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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

芙蓉総合リース

Fuyo General Lease Co., Ltd.8424 · Prime · その他金融業

芙蓉総合リースを中核とする総合リース・金融グループ。情報機器・産業機械等のリース・割賦、不動産リース、金銭貸付等を国内外で展開。

概要

芙蓉総合リースは、みずほフィナンシャルグループ系の大手総合リース会社である。情報通信機器、産業工作機械、不動産、航空機等のリース・割賦販売を主力に、法人向けファイナンスや環境エネルギー、BPO、モビリティビジネスなど事業領域を拡大している。2026年3月期の売上高は7887億円、営業資産残高は3.2兆円、連結従業員数は4410人。東京証券取引所プライム市場に上場(2004年12月)。

リース及び割賦事業が収益の6割超を占める

情報関連機器・事務用機器、産業工作機械、不動産、商業設備、生産設備、病院設備などのリース・割賦販売を提供する。2026年3月期の契約実行高は5711億円、営業資産残高は1兆9584億円。同事業の売上高は6770億円で、全社売上高の86%を占める。セグメント利益は446億円と安定的に稼ぐ。この事業の柱を支えるのが、コンピュータやサーバーといったIT関連機器、工作機械や建設機械などの産業設備、オフィスビルや商業施設などの不動産リースである。顧客の設備投資ニーズに応じ、リース・割賦による資金調達手段を提供することで、法人の設備投資を間接的に支援する役割を果たす。

ファイナンス事業は貸付と有価証券運用で構成

法人向け金銭貸付、有価証券の運用、匿名組合組成業務を行う。2026年3月期の契約実行高は1兆6296億円とリース事業を上回るが、営業資産残高は1兆2645億円にとどまる。売上高は455億円、セグメント利益は10億円と前年比95.7%減少した。これは欧州の再生可能エネルギー事業に関連する債権の一部で回収懸念が生じ、貸倒引当金を計上した影響が大きい。同事業はリース事業に比べ収益変動が大きく、信用リスク管理が経営上の課題となる。

その他事業で環境エネルギーとBPOを育成

環境エネルギー関連(太陽光発電等の再生可能エネルギー事業への投資・運営)、BPO(業務プロセスアウトソーシング)、モビリティビジネス等を展開する。2026年3月期の売上高は660億円、セグメント利益は111億円。中でもBPOは、芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社などを通じて顧客企業のバックオフィス業務を代行する。環境エネルギーでは、国内の系統用蓄電池事業やVPP(仮想発電所)への展開を進める。これらの新事業は、リース・ファイナンスの周辺領域として成長を期待されている。

241社の子会社で構成されるグローバルグループ

2026年3月期時点で連結子会社241社(国内201社、海外40社)、関連会社23社を有する。国内では芙蓉オートリース、シャープファイナンス、アクリーティブ、芙蓉アウトソーシング&コンサルティングなど計50社が連結対象。海外では米国(Fuyo General Lease (USA) Inc.)、アイルランド(FGL Aircraft Ireland Limited)、中国(芙蓉綜合融資租賃(中国)有限公司)、台湾、タイ、カナダなどに拠点を持つ。航空機リース事業はアイルランドと米国の子会社が担い、グローバルな資産運用を展開する。

業界の中での役割は総合リース・ファイナンス企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
7,887億円
営業利益
405億円
営業利益率
5.1%
純利益
216億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
リース及び割賦6,770億円85.8%446億円6.6%
その他661億円8.4%112億円16.9%
ファイナンス456億円5.8%11億円2.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01リース及び割賦主力

情報関連機器・事務用機器、産業工作機械等のリース、不動産リース、商業設備・生産設備・病院設備等の割賦販売を提供。顧客の設備投資ニーズに対し、リース・割賦による資金調達手段を提供する。

主な製品・サービス3
情報関連機器リース
コンピュータ、サーバー、OA機器等のリース。企業のIT投資をリースで支援。
産業工作機械リース
工作機械、建設機械、生産設備等のリース。製造業等の設備投資を支援。
不動産リース
オフィスビル、商業施設等の不動産リース。企業の不動産ニーズに対応。

02ファイナンス主力

金銭の貸付、有価証券の運用、匿名組合組成業務等を提供。法人顧客向けの融資や投資事業を行う。

主な製品・サービス1
金銭貸付
法人向け事業性融資等。リース以外の金融ニーズに対応。

03その他準主力

環境エネルギー関連、手数料ビジネス、BPO、モビリティビジネス等を展開。リース・ファイナンス以外の新たな事業領域として、再生可能エネルギー発電事業やアウトソーシングサービス等を提供。

主な製品・サービス2
環境エネルギー関連
太陽光発電等の再生可能エネルギー事業への投資・運営。
BPO業務
業務プロセスアウトソーシングサービス。企業のバックオフィス業務等を代行。

製品と技術

情報関連機器リース:IT投資をリースで支援

コンピュータ、サーバー、OA機器などの情報関連機器を対象とするリース。企業のIT投資に際し、購入資金を借り入れる代わりにリース契約を結ぶことで、初期費用を抑えつつ設備を導入できる。リース期間中の保守サービスを組み合わせることも多い。当社のリース事業のうち、情報関連機器は契約高の大きな部分を占め、顧客のデジタル化・情報化投資を支える基盤商品である。

産業工作機械・建設機械リース:生産設備のファイナンス

工作機械、建設機械、生産設備など、製造業や建設業向けの大型設備をリースまたは割賦販売で提供。工作機械ではNC旋盤やマシニングセンター、建設機械では油圧ショベルやクレーンなどが対象となる。これらの設備は高額かつ長期間使用されるため、リースによる資金調達は顧客のバランスシート負担を軽減する。当社は産業設備のリースで長年の実績を持ち、取引先の設備投資サイクルに合わせた柔軟な契約を提案する。

不動産リース:オフィスビルから商業施設まで

オフィスビル、商業施設、物流施設などの不動産を対象とするリース。法人が所有する不動産を売却し、リースバックすることで資金調達するケースや、新築物件をリースで取得するケースがある。不動産リースは長期契約が一般的で、安定的な収益源となる。物件の種類や規模に応じて、カスタマイズされた契約条件を設定する。

環境エネルギー・BPO事業:リースの枠を超えたサービス

環境エネルギー分野では、太陽光発電所の事業への投資・運営、系統用蓄電池事業、VPP(仮想発電所)への参入を進める。子会社を通じて発電事業者としての収益を得る。BPO事業では、芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社などが給与計算、経理、人事などバックオフィス業務を代行する。また、病院・介護施設向けのヘルスケア事業や、自動車リースのモビリティ事業も展開。これらの新事業は、リース・ファイナンスで培った顧客基盤を活用し、非金融領域での収益多様化を狙う。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他金融業のなかでの位置

中堅リースで地位確保、業績は変動大きく

その他金融業に分類される中堅リース会社で、同業他社にはMFSやウェッジホールディングスなどが名を連ねる。同社は総合リースとして幅広い事業分野を手掛けるが、売上高は2024年3月期の7085億円から2025年3月期に6784億円へ減少後、2026年3月期には7887億円へ回復する見込み。営業利益率は9.55%から5.14%へ大きく低下しており、収益性の改善が急務。規模では業界中位に位置し、みずほリースとの競合が激しく、差別化戦略が求められる。

強み

  • 総合リースとして多様な業種・アセットに対応し、顧客基盤を拡大。
  • 2026年3月期に売上高が7887億円へ増加し、成長軌道に回帰。
  • 業界中位の規模を活かし、大口案件への対応が可能。
  • 安定した財務体質で資金調達力を有し、大型取引に対応。

課題

  • 営業利益率が9.55%から5.14%へ大幅低下し、改善策が急務。
  • 同業他社との競争が激しく、金利競争で利鞘が縮小。
  • 設備投資需要の変動に業績が左右され、景気後退に脆弱。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

証券・カード・リースの時価総額近傍。太字が芙蓉総合リース

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13769GMOペイメントゲートウェイ6,690億円27.9倍
28252丸井グループ5,322億円18.3倍
38524北洋銀行4,968億円19.3倍
48304あおぞら銀行4,758億円18.4倍
59449GMOインターネットグループ4,333億円22.3倍
68424芙蓉総合リース4,052億円18.7倍
78425みずほリース3,918億円8.2倍
88570イオンフィナンシャルサービス3,545億円16.8倍
98522名古屋銀行3,525億円17.3倍
108628松井証券3,067億円19.7倍
114373シンプレクス・ホールディングス2,840億円26.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(証券・カード・リース)に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

丸紅・富士銀行など芙蓉グループ6社の出資で1969年に設立

1969年5月、丸紅飯田株式会社(現丸紅)、株式会社富士銀行(現みずほ銀行)を中心とする芙蓉グループ6社を株主として資本金100百万円で設立。本社を東京都千代田区大手町に置き、総合リース会社として事業を開始した。1970年には本社を大手町ビルに移転。1973年には千代田エンタープライズ株式会社(現株式会社FGLグループ・ビジネスサービス)を設立し、グループ体制の基盤を整えた。創業時の株主構成が、現在のみずほフィナンシャルグループ系という位置づけの原点となっている。

1980年代にオートリースと海外進出を開始

1987年1月、芙蓉オートリース株式会社を設立し、自動車リース事業に参入。同時期に横河電機株式会社との合弁で横河レンタ・リース株式会社を設立。1988年9月には米国に現地法人Fuyo General Lease (USA) Inc.を設立し、海外事業に乗り出した。1994年には株式会社芙蓉建機レンタル(現株式会社アクア・アート)を設立し、建設機械レンタル事業を開始。これらの動きは、リース対象資産の多様化と地理的拡大の初期段階を形作った。

