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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

大光銀行

THE TAIKO BANK,LTD.8537 · Standard · 銀行業

新潟県地盤の第二地方銀行。預貸業務を中心に、クレジットカード・リース・コンサルティングなど金融サービスを幅広く提供する。

概要

大光銀行は新潟県長岡市に本店を置く第二地方銀行である。1942年に無尽会社として創業し、1989年に普通銀行へ転換した。2024年3月期の経常収益は220億円、当期純利益は17億円。預金・融資を中核に、クレジットカードやリース、経営コンサルティングなどをグループで展開する。従業員数は883名。

銀行業務を中核とするグループ構成

大光銀行グループは、当行(銀行業務)と連結子会社2社(たいこうカード株式会社、大光キャピタル&コンサルティング株式会社)、および持分法適用関連会社の大光リース株式会社で構成される。当行は預金業務と貸出業務を中心に、有価証券投資、内国為替、外国為替、公共債・投資信託・保険の販売、コンサルティング業務を行う。グループ全体で銀行業務を中核としつつ、クレジットカード、ファンド運営管理、リース、信用保証などの金融サービスを提供する。

新潟県内62店舗を中心とする営業基盤

当行の営業拠点は、本店を含む新潟県内62カ店のほか、群馬県1カ店、埼玉県5カ店、東京都1カ店、神奈川県1カ店、インターネット支店1カ店、さらに新潟県内に6カ所のローンスクエアを展開する。主要営業基盤は新潟県であり、地域密着型の金融サービスを提供する。相互銀行時代からの「親しみやすさ」を強みとし、顧客のもとへ足を運び、対面営業を通じてニーズをくみ取るスタイルを継続している。

2024年度からの第13次中期経営計画

2024年4月より3年間の第13次中期経営計画「Value Up~ワクワクする未来へ~」を推進している。最終年度の2026年度目標は、連結ROE4.0%以上、当期純利益30億円以上、OHR70%以下、自己資本比率8%以上。非財務目標として、顧客への貢献度80%以上、エンゲージメントスコア68点以上、CO2排出量(2013年度比)37%削減、サステナブルファイナンス実行額3年間累計1,125億円を掲げる。2025年度の実績では純利益27.9億円、OHR68.6%、自己資本比率8.55%と、一部目標を前倒しで達成している。

連結子会社と関連会社の役割

連結子会社のたいこうカード株式会社はクレジットカード業務と信用保証業務を行う。大光キャピタル&コンサルティング株式会社はM&Aの仲介・支援業務、経営コンサルティング業務、およびファンドの運営・管理業務を担う。持分法適用関連会社の大光リース株式会社は総合リース業務を提供する。これらの子会社・関連会社を通じて、銀行業務ではカバーしきれない幅広い金融サービスをグループ全体で提供する体制を整えている。

業界の中での役割は地域金融機関(第二地方銀行)。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
293億円
経常利益
41億円
利益率
14.0%
純利益
28億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業務主力

預金業務・貸出業務を中心に、有価証券投資、為替、公共債・投信・保険販売、コンサルティングなどの金融サービスを提供。グループの中核事業。子会社でM&A仲介や経営コンサルティングも行う。

主な製品・サービス2
預金業務
普通預金、定期預金などの預金商品を提供。
貸出業務
事業性融資、個人ローンなど地域密着型の融資を提供。

02クレジットカード業務準主力

連結子会社のたいこうカード株式会社がクレジットカード業務および信用保証業務を行う。

主な製品・サービス1
クレジットカード
大光銀行グループが発行するクレジットカード。決済機能やローン機能を提供。

03ファンドの運営・管理業務副次

子会社の大光キャピタル&コンサルティングが投資ファンドの運営・管理を行う。

04リース業務副次

持分法適用関連会社の大光リース株式会社が総合リース業務を提供。

主な製品・サービス1
総合リース
設備・車両など幅広い物件のリースサービス。

製品と技術

預金・貸出・為替の伝統的銀行業務

大光銀行の主力業務は、預金業務(普通預金、定期預金など)、貸出業務(法人向け事業性貸出、個人向け住宅ローン・消費者ローン)、および内国為替・外国為替業務である。2026年3月期の貸出金残高は1兆1,932億円、預金等残高は1兆4,973億円。資金運用収益の大半を貸出金利息と有価証券利息配当金が占める。法人向けには事業性融資に加え、M&A支援などのソリューションを提供し、個人向けには投資信託・保険の販売などコンサルティングを強化している。

たいこうカード株式会社が担うクレジットカード事業

クレジットカード業務は連結子会社のたいこうカード株式会社が行う。同社は2002年に大光ミリオンカードと大光ジェーシービーが合併して誕生した。クレジットカードの発行・加盟店管理に加え、信用保証業務も手掛ける。大光銀行の顧客基盤を活用し、地域密着型のカードサービスを提供している。連結業績では「その他」セグメントに含まれるが、グループの収益多様化に貢献している。

大光キャピタル&コンサルティングによるM&A・コンサルティング

大光キャピタル&コンサルティング株式会社は、M&Aの仲介・支援業務、経営コンサルティング業務、およびファンドの運営・管理業務を行う。2022年に設立され、グループの非銀行収益源として成長している。銀行の貸出だけでは対応できない顧客の成長ニーズに対して、資本参加や事業承継支援など、幅広いソリューションを提供する。2026年3月期のサステナブルファイナンス実行額(3年累計)は886億円に達している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

新潟地盤の地銀、規模は中位

大光銀行は新潟県を中心に事業を展開する地方銀行。売上高は200~300億円程度で、いよぎんHDやしずおかFGなど大規模地銀と比べ規模は小さい。近年は収益拡大を目指し、2026年3月期には売上高293億円を見込むが、営業利益率は非開示。地域密着型の営業が強みだが、人口減少や低金利環境で収益力向上が課題。同業のちゅうぎんFGなどと比べ、コンサルティング機能やIT活用で遅れを取る可能性がある。

強み

  • 新潟県内に広がる店舗ネットワークで、地元顧客との強固な関係を構築。
  • 地元の個人・法人預金を中心に、安定的な資金調達が可能。
  • 自治体や地元企業との取引が多く、安定的な収益源を確保。
  • 投資信託や保険販売など手数料収入の拡大に注力。

課題

  • 低金利環境で利ざやが縮小、収益力強化が急務。
  • 営業地域の人口減少で貸出先や預金量の拡大に限界。
  • フィンテックやIT活用で大手行や新興勢に後れ、業務効率化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行業の時価総額近傍。太字が大光銀行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18713フィデアホールディングス506億円12.2倍
28345岩手銀行461億円19.3倍
38392大分銀行459億円21.1倍
48393宮崎銀行438億円15.3倍
58364清水銀行367億円17.8倍
68537大光銀行294億円10.4倍
78542トマト銀行222億円19.0倍
88383鳥取銀行185億円11.3倍
98349東北銀行158億円15.9倍
107161じもとホールディングス156億円6.5倍
118563大東銀行146億円8.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

大光無尽株式会社として創業した1942年

1942年3月、北越産業無尽株式会社と株式会社国民無尽商会が合併し、大光無尽株式会社が設立された。これが大光銀行の起源である。無尽会社(相互扶助的な金融機関)として発足し、後の相互銀行、そして普通銀行へと発展する基盤となった。創業から一貫して新潟県を中心に地域密着型の金融サービスを提供してきた。

相互銀行法施行に伴う商号変更と上場

1951年10月、相互銀行法の施行に伴い、株式会社大光相互銀行に商号変更し、相互銀行の営業免許を取得した。その後、1963年4月に新潟証券取引所に上場。1974年4月には東京証券取引所市場第二部、1975年11月には第一部銘柄の指定を受けた。上場により資金調達基盤を拡大し、相互銀行としての事業拡大を進めた。

上場廃止と再編の1980年代

1980年3月、東京証券取引所および新潟証券取引所の上場を廃止した。理由は明示されていないが、経営環境の変化に対応するための再編とみられる。1983年1月には国債証券の売買・募集・売出しの取扱業務の認可を取得し、業務範囲を拡大。1986年2月には株式会社大光ビジネスサービスを設立し、グループ会社の整備を進めた。1989年8月には普通銀行へ転換し、株式会社大光銀行に商号変更した。

