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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

リコーリース

RICOH LEASING COMPANY,LTD.8566 · Prime · その他金融業

リコーグループのリース会社。事務用機器から医療機器、太陽光発電まで幅広いアセットのファイナンスリース・オペレーティングリースを提供する総合リース企業。

概要

リコーリースは、株式会社リコーの持分法適用会社であり、リース&ファイナンス、サービス、インベストメントの3セグメントで事業を展開する総合金融サービス企業である。2026年3月期の連結売上高は3,386億円、営業利益206億円、従業員数1,686名。祖業であるリコー製品の販売支援リースを軸に、約40万社の顧客基盤を持ち、法人向け融資、請求書代行、太陽光発電など多様なサービスを提供する。

リース&ファイナンスを中核に3事業を展開

当社グループは、リース&ファイナンス事業、サービス事業、インベストメント事業の3セグメントで構成される。リース&ファイナンス事業は、事務用・情報関連機器、医療機器、産業工作機械、車両・輸送用機器等のファイナンスリース・オペレーティングリース、割賦販売、法人向け融資・業界特化型融資・マンションローン等の貸付を提供する。同事業の主力は、リコーグループ製品をリース物件として顧客に提供する「販売支援リース」であり、約40万社の顧客基盤を支える。サービス事業は、請求書発行・売掛金回収代行、医療・介護報酬ファクタリング、債権保証、リロケーションマネジメント、サービスアパートメント、介護施設運営等を展開。インベストメント事業は太陽光発電、住宅賃貸・不動産関連への投資・運用を行う。3セグメントの連携により、金融機能に加え、BPOやアセット運用を一体化したソリューションを提供している。

リコーグループとの連携が生む競争力

当社は株式会社リコーの持分法適用会社であり、リコーグループの一員として行動する。リコーグループはデジタルサービス、デジタルプロダクツ、グラフィックコミュニケーションズ、インダストリアルソリューションズ等を展開しており、当社はこれらの製品の販売を支援するリース・金融サービスを提供する。特に、リコー製品の販売支援リースは当社の主要な活動であり、リコーグループの販売網を通じて顧客にリース・割賦販売を提案する。2020年3月には株式会社リコー、みずほリース株式会社との3社間業務提携契約を締結し、連携を強化。また、子会社テクノレント㈱は計測機器等のレンタル、東京ビジネスレント㈱は住宅ローン保証を提供し、グループ全体で幅広いニーズに対応する。

安定した収益基盤と財務体質

当社の収益構造は、リース&ファイナンス事業が売上の過半を占め、サービス事業とインベストメント事業が続く。過去12年間の連結売上高は2,340億円(2013年3月期)から3,386億円(2026年3月期)へ拡大し、営業利益は206億円、当期純利益は128億円。営業利益率は約6.1%と安定している。資産規模はリース資産や営業貸付金を中心に拡大し、2026年3月末の貸付金残高は2,946億円(特定金融会社開示基準)。資金調達は金融機関借入(855億円)や社債・CP(240億円)により行われ、平均調達金利は1.00%と低利を維持。自己資本は2,417億円と高水準で、資本収益性を重視した経営を推進している。

4つの連結子会社が支えるサービス網

当社グループは、リコーリース単体に加え、4つの連結子会社により構成される(2026年3月末時点)。テクノレント株式会社は計測機器・情報関連機器のレンタル事業を担い、2026年4月に当社に吸収合併された。東京ビジネスレント株式会社は住宅ローンの保証業務を提供。エンプラス株式会社はリロケーションマネジメント事業やサービスアパートメント企画・運営・紹介等、企業の転勤・移住支援サービスを展開。株式会社Welfareすずらんは介護施設・老人ホームの運営を行い、高齢化社会の需要に対応する。これらの子会社は、当社のリース事業を補完し、サービス事業の拡大に貢献している。また、2020年にエンプラス株式、2022年にWelfareすずらん株式を取得し、事業領域を拡張した。

業界の中での役割は総合リース・ファイナンス会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,386億円
営業利益
206億円
営業利益率
6.1%
純利益
128億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
リース& ファイナンス事業3,164億円93.4%208億円6.6%
インベストメント 事業119億円3.5%18億円15.1%
サービス 事業103億円3.0%11億円10.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01リース&ファイナンス事業主力

事務用・情報関連機器、医療機器、産業工作機械、車両・輸送用機器等のファイナンスリース・オペレーティングリース、割賦販売、法人向け融資・業界特化型融資・マンションローン等の貸付を提供。リコー製品の販売支援リースが主要な活動。また、子会社テクノレント㈱は計測機器等のレンタル事業、東京ビジネスレント㈱は住宅ローン保証事業を展開。

主な製品・サービス6
ファイナンスリース
顧客が選定した物件を当社が購入し、リース期間中にリース料を回収する取引。満了時に物件を売却する場合もある。
オペレーティングリース
リース期間が物件の経済的耐用年数より短いリース。中途解約可能なものもある。
割賦販売
リース取引の満了・中途解約に伴う物件売却等を含む分割販売。
法人向け融資
企業向けの資金貸付。業界特化型融資やマンションローン等。
レンタル事業
子会社テクノレント㈱が計測機器・情報関連機器等のレンタルを提供。
住宅ローン保証
子会社東京ビジネスレント㈱が住宅ローンの保証業務を提供。

02サービス事業準主力

請求書発行・売掛金回収等の代行サービス、医療・介護報酬ファクタリング、債権保証、リロケーションマネジメント、サービスアパートメント企画・運営・紹介、介護施設・老人ホーム運営等。多様な事業を展開。

主な製品・サービス6
請求書代行サービス
請求書発行・売掛金回収等を代行するアウトソーシングサービス。
医療・介護報酬ファクタリング
医療機関・介護事業者の報酬債権を買い取り、資金化するサービス。
債権保証
取引先の債権回収を保証するサービス。
リロケーションマネジメント
企業の転勤・移転に伴う住居手配等のトータルサポート。
サービスアパートメント
家具・家電付きの賃貸住宅の企画・運営・紹介。
介護施設運営
子会社㈱Welfareすずらんによる介護施設・老人ホームの運営。

03インベストメント事業副次

太陽光発電事業、住宅賃貸・不動産関連等への投資・運用。再生可能エネルギーや不動産アセットを対象に収益獲得。

主な製品・サービス2
太陽光発電事業
太陽光発電設備への投資・発電事業。
住宅賃貸・不動産関連投資
賃貸住宅や不動産関連への投資・運用。

製品と技術

ファイナンスリースとオペレーティングリース

リース&ファイナンス事業の中核は、ファイナンスリースとオペレーティングリースの二つのリース形態である。ファイナンスリースは、顧客が選定した物件を当社が購入し、リース期間中にリース料を回収する取引。満了時には物件を売却する場合もある。オペレーティングリースは、リース期間が物件の経済的耐用年数より短く、中途解約可能なものもある。取扱物件は、事務用・情報関連機器、医療機器、産業工作機械、車両・輸送用機器など多岐にわたる。特に、リコーグループの複合機やプリンターなどの販売に伴う「販売支援リース」が主要な活動であり、約40万社の顧客基盤の多くがこのリースを通じてリコー製品を利用している。また、割賦販売はリース取引の満了・中途解約に伴う物件売却等を含み、顧客のニーズに柔軟に対応する。

請求代行・ファクタリング・BPOのサービス群

サービス事業では、金融機能に加え、企業のバックオフィス業務を支援するBPOサービスを提供する。看板サービスは「請求書代行サービス」で、請求書発行・売掛金回収等を代行する。学校徴収金等の分野でも伸長している。医療・介護報酬ファクタリングは、医療機関や介護事業者が持つ公的保険報酬債権を買い取り、早期資金化を可能にするサービスで、利用ニーズは堅調である。2023年には債権保証事業を開始し、取引先の債権回収リスクを軽減する。また、子会社エンプラス㈱を通じて、企業の転勤・移転をトータルサポートするリロケーションマネジメントや、家具・家電付きのサービスアパートメントの企画・運営・紹介を展開。㈱Welfareすずらんは介護施設・老人ホームを運営し、高齢化社会のニーズに応える。

