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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

Jトラスト

J Trust Co.,Ltd.8508 · Standard · その他金融業

日本・韓国・東南アジアで金融事業を展開するホールディングス。保証、債権回収から銀行・証券まで、地域特化型で利益を積む。

概要

Jトラストは、日本、韓国、東南アジアで金融事業を展開する持株会社である。連結従業員数は3,100人、2025年12月期の営業収益は1,243億円。信用保証、債権回収、銀行業、証券業、クレジットカードなどをグループで手がけ、不動産事業と投資事業も併せ持つ。かつて貸金業を主力としたが、2010年にホールディング体制へ移行し、現在は純粋持株会社としてグループ戦略を統括する。

日本金融事業:保証・債権回収・証券の三本柱

日本金融事業は、株式会社日本保証を中核に、信用保証業務、債権回収業務、証券業務、クレジット・信販業務を営む。信用保証では、銀行・信用金庫向けのアパートローン保証や海外不動産担保ローン保証、前払金保証を提供する。債権回収業務はパルティール債権回収株式会社が担い、金融機関から買い取った貸付債権の回収を行う。証券業務はJトラストグローバル証券株式会社が手がけ、有価証券の売買媒介や引受、投資一任運用サービス「WEALTH GROWTH」を提供する。クレジットカードはNexus Card株式会社が運営する。2025年12月期のセグメント営業収益は非公表だが、グループ全体の営業収益の過半を占める主要セグメントである。

韓国金融事業:2つの貯蓄銀行を運営

韓国金融事業は、JT貯蓄銀行株式会社とJT親愛貯蓄銀行株式会社の2行で構成される。両行は預金と貸出を中心とする貯蓄銀行業務を展開する。2022年4月にはNexus Bank株式会社(現Jトラスト株式会社)との株式交換によりJT親愛貯蓄銀行をグループに加えた。現地通貨ベースでは貸出金が増加しているが、為替影響により円換算収益が変動する。2025年12月期には繰延税金負債の取崩しにより法人所得税費用が減少し、グループ純利益に寄与した。なお、2024年まで同セグメントに含まれていたモンゴルの非銀行金融機関J Trust Credit NBFIは2025年4月に全株式を譲渡し、連結範囲から除外された。

東南アジア金融事業:インドネシアとカンボジアの銀行

東南アジア金融事業は、インドネシアのPT Bank JTrust Indonesia Tbk.(Jトラスト銀行インドネシア)とカンボジアのJ Trust Royal Bank Plc.(Jトラストロイヤル銀行)の2行を傘下に置く。2014年11月、インドネシア預金保険機構からPT Bank Mutiara Tbk.の株式99.0%を取得し、銀行業に参入。2019年8月にはANZ Funds Pty Ltd.からANZ Royal Bank (Cambodia) Ltd.の株式55.0%を取得し、カンボジアに進出した。両行とも預金・貸出業務を提供し、インドネシアでは愛媛銀行との業務提携により日系企業支援も行う。2025年12月期はJトラスト銀行インドネシアで貸倒引当金を積み増した一方、Jトラストロイヤル銀行では無形資産償却が終了し、利益に貢献した。

不動産・投資事業:開発から管理、戦略投資まで

不動産事業は、Jグランド株式会社、株式会社グローベルス、株式会社ライブレントが担い、不動産開発、販売、仲介、賃貸管理を行う。2023年2月の株式会社ミライノベート吸収合併により、同事業の規模が拡大した。グローベルスは2024年6月にTOKYO PRO Marketに上場したが、経営判断の自由度を高めるため2025年7月に上場廃止となった。投資事業はシンガポールのJTRUST ASIA PTE.LTD.が担当し、国内外への投資や訴訟債権の回収を行う。2025年12月期にはキプロス等で預金差押えによる債権回収を実施した。なお、Prospect Asset Management,Inc.は2025年3月に解散し、非継続事業に分類されている。

業界の中での役割はアジア市場に特化した金融サービスコングロマリット。規制市場でライセンスを活用し、リテール金融から債権管理まで担う。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,243億円
営業利益
109億円
営業利益率
8.8%
純利益
79億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2022/12
事業売上構成比利益利益率
その他(注)1417億円50.0%69億円16.5%
東南 アジア 金融事業167億円20.0%-64億円-38.3%
韓国及び モンゴル 金融事業148億円17.7%32億円21.6%
日本 金融事業98億円11.8%46億円46.9%
投資事業4億円0.5%54億円1350.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01日本金融事業主力

国内で信用保証、債権回収、クレジット・信販、証券業務を展開する。中小企業向け保証を主力に、金融機関の貸出を補完し、不良債権の買取回収も手掛ける。クレジットカード発行や割賦斡旋、証券仲介も行い、幅広い金融ニーズに応える。

主な製品・サービス4
信用保証業務
銀行・信用金庫等による中小企業・個人事業主向け貸付、消費者ローン、アパートローンに対する信用保証。金融機関の融資を促進する。
債権回収業務
金融機関等からの貸付債権の買取と回収。不良債権の整理・回収を通じて金融システムの安定に寄与する。
クレジットカード・信販業務
クレジットカードの販売・管理、割賦販売、信用購入あっせん。個人向け与信サービスを提供する。
証券業務
有価証券売買の委託媒介、引受・売出し、募集・売出しの取扱い等の証券関連業務。

02韓国金融事業主力

韓国で貯蓄銀行2行を運営し、預金・貸出などの銀行業務を展開する。地域密着型のリテール金融を提供し、中小企業・個人向け融資を中心に収益を確保する。

主な製品・サービス1
貯蓄銀行業務
JT貯蓄銀行とJT親愛貯蓄銀行による預金・貸出等の銀行業務。韓国国内の個人・中小企業向け金融サービス。

03東南アジア金融事業準主力

インドネシアとカンボジアで商業銀行を運営し、預金・貸出を提供する。また、現地子会社が債権回収業務も手掛ける。成長市場でリテール金融基盤を構築する。

主な製品・サービス2
銀行業務
PT Bank JTrust Indonesia Tbk.(インドネシア)とJ Trust Royal Bank Plc.(カンボジア)による預金・融資等の銀行業務。
債権回収業務
現地子会社による貸付債権の買取・回収。不良債権処理のノウハウを海外展開。

04不動産事業準主力

国内の不動産開発・販売・仲介・賃貸・管理業務を展開する。金融事業で得たノウハウとネットワークを活かし、不動産の有効活用や投資機会を創出する。

主な製品・サービス2
不動産開発・販売・仲介
住宅・商業施設等の開発、販売、仲介。都心部を中心に展開する。
不動産賃貸・管理
オフィス・商業施設等の賃貸、管理。安定収益を生む。

05投資事業副次

国内外への投資業務を行い、グループ全体の成長を支援する。アジア地域の成長企業や金融事業に関連する投資を実行する。

主な製品・サービス1
投資業務
国内外の事業会社・金融関連会社への投資。投資先の成長とグループの事業シナジーを追求する。

06その他の事業その他

システム事業として、コンピュータの運用・管理、ソフトウェア受託開発・運用指導を行う。グループのIT基盤を支える。

主な製品・サービス1
システム運用・開発
金融機関向けシステムの運用管理、ソフトウェア開発、運用指導。

製品と技術

信用保証:アパートローンと前払金保証の多様化

株式会社日本保証が手がける信用保証業務の中心は、新築・中古アパートローンに対する保証である。新築では市場ニーズに即した商品改定で保証案件の流入を最大化し、中古ではシェア拡大を図る。海外不動産担保ローン保証も提供し、商品改定や審査基準の見直しで条件最適化を進める。2025年には山陰合同銀行や楽天銀行と包括保証契約を締結した。また、脱毛サロンや美容クリニック向けに、経営不振時の未消化施術代金を保証する「前払金保証」サービスを開始。株式会社クリアや医療法人おきまる会、医療法人誠崇会と提携し、2025年7月以降順次提供を開始した。AIを活用した不動産評価業務の迅速化・平準化も推進している。

債権回収:ネット系債権を中心に買取と回収

パルティール債権回収株式会社が金融機関やノンバンクから貸付債権を買い取り、回収業務を行う。主な買取対象は、ネット系カード・ショッピング債権など売上増加が見込める債権であり、高い回収力を背景に安定的・継続的な仕入れを実現している。債権買取価格は一部案件で下落傾向にあるものの、全体として大きな変動はない。債務者の経済状況や金利上昇の影響を月次で把握し、期末業績の着地予測に基づいて修正対策を即座に講じる体制を整えている。

証券:投資一任運用「WEALTH GROWTH」と「SAMURAI25」

Jトラストグローバル証券株式会社は、個人投資家向け投資一任運用サービス「WEALTH GROWTH(ウェルスグロース)」を2025年2月より提供開始。当初は米国個別株を対象とする米国株式コースのみだったが、2025年8月には日本株式コース「SAMURAI25」を追加した。株式会社スマートプラスとの共同開発によるサービスで、富裕層向け資産管理の本格稼働を目指す。また、IPO主幹事獲得やM&A案件の推進力を強化し、投資銀行業務の収益成長を図っている。国内では新NISAを契機とした投資家層拡大に対応しつつ、ネット証券との価格競争に対抗するため、預り資産「1兆円プロジェクト」を軸としたKPI管理を高度化している。

銀行:インドネシアとカンボジアでのリテール・法人業務

東南アジア金融事業の中核である銀行業務では、インドネシアのPT Bank JTrust Indonesia Tbk.とカンボジアのJ Trust Royal Bank Plc.が預金・貸出業務を提供する。インドネシア銀行は愛媛銀行との業務提携により、日系企業のインドネシア進出や企業マッチングを支援する。カンボジア銀行はANZ系から承継した顧客基盤を持つ。両行とも現地通貨建て貸出を増加させているが、平均貸出金利の低下や為替変動が収益に影響する。2025年12月期はインドネシア銀行で追加融資に対する貸倒引当金を積み増した一方、カンボジア銀行では無形資産償却終了が利益改善に寄与した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他金融業のなかでの位置

金融・債権回収で収益拡大中

Jトラストはその他金融業に分類され、貸付事業や債権回収などを手掛ける。同業にはウェッジホールディングスやNEXYZ.Groupなどがあるが、Jトラストは国内外で金融サービスを展開し、特に債権回収(サービサー)事業を強みとする。直近売上高は増加傾向にあり、営業利益率も改善、収益拡大基調にある。競合のウェッジは中小企業向け貸付に特化する一方、Jトラストは個人向け貸付や不動産投資にも関与。NEXYZ.Groupは事業者向け融資が中心だが、Jトラストはリスクの高い債権回収を含む多角的な収益源を持つ。もっとも、不良債権の増加や規制強化が課題。

強み

  • サービサー事業で長年の実績、不良債権の効率的な回収が強み。
  • 売上高と営業利益率が上昇、経営効率化が進んでいる。
  • 貸付、債権回収、不動産投資など複数の収益源を確保。
  • 海外市場にも進出、地域分散により成長機会を追求。

課題

  • 貸付先のデフォルト増加で損失発生、債権回収コストが拡大。
  • 貸金業法など規制強化で事業制限やコスト増加の可能性。
  • 外部資金調達に依存、金利上昇時は調達コスト増で収益圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他金融業の時価総額近傍。太字がJトラスト

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18566リコーリース2,125億円16.3倍
2547Aムニノバホールディングス2,088億円7.5倍
38511日本証券金融2,042億円19.0倍
48584ジャックス1,705億円10.0倍
58585オリエントコーポレーション1,468億円11.3倍
68508Jトラスト1,005億円7.1倍
78793NECキャピタルソリューション900億円9.8倍
87199プレミアグループ835億円13.1倍
9471ANSグループ800億円10.9倍
108771イー・ギャランティ778億円22.3倍
118596九州リースサービス414億円9.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

大阪で創業し貸金業を開業した1977年

1977年3月、大阪市南区(現中央区)に株式会社一光商事を設立。中小企業及び個人事業主向けに商業手形割引と手形貸付を中心とした貸金業務を開始した。1983年12月には「貸金業の規制等に関する法律」の施行に基づき貸金業登録を行い、業容を拡大。1991年3月には商号を株式会社イッコーに変更した。この間、貸金業者として顧客基盤を築き、後の上場や事業多角化の基盤を形成した。

大阪証券取引所第二部上場と経営権の移動

1998年9月、大阪証券取引所市場第二部に上場。株式公開により資金調達力を高めた。2005年1月、全国保証株式会社が第三者割当と公開買付で普通株式12,600千株を取得し、同社が親会社となった。しかし2008年3月、藤澤信義氏が全国保証から公開買付で普通株式14,010千株を取得し、筆頭株主に交代。これにより経営の主導権が移り、後の事業再編や海外進出の布石となる。

ホールディング体制への転換と商号変更

2009年3月、阪急電鉄から株式会社ステーションファイナンス(現株式会社日本保証)の全株式を取得し、連結子会社化。同年7月、商号をJトラスト株式会社に変更した。2010年5月、事業者・消費者向け貸付業務を吸収分割でJトラストフィナンシャルサービス株式会社(現日本保証)に承継し、貸金業を廃業。同年10月には信用保証業務も同社に承継し、自らはホールディング業務に特化した。これにより純粋持株会社としてグループ統括機能に専念する体制が確立した。

東南アジア進出:シンガポール、インドネシア、韓国

2010年5月のライツ・オファリングで資金調達を完了し、2013年10月にシンガポールへJTRUST ASIA PTE.LTD.を設立、東南アジア進出の拠点とした。2014年11月、インドネシア預金保険機構からPT Bank Mutiara Tbk.(現PT Bank JTrust Indonesia Tbk.)の株式99.0%を取得し、銀行業に参入。2015年1月には韓国で韓国スタンダードチャータード金融持株から韓国スタンダードチャータード貯蓄銀行の全株式を取得し、JT貯蓄銀行株式会社に商号変更。この3か国への投資により、グループ収益の地理的多角化を進めた。

カンボジア銀行買収と証券事業の取得

2019年8月、ANZ Funds Pty Ltd.からANZ Royal Bank (Cambodia) Ltd.の株式55.0%を取得し、J Trust Royal Bank Ltd.(現J Trust Royal Bank Plc.)に商号変更。カンボジアでの銀行事業を開始した。2022年3月にはHSホールディングスからエイチ・エス証券株式会社(現Jトラストグローバル証券株式会社)の全株式を取得し、証券業に進出。同年4月にはNexus Bank株式会社との株式交換により、Nexus Card株式会社やJT親愛貯蓄銀行株式会社を連結子会社化し、事業ポートフォリオを拡充した。

