概要
千葉県を地盤とする第二地方銀行。1943年に3つの無尽会社が合併して設立され、1989年に普通銀行へ転換した。預金・貸出を主力とし、クレジットカードや信用保証などの関連子会社を持つ。2025年3月期の連結経常収益は1,087億円、総資産は6兆6,534億円。東京証券取引所プライム市場に上場している。
銀行業と子会社で構成されるグループ体制
京葉銀行グループは、銀行本体と3つの連結子会社で構成される。本体は千葉県を中心に預金、貸出、為替、有価証券投資、国債・投資信託・保険の窓口販売、信託代理店業務を行う。連結子会社の京葉銀キャピタル&コンサルティングはファンド運営・M&A・コンサルティング、京葉銀カードはクレジットカード、京葉銀保証サービスは信用保証・担保評価を担当する。グループ全体で個人から法人まで幅広い金融サービスを提供している。
収益構造と財務体質の変遷
連結経常収益は2013年3月期の738億円から長らく横ばいが続いたが、2025年3月期には1,087億円に増加した。親会社株主に帰属する当期純利益は同期間で151億円から159億円へと微増している。資金運用収支が収益の中心で、2025年3月期は550億円と前年比57億円増加した。一方でその他業務収支は▲203億円と悪化しており、国債等債券売却損の影響が大きい。純資産は3,305億円と着実に積み上がっている。
千葉県内に広がる店舗網と預貸金
2025年3月期末の預金残高は5兆6,312億円、貸出金残高は4兆5,500億円。預貸率は約80.8%と地域銀行として健全な水準にある。千葉県内に多数の店舗を構え、地域密着型の営業を展開する。本部機能は千葉市中央区に置き、登記上の本店は富士見一丁目、主要な本部業務は千葉みなと本部で行っている。従業員数(連結)は1,837名。
りそなHDとの提携と新システム稼働
2021年8月、株式会社りそなホールディングスと戦略的業務提携に関する協定を締結した。共同でアプリ開発などのサービス拡充を進めている。2025年1月には新勘定系システムが稼働し、システム基盤を刷新した。2024年3月には長期ビジョン「+αVision 90」と第20次中期経営計画を策定し、営業人員250名増強やストラクチャードファイナンス強化などの成長戦略を打ち出している。
業界の中での役割は地域金融機関(銀行業)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01銀行業主力
千葉県を中心に、預金業務、貸出業務、内国為替、外国為替、有価証券投資、国債・投資信託・保険の窓口販売、信託代理店業務等の金融サービスを提供。地域の個人・法人顧客に対応。
- 預金業務
- 普通預金、定期預金等の預金商品を提供。地域の資金吸収と資産運用の基盤。
- 貸出業務
- 事業性融資、住宅ローン、個人ローン等。地域経済の資金需要に応える。
02その他(関連事業)準主力
連結子会社によるファンド運営、M&A・コンサルティング、クレジットカード、信用保証・担保評価業務。銀行業務を補完し、顧客に幅広いサービスを提供。
- ファンド運営業務
- 投資ファンドの運営・管理(京葉銀キャピタル&コンサルティング)。
- クレジットカード業務
- クレジットカードの発行・加盟店管理(京葉銀カード)。
- 信用保証業務
- 融資に係る信用保証、担保評価(京葉銀保証サービス)。
製品と技術
預金業務で地域の資金を吸収
普通預金、定期預金などの預金商品を提供している。預金は資金調達の基盤であり、2025年3月期末の預金残高は5兆6,312億円に達する。個人向けには定期預金の金利優遇キャンペーンなどを実施し、地元顧客の資金を安定的に集めている。ATMやインターネットバンキングを通じて利便性を高めている。
地域企業と個人向けの貸出業務
貸出業務は事業性融資と住宅ローン・個人ローンが柱である。2025年3月期末の貸出金残高は4兆5,500億円。千葉県内の中小企業向け融資に強みを持ち、地域経済の資金需要に応えている。個人向け住宅ローンも積極的に取り扱い、長期的な顧客関係を築いている。貸出金利息が資金運用収益の大部分を占める。
子会社を通じた周辺金融サービス
連結子会社を通じて銀行業務を補完するサービスを提供する。京葉銀カードはクレジットカードの発行と加盟店管理を行い、キャッシュレス決済の需要に対応。京葉銀保証サービスは融資に係る信用保証と担保評価を手掛け、リスク管理を支援する。京葉銀キャピタル&コンサルティングは投資ファンドの運営やM&A・コンサルティングを担当し、法人顧客の高度なニーズに応えている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
銀行業のなかでの位置
千葉県地盤の地域銀行、首都圏で存在感
地銀セクターで、千葉県を地盤とする中堅行。いよぎん、しずおかなど他の地銀と比較して、預貸規模は中位だが、首都圏経済の恩恵を受けやすい。企業向け融資や個人向け住宅ローンで地域密着型の営業を展開。楽天銀行などのネット銀行が参入し、競争が激化する中、対面サービスの強みを活かす。直近の売上は増加しているが、営業利益率の開示がないため、収益性の詳細は不明。他行との差別化として、地域の中小企業向けコンサルティングに注力。
