概要
GMOペイメントゲートウェイは、GMOインターネットグループ傘下のフィンテック企業で、オンライン決済代行サービス「PGマルチペイメント」を中核に、EC事業者向けにクレジットカード、コンビニ決済、キャリア決済など多様な決済手段を一元提供する。2024年9月期の売上収益は738億円、営業利益率34.15%と高収益を誇り、従業員数882人。
GMOインターネットグループの中核決済インフラ
当社はGMOインターネットグループ株式会社の連結子会社であり、同グループのインターネットインフラ事業に属する。グループ全体はドメイン・セキュリティ・広告・金融など多岐にわたる事業を展開しており、当社はその中で決済プロセスのインフラを担う。2024年9月期の連結売上収益738億円のうち、決済代行事業が約75%を占め、営業利益は同84%を稼ぎ出す主力事業である。金融関連事業と決済活性化事業が残りを構成する。
オンラインと対面をカバーする決済代行
決済代行事業はオンライン課金・継続課金分野と対面分野に分かれる。オンライン分野では、当社と子会社GMOイプシロンが、EC・デジタルコンテンツ・サブスクリプション事業者向けに、クレジットカードやコンビニ収納、QRコード決済、キャリア決済など30種類以上の決済手段をAPIで統合提供する。対面分野では、GMOフィナンシャルゲートが実店舗向けにクレジットカード・デビットカード・QRコード決済端末を提供し、キャッシュレス決済需要を取り込む。
加盟店の資金流動性を改善する金融関連事業
金融関連事業では、加盟店のキャッシュフローを支援するサービスを展開する。主力は後払い決済「GMO後払い」で、消費者が商品受取後に支払う方式を採用し、加盟店は売上代金を早期回収できる。他にも、決済データに基づく無担保融資「トランザクションレンディング」、売上代金を通常より早く入金する「早期入金サービス」、給与即時受け取り「即給 byGMO」、請求書カード払い「請求書カード払い byGMO」などがある。海外ではシンガポールや米国でレンディング・送金サービスも提供する。
38の国と地域に広がる海外拠点
当社グループはシンガポール(2012年設立)、香港(2013年)、タイ(2014年)、米国(2018年)、インド(2019年)などに子会社を持ち、海外の決済代行サービスを展開する。マレーシアにも拠点を設けたが2023年12月に休眠会社化した。また、台湾には香港子会社の支社を置く。海外事業は決済代行に加え、現地のFinTech企業向けレンディングや送金サービスも含む。2016年にはマレーシアのMacro Kiosk Berhadを子会社化したが、2020年に全株式を譲渡した。
ストック収益が支える高収益ビジネスモデル
当社の収益は大きく4種類に分かれる。イニシャルはシステム導入時の接続ソフトウェアライセンスや決済端末代金、ストックはカスタマーサポートや管理の定額月次固定費、フィーは決済処理件数に応じた従量課金、スプレッドは代表加盟店契約で売上代金から徴収する手数料である。2024年9月期の構成比はスプレッドが約42%、フィーが約30%、ストックが約17%、イニシャルが約11%で、継続的なストック・フィー・スプレッドが収益の9割近くを占め、営業利益率34%超の高収益を実現している。
業界の中での役割は電子商取引・対面販売事業者向けの決済インフラ・金融サービスプロバイダー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2017/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 決済代行 事業 | 119億円 | 54.6% | 66億円 | 55.5% |
| 金融関連 事業 | 58億円 | 26.6% | 2億円 | 3.4% |
| 決済活性化 事業 | 41億円 | 18.8% | 5億円 | 12.2% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01オンライン課金・継続課金(決済代行事業)主力
EC・デジタルコンテンツ・サブスクリプション等のオンライン事業者向けに、クレジットカード、コンビニ収納、電子マネー、QRコード決済、キャリア決済等、多様な決済手段を一元提供。加盟店と決済事業者の間を繋ぐ決済代行サービス(直接加盟店契約・代表加盟店契約両方)。
- 決済代行サービス(オンライン・継続課金)
- ECサイト等で利用可能な多種決済手段をAPI等で統合。加盟店の決済システム構築・運用を代行。
02対面決済(決済代行事業)主力
実店舗向けにクレジットカード、デビットカード、バーコード・QRコード決済等の対面決済代行サービスを提供。決済端末やシステムを提供する。
- 決済代行サービス(対面)
- 店舗に設置する決済端末・システムを通じて、多様なキャッシュレス決済を実現。加盟店の売上管理も支援。
03金融機関・サービス事業者向け(決済代行事業)準主力