グループ再編と自己株式消却による資本効率向上

2022年4月の東京証券取引所市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行。2023年2月に株式会社ミライノベートを吸収合併し、不動産事業を強化。2023年4月にはNexus Bank株式会社を吸収合併し、グループ組織を簡素化した。2025年11月には自己株式4,142千株を消却し、資本効率の向上を図った。同年には非継続事業としてProspect Asset Management,Inc.を解散、J Trust Credit NBFIの全株式を譲渡、TA資産管理貸付株式会社の事業中止を決定し、ポートフォリオの選択と集中を進めている。

年表26件を開く

1970年代

  • 1977年3月大阪市南区(現 中央区)に㈱一光商事を設立、中小企業及び個人事業主向けの商業手形割引及び手形貸付等の貸金業務を開始。

1980年代

  • 1983年12月「貸金業の規制等に関する法律」の施行に基づき、貸金業登録。

1990年代

  • 1991年3月商号変更商号を㈱イッコーに変更。
  • 1998年9月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。

2000年代

  • 2005年1月全国保証㈱が当社普通株式12,600千株(第三者割当及び公開買付)を取得し、当社の親会社となる。
  • 2008年3月藤澤信義氏が全国保証㈱より当社普通株式14,010千株(公開買付)を取得し、当社の筆頭株主となる。
  • 2009年3月阪急電鉄㈱より㈱ステーションファイナンス(現 ㈱日本保証)の全株式を取得し、当社の連結子会社とする。
  • 2009年7月商号変更商号をJトラスト㈱に変更。

2010年代

  • 2010年5月当社の事業者及び消費者向貸付に関する業務を吸収分割の方式により、Jトラストフィナンシャルサービス㈱(現 ㈱日本保証)に承継。貸金業を廃業。
  • 2010年10月当社の信用保証業務に関する事業を吸収分割の方式により、Jトラストフィナンシャルサービス㈱(現 ㈱日本保証)に承継。ホールディング業務に特化。
  • 2011年6月東京都港区に本店移転。
  • 2012年6月当社普通株式1株につき2株の株式分割を実施。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2013年7月ライツ・オファリングによる資金調達を完了。
  • 2013年10月創業東南アジアへの進出を目的として、シンガポールにJTRUST ASIA PTE.LTD.を設立。
  • 2014年11月インドネシアにおいて、インドネシア預金保険機構よりPT Bank Mutiara Tbk.(現 PT Bank JTrust Indonesia Tbk.)の株式(99.0%)を取得し、当社の連結子会社とする。
  • 2015年1月商号変更2011年に進出した韓国において、韓国スタンダードチャータード金融持株㈱より㈱韓国スタンダードチャータード貯蓄銀行の全株式を取得し、当社の連結子会社とするとともに、商号をJT貯蓄銀行㈱に変更。
  • 2019年8月商号変更カンボジアにおいて、ANZ Funds Pty Ltd.よりANZ Royal Bank(Cambodia)Ltd.の株式(55.0%)を取得し、当社の連結子会社とするとともに、商号をJ Trust Royal Bank Ltd.(現 J Trust Royal Bank Plc.)に変更。

2020年代

  • 2022年3月HSホールディングス㈱より、エイチ・エス証券㈱(現 Jトラストグローバル証券㈱)の全株式を取得し、当社の連結子会社とする。
  • 2022年4月M&A当社とNexus Bank㈱(現 Jトラスト㈱)が当社を株式交換完全親会社、Nexus Bank㈱(現 Jトラスト㈱)を株式交換完全子会社とする株式交換を実施し、同社及び同社子会社であるNexus Card㈱、JT親愛貯蓄銀行㈱を当社の連結子会社とする。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。
  • 2022年12月本社を東京都渋谷区に移転。
  • 2023年2月M&A当社と㈱ミライノベートが当社を吸収合併存続会社、㈱ミライノベートを吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施し、同社子会社である㈱グローベルス、Prospect Asset Management,Inc.、㈱オータスを当社の連結子会社とする。
  • 2023年3月東京都渋谷区に本店移転。
  • 2023年4月M&A当社と当社の連結子会社であるNexus Bank㈱が当社を吸収合併存続会社、Nexus Bank㈱を吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施。
  • 2025年11月当社自己株式4,142千株の消却を実施。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 預り資産1兆円プロジェクト

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオの見直し

    既存事業の価値や将来性を徹底的に見直し、聖域を設けずに収益構造の改善を図る。新たな成長戦略を構築し、株主価値の最大化を目指す。

  2. 02

    日本金融事業の強化

    信用保証業務ではアパートローンと海外不動産担保ローンの推進、債権回収業務では安定的な仕入れと高い回収力の維持、証券業務では規模に依存しない差別化と収益源の多様化を図る。

  3. 03

    韓国金融事業の収益改善

    貸付ポートフォリオの多様化、優良企業貸付へのシフト、不良債権の戦略的売却・償却、調達金利の低下などにより貸倒費用の削減と収益確保を図る。

  4. 04

    東南アジア金融事業の拡大

    インドネシアでは貸出残高増強、NPL比率低下、預金獲得強化、日本の地方銀行との提携を推進。カンボジアでは富裕層顧客基盤のリレーション強化とデジタル対応に注力。

  5. 05

    不動産・投資事業の戦略推進

    物件選別の徹底、クラウドファンディング事業の展開、富裕層向け提案型販売による信頼構築。投資事業では既存投資からの収益確保とGroup Lease PCLへの投資資金回収に注力。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,100人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は992万円で、9期前と比べて+37.6%平均年齢は45.0歳、平均勤続年数は4.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,751
2018年3月2,509
2019年12月72142.03.04,322
2019年3月69842.03.03,324
2020年12月75344.03.02,946
2021年12月89846.04.02,425
2022年12月88347.05.02,998
2023年12月75745.03.03,082
2024年12月74742.03.03,097207
2025年12月99245.04.03,100352

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 11 / 海外 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
本社他 — 大韓民国ソウル特別市他4,624百万円
韓国 金融事業
本社他 — インドネシア共和国 ジャカルタ特別市 他3,669百万円
東南アジア 金融事業
本社他 — カンボジア王国 プノンペン特別市 他1,561百万円
東南アジア 金融事業
本社他 — 東京都渋谷区他350百万円
日本金融 事業
本社他 — 大韓民国京畿道城南市他218百万円
韓国 金融事業
本社他 — 東京都渋谷区他210百万円
全社(共通)
本社他 — 宮崎県宮崎市他62百万円
日本金融 事業
遊休資産等 — 鳥取県倉吉市他19百万円
全社(共通)
主な関係会社
  • 国内
    ㈱日本保証(注)2
    東京都 渋谷区
    議決権100.0%
  • 海外
    JTRUST ASIA PTE.LTD. (注)2.3
    シンガポール共和国
    議決権100.0%
  • 海外
    PT Bank JTrust Indonesia Tbk. (注)2.3.6
    インドネシア共和国 ジャカルタ特別市
    議決権92.3%
  • 国内
    JT貯蓄銀行㈱(注)2.7
    大韓民国 京畿道 城南市
    議決権100.0%
  • 海外
    PT JTRUST INVESTMENTS INDONESIA (注)2.3.5
    インドネシア共和国 ジャカルタ特別市
    議決権100.0%
  • 国内
    J Trust Royal Bank Plc. (注)2.8
    カンボジア王国 プノンペン特別市
    議決権55.0%
  • 海外
    PT TURNAROUND ASSET INDONESIA (注)2.3
    インドネシア共和国 ジャカルタ特別市
    議決権100.0%
  • 国内
    Jグランド㈱(注)2
    東京都 渋谷区
    議決権100.0%
  • 国内
    J Sync㈱(注)2
    東京都 渋谷区
    議決権100.0%
  • 国内
    Jトラストグローバル証券㈱(注)2
    東京都 渋谷区
    議決権99.9%
  • 国内
    Nexus Card㈱(注)2
    宮崎県 宮崎市
    議決権100.0%
  • 国内
    JT親愛貯蓄銀行㈱(注)2.3.9
    大韓民国 ソウル 特別市
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • ㈱グローベルス(注)2東京都 品川区100%
  • ㈱ライブレント(注)2.3東京都 中野区100%
  • MIRAI㈱(注)2.3東京都 江東区100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は1,243億円営業利益109億円前期と比べると減収増益で、売上が-2.4%、利益が+70.3%。

売上高
-2.4%
1,243億円
営業利益
+70.3%
109億円
純利益
+31.7%
79億円
営業利益率
8.8%
前期比 +3.7%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高1,300億円1,243億円
営業利益116億円109億円
純利益81億円79億円
1株あたり配当¥17¥17

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、営業収益は624億円、営業利益は73億円。前年の2025年2Qと比べると、営業収益は+2.8%、営業利益は+58.7%。

対象期間営業収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q2619335.691
2023年2Q275−7−2.569
2023年3Q310258.123
2023年4Q297−20
2024年1Q316−3−0.90
2024年2Q338247.128
2024年4Q620436.932
2025年2Q607467.614
2025年4Q636639.965
2026年2Q6247311.761

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、営業収益は557億円から1,243億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は8.8%。

決算期営業収益億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
東南アジアへの進出を目的として、シンガポールにJTRUST ASIA PTE.LTD.を設立。
2013年3月557137133
この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2014年3月619134111
2011年に進出した韓国において、韓国スタンダードチャータード金融持株㈱より㈱韓国スタンダードチャータード貯蓄銀行の全株式を取得し、当社の連結子会社とするとともに、商号をJT貯蓄銀行㈱に変更。
2015年3月633−24101
2016年3月755−47−57
2017年3月850−4−13
2018年3月89229−7
カンボジアにおいて、ANZ Funds Pty Ltd.よりANZ Royal Bank(Cambodia)Ltd.の株式(55.0%)を取得し、当社の連結子会社とするとともに、商号をJ Trust Royal Bank Ltd.(現 J Trust Royal Bank Plc.)に変更。
2019年3月749−311−361
2019年12月247−55−33
2020年12月394−6−53
2021年12月4235911
当社とNexus Bank㈱(現 Jトラスト㈱)が当社を株式交換完全親会社、Nexus Bank㈱(現 Jトラスト㈱)を株式交換完全子会社とする株式交換を実施し、同社及び同社子会社であるNexus Card㈱、JT親愛貯蓄銀行㈱を当社の連結子会社とする。
2022年12月820172126
当社と㈱ミライノベートが当社を吸収合併存続会社、㈱ミライノベートを吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施し、同社子会社である㈱グローベルス、Prospect Asset Management,Inc.、㈱オータスを当社の連結子会社とする。
2023年12月1,14398163
2024年12月1,27464865.060
2025年12月1,2431091168.879

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

営業収益1,243億円のうち、営業利益として残るのは109億円8.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は79億円、売上の6.4%にあたる。営業利益率は業種中央値10.8%を下回る水準。

営業収益を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金61.5%765億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.7%369億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.8%109億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比2.1pt
8.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.4pt
6.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.4pt
5.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが106億円、投資CFが91億円で、差し引きのフリーCFは197億円期末の手元現金は1,545億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月94368−24563
2014年3月114−1787451,313
2015年3月155−151−2061,181
2016年3月−324−79130871
2017年3月−124−45106807
2018年3月46−7678847
2019年3月188−152−5872
2019年12月−2081540819
2020年12月68−84−86606
2021年12月154−100−61746
2022年12月495−91731,320
2023年12月−471−5431,057
2024年12月171−75231,253
2025年12月10691911,545

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は1.3兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1,618億円で、自己資本比率は12.3%(業種中央値24.7%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月0.227090.1529.1
2014年3月0.331,8420.1553.0
2015年3月0.541,9490.3534.8
2016年3月0.511,5710.3530.9
2017年3月0.621,5030.4724.2
2018年3月0.661,4440.5122.0
2019年3月0.671,0420.5615.6
2019年12月0.731,0000.6313.7
2020年12月0.539160.4417.3
2021年12月0.619570.5115.7
2022年12月1.121,1731.0010.5
2023年12月1.211,5161.0612.5
2024年12月1.271,5731.0912.4
2025年12月1.321,6181.1412.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
1,545億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
469億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1.1兆円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
46
/ 100
安定性自己資本比率8 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他金融業 39社との比較

同じその他金融業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率39社中24位あたり、逆に低いのは営業収益成長率39社中36位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.0%/中央値 10.4%
P25 5.5%P75 18.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.8%/中央値 10.8%
P25 5.0%P75 22.2%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
12.3%/中央値 24.7%
P25 12.9%P75 44.0%
営業収益成長率下位前期からの売上の伸び
-2.4%/中央値 10.7%
P25 4.5%P75 16.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 3.7%
P25 2.7%P75 4.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥753で、1年前と比べて+72.7%過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。

¥753-1.7%1ヶ月-13.2%1年+72.7%時価総額1,005億円
過去52週の値幅
安値¥394高値¥954

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.1倍
PER (会社予想)12.4倍
PBR0.80倍
配当利回り2.26%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日で10.63%上昇し、895円となりました。1ヶ月ではほぼ横ばいですが、1年では112.83%上昇と大幅高です。8月14日の出来高は2,884,300株と高水準で、買いが活発です。25日移動平均線835.84円を約7%上回り、短期トレンドは上向きです。52週高値908円まであと1.4%に迫り、高値更新が視野に入っています。RSIは58.61と中立圏で、上昇余地があります。200日線595.21円を約50%上回り、長期上昇トレンドも明確です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER11.6倍は同業界平均17.1倍を下回り、PBR0.89倍も同業界平均1.72倍を下回る。ROE5%は業界平均を下回るが、営業利益率は改善傾向。無配だが配当性向10.39%と余裕はある。割安であるが、収益性の向上が今後の焦点。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.1倍17.4倍
PER (予想)12.4倍
PBR0.80倍1.81倍
ROE5.0%12.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

過去に経営破綻した銀行を買収し再生中の金融グループ。強気派はPBR0.89倍、PER11.6倍の割安さと、業績改善による成長期待を評価。弱気派は信用リスクや過去の事件の影響、収益の不安定さを懸念。2025年12月期は増収増益予想だが、営業利益率が低い。

