概要
Jトラストは、日本、韓国、東南アジアで金融事業を展開する持株会社である。連結従業員数は3,100人、2025年12月期の営業収益は1,243億円。信用保証、債権回収、銀行業、証券業、クレジットカードなどをグループで手がけ、不動産事業と投資事業も併せ持つ。かつて貸金業を主力としたが、2010年にホールディング体制へ移行し、現在は純粋持株会社としてグループ戦略を統括する。
日本金融事業:保証・債権回収・証券の三本柱
日本金融事業は、株式会社日本保証を中核に、信用保証業務、債権回収業務、証券業務、クレジット・信販業務を営む。信用保証では、銀行・信用金庫向けのアパートローン保証や海外不動産担保ローン保証、前払金保証を提供する。債権回収業務はパルティール債権回収株式会社が担い、金融機関から買い取った貸付債権の回収を行う。証券業務はJトラストグローバル証券株式会社が手がけ、有価証券の売買媒介や引受、投資一任運用サービス「WEALTH GROWTH」を提供する。クレジットカードはNexus Card株式会社が運営する。2025年12月期のセグメント営業収益は非公表だが、グループ全体の営業収益の過半を占める主要セグメントである。
韓国金融事業:2つの貯蓄銀行を運営
韓国金融事業は、JT貯蓄銀行株式会社とJT親愛貯蓄銀行株式会社の2行で構成される。両行は預金と貸出を中心とする貯蓄銀行業務を展開する。2022年4月にはNexus Bank株式会社(現Jトラスト株式会社)との株式交換によりJT親愛貯蓄銀行をグループに加えた。現地通貨ベースでは貸出金が増加しているが、為替影響により円換算収益が変動する。2025年12月期には繰延税金負債の取崩しにより法人所得税費用が減少し、グループ純利益に寄与した。なお、2024年まで同セグメントに含まれていたモンゴルの非銀行金融機関J Trust Credit NBFIは2025年4月に全株式を譲渡し、連結範囲から除外された。
東南アジア金融事業:インドネシアとカンボジアの銀行
東南アジア金融事業は、インドネシアのPT Bank JTrust Indonesia Tbk.(Jトラスト銀行インドネシア)とカンボジアのJ Trust Royal Bank Plc.(Jトラストロイヤル銀行)の2行を傘下に置く。2014年11月、インドネシア預金保険機構からPT Bank Mutiara Tbk.の株式99.0%を取得し、銀行業に参入。2019年8月にはANZ Funds Pty Ltd.からANZ Royal Bank (Cambodia) Ltd.の株式55.0%を取得し、カンボジアに進出した。両行とも預金・貸出業務を提供し、インドネシアでは愛媛銀行との業務提携により日系企業支援も行う。2025年12月期はJトラスト銀行インドネシアで貸倒引当金を積み増した一方、Jトラストロイヤル銀行では無形資産償却が終了し、利益に貢献した。
不動産・投資事業:開発から管理、戦略投資まで
不動産事業は、Jグランド株式会社、株式会社グローベルス、株式会社ライブレントが担い、不動産開発、販売、仲介、賃貸管理を行う。2023年2月の株式会社ミライノベート吸収合併により、同事業の規模が拡大した。グローベルスは2024年6月にTOKYO PRO Marketに上場したが、経営判断の自由度を高めるため2025年7月に上場廃止となった。投資事業はシンガポールのJTRUST ASIA PTE.LTD.が担当し、国内外への投資や訴訟債権の回収を行う。2025年12月期にはキプロス等で預金差押えによる債権回収を実施した。なお、Prospect Asset Management,Inc.は2025年3月に解散し、非継続事業に分類されている。
業界の中での役割はアジア市場に特化した金融サービスコングロマリット。規制市場でライセンスを活用し、リテール金融から債権管理まで担う。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2022/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| その他(注)1 | 417億円 | 50.0% | 69億円 | 16.5% |
| 東南 アジア 金融事業 | 167億円 | 20.0% | -64億円 | -38.3% |
| 韓国及び モンゴル 金融事業 | 148億円 | 17.7% | 32億円 | 21.6% |
| 日本 金融事業 | 98億円 | 11.8% | 46億円 | 46.9% |
| 投資事業 | 4億円 | 0.5% | 54億円 | 1350.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01日本金融事業主力
国内で信用保証、債権回収、クレジット・信販、証券業務を展開する。中小企業向け保証を主力に、金融機関の貸出を補完し、不良債権の買取回収も手掛ける。クレジットカード発行や割賦斡旋、証券仲介も行い、幅広い金融ニーズに応える。
- 信用保証業務
- 銀行・信用金庫等による中小企業・個人事業主向け貸付、消費者ローン、アパートローンに対する信用保証。金融機関の融資を促進する。
- 債権回収業務
- 金融機関等からの貸付債権の買取と回収。不良債権の整理・回収を通じて金融システムの安定に寄与する。
- クレジットカード・信販業務
- クレジットカードの販売・管理、割賦販売、信用購入あっせん。個人向け与信サービスを提供する。
- 証券業務
- 有価証券売買の委託媒介、引受・売出し、募集・売出しの取扱い等の証券関連業務。
02韓国金融事業主力
韓国で貯蓄銀行2行を運営し、預金・貸出などの銀行業務を展開する。地域密着型のリテール金融を提供し、中小企業・個人向け融資を中心に収益を確保する。
- 貯蓄銀行業務
- JT貯蓄銀行とJT親愛貯蓄銀行による預金・貸出等の銀行業務。韓国国内の個人・中小企業向け金融サービス。
03東南アジア金融事業準主力
インドネシアとカンボジアで商業銀行を運営し、預金・貸出を提供する。また、現地子会社が債権回収業務も手掛ける。成長市場でリテール金融基盤を構築する。