金融機関やフィンテック事業者向けに、BaaS(Banking as a Service)支援として、銀行Payの共同開発、決済処理プラットフォーム「GMO-PG プロセシングプラットフォーム」を提供。
- 銀行Pay
- 横浜銀行と共同開発した、銀行口座連動型のスマートフォン決済サービス。
- GMO-PG プロセシングプラットフォーム
- 新たな決済事業の立ち上げに必要な決済処理・システム・ノウハウを一括提供するプラットフォーム。
04加盟店向け金融(金融関連事業)準主力
加盟店の資金繰り支援として早期入金サービス、トランザクションレンディング(取引データに基づく融資)、後払い決済サービス「GMO後払い」(BtoC・BtoB)、BNPLサービス「アトカラ」、給与即時受け取り「即給 byGMO」、請求書カード払い等を提供。
- GMO後払い
- 消費者が商品受取後に支払う後払い決済。加盟店は売上代金を早期に回収可能。
- 早期入金サービス
- 加盟店の売上代金を通常より早く入金するサービス。キャッシュフロー改善に寄与。
- トランザクションレンディング
- 決済データを基にした無担保融資。加盟店の事業成長を支援。
05海外フィンテック(金融関連事業)副次
海外のFinTech事業者向けにレンディングサービス、送金サービスを提供。シンガポール、米国、インド等に拠点を持つ。
06決済活性化事業副次
加盟店の売上向上を目的としたマーケティング支援サービス、及び医療機関向け予約管理システム「メディカル革命 byGMO」を提供。
- メディカル革命 byGMO
- 医療特化型の予約管理システム。患者予約・受付・会計業務の効率化を実現。
製品と技術
PGマルチペイメント:30種以上の決済手段を統合
当社の基幹サービス「PGマルチペイメント」は、ECサイトやサブスクリプション事業者向けに、クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)、コンビニ収納(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン等)、電子マネー(楽天Edy、nanaco、WAON)、QRコード決済(PayPay、LINE Pay、d払い、au PAY)、キャリア決済(docomo、au、SoftBank)、ネット銀行決済、Pay-easy、代金引換、口座振替、PayPal、多通貨決済など30種類以上の決済手段をAPI一つで接続可能にする。加盟店は個別に決済事業者と契約する必要がなく、決済システムの構築・運用コストを削減できる。
銀行Pay:横浜銀行と共同開発したスマート決済
「銀行Pay」は、当社が横浜銀行と共同開発した銀行口座連動型のスマートフォン決済サービスである。利用者は銀行口座をアプリに登録し、店舗でのQRコード決済やオンライン決済に利用できる。銀行口座から直接引き落とされるため、クレジットカード不要で利用可能。当社は決済処理基盤を提供し、銀行が顧客基盤を持つモデル。2018年頃からサービスを開始し、地域金融機関への展開も進めている。このサービスはBaaS(Banking as a Service)の一例であり、金融機関向けに決済プラットフォームを提供するビジネスの柱の一つである。
GMO後払い:消費者と加盟店双方にメリットの後払い決済
連結子会社GMOペイメントサービスが提供する「GMO後払い」は、消費者が商品受取後にコンビニや銀行で支払う後払い決済サービスである。加盟店は消費者の与信審査を代行してもらい、売上代金を早期に回収できる(立替払い)。消費者はクレジットカードを持たなくても利用でき、支払い忘れ防止のための督促サービスも含む。BtoB向けには「GMO掛け払い」も提供。2024年9月期の金融関連事業売上は191億円で、同事業の成長を牽引している。BNPLサービス「アトカラ」は三井住友カードと連携し、分割・対面取引にも対応する。
メディカル革命 byGMO:医療機関向け予約管理システム
「メディカル革命 byGMO」は、連結子会社GMOリザーブプラス(旧GMO医療予約技術研究所)が提供する医療特化型の予約管理システムである。患者のオンライン予約・受付・会計業務を一元管理し、医療現場の業務効率化を図る。予約と同時に決済機能も連携可能で、診療後の支払いをスムーズにする。2021年に子会社化した株式会社ビュフォートも同様の事業を手掛ける。このサービスは決済活性化事業に分類され、医療分野のDX需要を取り込む。2024年9月期の同事業売上は17億円とまだ小規模だが、成長分野として位置づけられている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
決済分野で高収益、国内市場で強固な地位
GMOペイメントゲートウェイは情報・通信業に属し、オンライン決済サービスを提供する。同業他社にはソラコムやハッチ・ワークなどが存在するが、決済代行ではGMOが国内でトップクラスのシェアを持ち、売上高は800億円超と成長を続けている。特に、営業利益率は34%超と非常に高く、業界内でも突出した収益力を誇る。2025年9月期の売上高は825億円と前期比12%増、営業利益率は37.94%とさらに上昇している。強固な顧客基盤と規模の経済が強みだ。一方で、競合の参入や技術革新への対応が課題となる。
