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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

セリア

Seria Co., Ltd.2782 · Standard · 小売業

100円ショップ専門店。直営店を中心に全国展開し、生活雑貨から食品までを均一価格で提供する小売チェーン。

概要

セリアは、100円均一価格で雑貨・菓子食品を販売する小売企業である。岐阜県大垣市に本社を置き、2026年3月期の売上高は2,557億円、営業利益は210億円、営業利益率8.2%を達成。全国に直営店2,101店、フランチャイズ(FC)店33店の合計2,134店を展開し、100円ショップ市場で4社寡占の一角を占める。

直営店が売上の99%を占める事業構造

セリアの事業は小売業と卸売業からなる。小売業は直営店舗で消費者に販売し、2026年3月期の直営店売上高は2,531億円で全体の99.0%を占める。卸売業はフランチャイジーや大口顧客への卸販売で、FC店売上高は19億円(構成比0.8%)、その他卸売等は5億円(0.2%)である。FC店との契約では商標利用は任意であり、ロイヤリティは徴収しない。直営店の既存店売上高は前期比105.5%と堅調に推移し、収益性の高い直営中心のモデルが確立されている。

雑貨が売上の99%を占める商品構成

取扱商品は雑貨と菓子食品に大別され、さらに50以上のカテゴリーに分類される。2026年3月期の商品区分別売上高は、雑貨が2,525億円で全体の98.8%を占め、菓子食品は29億円(1.1%)、その他(自動販売機手数料等)は2億円である。雑貨の中でもメイクアップ用品、アクセサリー、キッチン調理道具、インテリア、文具、キャラクター商品、推し活用品など多岐にわたる。定番商品のブラッシュアップやデータ分析に基づく商品開発により、顧客層の拡大を図っている。

全都道府県に出店、地域別の営業所体制

セリアは国内全47都道府県に出店を完了している。店舗展開は直営店2,101店、FC店33店で、店舗数は前期比で直営店64店増加した。地域別の営業所は、2026年4月時点で神奈川営業所、東大阪営業所、福岡サテライトオフィスなどが設置されている。北関東・中国・四国地方など未出店地域が多いエリアを重点開拓する方針で、複数出店案件が見込める企業との関係強化を進めている。海外展開としては、中国上海市に賽利亜(上海)国際貿易有限公司を設立し、海外FC店向けの輸出や国内代理店への卸販売も行っている。

社名に込めた経営理念と1円の価値提案

社名「セリア」はイタリア語で「まじめな」という意味であり、経営理念「クリーン、感謝、共有」を集約したものである。クリーン(誠実・正直・フェア・清潔)、感謝、共有(喜び・問題・責任・情報の共有)を掲げ、お客様が笑顔になる商品開発と店舗運営を実践する。税抜き100円の均一販売価格を維持しながら、原価上昇抑制に注力し、売上高営業利益率5%以上を目標とする。2026年3月期には営業利益率8.2%を達成し、100円商品に特化することで市場シェア獲得の好機と捉えている。

業界の中での役割は消費者向け小売(直営店・FC店)および卸売(FC・大口顧客)を行う小売業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,557億円
営業利益
210億円
営業利益率
8.2%
純利益
147億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01小売業(消費者向け)主力

直営店舗にて消費者へ商品を販売する小売事業。店舗数は全国で約2,000店舗(当社調べ)を展開し、生活雑貨、キッチン用品、文具、食品など多岐にわたる商品を100円均一で提供する。

主な製品・サービス4
生活雑貨(メイクアップ用品、アクセサリー、衛生用品など)
日用品から美容・健康関連の雑貨まで、幅広いカテゴリーの商品を100円均一で提供。
キッチン用品・調理道具
調理器具や食器類など、キッチン周りのアイテムを品揃え。
文具・事務用品
筆記具やファイルなど、学校・オフィスで使える文房具を豊富に取り扱う。
菓子・食品
お菓子や加工食品など、食品カテゴリーも100円均一で展開。

02卸売業(FC店・大口顧客向け)準主力

フランチャイズ店舗や大口顧客(法人など)向けに商品を卸売りする事業。FC店は当社ブランドを利用して消費者に販売するが、ロイヤリティは徴収せず、商品供給とシステム利用契約に基づく。また、海外FC店向けの輸出や国内代理店向け卸売も行う。

主な製品・サービス1
卸売用の生活雑貨・食品
FC店や大口顧客向けに、小売用と同じ商品を卸価格で提供。

製品と技術

100円均一に特化した商品開発とデータ活用

セリアは全商品を税抜き100円で提供することに特化している。商品開発では、リアルタイムPOSシステムと発注支援システムから得られる購買データを活用し、売れ筋商品の補充と新商品の企画を効率化。定番商品についてはパッケージ・デザイン・品質の改善(ブラッシュアップ)を継続的に行い、原価上昇を抑えつつ価値を高める。顧客層拡大のため、し好や年齢層を明確にしたターゲット商品開発にも注力する。例えば、推し活用品やキャラクター商品、メイクアップ用品など、トレンドを捉えたカテゴリーを充実させている。

「Color the days」による多価格帯への挑戦

2007年11月、千葉県八千代市に「Color the days」1号店をオープン。これは100円均一ではない生活雑貨店で、100円以上の商品も取り扱う。2009年3月には岐阜県羽島市に単独店1号店を出店し、セリアとは異なる顧客層の開拓を試みた。ただし、有価証券報告書ではこのブランドの業績は開示されておらず、主力はあくまでセリアブランドである。この取り組みは、100円均一に固執しない事業モデルの検証として位置づけられるが、現在も存続しているかは不明である。

