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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

セブン銀行

Seven Bank, Ltd.8410 · Prime · 銀行業

セブン‐イレブンを核心拠点とするATMネットワークを運営し、原則24時間365日稼働の利便性を強みに、銀行業やクレジットカード事業などを展開する金融サービス企業。

概要

セブン銀行は、セブン-イレブンの店舗を中心に全国約2万8千台のATMを設置する銀行である。2001年にアイワイバンク銀行として設立、24時間365日稼働のATM網が強み。ATM手数料収入とクレジットカード・電子マネー事業が収益の柱。2026年3月期の経常収益は2,200億円、純利益は134億円、従業員数は1,393人。

ATMプラットフォーム事業が中核

セブン銀行の国内事業は、セブン-イレブン、空港、駅、金融機関店舗などに設置したATM網を中核とする。2026年3月末時点の設置台数は28,536台に達し、696の金融機関等と提携して原則24時間365日稼働する。ATM1日1台当たりの平均利用件数は109.2件、総利用件数は11億2,200万件に上る。預貯金金融機関の取引に加え、電子マネーや交通系ICのチャージ取引が増加しており、現金とキャッシュレスの接点としての役割を強めている。

リテール金融サービスと口座開設

個人向けには普通預金、定期預金、ローン、海外送金、デビットサービスを提供する。スマートフォンアプリ「Myセブン銀行」を使えば最短10分で口座開設が可能で、2026年3月末の個人預金口座数は350万口座、預金残高は6,524億円に達した。個人向けローン残高は792億円で、前年比30.8%増と拡大している。後払いサービス「セブン銀行後払いサービス」の取扱高は1,035億円に成長した。

クレジットカード・電子マネー事業

連結子会社のセブン・カードサービスがクレジットカード事業と電子マネー「nanaco」を運営する。2026年3月末のクレジットカード会員数は308万人、ショッピング取扱高は7,637億円。電子マネーnanacoの会員数は8,470万人に達し、取扱高は1兆4,574億円である。同事業は2025年度に経常損失592百万円を計上し、減損損失も発生したが、グループ内の収益多角化の一翼を担う。

米国と東南アジア4カ国での展開

海外事業は米国、インドネシア、フィリピン、マレーシアの4カ国でATMサービスを展開する。2012年に米国FCTI社を子会社化、2014年にインドネシアで合弁会社PT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONALを設立、2019年にはフィリピンにPito AxM Platformを設立した。2025年度の海外事業セグメント経常収益は436億円、経常利益は35億円で、前年比914%増と急成長した。

業界の中での役割はATMネットワーク運営者兼金融サービス提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,200億円
経常利益
302億円
利益率
13.7%
純利益
135億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01国内銀行業・金融サービス主力

セブン‐イレブン等の店舗、空港、駅、金融機関店舗にATMを設置し、多数の国内金融機関と提携して24時間365日稼働のATMサービスを提供。口座保有者向けに預金、ローン、海外送金、デビットサービス等も提供。

主な製品・サービス5
ATMサービス
セブン‐イレブン等に設置したATMを通じ、提携金融機関の顧客に現金引出・振込等のサービスを提供。原則24時間365日稼働。
普通預金・定期預金
当社口座保有者向けの預金サービス。
ローンサービス
当社口座保有者向けの融資サービス。
海外送金サービス
当社口座保有者向けの海外送金サービス。
デビットサービス
当社口座保有者向けのデビットカードサービス。

02クレジットカード・電子マネー準主力

連結子会社の株式会社セブン・カードサービスが、クレジットカード事業及び電子マネー事業を中心とするノンバンク事業を展開。

主な製品・サービス2
クレジットカード
セブン・カードサービスが発行するクレジットカード。
電子マネー
セブン・カードサービスが運営する電子マネーサービス。

03海外ATMサービス準主力

米国、インドネシア、フィリピン、マレーシアの4カ国でATMサービスを展開。現地でのATM設置・運営を行う。

主な製品・サービス1
海外ATMサービス
米国、インドネシア、フィリピン、マレーシアにおけるATM設置・運営サービス。

製品と技術

全国2万8千台のATMネットワーク

セブン銀行の基幹製品は、セブン-イレブン店舗を中心に展開するATMネットワークである。2026年3月末時点で28,536台のATMを設置し、696の金融機関と提携する。第4世代ATMは本人認証機能とスキャニング機能を搭載し、現金入出金だけでなく、各種証明書発行や金融機関手続きの受付窓口として機能する。1日1台あたり109.2件の取引があり、総利用件数は年11億件を超える。

スマホで完結する銀行口座とローン

個人向けに提供する「セブン銀行口座」は、スマートフォンアプリ「Myセブン銀行」を使えば最短10分で開設できる。普通預金、定期預金に加え、個人向けカードローンは原則24時間365日ATMで借入・返済が可能。2026年3月末の預金口座数は350万口座、預金残高6,524億円、ローン残高792億円。後払いサービスの取扱高は1,035億円に成長している。

クレジットカードと電子マネーnanaco

子会社セブン・カードサービスが運営するクレジットカードと電子マネー「nanaco」がある。nanacoはセブン-イレブンでの買物に加え、ATMで現金チャージが可能で、会員数は8,470万人。クレジットカード会員数は308万人で、ショッピング取扱高は7,637億円。両サービスはセブン銀行グループの収益源であると同時に、ATM利用頻度を高める相乗効果を生む。

海外送金と多言語ATMサービス

セブン銀行は口座保有者向けに海外送金サービスを提供する。2011年3月に開始し、ATMを通じて海外送金事業者と連携したサービスも展開する。ATM画面は9言語(2014年)、海外発行カード利用時は12言語(2015年)に対応し、在留外国人の利用を容易にしている。国内の外国人居住者増加を背景に、セブン銀行独自の強みとして多文化共生の金融インフラを目指す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

コンビニATMで国内首位級、手数料収入が柱

セブン銀行はコンビニエンスストアに設置したATMネットワークを活用し、国内で圧倒的なシェアを持つ。同業の楽天銀行がネット銀行として個人向けサービスを拡大する一方、当行はATM手数料収入を中心に安定した収益を上げている。いよぎんホールディングスなど地銀と比べ、独自のビジネスモデルで差別化を図りつつ、近年はキャッシュレス化の進展でATM利用が減少するリスクに直面する。売上高は緩やかに増加しており、非接触・デジタル決済への対応がカギとなる。

強み

  • 全国のコンビニにATMを設置し、利便性で国内首位級のネットワークを実現
  • 手数料収入が柱で、売上高は2024年度1979億円から2026年度2200億円と堅調
  • セブン-イレブンとの連携で高い認知度と利用頻度を維持
  • ATM運営の効率化やセキュリティ技術で競争優位を確保

課題

  • QRコード決済などキャッシュレス化の進行でATM利用が減少する可能性
  • 楽天銀行などネット銀行や送金アプリとの競争で手数料収入が圧迫される
  • 手数料収入に依存するビジネスモデルは、金融環境の変化で脆弱になり得る

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字がセブン銀行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18358スルガ銀行5,770億円14.7倍
28524北洋銀行4,968億円19.3倍
38304あおぞら銀行4,758億円18.4倍
47164全国保証4,416億円13.2倍
58381山陰合同銀行4,130億円17.6倍
68410セブン銀行4,017億円28.1倍
78388阿波銀行3,880億円24.5倍
88544京葉銀行3,563億円21.4倍
98522名古屋銀行3,525億円17.3倍
108370紀陽銀行3,378億円14.8倍
118361大垣共立銀行3,377億円17.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

セブン-イレブン向け銀行として設立された2001年

2001年4月、予備免許を取得して株式会社アイワイバンク銀行が設立された。資本金202億円でスタートし、同年5月に営業免許を取得、6月には全銀システムとBANCSに接続して振込サービスを開始した。8月と2002年3月の第三者割当増資で資本金は610億円に拡大。コンビニATM専業銀行として、セブン-イレブンの店舗網を活用するビジネスモデルが始動した。

社名変更と第2世代ATM導入の2005年

2005年10月、社名を株式会社セブン銀行に変更した。同年7月から第2世代ATMの導入を開始し、2006年1月には新勘定系システムが稼働。2006年3月には定期預金を開始し、4月にはICキャッシュカード対応、9月には減資で資本金を305億円に縮小した。ブランド名を統一し、ATMの機能強化と口座サービス拡充を同時に進めた時期である。

47都道府県展開とnanaco対応の2007年

2007年はATM網の拡大と機能拡張が顕著だった。7月に海外発行カード対応を開始、9月には電子マネー「nanaco」のチャージ機能をATMに搭載した。11月には視覚障がい者向けATMサービスを開始、12月には47都道府県全てへのATM展開を完了した。これにより全国一律の利便性を実現し、nanacoとの連携でキャッシュレス決済の現金チャージ需要を取り込んだ。

