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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

GMOインターネットグループ

GMO internet group, Inc.9449 · Prime · 情報・通信業

個人から大企業まで幅広く、ドメイン・クラウド・EC・決済・セキュリティ・広告・金融を提供するITグループ。

概要

GMOインターネットグループはドメイン登録・クラウド・決済・セキュリティ・FX・暗号資産など幅広いインターネットサービスを手掛ける総合企業グループである。1991年に創業し、2000年にジャスダックに上場。2024年12月期の売上高は2,760億円、営業利益495億円、従業員数は6,484名。傘下にGMOペイメントゲートウェイやGMOグローバルサイン・ホールディングスなど複数の上場子会社を持つ。

9つの事業セグメントで構成されるグループ

グループはインターネットインフラ(ドメイン、クラウド・ホスティング、EC支援、決済、プロバイダー)、セキュリティ、広告・メディア、金融、暗号資産、インキュベーションの9セグメントで構成される。2025年12月期の連結売上収益は2,852億円、営業利益591億円。最大セグメントはインターネットインフラ事業で、売上1,757億円(全体の61.6%)、セグメント利益417億円を計上。ストック型商材を中心に10期連続で最高業績を更新している。

ストック型収益と国内トップシェア

ドメイン登録・更新数は年1,456万件、管理累計ドメイン数は1,424万件に達する。レンタルサーバー、ECプラットフォーム『カラーミーショップ』『MakeShop』、決済サービス『PGマルチペイメントサービス』はいずれも国内トップシェアを持つ。これらのサブスクリプション型サービスが安定した収益基盤を形成しており、グループ全体の収益の大半を占める。2025年のインターネットインフラ事業のセグメント利益率は23.7%と高水準である。

上場子会社と持株会社体制への移行

グループは連結子会社149社で構成され、うち複数が東京証券取引所に上場している。2025年1月、当社は純粋持株会社に近い体制へ移行し、グループシナジーの創出と経営資源の効率的活用を目指す。全社戦略としてAI活用の加速とグローバル展開を掲げ、2022年のChatGPT登場後はグループ全体でAI導入を推進。エンジニア・クリエイター比率は50.8%(目標60.0%)である。

Z.comブランドによる海外展開

ドメイン事業では新gTLD「.shop」「.tokyo」のレジストリ運営を世界規模で行い、セキュリティ事業でもSSLサーバー証明書が海外で販売されている。グループ統一ブランド「Z.com」(一文字ドメイン)を活用し、インターネットインフラ、セキュリティ、金融、暗号資産の各事業で海外市場への展開を加速。海外売上高の比率は公表されていないが、グローバルな事業基盤の確立を中期の重要課題と位置付けている。

業界の中での役割はインターネットインフラから金融までワンストップで提供するITプラットフォーマー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,853億円
営業利益
591億円
営業利益率
20.7%
純利益
167億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01インターネットインフラ事業(ドメイン)主力

「.shop」「.tokyo」等のドメイン管理(レジストリ)と、『お名前.com』等でのドメイン登録・販売(レジストラ)を展開。

主な製品・サービス2
ドメイン発行・卸(レジストリ)
「.shop」「.tokyo」など新gTLDの管理・販売。
ドメイン登録・販売(レジストラ)
『お名前.com』『ムームードメイン』等でのドメイン取得サービス。

02インターネットインフラ事業(クラウド・ホスティング)主力

『GMO GPUクラウド』『お名前.comレンタルサーバー』『ConoHa』等で共用サーバー、VPS、専用サーバー、クラウドサービスを提供。

主な製品・サービス3
GPUクラウド
AI・機械学習向けGPU搭載クラウド。
レンタルサーバー・VPS
Webサイト運営向けの共用・仮想専用サーバー。
専用サーバー・クラウド
大規模サイト向けの物理サーバー・クラウド基盤。

03EC支援事業準主力

『カラーミーショップ』『MakeShop』でネットショップ開設・運営支援(ECプラットフォーム)。『minne』『SUZURI』等のCtoCマーケットも運営。店舗向け集客支援、飲食予約管理『OMAKASE』など。

主な製品・サービス2
ECプラットフォーム
ネットショップ構築・運営サービス。
ハンドメイドマーケット
CtoCの作品販売サイト。

04決済事業準主力

通販・EC事業者向け総合決済サービス『PGマルチペイメントサービス』、自治体向けクレジットカード決済、早期入金サービス、後払いなど金融関連。

主な製品・サービス1
PGマルチペイメントサービス
多様な決済手段を一括で提供する決済プラットフォーム。

05インターネットセキュリティ事業準主力

SSLサーバー証明書、電子証明書、脆弱性診断、ブランドセキュリティ(模倣品対策)などを提供。

主な製品・サービス3
SSLサーバー証明書
Webサイトの暗号化・認証。
サイバー攻撃対策サービス
脆弱性診断、ペネトレーションテスト、自動診断ツール。
ブランドセキュリティ
模倣品検知・削除、商標管理。

06インターネット広告・メディア事業副次

リスティング広告、モバイル広告、アフィリエイト等の総合広告サービス。『タウンWiFi』『コエテコ』『ポイントタウン』等のメディア運営。

07インターネット金融事業副次

オンライン証券、外国為替証拠金取引(FX)、CFD取引等を運営。

08暗号資産事業副次

暗号資産の現物・レバレッジ取引、マイニングセンター運営、ステーブルコイン『GYEN』『ZUSD』の提供。

主な製品・サービス1
ステーブルコイン
円連動の『GYEN』、米ドル連動の『ZUSD』。

09インキュベーション事業その他

インターネット関連の未上場企業への投資。

製品と技術

ドメインレジストリとレジストラの両軸

ドメイン事業では、新gTLD「.shop」「.tokyo」のレジストリ(発行・管理)と、『お名前.com』『ムームードメイン』『VALUE-DOMAIN』でのレジストラ(登録販売)の両方を手掛ける。2025年のドメイン登録・更新数は1,456万件、管理累計1,424万件で、特定顧客による大口登録が増加した。低価格戦略により顧客基盤を拡大し、他のインフラ商材への入り口として機能している。売上収益は111億円(前年比6.2%増)。

GPUクラウドとホスティングの多層サービス

クラウド・ホスティング事業は、共用サーバーの『ロリポップ!』からVPSの『ConoHa』、専用サーバーの『ALTUS』、AI向けの『GMO GPUクラウド』まで幅広いラインアップを提供。特にGPUクラウドは機械学習・AI分野向けに需要が高まっている。高単価の法人向け商材が好調で、同事業がインフラセグメントの成長を牽引。2025年のインフラ事業全体の売上は1,757億円、セグメント利益417億円を記録した。

総合決済プラットフォーム「PGマルチペイメント」

決済事業の核は、通販・EC事業者向けの『PGマルチペイメントサービス』である。クレジットカード、コンビニ払い、銀行振込、キャリア決済など多様な決済手段を一括で提供し、国内トップシェアを有する。さらに自治体向けクレジットカード決済、早期入金サービス、後払い『GMO後払い』など金融関連サービスも展開。キャッシュレス化の潮流を追い風に、2025年の決済関連売上はインフラ事業の中で成長率が高い。

ステーブルコイン「GYEN」「ZUSD」と暗号資産

暗号資産事業では、交換所「GMOコイン」で現物・レバレッジ取引を提供するほか、マイニングセンターの運営、独自ステーブルコイン『GYEN』(円連動)『ZUSD』(米ドル連動)の発行・決済を行う。2025年の同事業売上は83億円(前年比13.1%減)だが、暗号資産取引高は堅調に推移。金融事業で培ったシステム内製化の技術を活用し、交換所の国内No.1を目標に掲げている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

インターネット総合企業で大手、独自エコシステムを構築

GMOインターネットグループは情報・通信業界の中でも、インターネット総合企業として幅広い事業を展開しています。同業他社のVRAIN Solutionやソラコムなどが特定領域に特化する一方、GMOはドメイン取得やクラウド、EC支援、金融など多方面に事業を有し、シナジーを生んでいます。直近の売上高は増加傾向で、営業利益率も改善しており収益性が高まっています。ただ、競争が激しく、継続的な成長のためには技術革新への対応が不可欠です。

強み

  • ドメインからEC、金融まで多事業を展開し、相互送客やクロスセルが可能です。
  • 営業利益率が上昇しており、事業効率の改善が進んでいます。
  • 長年の実績で培われた技術力とブランドは新規参入者にない強みです。
  • グループ内のサービスの連携により、顧客基盤の拡大やLTV向上を図っています。

課題

  • グローバルな競合やスタートアップの参入で、市場シェア維持が難しくなっています。
  • AIやブロックチェーンなど新技術を取り巻く変化に迅速に対応する必要があります。
  • セキュリティやプライバシー保護など社会的責任への対応が重要です。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がGMOインターネットグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14733オービックビジネスコンサルタント6,401億円35.1倍
23132マクニカホールディングス6,346億円22.8倍
33774インターネットイニシアティブ5,955億円23.3倍
48056BIPROGY4,689億円14.8倍
58050セイコーグループ4,422億円39.7倍
69449GMOインターネットグループ4,333億円22.3倍
78060キヤノンマーケティングジャパン4,104億円17.5倍
83923ラクス3,850億円29.4倍
94194ビジョナル3,589億円20.8倍
103994マネーフォワード3,429億円78.6倍
113107ダイワボウホールディングス3,338億円10.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

1991年:音声メディア企業として創業

1991年5月、双方向通信事業の企画と機器開発を目的として、東京都世田谷区下馬に株式会社ボイスメディアを設立。1994年に本店を港区南青山に移転し、1995年11月に商号をインターキュー株式会社に変更した。この時点ではまだインターネット事業には参入しておらず、通信機器関連の事業を手掛けていた。

1995〜1997年:ISPとホスティングに進出

1995年12月、インターネット接続(プロバイダー)事業を開始。1997年11月にはクラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業に参入すると同時に、本店を現在の渋谷区桜丘町に移転した。1998年1月には株式の額面変更を目的とした合併を行い、形式上の存続会社をアルティマックスとして手続きを完了。これにより上場への準備が整えられた。

1999〜2000年:ドメイン事業開始と株式上場

1999年8月、株式がジャスダック市場に上場(証券コード9449)。同年9月にはドメイン事業を開始し、同時に子会社まぐクリック(現GMOインターネット株式会社)を設立してメール広告配信サービスに参入。2000年9月にはまぐクリックが大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に上場(証券コード4784)し、グループ初の子会社上場を実現した。

2001〜2004年:子会社買収による多角化

2001年4月、商号をグローバルメディアオンライン株式会社に変更。同年5月、ホスティング事業強化のため株式会社アイル(現GMOグローバルサイン・ホールディングス)を株式交換で完全子会社化。2004年2月には東京証券取引所市場第二部に上場。同年3月にはpaperboy&co.(現GMOペパボ)へ資本参加しEC支援事業に進出。9月にはカードコマースサービス(現GMOペイメントゲートウェイ)を子会社化し決済事業を拡充した。

2005年:東証一部上場とグループ再編

2005年6月、東京証券取引所市場第一部に上場。商号をGMOインターネット株式会社に変更。同年10月、GMOインターネット証券(現GMOクリック証券)を設立しインターネット証券事業に参入。子会社ではGMOペイメントゲートウェイがマザーズ上場、GMOホスティング&セキュリティ(現GMOグローバルサイン・ホールディングス)もマザーズ上場を果たした。この年だけで複数の事業領域に同時に進出し、総合インターネットグループの礎を築いた。

2006年以降:買収防衛策と持株会社体制

2006年3月、大規模買付行為に関する対応方針(買収防衛策)を導入。その後も事業領域を拡大し、暗号資産事業やインキュベーション事業を追加。2025年1月には純粋持株会社に近い体制へ移行し、グループ全体の経営機能を強化。AI活用とグローバル展開を全社戦略に据え、エンジニア比率50.8%を背景に技術開発を推進している。売上収益は2012年の744億円から2025年には2,852億円へと約3.8倍に成長した。

年表25件を開く

1990年代

  • 1991年5月創業「双方向通信事業の企画・開発及び同機器の開発・販売」を目的として、株式会社ボイスメディア(実質上の存続会社であるインターキュー株式会社の旧商号)を東京都世田谷区下馬に設立
  • 1994年2月本店を東京都港区南青山に移転
  • 1995年11月商号変更当社が商号を「インターキュー株式会社」に変更
  • 1995年12月インターネット接続(プロバイダー)事業を開始
  • 1997年11月クラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業を開始
  • 1997年11月本店を東京都渋谷区桜丘町に移転
  • 1998年1月M&A株式の額面金額を1株50,000円から1株500円に変更するため形式上の存続会社株式会社アルティマックス(東京都渋谷区所在)と1月1日を期日として合併
  • 1999年8月上場当社株式がジャスダック市場に上場(証券コード 9449)
  • 1999年9月ドメイン事業を開始
  • 1999年9月国内最大のメガメールマガジン配信サイト「まぐまぐ」で発行されるメールマガジンへのメール広告配信サービスを行う当社連結子会社の株式会社まぐクリック(現GMOインターネット株式会社)を設立、ネットメディア事業へ進出

2000年代

  • 2000年9月上場当社連結子会社の株式会社まぐクリック(現GMOインターネット株式会社)が大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に上場(証券コード 4784)
  • 2001年4月商号変更当社が商号を「グローバルメディアオンライン株式会社」に変更
  • 2001年5月M&Aクラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業の強化を図るべく、当社連結子会社の株式会社アイル(現GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)を株式交換により完全子会社化
  • 2003年5月商号変更当社連結子会社の株式会社アイル(現GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)が商号を「GMOホスティングアンドテクノロジーズ株式会社」に変更
  • 2004年2月上場当社株式が東京証券取引所市場第二部に上場(証券コード 9449)
  • 2004年3月インターネットインフラ関連事業の拡充を図るため、当社連結子会社の株式会社paperboy&co.(現GMOペパボ株式会社)へ資本参加
  • 2004年9月M&A決済事業の拡充を図るため、株式会社カードコマースサービス(現GMOペイメントゲートウェイ株式会社)を子会社化
  • 2005年2月商号変更当社連結子会社の株式会社カードコマースサービス(現GMOペイメントゲートウェイ株式会社)が商号を「GMOペイメントゲートウェイ株式会社」に変更
  • 2005年4月上場当社連結子会社のGMOペイメントゲートウェイ株式会社が東京証券取引所マザーズ市場に上場(証券コード 3769)
  • 2005年6月上場当社株式が東京証券取引所市場第一部に上場(証券コード 9449)
  • 2005年6月商号変更当社が商号を「GMOインターネット株式会社」に変更
  • 2005年9月商号変更当社連結子会社のGMOホスティングアンドテクノロジーズ株式会社(現GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)が商号を「GMOホスティング&セキュリティ株式会社」に変更
  • 2005年10月創業GMOインターネット証券株式会社(現GMOクリック証券株式会社)を設立、インターネット証券事業へ参入
  • 2005年12月上場当社連結子会社のGMOホスティング&セキュリティ株式会社(現GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)が東京証券取引所マザーズ市場に上場(証券コード 3788)
  • 2006年3月M&A当社株式の大規模買付行為に関する対応方針(買収防衛策)を採用

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • エンジニア・クリエイター比率60.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループシナジーの追求