業務効率化を支えるシステムとセルフレジ

セリアは店舗運営の効率化にシステム投資を積極的に行っている。2004年には直営全店にリアルタイムPOSシステムを導入し、売上データを即時に把握。2006年には発注支援システムを導入し、在庫の適正化を図った。近年では、セルフレジの導入を進め、導入プロセス管理と運用モニタリングシステムにより、レジ待ち時間の削減と業務効率化の両立を目指している。社内システムの継続的改善も経営目標の一つであり、利用者・管理者双方の視点で業務プロセスを見直し、全社の効率化を追求している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

100円ショップ大手、低価格で国内外に展開

セリアは100円ショップ業界でダイソーに次ぐ大手。同業のトライアルホールディングスは総合スーパーだが、100円ショップ分野では直接競合となる。セリアは低価格を維持しつつ、品質とデザインに強みを持ち、収益性が高い。売上高は増加傾向で、2026年3月期は2557億円、営業利益率は8.21%と前期比で改善。店舗網を拡大し、地方や海外でも出店を進める。課題は原材料費上昇の吸収と、他100円ショップとの差別化。

強み

  • 全品100円均一で品質が高く、リピーターが多い。
  • 営業利益率は8%超と同業他社と比べて高い水準。
  • 売上高が2期連続で増加し、店舗数も拡大。
  • オリジナル商品の展開で差別化し、客単価向上。

課題

  • 原材料費や物流費の上昇が利益を圧迫。
  • ダイソーやキャンドゥなどとの競争で価格維持が困難。
  • 国内市場は飽和気味で、海外展開に頼る必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がセリア

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17419ノジマ3,850億円10.0倍
23397トリドールホールディングス3,839億円199.4倍
38242エイチ・ツー・オー リテイリング3,667億円11.6倍
47581サイゼリヤ3,638億円28.3倍
58174日本瓦斯3,424億円22.2倍
62782セリア3,367億円20.3倍
73048ビックカメラ3,294億円15.3倍
83387クリエイト・レストランツ・ホールディングス3,282億円69.6倍
98282ケーズホールディングス3,205億円20.9倍
102730エディオン2,790億円17.1倍
112726パルグループホールディングス2,695億円14.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

山洋エージェンシー創業から営業所網の整備(1987~1997)

1987年10月、岐阜県大垣市に株式会社山洋エージェンシー(資本金1,000万円)を設立。当初は卸売業を主体とし、1989年には本社を新築移転、同年6月に松本営業所を開設した。1990年には松本営業所と物流センターを長野県塩尻市に移転。その後、東京(1991年)、新潟(1992年)、静岡(1992年)、大阪(1993年)と営業所を全国に拡大。1996年には鹿児島営業所、1997年には福岡営業所を開設し、全国的な営業基盤を構築した。この間、1997年10月には新潟県十日町市に「ショップ・ワン・オー・オー」1号店をオープンし、100円ショップ事業に参入した。

100円ショップ「セリア」への転換と上場(1998~2004)

1998年7月、本社及び物流センターを岐阜県大垣市外渕に移転し、現在の本社所在地となる。2001年には愛知県東海市に外部委託物流センターを設置し、物流を統合。2003年2月、海外調達を目的に中国上海市に賽利亜(上海)国際貿易有限公司を設立。同年4月、商号を株式会社セリアに変更し、大垣市に「Seria 生活良品」1号店をオープン。100円ショップブランドを「セリア」に統一した。2003年9月に日本証券業協会に株式を店頭登録し、2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場。同年9月には直営全店にリアルタイムPOSシステムを導入し、データ活用の基盤を築いた。

店舗拡大とセカンドブランドの試行(2005~2012)

上場後、店舗網は急速に拡大した。2006年には北海道連絡所を北海道営業所に格上げし、全国の営業所体制を整備。同年9月には直営全店に発注支援システムを導入し、在庫管理を効率化。2007年11月、千葉県八千代市に「Color the days」1号店をオープン。これは100円均一ではない生活雑貨店であり、多価格帯への挑戦だった。2009年3月には岐阜県羽島市に「Color the days」単独店1号店を出店。2010年4月、ジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い大阪証券取引所JASDAQに上場。2012年5月には東海北陸営業所を愛知営業所と中部営業所に分割し、より細かな地域管理を開始した。

東証上場と営業所再編の時代(2013~2020)

2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合により、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。同年8月には長野営業所を静岡営業所に統合。2016年8月、新潟営業所を仙台営業所に変更し、2017年5月には北関東営業所、2018年5月には中四国営業所を新設。2017年3月期の売上高は1,453億円に達し、10年前の約2倍に成長。2019年3月期には売上高1,705億円、当期純利益115億円を計上。2020年4月、東京営業所を廃止し千葉営業所と神奈川営業所を開設、大阪営業所を分割し東大阪営業所を開設、東京・大阪サテライトオフィスを設置するなど、大規模な営業所再編を実施した。

コロナ禍後の成長とスタンダード市場移行(2021~2026)

2021年3月期、売上高は2,007億円と初の2,000億円超えを達成。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。2023年3月期は売上高2,124億円だったが、当期純利益は103億円と減少。しかし2024年3月期以降は回復し、2026年3月期には売上高2,557億円、営業利益210億円、営業利益率8.2%と過去最高の収益を記録。2025年4月には千葉・愛知・大阪・中四国・福岡の各営業所を廃止、2026年4月には神奈川・東大阪営業所を廃止し福岡サテライトオフィスを開設するなど、効率的な管理体制への移行を進めた。

年表39件を開く

1980年代

  • 1987年10月創業岐阜県大垣市に株式会社山洋エージェンシー(資本金10百万円)を設立
  • 1989年5月岐阜県大垣市本今5丁目74番地に本社を新築し、移転
  • 1989年6月長野県東筑摩郡朝日村に松本営業所を開設

