概要
福井銀行は1899年12月に設立された福井県を地盤とする地域銀行である。預金・貸出・為替を中核とし、リースやクレジットカード、コンサルティングなどの非銀行業務を子会社11社を通じて展開する。2026年3月期の連結経常収益は791億円、親会社株主に帰属する当期純利益は86億円。2021年に福邦銀行を連結子会社化し、2026年5月に吸収合併を完了して新体制に移行した。
銀行業務と非銀行業務の二本柱
福井銀行の事業は大きく二つに区分される。第一は銀行業務であり、福井銀行および連結子会社の福邦銀行(2026年5月に合併)の本支店網を通じて、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、国債・投資信託・個人年金保険の窓口販売などを提供する。第二は総合金融サービスであり、子会社11社がリース(福銀リース)、クレジットカード(福井カード、福邦カード)、信用保証(福井信用保証サービス)、コンサルティング(福井キャピタル&コンサルティング)、システム関連(福井ネット)、人材派遣(福井キャリアマネジメント)、旅行・地場産品販売(ふくいヒトモノデザイン)、アプリ企画運営(ふくいのデジタル)、投資事業組合運営(ふくいキャピタルパートナーズ)などを手がける。グループ全体で地域の金融パートナーを標榜し、個人から法人まで幅広いニーズに対応する。
福井県内に集中する営業基盤
2026年3月末時点で、福井銀行は国内本支店91店、出張所6店の計97か店を有する。ただし店舗内店舗方式を除いた実質的な営業拠点数は58か店である。福井県内への集中度が高く、地域密着型の営業を展開する。2021年に福邦銀行を連結子会社化したことで、福井県内の店舗網はさらに拡大し、県内マーケットにおけるプレゼンスを強化した。2023年には野村證券との金融商品仲介業務における包括提携を開始し、証券仲介業務のチャネルを広げている。
福邦銀行との統合で生まれる新体制
2020年3月に福邦銀行との包括提携「Fプロジェクト」を開始し、2021年5月には資本業務提携契約を締結、同年10月に第三者割当増資を引き受けて福邦銀行およびその子会社を連結子会社化した。2024年10月には株式交換により福邦銀行を完全子会社化し、2026年5月に吸収合併を完了した。これにより福井銀行を存続会社、福邦銀行を消滅会社とする統合が実現し、県内最大の金融グループとなった。統合後は「新福井銀行グループ」として、中期経営計画Ⅱ(2026~2029年度)のもと、県内マーケットの深掘り、事業領域の拡大、県外マーケットとの連携を三本柱とする成長戦略を推進する。
コア業務収益を中心とした収益構造
2026年3月期の連結経常収益791億円の内訳は、資金運用収益453億円、役務取引等収益117億円、その他業務収益115億円である。資金運用収益のうち貸出金利息の増加がけん引役であり、金利上昇環境下での利回り改善が寄与した。一方、預金利息増加や統合関連費用により経常費用は656億円に拡大したが、経常利益134億円、当期純利益86億円と増益を達成した。収益構造は依然として伝統的な銀行業務への依存度が高いが、役務取引等収益では預金・貸出業務、為替業務、証券関連業務がそれぞれ3割前後を占め、保険販売や保証業務も一定の割合を占める。自己資本比率は9%以上を目標としており、健全性を確保している。
業界の中での役割は地域密着型の総合金融サービス提供者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01地域個人・法人顧客向け銀行業務主力
福井銀行及び福邦銀行(2026年5月に合併)の本支店網を通じて、預金、貸出、為替、国債・投資信託・保険の販売等を提供。地域の金融パートナーとして総合金融サービスを展開。
- 預金業務
- 普通預金、定期預金等の預金商品を提供。
- 貸出業務
- 事業性融資、住宅ローン、カードローン等の貸出を提供。
- 内国為替業務
- 国内の送金・振込サービスを提供。
- 外国為替業務
- 外貨預金、海外送金等の外国為替サービスを提供。
- 国債・投資信託・個人年金保険の販売
- 窓口で国債、投資信託、個人年金保険を販売。
02総合金融サービス(リース・カード・コンサル等)準主力
子会社を通じて、コンサルティング、信用保証、リース、クレジットカード、システム関連、人材派遣・紹介、旅行、地場産品販売、アプリ企画運営、投資事業組合運営等の多様な金融周辺サービスを提供。
- リース業務
- 設備や車両等のリースを提供(㈱福銀リース)。
- クレジットカード業務
- クレジットカードの発行・決済サービスを提供(㈱福井カード、福邦カード㈱)。
- 信用保証業務
- 融資に係る信用保証を提供(福井信用保証サービス㈱)。
- コンサルティング業務
- 企業経営や事業承継等のコンサルティングを提供(㈱福井キャピタル&コンサルティング)。
製品と技術
預金・貸出・為替の基本業務
福井銀行の中核業務は預金、貸出、為替の三つである。預金業務では普通預金、定期預金などの商品を提供し、地域の個人・法人の資金を吸収する。貸出業務では事業性融資、住宅ローン、カードローンなどを扱い、地域企業の運転資金や個人の住宅購入資金を供給する。内国為替業務では国内の送金・振込サービスを提供し、外国為替業務では外貨預金や海外送金などを取り扱う。2026年3月期の資金運用収益は453億円であり、貸出金利息の増加が主因となった。これらの基本業務はグループ全体の収益の大部分を占め、安定した収益源となっている。
国債・投資信託・保険の窓口販売
1983年に国債等の窓口販売で証券業務に参入し、1998年に投資信託の販売を開始した。2001年から損害保険、2002年から生命保険、2007年から第三分野保険の窓口販売を開始し、2014年からは個人年金保険も取り扱う。これらの商品は本支店の窓口で提供される。2026年3月期の役務取引等収益のうち、証券関連業務は19億円、保険販売業務は4億円を計上した。野村證券との金融商品仲介提携(2023年開始)により、投資相談から資産形成まで幅広いニーズに対応する体制を強化している。
リース・カード・保証のグループ子会社