    純粋持株会社体制へ移行し、グループ経営機能を強化。創業精神「GMOイズム」の共有徹底と、グループシナジー創出による経営資源の効率的活用を目指す。

  2. 02

    AI活用の加速

    グループ全体でAIを積極活用。時間・コスト削減、既存サービス品質向上、AI産業への新サービス提供の3軸で「AIで未来を創るNo.1企業グループ」を目指す。

  3. 03

    グローバル展開の推進

    一文字ドメイン「Z.com」を統一ブランドに、インターネットインフラ・セキュリティ・金融・暗号資産の海外展開を加速し、海外市場での事業基盤を確立する。

  4. 04

    技術開発と人財育成

    技術優位性を確保するため、エンジニア・クリエイター・ディレクターを「人財」として尊重し、採用・育成に注力。グループ全体のエンジニア・クリエイター比率目標60.0%。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,484人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は841万円で、9期前と比べて+40.9%平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は6.4年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月4,471
2017年12月4,662
2018年12月4,975
2019年12月59735.35.95,238
2020年12月62435.55.55,225
2021年12月63835.15.65,758
2022年12月66035.55.56,159
2023年12月67736.16.46,253
2024年12月69437.98.26,333782
2025年12月84139.06.46,484911

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率18.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率60.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)82.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社26(国内 21 / 海外 5、うち連結子会社 24) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
賃貸事業用設備 世田谷ビジネススクエア GMOインターネットTOWER — 東京都世田谷区385億円
その他事業
本社 — 東京都渋谷区5,488百万円
インターネット インフラ事業
本社 — 東京都渋谷区3,908百万円
インターネットインフラ事業
主な関係会社
  • 国内
    GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権52.0%
  • 海外
    GMO GlobalSign Pte.Ltd.
    シンガポール共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    GMOペイメントゲートウェイ株式会社
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権40.7%
  • 海外
    GMO-Z.COM PAYMENT GATEWAY PTE. LTD.
    シンガポール共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    GMOフィナンシャルゲート株式会社
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権57.0%
  • 国内
    GMOペパボ株式会社
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権60.9%
  • 国内
    GMOコマース株式会社
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権65.1%
  • 国内
    プライム・ストラテジー株式会社
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権63.1%
  • 国内
    GMOインターネット株式会社
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権92.0%
  • 国内
    GMOメディア株式会社
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権63.1%
  • 国内
    GMO TECHホールディングス株式会社
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権51.2%
  • 国内
    GMOプロダクトプラットフォーム株式会社
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権70.5%
残りのグループ会社14社を開く
  • GMO VenturePartners3 投資事業有限責任組合東京都渋谷区40%
  • GMO VenturePartners4 投資事業有限責任組合東京都渋谷区33%
  • GMO Global Payment Fund投資事業組合東京都渋谷区25%
  • GMO GFF投資事業有限責任組合東京都渋谷区49%
  • GMO Fintech Fund 7 LP東京都渋谷区42%
  • GMOフィナンシャルホールディングス株式会社東京都渋谷区66%
  • GMOクリック証券株式会社東京都渋谷区100%
  • GMO-Z.com Securities (Thailand) Public Company Limitedタイ王国100%
  • GMOコイン株式会社東京都渋谷区100%
  • GMO-Z.com Trust Company, Inc.米国100%
  • GMO-Z.com Delaware LLC米国100%
  • その他126社
  • 6社
  • 1社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は2,853億円営業利益591億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.4%、利益が+19.4%。

売上高
+3.4%
2,853億円
営業利益
+19.4%
591億円
純利益
+12.8%
167億円
営業利益率
20.7%
前期比 +2.8%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は1,587億円、営業利益は342億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+11.3%、営業利益は+14.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2022年1Q56111119.864
2022年2Q69519828.591
2022年3Q5757112.3−16
2023年1Q65611016.839
2023年2Q6449614.924
2023年3Q6259515.233
2024年1Q68914420.955
2024年2Q6769614.222
2025年2Q1,42629820.9107
2026年2Q1,58734221.6117

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は744億円から2,853億円へ3.8倍に増えた。直近期の営業利益率は20.7%。売上は13期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月7449245
2013年12月93710952
2014年12月1,09412758
2015年12月1,263149134
2016年12月1,35016772
2017年12月1,54317380
2018年12月1,852191−207
2019年12月1,96224583
2020年12月2,106271103
この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2021年12月2,416434175
2022年12月2,457460132
2023年12月2,586459142
2024年12月2,76049547717.9148
2025年12月2,85359152920.7167

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高2,853億円のうち、営業利益として残るのは591億円20.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は167億円、売上の5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金40.0%1,141億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金38.5%1,099億円
  • その他の費用持分法損益などの調整0.8%22億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.7%591億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
60.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+12.3pt
20.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.8pt
5.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.3pt
16.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが555億円、投資CFが−99億円で、差し引きのフリーCFは456億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は5,544億円で、売上の23.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月137−31−17106419
2013年12月142−391103528
2014年12月145−552890650
2015年12月−126128952749
2016年12月31−112237−81901
2017年12月55−132351−771,178
2018年12月131−299440−1681,437
2019年12月75−216303−1411,597
2020年12月383−1603752232,187
2021年12月−238−518899−7562,340
2022年12月256−286242283,222
2023年12月149−164650−153,921
2024年12月867−7155691524,677
2025年12月555−993754565,544

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は2.0兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1,112億円で、自己資本比率は5.5%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2012年12月0.283040.257.6
2013年12月0.433690.395.8
2014年12月0.484390.446.1
2015年12月0.556220.497.1
2016年12月0.596620.526.7
2017年12月0.757440.675.8
2018年12月0.759640.667.0
2019年12月0.871,0230.776.2
2020年12月1.071,0010.974.8
2021年12月1.421,4041.285.2
2022年12月1.541,5471.394.7
2023年12月1.738751.645.1
2024年12月1.899371.674.9
2025年12月2.041,1121.805.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
5,544億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
742億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1.8兆円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
64
/ 100
安定性自己資本比率4 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中96位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中603位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
16.3%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
20.7%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
5.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.4%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.3%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,002で、1年前と比べて+3.7%過去52週の値幅のなかでは77%の位置にある。

¥4,002-4.8%1ヶ月-3.5%1年+3.7%時価総額4,333億円
過去52週の値幅
安値¥2,731.5高値¥4,390

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.3倍
PBR2.53倍
配当利回り1.30%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近は25日移動平均線(4104円)を下回る場面が多く、上値の重い展開が続いています。8月20日には4007円まで下落しましたが、21日には4054円まで戻し、下値では4000円処の支持が意識されています。52週高値4390円に対しては約7.7%下の水準で、高値圏での一進一退が続いています。出来高は7月30日に134万株と膨らみましたが、その後は減少傾向で、方向感が出るまで需給の膠着が続く可能性があります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 38/100)

PERは22.57倍で業界平均の48.57倍より低いが、PBRは2.56倍で同平均の2.92倍とほぼ同等。配当利回りは1.28%で同平均の2.64%より低く、株主還元は控えめ。ROEは16.3%と高く、収益性は良好だが、利益成長が緩やかで割安感は薄い。業界平均と比較し、バリュエーションはやや割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.3倍47.9倍
PBR2.53倍2.96倍
ROE16.3%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

多角化した事業ポートフォリオが成長の鍵を握る。強気派は、FX・仮想通貨など金融分野の収益貢献と、クラウドサービス需要の拡大を評価する。弱気派は、事業間のシナジー効果が限定的で、規制強化や市場競争の激化が利益率を圧迫する可能性を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 金融事業の成長

    FX取引高の増加と仮想通貨市場の拡大が収益を押し上げ。

  • クラウド需要

    企業のDX投資によりクラウドサービス需要が増加。

  • 会員基盤の活用

    多様なサービスをクロスセルし、収益機会が拡大。

  • 営業利益が19%増の591億円へ通年影響

    営業利益は495億円→591億円と96億円増。増収効果と利益率改善で大幅増益

  • 営業利益率20.72%に大幅改善通年影響

    営業利益率は17.93%→20.72%と2.79ポイント上昇。収益構造が強化

  • 純利益167億円と3期連続増加通年影響

    純利益は148億円→167億円と前期比12.8%増。増益基調が続く

  • ROE16.3%の資本効率の高さ継続影響

    ROE16.3%と高く、PBR3.68倍の評価を下支えする

マイナスに働く材料7
  • 規制リスク

    金融規制の強化がFX・仮想通貨事業に悪影響。

  • 競争激化

    大手IT企業などが参入し、サーバー市場の競争が激化。

  • 利益率の低迷

    広告事業の単価下落で全体の利益率が圧迫される。

  • 売上高の伸びは3.4%と低調通年影響

    2025年12月期売上高2,853億円は前期比3.4%増。利益成長ほど売上は伸びない

  • PER25.71倍と割高感不定影響

    PER25.71倍に対し純利益増益率12.8%。評価が見合わない可能性

  • PBR3.68倍と高水準不定影響

    PBR3.68倍と純資産の約3.7倍。ROEが低下すれば修正圧力

  • 配当利回り1.24%は低水準継続影響

    配当利回り1.24%と低く、金利上昇局面では売られやすい

次の決算で確かめる点
FX取引高
金融事業の収益を左右する主要指標。
仮想通貨取引高
新興市場の動向と収益貢献を測るため。
サーバー契約数
インフラ事業の基盤規模を確認する。
広告売上高
広告市場の動向と収益への影響を見る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり52で、前期から+24.4%いまの株価に対する利回りは1.30%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥52
1株あたり
配当利回り
1.30%
いまの株価に対して
配当性向
20.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月2182.4
2017年12月239.558.9
2018年12月3028.326.8
2019年12月24−18.060.0
2020年12月3127.348.4
2021年12月5371.148.9
2022年12月48−9.785.0
2023年12月44−7.461.0
2024年12月42−5.253.1
2025年12月5224.420.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥52

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ16,217人。区分でいちばん多いのは事業法人33.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.9%を占め、残る49.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人32.132.432.632.833.133.4
外国法人32.133.331.831.529.627.4
個人・その他19.017.419.118.618.820.9
金融機関16.015.516.116.617.717.6
自己株式3.52.03.63.64.27.5
証券会社0.81.40.30.50.80.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社熊谷正寿事務所32.99
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.16
03熊谷 正寿8.30
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.54
05CEP LUX-ORBIS SICAV(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)4.28
06THE BANK OF NEW YORK MELLON 140051(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.38
07THE BANK OF NEW YORK 133612(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.64
08ORBIS INSTITUTIONAL FUNDS LIMITED-ORBIS INSTITUTIONAL GLOBAL EQUITY(OFO)FUND(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.34
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.16
10KUWAIT INVESTMENT AUTHORITY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.13

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-01
    株式会社熊谷正寿事務所
    新規の大量保有報告
    33.27%
    +0.28pt
  • 2026-07-01
    株式会社熊谷正寿事務所
    新規の大量保有報告
    33.27%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+327%、1株純資産は14期で+521%。直近期のROEは16.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月3817922.814.635.3
2013年12月4521222.831.082.8
2014年12月5024821.520.7
2015年12月11433739.014.151.1
2016年12月6234118.324.082.4
2017年12月6938019.327.658.9
2018年12月−180455−43.126.8
2019年12月7347515.728.460.0
2020年12月9346619.631.848.4
2021年12月16067128.217.048.9
2022年12月12367618.120.085.0
2023年12月13382418.319.261.0
2024年12月14089516.419.153.1
2025年12月1641,11116.323.920.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

22名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は22名。2025/12期の役員報酬は総額320百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約11倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
熊谷正寿代表取締役 グループ代表 会長兼社長 執行役員・CEO638,990,000
安田昌史取締役 グループ副社長執行役員・CFO グループ代表補佐5539,000
西山裕之取締役 グループ副社長執行役員・COO グループ代表補佐 セキュリティ事業担当6255,000
相浦一成取締役 グループ副社長執行役員 グループ決済部門統括 GMOペイメント ゲートウェイ株式会社 代表取締役社長647,000
伊藤正取締役 グループ副社長執行役員 グループ代表補佐 グループインフラ部門統括52143,000
松井秀行取締役(監査等委員)617,000
郡司掛孝取締役(監査等委員)7917,000
増田要取締役(監査等委員)631,000
小武守純子取締役(監査等委員)58
山下浩史グループ副社長執行役員 グループシステム部門統括 GMOインターネット株式会社 副社長執行役員
有澤克己グループ専務執行役員 グループ経営支援本部長
堀内敏明グループ専務執行役員 グループ研究開発本部長 グループ技術者採用・技術広報担当
残りの役員10名を開く
氏名役職年齢
新井輝洋グループ専務執行役員 グループグローバル戦略本部長 グループ海外部長 海外投資・仲間づくり担当 海外管理・ガバナンス担当 海外上場担当
橋口誠グループ専務執行役員 CBO(Chief Branding Officer)グループブランドシナジー推進本部本部長 グループブランド・広報・ファシリティ担当
内田朋宏グループ専務執行役員 グループ代表戦略本部長 グループ投資戦略室長 グループ代表政策室長 社長室長 GMO AI&ロボティクス商事株式会社 代表取締役社長 GMO AI&Web3株式会社 代表取締役社長
林泰生グループ常務執行役員 インターネット接続(プロバイダー)事業担当 GMOインターネット株式会社 専務執行役員
児玉公宏グループ常務執行役員 ドメイン登録・販売(ドメインレジストラ)、クラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業担当 GMOインターネット株式会社 専務執行役員
稲垣法子グループ常務執行役員 グループ財務部長 グループIR部長
中條一郎グループ執行役員 盗聴・改ざん・なりすまし防止・ログイン認証強化(暗号セキュリティ)事業担当 GMOグローバルサイン株式会社 代表取締役社長
金子岳人グループ執行役員 GMOあおぞらネット銀行株式会社代表取締役会長
川﨑友紀グループ執行役員 グループ法務部長
山本樹グループ執行役員 GMOフィナンシャルホールディングス株式会社取締役兼常務執行役CFO