- 銀行業務
- PT Bank JTrust Indonesia Tbk.(インドネシア)とJ Trust Royal Bank Plc.(カンボジア)による預金・融資等の銀行業務。
- 債権回収業務
- 現地子会社による貸付債権の買取・回収。不良債権処理のノウハウを海外展開。
04不動産事業準主力
国内の不動産開発・販売・仲介・賃貸・管理業務を展開する。金融事業で得たノウハウとネットワークを活かし、不動産の有効活用や投資機会を創出する。
- 不動産開発・販売・仲介
- 住宅・商業施設等の開発、販売、仲介。都心部を中心に展開する。
- 不動産賃貸・管理
- オフィス・商業施設等の賃貸、管理。安定収益を生む。
05投資事業副次
国内外への投資業務を行い、グループ全体の成長を支援する。アジア地域の成長企業や金融事業に関連する投資を実行する。
- 投資業務
- 国内外の事業会社・金融関連会社への投資。投資先の成長とグループの事業シナジーを追求する。
06その他の事業その他
システム事業として、コンピュータの運用・管理、ソフトウェア受託開発・運用指導を行う。グループのIT基盤を支える。
- システム運用・開発
- 金融機関向けシステムの運用管理、ソフトウェア開発、運用指導。
製品と技術
信用保証:アパートローンと前払金保証の多様化
株式会社日本保証が手がける信用保証業務の中心は、新築・中古アパートローンに対する保証である。新築では市場ニーズに即した商品改定で保証案件の流入を最大化し、中古ではシェア拡大を図る。海外不動産担保ローン保証も提供し、商品改定や審査基準の見直しで条件最適化を進める。2025年には山陰合同銀行や楽天銀行と包括保証契約を締結した。また、脱毛サロンや美容クリニック向けに、経営不振時の未消化施術代金を保証する「前払金保証」サービスを開始。株式会社クリアや医療法人おきまる会、医療法人誠崇会と提携し、2025年7月以降順次提供を開始した。AIを活用した不動産評価業務の迅速化・平準化も推進している。
債権回収:ネット系債権を中心に買取と回収
パルティール債権回収株式会社が金融機関やノンバンクから貸付債権を買い取り、回収業務を行う。主な買取対象は、ネット系カード・ショッピング債権など売上増加が見込める債権であり、高い回収力を背景に安定的・継続的な仕入れを実現している。債権買取価格は一部案件で下落傾向にあるものの、全体として大きな変動はない。債務者の経済状況や金利上昇の影響を月次で把握し、期末業績の着地予測に基づいて修正対策を即座に講じる体制を整えている。
証券:投資一任運用「WEALTH GROWTH」と「SAMURAI25」
Jトラストグローバル証券株式会社は、個人投資家向け投資一任運用サービス「WEALTH GROWTH(ウェルスグロース)」を2025年2月より提供開始。当初は米国個別株を対象とする米国株式コースのみだったが、2025年8月には日本株式コース「SAMURAI25」を追加した。株式会社スマートプラスとの共同開発によるサービスで、富裕層向け資産管理の本格稼働を目指す。また、IPO主幹事獲得やM&A案件の推進力を強化し、投資銀行業務の収益成長を図っている。国内では新NISAを契機とした投資家層拡大に対応しつつ、ネット証券との価格競争に対抗するため、預り資産「1兆円プロジェクト」を軸としたKPI管理を高度化している。
銀行:インドネシアとカンボジアでのリテール・法人業務
東南アジア金融事業の中核である銀行業務では、インドネシアのPT Bank JTrust Indonesia Tbk.とカンボジアのJ Trust Royal Bank Plc.が預金・貸出業務を提供する。インドネシア銀行は愛媛銀行との業務提携により、日系企業のインドネシア進出や企業マッチングを支援する。カンボジア銀行はANZ系から承継した顧客基盤を持つ。両行とも現地通貨建て貸出を増加させているが、平均貸出金利の低下や為替変動が収益に影響する。2025年12月期はインドネシア銀行で追加融資に対する貸倒引当金を積み増した一方、カンボジア銀行では無形資産償却終了が利益改善に寄与した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他金融業のなかでの位置
金融・債権回収で収益拡大中
Jトラストはその他金融業に分類され、貸付事業や債権回収などを手掛ける。同業にはウェッジホールディングスやNEXYZ.Groupなどがあるが、Jトラストは国内外で金融サービスを展開し、特に債権回収(サービサー)事業を強みとする。直近売上高は増加傾向にあり、営業利益率も改善、収益拡大基調にある。競合のウェッジは中小企業向け貸付に特化する一方、Jトラストは個人向け貸付や不動産投資にも関与。NEXYZ.Groupは事業者向け融資が中心だが、Jトラストはリスクの高い債権回収を含む多角的な収益源を持つ。もっとも、不良債権の増加や規制強化が課題。
強み
- サービサー事業で長年の実績、不良債権の効率的な回収が強み。
- 売上高と営業利益率が上昇、経営効率化が進んでいる。
- 貸付、債権回収、不動産投資など複数の収益源を確保。
- 海外市場にも進出、地域分散により成長機会を追求。
課題
- 貸付先のデフォルト増加で損失発生、債権回収コストが拡大。
- 貸金業法など規制強化で事業制限やコスト増加の可能性。
- 外部資金調達に依存、金利上昇時は調達コスト増で収益圧迫。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他金融業の時価総額近傍。太字がJトラスト
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8566リコーリース | 2,125億円 | 16.3倍 |
| 2 | 547Aムニノバホールディングス | 2,088億円 | 7.5倍 |
| 3 | 8511日本証券金融 | 2,042億円 | 19.0倍 |
| 4 | 8584ジャックス | 1,705億円 | 10.0倍 |