プラスに働く材料7
  • 割安バリュエーション

    PBR0.89倍、PER11.6倍と割安感。

  • 収益拡大

    売上高が増加傾向。2025年は営業利益率8.8%へ改善見込み。

  • 再生ストーリー

    経営再建が進み、正常化への期待。

  • 営業利益の大幅改善2025年12月期影響

    営業利益64億円→109億円、+70.3%。利益率5.0%→8.8%と改善

  • PBR0.89倍、割安修正余地継続影響

    PBR0.89倍は1倍割れ。自己資本1,261億円に対し時価1,123億円

  • 外国人の高い保有比率継続影響

    外国人株主16.8%と高く、グローバルな資金流入が下支え

  • 営業利益率の改善トレンド2025年12月期影響

    営業利益率5.02%→8.77%へ上昇。収益構造改善が進展

マイナスに働く材料7
  • 信用リスク

    不良債権処理や貸倒懸念が残る。

  • 過去のネガティブ

    過去の経営破綻や訴訟リスク。

  • 利益の変動

    純利益が年度で大きくぶれる。

  • 純利益の減少トレンド2025年12月期影響

    純利益163億円(2023)→60億円(2024)→79億円(2025)と低迷。ピーク比半減

  • 無配政策の継続継続影響

    配当利回り0%。株主還元なく、成長期待だけで株価が支えられている

  • ROE5%の低位継続影響

    ROE5%は自己資本利益率が低く、株主価値創造が不十分

  • 株価急騰後の利益確定売り不定影響

    1年間で株価+90%と大幅上昇。高値警戒感から売り圧力

次の決算で確かめる点
不良債権比率
資産の質を確認。
預金・貸出残高
銀行の事業規模の指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり17で、前期から+21.4%いまの株価に対する利回りは2.26%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥17
1株あたり
配当利回り
2.26%
いまの株価に対して
配当性向
10.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月12122.8
2018年3月120.0
2019年12月1−91.73.7
2019年3月7600.0
2021年12月1−85.76.0
2022年12月10900.0228.3
2023年12月1440.010.4
2024年12月140.0
2025年12月1721.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥17

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ21,731人。区分でいちばん多いのは事業法人40.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.5%を占め、残る59.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人33.033.033.232.435.740.1
個人・その他42.638.844.648.944.237.6
外国法人21.617.114.513.616.616.6
証券会社1.49.06.13.93.25.2
金融機関1.32.11.41.00.30.4
外国人個人0.10.00.10.10.10.1
自己株式8.38.37.66.43.30.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01NLHD株式会社30.43
02KOREA SECURITIES DEPOSITORY-SHINHAN SECURITIES(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)6.07
03藤澤 信義4.71
04ジャパンポケット株式会社2.29
05株式会社エスファイナンス2.16
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ 銀行)1.21
07株式会社表参道キャピタル1.14
08公益財団法人藤澤記念財団1.11
09千葉 信育0.82
10松浦 一夫0.82

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-18
    藤澤 信義
    新規の大量保有報告
    39.64%
    +1.69pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−72%、1株純資産は14期で+20%。直近期のROEは5.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2141,01423.815.641.1
2014年3月1101,5039.311.980.1
2015年3月861,5915.512.023.7
2016年3月−501,4024.4
2017年3月−121,460122.8
2018年3月−71,402
2019年3月−350984
2019年12月−319443.7
2020年12月−50865
2021年12月119041.253.66.0
2022年12月1111,00511.94.7228.3
2023年12月1201,10412.13.810.4
2024年12月451,1853.910.8
2025年12月601,2155.08.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2025/12期の役員報酬は総額452百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
藤澤信義取締役社長(代表取締役)最高執行役員566,283,000
千葉信育取締役副社長(代表取締役)執行役員531,093,000
熱田龍一専務取締役 執行役員62137,000
足立伸常務取締役 執行役員68168,000
小田克幸取締役 執行役員 経理部長5225,000
畑谷剛取締役 執行役員 経営戦略部長6110,000
名取俊也取締役62
福田進取締役78
干場謹二取締役70
山下禎治取締役59
斉藤光晴常勤監査役669,000
山根秀樹監査役7410,000
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢保有株数
小島高明監査役7930,000
植田統監査役68
猪狩稔監査役71
柴﨑澄哉常務取締役 執行役員63
角田喜紀取締役 執行役員 法務部長4611,000