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)328028093
社外取締役325258
取締役(社内)1151515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,012字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社149社によって企業集団を構成しております。各事業における事業内容及びグループ会社の位置づけは、次のとおりです。 事業区分   主要業務 インターネットインフラ事業   ドメイン事業   ・「.shop」、「.tokyo」などのドメインを管理するドメイン発行・卸(ドメインレジストリ)事業 ・『お名前.com』、『ムームードメイン』、『VALUE-DOMAIN』で展開するドメイン登録・販売(ドメインレジストラ)事業 クラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業   ・『GMO GPUクラウド』、『お名前.comレンタルサーバー』、『ConoHa by GMO』、『CloudCREW byGMO』、『ALTUS byGMO』、『クラウドVPS byGMO』、『ロリポップ!』、『heteml』、『SUZURIアルバム』などで展開する共用サーバー、VPS、専用サーバー、クラウドの提供・運用・管理・保守を行うホスティングサービス EC支援事業   ・『カラーミーショップ』、『MakeShop』で展開するネットショップ支援(ECプラットフォーム)サービスの提供 ・CtoCハンドメイドマーケット『minne』の運営 ・オリジナルグッズ作成・販売サービス『SUZURI』の運営 ・『GMOマーケティングコネクト』など店舗向け集客支援サービスの提供 ・飲食店向けの予約管理サービス『OMAKASE』の運営 ・Web制作・運営支援・システムコンサルティングサービスなど 決済事業   ・通販・EC事業者向け『PGマルチペイメントサービス』、公金・公共料金等の『自治体・公共機関向けクレジットカード決済サービス』などの総合的な決済関連サービス及び『早期入金サービス』、『トランザクションレンディング』、『即給 byGMO』、『GMO後払い』などの金融関連サービス インターネット接続(プロバイダー)事業   ・『GMOとくとくBB』、『GMO BIZアクセス』などのインターネット接続サービス インターネットセキュリティ事業   盗聴・改ざん・なりすまし防止(暗号セキュリティ)事業   ・『クイック認証SSL』、『企業認証SSL』などのSSLサーバー証明書、『コードサイニング証明書』、『PDF文書署名用証明書』、『クライアント証明書』などの電子証明書発行サービス・電子契約サービス『電子印鑑GMOサイン』・ログイン認証強化サービス『GMOトラスト・ログイン』 サイバー攻撃対策(サイバーセキュリティ)事業   ・WEB・スマートフォンアプリの脆弱性診断、ペネトレーションテスト、セキュリティ事故対応など・セキュリティ自動診断ツール『GMOサイバー攻撃ネットde診断』の提供・自動脆弱性診断SaaS『Shisho Cloud byGMO』の提供・セキュリティ診断AIエージェント『Takumi byGMO』 なりすまし監視・削除支援(ブランドセキュリティ)事業   ・ブランド脅威対策、模倣品の検知・削除、商標管理システムの提供、ドメインネームの取得・管理など インターネット広告・メディア事業   インターネット広告事業   ・リスティング広告、モバイル広告、アドネットワーク広告、リワード広告、アフィリエイト広告などの総合的なインターネット広告サービス及び企画広告制作サービス インターネットメディア事業   ・スマートフォンのWi-Fi接続をサポートする『タウンWiFi』、プログラミング教育ポータル『コエテコ』、ポイントサイト『ポイントタウン』、ゲームプラットフォーム『ゲソてん』、共同購入型クーポンサイト『くまポン』、美容医療のチケット購入サイト『キレイパス』、趣味教室やワークショップさがしのプラットフォーム『趣味なび』、はたらく女性向け生活情報サイト『michill』などのインターネットメディアの運営及び自社メディアへの広告配信 ・『SEO Dash! byGMO』、『MEO Dash! byGMO』などの検索エンジン最適化サービス・インターネットリサーチシステムの提供・リサーチパネルの管理・運営『GMOリサーチ・クラウド・パネル』など インターネット金融事業   インターネット金融事業   ・オンライン証券取引、外国為替証拠金取引(FX)、CFD取引などの運営 暗号資産事業   暗号資産交換事業   ・暗号資産の現物取引・レバレッジ取引の提供など 暗号資産マイニング事業   ・マイニングセンターの運営 暗号資産決済事業   ・ステーブルコイン『GYEN』『ZUSD』の提供 インキュベーション事業   ベンチャーキャピタル事業   ・インターネット関連企業を中心とした未上場会社への投資事業 [事業系統図]事業の系統図は以下のとおりになります。
経営方針・対処すべき課題12,656字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループは、「すべての人にインターネット」というコーポレートキャッチのもと、インターネットのインフラ・サービスインフラすなわちインターネットの"場"の提供に経営資源を集中し、「日本を代表する総合インターネットグループ」として、インターネットを豊かに楽しくし、新たなインターネットの文化・産業とお客様の「笑顔」「感動」を創造し、社会と人々に貢献すべく事業活動を行っております。 (2)優先的に対処すべき課題 1.全社戦略 ①グループシナジーの追求 当社グループは、当社含む連結150社で企業集団を構成する総合インターネット企業グループです。環境変化の激しいインターネット市場において、「権限の分散」によるスピード経営を実践してまいりました。2025年1月より当社は純粋持株会社に近い立ち位置へ移行し、グループ経営機能を一層強化しております。これにより、当社グループの創業の精神である「スピリットベンチャー宣言」を含む「GMOイズム」の共有・徹底を図るとともに、グループシナジーの創出を通じて、当社グループのもつ経営資源の効率的な活用を目指してまいります。 ②AI活用の加速 当社グループは、2014年に最初のデータサイエンティストを採用して以来、金融関連データの解析をはじめとするAIの研究・開発を推進し、多くの成果を上げてきました。2022年11月の「ChatGPT」の登場により、変わる世界を予感し、いち早くグループ全体でその積極的な活用を開始しました。①時間とコストの節約、②既存サービスの質向上、③AI産業への新サービス提供を軸として、日々最新のAI情報をキャッチアップしながら「AIで未来を創るNo.1企業グループ」の実現に向け取り組んでいます。 ③グローバル展開の推進 当社グループでは、ドメイン事業における「.shop」、セキュリティ事業におけるSSLサーバー証明書などが本格的な海外展開を果たしております。今後さらに成長性の高い海外市場を取り込むために、海外市場においても「総合インターネットグループ」としての地位を確立することが重要となります。この点、希少性の高い一文字ドメイン「Z.com」をグループ統一ブランドとして活用することで、インターネットインフラ事業、インターネットセキュリティ事業、インターネット金融事業、暗号資産事業の海外展開を加速し、海外市場における事業基盤の確立を目指してまいります。 2.事業戦略 ①インターネットインフラ事業 当該セグメントにおいては、顧客ニーズを捉えた商材・サービスを提供するため、開発体制を内製化し、個人・法人・地方公共団体など、お客様がインターネット上で情報発信・経済活動を行うための基盤となるサービスをワンストップで提供しております。その大半がストック型商材であり、当社グループの強固な収益基盤となっております。引き続き、顧客ニーズを捉えたサービスの開発に取り組むとともに、セキュリティ事業とのシナジー、運用・サポート体制の拡充などを通じて、顧客満足度の向上を目指します。 ②インターネットセキュリティ事業 当該セグメントにおいては、サイバー脅威の高まりや規制対応需要の拡大を背景に、開発体制を内製化し、法人・公的機関など、お客様に総合的なセキュリティサービスを提供しております。今後は、「ネットのセキュリティもGMO」プロジェクトを通じた第一想起ブランドの確立により顧客基盤を拡大するとともに、インフラ事業とのシナジーを強化してまいります。また、ホワイトハッカーの技術力を活かしたプロダクト開発、ブランドTLD(トップレベルドメイン)運用など知財・商標ノウハウを強みとし、ストック型商材の比率を向上させることで、中長期の成長ドライバーへと育成してまいります。 ③インターネット広告・メディア事業 当該セグメントにおいては、インターネットでビジネスを手掛けるお客様の集客支援サービスを提供しています。複雑化・多面化するインターネット広告市場の変化に対応すべく、アドテクノロジー分野の強化、自社商材・自社メディアの開発強化を進めてまいります。 ④インターネット金融事業 当該セグメントにおいては、システムの開発、保守、運用を内製化することでコスト優位性を実現しています。主力商材であるFXでは、取引ツールの強化、取引コスト低減を通じた顧客利便性の向上に加え、グループ会社間のシナジーによる収益性改善の取り組みを通じ、持続的成長を目指します。また、CFDはFXに次ぐ第二の主力商材として台頭しており、さらなる認知度向上に向けたマーケティング施策を行うとともに、他の商品とのクロスセル施策を進めています。 ⑤暗号資産事業 当該セグメントにおいては、マイニング、交換、決済の領域で事業展開しております。主にGMOコインで展開する暗号資産交換事業については、インターネット金融事業で培った技術力・ノウハウを活用することで、暗号資産の交換所・取引所を展開し、国内No.1を目指します。 3.技術開発 インターネット関連技術は、技術の進歩が著しく、競争の激しい分野であり、技術優位性をもって先見的・コスト優位性のあるサービスを継続的に創り出すことが重要な経営課題と捉えています。この点、技術力の源泉は、サービスを創り出すエンジニア・クリエイター・ディレクターであり、当社グループは、エンジニア・クリエイター・ディレクターを「グループの宝」・「人財」として尊重する組織・制度作りに積極的に取り組むことで、その採用・育成に引き続き注力します。なお、エンジニア・クリエイター比率の目標値は60.0%、当期末の値は50.8%となっております。 4.サステナビリティ経営の推進 当社グループは「すべての人にインターネット」をコーポレートキャッチとして掲げ、創業以来一貫してインターネットのインフラ、サービス・インフラというインターネットの"場"の提供に経営資源を集中してまいりました。インフラ事業者としての事業活動を継続すること自体が社会課題の解決につながると考えております。今後もサステナビリティ経営の高度化に努めてまいります。 (3)株式会社の支配に関する基本方針 1.当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針 当社取締役会は、公開会社として当社株式の自由な売買を認める以上、当社株式の売買は市場に委ねられるべきものと考えており、特定グループ(注1)による大規模買付行為(注2)を受け入れるか否かの判断は、最終的には、当社株式を保有する株主の皆様によってなされるべきものと考えております。 そして、大規模買付行為に際して、株主の皆様が大規模買付行為を受け入れるか否かの判断を適切に行うためには、大規模買付者(注3)から一方的に提供される情報のみならず、現に当社の経営を担っている当社取締役会から提供される情報及び当該大規模買付行為に対する当社取締役会の評価・意見等も含めた十分な情報が提供されることが必要不可欠であると考えております。 当社グループは「すべての人にインターネット」のコーポレートキャッチのもと、成長性の高いインターネット市場に経営資源を集中しております。①インターネットインフラ事業、②インターネット・広告メディア事業、③インターネットセキュリティ事業、④インターネット金融事業、及び⑤暗号資産事業を中心として、総合的なインターネットサービスを提供しており、これらの事業はそれぞれが独立したものではなく、相互に有機的に一体として機能することによって相乗効果が生じ、より高い企業価値を創造していると考えております。また、インターネット関連技術は技術革新の進歩が極めて速く、それに応じた業界標準及び顧客ニーズも急速に変化しております。従って、当社の経営は、上記のような事業特性及びインターネットサービスに関する高度な専門知識を前提とした経営のノウハウ、並びに、技術革新に対応するための優れた技術、能力を有する従業員、有機的一体的企業結合体の中で各事業を担うグループ会社、取引先及び顧客等のステークホルダーとの間に築かれた関係等への理解が不可欠であると考えております。 このような当社の事業に対する理解なくして当社の企業価値の把握は困難であり、株主の皆様が大規模買付者による大規模買付行為を評価するに際しても、大規模買付者から提供された情報だけではなく、当社の事業特性等を十分に理解している当社取締役会の大規模買付行為に対する評価・意見等が適切に提供されることが極めて重要であると考えております。 以上の考え方に基づき、当社取締役会といたしましては、大規模買付行為に関するルール(以下、「大規模買付ルール」といいます。)を策定した上で、株主の皆様が大規模買付行為に対する判断を行うために必要かつ十分な情報を収集・提供し、また、これを評価・検討して取締役会としての意見を取りまとめて公表することが、当社株主の皆様の共同の利益及び当社の企業価値に資すると考えております。当社取締役会は、大規模買付者に対して大規模買付ルールの遵守を求め、大規模買付者が大規模買付ルールを遵守しない場合、大規模買付者が大規模買付ルールを遵守した場合であっても当該大規模買付行為が当社株主の皆様の共同の利益及び当社の企業価値を著しく損なうと認められる場合、又は、当社株主総会において株主の皆様のご承認をいただけた場合には、当社取締役会がその時点で適切と考える一定の措置を講じることができるものといたします。 2.当社の財産の有効な活用、適切な企業集団の形成その他の会社支配に関する基本方針の実現に資する特別な取り組み 当社は上記1.記載の基本方針(以下、「基本方針」といいます。)の実現に資する特別な取り組みとして、以下の取り組みを行っております。当社は、『すべての人にインターネット』をコーポレートキャッチに、たゆまぬベンチャー精神のもと、『インターネットの文化・産業とお客様の笑顔・感動を創造し、社会と人々に貢献する』を企業理念として掲げております。 当社はこの企業理念を具現化するため、すなわち、お客様の笑顔・感動を創造するため、最高のサービスをより多くのお客様に提供することに注力いたしております。 当社グループでは、ドメイン、クラウド・レンタルサーバー(ホスティング)や決済、セキュリティなど数多くの事業(サービス)においてナンバーワンの実績をあげており、そのお客様の多様なニーズ、特にインターネットビジネスに取り組むお客様が求める、導入から活用そして集客までを当社グループで一貫して完結できる基盤が整っております。これらの事業を有機的に結合し、相乗効果を最大化させる取り組みにより企業価値・株主の皆様の共同の利益の向上を目指しております。 3.基本方針に照らして不適切な者によって当社の財産及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取り組み 当社は、2006年3月13日開催の当社取締役会において、当社株式の大規模買付行為に関する対応方針を決定し、その後、毎年の当社定時株主総会の後最初に開催される当社取締役会の決定により、対応方針を継続してまいりました。そして、当社は、外部環境の変化、経済産業省が2023年8月31日に発表した「企業買収における行動指針」及び近時の裁判例の動向等を十分に検討し、また市場参加者等のご意見も傾聴しながら総合的に判断した結果、2026年3月19日開催の当社定時株主総会の後、同日に開催された当社取締役会において、継続することを決定いたしました(以下、「本対応方針」といいます。)。 本対応方針の有効期間は、その継続を決定した当社取締役会の開催日が属する事業年度に係る当社定時株主総会の後最初に開催される当社取締役会の終結の時までといたします。なお、かかる有効期間の満了前であっても、当社取締役会又は当社株主総会において本対応方針を廃止する旨の決議が行われた場合には、本対応方針はその時点で廃止されるものとします。 当社取締役会は、今後とも当社株主の皆様の共同の利益及び当社の企業価値の維持及び向上の観点から、必要に応じて本対応方針の見直しを図ってまいりたいと考えております。本対応方針の変更等については、速やかに株主の皆様にお知らせします。本対応方針の内容につきましては、以下のとおりです。 ①大規模買付ルールの内容 大規模買付ルールは、大規模買付者が、大規模買付行為に先立ち、当社取締役会に対して必要かつ十分な情報を提供すること、それに基づき当社取締役会が当該大規模買付行為について評価・検討を行うための期間を設けること、大規模買付者はかかる期間が経過するまで(株主意思確認株主総会(下記②イ(ロ)に定義されます。以下同じです。)が開催される場合には、当該株主意思確認株主総会の終結時まで)大規模買付行為を開始できないことを主な内容としています。大規模買付ルールの概要は、以下のとおりです。 イ 情報提供 大規模買付者には大規模買付行為に先立ち、株主の皆様のご判断及び取締役会の評価・検討のために必要かつ十分な情報(以下、「大規模買付情報」といいます。)を提供していただきます。 大規模買付情報の具体的内容は、大規模買付行為の内容及び態様等によって異なり得るため、大規模買付者が大規模買付行為を行おうとする場合には、まず当社宛に、大規模買付ルールに従って大規模買付行為を行う旨の意向表明書をご提出いただくこととします。意向表明書には以下の事項を記載していただきます。 ① 大規模買付者の名称及び住所 ② 大規模買付者の設立準拠法 ③ 大規模買付者の代表者の氏名 ④ 大規模買付者の国内連絡先 ⑤ 提案する大規模買付行為の概要 ⑥ 大規模買付ルールに従う旨の誓約 当社は、上記①乃至⑥すべてが記載された意向表明書の受領後5営業日以内(初日不算入)に、当初提出していただくべき大規模買付情報のリストを大規模買付者に交付します。当初提出していただいた情報だけでは大規模買付情報として不足していると考えられる場合には、追加的に情報提供をしていただくことがあります。なお、大規模買付行為の内容及び態様等にかかわらず、以下の項目に関する情報は、原則として、ご提出いただく大規模買付情報の一部に含まれるものとします。 ① 大規模買付者及びそのグループの概要 ② 大規模買付行為の目的、方法及び内容 ③ 大規模買付行為に際しての第三者との間における意思連絡の有無及び意思連絡が存する場合にはその内容 ④ 買付対価の算定根拠及び買付資金の裏付け ⑤ 大規模買付者に対する買付資金の供与者の名称その他の概要・属性 ⑥ 大規模買付行為完了後に意図する当社及び当社グループの経営方針及び事業計画 ⑦ 大規模買付行為完了後に意図する当社及び当社グループの企業価値を持続的かつ安定的に向上させるための施策並びに当該施策が当社及び当社グループの企業価値を向上させることの根拠 ⑧ 当社及び当社グループの従業員、取引先、顧客、地域社会その他の利害関係者と当社及び当社グループとの関係について、大規模買付行為完了後に予定する変更の有無及びその内容 なお、大規模買付行為のご提案があった事実及び当社取締役会に提出された大規模買付情報は、株主の皆様のご判断のために必要であると認められる場合には、その全部又は一部を公表します。 ロ 当社取締役会による評価・検討 当社取締役会は、大規模買付行為の評価の難易度に応じて、大規模買付者が当社取締役会に対して大規模買付情報の提供を完了した後、対価を現金(円貨)のみとする公開買付けによる当社株券等のすべての買付けの場合には60日間(初日不算入)、その他の大規模買付行為の場合には90日間(初日不算入)を、当社取締役会による評価、検討、交渉、意見形成及び代替案立案のための期間(以下、「取締役会評価期間」といいます。)