2001~2002年の合併で業容を急拡大

2001年4月に安信リース株式会社と合併。2002年4月には安田リース株式会社との合併、さらに芙蓉総合開発株式会社のリース金融事業部門の分割承継を実施した。これにより、リース業界での規模が飛躍的に拡大。2004年12月には東京証券取引所市場第一部に株式を上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。この時期の合併は、芙蓉グループ内のリース事業を統合し、業界第3位のポジションを確立する契機となった。

上場後のM&Aで事業領域を多角化

上場後も積極的なM&Aを展開。2007年5月に日本抵当証券株式会社を連結子会社化。2008年4月にはシャープファイナンス株式会社の株式65%を取得。2011年10月に中国現地法人を設立。2014年7月にはアイルランドの航空機リース会社ALM 2010 Limitedを買収し、航空機リース事業を本格化させた。2015年10月にはワイ・エフ・リーシングを吸収合併。これらの一連の買収により、ファイナンス、航空機、海外リースなど事業ポートフォリオを広げた。

2017年以降の買収でBPOと環境エネルギーに進出

2017年1月、アクリーティブ株式会社を公開買付けで連結子会社化。2018年4月に株式会社FUJITA、同年10月に株式会社ジーアイ・ホールディングス(子会社に株式会社インボイス)を買収。2019年8月には株式会社LNホールディングス(現芙蓉BPOホールディングス株式会社)を100%取得し、BPO事業を強化。2020年4月にはヤマトリース株式会社を連結子会社化。これらのM&Aは、リース・ファイナンス以外の非金融事業への多角化を加速させた。

2022年の合併と中期経営計画の推進

2022年1月、株式会社日本信用リースを吸収合併し、国内リース事業の再編を完了。2020年6月に本社を現在の千代田区麹町に移転。中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」のもと、モビリティ/ロジスティクス、エネルギー環境、BPO/ICT、ヘルスケアの4領域に経営資源を集中投入。2026年3月期には、欧州再生可能エネルギー事業で貸倒引当金を計上したが、契約実行高は前年比19.4%増の2.2兆円に達し、事業規模は拡大を続けている。

年表32件を開く

1960年代

  • 1969年5月創業丸紅飯田株式会社(現 丸紅株式会社)、株式会社富士銀行(現 株式会社みずほ銀行)を中心とする芙蓉グループ6社を株主として資本金100百万円で設立。本社を東京都千代田区大手町二丁目4番地(新大手町ビル)に設置し、総合リース会社として発足。

1970年代

  • 1970年9月本社を東京都千代田区大手町一丁目6番1号(大手町ビル)に移転。
  • 1973年5月千代田エンタープライズ株式会社(現 株式会社FGLグループ・ビジネスサービス;連結子会社)設立。

1980年代

  • 1987年1月芙蓉オートリース株式会社(連結子会社)設立。
  • 1987年1月創業横河電機株式会社と共同出資にて横河レンタ・リース株式会社(持分法適用会社)設立。
  • 1988年9月米国に現地法人(Fuyo General Lease(USA) Inc.;連結子会社)設立。

1990年代

  • 1993年11月本社を東京都千代田区三崎町(現 千代田区神田三崎町)三丁目3番23号(ニチレイビル)に移転。
  • 1994年3月株式会社芙蓉建機レンタル(現 株式会社アクア・アート;連結子会社)設立。
  • 1996年4月株式会社芙蓉リース販売(連結子会社)設立。
  • 1999年7月アイルランドに現地法人(FGL Aircraft Ireland Limited;連結子会社)設立。

2000年代

  • 2001年4月M&A安信リース株式会社と合併。
  • 2002年1月横河電機株式会社と共同出資にて、株式会社ワイ・エフ・リーシング(連結子会社)設立。
  • 2002年4月M&A安田リース株式会社と合併、芙蓉総合開発株式会社のリース金融事業部門を分割承継。
  • 2004年12月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場。
  • 2007年5月M&A日本抵当証券株式会社の株式を追加取得し、連結子会社化。
  • 2008年4月M&Aシャープファイナンス株式会社の株式を65%取得し、連結子会社化。

2010年代

  • 2011年10月中国に現地法人(芙蓉綜合融資租賃(中国)有限公司;連結子会社)設立。
  • 2012年4月M&A日本抵当証券株式会社(連結子会社)を吸収合併。
  • 2014年7月M&AALM 2010 Limited(Fuyo Aviation Capital Europe Limitedに商号変更)の全株式を取得し、連結子会社化。これに伴い、同社が直接に出資するAircraft Leasing and Management Limitedを連結子会社化。
  • 2015年10月M&A株式会社ワイ・エフ・リーシング(連結子会社)を吸収合併。
  • 2017年1月M&Aアクリーティブ株式会社の株式を公開買付けにより51%取得し、連結子会社化。
  • 2018年3月商号変更Marubeni Auto Investment (CANADA) Inc.(Marubeni Fuyo Auto Investment (CANADA) Inc.に商号変更)の株式を50%取得し、持分法適用関連会社化。
  • 2018年4月M&A株式会社FUJITAの株式を追加取得し、連結子会社化。
  • 2018年10月M&A株式会社ジーアイ・ホールディングスの株式を60%取得し、連結子会社化。これに伴い、同社が直接に出資する株式会社インボイスを連結子会社化。
  • 2019年1月Pacific Rim Capital, Inc.の株式(議決権49%)を取得し、持分法適用関連会社化。
  • 2019年8月M&A株式会社LNホールディングス(現 芙蓉BPOホールディングス株式会社)の株式を100%取得し、連結子会社化。これに伴い、同社が直接に出資するNOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社(芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社に商号変更)及び当該会社が直接に出資する2社を連結子会社化。
  • 2019年11月メリービズ株式会社の株式を追加取得し、持分法適用関連会社化。

2020年代

  • 2020年4月M&Aヤマトリース株式会社の株式を60%取得し、連結子会社化。
  • 2020年4月株式会社FGLグループ・マネジメントサービス(連結子会社)設立。
  • 2020年6月本社を東京都千代田区麹町五丁目1番地1に移転。
  • 2021年10月M&A株式会社WorkVisionの株式を100%取得し、連結子会社化。
  • 2022年1月M&A株式会社日本信用リースを吸収合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    CSVの実践による持続的成長

    事業活動を通じて社会と企業の共有価値(CSV)を創造し、社会課題の解決と企業価値の向上を同時に実現することで、持続的に成長する企業グループを目指す。

  2. 02

    モビリティ・ロジスティクスの強化

    モビリティ領域では脱炭素化支援サービスや周辺事業を開拓、ロジスティクス領域では自動化・省人化ソリューションを提供し、人手不足等の社会課題解決に貢献し事業拡大を図る。

  3. 03

    エネルギー環境分野の展開

    国内では系統用蓄電池事業やVPP(仮想発電所)など新分野に段階的に進出、海外ではリスクコントロールを高度化し成長機会を捉えて事業基盤を強化する。

  4. 04

    BPO・ICT領域の成長

    BPO領域は拠点集約や人員最適化で効率化し、国内外アライアンス先との協業で成長。ICT領域はデータセンター関連事業の知見とパイプラインを活かし事業基盤を拡大する。

  5. 05

    ヘルスケア領域の拡大

    医療・介護事業者向けに債権ファクタリングや施設関連取引を拡大、グループ連携で事業承継・再生・再編支援などの総合ソリューションを提供する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,410人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は979万円で、9期前と比べて+12.9%平均年齢は40.9歳、平均勤続年数は13.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,703
2018年3月1,715
2019年3月86741.214.61,960
2020年3月88341.314.82,416
2021年3月86841.414.52,637
2022年3月87741.414.23,189
2023年3月87341.314.13,437
2024年3月89141.314.13,503
2025年3月93741.213.94,0951,582
2026年3月97940.913.84,410918

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率33.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率121.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社34(国内 22 / 海外 12) を有報から抽出しています。

主な関係会社
  • 国内
    芙蓉オートリース㈱
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    ヤマトリース㈱
    東京都 豊島区
    議決権60.0%
  • 国内
    ㈱ワコーパレット
    大阪府 大阪市
    議決権51.0%
  • 国内
    シャープファイナンス㈱(注)3,6
    東京都 千代田区
    議決権65.0%
  • 国内
    アクリーティブ㈱
    東京都 千代田区
    議決権73.7%
  • 国内
    ㈱インボイス(注)2
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    芙蓉アウトソーシング&コンサルティング㈱(注)2
    東京都 江東区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱FGLテクノソリューションズ
    東京都 江東区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱WorkVision
    東京都 品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ヒューマンセントリックス
    福岡県 福岡市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱CBホールディングス(注)4
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱FUJITA
    東京都 千代田区
    議決権89.0%
残りのグループ会社22社を開く
  • ㈱FGLグループ・ビジネスサービス東京都 千代田区100%
  • ㈱FGLグループ・マネジメントサービス東京都 千代田区100%
  • ㈱FGLリースアップ・ビジネスサービス東京都 千代田区100%
  • ㈱FGLサーキュラー・ネットワーク東京都 千代田区100%
  • ㈱アクア・アート東京都 中央区100%
  • 合同会社クリスタル・クリア・ソーラー(注)2東京都 千代田区100%
  • Fuyo General Lease (USA) Inc.(注)3米国 ニューヨーク100%
  • Pacific Rim Capital, Inc.米国 アーバイン51%
  • Fuyo General Lease (HK) Limited(注)3中国 香港特別 行政区100%
  • Fuyo General Lease (Asia) Pte. Ltd. (注)2,3シンガポール100%
  • 芙蓉綜合融資租賃(中国)有限公司(注)3中国 上海市100%
  • 台灣芙蓉總合租賃股份有限公司台湾 台北市100%
  • Fuyo General Lease (Thailand) Co., Ltd. (注)2タイ王国 バンコク100%
  • PLIC Corp., Ltd.(注)2タイ王国 パトゥムターニー100%
  • FGL Aircraft Ireland Limitedアイルランド ダブリン100%
  • Aircraft Leasing and Management Limited (注)2英国 ウエスト・サセックス州100%
  • FGL Aircraft USA Inc.米国 トーランス100%
  • 横河レンタ・リース㈱東京都 新宿区47%
  • ㈱グローバルエンジニアリング福岡県 福岡市29%
  • メリービズ㈱(注)2東京都 中央区30%
  • Marubeni Fuyo Auto Investment (CANADA) Inc.カナダ バンクーバー50%
  • Southwest Rail Industries, LLC (注)5米国 ワイマール50%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • USFGL AIRCRAFT USA INC.

