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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ライフコーポレーション

LIFE CORPORATION8194 · Prime · 小売業

首都圏・近畿圏を地盤とする食品スーパー。専門性の高い生鮮・惣菜で差別化し、顧客ニーズに対応。

概要

ライフコーポレーションは首都圏と近畿圏を地盤とする大手スーパーマーケットチェーンである。「ライフ」ブランドで食料品・日用品を販売し、生鮮や惣菜の強化で差別化を図る。地域密着型の店舗展開とPB商品開発に注力し、2026年2月期の営業収益は8,813億円、営業利益260億円を計上する。安定した収益基盤を持ち、競争の激しい小売業界で健闘している。

首都圏・近畿圏に集中する店舗網

ライフコーポレーションの店舗は首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県など)と近畿圏(大阪府・兵庫県・京都府など)に集中している。2026年2月期の地域別売上高では、大阪府が312,901百万円(構成比36.9%)、兵庫県52,019百万円(6.1%)、京都府が続く。首都圏では板橋店(1971年開設)を皮切りに東京都・埼玉県へ展開し、現在も両地域が売上の大半を占める。出店は地域の需要に合わせた小型店から大型店まで様々で、既存店の改装も積極的に行い、冷凍食品コーナー拡大や惣菜・ペット用品の拡充など地域ニーズに対応している。

生鮮・惣菜を軸とする差別化戦略

食品スーパーとして競合との差別化を図るため、ライフは生鮮食品と惣菜・弁当に注力する。生鮮部門は野菜・果物・精肉・鮮魚を店内で加工・パック詰めし、産地直送や鮮度管理を徹底する。惣菜・弁当は店内製造で品質と衛生管理を重視し、共働きや単身世帯の需要を取り込む。2026年2月期の部門別売上高は、生鮮食品部門3,732億円(前期比3.7%増)、一般食品部門3,836億円(同4.6%増)と堅調に推移する。生活関連用品や衣料品部門は微減だが、食料品を核とした品揃えが収益の柱となっている。

子会社群が支える小売以外の収益

ライフグループは小売事業以外に、クレジットカード・保険代理・教育・配送事業を展開する。連結子会社の株式会社ライフフィナンシャルサービスが「LC-JCBカード」や電子マネーを発行し、2026年2月期の営業収益29億円、セグメント利益4億円を計上する。非連結子会社のライフ興産は損害保険代理業、関連会社の日本流通未来教育センターは教育事業、ライフホームデリバリーはネットスーパー等の配送を担う。これらは小売事業を補完し、安定した収益源となっている。なお、その他の関係会社に三菱商事が存在する。

PB商品「BIO-RAL」とネットスーパーの拡大

同質化競争から脱却するため、ライフはプライベートブランド「BIO-RAL」を強化する。BIO-RALはオーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナブルのコンセプトで、2025年3月には首都圏と近畿圏で運営部を分割し意思決定を迅速化した。同年9月にはAmazon.co.jpで全国販売を開始。また、ネットスーパー事業では店舗出荷型に加え、2027年秋に首都圏でセンター出荷型を開始予定で、新規顧客獲得と品揃え拡大を狙う。2025年9月にはオンラインストアも開設し、おせちやギフトの予約を可能にした。

業界の中での役割は食品スーパーマーケットチェーン。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
8,813億円
営業利益
260億円
営業利益率
3.0%
純利益
188億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
小売事業8,799億円99.8%266億円3.0%
その他(注)214億円0.2%4億円28.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01小売(食品スーパー)主力

首都圏・近畿圏で「ライフ」ブランドのスーパーマーケットを運営。食料品を中心に、生活関連用品・衣料品等も販売。生鮮・惣菜の品揃えに強み。

主な製品・サービス2
生鮮食品
野菜・果物・精肉・鮮魚等、店内で加工・パック詰めした生鮮品。産地直送や鮮度管理に注力。
惣菜・弁当
店内製造の惣菜や弁当。衛生管理と品質を重視し、共働き・単身世帯の需要を取り込む。

02その他(クレジットカード・保険代理・教育・配送)準主力

子会社等がクレジットカード・電子マネー発行、損害保険代理、教育事業、ネットスーパー等の配送事業を展開。小売事業の補完・支援業務。

製品と技術

産地直送と店内加工で鮮度を追求する生鮮食品

ライフの生鮮食品部門は、野菜・果物・精肉・鮮魚を中心に、産地直送と店内加工・パック詰めを特徴とする。鮮度管理を徹底し、毎日店頭に並ぶ商品の品質を重視。2026年2月期の生鮮食品部門売上高は3,732億円と全体の約44%を占める。特に精肉と鮮魚は店内で加工することで、トレーサビリティと鮮度を両立。産地直送品は季節ごとに品揃えを変え、地域の嗜好に合わせる。また、一部店舗では冷凍食品コーナーを拡大し、生鮮と冷凍のクロスセルも図っている。

店内製造の惣菜・弁当でニーズを取り込む

惣菜・弁当はライフの差別化要因の一つである。店内で製造することで、衛生管理と品質を徹底し、共働きや単身世帯の時短ニーズに応える。2026年2月期の一般食品部門(惣菜含む)売上高は3,836億円。弁当は日替わり品や季節限定品を揃え、惣菜はサラダ・揚げ物・煮物などを幅広く展開。改装店舗では手作りパンや惣菜コーナーを拡充するなど、需要に合わせた品揃えを強化している。また、ネットスーパーでも惣菜・弁当の注文が可能で、利便性を高めている。

PB「BIO-RAL」とサステナブル商品の開発

ライフはプライベートブランド「BIO-RAL」を核に、オーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナブルのコンセプトを掲げる。2024年に店舗運営部を新設し、2025年には首都圏と近畿圏で分割、3店舗の専門店を出店した。2025年9月からはAmazon.co.jpで全国販売を開始し、同質化競争からの脱却を図る。また、持続可能な社会への貢献として、子ども食堂への商品寄贈や衣料品回収リユース・リサイクルを実施。回収収益は全額子ども食堂支援に充当する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

大手スーパーマーケット、競争激化

当社は首都圏を中心に約300店舗を展開する大手スーパーマーケット。同業のトライアルHDや光フードサービスと競合するが、売上高は非開示ながら業界内で一定の規模感を持つ。近年はディスカウントストアやドラッグストアとの競争が激化し、低価格競争とコスト上昇に直面。

強み

  • 首都圏に約300店舗を展開し、高いカバレッジを誇る。
  • 地域の需要に合わせた品揃えで、顧客ロイヤルティを獲得。
  • PB商品の開発力を活かし、差別化と利益率向上を図る。
  • 長年の営業で知名度が高く、信頼を得ている。