強み
- 千葉県内に広い店舗網を持ち、地域顧客との強固な関係を構築。
- 東京近郊の経済成長を取り込み、融資需要の拡大が見込める。
- 地域企業向けの融資や経営相談で、他行との差別化を図る。
- 地域住民の預金が安定的で、資金調達コストが低い。
課題
- 長引く低金利で利ざやが縮小し、収益改善が課題。
- 楽天銀行など低価格のオンラインサービスが顧客を奪う可能性。
- 地域の人口減少や高齢化で、融資需要が縮小する恐れ。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
銀行の時価総額近傍。太字が京葉銀行
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8304あおぞら銀行 | 4,758億円 | 18.4倍 |
| 2 | 7164全国保証 | 4,416億円 | 13.2倍 |
| 3 | 8381山陰合同銀行 | 4,130億円 | 17.6倍 |
| 4 | 8410セブン銀行 | 4,017億円 | 28.1倍 |
| 5 | 8388阿波銀行 | 3,880億円 | 24.5倍 |
| 6 | 8544京葉銀行 | 3,563億円 | 21.4倍 |
| 7 | 8522名古屋銀行 | 3,525億円 | 17.3倍 |
| 8 | 8370紀陽銀行 | 3,378億円 | 14.8倍 |
| 9 | 8361大垣共立銀行 | 3,377億円 | 17.6倍 |
| 10 | 8341七十七銀行 | 3,046億円 | 16.4倍 |
| 11 | 8714池田泉州ホールディングス | 3,029億円 | 17.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。
会社の歴史
沿革 33件
三つの無尽会社が合併して設立された1943年
1943年3月、千葉無尽株式会社、大昭無尽株式会社、千葉共栄無尽株式会社の3社が合併し、千葉合同無尽株式会社として設立された。資本金は70万円、本店は千葉市院内町に置かれた。その後1945年7月には国民共済無尽株式会社を吸収合併している。この時期、無尽会社は相互金融の担い手として地域の資金需要に応えていた。
相互銀行への転換と株式上場
1951年10月、相互銀行の営業免許を取得し、商号を株式会社千葉相互銀行に変更した。相互銀行法に基づく業務を開始し、地域金融機関としての地位を固めた。1973年4月に東京証券取引所市場第二部に上場し、翌1974年2月には第一部に指定替えとなった。上場により資金調達手段を拡大し、事業基盤を強化した。
普通銀行へ転換し京葉銀行に改称
1989年2月、金融自由化の流れの中で普通銀行へ転換し、商号を株式会社京葉銀行に変更した。これにより預金保険や業務範囲が拡大し、より幅広い金融サービスが可能となった。同年4月には担保付社債信託業務も開始している。転換を機に、地域密着型の銀行としての成長を加速させた。
多様な金融サービスを拡充した1990年代
1994年1月に信託代理店業務を開始し、1998年12月には証券投資信託の窓口販売を始めた。2001年4月には保険商品の銀行窓口販売も開始し、預金・貸出以外の収益源を拡大した。子会社では1989年に京葉銀カード、1998年に京葉銀保証サービスを設立し、グループ全体でのサービス網を整えている。
新たな成長戦略とシステム刷新
2015年3月に本部棟「千葉みなと本部」が竣工し、業務拠点を集約した。2019年4月には京葉銀キャピタル&コンサルティングを設立し、ファンド運営やM&A助言に参入した。2021年8月にはりそなホールディングスと戦略的業務提携を結び、共同でのサービス開発を進めた。2025年1月には新勘定系システムが稼働し、デジタル化に対応した基盤を構築している。
年表33件を開く
1940年代
- 1943年3月創業千葉市に本店を置く千葉無尽株式会社、館山市に本店を置く大昭無尽株式会社及び山武郡東金町に本店を置く千葉共栄無尽株式会社の3社が合併し、千葉合同無尽株式会社を設立(設立日 同年3月31日、資本金 700千円、本店 千葉市院内町)
- 1944年6月本店移転(千葉市本町二丁目)
- 1945年7月M&A国民共済無尽株式会社を吸収合併
1950年代
- 1951年10月商号変更相互銀行の営業免許を取得、商号を株式会社千葉相互銀行に変更
1960年代
- 1965年5月本店新築移転(千葉市富士見一丁目)
1970年代
- 1973年4月上場当行株式を東京証券取引所市場第二部に上場
- 1974年2月上場当行株式を東京証券取引所市場第一部に上場
- 1974年8月外国為替業務取扱開始 事務センター(千葉市美浜区幸町)を新設
- 1975年4月第1期オンラインシステム稼働
1980年代
- 1983年4月国債等公共債の窓口販売業務開始
- 1985年11月第2期総合オンラインシステム稼働
- 1986年6月債券ディーリング業務開始
- 1987年7月海外コルレス業務開始
- 1988年1月第1回国内無担保転換社債 150億円発行
- 1989年1月株式会社京葉銀カードを設立(現・連結子会社)
- 1989年2月商号変更普通銀行へ転換し、商号を株式会社京葉銀行に変更