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    事務処理用シンクライアント端末(ノート型)等一式(賃貸借)
    情報処理推進機構 · 2019-02-05
    2,362万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は7,887億円営業利益405億円前期と比べると増収減益で、売上が+16.3%、利益が-37.5%。

売上高
+16.3%
7,887億円
営業利益
-37.5%
405億円
純利益
-52.3%
216億円
営業利益率
5.1%
前期比 -4.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高7,887億円
営業利益700億円405億円
純利益480億円216億円
1株あたり配当¥172¥172

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、営業収益は2,012億円、営業利益は197億円。前年の2024年1Qと比べると、営業収益は+28.0%、営業利益は+60.2%。

対象期間営業収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,54982
2024年1Q1,5721237.894
2024年2Q1,9321558.0136
2024年3Q1,70219911.7169
2024年4Q1,87973
2025年2Q3,3203239.7228
2025年4Q3,4643259.4225
2026年2Q3,435361.046
2026年4Q4,4523698.3170
2027年1Q2,0121979.8140

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、営業収益は4,426億円から7,887億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は5.1%。

決算期営業収益億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4,426264156
ALM 2010 Limited(Fuyo Aviation Capital Europe Limitedに商号変更)の全株式を取得し、連結子会社化。これに伴い、同社が直接に出資するAircraft Leasing and Management Limitedを連結子会社化。
2014年3月4,417254130
株式会社ワイ・エフ・リーシング(連結子会社)を吸収合併。
2015年3月4,723265142
2016年3月4,938292175
アクリーティブ株式会社の株式を公開買付けにより51%取得し、連結子会社化。
2017年3月5,072314200
株式会社FUJITAの株式を追加取得し、連結子会社化。
2018年3月5,903352219
株式会社LNホールディングス(現 芙蓉BPOホールディングス株式会社)の株式を100%取得し、連結子会社化。これに伴い、同社が直接に出資するNOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社(芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社に商号変更)及び当該会社が直接に出資する2社を連結子会社化。
2019年3月6,181391255
ヤマトリース株式会社の株式を60%取得し、連結子会社化。
2020年3月7,123440262
株式会社WorkVisionの株式を100%取得し、連結子会社化。
2021年3月7,403480296
株式会社日本信用リースを吸収合併。
2022年3月6,578527339
2023年3月6,887597389
2024年3月7,085684472
2025年3月6,7846486909.6453
2026年3月7,8874053825.1216

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

営業収益7,887億円のうち、営業利益として残るのは405億円5.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は216億円、売上の2.7%にあたる。営業利益率は業種中央値10.8%を下回る水準。

営業収益を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.9%6,855億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.9%627億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.1%405億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
13.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.7pt
5.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.1pt
2.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.0pt
4.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−1,649億円、投資CFが12億円で、差し引きのフリーCFは−1,637億円期末の手元現金は799億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月−55582982952
2014年3月−852−11626723
2015年3月−1,654−111,473540
2016年3月−1,515−121,503514
2017年3月−1,543−461,577506
2018年3月−1,044−571,135541
2019年3月−800−941,055699
2020年3月−1,088−1121,278774
2021年3月−351−60634988
2022年3月890−157−1,015720
2023年3月−241−1248401,212
2024年3月−1,121−311,3181,407
2025年3月−1,364−357980666
2026年3月−1,649121,718799

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3.8兆円。このうち返さなくてよい自己資本が5,683億円で、自己資本比率は13.1%(業種中央値24.7%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月1.761,7381.598.8
2014年3月1.852,0261.659.8
2015年3月1.992,2251.7610.1
2016年3月2.112,3251.889.9
2017年3月2.302,5922.049.9
2018年3月2.432,8262.1510.2
2019年3月2.592,9502.3010.1
2020年3月2.753,1182.4410.0
2021年3月2.983,4482.6310.2
2022年3月2.953,7422.5811.3
2023年3月3.154,1022.7411.6
2024年3月3.394,7732.9112.7
2025年3月3.585,3813.0413.3
2026年3月3.845,6833.2813.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
800億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3,807億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3.3兆円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
19
/ 100
安定性自己資本比率9 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他金融業 39社との比較

同じその他金融業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業収益成長率39社中10位あたり、逆に低いのはROE39社中35位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.4%/中央値 10.4%
P25 5.5%P75 18.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.1%/中央値 10.8%
P25 5.0%P75 22.2%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
13.1%/中央値 24.7%
P25 12.9%P75 44.0%
営業収益成長率上位前期からの売上の伸び
16.3%/中央値 10.7%
P25 4.5%P75 16.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 3.7%
P25 2.7%P75 4.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,459で、1年前と比べて+4.4%過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。

¥4,459-0.6%1ヶ月+1.9%1年+4.4%時価総額4,052億円
過去52週の値幅
安値¥3,938高値¥4,664

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.7倍
PER (会社予想)8.4倍
PBR0.79倍
配当利回り3.86%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月後半に4591円まで上昇したが、8月17日に4358円へ下落。その後は4350〜4500円で推移し、8月21日は4386円。1カ月で0.81%下落し、25日移動平均線(4435円)を下回る。52週高値(4664円)からは約6%低いが、52週安値(3938円)からは約11%高く、レンジ内。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは18.35倍で業界平均16.39倍を上回るが、予想PER8.2倍と低く、PBR0.77倍は業界平均1.85倍を大きく下回る。ROE4.4%と低いものの、配当利回り3.92%は業界平均3.06%を上回る。配当性向144.6%と高いが、収益の安定性を考慮すれば株価は割安と判断。ただしROEが低く収益性の改善余地があり、配当の持続性には注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.7倍17.4倍
PER (予想)8.4倍
PBR0.79倍1.81倍
ROE4.4%12.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、企業の設備投資需要が高まる中で、リース需要の拡大と新規分野(再生可能エネルギー、デジタル資産)への進出による成長を評価する。また、低PBRと高配当利回り(3.84%)から割安感を指摘し、資本効率改善による株主還元の増加を期待する。一方、弱気派は、2026年3月期に利益が大幅減益と予想され、コロナ禍後の設備投資一巡や経済減速によるリース需要の減退を懸念する。また、金利上昇により調達コストが増加し、貸出利ざやが縮小するリスクや、債務超過のリース先の信用リスク拡大を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 割安感と高配当

    PBR0.79倍、配当利回り3.84%と株主還元が厚く、株価の下値が堅い。

  • 成長分野への進出

    再生可能エネルギーやデジタル資産など新領域のリースを拡大し、収益の多様化を図る。

  • 芙蓉グループの連携

    みずほグループとの取引関係強化により、大口・高品質のリース案件を獲得する可能性。

  • 売上高が前期比16%増の7,887億円へ2026年3月期影響

    売上高は6,784億円→7,887億円と1,103億円増加し、事業規模が拡大

  • フォワードPERが8.4倍と割安感不定影響

    時価総額4,066億円を予想PER8.4倍で割ると純利益約484億円が見込まれる

  • PBR0.79倍と簿価割れの修正期待継続影響

    PBR0.79倍は純資産比で2割安で、資本政策の強化が株価修正につながる

  • 配当利回り3.84%の下支え期待通年影響

    配当利回り3.84%は相対的に高く、株主還元姿勢が株価を支える

マイナスに働く材料7
  • 減益予想と業績悪化

    2026年3月期の純利益が216億円と前期から半減する見込みで、収益環境の悪化が顕著。

  • 金利上昇によるコスト増

    短プラ上昇でリース調達金利が上がり、リース料率に転嫁できなければ利ざやが縮小。

  • 信用コストの増加

    景気下振れ時には貸倒引当金繰入額が増加し、利益を圧迫する懸念。過去にも業績悪化が続いた。

  • 営業利益が648億円から405億円に減少2026年3月期影響

    営業利益は前年比243億円減、減益率37.5%と収益力が大幅に低下

  • 純利益が2年間で54%減少2024年3月期→2026年3月期影響

    純利益は472億円→216億円と256億円減り、2期でほぼ半減

  • 営業利益率が9.55%から5.14%に悪化2026年3月期影響

    増収にもかかわらず営業利益率は4.41ポイント低下し、収益構造が悪化

  • ROE4.4%と資本効率の低さ継続影響

    ROE4.4%は資本コストを下回るとみられ、株主資本の有効活用が課題

次の決算で確かめる点
リース取扱高
リース需要の動向を示し、新規契約の伸びが成長の鍵を握る。
オペレーティング・リース比率
リース期間終了後の資産売却や再リースが収益に影響し、収益構造の質を判断。
延滞債権比率
信用リスクの高まりを早期に把握し、貸倒損失の増加リスクを評価する。
資金調達コスト
金利上昇時にはリース料率への転嫁状況や利ざや管理の巧拙を見極める。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり172で、前期から+4.2%いまの株価に対する利回りは3.86%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥172
1株あたり
配当利回り
3.86%
いまの株価に対して
配当性向
144.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4326.6
2018年3月4912.328.4
2019年3月6328.831.9
2020年3月689.037.4
2021年3月737.332.8
2022年3月9529.633.3
2023年3月11420.340.5
2024年3月14728.340.7
2025年3月1523.444.8
2026年3月1584.2144.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥172

