本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

京葉銀行

The Keiyo Bank, Ltd.8544 · Prime · 銀行業

千葉県地盤の地方銀行。預貸業務を中心に総合金融サービスを提供。

概要

千葉県を地盤とする第二地方銀行。1943年に3つの無尽会社が合併して設立され、1989年に普通銀行へ転換した。預金・貸出を主力とし、クレジットカードや信用保証などの関連子会社を持つ。2025年3月期の連結経常収益は1,087億円、総資産は6兆6,534億円。東京証券取引所プライム市場に上場している。

銀行業と子会社で構成されるグループ体制

京葉銀行グループは、銀行本体と3つの連結子会社で構成される。本体は千葉県を中心に預金、貸出、為替、有価証券投資、国債・投資信託・保険の窓口販売、信託代理店業務を行う。連結子会社の京葉銀キャピタル&コンサルティングはファンド運営・M&A・コンサルティング、京葉銀カードはクレジットカード、京葉銀保証サービスは信用保証・担保評価を担当する。グループ全体で個人から法人まで幅広い金融サービスを提供している。

収益構造と財務体質の変遷

連結経常収益は2013年3月期の738億円から長らく横ばいが続いたが、2025年3月期には1,087億円に増加した。親会社株主に帰属する当期純利益は同期間で151億円から159億円へと微増している。資金運用収支が収益の中心で、2025年3月期は550億円と前年比57億円増加した。一方でその他業務収支は▲203億円と悪化しており、国債等債券売却損の影響が大きい。純資産は3,305億円と着実に積み上がっている。

千葉県内に広がる店舗網と預貸金

2025年3月期末の預金残高は5兆6,312億円、貸出金残高は4兆5,500億円。預貸率は約80.8%と地域銀行として健全な水準にある。千葉県内に多数の店舗を構え、地域密着型の営業を展開する。本部機能は千葉市中央区に置き、登記上の本店は富士見一丁目、主要な本部業務は千葉みなと本部で行っている。従業員数(連結)は1,837名。

りそなHDとの提携と新システム稼働

2021年8月、株式会社りそなホールディングスと戦略的業務提携に関する協定を締結した。共同でアプリ開発などのサービス拡充を進めている。2025年1月には新勘定系システムが稼働し、システム基盤を刷新した。2024年3月には長期ビジョン「+αVision 90」と第20次中期経営計画を策定し、営業人員250名増強やストラクチャードファイナンス強化などの成長戦略を打ち出している。

業界の中での役割は地域金融機関(銀行業)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,087億円
経常利益
225億円
利益率
20.7%
純利益
159億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業主力

千葉県を中心に、預金業務、貸出業務、内国為替、外国為替、有価証券投資、国債・投資信託・保険の窓口販売、信託代理店業務等の金融サービスを提供。地域の個人・法人顧客に対応。

主な製品・サービス2
預金業務
普通預金、定期預金等の預金商品を提供。地域の資金吸収と資産運用の基盤。
貸出業務
事業性融資、住宅ローン、個人ローン等。地域経済の資金需要に応える。

02その他(関連事業)準主力

連結子会社によるファンド運営、M&A・コンサルティング、クレジットカード、信用保証・担保評価業務。銀行業務を補完し、顧客に幅広いサービスを提供。

主な製品・サービス3
ファンド運営業務
投資ファンドの運営・管理(京葉銀キャピタル&コンサルティング)。
クレジットカード業務
クレジットカードの発行・加盟店管理(京葉銀カード)。
信用保証業務
融資に係る信用保証、担保評価(京葉銀保証サービス)。

製品と技術

預金業務で地域の資金を吸収

普通預金、定期預金などの預金商品を提供している。預金は資金調達の基盤であり、2025年3月期末の預金残高は5兆6,312億円に達する。個人向けには定期預金の金利優遇キャンペーンなどを実施し、地元顧客の資金を安定的に集めている。ATMやインターネットバンキングを通じて利便性を高めている。

地域企業と個人向けの貸出業務

貸出業務は事業性融資と住宅ローン・個人ローンが柱である。2025年3月期末の貸出金残高は4兆5,500億円。千葉県内の中小企業向け融資に強みを持ち、地域経済の資金需要に応えている。個人向け住宅ローンも積極的に取り扱い、長期的な顧客関係を築いている。貸出金利息が資金運用収益の大部分を占める。

子会社を通じた周辺金融サービス

連結子会社を通じて銀行業務を補完するサービスを提供する。京葉銀カードはクレジットカードの発行と加盟店管理を行い、キャッシュレス決済の需要に対応。京葉銀保証サービスは融資に係る信用保証と担保評価を手掛け、リスク管理を支援する。京葉銀キャピタル&コンサルティングは投資ファンドの運営やM&A・コンサルティングを担当し、法人顧客の高度なニーズに応えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

千葉県地盤の地域銀行、首都圏で存在感

地銀セクターで、千葉県を地盤とする中堅行。いよぎん、しずおかなど他の地銀と比較して、預貸規模は中位だが、首都圏経済の恩恵を受けやすい。企業向け融資や個人向け住宅ローンで地域密着型の営業を展開。楽天銀行などのネット銀行が参入し、競争が激化する中、対面サービスの強みを活かす。直近の売上は増加しているが、営業利益率の開示がないため、収益性の詳細は不明。他行との差別化として、地域の中小企業向けコンサルティングに注力。

強み

  • 千葉県内に広い店舗網を持ち、地域顧客との強固な関係を構築。
  • 東京近郊の経済成長を取り込み、融資需要の拡大が見込める。
  • 地域企業向けの融資や経営相談で、他行との差別化を図る。
  • 地域住民の預金が安定的で、資金調達コストが低い。

課題

  • 長引く低金利で利ざやが縮小し、収益改善が課題。
  • 楽天銀行など低価格のオンラインサービスが顧客を奪う可能性。
  • 地域の人口減少や高齢化で、融資需要が縮小する恐れ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字が京葉銀行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18304あおぞら銀行4,758億円18.4倍
27164全国保証4,416億円13.2倍
38381山陰合同銀行4,130億円17.6倍
48410セブン銀行4,017億円28.1倍
58388阿波銀行3,880億円24.5倍
68544京葉銀行3,563億円21.4倍
78522名古屋銀行3,525億円17.3倍
88370紀陽銀行3,378億円14.8倍
98361大垣共立銀行3,377億円17.6倍
108341七十七銀行3,046億円16.4倍
118714池田泉州ホールディングス3,029億円17.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

三つの無尽会社が合併して設立された1943年

1943年3月、千葉無尽株式会社、大昭無尽株式会社、千葉共栄無尽株式会社の3社が合併し、千葉合同無尽株式会社として設立された。資本金は70万円、本店は千葉市院内町に置かれた。その後1945年7月には国民共済無尽株式会社を吸収合併している。この時期、無尽会社は相互金融の担い手として地域の資金需要に応えていた。

相互銀行への転換と株式上場

1951年10月、相互銀行の営業免許を取得し、商号を株式会社千葉相互銀行に変更した。相互銀行法に基づく業務を開始し、地域金融機関としての地位を固めた。1973年4月に東京証券取引所市場第二部に上場し、翌1974年2月には第一部に指定替えとなった。上場により資金調達手段を拡大し、事業基盤を強化した。

普通銀行へ転換し京葉銀行に改称

1989年2月、金融自由化の流れの中で普通銀行へ転換し、商号を株式会社京葉銀行に変更した。これにより預金保険や業務範囲が拡大し、より幅広い金融サービスが可能となった。同年4月には担保付社債信託業務も開始している。転換を機に、地域密着型の銀行としての成長を加速させた。