普通銀行転換とJASDAQ上場

1989年8月の普通銀行転換後、1990年1月に社団法人日本証券業協会の店頭銘柄として登録承認を受け、1990年6月には大光ミリオンカード株式会社(後のたいこうカード)を設立。1995年4月には大光ジェーシービー株式会社を設立し、クレジットカード事業を強化した。2000年11月には第三者割当増資を実施し、資本金100億円に拡充。2004年12月には日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に上場した。

システム共同利用への移行と子会社再編

2006年1月、基幹系システムのアウトソーシング先を関東データセンターから日本ユニシスに移行。同年9月には日本ユニシスのアウトソーシング先である東北バンキングシステムズの株式を取得した。2011年2月、基幹系システムを日立製作所の地域金融機関向け共同利用サービス「NEXTBA SE」へ移行。同時に大光ビジネスサービスを清算し、東北バンキングシステムズ株式を売却。システムの効率化とグループのスリム化を進めた。

SBIホールディングスとの資本業務提携

2022年にはSBIホールディングス株式会社と戦略的資本業務提携に関する合意書を締結した。同年、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からスタンダード市場に移行。2022年には大光キャピタル&コンサルティング株式会社を設立し、M&A仲介・経営コンサルティング事業を本格化した。2023年には新本店が完成し、拠点の強化を図った。2024年3月期の経常収益は220億円、当期純利益は17億円と堅調に推移している。

年表25件を開く

1940年代

  • 1942年3月創業大光無尽株式会社設立(北越産業無尽株式会社と株式会社国民無尽商会が合併)

1950年代

  • 1951年10月商号変更株式会社大光相互銀行に商号変更(相互銀行法の施行に伴い相互銀行の営業免許を受ける)

1960年代

  • 1963年4月上場新潟証券取引所に上場

1970年代

  • 1974年4月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1975年11月東京証券取引所市場第一部銘柄の指定を受ける

1980年代

  • 1980年3月上場東京証券取引所及び新潟証券取引所の上場廃止
  • 1983年1月国債証券等の売買並びに募集及び売出しの取扱業務の認可を受ける
  • 1985年9月株式会社関東データセンター(コンピュータ共同利用会社)に加盟
  • 1986年2月創業株式会社大光ビジネスサービス設立
  • 1989年8月商号変更普通銀行へ転換、株式会社大光銀行に商号変更

1990年代

  • 1990年1月社団法人日本証券業協会店頭銘柄の登録承認を受ける
  • 1990年6月創業大光ミリオンカード株式会社設立
  • 1993年9月海外コルレス業務の認可を受ける
  • 1995年4月創業大光ジェーシービー株式会社設立

2000年代

  • 2000年11月第三者割当増資実施により資本金100億円
  • 2001年5月新潟中央銀行の営業を一部譲り受ける
  • 2002年1月商号変更大光ミリオンカード株式会社がたいこうカード株式会社に商号変更
  • 2002年4月M&Aたいこうカード株式会社と大光ジェーシービー株式会社が合併し、商号をたいこうカード株式会社とする
  • 2003年8月商号変更株式会社中央リースが大光リース株式会社に商号変更
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2006年1月基幹系システムのアウトソーシング先を株式会社関東データセンターから、日本ユニシス株式会社に移行
  • 2006年9月日本ユニシス株式会社のアウトソーシング先である、株式会社東北バンキングシステムズの株式を取得
  • 2008年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2008年4月上場ジャスダック証券取引所の株式上場を廃止

2010年代

  • 2011年2月創業東京証券取引所市場第一部銘柄の指定を受ける 基幹系システムを株式会社日立製作所の地域金融機関向け共同利用サービス「NEXTBA SE」へ移行 株式会社大光ビジネスサービスを清算 株式会社東北バンキングシステムズ株式を売却 新本店完成 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行 SBIホールディングス株式会社と戦略的資本業務提携に関する合意書を締結 大光キャピタル&コンサルティング株式会社設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE2027年3月期まで4.0%以上
  • 当期純利益2027年3月期まで30億円以上
  • OHR(コア業務粗利益ベース)2027年3月期まで70%以下
  • 自己資本比率2027年3月期まで8%以上
  • お客さまの「なりたい姿」への貢献度2027年3月期まで80%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    お客さまへの提供価値の向上

    法人・個人向けコンサルティングを強化し、付加価値の高いサービスを拡充することで、お客さまの「なりたい姿」の実現と企業価値向上に貢献する。適正な金利や手数料を収受する。預金増加にも取り組む。

  2. 02

    業務改革による効率化

    AI活用とデジタル化促進、BPR施策拡充により業務を効率化し、人は付加価値の高い業務に専念する体制を構築する。リスクアペタイト方針に基づきリスクテイクし、健全性維持と収益最大化を図る。

  3. 03

    人的資本の価値向上

    人材への投資と環境整備を通じやりがい・働きがいを高め、キャリアデザインと戦略に連動した人材ポートフォリオ目標の両面から、顧客貢献できる多様な人材を育成する。行員数は減少トレンドを維持しつつ活動量を拡大する。

  4. 04

    サステナビリティ経営の実践

    マテリアリティに基づく「たいこうSDGs宣言」に従い、グループ一体で地域課題の解決に取り組む。環境対応では、取引先の脱炭素化ニーズに応じた最適なソリューションを提供する。

  5. 05

    株主価値の向上

    中期経営計画の施策実践で企業価値を高め、株主還元方針に基づく還元、株主・投資家とのコミュニケーション強化、非財務情報含む情報開示の充実により株主資本コストの低減に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で883人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は593万円で、9期前と比べて+4.8%平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は17.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月848
2018年3月860
2019年3月56641.316.7875
2020年3月56441.316.9878
2021年3月56840.617.0856
2022年3月54742.317.8838
2023年3月56742.618.1813
2024年3月56443.118.5793
2025年3月56541.517.1891
2026年3月59341.317.1883

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率26.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)52.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
145億円
139億円
銀行業 — 新潟県長岡市4,622百万円
〃 — 新潟県新潟市中央区ほか3,813百万円
〃 — 埼玉県さいたま市大宮区1,214百万円
銀行業 — 埼玉県川口市713百万円
〃 — 新潟県長岡市612百万円
銀行業 — 新潟県長岡市ほか562百万円
〃 — 新潟県新発田市474百万円
〃 — 新潟県三条市363百万円
ほか25件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    たいこうカード株式会社(注5)
    新潟県 長岡市
    議決権47.1%
  • 国内
    大光キャピタル&コンサルティング株式会社
    新潟県 長岡市
    議決権100.0%
  • 国内
    大光リース 株式会社
    新潟県 長岡市
    議決権39.5%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    令和4年度特定有人国境離島地域事業活動支援利子補給金
    内閣府 · 2023-03-15
    15万円
  • 補助金
    令和4年度特定有人国境離島地域事業活動支援利子補給金
    内閣府 · 2022-10-04
    12万円
  • 補助金
    令和3年度特定有人国境離島地域事業活動支援利子補給金
    内閣府 · 2022-03-17
    6万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は293億円経常利益41億円前期と比べると増収増益で、売上が+30.8%、利益が+5.1%。

売上高
+30.8%
293億円
経常利益
+5.1%
41億円
純利益
+12.0%
28億円
利益率
14.0%
前期比 -3.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高290億円293億円
純利益33億円28億円
1株あたり配当¥106¥106

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は76億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+31.0%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q480
2024年1Q586
2024年2Q526
2024年3Q496
2024年4Q61−1
2025年2Q11118
2025年4Q1137
2026年2Q12915
2026年4Q16413
2027年1Q763

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は220億円から293億円へ1.3倍に増えた。経常利益率は12.3%から14.0%になった。経常収益は4期、純利益は3期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月2202712.316
2014年3月2213114.014
2015年3月2213716.716
2016年3月2144722.030
2017年3月2234620.632
2018年3月2134822.536
2019年3月2253917.326
2020年3月2302611.311
2021年3月2212611.816
2022年3月2122612.320
2023年3月2182210.113
2024年3月2203315.017
2025年3月2243917.425
2026年3月2934114.028