東証一部上場と海外子会社化の2011〜12年

2011年12月、東京証券取引所市場第一部に株式を上場した(2008年2月にジャスダック上場、2012年4月廃止)。2010年1月には個人向けローンサービスを開始、2011年3月には海外送金サービスを開始した。2012年10月、米国のFinancial Consulting & Trading International(現FCTI, Inc.)を子会社化し、初の海外ATM事業に参入した。

インドネシアとフィリピンへの進出(2014〜2019年)

2014年6月、インドネシアに合弁会社PT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONALを設立、7月には子会社バンク・ビジネスファクトリーを設立した。2019年4月、フィリピンにPito AxM Platformを設立、2021年2月に同国でのATM運営を開始した。2018年1月にはセブン・ペイメントサービスを設立し、グループの事業領域を拡大した。

第4世代ATMへの全面移行と新サービス展開(2019〜2025年)

2019年9月から第4世代ATMの導入を開始し、2025年3月末までに全台の入替を完了した。新ATMは本人認証機能やスキャニング機能を備え、金融機関の手続きをATMで行える「+Connect」サービスを提供する。2020年4月には即時口座開設アプリ「Myセブン銀行」を開始、2026年3月にはファミリーマートとのATM設置契約を締結し、約1万6千台の追加設置を発表した。

年表37件を開く

2000年代

  • 2001年4月創業予備免許取得「株式会社アイワイバンク銀行」設立(資本金20,205百万円)銀行営業免許取得
  • 2001年5月営業開始 全国銀行協会入会(正会員)
  • 2001年6月全銀システム接続、BANCS接続、振込サービス開始
  • 2001年8月第1回第三者割当増資(資本金30,805百万円)
  • 2001年12月インターネットバンキングサービス開始
  • 2002年3月第2回第三者割当増資(資本金61,000百万円)
  • 2005年4月ATMコールセンター(大阪)稼働開始
  • 2005年7月第2世代ATM導入開始
  • 2005年10月商号変更社名変更(「株式会社セブン銀行」に変更)
  • 2006年1月新勘定系システム稼働開始
  • 2006年3月銀行代理業務開始 定期預金開始
  • 2006年4月ATMでのICキャッシュカード対応開始
  • 2006年9月減資(資本金61,000百万円のうち30,500百万円減資し、同額を資本準備金に振替)
  • 2007年6月ATMの運営・管理一括受託開始
  • 2007年7月ATMでの海外発行カード対応開始
  • 2007年9月ATMで電子マネー「nanaco(ナナコ)」のチャージ開始
  • 2007年11月視覚障がいのあるお客さま向けATMサービス開始
  • 2007年12月47都道府県へのATM展開完了
  • 2008年2月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場(2012年4月に上場廃止)

2010年代

  • 2010年1月個人向けローンサービス開始
  • 2010年11月第3世代ATM導入開始
  • 2011年3月海外送金サービス開始
  • 2011年12月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 2012年10月M&A米国にてFinancial Consulting & Trading International, Inc.(現 FCTI, Inc.)の全発行済株式を取得して子会社化
  • 2014年1月ATMでセブン銀行口座取引画面の9言語表示開始
  • 2014年6月インドネシアにて合弁会社PT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONAL(子会社)設立
  • 2014年7月株式会社バンク・ビジネスファクトリー(子会社)設立
  • 2015年12月海外発行カード利用時の12言語対応開始
  • 2016年10月デビット付きキャッシュカード発行開始
  • 2017年3月スマートフォンによるATM入出金サービス提供開始
  • 2018年1月株式会社セブン・ペイメントサービス(子会社)設立
  • 2018年10月ATMで交通系電子マネー等のチャージ開始
  • 2019年4月フィリピンにてPito AxM Platform, Inc.(子会社)設立
  • 2019年7月株式会社ACSiON(合弁会社)設立
  • 2019年9月第4世代ATM導入開始

2020年代

  • 2020年4月即時口座開設が可能なスマホアプリ「Myセブン銀行」開始
  • 2021年2月Pito AxM Platform, Inc.がフィリピン国内でのATM運営事業開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結経常収益2028年度まで2,800億円
  • 連結経常利益2028年度まで400億円
  • 自己資本当期純利益率(連結)2028年度まで8.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ATMプラットフォーム戦略

    第4世代ATMの全台入れ替え完了後も、本人認証・スキャニング機能を活用した「+Connect」サービスの拡充を進め、ATMを各種手続き・認証の窓口とするプラットフォーム化を推進。ファミリーマート約16,000台へのATM設置も計画。

  2. 02

    リテール戦略の強化

    即時口座開設可能な銀行口座や24時間利用可能な個人向けカードローンなど、ユニークな金融サービスを拡大。また、外国人居住者向けにATM口座開設や海外送金サービスを提供し、多文化共生に貢献。

  3. 03

    法人向けサービスの拡大

    銀行品質の事務処理能力やセキュリティ技術を活かし、金融機関や一般事業者向けに資金管理・不正対策などのサービスを提供。DX技術を取り入れ外部と協業し事業規模を拡大。

  4. 04

    クレジットカード・電子マネーとの連携

    子会社セブン・カードサービスが発行・運営する「セブンカード」と電子マネー「nanaco」を、セブン銀行のリテール事業と連携深化させ、日常生活に密着した金融サービスを提供する。

  5. 05

    海外ATMネットワークの強化

    米国ではSpeedway店舗等へのATM設置を進め、全米ネットワークを強固にし、小売と金融を組み合わせた独自サービスを展開。アジアではインドネシア、フィリピンに加えマレーシアでもATM運営を開始し、多層的金融サービスを目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,393人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は773万円で、9期前と比べて+13.9%平均年齢は41.1歳、平均勤続年数は7.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月634
2018年3月654
2019年3月67942.97.4657
2020年3月70842.57.5713
2021年3月71342.37.8809
2022年3月71342.17.8911
2023年3月69941.47.61,016
2024年3月69641.17.21,301
2025年3月69541.27.21,398
2026年3月77341.17.41,393

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率23.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
国内事業(銀行業その他) — 東京都 千代田区他343億円
国内事業(銀行業その他) — 東京都 千代田区他5,117百万円
海外事業 — フィリピン共和国 マニラ首都圏他4,390百万円
クレジットカード・電子マネー事業 — 東京都 千代田区4,206百万円
海外事業 — アメリカ合衆国 テキサス州他3,950百万円
海外事業 — インドネシア共和国 ジャカルタ首都特別州他3,331百万円
国内事業(銀行業その他) — 東京都 多摩市他643百万円
国内事業(銀行業その他) — 神奈川県 横浜市他256百万円
海外事業 — マレーシア クアラルンプール他241百万円
国内事業(銀行業その他) — 神奈川県 横浜市180百万円
ほか6件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,200億円経常利益302億円前期と比べると増収減益で、売上が+2.6%、利益が-0.3%。

売上高
+2.6%
2,200億円
経常利益
-0.3%
302億円
純利益
-25.8%
135億円
利益率
13.7%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,355億円2,200億円
純利益200億円135億円
1株あたり配当¥11¥11

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は569億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+38.1%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q40836
2024年1Q41253
2024年2Q510273
2024年3Q52640
2024年4Q531−46
2025年2Q1,063109
2025年4Q1,08173
2026年2Q1,076100
2026年4Q1,12435
2027年1Q56966

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は950億円から2,200億円へ2.3倍に増えた。経常利益率は33.6%から13.7%になった。経常収益は4期連続で増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月95031933.6194
インドネシアにて合弁会社PT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONAL(子会社)設立
2014年3月1,05635833.9212
2015年3月1,14037032.5232
2016年3月1,19937231.0247
2017年3月1,21636730.2251
株式会社セブン・ペイメントサービス(子会社)設立
2018年3月1,27738330.0253
フィリピンにてPito AxM Platform, Inc.(子会社)設立
2019年3月1,47340727.6132
即時口座開設が可能なスマホアプリ「Myセブン銀行」開始
2020年3月1,48639826.8262
2021年3月1,37335625.9259
2022年3月1,36728320.7208
2023年3月1,55028918.6189
2024年3月1,97930515.4320
2025年3月2,14430314.1182
2026年3月2,20030213.7135

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益2,200億円のうち、経常利益として残るのは302億円13.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は135億円、売上の6.1%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金86.3%1,898億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.7%302億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
13.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比8.4pt
6.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.1pt
4.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが839億円、投資CFが−715億円で、差し引きのフリーCFは124億円期末の手元現金は8,928億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月1,186−69−824,720
2014年3月919−507−835,050
2015年3月99950−926,009
2016年3月665−116−986,458
2017年3月881−288−1046,946
2018年3月315−36−1177,104
2019年3月1,175−349−1227,807
2020年3月896−58−1608,484
2021年3月1,360−328−1369,379
2022年3月413−361−1279,314
2023年3月666−362−1309,503
2024年3月1,008−519−1219,887
2025年3月−389−467−1278,926
2026年3月839−715−1178,928