太陽光発電と不動産投資のインベストメント事業

インベストメント事業は、太陽光発電事業と住宅賃貸・不動産関連投資の二軸で構成される。太陽光発電事業では、発電設備への投資を通じて売電収入を得る。再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を活用し、長期安定的な収益を目指す。住宅賃貸事業は、賃貸住宅や不動産関連の信託受益権等への投資を行い、賃料収入や売却益を得る。2026年3月期の同事業の契約実行高は、前期に物流施設向け信託受益権投資が大きく伸長した反動で減少したが、資産残高は増加した。この事業は、リース事業で培ったアセットマネジメント能力を活かし、非連動型の収益源として位置づけられており、CDP気候変動レポートAリスト選定にも寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他金融業のなかでの位置

中堅リース会社、リコーグループ内需型

リコーリースは、リコーグループの金融子会社としてリース事業を展開する中堅企業。連結売上高は約3,000億円台で、同業他社である日本リース、オリックスなどと比較すると規模は小さい。グループ内の需要に支えられ安定した収益基盤を持つが、海外比率は低く、国内の設備投資動向に業績が左右されやすい。競合のMFSやNEXYZ.Groupは中小企業向けリースに強みを持つが、リコーリースはグループシナジーを活かした提案力が特徴。

強み

  • 親会社リコーの機器販売に伴うリース需要を安定的に獲得できる基盤を持つ。
  • 大手に比べ組織が小さく、顧客ニーズに合わせた機動的なリース提案が可能。
  • 情報機器から工作機械まで幅広いアセットを取り扱い、リスク分散が利く。
  • 財務体質が堅実で、自己資本比率は業界平均並みに維持している。

課題

  • リコーグループの販売動向に業績が連動し、外部市場への拡大が限定的。
  • リース業界は低金利下での競争が激しく、大手に対し規模の劣位が課題。
  • 海外比率が低く、成長著しいアジア市場への進出が十分でない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

証券・カード・リースの時価総額近傍。太字がリコーリース

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18628松井証券3,067億円19.7倍
24373シンプレクス・ホールディングス2,840億円26.5倍
38609岡三証券グループ2,751億円11.2倍
48616東海東京フィナンシャル・ホールディングス2,319億円13.6倍
52127日本M&Aセンターホールディングス2,224億円16.8倍
68566リコーリース2,125億円16.3倍
78511日本証券金融2,042億円19.0倍
88698マネックスグループ1,797億円16.5倍
98584ジャックス1,705億円10.0倍
108585オリエントコーポレーション1,468億円11.3倍
117148FPG1,414億円9.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(証券・カード・リース)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

リコークレジットとしてクレジット・リース事業を開始した1976年

1976年12月、リコークレジット株式会社として東京都中央区銀座に設立。当初は事務用機器のクレジット販売および金融機関提携ローンを中心とした融資事業を営んだ。翌1977年1月には東京、横浜、千葉、埼玉に営業所を開設し、全国展開の基盤を整備。同年6月にはリース事業を開始し、1978年には車両リース、1979年にはレンタル事業、1980年には車両ローンと順次事業領域を拡大した。1981年には子会社東京ビジネスレントを設立し、住宅ローン保証事業に参入。1984年2月には売掛金集金代行事業を開始し、同年4月に商号をリコーリース株式会社に変更。設立から8年でリース・レンタル・代行サービス等多角化の基礎を築いた。

東証上場と品質認証で業界を先導した1996年〜2003年

1996年1月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。2001年3月には市場第一部に指定され、企業規模の成長を示した。品質管理面では、2000年11月に販売支援リース分野で初のISO9001認証を取得。2001年11月にはISO14001、2003年10月には情報セキュリティのISMS認証をリース会社で初めて取得するなど、業界を先駆ける取り組みを行った。同年12月には債権管理プロセス向上のため、関東・近畿にコンタクトセンター・オペレーションセンターを開設。コンプライアンス本部も設置し、内部統制を強化した。また、1997年11月には本社を銀座七丁目に移転し、事業拡大に対応した。

テクノレント買収でレンタル事業に参入した2005年

2005年12月、テクノレント株式会社の株式70%を取得し、計測機器等のレンタル事業に参入。2011年10月には介護報酬ファクタリングサービスを開始し、医療・介護分野へ進出。この間、2008年11月には本社を江東区東雲に移転した。リース事業に加え、サービス事業の拡充を図り、集金代行やファクタリングなど金融以外のサービスを強化。2019年1月にはテクノレントの株式を追加取得し完全子会社化し、レンタル事業をグループ内に統合した。また、2017年7月には住宅賃貸事業を開始し、インベストメント事業の基盤を構築。多角化を着実に進めた。

リコー・みずほリースとの業務提携とガバナンス改革(2020年)

2020年3月、株式会社リコー、みずほリース株式会社との3社間業務提携契約を締結し、連携を強化。同年6月には本社を千代田区紀尾井町に移転するとともに、監査等委員会設置会社に移行し、コーポレートガバナンスを強化した。2020年11月にはエンプラス株式会社の株式を取得し、リロケーションマネジメント事業へ参入。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場へ移行。2023年4月には債権保証事業を開始し、サービス事業を拡充。2024年2月には本社を現在の港区東新橋に移転し、執務環境を整備した。

プライム市場移行とCDP最高評価の2022年〜2026年

2022年4月、プライム市場へ移行。2023年4月に債権保証事業を開始し、事業領域を拡大した。2024年2月の本社移転後、2026年2月にはCDP気候変動レポートにおいて最高評価「Aリスト企業」に選定され、環境への取り組みが国際的に認められた。また、2026年4月には子会社テクノレントを吸収合併し、as a Service分野とベンダーリースを統合。新たな中期経営計画(26-28中計)をスタートさせ、セグメントを「ベンダー&カスタマーソリューション事業」「BPO&サービス事業」「環境・不動産事業」に再編。設立50周年に向け、持続的な成長を目指す体制を整えた。

年表33件を開く

1970年代

  • 1976年12月創業リコークレジット株式会社として設立。本社を東京都中央区銀座六丁目14番6号に置き、事務用機器を中心にクレジット販売事業及び金融機関提携ローンを中心とした融資事業の営業開始
  • 1977年1月東京、横浜、千葉、埼玉の各営業所を開設 その後全国各地に支社、支店、営業所等を開設
  • 1977年3月本社所在地を東京都港区南青山一丁目15番5号に移転
  • 1977年6月事務用機器を中心にリース事業の営業開始
  • 1978年3月車両のリース取扱い開始
  • 1979年2月本社所在地を東京都中央区銀座六丁目11番5号に移転
  • 1979年7月レンタル事業の営業開始

1980年代

  • 1980年7月車両ローンの取扱い開始
  • 1981年4月創業本社所在地を東京都中央区銀座七丁目11番15号に移転 東京ビジネスレント株式会社を設立
  • 1984年2月売掛金集金代行事業の営業開始
  • 1984年4月商号変更商号をリコーリース株式会社に変更
  • 1986年3月ファクタリング事業の営業開始

1990年代

  • 1996年1月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1997年11月本社所在地を東京都中央区銀座七丁目16番3号に移転

2000年代

  • 2000年11月ISO9001を取得(販売支援リース分野では当社が初めて)
  • 2001年3月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2001年11月ISO14001を取得
  • 2003年10月コンプライアンス本部設置と同時に、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)適合性評価制度の認証を取得(リース会社では当社が初めて)
  • 2003年12月債権管理プロセスの品質向上を目指し、関東及び近畿にそれぞれコンタクトセンター、オペレーションセンターを開設
  • 2005年12月テクノレント株式会社の株式を70%取得
  • 2008年11月本社事務所を東京都江東区東雲一丁目7番12号に移転

2010年代

  • 2011年10月介護報酬ファクタリングサービス事業開始
  • 2017年7月住宅賃貸事業の営業開始
  • 2019年1月M&Aテクノレント株式会社の株式を追加取得し、完全子会社化
  • 2019年5月株式報酬制度を導入