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益293億円のうち、経常利益として残るのは41億円14.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は28億円、売上の9.6%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金86.0%252億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.0%41億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
14.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.0pt
9.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.3pt
3.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが43億円、投資CFが128億円で、差し引きのフリーCFは171億円期末の手元現金は1,434億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月3333−60303
2014年3月304132−10729
2015年3月−199106−8628
2016年3月139−106−8653
2017年3月−59254−59790
2018年3月0−117−36637
2019年3月449−35−61,046
2020年3月−6−125−6909
2021年3月1,434−17−72,319
2022年3月−42106−62,377
2023年3月−1,39466−61,044
2024年3月16−194−6860
2025年3月4098−61,271
2026年3月43128−81,434

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1.7兆円。このうち返さなくてよい自己資本が814億円で、自己資本比率は4.7%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月1.357121.285.3
2014年3月1.387191.315.2
2015年3月1.407971.325.7
2016年3月1.448181.355.7
2017年3月1.458081.375.5
2018年3月1.488251.405.5
2019年3月1.558151.475.2
2020年3月1.547311.474.7
2021年3月1.717971.634.6
2022年3月1.707741.624.5
2023年3月1.617361.534.5
2024年3月1.637821.554.8
2025年3月1.687551.604.5
2026年3月1.708141.624.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
613億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1.6兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り79社中2位あたり、逆に低いのはROE79社中69位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.6%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
4.7%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率上位前期からの売上の伸び
30.8%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,045で、1年前と比べて+72.7%過去52週の値幅のなかでは91%の位置にある。

¥3,045-1.5%1ヶ月+18.2%1年+72.7%時価総額294億円
過去52週の値幅
安値¥1,625高値¥3,190

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.4倍
PER (会社予想)8.8倍
PBR0.36倍
配当利回り3.48%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月13日から上昇し、17日に3105円、18日に3160円と急伸。しかし19日には2961円と-6.3%下落。25日線2780円を+6.5%上回るが、52週高値3190円に接近した後の調整。1ヶ月で+7.95%と上昇基調。出来高は8月19日に71100株と活発。地方銀行セクターへの資金流入が背景。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 9.3倍は業界平均16.0倍を大きく下回り、PBR 0.32倍も同0.95倍を下回る。配当利回り3.38%は平均2.28%を上回り魅力的。ROE 3.6%は低いが、銀行業ではPBR1倍未満が常態的であり、バリュエーションは割安と判断。一方で収益成長は緩やかで、利益成長率は限定的。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.4倍17.5倍
PER (予想)8.8倍
PBR0.36倍1.01倍
ROE3.6%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、新潟県という比較的堅調な地域経済と、貸出金利改善や経費削減効果による収益拡大、低PBRを背景とした株主還元強化の可能性に注目する。一方、弱気派は、人口減少・少子高齢化による貸出市場の縮小、超低金利環境の長期化による利ざや圧迫、そして信用コスト増加リスクを指摘する。地銀再編の波が高まる中、この銀行が単独で成長し続けられるかどうかが争点。

プラスに働く材料7
  • 収益回復基調

    2026年3月期に経常収益293億円と前期比大幅増収見込み。

  • 株主還元強化余地

    PBR0.32倍と著しく割安で、自己資本比率は高い。

  • 地域経済の底堅さ

    新潟県は農業や観光など多様な産業がバランスよく存在。

  • 収益拡大でPER9.3倍の割安感通年影響

    2026/3期純利益28億円(前期比12%増)、PBR0.32倍も魅力的

  • 高配当利回り3.38%通年影響

    配当性向30%程度と推測、安定配当継続

  • 金利上昇による利ざや拡大継続影響

    預金貸出利ざや改善で収益増、日本銀行の政策次第

  • 地銀再編の思惑不定影響

    業界再編の可能性、M&Aの対象となりやすい

マイナスに働く材料7
  • 人口減少による貸出減少

    新潟県の人口減少率は全国平均を上回るペースで進行。

  • 低金利環境の長期化

    日銀の金融緩和継続で預貸金利ざやの改善は限定的。

  • 信用コスト増加リスク

    中小企業向け融資が中心で、景気後退時に不良債権が増加。

  • 低収益体質の継続通年影響

    ROE3.6%と自己資本利益率低く、株主価値創造乏しい

  • 貸出金利低下リスク継続影響

    競争激化で貸出金利が低下、収益圧迫

  • 地元経済の停滞継続影響

    新潟県経済に依存、人口減少で貸出需要減

  • 株価急騰後の調整リスク短期影響

    1年で74%上昇、高値警戒感から売り優勢

次の決算で確かめる点
経常収益
収益拡大計画の進捗を測る最重要指標。
預貸金利ざや
銀行の中核収益力の良否を示す。
不良債権比率
信用コストの動向を把握するために必須。
自己資本比率
財務の健全性と株主還元余力を判断する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり106で、前期から+36.9%いまの株価に対する利回りは3.48%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥106
1株あたり
配当利回り
3.48%
いまの株価に対して
配当性向
30.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5015.5
2018年3月500.013.5
2019年3月500.018.7
2020年3月500.042.0
2021年3月500.030.5
2022年3月500.023.3
2023年3月500.037.4
2024年3月500.028.1
2025年3月6530.025.2
2026年3月8936.930.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥106

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,079人。区分でいちばん多いのは事業法人35.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.6%を占め、残る47.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人31.232.835.836.536.835.4
個人・その他24.524.227.228.534.135.1
金融機関38.337.129.927.618.317.2
外国法人4.54.85.04.36.56.8
証券会社1.51.22.13.14.34.6
自己株式2.72.32.21.61.51.5
外国人個人0.00.00.8

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.54
02大光従業員持株会3.21
03SBI地銀ホールディングス株式会社2.77
04株式会社第四北越銀行2.32
05鈴木 高幸1.69
06株式会社東和銀行1.53
07株式会社大東銀行1.47
08セコム上信越株式会社1.30
09株式会社トマト銀行1.22
10株式会社八十二長野銀行1.17

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1710%、1株純資産は14期で+1089%。直近期のROEは3.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月167112.415.531.4
2014年3月147221.915.936.8
2015年3月177992.214.130.0
2016年3月308203.76.916.7
2017年3月3258,4953.96.815.5
2018年3月3758,6404.46.013.5
2019年3月2728,5303.26.018.7
2020年3月1217,6301.512.042.0
2021年3月1668,3992.19.130.5
2022年3月2178,1312.66.423.3
2023年3月1357,7061.78.237.4
2024年3月1818,1412.38.528.1
2025年3月2627,8503.35.525.2
2026年3月2948,4553.67.830.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額211百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
石田幸雄取締役会長(代表取締役)72
川合昌一取締役頭取(代表取締役)65
鈴木裕之専務取締役64
金井哲男常務取締役63
相場実常務取締役63
髙橋義彦取締役63
関口寛取締役62
山口知康取締役(監査等委員)65
細貝巌取締役(監査等委員)68
坂井啓二取締役(監査等委員)78
高橋正秀取締役(監査等委員)69
本間由美子取締役(監査等委員)66
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
丸山宗一取締役61
酒井達也取締役61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7114195118426
取締役(社内)1141414
社外取締役513133