1990年代

  • 1990年11月長野県塩尻市に松本営業所及び物流センターを新築し、移転
  • 1991年10月千葉県松戸市に東京営業所を開設
  • 1992年3月新潟県北蒲原郡聖籠町に新潟営業所を開設
  • 1992年9月静岡県袋井市豊沢に静岡営業所を開設
  • 1993年9月大阪府堺市に大阪営業所を開設
  • 1995年10月静岡県袋井市小山に静岡営業所及び物流センターを新築し、移転
  • 1996年3月鹿児島県姶良郡加治木町に鹿児島営業所を開設
  • 1997年10月福岡県福岡市に福岡営業所を開設
  • 1997年10月新潟県十日町市に「ショップ・ワン・オー・オー」1号店をオープン
  • 1998年7月岐阜県大垣市外渕2丁目38番地に本社及び物流センターを新築し、移転

2000年代

  • 2001年1月東京都葛飾区に東京営業所を移転
  • 2001年4月M&A愛知県東海市に外部委託による物流センターを設置し、本社、松本及び静岡の物流センターを統合
  • 2001年8月M&A岐阜県大垣市の本社内に東海北陸営業所を開設、鹿児島営業所を福岡営業所に統合、松本営業所を 長野営業所に変更
  • 2002年5月商号変更秋田県能代市に秋田出張所、北海道札幌市に北海道連絡所を開設、福岡営業所を福岡出張所に変更
  • 2003年2月創業海外貿易を行う目的で中華人民共和国上海市に賽利亜(上海)国際貿易有限公司(出資金28万米ドル)を設立
  • 2003年4月商号変更商号を株式会社セリアに変更
  • 2003年4月岐阜県大垣市に「Seria 生活良品」1号店をオープン
  • 2003年9月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2004年7月秋田出張所を廃止し、東北営業所を開設
  • 2004年9月直営全店にリアルタイムPOSシステムを導入
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2006年4月商号変更北海道連絡所を北海道営業所に、福岡出張所を福岡営業所に変更
  • 2006年9月直営全店に発注支援システムを導入
  • 2007年11月千葉県八千代市に「Color the days」1号店をオープン
  • 2009年3月岐阜県羽島市に「Color the days」単独店1号店をオープン

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
  • 2012年5月東海北陸営業所を愛知営業所と中部営業所に分割
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2013年8月M&A長野営業所を静岡営業所に統合
  • 2016年8月商号変更新潟営業所を仙台営業所に変更
  • 2017年5月北関東営業所を開設
  • 2018年5月中四国営業所を開設

2020年代

  • 2020年4月東京営業所を廃止し、千葉営業所と神奈川営業所を開設 大阪営業所を分割し、東大阪営業所を開設 東京サテライトオフィス、大阪サテライトオフィスを開設
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2025年4月千葉営業所、愛知営業所、大阪営業所、中四国営業所、福岡営業所を廃止
  • 2026年4月神奈川営業所、東大阪営業所を廃止 福岡サテライトオフィスを開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で566人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は571万円で、9期前と比べて9.8%平均年齢は40.8歳、平均勤続年数は9.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月397
2018年3月407
2019年3月63338.39.1419
2020年3月63038.99.4434
2021年3月62239.19.1470
2022年3月61239.68.9515
2023年3月56239.38.7550
2024年3月53739.48.8551
2025年3月53940.39.15652,973
2026年3月57140.89.55663,710

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率52.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率60.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)79.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
島忠ホームズ小平店(東久留米市)ほか東京都131店舗2,839百万円
クロスシティ弁天町店(大阪市港区)ほか大阪府130店舗2,808百万円
イオン豊橋南店(豊橋市)ほか愛知県184店舗2,668百万円
いなげや所沢西武園店(所沢市)ほか埼玉県98店舗2,223百万円
LIVINよこすか店(横須賀市)ほか神奈川県106店舗2,154百万円
イオン福岡東店(糟屋郡志免町)ほか福岡県99店舗2,088百万円
本社 — 岐阜県大垣市2,076百万円
布佐店(我孫子市)ほか千葉県102店舗1,914百万円
旭川末広店(旭川市)ほか北海道77店舗1,420百万円
三田ミスミモール店(三田市)ほか兵庫県82店舗1,420百万円
ほか6件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,557億円営業利益210億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.2%、利益が+25.0%。

売上高
+8.2%
2,557億円
営業利益
+25.0%
210億円
純利益
+31.3%
147億円
営業利益率
8.2%
前期比 +1.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,761億円2,557億円
営業利益221億円210億円
純利益154億円147億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は696億円、営業利益は62億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+29.4%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q51716
2024年1Q538315.821
2024年2Q533315.820
2024年3Q594518.634
2024年4Q56723
2025年2Q1,159766.651
2025年4Q1,204927.661
2026年2Q1,214846.957
2026年4Q1,3431269.490
2027年1Q696628.942

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は982億円から2,557億円へ2.6倍に増えた。直近期の営業利益率は8.2%。売上は13期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月9828348
2014年3月1,09410262
2015年3月1,18310667
新潟営業所を仙台営業所に変更
2016年3月1,31012180
北関東営業所を開設
2017年3月1,453152105
中四国営業所を開設
2018年3月1,591165113
2019年3月1,705169115
東京営業所を廃止し、千葉営業所と神奈川営業所を開設 大阪営業所を分割し、東大阪営業所を開設 東京サテライトオフィス、大阪サテライトオフィスを開設
2020年3月1,815177121
2021年3月2,007214147
2022年3月2,081213143
2023年3月2,124156103
2024年3月2,23215398
2025年3月2,3631681707.1112
神奈川営業所、東大阪営業所を廃止 福岡サテライトオフィスを開設
2026年3月2,5572102138.2147