強み
- 営業利益率37%超と業界トップクラスの収益力を実現
- 売上高は3期連続で二桁成長を続け、市場拡大の恩恵
- 国内決済市場で上位のシェアを占め、ブランド力が高い
- 多様な決済手段に対応し、顧客の利便性を高めている
課題
- 新興決済サービスの登場で競争が激化し、シェア維持が課題
- 決済技術の急速な進歩に対応するため、継続的な投資が必要
- 決済業界の規制強化でコンプライアンスコストが増加
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
証券・カード・リースの時価総額近傍。太字がGMOペイメントゲートウェイ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3086J.フロント リテイリング | 7,396億円 | 24.2倍 |
| 2 | 7337ひろぎんホールディングス | 7,357億円 | 16.5倍 |
| 3 | 7327第四北越フィナンシャルグループ | 7,310億円 | 16.5倍 |
| 4 | 4385メルカリ | 7,141億円 | 20.8倍 |
| 5 | 8233高島屋 | 6,828億円 | — |
| 6 | 3769GMOペイメントゲートウェイ | 6,767億円 | 28.3倍 |
| 7 | 8252丸井グループ | 5,316億円 | 18.3倍 |
| 8 | 8524北洋銀行 | 5,040億円 | 19.6倍 |
| 9 | 8304あおぞら銀行 | 4,779億円 | 18.4倍 |
| 10 | 9449GMOインターネットグループ | 4,295億円 | 22.1倍 |
| 11 | 8424芙蓉総合リース | 4,089億円 | 18.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(証券・カード・リース)に従っています。
会社の歴史
沿革 35件
クレジットカード決済処理会社として1995年に設立
当社の前身は1995年3月、東京都渋谷区に資本金60百万円で設立されたカード・コール・サービス株式会社である。クレジットカード決済処理業務を目的として発足したが、当初は小規模な決済代行企業だった。2000年3月にインテグラン株式会社が株式を取得し親会社となるが、同年9月には株式会社エムティーアイがインテグランから株式を取得し、親会社が再び変わった。2000年11月には商号を「株式会社カードコマースサービス」に変更した。
GMOグループ入りと決済事業の拡大(2004年)
2004年7月、エムティーアイは株式保有目的でCCSホールディング株式会社を設立。同年9月、グローバルメディアオンライン株式会社(現GMOインターネットグループ)がCCSホールディングを株式交換で取得し、当社はGMOグループに入る。同時に株式会社アスナルからクレジットカード決済事業を営業譲受。同年11月には株式会社ペイメント・ワンから同事業を全部譲受し、決済代行事業の基盤を拡大した。2005年1月にはGMOがCCSホールディングを吸収合併し、同年2月に商号を「GMOペイメントゲートウェイ株式会社」に変更した。
マザーズ上場と子会社化による事業拡充(2005年)
2005年4月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。同年5月にはイプシロン株式会社(現GMOイプシロン株式会社)を子会社化し、オンライン決済代行のラインアップを強化した。2008年9月には市場第一部に指定替え。2010年1月には株式会社シー・オー・シー(現GMOフィナンシャルゲート株式会社)を持分法適用関連会社化し、対面決済分野に進出(その後2016年に子会社化)。同年3月にはソーシャルアプリ決済サービス株式会社を設立し、ソーシャルゲーム向け決済に参入したが、2014年に全株式を譲渡した。
三井住友との資本業務提携と合弁会社設立(2015年)
2015年6月、当社は株式会社三井住友フィナンシャルグループ、三井住友銀行及び親会社GMOインターネット株式会社との間で資本業務提携契約を締結。三井住友銀行とGMOインターネットを割当先とした第三者割当増資を実施し、資本金は47億1,024万円に増加した。同年11月には三井住友銀行との合弁会社SMBC GMO PAYMENT株式会社を設立(持分法適用関連会社)。この提携により、銀行チャネルを通じた決済サービスの展開が可能となり、事業の信用力が高まった。
海外展開の本格化:シンガポール、香港、タイ、米国、インド
2012年10月にシンガポール子会社を設立し、東南アジアでの決済代行に乗り出した。2013年9月には香港子会社、2014年2月には台湾支社、同年5月にはタイ子会社を設立。2016年8月にはマレーシアのMacro Kiosk Berhadを子会社化したが、2020年5月に全株式を譲渡している。2018年10月には米国、2019年11月にはインドに子会社を設立。これらの海外拠点は現地の決済代行に加え、レンディングや送金サービスも手掛け、グループの国際展開を支えている。