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容641字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当行及び当行の関係会社は、当連結会計年度の末日現在において、当行(株式会社大光銀行)、連結子会社2社及び関連会社1社(持分法適用関連会社)で構成され、銀行業務を中心に、クレジットカード業務、ファンドの運営・管理業務、リース業務などの金融サービスに係る事業を行っております。 当行及び当行の関係会社の事業内容及び当行と関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。 〔銀行業務〕 当行の本店ほか支店等において、預金業務及び貸出業務を中心に、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、公共債・投資信託・保険の販売業務及び各種コンサルティング業務などを行っており、当行グループの中心業務と位置づけております。 また、連結子会社の大光キャピタル&コンサルティング株式会社において、M&Aの仲介・支援業務、経営コンサルティング業務を行っております。 〔クレジットカード業務〕 連結子会社のたいこうカード株式会社においてクレジットカード業務を行っております。 〔ファンドの運営・管理業務〕 連結子会社の大光キャピタル&コンサルティング株式会社においてファンドの運営・管理業務を行っております。 〔リース業務〕 持分法適用関連会社の大光リース株式会社において総合リース業務を行っております。 〔その他業務〕 連結子会社のたいこうカード株式会社において信用保証業務を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (事業系統図)
経営方針・対処すべき課題5,608字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当行は、「経営理念」である次の3項目を経営の基本方針とし、地域密着とお客さまのニーズに沿った金融サービスの提供に努めております。 ① お客様に信頼され、親しまれる銀行として地域社会の繁栄に奉仕する。 ② 健全経営に徹し、強固な経営体質を築き、安定した発展を持続する。 ③ 優れた人材の育成に力を注ぎ、清新はつらつとした行風を確立する。 今後とも、経営体質の一層の強化を図るとともに経営の透明性を高め、地域社会に真に期待され、信頼される銀行を目指してまいります。 (2)経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 ① 経営環境に関する認識 当行は、新潟県を主要な営業基盤とし、本店ほか支店(新潟県62カ店(本店含む)、群馬県1カ店、埼玉県5カ店、東京都1カ店、神奈川県1カ店、インターネット支店1カ店)、ローンスクエア(新潟県内に6カ所)において、預金業務及び貸出業務を中心に、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、公共債・投資信託・保険の販売業務及び各種コンサルティング業務などを行っております。 当行の強みは「親しみやすさ」であると認識しております。相互銀行時代からお客さまのもとへ足繁く通うことで、お客さまの懐に深く入り込み、同じ目線で真摯に向き合い、ニーズを的確にくみ取り応えていくというスタイルで営業を行ってまいりました。これが「親しみやすさ」として評価をいただいているものと考えております。 地域金融機関を取り巻く経営環境をみますと、国内では金利のある世界への回帰が進むなか、米国の通商政策や中東を始めとする地政学リスクなど、国内外の経済・金融市場や社会情勢を巡る不確実性の高まりに直面しております。 こうした状況のなか、私たち地域金融機関には、幅広い金融仲介機能を発揮しながら地域経済に貢献する「地域金融力」の担い手として、資金繰り支援等での下支えにとどまらず、人口減少等の構造的な環境の変化も踏まえ、地域社会全体が持続可能な姿に変革していくための後押しが求められております。 ② 長期戦略方針 当行は2024年3月、経営理念に基づく10年後に向けた長期戦略方針として、ビジョン、ミッション、バリュー、パーパスおよび目標を策定しております。 〔長期戦略方針〕 ③ 第13次中期経営計画「Value Up~ワクワクする未来へ~」(2024年度~2026年度) 2024年4月より、3年間の第13次中期経営計画「Value Up~ワクワクする未来へ~」を推進しております。 ア.目標とする経営指標 本計画の経営指標の目標項目は、「財務指標」、「地域活性化指標」、「人的資本指標」、「サステナブル指標(環境目標)」の4つのカテゴリで設定しており、最終年度である2026年度の目標および2025年度の実績は次のとおりであります。 なお、「財務指標」、「サステナブル指標(環境目標)」は連結での計数、「地域活性化指標」、「人的資本指標」は当行単体での計数であります。 カテゴリ   目標項目   最終年度(2026年度) 目標   2025年度 実績 財務指標 (連結ベース)   ROE (注1)   4.0%以上   3.58% 当期純利益   30億円以上   27.9億円 OHR(コア業務粗利益ベース) (注2)   70%以下   68.6% 自己資本比率   8%以上   8.55% 非財務指標   地域活性化 指標    お客さまの「なりたい姿」 への貢献度 (注3)   80%以上   - お客さまとの対話等の  活動量 (注4)   127人分   116人分 人的資本 指標    エンゲージメントスコア (注5)   68点以上   63点 社外経験割合 (注6)   22%以上   16.6% スキルポイント (注7)   75pt以上   74.1pt サステナブル 指標 (環境目標)    CO2排出量(Scope1・2)  の削減   (2013年度比) ▲37%   (2013年度比) ▲39% サステナブルファイナンス  実行額   (3年間累計) 1,125億円   886億円 (注)1.株主資本ベース 2.コア業務粗利益は投資信託解約損益を除く 3.法人取引先へのアンケートにより、当行の貢献度の評価を5段階で5または4と回答した先の全回 答先に占める割合(アンケートは3年毎に実施しており、2025年度は未算定) 4.営業店・本部の営業担当者がお客さまとの対話等にかける活動量 5.全従業員(産休・育休者を除く)を対象としたエンゲージメントサーベイの総合スコア (「Wevox」により測定) 6.出向経験が3ヶ月以上ある行員および中途入行の行員の全行員に占める割合 7.「資格規程」に定める検定資格ポイント、通信教育ポイントの行員一人あたり平均値 イ.基本戦略 本計画では、目標とする経営指標の達成に向け、5つの基本戦略を実践しております。 戦略①       お客さまへの提供価値の向上 お客さまのニーズに応じた最適なチャネルでのご提案により、コンサルティング等の対面営業力をこれまで以上に強化し、お客さまに提供する付加価値を最大化してまいります。特に、対面営業のニーズの高い法人のお客さまに活動量を振り向け、お客さまのニーズに応じた付加価値の高いサービスの拡充、お客さま支援態勢の高度化、多様な人材の育成などに取り組み、お客さまの「なりたい姿」の実現、企業価値の向上に貢献することで、その対価として適正な金利やソリューション手数料を収受することとしております。 また、個人のお客さまの多様なニーズにお応えするため、専門性の高いマネーアドバイザーによる対面営業力の強化や非対面取引の利便性向上・提案力強化に取り組むこととしております。 〔重点施策〕 ■ 法人コンサルティングの強化 ■ 個人コンサルティングの強化 ■ 預金の増加 2025年度における主な取組みは次のとおりです。 (ア)法人コンサルティングの強化 ・営業セグメント別の役割を再定義し、行動管理基準・情報管理基準を明確化 ・データ分析システムにより営業担当者の行動量を測定し、効率的な営業活動に活用 ・「協調支援型特別保証」を活用したパッケージ型商品、地域密着型福利厚生サービス「なじらね福利厚生」など、お客さまの成長・改善につながる商品・サービスを拡充 (イ)個人コンサルティングの強化 ・投資信託や生命保険の各種手続きについて、タブレット端末を活用したペーパーレス化・印鑑レス化の取組みを開始 ・コールセンターグループを新設し、受付から実行まで一貫して対応できる体制を構築 ・手数料定率型住宅ローンなど、お客さまのニーズに合わせた商品を拡充 (ウ)預金の増加 ・従来のアプリをリプレイスし、「大光銀行アプリ~My らっこ~」のサービス提供を開始 ・ATM利用手数料を改定し、当行の全てのATM・全ての利用時間帯で当行のキャッシュカードを使用した引出し手数料を無料化(2026年4月より) ・魅力的な預金商品として、「ワクワク!ジャンボ宝くじ付定期預金キャンペーン」を実施 戦略②       業務改革 AIの活用とデジタル化の促進、BPR施策の拡充により、業務の効率化と組織のスリム化を図り、人は付加価値の高い業務に専念する体制を構築するほか、お客さまへの提供価値の品質を高めることとしております。 また、リスクアペタイト方針のもとで、とるべきリスクとコントロールするリスクを明確にしたうえでリスクテイクし、健全性の維持と収益の最大化を図ることとしております。 〔重点施策〕 ■ DX・デジタル化戦略 ■ BPR施策の拡充 ■ 店舗政策 ■ 経費コントロール ■ リスクコントロール 2025年度における主な取組みは次のとおりです。 ・営業店組織の統合・スリム化に向けた試行店舗を拡充 ・本部所属の内部管理責任者の対象エリアおよび取扱業務を拡充 ・RORAを月次で管理する体制を構築 戦略③       人的資本の価値向上 人材は銀行経営の礎であり、価値を生み出すための大切な財産という考えのもと、人材への適切な投資や社内環境の整備を通じてやりがい・働きがいを高め、「各自のキャリアデザイン」と「戦略と連動した将来の人材ポートフォリオ目標」の両方向の視点から、お客さまの「なりたい姿」の実現に貢献できる多様な人材を育成することとしております。 また、経営体質の強化に向け、行員数の減少トレンドは維持しつつ、業務改革の実践によりお客さまとの対話等の活動量を拡大していくこととしております。 〔重点施策〕 ■ 多様な人材の育成と活躍促進 ■ 営業担当者のお客さまとの対話等の活動量の拡大 ■ ウェルビーイングの向上 2025年度における主な取組みは次のとおりです。 (ア)多様な人材の育成と活躍促進 ・営業担当者の充実に向けた人材ポートフォリオ目標を策定 ・スキルアップ、キャリアアップに向けた各種研修を実施 (イ)営業担当者のお客さまとの対話等の活動量の拡大 ・2025年度の新入行員より「営業コース」を新設 ・営業担当者の増員に向けたプログラムを継続的に実施 (ウ)ウェルビーイングの向上 ・頭取直轄の組織として若手行員で組織された「ワクワク向上委員会」が、ワクワク感向上施策を立案し順次実施(2025年度は7施策を立案) 戦略④       サステナビリティ経営の実践 地域の活性化と中長期的な企業価値の向上を目指す持続的経営を基本方針とし、重要課題(マテリアリティ)を起点に策定した「たいこうSDGs宣言」に従い、事業活動を通じた課題解決にグループ一体で取り組むこととしております。 