| 5 | 8585オリエントコーポレーション | 1,468億円 | 11.3倍 |
| 6 | 8508Jトラスト | 1,005億円 | 7.1倍 |
| 7 | 8793NECキャピタルソリューション | 900億円 | 9.8倍 |
| 8 | 7199プレミアグループ | 835億円 | 13.1倍 |
| 9 | 471ANSグループ | 800億円 | 10.9倍 |
| 10 | 8771イー・ギャランティ | 778億円 | 22.3倍 |
| 11 | 8596九州リースサービス | 414億円 | 9.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 26件
大阪で創業し貸金業を開業した1977年
1977年3月、大阪市南区(現中央区)に株式会社一光商事を設立。中小企業及び個人事業主向けに商業手形割引と手形貸付を中心とした貸金業務を開始した。1983年12月には「貸金業の規制等に関する法律」の施行に基づき貸金業登録を行い、業容を拡大。1991年3月には商号を株式会社イッコーに変更した。この間、貸金業者として顧客基盤を築き、後の上場や事業多角化の基盤を形成した。
大阪証券取引所第二部上場と経営権の移動
1998年9月、大阪証券取引所市場第二部に上場。株式公開により資金調達力を高めた。2005年1月、全国保証株式会社が第三者割当と公開買付で普通株式12,600千株を取得し、同社が親会社となった。しかし2008年3月、藤澤信義氏が全国保証から公開買付で普通株式14,010千株を取得し、筆頭株主に交代。これにより経営の主導権が移り、後の事業再編や海外進出の布石となる。
ホールディング体制への転換と商号変更
2009年3月、阪急電鉄から株式会社ステーションファイナンス(現株式会社日本保証)の全株式を取得し、連結子会社化。同年7月、商号をJトラスト株式会社に変更した。2010年5月、事業者・消費者向け貸付業務を吸収分割でJトラストフィナンシャルサービス株式会社(現日本保証)に承継し、貸金業を廃業。同年10月には信用保証業務も同社に承継し、自らはホールディング業務に特化した。これにより純粋持株会社としてグループ統括機能に専念する体制が確立した。
東南アジア進出:シンガポール、インドネシア、韓国
2010年5月のライツ・オファリングで資金調達を完了し、2013年10月にシンガポールへJTRUST ASIA PTE.LTD.を設立、東南アジア進出の拠点とした。2014年11月、インドネシア預金保険機構からPT Bank Mutiara Tbk.(現PT Bank JTrust Indonesia Tbk.)の株式99.0%を取得し、銀行業に参入。2015年1月には韓国で韓国スタンダードチャータード金融持株から韓国スタンダードチャータード貯蓄銀行の全株式を取得し、JT貯蓄銀行株式会社に商号変更。この3か国への投資により、グループ収益の地理的多角化を進めた。
カンボジア銀行買収と証券事業の取得
2019年8月、ANZ Funds Pty Ltd.からANZ Royal Bank (Cambodia) Ltd.の株式55.0%を取得し、J Trust Royal Bank Ltd.(現J Trust Royal Bank Plc.)に商号変更。カンボジアでの銀行事業を開始した。2022年3月にはHSホールディングスからエイチ・エス証券株式会社(現Jトラストグローバル証券株式会社)の全株式を取得し、証券業に進出。同年4月にはNexus Bank株式会社との株式交換により、Nexus Card株式会社やJT親愛貯蓄銀行株式会社を連結子会社化し、事業ポートフォリオを拡充した。
グループ再編と自己株式消却による資本効率向上
2022年4月の東京証券取引所市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行。2023年2月に株式会社ミライノベートを吸収合併し、不動産事業を強化。2023年4月にはNexus Bank株式会社を吸収合併し、グループ組織を簡素化した。2025年11月には自己株式4,142千株を消却し、資本効率の向上を図った。同年には非継続事業としてProspect Asset Management,Inc.を解散、J Trust Credit NBFIの全株式を譲渡、TA資産管理貸付株式会社の事業中止を決定し、ポートフォリオの選択と集中を進めている。
年表26件を開く
1970年代
- 1977年3月大阪市南区(現 中央区)に㈱一光商事を設立、中小企業及び個人事業主向けの商業手形割引及び手形貸付等の貸金業務を開始。
1980年代
- 1983年12月「貸金業の規制等に関する法律」の施行に基づき、貸金業登録。
1990年代
- 1991年3月商号変更商号を㈱イッコーに変更。
- 1998年9月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。
2000年代
- 2005年1月全国保証㈱が当社普通株式12,600千株(第三者割当及び公開買付)を取得し、当社の親会社となる。
- 2008年3月藤澤信義氏が全国保証㈱より当社普通株式14,010千株(公開買付)を取得し、当社の筆頭株主となる。
- 2009年3月阪急電鉄㈱より㈱ステーションファイナンス(現 ㈱日本保証)の全株式を取得し、当社の連結子会社とする。
- 2009年7月商号変更商号をJトラスト㈱に変更。
2010年代
- 2010年5月当社の事業者及び消費者向貸付に関する業務を吸収分割の方式により、Jトラストフィナンシャルサービス㈱(現 ㈱日本保証)に承継。貸金業を廃業。
- 2010年10月当社の信用保証業務に関する事業を吸収分割の方式により、Jトラストフィナンシャルサービス㈱(現 ㈱日本保証)に承継。ホールディング業務に特化。
- 2011年6月東京都港区に本店移転。
- 2012年6月当社普通株式1株につき2株の株式分割を実施。
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