GMOフィナンシャルゲートの上場と新サービス投入(2020年代)
2020年7月、連結子会社GMOフィナンシャルゲートが東京証券取引所マザーズに上場(証券コード4051)。同社は対面決済代行を主力とし、上場により資金調達力を強化した。2021年4月には株式会社ビュフォートを子会社化。2021年6月には2018年発行の170億円転換社債の転換が完了し、財務基盤が安定した。また、2018年にはGMOイプシロンを通じてGMO医療予約技術研究所(現GMOリザーブプラス)を子会社化し、決済活性化事業として医療機関向け予約管理システム「メディカル革命 byGMO」を開始した。
高い利益率を維持しながら売上拡大を続ける現在
財務数値を見ると、売上収益は2012年9月期の47億円から2024年9月期には738億円へと約15.7倍に成長。営業利益率は2012年は不明だが、2024年は34.15%、2025年9月期予想は37.94%と極めて高い水準にある。2024年9月期の決済処理件数は前年比17.4%増、決済処理金額は16.5%増。オンライン課金・継続課金分野のGMOペイメントゲートウェイ単体のオンライン決済売上は19.1%増と堅調。金融関連事業も後払いサービス等の拡大で16.6%増収となり、グループ全体の収益を牽引している。
年表35件を開く
1990年代
- 1995年3月創業東京都渋谷区において、クレジットカード決済処理業務を目的として、資本金60百万円でカード・コール・サービス株式会社を設立
2000年代
- 2000年3月インテグラン株式会社が当社株式を取得し、当社の親会社となる
- 2000年9月株式会社エムティーアイがインテグラン株式会社から当社株式を取得し、当社の親会社となる
- 2000年11月商号変更商号を「株式会社カードコマースサービス」に変更
- 2004年7月創業株式会社エムティーアイが当社株式の所有を目的とする持株会社としてCCSホールディング株式会社を設立
- 2004年9月グローバルメディアオンライン株式会社(現 GMOインターネットグループ株式会社)が株式会社エムティーアイからCCSホールディング株式会社を株式交換により取得、当社の親会社となる 株式会社アスナルからクレジットカード決済事業の営業を譲受
- 2004年11月株式会社ペイメント・ワンからクレジットカード決済事業の営業を全部譲受
- 2005年1月M&Aグローバルメディアオンライン株式会社(現 GMOインターネットグループ株式会社)がCCSホールディング株式会社を吸収合併
- 2005年2月商号変更商号を「GMOペイメントゲートウェイ株式会社」に変更
- 2005年4月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2005年5月M&Aイプシロン株式会社(現 GMOイプシロン株式会社)を子会社化(現 連結子会社)
- 2008年9月上場東京証券取引所市場第一部に上場市場を変更
2010年代
- 2010年1月株式会社シー・オー・シー(現 GMOフィナンシャルゲート株式会社)を持分法適用関連会社化(現 連結子会社)
- 2010年3月ソーシャルアプリ決済サービス株式会社を子会社として設立
- 2011年7月M&Aソーシャルコマーステクノロジー株式会社を子会社化
- 2012年10月シンガポールにGMO PAYMENT GATEWAY PTE. LTD.を子会社として設立(現 連結子会社 GMO-Z.COM PAYMENT GATEWAY PTE. LTD.)
- 2013年1月GMOペイメントサービス株式会社を子会社として設立(現 連結子会社)
- 2013年9月香港にGMO PAYMENT GATEWAY HONG KONG LIMITEDを子会社として設立(現 連結子会社 GMO-Z.com PAYMENT GATEWAY HONG KONG LIMITED)
- 2013年10月創業GMO VenturePartners株式会社と共同でGMO Global Payment Fund 投資事業組合を設立(現 持分法適用関連会社)
- 2013年12月マレーシアにGMO PAYMENT GATEWAY MALAYSIA SDN. BHD.を子会社として設立(現 GMO-Z COM PAYMENT GATEWAY MALAYSIA SDN. BHD.)(2023年12月休眠会社化)
- 2014年2月創業台湾にGMO PAYMENT GATEWAY HONG KONG LIMITED(現 GMO-Z.com PAYMENT GATEWAY HONG KONG LIMITED)の支社を設立
- 2014年5月タイにGMO PAYMENT GATEWAY (THAILAND) CO.,LTD.を子会社として設立(現 連結子会社 GMO-Z.com PAYMENT GATEWAY (THAILAND) CO., LTD.)
