   10,341   486 物件費   8,980   9,368   387 税金   1,136   1,260   124 実質業務純益   240   3,128   2,888 コア業務純益   8,449   13,339   4,889 一般貸倒引当金繰入額   △91   △348   △257 業務純益   331   3,477   3,146 うち債券関係損益   △8,344   △10,321   △1,976 うち金融派生商品損益(債券関係)   135   110   △24 臨時損益   5,316   4,998   △317 株式等関係損益   5,156   4,503   △653 不良債権処理額   816   573   △242 個別貸倒引当金純繰入額   690   405   △284 偶発損失引当金繰入額   △55   57   113 信用保証協会責任共有制度負担金   181   110   △70 退職給付費用   △842   △1,072   △229 金銭の信託運用損益   350   204   △146 その他臨時損益   △217   △207   10 経常利益   5,617   8,411   2,793 特別損益   9   △18   △28 うち固定資産処分損益   △53   △13   40 うち減損損失   67   5   △62 税引前当期純利益   5,627   8,392   2,765 法人税、住民税及び事業税   1,376   1,684   307 法人税等調整額   326   439   112 法人税等合計   1,703   2,123   419 当期純利益   3,923   6,269   2,345 (注) 1. 業務粗利益=資金運用収支+役務取引等収支+その他業務収支 2. コア業務純益=実質業務純益-債券関係損益-金融派生商品損益(債券関係) 3. 業務純益=業務粗利益-経費(除く臨時処理分)-一般貸倒引当金繰入額 4. 債券関係損益=国債等債券売却益+国債等債券償還益-国債等債券売却損-国債等債券償還損-国債等債券償却 5. 株式等関係損益=株式等売却益-株式等売却損-株式等償却 (自己資本比率の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   9.85 2.連結における自己資本の額   1,501 3.リスク・アセットの額   15,239 4.連結総所要自己資本額   609 単体自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.自己資本比率(2/3)   9.32 2.単体における自己資本の額   1,411 3.リスク・アセットの額   15,141 4.単体総所要自己資本額   605 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2 危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3 要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4 正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   37   47 危険債権   101   108 要管理債権   66   51 正常債権   20,549   21,363 (生産、受注及び販売の状況) 「生産、受注及び販売の状況」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態 ア.主要勘定の状況 預金等(譲渡性預金含む)の期中平均残高については、主に個人預金が増加したことから当連結会計年度中265億15百万円増加し、2兆8,766億6百万円となりました。 これは、個人の普通預金等流動性預金が増加した結果であります。 貸出金の期中平均残高については、主に法人向け貸出や個人向け貸出が増加したことから当連結会計年度中746億42百万円増加し、2兆512億48百万円となりました。 これは、法人向け貸出については、不動産・物品賃貸業向け貸出等が増加した結果であります。また、個人向け貸出については、主に山形県内の住宅ローンが増加した結果であります。 有価証券の期中平均残高については、主に投資信託や外貨建外国証券が減少したことから、当連結会計年度中48億86百万円減少し、8,731億14百万円となりました。 これは、国内外の投資環境や市場動向に留意しながら、評価損益の改善とともに、利回り向上のため資産の入替えを進めた結果であります。 主要勘定の期中平均残高   前連結会計年度(百万円)(A)   当連結会計年度(百万円)(B)   増減(百万円)(B)-(A) 預金等   2,850,090   2,876,606   26,515 うち預金   2,768,103   2,818,146   50,043 貸出金   1,976,606   2,051,248   74,642 有価証券   878,001   873,114   △4,886 なお、リスク管理債権残高については、当連結会計年度中1億36百万円増加し、209億57百万円となりました。また、総与信残高に占める比率については、当連結会計年度中0.03ポイント低下し、0.97%となり、引き続き良好な水準を維持しております。 これは、厳格な基準に基づいた自己査定を実施するとともに、お取引先の経営改善支援に積極的に取り組んだ結果であります。 リスク管理債権残高(総与信残高に占める比率)   前連結会計年度末(百万円、%)(A)   当連結会計年度末(百万円、%)(B)   増減(百万円、%)(B)-(A) リスク管理債権残高合計   20,821(1.00)   20,957(0.97)   136(△0.03) 破産更生債権及びこれらに準ずる 債権額   4,041(0.19)   4,987(0.23)   946(0.04) 危険債権額   10,137(0.49)   10,852(0.50)   715(0.01) 三月以上延滞債権額   0(0.00)   1(0.00)   1(0.00) 貸出条件緩和債権額   6,642(0.32)   5,117(0.23)   △1,525(△0.09) (注)表中( )内は、総与信残高に占める比率であります。 ② 経営成績 ア.連結業務粗利益 連結業務粗利益は、役務取引等収支やその他業務収支は減少したものの、資金運用収支が増加したことから、前連結会計年度比38億69百万円増加し、263億69百万円となりました。 資金運用収支は、前連結会計年度比52億15百万円増加し、311億67百万円となりました。これは、貸出金利息や有価証券利息配当金が増加したためであります。 役務取引等収支は、前連結会計年度比98百万円減少し、59億73百万円となりました。これは、M&A・事業承継や受入投資信託手数料等の収益が増加したものの、住宅融資保険料等の費用が増加したためであります。 その他業務収支は、前連結会計年度比12億47百万円減少し、△107億70百万円となりました。これは、国債等債券売却損が増加したためであります。 イ.連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前)は、営業経費が増加したものの、連結業務粗利益が増加したことなどから、前連結会計年度比26億65百万円増加し、38億16百万円となりました。 ウ.経常利益 経常利益は、その他経常収支は減少したものの、連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前)が増加したことなどから、前連結会計年度比25億41百万円増加し、90億46百万円となりました。 エ.親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益が増加したことなどから、前連結会計年度比21億16百万円増加し、65億28百万円となりました。 <主要な損益の状況の増減状況> 前連結会計年度 (百万円)(A)   当連結会計年度 (百万円)(B)   増減(百万円)(B)-(A) 資金運用収支   25,951   31,167   5,215 資金運用収益   31,044   40,080   9,035 資金調達費用   5,093   8,913   3,820 役務取引等収支   6,071   5,973   △98 役務取引等収益   8,493   8,721   227 役務取引等費用   2,422   2,748   326 その他業務収支   △9,523   △10,770   △1,247 その他業務収益   6,485   8,075   1,590 その他業務費用   16,008   18,846   2,837 連結業務粗利益   22,499   26,369   3,869 営業経費   20,655   21,532   876 連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前)   1,151   3,816   2,665 実質(コア)連結業務純益   9,361   14,026   4,665 一般貸倒引当金繰入額   △67   △296   △228 連結業務純益   1,219   4,113   2,893 うち債券関係損益   △8,344   △10,321   △1,976 うち金融派生商品損益(債券関係)   135   110   △24 その他経常収支   4,691   4,274   △416 その他経常収益   6,836   6,452   △384 その他経常費用   2,145   2,177   32 うち株式等償却   461   149   △312 経常利益   6,505   9,046   2,541 特別損益   △121   △18   102 特別利益   1   0   △1 特別損失   122   18   △103 税金等調整前当期純利益   6,384   9,028   2,643 法人税、住民税及び事業税   1,795   2,071   275 法人税等調整額   164   425   261 法人税等合計   1,959   2,497   537 当期純利益   4,424   6,531   2,106 非支配株主に帰属する当期純利益   12   2   △9 親会社株主に帰属する当期純利益   4,412   6,528   2,116 (注) 1.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度29百万円、当連結会計年度65百万円)を控除して表示しております。 2.連結業務純益 = 単体業務純益 + 連結子会社経常利益 - 内部取引(配当等) オ.業績の達成状況 2025年5月13日に公表しました当連結会計年度の当初業績予想と実績について、経常利益は、資金運用収支やその他経常収支が増加し、当初業績予想比13億46百万円増加の90億46百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加などから、当初業績予想比15億28百万円増加の65億28百万円となりました。 当初業績予想(百万円)(A)   実績(百万円)(B)   増減(百万円)(B)-(A) 経常利益   7,700   9,046   1,346 親会社株主に帰属する当期純利益   5,000   6,528   1,528 カ.セグメント業績 銀行業では、経常収益は前連結会計年度比98億71百万円増加し、557億70百万円となり、セグメント利益は同27億93百万円増加し、84億11百万円となりました。リース業では、経常収益は前連結会計年度比7億13百万円増加し、66億4百万円となり、セグメント利益は同30百万円増加し、2億41百万円となりました。信用保証業では、経常収益は前連結会計年度比40百万円減少し、8億59百万円となり、セグメント利益は同1億3百万円減少し、6億29百万円となりました。また、その他事業では、経常収益は前連結会計年度比33百万円増加し、17億62百万円となり、セグメント利益は同1億1百万円減少し、2億62百万円となりました。 今後においても、当行グループ一体となって「総合金融サービス力」を強化し、収益力の向上に取り組んでまいります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当行グループの資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローは、預金や借用金の増加などから、264億円の収入(前連結会計年度比692億円収入増)となりました。また、投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出が有価証券の売却・償還による収入を上回ったことなどから、378億円の支出(前連結会計年度比948億円支出増)となりました。さらに、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払や自己株式の取得から、34億円の支出(前連結会計年度比18億円支出増)となりました。 この結果、現金及び現金同等物は当連結会計年度中148億円減少し、当連結会計年度末残高は1,862億円となりました。 なお、当面の設備投資や株主還元等については自己資金で対応する予定であります。 ④ 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 当行グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に以下の事項は、経営者の見積りの判断が当行グループの財政状態および経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。 (貸倒引当金) 当行グループにおける貸出金、支払承諾見返等の債権の残高は多額であり、経営成績等に対する影響が大きいため、会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。 貸倒引当金は、将来の貸倒れによる予想損失額を、債務者区分、債権の保全状況及び過去の貸倒実績率等を基礎に算出し計上しております。また、債務者区分は、債務者の業績、財務内容及び返済状況等の実績、並びにこれらの将来見通し等に基づき判定しております。 貸倒引当金の算出に係る仮定は、債務者区分の判定における個別債務者の業績等の将来見通し、担保の処分可能見込額の算定に使用する担保掛目、破綻懸念先の予想損失額の算定における合理的に見積られたキャッシュ・フローであります。なお、債務者区分の判定において、債務者が経営改善計画等を作成している場合には、当該経営改善計画等の評価も考慮の上、業績等の将来見通しを仮定しております。 当行グループの貸倒引当金の具体的な算定方法等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (固定資産の減損) 当行グループは、固定資産のうち営業利益の減少によるキャッシュ・フローの低下、地価の下落及び店舗統廃合の決定等の減損の兆候がある資産グループまたは資産について、当該資産グループまたは資産から得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しており、会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。 固定資産の減損に係る仮定は、割引前将来キャッシュ・フローであります。 割引前将来キャッシュ・フローは、人口動態による将来的な収益減少を加味し保守的に算出しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 (繰延税金資産) 当行グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できること等に基づき、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しており、会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。 繰延税金資産の計上に係る仮定は、将来の利益計画に基づく課税所得、将来減算一時差異及び将来加算一時差異の解消時期と金額であります。 繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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