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ24,707人。区分でいちばん多いのは金融機関36.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が70.0%を占め、残る30.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関40.940.538.939.338.336.5
事業法人34.334.534.834.633.833.6
外国法人16.315.316.416.315.614.9
個人・その他8.08.89.19.011.012.0
証券会社0.50.80.80.81.33.1
自己株式0.60.60.50.20.20.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ヒューリック株式会社13.93
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.94
03明治安田生命保険相互会社8.44
04みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 丸紅口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行4.99
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.51
06損害保険ジャパン株式会社3.00
07株式会社みずほ銀行3.00
08アズビル株式会社2.70
09ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.38
10株式会社ニチレイ1.37

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−54%、1株純資産は14期で+9%。直近期のROEは4.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月5185,12911.16.812.3
2014年3月4296,0197.78.622.6
2015年3月4706,6457.410.319.6
2016年3月5796,8998.68.323.6
2017年3月6627,5479.27.526.6
2018年3月7268,2439.29.928.4
2019年3月8458,68010.06.531.9
2020年3月8729,2049.76.337.4
2021年3月3293,38410.27.732.8
2022年3月3773,70710.66.233.3
2023年3月4334,07611.16.940.5
2024年3月5244,78611.88.840.7
2025年3月5025,27010.07.744.8
2026年3月2395,5754.417.8144.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額402百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
辻田泰徳取締役会長7026,800
織田寛明取締役社長(代表取締役)6323,400
髙田桂治取締役副社長(代表取締役)659,600
岸田勇輔取締役副社長(代表取締役)643,300
高橋博常務取締役6215,300
市川秀夫取締役74
山村雅之取締役73
松本博子取締役66
益一哉取締役71
森川仁人常勤監査役608,700
岡崎友彦常勤監査役591,700
井本裕監査役68
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢
大久保英明監査役62
井阪隆一取締役68
根本恵梨乃常勤監査役40

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5169467028657
社外取締役8767610
監査役2404020