課題

  • ディスカウントストアやドラッグストアとの価格競争が激しい。
  • 人件費や物流費の上昇が収益を圧迫。
  • 市場が成熟し、既存店の売上成長鈍化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がライフコーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
12730エディオン2,790億円17.1倍
22726パルグループホールディングス2,695億円14.3倍
37956ピジョン2,551億円27.3倍
49003相鉄ホールディングス2,545億円10.0倍
58194ライフコーポレーション2,482億円12.6倍
69031西日本鉄道2,482億円7.4倍
77649スギホールディングス2,466億円10.4倍
87994オカムラ2,414億円10.1倍
98227しまむら2,401億円16.1倍
103050DCMホールディングス2,319億円12.5倍
114665ダスキン2,242億円23.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

食料品輸入商社からスーパーマーケットへ転換した1961年

ライフの起源は1956年、東京都中央区に資本金500万円で設立された清水實業株式会社である。当初は食料品販売とパイン缶詰・フルーツ等の輸入販売を行っていた。1961年11月に大阪府豊中市に豊中店を開設し、スーパーマーケット形式での営業を開始。これがチェーンストアへの第一歩となる。1963年には第2号店として塚本店を開設し、同時にライフ本部を設置。その後大阪府・兵庫県を中心に店舗数を拡大し、スーパーマーケット事業への本格転換を図った。

首都圏へ進出しチェーン展開を加速した1970年代

1971年10月、ライフは東京都板橋区に板橋店を開設し、首都圏へ進出した。同時に東京本部を設置し、東京都・埼玉県を中心に店舗網を拡大。1973年5月には商号を株式会社ライフに変更。1978年12月には清水實業株式会社に吸収合併される形で組織再編を行い、同日再び株式会社ライフに商号変更した。この時期、首都圏での出店が加速し、二大商圏を形成する基盤が築かれた。1981年には商号を株式会社ライフストアに変更し、チェーンストアとしてのブランド統一を進めた。

上場と組織再編を経た1980~90年代

1982年10月、ライフは大阪証券取引所市場第二部に株式上場し、翌1983年11月には東京証券取引所市場第二部に上場。1984年8月には両取引所の市場第一部銘柄に指定された。1991年1月に本社を大阪市東淀川区に移転し、同年3月に東京本部を東京本社に改称。1991年5月には商号を現在の株式会社ライフコーポレーションに変更した。この間、南港物流センター(1985年)や栗橋総合物流センター(1993年)などの物流拠点を整備し、効率的なチェーン運営の基盤を構築した。

物流センター網の整備と子会社設立(2000年代~2012年)

2000年代以降、ライフは物流・プロセスセンターの拡充を進める。2003年堺物流センター、2009年住之江物流センター、2010年松戸総合物流センター、2012年船橋プロセスセンター・加須プロセスセンター・川崎総合物流センター・大阪平林総合物流センターなどを相次いで開設。2012年5月には日本フード株式会社を完全子会社化し、同月に吸収合併。また、全額出資子会社として株式会社ライフフィナンシャルサービスを設立し、クレジットカード「LC-JCBカード」の発行を開始した。同年、間口ホールディングスと共同でライフホームデリバリーを設立し、ネットスーパー事業に参入した。

第七次中期経営計画とBIO-RALブランドの立ち上げ(2023年以降)

2023年度より「第七次中期経営計画」がスタート。主要テーマは「人への投資」「同質化競争からの脱却」「持続可能で豊かな社会の実現」である。2024年3月にはオーガニック・ヘルシー志向のPBブランド「BIO-RAL」の店舗運営部を新設。2025年3月には首都圏と近畿圏に分割し運営体制を強化した。同年9月にはAmazon.co.jpでの全国販売を開始。また、2026年2月期には3店舗のBIO-RAL新店を出店し、既存店のリニューアルも9店舗実施。ネットスーパー拡大のため2027年秋にセンター出荷型を計画するなど、新たな成長戦略を推進している。

ネットスーパー新モデルと新業態への挑戦(2025年以降)

2025年度、ライフは激変する外部環境に対応するため3つの社内プロジェクトを立ち上げた。「人財・生産性プロジェクト」「稼ぐプロジェクト」「新ライフプロジェクト」である。新ライフプロジェクトでは既存枠に収まらない新エリア・新業態・新機能を検討し、新たな収益の柱を模索する。ネットスーパー事業では、店舗出荷型の限界を克服するため、2027年秋にセンター出荷型を首都圏で開始予定。これにより出店できていないエリアへの展開を可能にし、新規顧客の獲得を目指す。また、2025年9月にはオンラインストアを開設し、おせちやギフトの予約をオンライン化した。

年表23件を開く

1950年代

  • 1956年10月創業清水實業株式会社(本店東京都中央区日本橋本町一丁目3番地、資本金500万円)を設立し、食料品販売及びパイン缶詰、フルーツ等の輸入並びに国内販売を開始。

1960年代

  • 1961年11月豊中店(大阪府豊中市)を開設し、スーパーマーケット形式による営業を開始。
  • 1963年11月第2号店として塚本店(大阪市西淀川区)を開設し、同時にライフ本部を設置(1979年11月大阪市淀川区へ移転、1980年10月組織変更により本社とする。)し、チェーンストア志向を明確化。その後、大阪府・兵庫県を中心として各地に店舗を開設。

1970年代

  • 1971年10月板橋店(東京都板橋区)を開設し、首都圏へ進出。同時に東京本部を設置。その後、東京都・埼玉県を中心として各地に店舗を開設。
  • 1973年5月商号変更商号を株式会社ライフに変更。
  • 1978年12月本店所在地を東京都板橋区仲宿47番地に移転。
  • 1978年12月創業清水實業株式会社(1941年2月22日設立、本店東京都中央区日本橋本町一丁目3番地)に吸収合併され、同日商号を株式会社ライフに変更。

1980年代

  • 1981年3月商号変更商号を株式会社ライフストアに変更。
  • 1981年4月本店所在地を東京都中央区日本橋本町二丁目6番3号に移転。
  • 1982年10月上場大阪証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 1983年11月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 1984年8月大阪及び東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 1985年9月南港物流センター(大阪市住之江区)を開設。

1990年代

  • 1991年1月本社所在地を大阪市東淀川区東中島一丁目19番4号に移転。
  • 1991年3月東京本部を東京本社と呼称変更。
  • 1991年5月商号変更商号を株式会社ライフコーポレーションに変更。
  • 1993年6月栗橋総合物流センター(埼玉県北葛飾郡栗橋町 現・埼玉県久喜市)を開設。

2000年代

  • 2003年1月堺物流センター(大阪府堺市)を開設。
  • 2009年10月住之江物流センター(大阪市住之江区)を開設。
  • 2009年11月本社を大阪本社と呼称変更。東京本社所在地を東京都台東区台東一丁目2番16号に移転。