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)624212912937162
社外取締役970708
監査役1111111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,427字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(Jトラスト株式会社)がグループ各社の事業戦略を包括的に立案し、業務のサポートを行うホールディング体制を敷き事業活動を展開しており、日本金融事業、韓国金融事業、東南アジア金融事業、不動産事業、投資事業及びその他の事業を営んでおります。 当社グループが営んでいる主な事業内容と当該事業に係るグループ各社の位置付けは、次のとおりであり、次の6事業部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 6.事業セグメント」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 上記のほか、主に総合エンターテインメント事業を営む株式会社KeyHolder及び同社連結子会社17社を持分法適用関連会社としております。 また、当連結会計年度において、韓国及びモンゴル金融事業で金融業務を営んでおりました当社の連結子会社であるJ Trust Credit NBFIの全株式を譲渡し、連結の範囲から除いております。そのため、セグメントの名称を「韓国及びモンゴル金融事業」から「韓国金融事業」に変更しております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 事業部門   主な事業内容   主な構成会社 日本 金融事業   信用保証業務   主に銀行・信用金庫・信用組合が行う中小企業及び個人事業主向け事業資金貸付、消費者向け貸付及びアパートローンに対する保証業務   ㈱日本保証 債権回収業務   金融機関・ノンバンク等からの貸付債権の買取回収 業務   パルティール債権回収㈱ ㈱日本保証 クレジット・信販業務   クレジットカードの販売・管理業務、割賦販売及び信用購入あっせん業務   Nexus Card㈱ MIRAI㈱ 証券業務   有価証券及びデリバティブ商品の売買等の委託の媒介、有価証券の引受及び売出し、有価証券の募集及び売出しの取扱い、有価証券の私募の取扱い等の証券関連業務   Jトラストグローバル証券㈱ その他の金融業務   貸付業務   ㈱日本保証 韓国 金融事業   貯蓄銀行業務   預金、貸出等の銀行業務   JT貯蓄銀行㈱ JT親愛貯蓄銀行㈱ 東南 アジア 金融事業   銀行業務   預金、貸出等の銀行業務   PT Bank JTrust Indonesia Tbk. J Trust Royal Bank Plc. 債権回収業務   貸付債権の回収業務   PT JTRUST INVESTMENTS INDONESIA PT TURNAROUND ASSET INDONESIA 不動産事業   不動産開発業務、不動産販売業務、不動産仲介業務、不動産賃貸業務、不動産賃貸管理業務、不動産特定共同事業法に基づく業務   Jグランド㈱ ㈱グローベルス ㈱ライブレント 投資事業   国内外への投資業務   JTRUST ASIA PTE.LTD. その他の事業   コンピュータの運用及び管理業務、ソフトウェア 受託開発及び運用指導業務等のシステム事業   J Sync㈱ (注)「主な構成会社」欄に記載の会社は全て連結子会社であります。 以上の企業グループについて図示すると次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題6,289字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループをめぐる経営環境は、米国の通商政策の不確実性や関税措置による貿易摩擦、ウクライナ・中東地域等の不安定な国際情勢の長期化等により依然として先行きは不透明なまま推移しております。一方、わが国経済では、円安や資源価格上昇等による影響を受けつつも、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しや好調な企業業績を背景に緩やかな回復基調が続いており全般に底堅く推移しております。そのような経営環境の下で、当社グループは、株主価値を最大化し、株主の皆様に報いる株価となるよう最大限の努力を行ってまいります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在(2026年3月24日)において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 「既成概念にとらわれないファイナンシャルサービスを提供する企業体を目指す」のビジョンのもと、景気動向に業績が左右されることがないように、銀行業、債権買取回収事業を中核とする総合金融サービスを目指してまいります。収益モデルにつきましては、既存の事業ポートフォリオの価値や将来性を徹底的に見直すことにより収益構造の改善を図ってまいります。今後はこの方針をさらに加速させ、聖域を設けることなく、事業ポートフォリオの価値を見直し、新たな成長戦略を構築することにより、株主価値の最大化に努めてまいります。さらには、コンプライアンスやガバナンスを第一に考えた経営を基軸におき、お客様に付加価値の高い金融サービスを提供するなど地域とともに共存共栄で発展していく企業体を目指してまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 (日本金融事業) 当連結会計年度に引き続き、信用保証業務、債権回収業務及び証券業務を中心に収益の確保に努めてまいります。 信用保証業務では、アパートローン、海外不動産担保ローンの保証や前払金保証サービスを中心に推進してまいります。アパートローンでは更なる成長を目指し、新築アパートローンの取り組み強化、中古アパートローンの市場シェア拡大等を行ってまいります。また、海外不動産担保ローンでは、商品改定や審査基準の見直しによる条件の最適化等を行ってまいります。信用保証業務における主要な課題、対策は以下のとおりです。 項目   課題   対策 アパートローンに 対する保証事業   ・長期安定アセットの積み上げによる、強固な収益基盤の構築 ・新規獲得機会の逸失を防ぎマーケットシェアの更なる拡大を図る   ・新築アパートローンの取り組み強化 市場ニーズに即した商品改定を機動的に実施することで、保証案件の流入を最大化させ、保証残高の積み上げを図る ・中古アパートローン市場シェア拡大 市場環境に即した商品改定や審査基準の見直しを柔軟に実施し、競争優位性を確立 海外不動産担保ローンに対する保証事業   新規獲得機会の逸失   金利上昇等の外部環境の変化による、顧客の自己資金対応や購入見送り等に対して、商品改定や審査基準の見直しによる条件の最適化を行い、収益機会の最大化と優良残高の積み上げを推進 その他   AI導入による業務プロセスの高度化   不動産評価へのAI導入による評価業務の迅速化・平準化や、書類作成の自動化を推進 債権回収業務では、円安などによる物価高騰や借入金利上昇の影響により、債務者の経済基盤に負の影響が及ぶこととなれば回収の減少に繋がる可能性もあります。なお、債権買取価格については、昨今の入札並びに落札状況では、一部案件において若干の下落傾向はあるものの、特に大きく変動しておりません。当社グループが債権買い取りを行っている主な会社は、そのような状況下でも売上が増加しているネット系のカード・ショッピング債権等が多く、今後も高い回収力を背景として安定的・継続的な仕入れを実現し事業拡大を図ってまいります。今後も債務者状況の把握、月次で期末業績の着地を予測し、未達が予測されれば即座に修正対策を講じてまいります。 証券業務では、国内は新NISAを契機に投資家層が拡大する一方、ネット証券を中心とした価格競争が継続し、従来型の取引ビジネスは競争環境が一段と厳しさを増しております。さらに富裕層を中心に資産保全・資産成長を重視したアドバイザリーへのニーズが高まり、外貨建て商品・債券・オルタナティブ等を組み合わせた分散投資や資産全体の最適化に対する期待が一層強まるなど、顧客志向の変化にも的確に対応する必要があります。 加えて、東証グロース市場の上場維持基準見直しに伴い、企業側では資本政策や上場戦略の再検討が進む一方、金利環境の変化や関税政策を含む海外情勢の不確実性の高まりにより、市場変動や顧客行動の変化が生じやすい局面にあることも、計画推進における重要な外部要因となっております。こうした環境下において計画の達成に向けて、「規模に依存しない差別化」と「収益源の多様化」を中核に据え、以下のとおり、重点施策を推進してまいります。 項目   課題   対策 経営全般   ・進捗の予見性と実行力の向上 ・収益構造の改善   ・預り資産「1兆円プロジェクト」を軸とするKPI管理の高度化と運用の徹底 ・国内外の株式取引を中心としたコミッションビジネスへの依存度を段階的に低減し、手数料・価格競争の影響を受けにくい収益構造へビジネスモデルをシフト 引受・投資銀行業務   投資銀行機能による収益成長の実現   ・IPO主幹事獲得の増加に向けて、案件の発掘から引受判断、上場準備支援までを一体で管理する体制を整備、コンサルティング機能の高度化を通じた成約確度と生産性の向上を図る ・資本政策見直しの需要拡大を機会と捉え、M&Aについての案件の推進力を強化、早期に実績の積み上げを図る ウェルスマネジメント   ウェルスマネジメントの本格稼働   富裕層向け資産管理サービスの本格化、顧客基盤の深耕と預り資産の積み上げを加速 その他   プロダクト・サービスの提供体制を強化ほか   ・差別化された金融商品の拡充や「WEALTH GROWTH(投資一任運用サービス)」の利便性向上と機能拡充、富裕層向け新サービスの導入も早期に進め、唯一無二のプロダクト・サービスの提供体制を強化 ・リサーチ及びコンサルティング機能を一段と強化し、提案の質と再現性を高めることで、他社との差別化を一層明確化 (韓国金融事業) 当連結会計年度に引き続き、銀行業における貸出金の増加による貸出金利息の増加を見込んでおります。 韓国経済におきまして、基準金利が2025年5月に2.5%まで引き下げられたことにより、調達金利の低下に伴う営業利益の改善も見込んでおります。他方、韓国全体でコロナ禍以降、延滞債権や、個人回生・信用回復が増加の傾向にあることや、貯蓄銀行業監督規程が改正され、貯蓄銀行の健全性管理の強化を目的とする多重債務者に対する貸倒引当金(損失評価引当金)の追加引当基準の適用など厳しい状況が続いております。韓国金融事業における主要な課題、対策は以下のとおりです。 項目   課題   対策 収益確保に向けての対策   ・貸倒費用の削減 ・調達費用の最小化 ・債権選別の売却/償却   ・貸付ポートフォリオ・流入チャネルの多様化に伴う優良企業貸付の選別的な取扱や、政策資金貸付、企業与信などLow-Risk与信の比重拡大を通じた貸倒償却費の縮小 ・短期延滞債権の回収強化により長期延滞への転移を改善、貸倒引当金(損失評価引当金)繰入額の減少 ・大型不良債権のリファイナンシング等による貸倒引当金(損失評価引当金)の戻入 ・COF(調達金利)の低下、適正可用資金、受信金利運用を通じた調達費用の最小化 ・不良債権の戦略的な売却及び償却による利益創出の最大化 (東南アジア金融事業) 当連結会計年度に引き続き、銀行業における貸出金の増加による貸出金利息の増加を見込んでおります。東南アジア金融事業は、2022年12月期から4期連続で営業黒字となっておりましたが、翌連結会計年度は、インドネシア国内経済の低迷の影響を受け営業赤字となる見込みです。 PT Bank JTrust Indonesia Tbk.(以下、「Jトラスト銀行インドネシア」という。)では、収益確保のため、コーポレートやコマーシャルを中心とする積極的な貸出残高の増強、NPL(不良債権)比率の低下による貸倒費用の削減、COF(調達金利)の低下、CASA(流動比率)の増加を主要課題としております。マーケティング活動として、様々な預金プログラム等を通じた新規預金口座開設の促進により更なる収益拡大に繋げてまいります。また、日本の地方銀行の取引先事業者でインドネシアへ進出中、又は進出を予定している取引先をJトラスト銀行インドネシアへ紹介する業務提携契約を4行と締結しております。新首都移転が計画されており、今後40年以上にわたり人口ボーナス期に入ることが予想されているインドネシアにおいて、それぞれの経営資源の相互活用をすることにより、海外進出事業者の企業価値を高めるとともに、インドネシアの経済発展に寄与するものと考えております。Jトラスト銀行インドネシアにおける主要な課題、対策は以下のとおりです。 項目   課題   対策 貸付債権の 積み上げ   収益基盤の強化   貸出増強に向けたミーティングをビジネス部門と日次実施、ビジネス/審査部門の連携強化により体制を見直し、不良債権リスク低減を図りつつ金利収入を最大限享受するため積極的にローン残高、社債残高の積み上げを図る 自己資本の拡充   規制改正に伴い、インドネシア金融庁(OJK)が自己資本比率11.0%(規制上の基準値)の達成を要請   ・2025年12月末の自己資本比率は14.22%となり現状クリア ・規制等改正に柔軟に対応 マーケティング活動、流動性の確保   ・新規預金口座獲得、CASA (流動比率)の獲得 ・ブランド認知度向上 ・住宅ローン提携   新規預金口座獲得を積極推進 ・各種預金プログラムの実施 ①「Tora Green Savings」預金利息の0.5%をマングローブの植樹活動に寄付 ②「Tora Blue Ocean」預金利息の0.5%をプラスチック廃棄物の管理とリサイクルのために充当 ③「JPro Asian Kejutan」抽選により車・携帯電話・バウチャーを進呈 ④「Program Tabungan Rencana Berhadiah」特典付きプラン ・日系大手デベロッパーの現地法人及びインドネシア大手デベロッパーと住宅ローン業務提携を展開(2025年12月末現在プロジェクト数:42カ所) 債権回収業務におきましては、債権の新規買取を強化するとともに、債権回収についても、回収困難債権に対する掘り起こしの強化等により収益確保を図ってまいります。インドネシアでは、近年、急速な人口増加と都市化によって不動産価格と需要が上昇する中、不動産市場規模の拡大が続いており、不動産市場は最も好調なセクターのひとつとなっております。そのため好調な不動産市況を背景に債権売却市場も活性化しており、PT JTRUST INVESTMENTS INDONESIAでも債権回収事業は順調に推移しております。回収金額の最大化を図るための主要な課題、対策は以下のとおりです。 項目   課題   対策 新規買取   債権の新規買取強化   ・DD(デューデリジェンス)の正確性、スピード ・グループ内でのネットワーク強化、PT TURNAROUND ASSET INDONESIAとの連携他 回収   法的回収の強化等   ・回収困難債権に対する掘り起こし強化 ・競売会社との連携強化 ・人材育成、回収ノウハウの平準化他 J Trust Royal Bank Plc.(以下、「Jトラストロイヤル銀行」という。)では、引き続き富裕層顧客を主な基盤とし、RM(顧客担当)と顧客との強固なリレーション力による貸出並びに運用提案により他行との差別化を図るとともに、ニーズを汲み取った商品開発やデジタル対応にも注力していく方針であります。Jトラストロイヤル銀行における主要な課題、対策は以下のとおりです。 項目   課題   対策 収益確保   積極的な不良債権管理   ・早期警戒指標を監視し、潜在的な債務不履行を検知 ・問題債権に対して的を絞った回収戦略を実施 ・EAR(早期リスク発生)エクスポージャーからの損失最小化 リスク管理   リスク管理と資金調達効率の強化   ・信用力の向上とポートフォリオの多様化によるエクスポージャー管理 ・ストレステストの実施による耐性の検証 ・低コスト預金の拡大による資金調達コストの削減と、クロスセル及びデジタルチャネルを通じた手数料収入の拡大 投資   投資の最適化   ・高いROI(投資利益率)と明確な費用対効果が見込める施策を優先 ・資本配分を戦略的成長優先事項と整合させる ・影響力が高く拡張性がある機会にリソースを集中させる (不動産事業) 金利動向や不動産市況の変化が、仕入価格及び販売環境に影響を与える中、エリア別需給動向や顧客ニーズを的確に捉えた物件選別を徹底いたします。さらに、総合不動産会社としての強みを活かし、分譲・収益不動産・クラウドファンディング等、各事業間を横断したブランド戦略を推進いたします。物件品質と実績を軸とした情報発信を強化することで、エンドユーザー及び投資家からの認知と信頼性向上を図ってまいります。また、Jグランド株式会社においては、当連結会計年度に不動産特定共同事業許可を取得し、クラウドファンディング事業展開も開始するなど、投資家層の更なる開拓を図っております。さらに事業規模の拡大のため、専任の販売担当者を置き、富裕層顧客への資産管理を含めた提案型販売を行うことにより、富裕層顧客の増加及び長期的な信頼関係を構築してまいります。 (投資事業) 当連結会計年度に引き続き、これまでの投資事業からの収益の確保に努めるとともに、Group Lease PCLに対して行った投資資金の回収に努めてまいります。なお、Group Lease PCL及びその経営陣に対する債権につきましては、すでに全額引当を行っていることから、回収がなされる都度収益計上されます。 当社グループは、株主の皆様への利益還元の充実と、資本効率の改善を通じた持続的な企業価値の向上を重要な経営課題と認識しており、自己株式の取得及び消却については業績や資本政策、株価など市場環境等を考慮して実施することとしています。当連結会計年度において、株主の皆様への更なる利益還元と、資本効率の向上により、適切な株主価値の実現を図ることは勿論、当社が目指す次期TOPIX構成銘柄の選定基準をクリアすることを目的として自己株式の取得及び消却を行っております。また、2026年12月期の年間配当につきましては、1株当たり前年比1円増配の17円(中間無配、期末17円)となる予定であります。今後も企業価値を高め、株主の皆様の期待に応えていきたいと考えております。