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1.5兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2,863億円で、自己資本比率は18.1%(業種中央値4.9%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月0.811,3800.6716.9
2014年3月0.791,5340.6419.4
2015年3月0.861,6990.6919.8
2016年3月0.921,8480.7320.1
2017年3月0.961,9910.7620.7
2018年3月1.022,1200.8120.7
2019年3月1.142,1290.9318.6
2020年3月1.092,2280.8620.4
2021年3月1.202,3470.9619.5
2022年3月1.222,4410.9819.9
2023年3月1.312,5421.0619.1
2024年3月1.722,7591.4415.7
2025年3月1.502,8251.2118.5
2026年3月1.552,8631.2618.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
2,087億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1.3兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率79社中1位あたり、逆に低いのは経常収益成長率79社中77位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.8%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
18.1%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率下位前期からの売上の伸び
2.6%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥340.6で、1年前と比べて+20.1%過去52週の値幅のなかでは97%の位置にある。

¥340.6+0.1%1ヶ月+7.8%1年+20.1%時価総額4,017億円
過去52週の値幅
安値¥261.8高値¥343.4

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)28.1倍
PER (会社予想)19.9倍
PBR1.42倍
配当利回り3.23%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に332.5円と、前日比+1.22%で続伸。1ヶ月では+7.74%と堅調で、25日線(323.22円)を約2.9%上回っています。8月18日には342.1円と52週高値圏(343.4円)に接近し、その後も高値圏での推移が続いています。RSIは61.16と中立圏で、過熱感はありません。出来高は直近で500万株前後と高水準で、金融セクターの買いが継続しています。高値更新が視野に入る展開です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは実績27.37倍、予想19.4倍で業界平均16.97倍を上回る。PBR1.38倍は業界平均0.98倍を大きく上回り、銀行業でPBR1倍超は割高と判断。ROE4.83%は低く、成長性に対する評価が過大。配当利回り3.31%は業界平均2.38%を上回るが、利益減少傾向で将来不安。総合的に割高感が強い。

指標この会社業種平均
PER (実績)28.1倍17.5倍
PER (予想)19.9倍
PBR1.42倍1.01倍
ROE4.8%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ATM手数料収入の持続性と新規金融サービスへの展開が投資論点。強気派は、コンビニATMの利便性とネットワーク規模による寡占的な地位が今後も安定した収益を生むと見る。セブン-イレブンの出店拡大に伴いATM台数も増加し、キャッシュレス時代にも一定の現金需要が残ると主張する。また、近年はフィンテック分野の取り組みが本格化し、銀行機能を活用した新サービスが成長の芽とされる。一方、弱気派は、キャッシュレス決済の普及でATM利用が長期的に減少する可能性を指摘。また、銀行業としてのROEが5%未満と低く、資本効率の改善が課題。さらに金融庁の規制強化やコンビニ各社のATM戦略変更、他社のATM網との競合も収益性を圧迫しかねない。現金需要の行方と新規サービスへの投資効果が注目される。

プラスに働く材料7
  • ネットワーク規模の強み

    セブン-イレブンの店舗数に連動し、国内最大級の設置台数を維持

  • 減価償却後の収益性

    既存ATMの償却が進み、稼働率が高まれば利益率が改善

  • 新規領域の可能性

    銀行免許を活かした決済・送金サービスで成長余地

  • 経常収益が2期連続で増加通年影響

    経常収益はFY2024/3の1979億円からFY2026/3の2200億円へ12%増

  • 予想PERが19倍まで低下し評価改善決算発表後影響

    実績PER26.73倍から予想PER19倍へと大幅に低下

  • 3.38%の配当利回りで下支え次回株主総会影響

    配当利回り3.38%、減益下でも配当維持が期待される

  • 株価1年で25%上昇、悪材料は織り込み済み不定影響

    純利益はFY2026/3に135億円へ減益予想だが、株価は1年で24.99%上昇

マイナスに働く材料7
  • キャッシュレス化の逆風

    電子決済の普及でATM利用件数が減少傾向

  • 資本効率の低さ

    ROE5%未満で株主資本を有効活用できていない

  • 依存リスク

    収益の大部分がセブン-イレブンへの依存に偏重

  • 純利益が3期で58%減と急減通年影響

    純利益はFY2024/3の320億円からFY2026/3の135億円へ

  • 実績PER26.7倍は高水準決算発表後影響

    PER26.73倍と、減益にもかかわらず銀行株として割高

  • ROE4.83%と資本効率が低位継続影響

    ROE4.83%でPBR1.35倍、利益水準を下げればさらに低下

  • 減益による配当減額リスク次回株主総会影響

    純利益135億円まで減り、配当利回り3.38%の維持は困難

次の決算で確かめる点
ATM稼働台数
ネットワーク規模と設置戦略の方向性を確認する
1台当たり取引件数
既存ATMの収益性の動向を示す
手数料収入
中核収益のトレンドを把握する
非ATM収入比率
新規事業の進捗と既存依存脱却の度合い

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり11で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.23%。

年間配当
¥11
1株あたり
配当利回り
3.23%
いまの株価に対して
配当性向
67.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月939.9
2018年3月1011.140.9
2019年3月1110.089.9
2020年3月110.047.0
2021年3月110.081.8
2022年3月110.071.3
2023年3月110.066.3
2024年3月110.066.8
2025年3月110.072.9
2026年3月110.067.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥11

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ225,962人。区分でいちばん多いのは事業法人56.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が66.1%を占め、残る33.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人49.849.449.349.449.456.1
個人・その他18.318.416.819.919.224.1
金融機関18.819.220.518.318.49.9
外国法人11.311.812.011.110.48.8
証券会社1.81.31.41.32.61.0
自己株式0.00.00.00.30.30.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社セブン‐イレブン・ジャパン33.21
02伊藤忠商事株式会社20.31
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.33
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.70
05DEUTSCHE BANK AG,SINGAPORE A/C CLIENTS(TREATY)4600601(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.11
06株式会社野村総合研究所0.85
07JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.74
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.68
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.56
10ALSOK株式会社0.42

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−25%、1株純資産は14期で+108%。直近期のROEは4.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1611614.718.741.2
2014年3月1812814.622.740.0
2015年3月1914214.430.439.0
2016年3月2115514.023.138.8
2017年3月2116713.117.339.9
2018年3月2117812.315.940.9
2019年3月111786.229.489.9
2020年3月2218812.112.647.0
2021年3月2219811.411.581.8
2022年3月182068.813.571.3
2023年3月162137.616.566.3
2024年3月2723112.310.866.8
2025年3月162376.718.072.9
2026年3月122404.822.167.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額311百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
舟竹泰昭代表取締役 会長69240,000
松橋正明代表取締役 社長6432,167
小林強取締役(非常勤)6974,400
高藤悦弘取締役(非常勤)6915,200
平子裕志取締役(非常勤)683,100
木原民取締役(非常勤)64
渋澤健取締役(非常勤)65
松尾美香取締役(非常勤)651,300
石黒和彦常勤監査役68253,300
青山圭介常勤監査役676,700
小川千恵子監査役(非常勤)6327,200
芦原一郎監査役(非常勤)59600
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
三谷香49
脇田珠樹取締役(非常勤)54
榑谷光生取締役(非常勤)55
岡徹取締役(非常勤)56