- 1989年6月担保付社債信託業務開始
1990年代
- 1994年1月信託代理店業務開始
- 1998年1月新総合オンラインシステム稼働
- 1998年3月株式会社京葉銀保証サービスを設立(現・連結子会社)
- 1998年12月証券投資信託の窓口販売業務開始
2000年代
- 2001年4月保険商品の銀行窓口販売業務開始
- 2003年12月個人向け国債のATMによる取扱開始
- 2005年6月貸金庫指静脈認証システム取扱開始
2010年代
- 2015年3月本部棟「千葉みなと本部」竣工
- 2016年6月執行役員制度導入
- 2018年12月指名報酬等諮問委員会設置
- 2019年4月株式会社京葉銀キャピタル&コンサルティングを設立(現・連結子会社)
2020年代
- 2021年6月業績連動型株式報酬制度導入
- 2021年8月株式会社りそなホールディングスと戦略的業務提携に関する協定締結
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2024年3月長期ビジョン「+αVision 90」及び第20次中期経営計画『「+αVision 90」フェーズ1』策定
- 2025年1月新勘定系システム稼働
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業人員増強250名
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
新勘定系システムの活用と店舗戦略
2025年1月稼働の新勘定系システムを中核に、土日営業拠点など地域特性に応じた店舗戦略を推進し、りそなHD共同開発アプリのサービス拡充など、お客さまの利便性向上に取り組む。
- 02
ストラクチャードファイナンスの強化
本部組織改定により「戦略ファイナンス部」を新設し、特定事業や資産のキャッシュフローに着目したストラクチャードファイナンスへの取り組みを強化。様々な資金調達ニーズに対応し、収益拡大を加速する。
- 03
人的資本投資と人財育成
営業人員250名増強による人財ポートフォリオ再構築、自律的キャリア形成支援と「スキルの見える化」による組織的人財育成、管理職評価の見直し、さらにキャリア採用で高度人財を獲得し社内へノウハウ浸透を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,837人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は756万円で、9期前と比べて+19.8%。平均年齢は39.2歳、平均勤続年数は16.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 2,082 |
| 2018年3月 | — | — | — | 2,049 |
| 2019年3月 | 631 | 38.0 | 15.9 | 1,976 |
| 2020年3月 | 643 | 38.2 | 16.1 | 1,955 |
| 2021年3月 | 647 | 38.4 | 16.2 | 1,977 |
| 2022年3月 | 660 | 38.7 | 16.5 | 1,941 |
| 2023年3月 | 677 | 39.3 | 16.9 | 1,881 |
| 2024年3月 | 698 | 39.5 | 17.0 | 1,832 |
| 2025年3月 | 720 | 39.5 | 16.9 | 1,824 |
| 2026年3月 | 756 | 39.2 | 16.5 | 1,837 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社京葉銀キャピタル &コンサルティング千葉市 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社京葉銀カード千葉市 中央区 · 連結子会社議決権42.1%
- 国内株式会社京葉銀保証 サービス千葉市 中央区 · 連結子会社議決権43.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1,087億円、経常利益は225億円。前期と比べると増収増益で、売上が+35.2%、利益が+23.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | — | 1,087億円 |
| 純利益 | 190億円 | 159億円 |
| 1株あたり配当 | ¥66 | ¥66 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、経常収益は399億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+101.5%。
| 対象期間 | 経常収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 150 | — | — | 16 |
| 2024年1Q | 198 | — | — | 31 |
| 2024年2Q | 169 | — | — | 29 |