多様な金融サービスを拡充した1990年代

1994年1月に信託代理店業務を開始し、1998年12月には証券投資信託の窓口販売を始めた。2001年4月には保険商品の銀行窓口販売も開始し、預金・貸出以外の収益源を拡大した。子会社では1989年に京葉銀カード、1998年に京葉銀保証サービスを設立し、グループ全体でのサービス網を整えている。

新たな成長戦略とシステム刷新

2015年3月に本部棟「千葉みなと本部」が竣工し、業務拠点を集約した。2019年4月には京葉銀キャピタル&コンサルティングを設立し、ファンド運営やM&A助言に参入した。2021年8月にはりそなホールディングスと戦略的業務提携を結び、共同でのサービス開発を進めた。2025年1月には新勘定系システムが稼働し、デジタル化に対応した基盤を構築している。

年表33件を開く

1940年代

  • 1943年3月創業千葉市に本店を置く千葉無尽株式会社、館山市に本店を置く大昭無尽株式会社及び山武郡東金町に本店を置く千葉共栄無尽株式会社の3社が合併し、千葉合同無尽株式会社を設立(設立日 同年3月31日、資本金 700千円、本店 千葉市院内町)
  • 1944年6月本店移転(千葉市本町二丁目)
  • 1945年7月M&A国民共済無尽株式会社を吸収合併

1950年代

  • 1951年10月商号変更相互銀行の営業免許を取得、商号を株式会社千葉相互銀行に変更

1960年代

  • 1965年5月本店新築移転(千葉市富士見一丁目)

1970年代

  • 1973年4月上場当行株式を東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1974年2月上場当行株式を東京証券取引所市場第一部に上場
  • 1974年8月外国為替業務取扱開始 事務センター(千葉市美浜区幸町)を新設
  • 1975年4月第1期オンラインシステム稼働

1980年代

  • 1983年4月国債等公共債の窓口販売業務開始
  • 1985年11月第2期総合オンラインシステム稼働
  • 1986年6月債券ディーリング業務開始
  • 1987年7月海外コルレス業務開始
  • 1988年1月第1回国内無担保転換社債 150億円発行
  • 1989年1月株式会社京葉銀カードを設立(現・連結子会社)
  • 1989年2月商号変更普通銀行へ転換し、商号を株式会社京葉銀行に変更
  • 1989年6月担保付社債信託業務開始

1990年代

  • 1994年1月信託代理店業務開始
  • 1998年1月新総合オンラインシステム稼働
  • 1998年3月株式会社京葉銀保証サービスを設立(現・連結子会社)
  • 1998年12月証券投資信託の窓口販売業務開始

2000年代

  • 2001年4月保険商品の銀行窓口販売業務開始
  • 2003年12月個人向け国債のATMによる取扱開始
  • 2005年6月貸金庫指静脈認証システム取扱開始

2010年代

  • 2015年3月本部棟「千葉みなと本部」竣工
  • 2016年6月執行役員制度導入
  • 2018年12月指名報酬等諮問委員会設置
  • 2019年4月株式会社京葉銀キャピタル&コンサルティングを設立(現・連結子会社)

2020年代

  • 2021年6月業績連動型株式報酬制度導入
  • 2021年8月株式会社りそなホールディングスと戦略的業務提携に関する協定締結
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2024年3月長期ビジョン「+αVision 90」及び第20次中期経営計画『「+αVision 90」フェーズ1』策定
  • 2025年1月新勘定系システム稼働

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業人員増強250名

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新勘定系システムの活用と店舗戦略

    2025年1月稼働の新勘定系システムを中核に、土日営業拠点など地域特性に応じた店舗戦略を推進し、りそなHD共同開発アプリのサービス拡充など、お客さまの利便性向上に取り組む。

  2. 02

    ストラクチャードファイナンスの強化

    本部組織改定により「戦略ファイナンス部」を新設し、特定事業や資産のキャッシュフローに着目したストラクチャードファイナンスへの取り組みを強化。様々な資金調達ニーズに対応し、収益拡大を加速する。

  3. 03

    人的資本投資と人財育成

    営業人員250名増強による人財ポートフォリオ再構築、自律的キャリア形成支援と「スキルの見える化」による組織的人財育成、管理職評価の見直し、さらにキャリア採用で高度人財を獲得し社内へノウハウ浸透を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,837人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は756万円で、9期前と比べて+19.8%平均年齢は39.2歳、平均勤続年数は16.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月2,082
2018年3月2,049
2019年3月63138.015.91,976
2020年3月64338.216.11,955
2021年3月64738.416.21,977
2022年3月66038.716.51,941
2023年3月67739.316.91,881
2024年3月69839.517.01,832
2025年3月72039.516.91,824
2026年3月75639.216.51,837

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)59.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
銀行業 — 千葉県322億円
銀行業 — 千葉県115億円
銀行業 — 東京都90百万円
その他 — 千葉県16百万円
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社京葉銀キャピタル &コンサルティング
    千葉市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社京葉銀カード
    千葉市 中央区 · 連結子会社
    議決権42.1%
  • 国内
    株式会社京葉銀保証 サービス
    千葉市 中央区 · 連結子会社
    議決権43.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,087億円経常利益225億円前期と比べると増収増益で、売上が+35.2%、利益が+23.6%。

売上高
+35.2%
1,087億円
経常利益
+23.6%
225億円
純利益
+24.2%
159億円
利益率
20.7%
前期比 -1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,087億円
純利益190億円159億円
1株あたり配当¥66¥66

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は399億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+101.5%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q15016
2024年1Q19831
2024年2Q16929
2024年3Q18130
2024年4Q15419
2025年2Q39683
2025年4Q40845
2026年2Q49792
2026年4Q59067
2027年1Q39963

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は738億円から1,087億円へ1.5倍に増えた。経常利益率は34.7%から20.7%になった。経常収益は3期、純利益は3期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月73825634.7151
2014年3月71126136.7153
2015年3月71825635.7149
2016年3月70524034.0152
2017年3月66617726.6116
2018年3月65117827.3121
株式会社京葉銀キャピタル&コンサルティングを設立(現・連結子会社)
2019年3月67515723.3105
2020年3月6818212.056
2021年3月63012019.074
2022年3月65716224.7112
2023年3月65615223.2104
2024年3月70215722.4109
2025年3月80418222.6128
2026年3月1,08722520.7159

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益1,087億円のうち、経常利益として残るのは225億円20.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は159億円、売上の14.6%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金79.3%862億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.7%225億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
20.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.1pt
14.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.8pt
5.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−1,121億円、投資CFが697億円で、差し引きのフリーCFは−424億円期末の手元現金は8,689億円

決算期営業CF兆円投資CF億円財務CF億円現金残高兆円
2013年3月0.02−285−280.04
2014年3月0.15712−310.26
2015年3月0.08−253−520.31
2016年3月−0.02541−910.33
2017年3月−0.07−513−390.21
2018年3月−0.02960−280.29
2019年3月−0.05419−280.27
2020年3月0.02−452−380.25
2021年3月0.37−998−220.51
2022年3月1.33−1,186−431.72
2023年3月−0.51267−371.23
2024年3月−0.18−14−441.05
2025年3月−0.08−403−510.92
2026年3月−0.11697−600.87

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は6.7兆円。このうち返さなくてよい自己資本が3,305億円で、自己資本比率は4.8%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月3.942,3683.705.9
2014年3月4.122,4673.885.9
2015年3月4.352,7704.076.2
2016年3月4.492,8314.216.2
2017年3月4.602,8324.326.0
2018年3月4.792,9394.506.0
2019年3月4.902,9494.605.9
2020年3月4.992,8234.715.5
2021年3月5.552,9815.255.2
2022年3月6.902,9606.614.2
2023年3月6.582,9616.284.4
2024年3月6.553,2896.224.9
2025年3月6.563,1076.254.6
2026年3月6.653,3056.324.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
2,120億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
6.3兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは経常収益成長率79社中9位あたり、逆に低いのはROE79社中57位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.1%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
4.8%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率上位前期からの売上の伸び
35.2%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,818で、1年前と比べて+135.7%過去52週の値幅のなかでは91%の位置にある。