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)39140444417558
社外取締役1091919
監査役3454515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容947字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社9社(FCTI, Inc.、PT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONAL、株式会社バンク・ビジネスファクトリー、株式会社セブン・ペイメントサービス、Pito AxM Platform, Inc.、株式会社ACSiON、株式会社ビバビーダメディカルライフ、株式会社セブン・カードサービス、Reachful Malaysia Sdn. Bhd.)の計10社で構成され、国内外における各事業を推進しております。 当社及び当社の関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。 (1)国内事業(銀行業その他)セグメント セブン‐イレブン等の店舗をはじめ、空港や駅、金融機関店舗等にATMを設置し、多くの国内金融機関等と提携することで、原則24時間365日稼働する利便性の高いATMネットワークを介して、多くのお客さまにATMサービスを提供しております。 また、当社に口座をお持ちのお客さまを対象に、普通預金や定期預金、ローンサービス、海外送金サービス、デビットサービス等の身近で便利な口座サービスに加え、当社グループの知見活用や外部企業との連携により、さまざまなお客さまのニーズに応えた金融サービスの提供も行っております。 (2)クレジットカード・電子マネー事業セグメント 当社連結子会社の株式会社セブン・カードサービスは、国内においてクレジットカード事業及び電子マネー事業を中心とするノンバンク事業等を展開しております。 (3)海外事業セグメント 米国、インドネシア、フィリピン、マレーシアの4カ国において、それぞれ現地でのATMサービスを展開しております。 以上のように、多様化する社会の変化を大きなビジネス機会と捉え、社会価値・企業価値双方の持続的な創出を目指し、事業・サービスの多角化に向けた取組みを推進しております。 なお、当社グループにおける関係会社については、「第1 企業の概況」の「4 関係会社の状況」に記載のとおりであります。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)各社との重要な契約内容については「第2 事業の状況」中、「5 重要な契約等」を参照
経営方針・対処すべき課題3,363字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、別段の記載がない限り、当連結会計年度末において判断したものであります。 (1)経営方針 ○セブン銀行グループの存在意義(パーパス) お客さまの「あったらいいな」を超えて、日常の未来を生みだし続ける。 ○経営理念 1.お客さまのニーズに的確に応え、信頼される銀行を目指します。 2.社員一人一人が、技術革新の成果をスピーディーに取り入れ、自己変革に取組んでいきます。 3.安全かつ効率的な決済インフラの提供を通じて、我が国の金融システムの安定と発展に貢献します。 (2)目標とする経営指標 当社は、取巻く事業環境の大きな変化に対応し持続的に企業価値を向上させるため、中核事業であるATMプラットフォーム事業の磨き上げと、事業の多角化を推進しております。当社グループの持続可能性・成長性を最大化すべく2026年5月に公表した3か年見通しに基づき、連結経常収益及び連結経常利益拡大に重点を置いた施策を推進しております。なお、今後の見通しとして、2028年度の目標を以下のとおり設定しております。 2025年度実績   2028年度目標 連結経常収益   2,200億円   2,800億円 連結経常利益   301億円   400億円 自己資本当期純利益率(連結)   4.8%   8.0%以上 (3)経営環境 当社グループを取巻く事業環境は国内外における物価や金利の上昇、デジタル技術進展に伴う決済手段の多様化や異業種の金融事業への新規参入、環境・社会課題への意識の高まり等、急速に変化しております。これまで以上に社会の変化、お客さまのニーズの多様化を敏感に捉え、技術革新の成果をスピーディーに取り入れた柔軟な経営が求められていると認識しております。 加えて格差拡大、気候変動等の社会課題が顕在化・深刻化しており、企業も社会を構成する一員として、その解決に対し、これまで以上に真摯に向き合う時代を迎えております。 (4)中長期的な経営戦略 当社グループは、“お客さまの「あったらいいな」を超えて、日常の未来を生みだし続ける。”ために存在します。この存在意義に基づきセブン銀行はお客さまの生活に寄り添い「近くて便利」、「信頼と安心」を実現するユニークな銀行として、持続的な成長を目指してまいります。 当社グループが持続的に成長するための指標として、3か年見通しを公表しております。この3か年見通しでは、トップラインの向上と、利益率・効率性の向上の両面から、連結経常収益及び連結経常利益拡大に重点を置いた施策を推進してまいります。 (5)対処すべき課題 当社グループは、環境変化を更なる変革と飛躍のチャンスと捉えており、以下の課題に対処することにより、当社グループの持続的成長を実現し、お客さまや社会に必要とされる企業であり続けたいと考えております。 <国内事業(銀行業その他)セグメント> ■ATMプラットフォーム戦略 当社の中核事業であるATMプラットフォーム事業は、キャッシュレス化の進展等により、大きな転換点を迎えておりますが、従来から取り扱ってきた金融機関の現金入出金取引に加え、各種キャッシュレス決済の現金チャージ取引が増加したことなどにより、当社のATM年間総利用件数は今なお増加を続けております。当社は、決済環境の変化は新しいATMサービスが生まれるチャンスであるとの認識のもと、デジタル化、キャッシュレス化の流れの中でも、リアルとバーチャルの貴重な接点として、引続きATMを通じて、お客さまに安心で便利なサービスを提供する取組みを続けてまいります。 なお、2019年9月より当社が入替を進めてきた第4世代ATMは、2025年3月末を以て、全台の入替が完了しております。第4世代ATMでは、新たに実装した機能(本人認証機能、スキャニング機能等)を活用して金融機関などの手続きを行えるサービス「+Connect(プラスコネクト)」を提供しており、そのサービス数は徐々に拡大しております。当社は引続き、提携先拡大及び提供サービスの拡充を図り、当社ATMがサービスプラットフォームとして、あらゆる手続き・認証の窓口となる世界の実現を目指してまいります。 また、2026年3月には株式会社ファミリーマートとATM設置契約を締結いたしました。日本全国のファミリーマート店舗へのATM設置は2026年初夏より順次開始し、4年程度で約16,000台の設置を行う予定です。当社は、ATMネットワークの拡大を通じて、更なる成長を追求してまいります。 ■リテール戦略 金融リテール分野では、キャッシュレス化の進展による生活様式・決済体験の変化や、非金融系企業の金融事業への新規参入などによる競争環境の激化が進んでおります。このような中、当社は最短10分で即時口座開設が可能な銀行口座や、原則24時間365日全国の当社ATM等でお借入れ・ご返済が可能な個人向けカードローンなど、親しみやすくユニークな金融サービスを開発・提供する取組みを今後も拡大してまいります。 また、日本国内における外国人居住者の増加を背景に、当社は、当社ATMでの口座開設申込みやセブン銀行海外送金サービス、当社ATMを介した海外送金事業者との協業といった強みを活かしながら、外国人居住者に使っていただきやすい金融サービスを提供することで、誰もが暮らしやすい社会を目指し、多文化共生の実現に貢献してまいります。 ■法人戦略 当社が創業以来蓄積し、強みとしている銀行品質の事務処理能力や安心・安全な資金管理・資金移動の仕組み、不正対策などのセキュリティの高いテクノロジーについて、金融機関や一般事業者に提供するサービスの拡大を図ってまいりました。昨今、進化するDXの技術をいち早く取り入れ、外部事業者とも協力しながら事業規模の拡大に努めてまいります。 <クレジットカード・電子マネー事業セグメント> 当社連結子会社である株式会社セブン・カードサービスは、クレジットカード「セブンカード・プラス/セブンカード」と電子マネー「nanaco」を発行・運営し、お客さまの毎日の便利を支えております。今後は、セブン銀行の金融リテール事業との連携を深化させていくことで、両社が培ってきたノウハウ・専門性を統合・拡充し、「ふだんの暮らし」に密着した金融サービスの提供に挑み続けてまいります。 <海外事業セグメント> 米国では、高水準の政策金利やインフレの進行により資金調達コストや運営コストが増加しておりますが、ATMオペレーションの最適化に取組むことで、さまざまなコスト削減策を講じております。また、現在米国セブン‐イレブン店舗に設置している約8,500台のATMに加えて、新たにSpeedway店舗等へのATM設置を開始しており、全米でのATMネットワークをさらに強固なものとしてまいります。さらに、この強固なATMネットワークを基盤としながら米国セブン‐イレブンとの協業を拡大し、小売と金融を組み合わせた独自の金融サービスを提供することで、米国市場での顧客基盤の強化と事業の多角化を目指してまいります。 アジアでは、インドネシア・フィリピンの2カ国で、積極的なATM設置により、両国ともに国内最大規模のATM運営事業者に成長いたしました。 また、2025年1月からは、マレーシアにおいてもATM運営事業を開始し、ATM設置を進めております。 今後は各国におけるATMネットワーク網を引続き強化するとともに、ATMを入口とした多層的な金融サービスの実現にも取組んでまいります。 当社グループは、創業以来、事業活動を通じて社会課題・環境問題の解決に取組んでまいりました。常にお客さまの想いに寄り添い、真摯に対応する姿勢はこれからも変わりません。これからも、“お客さまの「あったらいいな」を超えて、日常の未来を生みだし続ける。”というパーパスの実現に向けて、多様なステークホルダーの皆さまとともに、豊かな社会と地球の未来に貢献してまいります。