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,557億円のうち、営業利益として残るのは210億円8.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は147億円、売上の5.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.3%1,490億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金33.5%857億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.2%210億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
41.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.5pt
8.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.3pt
5.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.0pt
14.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
16.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが190億円、投資CFが−45億円で、差し引きのフリーCFは145億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は380億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月56−23−1633124
2014年3月79−31−3348139
2015年3月87−34−2953163
2016年3月104−35−2569207
2017年3月141−41−22100285
2018年3月138−46−2692351
2019年3月137−81−4556362
2020年3月162−41−48121435
2021年3月194−79−52115498
2022年3月177−23−77154573
2023年3月113−66−6047561
2024年3月122−62−5960562
2025年3月160−123−5937540
2026年3月190−45−305145380

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,287億円。このうち返さなくてよい自己資本が928億円で、自己資本比率は72.1%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月42321620751.0
2014年3月46227219058.9
2015年3月51233218065.0
2016年3月59240219068.0
2017年3月70849621270.1
2018年3月81759422372.8
2019年3月91767124673.2
2020年3月1,01475026474.0
2021年3月1,15485230273.8
2022年3月1,22792530275.4
2023年3月1,26997429576.8
2024年3月1,3271,02030776.9
2025年3月1,4151,08033576.3
2026年3月1,28792835872.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
391億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,169億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
261億円
在庫として抱えている分
負債合計
358億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
86
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中36位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中173位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.6%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
8.2%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.1%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.2%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.8%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,440で、1年前と比べて+49.2%過去52週の値幅のなかでは97%の位置にある。

¥4,440+1.5%1ヶ月+11.8%1年+49.2%時価総額3,367億円
過去52週の値幅
安値¥2,891高値¥4,495

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.3倍
PER (会社予想)18.1倍
PBR2.94倍
配当利回り1.80%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月3日に4195円へ急伸後、調整を挟みながらも4250円で推移。1カ月で14.1%上昇し、25日線を6.8%上回る。52週高値の4435円に接近しており、上昇トレンドは継続。8月20日には出来高57万株と増加し、需給が良好。高値圏ながらも、押し目買いが入る強い展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが19.4倍と業界平均の40.23倍を大きく下回り、予想PERも17.3倍と改善が見込まれる。PBRは2.82倍で業界平均の3.06倍をやや下回る。配当利回りは1.88%と業界平均の12.58%を大きく下回るが、ROEは14.6%と高水準で収益性は良好。成長に伴う利益増加が期待され、割安と判断するが、配当利回りの低さは注意点である。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.3倍39.6倍
PER (予想)18.1倍
PBR2.94倍2.44倍
ROE14.6%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

セリアの投資論点は、100円ショップ業界での競争激化と、今後も成長を続けられるかにある。強気派は、同社の高い収益性(営業利益率8%超)と安定した店舗拡大を評価し、中長期的な成長を期待する。また、低価格商品の需要は景気変動に強く、インフレ下でも消費者が節約志向を強めるため、売上は堅調に推移すると考える。一方、弱気派は、原材料費や物流費の上昇が利益を圧迫する可能性や、同業他社(大創産業やキャンドゥなど)との競争激化による価格競争のリスクを指摘する。さらに、100円ショップ市場の飽和感や、人口減少による国内市場の縮小も懸念される。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    営業利益率は7%から8%超へ改善、ROE14.6%と資本効率も良好。