事業等のリスク16,767字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。ただし、業績に影響を及ぼしうる要因の全てを網羅するものではありません。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分認識した上で、発生の回避及び発生した場合の迅速な対応に努めてまいる所存であります。 本項におきましては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、有価証券報告書提出日現在(2026年3月24日)において判断したものであります。 当社グループの中長期的な成長を図るための経営方針・経営戦略との関連性を示し、主要なリスクが顕在化した場合に、当社グループの中長期的な成長に与える影響範囲とその程度を記載し、さらに、その対応策を記載しております。当該リスクが顕在化する可能性の程度につきましては、以下に記載した対応等を行うことにより、合理的に予見している限りにおいて低いものと考えられることから、顕在化の時期等も含めて具体的な言及は行っておりません。 <経営方針> ①総合金融サービスグループとして事業基盤の強化 ②事業ポートフォリオの価値の見直しによる収益構造の改善 ③株主価値の最大化 ④コンプライアンスやガバナンスを経営の基軸とし、地域とともに共存共栄で発展 <経営戦略> ①日本金融事業 ②韓国金融事業 ③東南アジア金融事業 ④不動産事業 ⑤その他 リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 (1)法的規制等に関するリスクについて   ①銀行業務に関連する業務規制について   当社グループは、韓国の貯蓄銀行業務において、「貯蓄銀行法」及び関連法令に基づく各種規制を受けております。また、インドネシア及びカンボジアの銀行業務において、「銀行法」及び関連法令に基づく各種規制を受けております。万が一、法令に抵触する行為が発生し、業務の全部又は一部停止等の行政処分を受けた場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況(以下、「業績」という。)に影響を及ぼす可能性があります。   法令及び関係法令に基づく各種規則を遵守し、コンプライアンス体制の整備に努め、業務を行ってまいります。   ①④   ②③ ②貸金業法の業務規制について   2007年12月に改正・施行された「貸金業法」に基づき、行為規制の強化、業務改善命令の導入、強力な自主規制機関として日本貸金業協会の設立等が実施され、2010年6月より、上限金利引下げ、総量規制の導入等が行われております。今後、各種規制がさらに強化された場合、利益の減少や新たな規制への対応コストの増加など、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   日本貸金業協会作成の貸金業の業務運営に関する自主規制基本規則において定められた過剰貸付防止等の規定に基づき、与信の厳格化に努めてまいります。   ①④   ① リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 ③債権管理回収業に関する特別措置法(サービサー法)の業務規制について   当社グループは、債権回収業務において、「サービサー法」に基づく各種規制を受けております。これらの法令等が改正された場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   法令等の改正内容に迅速及び適切に対処してまいります。   ①④   ① ④不動産事業並びに不動産関連業務等の業務規制について   当社グループは、不動産事業並びに不動産関連業務等において、「宅地建物取引業法」、「建築基準法」、「都市計画法」、「不動産特定共同事業法」及び「金融商品取引法」、その他様々な不動産関連法制、建設関連法制等に基づく各種規制を受けております。これらの法令等の解釈の変更や改正並びに新法令の制定等がなされた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   法令等の改正内容に迅速及び適切に対処してまいります。   ①④   ①④ ⑤個人情報保護法について   当社グループは、2005年4月1日に施行された「個人情報の保護に関する法律」における個人情報取扱事業者に該当しております。万が一不測の事態により、個人情報の漏洩又は個人情報保護法等に違反した場合には、同法による制裁を受けるだけでなく、社会的信用の失墜や損害賠償請求等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   個人情報及び特定個人情報等の取扱い等に関する「個人情報保護方針」を定め、個人情報漏洩を未然に防ぐための規程並びに社内体制の整備を図っております。これに基づき個人情報の取扱いに関する社員教育の徹底や、個人情報へのアクセス管理、セキュリティシステムの改善など、内部の管理体制について強化しております。 また、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者に対して認定される「プライバシーマーク」の取得等を通じて、お客様に一層の安心と継続的なサービスの提供が可能となるよう、さらに日々業務の遂行に努めてまいります。   ①④   ①④ ⑤ リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 ⑥証券業務に関連する業務規制について   当社グループは、金融商品取引法に基づく金融商品取引業(以下、「証券業務」という。)において、金融商品取引法及び関係法令、金融商品販売法等の消費者保護に関する法令、市場秩序に関する法令等、幅広い規制を受けており、これらの規制が変更された場合、規制に対応するためのコストが増加し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、証券会社は、金融商品取引法及び関係法令に基づき、証券会社の自己資本規制比率を一定以上維持することを義務付けられております。今後何らかの理由により当該比率が120%を下回った場合には、監督官庁の指導、命令等を通して当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   金融商品取引法及び関係法令その他諸規則を遵守し、自己資本規制比率の維持に努めるとともに、コンプライアンス体制の整備に努め、業務を行ってまいります。   ①④   ① ⑦割賦販売法の業務規制について   当社グループは、クレジットカード業務及び信販業務(個別クレジット)において「割賦販売法」に基づく各種規制を受けており、これらの法令等が改正された場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、割賦販売法に係る個別・包括信用購入あっせん業者登録につきましては、事業主として欠格事由及びこれらの許認可(登録)の取消事由に該当する事実はないことを認識しておりますが、今後、欠格事由又は取消事由に該当する事実が発生し、許認可(登録)取消等の事態が発生した場合には、当社グループの事業に支障をきたすとともに業績に影響を及ぼす可能性があります。   法令等の改正内容に迅速及び適切に対処してまいります。   ①④   ① (2)信用リスクについて       当社グループは、貸出金等の信用リスクのある金融商品を保有しております。国内外の経済情勢並びに金融情勢の大幅な変化等により債務者等の状況が悪化し、報告日において著しい信用リスクの増加や信用毀損が生じた場合、不動産担保貸付及び不動産担保貸付に対する信用保証業務において、当該不動産の担保価値が毀損した場合、事業環境の悪化により、割賦事業における加盟店の経営が悪化もしくは倒産が増加した場合や、又は会計基準の変更等により、貸倒引当金(損失評価引当金)が増加した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   貸出金等の債権について、劣化に対する予防策やリスク管理の強化や、貸付先及び保証先等の状況をモニタリングし、不動産の担保価値について定期的に検証するなど等、信用リスクに対して様々な対策を講じており、今後も貸出金等の信用リスクのある金融商品のリスク管理には十分留意してまいります。   ①   ①② ③④ ⑤ リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 (3)為替リスクについて       当社グループは、グローバルに事業を展開しており、為替相場の変動リスクに晒されております。在外子会社においては、収益、費用、資産等を連結財務諸表の作成時に円換算後の数値で連結するため、換算時の為替相場が予想を超えて大幅に変動した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   為替動向に留意し、為替変動リスクの軽減を図ってまいります。   ①   ②③ ④⑤ (4)ビジネスリスクについて   ①業務拡大のリスクについて   当社グループでは、新たな事業ポートフォリオの構築に向け、国内外問わず、当社グループが展開する金融事業との相乗効果が見込まれる事業へ積極的に事業再編や業務拡大等を行っておりますが、これらがもたらす影響等について、事前に十分な分析・調査等を実施したにもかかわらず、想定したビジネス戦略が有効に機能せず、戦略自体の変更を余儀なくされるなど、当社グループが予め想定しなかった結果が生じる可能性も否定できず、以下のようなリスクや課題に直面する可能性もあります。 ・新たなビジネス戦略が想定どおり機能するとは限らず、収益があがらないこと。 ・新たなビジネスを統轄・管理・遂行する能力を持った人材を確保し、育成していかなければならないこと。 ・新たな事業に取り組むに当たり、法的及びその他のリスクに直面する可能性があること、またその管轄当局から指導を受ける可能性があること。 また、上記以外にも事業再編や業務拡大等について、当社グループがかつて経験したことがない、また経験の乏しいリスクや課題に直面する可能性もあります。このような事象に適切に対処することができなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   M&Aに際しては、対象企業のビジネス、財務内容及び法務等について詳細なデューデリジェンスを行い、各種リスクの低減を図る方針であります。加えて、進出国の経済、政治、社会的状況、紛争情報についても当社グループ内で共有化を図っており、これまで行ってきた海外M&Aで得たノウハウや知見を活かしながら、グループ横断的なリスク管理体制を構築しております。   ①②③④   ①② ③④ ⑤ リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 ②業務提携先のリスクについて   当社グループは、国内において複数の金融機関や、貸金業者、不動産特定共同事業認可会社及びエステティックサロンや美容クリニック運営会社等と信用保証業務等において業務提携を行っております。また、東南アジアにおいても財閥グループ系・銀行系若しくは日系を中心とした協力先企業や住宅販売業者等と提携し事業展開を行っております。当社グループ又は業務提携先の業績が悪化した場合、業務提携先の事業に関わる法制度等の変更により事業の安定性が損なわれた場合、業務提携先との合弁事業や提携事業が期待した業績を達成できなかった場合、又は提携に関して予め想定しなかった事象が生じた場合など、合弁事業又は提携事業が順調に進まなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   業務提携先との友好な関係とコミュニケーションの維持を図ってまいります。また、業務提携先について、業績や財政状態等についての詳細な調査に加えて、シナジー効果等について事前に検討することによって可能な限りリスクを回避するように努めてまいります。   ①②③④   ①② ③④ ⑤ ③不動産事業におけるリスクについて   (ア)住宅市場の変動 当社グループの不動産事業は、マンション分譲及び戸建分譲が中心であり、地価動向や建築コスト動向及び競合他社の供給動向・価格動向等の影響を受けやすく、また、景気停滞やそれに伴う企業収益及び個人消費の悪化、金利上昇、不動産関連税制の変更など経済情勢の変化があった場合には、住宅購入顧客の購買意欲の減退をもたらし、商品・保有資産の価値が減少する可能性があるなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   (イ)リーシングの変動 当社グループが保有している不動産のリーシングにおいて、賃貸先の業績状況等によって賃貸収入の貸倒リスクが発生するほか、在宅ワークの普及に伴い、首都圏において事務所等の退去が続くなどして賃貸収入が減少するなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。     マンションにおいては個別分譲ではなく一棟販売による売上比率を高め、外部要因に左右されない事業収益構造を確立してまいります。               リーシング時において、賃貸先の財務状況や勤務先など必要な調査及びヒアリング等を適宜行い、リスク回避に努めるほか、自己所有物件のラインナップを事務所や住宅に限定せず、店舗その他の用途の不動産の取得・運用を検討してまいります。   ①② ③④   ④ リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 (ウ)建築資材価格及び建築工事費の変動 当社グループが展開している不動産事業では、木材や鉄筋及びコンクリート等、多くの建築資材を使用しますが、原油高による輸送コストの上昇等により建築資材全般について価格の上昇が続いております。また、慢性的な作業員不足による人件費の高騰も含め、各種原価の上昇分を必ずしも顧客への販売価格や賃料等に反映することができない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   (エ)販売用不動産等の在庫過多 当社グループでは、販売用不動産等を保有しており、開発・販売計画に基づいて適切に工程・販売管理をしておりますが、当社グループではコントロールできない多くの要因により、開発及び建設が遅延し、当初の販売計画から大幅な乖離が発生する可能性があります。また、市場動向によっては在庫の滞留又は販売価格の見直しが発生する可能性もあります。このような場合には、不動産の評価損の計上が必要となるなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。       (オ)クラウドファンディング 当社グループでは不動産投資型クラウドファンディング事業を展開しております。同事業は不動産特定共同事業法及び金融商品取引法等の規制を受けており、当社グループでは法令に則り、顧客からの預り資産の分別管理等の必要な対応を実施しておりますが、今後現行法令の解釈の変更や改正並びに新法令の制定等により、当該事業に新たな規制を受ける可能性があります。規制の改正等に対し適切な対応ができなかった場合や、その他不測の事象が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。     建築仕様の見直しや、個別現場ごとの発注ではなく、複数現場をまとめて同一の建築業者に発注する等、少しでも原価圧縮に努めてまいります。             開発期間が長期間にわたる物件や大規模物件ではなく、着工から竣工までの期間が1年半から2年程度の物件を主に選定するなど、一定のリスクを織り込んでの投資判断のうえ、事業推進および施工管理を行っております。また、特に大きな影響を及ぼす問題が発生した場合は、速やかに経営に報告し、適切に対応するガバナンス体制を構築しております。     法令改正など最新の情報を入手・把握するように努めております。 リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 ④プロジェクト開発リスクについて   マンション分譲を中心とする不動産事業等は、開発用地の調査・取得から商品設計、施工、販売活動を経て売上代金の回収にいたるまで、長期間にわたるプロジェクトであり、かつ建築確認等に必要な許認可の取得や近隣住民への説明をはじめ様々な手続きを必要とするため、以下に記載するリスク要因が想定され、最終的に開発・販売計画の変更等が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ア)近隣住民との紛争 建築基準法、都市計画法その他関係する法令及び行政の指導要綱等開発に必要な許認可を取得することに加えて、周辺地域の暮らしや景観との調和、自然環境の保護などに十分配慮し、近隣住民の意見、要望を反映することに努めておりますが、近隣住民との協議の結果によっては、開発に必要な許認可を取得している場合においても、当初の開発・販売計画に変更が生じることも想定されます。   (イ)地中障害、土壌汚染等の発生 当該リスクを排除するために売主に契約不適合責任を負担させる等、事業上のリスク回避に努めておりますが、予想外の損害が発生した場合や、その場合に売主の損害賠償責任の負担能力が欠落する等の事態が発生した場合、当初の開発計画の工程遅延、コストの増加等が発生する可能性があります。   (ウ)瑕疵等の発生 十分な建築技術を有する施工会社に発注を行うとともに、分譲マンションの建築工事については国の定める第三者機関による「住宅性能評価書」を取得する等、品質や安全の確保に十分な対応を行っておりますが、設計・施工不良等の瑕疵を起因とした不測の事態が発生する可能性があります。   (エ)取引先の信用リスク 施工会社が信用不安に陥った場合には、工期延期等の問題が発生するなど、取引先の信用力の低下が懸念されます。   プロジェクト選択時において必要な調査及びヒアリングを徹底してまいります。   ①② ③④   ④ リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 ⑤投資事業におけるリスクについて   当社グループは、経営戦略上、今後も大きな経済成長が期待できるアジア地域において事業基盤の拡大を図るため、積極的にM&Aを推進し、新会社の設立や既存の会社の買収等の投資を行っております。しかしながら、これらの投資から当社グループが想定する時期若しくは方法により投資を回収できないなど、期待どおりの成果を上げられない可能性があります。また、投資先の選定にあたっては、国内外の金融市場の動向に加えて、政治・産業、風評等の影響を大きく受けることが考えられるため、これらの外部要因により投資環境が悪化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   投資事業において事業のシナジー効果、商品力やサービス力などを総合的に判断した後、投資先を選定しております。また、投資を伴う買収等の業務提携を行う際には、デューデリジェンスなどを通じて相手方企業の分析を行い、リスク等を加味したうえで適切な投資額となるよう努めております。   ①②③④   ⑤ ⑥株価に関するリスクについて   当社グループは、資本性金融商品を保有しております。市場経済の動向や投資先の財政状態等により、株価及び評価額に著しい変動が生じる場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   保有株式の株価変動が当社グループの財政状態に重要な影響を及ぼす可能性を察知するため、定期的に時価や発行体の財務状況を把握しております。   ①②③④   ①② ③④ ⑤ ⑦関係会社の事業に関するリスクについて   当社グループは、関係会社を通じて、信用保証業務や、債権回収業務、銀行業務、貯蓄銀行業務、証券業務、クレジット・信販業務、投資事業、不動産事業、さらにはシステム関連業務など幅広い事業を展開しております。