- 2013年7月ライツ・オファリングによる資金調達を完了。
- 2013年10月創業東南アジアへの進出を目的として、シンガポールにJTRUST ASIA PTE.LTD.を設立。
- 2014年11月インドネシアにおいて、インドネシア預金保険機構よりPT Bank Mutiara Tbk.(現 PT Bank JTrust Indonesia Tbk.)の株式(99.0%)を取得し、当社の連結子会社とする。
- 2015年1月商号変更2011年に進出した韓国において、韓国スタンダードチャータード金融持株㈱より㈱韓国スタンダードチャータード貯蓄銀行の全株式を取得し、当社の連結子会社とするとともに、商号をJT貯蓄銀行㈱に変更。
- 2019年8月商号変更カンボジアにおいて、ANZ Funds Pty Ltd.よりANZ Royal Bank(Cambodia)Ltd.の株式(55.0%)を取得し、当社の連結子会社とするとともに、商号をJ Trust Royal Bank Ltd.(現 J Trust Royal Bank Plc.)に変更。
2020年代
- 2022年3月HSホールディングス㈱より、エイチ・エス証券㈱(現 Jトラストグローバル証券㈱)の全株式を取得し、当社の連結子会社とする。
- 2022年4月M&A当社とNexus Bank㈱(現 Jトラスト㈱)が当社を株式交換完全親会社、Nexus Bank㈱(現 Jトラスト㈱)を株式交換完全子会社とする株式交換を実施し、同社及び同社子会社であるNexus Card㈱、JT親愛貯蓄銀行㈱を当社の連結子会社とする。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。
- 2022年12月本社を東京都渋谷区に移転。
- 2023年2月M&A当社と㈱ミライノベートが当社を吸収合併存続会社、㈱ミライノベートを吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施し、同社子会社である㈱グローベルス、Prospect Asset Management,Inc.、㈱オータスを当社の連結子会社とする。
- 2023年3月東京都渋谷区に本店移転。
- 2023年4月M&A当社と当社の連結子会社であるNexus Bank㈱が当社を吸収合併存続会社、Nexus Bank㈱を吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施。
- 2025年11月当社自己株式4,142千株の消却を実施。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 預り資産1兆円プロジェクト
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
事業ポートフォリオの見直し
既存事業の価値や将来性を徹底的に見直し、聖域を設けずに収益構造の改善を図る。新たな成長戦略を構築し、株主価値の最大化を目指す。
- 02
日本金融事業の強化
信用保証業務ではアパートローンと海外不動産担保ローンの推進、債権回収業務では安定的な仕入れと高い回収力の維持、証券業務では規模に依存しない差別化と収益源の多様化を図る。
- 03
韓国金融事業の収益改善
貸付ポートフォリオの多様化、優良企業貸付へのシフト、不良債権の戦略的売却・償却、調達金利の低下などにより貸倒費用の削減と収益確保を図る。
- 04
東南アジア金融事業の拡大
インドネシアでは貸出残高増強、NPL比率低下、預金獲得強化、日本の地方銀行との提携を推進。カンボジアでは富裕層顧客基盤のリレーション強化とデジタル対応に注力。
- 05
不動産・投資事業の戦略推進
物件選別の徹底、クラウドファンディング事業の展開、富裕層向け提案型販売による信頼構築。投資事業では既存投資からの収益確保とGroup Lease PCLへの投資資金回収に注力。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で3,100人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は992万円で、9期前と比べて+37.6%。平均年齢は45.0歳、平均勤続年数は4.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 2,751 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 2,509 | — |
| 2019年12月 | 721 | 42.0 | 3.0 | 4,322 | — |
| 2019年3月 | 698 | 42.0 | 3.0 | 3,324 | — |
| 2020年12月 | 753 | 44.0 | 3.0 | 2,946 | — |
| 2021年12月 | 898 | 46.0 | 4.0 | 2,425 | — |
| 2022年12月 | 883 | 47.0 | 5.0 | 2,998 | — |
| 2023年12月 | 757 | 45.0 | 3.0 | 3,082 | — |
| 2024年12月 | 747 | 42.0 | 3.0 | 3,097 | 207 |
| 2025年12月 | 992 | 45.0 | 4.0 | 3,100 | 352 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社15社(国内 11 / 海外 4) を有報から抽出しています。
- 国内㈱日本保証(注)2東京都 渋谷区議決権100.0%
- 海外JTRUST ASIA PTE.LTD. (注)2.3シンガポール共和国議決権100.0%
- 海外PT Bank JTrust Indonesia Tbk. (注)2.3.6インドネシア共和国 ジャカルタ特別市議決権92.3%