として設定します。取締役会評価期間中、当社取締役会は、適宜必要に応じて外部専門家等の助言を得ながら、提供された大規模買付情報を十分に評価・検討し、当社取締役会としての意見を取りまとめ、公表します。また、必要に応じて、大規模買付者との間で大規模買付行為に関する条件の改善について交渉し、当社取締役会として株主の皆様へ代替案を提示することもあります。 大規模買付者は、取締役会評価期間が経過するまで(株主意思確認株主総会が開催される場合には、当該株主意思確認株主総会の終結時まで)、大規模買付行為を開始できないものとします。 ②大規模買付行為がなされた場合の対応方針 イ 大規模買付者が大規模買付ルールを遵守しない場合 (イ)取締役会の判断により対抗措置を発動する場合 大規模買付者が大規模買付ルールを遵守しない場合、具体的な買付方法の如何にかかわらず、当社取締役会は、当社株主の皆様の共同の利益及び当社の企業価値を守ることを目的として、会社法その他の法令及び当社定款が取締役会の権限として認める措置(以下、「対抗措置」といいます。)を講じ、大規模買付行為に対抗することがあります。対抗措置は原則として、新株予約権の無償割当てによるものとしますが、その時点で相当と認められるものを選択することになります。 なお、具体的な対抗措置として新株予約権の無償割当てを行う場合には、新株予約権に、対抗措置としての効果を勘案した行使期間及び行使条件(大規模買付者を含む特定グループは当該新株予約権を行使できないものとする等)を設けることがあります。 (ロ)株主意思確認株主総会の決議に基づき対抗措置を発動する場合 上記(イ)の場合の他、当社取締役会は、(a)大規模買付者が大規模買付ルールを遵守しない場合であっても、対抗措置の発動の是非について株主の皆様のご意思を確認するための株主総会(以下、「株主意思確認株主総会」といいます。)を招集し、対抗措置の発動の是非について株主の皆様のご意思を確認することが適切であると当社取締役会が判断した場合、又は、(b)下記③に定める当社取締役会からの諮問に対して特別委員会が株主意思確認株主総会を招集することを勧告した場合には、株主意思確認株主総会を招集し、対抗措置の発動の是非に関するご判断を株主の皆様に行っていただくことができるものとします。 ロ 大規模買付者が大規模買付ルールを遵守した場合 (イ)取締役会の判断により対抗措置を発動する場合 大規模買付者が大規模買付ルールを遵守した場合、当社取締役会が仮に当該大規模買付行為に反対であったとしても、反対意見の表明、代替案の提示、株主の皆様への説得等を行う可能性は排除しないものの、原則として、当該大規模買付行為に対する対抗措置は講じません。大規模買付者の買付提案に応じるか否かは、株主の皆様において、当該買付提案の内容及びそれに対する当社取締役会の意見及び代替案等をご考慮の上、ご判断いただくこととなります。 ただし、大規模買付者が大規模買付ルールを遵守した場合であっても、当該大規模買付行為が当社株主の皆様の共同の利益及び当社の企業価値を著しく損なうと認められる場合には、当社取締役会は当社株主の皆様の利益及び当社の企業価値を守るために対抗措置を講じることがあります。 (ロ)株主意思確認株主総会の決議に基づき対抗措置を発動する場合 上記(イ)の場合の他、当社取締役会は、(a)大規模買付行為が当社株主の皆様の共同の利益及び当社の企業価値を著しく損なうと認められる場合であって、株主意思確認株主総会を招集し、対抗措置の発動の是非について株主の皆様のご意思を確認することが適切であると当社取締役会が判断した場合、又は、(b)下記③に定める当社取締役会からの諮問に対して特別委員会が株主意思確認株主総会を招集することを勧告した場合には、株主意思確認株主総会を招集し、対抗措置の発動の是非に関するご判断を株主の皆様に行っていただくことができるものとします。 ハ 株主意思確認株主総会を招集する場合の取り扱い 当社取締役会は、上記イ(ロ)又はロ(ロ)に従い株主意思確認株主総会を招集する場合には、対抗措置の発動の是非について当該株主意思確認株主総会の決議に従うものとします。 当社取締役会は、株主意思確認株主総会を招集する場合には、取締役会評価期間終了後60日以内に株主意思確認株主総会を開催し、大規模買付行為への対抗措置の発動についての承認に関する議案を上程するものとしますが、事務手続上の理由から60日以内に開催できない場合には、事務手続上可能な最も早い日において開催するものとします。当社取締役会は、株主意思確認株主総会を招集する場合には、当社取締役会が株主意思確認株主総会を招集することが適切であると判断した理由、大規模買付行為に関する当社取締役会の意見、発動すべき具体的な対抗措置の内容、当該対抗措置の発動の必要性・合理性その他株主の皆様のご判断のために必要と認められる事項を株主の皆様にご説明いたします。 大規模買付者は、当社取締役会が株主意思確認株主総会を招集することを決定した場合には、当該株主意思確認株主総会の終結時まで、大規模買付行為を開始することができないものとします。 ③対抗措置の合理性・公正性を担保するための手続 イ 大規模買付者が大規模買付ルールを遵守したか否か、並びに、大規模買付者が大規模買付ルールを遵守した場合で当社株主の皆様の共同の利益及び当社の企業価値を守るために適切と考える一定の対抗措置を講じる場合においては、大規模買付行為が当社株主の皆様の共同の利益及び当社の企業価値を著しく損なうと認められるか否かについて当社取締役会が最終的判断を行う場合があることから、その判断の合理性・公正性を担保するために、当社は、当社取締役会から独立した機関として、特別委員会を設置いたしました。特別委員会の委員は、3名以上5名以内とし、社外取締役、弁護士、公認会計士、税理士、学識経験者、投資銀行業務に精通している者及び当社グループ以外の会社の取締役又は執行役としての経験のある社外者等の中から選任されるものとします。 ロ 当社取締役会が対抗措置を発動する場合には、その判断の合理性・公正性を担保するために、以下の手続を経ることとします。 まず、当社取締役会は、対抗措置の発動に先立ち、特別委員会に対し、発動すべき具体的な対抗措置の内容を提示した上で、その発動の是非について諮問します。特別委員会は、当該諮問に基づき、当社取締役会に対して対抗措置の発動の是非について勧告(株主意思確認株主総会を招集することの勧告を含みます。)を行います。当社取締役会は、特別委員会の勧告を最大限尊重するものとします。 また、当社取締役会が対抗措置を発動するに際しては、社外取締役3名を含む取締役・監査等委員の全員の賛成を得た上で、取締役全員の一致により決定することとします。また、当社取締役会は、対抗措置の発動の是非について特別委員会に諮問するとともに、大規模買付者の提供する大規模買付情報に基づいて、外部専門家等の助言を得ながら、当該大規模買付者及び当該大規模買付行為の具体的内容並びに当該大規模買付行為が当社株主の皆様の共同の利益及び当社の企業価値に与える影響等を検討するものとします。 なお、当社取締役会は、大規模買付者から提出された情報が大規模買付情報として必要かつ十分であるか否かについて疑義がある場合、又は株主の皆様に対して当社取締役会の代替案を提示する場合、その他当社取締役会が必要と認めた場合には、上記対抗措置の発動の是非以外の事項についても、任意に特別委員会に諮問することができることとし、特別委員会は、当該諮問に基づき、取締役会が諮問する事項について検討し、取締役会に対して勧告を行います。 ハ 上記ロの手続に従って対抗措置を発動した場合であっても、① 大規模買付者が大規模買付行為を中止もしくは撤回した場合、又は、② 対抗措置を発動するか否かの判断の前提となった事実関係等に変動が生じ、かつ、当社株主の皆様の共同の利益及び当社の企業価値の維持及び向上という観点から発動した対抗措置を維持することが客観的に相当でないと考えられる状況に至った場合には、当社取締役会は、当該対抗措置を維持することの是非について、具体的事情を提示した上で、改めて特別委員会に諮問するとともに、外部専門家等の助言を得ながら、発動した対抗措置の中止・撤回等を検討するものとします。特別委員会は、当該諮問に基づき、当社取締役会に対して、当該対抗措置を維持することの是非について勧告を行います。取締役会は、対抗措置を維持するか否かの判断に際し、特別委員会の勧告を最大限尊重するものとします。 上記特別委員会の勧告を踏まえた検討の結果、当社取締役会が当社株主の皆様の共同の利益及び当社の企業価値の維持及び向上という観点から対抗措置を維持することが相当でないと判断するに至った場合には、当社取締役会は、取締役会決議により、対抗措置の中止等の判断を行い、発動した対抗措置を中止・撤回するものとします。 なお、対抗措置として新株予約権の無償割当てを行うことを決議した場合であって、割当期日に係る権利落ち日以降において、当社取締役会が新株予約権の無償割当てを中止する場合、又は、対抗措置を撤回するため割り当てられた新株予約権を当社が無償で取得する場合には、当社株式の価値の希釈化は生じないことから、当社株式の価値の希釈化が生じることを前提にして売買を行った方は、株価の変動により不測の損害を被る可能性があります。 ニ 上記②イ(ロ)及び②ロ(ロ)に記載のとおり、所定の場合には、当社取締役会は、対抗措置の発動に先立ち、対抗措置の発動の是非について株主の皆様のご意思を確認するために、株主意思確認株主総会を招集し、対抗措置の発動の是非に関するご判断を株主の皆様に行っていただくことができるものとしております。 ④本対応方針の合理性 本対応方針は、経済産業省及び法務省が2005年5月27日に発表した「企業価値・株主共同の利益の確保又は向上のための買収防衛策に関する指針」の定める三原則(企業価値・株主共同の利益の確保・向上の原則、事前開示・株主意思の原則、必要性・相当性確保の原則)をすべて充足しており、かつ、企業価値研究会が2008年6月30日に発表した「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」、経済産業省が2023年8月31日に発表した「企業買収における行動指針」及び近時の裁判例の動向等に十分配慮したものとなっています。 また、本対応方針は、株主の皆様が大規模買付行為に対する判断を行うために必要かつ十分な情報を収集・提供し、また、これを評価・検討して取締役会としての意見を取りまとめて公表することにより、株主の皆様の共同の利益に資するものであると考えております。 その他、上記のとおり、本対応方針は、当社取締役会から独立した組織として特別委員会を設置することとしていること、いわゆるデッドハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の過半数を交代させても、なお発動を阻止できない買収防衛策)及びスローハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の交代を一度に行うことができないため、その発動を阻止するのに時間を要する買収防衛策)ではないことから、合理性のあるものであると考えております。 4.上記2.の取り組みについての取締役会の判断 上記2.の取り組みは、当社グループ全体の企業価値を向上させ、それを当社の株式の価値に適正に反映させていくことにより、当社株主の皆様の共同の利益を著しく損なう大規模買付行為が行われる危険性を低減させるものと考えられるため、上記1.の基本方針に沿うものであります。 また、かかる取り組みは、当社グループ全体の企業価値を向上させるための取り組みであり、株主の皆様の共同の利益を損なうものではなく、また、当社役員の地位の維持を目的とするものではないと考えております。 5.上記3.の取り組みについての取締役会の判断 ①上記3.の取り組みは、十分な情報の提供と十分な検討等のための期間の確保の要請に応じない大規模買付者、及び当社の企業価値・株主の皆様の共同の利益を害するおそれのある大規模買付行為を行う大規模買付者に対して対抗措置を発動できることとしております。従いまして、上記3.の取り組みは、上記1.の基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取り組みとして、当社の上記1.の基本方針に沿うものであると考えております。 ②上記3.の取り組みは、当社の企業価値・株主の皆様の共同の利益を確保することを目的として、大規模買付者に対して、当該大規模買付者が実施しようとする大規模買付行為に関する必要な情報の事前の提供及びその内容の評価・検討等に必要な期間の確保を求めるための取り組みであります。 また、かかる取り組みにおいては、対抗措置の発動について取締役会による恣意的な判断を防止し、その判断の合理性・公正性を担保するために、特別委員会を設置し、特別委員会の勧告を最大限尊重して対抗措置を発動することを定めており、従いまして、上記3.の取り組みは、株主の皆様の共同の利益を損なうものではなく、また、取締役会の地位の維持を目的とするものではないと考えております。 (注)1.「特定グループ」とは、(1)①当社の株券等(金融商品取引法第27条の23第1項に規定する株券等をいいます。)の保有者(同法第27条の23第1項に規定する保有者をいい、同条第3項に基づき保有者に含まれる者を含みます。)及び②その共同保有者(同法第27条の23第5項に規定する共同保有者をいい、同条第6項に基づき共同保有者とみなされる者を含みます。)、並びに(2)①当社の株券等(同法第27条の2第1項に規定する株券等をいいます。)の買付け等(同項に規定する買付け等をいい、取引所金融商品市場において行われるものを含みます。)を行う者及び②その特別関係者(同法第27条の2第7項に規定する特別関係者をいいます。)をいいます。 2.「大規模買付行為」特定グループの議決権割合を20パーセント以上とすることを目的とする当社株券等の買付行為、又は結果として特定グループの議決権割合が20パーセント以上となるような当社株券等の買付行為(いずれも事前に当社取締役会が同意したものを除きます。) 3.「大規模買付者」注2記載の大規模買付行為を行う者をいいます。
事業等のリスク19,739字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下、当社グループの事業の状況並びに経理の状況等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項並びにその他投資者の判断に重要な影響を及ぼすと考えられる事項を記載しております。当社グループは、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、その発生の予防及び発生時の対応に努める方針ですが、経営状況及び将来の事業についての判断は、以下の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えています。なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、別段の記載がない限り、当連結会計年度末現在における当社グループの認識を示すものであります。また、以下の記載は当社株式への投資に関連するリスクすべてを網羅するものではありません。 1.事業環境に関するリスク (1)競合について 当社グループは、ドメイン事業、クラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業、EC支援事業、決済事業、インターネット接続(プロバイダー)事業からなる①「インターネットインフラ事業」、暗号セキュリティ事業、サイバーセキュリティ事業、ブランドセキュリティ事業からなる②「インターネットセキュリティ事業」、インターネット広告事業、インターネットメディア事業からなる③「インターネット広告・メディア事業」、オンライン証券取引、外国為替証拠金取引を行う④「インターネット金融事業」、暗号資産のマイニング、交換、決済に関わる事業を行う⑤「暗号資産事業」、そしてインターネット関連企業を中心とした未上場会社への投資事業を行う⑥「インキュベーション事業」を展開する総合インターネットグループです。 当社グループは、こうした総合的な事業展開による相互シナジーに優位性があると考えておりますが、個々の事業においては、競合他社との競争が激化する可能性があります。すなわち、利用者獲得をめぐる競争が激しくなった場合、当社グループの収益力等が低下する場合があるほか、料金引き下げの必要性に迫られたり、広告宣伝費、設備投資費等の増加を余儀なくされる場合も考えられ、当社グループの事業運営や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)技術革新について インターネット関連技術は、技術の進歩が著しく、また、それに応じた業界標準及び利用者ニーズが急速に変化するため、新サービス・製品も相次いで登場しております。これらの技術革新への対応が遅れた場合、当社グループの提供するサービスの陳腐化により、競合他社に対する競争力の低下を招き、その結果、当社グループの事業運営や業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループにおいては、新技術の開発や動向に十分留意するとともに、継続的なシステム投資及びスタッフの能力向上に努めております。 (3)買収(M&A)等について 当社グループでは、新規事業への参入、既存事業の拡大、優れた技術や人財の獲得等を目的として、国内・海外ともに仲間づくり(買収(M&A)や合弁事業)を積極的に展開しております。 買収に伴って生じる様々なリスクを回避あるいは最小化するために、対象企業の契約関係、財務状況の確認など詳細なデューデリジェンスを実施しております。しかしながら、案件の時間的制約などからデューデリジェンスを十分に実施することが困難な場合があります。その結果、対象会社の買収完了後に偶発債務の発生や簿外債務が判明する可能性も否定できません。とりわけ海外マーケットへの進出に当たっては、その性質上、現地政府による規制や法令諸規則の改廃、規制担当官の恣意的な業務執行等により、計画どおりに事業計画を遂行できず、当社グループの業績に影響を与えるほか、投下資本の回収が困難になる可能性もあります。 また、対象会社の重要な人財の流出、顧客流出などが計画に反して生じる可能性があり、当初計画していた経営成績や財務状況などの実現が困難となって当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 合弁事業などの展開においても、当社グループは、強力なパートナーシップを構築し、将来のシナジー効果が最大限発揮されるよう事前に綿密な協議を重ねることにより、買収後に関係が悪化するなどのリスクを極力排除するよう努めております。しかしながら、事業開始後において双方の経営方針に差異が生じた結果、期待したシナジー効果が実現できず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 2.コンプライアンスに関するリスク (1)規制及びコンプライアンス体制について 当社グループでは、その事業に関して、以下の各規制の他、会社法、金融商品取引法その他の様々な法律、規則、条例等の規制の適用を受け、また、行政通達内容及び指導等の遵守を求められております。今後、インターネットのさらなる普及やインターネットを利用した新規サービスの創出等により、利用者や関連事業者を対象とする新たな規制の導入、既存の法令等の改正や適用範囲の拡大、何らかの自主規制の要請がなされることにより、当社グループの事業が制約される可能性があります。 