2020年代

  • 2020年3月株式会社リコー、みずほリース株式会社と3社間の業務提携契約を締結
  • 2020年6月本社所在地を東京都千代田区紀尾井町4番1号に移転 監査等委員会設置会社に移行
  • 2020年11月エンプラス株式会社の株式を取得
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年12月株式会社Welfareすずらんの株式を取得
  • 2023年4月債権保証事業の営業開始
  • 2024年2月本社事務所を東京都港区東新橋一丁目5番2号に移転
  • 2026年2月CDP気候変動レポートにおいて最高評価「Aリスト企業」に選定

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上総利益2029年3月期まで551億円
  • 営業利益2029年3月期まで210億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2029年3月期まで145億円
  • ROA(総資産当期純利益率)2029年3月期まで0.93%
  • ROE(自己資本利益率)2029年3月期まで5.7%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    中核事業の強化と成長分野の基盤確立

    ベンダーリースとas a Serviceを統合した「ベンダー&カスタマーソリューション事業」を中核に、競争優位性の強化と「ベンダーリースダントツNo.1」を目指す。BPO・サービス事業では債権保証サービスを新たな成長の柱とし、環境・不動産事業では再生可能エネルギーや不動産投融資を拡大する。

  2. 02

    人財・ITへの成長投資

    企業価値向上の源泉を人的資本と位置づけ、変革を推進できる人財の育成・確保に取り組むとともに、DX・AI活用で業務プロセスの高度化・効率化を推進。創出した経営資源を強化分野や成長分野へ再配分し、持続的な事業成長につなげる。

  3. 03

    適切な財務レバレッジを前提とした株主還元

    自己資本比率15%程度を維持しつつ、累進配当を基本方針とする。創業50周年を機に2026年度から6年間にわたり追加的な株主還元を実施し、財務レバレッジの適正水準化を図る。

  4. 04

    中長期ビジョン「リースの可能性を広げ、中小企業を支える基盤へ」

    祖業のベンダーリースを軸に、約40万社の顧客基盤と堅実なオペレーションを強みとして、環境・不動産・BPOなどへ事業領域を拡張。中小企業向けに総合的な経営インフラを提供する存在を目指す。

  5. 05

    付加価値分配計算書の開示による透明性向上

    成長投資と株主還元を含む付加価値の総額及び分配結果を「付加価値分配計算書」として経営指標とともに開示し、企業価値向上のプロセスの透明性を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,686人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は808万円で、9期前と比べて+19.0%平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は13.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月916
2018年3月908
2019年3月67941.114.2972
2020年3月69341.013.81,042
2021年3月68140.713.61,156
2022年3月69340.813.41,227
2023年3月71541.113.71,588
2024年3月76341.313.51,641
2025年3月76941.513.51,6571,310
2026年3月80841.513.51,6861,222

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率25.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率80.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)64.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主な関係会社
  • 国内
    テクノレント㈱(注)
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    東京ビジネスレント㈱
    東京都江東区
    議決権100.0%
  • 国内
    エンプラス㈱
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱Welfareすずらん
    愛知県名古屋市守山区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱リコー(注)
    東京都大田区
    議決権33.7%
  • 国内
    みずほリース㈱(注)
    東京都港区
    議決権20.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    LAN端末の借入(本省、管区行政評価局及び行政評価事務所等分)
    総務省 · 2016-01-27
    4.5億円
  • 調達
    <再度公告>中央合同庁舎第2号館空調・機械設備監視装置の賃貸借
    総務省 · 2017-05-31
    1億円
  • 調達
    パーソナルコンピュータの賃貸借及び保守992式
    農林水産省 · 2020-05-27
    8,831万円
  • 調達
    パーソナルコンピュータの賃貸借及び保守545式
    農林水産省 · 2017-08-28
    4,440万円
  • 調達
    パーソナルコンピュータの賃貸借及び保守398式
    農林水産省 · 2019-09-19
    3,908万円
  • 調達
    大阪障害者職業能力開発校における職業訓練用機器のリース業務委託契約
    厚生労働省 · 2023-12-04
    3,675万円
  • 調達
    マンモグラフィ装置の賃貸借及び保守
    宮内庁 · 2024-12-03
    3,671万円
  • 調達
    大阪障害者職業能力開発校における職業訓練用機器のリース業務委託契約
    厚生労働省 · 2024-10-16
    3,043万円
  • 調達
    オフセット印刷機一式の賃貸借
    外務省 · 2020-08-06
    2,424万円
  • 調達
    船員労務監査情報照会システム携帯情報端末(パソコン)賃貸借
    国土交通省 · 2023-04-03
    2,321万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は3,386億円営業利益206億円前期と比べると増収減益で、売上が+8.5%、利益が-5.1%。

売上高
+8.5%
3,386億円
営業利益
-5.1%
206億円
純利益
-18.5%
128億円
営業利益率
6.1%
前期比 -0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,700億円3,386億円
営業利益176億円206億円
純利益119億円128億円
1株あたり配当¥256¥256

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、営業収益は873億円、営業利益は47億円。前年の2024年1Qと比べると、営業収益は+12.5%、営業利益は−11.3%。

対象期間営業収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q74226
2024年1Q776536.89
2024年2Q777628.045
2024年3Q797556.929
2024年4Q73330
2025年2Q1,5371147.483
2025年4Q1,5851036.574
2026年2Q1,7091116.563
2026年4Q1,677955.765
2027年1Q873475.433

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、営業収益は2,340億円から3,386億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は6.1%。営業収益は3期連続で増加。

決算期営業収益億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2,340169102
2014年3月2,45915996
2015年3月2,587164101
2016年3月2,759168110
2017年3月2,911172118
2018年3月3,043164113
テクノレント株式会社の株式を追加取得し、完全子会社化
2019年3月3,140174119
2020年3月3,323171118
2021年3月3,263175120
2022年3月3,039195135
2023年3月2,989216149
2024年3月3,083215113
2025年3月3,1222172207.0157
2026年3月3,3862062106.1128

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

営業収益3,386億円のうち、営業利益として残るのは206億円6.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は128億円、売上の3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値10.8%を下回る水準。

営業収益を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.2%2,884億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.7%295億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.1%206億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.8pt
6.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.0pt
3.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.0pt
5.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−517億円、投資CFが−132億円で、差し引きのフリーCFは−649億円期末の手元現金は72億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月−495−95038
2014年3月−491−11600106
2015年3月−474−113866
2016年3月−312−1335536
2017年3月−129−1313731
2018年3月−366−1337728
2019年3月−399−6045221
2020年3月−794−2179989
2021年3月389−218−70110
2022年3月91−95−5848
2023年3月−169−173435141
2024年3月−8−1345050
2025年3月−944−1231,03113
2026年3月−517−13270872

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1.5兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2,417億円で、自己資本比率は16.5%(業種中央値24.7%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月0.701,1920.5817.0
2014年3月0.791,2720.6616.1
2015年3月0.831,3610.6916.4
2016年3月0.881,4560.7316.5
2017年3月0.921,5600.7616.9
2018年3月0.971,6590.8017.0
2019年3月1.041,7440.8716.8
2020年3月1.151,8170.9715.8
2021年3月1.161,9130.9716.5
2022年3月1.182,0150.9817.1
2023年3月1.242,1171.0317.1
2024年3月1.252,2191.0317.8
2025年3月1.382,3411.1417.0
2026年3月1.472,4171.2216.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
72億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,194億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1.2兆円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
23
/ 100
安定性自己資本比率11 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他金融業 39社との比較

同じその他金融業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業収益成長率39社中22位あたり、逆に低いのはROE39社中30位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.4%/中央値 10.4%
P25 5.5%P75 18.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.1%/中央値 10.8%
P25 5.0%P75 22.2%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
16.5%/中央値 24.7%
P25 12.9%P75 44.0%
営業収益成長率前期からの売上の伸び
8.5%/中央値 10.7%
P25 4.5%P75 16.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.8%/中央値 3.7%
P25 2.7%P75 4.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥6,800で、1年前と比べて+23.0%過去52週の値幅のなかでは89%の位置にある。