特に、環境への対応については、当行グループ自身の取組みに加え、取引先企業の脱炭素化のステップに応じたさまざまなニーズに対し、最適なソリューションを提供していくこととしております。 〔重点施策〕 ■ サステナビリティ経営の実践 本項目については、年度毎に「サステナビリティ推進プログラム」を策定し、PDCAによる管理を行っております。 2025年度における主な取組みは次のとおりです。 ・SDGs関連ソリューションの推進 ・人権に関する教育や、「人権方針」に基づく人権デューデリジェンスの実施 ・「サステナブル投融資方針」の遵守状況のモニタリング ・取締役会の実効性向上に向けた役員アンケートの実施と結果に基づく改善対応 戦略⑤       株主価値の向上 第13次中期経営計画の施策を着実に実践することで、企業価値の向上を図ってまいります。 また、株主還元方針に基づき株主還元に取り組むとともに、株主・投資家の皆さまとの積極的なコミュニケーションや非財務情報を含めた情報開示の充実などにより、株主資本コストの引下げに取り組むこととしております。 〔重点施策〕 ■ 株主還元の取組み ■ 株主資本コストの引下げに向けた取組み 2025年度における主な取組みは次のとおりです。 ・株主還元方針に基づき、2026年3月期の年間配当を1株当たり89円00銭(うち中間配当35円00銭。2025年3月期から1株当たり24円00銭の増配)とすることを2026年6月23日開催の第124回定時株主総会の議案として提出 ・株主資本コストの引下げに向け、統合報告書の記載内容を充実 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 地域金融機関を取り巻く経営環境をみますと、国内では金利のある世界への回帰が進むなか、米国の通商政策や中東を始めとする地政学リスクなど、国内外の経済・金融市場や社会情勢を巡る不確実性の高まりに直面しております。 こうした状況のなか、私たち地域金融機関には、幅広い金融仲介機能を発揮しながら地域経済に貢献する「地域金融力」の担い手として、資金繰り支援等での下支えにとどまらず、人口減少等の構造的な環境の変化も踏まえ、地域社会全体が持続可能な姿に変革していくための後押しが求められております。 このような環境認識のもと、当行は、長期戦略方針に基づく1stステージとして、第13次中期経営計画「Value Up~ワクワクする未来へ~」を鋭意、推進しております。そして、2026年度は本計画の最終年度です。これまでの取組みの集大成として、誰にも負けない高い熱量でお客さまに親身に寄り添う「大光らしさ」を存分に発揮するとともに、SBIグループとの資本業務提携を通じ、地域企業の生産性向上と地域のお客さまの資産形成をサポートすることにより、地域社会・経済の活性化を力強く支えてまいります。そのうえで、「健全性の維持と収益の最大化を図る」という方針のもと、本計画の最重要目標に掲げる「ROE4.0%以上」、「自己資本比率8%以上」(いずれも連結ベース)を達成することで、当行自身が着実に成長を続け、充実した形で次のステージへと繋げてまいります。 併せて、お客さまから信頼いただき、安心してご利用いただくため、コンプライアンスの徹底やリスク管理の高度化に引き続き取り組んでまいります。 当行は、こうした取組みにより、地域に根差した金融機関としての社会的責任と公共的使命を果たしてまいります。
事業等のリスク5,228字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)信用リスク ① 不良債権 当行グループでは、厳格な自己査定に基づく不良債権処理の徹底と、適切な大口与信先の管理、融資先への積極的な経営改善支援活動に努めておりますが、今後の国内景気や地域経済の動向、融資先の経営状況等が変動した場合、又は、予期せぬ自然災害等により経済活動が制限された場合、不良債権及び与信費用が増加し、当行グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼし、自己資本が減少する可能性があります。 ② 貸倒引当金 当行グループでは、融資先の状況、担保の価値や経済状況を前提とした予想損失率を算定し、貸倒引当金を計上しており、その十分性を確保すべく、検証・見直しを実施しています。しかしながら、前提を上回る著しい経済状況の悪化や担保価格の大幅な下落等により、実際の貸倒れが想定を上回った場合、貸倒引当金の積増しを行わざるを得なくなり、その結果、当行グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、貸出先の将来の業績見通しが変化した場合には、翌連結会計年度の貸倒引当金は増減する可能性があります。 ③ 地域経済の動向等の影響 当行グループは、地元である新潟県を主たる営業基盤として考え、貸出金の増強に注力しております。貸出金に占める地元融資先に対する融資比率は約7割となっており、貸出金の動向は地元経済の影響を受ける可能性があります。 また、従来から中小企業を主体とした事業性貸出、個人向けローンの増強に取り組んでおり、当行グループの業績は中小企業倒産や個人破産等の影響を受ける可能性があります。 (2)市場リスク ① 市場業務に係るリスク 当行グループは、市場業務として債券、投資信託等の相場変動を伴う金融商品に対して投資活動を行っており、かかる活動に伴うリスクに晒されております。 主要なリスクとして、市場金利、株価、為替レート等の相場の変動が挙げられます。例えば、国内金利が大幅に上昇した場合には、当行グループの債券ポートフォリオの価値が減少することによって、評価損や実現損失が発生し、当行グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼすとともに、自己資本比率の低下を招く可能性があります。 当行グループでは、リスク管理部門がVaRによるリスク量等を計測し、リスク量の推移や経営体力との対比により健全性を検証した上で、毎月ALM委員会に報告しております。市況が大幅に変動した場合には、臨時ALM委員会を開催し、シミュレーション等により対応を協議しております。 ② 保有株式に係るリスク 当行グループは、市場性のある株式を保有しています。 国内外の経済情勢や株式市場の需給関係の悪化、発行体の経営状態の悪化等により株価が大幅に下落した場合には、当行グループが保有する株式に評価損や実現損失が発生し、当行グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼすとともに、自己資本比率の低下を招く可能性があります。 ただし、株式の保有は自己資本の水準と比較すると限定的であり、銘柄分散も図られております。 (3)流動性リスク ① 資金繰りリスク 市場環境が大きく変化した場合や当行グループの信用状態が悪化した場合には、必要な資金が確保できず資金繰りが悪化し、通常の取引よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされたり、想定を上回る預金流出が発生し、資金繰り運営に支障が生じる可能性があります。 資金繰り管理部門は資金繰りリスクの観点から、流動性資産の保有額等の管理基準を設定し、管理コントロールするとともに、流動性リスク管理部門はその把握・評価を行うなどして、資金繰りリスク管理の適切性を確保しています。 ② 市場流動性リスク 内外経済情勢の変化や金融市場が混乱した場合には、市場流動性が著しく低下し、有価証券等の保有資産の価値が下落する可能性があります。また、金融商品の売買において、通常よりも不利な価格での取引を余儀なくされることで損失を被る可能性もあります。 資金繰り管理部門は適切な資金繰り運営を行うため、当行を取り巻く内部環境・外部環境等の情報を収集・分析し、市場流動性リスクの観点から流動性の確保状況や保有有価証券の市場での処分性を把握しています。 (4)事務リスク 当行グループは、役職員等が正確な事務処理を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより損失を被る可能性があり、この場合、当行グループの業績や財務内容に影響を及ぼす可能性があります。 この事務リスクを適切に管理するため、「事務リスク管理方針」「事務リスク管理規程」を制定の上、厳格な事務処理を行うための事務処理の詳細手続きを定めた「事務処理手続きに関する事務処理規程等」を制定・整備するとともに、役職員等の事務レベル向上策として、各種の教育・研修や事務処理規程行内検定試験等を実施しております。また、内部牽制のため、毎月の店内検査及び監査部による定期的な内部監査を実施しております。 さらに、発生した事務事故については、発生状況を定期的に把握の上、内容・発生原因等を総合的に分析し、再発防止策並びにリスク軽減策を策定・実施しており、内部不正が発生した場合についても、都度、内容・発生原因等を徹底分析し、再発防止策を策定・実施し、再発の絶無を期しております。 (5)金融犯罪、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策の不備に伴うリスク 当行グループは、金融犯罪やマネー・ローンダリング及びテロ資金供与の発生防止策に関する管理態勢が不十分となり、想定の範囲を超える金融犯罪が発生した場合、その対策に伴うコストや制裁金の発生、また、当行グループの風評が悪化すること等により、当行グループの業績や財務内容に影響を及ぼす可能性があります。 このリスクを適切に管理するため、当行グループでは、「マネー・ローンダリング/テロ資金供与防止方針」「マネー・ローンダリング/テロ資金供与防止規程」を制定の上、マネー・ローンダリング対策室を設置するとともに、営業・管理・監査の各部門が担う役割を明確にし、組織的に対策を進めております。 営業部門は、マネロン等のリスクに最初に直面する重要な役割を担うため、別途制定した「顧客受入に関する実務マニュアル」に基づく適切な顧客管理を行い、取引のリスクに応じた事務取扱を遂行しており、本部管理部門は、研修等により営業部門の理解促進を支援するほか、不審な取引に見られる傾向をもとにリスクの高い取引を検知するモニタリングを実施するなど、不適切な取引の未然防止・早期発見に努めております。さらに、内部監査部門では、マネロン等防止対策の適切性を確保するため、独立した立場から定期的に検証を行っております。 (6)システムリスク 当行グループは、コンピュータシステムの品質不良や人為的ミスの他、サイバー攻撃や自然災害等の外的要因により、コンピュータシステム等に障害が発生する可能性があり、障害の規模によっては当行グループの業務運営や業績及び財務内容に影響を及ぼす可能性があります。 このシステムリスクを適切に管理するため、「システムリスク管理方針」「システムリスク管理規程」「サイバー攻撃対策マニュアル」等を制定の上、業務上重要である基幹系システムについては、コンピュータや回線、電気設備等の二重化、予備機の設置、コンピュータセンターの被災に備えたバックアップセンターの設置等の対策を講じるとともに、障害時やサイバー攻撃時の対応手順の整備、障害を想定した実効性のある訓練等を実施しております。 (7)自己資本比率 当行グループは、海外営業拠点を有していないため、連結自己資本比率及び単体自己資本比率は国内基準である4%以上に維持しなければなりません。 当行グループの自己資本比率が要求される水準を下回った場合には、監督当局より業務の全部又は一部の停止等を含む様々な命令を受けることとなります。 