事業等のリスク8,600字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業その他に関するリスクについて、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主な事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスクに該当しない事項についても、投資者の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。なお、当社グループの事業その他に関するリスクは、これらのものに限られるものではなく、当社グループが認識していないリスクを含め、これら以外のリスクが無いという保証はありません。 本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、別段の記載がない限り、当連結会計年度末において判断したものであります。 なお、経営に係る各種リスクを適切に認識・管理するための枠組みとして、当社は取締役会により決定される「リスク管理基本方針」のもと、全社的なリスク管理方針、各種リスク管理方針及びリスク管理組織・体制を定めております。また、リスクに関する経営会議の諮問機関として「リスク管理委員会」、「ALM委員会」及び「セキュリティ委員会」を設置し、全社的なリスク管理統括部署としてリスク統括部を設置するとともに各種リスクの管理統括部署を設置し、適切なリスク管理を実践しております。 1.事業戦略上のリスク (1)国内事業(銀行業その他)セグメント 当社の国内事業(銀行業その他)セグメントの収入は、ATMプラットフォーム事業に大きく依存しております。お客さまの利便性、安心感の向上を実現するために、着実なATM台数の増加及び独自の新ATMサービスの開発・提供、セキュリティの強化等を推進しておりますが、ATMプラットフォーム事業のビジネスモデルを脅かす以下のような変化があった場合、当社グループの損益及び財務状況に影響が及ぶおそれがあります。 ① 現金を代替する決済の普及 将来、キャッシュレス化が更に進んだ場合は、ATM利用件数が減少し、当社の損益に影響が及ぶおそれがあります。 このような環境下においても、従来の概念にない新たなATMサービス(各種キャッシュレス決済への現金チャージ取引やATM受取(送金サービス)、本人認証サービス等を提供する「+Connect」等)を創造するなどして、ATMの社会的価値を拡大し、利用件数の向上を目指してまいります。 ② ATMサービスに関する競争の激化 当社は、コンビニエンスストア等に対してATMを設置する会社等との間では競合関係にあります。また、ATMネットワークを有する金融機関等がATM展開を積極化する場合には、当社との競合関係が拡大するおそれがあります。 将来、これらの会社等との競争が激化し、当社ATM利用者又はATM受入手数料の減少等が生じる場合、当社グループの損益及び財務状況に影響が及ぶおそれがあります。 ③ 経済条件の変更 当社が提携先から受取るATM受入手数料は、双方の事業にとって合理的と判断される水準に定めておりますが、ATM受入手数料の水準が引下げられた場合、またはATM受入手数料の水準が折合わず提携関係が解消された場合、当社グループの損益及び財務状況に影響が及ぶおそれがあります。 ④ ATM設置場所確保の環境悪化 当社はコンビニエンスストアを始め、駅や商業施設等にもATM設置を拡大し、安定的にATM設置場所を確保、拡大しておりますが、将来、ATM設置場所の確保、拡大に支障を来す場合、当社グループの損益に影響が及ぶおそれがあります。 ⑤ 法律改正等による提携先ビジネスへの影響 提携先のビジネスに関連する法令・規則等の改正により、提携先のお客さまの当社ATM利用件数が大幅に減少した場合には、ATM受入手数料収入の減少等により、当社グループの損益に影響が及ぶおそれがあります。 ⑥ 金利上昇 当社では、ATMプラットフォーム事業を行うために必要な現金を、預金や社債等により調達しておりますが、これらの資金調達コストは市場の金利動向に影響を受けております。 当社では、金利変動の影響を小さくするため長期固定金利での調達を行う等、相応の対策を講じておりますが、大幅な金利変動により予期せぬ資金調達コストの上昇が生じた場合には、当社グループの損益及び財務状況に影響が及ぶおそれがあります。 当社は、普通預金や定期預金、個人向けローンサービス、セブン銀行後払いサービス、海外送金サービス、デビットサービス等の提供を行っているほか、国内の連結子会社を通じて他金融機関等からの事務受託事業等に取組んでおります。しかし、これらのサービスが順調に拡大する保証はありません。 また、現在取扱っていない他の金融サービスの提供等、新事業を開始する可能性がありますが、これらが成功する保証はありません。これらの戦略的投資について、当初期待した効果が得られず戦略目的が達成できない場合、当社グループの損益及び財務状況に影響が及ぶおそれがあります。 (2)クレジットカード・電子マネー事業セグメント ① クレジットカードに関する競争の激化 クレジットカード業界では、規制緩和及び技術の進展により異業種からの新規参入等で競争が激化するとともに、競合他社との戦略の差別化が難しくなっており、当社グループが競争に十分対応することができない場合、当社グループの損益及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 経済条件の変更 当社グループが店舗や企業から受け取る加盟店手数料は、双方の事業にとって合理的と判断される水準に定めておりますが、加盟店手数料の水準が引下げられた場合、または加盟店手数料の水準が折合わず提携関係が解消された場合、当社グループの損益及び財務状況に影響が及ぶおそれがあります。 ③ 各種規制及び法制度の変更 当社グループは、現時点の規制に従って、また、規制上のリスクを伴って業務を遂行しております。当社グループの事業は、会社経営に係る一般的な法令諸規則のほか、金融関連法令諸規則の適用を受けておりますが、これらの法令諸規則は将来において改正もしくは解釈の変更や厳格化、又は新たな法的規制によって、当社グループの損益及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3)海外事業セグメント ① カントリーリスク 当社は、海外にATM運営を行う連結子会社を有しております。今後、これら連結子会社を取巻く政治・経済環境に大きな変化、あるいは自然災害等の不測の事態が生じた場合や、これら連結子会社の業績が不振に陥った場合は、当社グループの損益に影響が及ぶおそれがあります。 ② 金利上昇及び為替リスク 海外事業では、ATM事業を行うために必要な現金を金融機関等から調達しておりますが、市場金利が上昇した場合には、当社グループの損益に影響が及ぶおそれがあります。加えて、為替レートの変動により、当社グループの利益が減少する可能性があります。 ③ 犯罪等によるリスク 上記連結子会社のATM設置場所は日本国内と比べ治安が不安定な地域も含まれております。さまざまな犯罪を想定のうえ、十分な安全対策を講じておりますが、ATMへの物理的な攻撃その他想定外の犯罪に遭遇し、ATM損傷又はATM機内現金を盗取された場合、損失が生じるおそれがあります。 (4)固定資産の減損 当社は、有形固定資産や無形固定資産を保有しております。保有資産・連結子会社等の収益性悪化やその他資産価値の毀損等により減損処理が必要になった場合、当社グループの損益及び財務状況に影響が及ぶおそれがあります。 2.情報セキュリティ 当社グループでは、銀行業を中心とする金融サービスの安定的な提供にあたり、基本的な考え方を「情報セキュリティリスク管理規程」に定め、当社及び連結子会社における情報セキュリティリスク管理態勢の整備に努めております。また、インシデント対応等を実施するCSIRTは、当社及び連結子会社を横断したメンバーで構成され、訓練等を通じて対応力の維持・向上に取組んでおります。 しかしながら、サイバー攻撃の手法は高度化・巧妙化しており、不正アクセス、マルウェア感染、ランサムウェア攻撃、委託先その他のサードパーティを経由した攻撃等により、当社グループが保有する顧客情報等の漏洩、データの破壊・改ざん、ATM・決済サービスその他の金融サービスの中断等が発生する可能性があります。このような事象が発生した場合には、当社グループの損益に影響が及ぶおそれがあります。 3.システム障害 当社グループでは、システムリスク管理についての基本的な考え方を「システムリスク管理規程」に定め、規程に基づきシステム開発・運用を行うことで、効率的な開発・品質向上及び安定運用を実現できるよう努めております。また、常時2つのセンターが稼働するシステム構成の採用、サーバ・ネットワーク機器の冗長化、24時間365日の運用監視等、システム障害への対策を実施するとともに、重要度に応じたファイル・プログラム等のバックアップを行い、不測の事態に備え隔地保管を実施しております。 しかし、大地震、台風等の自然災害、停電、ネットワーク障害、人工知能(AI)等の新技術の悪意ある利用やその他要因による障害又は人為的なミスによるシステム機能停止等の危険性を完全に排除することはできず、その場合には、当社グループの損益に影響が及ぶおそれがあります。 4.外部委託先 当社グループは、ATM装填用現金の交換や各種システムの開発・運用のほか、ATMの保守・管理、コールセンター業務等の重要な業務を外部委託しております。また、預金口座開設に係る業務のうち、キャッシュカード発行・郵送業務等も外部委託しております。 現在、これらの外部委託先との関係は良好ですが、外部委託先の事業環境悪化等により委託手数料が高騰した場合や何らかの事情により外部委託先のサービス提供が困難になった場合等には、当社グループの損益に影響が及ぶおそれがあります。 5.その他の関係会社との関係 当社は、株式会社セブン&アイ・ホールディングス(東証プライム上場)の持分法適用会社であり、当連結会計年度末日現在において、同社は当社議決権の33.40%を所有しております。 当社ATMの約80%は同社子会社が運営するセブン‐イレブンの店舗内に設置されていることから、セブン‐イレブンの店舗内にATMを設置し続けることが困難になった場合やセブン‐イレブン店舗の来客数が著しく減少した場合には、当社グループの損益に影響が及ぶおそれがあります。 また、当社は、同社子会社の株式会社セブン‐イレブン・ジャパンに対してATM設置手数料を支払っておりますが、条件の大幅な変動により当社グループの損益に影響が及ぶおそれがあります。 各社に関連する重要な取引は、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表」の「注記事項(関連当事者情報)」に記載しております。 さらに、当社は、伊藤忠商事株式会社(東証プライム上場)の持分法適用会社であり、当連結会計年度末日現在において、同社は当社議決権の20.43%を所有しております。 また、同社とは2025年9月26日付で資本業務提携契約を締結しております。詳細については、「第2 事業の状況 5(4)資本業務提携に関する契約」及び「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表」の「注記事項(追加情報)(伊藤忠商事株式会社との資本業務提携契約の締結及び第三者割当による自己株式の処分)」に記載のとおりであります。 当社の事業戦略、人事政策、資本政策等は、全て当社が独立して主体的に検討の上、決定しております。しかしながら、将来において、何らかの要因により両社が経営方針や事業戦略(当社株式の保有方針も含む。)を変更した場合、当社の方針決定に何らかの影響を与えないという保証はありません。 6.マネー・ローンダリング及びテロ資金供与等、金融犯罪への対応 当社は、ATMを中心とした非対面取引を基本とした銀行としての特殊性を認識し、口座開設時の取引時確認を厳正に行っております。また、ATM利用状況、口座利用状況を随時監視し、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与等の金融犯罪防止に係る態勢強化に努め、お客さまの保護に注力しております。また、クレジットカード業、貸金業を営む株式会社セブン・カードサービス等の連結子会社においても、その業態のリスクに基づいたリスクベースのリスク管理態勢構築の更なる強化に取組んでおります。しかし、犯罪手口の急激な高度化・巧妙化により一時的に対策が追いつかない場合には、風評の悪化等により当社グループの社会的評価や損益に影響が及ぶおそれがあります。 7.