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,785字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、芙蓉総合リース株式会社(当社)、子会社241社(国内201社、海外40社)及び関連会社23社で構成され、主な事業内容として機械、器具備品等のリース、不動産リース、割賦販売取引及び金銭の貸付等の金融取引を営んでおります。 (1)当社グループの主な事業内容は次のとおりであります。 なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 リース及び割賦…………情報関連機器・事務用機器、産業工作機械等のリース業務(リース取引の満了・解約に伴う物件販売等を含む)、不動産リース及び商業設備、生産設備、病院設備等の割賦販売業務 ファイナンス……………金銭の貸付、営業目的の金融収益を得るために所有する有価証券の運用及び匿名組合組成業務等 その他……………………環境エネルギー関連、手数料、BPO及びモビリティビジネス業務等 (2)当社、子会社及び関連会社の当該事業に係わる位置づけは次のとおりであります。 会社名   セグメント区分 リース及び割賦   ファイナンス   その他 芙蓉総合リース㈱(当社)   ○   ○   ○ 子会社 国内連結子会社(50社) 芙蓉オートリース㈱   ○   ○   ○ ヤマトリース㈱   ○       ○ ㈱ワコーパレット   ○       ○ シャープファイナンス㈱   ○   ○   ○ アクリーティブ㈱       ○   ○ ㈱インボイス           ○ 芙蓉アウトソーシング&コンサルティング㈱           ○ ㈱FGLテクノソリューションズ           ○ ㈱WorkVision           ○ ㈱ヒューマンセントリックス           ○ ㈱CBホールディングス           ○ ㈱FUJITA           ○ ㈱FGLグループ・ビジネスサービス           ○ ㈱FGLグループ・マネジメントサービス           ○ ㈱FGLサーキュラー・ネットワーク   ○ ㈱FGLリースアップ・ビジネスサービス   ○ ㈱アクア・アート   ○ 合同会社クリスタル・クリア・ソーラー           ○ 他32社 海外連結子会社(31社) Fuyo General Lease (USA) Inc.   ○   ○   ○ Pacific Rim Capital, Inc.   ○ 会社名   セグメント区分 リース及び割賦   ファイナンス   その他 Fuyo General Lease (HK) Limited   ○   ○   ○ Fuyo General Lease (Asia) Pte. Ltd.   ○   ○ 芙蓉綜合融資租賃(中国)有限公司   ○   ○   ○ 台灣芙蓉總合租賃股份有限公司   ○   ○ Fuyo General Lease (Thailand) Co., Ltd.   ○ PLIC Corp., Ltd.   ○ FGL Aircraft Ireland Limited   ○       ○ Aircraft Leasing and Management Limited           ○ FGL Aircraft USA Inc.   ○ 他20社 非連結子会社(160社) エフケーイグニシオンリーシング㈲ 他159社(注)   ○   ○   ○ 関連会社 持分法適用会社(20社) 横河レンタ・リース㈱   ○       ○ ㈱グローバルエンジニアリング           ○ メリービズ㈱           ○ Marubeni Fuyo Auto Investment (CANADA) Inc.   ○ Southwest Rail Industries, LLC   ○ 他15社 持分法非適用会社(3社) 123 Golden Lane Ltd 他2社       ○ (注) エフケーイグニシオンリーシング㈲他159社は、主として匿名組合方式による賃貸事業を行っている営業者であります。 (3) 事業系統図については次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,218字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 中期的な経営方針 今後の経済見通しにつきましては、物価上昇の影響が残るものの、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復が続くことが期待されております。一方、中東情勢の影響や金融資本市場の変動などに留意する必要があり、先行きに不透明感を抱えながら推移すると予測しております。 このような状況の下、当社グループは、事業活動を通じて社会と企業の共有価値を創造するCSVの実践により、社会課題の解決と企業価値の向上を同時に実現することで、外部環境が大きく変化していく中で力強く持続的に成長する企業グループを目指してまいります。 (2) 価値創造ストーリー 当社グループは、ミッションとして「事業の領域拡大と更なる進化による新たな価値創造に果敢に挑戦し、豊かな社会の実現と持続的な成長に貢献する。」を掲げています。その実現に向けて、「社会課題の解決」・お客様との「相互信頼と共創」・「社員の挑戦と成長」をキーワードにした3つのビジョン(実現したい姿)を定め、役職員がコーポレートスローガン「前例のない場所へ。」に集約されるバリュー(行動指針)を共有し実践することで、CSV、すなわち社会価値と企業価値の持続的な向上に取り組んでまいります。 持続的な価値創造を支える基盤の強化に向けては、当社グループ最大の財産である社員の「挑戦と成長」を後押しすべく、積極的な人材投資と人事戦略の高度化を進めてまいります。 事業領域の多様化に対応した高付加価値人材の育成に向けて、高い専門性の構築を目指す社員の成長を支援するとともに、多様な価値観を持つ人材が能力を最大限発揮できる環境を整備し、人の成長が会社の成長につながることを重視した人材基盤の強化を進めてまいります。 また、グループ人材の活用やグローバル人材の育成も進め、人材ポートフォリオの最適化を推進するとともに、次期中期経営計画に向けた戦略的な人材捻出のため、業務の見直しやAI等のツールの積極活用などを通じた生産性向上の取組を推進してまいります。 中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」においても、当社ビジネスの礎となる社員の「挑戦と成長」により、事業を通じたお客様との「相互信頼と共創」並びにその先の「社会課題の解決」を実現していくことで価値創造の好循環を生み出し、社会価値と経済価値の同時実現による持続的な成長を実現してまいります。 (3) 中期的な事業戦略 中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」の最終年度となる2026年度は、引き続き事業環境や社会の変化を捉えた経営資源の機動的な配分を進め、事業の領域拡大と更なる進化による新たな価値創造に果敢に挑戦することで、計画の完遂と経営目標の達成に向けて取り組んでまいります。併せて、現中期経営計画の成果や課題を踏まえ、次期中期経営計画の策定も進めてまいります。 経営資源を集中的に投下する事業領域における具体的な取組・戦略は以下のとおりです。 ●モビリティ/ロジスティクス モビリティ領域においては、事業環境の変化を見据え、お客様の脱炭素化を支援するサービスの拡充や周辺事業の開拓を進め、事業基盤の強化を図ります。また、ロジスティクス領域においては、自動化・省人化ソリューションなどグループの多様な機能を提供し、人手不足等の社会課題の解決に貢献することで、事業規模の着実な拡大を目指してまいります。 ●エネルギー環境 国内においては、優良なパートナー企業とのアライアンスを深め、次世代のインフラを支える系統用蓄電池事業やVPP(仮想発電所)といった新分野への展開を段階的に進めることで、ビジネス機会を広げてまいります。 また、海外においては、リスクコントロールの高度化を進めるとともに、成長機会を的確に捉え、事業基盤の強化を進めてまいります。 ●BPO/ICT BPO領域においては、拠点・組織の集約や人員配置の最適化を通じた経営効率の向上を図るとともに、国内外のアライアンス先との協業を深め、着実な事業成長を目指してまいります。 ICT領域においては、世界的に需要が拡大するデータセンター関連事業について、蓄積した知見や多様な情報パイプラインを活かして、事業基盤の着実な拡大を進めてまいります。 ●ヘルスケア 医療・介護事業者が直面する経営課題の解決に向け、診療・介護報酬債権ファクタリングやヘルスケア事業施設に係る取組を拡大してまいります。また、グループ内連携を強化し、医療機関等の事業承継や再生・再編を支援する総合的なソリューションの提供を進めてまいります。 加えて、三井住友信託銀行株式会社及び株式会社横浜フィナンシャルグループとの基本合意に基づく三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社の共同事業化についても、必要な対応を進めてまいります。 (4) 目標とする経営指標 中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」では、計画最終年度である2026年度の財務目標及び非財務目標を以下のとおり設定しております。
事業等のリスク6,150字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループでは、このようなリスクに対する適切な管理態勢を構築し、リスク発生の回避及びリスクが顕在化した際の影響の極小化に努めております。 なお、文中における将来情報に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月19日)現在において当社グループが判断したものであり、以下の記載は当社株式への投資に関連する全てのリスクを網羅するものではありません。 ① 信用リスクが業績に与える影響について 当社グループの事業は、取引先に対する与信期間が中長期(リース取引の平均期間は5年程度)にわたることから、与信期間中に取引先の倒産等が発生し、リース料等の回収が困難となるリスクがあります。 当社グループは、信用リスクの損失を極小化するため、個々の取引先の信用状況を審査・モニタリングするとともに、ポートフォリオにおける信用リスクの状況を定量的に評価・モニタリングし、資産の健全性を維持、改善するよう努めております。また、日本公認会計士協会の「リース業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(業種別監査委員会報告第19号)に基づき、銀行等金融機関に準じた資産の自己査定を実施しており、決算において、「一般債権」は過年度の貸倒実績に基づく予想損失額を、「貸倒懸念債権及び破産更生債権等」は取引先個別の回収不能見込額を算定して貸倒引当金等を計上しております。さらに、「ビジネス・リスク・レビュー委員会」を設置して大口与信先の状況等についてモニタリングを行い、経営陣に定期的に報告しております。 しかしながら、今後の景気動向によっては、取引先の信用状況の悪化により新たな不良債権が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 金利・為替・株価等の変動及び資金調達が業績に与える影響について 当社グループは、顧客にリースや割賦販売を行う物件や当社が保有する事業資産の購入資金を主に金融機関や市場からの調達により賄っております。また、航空機等の外貨建て資産を保有しているほか、社債等の市場性のある債券投資やファンドを通じた投資等を行っております。 当社グループでは、金融市場情勢に対し注意を払うことはもとより、資産運用と資金調達のギャップを常時把握し、金利・為替・株価等の変動リスク等(=市場リスク)の管理、新規調達等の方針を協議・検討する「ALM委員会」を開催し、これらリスクの適切なコントロールに努めております。また、当社は、健全な財務体質を背景に、複数の格付機関から優良とされる格付けを取得しています。 格付機関名   発行体格付   CP格付 株式会社日本格付研究所   AA-   J-1+ 株式会社格付投資情報センター   A+   a-1 しかしながら、今後の金利・為替・株価や金融市場の動向によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、今後当社の格付けが引き下げられた場合、コマーシャル・ペーパー等による有利な調達が制限されるほか、通常より高い金利での資金調達を余儀なくされるなど、必要な資金の適切な確保が困難となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 諸制度の変更が業績に与える影響について 当社グループは、現行の法律・税務・会計等の制度や基準をもとに事業展開しております。当社グループにおいては、これらの諸制度及び基準の変更に備え、様々な情報収集及び検討を行っておりますが、将来、これらの諸制度及び基準が大幅に変更された場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。なお、会計制度については、2024年9月に企業会計基準委員会が、企業会計基準第34号「リースに関する会計基準」を公表しております。 ④ 戦略的提携・企業買収等に伴うリスクについて 当社グループは、事業の更なる拡大・成長を目的としてベンチャー企業や国内外の新規事業への出資又は戦略的提携や企業買収等を行うことにより、ビジネス領域の拡充を図っております。 戦略的提携や企業買収等に際しては、対象となる企業のビジネス、財務内容、法務等について綿密なデューデリジェンスを行い、事前にリスクを把握するとともに、収益性や投資回収の可能性について十分な検討を行い、リスク回避に努めています。 しかしながら、デューデリジェンスの段階では確認されなかった問題が事後的に発覚した場合や、外部環境の変化等により提携・買収後の事業が想定どおり進捗しない場合には、当初に期待した業績への寄与やシナジー等を得られず、当社グループが行った投資額を十分に回収できないリスクがあり、のれんの減損等により当社グループの事業展開や業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、買収を通じて取得した企業ののれんは、当連結会計年度末において36,948百万円となっております。 ⑤ 気候変動リスクについて 気候変動により自然災害が激甚化し、物理的リスクが顕在化した場合や、脱炭素社会への移行に向けた炭素税の導入といった法規制の強化等がなされた場合、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、「CSV推進委員会」を設置し、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に基づき、気候関連のリスクと機会を適切に特定して、気候変動が当社グループの財務面に与える影響の分析及び情報開示を実施しております。