| 2024年3Q | 181 | — | — | 30 |
| 2024年4Q | 154 | — | — | 19 |
| 2025年2Q | 396 | — | — | 83 |
| 2025年4Q | 408 | — | — | 45 |
| 2026年2Q | 497 | — | — | 92 |
| 2026年4Q | 590 | — | — | 67 |
| 2027年1Q | 399 | — | — | 63 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、経常収益は738億円から1,087億円へ1.5倍に増えた。経常利益率は34.7%から20.7%になった。経常収益は3期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 経常収益億円 | 経常利益億円 | 経常利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 738 | 256 | 34.7 | 151 |
| 2014年3月 | 711 | 261 | 36.7 | 153 |
| 2015年3月 | 718 | 256 | 35.7 | 149 |
| 2016年3月 | 705 | 240 | 34.0 | 152 |
| 2017年3月 | 666 | 177 | 26.6 | 116 |
| 2018年3月 | 651 | 178 | 27.3 | 121 |
| 株式会社京葉銀キャピタル&コンサルティングを設立(現・連結子会社) | ||||
| 2019年3月 | 675 | 157 | 23.3 | 105 |
| 2020年3月 | 681 | 82 | 12.0 | 56 |
| 2021年3月 | 630 | 120 | 19.0 | 74 |
| 2022年3月 | 657 | 162 | 24.7 | 112 |
| 2023年3月 | 656 | 152 | 23.2 | 104 |
| 2024年3月 | 702 | 157 | 22.4 | 109 |
| 2025年3月 | 804 | 182 | 22.6 | 128 |
| 2026年3月 | 1,087 | 225 | 20.7 | 159 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。
利益の構造
2026年3月期
経常収益1,087億円のうち、経常利益として残るのは225億円で20.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は159億円、売上の14.6%にあたる。
- 費用事業を回すためにかかったお金79.3%862億円
- 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.7%225億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが−1,121億円、投資CFが697億円で、差し引きのフリーCFは−424億円。期末の手元現金は8,689億円。
| 決算期 | 営業CF兆円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高兆円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.02 | −285 | −28 | 0.04 |
| 2014年3月 | 0.15 | 712 | −31 | 0.26 |
| 2015年3月 | 0.08 | −253 | −52 | 0.31 |
| 2016年3月 | −0.02 | 541 | −91 | 0.33 |
| 2017年3月 | −0.07 | −513 | −39 | 0.21 |
| 2018年3月 | −0.02 | 960 | −28 | 0.29 |
| 2019年3月 | −0.05 | 419 | −28 | 0.27 |
| 2020年3月 | 0.02 | −452 | −38 | 0.25 |
| 2021年3月 | 0.37 | −998 | −22 | 0.51 |
| 2022年3月 | 1.33 | −1,186 | −43 | 1.72 |
| 2023年3月 | −0.51 | 267 | −37 | 1.23 |
| 2024年3月 | −0.18 | −14 | −44 | 1.05 |
| 2025年3月 | −0.08 | −403 | −51 | 0.92 |
| 2026年3月 | −0.11 | 697 | −60 | 0.87 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は6.7兆円。このうち返さなくてよい自己資本が3,305億円で、自己資本比率は4.8%(業種中央値4.9%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3.94 | 2,368 | 3.70 | 5.9 |