2010年代

  • 2010年10月松戸総合物流センター(千葉県松戸市)を開設。
  • 2012年1月本店所在地を東京都中央区日本橋本町三丁目6番2号に移転。
  • 2012年5月M&A日本フード株式会社を簡易株式交換により、完全子会社化。大阪本社所在地を大阪市淀川区西宮原二丁目2番22号に移転。船橋プロセスセンター(千葉県船橋市)を開設。完全子会社である日本フード株式会社を吸収合併。全額出資子会社の株式会社ライフフィナンシャルサービスを設立。株式会社ライフフィナンシャルサービスがクレジットカード「LC-JCBカード」の発行により事業を開始。加須プロセスセンター(埼玉県加須市)を開設。川崎総合物流センター(川崎市川崎区)を開設。大阪平林総合物流センター(大阪市住之江区)を開設。堺プロセスセンター(大阪府堺市)を開設。間口ホールディングス株式会社(現 マグチグループ株式会社)と共同で株式会社ライフホームデリバリーを設立(スリーエスコーポレーション株式会社、間口ロジ関東株式会社と当社で共同出資。)。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。本店所在地を大阪市淀川区西宮原二丁目2番22号に移転。東京本社所在地を東京都品川区東品川四丁目12番3号 品川シーサイドTSタワーに移転。監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。茨

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年度まで1兆円
  • 経常利益2030年度まで350億円
  • 当期純利益2030年度まで220億円
  • 店舗数2030年度まで400店舗

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    人への投資による成長

    従業員の成長と満足度向上を図り、モチベーションアップを会社の成長につなげる。第七次中期経営計画の基盤と位置づけ、人材育成と働きがいのある職場づくりを推進する。

  2. 02

    同質化競争からの脱却とネット事業拡大

    ライフ独自の「商品」「サービス」を磨き、店舗とネットをシームレスに連携した便利な買い物体験を提供する。ネット事業を拡大し、他社との差別化を図る。

  3. 03

    持続可能な社会への貢献

    「地域のライフライン」として環境負荷低減や地域社会への貢献に取り組み、持続可能で豊かな社会の実現を目指す。

  4. 04

    カイゼン活動による効率化と投資原資確保

    全従業員が「カイゼンの輪をつなぐ」活動に自主的に取り組み、人手不足下でも業務効率化を推進。投資の原資を確保し、中計実現を支える。

  5. 05

    新たな収益の柱の創出

    新エリア・新業態・新機能を検討する「新ライフプロジェクト」を立ち上げ、既存枠にとらわれない収益源を開発する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で7,506人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は583万円で、9期前と比べて+10.5%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は15.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月5,985
2018年2月6,024
2019年2月6,277
2020年2月52741.115.46,384
2021年2月55841.115.46,576
2022年2月56541.215.46,847
2023年2月54241.015.37,125
2024年2月57340.815.37,304
2025年2月55741.015.57,391342
2026年2月58341.215.87,506346

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率99.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
317 — 小計1,231億円
127 — 大阪府465億円
101 — 東京都454億円
11 — 大阪府他197億円
33 — 神奈川県144億円
21 — 兵庫県8,240百万円
1 — 大阪市 淀川区6,329百万円
19 — 京都府4,801百万円
- — 埼玉県他2,376百万円
8 — 埼玉県2,033百万円
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ライフフィナンシャルサービス
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ライフ興産㈱
    大阪市淀川区 · 非連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱日本流通未来教育センター
    埼玉県蕨市 · 非連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    ㈱ライフホームデリバリー
    大阪市港区 · 非連結子会社
    議決権40.0%
  • 国内
    三菱商事㈱
    東京都千代田区 · その他の関係会社
    議決権24.4%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は8,813億円営業利益260億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.6%、利益が+2.8%。

売上高
+3.6%
8,813億円
営業利益
+2.8%
260億円
純利益
+5.0%
188億円
営業利益率
3.0%
前期比 -0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高9,225億円8,813億円
営業利益270億円260億円
純利益190億円188億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は2,233億円、営業利益は72億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q6,77730
2019年4Q6,98730
2020年4Q7,14724
2021年4Q7,59134
2022年4Q7,68315
2023年4Q7,65436
2024年4Q8,09736
2025年4Q8,5051311.590
2026年4Q8,8131271.495
2027年1Q2,233723.251

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は5,199億円から8,813億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は3.0%。売上は3期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月5,1997330
2014年2月5,3497738
2015年2月5,85011052
2016年2月6,30013079
2017年2月6,53012881
2018年2月6,77712666
2019年2月6,98712874
2020年2月7,14714678
2021年2月7,591282178
2022年2月7,683237152
2023年2月7,654200133
2024年2月8,097249169
2025年2月8,5052532623.0179
2026年2月8,8132602713.0188

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高8,813億円のうち、営業利益として残るのは260億円3.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は188億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.8%6,148億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.0%2,732億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.0%260億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.7pt
3.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.3pt
2.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.2pt
12.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが745億円、投資CFが−112億円で、差し引きのフリーCFは633億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は266億円で、売上の0.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月113−1546−4174
2014年2月169−1616888
2015年2月514−189−256325157
2016年2月−77−229259−306111
2017年2月176−143−3933113
2018年2月170−180−26−1077
2019年2月182−27894−9675
2020年2月549−161−335388128
2021年2月417−206−190211149
2022年2月−79−203227−28294
2023年2月239−238−1193
2024年2月417−174−25524382
2025年2月223−2275−484
2026年2月745−112−450633266

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は3,352億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,555億円で、自己資本比率は46.4%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月1,7655291,23629.9
2014年2月1,8615541,30729.8
2015年2月2,0575251,53225.5
2016年2月2,1155781,53727.3
2017年2月2,2246331,59128.4
2018年2月2,2766931,58330.4
2019年2月2,4687531,71530.5
2020年2月2,6218141,80731.0
2021年2月2,6839761,70736.4
2022年2月2,7021,1031,59940.8
2023年2月2,8081,2201,58843.4
2024年2月2,8711,3691,50247.7
2025年2月3,0601,3841,67645.2
2026年2月3,3521,5551,79746.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
106億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,418億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
318億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,797億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
67
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中86位あたり、逆に低いのは営業利益率322社中194位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.8%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.4%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.6%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,742で、1年前と比べて+13.3%過去52週の値幅のなかでは87%の位置にある。

¥2,742+2.2%1ヶ月+12.5%1年+13.3%時価総額2,482億円
過去52週の値幅
安値¥2,313高値¥2,806

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.6倍
PER (会社予想)12.5倍
PBR1.51倍
配当利回り2.55%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月高値2727円から下落。直近1ヶ月で-7.5%下落。25日線(2573円)を-5.7%下回り、75日線(2561円)も割り込む。52週高値2806円から-13%の水準。8日は出来高55万株と急増し、売り圧力強まる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 11.1倍は業界平均41.3倍を大きく下回り割安。PBR 1.35倍は業界平均2.90倍を下回り、バリュエーションは低い。配当利回り2.65%は業界平均1.43%を上回り高水準。業績安定しており、割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.6倍39.6倍
PER (予想)12.5倍
PBR1.51倍2.44倍
ROE12.8%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