訴訟 主に予防法務に重点を置き、弁護士等の専門家等と連携を取りながら、リスクの極小化に努めております。しかし、将来にわたって法令違反や不完全な契約締結等の法律上の問題を原因として、当社グループの損益及び財務状況に影響を及ぼす訴訟や係争が発生しない保証はありません。 8.法律改正等の影響 当社グループは、現行の法令・規則等に従い業務を遂行しておりますが、将来の法令改正等の内容及びその影響を予測しコントロールすることは困難であり、将来に亘り当社グループの想定どおりに事業を遂行できる保証はありません。 9.監督官庁の規制等 当社は、銀行法第4条第1項の規定に基づき、銀行業を営むことについての免許(免許書番号金監第1812号)の交付を受け、預金、為替、貸付業務をはじめとした種々の業務を営んでおります。ただし、銀行法第4条第4項の規定(注)に基づき当社の免許には一定の条件が付されており、今後、外貨預金等の新たな業務を行う場合には、改めて、監督官庁の長たる金融庁長官の承認が必要となります。 したがって、承認申請の進捗状況によっては、当社の事業計画どおりに新事業を展開できないおそれがあり、当社の損益に影響が及ぶおそれがあります。 また、銀行業については、銀行法第26条において業務の停止等及び同第27条において免許の取消し等の要件が定められており、当該要件に該当した場合、業務の停止及び免許の取消しを命じられるおそれがあります。 現時点で、当社はこれらの事由に該当する事実はないと認識しておりますが、将来、何らかの事由により業務の停止及び免許の取消し等があった場合には、当社の事業活動に支障をきたし、会社の損益に重大な影響を与えるおそれがあります。 (注)銀行法第4条第4項:内閣総理大臣は、前二項の規定による審査の基準に照らし公益上必要があると認めるときは、その必要の限度において、第一項の免許に条件を付し、及びこれを変更することができる。 10.自己資本比率の低下 当社は、海外営業拠点を有していないため、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)」に定められた国内基準である自己資本比率4%以上を維持する必要があります。 現状、当社の自己資本比率はこの水準を大幅に上回っております。しかし、本項に示した事業等に係る各種リスクが顕在化した場合、もしくは将来的に当該規制等が変更された場合に、その結果として要求される自己資本比率の水準を充足できなくなる可能性があります。 11.個人情報漏洩 当社は、銀行業務を行うに際して、多数の個人情報をはじめとするお客さまの情報を保有しております。当社は、「個人情報の保護に関する法律」に定められる個人情報取扱事業者として同法に基づき個人情報の利用目的の公表または通知、個人データの安全管理、本人からの保有個人データの開示請求等には十分留意し、その旨を「個人情報管理規程」に定め社内に周知徹底しております。さらに外部委託先との間で個人情報の取扱いに関する覚書を締結し、厳格な管理を徹底しておりますが、大規模な情報漏洩等により、お客さま等に甚大な被害を及ぼす事態が生じた場合には、監督官庁からの命令、罰則等の適用を受けるほか、当社への損害賠償請求や風評の悪化等により、当社グループの損益及び財務状況に影響が及ぶおそれがあります。 12.格付け低下等に伴う資金流動性等の悪化 現在、当社は、S&Pグローバル・レーティングから発行体格付けとして、長期「A-」(アウトルック「安定的」)及び短期「A-2」を得ているほか、株式会社格付投資情報センターから発行体格付け「AA-」(格付けの方向性は「安定的」)を得ております。 しかし、この格付けが将来にわたって維持できる保証はなく、引下げがあった場合には、当社の資本・資金調達に影響が及ぶおそれがあります。 13.人財の確保 当社グループでは、ATMプラットフォーム事業を中心とした業容の継続的な拡大に加え、新たな事業開拓のために必要とされる人財を確保することが、事業戦略上必要であると考えております。 当社グループは、人財採用に関して、他の金融機関のみならず、インターネットサービス関連企業やシステム関連企業と競合関係にあるために、必要とされる人財を採用・育成し定着を図ることができない場合には、当社グループの損益や今後の事業展開に影響が及ぶおそれがあります。 14.風評等 当社グループでは、「風評リスク管理規程」を定め、当該規程において、認識すべき風評リスクの範囲を以下のとおり定めております。 ・顧客やマーケット、インターネット、ソーシャル・ネットワーキング・サービスや電子メール等における当社 グループに関する風評、風説の類 ・マスコミの誤報もしくは恣意的な報道等によって発生する当社グループに関する風評等 ・システム障害、個人情報漏洩、事務ミス等の当社グループにて発生した事故もしくは経営の根幹に関する問題 等についての当社グループの不適切な外部対応に起因する外部からのネガティブな評価 ・提携先、外部委託先、その他取引先等に関する風評等 これらの風評リスクに対し、事実に基づき的確かつ緊急に対応することを基本方針とし、当社グループに損害をもたらし得る風評等の発生を抑止するとともに、万一の発生時には適切な対処をすること、及び当社グループにおいて事故もしくは経営の根幹に関わる問題等が発生した場合に適切な外部対応を実施することで、当社グループの損害発生を最小限にとどめることができるよう体制を整備しております。 しかし、当社グループは、提携先や外部委託先も多く、必ずしも当社に責めがない場合においても様々なトラブルに巻込まれるおそれがあり、その結果として風評等の悪化により社会的評価や損益に影響が及ぶおそれがあります。 15.感染症の発生及び拡大 当社グループでは、感染症の発生及び拡大時の対応として、「業務継続態勢規程」等の社内規程に基づき、緊急事態を想定した事業継続計画(BCP)を策定しております。これに基づき、当社及び外部委託先の従業員の感染を防止する体制を整備しておりますが、感染等の拡大が長期化し、事業運営に支障を来した場合には、当社グループの損益に影響が及ぶおそれがあります。 16.物価・人件費の高騰 地政学的な緊張の高まり等を背景とした資源価格上昇等や構造的な人手不足等に起因する人件費上昇などにより、ATM運営費用や部材調達コスト等も上昇した場合、事業運営に支障を来すほか、当社グループの損益に影響が及ぶおそれがあります。 17.気候変動の影響 気候変動により大雨・台風・洪水といった自然災害の頻度が増加した場合、ATMをはじめとする当社設備が損傷することで営業活動に支障を来すほか、影響が長引けば経済活動が制限されATMの利用低下等を招くなど、当社グループの損益に影響が及ぶおそれがあります。 当社では、気候変動は経営上重要な課題の一つと位置付け、2021年12月にTCFD提言に賛同しました。TCFDの枠組みに準拠し、事業活動に与える影響を検証するとともに、順次開示を進めてまいります。 18.M&A及び資本業務提携等に関するリスク 当社は、既存事業の強化や事業領域拡大のために、M&Aや他社との資本業務提携等を実施する可能性があります。これらのM&A等の実施に際しては、事前に対象企業の財務内容や契約内容、M&A等の成立後の事業計画等の審査・検討を十分に行い、リスクの低減に努めておりますが、これらのM&A等が成立し、当初の予定どおり進捗する保証はなく、また、M&A等の成立後に想定外の問題が発見されたり、事業環境の変化等により当初期待した効果が得られず戦略目的が達成できない可能性があります。これらの場合、当社グループの損益及び財務状況に影響が及ぶおそれがあります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及び キャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善や個人消費の持ち直しを背景に、緩やかな回復基調が続きました。一方、中東情勢の影響や、金利・為替相場の変動、米国の通商政策をめぐる動向が懸念されるなど、先行き不透明な状況も続いています。 このような環境の中、預貯金金融機関の取引件数や各種キャッシュレス決済の現金チャージ取引件数が堅調に推移したことによるATM総利用件数の増加等を主因に、経常収益は増収となりました。一方で、新型の第4世代ATMへの更改に伴う減価償却費増などにより費用も増加し、経常利益は減益となりました。また、当社グループのクレジットカード事業を推進する過程で発生した減損損失を特別損失として計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は減益となりました。 以上の結果、当連結会計年度の当社連結業績は、経常収益220,025百万円(前連結会計年度比2.6%増)、経常利益30,165百万円(同0.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益13,476百万円(同26.0%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 国内事業(銀行業その他)セグメントにおきましては、経常収益146,769百万円(前連結会計年度比5.2%増)、経常利益27,172百万円(同0.1%減)となりました。 クレジットカード・電子マネー事業セグメントにおきましては、経常収益30,670百万円(同5.7%減)、経常損失592百万円(前年同期は経常利益2,704百万円)となりました。 海外事業セグメントにおきましては、経常収益43,602百万円(前連結会計年度末比0.1%増)、経常利益3,583百万円(同914.4%増)となりました。 当連結会計年度の当社財政状態は、総資産1,545,743百万円(前連結会計年度末比49,766百万円増)、負債1,259,477百万円(同45,989百万円増)、純資産286,265百万円(同3,776百万円増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、892,764百万円(前連結会計年度末比137百万円増)となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、主に預金の純増減33,916百万円及び普通社債発行及び償還による増減50,000百万円等の増加要因が、貸出金の純増減△18,586百万円及びコールマネー等の純増減△35,000百万円等の減少要因を上回ったことにより、83,930百万円の収入となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出△136,706百万円、有形固定資産の取得による支出△9,947百万円及び無形固定資産の取得による支出△16,327百万円の減少要因が、有価証券の償還による収入73,990百万円等の増加要因を上回ったことにより、71,453百万円の支出となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出△50,824百万円及び配当金の支払額△11,862百万円等の減少要因が、自己株式の処分による収入51,375百万円の増加要因を上回ったことにより、11,652百万円の支出となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成にあたっての重要な事項は、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表」の「注記事項」に記載のとおりであります。 ② 国内事業(銀行業その他)セグメント 当連結会計年度は、預貯金金融機関の取引件数が底堅く推移したことに加え、各種キャッシュレス決済の現金チャージ取引件数が堅調に推移したことにより、ATM総利用件数は前年同期を上回る水準で推移いたしました。 