銀行業務を補完する非銀行業務は主に子会社が担う。福銀リースは設備や車両のリースを提供し、企業の固定資産投資を支援する。福井カード(旧福井ディーシーカード)と福邦カードはクレジットカードの発行・決済サービスを提供する。福井信用保証サービスは融資に係る信用保証を行い、中小企業の資金調達を円滑にする。これらの子会社は銀行の顧客基盤を活用してビジネスを展開し、グループ全体の収益の多様化に貢献している。2026年3月期の役務取引等収益には保証業務収益3億円が含まれる。
コンサルティング・人材・デジタル分野への拡大
近年、福井銀行グループは事業領域をコンサルティング、人材、デジタル分野に拡大している。福井キャピタル&コンサルティング(2015年設立)は企業経営や事業承継のコンサルティングを提供する。福井キャリアマネジメント(2021年設立)は労働者派遣と有料職業紹介を行う。ふくいのデジタル(2022年設立)はスマートフォンアプリの企画・運営を担当する。また、ふくいキャピタルパートナーズ(2023年設立)は投資事業組合財産の運営・管理を行い、ふくいスタートアップ支援投資事業組合などを通じて地域の新興企業を支援する。これらの新規事業は、銀行の枠を超えた「地域の課題解決業」への進化を目指す中期経営計画の一環である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
銀行業のなかでの位置
福井地盤の地銀、収益急拡大中
福井銀行は福井県を中心に営業する地方銀行。売上高が554→644→791億円と急成長。同業のいよぎんHDやしずおかFGと比べ規模は小さいが、伸び率は高い。地元密着型で、県内シェアは高い。楽天銀行のような新興勢力との差別化は地域密着。ただし人口減少や東京への流出が課題。
強み
- 売上高が3期連続で高い伸び(554→644→791億円)。
- 福井県内でメインバンクとして強い地位。
- 貸出金・預金とも増加基調で、不良債権懸念少。
- 地元企業との長期取引で安定収入。
課題
- 福井県の人口減少で貸出・預金増加が鈍化する懸念。
- 長期低金利で利ざや縮小、収益圧迫。
- メガバンクやネット銀行との競争でシェア維持が困難。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
銀行の時価総額近傍。太字が福井銀行
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8346東邦銀行 | 2,475億円 | 19.8倍 |
| 2 | 8360山梨中央銀行 | 2,367億円 | 22.1倍 |
| 3 | 8600トモニホールディングス | 2,168億円 | 13.6倍 |
| 4 | 7184富山第一銀行 | 2,122億円 | 13.8倍 |
| 5 | 7350おきなわフィナンシャルグループ | 1,802億円 | 14.8倍 |
| 6 | 8362福井銀行 | 1,688億円 | 19.2倍 |
| 7 | 8337千葉興業銀行 | 1,685億円 | 25.7倍 |
| 8 | 8343秋田銀行 | 1,569億円 | 20.0倍 |
| 9 | 8387四国銀行 | 1,541億円 | 8.7倍 |
| 10 | 8344山形銀行 | 1,453億円 | 21.7倍 |
| 11 | 8399琉球銀行 | 1,392億円 | 14.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。
会社の歴史
沿革 83件
1899年創業から戦前期の統合ラッシュ
福井銀行は1899年12月19日、資本金30万円で福井市に設立された。創業後、地元銀行の買収・合併を繰り返し規模を拡大した。1910年に大手銀行を買収、1912年には越前商業銀行を合併、1914年には三国商業銀行を買収した。さらに1919年に若狭商業銀行、1924年に高浜銀行と大七銀行、1926年に石川銀行、1928年に嶺南銀行、1930年に森田銀行、1932年に洪盛銀行を相次いで買収・合併した。これらの統合により福井県内全域に営業基盤を築き、1944年には福井信託を合併、1945年には森田貯蓄銀行を合併した。戦前の30年間で10行以上の銀行を統合したことで、福井県を代表する銀行に成長した。
戦後復興からオンライン化推進の1960~80年代
戦後は信用秩序の再構築と業務の近代化に取り組んだ。1966年10月に外国為替業務を開始し、国際業務に進出した。1974年4月には第1次総合オンラインシステムへの移行を完了し、1981年8月には第2次総合オンラインシステムへ移行した。1983年4月には国債等の窓口販売を開始し、証券業務に参入した。同年9月には福銀住商リース(後の福銀リース)を設立し、リース事業に進出した。1986年には福井ディーシーカード(後の福井カード)を設立し、クレジットカード業務を開始した。1988年10月には第1回無担保転換社債(100億円)を発行し、資金調達力を強化した。1991年11月には第3次総合オンラインシステムを稼働させた。
1990年代の海外展開とリテール強化
1991年12月、初の海外拠点として香港支店を開設したが、1998年3月に廃止した。1994年4月には信託代理店業務を開始した。1996年8月には福井県第一信用組合の事業を譲り受け、リテール基盤を拡大した。1997年4月には福銀ネットワーク(後の福井ネット)を設立し、システム関連業務をグループ化した。1998年12月には証券投資信託の窓口販売を開始し、投資信託ビジネスに参入した。2001年4月に損害保険、2002年10月に生命保険の窓口販売を開始し、保険販売チャネルを拡充した。この時期、地域密着型の総合金融サービスへの転換を図るとともに、1990年代後半から2000年代前半にかけて複数の子会社を清算するなど、グループの効率化も進めた。
2000年代後半のガバナンス改革とシステム共同化