食品スーパーは安定需要があるが、競争激化と人件費上昇が収益を圧迫。強気派は安定した利益成長とPBR1.35倍の適正評価、PER11倍の割安感を評価。弱気派は売上高非開示で成長性が不明確、競合との差別化不足、人口減少による市場縮小リスクを指摘。

プラスに働く材料7
  • 安定した利益成長

    2023→2026年まで純利益が増加傾向。

  • 割安なバリュエーション

    PER11倍、PBR1.35倍と業界平均並み。

  • 配当利回り2.65%

    安定的な株主還元を実施。

  • 営業利益2期連続増加通年影響

    2026/2期営業利益260億円、前期比2.8%増

  • 純利益増加による増配期待次回決算影響

    純利益188億円、前期比5%増で増配余地

  • 低PERバリュエーション修正継続影響

    PER11.14倍は業界比割安、是正余地

  • 安定した配当利回り継続影響

    配当利回り2.65%と魅力的な水準

マイナスに働く材料7
  • 売上高非開示

    成長性を測る売上高情報がない。

  • 競争激化

    ディスカウントスーパーやドラッグストアとの競合。

  • 人口減少リスク

    首都圏・関西圏でも市場縮小の可能性。

  • 個人消費減退リスク不定影響

    実質賃金低下で消費マインド悪化の影響

  • 仕入コスト上昇圧力継続影響

    原材料高で粗利率低下の可能性

  • 人件費上昇継続影響

    最低賃金引上げで営業費用増加

  • 競合激化による市場シェア低下継続影響

    業界再編で競争激化、値下げ圧力

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗単位の需要動向を示す。
営業利益率
収益性の変化を監視。
出店数・閉店数
事業拡大のペース。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+19.1%いまの株価に対する利回りは2.55%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
2.55%
いまの株価に対して
配当性向
30.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月1516.1
2018年2月150.021.0
2019年2月150.018.9
2020年2月2033.324.1
2021年2月2525.013.3
2022年2月3540.021.8
2023年2月350.025.3
2024年2月4528.625.3
2025年2月5522.228.6
2026年2月6619.130.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ17,347人。区分でいちばん多いのは事業法人53.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が66.3%を占め、残る33.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人46.449.148.849.048.853.3
個人・その他23.315.716.817.324.717.9
金融機関25.127.525.620.513.613.1
外国法人4.76.07.412.311.812.9
自己株式12.25.04.94.912.44.2
証券会社0.51.71.41.01.12.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01三菱商事株式会社23.34
02清信興産株式会社11.89
03公益財団法人ライフスポーツ財団7.14
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.94
05ライフ共栄会5.19
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.55
07住友生命保険相互会社1.63
08清水久子1.55
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.38
10三菱食品株式会社1.12

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+283%、1株純資産は14期で+78%。直近期のROEは12.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月571,0095.822.447.9
2014年2月731,0617.020.236.9
2015年2月1081,1209.716.422.8
2016年2月1691,23514.514.317.7
2017年2月1731,35213.619.116.1
2018年2月1401,4789.920.121.0
2019年2月1581,60710.215.718.9
2020年2月1671,73610.014.124.1
2021年2月1901,04119.98.313.3
2022年2月1621,17714.69.421.8
2023年2月1421,30011.59.725.3
2024年2月1801,45813.110.725.3
2025年2月1951,60013.09.428.6
2026年2月2181,79812.812.530.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/2期の役員報酬は総額267百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
岩崎高治代表取締役 社長執行役員60
森下留寿取締役 専務執行役員 CLO兼インフラ統括66
角野喬取締役 専務執行役員 コーポレート統括70
岡田晴信取締役 常務執行役員 CFO兼財経本部長58
河野宏子取締役61
片山隆取締役72
多田明弘取締役63
水戸重之取締役 監査等委員69
末吉薫取締役 監査等委員67
成田恒一取締役 監査等委員72
宮竹直子取締役 監査等委員66
篠木良枝取締役 監査等委員50
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢
中川義規取締役 常務執行役員 開発統括64
加藤崇取締役 執行役員 経営企画部長49
毛呂准子取締役63
前多俊宏取締役61
小西憲明取締役56