  • 堅調な業績推移

    売上高は2024年3月期の2,232億円から2026年3月期2,557億円へ増加見込み。

  • 低価格需要の強さ

    物価高で節約志向が強まり、100円ショップの需要は底堅い。

  • 2026年3月期営業利益210億円、前期比25%増益決算発表後影響

    営業利益は168億円から210億円へ42億円増加し、営業利益率も7.11%から8.21%へ改善

  • 純利益147億円で前期比31.3%増益通年影響

    純利益は112億円から147億円へ35億円増加

  • 売上高2,557億円、前期比8.2%増収通年影響

    売上高は前期2,363億円から194億円増加

  • 予想PER16.9倍と実績18.98倍から改善通年影響

    予想PER16.9倍は実績PER18.98倍を約2.1ポイント下回る

マイナスに働く材料7
  • コスト上昇懸念

    原材料費や物流費の高騰が利益を圧迫する恐れがある。

  • 競争激化

    他100円ショップとの価格競争や出店競争が激化している。

  • 市場飽和

    国内市場の成熟と人口減少で、既存店売上の伸びが鈍化する可能性。

  • PBR2.76倍とバリュエーション高止まり通年影響

    PBR2.76倍と高く、決算で予想を下回れば調整リスク

  • 外国人持株比率38.28%と高く売り変動リスク継続影響

    外国人持株比率38.28%と高く、海外投資家の売りが株価を左右

  • 配当利回り1.92%と低く利回り投資家の買い不在通年影響

    配当利回り1.92%は相対的に低く、株主還元期待は限定的

  • 営業利益率8.21%と依然1桁台の利益率通年影響

    売上高2,557億円に対し営業利益210億円、利益率8.21%と1桁台

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
店舗の稼働状況や需要動向を示す主要指標で、業績のけん引力を測る。
出店数と閉店数
店舗網の拡大が成長の源泉であり、出店ペースの持続性を確認する。
営業利益率
コスト管理の巧拙と収益性の維持・改善を測る重要な指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+7.1%いまの株価に対する利回りは1.80%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
1.80%
いまの株価に対して
配当性向
34.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2014.4
2018年3月3050.020.1
2019年3月5066.732.9
2020年3月5510.034.6
2021年3月609.133.5
2022年3月7016.737.1
2023年3月700.051.4
2024年3月700.053.6
2025年3月700.047.0
2026年3月757.134.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,716人。区分でいちばん多いのは外国法人38.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.3%を占め、残る69.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人27.431.034.536.938.138.3
個人・その他17.618.317.913.713.828.7
事業法人37.137.136.839.539.422.6
自己株式0.00.80.80.80.817.4
金融機関16.812.49.38.27.77.8
証券会社1.11.11.51.30.92.7
外国人個人0.00.00.00.40.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ヒロコーポレーション13.93
02ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001(常任代理人 みずほ銀行決済営業部)3.90
03株式会社Kアセット2.64
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.50
05ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505103(常任代理人 みずほ銀行決済営業部)2.43
06伊藤 二作2.31
07ジェーピー モルガン チェース バンク 385166(常任代理人 みずほ銀行決済営業部)2.01
08株式会社大垣共立銀行1.84
09エイチエスビーシー ホンコン トレジャリー サービシィズ アカウント アジアン エキュイティーズ デリバティブス(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.73
10河合 秋代1.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-24
    株式会社ヒロコーポレーション
    新規の大量保有報告
    12.62%
    -1.31pt
  • 2026-05-28
    株式会社ヒロコーポレーション
    新規の大量保有報告
    13.93%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+73%、1株純資産は14期で+160%。直近期のROEは14.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月12756924.818.411.8
2014年3月16371725.423.412.2
2015年3月17787722.224.414.1
2016年3月10553121.632.314.3
2017年3月13965523.434.514.4
2018年3月14978420.836.020.1
2019年3月15288518.225.132.9
2020年3月15998917.019.634.6
2021年3月1941,12418.419.933.5
2022年3月1891,22916.114.637.1
2023年3月1361,29510.819.251.4
2024年3月1311,3569.823.053.6
2025年3月1491,43510.716.847.0
2026年3月2191,48114.617.134.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額183百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
河合映治代表取締役社長58514,000
岩間靖常務取締役 営業部長58240,000
安田ひとみ取締役 経営企画室長457,600
鈴木祐人取締役(監査等委員)58
片岡憲明取締役(監査等委員)49
高城勝信取締役(監査等委員)53