当行グループの自己資本比率は、当行グループの業績の悪化や、本項「事業等のリスク」に記載する様々な要因により低下する可能性があります。 (8)繰延税金資産 当行グループでは、繰延税金資産について、現時点において想定される金融経済環境等の様々な予測・仮定に基づき将来の課税所得を合理的かつ保守的に見積り計上しておりますが、今後多額の不良債権処理が発生した場合や税制関連の法令改正がなされた場合など実際の課税所得が想定と異なること等により、繰延税金資産の一部または全部の回収ができないと判断した場合、繰延税金資産は減額され、その結果、当行グループの業績や財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9)退職給付債務 当行グループの年金資産の時価が下落した場合、年金資産の運用利回りが想定を下回った場合、または予定退職給付債務を計算する前提となる割引率等の数理計算上の前提・仮定に変更があった場合等には退職給付費用及び債務が増加し、当行グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、当行グループでは、確定拠出年金制度の導入等により安定した制度運用を行っております。 (10)固定資産の減損会計に関するリスク 当行グループは、保有する固定資産について「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。今後、市場価格の著しい下落、使用範囲又は方法の変更、収益性の低下等により固定資産の減損損失を計上することになる場合、当行グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11)コンプライアンスリスク 当行グループは、実効性のあるコンプライアンス態勢の構築に努めておりますが、役職員が法令等に違反するような事態が生じた場合には当行グループに対する信用を失うこととなり、当行グループの業績や事業展開に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12)情報漏洩のリスク 当行グループでは、個人情報保護法等に対応し、情報漏洩防止のため各種の安全管理措置を講じるとともに、厳格な内部監査の実施等により管理には十分留意しており、情報が漏洩する可能性は極めて低いと考えております。しかしながら、何らかの不測の原因により情報が漏洩した場合には当行グループに対する信用を失うこととなり、当行グループの事業展開に悪影響を及ぼす可能性があります。 (13)格付低下のリスク 当行は、格付機関より格付を取得しております。今後、当行の収益力や資産の質などの低下により格付が引き下げられた場合、当行の資金調達等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (14)災害等の発生に関するリスク 当行グループは、地震を始めとする自然災害、停電、原発事故、新型インフルエンザ等の感染症などの災害等が発生しても業務の運営に支障のないよう、業務継続計画(BCP)を定め、対策に努めておりますが、予想を超える大きな災害等が発生した場合は、設備・システム等の損傷、業務運営上十分な人員を確保できないなどの要因により業務の全部又は一部が停止するおそれがあるほか、被害が生じた取引先の経営状況悪化により与信関係費用が増加するなど、当行グループの業務運営あるいは業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (15)風評リスク 当行グループは、適時適切な情報開示等による透明性の確保のほか、インターネット上の風説やマスコミによる憶測記事等の確認を通じてリスク顕在化の未然防止に努めておりますが、当行グループや金融業界に関する悪評や風説・風評の流布が発生した場合、それが事実であるか否かにかかわらず、当行グループの評価・評判が低下し、当行グループの業績や当行の株価に悪影響を及ぼす可能性があります。 (16)主要な事業の前提事項に関するリスク 当行は、銀行法第4条第1項の規定に基づき、銀行業の免許を受け、銀行業を営んでおります。銀行業の免許には、有効期間その他の期限は法令等で定められておりませんが、銀行法第26条、第27条及び第28条に規定された要件に該当した場合には、業務の停止または免許の取消等が命ぜられることがあります。 現時点において、当行はこれらの事由に該当する事実はないと認識しておりますが、将来、何らかの事由により前述の業務の停止または免許の取消等があった場合には、当行の主要な事業活動に支障をきたすとともに、業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当行グループ(当行、連結子会社及び持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。 当連結会計年度におけるわが国の経済を顧みますと、年度前半においては、米国の通商政策等の影響により企業収益の改善に足踏みがみられましたが、個人消費や設備投資に持ち直しの動きがみられました。年度後半においては、引き続き米国の通商政策の影響がみられたものの、個人消費や設備投資は持ち直しの動きが続き、企業収益に改善の動きがみられるなど、景気全体としては緩やかな回復が続きました。 当行グループの主たる営業基盤である新潟県の経済につきましては、個人消費は一部で弱い動きを伴いつつも回復が続いたほか、企業収益に改善の動きがみられ、設備投資も持ち直すなど、全体としては緩やかな持ち直しが続きました。 市場動向につきましては、前年度末に35千円台であった日経平均株価は、企業業績の拡大や現政権による成長戦略への期待などを背景に総じて上昇傾向が続き、今年度末は51千円台となりました。前年度末に1.485%であった新発10年物国債利回りは、昨年12月の日本銀行による利上げや現政権の積極財政政策に対する財政悪化懸念などにより上昇したのち、追加利上げ観測の高まりなどによりさらに上昇し、今年度末は2.345%となりました。 このような経済状況のもとで、当連結会計年度における当行グループの業績は次のとおりとなりました。 (財政状態) 当連結会計年度末における主要勘定の残高につきましては、以下のとおりであります。 預金等(預金+譲渡性預金)は、法人預金や個人預金が増加したことなどにより、前年同期比280億30百万円増加し、1兆4,973億15百万円(増加率1.9%)となりました。 貸出金は、中小企業向け貸出や個人向け貸出が増加したことなどにより、前年同期比223億3百万円増加し、1兆1,932億4百万円(増加率1.9%)となりました。 有価証券は、前年同期比170億91百万円減少し、3,258億79百万円(減少率4.9%)となりました。 純資産は、利益剰余金やその他有価証券評価差額金の増加などにより、前年同期比58億42百万円増加し、813億64百万円(増加率7.7%)となりました。 (経営成績) 当行グループの経常収益は、貸出金利息及び有価証券利息配当金の増加による資金運用収益の増加やその他経常収益の増加などにより、前年同期比69億8百万円増加の293億44百万円となりました。 経常費用は、資金調達費用やその他業務費用が増加したことなどにより、前年同期比67億33百万円増加の252億77百万円となりました。 以上の結果、経常利益は、前年同期比1億76百万円増加の40億67百万円となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益が増加したことなどにより、前年同期比3億4百万円増加の27億99百万円となりました。 (セグメントの状況) 当行グループは、報告セグメントが銀行業のみであり、当行グループの業績における「その他」の重要性が乏しいため、記載を省略しております。なお、「その他」にはクレジットカード業務等が含まれております。 (キャッシュ・フローの状況) 当行グループの営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の増加などにより42億88百万円の流入(前年同期比366億43百万円の流入減少)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却・償還などにより128億18百万円の流入(前年同期比119億72百万円の流入増加)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払などにより8億12百万円の流出(前年同期比1億63百万円の流出増加)となりました。 これにより当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末比162億95百万円増加し、1,433億99百万円となりました。 (自己資本比率) 当期末の連結自己資本比率(国内基準)は8.55%、単体自己資本比率(国内基準)は8.51%となりました。 いずれも規制値(4%)を大きく上回り、十分な水準を維持しております。 ① 国内・国際業務部門別収支 資金運用収支は国内業務部門167億83百万円(合計に対する割合97.2%)、国際業務部門4億86百万円(合計に対する割合2.8%)となりました。 役務取引等収支は国内業務部門17億30百万円(合計に対する割合99.8%)、国際業務部門3百万円(合計に対する割合0.2%)となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額 (△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   15,271   671   -   15,942 当連結会計年度   16,783   486   -   17,270 うち資金運用収益   前連結会計年度   16,328   794   35   17,088 当連結会計年度   20,175   664   99   20,740 うち資金調達費用   前連結会計年度   1,057   123   35   1,145 当連結会計年度   3,391   178   99   3,470 役務取引等収支   前連結会計年度   1,732   3   -   1,735 当連結会計年度   1,730   3   -   1,733 うち役務取引等収益   前連結会計年度   3,769   13   -   3,782 当連結会計年度   3,829   16   -   3,846 うち役務取引等費用   前連結会計年度   2,036   10   -   2,046 当連結会計年度   2,099   12   -   2,112 その他業務収支   前連結会計年度   △348   16   -   △331 当連結会計年度   △2,838   16   -   △2,821 うちその他業務収益   前連結会計年度   116   16   -   133 当連結会計年度   109   16   -   126 うちその他業務費用   前連結会計年度   464   -   -   464 当連結会計年度   2,948   -   -   2,948 (注)1.「国内業務部門」は当行及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は当行の外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。 