2007年6月、定時株主総会の決議により委員会設置会社へ移行した(現在の指名委員会等設置会社)。指名・報酬・監査の三委員会を設置し、社外取締役が過半数を占め、三委員会の委員長を務める体制を整えた。2009年1月には基幹系システムをNTTデータ地銀共同センターへ移行し、システムコストの削減と共同化を推進した。この時期、複数の子会社(福銀総合管理、福銀ローンワーク、福銀スタッフサービス、福銀オフィスサービス)の清算を完了し、グループの再編を進めた。2012年以降は、投資事業組合を通じた地域活性化への関与を強め、2014年に福銀6次産業化投資事業組合、2015年にふくい観光活性化投資事業組合を設立した。
2010年代後半のデジタル化と新たな子会社設立
2016年12月には移動店舗車「ふくぎんKuruza(クルーザー)」の営業を開始した(2023年3月終了)。2018年6月には地方銀行7行による共同出資会社「フィンクロス・デジタル」を設立し、デジタル分野での協業を開始した。2020年10月には本店ビルを竣工した。2021年11月には福井キャリアマネジメントを設立し、人材派遣・職業紹介事業を開始した。2022年7月にはふくいヒトモノデザイン(旅行・地場産品販売)、同年9月にはふくいのデジタル(アプリ企画運営)を設立した。2023年10月にはふくいキャピタルパートナーズを設立し、投資事業組合運営を強化した。これらの新設子会社は、銀行業務の周辺領域での収益源多様化を目的としている。
福邦銀行との統合プロセス(2020~2026年)
2020年3月、福邦銀行との包括提携「Fプロジェクト」を開始した。2021年5月に資本業務提携契約を締結し、同年10月に福邦銀行の第三者割当増資を引き受け、福邦銀行およびその子会社(福邦カード)を連結子会社化した。2023年11月に経営統合に関する基本合意を締結し、2024年5月に株式交換契約を締結、同年10月に株式交換により福邦銀行を完全子会社化した。2024年11月に合併契約を締結し、2026年5月2日付で福井銀行を存続会社、福邦銀行を消滅会社とする吸収合併を完了した。統合後はグループ全体で91店(実質58拠点)の店舗網を有し、福井県内の銀行市場において圧倒的なプレゼンスを確立した。
2022年の市場区分移行と中期経営計画
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場に移行した。同年4月より長期ビジョン『Vision 2032』と10年間の長期経営計画を開始し、「地域価値循環モデル」の実現を掲げた。2026年4月からは中期経営計画Ⅱをスタートさせ、2029年3月期に連結当期純利益100億円以上、コアOHR60%以下、ROE6%以上、自己資本比率9%以上の経営目標を設定した。2023年5月には野村證券との金融商品仲介業務における包括提携を開始し、証券仲業を拡大した。2024年11月の合併契約締結以降、統合シナジーの早期実現を目指している。
年表83件を開く
1890年代
- 1899年12月創業株式会社福井銀行設立(設立日12月19日、資本金30万円、本店福井市)
1910年代
- 1910年11月M&A大手銀行を買収
- 1912年6月M&A越前商業銀行を合併
- 1914年8月M&A三国商業銀行を買収
- 1919年6月M&A若狭商業銀行を合併
1920年代
- 1924年4月M&A高浜銀行を合併
- 1924年8月M&A大七銀行を合併
- 1926年4月M&A石川銀行を合併
- 1928年5月M&A嶺南銀行を合併
1930年代
- 1930年12月M&A森田銀行を合併
- 1932年2月M&A洪盛銀行を買収
1940年代
- 1944年12月M&A福井信託株式会社を合併
- 1945年11月M&A森田貯蓄銀行を合併
1960年代
- 1966年10月外国為替業務開始
- 1969年5月事務センター完成
1970年代
- 1972年10月上場当行株式東京証券取引所市場第二部、大阪証券取引所市場第二部に上場(1973年8月両取引所市場第一部に指定)
- 1974年4月第1次総合オンラインシステム移行完了
1980年代
- 1981年8月第2次総合オンラインシステム移行完了
- 1982年11月創業福井信用保証サービス株式会社を設立
- 1983年4月証券業務開始(国債等の窓口販売)
- 1983年9月創業福銀住商リース株式会社を設立(1997年4月株式会社福銀リースに商号変更)
- 1983年12月創業株式会社福井経済経営研究所を設立
- 1985年6月債券ディーリング業務開始
- 1986年8月創業株式会社福井ディーシーカードを設立(2014年2月株式会社福井カードに商号変更)
- 1986年12月創業福銀ビジネスサービス株式会社を設立
- 1987年10月福銀センタービル完成
- 1988年6月担保附社債信託法による社債の受託業務開始
- 1988年10月第1回無担保転換社債(l00億円)発行
1990年代
- 1991年11月第3次総合オンラインシステム稼働
- 1991年12月初の海外支店として香港支店を開設
- 1993年6月創業福銀スタッフサービス株式会社を設立
- 1994年4月信託代理店業務開始
- 1994年4月創業福銀オフィスサービス株式会社を設立
- 1996年4月創業福銀総合管理株式会社を設立
- 1996年8月福井県第一信用組合の事業譲受け
- 1997年4月創業福銀ネットワーク株式会社を設立
- 1998年3月香港支店を廃止
- 1998年12月証券投資信託の窓口販売開始
2000年代
- 2000年10月M&A福銀ネットワーク株式会社が株式会社福井経済経営研究所を吸収合併し、福井ネット株式会社に商号変更
- 2001年4月損害保険の窓口販売開始
- 2002年10月生命保険の窓口販売開始
- 2004年1月創業株式会社福銀ローンワークを設立
- 2006年4月証券仲介業務開始
- 2006年12月創業Fukui Preferred Capital Cayman Limitedを設立
- 2007年6月定時株主総会において委員会設置会社へ移行することを決議
- 2007年12月第三分野保険商品の窓口販売開始
- 2008年3月福銀総合管理株式会社清算完了
- 2009年1月基幹系システムをNTTデータ地銀共同センターへ移行
- 2009年3月株式会社福銀ローンワーク清算完了