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4173−316942
社外取締役3131145

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容713字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、「100円ショップ」の小売業及び卸売業を主な内容として、事業活動を展開しております。なお、当社は100円ショップ事業の単一セグメントであります。 ・小売業は、商品(消費財)を消費者に直営店舗にて販売する事業であります。 ・卸売業は、商品(消費財)をフランチャイジー、大口顧客に卸販売する事業であります。 フランチャイジー、大口顧客はFC店舗又は自社店舗にて消費者に販売しております。また、海外FC店向けに輸出又は国内代理店への卸販売も行っております。 なお、当社商品発注に係るシステムの利用に際し基本契約を締結している先をFC店と総称しております。ただし、FC店との契約においては、商標の利用は任意であり、ロイヤリティの徴求はしておりません。 当社の取扱商品は、雑貨及び菓子食品に区分され、さらに利用シーンにより以下カテゴリーに分類しております。 メイクアップ・フェイスケア用品、アクセサリー、衛生・健康用品、バス・トイレタリー用品、クリーン・ランドリー用品、洗剤用品、キッチン調理道具、キッチン水廻り、卓上用品、製菓用品、アウトドア、インテリア部材、インテリア装飾、目的別収納、フリー収納、キャラクター、パーティ、バッグ・小物入れ、キーリング・ストラップ、玩具、推し活用品、雨具、喫煙具・仏具、カー・サイクル用品、衣料用品、紙製品、筆記具、文具小物、ファイル・文具収納、学童文具・趣味文具、シール、オフィス・店舗用品、印鑑、園芸装飾・園芸道具、ソーイング、ペット用品、DIY用品、ハンドクラフト、一般電気関連、デジタル機器関連、季節商品、菓子、食品、製菓材料 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,483字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、経営理念として「クリーン、感謝、共有」を掲げております。「クリーン」とは、あらゆることにクリーン(=誠実、正直、フェア、オープン、清潔)であることを心がけること、「感謝」とは、あらゆることに感謝の気持ちを持つこと、「共有」とは、あらゆること(=喜び、問題、責任、情報)を共有し、かかわるすべての人が豊かになることであります。 そして、当社は、この経営理念の「クリーン、感謝、共有」をもとに事業に取り組んでいく姿勢を社名としております。当社の社名「セリア(Seria)」は、イタリア語で「まじめな」という意味であり、当社の経営理念である「クリーン、感謝、共有」を集約したものであります。 当社は、企業姿勢である社名「セリア(Seria)」及び経営理念「クリーン、感謝、共有」のもと、①「お客様が笑顔」を実践する商品開発・店舗運営、②誠実で平等な関係に基づき共に繁栄を目指す取引関係、③プラス志向での挑戦を評価する公平で開かれた職場環境、の3つを経営の基本方針として、まじめに「価値ある商品(=良品)」を提供し続けることにより、さらなる成長と「100円」の新しい価値の提案に取り組んでいきたいと考えております。 (2)経営環境 100円ショップ業界は、当社を含む4社の寡占状態にあり、その店舗数は日本全体で8,000店を超えております。市場規模につきましては、各社とも継続的に出店しており、引き続き拡大していくと見られますが、近年、収益性が低下している傾向が見られることから、100円ショップ市場が飽和状態に入っている可能性が考えられます。その環境下で同業他社は、100円を超える価格の商品の取扱いを開始、拡充する動きを見せており、当社は100円商品に特化することで、100円商品のシェア獲得の好機と考えております。 (3)目標とする経営指標 当社は、国内全地域において、「未出店地域への出店」「出店済み地域での持続的なシェア獲得」により企業価値を向上させていくことを当面の目標としております。100円ショップ市場が飽和する局面においては、一時的に当社の収益性が低下する可能性が考えられますが、売上高営業利益率5%以上を維持しつつ、残存者利益を確実に獲得し、最終的に現行以上の利益率の確保を目指してまいります。 (4)中長期的な会社の経営戦略 当社は、中期3か年経営計画を作成し事業に取り組んでおります。中期経営計画は、消費者動向や他の小売動向などの社会情勢、業績や各部門別課題の整備状況などの会社情勢を踏まえ、今後の3年間の基本的経営目標として策定しております。また、この中期経営計画は、毎年見直しを行うローリング方式をとっております。 2026年4月からの中期経営計画(2026年4月から2029年3月)においては、「多様化するニーズを捉える商品開発」「戦略的出店によるシェア拡大」「オペレーションの効率化」を経営目標に掲げ、この経営目標をブレークダウンして、次の6つの機能別戦略を立案し、全社を挙げて取り組んでおります。 ①顧客層拡大を狙いとした商品開発 既存顧客に対してはデータ分析に基づく商品開発を強化、継続しつつ、し好や年齢層等、ターゲットを明確にした商品開発により需要を発掘し、顧客層の拡大を図ってまいります。 ②定番商品のブラッシュアップ 商品の価値や魅力をさらに向上させることを目的に、定番商品を中心としたパッケージ・デザイン・品質の改善に向け取り組んでまいります。 ③複数出店案件が見込める企業との関係強化 国内全域、特に未出店地域において、出店案件を効率的に獲得していくため、複数案件が見込める有力な企業と出店可能な店舗情報を随時共有するなど関係強化に向け取り組んでまいります。 ④未出店地域の重点開拓 国内全都道府県の出店はすでに果たしておりますが、北関東・中国・四国地方等、当社の未出店地域が多い地域を重点的に開拓してまいります。 ⑤セルフレジ活用によるレジ待ち時間の削減と業務効率化の両立 導入プロセス管理及び運用モニタリングシステムにより、お客様の動向に応じて設置台数を追加するなど、レジ待ち時間の削減と業務効率化の両立を目指します。 ⑥社内システムの継続的改善 利用者、管理者両方の視点で社内の業務プロセスを継続的に改善し、会社全体のさらなる効率化向上を追求してまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 税抜き100円の均一販売価格を維持しつつ収益を拡大していくためには、商品市況の変動あるいは商圏の変化等さまざまなリスクに適切に対処しながら、魅力ある商品の開発、買い心地の良いお店づくりにまい進するとともに、業務の効率化を進めていくことが重要と認識しております。これらは、いずれかを優先的に対処するというよりは、全体としてバランスを取りつつ事業を進めていくことが肝要と考えております。当社は、中期経営計画において具体的に定めた3つの経営目標に基づく6つの機能別戦略に従い、これら課題に全社を挙げて取り組み、より一層の企業価値の向上を図ってまいります。 なお、現段階では、リース取引を除いて、設備投資は内部資金で賄われているなど、財務上の課題は特にありません。 (6)経営者の問題認識と今後の方針について 当社経営陣は、現在の企業環境及び入手可能な情報等に基づいて、最善の経営戦略・経営方針を立案すべく努めております。しかし、小売業界をとりまく環境は厳しく、企業間競争の激化は一層続くものと思われます。このような経営環境において、当社経営陣は経営に関する諸問題に対する意識を、経営陣だけに留めず広く社内全般で共有し、問題解決に全社員で当たり速やかに解決する所存であります。