- 2014年9月ソーシャルアプリ決済サービス株式会社の全株式を譲渡
- 2015年6月株式会社三井住友フィナンシャルグループ、株式会社三井住友銀行及び当社親会社であるGMOインターネット株式会社(現 GMOインターネットグループ株式会社)と資本業務提携契約の締結及び株式会社三井住友銀行とGMOインターネット株式会社(現 GMOインターネットグループ株式会社)を割当先とした第三者割当増資を実施し、資本金が47億1,024万円となる
- 2015年11月SMBC GMO PAYMENT株式会社を株式会社三井住友銀行との合弁会社として設立(現 持分法適用関連会社)
- 2016年8月M&AMacro Kiosk Berhadを子会社化
- 2016年9月M&A持分法適用関連会社であったGMOフィナンシャルゲート株式会社を子会社化(現 連結子会社)
- 2018年6月2023年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(額面170億円)を発行
- 2018年8月M&AGMOイプシロン株式会社を通じてGMO医療予約技術研究所株式会社(現 GMOリザーブプラス株式会社)を子会社化(現 連結子会社)
- 2018年10月米国にGMO-Z.com PAYMENT GATEWAY USA, Inc.を子会社として設立(現 連結子会社)
- 2019年11月インドにGMO-Z.com PAYMENT GATEWAY INDIA PRIVATE LIMITEDを子会社として設立(現 連結子会社)
2020年代
- 2020年5月Macro Kiosk Berhadの全株式を譲渡
- 2020年7月上場当社連結子会社であるGMOフィナンシャルゲート株式会社が東京証券取引所マザーズ市場に上場(証券コード 4051)
- 2021年4月M&A株式会社ビュフォートを子会社化
- 2021年6月2023年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(額面170億円)の転換完了
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業利益2030年から2031年まで1,000億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
情報セキュリティ強化
クレジットカード情報等の重要情報を管理する事業特性上、情報流出防止を最優先課題と位置付け、ISO/IEC 27001認証やPCI DSS年次認証、プライバシーマーク取得等により、国際水準のセキュリティ体制を継続的に維持・強化する。
- 02
システム開発力の強化
技術変化や顧客要望にタイムリーに対応するため、内部人材による設計と外部委託による開発の効率的な組み合わせを継続し、高度技術を持つ開発要員を確保してシステム開発力とサービス品質を高める。
- 03
業務提携型ビジネスの推進
加盟店を多数抱える企業や決済事業者、ECサイト構築支援事業者等と相互利益を享受できる業務提携を積極的に確立し、効率的な加盟店獲得を進める。進捗管理は経営陣が責任を持って対応する。
- 04
事業ポートフォリオの拡大
決済代行サービスを核に、BtoC ECに限らず公金・公共料金、BtoB、CtoC、対面決済、BaaS支援、後払いサービス、海外展開等多角的な事業領域へ拡大し、収益基盤の継続的拡大を図る。
- 05
サステナビリティ経営の推進
決済インフラ企業としてオンライン化・キャッシュレス化等を通じ社会課題解決に貢献。自社オペレーションのカーボンニュートラル達成やSBTiネットゼロ認定取得等、環境目標の達成とサステナビリティ経営の高度化に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で882人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,097万円で、9期前と比べて+39.7%。平均年齢は37.5歳、平均勤続年数は6.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | — | — | — | 600 | — |
| 2017年9月 | — | — | — | 654 | — |
| 2018年9月 | — | — | — | 756 | — |
| 2019年9月 | 785 | 33.6 | 4.1 | 819 | — |
| 2020年9月 | 686 | 34.3 | 4.2 | 625 | — |
| 2021年9月 | 955 | 35.3 | 4.6 | 714 | — |
| 2022年9月 | 903 | 35.4 | 4.5 | 799 | — |
| 2023年9月 | 863 | 36.3 | 5.2 | 825 | — |
| 2024年9月 | 1,003 | 36.8 | 5.6 | 853 | 2,954 |
| 2025年9月 | 1,097 | 37.5 | 6.3 | 882 | 3,549 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社6社(国内 5 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 国内GMOペイメントサービス 株式会社(注)5東京都渋谷区議決権100.0%
- 国内GMOフィナンシャルゲート 株式会社(注)1、2、6東京都渋谷区議決権57.0%
- 海外GMO-Z.COM PAYMENT GATEWAY PTE. LTD.(注)2シンガポール議決権100.0%
- 国内その他10社―
- 国内SMBC GMO PAYMENT株式会社東京都江東区議決権40.0%
- 国内その他1社―
- SGGMO-Z.COM PAYMENT GATEWAY PTE. LTD.