2026年3月末現在のATM設置台数は28,536台(2025年3月末比1.9%増)、当連結会計年度のATM1日1台当たり平均利用件数は109.2件(前連結会計年度比1.1%増)、ATM総利用件数は1,122百万件(同3.0%増)となりました。なお、2019年から入替を進めてきた第4世代ATMは2025年3月末を以て全台の入替が完了しております。また、2026年3月末現在の提携金融機関等は696先(注)となりました。 さらに、ATMの設置を通じて、お客さまがより便利にサービスを利用できる環境の整備を推進するとともに、金融機関などの各種手続きをATMで受け付けるサービス「+Connect(プラスコネクト)」の提供など、ATMの可能性を広げるサービスプラットフォーム戦略も着実に進めております。 今後も物価上昇や金利・為替相場の変動、キャッシュレス化の進展等により、依然として先行き不透明な事業環境が予想されますが、ATMの社会的価値を現金プラットフォームからサービスプラットフォームへと進化させ、社会の変化・お客さまニーズの変化に柔軟に対応したATMプラットフォーム戦略を引続き推進してまいります。 (注)JAバンク及びJFマリンバンクについては、業態としてそれぞれ1つとしております。 2026年3月末現在、個人のお客さまの預金口座数は3,500千口座(2025年3月末比4.1%増)、個人向け預金残高は6,524億円(同7.3%増)、個人向けローンサービスの残高は792億円(同30.8%増)となりました。 また、「セブン銀行後払いサービス」の当連結会計年度における取扱高は1,035億円(前連結会計年度比35.5%増)となりました。 ③ クレジットカード・電子マネー事業セグメント 当社連結子会社の株式会社セブン・カードサービスは、クレジットカード事業・電子マネー事業を営んでおります。 2026年3月末時点でのクレジットカード会員数は308万人(2025年3月末比2.8%減)、金融商品残高は451億円(同0.6%減)となりました。なお、当連結会計年度のクレジットカードショッピング取扱高は7,637億円(前連結会計年度比3.6%減)となりました。 また、2026年3月末時点での電子マネー「nanaco」会員数は8,470万人(2025年3月末比1.6%増)、当連結会計年度の電子マネー取扱高は14,574億円(前連結会計年度比10.1%減)となりました。 ④ 海外事業セグメント 米国における当社連結子会社のFCTI, Inc.は、米国のセブン‐イレブン店舗等にATMを設置しており、2025年12月末時点のATM設置台数は9,583台(2024年12月末比15.0%増)となりました。 インドネシアにおける当社連結子会社のPT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONALは、インドネシア現地のコンビニチェーン店舗等にATMを設置しており、2025年12月末時点のATM設置台数は9,073台(2024年12月末比2.5%減)となりました。 フィリピンにおける当社連結子会社のPito AxM Platform, Inc.は、フィリピンのセブン‐イレブン店舗等にATMを設置しており、2025年12月末時点のATM設置台数は4,009台(2024年12月末比14.0%増)となりました。 また、マレーシアにおいては、当社連結子会社のReachful Malaysia Sdn. Bhd.が、2025年1月よりマレーシアのセブン‐イレブン店舗等へのATMの設置を開始し、2025年12月末時点のATM設置台数は98台となりました。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金・設備資金については、預金を主とする負債及び自己資本により充当しております。 当社グループの資金調達は、ATM装填用現金等の運転資金及びATM・システム関連投資等の設備投資資金の調達に大別され、金利動向等を踏まえてベースとなる資金を預金、長期借入や社債発行等により確保した上で、日々の調達額の変動をコール市場からの調達により賄っております。 当連結会計年度末における現金預け金は896,249百万円であり、上記運転資金・設備資金を十分な水準にて確保しており、また、資金流動性確保に懸念はないものと考えております。 なお、当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、上記「(1)② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ⑥ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」の「(2)目標とする経営指標」に記載のとおり、当社は、取巻く事業環境の大きな変化に対応し持続的に企業価値を向上させるため、中核事業であるATMプラットフォーム事業の磨き上げと、事業の多角化を推進しております。当社グループの持続可能性・成長性を最大化すべく2026年5月に公表した3か年見通しでは、連結経常収益及び連結経常利益拡大に重点を置いた施策を推進しております。 次期の業績予想については、以下のとおりです。 (連結業績予想) 2027年3月期 前年同期間比 経常収益   2,355億円   7.0%増 経常利益   295億円   2.2%減 親会社株主に帰属する当期純利益   170億円   26.1%増 ※前提となる為替レート:U.S.$1=154.00円 (セブン銀行単体業績予想) 2027年3月期 前年同期間比 経常収益   1,490億円   4.2%増 経常利益   250億円   6.3%減 当期純利益   170億円   5.6%減 (3)国内・海外別収支 当連結会計年度の資金運用収支は前連結会計年度比3,531百万円増加し12,522百万円、役務取引等収支は同3,583百万円増加し145,824百万円、その他業務収支は同340百万円減少し△83百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   9,456   △465   -   8,990 当連結会計年度   12,790   △268   -   12,522 うち資金運用収益   前連結会計年度   10,584   505   -   11,089 当連結会計年度   15,473   393   -   15,866 うち資金調達費用   前連結会計年度   1,127   971   -   2,098 当連結会計年度   2,682   661   -   3,344 役務取引等収支   前連結会計年度   121,656   20,584   -   142,241 当連結会計年度   122,291   23,539   △6   145,824 うち役務取引等収益   前連結会計年度   155,121   42,774   △0   197,895 当連結会計年度   158,026   42,961   △6   200,981 うち役務取引等費用   前連結会計年度   33,464   22,190   △0   55,654 当連結会計年度   35,734   19,421   -   55,156 その他業務収支   前連結会計年度   255   1   -   257 当連結会計年度   △85   2   -   △83 うちその他業務収益   前連結会計年度   263   1   -   264 当連結会計年度   144   2   -   146 うちその他業務費用   前連結会計年度   7   -   -   7 当連結会計年度   229   -   -   229 (注)1.「国内」とは、当社及び国内に本店を有する連結子会社(以下、「国内連結子会社」という。)でありま す。 2.「海外」とは、海外に本店を有する連結子会社(以下、「海外連結子会社」という。)であります。 3.特定取引収支はありません。 4.「相殺消去額」には、「国内」、「海外」間の内部取引の相殺消去額等を記載しております。 (4)国内・海外別資金運用/調達の状況 当連結会計年度の資金運用勘定平均残高は前連結会計年度比23,618百万円増加し258,806百万円、利息は同4,777百万円増加し15,866百万円、利回りは6.13%となりました。また、資金調達勘定平均残高は同53,084百万円減少し1,022,577百万円、利息は同1,245百万円増加し3,344百万円、利回りは0.32%となりました。 ① 国内 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   244,136   10,584   4.33 当連結会計年度   269,306   15,473   5.74 うち貸出金   前連結会計年度   63,413   9,671   15.25 当連結会計年度   82,173   12,473   15.17 うち有価証券   前連結会計年度   146,145   359   0.24 当連結会計年度   157,448   1,231   0.78 うちコールローン   前連結会計年度   27,104   77   0.28 当連結会計年度   24,593   166   0.67 うち預け金   前連結会計年度   7,473   475   6.36 当連結会計年度   5,091   1,601   31.46 資金調達勘定   前連結会計年度   1,060,569   1,127   0.10 当連結会計年度   1,008,329   2,682   0.26 うち預金   前連結会計年度   867,380   517   0.05 当連結会計年度   881,002   1,833   0.20 うち譲渡性預金   前連結会計年度   716   1   0.19 当連結会計年度   380   1   0.26 うちコールマネー   前連結会計年度   130,471   348   0.26 当連結会計年度   48,930   253   0.51 うち借用金   前連結会計年度   1,832   7   0.42 当連結会計年度   5,014   50   0.99 うち社債   前連結会計年度   60,808   251   0.41 当連結会計年度   70,958   503   0.70 (注)1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。 2.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。 3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。 ② 海外 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   10,324   505   4.89 当連結会計年度   8,870   393   4.43 うち貸出金   前連結会計年度   29   0   1.91 当連結会計年度   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   20   -   - 当連結会計年度   20   -   - うちコールローン   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   10,274   505   4.91 当連結会計年度   8,850   393   4.44 資金調達勘定   前連結会計年度   15,092   971   6.43 当連結会計年度   14,248   661   4.64 うち預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   15,092   971   6.43 当連結会計年度   14,216   661   4.65 うち社債   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - (注)1.