事業等のリスク2,360字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)出店に係る法的規制 当社における100円ショップ専門店の出店政策として、対象地域は全国で、出店地域における商圏等を考慮して「インショップ常設店」「商業集積施設テナント」及び「ロードサイド独立店」の3つのタイプで出店しております。当社の現在の店舗又は今後出店を予定している店舗はすべて1,000㎡未満であり、「大規模小売店舗立地法」による規制を受けておりません。しかしながら、当社における出店形態のうちロードサイド独立店については、さまざまな業界のオーバーストアによって退店した跡地に賃借して出店する方法を主に採用しており、将来発生する物件のなかには同法による規制を受ける可能性があり、当社の出店計画及び経営成績が影響を受ける可能性があります。 また、インショップ常設店及び商業集積施設テナントが入居する商業施設は同法による規制を受けており、間接的にではありますが、当社の経営成績が影響を受ける可能性があります。 (2)出店環境 当社は出店に際し、個別店舗の採算を重視した政策をとっており、既存店舗の退店等、不採算店舗の見直しを随時行ってきました。しかしながら、業界の垣根を越えた競争は一段と激化してきており、当社の店舗においても今まで以上に戦略的及び積極的な店舗展開が必要であると考えております。 具体的には出店地域、商圏分析、出店タイプ、投資収益性等の開発戦略に基づく出店規模の拡大や、契約内容・条件、採算性に基づく退店であります。 また、当社の店舗はすべて賃借物件であり、現段階では、土地の取得を伴う出店は行っておりません。 したがいまして、当社の店舗政策及び計画に対して、出店条件に合致する物件が不足した場合や、出店先である大手スーパー等のテナントの入れ替え、又は商業施設の閉鎖等により退店を余儀なくされる場合には、当初の出店計画を達成することが不可能となり、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があることや、新規出店に係る投資割合が、新規出店による売上高増加割合を上回る場合には、当社の経営成績が影響を受ける可能性があります。 (3)貸倒損失(貸倒引当金繰入) 当社は、出店に際し家主に対し敷金保証金の差入を行い、また一部の店舗では売上金についてディベロッパー等への預け金としております。さらに、FC店舗及び大口顧客に対しては掛売による取引を行っております。 当社は、これらの取引先の信用状態の変化には注意を払いながら取引を行っておりますが、取引先の予期せぬ破綻等により貸倒損失が発生するおそれがあります。また、貸倒実績率に基づき貸倒引当金を計上しておりますが、取引先の信用状況が悪化した場合、個別に貸倒引当金を計上することがあります。 このように、取引先の予期せぬ破綻、信用状況悪化によっては当社の経営成績が影響を受ける可能性があります。 (4)商品在庫 当社の商品在庫は、積極的な店舗展開による店舗の増加に伴い店頭在庫が増加し、今後についても、出店の拡大及び売場面積の拡大を図る計画であることから、商品在庫は必然的に増加していく見込みであります。 当社は、最新のインターネット技術を活用したリアルタイムPOSシステムを中核とした商品管理システムを構築し、商品の販売動向、在庫の推移等の全社的なデータ管理及び各店舗での発注状況や商品陳列状況のモニタリングにより、欠品防止や商品回転率の向上に努めております。店舗では劣化、破損等による販売可否を判断し販売不能品の廃棄を行っております。また、取扱アイテム数の増加に伴う商品管理の負担等の観点から取扱アイテム数は約20,000点と定め、常に消費者に飽きられないための工夫として月間500から700アイテムを入れ替え、旧来の類似商品を廃止するなど、消費者ニーズや購買動向にも留意しております。 しかしながら、今後の消費者ニーズ、購買動向等の急激な変化により、滞留在庫が発生する可能性があり、そのような場合には短期的には売上高の急減、中長期的には在庫処分損の急増という経路で、当社の経営成績が影響を受ける可能性があります。 (5)為替相場及び商品市況の変動 当社は取扱商品のほとんどを、国内のメーカー、ベンダーから調達しており、外貨建仕入の割合は僅少であるため、為替相場の変動が及ぼす直接的な影響は限定的であります。しかしながら、国内メーカー、ベンダーは多くの原材料、商品等を海外から輸入しているため、為替相場変動の影響は、間接的にタイムラグを伴って、当社の業績に影響を与える可能性があります。 また、商品市況、とりわけ原油価格の動向によってプラスチック製品等石油を原材料とする商品を主として、幅広い商品の仕入価格、物流費、光熱費等を通して、当社の経営成績が影響を受ける可能性があります。 (6)固定資産の減損 当社は「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しており、毎期、固定資産の価値を計測しております。したがって、固定資産の価値が下落した場合、減損損失を計上するため、当社の経営成績が影響を受ける可能性があります。 (7)災害等の発生 自然災害、その他突発的な事故等により、店舗・施設等の物理的な損害、停電、通信ネットワークの途絶、物流網の遮断等が生じ、円滑な営業活動が阻害された場合、当社の経営成績が影響を受ける可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,283字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当事業年度のわが国経済は、一部に弱めの動きが見られますが、緩やかに回復しました。先行きにつきましては、2月末以降の中東情勢の緊迫化を受けて原油価格が大幅に上昇しており、企業の原材料調達コストが高止まりする可能性があるほか、サプライチェーンへの影響を通じて生産活動に下押し圧力がかかるリスクがあるなど、経済・物価動向を巡る不確実性が極めて高い状況にあります。 小売業界におきましては、インバウンド需要は堅調に推移していますが、物価高を受け消費者の節約志向が強まっているとの見方もあり、今後の消費者動向を注視する必要があると考えております。 このような状況のなか当社は、「業務のデトックスに取り組む」をテーマとして、業務内容の精査と社内システムの継続的改善を並行して進めております。また、「商品仕様の見直しによる原価上昇抑制に注力」「複数出店案件が見込める企業との関係強化及び未出店地域の重点開拓」に引き続き取り組んでおります。 出退店につきましては、採算性を精査しつつ前向きに進めた結果、当事業年度において、出店が直営店117店舗、退店が直営店53店舗、FC店2店舗、期末の店舗数は、直営店2,101店、FC店33店の合計2,134店となりました。 直営既存店売上高につきましては、順調に推移し、前期比105.5%となりました。 主要経営指標につきましては、売上原価率は、58.3%と前期比0.3ポイント低下しました。また、販売費及び一般管理費につきましても、既存店売上高が前期を上回ったことなどにより、売上高に対する比率が0.8ポイント低下したため、当事業年度の売上高営業利益率は8.2%(前期7.1%)となりました。 この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当事業年度末の資産合計は、前期末に比べ128億14百万円減少し、1,286億81百万円となりました。 当事業年度末の負債合計は、前期末に比べ23億50百万円増加し、358億43百万円となりました。 当事業年度末の純資産合計は、前期末に比べ151億64百万円減少し、928億37百万円となりました。 b.経営成績 当事業年度の経営成績は、売上高2,556億95百万円(前期比8.2%増)、営業利益209億68百万円(前期比24.5%増)、経常利益212億87百万円(前期比25.3%増)、当期純利益146億96百万円(前期比31.0%増)となりました。 部門別売上高の状況は次のとおりであります。 区分   第38期 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   第39期 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   前期比(%) 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 直営店   233,736   98.9   253,162   99.0   108.3 FC店   1,799   0.8   1,972   0.8   109.6 その他   791   0.3   561   0.2   70.9 合計   236,327   100.0   255,695   100.0   108.2 ②キャッシュ・フローの状況 当事業年度末の現金及び現金同等物の残高は、前期末比159億78百万円減少し、380億49百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、前期比30億11百万円収入が増加し、190億16百万円のプラスとなりました。