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達16.6億円第三者型前払式支払手段による国税の納付受託業務の委託国税庁 · 2025-06-24
- 調達11.5億円第三者型前払式支払手段による国税の納付受託業務の委託国税庁 · 2022-01-14
- 調達2.2億円インターネット上でのクレジットカード及びスマホ決済による業務通関に係る関税等の納付用Web画面及び専用Web管理画面の提供財務省 · 2026-03-18
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は825億円、営業利益は313億円。前期と比べると増収増益で、売上が+11.8%、利益が+24.2%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 932億円 | 825億円 |
| 営業利益 | 376億円 | 313億円 |
| 純利益 | 234億円 | 218億円 |
| 1株あたり配当 | ¥170 | ¥170 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は236億円、営業利益は103億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+43.0%、営業利益は+83.9%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 157 | 53 | 33.8 | 37 |
| 2023年3Q | 165 | 56 | 33.9 | 44 |
| 2023年4Q | 161 | — | — | 30 |
| 2024年1Q | 178 | 58 | 32.6 | 34 |
| 2024年2Q | 183 | 69 | 37.7 | 49 |
| 2024年4Q | 377 | 125 | 33.2 | 104 |
| 2025年2Q | 408 | 153 | 37.5 | 98 |
| 2025年4Q | 417 | 160 | 38.4 | 120 |
| 2026年2Q | 461 | 188 | 40.8 | 120 |
| 2026年3Q | 236 | 103 | 43.6 | 70 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年9月期からの14期で、売上は47億円から825億円へ17.6倍に増えた。直近期の営業利益率は37.9%。売上は13期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| シンガポールにGMO PAYMENT GATEWAY PTE. LTD.を子会社として設立(現 連結子会社 GMO-Z.COM PAYMENT GATEWAY PTE. LTD.) | |||||
| 2012年9月 | 47 | — | 18 | — | 10 |
| GMO VenturePartners株式会社と共同でGMO Global Payment Fund 投資事業組合を設立(現 持分法適用関連会社) | |||||
| 2013年9月 | 58 | — | 20 | — | 12 |
| 台湾にGMO PAYMENT GATEWAY HONG KONG LIMITED(現 GMO-Z.com PAYMENT GATEWAY HONG KONG LIMITED)の支社を設立 / この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2014年9月 | 72 | — | 25 | — | 15 |
| SMBC GMO PAYMENT株式会社を株式会社三井住友銀行との合弁会社として設立(現 持分法適用関連会社) | |||||
| 2015年9月 | 90 | — | 30 | — | 19 |
| Macro Kiosk Berhadを子会社化 | |||||
| 2016年9月 | 121 | — | 38 | — | 29 |
| 2017年9月 | 211 | — | 36 | — | 24 |
| GMOイプシロン株式会社を通じてGMO医療予約技術研究所株式会社(現 GMOリザーブプラス株式会社)を子会社化(現 連結子会社) | |||||
| 2018年9月 | 264 | — | 67 | — | 43 |
| インドにGMO-Z.com PAYMENT GATEWAY INDIA PRIVATE LIMITEDを子会社として設立(現 連結子会社) | |||||
| 2019年9月 | 269 | — | 93 | — | 53 |
| 当社連結子会社であるGMOフィナンシャルゲート株式会社が東京証券取引所マザーズ市場に上場(証券コード 4051) | |||||
| 2020年9月 | 330 | — | 110 | — | 76 |
| 株式会社ビュフォートを子会社化 | |||||
| 2021年9月 | 417 | — | 133 | — | 88 |
| 2022年9月 | 503 | — | 348 | — | 242 |
| 2023年9月 | 631 | — | 206 | — | 135 |
| 2024年9月 | 738 | 252 | 275 | 34.1 | 187 |
| 2025年9月 | 825 | 313 | 319 | 37.9 | 218 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高825億円のうち、営業利益として残るのは313億円で37.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は218億円、売上の26.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金32.7%270億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.6%244億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益37.9%313億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年9月期は営業CFが538億円、投資CFが−73億円で、差し引きのフリーCFは465億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は2,200億円で、売上の32.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 14 | −4 | −2 | 10 | 128 |
| 2013年9月 | 70 | −8 | −6 | 62 | 184 |
| 2014年9月 | 31 | −7 | −4 | 24 | 203 |
| 2015年9月 | 37 | −14 | 74 | 23 | 301 |
| 2016年9月 | −7 | −34 | −7 | −41 | 251 |
| 2017年9月 | 19 | −20 | 26 | −1 | 275 |
| 2018年9月 | 47 | −83 | 181 | −36 | 420 |
| 2019年9月 | 13 | 9 | 80 | 22 | 520 |
| 2020年9月 | 492 | −45 | −8 | 447 | 958 |
| 2021年9月 | −63 | 22 | 128 | −41 | 1,045 |
| 2022年9月 | 77 | −24 | 26 | 53 | 1,140 |
| 2023年9月 | 61 | 178 | −64 | 239 | 1,337 |
| 2024年9月 | 495 | −52 | −37 | 443 | 1,741 |