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51691318337
社外取締役7717110
取締役(社内)1131313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容703字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社1社、非連結子会社2社(うち、休業中の子会社1社)、関連会社2社で構成され、食料品の販売を中心に生活関連用品及び衣料品等の総合小売業を主とし、他にクレジットカード事業、損害保険代理業、教育事業及び配送事業を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)小売事業 当社が食料品の販売を中心に生活関連用品及び衣料品等の総合小売業を、首都圏・近畿圏で営んでおります。 (2)その他 クレジットカード事業については、連結子会社の㈱ライフフィナンシャルサービスが担当し、クレジットカード及び電子マネーの発行運営業務を行っております。 損害保険代理業については、非連結子会社のライフ興産㈱が担当し、当社グループの各社に対し損害保険の代理業務を主に行っており、当社の取引先を紹介する等の支援を行っております。 教育事業については、関連会社の㈱日本流通未来教育センターが担当し、当社グループの教育に関する業務等を行っております。 配送事業については、関連会社の㈱ライフホームデリバリーが担当し、ネットスーパー事業及び来店宅配事業の個人宅への配送業務等を行っております。 以上のほかに、関連当事者として卸売業の日本流通産業㈱があり、当社への商品の供給等を行っております。 なお、その他の関係会社に三菱商事㈱があります。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,413字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、『「志の高い信頼の経営」を通じて持続可能で豊かな社会の実現に貢献する』ことを経営理念としております。創業精神である「私利、私欲、私権におぼれることなく“人々の幸せ”を願い続ける」という高い使命感をもって、コンプライアンスを徹底し、本基準を着実に実行することを通じて会社の持続的な成長を図るとともに全てのステークホルダーから信頼されるスーパーマーケットとして社会に貢献いたします。 「ライフ全店舗がお客様から最も信頼される地域一番店になる。お客様からも社会からも従業員からも信頼される日本一のスーパーマーケットを目指す」を当社グループのビジョンとして掲げ、グループを挙げて取り組んでおります。 (2)目標とする経営指標 2030年に向け「売上高1兆円、経常利益350億円、当期純利益220億円、店舗数400店舗」の企業グループに成長し、地域密着のスーパーマーケットとして、地域の皆様に「わたしのスーパーマーケット」と言っていただける会社になることを目指してまいります。 (3)経営環境、中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題 今後のわが国の経済見通しにおきましては、継続的な賃上げ、政府の経済対策や食料品物価の上昇も一巡し、個人消費の拡大等により景気は回復基調が見込まれます。一方、海外では、経済の底堅さは見られるものの、欧米の財政・金融・通商政策、中国経済の動向、地政学的リスク等わが国の経済に影響を及ぼす要因もあり、引き続き楽観できない状況にあります。 小売業界におきましては、金融資産の増加、賃金の上昇等が消費の下支えになるものの、物価高や人手不足の深刻化等による人件費の高騰に加え、ドラッグ業態の食品取扱い拡大、ディスカウント業態の勢力拡大、ネット通販大手を含む業態を超えた生鮮食品分野への進出、M&Aの拡大等業界内の動きは激しくなっております。 このような厳しい環境の中、よりお客様に信頼される地域一番店を実現するために、更なる飛躍に向け、2030年度に当社が目指す姿を見据えて、経営理念・ビジョン・ライフらしさ宣言の実現を図るべく、2023年度よりスタートした「第七次中期経営計画」を推進しております。なお、2030年度に当社が目指す姿の実現については、環境の変化に合わせ、迅速に効果的な施策を講じてまいります。 「第七次中期経営計画」におきまして、当社が取り組む主要なテーマは以下の3つです。 ・人への投資~従業員の成長と従業員満足度向上によるモチベーションアップが、第七次中期経営計画を前進させ会社の成長につなげることを目指します。 ・同質化競争からの脱却~シームレスにつながる便利なお買い物実現に向け、ライフにしかない「商品」「サービス」に磨きをかけつつ「ネット事業」を拡大し、お客様に快適な買い物体験を提供することを目指します。 ・持続可能で豊かな社会の実現への貢献~「地域のライフライン」として、持続可能で豊かな社会のために必要な取り組みを実施(環境負荷低減、地域社会への貢献等)することを目指します。 また、3つのテーマを推進するにあたり、人手不足の状況でも第七次中期経営計画をやり遂げるための効率化推進及び第七次中期経営計画実現に向けた投資の原資を確保するため、『カイゼンの輪をつなぐ』のスローガンのもと全従業員自ら「カイゼン」活動に取り組んでまいります。 更に2025年度には、激変する外部環境に対応し、2030年度に目指す姿の実現を確実なものとするために以下3つの社内プロジェクトを立ち上げました。 ・人財・生産性プロジェクト~人財戦略と生産性向上を一体的に取り組む戦略をつくり、実行することを目的としております。 ・稼ぐプロジェクト~商品を中心にプロセスセンターや物流センター、ネットビジネスとも連動した取り組みを進め、持続的な売上高・荒利高の拡大を目的としております。 ・新ライフプロジェクト~既存の枠に収まらない新エリア・新業態・新機能を検討し、新たな収益の柱を作り上げることを目的としております。 この新たな3つのプロジェクトと、従来から進める第七次中期経営計画の柱の一つでもある「カイゼンの輪をつなぐ活動」により物件費の適正化・削減を進めることで、2030年度に掲げた目標の達成を目指してまいります。なお、2026年度は第七次中期経営計画の最終年度となることから、計画の完遂に向けて課題の積み残しがないよう着実に取り組むとともに、次期中期経営計画の策定を進めてまいります。以上に掲げた施策により、「お客様からも社会からも従業員からも信頼される」事業体として、企業価値の向上と持続的な成長を目指していく所存であります。 なお、景気が回復基調となり、賃金の上昇が見込まれる一方、政府の経済対策や物価の動向による消費への影響の不確実性が、業績動向の見極めを非常に困難にしています。しかしながら、当社は、業績動向が不透明な状況でも、「第七次中期経営計画」最終年度(2026年度)の当社グループの業績見通しを、営業収益9,225億円(前期比4.7%増)、営業利益270億円(前期比3.8%増)、経常利益280億円(前期比3.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益190億円(前期比0.9%増)といたしました。社会、経済環境等の変化に応じて業績見通しの修正を行う可能性がありますが、「第七次中期経営計画」の目標として掲げた『経営理念・ビジョン・ライフらしさ宣言の実現』のため、すべての施策を着実に行ってまいります。
事業等のリスク5,743字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があり、投資者の判断に重要な影響を与える可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 ここに記載のリスクについては、「総合リスク管理委員会」で課題の共有とともに、必要に応じ立案した対策の実行状況も確認し、取締役会に報告をしております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 リスク要因   具体的リスク   対応状況 国内市場の動向   当社グループは、食品スーパーとして首都圏147店舗、近畿圏170店舗の合計317店舗を展開しておりますが、景気動向や個人消費の変化、高齢化・人口減少といった国内経済環境の変化、商品相場の変動、お客様の購買行動や価値観の多様化、並びに競合環境の変化等、食品スーパー事業に影響を及ぼす市場ニーズの変化が発生する可能性があります。 これらの環境変化に適切に対応できない場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは市場ニーズの変化に対応するため、各店舗の顧客特性や購買動向に関するデータを継続的に収集・分析し、商品構成、価格政策、売場づくりの見直しを行っております。 