¥6,800-1.2%1ヶ月+3.8%1年+23.0%時価総額2,125億円
過去52週の値幅
安値¥5,530高値¥6,950

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.3倍
PER (会社予想)17.6倍
PBR0.87倍
配当利回り3.76%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で+12.85%と急伸し、25日線(6455.6円)を大きく上抜け。週足は上昇トレンドを形成し、52週高値6890円に肉薄。出来高は平均を上回る水準で推移しており、買い意欲強い。一方、RSI75と過熱感も。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 16.5倍は業界平均17.3倍を下回り、PBR 0.87倍は同平均1.75倍の約半分で割安感が強い。ROE 5.4%は低めだが、配当利回り2.7%は平均3.44%を下回り増配余地に乏しい。収益は増収傾向も利益は2026/3期に減少予想で、成長鈍化リスクを考慮すればほぼ妥当な評価とも言える。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.3倍17.4倍
PER (予想)17.6倍
PBR0.87倍1.81倍
ROE5.4%12.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

リコーリースの投資論点は、安定したリース収益と高い配当利回りが評価される一方、低い自己資本利益率(ROE5.4%)と成長性の鈍さが課題。強気派はグループ内の安定受注と財務健全性を評価し、弱気派は業界競争の激化と金利上昇リスクを懸念する。PER16.5倍、PBR0.87倍と割安感はある。

プラスに働く材料7
  • 安定した収益基盤

    リース契約によるストック収益が売上の大半を占め、業績変動が小さい。

  • 高配当利回り

    配当利回り2.7%と安定的な株主還元が魅力。

  • 財務の健全性

    PBR1倍割れで割安感があり、自己資本は厚い。

  • IT投資需要増加によるリース契約増加2026年度影響

    企業のIT投資拡大でリース契約高が+5%増加、経常利益10億円寄与

  • 2026年3月期の純利益130億円超なら評価回復2026年3月期影響

    市場予想を上回る純利益130億円以上なら業績懸念後退

  • 低PBR0.87倍の是正期待継続影響

    PBR0.87倍は1倍割れ、業績改善で1倍回復も

  • 配当利回り2.7%の下支え継続影響

    安定的な配当利回りが株価下支え、株主還元姿勢評価

マイナスに働く材料7
  • 低い成長性

    売上高の伸びは年3%程度で、利益成長も限定的。

  • 競争激化

    リース業界は競合が多く、金利競争で収益率が低下しやすい。

  • 金利上昇リスク

    調達金利上昇が利ザヤを圧迫する可能性。

  • 2026年3月期の営業利益206億円と前期比5%減2026年3月期影響

    営業利益は前期比5%減の206億円計画、コスト増とリース料率低下

  • 資金調達コスト上昇による利ざや悪化金融政策次第影響

    金利上昇で調達コスト増、利益率0.2%程度押し下げ

  • リース資産の減損リスク不定影響

    回収不能リース資産の増加で与信費用が10億円超拡大

  • 競合との価格競争激化継続影響

    リース料率競争で新規契約の利ざや縮小、利益5億円程度減少

次の決算で確かめる点
リース取扱高
リース需要の動向を示す先行指標。
営業利益率
収益性の推移を確認。金利競争の影響を受けやすい。
ROE
現在5.4%と低く、改善が株主価値向上の鍵。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり256で、前期から+2.8%いまの株価に対する利回りは3.76%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥256
1株あたり
配当利回り
3.76%
いまの株価に対して
配当性向
47.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月6016.3
2018年3月7016.719.8
2019年3月8014.321.1
2020年3月9012.524.3
2021年3月955.626.7
2022年3月12026.329.4
2023年3月14520.832.0
2024年3月1503.442.1
2025年3月18020.036.8
2026年3月1852.847.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥256

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ53,102人。区分でいちばん多いのは事業法人53.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が62.2%を占め、残る37.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人54.054.054.154.254.253.7
個人・その他16.819.622.524.224.925.7
外国法人19.816.313.410.910.511.3
金融機関8.89.08.29.69.28.5
自己株式1.31.31.31.31.01.0
証券会社0.51.11.71.11.20.8
外国人個人0.00.00.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社リコー33.22
02みずほリース株式会社19.72
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.01
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.93
05STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)1.62
06THE BANK OF NEW YORK, TREATY JASDEC ACCOUNT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.49
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)1.42
08BNYMSANV RE BNYMIL RE WS MORANT WRIGHT NIPPON YIELD FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.98
09BNYMSANV RE BNYMIL RE WS MORANT WRIGHT JAPAN FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.80
10リコーリース社員持株会0.69

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+27%、1株純資産は14期で+106%。直近期のROEは5.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月3273,8078.97.813.4
2014年3月3064,0617.88.014.9
2015年3月3254,3447.711.015.8
2016年3月3544,6447.99.515.9
2017年3月3774,9757.89.516.3
2018年3月3625,2897.19.719.8
2019年3月3835,5887.08.721.1
2020年3月3835,8946.67.424.3
2021年3月3906,2076.48.926.7
2022年3月4376,5366.97.629.4
2023年3月4826,8687.27.932.0
2024年3月3667,2005.214.642.1
2025年3月5087,5946.910.836.8
2026年3月4167,8415.414.047.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

20名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は20名。2026/3期の役員報酬は総額283百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
中村徳晴代表取締役61
佐野弘純取締役63
大澤洋取締役62
戎井真理取締役65
原澤敦美取締役59
一ノ瀬隆取締役69
入佐孝宏取締役60
野地彦旬取締役67
内村裕也取締役58
大森みどり取締役65
川島時夫取締役(監査等委員)67
中沢ひろみ取締役(常勤監査等委員)61
残りの役員8名を開く
氏名役職年齢保有株数
深山徹取締役(監査等委員)62
松上恵美611,437
河野満取締役55
遠藤直子取締役48
小林一則取締役59
廣瀬俊朗取締役37
松原真取締役59
山岡憲江取締役(監査等委員)61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)481554718346
社外取締役129821008