- 国内JT貯蓄銀行㈱(注)2.7大韓民国 京畿道 城南市議決権100.0%
- 海外PT JTRUST INVESTMENTS INDONESIA (注)2.3.5インドネシア共和国 ジャカルタ特別市議決権100.0%
- 国内J Trust Royal Bank Plc. (注)2.8カンボジア王国 プノンペン特別市議決権55.0%
- 海外PT TURNAROUND ASSET INDONESIA (注)2.3インドネシア共和国 ジャカルタ特別市議決権100.0%
- 国内Jグランド㈱(注)2東京都 渋谷区議決権100.0%
- 国内J Sync㈱(注)2東京都 渋谷区議決権100.0%
- 国内Jトラストグローバル証券㈱(注)2東京都 渋谷区議決権99.9%
- 国内Nexus Card㈱(注)2宮崎県 宮崎市議決権100.0%
- 国内JT親愛貯蓄銀行㈱(注)2.3.9大韓民国 ソウル 特別市議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
- ㈱グローベルス(注)2東京都 品川区100%
- ㈱ライブレント(注)2.3東京都 中野区100%
- MIRAI㈱(注)2.3東京都 江東区100%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は1,243億円、営業利益は109億円。前期と比べると減収増益で、売上が-2.4%、利益が+70.3%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,300億円 | 1,243億円 |
| 営業利益 | 116億円 | 109億円 |
| 純利益 | 81億円 | 79億円 |
| 1株あたり配当 | ¥17 | ¥17 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、営業収益は624億円、営業利益は73億円。前年の2025年2Qと比べると、営業収益は+2.8%、営業利益は+58.7%。
| 対象期間 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 261 | 93 | 35.6 | 91 |
| 2023年2Q | 275 | −7 | −2.5 | 69 |
| 2023年3Q | 310 | 25 | 8.1 | 23 |
| 2023年4Q | 297 | — | — | −20 |
| 2024年1Q | 316 | −3 | −0.9 | 0 |
| 2024年2Q | 338 | 24 | 7.1 | 28 |
| 2024年4Q | 620 | 43 | 6.9 | 32 |
| 2025年2Q | 607 | 46 | 7.6 | 14 |
| 2025年4Q | 636 | 63 | 9.9 | 65 |
| 2026年2Q | 624 | 73 | 11.7 | 61 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、営業収益は557億円から1,243億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は8.8%。
| 決算期 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東南アジアへの進出を目的として、シンガポールにJTRUST ASIA PTE.LTD.を設立。 | |||||
| 2013年3月 | 557 | — | 137 | — | 133 |
| この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2014年3月 | 619 | — | 134 | — | 111 |
| 2011年に進出した韓国において、韓国スタンダードチャータード金融持株㈱より㈱韓国スタンダードチャータード貯蓄銀行の全株式を取得し、当社の連結子会社とするとともに、商号をJT貯蓄銀行㈱に変更。 | |||||
| 2015年3月 | 633 | — | −24 | — | 101 |
| 2016年3月 | 755 | — | −47 | — | −57 |
| 2017年3月 | 850 | — | −4 | — | −13 |
| 2018年3月 | 892 | — | 29 | — | −7 |
| カンボジアにおいて、ANZ Funds Pty Ltd.よりANZ Royal Bank(Cambodia)Ltd.の株式(55.0%)を取得し、当社の連結子会社とするとともに、商号をJ Trust Royal Bank Ltd.(現 J Trust Royal Bank Plc.)に変更。 | |||||
| 2019年3月 | 749 | — | −311 | — | −361 |
| 2019年12月 | 247 | — | −55 | — | −33 |
| 2020年12月 | 394 | — | −6 | — | −53 |
| 2021年12月 | 423 | — | 59 | — | 11 |
| 当社とNexus Bank㈱(現 Jトラスト㈱)が当社を株式交換完全親会社、Nexus Bank㈱(現 Jトラスト㈱)を株式交換完全子会社とする株式交換を実施し、同社及び同社子会社であるNexus Card㈱、JT親愛貯蓄銀行㈱を当社の連結子会社とする。 | |||||
| 2022年12月 | 820 | — | 172 | — | 126 |
| 当社と㈱ミライノベートが当社を吸収合併存続会社、㈱ミライノベートを吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施し、同社子会社である㈱グローベルス、Prospect Asset Management,Inc.、㈱オータスを当社の連結子会社とする。 | |||||
| 2023年12月 | 1,143 | — | 98 | — | 163 |