また、競合環境の変化に対しては、プライベートブランド商品の開発・拡充やデジタル技術を活用した販売促進策等により、差別化と顧客満足度向上に努めております。 高齢化や人口減少により市場規模の縮小が見込まれる商圏については中長期的な損益シミュレーションを行い、経済性の確保に向けた検討を行っております。 コスト構造の変化   当社グループの事業運営においては、気候変動に伴う農・水・畜産物の不作等による供給量低下や原料価格の高騰により、仕入・調達価格が上昇する可能性があります。 また、環境関連法令の強化やエネルギー政策の変更等を背景として、店舗運営に係るエネルギー使用コストが増加する可能性があります。 中東情勢の緊迫化による原油不足が継続すれば、商品供給・包装資材備品・配送力等の不足、店舗運営の不安定化等のリスクがあります。 さらに、人手不足や賃上げに伴う人件費の上昇によりコスト構造が変化し、これらのコスト増加を適切に吸収できない場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、気候変動等に起因する仕入・調達価格の変動に対して、調達先の分散や取引条件の見直しを行うとともに、プライベートブランド商品の活用等により、原価の安定化に努めております。 またエネルギー使用コストの増加に対しては、省エネルギー設備の導入や運用改善を進め、使用効率の向上を図っております。 原油不足に対しては、商品供給・資材備品・配送のそれぞれにおいて、確保・効率化・代替案の検討を行っております。また各店舗の電気、備品等の使用に対する節約を継続的に実施しております。 人件費の上昇に対しては、デジタル投資を含む生産性向上の取組み、業務プロセスや人員配置の見直し等を通じて、コスト構造の適正化に努めております。 レピュテーションリスク   SNS等において当社グループ及びその関係者に関連する不適切な書き込みや画像等の公開等、当社グループのブランドイメージ及び社会的信用に否定的な評判や評価が発生した場合、その内容の真偽にかかわらず、当社グループのブランドイメージ及び社会的信用が毀損され、事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループでは、当社の風評に悪影響を及ぼす可能性のある事象が発生した際には、速やかに経営陣に報告する体制をとっているほか、ネット炎上発生時の危機対応ルール・体制を構築しているなど、レピュテーションリスクの早期把握と極小化に努めております。 リスク要因   具体的リスク   対応状況 金利・金融市場の動向   当社グループは、2026年2月28日時点で320億円の有利子負債を有しております。今後の金利・金融市場の動向によっては、調達コストの上昇や資金調達に支障が生じる可能性があります。   当社グループは、従来より有利子負債額の適正化に向けた取り組みを行っており、引き続き同努力を継続してまいります。また、金利上昇リスクを低減するため、固定金利による借入・借入時期の分散等対策を講じるとともに金利上昇が見込まれるなか、より低利での調達を進めております。 固定資産の減損   当社グループは、店舗・土地等多くの固定資産を保有しており、減損会計を適用しております。経済環境や競合状況の変化等により一定期間での投資回収が見込めないと判断した場合、減損損失が発生する可能性があります。   減損の兆候を把握するため、店舗の損益状況を定期的に確認するとともに、収益性が悪化している店舗は、個別の収益改善対策を実施しております。 新規投資(新店出店含む)の際には、当社が掲げるROIC基準との整合も踏まえた投資回収期間を軸に、中長期的な損益影響や投資回収率といった点も確認して、投資実行是非を議論・判断しています。 雇用環境   少子高齢化、団塊ジュニア世代の退職などの社会構造変化による労働者需要の高まり、働き方の多様化により人財確保が困難になるほか、採用コストを含めた人件費の上振れリスクがあります。   当社グループが安定的に成長していくために、店舗運営の中心を担うパートタイマーの積極採用、労働時間確保に努めています。正社員の新卒採用は将来の会社経営、店舗運営を見据え計画的に行っています。また多様な経験、専門知識を有する人財の中途採用も年間を通じて行っています。 併せて、働きやすい職場環境・働きがいの醸成を進めることで離職の抑制にも繋げています。 人件費の上昇に対しては、店舗作業の効率化に向けたシステム導入、プロセスセンターの活用、カイゼン活動等により生産性の向上に努めています。 食品の安全性   当社グループは、生鮮食品から加工食品、日配食品まで食品中心に広範囲にわたって、商品を開発、生産、調達し販売しております。そのため、万が一、食中毒等の食品事故の発生でお客様の健康に影響を及ぼすほか、口蹄疫や鳥インフルエンザ、豚熱等の伝染病等不可抗力な要因により突然商品の供給が止まるといった事態が起これば、当社グループの商品に対する信頼性の低下や事態対応のための追加的な費用が発生する可能性があります。   店舗・プロセスセンターの品質管理・衛生管理、商品の安全性は、品質保証部による商品検査と衛生点検で、安全性を担保しています。各プロセスセンターでは、国際安全認証を取得して、定められた頻度で外部認証機関の審査を受審しており、各店舗ではHACCPに準じた衛生管理を徹底し、品質保証部員による年2回の衛生点検で管理状況を点検・評価しています。 商品の表示ミス防止には、本社各部門での商品開発時の表示の妥当性を確認するとともに、店舗ならびにプロセスセンターでの製造作業時の表示ミス防止策を実行し、その実行状況を品質保証部が確認しています。 情報システム等のトラブル   想定外の自然災害や事故等により設備が甚大な損害を被るほかランサムウェア等のサイバー攻撃、又は従業員の過誤によりシステム障害が発生する可能性があります。   当社グループでは自然災害や事故等による設備損傷への備えとして、使用している各システムのより堅牢性高いクラウド環境への移設を進めています。ランサムウェア対策として、侵入経路の一つであるVPN装置を25年度廃止。その他、不正な通信を24時間監視・遮断できる仕組みなどで防御しており、従業員への注意喚起も定期的に実施しています。 万一の備えとして重要システムバックアップを遠隔地含めた複数拠点で保持しています。 リスク要因   具体的リスク   対応状況 当社生産商品、PB商品のリスク   当社の店舗やプロセスセンターで生産した商品やプライベートブランド商品において、品質異常等による製造物責任が発生した場合、損害賠償責任とともに、当社グループのブランドイメージ及び社会的信用が毀損され、事業、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   首都圏・近畿圏各店舗のインストア商品は東京・大阪本社の商品検査センターで、東西のプロセスセンター商品は各センター駐在の品質保証課検査室で、商品開発時の評価を行い、合格した商品のみ販売する体制を構築しています。プライベートブランド商品では、製造委託先が作成した商品仕様書での安全性ならびに食品表示や法的要求事項の妥当性確認を行うとともに、委託先工場の安全性が保たれているかを工場調査で確認し、適切な管理を行うように指導しています。 環境・気候変動   〇気候変動リスク 地球的規模の環境破壊や温暖化が進行した場合、国内外の農・水・畜産物の不作による供給量の低下、原料価格の高騰による商品価格の上昇、店舗におけるエネルギー使用コストの増加が発生する可能性があります。 〇環境リスク 今後環境に関する法令・税制やエネルギー政策の変更、また社会的要請の高まり等により、各種負担金や店舗運営に関わる費用の増加やエネルギー調達価格の上昇が発生する可能性があります。 〇災害リスク 各種災害の発生により、当社店舗・プロセスセンター・物流センターや情報システム、ネット事業のオペレーション、更には仕入・物流等に関わるお取引先様に、想定を上回る被害が発生する可能性があります。   〇気候変動リスクへの対応 当社グループは、新店、改装店舗を中心に省エネルギー・脱フロン対応の冷蔵・冷凍ケースの導入を積極的に進め、温室効果ガスの排出削減に取り組んでおります。     〇環境リスクへの対応 当社グループは、業界最大規模のバイオガス発電設備を天保山プロセスセンターと栗橋プロセスセンターに導入し高い評価をいただく等、国や自治体が定める環境保全のための法令・規制・ガイドライン等に基づき、環境負荷の低減に向けた取り組みや、低コストでのエネルギーの使用に努力し、可能な限り負担軽減に取り組んでおります。 〇災害リスクへの対応 当社グループは、食料品の供給を通じて地域の人々の暮らしや命を守る生活インフラとして、地震や台風等の自然災害が発生した際、お客様・従業員の安全・安心を最優先し、店舗ごとに可能な限り営業を継続しております。