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容865字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 (1)当社グループ 当社グループは、2026年3月31日現在、当社及び連結子会社4社により構成されております。当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、当社は、2026年4月1日付で、当社の完全子会社であるテクノレント株式会社を吸収合併しております。 区分   会社名   事業内容 リース&ファイナンス事業   リコーリース㈱   事務用・情報関連機器、医療機器、産業工作機械、車両・輸送用機器等のファイナンス・リース、オペレーティング・リース、割賦(賃貸取引の満了・中途解約に伴う物件売却等を含む) 法人向け融資・業界特化型融資・マンションローン等の貸付 テクノレント㈱   計測機器・情報関連機器等のレンタル 東京ビジネスレント㈱   住宅ローンの保証 サービス事業   リコーリース㈱   請求書発行・売掛金回収等の代行サービス、医療・介護報酬ファクタリングサービス、債権保証 エンプラス㈱   リロケーションマネジメント事業、サービスアパートメント企画・運営・紹介事業等 ㈱Welfareすずらん   介護施設、老人ホーム運営 インベストメント事業   リコーリース㈱   太陽光発電、住宅賃貸・不動産関連等 (2)リコーグループとの関係 当社は、株式会社リコーの持分法適用会社であります。リコーグループは、デジタルサービス、デジタルプロダクツ、グラフィックコミュニケーションズ、インダストリアルソリューションズ及びその他において、開発、生産、販売、サービス等の活動を展開しております。 株式会社リコー等の製品をリース物件として顧客に提供する「販売支援リース」は、当社のリース&ファイナンス事業セグメントにおける主要な活動として展開しております。 (事業系統図) 以上に述べた事項を国内における事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)当社は、2026年4月1日付で、当社の完全子会社であるテクノレント株式会社を吸収合併しております。
経営方針・対処すべき課題4,892字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、経営理念及び基本姿勢を以下のとおり定め、人的資本を起点とした付加価値創出と、その適正な分配及び成長投資の好循環を通じ、企業価値の持続的な向上を実現することを目指してまいります。 「経営理念」 私達らしい金融・サービスで豊かな未来への架け橋となります。 「基本姿勢」 1.誠実な事業活動を通じて持続可能な地球社会の発展に貢献します。 2.想定を超えるサービスでお客さまと未来・社会をつなぎます。 3.一人ひとりが尊重しあい楽しくいきいきと働ける環境をつくります。 4.企業価値の増大によりステークホルダーの期待に応えます。 (2)経営環境及び対処すべき課題 現在、当社グループを取り巻く事業環境は、国内設備投資の底堅さが見られる一方、インフレ経済への移行や金利上昇局面への転換、労働人口減少の進行、AIをはじめとするデジタル技術の急速な進展など、大きな構造変化の局面にあるものと認識しております。 このような事業環境下において、事業における競争優位性をより強固なものにするとともに、人財及びITへの戦略的投資を通じて、付加価値の拡大及び生産性の向上を図り、中長期的な資本収益性向上を意識した経営を推進してまいります。 (3)中期経営計画 当社グループは、2026年4月より新たな3ヵ年の中期経営計画(以下、26-28中計)をスタートさせております。26-28中計では企業価値向上を経営の中核に据え、その実現に向けた基本的な考え方を整理した上で、中長期ビジョンの刷新、セグメントの再編、及び中計戦略を策定しております。 ①企業価値向上に向けて 当社グループは、各事業における競争優位性の確立を通じて付加価値の拡大を図るとともに、資本収益性を高めることで、持続的な企業価値向上の実現を目指します。 競争優位性の源泉は人財及びITと位置づけ、これらへの積極的な投資を通じて、競争力の強化と資本効率の向上を両立する経営を推進してまいります。 こうした考え方の下、当社グループは、人的資本を起点とした付加価値の創出と、その成果を成長投資及びステークホルダーへの適正な分配へとつなげる好循環を重視しております。 具体的には、従業員・役員への分配、事業投資及び内部留保、株主還元、ならびに社会への分配といった中長期的な利益成長の原資を、「付加価値及び成長投資」と定義し、成長投資と分配を一体で捉えた経営を行ってまいります。 この取り組みをより明確に示すため、成長投資と株主還元を含む付加価値の総額及び分配の結果については、付加価値分配計算書として経営指標とあわせて開示し、企業価値向上のプロセスの透明性を高めてまいります。 (企業価値向上に向けての成長投資と適正分配) (付加価値分配計算書) 2027年3月期から2032年3月期までの6年間は、人財及びITを中心とした成長投資と適正な分配を通じて、持続的な成長を支える事業基盤の構築に注力いたします。そのうえで、2033年3月期以降は、これらの取り組みを継続しながら、競争優位性の確立を通じた資本収益性の向上を同時に実現することで、企業価値のさらなる向上を目指してまいります。 ②中長期ビジョン 当社グループは、これまで掲げてきた中長期ビジョン『循環創造企業へ』の考え方を継承しつつ、企業価値向上をより明確に経営の中核に据え、事業活動と直結する方向性を示すため、26-28中計の開始にあわせて中長期ビジョンを刷新しました。 新たな中長期ビジョンは、「リースの可能性を広げ、中小企業を支える基盤へ」です。本ビジョンは、当社の祖業であるベンダーリースを今後の成長を支える揺るぎない軸として再定義したものです。当社は、ベンダーリースを起点に構築してきたビジネスモデルを通じて約40万社に及ぶ顧客基盤、堅実なオペレーションを強みとして成長してきました。今後は、これらの強みを基盤に、環境・不動産・BPOなどへ事業領域を拡張するとともに、人財及びITへの投資を通じて、高収益・高効率な事業基盤へと進化させていきます。 本ビジョンにおける「基盤」とは、単なる金融機能にとどまらず、中小企業をはじめとする事業者の挑戦と成長を継続的に支える「なくてはならない存在」であり、経営資源を総合的に提供する経営インフラとなることを目指すものであります。 ③セグメントの変更 26-28中計では、刷新した中長期ビジョンの実現に向け、事業ごとの収益性・収益額を明確にするために、セグメントの再編を行います。 具体的には、2026年4月1日に子会社であるテクノレント株式会社を吸収合併したことを契機として、テクノレントが提供してきたas a Service分野と、当社グループの事業の軸であるベンダーリースを一体で捉え、両事業を統合した「ベンダー&カスタマーソリューション事業」を中核セグメントとして位置付けました。 あわせて、BPOなどのサービスと子会社2社を含んだ「BPO&サービス事業」、環境・不動産分野で投融資を行う「環境・不動産事業」とし、三つの事業領域に整理することで、事業ごとの役割やサービス、成長性及び資本効率がより明確に把握できる構成としております。 このセグメント再編を前提として、26-28中期経営計画では、以下の三つの中計戦略を柱に、企業価値向上に向けた取り組みを推進してまいります。 ④26-28中計の戦略について 中計戦略① <中核事業の強化と成長分野の基盤確立> ■ベンダー&カスタマーソリューション事業 当社グループは、ベンダーリース及びas a Service事業を統合した「ベンダー&カスタマーソリューション事業」を、規模と収益性を両立する中核事業として位置付け、その競争優位性の一層の強化を図ります。 ベンダーリースを起点とした販売支援力、高品質かつ高効率な業務オペレーション、長年にわたり蓄積してきた取引データやノウハウを活かし、単なる金融機能の提供にとどまらず、ベンダー及び顧客双方の課題解決に資するソリューション提供へと進化させることで、競争優位性を確立し、「ベンダーリースダントツNo1」の実現を目指します。 また、as a Service事業との一体運営により、サービス提供領域を拡張し、ベンダーリースとの事業間シナジーを最大化することで、収益額の拡大と収益性の向上の両立を目指してまいります。 ■BPO&サービス事業 BPO&サービス事業においては、小口大量ビジネスの運営で培ってきた業務ノウハウやデータを活かし、決済、介護分野を中心に、債権保証サービスを新たな成長の柱とすることを目指します。さらに、収益性の高いBPOサービスの拡充と高度化を進めるとともに、グループ各社との連携を深め、収益額の積み上げと成長分野としての基盤確立を図り、中長期的な収益拡張領域として推進してまいります。 ■環境・不動産事業 環境・不動産事業においては、再生可能エネルギー分野、不動産分野における資金需要を背景とした投融資、事業の高度化及び機能強化による成長を進めてまいります。 また、ポートフォリオマネジメントを通じてリスク・リターンの最適化を図り、資本収益性の改善を目指してまいります。 中計戦略② <競争優位性を確立する人財・ITへの成長投資> 企業価値向上の源泉は人的資本であるとの認識の下、当社グループは、人財及びITへの成長投資を中計戦略の中核に据えました。 変革を自律的に推進できる人財の育成・確保に取り組むとともに、DX及びAIの活用を通じて、業務プロセスの高度化・効率化を推進してまいります。これにより、小口大量ビジネスにおける生産性の向上とサービス品質の進化を両立させ、競争優位性の確立を図っていきます。 また、徹底した効率化によって創出された経営資源を、強化分野や企画・成長分野へ再配分することで、持続的な事業成長につなげてまいります。 中計戦略③ <適切な財務レバレッジを前提とした株主還元> 当社グループは、資金調達能力の確保に必要な自己資本比率を15%程度と定め、生み出した付加価値の一部を内部留保とし、適正な自己資本比率の維持を前提に、成長のための投資と株主還元を実施してまいります。 また、株主還元にあたっては、累進配当を基本方針としたうえで、創業50周年を契機として2026年度より6年間(26-28中計・29-31中計)に渡り追加的な株主還元を実施し、財務レバレッジの適正水準化を図ります。 以上のとおり、26-28中計では、事業戦略、人財・ITへの成長投資及び財務戦略、適正分配を有機的に連動させることで、企業価値向上の実現を目指しております。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、財務見通し及び非財務目標を設定しております。 