¥2,818-0.5%1ヶ月+7.4%1年+135.7%時価総額3,563億円
過去52週の値幅
安値¥1,188高値¥2,972

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.4倍
PER (会社予想)17.4倍
PBR1.03倍
配当利回り2.34%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-3.28%と調整する一方、年初来では+123.85%と大幅高。25日線(2707.68円)をやや下回る水準で推移し、75日線(2548.52円)は上回る。52週高値2972円に対し、8月21日終値2687円は約9.6%下にあり、高値圏でのもみ合い。出来高は7月下旬に70万株超の日があったものの、直近は30万〜50万株とやや減少傾向。RSIは52.04と中立圏で、方向感は乏しい。週足では上昇トレンドの維持が確認できるが、短期的な調整が継続するか注目。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

銀行業のためPBR 0.98倍は1倍未満で常態的な水準。PER 20.42倍は業界平均の16.97倍を上回り、やや割高感がある。配当利回り2.46%は平均の2.38%をやや上回る。ROE 5.06%は平均と同水準。経常収益は増加傾向で、今期予想PERは16.6倍と改善見込み。総合的に業界平均と比較してほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.4倍17.5倍
PER (予想)17.4倍
PBR1.03倍1.01倍
ROE5.1%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、地域経済の回復と金利上昇が収益を押し上げるかどうかにある。強気派は、千葉県の経済成長と金利上昇による貸出利ざや拡大で増益が続くと見る。弱気派は、人口減少や競争激化により貸出が伸び悩み、金利上昇の恩恵も限定的と懸念する。決算では貸出金利回りや預貸率、不良債権比率が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 金利上昇の恩恵

    日本銀行の利上げにより貸出金利が上昇し、利ざや拡大が期待される。

  • 地域経済の回復

    千葉県は人口増加や企業進出が続き、融資需要が堅調。

  • 収益拡大の実績

    2026年3月期の予想純利益は159億円と過去最高を見込む。

  • 2026年3月期売上高1087億円で前期比35.2%増通年影響

    売上高は804億円→1087億円と35.2%増。地域金融では高い成長性を示す。

  • 純利益159億円と3期連続増益決算発表後影響

    純利益は109→128→159億円と拡大。決算での上振れ期待が株価を支える。

  • フォワードPER16.3倍と実績20.08倍から改善決算発表後影響

    予想PERは16.3倍と実績20.08倍を3.78ポイント下回り、割高感が後退する。

  • PBR0.96倍と解散価値近辺の割安感継続影響

    PBR0.9616倍と1倍を下回り、資産価値対比で株価に下支え要因。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    メガバンクや他の地銀が県内に進出し、貸出競争が厳しい。

  • 人口減少の影響

    長期的には人口減少で貸出需要が縮小する可能性がある。

  • 金利上昇の副作用

    預金金利も上昇し、利ざや拡大が限定的になる恐れ。

  • 増収率35.2%に対し純利益増は24.2%通年影響

    売上高の伸びほど純利益が伸びず、費用増が利益を圧迫する構図。

  • 営業利益非開示で増収の質を確認できず不定影響

    売上高1087億円に対し営業利益の開示がなく、収益性の変化を検証できない。

  • ROE5.06%と資本効率が低水準継続影響

    ROE5.06%はPBR1倍割れの主因。資本効率の改善なしには評価は上がりにくい。

  • 株価1年で131.06%上昇の反動リスク不定影響

    1年間の株価上昇率は131.06%と急伸。目先の利益確定売りが重し。

次の決算で確かめる点
貸出金利回り
金利上昇が収益に与える影響を測るため
預貸率
資金運用の効率性を示し、収益性に直結するため
不良債権比率
融資先の信用リスクと資産の質を確認するため
経常収益
本業の収益力のトレンドを把握するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり66で、前期から+40.0%いまの株価に対する利回りは2.34%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥66
1株あたり
配当利回り
2.34%
いまの株価に対して
配当性向
32.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2225.0
2018年3月220.024.0
2019年3月17−25.027.6
2020年3月2021.247.5
2021年3月18−10.033.7
2022年3月2113.923.8
2023年3月227.327.0
2024年3月249.127.7
2025年3月3025.029.0
2026年3月4240.032.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥66

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ15,164人。区分でいちばん多いのは金融機関32.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.9%を占め、残る50.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関41.140.938.934.433.932.1
個人・その他25.626.526.727.329.128.2
外国法人13.614.215.718.216.620.2
事業法人17.516.917.417.617.417.8
自己株式5.95.75.55.36.94.0
証券会社2.11.51.22.52.91.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.70
02株式会社千葉銀行4.04
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.40
04京葉銀行職員持株会3.00
05住友生命保険相互会社2.82
06MORGAN STANLEY & CO. LLC(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)2.52
07千葉県民共済生活協同組合2.45
08明治安田生命保険相互会社2.35
09野村 絢(常任代理人 三田証券株式会社)2.08
10住友不動産株式会社1.98

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+144%、1株純資産は14期で+221%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月548406.89.920.5
2014年3月558746.48.019.2
2015年3月549925.813.020.3
2016年3月561,0505.57.219.1
2017年3月441,0604.210.925.0
2018年3月922,1974.310.324.0
2019年3月802,1993.68.127.6
2020年3月432,1262.012.647.5
2021年3月572,2412.68.133.7
2022年3月872,2883.85.723.8
2023年3月822,3143.66.927.0
2024年3月872,6153.58.727.7
2025年3月1042,5094.18.629.0
2026年3月1322,6955.115.332.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

20名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は20名。2026/3期の役員報酬は総額367百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
熊谷俊行取締役会長6885,000
藤田剛取締役頭取(代表取締役)5820,000
市川達史取締役副頭取(代表取締役)6227,000
藤﨑一男取締役 専務執行役員(代表取締役)6320,000
國井智之取締役 常務執行役員5916,000
山﨑資郎取締役 常務執行役員5714,000
内村廣志取締役76
戸部知子取締役69
上西京一郎取締役68
稗田一浩常勤監査役6518,000
尾池伸一常勤監査役6312,000
小野功監査役825,000
残りの役員8名を開く
氏名役職年齢保有株数
花田力監査役82
岩原淳一監査役79
深山孝夫取締役 常務執行役員5610,000
笹川証取締役 常務執行役員5512,000
三枝紀生取締役77
山本二雄取締役67
田村麻理子取締役 監査等委員61
向畑留美子取締役 監査等委員48

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6155935029950
監査役2414121
社外取締役727274