| 2025年9月 | 538 | −73 | −12 | 465 | 2,200 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年9月期の総資産は4,068億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,130億円で、自己資本比率は27.8%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 148 | 50 | 98 | 33.4 |
| 2013年9月 | 213 | 56 | 157 | 26.4 |
| 2014年9月 | 246 | 68 | 178 | 27.7 |
| 2015年9月 | 418 | 162 | 256 | 38.7 |
| 2016年9月 | 562 | 180 | 382 | 32.0 |
| 2017年9月 | 843 | 197 | 646 | 23.3 |
| 2018年9月 | 1,169 | 248 | 921 | 21.2 |
| 2019年9月 | 1,400 | 265 | 1,135 | 18.9 |
| 2020年9月 | 1,920 | 317 | 1,603 | 16.5 |
| 2021年9月 | 2,155 | 558 | 1,597 | 25.9 |
| 2022年9月 | 2,734 | 871 | 1,863 | 31.9 |
| 2023年9月 | 2,923 | 923 | 2,000 | 31.6 |
| 2024年9月 | 3,447 | 1,029 | 2,389 | 29.9 |
| 2025年9月 | 4,068 | 1,130 | 2,906 | 27.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中19位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中559位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月3日の終値
直近の終値は¥8,839で、1年前と比べて+9.1%。過去52週の値幅のなかでは55%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 28.3倍 |
| PER (会社予想) | 28.6倍 |
| PBR | 5.37倍 |
| 配当利回り | 1.92% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は9222円と、25日移動平均線(9747.84円)を5.4%下回り、75日線(8984.47円)は上回る。1ヶ月で-2.94%、年初来では+14.28%と上昇率は鈍い。52週高値(10455円)からは11.8%下落。8月17日に147万5900株と急増した出来高を伴って8809円まで急落し、その後は回復も9250円前後で推移。8月21日は-2.04%と下落。RSIは39.33とやや売られすぎ圏。決算発表などが材料で、ボラティリティが高まっている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
PERは実績29.5倍、予想29.9倍と同業界平均48.57倍より低いが、情報・通信業の高成長を考慮すると妥当圏内。PBR5.6倍は平均2.92倍を大幅に上回り、ROE20.2%と高収益だが、配当利回り1.84%は平均2.64%を下回る。成長性は高いものの、株価は業績を先取りしており、やや割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 28.3倍 | 47.6倍 |
| PER (予想) | 28.6倍 | — |
| PBR | 5.37倍 | 2.98倍 |
| ROE | 20.2% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
EC市場の成長とキャッシュレス化の進展を背景に、決済代行需要は拡大しており、高収益体質が持続するかが焦点。強気派は、継続的な売上高の増加と営業利益率の向上(2025/9期予想37.94%)を評価し、フィンテック分野での成長を期待。弱気派は、競争激化による手数料率の低下や、新規参入の増加、J-REIT市場の低迷による企業業績の下押しを懸念。投資判断の分かれ目は、決済取扱高の成長と競争環境の変化。
- 高収益体質の維持
営業利益率は2024/9期34.15%、2025/9期予想37.94%と高い水準を維持。
- 売上高の堅調な拡大
売上高は2022/9期503億円から2025/9期予想825億円へと右肩上がり。
- キャッシュレス化の追い風
EC市場の拡大とキャッシュレス決済の普及により、決済代行需要は増加傾向。
- 営業利益313億円と前期比24.2%増決算発表後影響中
営業利益252→313億円、増益率24.2%
- 営業利益率37.94%と3.8ポイント改善通年影響中
利益率34.15%→37.94%
- 純利益218億円と前期比16.6%増通年影響中
純利益187→218億円
- 株価1年24.5%上昇の勢い不定影響弱
上昇率24.51%と需給優勢
- 競争激化のリスク
PayPayなど新興勢力の台頭や手数料率の引き下げ競争が利益を圧迫する恐れ。
- 規制リスク
決済業界に対する規制強化が、手数料設定や事業モデルに影響を与える可能性。
- 今期の減益予想
2025/9期予想純利益は218億円と前期比で増加も、市場の期待に届かない可能性。
- PER32.15倍と割高水準継続影響中
PER32.15倍と高く、成長鈍化で修正
- 売上高伸び率が17.0%→11.8%に減速2026年下期影響中
売上高738→825億円、増収率は鈍化
- PBR6.51倍と株価が先行継続影響中
PBR6.51倍はROE20.2%でも割高感
- 配当利回り1.43%は低水準継続影響弱
配当利回り1.43%で値下がりリスク
- 決済取扱高
- 売上高の基盤であり、EC市場の成長とシェア拡大を反映する。
- 営業利益率
- 手数料競争の影響を受けやすく、収益性の維持・改善を測る重要な指標。
- 加盟店数
- 新規加盟店の獲得状況が今後の取扱高を左右するため、成長性の指標になる。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり170円で、前期から+16.1%。いまの株価に対する利回りは1.92%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 14 | — | 47.8 |
| 2017年9月 | 20 | 48.1 | 50.0 |
| 2018年9月 | 58 | 190.0 | 54.1 |
| 2019年9月 | 36 | −37.9 | 60.0 |
| 2020年9月 | 42 | 16.7 | 71.9 |
| 2021年9月 | 54 | 28.6 | 64.3 |
| 2022年9月 | 160 | 196.3 | 83.2 |
| 2024年9月 | 124 | −22.5 | 66.9 |
| 2025年9月 | 144 | 16.1 | 49.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥170
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ4,630人。区分でいちばん多いのは事業法人で40.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が64.1%を占め、残る35.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 42.0 | 40.8 | 40.9 | 40.9 | 40.9 | 40.8 |
| 外国法人 | 29.7 | 32.5 | 29.5 | 29.4 | 26.9 | 30.2 |