| 2014年3月 | 4.12 | 2,467 | 3.88 | 5.9 |
| 2015年3月 | 4.35 | 2,770 | 4.07 | 6.2 |
| 2016年3月 | 4.49 | 2,831 | 4.21 | 6.2 |
| 2017年3月 | 4.60 | 2,832 | 4.32 | 6.0 |
| 2018年3月 | 4.79 | 2,939 | 4.50 | 6.0 |
| 2019年3月 | 4.90 | 2,949 | 4.60 | 5.9 |
| 2020年3月 | 4.99 | 2,823 | 4.71 | 5.5 |
| 2021年3月 | 5.55 | 2,981 | 5.25 | 5.2 |
| 2022年3月 | 6.90 | 2,960 | 6.61 | 4.2 |
| 2023年3月 | 6.58 | 2,961 | 6.28 | 4.4 |
| 2024年3月 | 6.55 | 3,289 | 6.22 | 4.9 |
| 2025年3月 | 6.56 | 3,107 | 6.25 | 4.6 |
| 2026年3月 | 6.65 | 3,305 | 6.32 | 4.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
銀行業 79社との比較
同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは経常収益成長率で79社中9位あたり、逆に低いのはROEで79社中57位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,818で、1年前と比べて+135.7%。過去52週の値幅のなかでは91%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 21.4倍 |
| PER (会社予想) | 17.4倍 |
| PBR | 1.03倍 |
| 配当利回り | 2.34% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で-3.28%と調整する一方、年初来では+123.85%と大幅高。25日線(2707.68円)をやや下回る水準で推移し、75日線(2548.52円)は上回る。52週高値2972円に対し、8月21日終値2687円は約9.6%下にあり、高値圏でのもみ合い。出来高は7月下旬に70万株超の日があったものの、直近は30万〜50万株とやや減少傾向。RSIは52.04と中立圏で、方向感は乏しい。週足では上昇トレンドの維持が確認できるが、短期的な調整が継続するか注目。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)。
銀行業のためPBR 0.98倍は1倍未満で常態的な水準。PER 20.42倍は業界平均の16.97倍を上回り、やや割高感がある。配当利回り2.46%は平均の2.38%をやや上回る。ROE 5.06%は平均と同水準。経常収益は増加傾向で、今期予想PERは16.6倍と改善見込み。総合的に業界平均と比較してほぼ妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 21.4倍 | 17.5倍 |
| PER (予想) | 17.4倍 | — |
| PBR | 1.03倍 | 1.01倍 |
| ROE | 5.1% | 6.1% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、地域経済の回復と金利上昇が収益を押し上げるかどうかにある。強気派は、千葉県の経済成長と金利上昇による貸出利ざや拡大で増益が続くと見る。弱気派は、人口減少や競争激化により貸出が伸び悩み、金利上昇の恩恵も限定的と懸念する。決算では貸出金利回りや預貸率、不良債権比率が焦点となる。
- 金利上昇の恩恵
日本銀行の利上げにより貸出金利が上昇し、利ざや拡大が期待される。
- 地域経済の回復
千葉県は人口増加や企業進出が続き、融資需要が堅調。
- 収益拡大の実績
2026年3月期の予想純利益は159億円と過去最高を見込む。
- 2026年3月期売上高1087億円で前期比35.2%増通年影響中
売上高は804億円→1087億円と35.2%増。地域金融では高い成長性を示す。
- 純利益159億円と3期連続増益決算発表後影響中
純利益は109→128→159億円と拡大。決算での上振れ期待が株価を支える。
- フォワードPER16.3倍と実績20.08倍から改善決算発表後影響中
予想PERは16.3倍と実績20.08倍を3.78ポイント下回り、割高感が後退する。
- PBR0.96倍と解散価値近辺の割安感継続影響弱
PBR0.9616倍と1倍を下回り、資産価値対比で株価に下支え要因。
- 競争激化
メガバンクや他の地銀が県内に進出し、貸出競争が厳しい。
- 人口減少の影響
長期的には人口減少で貸出需要が縮小する可能性がある。
- 金利上昇の副作用
預金金利も上昇し、利ざや拡大が限定的になる恐れ。
- 増収率35.2%に対し純利益増は24.2%通年影響中
売上高の伸びほど純利益が伸びず、費用増が利益を圧迫する構図。