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容535字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当行グループ(当行及び当行の関係会社)は、当行及び連結子会社3社で構成され、銀行業務を中心とした金融サービスを提供しております。 当行及び当行の関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。 なお、当行グループは、報告セグメントが「銀行業」のみであり、セグメント情報の記載を省略しているため、事業区分は「銀行業」と「その他」としております。 〔銀行業〕 当行は、千葉県を主要な営業基盤とする地域金融機関として、預金業務、貸出業務を中心に、内国為替業務、外国為替業務、日本銀行代理店等の代理業務、有価証券投資業務、国債等公共債・投資信託・保険商品の窓口販売業務、信託代理店業務等を行い、地域のお客さまに幅広い金融商品・サービスを提供しております。 〔その他〕 連結子会社の株式会社京葉銀キャピタル&コンサルティングにおいては、ファンド運営業務、M&A業務及び コンサルティング業務を行っております。 連結子会社の株式会社京葉銀カードにおいては、クレジットカード業務を行っております。 連結子会社の株式会社京葉銀保証サービスにおいては、信用保証業務及び担保評価業務を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,603字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。 (1) 経営方針・経営環境等 2025年度の金融経済情勢を顧みますと、わが国経済は、物価上昇の継続や米国の通商政策の影響を受けつつも、政府の経済対策や雇用・所得環境の改善などに支えられ、緩やかな回復が続いております。 当行の営業基盤である千葉県経済においても、個人消費や雇用情勢で回復の動きがみられるなど、県内景気は総じて緩やかに持ち直しました。 金融面においては、日本銀行による政策金利の引き上げなどにより、長期金利は一時2.30%を超え、27年ぶりの高水準で推移しました。日経平均株価は、企業の業績改善や政府の政策期待などを背景に、期初から上昇基調となり、58,000円台となる史上最高値を更新しましたが、期末にかけては中東情勢の緊迫化により51,000円台まで下落するなど先行きの不確実性は高まりました。 こうした中、京葉銀行グループは「お客さま満足度№1のソーシャル・ソリューショングループ」を目指す姿とし、2024年度から2026年度までの3年間を計画期間とする、第20次中期経営計画『「+αVision 90」フェーズ1~挑戦と変革~』を推進しております。 (2) 優先的に対処すべき事業上および財務上の課題 地域金融機関を取り巻く経営環境は、日本銀行の政策金利引き上げに伴う「金利のある世界」の定着とともに、地域金融力強化へ向けた一部地銀における再編や、デフレ・コストカット型経済から新たな成長型経済への移行が期待されるなど、大きな転換期にあると捉えております。また、人口減少・少子高齢化の進展による労働力不足、AI技術の急速な発展やサステナビリティの意識の高まりなどにより、地域社会・お客さまの課題は一層多様化・高度化しております。 このような環境のもと、当行グループは、長期ビジョンで掲げた目指す姿である「お客さま満足度№1のソーシャル・ソリューショングループ」の実現に向けて、経営資源の次世代化により社会課題の解決力を強化しております。2025年1月に稼働した新勘定系システムの活用を中核に、土日営業拠点など地域特性に応じた店舗戦略の推進や、りそなホールディングスと共同開発したアプリのサービス拡充など、お客さまの利便性の向上に努めてまいります。また、本部組織の改定を行い「戦略ファイナンス部」を新設し、ストラクチャードファイナンス(注)などへの取り組みを強化しております。さまざまな資金調達ニーズにお応えすることで、地域の発展に貢献するとともに、当行グループの収益拡大にも繋がる成長戦略を加速させてまいります。 そして、人的資本投資の拡大については、営業人員250名の増強による人財ポートフォリオの再構築を推進していくとともに、自律的なキャリア形成サポートと「スキルの見える化」による組織的な人財育成、および管理職評価の見直しを行ってまいります。さらに、高度なスキルや経験を持つ人財をキャリア採用し、そのノウハウを行内へ浸透させることで、当行職員の「質」の向上へ努めてまいります。 社会課題の解決が企業の持続可能性や事業機会へと直結する時代において、社会価値と経済価値の両立を図り、当行グループの持続的な成長と企業価値の向上を実現してまいります。 これからも皆さまからの信頼、ご期待にお応えできるよう、京葉銀行グループの役職員一同全力を尽くしてまいりますので、引き続き力強いご支援を賜りますようお願い申し上げます。 (注)ストラクチャードファイナンス:特定の事業(プロジェクト)や資産(アセット)から生じるキャッシュフローに着目したファイナンス手法。
事業等のリスク6,306字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社。以下、本項目においては「当行」という。)が判断したものであります。 当行は、これらのリスクの発生可能性を認識したうえで、リスクの抑制を図るとともに、万一リスクが顕在化した場合は迅速かつ適切な対応に努めてまいります。 (1) 信用リスク ① 予想を上回る貸倒の発生 当行は、債務者の状況や担保等による債権の保全状況、貸倒による損失の発生状況並びに債務者の状況と相関性の高いマクロ経済指標の予想等に基づき貸倒損失額を見積り、貸倒引当金を計上しております。今後の景気動向や貸出先の経営状況の変動並びに予期せぬ自然災害やパンデミックの発生等によって、実際の貸倒が当該予想に基づく貸倒引当金を大幅に上回り、当行の与信関連費用が増加する可能性があります。当行は貸出先の経営状況等をモニタリングし、適切な貸倒引当金の計上に努めております。 ② 担保価値の下落 当行は、破綻先及び実質破綻先等に係る債権については、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除して貸倒引当金を計上または債権額から直接減額(以下「部分直接償却」という。)しております。担保となっている不動産や有価証券等の担保価値が下落すると、貸倒引当金の積み増しや部分直接償却の追加が必要となり、当行の与信関連費用が増加する可能性があります。 ③ 権利行使の困難性 不動産市場における流動性の欠如や不動産価格の下落、有価証券の価格の下落等により、担保となっている不動産や有価証券等を換金することや、貸出先の保有するこれらの資産に対して強制執行することが事実上できず、当行の与信関連費用が増加する可能性があります。 ④ 地域経済の動向 当行は、千葉県を主要な営業基盤としており、貸出先の多くが千葉県内に所在することから、信用リスクの増減については、千葉県の経済動向の影響を受ける可能性があります。また、千葉県や近接する地域において大規模な地震や台風等の自然災害が発生した場合、貸出先の経営状態が悪化する等、当行の業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 市場リスク ① 金利リスク 当行は、資金運用を主に貸出金や有価証券により、資金調達を主に預金により行っておりますが、運用資産と負債は金利更改等の期日に差があるため、市場金利が変動することにより、利鞘が縮小し、当行の財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当行は金利動向の予測、金利リスク量の把握、分析等を行い、金利の変動リスクを管理しております。 ② 価格変動リスク (ⅰ) 保有株式の価格変動リスク 当行が保有している市場性のある株式について、株式市場の動向によっては減損または評価損が発生し、当行の業績に影響を及ぼすとともに自己資本比率の低下を招く可能性があります。なお、株式の保有は自己資本の水準と比較すると限定的であり、銘柄分散にも努めております。 (ⅱ) 保有債券等の価格変動リスク 当行は、国債を中心とする各種債券の保有や売買を行っております。これらは、金利、為替相場、発行体の信用、債券の需給環境等が変動するリスクに晒されており、予期せぬ市場変動により業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 なお、債券総体に占める国債の割合が高く、信用リスクは限定的となっているほか、残存期間別の保有残高が分散されるよう管理しております。 (3) 流動性リスク 当行は、深刻な金融システム不安の発生や、当行の信用状態が悪化した場合には、必要な資金が確保できず資金繰りの悪化や通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより、当行の業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当行は、流動性の確保と不測の事態にも対応できる資金調達枠の管理を行うとともに、資金繰りの状況に応じた適切なリスク管理を行っております。 (4) オペレーショナルリスク ① 事務リスク 役職員等による過誤や不正行為及び事故等により、当行に損失が発生する可能性があります。また、こうした事態への対応費用の発生や社会的信用の失墜等により、当行の業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。こうしたリスクを抑制するため、事務取扱規定に基づく正確な事務処理を徹底し、適正な人事ローテーションを行うとともに、事務の多様化や取引量の増加に対しては事務処理の集中化やシステム化による効率化と堅確化により、事務処理体制の整備・強化に取り組んでおります。また、監査部門や事務管理部門、コンプライアンス部門などの本部管理部署で適切な事務管理態勢の検証・指導を実施しているほか、事務リスク情報の収集を行うことで、事務ミスの把握・改善方法の検討・削減施策の展開を促す態勢を構築しております。 ② システムリスク 当行が保有するコンピュータシステムは、お客さまや各種決済機構等のシステムとオンラインで接続されており、コンピュータシステムの品質不良や人為的ミスのほか、サイバー攻撃、コンピュータウイルス感染、自然災害及びテロ等の外的要因により、コンピュータシステム等に障害が発生する可能性があり、障害の規模によっては当行の業務運営や業績、財務状況、社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。当行は、大規模なシステム障害が発生した場合に業務運営やサービス提供への影響を極小化するため、コンティンジェンシー・プランを制定するとともに、訓練を通じて態勢整備に努め、早期復旧できるよう取り組んでおります。基幹システムについてはコンピュータや回線、電気設備等の二重化を実施し、コンピュータセンターの被災に備えたバックアップセンターを整備するとともに、重要情報の分散保管を実施する等の対策を講じております。 ③ サイバーセキュリティに係るリスク サイバー攻撃やコンピュータウイルス感染等によりコンピュータシステムの停止や情報漏洩等のインシデントが発生した場合、不測の損失の発生、社会的信用低下等により、当行の業績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当行では、多層の技術的対策を講じることによりインシデント発生防止に努めておりますが、インシデントが発生した場合に業務運営やサービス提供への影響を極小化するため、コンティンジェンシー・プラン、インシデント対応マニュアル等を制定して行内の態勢整備に努め、人材育成や定期的な訓練等を実施するなど、深刻化するサイバー攻撃やコンピュータウイルス感染等の脅威に対して、対策の実効性向上に継続的に取り組んでおります。 ④ 情報漏洩のリスク 当行は、多くの個人情報や内部情報を保有しております。役職員等による過誤や不正行為及び事故等により、こうした情報が漏洩または紛失した場合、お客さまからの損害賠償請求や社会的信用の失墜等から、当行の業務運営や業績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当行は、情報管理に関する規定を整備し、役職員等に対する教育・研修の徹底や業務委託先に対する監督等の厳格な情報管理態勢を構築しているほか、情報の一元管理やセキュリティ対策等のシステム上の対策を実施しております。 ⑤ コンプライアンスリスク 役職員等の法令違反行為等による多大な損失の発生や、訴訟事件の発生により、業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当行は、コンプライアンスを経営の最重要課題と位置づけ、職場での啓蒙や研修を行い、コンプライアンス態勢の充実と強化に取り組んでおります。 ⑥ マネー・ローンダリング及びテロ資金供与、拡散金融その他制裁対象違反対策に係るリスク マネー・ローンダリング及びテロ資金供与、拡散金融その他制裁対象違反対策に関連した法令等を遵守できない場合には、当行の信用や業績、業務運営に影響を及ぼす可能性があります。当行は、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与、拡散金融その他制裁対象違反対策について、マネー・ローンダリング等防止基本規定等を制定し、リスクベース・アプローチに基づく強固な内部管理態勢の構築に取り組んでおります。 ⑦ 風評リスク 当行に対する否定的な報道や悪質な風説・風評の流布等により、その内容の正確性に関わらず、当行の評判が悪化し、当行の株価や業績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当行はこうした風評リスクに関するモニタリングを実施するとともに、リスクが顕在化した場合の対応について関連規定を整備しております。 ⑧ 災害等の発生及び感染症流行に係るリスク 当行は、千葉県を中心に事業を展開し、お取引先や当行の役職員、営業店舗等の施設も千葉県に集中しております。千葉県や近接する地域において大規模な自然災害が発生した場合、当行の業務の全部または一部が停止するほか、お取引先の業績悪化による信用リスクの増加等を通じて、当行の業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、新興感染症の拡大や流行により、業務継続に必要な人員が不足するおそれがあり、当行の業務の全部または一部が停止するほか、地域経済の停滞等を通じて、当行の業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当行はこれらの事態に備え、可能な限りの業務を継続するための業務継続計画を策定しております。また、業務継続計画の実効性を高めるため、緊急時における出勤体制等を整備しております。 ⑨ 労務リスク 人事処遇や勤務管理及びハラスメント等人事労務上の問題や職場の安全衛生管理上の問題等に関連する重大な訴訟等の発生により、当行の信用や業績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当行ではワークライフバランスを支える各種制度及び体制を整備するとともに、法令に基づく適正な労務管理、ハラスメント防止に関する従業員教育等の徹底に努めております。 (5) その他リスク ① 自己資本に係るリスク 当行は、海外営業拠点を有していないため、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)」における国内基準が適用され、4%以上の自己資本比率を維持する必要があります。当行の自己資本比率が4%を下回った場合、金融庁長官より業務の全部または一部の停止を含む様々な命令を受ける可能性があります。 当行の自己資本比率に影響を及ぼす要因には以下のものが含まれます。 ・債務者の信用状態悪化による与信関連費用の増加 ・有価証券ポートフォリオの価値の低下 ・繰延税金資産の回収可能性判断に基づく繰延税金資産の取崩しによる自己資本の減少 ・自己資本比率の基準及び算定方法の変更 ・本項に記載した事業等に係る各種リスクの顕在化 当行では、業務の健全性及び適切性を確保し、質・量ともに十分な自己資本を維持するとともに、リスクに見合った自己資本比率の確保に努めております。 ② 固定資産の減損に係るリスク 当行が所有する固定資産の収益性の低下や価格の下落、使用方法の変更等により減損損失が発生した場合には、業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 退職給付債務(年金債務)に係るリスク 当行は、確定給付型の退職給付制度として確定給付企業年金制度及び退職一時金制度、確定拠出型の制度として確定拠出年金制度を設けております。確定給付型の制度において、年金資産や退職給付信託の運用利回りが想定を下回った場合や、退職給付債務を計算する前提となる数理上の前提や仮定に変更があった場合及び退職給付制度の変更があった場合には、数理計算上の差異や過去勤務費用等が発生し、当行の財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 こうしたリスクを抑制するため、負債と資産の総合的な管理を行っており、中長期的なシミュレーション等により、年金制度運営の健全性を確認しております。また、年金資産の運用においては、将来にわたって健全な年金制度運営を維持することを重視しており、国内外の債券及び株式への分散投資を中心とし、リスクの高い取引に対しては慎重に取り組む方針としております。 ④ 格付低下に係るリスク 当行は、外部格付会社より発行体格付を取得しております。格付会社が、日本国債及び日本の金融システムに対する評価や、当行の信用状態に対する評価を見直すことにより、当行の格付が引き下げとなる可能性があります。この場合、資本及び資金調達コストの上昇や、資金の流出及び新たな資金調達が困難になること等により、業務運営や業績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 規制変更に係るリスク 当行は、法律、規則及び実務慣行等の規制に従って業務を行っております。将来において、これらの規制の変更によって当行の業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当行は、日常より情報収集に努め、こうした事態に備え、迅速に対応できる体制等を整備しております。 ⑥ 競争に係るリスク 金融制度の大幅な規制緩和に伴い、金融業界の競争は激化しております。当行がこうした競争的な事業環境において競争優位を得られない場合、当行の業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当行は、お客さまの利便性向上に資する施策を通じて、競合に対する差別化を図っております。 ⑦ ビジネス戦略が奏功しないリスク 当行は、収益力の増強のため様々なビジネス戦略を実施しておりますが、競合状況や市場環境により戦略が功を奏さないか、当初想定していた結果をもたらさず、当行の業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当行は、経営会議等において、多面的な検討を行ったうえで経営計画や各種施策を策定しております。また、進捗について評価・分析を行い、必要に応じ計画等を見直すなど機動的な運営体制としております。 ⑧ 人材確保に係るリスク 当行は、多数の従業員を雇用しており、有能な人材の確保や育成に努めておりますが、十分な人材の確保・育成ができない場合や優秀な人材の流出を防止できない場合、当行の競争力や効率性が低下し、業績または財務状態に影響を及ぼす可能性があります。当行では新卒採用とともに専門性の高い外部人材を積極的に採用しております。また、研修体制の充実や公平な評価処遇制度の仕組みにより、従業員のエンゲージメントを高め、人材の定着を図っております。 ⑨ 気候変動に係るリスク 気候変動を要因とする自然災害により、お取引先の業績悪化や担保価値の毀損等の発生を通じて、当行の与信関連費用が増加する可能性があります。また、脱炭素社会への移行過程において気候関連の規則や税制の変更等により、中長期的に影響を受けるセクターに対して当行の与信関連費用が増加する可能性があります。こうした気候変動に関するリスクへの対応や開示が不十分であるとみなされた場合、当行の業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当行は、当該リスクに係る影響を把握・分析するとともに、情報開示に向けた取り組みを強化しております。
経営成績の分析 (MD&A)17,329字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当行グループ(当行及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、当行グループは、銀行業以外にファンド運営業務、M&A業務、コンサルティング業務、クレジットカード業務、信用保証業務及び担保評価業務等を営んでおりますが、それらの事業の全セグメントに占める割合が継続的に僅少であるため、セグメント情報の記載を省略しております。 (財政状態) 総資産は、貸出金の増加等により、前連結会計年度末比916億円増加し6兆6,534億円となりました。負債は、預金の増加等により、前連結会計年度末比719億円増加し6兆3,229億円となりました。純資産は、利益剰余金やその他有価証券評価差額金の増加等により、前連結会計年度末比197億円増加し3,305億円となりました。 主要勘定の残高は、貸出金4兆5,500億円(前連結会計年度末比1,868億円増加)、有価証券1兆1,280億円(同454億円減少)、預金5兆6,312億円(同947億円増加)となりました。 (経営成績) 経常収益は、貸出金利息や有価証券利息配当金等の資金運用収益や株式等売却益の増加により、前連結会計年度比282億85百万円増加し1,086億56百万円となりました。 経常費用は、預金利息等の資金調達費用や国債等債券売却損の増加により、前連結会計年度比240億47百万円増加し862億4百万円となりました。 この結果、経常利益は前連結会計年度比42億37百万円増加し224億52百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は31億56百万円増加し159億12百万円となりました。 (キャッシュ・フロー) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ③ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報」に記載のとおりであります。 なお、「生産、受注及び販売の実績」等については、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 ① 国内・国際業務部門別収支 国内業務部門は、資金運用収支が前連結会計年度比54億98百万円増加し528億50百万円、役務取引等収支が前連結会計年度比97百万円減少し89億59百万円、その他業務収支が前連結会計年度比128億34百万円減少し△199億66百万円となりました。 