| 2024年12月 | 1,274 | 64 | 86 | 5.0 | 60 |
| 2025年12月 | 1,243 | 109 | 116 | 8.8 | 79 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
営業収益1,243億円のうち、営業利益として残るのは109億円で8.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は79億円、売上の6.4%にあたる。営業利益率は業種中央値10.8%を下回る水準。
- 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金61.5%765億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.7%369億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.8%109億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが106億円、投資CFが91億円で、差し引きのフリーCFは197億円。期末の手元現金は1,545億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 94 | 368 | −24 | 563 |
| 2014年3月 | 114 | −178 | 745 | 1,313 |
| 2015年3月 | 155 | −151 | −206 | 1,181 |
| 2016年3月 | −324 | −79 | 130 | 871 |
| 2017年3月 | −124 | −45 | 106 | 807 |
| 2018年3月 | 46 | −76 | 78 | 847 |
| 2019年3月 | 188 | −152 | −5 | 872 |
| 2019年12月 | −208 | 154 | 0 | 819 |
| 2020年12月 | 68 | −84 | −86 | 606 |
| 2021年12月 | 154 | −100 | −61 | 746 |
| 2022年12月 | 495 | −91 | 73 | 1,320 |
| 2023年12月 | −471 | −5 | 43 | 1,057 |
| 2024年12月 | 171 | −75 | 23 | 1,253 |
| 2025年12月 | 106 | 91 | 91 | 1,545 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は1.3兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1,618億円で、自己資本比率は12.3%(業種中央値24.7%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.22 | 709 | 0.15 | 29.1 |
| 2014年3月 | 0.33 | 1,842 | 0.15 | 53.0 |
| 2015年3月 | 0.54 | 1,949 | 0.35 | 34.8 |
| 2016年3月 | 0.51 | 1,571 | 0.35 | 30.9 |
| 2017年3月 | 0.62 | 1,503 | 0.47 | 24.2 |
| 2018年3月 | 0.66 | 1,444 | 0.51 | 22.0 |
| 2019年3月 | 0.67 | 1,042 | 0.56 | 15.6 |
| 2019年12月 | 0.73 | 1,000 | 0.63 | 13.7 |
| 2020年12月 | 0.53 | 916 | 0.44 | 17.3 |
| 2021年12月 | 0.61 | 957 | 0.51 | 15.7 |
| 2022年12月 | 1.12 | 1,173 | 1.00 | 10.5 |
| 2023年12月 | 1.21 | 1,516 | 1.06 | 12.5 |
| 2024年12月 | 1.27 | 1,573 | 1.09 | 12.4 |
| 2025年12月 | 1.32 | 1,618 | 1.14 | 12.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他金融業 39社との比較
同じその他金融業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で39社中24位あたり、逆に低いのは営業収益成長率で39社中36位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥753で、1年前と比べて+72.7%。過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.1倍 |
| PER (会社予想) | 12.4倍 |
| PBR | 0.80倍 |
| 配当利回り | 2.26% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1日で10.63%上昇し、895円となりました。1ヶ月ではほぼ横ばいですが、1年では112.83%上昇と大幅高です。8月14日の出来高は2,884,300株と高水準で、買いが活発です。25日移動平均線835.84円を約7%上回り、短期トレンドは上向きです。52週高値908円まであと1.4%に迫り、高値更新が視野に入っています。RSIは58.61と中立圏で、上昇余地があります。200日線595.21円を約50%上回り、長期上昇トレンドも明確です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER11.6倍は同業界平均17.1倍を下回り、PBR0.89倍も同業界平均1.72倍を下回る。ROE5%は業界平均を下回るが、営業利益率は改善傾向。無配だが配当性向10.39%と余裕はある。割安であるが、収益性の向上が今後の焦点。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.1倍 | 17.4倍 |