- 営業利益非開示で増収の質を確認できず不定影響弱
売上高1087億円に対し営業利益の開示がなく、収益性の変化を検証できない。
- ROE5.06%と資本効率が低水準継続影響中
ROE5.06%はPBR1倍割れの主因。資本効率の改善なしには評価は上がりにくい。
- 株価1年で131.06%上昇の反動リスク不定影響弱
1年間の株価上昇率は131.06%と急伸。目先の利益確定売りが重し。
- 貸出金利回り
- 金利上昇が収益に与える影響を測るため
- 預貸率
- 資金運用の効率性を示し、収益性に直結するため
- 不良債権比率
- 融資先の信用リスクと資産の質を確認するため
- 経常収益
- 本業の収益力のトレンドを把握するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり66円で、前期から+40.0%。いまの株価に対する利回りは2.34%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 22 | — | 25.0 |
| 2018年3月 | 22 | 0.0 | 24.0 |
| 2019年3月 | 17 | −25.0 | 27.6 |
| 2020年3月 | 20 | 21.2 | 47.5 |
| 2021年3月 | 18 | −10.0 | 33.7 |
| 2022年3月 | 21 | 13.9 | 23.8 |
| 2023年3月 | 22 | 7.3 | 27.0 |
| 2024年3月 | 24 | 9.1 | 27.7 |
| 2025年3月 | 30 | 25.0 | 29.0 |
| 2026年3月 | 42 | 40.0 | 32.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥66
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ15,164人。区分でいちばん多いのは金融機関で32.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.9%を占め、残る50.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 41.1 | 40.9 | 38.9 | 34.4 | 33.9 | 32.1 |
| 個人・その他 | 25.6 | 26.5 | 26.7 | 27.3 | 29.1 | 28.2 |
| 外国法人 | 13.6 | 14.2 | 15.7 | 18.2 | 16.6 | 20.2 |
| 事業法人 | 17.5 | 16.9 | 17.4 | 17.6 | 17.4 | 17.8 |
| 自己株式 | 5.9 | 5.7 | 5.5 | 5.3 | 6.9 | 4.0 |
| 証券会社 | 2.1 | 1.5 | 1.2 | 2.5 | 2.9 | 1.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 8.70 |
| 02 | 株式会社千葉銀行 | 4.04 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.40 |
| 04 | 京葉銀行職員持株会 | 3.00 |
| 05 | 住友生命保険相互会社 | 2.82 |
| 06 | MORGAN STANLEY & CO. LLC(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 2.52 |
| 07 | 千葉県民共済生活協同組合 | 2.45 |
| 08 | 明治安田生命保険相互会社 | 2.35 |
| 09 | 野村 絢(常任代理人 三田証券株式会社) | 2.08 |
| 10 | 住友不動産株式会社 | 1.98 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+144%、1株純資産は14期で+221%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 54 | 840 | 6.8 | 9.9 | 20.5 |
| 2014年3月 | 55 | 874 | 6.4 | 8.0 | 19.2 |
| 2015年3月 | 54 | 992 | 5.8 | 13.0 | 20.3 |
| 2016年3月 | 56 | 1,050 | 5.5 | 7.2 | 19.1 |
| 2017年3月 | 44 | 1,060 | 4.2 | 10.9 | 25.0 |
| 2018年3月 | 92 | 2,197 | 4.3 | 10.3 | 24.0 |
| 2019年3月 | 80 | 2,199 | 3.6 | 8.1 | 27.6 |
| 2020年3月 | 43 | 2,126 | 2.0 | 12.6 | 47.5 |
| 2021年3月 | 57 | 2,241 | 2.6 | 8.1 | 33.7 |
| 2022年3月 | 87 | 2,288 | 3.8 | 5.7 | 23.8 |