国際業務部門は、資金運用収支が前連結会計年度比1億72百万円増加し21億73百万円、役務取引等収支が前連結会計年度比3百万円増加し△45百万円、その他業務収支が前連結会計年度比1億9百万円増加し△3億66百万円となりました。 以上により合計では、資金運用収支が前連結会計年度比56億71百万円増加し550億24百万円、役務取引等収支が前連結会計年度比93百万円減少し89億14百万円、その他業務収支が前連結会計年度比127億24百万円減少し△203億32百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   47,352   2,000   -   49,352 当連結会計年度   52,850   2,173   -   55,024 うち資金運用収益   前連結会計年度   52,088   2,086   68   54,106 当連結会計年度   66,844   2,428   235   69,037 うち資金調達費用   前連結会計年度   4,736   85   68   4,753 当連結会計年度   13,993   254   235   14,013 役務取引等収支   前連結会計年度   9,057   △49   -   9,007 当連結会計年度   8,959   △45   -   8,914 うち役務取引等収益   前連結会計年度   14,021   39   -   14,060 当連結会計年度   13,951   67   -   14,018 うち役務取引等費用   前連結会計年度   4,963   89   -   5,052 当連結会計年度   4,991   113   -   5,104 その他業務収支   前連結会計年度   △7,131   △475   -   △7,607 当連結会計年度   △19,966   △366   -   △20,332 うちその他業務収益   前連結会計年度   996   294   -   1,290 当連結会計年度   1,763   134   -   1,897 うちその他業務費用   前連結会計年度   8,128   770   -   8,898 当連結会計年度   21,729   500   -   22,229 (注) 1.「国内業務部門」は当行及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2.資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度2百万円、当連結会計年度6百万円)を控除して表示しております。 3.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。 ② 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況 資金運用勘定平均残高は、国内業務部門が6兆4,033億93百万円、国際業務部門が1,135億98百万円となり、両部門の資金貸借の相殺消去後の合計で前連結会計年度比343億81百万円減少し6兆4,100億61百万円となりました。資金運用勘定利息は、国内業務部門が668億44百万円、国際業務部門が24億28百万円となり、合計で前連結会計年度比149億31百万円増加し690億37百万円となりました。この結果、資金運用勘定利回りは、国内業務部門1.04%、国際業務部門2.13%、合計で1.07%となりました。 資金調達勘定平均残高は、国内業務部門が6兆2,451億75百万円、国際業務部門が1,145億6百万円となり、両部門の資金貸借の相殺消去後の合計で前連結会計年度比384億8百万円減少し6兆2,527億52百万円となりました。資金調達勘定利息は、国内業務部門が139億93百万円、国際業務部門が2億54百万円、合計で前連結会計年度比92億60百万円増加し140億13百万円となりました。この結果、資金調達勘定利回りは、国内業務部門0.22%、国際業務部門0.22%、合計で0.22%となりました。 A.国内業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   6,437,642   52,088   0.80 当連結会計年度   6,403,393   66,844   1.04 うち貸出金   前連結会計年度   4,256,668   39,250   0.92 当連結会計年度   4,439,315   50,752   1.14 うち商品有価証券   前連結会計年度   3,105   10   0.32 当連結会計年度   2,690   9   0.36 うち有価証券   前連結会計年度   1,079,857   10,531   0.97 当連結会計年度   988,812   11,013   1.11 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   1,097   4   0.36 当連結会計年度   1   0   0.49 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引支払保証金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   998,678   2,223   0.22 当連結会計年度   865,636   4,833   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   6,283,361   4,736   0.07 当連結会計年度   6,245,175   13,993   0.22 うち預金   前連結会計年度   5,544,923   3,609   0.06 当連結会計年度   5,589,412   11,631   0.20 うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   273   0   0.27 当連結会計年度   6,645   32   0.49 うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   467,631   1,110   0.23 当連結会計年度   361,749   2,016   0.55 うちコマーシャル・ペーパー   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   273,255   18   0.00 当連結会計年度   289,909   254   0.08 (注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社の貸出金については、月末毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2.「国内業務部門」は、当行及び連結子会社の円建取引であります。 3.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度38,576百万円、当連結会計年度42,749百万円)を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度3,020百万円、当連結会計年度3,020百万円)及び利息(前連結会計年度2百万円、当連結会計年度6百万円)をそれぞれ控除して表示しております。 B.国際業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   105,034   2,086   1.98 当連結会計年度   113,598   2,428   2.13 うち貸出金   前連結会計年度   6,687   111   1.67 当連結会計年度   6,205   97   1.57 うち商品有価証券   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   94,003   1,923   2.04 当連結会計年度   103,415   2,284   2.20 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   959   46   4.81 当連結会計年度   1,106   43   3.93 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引支払保証金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - 資金調達勘定   前連結会計年度   106,034   85   0.08 当連結会計年度   114,506   254   0.22 うち預金   前連結会計年度   7,588   17   0.22 当連結会計年度   7,339   19   0.26 うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコマーシャル・ペーパー   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   3   0   3.80 (注) 1.「国際業務部門」は、当行及び連結子会社の外貨建取引、円建対非居住者取引及び特別国際金融取引勘定分等であります。 2.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度17百万円、当連結会計年度17百万円)を控除して表示しております。 3.当行の外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式により算出しております。 C.