| PER (予想) | 12.4倍 | — |
| PBR | 0.80倍 | 1.81倍 |
| ROE | 5.0% | 12.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
過去に経営破綻した銀行を買収し再生中の金融グループ。強気派はPBR0.89倍、PER11.6倍の割安さと、業績改善による成長期待を評価。弱気派は信用リスクや過去の事件の影響、収益の不安定さを懸念。2025年12月期は増収増益予想だが、営業利益率が低い。
- 割安バリュエーション
PBR0.89倍、PER11.6倍と割安感。
- 収益拡大
売上高が増加傾向。2025年は営業利益率8.8%へ改善見込み。
- 再生ストーリー
経営再建が進み、正常化への期待。
- 営業利益の大幅改善2025年12月期影響中
営業利益64億円→109億円、+70.3%。利益率5.0%→8.8%と改善
- PBR0.89倍、割安修正余地継続影響弱
PBR0.89倍は1倍割れ。自己資本1,261億円に対し時価1,123億円
- 外国人の高い保有比率継続影響弱
外国人株主16.8%と高く、グローバルな資金流入が下支え
- 営業利益率の改善トレンド2025年12月期影響中
営業利益率5.02%→8.77%へ上昇。収益構造改善が進展
- 信用リスク
不良債権処理や貸倒懸念が残る。
- 過去のネガティブ
過去の経営破綻や訴訟リスク。
- 利益の変動
純利益が年度で大きくぶれる。
- 純利益の減少トレンド2025年12月期影響強
純利益163億円(2023)→60億円(2024)→79億円(2025)と低迷。ピーク比半減
- 無配政策の継続継続影響弱
配当利回り0%。株主還元なく、成長期待だけで株価が支えられている
- ROE5%の低位継続影響中
ROE5%は自己資本利益率が低く、株主価値創造が不十分
- 株価急騰後の利益確定売り不定影響弱
1年間で株価+90%と大幅上昇。高値警戒感から売り圧力
- 不良債権比率
- 資産の質を確認。
- 預金・貸出残高
- 銀行の事業規模の指標。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり17円で、前期から+21.4%。いまの株価に対する利回りは2.26%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 12 | — | 122.8 |
| 2018年3月 | 12 | 0.0 | — |
| 2019年12月 | 1 | −91.7 | 3.7 |
| 2019年3月 | 7 | 600.0 | — |
| 2021年12月 | 1 | −85.7 | 6.0 |
| 2022年12月 | 10 | 900.0 | 228.3 |
| 2023年12月 | 14 | 40.0 | 10.4 |
| 2024年12月 | 14 | 0.0 | — |
| 2025年12月 | 17 | 21.4 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥17
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ21,731人。区分でいちばん多いのは事業法人で40.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.5%を占め、残る59.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 33.0 | 33.0 | 33.2 | 32.4 | 35.7 | 40.1 |
| 個人・その他 | 42.6 | 38.8 | 44.6 | 48.9 | 44.2 | 37.6 |
| 外国法人 | 21.6 | 17.1 | 14.5 | 13.6 | 16.6 | 16.6 |
| 証券会社 | 1.4 | 9.0 | 6.1 | 3.9 | 3.2 | 5.2 |
| 金融機関 | 1.3 | 2.1 | 1.4 | 1.0 | 0.3 | 0.4 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 自己株式 | 8.3 | 8.3 | 7.6 | 6.4 | 3.3 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | NLHD株式会社 | 30.43 |
| 02 | KOREA SECURITIES DEPOSITORY-SHINHAN SECURITIES(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 6.07 |
| 03 | 藤澤 信義 | 4.71 |
| 04 | ジャパンポケット株式会社 | 2.29 |
| 05 | 株式会社エスファイナンス | 2.16 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ 銀行) | 1.21 |
| 07 | 株式会社表参道キャピタル | 1.14 |
| 08 | 公益財団法人藤澤記念財団 | 1.11 |
| 09 | 千葉 信育 | 0.82 |
| 10 | 松浦 一夫 | 0.82 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-18藤澤 信義新規の大量保有報告39.64%+1.69pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−72%、1株純資産は14期で+20%。直近期のROEは5.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 214 | 1,014 | 23.8 | 15.6 | 41.1 |