- 2009年7月福銀スタッフサービス株式会社清算完了
2010年代
- 2012年9月福銀オフィスサービス株式会社清算完了
- 2014年9月創業福銀6次産業化投資事業有限責任組合を設立
- 2015年7月創業株式会社福井キャピタル&コンサルティングを設立
- 2015年8月創業ふくい観光活性化投資事業有限責任組合を設立
- 2016年12月移動店舗車「ふくぎんKuruza(クルーザー)」営業開始
- 2017年8月Fukui Preferred Capital Cayman Limited清算完了
- 2017年12月事務センター新館完成
- 2018年3月創業ふくい未来企業支援投資事業有限責任組合を設立
- 2018年6月創業地方銀行7行による共同出資会社「株式会社フィンクロス・デジタル」を設立
- 2018年7月福銀6次産業化投資事業有限責任組合清算完了
2020年代
- 2020年3月株式会社福邦銀行との包括提携(Fプロジェクト)を開始
- 2020年3月創業ふくい地域活性化投資事業有限責任組合を設立
- 2020年9月福銀ビジネスサービス株式会社清算完了
- 2020年10月本店ビル完成
- 2021年5月株式会社福邦銀行との資本業務提携契約を締結
- 2021年10月M&A株式会社福邦銀行の第三者割当増資を引受け、同社及びその子会社である福邦カード株式会社を連結子会社化
- 2021年11月創業株式会社福井キャリアマネジメントを設立
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2022年7月創業ふくいヒトモノデザイン株式会社を設立
- 2022年9月創業株式会社ふくいのデジタルを設立
- 2022年9月ふくい観光活性化投資事業有限責任組合清算完了
- 2022年11月野村證券株式会社との金融商品仲介業務における包括的業務提携に関する最終契約を締結
- 2023年3月移動店舗車「ふくぎんKuruza(クルーザー)」営業終了
- 2023年5月野村證券株式会社との金融商品仲介業務における包括的業務提携開始
- 2023年10月創業株式会社ふくいキャピタルパートナーズを設立
- 2023年10月創業ふくいキャピタルパートナーズ第1号投資事業有限責任組合を設立
- 2023年11月M&A株式会社福邦銀行との経営統合に関する基本合意を締結
- 2024年5月株式会社福邦銀行との株式交換契約を締結
- 2024年10月M&A株式会社福邦銀行との株式交換により、同社を完全子会社化
- 2024年11月M&A株式会社福邦銀行との合併契約を締結
- 2025年4月創業ふくいスタートアップ支援第1号投資事業有限責任組合を設立
- 2026年5月M&A株式会社福邦銀行を合併
- 2026年3月(2026年3月末現在、国内本支店91、出張所6、連結子会社11社、非連結子会社4社。なお、当行の営業所(国内本支店及び出張所)97か店のうち、店舗内店舗方式の店舗が37か店含まれており、店舗内店舗方式の店舗を除いた当行の営業拠点数は58か店となります。)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結当期純利益2029年3月期まで100億円以上
- 連結コアOHR2029年3月期まで60.0%以下
- 連結ROE2029年3月期まで6.0%以上
- 連結自己資本比率2029年3月期まで9.0%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
3つの成長戦略と5つの成長ドライバー
中期経営計画Ⅱにおいて、「県内マーケットの深掘り」「事業領域の拡大」「県外マーケットとの連携」の3つの成長戦略を実行。これらを支える「ウェルビーイング」「DEI」「リスキリング」「DX/AI」「パートナーシップ」の5つの成長ドライバーを強化する。
- 02
人財の力で地域価値循環モデルを実現
職員一人ひとりの成長と働きがい向上を通じて組織力を高め、多様な人財が活躍できる組織づくりやスキル向上に取り組む。デジタル技術の活用による業務改革や外部パートナーとの連携強化も行う。
- 03
12のアクションプランでKPIを達成
中期経営計画Ⅱでは12のアクションプランを設定し、KPIの達成を通じて次代に向けた経営基盤の確保を図る。具体的には多様性比率向上、地域課題解決案件数増加、面談件数拡大などに取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,732人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は604万円で、9期前と比べて+9.6%。平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は16.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,453 |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,473 |
| 2019年3月 | 551 | 39.3 | 15.3 | 1,471 |
| 2020年3月 | 551 | 39.8 | 15.6 | 1,460 |
| 2021年3月 | 550 | 40.0 | 15.7 | 1,448 |
| 2022年3月 | 547 | 40.4 | 16.1 | 1,806 |
| 2023年3月 | 551 | 41.4 | 16.5 | 1,782 |
| 2024年3月 | 533 | 41.6 | 16.1 | 1,770 |
| 2025年3月 | 546 | 41.7 | 16.1 | 1,741 |