さらに、2030年度までに事業活動に伴う温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の目標を設定して気候変動リスクの低減に努めております。 詳細については、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 ⑥ 災害等によるリスクについて 当社グループは、地震・噴火などの自然災害や事故、新型コロナウイルス等の感染症の流行など緊急時に備えて、人命・安全の確保及び事業の継続に向けたBCP(事業継続計画)基本原則を定めておりますが、被害の状況によっては、当社グループの事業活動が制限され、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ サイバーセキュリティリスク・情報セキュリティリスクについて 当社グループは、各事業においてITシステムを活用して多数の顧客情報を取扱っているほか、様々な経営情報等の内部情報を保有しており、サイバー攻撃等により、ITシステムが長期間にわたり正常に作動しなくなった場合、当社グループの業務が著しく停滞し、業績等への悪影響が生じる可能性があります。 また、不正アクセス等により、個人情報や法人の秘密情報等が外部に漏洩した場合には、当社グループの社会的信用に影響を与え、また損害賠償等を行う必要が生じることにより、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、「システム戦略委員会」を設置して、ファイアウォールなどのいわゆる入口対策・出口対策に加えてエンドポイントの監視等、多層防御の考え方で対策を図るとともに、外部専門会社と連携した監視・即応体制の整備を進めております。また、外部機関による定期的なセキュリティアセスメントを実施しガバナンス体制の継続的な改善に努めるとともに、役職員等に対して標的型攻撃メール訓練や情報セキュリティ研修を通じて、教育・研修の徹底を進めております。 ⑧ DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進に関連するリスクについて DX戦略を牽引するデジタル人材の不足等によりDXへの対応の遅れが生じた場合やデジタル技術の適用が著しく遅延した場合、当社グループの競争力が相対的に低下することで経営成績又は財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 テクノロジーの進歩により、社会のデジタルシフトが加速する中、当社グループでは、事業を通じての様々な社会課題の解決と経済価値の同時実現を目指すため、AIやその他のデジタル技術を活用したビジネススタイルへの変革、新たなソリューションの創出に取り組んでいます。こうした活動を全社的に推進していくため「DX戦略推進委員会」を設置し、DX戦略推進に必要な組織・体制の整備等を図っております。 ⑨ 設備投資動向の変動等が業績に与える影響について 当社グループが取扱うリース取引や割賦販売は、顧客が設備投資を行う際の資金調達手段の一つという役割を担っており、民間設備投資額とリース設備投資額とは概ね正の相関関係があります。 当社グループは、営業基盤の拡充、顧客の多様かつ潜在的なニーズを捉えた様々なソリューション提案の実施等に努め、付加価値の創出に注力しておりますが、今後企業の設備投資動向によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 事業戦略に関連するリスクについて 当社グループは、中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」に沿って事業領域の拡大や収益力強化に取り組んでおりますが、グループ経営上で重要度が高い事業分野(アセットビジネス、モビリティ物流ビジネス、エネルギー・環境ビジネス、BPOサービス等)において想定されるリスクとして以下のようなものがあります。 a.不動産 当社グループは、不動産賃貸や不動産への投融資を行っております。取組みにあたっては、取引先の信用力や将来収支、資産価値を慎重に見極めておりますが、取引先の業績悪化や不動産の稼働率低下に伴うキャッシュ・フローの減少及び不動産市況の悪化により資産価値が下落するリスクがあります。景気悪化や事業環境の変化により、保有資産の価値が大幅に変動した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 b.航空機 当社グループは、国内外において航空機リース事業を展開しております。個別案件の取組みにあたっては、航空会社の信用力や物件の将来価値を見極めて検討を実施し、さらに航空業界の動向や航空機の機体価値の変動状況について定期的にモニタリングしております。 しかしながら、航空会社の業績が悪化した場合や経済環境の変動等により航空機の資産価値が著しく下落した場合には、機体の売却損や減損損失の計上等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 c.モビリティ・ロジスティクス 当社グループは、乗用車、トラック等のリース事業及び物流関連ビジネスを展開しております。取組みにあたっては、取引先の信用力や物件の将来価値を見極め、また、パートナー企業と事業提携を行う場合には、パートナー企業の信用状況や企業ビジョンを見極めておりますが、中古車市場の変動により資産価値が著しく下落するリスクや、パートナー企業の信用力や経営方針の違いにより、期待どおりに事業を展開できないリスク等があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 d.エネルギー・環境 当社グループは、国内外で再生可能エネルギー事業、系統蓄電池事業及び再生可能エネルギーファンド等への投融資を行っており、今後も事業拡大を後押しする経営環境が継続するものと見込んでおります。 大規模な太陽光発電所や風力発電所の運営においては、天候不順等の影響で発電量が減少するリスクがあります。また、市場取引が主な収入源となる事業では、市場の取引価格が変動することで、収益性が計画を下回るリスク等も存在します。また、開発型投融資においては、プロジェクトの進行が、政府による許認可の取得の可否、税制、資金調達の可否等、種々の要因に左右されるリスクがあります。これらのリスクに対応するため、当社グループでは事業計画を慎重に検証し、投融資後も運用状況や市場動向を継続的にモニタリングする体制を構築しております。 しかしながら、異常気象によって発電量が想定より著しく減少した場合、不測の事態で電力供給が困難となった場合、需給バランス等の影響により市場の取引価格が著しく変動した場合や個々のプロジェクトにおいて投融資が回収可能な商業運転フェーズに到達しなかった場合には、評価上の損失計上あるいは追加拠出が必要となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 e.BPOサービス・ICTソリューション 当社グループは、顧客の一部業務処理を受託するBPOサービスやICTソリューションを提供しております。IT化による人的ミスの削減、業務マニュアルの作成及び人材の育成等により、十分なサービスを提供する体制を整えておりますが、納期の遅れや業務品質の低下等が発生した場合、事業活動に影響が生じる可能性があります。 f.海外 当社グループは、グループ全体の持続的な成長を実現するため、海外での事業展開や投融資を進めております。現在、北米やアジアを中心に、リース・ファイナンス事業に加え、航空機のオペレーティング・リース事業や再生可能エネルギー発電事業等を展開しています。 個別案件に取り組む際には、地政学的要因を含むカントリーリスクを考慮し、資産価値や事業性を慎重に見極めております。 しかしながら、為替リスクのほか、進出先の国や地域における法令・規制の変更、政治・経済・社会情勢の変化に伴う予期せぬ事態が発生するリスクがあり、これらのリスクが顕在化した場合、当社の事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 業務運営全般・コンプライアンスに関するリスクについて 業務運営全般に関するリスクとして、不適切な事務処理が行われることによる事務リスク、コンピュータシステムのダウン若しくは誤作動等のシステムリスク、必要な人材の育成・確保が困難となる等の人的リスク等があり、これらのリスクが顕在化した場合、円滑な業務運営が損なわれることにより、事業活動に影響が生じる可能性があります。当社グループでは、リスク管理規程等に基づき、リスクの特性や重要性に応じた管理を実施し、これらのリスクのコントロールに努めております。 また、コンプライアンスに関するリスクについては、当社グループのコンプライアンス基本方針を定めるとともに、コンプライアンス運営体制強化と実効性確保を目的に「コンプライアンス委員会」を設置し、年度ごとにコンプライアンス・プログラムを策定して内部管理体制の強化に取り組んでおります。さらに、グループ全体で法令遵守や人権尊重の意識を高めるため、継続的に研修を実施しております。 しかしながら、国内外の各種関連法令や社会規範・社内ルール等が遵守されなかった場合や当社グループの事業活動において人権侵害に該当する事象が生じた場合、業務の制限や停止、取引先等からの損害賠償の請求、社会的信用の喪失等により、当社グループの経営成績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)15,204字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度の連結財務諸表については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の見直しが反映された後の金額により開示しております。 以下の経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の見直しが反映された後の前連結会計年度の連結財務諸表の数値を用いて比較しております。 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が底堅く推移し、設備投資にも持ち直しの動きがみられるなど、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、物価上昇、金融政策正常化に伴う金利動向、海外経済の不確実性や地政学的リスク等により、先行き不透明な状況が続いております。 こうした環境の下、当社グループは、ひとの成長と対話を通じた社会課題の解決と経済価値の同時実現による持続的成長を目指す、5か年(2022年度~2026年度)の中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」に取り組んでおります。中期経営計画の4年目となる2025年度も、計画最終年度の目標達成を見据え、外部環境が大きく変化していく中で、力強く持続的に成長する企業グループを目指して、計画に掲げたビジネス戦略・マネジメント戦略を着実に遂行しました。 この結果、当連結会計年度の契約実行高は前年度比19.4%増加の2兆2,011億4千9百万円となり、当連結会計年度末の営業資産残高(割賦未実現利益控除後)は前連結会計年度末比1,809億2千6百万円(5.9%)増加して3兆2,530億7千万円となりました。 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末比2,633億6千4百万円(7.4%)増加して3兆8,437億2千5百万円となりました。 調達残高は、長期借入金やコマーシャル・ペーパーの増加等により、前連結会計年度末比7.1%増加の3兆66億1千1百万円となりました。 損益面では、売上高は前年度比16.3%増加の7,886億6千9百万円、営業利益は前年度比37.4%減少の405億4千2百万円、経常利益は前年度比44.6%減少の382億4千9百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度比52.4%減少の215億6千5百万円となりました。 当社の取引先に対する債権につき取立不能又は取立遅延のおそれが生じたことにより、以下の計上をしております。 当該取引先は、欧州地域において当社のアライアンス先が主導する再生可能エネルギー事業の開発資金を調達することを目的として設立されております。当該取引先が個別のプロジェクト持株会社を通じて資金提供し、開発を進めている複数の再生可能エネルギー事業のうち、スペインにおける一部プロジェクトで資金不足を理由として開発が遅延していることが判明しました。 これを受けて、同プロジェクトを主導する当社のアライアンス先が関与する再生可能エネルギー関連の個別のプロジェクトに関連する当社の当該取引先に対する債権の回収可能性を検討した結果、これらの債権の一部で回収の金額及び時期に不確実性が存在し、取立不能又は取立遅延のおそれがあると判断しました。 これにより当連結会計年度において、当該債権について、プロジェクトの第三者への売却等に伴い回収が見込まれる部分を除いた合計282億7千8百万円のうち、当連結会計年度に発生した当該債権に係る未収利息11億7千6百万円は不計上(売上の取消)とし、当該未収利息分を除く残額は売上原価247億6千6百万円、貸倒引当金繰入額(販売費及び一般管理費)23億1百万円、貸倒損失(販売費及び一般管理費)3千3百万円として計上しております。 ② セグメントごとの経営成績 当連結会計年度におけるセグメントごとの経営成績は次のとおりであります。なお、各セグメントにおける売上高については「外部顧客への売上高」の金額、セグメント利益については報告セグメントの金額を記載しております。 [リース及び割賦] リース及び割賦の契約実行高は前年度比8.2%増加して5,711億6千4百万円となり、営業資産残高は前連結会計年度末比1.5%増加して1兆9,584億9千3百万円となりました。リース及び割賦の売上高は前年度比16.0%増加して6,770億5百万円となり、セグメント利益は前年度比2.0%増加して446億2千7百万円となりました。 [ファイナンス] ファイナンスの契約実行高は前年度比24.0%増加して1兆6,296億4千万円となり、営業資産残高は前連結会計年度末比14.0%増加して1兆2,645億1千2百万円となりました。ファイナンスの売上高は前年度比16.8%増加して455億7千1百万円となり、セグメント利益は前年度比95.7%減少して10億8千6百万円となりました。 [その他] その他の契約実行高は前年度比72.8%減少して3億4千4百万円となり、営業資産残高は前連結会計年度末比8.5%減少して300億6千4百万円となりました。その他の売上高は前年度比18.6%増加して660億9千3百万円となり、セグメント利益は前年度比2.2%減少して111億7千9百万円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末比133億4千6百万円増加して799億1千1百万円となりました。