当社グループでは、これらの規制等に従うため、コンプライアンス体制の整備、運用及び改善に努めておりますが、コンプライアンス体制の整備等の遅れ等によって適切な対応ができずこれらの規制等への違反・抵触が生じ、監督官庁等から処分や指導を受け、また損害賠償請求や信用の毀損等により、当社グループの事業並びに経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ① 個人情報の保護に関する法律について 本法は、近年の高度情報通信社会の進展に伴う個人情報の利用拡大に鑑み、個人情報の適正な取扱いに関し、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的として、個人情報を取り扱う事業者に対し、個人情報の利用目的の特定と利用の制限、取得の適正性の確保、個人データの正確性や最新性の確保、安全管理措置、第三者への開示や提供制限等に関し、義務を課すものです。 本法により、当社は、個人情報の利用等に関し、利用者その他個人情報の提供者に対し適切な説明及び承諾の取得並びに当該個人情報の適正な管理措置等を講じる法律上の義務を負います。 また、当社は、本法令の他、個人情報の取扱いに関して、監督官庁又は業界団体が定める個人情報保護に関するガイドライン等を遵守した事業運営を求められます。 ② 銀行法について 当社は、関東財務局の許可を受けて、GMOあおぞらネット銀行を所属銀行とする銀行代理業者として、円普通預金口座の開設の媒介を行っており、本法の適用を受けております。本法が改正されることにより、コンプライアンス体制、情報セキュリティ体制等の変更の必要が生じた場合には、銀行代理業者としての事業内容に影響を与える可能性があります。また、銀行代理業者としての事業活動の適法性、適切性の判断は慎重に行っておりますが、予期せぬ法改正により、本法に違反する事態となった場合には、行政処分等により、当社グループの事業活動及び信用に影響を与える可能性があります。 ③ 不当景品類及び不当表示防止法について 本法は、商品及び役務の取引に関連する不当な景品類及び表示による顧客の誘引を防止するため、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれのある行為の制限及び禁止について定めることにより、一般消費者の利益を保護することを目的とするものです。 当社では、ウェブサイト等における商品・サービスの内容や価格等の適正な表示、キャンペーン実施時にキャンペーン内容が法令に適合しているかについての確認や、社内での本法に関する研修の実施等に努めております。 しかしながら、利用者が購入した商品・サービスが不良である場合や広告内容に虚偽の記載が含まれる場合、又は利用者や行政・司法機関等により表示が不適切であると判断される場合等において、利用者による当社に対する苦情申出、補償要求や集団訴訟の提起や、行政庁による本法に基づく課徴金の納付命令等がなされ、これらにより、当社グループの事業活動及び業績等に重大な影響を与えたり、当社グループの信用毀損につながる可能性があります。 ④ 暴力団排除条例について 2011年10月1日に東京都暴力団排除条例が施行されたほか、各自治体において同様の条例が施行されております。これらの条例においては、事業者が事業に関して締結する契約が暴力団の活動を助長し、又は暴力団の運営に資することとなる疑いがあると認められる場合等に、契約の相手方が暴力団関係者でないかを確認するよう努めること、事業者がその行う事業に係る契約を書面により締結する場合において特約条項を書面に定めるよう努めることが定められています。当該規定は努力義務とされており、また当社では、契約に当たって契約の相手方についての審査の実施、暴力団等でないことの誓約書の提出並びに特約条項の整備等に努めております。しかしながら、警察や暴力団追放運動推進都民センター等の照会体制の不備等により、意図せず暴力団等との取引が行われた場合に、重要な契約の解除や補償問題等が発生する場合には、当社グループの事業の運営及び業績等に重大な影響を及ぼす可能性や当社グループの社会的信用を毀損される可能性があります。 (2)訴訟等の可能性について 当社は、取引先、金融機関、株主、従業員その他の関係当事者との間で、契約上の責任、法令違反、知的財産権の侵害、労務問題等を原因とする訴訟、仲裁、調停その他の法的手続(以下、「訴訟等」といいます。)が提起される可能性があります。 特に、当社は会社分割により2025年1月1日付で持株会社体制に移行したことから、グループ各社の事業活動に関連して、当社自身が法的責任を問われる場合や、役員の経営判断、グループガバナンス、情報管理、コンプライアンス上の問題等に起因して訴訟等が提起される可能性があります。 当社は、法令遵守体制の整備、契約内容の精査、デューデリジェンスの実施、外部専門家の活用、内部統制の強化等によりリスク低減に努めております。しかしながら、想定外の事象の発生や判断の相違等により訴訟等が提起された場合には、解決までに多額の費用及び時間を要するほか、損害賠償金の支払い、信用の毀損、レピュテーションの低下等が生じる可能性があり、その結果、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3)リスクマネジメントの有効性に関するリスク 当社グループは、様々な事業上のリスクについて、リスクマネジメント方針及び手続の整備、運用及び改善に努めておりますが、新規事業分野への急速な進出や事業の拡大に伴って、予測が困難なリスクが発生する等、既存のリスクマネジメント方針及び手続が有効に機能せず、当社グループの事業並びに経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)当社グループや当社グループの事業領域に関する否定的な報道 当社グループ又は当社グループの事業領域に関する否定的な内容の報道がなされることがあります。当社グループでは、正確な情報を適時に開示、提供することに努めておりますが、報道された内容が正確であるか否かにかかわらず、これらの報道がお客様、お取引先様や投資者等の理解及び認識に悪影響を及ぼし、当社グループの事業並びに経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5)情報セキュリティに関するリスク 当社グループでは、利用者(本項において従業員等も含む)の個人情報(本項において、いわゆるマイナンバーも含む)をはじめとする各種情報の管理・保管等に関して、規程の策定、社内ネットワークの監視、業務従事者に対する教育、役職員からの誓約書の提出、業務委託先企業に対する管理監督、その他情報セキュリティの確保に関して可能な限りの取り組みを継続的に行っております。しかし、このような情報セキュリティ対策の実施にも関わらず、悪意の第三者による外部から当社グループシステムへの不正アクセスや、内部における情報の不適切な取扱い等によって情報漏洩等が発生した場合、当社グループの事業活動及び業績等に重大な影響を与えたり、当社グループの信用毀損につながる可能性があります。 3.海外での事業活動に関するリスク 当社グループでは、日本の他、世界各国において、各国の法律、規制、習慣等に従って各種事業を展開しておりますが、輸出入や製造物に関する規制、関税等の租税に関する制度の制定又は改定、その他予期しない法律、政府方針の制定、改定等が行われたり、集団訴訟の提起、多額の損害賠償命令、関連法令等に基づく勧告や手続の執行、又は行政による命令や指導を受けた場合に、当該事業が規制されたり、当社グループの役職員が現地当局により拘束されるなどしたときは、当社グループの財政状況や経営成績に悪影響を与える可能性があります。 また、政変、戦争、テロリズム、クーデター、紛争、暴動、外国軍隊からの一方的な攻撃もしくは占領その他の社会的・政治的混乱等の発生により現地の治安状態が悪化し、事業継続が困難になる可能性があります。さらに、政府等による現地設備の接収、武装集団等による現地設備の襲撃もしくは不法占拠、当社グループの役職員の誘拐・殺害等によっても、当社グループの事業活動及び業績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 4.各事業に関するリスク (1)インターネットインフラ事業について ①ドメイン事業について ドメインの調整・管理については、米民間の非営利法人であるICANN(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)が一手にとり行っており、同法人の動向によっては、当社の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ②クラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業について クラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業は、大きな参入障壁がないため、多数の同業他社が存在しており、激しい競合の状況にあります。当社グループは、高度化・多様化する顧客ニーズに対応するため、多ブランド戦略をとっておりますが、価格競争などにより競争環境がさらに激化した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③EC支援事業について ネットショップ支援(ECプラットフォーム)事業は、EC市場の拡大を背景に、新規参入も続いております。当社グループは、多様化する顧客ニーズに対応するため、多ブランド戦略をとっておりますが、機能面・価格面で競争力を失った場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 次にハンドメイド事業は、個人間の電子商取引(CtoC)市場の拡大を背景に成長が見込まれる一方、CtoCサービスに対する新たな規制の導入や競合他社との競争激化により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 また、店舗向け集客支援サービスにおいては、LINEやInstagram等の主要SNSプラットフォームを活用しております。当社グループは、複数のプラットフォームの活用等を通じてリスクの軽減に努めておりますが、これらプラットフォーム事業者の規制変更や契約条件の変更等が生じた場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④決済事業について 決済代行市場は、参入障壁が高いこともあり、当社グループを含め上位各社にシェアが集中しております。「EC市場の拡大」「決済のキャッシュレス化」という良好な事業環境のもと、オンライン・オフライン含めた総合的な決済代行サービスの提供、顧客の売上向上に繋がる付加価値サービスの提供、サービス導入から運用までの一貫した加盟店サポート体制、最新技術を見据えた安定的な基幹システムの構築・運用、並びに東京証券取引所プライム市場の企業であることによる信頼性等により、競合他社との差別化を実現し高成長・高収益を継続できております。 しかしながら、予期せぬシステムダウン等により、サービス提供が困難になった場合には、ブランドに対する信用が失墜し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、金融関連サービスであるトランザクションレンディング、「GMO後払い」といったマネーサービスの提供を通じ信用供与を行っております。与信情報は一定の規定に従い審査をしているものの、予想を超えた未回収が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、事業規模に応じて手元資金が必要となります。 ⑤インターネット接続(プロバイダー)事業について インターネット接続(プロバイダー)事業では、インターネット接続サービスの提供のために利用する回線を電気通信事業者より調達しております。この点、電気通信事業者との契約変更等により取引条件が悪化した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)インターネットセキュリティ事業について ①盗聴・改ざん・なりすまし防止(暗号セキュリティ)事業について 電子認証・電子印鑑市場はいずれも参入障壁が高く、当社グループを含めた上位企業に市場シェアが集中しています。当社グループは認証局を自ら保有・運用することで、コスト優位性や高いセキュリティ水準による差別化を実現し、両事業において競争優位性を確保しています。しかしながら、認証技術の進化や新たな認証手法の登場、無料・低価格サービスの普及、規制や標準化の変化、あるいは競争の激化による市場シェアの低下や価格下落に適切に対応できなかった場合、提供サービスの競争力が低下し、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、認証局が保有するルートCA証明書の秘密鍵については、物理的に隔離された専用装置による厳格な管理基準のもとで運用しておりますが、第三者への漏洩等により安全性が損なわれた場合には、グローバルサインブランドの証明書への信頼が損なわれ、当社グループの事業及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ②サイバー攻撃対策(サイバーセキュリティ)事業について サイバー攻撃の高度化・複雑化を背景に、サイバーセキュリティ市場は継続的な拡大が見込まれております。当社グループは、国内外のコンテストで優秀な成績を残すホワイトハッカーが多数在籍し、その高度なセキュリティ技術を強みとしています。しかしながら、新たな攻撃手法の出現や防御戦略の変化、競合他社との競争激化、セキュリティ専門人財の獲得競争の激化、並びに国内外の法令・規制・業界標準の改定に適切に対応できなかった場合、提供サービスの競争力が低下し、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループはプロダクト型の継続課金サービスの拡大を通じた収益構造の多様化を推進しておりますが、SaaS型プロダクトの開発が計画どおりに進まない場合、又は競争環境の変化や顧客獲得・維持が想定を下回る場合、当該取り組みが遅延し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 さらに、当社グループは宇宙・防衛領域及び海外市場を中期的な成長領域と位置づけ、事業展開を推進しております。これらの領域においては、国内外の政府方針・予算の変更や技術的課題等により、計画どおりに事業を推進できない場合、投下資本の回収が困難となり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③なりすまし監視・削除支援(ブランドセキュリティ)事業について ブランドセキュリティ市場は、オンラインブランドの不正利用やフィッシング攻撃の増加を背景に成長が期待されています。当社グループは、ブランド保護に関する専門性と迅速な対応力を強みとしています。しかしながら、デジタル環境の変化に伴うブランド不正利用の進化、競争環境の変化、規制や業界の方針の進展に適切に対応できなかった場合、提供サービスの競争力が低下し、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当該事業は、特定顧客との取引が業績に与える影響が相対的に大きく、当該顧客における取引の発生が計画どおりに見込めない場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。この点、既存の法人向けフロー型サービスについてはストック型への転換を推進しております。また、「.貴社名」等のストック型サービスの開発・拡販を通じた収益基盤の多様化を図っておりますが、これらの取り組みが計画どおりに進まない場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)インターネット広告・メディア事業について ①インターネット広告事業について インターネット広告市場は、成長中の業界であることから多数の同業他社が存在し、また、新規参入も相次いでおります。当社グループは、サービスの開発、販売力の拡充、技術力の強化により他社との差別化を図っておりますが、競争環境の激化により当社グループの商品・サービスの優位性が他社に劣後する場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、広告代理においては、広告枠や広告商品の仕入れを大手の媒体社に依存しております。このため、媒体社との契約変更等により、取引条件が悪化した場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 さらに、アドネットワーク商材においては、スマートフォンなどデバイスに搭載されるOSの仕様変更、ブラウザーの仕様変更により当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 加えて、AIをはじめとする技術の進展に伴い、広告主が広告運用を内製化する動きが広がった場合には、当社グループへの広告出稿が減少し、経営成績に影響を与える可能性があります。 ②インターネットメディア事業について 当社グループは、自社で運営している媒体を通じた広告収入や集客支援サービス等を主な収益としております。魅力ある新規サービスの投入、既存サービスのリニューアル等を行うことにより、顧客基盤の拡大を図っておりますが、ユーザーの支持が得られない場合や対象市場の環境が変化した場合には、媒体価値が低下し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、広告代理店やアドネットワーク事業者を通じて受注掲載していることから、特定の事業者の割合が多くなり、当該事業者側の事情によって掲載方法の指定の変更を受けると、広告掲載量や単価が下落し当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 さらに、検索プラットフォームを活用した集客支援サービスにおいては、プラットフォーム運営事業者による仕様変更やアルゴリズムの変更等により、サービスの有効性が低下し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)インターネット金融事業及び暗号資産事業のうち暗号資産交換事業について ①法的規制等に関する事項 GMOクリック証券株式会社(以下、GMOクリック証券)、GMOコイン株式会社(以下、GMOコイン)及びGMO外貨株式会社(以下、GMO外貨)は金融商品取引業を営むため、金融商品取引法第29条に基づき、金融商品取引業者の登録を受けており、同法及び関係諸法令等による各種規制並びに監督官庁の監督を受けております。これらの会社は、関係諸法令等の改正・解釈変更、新法令等の施行、監督官庁の政策変更等により、事業活動が制約を受け、又はサービスの内容変更に追加の費用が発生するなどによって、当初の計画どおりに事業を展開できなくなる可能性があり、結果として、これらの会社の事業活動、経営成績及び財政状態にも重大な影響を与える可能性があります。 また、GMOクリック証券は日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会及び日本商品先物取引協会に加入するとともに、東京証券取引所、大阪取引所及び東京金融取引所の取引参加者となっており、GMO外貨は日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会及び日本商品先物取引協会、GMOコインは一般社団法人日本暗号資産等取引業協会及び一般社団法人金融先物取引業協会に加入しており、これらの協会又は取引所の諸規則にも服しております。 これらの会社は、前記の関係諸法令等及び諸規則に則り事業活動を行うようにコンプライアンス体制を整備しておりますが、これらの関係諸法令等又は諸規則に違反する事実が発生した場合には、監督官庁による行政処分、社会的信用の低下及び損害賠償の請求等により、各社及び当社グループの事業活動、経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。