一部の海外連結子会社については、原則として月末毎の残高に基づく平均残高等を利用しております。 2.「海外」とは、海外連結子会社であります。 ③ 合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り (%) 小計   相殺消去額(△)   合計   小計   相殺消去額(△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   254,461   △19,273   235,187   11,089   -   11,089   4.71 当連結会計年度   278,177   △19,371   258,806   15,866   -   15,866   6.13 うち貸出金   前連結会計年度   63,442   -   63,442   9,672   -   9,672   15.24 当連結会計年度   82,173   -   82,173   12,473   -   12,473   15.17 うち有価証券   前連結会計年度   146,165   △19,273   126,892   359   -   359   0.28 当連結会計年度   157,468   △19,371   138,097   1,231   -   1,231   0.89 うちコールローン   前連結会計年度   27,104   -   27,104   77   -   77   0.28 当連結会計年度   24,593   -   24,593   166   -   166   0.67 うち預け金   前連結会計年度   17,748   -   17,748   980   -   980   5.52 当連結会計年度   13,942   -   13,942   1,995   -   1,995   14.30 資金調達勘定   前連結会計年度   1,075,662   -   1,075,662   2,098   -   2,098   0.19 当連結会計年度   1,022,577   -   1,022,577   3,344   -   3,344   0.32 うち預金   前連結会計年度   867,380   -   867,380   517   -   517   0.05 当連結会計年度   881,002   -   881,002   1,833   -   1,833   0.20 うち譲渡性預金   前連結会計年度   716   -   716   1   -   1   0.19 当連結会計年度   380   -   380   1   -   1   0.26 うちコールマネー   前連結会計年度   130,471   -   130,471   348   -   348   0.26 当連結会計年度   48,930   -   48,930   253   -   253   0.51 うち借用金   前連結会計年度   16,925   -   16,925   979   -   979   5.78 当連結会計年度   19,230   -   19,230   711   -   711   3.69 うち社債   前連結会計年度   60,808   -   60,808   251   -   251   0.41 当連結会計年度   70,958   -   70,958   503   -   503   0.70 (注)「相殺消去額」とは、連結会社間に係る相殺消去額であります。 (5)国内・海外別役務取引の状況 当連結会計年度の役務取引等収益は、ATM関連業務159,240百万円及び為替業務3,922百万円等により合計で前連結会計年度比3,085百万円増加し200,981百万円となりました。役務取引等費用は、ATM関連業務39,732百万円及び為替業務1,802百万円等により合計で同498百万円減少し55,156百万円となりました。 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   155,121   42,774   △0   197,895 当連結会計年度   158,026   42,961   △6   200,981 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   235   -   -   235 当連結会計年度   256   -   -   256 うち為替業務   前連結会計年度   3,913   -   -   3,913 当連結会計年度   3,922   -   -   3,922 うちATM関連業務   前連結会計年度   113,733   42,667   -   156,400 当連結会計年度   116,475   42,765   -   159,240 役務取引等費用   前連結会計年度   33,464   22,190   △0   55,654 当連結会計年度   35,734   19,421   -   55,156 うち為替業務   前連結会計年度   1,845   -   -   1,845 当連結会計年度   1,802   -   -   1,802 うちATM関連業務   前連結会計年度   20,619   20,833   -   41,452 当連結会計年度   21,612   18,120   -   39,732 (注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。 2.「海外」とは、海外連結子会社であります。 3.「相殺消去額」には、「国内」、「海外」間の内部取引の相殺消去額等を記載しております。 (6)国内・海外別預金残高の状況 ○預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   841,344   -   -   841,344 当連結会計年度   875,261   -   -   875,261 うち流動性預金   前連結会計年度   630,940   -   -   630,940 当連結会計年度   619,876   -   -   619,876 うち定期性預金   前連結会計年度   209,967   -   -   209,967 当連結会計年度   254,959   -   -   254,959 うちその他   前連結会計年度   436   -   -   436 当連結会計年度   425   -   -   425 譲渡性預金   前連結会計年度   800   -   -   800 当連結会計年度   300   -   -   300 総合計   前連結会計年度   842,144   -   -   842,144 当連結会計年度   875,561   -   -   875,561 (注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。 2.「海外」とは、海外連結子会社であります。 3.流動性預金=普通預金 4.定期性預金=定期預金 (7)国内・海外別貸出金残高の状況 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内   72,257   100.00   90,843   100.00 個人   72,257   100.00   90,843   100.00 その他   -   -   -   - 合計   72,257   -   90,843   - (注)「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。また、海外の貸出金期末残高はありません。 (8)国内・海外別有価証券の状況 ○有価証券残高(末残) 種類   期別   国内   海外   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   29,845   -   -   29,845 地方債   前連結会計年度   59,596   -   -   59,596 当連結会計年度   58,750   -   -   58,750 短期社債   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - 社債   前連結会計年度   38,879   -   -   38,879 当連結会計年度   71,733   -   -   71,733 株式   前連結会計年度   2,548   20   -   2,568 当連結会計年度   2,466   20   -   2,486 その他の証券   前連結会計年度   39,019   -   △19,361   19,657 当連結会計年度   25,005   -   △19,965   5,039 合計   前連結会計年度   140,043   20   △19,361   120,702 当連結会計年度   187,799   20   △19,965   167,855 (注)1.「国内」とは、当社及び国内連結子会社であります。 2.「海外」とは、海外連結子会社であります。 3.「その他の証券」には、外国株式を含んでおります。 4.「相殺消去額」には、当社及び海外連結子会社の資本連結に伴い相殺消去した金額を記載しております。 (自己資本比率の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:百万円、%) 2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   29.91 2.連結における自己資本の額   241,142 3.リスク・アセットの額   806,103 4.連結総所要自己資本額   32,244 単体自己資本比率(国内基準) (単位:百万円、%) 2026年3月31日 1.自己資本比率(2/3)   42.75 2.単体における自己資本の額   223,886 3.リスク・アセットの額   523,636 4.単体総所要自己資本額   20,945 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当社の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(百万円)   金額(百万円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   98   176 危険債権   -   - 要管理債権   -   0 正常債権   176,200   209,586

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