| 2023年3月 | 82 | 2,314 | 3.6 | 6.9 | 27.0 |
| 2024年3月 | 87 | 2,615 | 3.5 | 8.7 | 27.7 |
| 2025年3月 | 104 | 2,509 | 4.1 | 8.6 | 29.0 |
| 2026年3月 | 132 | 2,695 | 5.1 | 15.3 | 32.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
20名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は20名。2026/3期の役員報酬は総額367百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 熊谷俊行 | 取締役会長 | 68 | 85,000 |
| 藤田剛 | 取締役頭取(代表取締役) | 58 | 20,000 |
| 市川達史 | 取締役副頭取(代表取締役) | 62 | 27,000 |
| 藤﨑一男 | 取締役 専務執行役員(代表取締役) | 63 | 20,000 |
| 國井智之 | 取締役 常務執行役員 | 59 | 16,000 |
| 山﨑資郎 | 取締役 常務執行役員 | 57 | 14,000 |
| 内村廣志 | 取締役 | 76 | — |
| 戸部知子 | 取締役 | 69 | — |
| 上西京一郎 | 取締役 | 68 | — |
| 稗田一浩 | 常勤監査役 | 65 | 18,000 |
| 尾池伸一 | 常勤監査役 | 63 | 12,000 |
| 小野功 | 監査役 | 82 | 5,000 |
残りの役員8名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 花田力 | 監査役 | 82 | — |
| 岩原淳一 | 監査役 | 79 | — |
| 深山孝夫 | 取締役 常務執行役員 | 56 | 10,000 |
| 笹川証 | 取締役 常務執行役員 | 55 | 12,000 |
| 三枝紀生 | 取締役 | 77 | — |
| 山本二雄 | 取締役 | 67 | — |
| 田村麻理子 | 取締役 監査等委員 | 61 | — |
| 向畑留美子 | 取締役 監査等委員 | 48 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 155 | 93 | 50 | 299 | 50 |
| 監査役 | 2 | 41 | — | — | 41 | 21 |
| 社外取締役 | 7 | 27 | — | — | 27 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容535字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,603字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,306字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)17,329字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第120期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-17
- 半期報告書半期報告書-第120期(2025/04/01-2025/09/30)2025-11-20
- 有価証券報告書有価証券報告書-第119期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第119期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-20
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- 四半期報告書四半期報告書-第118期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第118期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-17
- 四半期報告書四半期報告書-第118期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第117期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第117期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第117期第2四半期(令和4年4月1日-令和4年9月30日)2022-11-18
- 四半期報告書四半期報告書-第117期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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