また、予期しない諸規則又は業界の自主規制ルール等の制定又は改定等が行われることにより、各社は計画どおりに事業を展開できなくなる可能性があり、規制の内容によっては、各社及び当社グループの事業活動、経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 ②自己資本規制比率に関する事項 金融商品取引業者は、金融商品取引法第46条の6に基づき、自己資本規制比率が120%を下回ることがないよう当該比率を維持する必要があります。 2025年12月末日現在におけるGMOクリック証券、GMOコイン及びGMO外貨の自己資本規制比率はそれぞれ上記の基準値を大きく上回っており、120%を下回る可能性は低いものと考えております。自己資本規制比率は、固定化されていない自己資本の額、市場リスク相当額、取引先リスク相当額、基礎的リスク相当額の増減により変動しており、今後の自己資本の額や各リスク相当額の増減度合いによっては大きく低下する可能性があり、その場合には、資本性資金の調達を行わない限り、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響を与える可能性があります。 また、GMOクリック証券、GMOコイン及びGMO外貨は、金融商品取引業等に関する内閣府令第123条第1項第21号の4に基づき、ストレステスト(外国為替相場の変動その他の変化があったものとして、当該金融商品取引業者に生ずる最大想定損失額を計算し、経営の健全性に与える影響を分析すること)を毎営業日実施しております。ストレステストの結果、固定化されていない自己資本の額から最大想定損失額を控除して得られる額が負の値となった場合には、リスク量の削減、資本の積増、又はその他の経営の健全性を確保するための措置を検討・実施することとされており、その措置の内容によっては計画どおりに事業を展開できなくなる可能性があり、当社グループの事業活動、財政状態及び経営成績に重大な影響を与える可能性があります。 ③事業環境に関する事項 インターネット金融事業、暗号資産交換事業においては、株式の現物取引及び信用取引、FX取引、店頭CFD取引等の金融商品取引に関するサービス並びに暗号資産の現物取引及び証拠金取引に関するサービスを提供しております。そのため、当社グループの収益は、株式市場や外国為替市場、暗号資産市場等の相場環境の影響を受けており、これらの市場において、経済情勢、政治情勢、規制の動向、税制の改正等により投資環境が悪化し、顧客の投資意欲が減退した場合には、当社グループにおける金融商品取引、暗号資産取引等の取引高が減少し、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響を与える可能性があります。 また、国内株式の売買手数料無料化が進む中で、GMOクリック証券は2025年9月に株式取引手数料・投資信託販売手数料の無料化を実施いたしました。今後、手数料無料化に伴う収益の減少を補うだけの取引量の拡大やクロスセル促進による収益性の向上を図れない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 その他、新たな技術革新や政策の変化、異業種からの新規参入者等の登場により、当社グループを取り巻く事業環境は変化します。当社グループは、顧客ニーズや技術動向を捉え、優秀な人財を確保しつつ、既存サービスの改善や価値ある金融サービスの創造、新規事業の開発に努めておりますが、新技術や新規参入者への対応が遅れたために当社グループのサービスが陳腐化した場合や、既存の優秀な人財の社外流出等が生じた場合には、業界内での競争力・シェアの低下を招き、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響を与える可能性があります。 ④市場リスク インターネット金融事業、暗号資産交換事業に属する各社が提供する店頭FX取引、店頭CFD取引、暗号資産取引等においては、顧客との間で各社が取引の相手方となって取引を行うため、取引の都度、外国為替、証券、商品、暗号資産等の自己ポジションが発生しますが、これらのポジションについては、各社とも他の顧客との売買で相殺するか、カウンターパーティーとの間でカバー取引を行うことにより、相場変動リスクを回避しております。しかしながら、システムトラブル等により、自己ポジションの適切な解消が行われない場合、あるいは、相場の急激な変動やカウンターパーティーとの間でのシステムトラブルの発生等により、カバー取引が適切に行われない場合には、ポジション状況によっては損失が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響を与える可能性があります。 ⑤信用リスク インターネット金融事業、暗号資産交換事業に属する各社が提供する株式信用取引、FX取引、店頭CFD取引及び暗号資産の証拠金取引では、顧客より取引額の一定割合の保証金又は証拠金の差し入れを受けた上で取引を行っております。こうした取引については、顧客に信用を供与する形となるため取引開始時の審査及び日常的な口座状況のモニタリングを通じたリスク把握や担保管理等の与信管理を徹底しており、取引開始後、相場変動により顧客の評価損失が拡大した場合、あるいは代用有価証券の価値が下落して顧客の保証金又は証拠金が必要額を下回った場合には、顧客に対して追加の保証金又は証拠金の差し入れを求めております。顧客がそれに応じない場合は、顧客の取引を強制的に決済することで取引を解消しますが、強制決済による決済損失が保証金又は証拠金を上回る場合には、その不足額を顧客に請求します。しかしながら、顧客がその支払に応じない場合には、その不足額の全部又は一部に対して貸倒損失を負う可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響を与える可能性があります。 なお、タイ王国で証券事業を営むタイ子会社は、2024年12月20日付で信用取引サービスの提供を終了しております。信用取引に係る顧客に対する債権のうち、顧客との約定弁済契約に基づく債権に切り替えたものについては、株式の追加差し入れによる担保率の引き上げや不動産など株式以外の追加担保の受け入れにより債権保全を強化しております。しかしながら、約定弁済契約に基づく債権の回収が完了するまでの間に、顧客による返済の遅滞又は担保価値の下落等により当該債権の回収可能性が見込めなくなった場合は、貸倒引当金繰入額の追加計上を行う可能性があり、当社グループの事業活動、経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 また、カウンターパーティーとの間で行うカバー取引では、取引額に対して一定の証拠金を差し入れて取引を行っております。そうしたカウンターパーティーについては、取引開始時の審査及び事後のモニタリングを行うことで財政状態等の把握に努めており、カウンターパーティーに財政状態の悪化や法的整理などの事態が発生した場合は、当該カウンターパーティーに対して未決済ポジションの解消と証拠金の返還、未受取金額の支払等を請求します。しかしながら、カウンターパーティーがその支払に応じない場合には、その不足額の全部又は一部に対して当社グループは貸倒損失を負う可能性があり、当社グループの事業活動、経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 ⑥コンピュータシステムについて インターネット金融事業、暗号資産交換事業に属する会社が提供するサービスは、そのほとんどがコンピュータシステムを介して行われているため、システムの安定的な稼働は重要な経営課題であると認識しております。 当社グループは、アプリケーションの改善やハードウェア及びネットワークインフラの増強等、システムの継続的なメンテナンスを実施しておりますが、不測の要因によりシステム障害が発生した場合は、顧客のサービス利用機会の喪失による機会損失の発生や社会的信用の低下による顧客の離反、システム障害により顧客に発生した損害に係る賠償請求等により、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響を与える可能性があります。また、システム障害の程度によっては、当社グループの事業継続に支障をきたす可能性があります。 ⑦情報セキュリティリスク インターネット金融事業、暗号資産交換事業に属する会社は、事業活動を通して、顧客や取引先の個人情報及び機密情報等を入手し、並びに顧客資産をお預かりすることがあります。そのため、情報セキュリティの強化は重要な経営課題であると認識しており、これらの情報の取り扱いに関して、職務の分離や各システムへのアクセス管理などの社内体制の強化と社員教育の徹底を図るとともに、社外からの不正アクセスによる個人情報の漏えいや顧客資産の流出などのリスクの顕在化防止に向けて、情報システムのハード面・ソフト面を含めてセキュリティ対策を講じております。 金融事業及び暗号資産事業においては、顧客より多額の資産をお預かりするのに加えて、サイバー攻撃等のリスクも高いため、これらの事業に係る関係諸法令等及び監督官庁の指針や監督に従い、高い水準のセキュリティ対策を講じております。特に、暗号資産事業を営むGMOコインでは、社内外からの不正アクセスによる暗号資産の流出リスク軽減のために、顧客から預託を受けた暗号資産は法令等に則りインターネットから隔離された「コールドウォレット」にて保管し、ブロックチェーンとの照合を行うなどの対策を講じております。 しかしながら、これらの対策にもかかわらず、サイバー攻撃や不正アクセス、コンピュータウイルスへの感染、その他不測の事態等の発生により、個人情報の漏えい、滅失、毀損、暗号資産を含む顧客資産の外部への流出、重要データの破壊や改ざん、情報システム停止等が発生した場合には、当社グループに対する信頼低下による顧客の離反、監督官庁による行政処分や顧客からの多額の損害賠償の請求等により、当社グループの事業活動、経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 (5)暗号資産事業について 下記には暗号資産マイニング事業、暗号資産決済事業にかかるリスクを記載しています。なお、暗号資産交換事業については、「4.各事業に関するリスク(4)インターネット金融事業及び暗号資産事業のうち暗号資産交換事業について」を参照ください。 ① 暗号資産マイニング事業について 当該事業は暗号資産の保有、取引、又はマイニングに関する法的、政治的なリスクにさらされています。今後、法令又は政策の変更等により、暗号資産の保有、取引又はマイニングに制限がなされた場合、当社グループの経営成績及び事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ② 暗号資産決済事業(ステーブルコイン発行・償還業)について (ⅰ)法規制等に関する事項 GMO-Z.com Trust Company Inc.は、日本国外でステーブルコイン発行・償還業を営むため、ニューヨーク州特定目的信託会社を設立し、米国ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)による監督を受けております。ニューヨーク州法、連邦法の改正あるいは新法令の施行、監督官庁による規制内容の変更などにより、期待どおりに事業を展開できなくなる可能性があります。また上記法令や諸規則により事業運営を行っておりますが、これら諸法令等に違反する事実が発生した場合には、行政処分や損害賠償の請求等により、当社並びに当社グループの風評、事業展開、経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅱ)事業環境に関する事項 現時点において、ステーブルコインの定義及びその発行や流通を規制する法令は各国で異なるものと認識しております。当社が発行するステーブルコインの上場先は、財務、コンプライアンス及びセキュリティ等複数の観点からデューデリジェンスを実施の下、選定された取引先でありますが、取引先による法令違反又はそれらに対する規制変更による上場廃止により、当社の事業活動及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (ⅲ)情報セキュリティリスク 当社は事業活動を通じて顧客や取引先の情報を取得・保有しており、情報管理に関する社内体制を整備の上、社員教育を実施し、システムのハード面・ソフト面の両面において情報管理上のリスクを低減するための情報セキュリティ対策を講じております。しかしながら、サイバー攻撃や不正アクセス、コンピュータウイルスへの感染、その他不測の事態等の発生により、個人情報の漏洩や滅失、暗号資産の盗難、重要なデータの破棄や改ざん、システム停止等が発生した場合には、当社並びに当社グループに対する信頼の低下、行政処分や損害賠償の請求等により、当社並びに当社グループの事業活動及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (6)インキュベーション事業について インキュベーション事業では主に国内外の未上場のIT系ベンチャーへの投資、事業拡大支援、企業価値向上支援などを行っております。投資先の選定に当たっては専門知識を有するメンバーで構成する会議体にて慎重に検討し、また、投資実行後も事業の成長と企業価値の向上に関与する等により、リスク回避に努めております。しかしながら、これらの企業は、その将来性において不確定要因を多数抱えており、国内外の景気動向、インターネット等に係る技術革新、非上場の成長企業を対象としたベンチャーキャピタル市場、株式公開市場の動向株式市場の変化等の影響を受けることから、期待した成果を上げることができず、業績が悪化した場合には、出資等が回収できず、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (7)その他事業について その他事業においては、不動産賃貸・管理事業を展開しております。賃貸用不動産をはじめとして事業用不動産を保有しており、商品企画やサービスの提供によって不動産の競争力強化並びに不動産価値の維持・向上をはかっております。しかしながら、不動産市況の悪化による賃料水準の低下や空室率の上昇などにより、事業用不動産に対する減損処理が必要となった場合、評価損等の発生によって、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 5.代表者への依存について 当社グループの事業は、共通の価値基盤である「GMOイズム」に基づいた仕組みのもと、当社グループの役職員により計画及び運営がなされております。しかしながら、重要な経営陣、特に当社代表取締役グループ代表 会長兼社長執行役員・CEOである熊谷正寿に不測の事態が発生した場合、円滑な事業の推進に支障が生じる可能性があります。 6.人財に関するリスク 当社グループでは、ナンバーワンのサービスの提供を通じて多くのお客様の笑顔・感動を産み出すため、グループの持つ技術力を武器に様々なサービスをフルスクラッチで自社開発しています。このサービスを支えている最大の経営資源は人財であり、各種サービスの品質向上、新規サービスの開発のためには優秀な人財の採用・育成が欠かせません。しかしながら、人財獲得競争の激化により優秀な人財の獲得が困難となった場合、在職する人財の社外流出が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 7.AI技術に関するリスク 当社グループは「AIで未来を創るNo.1企業グループ」の実現に向け、①時間とコストの節約、②既存サービスの質向上、③AI産業への新サービス提供を軸としてAIの利活用を積極的に促進しています。一方、以下のリスクが存在します。 (1)競争劣後リスク AI技術の活用において競合他社に後れを取った場合、顧客へのサービス付加価値が相対的に低下し、顧客の維持・獲得に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2)AI依存・外部サービスリスク 当社グループのサービス品質が外部のAI基盤・LLMプロバイダーに依存する度合いが高まることで、当該サービスの品質劣化・停止・仕様変更が当社サービスに直接影響する可能性があります。 (3)品質・レピュテーションリスク インフラサービスへのAI組み込みにより、セキュリティ上の脆弱性・誤動作・偏りのある出力が生じた場合、サービス信頼性の低下及びブランド毀損につながる可能性があります。この点、当社グループはグループ内に高度な技術を有するホワイトハッカー人財を擁し、AIシステムに起因する脆弱性の早期検知・対処を内製体制で実施できる環境を整備していることから、当該リスクの顕在化は一定程度抑止しうると認識しています。 (4)ガバナンス・人財リスク AI人財の確保・育成及びガバナンス体制の整備が事業拡大に追いつかない場合、AI技術の適切な導入・運用に支障を来す可能性があります。この点、当社グループは継続的にAI人財の採用・育成を強化するとともに、2025年の「GMO AIブースト支援金」創設、社内AIリスキリングプログラム「虎の穴」の実施、2026年の「GMO AI Day」開始など、人財育成・組織体制整備を多層的かつ継続的に推進しており、人財・ガバナンス両面での対応は一定程度手当されていると認識しています。 8.無形資産に関するリスク (1)知的財産に関するリスク 当社は、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権その他の知的所有権の登録もしくはこれらの使用権の許諾を受けることにより、適法な事業運営と法的保護を図っております。しかしながら、当社の知的所有権が何らかの理由で法的保護を享受できなかった場合や、法的手続によってその登録や効力の無効、取消しなどの処分が確定した場合などは、当社グループの事業や経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、当社は予め第三者の権利を侵害しないよう可能な範囲で先登録権利の調査を実施しておりますが、意図せず調査結果の漏れが判明したり、権利侵害の有無に関わらず和解による高額な金銭の取得を目的として第三者から侵害訴訟などの攻撃を受ける可能性があります。その結果、紛争に対する多額の防御費用、解決費用などが生じたり、当社グループの事業範囲に一定の制限が課せられた場合には、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (2)ブランドに関するリスク 当社は、No.1戦略の下、多額の広告宣伝費を投入し、「GMO」及び「Z.com」ブランドの確立を図っておりますが、当社が実施している諸施策が想定どおりに功を奏しなかった場合や、事業遂行上の第三者とのトラブル、役職員による不正行為の発覚、事実と異なる報道などがあったときは、当社グループの信用を毀損し、顧客吸引力を喪失するなどして、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループのブランドが、後発的に、いわゆるネガティブワードと同一又は類似になった場合は、当該ブランドをやむを得ず変更する場合があります。この場合、当社グループの信用を毀損し、顧客吸引力を喪失するなどして、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 9.有価証券投資に係るリスク 当社グループは国内外の株式や債券等を保有しております。その運用については内部統制に基づく社内規程に従って行いリスクの管理に努めておりますが、株式市況の低迷や投資先の経営状況の悪化・破綻などにより、保有する有価証券の評価額が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 10.マーケットに関するリスク (1)金利変動リスク 当社グループは、主として金融機関からの借入金や社債の発行などによって、必要な資金を調達しています。従って、金融政策や金融市場の変化等により金利が上昇した場合には、調達コストが増加し当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)為替リスク 当社グループは、海外連結子会社の売上収益、費用、資産、負債等について円換算した上で連結財務諸表等を作成しております。