| 2026年3月 | 604 | 41.6 | 16.0 | 1,732 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社11社(国内 11 / 海外 0、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社 福邦銀行福井県 福井市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内福井信用保証サービス 株式会社福井県 福井市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社 福銀リース福井県 福井市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社 福井カード福井県 福井市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内福井ネット 株式会社福井県 福井市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社 福井キャピタル&コンサルティング福井県 福井市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社 福井キャリアマネジメント福井県 福井市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ふくいヒトモノデザイン 株式会社福井県 福井市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社 ふくいキャピタルパートナーズ福井県 福井市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社 ふくいのデジタル福井県 福井市 · 連結子会社議決権50.0%
- 国内福邦カード 株式会社福井県 福井市 · 連結子会社議決権100.0%
- 補助金617万円地域再生支援利子補給金(令和5年4月25日支給分)内閣府 · 2023-04-11
- 補助金296万円地域再生支援利子補給金(令和03年4月26日支給分)内閣府 · 2021-03-25
- 補助金283万円地域再生支援利子補給金(令和3年10月25日支給分)内閣府 · 2021-10-11
- 補助金262万円地域再生支援利子補給金(令和4年4月25日支給分)内閣府 · 2022-04-07
- 補助金232万円地域再生支援利子補給金(令和4年10月25日支給分)内閣府 · 2022-10-12
- 補助金147万円地域再生支援利子補給金(令和2年4月27日支給分)内閣府 · 2020-04-15
- 補助金144万円地域再生支援利子補給金(平成31年10月25日支給分)内閣府 · 2019-10-15
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は791億円、経常利益は134億円。前期と比べると増収増益で、売上が+22.8%、利益が+54.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | — | 791億円 |
| 純利益 | 90億円 | 86億円 |
| 1株あたり配当 | ¥150 | ¥150 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、経常収益は258億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+118.6%。
| 対象期間 | 経常収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 173 | — | — | −2 |
| 2024年1Q | 118 | — | — | 8 |
| 2024年2Q | 138 | — | — | 10 |
| 2024年3Q | 156 | — | — | 10 |
| 2024年4Q | 142 | — | — | 9 |
| 2025年2Q | 316 | — | — | 54 |
| 2025年4Q | 328 | — | — | 18 |
| 2026年2Q | 366 | — | — | 23 |
| 2026年4Q | 425 | — | — | 63 |
| 2027年1Q | 258 | — | — | 58 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、経常収益は459億円から791億円へ1.7倍に増えた。経常利益率は-21.6%から16.9%になった。経常収益は6期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 経常収益億円 | 経常利益億円 | 経常利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 459 | −99 | −21.6 | −88 |
| 福銀6次産業化投資事業有限責任組合を設立 | ||||
| 2014年3月 | 482 | 144 | 29.9 | 74 |
| 株式会社福井キャピタル&コンサルティングを設立 | ||||
| 2015年3月 | 485 | 59 | 12.2 | 23 |
| 2016年3月 | 474 | 125 | 26.4 | 73 |
| 2017年3月 | 447 | 77 | 17.2 | 42 |
| ふくい未来企業支援投資事業有限責任組合を設立 | ||||
| 2018年3月 | 440 | 63 | 14.3 | 39 |
| 2019年3月 | 416 | 45 | 10.8 | 32 |
| ふくい地域活性化投資事業有限責任組合を設立 | ||||
| 2020年3月 | 407 | 34 | 8.4 | 21 |
| 株式会社福井キャリアマネジメントを設立 | ||||
| 2021年3月 | 419 | 42 | 10.0 | 26 |
| ふくいヒトモノデザイン株式会社を設立 | ||||
| 2022年3月 | 458 | −8 | −1.7 | 44 |
| 株式会社ふくいキャピタルパートナーズを設立 | ||||
| 2023年3月 | 549 | 8 | 1.5 | 18 |
| 株式会社福邦銀行との株式交換により、同社を完全子会社化 | ||||