これらの事業には様々な不確実性が存在するため、今後、想定を超えるリスクが発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   各関係会社に向けて、「グループ規程管理規程」に基づき体制の整備・強化を図るとともに、「関係会社管理規程」及び「関係会社専決事項運用基準」を定め、重要な事項については、当社への報告を義務付け、必要に応じて関係会社に適宜、指導・支援等を実施することにより、当社との緊密な連携のもと、当社グループ全体でリスク管理の徹底を図っております。   ①②③④   ①② ③④ ⑤ ⑧持分法適用関連会社に関するリスクについて   当社グループは、主に総合エンターテインメント事業を営む持分法適用関連会社を傘下に保有しております。持分法適用関連会社が損失を計上した場合は、当社の持分比率に応じて連結財務諸表に悪影響を及ぼします。また、持分法適用関連会社の業績が著しく悪化した場合、当該持分法適用関連会社の株式等について減損損失を計上する可能性があり、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。   当該持分法適用関連会社は通常、自らの方針のもとで、経営を行っているため、持分法適用関連会社の収益向上の取り組みをモニタリングするとともに、必要な諸施策を実施し、リスク低減に努めてまいります。   ①②③④   ⑤ リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 ⑨のれんの減損リスクについて   当社グループは、連結財務諸表について国際財務報告基準(以下、「IFRS」という。)を適用しております。IFRSにおいては、日本において一般に公正妥当と認められる会計基準とは異なり、のれんの定額償却は不要となりますが、一方、のれんの対象会社における経営成績悪化等により減損の兆候が生じた場合、減損テストを実施し、回収可能価額がのれんの帳簿価額を下回る場合には、のれんの減損処理が必要となる可能性があります。また、日本基準ではのれんの償却が規則的に行われるため、時の経過に伴いのれんの残高は減少し減損リスクも小さくなりますが、IFRSではのれんの規則的な償却が行われないため、減損リスクは将来にわたり残り続けることになることから、減損処理を行った際の損益に与える影響は大きなものとなる可能性があり、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。   事業拡大を加速する手段の一つとして、M&Aを有効に活用しております。買収価格については、対象企業の財務内容や契約関係等について詳細な事前調査を行い、過度なリスクを取ることのないよう妥当性を十分検討した上で決定しております。出資後においても買収時の収支計画実現に向けたフォローアップや経営環境の定期的なモニタリングを行っております。   ①②③④   ③ ⑩訴訟等のリスクについて   将来において法令違反や不完全な契約締結といった法律上の問題を原因とした重要な訴訟等が発生した場合や、各地域の裁判制度の違いや手続き等について見通しがつきにくいことから、通常の想定を超えた不利益な判決や金額の支払いが命じられた場合、係争中の重要な事案で敗訴となった場合、さらに営業行為規則違反、インサイダー取引違反、反社会的勢力関与など不正な行為により、訴訟が発生した場合等において、訴訟対応に関する費用の増大、不利な判決による賠償金の支払い及び社会的信用の低下等により、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。   訴訟等のリスクを回避するために、重要な契約書の作成等に当たり、弁護士等の専門家からの助言を得ながら、リスクの最小化を図ってまいります。また、当社グループは国内のみならず、韓国や東南アジアにおいても事業展開しており、各地域の弁護士等の専門家と連携を密にとりながら、リスクの最小化を図ってまいります。また、コンプライアンスマニュアルや各種業務マニュアルに則り業務を行っておりますが、訴訟の発生を予測することは困難で、その影響額を客観的に見積ることは現段階では困難であります。   ①②③④   ①② ③④ ⑤ リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 ⑪証券業務に関するリスクについて   (市場リスクについて) 自己の計算において株式・債券・為替等の金融資産を保有しておりますが、急激な市況変動・金利変動等によりこれらの金融資産の価値が変動した場合、取引先が決済を含む債務不履行に陥り又は保有する有価証券の発行体の信用状況が著しく悪化した場合、加えて、市場の混乱等により市場において取引ができない場合や、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされ当社グループが損失を被る場合等において、元本の毀損や利払いの遅延等による損失が発生する可能性があります。これらに対応するため、リスク限度額等を定め、日々モニタリングしておりますが、予想を超えた急激な市況変動・金利変動といった当社の想定を超える不測の事態が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   (信用取引について) 信用取引については、株式市場の変動に起因して、顧客が損失を被った場合又は代用有価証券の評価額が下落した場合、受け入れている担保が十分でなくなる可能性があります。リスク管理は徹底しておりますが、顧客からの信用貸付金の回収が想定以上に滞る場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   (主幹事業務について) 主幹事業務において、当社グループが主幹事証券会社を務める企業が新規上場する過程あるいは上場後に社会的評価が低下するような事態を招いた場合には、その主幹事証券会社の評価にも影響を与える可能性があります。その場合、主幹事業務の推進に支障をきたすことに加えて、当社グループの業績にも影響を及ぼす可能性があります。     諸外国の法令等の改廃や政治、経済情勢の急激な変動、為替動向等注視し対応を検討してまいります。 市場リスクは、あらかじめ定めた限度額の範囲内(市場リスク枠)に収めることで管理を行っております。                         顧客との接触回数を増やすことで、適正な投資金額を守っていただきながら、担保不足による回収不能という不測の事態を防ぐとともに、担当部署による日々のモニタリングによりリスクの最小化に努めております。   一般市場への株式上場の主幹事証券会社としての豊富な実績を活かし、株式上場を目指す企業に対して適時適切なサポートを行うとともに、上場後においても当該企業との間で引き続き良好な関係を維持し、社会的評価の低下に繋がるようなリスクの最小化に努めてまいります。   ①③ ④   ① リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 (ウェルスマネジメントについて) 市況の低迷により顧客の証券投資需要が低調となったり、証券市場のリスクを避ける投資行動が強まったり、リスク資産を保有することそのものに対して消極的な傾向が強まったりすると、収益が大きく低下する可能性があります。また、顧客と長期的な信頼関係を構築し、更なるニーズに応えるためには、業務に精通した人材を育てる必要がありますが、人材が育たずニーズに対応できない又は対応が遅れる事態等が発生した場合は、顧客の信頼を毀損し、ビジネス機会を喪失するなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。     顧客と長期にわたり伴走し、痒いところに手が届いてこそプライベートバンカーであり、顧客の信頼を得るために今まで培ってきた知見と経験を活かし、独自のサービスを開発・提供してまいります。 人材の育成につきましては、営業スタッフのプライベートバンカーとしてのプロ化を進め、この一環として日本証券アナリスト協会が制定したプライベートバンカーの認定資格「プライマリーPB」の取得を推進しており、そのために教材の支給や勉強会を実施しております(2025年12月末現在の取得率約86%)。 (5)資金調達に関するリスクについて       当社グループの銀行等からの借入金につきましては、変動金利の借入金も含まれております。金融情勢の変化による調達コストの上昇や資金調達そのものが困難となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループでは、不動産事業におけるプロジェクトの事業資金の一部を金融機関からの借入れにより調達しているため、借入れ当初に想定した事業期間が長期化する場合、借入金に係る返済期日の延長が必要となります。また状況に著しい変化が生じ、返済期日の延長が困難となる場合には、資金繰りに影響を与え、他のプロジェクトの工期の変更、その他資産処分等、事業計画の変更を余儀なくされ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   金融機関からの借入や社債、コマーシャルペーパーの発行、貸付債権の流動化(証券化)等、資金調達方法の多様化を図っております。今後も資金調達環境や条件等を総合的に勘案して対応してまいります。 また、当社グループでは、各プロジェクトにおいて専任担当者による日々の工程管理を徹底し、定期報告の機会を設け、工程に大幅な変更が生じる場合は速やかに報告しております。   ①② ③④   ①② ③④ ⑤ リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 (6)経済環境・外部環境に関するリスクについて   ①競争に関するリスクについて   当社グループの主要事業である金融業界は、金融業界再編に伴う合併や、業務提携による異業種からの新規参入、優良顧客層への営業力強化などによる顧客獲得競争等が一層激化する可能性があります。また証券業界では、近年、インターネット証券会社を中心に手数料・サービス競争は過熱しており、このような事業環境において、優位な競争力を得られない場合に、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   顧客の利便性に貢献する付加価値サービスの提供を強化することにより、競合他社との差別化や競争力向上に努めてまいります。また、証券業務では、他社との差別化を図るために、新商品の開発を進めるとともに、当社グループ独自の強みを用いた革新的なプライベートバンキングサービスを提供してまいります。   ①② ③④   ①② ③④ ⑤ ②風評等に関するリスクについて   当社グループは、当社グループに損害を与えかねない風評等には十分留意しておりますが、風評等やそれによって当社グループの経営の根幹に関わるような問題が発生する可能性があります。また、将来においては、必ずしも当社グループの責めによらない、またコントロールすることが困難な様々なトラブルに巻き込まれる可能性もあります。 さらにソーシャルメディアの普及に伴い、インターネット上の書き込み等で事実とは異なった情報や誹謗中傷による風評被害が発生・拡散された場合、又は適切に対処することができなかった場合には、社会的信用が毀損し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   風評等やそれによって当社グループの経営の根幹に関わるような問題に対して、迅速かつ適切に対応することでその損害を最小限度に止める体制を取っております。また、ソーシャルメディアに対しては、「ソーシャルメディアポリシー」及び「ソーシャルメディアガイドライン」を策定し、誹謗中傷や風評被害などソーシャルメディアの不適切な利用による当社グループ役職員と当社グループへの悪影響に対し防止に努めてまいります。   ①④   ①② ③④ ⑤ ③自然災害等に関するリスクについて   大規模な地震、津波、台風等の自然災害や事故、火災、テロ等の人的災害、疫病の発生・蔓延等により、当社グループの保有する店舗や施設等への物理的な損害、役職員への人的被害又は顧客への被害があった場合や、災害及び疫病等に起因する社会的要請等があった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。     災害や事故、感染症の流行などの緊急時に備えて、人命・安全の確保及び事業の継続に向けたBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)に基づく災害対策本部の設置や緊急連絡体制の整備など、社員啓蒙を含め、迅速かつ円滑に対処ができる体制を強化してまいります。   ①④   ①② ③④ ⑤ リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 ④カントリーリスクについて   当社グループは、新たな収益基盤の確立を目的として、海外市場に進出し事業展開を行っております。これらの在外子会社につきましては、所在国における市場動向、競合会社の存在、政治、経済、法律、文化、宗教、習慣、自然災害や疫病の発生、為替、その他の様々なカントリーリスクが存在しております。法律・規制の変更や、予期せぬ政治・経済の不安定化及びテロ・戦争・その他社会的混乱や大規模な自然災害、疫病等が実際に発生した場合、当社グループの事業活動が期待どおりに展開できない、若しくは事業の継続が困難となり、当社グループの業績及び事業展開に影響を及ぼす可能性があります。   在外子会社等を通じて現地の情報収集及びリスクの洗い出しなどに努めるとともに、グループ内での対応策の検討及び実施により、グループ間の相互補完体制を活用しながら適切に対処してまいります。   ①④   ②③ ④⑤ ⑤株式市場に関するリスクについて   株式市場において相場の低迷、取引の停滞・減少があった場合には、当社グループの証券会社の顧客数又は一人当たり取引高も停滞・減少する事態が想定され、株式売買手数料の減少等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   株式市場の取引高及び売買高は一般的には株価が下がると縮小する傾向があります。株価は様々な要因の影響を受けており、今後、株式市場が活況を続ける保証はなく、その影響額を客観的に見積もることは現段階では困難であります。   ①④   ① リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 (7)オペレーショナルリスクについて   ①財務報告における内部統制について   「金融商品取引法」における開示制度拡充の一環として、2008年4月以降開始する事業年度より上場企業等に対し、内部統制の構築・評価とその開示を求める「内部統制報告制度」が導入されております。監査法人による内部統制監査の結果、当社グループ内の内部統制に開示すべき重要な不備等が指摘され、限定意見等が付された場合には、市場等からの当社に対する評価や企業イメージ等の低下により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   財務報告の信頼性に係る内部統制の構築及び運用を重要な経営課題の一つとして位置付け、管理体制等の点検・改善等に継続的に取り組んでまいります。   ①④   ①② ③④ ⑤ ②コンプライアンスリスクについて   当社グループは、「金融商品取引法」「貸金業法」等の各種法令を遵守する必要があります。また、法令に限らず、社会の良識や常識といった社会規範や倫理観など広く社会のルールを遵守することが求められております。 不祥事が発生した場合や社会規範が遵守されなかった場合には、罰則の適用や社会的信用の失墜などにより当社グループの営業に影響を及ぼすほか、市場等からの当社グループに対する評価や企業イメージ等の低下により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、法令遵守のために内部管理体制の見直しを随時行い、営業上のコンプライアンス指針の周知徹底を図っております。しかしながら、今後何らかの理由により行政上の指導、勧告を受けた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   国内外の法令・規制を遵守するため、グループ・コンプライアンス規則を制定し、また、コンプライアンス・リスク管理委員会を設け、グループ全役職員にコンプライアンスマインドを浸透・定着させるための取り組みを、全社をあげて実施しております。   ①④   ①② ③④ ⑤ リスク項目   リスクが顕在化した場合の 経営成績等の状況に与える影響等   当該リスクへの対応等   経営方針、 経営戦略との 関連性 経営 方針   経営 戦略 ③情報ネットワークシステム、インターネットサービス等又は技術的システムに生じる混乱、故障、その他の損害について   当社グループは、災害発生時の被害を最小限に留めるべく対策を講じておりますが、想定を超える規模の地震、台風等の自然災害等が発生した場合には、営業の中断を余儀なくされる可能性があります。 また、当社グループは業務を適切に管理・運営するために内部及び外部の情報ネットワークシステム及び技術システムに依存しております。証券会社においては、業務を運営するために基幹システムをはじめとした様々なコンピュータシステムを利用しており、顧客からのインターネットによる取引の受注や取引の執行・決済に関するデータ処理を行っております。当社グループが使用するハードウェア及びソフトウェアは、人為的過誤、自然災害、停電、サイバー攻撃、テロ活動、コンピュータウイルス及びこれに類する事象等や、電話会社及びインターネットプロバイダー等の第三者からのサポートサービスの中断等によって悪影響を被る可能性があります。さらにこれら事由によりサービスの停止や機能低下が生じた場合には、収益機会の喪失や、当社グループのシステム自体への信頼性の低下及び損害賠償請求等が生じる可能性があるほか、監督官庁からの処分等を受ける場合もあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   セキュリティ対策プログラムを有するとともに、事業継続に重大な影響を及ぼす自然災害や火災、事故等の発生時に被害を最小限に留めることができるよう、コンピュータシステムについて、安定稼動のためのシステム運用やバックアップシステムの構築などの対策を講じており、当該リスクの顕在化の抑制に努めております。   ①④   ①② ③④ ⑤ ④人材の育成及び確保について   当社グループでは、豊富な経験、各事業分野における高度な商品知識など専門性を持った人材を必要としております。しかしながら、重要な人材を十分に確保できない場合や、雇用している有用な人材が退職した場合、当社グループの業務運営に支障が生じる可能性があります。   教育・研修制度の充実、年俸制の導入や内部昇格制度の見直しを図るなど、優秀な人材の確保・育成に尽力しております。   ①④   ①② ③④ ⑤ ⑤情報セキュリティについて   不正アクセス、権限設定不備、不正利用、スパムメール脅威などによる情報セキュリティ上の問題が発生した場合や、外部委託先による問題が発生した場合、故意又は過失等にかかわらず、顧客の個人情報や当社グループの情報等が漏洩し、損害賠償責任が発生するなど、社会的信用が損なわれる事態となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   システム監査を定期的に行うなど問題発生を未然に防ぐ対策を実施しております。   ①④   ①② ③④ ⑤