区分ごとのキャッシュ・フローの状況の内訳は以下のとおりであります。 [営業活動によるキャッシュ・フロー] 賃貸資産除却損及び売却原価が1,900億6千5百万円、賃貸資産減価償却費が601億1千9百万円、資金原価及び支払利息が420億2千万円、税金等調整前当期純利益が399億7千万円となったことなどに対し、賃貸資産の取得による支出が2,827億2千9百万円、営業貸付金の増加額が1,166億3千1百万円、営業投資有価証券の増加額が455億8千3百万円となったことなどにより、営業活動によるキャッシュ・フローは、1,649億1千5百万円の支出(前連結会計年度は1,363億7千7百万円の支出)となりました。 [投資活動によるキャッシュ・フロー] 投資有価証券の売却及び償還による収入が128億5千9百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入が105億3千7百万円となったことなどに対し、投資有価証券の取得による支出が175億5千2百万円、社用資産の取得による支出が34億2千7百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が13億2千3百万円となったことなどにより、投資活動によるキャッシュ・フローは、11億7千万円の収入(前連結会計年度は356億5千7百万円の支出)となりました。 [財務活動によるキャッシュ・フロー] 長期借入れによる収入が6,107億4百万円、社債の発行による収入が843億8百万円、コマーシャル・ペーパーの増加額が790億円となったことなどに対し、長期借入金の返済による支出が4,917億6千5百万円、社債の償還による支出が957億3千6百万円となったことなどにより、財務活動によるキャッシュ・フローは、1,717億6千3百万円の収入(前連結会計年度は979億9千4百万円の収入)となりました。 ④ 特定金融会社等の開示に関する内閣府令に基づく貸付金(営業貸付金、その他の営業貸付債権、関係会社短期貸付金及び関係会社長期貸付金)の状況 「特定金融会社等の開示に関する内閣府令」(1999年5月19日 大蔵省令第57号)に基づく、当社における貸付金の状況は次のとおりであります。 a.貸付金の種別残高内訳 2026年3月31日現在 貸付種別   件数(件)   構成割合(%)   残高(百万円)   構成割合(%)   平均約定金利 (%) 消費者向 無担保(住宅向を除く)   -   -   -   -   - 有担保(住宅向を除く)   -   -   -   -   - 住宅向   2   0.26   25   0.00   2.42 計   2   0.26   25   0.00   2.42 事業者向 計   771   99.74   721,063   100.00   3.20 合計   773   100.00   721,088   100.00   3.20 b.資金調達内訳 2026年3月31日現在 借入先等   残高(百万円)   平均調達金利(%) 金融機関等からの借入       1,705,080   1.39 その他       736,338   1.39 社債・CP   704,523   1.40 合計   2,441,419   1.39 自己資本       334,875   - 資本金・出資額   10,532   - c.業種別貸付金残高内訳 2026年3月31日現在 業種別   先数(件)   構成割合(%)   残高(百万円)   構成割合(%) 製造業   14   5.02   4,494   0.62 農業・林業・漁業・鉱業   2   0.72   0   0.00 建設業   7   2.51   11,792   1.64 電気・ガス・熱供給・水道業   7   2.51   5,834   0.81 情報通信業   3   1.07   23,975   3.33 運輸業   3   1.07   34   0.00 卸売・小売業   41   14.69   5,819   0.81 金融・保険業   21   7.53   146,632   20.34 不動産業   75   26.88   410,166   56.88 飲食店,宿泊業   1   0.36   5   0.00 医療,福祉   38   13.62   1,286   0.18 教育,学習支援業   1   0.36   1,029   0.14 複合サービス事業   -   -   -   - サービス業(他に分類されないもの)   49   17.56   109,766   15.22 公務(他に分類されないもの)   -   -   -   - 個人   2   0.72   25   0.00 分類不能の産業   15   5.38   225   0.03 合計   279   100.00   721,088   100.00 d.担保別貸付金残高内訳 2026年3月31日現在 受入担保の種類   残高(百万円)   構成割合(%) 有価証券       213,600   29.62 うち株式   -   - 債権       286   0.04 うち預金   -   - 商品       -   - 不動産       11,686   1.62 財団       -   - その他       8,064   1.12 計   233,637   32.40 保証       26,680   3.70 無担保       460,770   63.90 合計   721,088   100.00 e.期間別貸付金残高内訳 2026年3月31日現在 期間別   件数(件)   構成割合(%)   残高(百万円)   構成割合(%) 1年以下   123   15.91   218,244   30.27 1年超 5年以下   500   64.68   365,723   50.72 5年超 10年以下   89   11.51   125,829   17.44 10年超 15年以下   6   0.78   2,634   0.37 15年超 20年以下   15   1.94   5,115   0.71 20年超 25年以下   2   0.26   2,327   0.32 25年超   38   4.92   1,213   0.17 合計   773   100.00   721,088   100.00 1件当たりの平均期間(年)   3.76 (注) 期間は、約定期間によっております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析につきましては、以下のとおりであります。 当社グループは、ひとの成長と対話を通じた社会課題の解決と経済価値の同時実現による持続的成長を目指す、5か年(2022年度~2026年度)の中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」に取り組んでおります。中期経営計画の4年目となる2025年度も、計画最終年度の目標達成を見据え、外部環境が大きく変化していく中で、力強く持続的に成長する企業グループを目指して、計画に掲げたビジネス戦略・マネジメント戦略を着実に遂行しました。 2025年度における中期経営計画の遂行状況は次のとおりであります。 <ビジネス戦略> 中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」のビジネス戦略を着実に推進するため、社会の変化に応じた経営資源の機動的な配分を行い、成長ドライバーに位置付ける事業領域を中心に、既存事業の深化と新たな価値創造領域の拡大に取り組みました。 <3つの成長ドライバーと7つの事業領域> 1 ライジングトランスフォーメーション<社会的な地殻変動を捉えた戦略的成長> ●モビリティ/ロジスティクス 2025年3月に連結子会社化した株式会社ワコーパレットとの連携を通じて物流関連機能の強化を図るとともに、日本パレットレンタル株式会社を持分法適用関連会社とするなど、物流領域における事業基盤の拡大に取り組みました。また、北米における貨車リース事業への参画やタイでのフォークリフト事業の機能強化などを進め、海外における事業基盤の拡充を図りました。 ●サーキュラーエコノミー 非財務目標として掲げる返却物件由来の廃プラスチックにおけるマテリアル/ケミカルリサイクル率の向上に向け、ケミカルリサイクルをスタートするなど、循環型社会の実現に資する取組を進めました。 2 アクセラレーティングトランスフォーメーション<市場トレンドを捉えた加速度的成長> ●エネルギー環境 多様なアライアンス先との連携を通じて、系統用蓄電池事業をはじめとする蓄電池関連ビジネスの拡大を図りました。一方で、海外の再生可能エネルギー分野において、アライアンス先との連携に基づく一部案件で損失を計上したことを受け、事業ポートフォリオ管理及びモニタリング機能の強化に向けた事業推進体制の見直しを進めました。 ●BPO/ICT 事業連携の強化と業務の効率化を目的にBPO領域におけるグループ内組織再編を行い、事業運営体制の高度化を進めるとともに、データセンター関連の取組も拡大するなど、事業基盤の拡充を図りました。 ●ヘルスケア 株式会社CBホールディングスを中心に、地域金融機関との連携を通じた医療・介護・福祉分野における経営支援に取り組むとともに、株式会社アクリーティブが取り扱う診療・介護報酬ファクタリング「FPSメディカル」の残高も着実に拡大しました。 3 グロウイングパフォーマンス<中核分野の安定的成長> ●不動産 資産の入替えを通じた収益機会の拡大を図るとともに、信頼できるパートナーとの協業のもと海外における取組も着実に進展しました。加えて、事業領域の拡大に向け、成長加速と事業運営の高度化を見据えた組織体制の拡充を進めるとともに、商業施設の投資・運営及びバリューアップ事業を展開する双日商業開発株式会社を持分法適用関連会社化しました。 ●航空機 世界的な航空需要が増加する中、機体売却の専門部署を新たに設立するなど売却機能の強化を図り、回転型ビジネスの推進などを通じて収益基盤の強化に取り組みました。 また、事業基盤の強化に向け、三井住友信託銀行株式会社及び株式会社横浜フィナンシャルグループとの間で、総合リース・ファイナンス事業を展開する三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社の共同事業化について基本合意書を締結しました。 <事業を通じた社会価値の創出> 事業を通じた持続可能な社会の構築と企業としての継続的な成長の両立を実現するため、当社グループはCSV(Creating Shared Value)の考え方を経営の根幹に位置付け、サステナビリティに関する取組を強化しております。 中期経営計画においては、事業を通じて社会課題の解決に貢献するCSVの考え方に基づき、成長ドライバーに区分した7つの事業領域を、持続可能な地球環境の実現への貢献を目指す「環境」と、豊かな社会と健やかな人の実現への貢献を目指す「社会とひと」の分野にそれぞれ紐づけ、様々な取組を進めております。 「環境」分野では、蓄電池関連事業の推進などを通じて電力需給の安定化に向けた取組を進め、脱炭素社会の実現に貢献するとともに、廃プラスチックのケミカルリサイクル開始などを通じて、循環型社会の実現に向けた取組を強化しました。「社会とひと」の分野では、スポーツを活用したまちづくりの推進などを通じたCSVの実践を進めました。このような取組を推進していくことで、社会課題の解決と経済価値の同時実現による持続的な成長を目指してまいります。 <マネジメント戦略> ビジネス戦略を支える経営基盤を強化するため、マネジメント戦略では以下の取組を進めました。 ・期中に発生した欧州での再生可能エネルギー案件に係る損失計上を踏まえ、部署横断的な検討体制を立ち上げ、今後のリスク管理高度化に向けた専門部署の新設を決定するなど、体制整備を進めました。 ・市場の要請に応えるべく、サステナビリティ及びCSVに関する開示の高度化を進めた結果、国際的な非営利団体であるCDPより、気候変動分野における取組や情報開示が優れた企業として、最高評価の「Aリスト企業」に選定されました。 ・経営管理基盤の高度化等を図るため、テクノロジーを活用した業務改革を進めるべく、現状における業務・システムの課題整理と今後のあるべき姿の検討を行いました。 ・サステナブルファイナンスによる資金調達を継続し、社会課題の解決に向けた取組へのコミットメントを明確化するとともに、調達手段の多様化を進めました。 以上のことから、当社グループの連結業績につきましては、海外の再生可能エネルギー分野における一部案件で損失を計上したことなどにより、次のとおりとなりました。 <営業取引の状況> [契約実行高] 当連結会計年度における契約実行実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   契約実行高(百万円)   前年同期比(%) リース及び割賦   情報・事務用機器   107,983   91.5 産業・土木・建設機械   9,039   62.0 その他   166,282   107.2 ファイナンス・リース計   283,305   98.5 情報・事務用機器   9,822   122.8 産業・土木・建設機械   5,272   639.0 その他   239,886   118.9 オペレーティング・リース計   254,982   121.1 リース計   538,287   108.0 割賦   32,877   110.2 リース及び割賦計   571,164   108.2 ファイナンス   1,629,640   124.0 その他   344   27.2 合計   2,201,149   119.4 (注)1.オペレーティング・リースは、賃貸物件の取得価額を記載しております。なお、再リース取引の実行額は含んでおりません。 2.リースについては、当連結会計年度に取得した賃貸用資産の購入金額、割賦については、実行時の割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。 契約実行高は前年同期比19.4%増加となっております。 「リース及び割賦」については、不動産事業におけるオペレーティング・リース及び、モビリティ/ロジスティクス事業における輸送用機器のリースの実行高が増加したこと等により、増加しております。 「ファイナンス」については、ヘルスケア事業において国内子会社アクリーティブ株式会社の診療・介護報酬ファクタリングの取扱高が増加したこと等により、増加しております。 「その他」については、エネルギー環境事業における太陽光発電設備の実行高が減少したこと等により、減少しております。 [営業資産残高] 連結会計年度における営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度   当連結会計年度 期末残高 (百万円)   構成比(%)   期末残高 (百万円)   構成比(%) リース及び割賦   情報・事務用機器   304,710   9.9   292,912   9.0 産業・土木・建設機械   69,351   2.3   60,597   1.9 その他   477,416   15.5   517,922   15.9 ファイナンス・リース計   851,478   27.7   871,432   26.8 情報・事務用機器   10,680   0.4   15,209   0.5 産業・土木・建設機械   23,903   0.8   26,157   0.8 その他   990,028   32.2   989,453   30.4 オペレーティング・リース計   1,024,612   33.4   1,030,819   31.7 リース計   1,876,091   61.1   1,902,251   58.5 割賦   53,582   1.7   56,241   1.7 リース及び割賦計   1,929,673   62.8   1,958,493   60.2 ファイナンス   1,109,628   36.1   1,264,512   38.9 その他   32,841   1.1   30,064   0.9 合計   3,072,143   100.0   3,253,070   100.0 (注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。 営業資産残高は、前連結会計年度末比5.9%増加となっております。 「リース及び割賦」については、モビリティ/ロジスティクス事業における輸送用機器を中心にリースの積上げが進んだことにより増加しております。 「ファイナンス」については、不動産事業におけるファイナンスの取組みが拡大したこと等により増加しております。 「その他」については、太陽光発電設備等の減価償却が進んだことにより減少しております。 [営業実績] 連結会計年度における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 前連結会計年度 セグメントの名称   売上高 (百万円)   売上原価 (百万円)   差引利益 (百万円)   資金原価 (百万円)   売上総利益 (百万円) リース及び割賦   ファイナンス・リース   338,544   -   -   -   - オペレーティング・リース   218,174   -   -   -   - リース計   556,719   470,788   85,931   13,883   72,047 割賦   26,958   25,748   1,209   402   807 リース及び割賦計   583,677   496,536   87,141   14,286   72,854 ファイナンス   39,003   1,207   37,795   15,493   22,302 その他   55,714   30,801   24,912   439   24,473 合計   678,395   528,545   149,849   30,218   119,630 当連結会計年度 セグメントの名称   売上高 (百万円)   売上原価 (百万円)   差引利益 (百万円)   資金原価 (百万円)   売上総利益 (百万円) リース及び割賦   ファイナンス・リース   308,364   -   -   -   - オペレーティング・リース   337,755   -   -   -   - リース計   646,119   552,163   93,956   17,101   76,855 割賦   30,885   29,621   1,263   429   834 リース及び割賦計   677,005   581,785   95,219   17,530   77,689 ファイナンス   45,571   26,945   18,625   19,781   △1,155 その他   66,093   39,015   27,077   388   26,689 合計   788,669   647,746   140,923   37,699   103,223 (注)売上高について、セグメント間の内部売上高又は振替高は含まれておりません。 セグメントごとの財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 [売上高、売上原価、差引利益] (リース及び割賦) リース及び割賦の売上高は、前年度比933億2千7百万円(16.0%)増加して6,770億5百万円となりました。売上原価は前年度比852億4千8百万円(17.2%)増加して5,817億8千5百万円となり、リース及び割賦における差引利益は前年度比80億7千8百万円(9.3%)増加して952億1千9百万円となりました。これは主として、モビリティ/ロジスティクス事業におけるリース取引が拡大したことや、不動産リースの売却益が寄与したことによるものであります。 (ファイナンス) ファイナンスの売上高は、前年度比65億6千7百万円(16.8%)増加して455億7千1百万円となりました。売上原価は前年度比257億3千7百万円増加して269億4千5百万円(前連結会計年度は12億7百万円)となり、ファイナンスにおける差引利益は、前年度比191億6千9百万円(50.7%)減少して186億2千5百万円となりました。これは主として、エネルギー環境事業における海外の再生可能エネルギー関連の一部案件で損失を計上したことによるものであります。 (その他) その他の売上高は、前年度比103億7千9百万円(18.6%)増加して660億9千3百万円となりました。売上原価は前年度比82億1千4百万円(26.7%)増加して390億1千5百万円となり、その他における差引利益は前年度比21億6千4百万円(8.7%)増加して270億7千7百万円となりました。これは主として、BPO/ICT事業の売上が増加したこと等によるものであります。 [営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益] エネルギー環境事業における海外の再生可能エネルギー関連の一部案件で損失を計上したことにより、利益の源泉である基礎的な収益、即ち「差引利益」(資金原価控除前売上総利益)が前年度比89億2千6百万円(6.0%)減少して1,409億2千3百万円となりました。 コスト面では、当社グループの拡大に加え、人的資本への積極的な投資を継続したことにより人物件費は前年度比72億9千1百万円(13.5%)増加して614億7千万円となりました。資金原価は国内金利の上昇に伴い調達コストが増加したこと等により、前年度比74億8千万円(24.8%)増加して376億9千9百万円となりました。 この結果、営業利益は前年度比37.4%減少の405億4千2百万円、経常利益は前年度比44.6%減少の382億4千9百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度比52.4%減少の215億6千5百万円となりました。 [純資産、自己資本比率] 株主資本合計は利益剰余金が増加したことなどにより、前連結会計年度末比1.9%増加の3,912億5千9百万円となり、当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末比302億5千4百万円(5.6%)増加して5,683億9百万円となりました。 自己資本比率は、前連結会計年度末比0.2ポイント低下して13.1%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析・検討内容につきましては、以下のとおりであります。 [営業活動によるキャッシュ・フロー] 営業活動によるキャッシュ・フローは、1,649億1千5百万円の支出(前連結会計年度は1,363億7千7百万円の支出)となりました。主な変動要因は、賃貸資産除却損及び売却原価の増加、賃貸資産の取得による支出の増加、営業貸付金の増減額が増加したことなどによるものであります。 [投資活動によるキャッシュ・フロー] 投資活動によるキャッシュ・フローは、11億7千万円の収入(前連結会計年度は356億5千7百万円の支出)となりました。主な変動要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出の減少、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入が増加したことなどによるものであります。 [財務活動によるキャッシュ・フロー] 財務活動によるキャッシュ・フローは、1,717億6千3百万円の収入(前連結会計年度は979億9千4百万円の収入)となりました。主な変動要因は、間接調達では長期借入れによる収入の増加及び短期借入金の純増減額が減少したこと、直接調達ではコマーシャル・ペーパーの純増減額の増加及び社債の償還による支出が増加したことなどによるものであります。 b.契約債務 2026年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。 年度別要支払額(百万円) 契約債務   1年以内   1年超 2年以内   2年超 3年以内   3年超 4年以内   4年超 5年以内   5年超 短期借入金   598,425   -   -   -   -   - 長期借入金   528,503   439,164   317,333   198,466   83,547   32,614 リース債務   1,842   579   480   347   281   588 合計   1,128,771   439,743   317,813   198,814   83,829   33,202 当社グループの第三者に対する保証は、取引先等の借入金等に対する債務保証であります。保証した借入金等の債務不履行が保証期間に発生した場合、当社グループが代わりに弁済する義務があり、2026年3月31日現在の債務保証額は、870億1千8百万円であります。 c.財務政策 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、金融機関からの借入による間接調達と市場からの直接調達により資金調達することとしております。 当連結会計年度は、営業資産の積上げを背景に長期借入金等による調達を拡大しました。またESGファイナンスの取組みを実施しております。 当連結会計年度末において、間接調達は、長期借入金及び1年内返済予定の長期借入金が増加したことなどにより、前連結会計年度末比5.5%増加して2兆1,980億5千5百万円となり、直接調達は、社債の発行額は減少したもののコマーシャル・ペーパー及び債権流動化に伴う支払債務が増加したことなどにより、前連結会計年度末比11.7%増加して8,085億5千6百万円となりました。この結果、当連結会計年度末の調達残高は、前連結会計年度末比7.1%増加して3兆66億1千1百万円となりました。直接調達比率は26.9%となり、前連結会計年度末比1.1ポイント上昇いたしました。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、賃貸資産及び割賦販売物件の購入、営業投資有価証券の購入、太陽光発電設備の設備投資のほか、営業費用、販売費及び一般管理費等であります。 2026年3月31日現在、借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、前連結会計年度末比7.0%増加して3兆107億3千1百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は799億1千1百万円となっております。 当連結会計年度末において、取引金融機関70行等と当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しております。(借入実行残高5,747億5千6百万円、借入未実行残高7,204億6千8百万円) d.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2022年度より新中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」をスタートさせております。経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(4)目標とする経営指標」に記載のとおりであります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。その作成には、資産、負債、収益及び費用の額に影響を与える仮定や見積りを必要とします。これらの仮定や見積りは、過去の実績や現在の状況等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる可能性があります。 連結財務諸表に与える影響が大きいと考えられる項目・事象は以下のとおりです。 a.貸倒引当金 当社グループは、債権の回収不能時に発生する損失の見積額に対して貸倒引当金を計上しております。貸倒引当金は、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権及び破産更生債権等については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。貸倒引当金の金額は、以後の各連結会計年度の貸倒の発生や個別債権の回収の状況等に応じて貸倒実績率や個別債権の回収可能性の判断が変化することで、追加引当が必要となる可能性があります。 b.固定資産(賃貸資産等)の減損 当社グループは、固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたり、各社ごとに資産のグルーピングを行い、収益性が著しく低下した資産グループについて、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減損し、当該減少額を減損損失として計上しております。 固定資産の回収可能価額について、将来キャッシュ・フロー、割引率、正味売却価額等の前提条件に基づき算出しているため、当初想定した収益が見込めなくなった場合や、将来キャッシュ・フロー等の前提条件に変更があった場合には、固定資産の減損処理を行う可能性があります。 c.のれんの減損 当社グループは、のれんについて、その効果の発現する期間を見積り、当期間で均等償却しております。また、その資産性について子会社の業績や事業計画等を基に検討しており、将来において当初想定した収益が見込めなくなり、減損の必要性を認識した場合には、当該連結会計年度においてのれんの減損処理を行う可能性があります。 当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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