| 2024年3月 | 554 | 56 | 10.1 | 37 |
| ふくいスタートアップ支援第1号投資事業有限責任組合を設立 | ||||
| 2025年3月 | 644 | 87 | 13.5 | 72 |
| 株式会社福邦銀行を合併 | ||||
| 2026年3月 | 791 | 134 | 16.9 | 86 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。
利益の構造
2026年3月期
経常収益791億円のうち、経常利益として残るのは134億円で16.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は86億円、売上の10.9%にあたる。
- 費用事業を回すためにかかったお金83.1%657億円
- 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益16.9%134億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが−506億円、投資CFが−191億円で、差し引きのフリーCFは−697億円。期末の手元現金は7,999億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高兆円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −585 | 352 | −16 | 0.03 |
| 2014年3月 | 989 | 328 | −18 | 0.16 |
| 2015年3月 | 781 | −523 | −15 | 0.19 |
| 2016年3月 | 245 | −316 | −114 | 0.17 |
| 2017年3月 | 1,398 | −5 | −146 | 0.30 |
| 2018年3月 | 279 | 322 | −10 | 0.35 |
| 2019年3月 | 871 | −53 | −10 | 0.43 |
| 2020年3月 | 999 | −575 | −32 | 0.47 |
| 2021年3月 | 4,838 | −538 | −10 | 0.90 |
| 2022年3月 | 1,865 | 1,112 | −18 | 1.20 |
| 2023年3月 | −2,588 | 1,689 | −25 | 1.11 |
| 2024年3月 | 304 | −2,413 | −10 | 0.89 |
| 2025年3月 | 1,121 | −1,334 | −24 | 0.87 |
| 2026年3月 | −506 | −191 | −16 | 0.80 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は4.3兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1,530億円で、自己資本比率は3.5%(業種中央値4.9%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2.20 | 1,194 | 2.08 | 4.8 |
| 2014年3月 | 2.31 | 1,237 | 2.19 | 4.7 |
| 2015年3月 | 2.43 | 1,317 | 2.30 | 4.8 |
| 2016年3月 | 2.46 | 1,379 | 2.33 | 5.0 |
| 2017年3月 | 2.60 | 1,241 | 2.48 | 4.6 |
| 2018年3月 | 2.67 | 1,283 | 2.54 | 4.6 |
| 2019年3月 | 2.80 | 1,315 | 2.67 | 4.5 |
| 2020年3月 | 2.95 | 1,238 | 2.83 | 4.2 |
| 2021年3月 | 3.51 | 1,366 | 3.38 | 3.9 |
| 2022年3月 | 4.19 | 1,406 | 4.05 | 3.2 |
| 2023年3月 | 4.00 | 1,287 | 3.87 | 3.1 |
| 2024年3月 | 4.16 | 1,415 | 4.02 | 3.3 |
| 2025年3月 | 4.29 | 1,365 | 4.15 | 3.2 |
| 2026年3月 | 4.31 | 1,530 | 4.16 | 3.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
銀行業 79社との比較
同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは経常収益成長率で79社中34位あたり、逆に低いのは自己資本比率で79社中67位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥6,990で、1年前と比べて+260.4%。過去52週の値幅のなかでは95%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 19.2倍 |
| PER (会社予想) | 18.4倍 |
| PBR | 1.02倍 |
| 配当利回り | 2.15% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月19日に前日比-5.29%の6630円と下落しましたが、1ヶ月では+13.72%と大きく上昇しています。8月18日には7000円に達し、52週高値(7230円)に接近しました。25日線(6108円)を大きく上回っており、短期トレンドは強気です。中期的にも200日線(3810.59円)を大きく上回り、上昇トレンドが継続しています。8月13日に出来高が約10.5万株と増加しており、需給が改善しています。ただし、RSIは63.58とやや過熱感があり、短期的な調整リスクに注意が必要です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは15.16倍で業界平均の15.81倍を僅かに下回り、PBRは0.86倍で同平均の0.92倍を下回る。ROEは5.94%と低水準だが、銀行業ではPBR1倍未満が常態的であり、配当利回り2.71%は平均2.44%を上回る。業績は経常収益が拡大し純利益も増加傾向だが、ROEの低さが評価を抑制。割安感はあるが、成長性に欠けるためほぼ妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 19.2倍 | 17.5倍 |