そのために、災害時の対応マニュアルの整備、物流センター、プロセスセンター等での自家発電の導入、全社での支援体制の構築等、万一の場合の体制整備をしております。 個人情報の漏洩   当社グループは、お客様へのサービス向上のためのポイントカード及び各種クレジットカードの取扱いを通じて取得したお客様の個人情報に加え、お取引先様、従業員に関する個人情報を保有しております。人的な管理ミスや外部からの不正アクセス等によりこれらの情報が外部に漏洩する可能性があります。   これらの情報の管理におきましては、個人情報保護法に基づき「個人情報管理規程」や事務手続等を策定するとともに、情報セキュリティを強化する組織として「LIFE-CSIRT」を設置し、セキュリティ教育・訓練、システム面での問題点を常にチェックし、万一の場合に迅速に対応できる体制を取っております。 また、システム企画部ではISMS認証を取得、システム企画部を除く全社においてプライバシーマーク認証を取得しており、これら認証の維持を図るとともに教育・研修の徹底を通じて個人情報保護管理体制の維持・向上に努めています。 リスク要因   具体的リスク   対応状況 人権侵害   当社グループは、「人権方針」を制定し、多様性を尊重し、差別の排除、不当な労働やハラスメントのない、心身ともに健康で安心して働ける職場環境をつくることを目指しています。 しかし、これらの活動が適切に推進できず、事業活動においてハラスメント行為が行われた場合や、サプライチェーンの中で人権問題が発生した場合には、レピュテーションの低下や売上減少等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。   当社グループでは、内部通報窓口(ライフホットライン、人事部ハラスメント相談窓口)の設置により、ハラスメントや差別に関する不適正事案の早期発見と法令違反等の未然防止に取り組んでおります。また、サプライチェーンの人権問題については、ライフコーポレーショングループ人権方針に則り、お取引先様へのヒアリング等による人権デューディリジェンスを実施し、問題の把握と対応に努めています。 訴訟   当連結会計年度において、当社グループに重要な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりません。しかしながら、訴訟等が提起された場合、その動向によっては、当社グループの信用、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループでは、訴訟となる可能性のある事案を把握した場合には、速やかに顧問弁護士事務所に相談し、助言頂いた対応方針に沿って、リスクをミニマイズできるよう対応しています。 (注意事項) 当社グループの事業等のリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を記載しております。ただし、当社グループのリスク全てを網羅したものでなく、記載以外のリスクも存在します。当社グループは、これらリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努め、事業活動を行っておりますが、これら全てのリスクを完全に回避するものではありません。 なお、文中における将来に関する事項は、現時点で入手された情報に基づき当社グループが合理的と判断した予想であり、実際の業績は見通しと大きく異なる結果となる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,096字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績の状況の概要及び分析・検討内容 ①経営成績全般に関する事項 当連結会計年度におけるわが国経済は、継続する物価高に対する政府の対策効果もあり個人消費は増加傾向を示しました。また、企業業績は高水準を維持し、総じて緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、世界経済の不確実性や地政学リスクの高まり等により、先行き不透明な状況が継続しております。 当社グループの事業領域である食品スーパー業界におきましては、価格の上昇等による収益の押し上げ効果が一部に見られるものの、継続する物価高による消費への影響、業種・業態の垣根や地域を越えた競争の激化、人手不足の継続、それに伴う人件費や各種コストの上昇等、企業運営を取り巻く環境は予断を許さない状況が続いております。 こうした経営環境のもと、当社グループは、お客様の声やアンケート、購買データ等を基にお客様のニーズに対応したお店づくりや商品開発、サービスの充実に努めております。また、2023年度より開始した「第七次中期経営計画」では、「人への投資」「同質化競争からの脱却」「持続可能で豊かな社会の実現への貢献」を主要テーマとしており、3年目となる今期においても、急速に変化する外部環境に対応しつつ、全社を挙げて取り組んでおります。 また、人口減少に伴う人手不足やモノ・サービス等の価格上昇によって各種コストが増加する事業環境下においても、2030年度に目指す姿の実現に向けて、3つの主要テーマを含めた経営戦略を推進していくために、生産性の向上と物件費の最適化を軸とした「カイゼンの輪をつなぐ活動」に取り組んでおります。 第七次中期経営計画に基づく経営戦略推進の具体的な取り組みとしては、2024年3月に新設した「BIO-RAL(ビオラル)店舗運営部」について、2025年3月に「首都圏BIO-RAL店舗運営部」と「近畿圏BIO-RAL店舗運営部」に分割したことで意思決定を迅速化し、オーガニック、ローカル、ヘルシー、サステナブルのコンセプトに沿った「BIO-RAL」事業の運営体制を強化するとともに、「BIO-RAL」店舗を3店舗新設いたしました。また、9月にAmazon.co.jpにて「BIO-RAL」商品の全国販売を開始し、同質化競争からの脱却を着実に推進しております。 多様化するお客様のニーズや変化する外部環境に対応するため、2026年2月に組織の改編を実施し、新規取り組みおよびM&Aに対応する組織・チームを新設いたしました。一方で、役割を終えた組織を発展的に解消し、組織にまたがる重複業務の見直しによる業務の効率化を図っております。各組織の役割・責任を明確化し、経営体制の一層の強化を進めてまいります。 更に、市場拡大の続くネットスーパー事業の拡充を図るため、2027年秋にセンター出荷型ネットスーパーの運営を首都圏で開始する予定です。店舗出荷型ネットスーパーで規模拡大の制約要因となっていた拠点スペース不足や人員不足を解消し、出店できていないエリアへの展開を可能にすることで、新たな顧客の獲得、既存のネットスーパーとは異なる品揃えやサービスを構築し、新規ニーズの取り込みを目指しております。 また、9月におせちやクリスマスケーキ、ギフト各種をご注文・ご予約いただける「ライフのオンラインストア」を開設し、これまで店頭でのみ承っていたご注文が、パソコンやスマートフォンからも可能となりました。加えて、昨年拡大したスマホ決済サービスに続き、交通系電子マネーサービスを10月より全店舗で導入し、利用できるキャッシュレス決済の幅を広げました。 持続可能で豊かな社会の実現への貢献に関する取り組みとしては、首都圏では東京都中野区、目黒区、府中市、江東区、江戸川区、板橋区、近畿圏では西宮市、東大阪市、福崎町、京都府の店舗で、子ども食堂やフードパントリー等への商品寄贈を拡大したほか、これからの未来を担っていく子どもたちに向けて食・環境に関する「出前授業」を継続的に実施しております。また、5月から6月にかけて東西153店舗にて、10月から11月にかけて東西176店舗にて衣料品の回収を実施いたしました。回収した衣料品は順次お取引先様を通じてリユース及びリサイクルし、それによって当社が得た収益は全額子ども食堂支援に充当いたしました。 新規店舗としては、3月にminanoba相模原店(神奈川県)、ビオラルうめきた店(大阪府)、ビオラル新宿京王百貨店(東京都)、ビオラルさんちか店(兵庫県)、2月に板橋富士見町店(東京都)を出店し、2店舗を閉店いたしました。既存店舗では、篠崎店(東京都)、本山店(兵庫県)、ココネリ練馬駅前店(東京都)、寝屋川店(大阪府)、松戸二十世紀ヶ丘店(千葉県)、相模大野駅前店(神奈川県)、大谷田店(東京都)、京橋店(大阪府)、前野町店(東京都)の9店舗において、冷凍食品コーナー拡大や手作りパン・惣菜・ペット用品等を拡充するなど、地域ニーズを意識した改装を行いました。 当社グループの業績におきましては、新規出店、ネットスーパーの拡大、「BIO-RAL」等のプライベートブランド商品の強化、鮮度・おいしさを追求した商品施策等を実施した結果、営業収益は8,813億25百万円(前期比3.6%増)となりました。 