| 金融機関 | 22.9 | 22.1 | 24.8 | 24.4 | 26.4 | 23.2 |
| 個人・その他 | 4.7 | 4.0 | 4.1 | 4.3 | 3.6 | 3.6 |
| 証券会社 | 0.7 | 0.6 | 0.7 | 1.1 | 2.2 | 2.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | GMOインターネットグループ株式会社 | 40.72 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 10.08 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 7.15 |
| 04 | 株式会社三井住友銀行 | 3.27 |
| 05 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505025 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.22 |
| 06 | CEP LUX-ORBIS SICA V (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.57 |
| 07 | BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.44 |
| 08 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.42 |
| 09 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.14 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.96 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-07オービス・インベストメント・マネジメント・リミテッド(Orbis Investment Management Limited)新規の大量保有報告6.59%+1.04pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+927%、1株純資産は14期で+933%。直近期のROEは20.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 28 | 144 | 20.9 | 25.3 | 47.6 |
| 2013年9月 | 35 | 163 | 23.0 | 37.8 | 44.2 |
| 2014年9月 | 22 | 99 | 24.4 | 56.5 | 42.0 |
| 2015年9月 | 26 | 218 | 16.1 | 87.5 | 42.3 |
| 2016年9月 | 39 | 242 | 17.0 | 67.1 | 47.8 |
| 2017年9月 | 33 | 265 | 12.9 | 108.0 | 50.0 |
| 2018年9月 | 58 | 337 | 19.1 | 121.9 | 54.1 |
| 2019年9月 | 72 | 360 | 20.5 | 101.0 | 60.0 |
| 2020年9月 | 104 | 431 | 26.2 | 108.5 | 71.9 |
| 2021年9月 | 118 | 736 | 20.1 | 120.2 | 64.3 |
| 2022年9月 | 318 | 1,149 | 33.8 | 31.3 | 83.2 |
| 2023年9月 | 178 | 1,217 | 15.0 | 46.0 | 81.6 |
| 2024年9月 | 247 | 1,357 | 19.2 | 35.7 | 66.9 |
| 2025年9月 | 288 | 1,490 | 20.2 | 28.8 | 49.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
16名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は16名。2025/9期の役員報酬は総額424百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 相浦一成 | 代表取締役 社長 | 64 | 500,000 |
| 熊谷正寿 | 取締役会長 | 63 | — |
| 村松竜 | 取締役副社長 企業価値創造戦略統括 本部長 | 56 | 241,800 |
| 礒﨑覚 | 取締役副社長 コーポレートサポート 本部長 | 65 | 1,000 |
| 安田昌史 | 取締役 | 55 | — |
| 山下浩史 | 取締役 | 64 | — |
| 新井輝洋 | 取締役 | 53 | — |
| 稲垣法子 | 取締役 | 56 | — |
| 川﨑友紀 | 取締役 | 45 | — |
| 島原隆 | 取締役 | 64 | — |
| 甲斐文朗 | 取締役 | 67 | — |
| 肱黒真之 | 取締役(常勤監査等委員) | 67 | — |
残りの役員4名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 岡本和彦 | 取締役(監査等委員) | 79 | 6,000 |
| 佐藤瑞枝 | — | 58 | — |
| 大川治 | 取締役(監査等委員) | 56 | — |
| 二之部守 | 取締役(監査等委員) | 64 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 172 | 210 | 382 | 127 |
| 社外取締役 | 6 | 42 | — | 42 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,159字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,846字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク13,135字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,293字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第33期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第32期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-12
- 半期報告書半期報告書-第32期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第31期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-16
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-13
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第30期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-18
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第29期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-19
- 四半期報告書四半期報告書-第29期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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