2.「相殺消去額(△)」は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。 3.国内業務部門、国際業務部門とも連結相殺消去後の計数を表示しております。 4.資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度1百万円、当連結会計年度6百万円)を控除して表示しております。 ② 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況 ア.国内業務部門 資金運用勘定の平均残高は、有価証券の減少を主因に117億17百万円減少し1兆4,989億90百万円となりました。利回りは、貸出金利回りや有価証券利回りの上昇を主因に0.26ポイント上昇し1.34%となりました。 資金調達勘定の平均残高は、預金や借用金の増加を主因に125億47百万円増加し1兆5,867億34百万円となりました。利回りは、預金利回りの上昇を主因に0.15ポイント上昇し0.21%となりました。 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   (51,828) 1,510,707   (35) 16,328   1.08 当連結会計年度   (46,449) 1,498,990   (99) 20,175   1.34 うち貸出金   前連結会計年度   1,146,241   12,561   1.09 当連結会計年度   1,156,130   15,321   1.32 うち商品有価証券   前連結会計年度   7   0   0.04 当連結会計年度   10   -   - うち有価証券   前連結会計年度   312,378   3,399   1.08 当連結会計年度   296,242   3,936   1.32 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   41   0   0.27 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   211   331   156.98 当連結会計年度   158   817   517.24 資金調達勘定   前連結会計年度   1,574,187   1,057   0.06 当連結会計年度   1,586,734   3,391   0.21 うち預金   前連結会計年度   1,441,210   971   0.06 当連結会計年度   1,450,452   3,083   0.21 うち譲渡性預金   前連結会計年度   28,576   21   0.07 当連結会計年度   27,914   88   0.31 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   82   0   0.77 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   27,286   46   0.17 当連結会計年度   28,214   161   0.57 うち借用金   前連結会計年度   80,045   19   0.02 当連結会計年度   82,999   62   0.07 (注)1.「国内業務部門」は当行及び連結子会社の円建取引であります。 2.平均残高は、当行については日々の残高に基づいて算出しておりますが、連結子会社については半年毎の残 高に基づく平均残高を利用しております。 3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度119,572百万円、当連結会計年度146,837百万円)を控除して表示しております。 4.( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 イ.国際業務部門 資金運用勘定の平均残高は、有価証券の減少を主因に53億76百万円減少し484億41百万円となりました。利回りは、有価証券利回りの低下を主因に0.10ポイント低下し1.37%となりました。 資金調達勘定の平均残高は、円投入額の減少を主因に53億84百万円減少し484億31百万円となりました。利回りは、円投入支払利息の増加を主因に0.14ポイント上昇し0.36%となりました。 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   53,817   794   1.47 当連結会計年度   48,441   664   1.37 うち貸出金   前連結会計年度   1,500   13   0.90 当連結会計年度   1,061   13   1.25 うち商品有価証券   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   49,788   658   1.32 当連結会計年度   44,941   543   1.20 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - 資金調達勘定   前連結会計年度   (51,828) 53,815   (35) 123   0.22 当連結会計年度   (46,449) 48,431   (99) 178   0.36 うち預金   前連結会計年度   302   1   0.36 当連結会計年度   284   2   0.99 うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   1,670   87   5.21 当連結会計年度   1,676   75   4.50 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - (注)1.「国際業務部門」は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。 2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を控除して表示しております。 3.( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 4.国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は月次カレント方式により算出しております。 ウ.合計 種類   期別       平均残高(百万円)           利息 (百万円)       利回り 小計   相殺消去額(△)   合計   小計   相殺消去額(△)   合計   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   1,564,525   51,828   1,512,697   17,123   35   17,088   1.12 当連結会計年度   1,547,432   46,449   1,500,982   20,840   99   20,740   1.38 うち貸出金   前連結会計年度   1,147,741   -   1,147,741   12,575   -   12,575   1.09 当連結会計年度   1,157,192   -   1,157,192   15,334   -   15,334   1.32 うち商品有価証券   前連結会計年度   7   -   7   0   -   0   0.04 当連結会計年度   10   -   10   -   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   362,166   -   362,166   4,057   -   4,057   1.12 当連結会計年度   341,184   -   341,184   4,479   -   4,479   1.31 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   41   -   41   0   -   0   0.27 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   211   -   211   331   -   331   156.98 当連結会計年度   158   -   158   817   -   817   517.24 資金調達勘定   前連結会計年度   1,628,002   51,828   1,576,174   1,180   35   1,145   0.07 当連結会計年度   1,635,166   46,449   1,588,716   3,569   99   3,470   0.21 うち預金   前連結会計年度   1,441,512   -   1,441,512   973   -   973   0.06 当連結会計年度   1,450,736   -   1,450,736   3,086   -   3,086   0.21 うち譲渡性預金   前連結会計年度   28,576   -   28,576   21   -   21   0.07 当連結会計年度   27,914   -   27,914   88   -   88   0.31 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   1,670   -   1,670   87   -   87   5.21 当連結会計年度   1,758   -   1,758   76   -   76   4.33 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   27,286   -   27,286   46   -   46   0.17 当連結会計年度   28,214   -   28,214   161   -   161   0.57 うち借用金   前連結会計年度   80,045   -   80,045   19   -   19   0.02 当連結会計年度   82,999   -   82,999   62   -   62   0.07 (注)1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度119,573百万円、当連結会計年度146,838百万円)を控除して表示しております。 2.「相殺消去額(△)」は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。 ③ 国内・国際業務部門別役務取引の状況 役務取引等収益は、国内業務部門の投信・保険窓販業務の増加などにより38億46百万円となりました。 