また、当社グループの事業の中には、海外の企業に対し外貨による支出を行う形態の事業があります。当社グループは、先物為替予約等のデリバティブを活用したヘッジ取引により為替変動リスクの軽減に努めているものの、外国為替相場の変動が当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 11.資金調達に関するリスク 当社グループが金融機関と締結しているローン契約、シンジケートローン契約、コミットメントライン契約その他の借入契約には、財務制限条項が付帯されている場合があります。従って、当社グループの経営成績、財政状態又は信用力が悪化した場合には、係る条項に基づき期限の利益の喪失や、金利等の引き上げ、追加担保の設定などを迫られることがあります。なお、資金調達の多様化や安定化を図ることを目的とし、発行体格付を2021年1月27日付で取得しておりますが、金融市場環境が不安定な場合や、当社グループの信用力が悪化した場合等において、資金調達が予定どおり行えず、当社グループの事業展開、業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 12.システムに関するリスク 当社グループの事業の多くはインターネット関連サービスに特化しており、インターネットへの接続、データセンターの維持管理等の重要な業務の一部を外部委託しているものがあります。何らかの原因による輻輳、当社グループで制御できない領域で発生した障害、悪意のある第三者による不正アクセス、ハードウェア又はソフトウエアの欠陥等(いわゆるバグを含む)により、当社グループのシステムの一部又は全部が正常に作動せず、重要なデータの消滅や書換え、第三者によるデータの不正入手、取引停止等が発生する可能性があります。これらは、当社グループの収益機会の喪失の他、第三者からの多額の損害賠償請求、監督官庁による行政指導、営業停止処分その他の行政処分により、さらに当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 13.内部管理体制に関するリスク 当社グループは、金融商品取引法に規定される内部統制報告制度に伴い、財務報告に関する内部統制を強化するとともに、代表取締役直轄のグループ内部監査担当部門や内部通報制度(GMOヘルプライン制度)の運用等により、内部管理体制の継続的な改善に努めております。しかしながら、事業の急速な拡大やその他の要因により内部管理体制の十分な構築が追いつかない場合や、当社グループの内部統制に重要な不備が生じた場合などは、当社グループの社会的信用が低下し、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 14.自然災害等に関するリスク 地震、雷、台風、津波、悪天候その他の自然災害、もしくは長時間の停電、火災、疾病の蔓延、放射能汚染、強烈な太陽風、隕石の落下、その他の対応困難な災害が発生した場合、当社グループの事業の運営又は継続に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、あらゆる事態を想定して事業継続のための計画策定などを進めておりますが、これらのリスクの発現による人的、物的損害が甚大な場合は当社グループの事業の継続自体が不可能となる可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 ※当社グループは当連結会計年度(2025年1月1日から2025年12月31日まで)より、従来の日本基準に替えてIFRSを適用しており、前連結会計年度の数値をIFRSに組み替えて比較分析を行っています。 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりです。 (経営成績の状況) 当社グループは「すべての人にインターネット」をコーポレートキャッチのもと、1995年の創業以来一貫して、インターネットのインフラ・サービスインフラの提供に経営資源を集中してきました。インターネットの普及とともにインターネット上のデータ量・トランザクション量は級数的に増加し、当社グループの事業機会も拡大し続け、ストック型収益モデルのインターネットインフラ事業が業績を牽引してまいりました。新型コロナウイルス感染症拡大を機にDXの進展やオンライン消費の定着は不可逆的なトレンドとなり、さらにAI・ロボティクス革命の進行で当社グループのサービスに対するニーズの高まりとともに当社グループの事業機会はより一層拡大しているものと考えています。 このような事業環境のもと、(1)No.1サービスの集合体となっているインターネットインフラ事業は、キャッシュレス化の潮流を受けて引き続き好調の決済事業、高単価の法人向け商材が好調に推移したクラウド・レンタルサーバー事業が業績を牽引し、10期連続で最高業績を更新しました。(2)インターネットセキュリティ事業は、サイバーセキュリティ事業が、社会全体のセキュリティ意識の高まりに加え、2025年2月から全社のセキュリティ技術を結集し進行中の「ネットのセキュリティもGMO」プロジェクトによる認知度向上で好調に推移しました。(3)インターネット広告・メディア事業は、メディア事業におけるストック型の商材は好調に推移したものの、広告事業における広告代理、アフィリエイト広告が軟調に推移しました。(4)インターネット金融事業では、主力商材である店頭FX取引における売買代金は減少したものの、前連結会計年度にタイ王国の証券事業等に係る貸倒引当金繰入額約95億円を計上していたことの反動もあり、増益となりました。(5)暗号資産事業は、暗号資産取引高は堅調に推移したものの、前年に一時的な収益の計上があったことにより減益となりました。 これらの結果、当連結会計年度における売上収益は285,261百万円(前年同期比3.3%増)、投資損益は116百万円(同96.4%減)、営業利益は59,132百万円(同19.5%増)、セグメント利益は61,296百万円(同16.7%増)、税引前利益は52,942百万円(同10.9%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は16,749百万円(同12.8%増)となりました。 当社グループは、経営資源の配分の決定及び業績評価を行うための経営管理上の指標として、セグメント損益を使用しています。セグメント損益は、営業利益に対して、減損損失、その他の性質上一時的又は偶発的と判断される項目を除外する調整を行った利益指標です。これにより、各セグメントの継続的な事業活動に基づく業績をより適切に反映することを意図しています。なお、事業取得に伴い認識した無形資産の償却費は継続的な事業活動に係るコストとして、セグメント損益に含めています。 <当連結会計年度(2025年1月~12月)セグメント毎の売上収益・セグメント利益の状況> (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率 インターネットインフラ事業 売上収益   164,432   175,708   11,275   6.9% セグメント利益   34,344   41,700   7,356   21.4% インターネットセキュリティ事業 売上収益   19,917   21,968   2,051   10.3% セグメント利益   1,853   1,353   △499   △27.0% インターネット広告・メディア事業 売上収益   35,425   35,009   △416   △1.2% セグメント利益   3,753   2,795   △957   △25.5% インターネット金融事業 売上収益   43,679   39,410   △4,268   △9.8% セグメント利益   5,210   13,229   8,018   153.9% 暗号資産事業 売上収益   9,567   8,315   △1,252   △13.1% セグメント利益   3,848   2,396   △1,451   △37.7% インキュベーション事業 売上収益   111   -   △111   △100.0% 投資損益   3,202   116   △3,085   △96.4% セグメント利益(△は損失)   2,692   △419   △3,112   - その他 売上収益   7,716   11,402   3,686   47.8% セグメント利益   293   100   △192   △65.6% 調整額 売上収益   △4,803   △6,553   △1,749   - 投資損益   -   -   -   - セグメント利益   543   138   △405   - 合計 売上収益   276,046   285,261   9,214   3.3% 投資損益   3,202   116   △3,085   △96.4% セグメント利益   52,539   61,296   8,756   16.7% ①インターネットインフラ事業 当該セグメントにおいては、インターネットビジネスを手掛けるお客様のビジネス基盤となるサービスをワンストップで提供しています。主な商材は、インターネットにおける住所となる「ドメイン」、データを保管するための「サーバー」、ネットショップ導入のためのプラットフォームを提供する「EC支援」、決済システムを提供する「決済」です。これら商材すべてを自社グループ内で開発・提供しており、いずれも国内トップシェアを有しています。この他、個人向けにインターネット接続サービスを提供するインターネット接続(プロバイダー)事業を運営しています。当該セグメントの各事業別の業績は下記のとおりです。 1)ドメイン事業 当該事業は、他のインフラ商材の起点と位置づけており、低価格戦略により顧客基盤の拡大が継続しています。当連結会計年度におけるドメイン登録・更新数は1,456万件(前年同期比68.8%増)、連結会計年度末の管理累計ドメイン数は1,424万件(同48.5%増)と特定顧客による低単価ドメインの大口登録があり拡大しました。これらの結果、売上収益は11,124百万円(同6.2%増)となりました。 2)クラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業 当該事業では、お客様の利用ニーズの多様化に対応するため、GMOインターネット、GMOグローバルサイン・ホールディングス、GMOペパボなどが共用サーバー、専用サーバー、VPS、クラウドの各サービスにおいて多ブランド展開を行っています。GPUホスティングサービスである『GMO GPUクラウド』も当該事業に属しています。法人向け商材が好調に推移し、当連結会計年度末の契約件数は4.4万件(前年同期比7.6%減)となりました。これらの結果、売上収益は23,436百万円(同8.8%増)となりました。 3)EC支援事業 当該事業には、GMOペパボ、GMOメイクショップ、GMOコマースなどが属しており、ネットショップ導入のためのプラットフォームを提供するネットショプ支援(ECプラットフォーム)、CtoCハンドメイドマーケット『minne』、オリジナルグッズ作成・販売サービス『SUZURI』、O2O支援サービスなどを展開しています。当連結会計年度末のネットショップ支援(ECプラットフォーム)における有料店舗数は4.4万件(前年同期比7.6%減)と減少しましたが、流通総額は5,631億円(同8.0%増)となり、高価格帯プランへの転換も進みました。また、GMOコマースで展開する店舗向けデジタルマーケティングプラットフォームが好調に推移しました。これらの結果、売上収益は15,672百万円(同4.9%増)となりました。 4)決済事業 当該事業では、GMOペイメントゲートウェイを中核として、総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを提供しています。決済関連サービスは、オンライン課金・継続課金分野におけるEC市場の順調な成長に加え、対面においてもキャッシュレス決済市場の拡大とともに次世代決済プラットフォーム『stera』端末等が普及しトランザクションが順調に推移しました。これらの結果、決済処理件数・決済処理金額が好調に増加し、売上収益は83,655百万円(前年同期比11.2%増)となりました。 5)インターネット接続(プロバイダー)事業 当該事業では、GMOインターネットがインターネット接続サービスを提供しています。注力商材である自社固定回線数は好調に推移したものの、セールスミックスの変化が続いており当連結会計年度末の契約回線数は215万件(前年同期比2.7%減)と減少しました。その結果、売上収益は38,973百万円(同0.1%減)となりました。 以上、これらを含めたインターネットインフラ事業セグメントの売上収益は175,708百万円(前年同期比6.9%増)、セグメント利益は41,700百万円(同21.4%増)となり10期連続で最高業績を更新しました。 ②インターネットセキュリティ事業 当該セグメントにおいては、「すべての人に安全な未来を」を掲げ、暗号セキュリティ、サイバーセキュリティ、ブランドセキュリティの3つの領域において、社会や企業を取り巻く多様なデジタルリスクに対応する総合的なセキュリティサービスを展開しています。当該セグメントの各事業別の業績は下記のとおりです。 1)盗聴・改ざん・なりすまし防止(暗号セキュリティ)事業 当該事業では、GMOグローバルサイン・ホールディングスを中核として、電子認証や電子印鑑を中心とする認証技術を活用した盗聴・改ざん・なりすまし防止サービスをグローバルに展開しています。注力商材である電子契約サービス『電子印鑑GMOサイン』は電子契約市場の成長及びサービスの認知度向上をうけ、WEBからの申込増が牽引し好調に推移しました。その結果、売上収益は13,007百万円(前年同期比5.3%増)となりました。 2)サイバー攻撃対策(サイバーセキュリティ)事業 当該事業では、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ、GMO Flatt Securityが世界トップレベルのホワイトハッカーによるサイバー攻撃対策を提供しています。社会全体のセキュリティ意識の高まりや「ネットのセキュリティもGMO」プロジェクトによる認知向上が寄与し、特にGMOサイバーセキュリティ byイエラエにおける脆弱性診断・ペネトレーションテストが好調に推移しました。これらの結果、売上収益は6,244百万円(前年同期比31.4%増)となりました。 以上、これらを含めたインターネットセキュリティ事業セグメントの売上収益は21,968百万円(前年同期比10.3%増)、前連結会計年度に計上したなりすまし監視・削除支援(ブランドセキュリティ)事業における大型案件の一巡があり、セグメント利益は1,353百万円(同27.0%減)となりました。 ③インターネット広告・メディア事業 当該セグメントにおいては、インターネットビジネスを手掛けるお客様の集客支援サービスを提供しています。当該セグメントの各事業別の業績は下記のとおりです。 1)インターネット広告事業 当該事業では、GMOインターネット、GMO TECHなどが広告代理、アドプラットフォームの提供など総合的なネット広告サービスを提供しています。広告代理が広告主のマーケティングに関するインハウス化などの影響により軟調な推移となり、売上収益は12,952百万円(前年同期比17.4%減)となりました。 2)インターネットメディア事業 当該事業では、GMOメディア、GMO TECH、GMOタウンWiFi、GMOリサーチ&AIなどが自社メディアの運営を通じた広告枠の提供、集客支援サービスを提供しています。Googleマップ活用・店舗集客支援『MEO Dash! byGMO』、自由診療・美容クリニック向け経営支援プラットフォーム『キレイパスコネクト byGMO』といったストック型のサービスが好調に推移しました。これらの結果、売上収益は22,056百万円(前年同期比11.7%増)となりました。 以上、これらを含めたインターネット広告・メディア事業セグメントの売上収益は35,009百万円(前年同期比1.2%減)、セグメント利益は2,795百万円(同25.5%減)となりました。 ④インターネット金融事業 当該セグメントにおいては、GMOフィナンシャルホールディングスの連結子会社であるGMOクリック証券を中核として、個人投資家向けのインターネット金融サービスを展開しています。当連結会計年度末における店頭FX取引口座数は158.6万口座(前年同期比2.7%増)、証券取引口座数は55.6万口座(同3.8%増)となりました。店頭FXは、外国為替市場のボラティリティ低下を受けた取引量の減少とレンジ相場による収益性低下により、減収となりました。CFDについては、株価指数の値動きや商品市場の活況を背景に売買代金が前期比で大きく増加しましたが、顧客基盤拡大に向けたスプレッド縮小による還元強化により収益性が低下し、減収となりました。 以上、インターネット金融事業セグメントの売上収益は39,410百万円(前年同期比9.8%減)、セグメント利益は13,229百万円(同153.9%増)と前連結会計年度にタイ王国の証券事業等に係る貸倒引当金繰入額約95億円を計上していたことから増益となりました。 ⑤暗号資産事業 当該セグメントにおいては、暗号資産の「マイニング」、「交換」、「決済」に関わる事業を展開しています。当該セグメントの各事業別の業績は下記のとおりです。 1)暗号資産マイニング事業 当該事業では、マイニングセンターの運営を行っています。現在、マイニングセンターの稼働が停止しており、当連結会計年度での売上収益は0百万円(前年同期比105.2%増)となりました。なお、固定費は抑制されており業績の下振れリスクは限定的です。 2)暗号資産交換事業 当該事業では、GMOフィナンシャルホールディングスの連結子会社であるGMOコインなどが、暗号資産の現物取引、レバレッジ取引などを提供しています。当連結会計年度末における取引口座数は77.5万口座(前年同期比11.6%増)と顧客基盤は順調に拡大しました。取引高も堅調に推移したものの、レンジ相場により収益性は低下しました。これらの結果、売上収益は8,253百万円(同11.7%減)となりました。 以上、これらを含めた暗号資産事業セグメントの売上収益は8,315百万円(前年同期比13.1%減)、セグメント利益は2,396百万円(同37.7%減)となりました。 ⑥インキュベーション事業 当該セグメントにおいては、GMOベンチャーパートナーズを中核として、キャピタルゲインを目的とした国内外のインターネット関連企業への投資、事業拡大への支援、企業価値向上支援を行っています。保有する投資有価証券の評価損の計上があり、投資損益は116百万円(同96.4%減)、セグメント損失は419百万円(前年同期は2,692百万円のセグメント利益)となりました。 (財政状態の状況) (資産) 当連結会計年度末(2025年12月31日)における資産合計は、前連結会計年度末(2024年12月31日)に比べ142,983百万円増加し、2,036,559百万円となっております。主たる変動要因は、現金及び現金同等物が86,727百万円増加、営業債権及びその他の債権が8,551百万円増加、その他の金融資産が28,477百万円増加、証券業関連資産が31,439百万円増加、営業投資有価証券が20,241百万円減少したことであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ130,113百万円増加し、1,796,569百万円となっております。主たる変動要因は、営業債務及びその他の債務が45,086百万円増加、社債及び借入金が47,777百万円増加、証券業関連負債が34,308百万円増加したことであります。 (資本) 当連結会計年度末における資本合計は、前連結会計年度末に比べ12,869百万円増加し、239,990百万円となっております。主たる変動要因は、資本剰余金が18,639百万円増加、利益剰余金が10,621百万円増加(親会社の所有者に帰属する当期利益の計上により16,749百万円の増加、配当金の支払いにより5,526百万円の減少、自己株式の消却により2,375百万円の減少)、自己株式が取得及び消却により12,661百万円増加したことであります。 (キャッシュ・フローの状況) 当連結会計年度末(2025年12月31日)における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末(2024年12月31日)に比べ86,727百万円増加し、554,418百万円となっております。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動においては、55,537百万円の資金の増加(前年同期は86,656百万円の資金の増加)となりました。これは主に、法人所得税等の支払により13,824百万円の資金の減少があった一方、税引前利益の計上により52,942百万円、減価償却費及び償却費の計上により18,481百万円、営業債務及びその他の債務の増加により40,036百万円の資金の増加があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動においては、9,901百万円の資金の減少(前年同期は71,499百万円の資金の減少)となりました。これは主に、投資有価証券の売却により23,352百万円の資金の増加があった一方、投資有価証券の取得により18,147百万円、有形固定資産の取得により7,111百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得により4,993百万円の資金の減少があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動においては、37,526百万円の資金の増加(前年同期は56,898百万円の資金の増加)となりました。これは主に、長期借入金の返済により34,084百万円の資金の減少があった一方、社債の発行により34,842百万円、長期借入により28,184百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却により25,906百万円の資金の増加があったことによるものです。 (生産、受注及び販売の状況) (1)生産実績 該当事項はありません。 (2)受注実績 当社グループの一部の連結子会社において受注生産を行っておりますが、グループ全体における重要性が乏しいため、記載を省略しております。 (3)販売実績 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) インターネットインフラ事業   174,026   107.1 インターネットセキュリティ事業   21,360   110.6 インターネット広告・メディア事業   32,113   95.0 インターネット金融事業   39,370   90.2 暗号資産事業   8,315   86.9 インキュベーション事業   -   - その他   10,074   143.1 合計   285,261   103.3 (注)1.セグメント間の取引は相殺消去しております。 2.主な販売先については、総販売実績の100分の10以上の販売先がないため記載を省略しております。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) (1)重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」の「3.重要性がある会計方針」に記載しております。また、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」の「4.重要な会計上の判断、会計上の見積り及び仮定」に記載しております。 (2)当連結会計年度の経営成績の分析 ①売上収益 当連結会計年度における売上収益は、前年同期比9,214百万円増加し、285,261百万円(3.3%増)となりました。具体的な内容につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(経営成績の状況)」をご参照ください。 ②営業費用(売上原価、販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における営業費用は、前年同期比2,627百万円減少し、224,081百万円(1.2%減)となりました。 売上原価は、前年同期比4,952百万円増加し、114,211百万円(4.5%増)となっています。 販売費及び一般管理費は、前年同期比7,579百万円減少し、109,869百万円(6.5%減)となりました。主な項目は以下のとおりです。 人件費は、前年同期比707百万円増加し、56,695百万円(1.3%増)となりました。なお、当連結会計年度末における当社グループの従業員数は6,484人(2.4%増)と増加いたしました。 ③投資損益 当連結会計年度における投資損益は、前年同期比3,085百万円減少し、116百万円(96.4%減)となりました。 ④その他の営業収益、その他の営業費用 当連結会計年度におけるその他の営業収益は前年同期比252百万円増加(10.3%増)し、2,691百万円、その他の営業費用は、前年同期比631百万円減少(11.5%減)し、4,855百万円となりました。その他の営業収益では、当期に割安購入益で1,743百万円の計上がありました。その他の営業費用では、当期に訴訟関連費用で3,312百万円、減損損失で736百万円の計上がありました。 ⑤その他の金融収益、その他の金融費用 当連結会計年度におけるその他の金融収益は前年同期比1,551百万円減少し、2,961百万円、その他の金融費用は同3,911百万円増加し、9,284百万円となりました。その他の金融収益では、当期に受取利息で1,079百万円、受取配当金で1,405百万円、投資事業組合利益で314百万円の計上がありました。その他の金融費用では、当期に支払利息で4,024百万円、支払手数料で2,573百万円、社債利息で1,815百万円の計上がありました。 ⑥法人所得税費用 当連結会計年度における法人所得税費用は、前年同期比1,372百万円増加し、16,210百万円(9.2%増)となりました。 ⑦親会社の所有者に帰属する当期利益 以上、当連結会計年度における親会社の所有者に帰属する当期利益は、前年同期比1,902百万円増加し、16,749百万円(12.8%増)となりました。 ⑧非支配持分に帰属する当期利益 当連結会計年度における非支配持分に帰属する当期利益は、前年同期比1,926百万円増加し、19,982百万円(10.7%増)となりました。主に上場子会社各社の利益が好調に推移しております。 (3)資本の財源及び資金の流動性についての分析 ①キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載のとおりであります。なお、キャッシュ・フロー指標のトレンドは以下のとおりであります。 2024年12月期   2025年12月期 親会社所有者帰属持分比率(%)   4.9   5.5 時価ベースの親会社所有者帰属持分比率(%)   14.8   19.3 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   6.7   11.6 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   11.7   7.6 親会社所有者帰属持分比率:自己資本/総資産 時価ベースの親会社所有者帰属持分比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注)1.いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 3.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。 4.有利子負債は連結財政状態計算書に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。 5.IFRSへの移行日は2024年1月1日とし、2025年12月期よりIFRSを適用しているため、2023年12月期以前につきましては記載しておりません。 ②財務政策 当社グループは、流動性リスクの低減のため、市場環境や長短のバランスを勘案して、金融機関からの借入やリース等による間接調達の他、社債の発行等の直接調達を行い、資金調達手段の多様化を図っております。また、余剰資金に関しては、流動性の高い金融資産で運用しております。 当連結会計年度末における主な有利子負債(インターネット金融事業固有の勘定は除く)は前年同期比で47,777百万円増加し601,475百万円(8.6%増)となっております。内訳は、金融機関からの短期借入金216,302百万円、長期借入金(1年以内返済予定分を含む)209,295百万円、社債(1年以内償還予定分を含む)155,921百万円及び1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債19,956百万円となっております。 (4)並行開示情報 「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(第3編から第6編までを除きます。以下、「日本基準」といいます。)により作成した要約連結財務諸表、要約連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更は、次のとおりであります。 なお、日本基準により作成した要約連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けておりません。 また、日本基準により作成した要約連結財務諸表については、百万円未満を切り捨てて表示しております。 ①要約連結貸借対照表 (単位:百万円) 前連結会計年度(2024年12月31日)   当連結会計年度(2025年12月31日) 資産の部 流動資産   1,945,899   2,059,319 固定資産 有形固定資産   67,458   65,787 無形固定資産   45,961   50,516 投資その他の資産   91,795   96,835 固定資産合計   205,215   213,139 資産合計   2,151,114   2,272,458 負債の部 流動負債   1,620,688   1,730,980 固定負債   339,485   323,189 特別法上の準備金   893   884 負債合計   1,961,067   2,055,053 純資産の部 株主資本   78,194   92,328 その他の包括利益累計額   8,146   9,195 新株予約権   57   232 非支配株主持分   103,650   115,647 純資産合計   190,047   217,404 負債純資産合計   2,151,114   2,272,458 ②要約連結損益計算書及び要約連結包括利益計算書 要約連結損益計算書 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 売上高   277,407   285,626 売上原価   111,264   115,895 売上総利益   166,142   169,731 販売費及び一般管理費   119,489   112,560 営業利益   46,653   57,170 営業外収益   6,899   6,173 営業外費用   6,987   10,507 経常利益   46,565   52,837 特別利益   1,703   3,913 特別損失   3,381   3,880 税金等調整前当期純利益   44,887   52,870 法人税等   15,498   17,666 当期純利益   29,388   35,203 非支配株主に帰属する当期純利益   16,015   19,101 親会社株主に帰属する当期純利益   13,373   16,102 要約連結包括利益計算書 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 当期純利益   29,388   35,203 その他の包括利益合計   3,165   △187 包括利益   32,554   35,016 (内訳) 親会社株主に係る包括利益   13,093   17,151 非支配株主に係る包括利益   19,461   17,865 ③要約連結株主資本等変動計算書 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:百万円) 株主資本   その他の 包括利益累計額   新株予約権   非支配株主持分   純資産合計 当期首残高   74,115   8,425   55   90,242   172,839 当期変動額   4,078   △279   1   13,407   17,208 当期末残高   78,194   8,146   57   103,650   190,047 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:百万円) 株主資本   その他の 包括利益累計額   新株予約権   非支配株主持分   純資産合計 当期首残高   78,194   8,146   57   103,650   190,047 当期変動額   14,134   1,049   175   11,997   27,357 当期末残高   92,328   9,195   232   115,647   217,404 ④要約連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 営業活動によるキャッシュ・フロー   84,735   66,040 投資活動によるキャッシュ・フロー   △71,499   △9,901 財務活動によるキャッシュ・フロー   60,777   41,707 現金及び現金同等物に係る換算差額   3,577   1,331 現金及び現金同等物の増減額(△は減少)   77,591   99,177 現金及び現金同等物の期首残高   388,917   466,509 新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額   -   2,234 現金及び現金同等物の期末残高   466,509   567,921 ⑤要約連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (連結の範囲の変更) 株式会社Flatt Security(2025年1月20日付でGMO Flatt Security株式会社へ商号変更)、CardinalChain Software, Inc.他5社は株式を新規取得したことにより、GMOヘルステック株式会社、GMO AI&ロボティクス商事株式会社他2社は設立したことにより、当連結会計年度より連結の範囲に含めております。 また、GMOアドマーケティング株式会社他1社は連結グループ内で吸収合併等したことにより、株式会社THREE NINEは清算結了したことにより連結の範囲から除外しております。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (連結の範囲の変更) プライム・ストラテジー株式会社(2026年2月27日付でGMOプライム・ストラテジー株式会社へ商号変更)、GMOネットアイアールディー株式会社他6社は株式を新規取得したことにより、GMO TECHホールディングス株式会社他9社は設立したことにより、GMOデザインワン株式会社(2025年10月1日付で株式会社デザインワン・ジャパンから商号変更)他2社は共同株式移転の方法によってGMO TECHホールディングス株式会社を設立しGMO TECH株式会社と経営統合したことにより、GMOプレイアド株式会社(2026年1月1日付でGMOユーザーリサーチプラットフォーム株式会社へ商号変更)は重要性が増したことにより、当連結会計年度より連結の範囲に含めております。 また、GMOメイクアプリ株式会社、GMOソリューションパートナー株式会社他3社は連結グループ内で吸収合併等したことにより、GMOクリエイターズネットワーク株式会社は株式譲渡したことにより連結の範囲から除外しております。 (会計方針の変更) (法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準等の適用) 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用しております。 法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による連結財務諸表への影響はありません。 また、連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いの見直しに関連する改正については、2022年改正適用指針を当連結会計年度の期首から適用しております。当該会計方針の変更は、遡及適用され、前連結会計年度については遡及適用後の連結財務諸表となっております。なお、当該会計方針の変更による前連結会計年度の連結財務諸表への影響はありません。 (5)経営成績等の状況の概要に係る主要な項目における差異に関する情報 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2025年12月31日) 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」の「50.初度適用」をご参照ください。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) ①のれんの償却 日本基準ではのれんはその効果の及ぶ期間を見積り、その期間で償却しておりましたが、IFRSではのれんの償却は行われず、毎期減損テストを実施することが求められております。 この結果、IFRSでは日本基準に比べて、販売費及び一般管理費が2,439百万円減少しております。 ②リース 日本基準ではオペレーティング・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じて会計処理しておりましたが、IFRSでは「使用権資産」及び「リース負債」を計上しております。 この結果、IFRSでは日本基準に比べて、有形固定資産及びその他の金融負債がそれぞれ61,414百万円及び62,321百万円増加しております。また、営業活動によるキャッシュ・フローが4,181百万円増加し、財務活動によるキャッシュ・フローが同額減少しております。 ③営業投資有価証券に関する損益 日本基準では、主に営業投資有価証券の売却損益及び減損損失を損益としておりましたが、IFRSにおいては公正価値の変動額を純額で損益として認識しております。この結果、IFRSの「投資損益」は、日本基準に比べて271百万円増加しております。 なお、日本基準においては有価証券売却額と売却原価を「売上高」「売上原価」として総額表示しておりましたが、IFRSは損益を純額表示した上で「投資損益」として計上するため、比較対象となる日本基準の金額は純額ベースの利益数値としております。 ④利用者から預託を受ける暗号資産 日本基準では、利用者から預託を受けた暗号資産について、流動資産に区分掲記していた「利用者暗号資産」及び流動負債に区分掲記していた「預り暗号資産」にて処理を行っておりますが、IFRSでは、これらの暗号資産については資産として認識しておらず、対応する負債も認識しておりません。 この結果、IFRSでは日本基準に比べて、流動資産合計及び流動負債合計がそれぞれ360,096百万円減少しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS

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