| PER (予想) | 18.4倍 | — |
| PBR | 1.02倍 | 1.01倍 |
| ROE | 5.9% | 6.1% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
地銀再編や金利正常化の流れの中で業績が好調で、株価は1年で約2倍に上昇した。強気派は、金利上昇による利ざや拡大で収益が伸び、地銀セクター全体への見直しが続くとみる。一方、弱気派は、株価の急上昇でバリュエーションが割高になった可能性や、地域経済の衰退による貸出需要の低下リスクを指摘する。
- 収益の急拡大
純利益は2023年3月期の18億円から2026年3月期予想86億円へ約4.8倍。
- 金利上昇の恩恵
日本銀行の利上げで貸出金利が上昇し、利ざやが改善する見通し。
- PBR改善余地
PBRは0.86倍で、ROE6%改善が進めば1倍超えも視野。
- 26/3期収益791億円、前期比23%増通年影響中
収益は644億円から791億円へ拡大。貸出金利回りの上昇が寄与
- 純利益86億円、前期比19%増決算発表後影響強
純利益は72億円から86億円へ増加。3年間で37億円→86億円と2.3倍
- 予想PER14.6倍と実績比で改善決算発表後影響弱
実績PER15.16倍に対し予想14.6倍。増益計画でバリュエーションが割安化
- 配当利回り2.71%で下支え継続影響弱
年間配当は安定し利回り2.71%。増配余地も期待される
- 株価の過熱感
1年で株価が約2倍に上昇し、PER15倍は地銀平均より割高な水準。
- 地域経済の先行き
福井県は人口減少が続き、長期的な貸出需要の減少が懸念。
- 金利反転リスク
金利が予想ほど上がらなければ、収益成長が鈍化する可能性。
- 1年で株価206%上昇し過熱感不定影響中
株価5,540円は1年で3倍超。好業績は織り込み済みで調整リスク
- PBR0.86倍と1倍割れが継続継続影響中
ROE5.94%に対しPBR0.86倍。資本効率の低さがバリュエーションを抑える
- 金利低下局面で収益が悪化金融政策次第影響強
収益の多くは金利収入。日銀の利下げで貸出利ざやが縮小し減益の恐れ
- 外国人保有5.67%と需給の厚み不足継続影響弱
外国人保有比率5.67%と低位。上昇後の買い手不在で需給が悪化
- 貸出金利回り
- 利ざやの動向を左右し、収益性の核となるため。
- 預貸率
- 預金に対する貸出の比率で、収益機会を測る。
- 不良債権比率
- 与信コストの増減を確認し、資産の質を評価する。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり150円で、前期から+86.2%。いまの株価に対する利回りは2.15%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 50 | — | 23.2 |
| 2018年3月 | 28 | −45.0 | 29.7 |
| 2019年3月 | 50 | 81.8 | 42.1 |
| 2020年3月 | 50 | 0.0 | 64.3 |
| 2021年3月 | 50 | 0.0 | 58.6 |
| 2022年3月 | 50 | 0.0 | 238.8 |
| 2023年3月 | 50 | 0.0 | 39.5 |
| 2024年3月 | 50 | 0.0 | 38.3 |
| 2025年3月 | 58 | 16.0 | 19.8 |
| 2026年3月 | 108 | 86.2 | 24.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥150
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ10,102人。区分でいちばん多いのは個人・その他で36.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.3%を占め、残る43.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 31.0 | 35.2 | 37.6 | 37.5 | 37.7 | 36.5 |
| 事業法人 | 26.1 | 26.0 | 25.7 | 27.6 | 29.0 | 29.3 |
| 金融機関 | 36.2 | 33.2 | 31.1 | 29.3 | 27.2 | 27.0 |
| 外国法人 | 5.6 | 4.4 | 4.5 | 4.3 | 4.4 | 5.7 |
| 証券会社 | 1.2 | 1.2 | 1.1 | 1.3 | 1.7 | 1.5 |
| 自己株式 | 0.3 | 2.2 | 2.2 | 2.2 | 0.4 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 8.19 |
| 02 | 明治安田生命保険相互会社 | 4.13 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.38 |
| 04 | 住友生命保険相互会社 | 3.18 |
| 05 | 福井銀行職員持株会 | 2.59 |
| 06 | 株式会社クスリのアオキ | 2.32 |
| 07 | 日本生命保険相互会社 | 2.31 |
| 08 | QRファンド投資事業有限責任組合 | 2.05 |
| 09 | 株式会社DSG1 | 1.53 |