一方、販管費は、新規出店に伴う賃借料等、非現金決済に関する手数料及びシステム関連費用といった各種物件費の増加に加え、人への投資・処遇改善等に伴い人件費も増加しましたが、カイゼン活動による生産性の向上、物件費最適化の取り組みを推進した結果、営業利益は260億6百万円(前期比2.9%増)、経常利益は270億68百万円(前期比3.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は188億22百万円(前期比4.9%増)となりました。 セグメントごとの業績は次のとおりです。 (小売事業) 営業収益は8,809億44百万円(前期比3.6%増)、売上高は8,485億70百万円(前期比3.6%増)、セグメント利益は266億25百万円(前期比3.1%増)となりました。 なお、部門別売上高は、生鮮食品部門が3,732億83百万円(前期比3.7%増)、一般食品部門3,836億18百万円(前期比4.6%増)、生活関連用品部門688億86百万円(前期比0.7%減)、衣料品部門227億81百万円(前期比0.3%減)となりました。 (その他) 株式会社ライフフィナンシャルサービスの営業収益は29億31百万円(前期比2.6%増)、セグメント利益は4億43百万円(前期比15.4%増)となりました。 ②販売及び仕入の実績 ア 販売実績 当連結会計年度における売上高を地域別・部門別に示すと次のとおりであります。 (ア)地域別売上高 地域別   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 店舗数 (店)   売上高(百万円)   構成比率(%)   前年同期比(%) (小売事業) 大阪府   127   312,901   36.9   102.2 兵庫県   21   52,019   6.1   104.2 京都府   19   41,708   4.9   101.4 奈良県   3   7,660   0.9   103.3 東京都   101   299,397   35.3   104.2 神奈川県   33   103,629   12.2   107.8 埼玉県   8   22,336   2.6   103.2 千葉県   5   8,916   1.1   99.9 合計   317   848,570   100.0   103.6 (イ)部門別売上高 部門別   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 売上高(百万円)   構成比率(%)   前年同期比(%) (小売事業) 生鮮食品   373,283   44.0   103.7 一般食品   383,618   45.2   104.6 生活関連用品   68,886   8.1   99.3 衣料品   22,781   2.7   99.7 合計   848,570   100.0   103.6 イ 仕入実績 当連結会計年度における仕入高を部門別に示すと次のとおりであります。 部門別   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 仕入高(百万円)   構成比率(%)   前年同期比(%) (小売事業) 生鮮食品   234,351   40.3   102.8 一般食品   283,092   48.6   104.4 生活関連用品   50,734   8.7   99.4 衣料品   13,917   2.4   99.7 合計   582,096   100.0   103.2 (2)財政状態の状況の概要及び分析・検討内容 当社グループは、円滑な事業活動を継続して遂行するため、適切な水準の流動性資金の維持及び確保を重要な財務政策と位置付けております。 また、継続的な企業成長を図るため、新規出店、既存店舗の改装など投資を積極的に行う計画でありますが、これらの資金は、極力、営業活動によるネット・キャッシュ・フローに依ることとし、不足分を金融機関からの借入にて調達することとしております。 当社グループの当連結会計年度末の資産合計は、3,352億46百万円と前連結会計年度末に比べ292億19百万円増加いたしました。 流動資産は、1,215億30百万円と前連結会計年度末に比べ251億82百万円増加いたしました。これは主として、現金及び預金が22億26百万円、売掛金が25億23百万円、有価証券が160億円、未収入金が31億39百万円、それぞれ増加したことによるものであります。 固定資産は、2,137億16百万円と前連結会計年度末に比べ40億37百万円増加いたしました。これは主として、減価償却実施等により有形固定資産が前連結会計年度末に比べ43億47百万円減少した一方、退職給付に係る資産が74億64百万円増加したことによるものであります。 当連結会計年度末の負債合計は、1,797億12百万円と前連結会計年度末に比べ121億20百万円増加いたしました。これは主として、買掛金が334億71百万円、未払金が68億86百万円、未払法人税等が23億27百万円、資産除去債務が14億62百万円、それぞれ増加した一方、短期借入金及び長期借入金の合計が384億47百万円減少したことによるものであります。 当連結会計年度末の純資産合計は、1,555億34百万円と前連結会計年度末に比べ170億98百万円増加いたしました。これは主として、利益剰余金が59億66百万円増加し、自己株式が106億33百万円減少(純資産は増加)したことによるものであります。 (3)キャッシュ・フローの状況の概要及び分析・検討内容 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、265億92百万円(前期比217.9%増)となりました。 それらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、744億77百万円(前期比233.7%増)となりました。 これは主として、税金等調整前当期純利益が247億18百万円、非資金性損益項目である減価償却費が168億24百万円、減損損失が45億39百万円、仕入債務の増加が334億71百万円あった一方、法人税等の支払額が87億32百万円あったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、112億6百万円(前期比50.5%減)となりました。 これは主として、新規店舗及び既存店舗改装など、有形固定資産の取得による支出が112億88百万円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、450億44百万円(前期は5億3百万円の資金の増加)となりました。 これは主として、短期借入金の純減額が325億円、長期借入金の返済による支出が99億47百万円あったことによるものであります。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。 当社グループは、連結財務諸表の作成に際し、将来事象の結果に依存するため確定できない金額について、仮定の適切性、情報の適切性及び金額の妥当性に留意した上で会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 ①固定資産の減損 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載されているとおりであります。 ②繰延税金資産の回収可能性 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 (5)資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、円滑な事業活動を継続して遂行するため、適切な水準の流動性資金の維持及び確保を重要な財務政策と位置付けております。 また、継続的な企業成長を図るため、新規出店、既存店舗の改装など投資を積極的に行う計画でありますが、これらの資金は、極力、営業活動によるネット・キャッシュ・フローに依ることとし、不足分を金融機関からの借入にて調達することとしております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は320億87百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は265億92百万円となっております。

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開示資料

出典

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