| 2014年3月 | 110 | 1,503 | 9.3 | 11.9 | 80.1 |
| 2015年3月 | 86 | 1,591 | 5.5 | 12.0 | 23.7 |
| 2016年3月 | −50 | 1,402 | — | — | 4.4 |
| 2017年3月 | −12 | 1,460 | — | — | 122.8 |
| 2018年3月 | −7 | 1,402 | — | — | — |
| 2019年3月 | −350 | 984 | — | — | — |
| 2019年12月 | −31 | 944 | — | — | 3.7 |
| 2020年12月 | −50 | 865 | — | — | — |
| 2021年12月 | 11 | 904 | 1.2 | 53.6 | 6.0 |
| 2022年12月 | 111 | 1,005 | 11.9 | 4.7 | 228.3 |
| 2023年12月 | 120 | 1,104 | 12.1 | 3.8 | 10.4 |
| 2024年12月 | 45 | 1,185 | 3.9 | 10.8 | — |
| 2025年12月 | 60 | 1,215 | 5.0 | 8.0 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
17名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は17名。2025/12期の役員報酬は総額452百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 藤澤信義 | 取締役社長(代表取締役)最高執行役員 | 56 | 6,283,000 |
| 千葉信育 | 取締役副社長(代表取締役)執行役員 | 53 | 1,093,000 |
| 熱田龍一 | 専務取締役 執行役員 | 62 | 137,000 |
| 足立伸 | 常務取締役 執行役員 | 68 | 168,000 |
| 小田克幸 | 取締役 執行役員 経理部長 | 52 | 25,000 |
| 畑谷剛 | 取締役 執行役員 経営戦略部長 | 61 | 10,000 |
| 名取俊也 | 取締役 | 62 | — |
| 福田進 | 取締役 | 78 | — |
| 干場謹二 | 取締役 | 70 | — |
| 山下禎治 | 取締役 | 59 | — |
| 斉藤光晴 | 常勤監査役 | 66 | 9,000 |
| 山根秀樹 | 監査役 | 74 | 10,000 |
残りの役員5名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 小島高明 | 監査役 | 79 | 30,000 |
| 植田統 | 監査役 | 68 | — |
| 猪狩稔 | 監査役 | 71 | — |
| 柴﨑澄哉 | 常務取締役 執行役員 | 63 | — |
| 角田喜紀 | 取締役 執行役員 法務部長 | 46 | 11,000 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 242 | 129 | 129 | 371 | 62 |
| 社外取締役 | 9 | 70 | — | — | 70 | 8 |
| 監査役 | 1 | 11 | — | — | 11 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,427字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,289字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク16,767字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)16,932字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第51期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第50期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-24
- 半期報告書半期報告書-第50期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第49期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-26
- 半期報告書半期報告書-第49期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第49期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第48期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-26
- 四半期報告書四半期報告書-第48期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第48期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第48期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第47期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第47期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
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