| 10 | 轟産業株式会社 | 1.41 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1086%、1株純資産は14期で+1370%。直近期のROEは5.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −37 | 440 | −8.3 | — | — |
| 2014年3月 | 31 | 459 | 6.9 | 8.1 | 19.1 |
| 2015年3月 | 9 | 490 | 2.0 | 27.5 | 56.2 |
| 2016年3月 | 31 | 514 | 6.1 | 6.7 | 20.1 |
| 2017年3月 | 176 | 5,055 | 3.4 | 15.0 | 23.2 |
| 2018年3月 | 166 | 5,197 | 3.2 | 14.1 | 29.7 |
| 2019年3月 | 133 | 5,301 | 2.5 | 12.8 | 42.1 |
| 2020年3月 | 90 | 5,219 | 1.7 | 16.9 | 64.3 |
| 2021年3月 | 107 | 5,736 | 2.0 | 18.2 | 58.6 |
| 2022年3月 | 189 | 5,680 | 3.3 | 7.5 | 238.8 |
| 2023年3月 | 77 | 5,343 | 1.4 | 19.3 | 39.5 |
| 2024年3月 | 161 | 5,859 | 2.9 | 12.1 | 38.3 |
| 2025年3月 | 309 | 5,760 | 5.3 | 5.8 | 19.8 |
| 2026年3月 | 364 | 6,463 | 5.9 | 8.8 | 24.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
20名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は20名。2026/3期の役員報酬は総額367百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 林正博 | 取締役 | 69 | 23,900 |
| 長谷川英一 | 取締役 | 62 | 8,700 |
| 岡田伸 | 取締役 | 59 | 9,160 |
| 吉田啓介 | 取締役 | 57 | 8,029 |
| 荒木健一 | 取締役 | 56 | 3,990 |
| 小林義史 | 取締役 | 57 | 6,946 |
| 藤原正嗣 | 取締役 | 57 | 3,300 |
| 田川博己 | 取締役 | 78 | — |
| 梅田景子 | 取締役 | 45 | 800 |
| 岡﨑英一 | 取締役 | 66 | 100 |
| 瀧波史織 | 取締役 | 53 | — |
| 前波茂樹 | 執行役 事務企画 グループ マネージャー | 59 | 9,351 |
残りの役員8名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 谷口幸徳 | 執行役 本店エリア統括店長兼本店営業部長 | 56 | 3,029 |
| 米村宜将 | 執行役 経営企画 グループ マネージャー | 55 | 3,824 |
| 宮越啓 | 執行役 市場金融 グループマネージャー | 54 | 3,772 |
| 春木浩人 | 執行役 融資支援グループ マネージャー | 53 | 1,000 |
| 中村毅 | 執行役 | 62 | 332 |
| 米村学 | 執行役 | 54 | 3,010 |
| 北村亮 | 執行役 | 54 | 3,456 |
| 木村修明 | 執行役 | 52 | 5,733 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 執行役 | 13 | 223 | 104 | 33 | 71 | 328 | 25 |
| 社外取締役 | 5 | 22 | — | — | — | 22 | 4 |
| 取締役(社内) | 2 | 17 | — | — | — | 17 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容981字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,633字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,488字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)15,460字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第206期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第206期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-21
- 有価証券報告書有価証券報告書-第205期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-19
- 半期報告書半期報告書-第205期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-22
- 有価証券報告書有価証券報告書-第204期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-24
- 四半期報告書四半期報告書-第204期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第204期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-24
- 四半期報告書四半期報告書-第204期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
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