合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り(%) 小計   相殺消去 額(△)   合計   小計   相殺消去 額(△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   6,542,677   98,235   6,444,442   54,174   68   54,106   0.83 当連結会計年度   6,516,991   106,930   6,410,061   69,273   235   69,037   1.07 うち貸出金   前連結会計年度   4,263,356   -   4,263,356   39,362   -   39,362   0.92 当連結会計年度   4,445,520   -   4,445,520   50,850   -   50,850   1.14 うち商品有価証券   前連結会計年度   3,105   -   3,105   10   -   10   0.32 当連結会計年度   2,690   -   2,690   9   -   9   0.36 うち有価証券   前連結会計年度   1,173,861   -   1,173,861   12,454   -   12,454   1.06 当連結会計年度   1,092,227   -   1,092,227   13,297   -   13,297   1.21 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   2,057   -   2,057   50   -   50   2.44 当連結会計年度   1,108   -   1,108   43   -   43   3.93 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち債券貸借取引支払保証金   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   998,678   -   998,678   2,223   -   2,223   0.22 当連結会計年度   865,636   -   865,636   4,833   -   4,833   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   6,389,395   98,235   6,291,160   4,822   68   4,753   0.07 当連結会計年度   6,359,682   106,930   6,252,752   14,248   235   14,013   0.22 うち預金   前連結会計年度   5,552,512   -   5,552,512   3,626   -   3,626   0.06 当連結会計年度   5,596,751   -   5,596,751   11,650   -   11,650   0.20 うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   273   -   273   0   -   0   0.27 当連結会計年度   6,645   -   6,645   32   -   32   0.49 うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   467,631   -   467,631   1,110   -   1,110   0.23 当連結会計年度   361,749   -   361,749   2,016   -   2,016   0.55 うちコマーシャル・ペーパー   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   273,255   -   273,255   18   -   18   0.00 当連結会計年度   289,912   -   289,912   254   -   254   0.08 (注) 1.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度38,594百万円、当連結会計年度42,766百万円)を、資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度3,020百万円、当連結会計年度3,020百万円)及び利息(前連結会計年度2百万円、当連結会計年度6百万円)をそれぞれ控除して表示しております。 2.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。 ③ 国内・国際業務部門別役務取引の状況 役務取引等収益は、前連結会計年度比42百万円減少し140億18百万円となりました。このうち国内業務部門が全体の99%を占めております。 役務取引等費用は、前連結会計年度比51百万円増加し51億4百万円となりました。このうち国内業務部門が全体の97%を占めております。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   14,021   39   -   14,060 当連結会計年度   13,951   67   -   14,018 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   5,590   0   -   5,591 当連結会計年度   5,658   -   -   5,658 うち為替業務   前連結会計年度   1,961   46   -   2,008 当連結会計年度   2,068   72   -   2,141 うち証券関連業務   前連結会計年度   1,681   -   -   1,681 当連結会計年度   1,632   -   -   1,632 うち代理業務   前連結会計年度   1,261   -   -   1,261 当連結会計年度   1,124   -   -   1,124 うち保護預り・貸金庫業務   前連結会計年度   704   -   -   704 当連結会計年度   654   -   -   654 うち保証業務   前連結会計年度   55   0   -   55 当連結会計年度   46   0   -   46 役務取引等費用   前連結会計年度   4,963   89   -   5,052 当連結会計年度   4,991   113   -   5,104 うち為替業務   前連結会計年度   230   46   -   277 当連結会計年度   258   67   -   326 (注) 1.「国内業務部門」は、当行(外国為替取引を除く)及び連結子会社(海外取引を除く)であります。 2.「国際業務部門」は、当行の外国為替取引及び連結子会社の海外取引であります。 ④ 国内・国際業務部門別預金残高の状況 ○預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   5,529,179   7,278   -   5,536,458 当連結会計年度   5,623,840   7,403   -   5,631,243 うち流動性預金   前連結会計年度   3,817,051   -   -   3,817,051 当連結会計年度   3,838,060   -   -   3,838,060 うち定期性預金   前連結会計年度   1,688,851   -   -   1,688,851 当連結会計年度   1,761,807   -   -   1,761,807 うちその他   前連結会計年度   23,277   7,278   -   30,556 当連結会計年度   23,973   7,403   -   31,376 譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - 総合計   前連結会計年度   5,529,179   7,278   -   5,536,458 当連結会計年度   5,623,840   7,403   -   5,631,243 (注) 1.「国内業務部門」は当行及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は当行の外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 2.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 3.定期性預金=定期預金 ⑤ 貸出金残高の状況 A.業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)   4,363,203   100.00   4,550,008   100.00 製造業   236,786   5.43   256,054   5.63 農業,林業   3,352   0.08   3,318   0.07 漁業   2,090   0.05   4,411   0.10 鉱業,採石業,砂利採取業   5,354   0.12   4,480   0.10 建設業   238,565   5.47   240,076   5.28 電気・ガス・熱供給・水道業   62,698   1.44   65,716   1.44 情報通信業   16,743   0.38   13,019   0.28 運輸業,郵便業   112,843   2.58   116,637   2.56 卸売業,小売業   231,594   5.31   240,808   5.29 金融業,保険業   204,547   4.69   218,713   4.81 不動産業,物品賃貸業   998,260   22.88   1,104,113   24.27 各種サービス業   292,702   6.71   288,490   6.34 地方公共団体   152,795   3.50   120,441   2.65 その他   1,804,868   41.36   1,873,725   41.18 特別国際金融取引勘定分   -   -   -   - 政府等   -   -   -   - 金融機関   -   -   -   - その他   -   -   -   - 合計   4,363,203   ―   4,550,008   ― (注) 「国内」とは、当行及び連結子会社であります。 B.外国政府等向け債権残高 「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げることとしておりますが、前連結会計年度及び当連結会計年度ともに該当ありません。 ⑥ 国内・国際業務部門別有価証券の状況 ○有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   540,629   -   -   540,629 当連結会計年度   496,445   -   -   496,445 地方債   前連結会計年度   181,831   -   -   181,831 当連結会計年度   192,356   -   -   192,356 社債   前連結会計年度   83,086   -   -   83,086 当連結会計年度   77,573   -   -   77,573 株式   前連結会計年度   108,715   -   -   108,715 当連結会計年度   114,222   -   -   114,222 その他の証券   前連結会計年度   153,614   105,655   -   259,269 当連結会計年度   139,058   108,406   -   247,465 合計   前連結会計年度   1,067,877   105,655   -   1,173,533 当連結会計年度   1,019,655   108,406   -   1,128,062 (注) 1.「国内業務部門」は、当行(外国証券を除く)及び連結子会社(外国証券を除く)であります。 2.「その他の証券」には、外国証券を含んでおります。 (自己資本比率等の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   10.55 2.連結における自己資本の額   2,848 3.リスク・アセットの額   26,979 4.連結総所要自己資本額   1,079 単体自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.単体自己資本比率(2/3)   10.52 2.単体における自己資本の額   2,832 3.リスク・アセットの額   26,919 4.単体総所要自己資本額   1,076 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   95   97 危険債権   387   393 要管理債権   85   83 正常債権   43,278   45,124 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 ① 経営成績の分析 A.