これは、税引前当期純利益の計上208億24百万円及び減価償却費52億56百万円などの増加に対し、棚卸資産の増加24億17百万円及び法人税等の支払54億67百万円などにより減少したためであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、前期比78億5百万円支出が減少し、44億74百万円のマイナスとなりました。これは、定期預金の預入による支出32億88百万円、新規出店や既存店のリニューアルに伴う有形固定資産の取得73億5百万円及び差入保証金の差入9億80百万円などにより減少したためであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、前期比245億98百万円支出が増加し、305億20百万円のマイナスとなりました。これは、自己株式の取得251億35百万円及び配当金の支払48億26百万円などにより減少したためであります。 ③仕入及び販売の実績 a.仕入実績 当事業年度における仕入実績を商品区分別に示すと、次のとおりであります。 商品区分   仕入高(百万円)   前期比(%) 雑貨   149,084   108.7 菓子食品   2,141   96.0 その他   172   86.8 合計   151,398   108.5 (注)その他には、消耗品費への振替高等が含まれております。 b.販売実績 当事業年度における販売実績を商品区分別、事業部門別に示すと、次のとおりであります。 イ.商品区分別売上高 商品区分   売上高(百万円)   前期比(%) 雑貨   252,543   108.3 菓子食品   2,916   96.6 その他   235   107.0 合計   255,695   108.2 (注)その他には、店舗に設置した自動販売機等の手数料収入等が含まれております。 ロ.事業部門別売上高 事業部門   売上高(百万円)   前期比(%) 直営売上高   253,162   108.3 FC売上高   1,972   109.6 その他   561   70.9 合計   255,695   108.2 (注)「その他」の区分は「卸売等売上高」「海外売上高」の合計額を表示しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 (資産合計) 当事業年度末における総資産は、前期末比128億14百万円減少し、1,286億81百万円となりました。流動資産は、自己株式取得で現金及び預金が減少したことなどにより157億43百万円減少しました。固定資産は、新規出店や既存店のリニューアルに伴い有形固定資産が増加したことなどにより29億28百万円増加しました。 (負債合計) 当事業年度末における負債合計は、前期末比23億50百万円増加し、358億43百万円となりました。流動負債は、買掛金が増加したことなどにより26億80百万円増加しました。固定負債は、リース債務が減少したことなどにより3億30百万円減少しました。 (純資産合計) 当事業年度末における純資産合計は、自己株式の取得等により前期末比151億64百万円減少し、928億37百万円となり、自己資本比率は前期末から4.2ポイント低下し72.1%となりました。 b.経営成績の分析 (売上高・売上原価) 売上高につきまして、事業部門別にみますと、直営売上高は前期比8.3%増の2,531億62百万円となりました。これは、既存店売上高が順調に推移し前期比105.5%となり、また、出店による純増店舗数が64店舗あったためであります。FC売上高は前期比9.6%増の19億72百万円、その他は前期比29.1%減の5億61百万円となりました。 直営売上高の売上高全体に占める割合は99.0%と前期比0.1ポイント上昇しました。 売上原価率につきましては、58.3%と前期比0.3ポイント低下しました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費につきましては、前期比46億44百万円増加し、857億46百万円となりました。これは、直営店舗数の増加に伴う給料及び手当の増加22億93百万円や地代家賃の増加13億83百万円、支払手数料の増加3億18百万円などにより、費用が増加したためであります。既存店売上高増収による効率性改善により、売上高販管費比率は33.5%と前期比0.8ポイント低下しました。 (営業外収益・営業外費用) 営業外収益につきましては、前期比1億72百万円増加し、3億58百万円となりました。これは、受取利息の増加88百万円などにより、収益が増加したためであります。 営業外費用につきましては、前期比9百万円増加し、39百万円となりました。これは、賃貸収入原価の計上27百万円などにより、費用が増加したためであります。 (特別利益・特別損失) 特別利益につきましては、前事業年度、当事業年度ともに計上がありませんでした。 特別損失につきましては、前期比2億59百万円減少し、4億63百万円となりました。これは、減損損失が2億59百万円減少したためであります。 (法人税等) 法人税等につきましては、租税特別措置法上の税額控除の影響などにより、表面税率は29.4%と前期比1.7ポイント低下しました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの分析 当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要  ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績に重要な影響を与えた要因 当事業年度の経営成績に重要な影響を与えた要因につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要  ①財政状態及び経営成績の状況」をご覧ください。 c.資本の財源及び資金の流動性 イ.資金需要及び財務政策 当社の資金需要の主なものは、新規出店に係る設備投資に対するものであります。当事業年度では、新規出店及び既存店のリニューアルを中心に85億60百万円の投資を行っており、これらはすべて自己資本から充当しております。利益水準及び在庫の効率性が上がるなかで、投資は営業キャッシュ・フロー内での増加であるため、財務面の安全度は増しております。今後も収益レベルの向上と、効率的な在庫管理により営業キャッシュ・フローの増加に努めるとともに、投資対効果を十分検討した設備投資を継続してまいります。また、急激な環境変化にも対応できうるレベルの財務安全性を維持しつつ、さらなる成長を目指してまいります。 ロ.キャッシュ・フロー計算書に基づく資金の流動性についての分析 当社のキャッシュ・フローにつきましては、当事業年度末の現金及び現金同等物の残高は、前期末比159億78百万円減少し、380億49百万円となりました。当事業年度における状況につきましては「(1)経営成績等の状況の概要  ②キャッシュ・フローの状況」をご覧ください。 d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、中期経営計画を遂行することで、収益力の向上及び資産効率の向上を図り、安定的に売上高営業利益率5%以上を確保することを目指しております。 当事業年度における当社の売上高営業利益率は8.2%であり、目標水準を継続して確保しております。今後につきましても、当該指標の確保に努めてまいります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表作成に際し、決算日における資産・負債の数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行っております。この見積り及び仮定設定に関しては、過去の実績や状況に応じた合理的かつ妥当な判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、当初の見積りと異なる場合があります。 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5「経理の状況」の「注記事項」(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 なお、当社の採用する重要な会計方針は、第5「経理の状況」の「注記事項」(重要な会計方針)に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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