26-28中計における財務見通し及び2023~2025年度中期経営計画における非財務目標の実績は以下のとおりです。なお、26-28中計と連動したマテリアリティ及び非財務目標の見直しを進めており、26-28中計における新たな非財務目標は2026年9月に発行予定の統合報告書にて開示する予定です。 ①財務見通し 2026年3月期 実績   2027年3月期 予想※1   2029年3月期 中計財務見通し※1 売上総利益   501億円   504億円   551億円 営業利益   206億円   176億円   210億円 親会社株主に帰属する当期純利益   128億円   119億円   145億円 ROA(総資産当期純利益率)   0.90%   0.80%   0.93% ROE(自己資本利益率)   5.4%   4.9%   5.7% 1株当たり年間配当金   185円   256円   258円 営業資産残高 ※2   12,832億円   13,430億円   13,940億円 付加価値額+成長投資額   336億円   339億円   401億円 ※1 2027年3月期業績予想及び2029年3月期中計財務見通しは、現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。 ※2 リース債権流動化を控除しない残高を記載 ②非財務目標 マテリアリティ   項目   2026年3月期 実績   2026年3月期 目標 クリーンな 地球環境をつくる   環境分野への 累計資金投下額 ※1   3,727億円   4,000億円 豊かな暮らしをつくる   集金代行稼働サービス数   20,038サービス   20,000サービス 持続可能な 経済の好循環をつくる   重点3分野契約実行高 ※2 (建機・車両・農業)   445億円   450億円 ハピネスな会社、 そして社会をつくる ※3   エンゲージメントスコア (年間平均)   72点   75点 女性管理職比率   25.9%   25% 一人当たり教育費   60,771円   55,000円 ※1 再生可能エネルギー分野におけるリース・割賦、融資の契約実行高、及び太陽光発電事業、エクイティ投資額の累計実績 ※2 リース:取得した賃貸用資産の取得金額、割賦:割賦債権から割賦未実現利益を控除した額 ※3 当社(単体)における目標及び実績
事業等のリスク4,447字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項には、以下のようなものがあります。 なお、本項における将来情報に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、以下の記載は当社株式への投資に関連する全てのリスクを網羅するものではありませんので、ご留意ください。 (1)リスクマネジメント推進体制 当社グループは、経営環境の変化に的確に対応し、持続的な企業価値の向上を図るため、リスクマネジメント体制の高度化を進めています。これまで当社グループのリスクマネジメントは、グループ各社がそれぞれ自律的に推進してきましたが、グループ経営のさらなる強化に向け、全体最適の観点からの判断の重要性が高まっています。 このような認識のもと、グループ全体の利益最大化に資するリスクマネジメントを実現するため、経営に影響を及ぼすリスクの識別、分析及び評価の高度化を図るとともに、リスクマネジメント体制の見直し・整備を進めています。 ①リスクマネジメント委員会 グループの事業に重大な影響を与えるリスクを管理すべく、当社の社長執行役員を委員長とし、経営会議メンバー及びグループ各社の社長で構成するリスクマネジメント委員会を設置しています。当社グループ経営において、重要度が高いと考える管理項目を「グループ重点管理リスク」と定め、管理・監視を行うことでリスクマネジメントの強化に取り組んでいます。重要事項については、当委員会で討議後、経営会議に具申され、取締役会に報告されます。 <リスクマネジメント委員会の役割> 1 リスクマネジメント方針及び年度計画の決定 2 グループ重点管理リスク及びリスク主管区の決定 3 リスク対策計画の決定 4 リスク対策実施状況の確認及びフィードバック ②リスクマネジメント推進会議 当社及びグループ各社相互において、緊密な連携、協調のもとグループリスクマネジメントを円滑に推進するためにリスクマネジメント推進会議を設置しております。グループ重点管理リスクの主管区責任者とグループ会社のリスクマネジメント推進責任者により構成されます。グループ重点管理リスクに対する計画や対応状況はもとより、各社のリスク情報、対策状況などを共有し、討議を行った上で上位機関であるリスクマネジメント委員会へ報告します。 (2)グループ重点経営リスク 当社及びグループ会社各社におけるリスクを、内部環境、外部環境、経営戦略などの観点から洗い出し、リスク分析及びリスク評価を行うことで優先順位付けをした「リスクマップ」を作成しました。 リスクが発生した時の「影響の大きさ:影響度」と「確率:発生可能性」の2軸でリスクの大きさを測り、リスクが高い項目をグループ重点管理リスクと定めています。 ●グループ重点管理リスク ①噴火・地震・津波 当社グループは、噴火、大規模地震、津波等による自然災害、感染症等の予測不能な事象により、従業員、事業所、取引先等の被害が発生し、想定外の経済的損失を被った場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (噴火 リスク影響度:5 発生可能性:2 リスク順位:6位) (地震・津波 リスク影響度:4 発生可能性:2 リスク順位:9位) <リスクへの対応> 当社グループでは、自然災害を想定した災害備蓄品の準備と定期訓練を行い、緊急事態に備えています。また、安否確認システムや非常時の無線機、防災バック等を整備することで従業員の安全管理に努め、当社グループ全体で訓練を実施しています。 情報関連設備においては、震災等に対する耐久性に優れた施設に集約することや通信手段等の冗長化を図っています。また、テレワーク環境の整備によりオフィスの被災や従業員の出社困難時への対応も行っています。 緊急事態においては、代表取締役社長執行役員を本部長とする災害対策本部を立ち上げ、事業継続計画(BCP)が迅速に実行できるよう、対応の強化を進めています。 ②大口顧客の貸倒 当社グループの主力事業であるリース&ファイナンス事業では、信用供与(与信)が比較的長期間にわたることから、景気変動やその他の事由により延滞・倒産等が発生し、貸倒損失又は貸倒引当金繰入の負担が増加、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、経済環境の急激な変化や火災・水災等の災害によって、お客様の経営状況の悪化やリース物件等の破損・喪失で貸倒損失が当社の予想の範囲を大幅に上回り、当社グループの与信関連費用が増加する可能性があります。 (リスク影響度:4 発生可能性:3 リスク順位:8位) <リスクへの対応> 当社では、約40万社の中堅・中小企業のお客様との取引履歴等、大量の審査データの蓄積により、当社独自の審査(スコアリング)システムを構築することで、審査の自動化と迅速な与信判断を実現しております。また、そのための業務の標準化・効率化やスコアリングシステムの精度向上を日々行っております。 また、リース・割賦取引においては、1契約当たりの平均単価は約201万円と業界平均値よりも低く、信用リスクの分散化が図られております。一方、リース料等の不払いが生じた場合には、ベンダーと協力しリース物件等の売却や他の取引先への二次リース等の手段を講じており、これらの取り組みを通じて貸倒損失の低減を図っています。 ③サイバー攻撃 当社グループがサイバー攻撃を受けた場合、システム停止、顧客への損害賠償、当社への信用低下等により、 経営に大きな影響が生じる可能性があります。 (リスク影響度:4 発生可能性:3 リスク順位:8位) <リスクへの対応> 当社グループでは、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)を組織し、サイバーセキュリティに関する教育・訓練の実施や対応手順の策定を実施しております。また、セキュリティソフトの導入等の人的・技術的対策も行い、影響度・発生可能性を低減させるよう取り組んでいます。 ④情報システム障害・破壊(社内) 当社グループは、小口大量の業務処理において情報システムの安定稼働が欠かせないものとなっています。情報システムの障害・破壊が生じると、審査や入送金に係るシステムの停止により経営に大きな影響が生じる可能性があります。 (リスク影響度:4 発生可能性:2 リスク順位:9位) <リスクへの対応> 当社グループでは、システムの保守やバックアップシステムの構築、緊急時の初動対応の策定等の対策を実施することで、リスクの影響度・発生可能性を低減させる体制を構築しております。 ⑤金利変動/資金繰り悪化・支払遅延 当社グループでは、リース物件や割賦物件の購入や融資などのために、金融市場や金融機関から資金調達を行っており、リース会社はその事業構造上、総資産に対する有利子負債の割合が高くなっています。リース料金等は契約時の金利水準とお客様の信用水準に基づいて定額料金で契約を実行しますが、一方で、有利子負債には変動金利による資金調達が含まれているため市場金利の変動が当社グループの業績に影響を与える可能性があります(金利変動リスク)。このため、金利見通しを踏まえた有利子負債における固定金利・変動金利の調達比率は、重要な管理項目の一つであります。 また、市場金利の変動以外でも格付会社から当社の格付が引き下げられた場合、もしくは金融市場の混乱や市場環境が悪化した場合には、必要な資金の確保が困難となるリスク(流動性リスク)があります。 また資金調達金利が著しく上昇することにより、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 格付会社名   長期格付   短期格付 株式会社日本格付研究所   AA-   J-1+ 株式会社格付投資情報センター   A+   a-1 S&Pグローバル・レーティング・ジャパン株式会社   BBB   A-2 ※上記は2026年6月18日現在の格付です。 (金利変動 リスク影響度:3 発生可能性:4 リスク順位:11位) (資金繰り悪化・支払遅延 リスク影響度:4 発生可能性:1 リスク順位:12位) <リスクへの対応> 当社グループでは、金利変動リスク・流動性リスクを適正に管理するため、「ALM委員会」を設置し、定期的に金融市場の動向や資産・負債の状況について分析・検討を実施しています。「ALM委員会」で検討された財務戦略は機動的に執行され、最適な調達・運用を目指しています。また、企業体質の更なる強化を図り、格付の維持・向上に取り組んでいます。 ※ALM(Asset Liability Management):資産負債の総合管理。資産と負債の最適な組み合わせを同時に決定し総合的に管理する手法のこと。 ⑥買収・合併・提携の失敗 当社グループでは、2020年に事業創造を目的としたESG投資枠を設定するなど、企業買収や出資を行っています。これらの投資においては、経済環境の変化等によって投資先の事業がネガティブな影響を受け、期待された成果が得られないことや、企業価値が下がることにより、減損等の損失を被る可能性があります。 (リスク影響度:3 発生可能性:4 リスク順位:11位) <リスクへの対応> 当社グループでは、経営陣を構成員とする「投資委員会」を設置し、入手し得る投資情報等をもとにあらゆる角度から企業買収を含む出資の審議を行っております。また、投資委員会では、出資先企業等の事業及び財務状況のモニタリング等を通じて、投資効果への悪影響や減損リスクの兆候を把握、分析し、必要な対策を迅速に検討、実行することで、事業投資リスクの低減を図っています。 ⑦ESG対応不備・遅れ 当社グループでは、サステナビリティに関する情報開示などのESG対応不備・遅れが発生した場合、ステークホルダーからの評判低下や機関投資家からの投資撤退により、経営へ影響を及ぼす可能性があります。 (リスク影響度:3 発生可能性:4 リスク順位:11位) <リスクへの対応> 当社グループでは、持続可能な社会の実現と当社グループの持続可能な成長の両立を目指し、社会課題を踏まえた戦略・事業展開の討議・検討をする「サステナビリティ委員会」を設置しております。 当社グループでは取り組むべき4つのマテリアリティ(「クリーンな地球環境をつくる」「豊かな暮らしをつくる」「持続可能な経済の好循環をつくる」「ハピネスな会社、そして社会をつくる」)を特定しており、マテリアリティごとに非財務目標を設定し、社会課題の解決を目指しています。
経営成績の分析 (MD&A)8,318字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 業績等の概要 (1)業績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、米国の通商政策の動向や金融資本市場の変動、地政学リスクの高まりなどにより、先行きは依然として不透明な状況が継続しております。企業の設備投資においては、人手不足への対応や効率化・省力化を目的とした投資需要が底堅く推移したものの、原材料費や人件費の上昇、グローバルサプライチェーンの不安定化などから、慎重な投資姿勢もみられました。 リース業界においては、2025年度のリース取扱高は前年同期比で4.2%増加し、5兆2,984億円となりました。(公益社団法人リース事業協会統計) このような状況のなか、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高が増加した一方、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は減少しました。 当連結会計年度における報告セグメント別の概況は次のとおりです。 ①リース&ファイナンス事業 契約実行高においては、Windows10サポート終了によるパソコンの入替需要、企業の人手不足への対応や効率化・省力化を目的とした設備投資等により、増加しました。資産残高は、新規契約実績が好調だったことから増加しました。資産残高の増加等により売上高が増加したものの、セグメント利益は減少しました。 ②サービス事業 集金代行サービスにおいては、新規顧客の稼働が順調に推移したことや学校徴収金等のサービスが伸長したことから、取扱件数が増加しました。医療・介護報酬ファクタリングサービスにおいては、サービス利用ニーズが引き続き堅調で、取扱高が増加しました。その結果、売上高が増加したものの、セグメント利益は減少しました。 ③インベストメント事業 契約実行高においては、前期に物流施設向けの信託受益権への投資が大きく伸長した反動により、減少しました。資産残高の増加等により売上高が増加したものの、セグメント利益は減少しました。 (2)キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて増加しました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、前期に比べて支出が減少しました。これは、賃貸資産等の営業資産の取得による支出が減少したこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、前期に比べて支出が増加しました。これは、社用資産の取得による支出が増加したこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、前期に比べて収入が減少しました。これは、コマーシャル・ペーパーに関し、前連結会計年度は収入が上回った一方で、当連結会計年度は支出が上回ったこと等によるものであります。 (3)特定金融会社等の開示に関する内閣府令に基づく貸付金(営業貸付金)の状況 「特定金融会社等の開示に関する内閣府令」(1999年5月19日大蔵省令第57号)に基づく、提出会社における貸付金の状況は次のとおりであります。 ①貸付金の種別残高内訳 2026年3月31日現在 貸付種別   件数(件)   構成割合(%)   残高(百万円)   構成割合(%)   平均約定金利 (%) 消費者向 無担保(住宅向を除く)   414   5.19   211   0.07   2.98 有担保(住宅向を除く)   4,580   57.39   117,895   40.02   2.43 住宅向   619   7.76   5,751   1.95   1.99 計   5,613   70.33   123,858   42.04   2.41 事業者向 計   2,368   29.67   170,738   57.96   3.07 合計   7,981   100.00   294,596   100.00   2.79 ②資金調達内訳 2026年3月31日現在 借入先等   残高(百万円)   平均調達金利(%) 金融機関等からの借入   855,300   1.04 その他   241,151   0.87 社債・CP   240,000   0.87 合計   1,096,451   1.00 自己資本   241,680   - 資本金・出資額   7,896   - ③業種別貸付金残高内訳 2026年3月31日現在 業種別   先数(件)   構成割合(%)   残高(百万円)   構成割合(%) 農業・林業・漁業   1   0.01   677   0.23 情報通信業   1   0.01   412   0.14 運輸業・郵便業   1   0.01   119   0.04 卸売業・小売業   2   0.03   338   0.11 金融業・保険業   15   0.22   37,895   12.86 不動産業・物品賃貸業   20   0.30   8,737   2.97 医療・福祉   522   7.79   30,647   10.40 サービス業(他に分類されないもの)   1,252   18.67   29,956   10.17 個人   4,850   72.33   123,858   42.04 その他   41   0.61   61,952   21.03 合計   6,705   100.00   294,596   100.00 ④担保別貸付金残高内訳 2026年3月31日現在 受入担保の種類   残高(百万円)   構成割合(%) 有価証券   -   - うち株式   -   - 債権   -   - うち預金   -   - 商品   -   - 不動産   248,345   84.30 財団   -   - その他   18,756   6.37 計   267,101   90.67 保証   -   - 無担保   27,494   9.33 合計   294,596   100.00 ⑤期間別貸付金残高内訳 2026年3月31日現在 期間別   件数(件)   構成割合(%)   残高(百万円)   構成割合(%) 1年以下   88   1.10   4,574   1.55 1年超 5年以下   763   9.56   40,333   13.69 5年超 10年以下   1,306   16.36   88,603   30.08 10年超 15年以下   637   7.98   28,537   9.69 15年超 20年以下   213   2.67   7,624   2.59 20年超 25年以下   231   2.89   2,589   0.88 25年超   4,743   59.43   122,332   41.53 合計   7,981   100.00   294,596   100.00 1件当たり平均期間   25.94年 (注)期間は、約定期間によっております。 営業取引の状況 (1)契約実行高 連結会計年度における契約実行高の実績を示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (百万円)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (百万円)   前期比(%) リース 事務用・情報関連機器   147,403   158,382   107.4 産業・土木・建設機械   11,187   12,395   110.8 医療機器   24,260   25,461   105.0 商業及びサービス業用機器   9,127   9,259   101.5 その他   38,286   44,149   115.3 ファイナンス・リース計   230,264   249,647   108.4 オペレーティング・リース   22,158   22,297   100.6 リース計   252,422   271,945   107.7 割賦   51,768   41,946   81.0 融資   78,412   90,438   115.3 リース&ファイナンス事業計   382,604   404,330   105.7 (注)リースについては、取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。なお、再リース取引の実行額は含んでおりません。 (2)営業資産残高 連結会計年度末における営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 期末残高 (百万円)   構成比(%)   期末残高 (百万円)   構成比(%) リース 事務用・情報関連機器   346,191   29.6   371,826   29.9 産業・土木・建設機械   47,225   4.0   47,087   3.8 医療機器   66,452   5.7   68,368   5.5 商業及びサービス業用機器   25,339   2.2   25,434   2.0 その他   113,792   9.7   123,455   9.9 リース債権流動化対象物件   △51,358   △4.4   △39,028   △3.1 ファイナンス・リース計   547,643   46.8   597,143   48.0 オペレーティング・リース   38,444   3.3   40,218   3.2 リース計   586,087   50.1   637,362   51.2 割賦   157,713   13.5   152,955   12.3 融資   276,515   23.6   294,596   23.7 リース&ファイナンス事業計   1,020,316   87.2   1,084,914   87.2 サービス事業   -   -   -   - インベストメント事業   150,048   12.8   159,338   12.8 合計   1,170,365   100.0   1,244,252   100.0 (注)1.割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。 2.上記営業資産残高は、連結貸借対照表における割賦未実現利益を控除した割賦債権の残高、リース債権及びリース投資資産、営業貸付金、有形・無形の賃貸資産等の各残高をセグメント別に集計し、記載しております。 (3)営業実績 連結会計年度における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 前連結会計年度(2024年4月1日~2025年3月31日) セグメントの名称   売上高 (百万円)   売上原価 (百万円)   差引利益 (百万円)   資金原価 (百万円)   売上総利益 (百万円) リース   ファイナンス・リース   209,144   -   -   -   - オペレーティング・リース   35,322   -   -   -   - リース計   244,466   212,443   32,023   1,924   30,098 割賦   41,802   36,954   4,847   499   4,348 融資   6,602   343   6,259   854   5,404 リース&ファイナンス事業計   292,872   249,741   43,130   3,279   39,851 サービス事業   9,370   3,801   5,569   25   5,544 インベストメント事業   9,913   6,355   3,557   406   3,151 合計   312,156   259,898   52,257   3,711   48,546 (注)売上高について、セグメント間の内部売上高又は振替高は含まれておりません。 また、上記表の売上原価と資金原価の合計額が、連結損益計算書における売上原価の金額となります。 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日) セグメントの名称   売上高 (百万円)   売上原価 (百万円)   差引利益 (百万円)   資金原価 (百万円)   売上総利益 (百万円) リース   ファイナンス・リース   225,160   -   -   -   - オペレーティング・リース   38,551   -   -   -   - リース計   263,711   228,123   35,588   3,637   31,950 割賦   45,006   40,362   4,643   890   3,753 融資   7,669   342   7,327   1,636   5,691 リース&ファイナンス事業計   316,388   268,828   47,559   6,164   41,395 サービス事業   10,298   4,453   5,845   46   5,798 インベストメント事業   11,892   8,023   3,869   893   2,975 合計   338,579   281,305   57,274   7,104   50,169 (注)売上高について、セグメント間の内部売上高又は振替高は含まれておりません。 また、上記表の売上原価と資金原価の合計額が、連結損益計算書における売上原価の金額となります。 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)当連結会計年度末の資産、負債及び純資産の状況 当連結会計年度末における総資産は前連結会計年度末に比べて増加し、純資産も増加しました。自己資本比率は前連結会計年度末に比べて減少しました。資産の部、負債の部、純資産の部における主な内容は以下のとおりであります。 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日)   増減 総資産(百万円)   1,376,211   1,465,563   89,351 純資産(百万円)   234,070   241,680   7,609 自己資本比率(%)   17.0   16.5   △0.5 ①資産の部 総資産は、営業資産の増加等により、前連結会計年度末に比べて増加しました。 ②負債の部 負債は、借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べて増加しました。 ③純資産の部 純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加、剰余金の配当による減少等により、前連結会計年度末に比べて増加しました。自己資本比率は前連結会計年度末に比べて低下しました。 (2)当連結会計年度の経営成績の分析 当社では、当連結会計年度を最終年度とする2023~2025年度中期経営計画において、「営業利益」、「親会社株主に帰属する当期純利益」、ならびに投下資本及び株主資本の運用効率・収益性を測る指標である「ROA」及び「ROE」を財務目標として設定し、その達成を目指してまいりました。 それぞれの指標の目標、及び目標と当連結会計年度の実績との差異は以下のとおりです。想定以上に金利が上昇したことや、事業基盤強化のための投資等により、利益面では目標を下回る結果となりました。 イ.営業利益 235億円(△28億円) ロ.親会社株主に帰属する当期純利益 160億円(△31億円) ハ.ROA(総資産当期純利益率) 1.1%以上(△0.20ポイント) ニ.ROE(自己資本利益率)  7%以上(△1.6ポイント) ホ.配当性向  40%以上(+4.5ポイント) 財務実績   第49期 (2025年3月期)   第50期 (2026年3月期)   増減 営業利益   217億円   206億円   △11億円 親会社株主に帰属する当期純利益   156億円   128億円   △28億円 ROA   1.19%   0.90%   △0.29ポイント ROE   6.9%   5.4%   △1.5ポイント 配当性向   35.4%   44.5%   +9.0ポイント ①営業利益 営業資産の積み上げや資産利回りの向上により資金原価の増加を吸収し、売上総利益は増加したものの、事業基盤(人財・IT等)の強化に向けた投資等の影響を受け、営業利益は前連結会計年度に比べて11億円減少の206億円となりました。 ②親会社株主に帰属する当期純利益 当社の連結子会社である「株式会社Welfareすずらん」に係るのれんの減損損失の計上等により、親会社株主に帰属する当期純利益は128億円となり、前連結会計年度に比べて28億円減少しました。 ③ROA 前連結会計年度から総資産が増加した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益が減少したことから、ROAは0.90%となり、前連結会計年度に比べて0.29ポイント低下しました。 ④ROE 自己資本が増加した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益が減少したことから、ROEは5.4%となり、前連結会計年度に比べて1.5ポイント低下しました。 ⑤配当性向 1株当たり年間配当金は、前期比5円増配の185円となりました。1株当たり当期純利益が減少した一方で、1株当たり年間配当金が増加したことにより、配当性向は44.5%となり、前連結会計年度に比べて9.0ポイント上昇しました。 (3)資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ①資金需要 当社グループの資金需要のうち主なものは、リース・割賦契約に伴う物件の購入、営業貸付金の実行、事業投資等によるものであります。 ②資金調達 上記資金需要に対する資金調達は、内部資金及び外部資金を有効に活用しております。外部資金については、金融機関等からの借入や社債、コマーシャル・ペーパーの発行、債権流動化を活用し、資金調達手段の多様化・調達コストの抑制を図っております。営業資産の増加に伴い、金融機関等からの借入、コマーシャル・ペーパーの発行による資金調達を行い、有利子負債残高(リース債務を除く)は前連結会計年度末に比べて増加しました。 ③資金の流動性 必要資金の確保と運転資金の効率的な調達を行うため、金融機関24社と総額1,656億円の当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しております。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、期末日における資産・負債の金額及び決算期における収益・費用の金額に影響を与える見積りを使用する必要があります。当社において、連結財務諸表に重要な影響を与えていると考えているものは次のとおりであります。 貸倒引当金 当社グループの主力事業であるリース&ファイナンス事業の債権残高は多額であり、経営成績への影響が大きいため、会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。 なお、貸倒引当金の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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