主な収支 資金運用収支は、貸出金利息の増加等により前連結会計年度比56億71百万円増加し550億24百万円となりました。 役務取引等収支は、前連結会計年度比93百万円減少し89億14百万円となりました。 その他業務収支は、有価証券ポートフォリオの見直しのため、利回りの低い国債を中心に売却を進めたことにより前連結会計年度比127億24百万円減少し△203億32百万円となりました。 その他経常収支は、株式等関係損益の増加等により前連結会計年度比134億5百万円増加し201億74百万円となりました。 こうしたことから、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比31億56百万円増加し159億12百万円となりました。 前連結会計年度(A)   当連結会計年度(B)   増減(B)-(A) 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支       49,352   55,024   5,671 資金運用収益       54,106   69,037   14,931 資金調達費用(金銭の信託運用見合費用控除後)       4,753   14,013   9,260 役務取引等収支       9,007   8,914   △93 役務取引等収益       14,060   14,018   △42 役務取引等費用       5,052   5,104   51 その他業務収支       △7,607   △20,332   △12,724 その他業務収益       1,290   1,897   606 その他業務費用       8,898   22,229   13,331 連結粗利益       50,752   43,606   △7,146 営業経費       39,305   41,321   2,016 その他経常収支       6,768   20,174   13,405 その他経常収益       10,913   23,702   12,789 その他経常費用       4,144   3,528   △616 (実質与信関連費用)       1,095   1,077   △18 (株式等関係損益)       9,064   22,879   13,815 経常利益       18,214   22,452   4,237 特別損益       △292   △134   157 特別利益       12   0   △11 特別損失       304   135   △168 税金等調整前当期純利益       17,922   22,317   4,394 法人税等合計       4,990   6,246   1,256 当期純利益       12,932   16,070   3,137 非支配株主に帰属する当期純利益       175   157   △18 親会社株主に帰属する当期純利益   12,756   15,912   3,156 (注) 連結粗利益=資金運用収支+役務取引等収支+その他業務収支 B.実質与信関連費用 実質与信関連費用は、前連結会計年度比18百万円減少し10億77百万円となりました。 前連結会計年度(A)   当連結会計年度(B)   増減(B)-(A) 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 実質与信関連費用   1,095   1,077   △18 貸倒償却引当費用   1,096   1,086   △10 貸出金償却   53   5   △48 個別貸倒引当金繰入額   332   1,168   835 一般貸倒引当金繰入額   40   △536   △577 貸出債権流動化・売却損   0   0   △0 信用保証協会責任共有制度負担金   587   478   △108 その他の与信関係費用   81   △29   △111 償却債権取立益   1   9   8 C.株式等関係損益 株式等売却益は前連結会計年度比128億6百万円増加、株式等売却損は10億9百万円減少し、株式等関係損益は、前連結会計年度比138億15百万円増加し228億79百万円の利益となりました。 前連結会計年度(A)   当連結会計年度(B)   増減(B)-(A) 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 株式等関係損益   9,064   22,879   13,815 株式等売却益   10,534   23,340   12,806 株式等売却損   1,469   460   △1,009 株式等償却   -   0   0 ② 財政状態の分析 A.貸出金 貸出金残高は、中小企業向けの貸出や住宅ローン等を中心に、前連結会計年度末比1,868億円増加し4兆5,500億円となりました。 前連結会計年度末(A)   当連結会計年度末(B)   増減(B)-(A) 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 貸出金   4,363,203   4,550,008   186,805 住宅ローン   1,717,546   1,787,749   70,202 中小企業向け   1,623,006   1,703,419   80,412 B.有価証券 有価証券残高は、前連結会計年度末比454億円減少し1兆1,280億円となりました。 前連結会計年度末(A)   当連結会計年度末(B)   増減(B)-(A) 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 有価証券   1,173,533   1,128,062   △45,470 国債   540,629   496,445   △44,184 地方債   181,831   192,356   10,524 社債   83,086   77,573   △5,513 株式   108,715   114,222   5,507 その他の証券   259,269   247,465   △11,804 C.預金 預金残高は、個人預金が前連結会計年度末比540億円増加するなど順調に推移した結果、前連結会計年度末比947億円増加し5兆6,312億円となりました。 前連結会計年度末(A)   当連結会計年度末(B)   増減(B)-(A) 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金   5,536,458   5,631,243   94,785 個人預金   4,395,060   4,449,130   54,069 D.純資産の部 純資産の部合計は、前連結会計年度末比197億円増加し3,305億円となりました。 利益剰余金は、親会社株主に帰属する当期純利益159億円や配当金支払42億円により、前連結会計年度末比75億円増加し2,119億円となりました。 その他有価証券評価差額金は、前連結会計年度末比66億円増加し124億円となりました。 前連結会計年度末(A)   当連結会計年度末(B)   増減(B)-(A) 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 純資産の部合計   310,724   330,501   19,777 資本金   49,759   49,759   - 資本剰余金   39,704   39,714   9 利益剰余金   204,450   211,955   7,504 自己株式   △7,889   △5,249   2,640 その他有価証券評価差額金   5,801   12,475   6,673 ③ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、1,120億68百万円の支出超過(前連結会計年度比286億19百万円支出増加)となりました。調達面では「預金の純増」による資金増加が947億85百万円、「債券貸借取引受入担保金の純減」による資金減少が1,456億35百万円となりました。運用面では「貸出金の純増」による資金減少が1,868億5百万円となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、697億40百万円の収入超過(前連結会計年度比1,100億52百万円収入増加)となりました。有価証券投資では、「有価証券の売却による収入」による資金増加が4,485億99百万円、「有価証券の償還による収入」による資金増加が348億65百万円、「有価証券の取得による支出」による資金減少が4,220億60百万円となりました。設備投資では、事務機器の導入等の「有形固定資産の取得による支出」による資金減少が25億50百万円、システム投資等の「無形固定資産の取得による支出」による資金減少が17億13百万円となりました。設備投資に係る資金源はすべて自己資金であります。なお、重要な資本的支出の予定及びその資金の調達源は、「第3 設備の状況 3.設備の新設、除却等の計画」に記載しております。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、59億82百万円の支出超過(前連結会計年度比8億43百万円支出増加)となりました。これは、「配当金の支払額」による資金減少が42億83百万円及び「自己株式の取得による支出」による資金減少が15億2百万円となっていることが主な要因です。また、当行では劣後特約付借入金並びに劣後特約付社債及び新株予約権付社債による資金調達は行っておりません。 こうした結果、当連結会計年度末における「現金及び現金同等物」の残高は、8,688億75百万円(前連結会計年度末比483億10百万円減少)となりました。これは、預金残高の15.42%であり、十分な資金の流動性を確保しております。なお、「現金及び現金同等物」のうち日本銀行への預け金が8,212億81百万円、現金が475億94百万円であります。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成において重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当行は、社会価値と経済価値の両立をテーマに、当行グループが創立90周年に目指す姿である「お客さま満足度№1のソーシャル・ソリューショングループ」の実現に向け、経営資源の次世代化により、社会課題の解決力を強化しております。 第20次中期経営計画においては、長期ビジョンのフェーズ1として、社会課題の解決力強化に向けた成長エンジンの再構築を図る3年間と位置づけ、次世代勘定系システムの稼働を起点に、オムニチャネルの進化、業務プロセスの解体・再構築、人的資本投資の拡大に取り組んでおります。また、ターゲットとして、財務KPIとサステナビリティKPIを設定し、2つのKPIを実現することで、社会価値と経済価値の両立による企業価値の最大化を目指しております。 なお、中期経営計画における財務KPIの2026年3月期実績は、以下のとおりであります。 財務KPI   2026年3月期 資本効率性   連結ROE   株主資本ベース   5.46% (純資産ベース)   (5.06%) 収益性   連結当期純利益   159億12百万円 健全性   連結自己資本比率   10.55%

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。