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度において、Prospect Asset Management,Inc.(以下、「PAMI」という。)、J Trust Credit NBFI(以下、「JTM」という。)及びTA資産管理貸付株式会社(以下、「TA資産管理貸付」という。)を非継続事業に分類しております。これにより、前連結会計年度の関連する数値を組替えております。 また、上述のとおり、韓国及びモンゴル金融事業で金融業務を営んでおりましたJTMの全株式を譲渡し、連結の範囲から除いたことにより、セグメントの名称を「韓国及びモンゴル金融事業」から「韓国金融事業」に変更しております。 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における営業収益は、Nexus Card株式会社(以下、「Nexus Card」という。)において、割賦取扱高の増加により割賦立替手数料が増加したことや、Jトラストグローバル証券株式会社(以下、「Jトラストグローバル証券」という。)において、堅調な株式市場を受けトレーディング利益が増加したこと、PT Bank JTrust Indonesia Tbk.(以下、「Jトラスト銀行インドネシア」という。)において、金融業務受取手数料が増加したことといった増収要因がある一方で、韓国金融事業において、銀行業における貸出金が増加したにもかかわらず、為替の影響等により円換算後の貸出金利息収入が減少したことや、保有有価証券の平均残高の減少及び平均金利の低下により有価証券にかかる利息収益や売却益が減少したこと、Jトラスト銀行インドネシアにおいて、銀行業における貸出金が増加したにもかかわらず、平均貸出金利の低下等の影響により貸出金利息収入が減少したことや、資金の効率的利用のため含み益のある保有社債を積極的に売却したことにより債券の平均残高が減少し有価証券にかかる利息収益が減少したこと、さらに不動産事業において、販売用不動産における販売収益が減少したことといった減収要因により、124,265百万円(前年同期比2.5%減)となりました。営業利益は、Jトラスト銀行インドネシアにおいて、追加融資に対する貸倒引当金(損失評価引当金)を積み増したことにより減少した一方で、韓国金融事業において、現地通貨ベースでは銀行業における預金が増加したにもかかわらず、調達金利の低下及び為替の影響等により円換算後の預金利息費用の増加が抑えられたことや、不動産事業において、販売用不動産における販売原価が減少したこと、J Trust Royal Bank Plc.(以下、「Jトラストロイヤル銀行」という。)において、無形資産の償却が終了したこと、さらにJTRUST ASIA PTE.LTD.(以下、「Jトラストアジア」という。)において、投資事業からの収益や受取損害賠償金をその他の収益に計上したこと等により、10,902百万円(前年同期比71.6%増)となりました。 また、親会社の所有者に帰属する当期利益は、為替相場が円高に振れ、外貨建て資産負債の評価替えによる為替差損を計上したことにより、前期に比べ為替差益が減少したことや、非継続事業からの当期損失を計上した一方で、韓国の貯蓄銀行2行において、繰延税金負債の取崩しとなったことにより法人所得税費用が減少したこと等により、7,939百万円(前年同期比31.4%増)となりました。 当連結会計年度における当社グループの新たな事業展開の詳細は以下のとおりとなります。 a.日本での事業展開について 当社は、株主の皆様への更なる利益還元と資本効率の向上により、適切な株主価値の実現を図ることを目的に、2025年5月14日に自己株式の取得について決議し、2025年12月12日に当該決議に基づく自己株式の取得期間延長を決議いたしました。 Jトラストグローバル証券では、株式会社スマートプラスとの共同開発で、2025年2月13日よりサービスの提供を開始した個人投資家向け投資一任運用サービス「WEALTH GROWTH(ウェルスグロース)」において、米国個別株を対象とした米国株式コースに加えて、2025年8月1日より新たに日本株式コース「SAMURAI25」のサービス提供を開始いたしました。 株式会社日本保証(以下、「日本保証」という。)では、株式会社山陰合同銀行と2025年9月10日に海外不動産購入ローンに関する包括保証契約を、2025年9月30日に投資用不動産ローンに関する包括保証契約を、さらに楽天銀行株式会社と2025年12月29日に投資用不動産ローンに関する包括保証契約をそれぞれ締結いたしました。 また、以下の提携先において、脱毛サロンや美容クリニックを利用するお客様に安心して施術を受けてもらえるよう、提携先に経営不振等が発生した場合でも、未消化の施術代金等を日本保証が保証する「前払金保証」サービスを開始いたしました。 提携先   開始日 株式会社クリア   脱毛 サロン   「メンズクリア」 「STLASSH」   2025年7月1日 医療法人おきまる会   美容 クリニック   「フレイアクリニック」 「フレイアクリニックメンズ」   2025年8月1日 医療法人誠崇会   「レジーナクリニック」 「レジーナクリニックオム」 「エトワールレジーナクリニック」 株式会社グローベルス(以下、「グローベルス」という。)では、東京証券取引所が開設するTOKYO PRO Marketに2024年6月20日に上場したことによって、同社の認知度や信頼性の向上、優秀な人材の確保や事業の発展に寄与してまいりましたが、今後、より自由度の高い経営判断とスピード感を持った経営を実現するため、2025年6月に上場廃止申請を行い、2025年7月25日に上場廃止となりました。 b.海外での事業展開について インドネシアでは、Jトラスト銀行インドネシアが株式会社愛媛銀行との間で、同行の取引先に対して、インドネシアへの進出や企業マッチング等を支援する、日本の銀行では4行目となる業務提携契約を締結いたしました。 シンガポールでは、Jトラストアジアが訴訟により確定させた債権(※)の一部を、当連結会計年度にキプロス等において、預金差押え等により回収いたしました。 ※ 2023年4月10日付けで、シンガポール高等法院において、タイ法人であるGroup Lease Public Company Limitedの行った不正行為に加担した者らに対して言い渡された、124,474,854米ドル及びこれに対する2021年8月1日からの利息の支払い等を命じた判決に係る債権を指します。 また、当社グループにおける経営効率化及び経営資源の有効活用、業務拡大への寄与等を勘案し、当社の連結子会社であるPAMIを2025年3月に解散、JTMの全株式を2025年4月に譲渡、TA資産管理貸付の事業の中止を2025年12月に決定いたしました。 当連結会計年度におけるセグメントごとの経営成績の詳細は次のとおりです。 なお、文中の営業債権の残高につきましては、貸倒引当金(損失評価引当金)控除前の残高で記載しております。 (日本金融事業) 信用保証業務につきましては、日本保証が、国内の債権回収業務につきましては、主に日本保証、パルティール債権回収株式会社(以下、「パルティール債権回収」という。)が、その他の金融業務につきましては、日本保証が、クレジット・信販業務につきましては、Nexus Card及びMIRAI株式会社が、金融商品取引法に基づく金融商品取引業(証券業務)につきましては、Jトラストグローバル証券が行っております。 営業債権の残高は以下のとおりです。 (単位:百万円) 2024/12   2025/12   増減額   増減率   主な増減要因 債務保証残高   243,588   279,122   35,533   14.6%   ――――― 有担保   241,389   264,669   23,279   9.6%   海外不動産担保ローン及びアパートローンに対する保証の増加 無担保   2,198   14,452   12,254   557.4%   新たに開始した前払金保証の増加 買取債権残高   18,193   18,512   318   1.7%   ――――― 営業貸付金残高   2,193   9,590   7,396   337.1%   日本保証における大口融資の実行による増加 割賦立替金残高   16,339   20,923   4,584   28.1%   主に脱毛サロン・美容クリニックに係る割賦取扱高の増加 証券業に関連する資産   28,353   31,139   2,785   9.8%   預託金及び有価証券担保貸付金の増加 営業収益は、パルティール債権回収において、債権回収の順調な増加に伴い実効金利法に基づく簿価修正益が増加したことや、Jトラストグローバル証券において、堅調な株式市場を受けてトレーディング利益が増加したこと、Nexus Cardにおいて、割賦取扱高の増加により割賦立替手数料が増加したこと等により、19,001百万円(前年同期比14.3%増)となりました。セグメント利益は、日本保証やNexus Cardにおいて、貸倒引当金(損失評価引当金)繰入額が増加したことや、Jトラストグローバル証券において、IFA事業者支援サービス関連の支払手数料等の費用が増加したものの、業績が順調に推移していることから、7,880百万円(前年同期比11.9%増)となりました。 (韓国金融事業) 韓国において、JT親愛貯蓄銀行株式会社(以下、「JT親愛貯蓄銀行」という。)及びJT貯蓄銀行株式会社(以下、「JT貯蓄銀行」という。)が貯蓄銀行業務を行っております。 なお、当連結会計年度において、モンゴルで金融業務を行っておりましたJTMの全株式を譲渡したことや、韓国で不良債権の買取及び回収業務を行っておりましたTA資産管理貸付の事業を中止したことにより当該2社を非継続事業に分類するとともに、セグメントの名称を「韓国及びモンゴル金融事業」から「韓国金融事業」に変更しております。 営業債権の残高は以下のとおりです。 (単位:百万円) 2024/12   2025/12   増減額   増減率   主な増減要因 銀行業における貸出金残高   383,745   413,148   29,402   7.7%   新規貸付による増加 営業貸付金残高   1,105   410   △694   △62.8%   JTMの連結除外による減少 買取債権残高   2,711   1,878   △833   △30.7%   債権の売却等による減少 営業収益は、銀行業における貸出金が増加したにもかかわらず、為替の影響等により円換算後の貸出金利息収入が減少となったことや、JT親愛貯蓄銀行において、保有有価証券の平均残高の減少及び平均金利の低下により有価証券にかかる利息収益や売却益が減少したこと、また、JT貯蓄銀行において、債権売却益が減少したこと等により、43,508百万円(前年同期比4.3%減)となりました。セグメント利益は、JT親愛貯蓄銀行において、大口法人貸付に係る貸倒引当金(損失評価引当金)繰入額が増加した一方で、貯蓄銀行2行において、銀行業における預金が増加したにもかかわらず、調達金利の低下及び為替の影響等により円換算後の預金利息費用の増加が抑えられたことや、不良債権の売却に係る債権売却損が減少したこと等により、2,442百万円(前年同期比135.5%増)となりました。 (東南アジア金融事業) インドネシアにおいて、主にJトラスト銀行インドネシアが銀行業務を、PT JTRUST INVESTMENTS INDONESIA(以下、「JTII」という。)及びPT TURNAROUND ASSET INDONESIAが債権回収業務を行っております。また、カンボジアにおいて、Jトラストロイヤル銀行が銀行業務を行っております。 営業債権の残高は以下のとおりです。 (単位:百万円) 2024/12   2025/12   増減額   増減率   主な増減要因 銀行業における貸出金残高   415,150   396,804   △18,345   △4.4%   ――――― インドネシア   256,403   249,057   △7,345   △2.9%   為替変動影響による減少 厳格な審査体制の下で積極的な貸出増強策を推進しており、現地通貨ベースでは1.3%の増加 カンボジア   158,747   147,747   △11,000   △6.9%   事業者向け貸出残高の減少 買取債権残高   31,198   26,197   △5,001   △16.0%   回収及び為替変動影響による減少 営業収益は、JTIIにおいて、買取債権回収益が増加したことや、Jトラスト銀行インドネシアにおいて、金融業務受取手数料が増加した一方で、Jトラスト銀行インドネシアにおいて、銀行業における貸出金が増加したものの、平均貸出金利の低下等の影響により貸出金利息収入が減少したことや、資金の効率的利用のため含み益のある保有社債を積極的に売却したことにより債券の平均残高が減少し有価証券にかかる利息収益が減少したこと等により、45,805百万円(前年同期比4.1%減)となりました。セグメント利益は、Jトラスト銀行インドネシアにおいて、銀行業における預金が減少したことに加えて、調達金利の低下及び為替の影響等により預金利息費用が減少したことや、Jトラストロイヤル銀行において、Jトラストシステム株式会社(清算手続中)から取得した無形資産の償却が終了したこと等により減価償却費が減少した一方で、Jトラスト銀行インドネシアにおいて、追加融資に対する貸倒引当金(損失評価引当金)を積み増したことや、Jトラストロイヤル銀行において、貸倒損失を計上したこと等により、1,036百万円(前年同期比31.3%減)となりました。 (不動産事業) 不動産事業につきましては、主にJグランド株式会社(以下、「Jグランド」という。)、グローベルス及び株式会社ライブレント(以下、「ライブレント」という。)が国内での不動産事業を行っております。 なお、米国ハワイ州での不動産事業を行っておりましたPAMIにつきましては、当連結会計年度において、解散したことにより非継続事業に分類しております。 営業収益は、主にグローベルス及びライブレントにおいて、販売用不動産における販売収益が減少したことにより、15,742百万円(前年同期比9.5%減)となりました。また、セグメント利益は、グローベルス及びライブレントにおいて、販売用不動産における販売原価が減少したこと等により、591百万円(前年同期比53.1%増)となりました。 (投資事業) 投資事業につきましては、主にJトラストアジアが投資事業などを行っております。 営業収益は、196百万円(前年同期は11百万円)、セグメント損益は、Jトラストアジアにおいて、投資事業からの収益を受け取るとともに、受取損害賠償金を計上し、また、訴訟費用を圧縮したこと等により、819百万円のセグメント利益(前年同期は1,595百万円のセグメント損失)となりました。 (その他の事業) その他の事業につきましては、主にJ Sync株式会社が当社グループのシステム開発、コンピュータの運用及び管理業務を行っております。 営業収益は、667百万円(前年同期比10.5%増)、セグメント損失は、27百万円(前年同期は211百万円のセグメント損失)となりました。 ② 資産、負債及び資本の状況 当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ48,605百万円増加し1,319,072百万円となりました。これは主に、銀行業における有価証券が7,103百万円減少した一方で、現金及び現金同等物が29,187百万円、営業債権及びその他の債権が9,566百万円、銀行業における貸出金が9,740百万円増加したこと等により増加したものです。 負債につきましては、前連結会計年度末に比べ43,117百万円増加し1,136,929百万円となりました。これは主に、銀行業における預金が33,422百万円、社債及び借入金が11,864百万円増加したこと等により増加したものです。 資本につきましては、前連結会計年度末に比べ5,487百万円増加し182,143百万円となりました。これは主に、海外子会社等の換算差額の減少等によりその他の資本の構成要素が2,037百万円減少した一方で、親会社の所有者に帰属する当期利益を7,939百万円計上したことにより利益剰余金が6,081百万円増加したこと等により増加したものです。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ29,187百万円増加し、154,515百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、10,624百万円(前年同期は17,124百万円の資金の増加)となりました。これは主に、銀行業における貸出金の増加額が18,374百万円、営業債権及びその他の債権の増加額が12,139百万円、その他の金融資産の増加額が6,079百万円、制限付預金の増加額が5,462百万円とそれぞれ資金が減少した一方で、税引前利益11,633百万円を計上したことや銀行業における預金の増加額が41,572百万円とそれぞれ資金が増加したことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金の増加は、9,090百万円(前年同期は7,461百万円の資金の減少)となりました。これは主に、銀行業における有価証券の取得による支出が124,144百万円と資金が減少した一方で、銀行業における有価証券の売却及び償還による収入が129,611百万円、貸付金の回収による収入が5,000百万円とそれぞれ資金が増加したことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金の増加は、9,097百万円(前年同期は2,286百万円の資金の増加)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が25,419百万円と資金が減少した一方で、長期借入れによる収入が27,525百万円、短期借入金の純増額が10,191百万円とそれぞれ資金が増加したことによるものです。 (2)営業実績 ① 貸付金残高の内訳 区分   前連結会計年度末 (2024年12月31日現在)   当連結会計年度末 (2025年12月31日現在) 金額(百万円)   構成割合(%)   金額(百万円)   構成割合(%) 国内   消費者向   無担保貸付   32   0.0   25   0.0 有担保貸付   290   0.0   243   0.0 小計   323   0.0   268   0.0 事業者向   無担保貸付   0   0.0   0   0.0 有担保貸付   1,870   0.2   9,321   1.1 小計   1,870   0.2   9,321   1.1 合計   2,193   0.2   9,590   1.1 海外   消費者向   無担保貸付   542   0.1   409   0.1 有担保貸付   1,175   0.2   389   0.0 小計   1,717   0.3   799   0.1 事業者向   無担保貸付   -   -   -   - 有担保貸付   17   0.0   16   0.0 小計   17   0.0   16   0.0 営業貸付金 合計   1,734   0.3   815   0.1 銀行業における貸出金   韓国   383,745   47.8   413,148   50.4 インドネシア   256,403   31.9   249,057   30.4 カンボジア   158,747   19.8   147,747   18.0 小計   798,896   99.5   809,953   98.8 合計   800,631   99.8   810,768   98.9 総合計   802,825   100.0   820,359   100.0 (注)貸倒引当金(損失評価引当金)控除前の貸付金残高であります。 ② 商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 日本金融事業(百万円)   -   - 韓国金融事業(百万円)   -   - 東南アジア金融事業(百万円)   -   - 不動産事業(百万円)   12,835   123.1 投資事業(百万円)   -   - その他の事業(百万円)   -   - 内部取引消去(百万円)   -   - 合計(百万円)   12,835   123.1 (注)1.金額は仕入価格によっております。 2.上記金額には消費税等は含まれておりません。 (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中に将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、有価証券報告書提出日現在(2026年3月24日)において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針及び4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容 a.財政状態 当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ48,605百万円増加し1,319,072百万円となりました。これは主に、Jトラスト銀行インドネシアにおいて、インドネシア中央銀行が発行するSBI証券(Sertifikat Bank Indonesia)の保有残高が減少したこと等により銀行業における有価証券が7,103百万円減少した一方で、Jトラスト銀行インドネシアやJT親愛貯蓄銀行において、金融機関等への預け入れが増加したこと等により現金及び現金同等物が29,187百万円増加したことや、日本保証において、大口融資の実行により営業貸付金が、Nexus Cardにおいて、脱毛サロン・美容クリニックに係る割賦取扱高の増加により割賦立替金が増加したこと等により営業債権及びその他の債権が9,566百万円増加したこと、韓国金融事業において、新規貸付の増加等により銀行業における貸出金が9,740百万円増加したこと等により増加したものです。 負債につきましては、前連結会計年度末に比べ43,117百万円増加し1,136,929百万円となりました。これは主に、韓国金融事業において、貸出金の新規貸付増加等に対応する銀行業における預金が33,422百万円、Nexus Cardにおける割賦債権増加に伴う短期借入金の増加等により社債及び借入金が11,864百万円増加したこと等により増加したものです。 資本につきましては、前連結会計年度末に比べ5,487百万円増加し182,143百万円となりました。これは主に、海外子会社等の換算差額の減少等によりその他の資本の構成要素が2,037百万円減少した一方で、親会社の所有者に帰属する当期利益を7,939百万円計上したこと等により利益剰余金が6,081百万円増加したこと等により増加したものです。 b.経営成績 営業収益は、124,265百万円(前年同期比2.5%減)となりました。 主な内訳は以下のとおりです。 営業収益   増加   日本金融事業   Nexus Cardにおいて、割賦取扱高の増加により割賦立替手数料が増加 Jトラストグローバル証券において、堅調な株式市場を受けトレーディング利益が増加 東南アジア金融事業   Jトラスト銀行インドネシアにおいて、金融業務受取手数料が増加 減少   韓国金融事業   貯蓄銀行業務において、銀行業における貸出金が増加したにもかかわらず、為替の影響等により円換算後の貸出金利息収入が減少 貯蓄銀行業務において、保有有価証券の平均残高の減少及び平均金利の低下により有価証券に係る利息収益や売却益が減少 東南アジア金融事業   Jトラスト銀行インドネシアにおいて、銀行業における貸出金が増加したにもかかわらず、平均貸出金利の低下等の影響により貸出金利息収入が減少 Jトラスト銀行インドネシアにおいて、資金の効率的利用のため含み益のある保有社債を積極的に売却したことにより債券の平均残高が減少し有価証券に係る利息収益が減少 不動産事業   販売用不動産における販売収益が減少 営業費用は、79,343百万円(前年同期比6.1%減)となりました。 主な内訳は以下のとおりです。 営業費用   増加   韓国金融事業   JT親愛貯蓄銀行において、大口法人貸付に係る貸倒引当金(損失評価引当金)繰入額が増加 東南アジア金融事業   Jトラスト銀行インドネシアにおいて、追加融資に対する貸倒引当金(損失評価引当金)繰入額が増加 Jトラストロイヤル銀行において、不良債権の未収利息の償却に伴う貸倒損失を計上 減少   韓国金融事業   貯蓄銀行業務において、現地通貨ベースでは銀行業における預金が増加したにもかかわらず、調達金利の低下及び為替の影響等により円換算後の預金利息費用が減少 東南アジア金融事業   銀行業における預金が減少したことに加えて、調達金利の低下、定期預金の減少及び為替の影響等により預金利息費用が減少 不動産事業   販売用不動産における販売原価が減少 販売費及び一般管理費につきましては、Jトラストロイヤル銀行において、慈善活動を行ったことにより寄付金が増加した一方で、同行において、Jトラストシステム株式会社(清算手続中)から取得した無形資産の償却が終了し減価償却費が減少したことや、Jトラストアジアにおいて、訴訟費用を圧縮したこと等により、36,912百万円(前年同期比1.1%減)となりました。 その他の収益につきましては、投資事業からの収益や受取損害賠償金を計上したこと等により、3,444百万円(前年同期比176.0%増)となりました。 その他の費用につきましては、グローベルスにおいて、商標権の減損損失を計上したこと等により、552百万円(前年同期比25.3%増)となりました。 以上の結果、営業利益につきましては、10,902百万円(前年同期比71.6%増)となりました。 金融収益につきましては、為替差益が減少したことや、前期、株式会社エスポア株式の売却に係る投資有価証券売却益を計上したことに比べ減少したこと等により780百万円(前年同期比63.6%減)となりました。 金融費用につきましては、344百万円(前年同期比16.6%減)となりました。 持分法による投資利益は、294百万円(前年同期比46.7%減)となりました。 以上の結果、税引前利益につきましては、11,633百万円(前年同期比34.7%増)となりました。 法人所得税費用につきましては、韓国の貯蓄銀行2行において、繰延税金負債の取崩しとなったこと等により、1,215百万円(前年同期比16.8%減)となりました。 以上の結果、継続事業からの当期利益は、10,418百万円(前年同期比45.2%増)となりました。 非支配持分に帰属する当期利益につきましては、804百万円の非支配持分に帰属する当期利益(前年同期比4.7%減)となりました。 以上の結果、親会社の所有者に帰属する当期利益は、非継続事業からの当期損失1,673百万円を計上したことから、7,939百万円(前年同期比31.4%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりです。 (日本金融事業) 営業収益は、パルティール債権回収において、債権回収の順調な増加に伴い実効金利法に基づく簿価修正益が増加したことや、Jトラストグローバル証券において、堅調な株式市場を受けトレーディング利益が増加したこと、Nexus Cardにおいて、割賦取扱高の増加により割賦立替手数料が増加したことにより、19,001百万円(前年同期比14.3%増)となりました。セグメント利益は、日本保証やNexus Cardにおいて、貸倒引当金(損失評価引当金)繰入額が増加したことや、Jトラストグローバル証券において、IFA事業者支援サービス関連の支払手数料等の費用が増加したものの、業績が順調に推移していることから、7,880百万円(前年同期比11.9%増)となりました。 信用保証業務では、アパートローン、海外不動産担保ローンの保証や前払金保証サービスを中心に信用保証残高が増加しており、安定的な保証料収益の計上が図れました。債権回収業務も好調に推移しており、高い回収力を背景として安定的・継続的な仕入れを実現し買取債権残高も増加しております。 クレジット・信販業務では、脱毛サロン・美容クリニック等の割賦取扱いが好調に推移し、割賦債権の取扱い拡大に伴い割賦立替金残高は継続的に増加しております。 証券業務につきましては、国内は新NISAを契機に投資家層が拡大する一方、ネット証券を中心とした価格競争が継続し、従来型の取引ビジネスは競争環境が一段と厳しさを増しており、さらに富裕層を中心に資産保全・資産成長を重視したアドバイザリーへのニーズが高まり、外貨建て商品・債券・オルタナティブ等を組み合わせた分散投資や資産全体の最適化に対する期待が一層強まるなど、顧客志向の変化が見られる中、得意とする「海外投資のJTG証券」から「ベンチャー企業を応援するJTG証券」「ウェルスマネジメントのJTG証券」の3つのコア領域への拡大を図り、個人金融資産1億円~5億円を保有する富裕層顧客をターゲットとして新規顧客開拓を進めてまいりました。今後も、ウェルスマネジメントの本格稼働に伴い、富裕層向け資産管理サービスの本格化、顧客基盤の深耕と預り資産の積み上げを加速してまいります。 (韓国金融事業) 営業収益は、貯蓄銀行業務において、銀行業における貸出金が増加したにもかかわらず、為替の影響等により円換算後の貸出金利息収入が減少となったことや、JT親愛貯蓄銀行において、保有有価証券の平均残高の減少及び平均金利の低下により有価証券に係る利息収益や売却益が減少したこと、また、JT貯蓄銀行において、債権売却益が減少したこと等により、43,508百万円(前年同期比4.3%減)となりました。セグメント利益は、JT親愛貯蓄銀行において、大口法人貸付に係る貸倒引当金(損失評価引当金)繰入額が増加した一方で、貯蓄銀行2行において、銀行業における預金が増加したにもかかわらず、調達金利の低下及び為替の影響等により円換算後の預金利息費用の増加が抑えられたことや、不良債権の売却に係る債権売却損が減少したこと等により、2,442百万円(前年同期比135.5%増)となりました。 前々連結会計年度において、調達金利の上昇による預金利息費用の増加や、コロナ禍以降の韓国経済の悪化に伴う債権の不良化に対する貸倒引当金(損失評価引当金)の追加引当等の影響により、貯蓄銀行業務において大幅な赤字を計上いたしましたが、前連結会計年度において、ようやく改善が見られ黒字転換を達成したことに続き、当連結会計年度においても2期連続での黒字となり順調に成長しております。前連結会計年度において、基準金利が一部引き下げられたことにより、調達金利は低下し利息費用は減少しておりますが、更なる預貸金利スプレッドの拡大により営業費用の最小化を図るため、銀行業における預金について、適正な残高維持に努めるとともに、預金金利等について他行状況を勘案し、預金利息費用の削減を図りました。また、経費削減に努めるとともに、貸倒引当金(損失評価引当金)繰入額を減少させるため、短期延滞債権の回収強化や、大型不良債権のリファイナンシング等を通じた戻入れ等対策を行っております。今後も各種金融政策により厳しい状況が続くものと予想されますが、徹底した延滞管理を通じて貸倒費用の抑制に努めるとともに、COF(調達金利)の低下、不良債権の戦略的な売却及び償却による利益創出の最大化等、収益確保に向けて対策を講じてまいります。 (東南アジア金融事業) 営業収益は、JTIIにおいて、買取債権回収益が増加したことや、Jトラスト銀行インドネシアにおいて、金融業務受取手数料が増加した一方で、Jトラスト銀行インドネシアにおいて、銀行業における貸出金が増加したものの、平均貸出金利の低下等の影響により貸出金利息収入が減少したことや、資金の効率的利用のため含み益のある保有社債を積極的に売却したことにより債券の平均残高が減少し有価証券にかかる利息収益が減少したこと等により、45,805百万円(前年同期比4.1%減)となりました。セグメント利益は、Jトラスト銀行インドネシアにおいて、銀行業における預金が減少したことに加えて、調達金利の低下及び為替の影響等により預金利息費用が減少したことや、Jトラストロイヤル銀行において、Jトラストシステム株式会社(清算手続中)から取得した無形資産の償却が当連結会計年度中に終了したこと等により減価償却費が減少した一方で、Jトラスト銀行インドネシアにおいて、追加融資に対する貸倒引当金(損失評価引当金)を積み増したことや、Jトラストロイヤル銀行において、不良債権の未収利息の償却に伴う貸倒損失を計上したことや、慈善活動を行ったことによる寄付金の計上等により、1,036百万円(前年同期比31.3%減)となりました。 Jトラスト銀行インドネシアでは、収益確保のため、貸出増強に向けたミーティングをビジネス部門と日次実施し、ビジネス/審査部門の連携強化による体制の見直しにより、不良債権リスク低減を図りつつ金利収入を最大限享受するため積極的に貸出残高、社債残高の積み上げを図っており、この結果、銀行業における貸出金残高が順調に増加しております。インドネシアの基準金利につきましては、インフレ率が低水準にあることから、2025年9月に4.75%に利下げが実施されましたが、今後、金利の変動に柔軟に対応し、定期的に調達金利、貸出金利の調整を行ってまいります。また、利益確保のため、厳格な審査体制のもと不良債権管理強化に努め不良債権比率の低下や貸倒費用の削減を図るとともに、マーケティング活動の一環として、様々な預金プログラムや特典付きイベント等の企画を通じて、新規預金口座開設を積極的に推進し、COF(調達金利)の低下、CASA(流動比率)の増加を図りました。さらに大手デベロッパーとの間で積極的に住宅販売に係る業務提携を推進しており、更なる収益拡大に繋げております。 債権回収業務では、債権の新規買取を強化するとともに、債権回収について回収困難債権に対する掘り起こしの強化等により買取債権回収益の増加が図れました。今後、収益機会の拡大や回収の最大化に努め、貸倒引当金(損失評価引当金)繰入額の削減に努めてまいります。 カンボジアはタイとの紛争の影響等で景気が後退しているものの、業績面での影響はありません。Jトラストロイヤル銀行では、2026年度から予定されているカンボジア中央銀行による自己資本比率規制の強化を踏まえ、ポートフォリオの中身の調整と不良債権を減らすことに注力しており、積極的な不良債権管理により損失の最小化に努めております。翌期も資金調達コストの削減、手数料収入の増加等を通じて、安定した収益計上を見込んでおります。 (不動産事業) 営業収益は、主にグローベルス及びライブレントにおいて、販売用不動産における販売収益が減少したことにより、15,742百万円(前年同期比9.5%減)となりました。また、セグメント利益は、販売用不動産における販売原価が減少したこと等により、591百万円(前年同期比53.1%増)となりました。 不動産事業では、資材高騰による費用負担の増加や金利上昇に伴う投資家の投資意欲減退による営業収益の減少が課題となっておりますが、そのような中でもJグランドにおいては、業績が毎年順調に拡大しております。今後も、富裕層を対象とした投資用物件をメインの事業に据えることで、事業規模の拡大を目指してまいります。また、当連結会計年度に不動産特定共同事業許可を取得し、クラウドファンディング事業展開も開始するなど、投資家層の更なる開拓を図っております。さらに事業規模の拡大のため、専任の販売担当者を置き、富裕層顧客への資産管理を含めた提案型販売を行うことにより、富裕層顧客の増加及び長期的な信頼関係を構築してまいります。 (投資事業) 営業収益は、196百万円(前年同期は11百万円)、セグメント損益は、Jトラストアジアにおいて、投資事業からの収益や、受取損害賠償金を計上するとともに、訴訟費用を圧縮したこと等により、819百万円(前年同期は1,595百万円のセグメント損失)となりました。これまでの投資事業からの収益の確保に努めるとともに、Group Lease PCLに対して行った投資資金の回収に努めてまいります。 (その他の事業) 営業収益は、667百万円(前年同期比10.5%増)、セグメント損失は、27百万円(前年同期は211百万円のセグメント損失)となりました。 c.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、韓国の貯蓄銀行2行において、銀行業における貸出金が増加したことや、日本保証及びNexus Cardにおいて、営業債権及びその他の債権が増加したこと、JT親愛貯蓄銀行において、その他の金融資産が増加したこと、及びJトラスト銀行インドネシアにおいて、制限付預金が増加したこと等により資金が減少した一方で、税引前利益を計上したことに加えて、Jトラスト銀行インドネシア及びJトラストロイヤル銀行において、銀行業における預金が増加したことや、株式会社ガイアに対する貸付金の回収、短期借入金の純増等により資金が増加した結果、前連結会計年度末に比べ29,187百万円増加し、154,515百万円となりました。 なお、キャッシュ・フローの詳細は、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 「3 事業等のリスク」をご参照ください。 ④ 資本の財源及び資金の流動性 ・財務政策 当社グループの資金需要の主なものは、当社グループ各社の経常的な運転資金のほか、当社グループの長期的な成長に資する企業のM&Aに要する資金であります。 資金需要に対しては、原則としてグループ各社の営業活動により生ずる手元流動資金を充当する方針としており、グループ全体の効率的な資金活用に努めておりますが、必要に応じて外部からの資金調達を検討することとしております。 外部からの資金調達の手法としては、金融機関からの借入や社債、コマーシャルペーパーの発行、貸付債権の流動化(証券化)等であり、今後も資金調達環境や条件等を総合的に勘案して対応してまいります。 なお、当連結会計年度末においての社債及び借入金の残高は81,173百万円となっており、前連結会計年度末と比較し11,864百万円増加しております。

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出典

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