また、役務取引等費用は、国内業務部門の増加を主因として21億12百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   3,769   13   -   3,782 当連結会計年度   3,829   16   -   3,846 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   1,325   -   -   1,325 当連結会計年度   1,253   -   -   1,253 うち為替業務   前連結会計年度   549   11   -   560 当連結会計年度   558   13   -   572 うち証券関連業務   前連結会計年度   26   -   -   26 当連結会計年度   20   -   -   20 うち代理業務   前連結会計年度   30   -   -   30 当連結会計年度   30   -   -   30 うち保護預り・貸金庫業務   前連結会計年度   5   -   -   5 当連結会計年度   5   -   -   5 うち保証業務   前連結会計年度   36   2   -   39 当連結会計年度   32   2   -   34 うち投信・保険窓販業務   前連結会計年度   1,195   -   -   1,195 当連結会計年度   1,286   -   -   1,286 役務取引等費用   前連結会計年度   2,036   10   -   2,046 当連結会計年度   2,099   12   -   2,112 うち為替業務   前連結会計年度   52   10   -   62 当連結会計年度   53   12   -   66 (注)1.「国内業務部門」は当行及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は当行の外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。 2.国内業務部門、国際業務部門とも連結相殺消去後の計数を表示しております。 ④ 国内・国際業務部門別預金残高の状況 ○預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   1,430,097   263   -   1,430,361 当連結会計年度   1,467,671   226   -   1,467,898 うち流動性預金   前連結会計年度   799,880   -   -   799,880 当連結会計年度   802,505   -   -   802,505 うち定期性預金   前連結会計年度   626,882   -   -   626,882 当連結会計年度   662,487   -   -   662,487 うちその他   前連結会計年度   3,334   263   -   3,597 当連結会計年度   2,678   226   -   2,904 譲渡性預金   前連結会計年度   38,924   -   -   38,924 当連結会計年度   29,416   -   -   29,416 総合計   前連結会計年度   1,469,021   263   -   1,469,285 当連結会計年度   1,497,088   226   -   1,497,315 (注)1.「国内業務部門」は当行及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は当行の外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。 2.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 3.定期性預金=定期預金+定期積金 4.国内業務部門、国際業務部門とも連結相殺消去後の計数を表示しております。 ⑤ 貸出金残高の状況 ア.業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内 (除く特別国際金融取引勘定分)   1,170,901   100.00   1,193,204   100.00 製造業   93,261   7.97   95,667   8.02 農業,林業   5,876   0.50   6,388   0.53 漁業   407   0.04   317   0.03 鉱業,採石業,砂利採取業   1,283   0.11   1,255   0.10 建設業   64,176   5.48   64,346   5.39 電気・ガス・熱供給・水道業   9,459   0.81   9,745   0.82 情報通信業   4,845   0.41   5,559   0.47 運輸業,郵便業   26,633   2.27   28,652   2.40 卸売業,小売業   77,566   6.62   79,480   6.66 金融業,保険業   107,565   9.19   103,340   8.66 不動産業,物品賃貸業   161,612   13.80   165,509   13.87 サービス業等   103,270   8.82   107,703   9.03 地方公共団体   128,109   10.94   131,438   11.02 その他   386,832   33.04   393,801   33.00 (注)海外店分及び特別国際金融取引勘定分は該当ありません。 イ.外国政府等向け債権残高 該当ありません。 ⑥ 国内・国際業務部門別有価証券の状況 ○有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   72,644   -   72,644 当連結会計年度   95,999   -   95,999 地方債   前連結会計年度   41,323   -   41,323 当連結会計年度   40,587   -   40,587 社債   前連結会計年度   80,457   -   80,457 当連結会計年度   72,499   -   72,499 株式   前連結会計年度   11,868   -   11,868 当連結会計年度   14,955   -   14,955 その他の証券   前連結会計年度   92,915   43,760   136,675 当連結会計年度   66,457   35,381   101,838 合計   前連結会計年度   299,210   43,760   342,970 当連結会計年度   290,498   35,381   325,879 (注)1.「国内業務部門」は当行及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は当行の外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。 2.「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 ア.当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識等 当期に取り組んでまいりました主な施策は以下のとおりであり、2024年度より開始した3ヵ年の第13次中期経営計画「Value Up~ワクワクする未来へ~」に基づき、徹底的に地域に密着する姿勢を貫くことを基本に、地域社会を取り巻く様々な課題の解決に向けた活動に取り組んでまいりました。 持続可能な社会の実現に向けた取組みとしましては、昨年1月から5月にかけて「たいこうサステナビリティ定期預金」をお取り扱いし、災害復興支援や環境保全、子育て支援にお役立ていただくため、お預け入れいただいた定期預金総額の0.02%相当額となる153万円について、日本赤十字社新潟県支部及び新潟県に寄付を行いました。また、観光など5つの関連事業への投資を通じ、新潟県の持続可能な経済成長と地域の面的活性化を支援していくため、昨年7月、「にいがたサステナブル地域創生投資事業有限責任組合」への出資契約を締結しました。昨年10月には、地域企業のサステナビリティ経営を後押しすることを目的に、製造業を始めとする業界知見を有する企業と業務提携を結び、中堅・中小企業の脱炭素化を一気通貫でサポートする体制を構築しました。このほか、環境に配慮した店舗づくりとして、店舗新築の際はZEB仕様を基本とする方針のもと、昨年度中に新築しました新津支店・新津西支店や大宮支店は、ZEB Readyの認証を取得しております。 お客さまの利便性やサービスの向上に向けた取組みとしましては、投資信託や生命保険にかかる各種お手続きについて、お客さまの負担軽減と当行の業務改善を目的に、本年1月より、タブレット端末を活用したペーパーレス化・印鑑レス化の取組みを開始しました。また、非対面サービスの利便性向上のため、本年3月より、預金等の残高確認や住所変更のお届け、各種サービスのお申込みなどを一つのアプリで行うことができる「大光銀行アプリ~My らっこ~」のサービス提供を開始しました。このほか、お客さまへのサービス向上を目的にATM利用手数料を改定し、当行のキャッシュカードをお持ちのお客さまは、本年4月より、当行の全てのATM・全ての利用時間帯でお引出し手数料を無料とする見直しを行っております。 事業を営むお客さまに対しましては、近年、中小企業における人材確保・定着が重要な経営課題となるなか、昨年4月に人材マッチング支援を行う企業と業務提携を結び、地域企業への正社員・副業人材の採用支援サービスにかかる提携先を拡充したほか、「第3の賃上げ」として導入ニーズが高まっている福利厚生サービスについて、専門企業と業務提携を結び、昨年5月より地域密着型福利厚生サービス「なじらね福利厚生」の取扱いを開始しました。また、昨年10月には、補助金DXツールを運営する企業との業務提携により外部ネットワークを拡充し、補助金の活用支援を通じた事業者の設備投資や事業拡大の取組みにかかるサポート体制を強化しました。このほか、米国の関税措置や中東情勢の緊迫化による影響に鑑み、融資業務を営む全店舗に地域の事業者の資金繰り等に関するご相談窓口を機動的に設置するなど、事業者支援に万全の体制を構築し対応しております。 個人のお客さまに対しましては、高齢化の進展に伴い多様化・複雑化する相続ニーズに円滑にお応えするため、多様な専門家を擁する企業と提携し、昨年5月より、「相続対策支援サービス」、「相続手続き支援サービス」の取扱いを開始しました。また、お客さまに金利だけでなくワクワク感を提供する取組みとして、昨年11月から本年2月にかけて、お預入金額に応じてドリームジャンボ宝くじを進呈する「ワクワク!ジャンボ宝くじ付定期預金キャンペーン」を実施しました。 当連結会計年度の経営成績等につきまして、この1年を顧みますと、原材料価格の高騰など厳しい環境にあるお客さまに親身に寄り添い、それぞれのお客さまの課題に応じた適切な支援策を迅速かつ積極的に講じてまいりました。本業のコア業務純益(除く投資信託解約損益)を増加させることができましたのは、こうした取組みの成果に加え、これまでの経営基盤強化の取組みが実を結んできたものと捉えております。 引き続き、地域のお客さまに親身に寄り添い、地域活性化に向けた活動に全力で取り組むことで、当行自身の成長につなげてまいります。 イ.経営成績等に重要な影響を与える要因 当行グループは、本店が所在する新潟県を主たる営業基盤としており、これらの地域で中小企業を中心とした事業者向け貸出、個人向け貸出の推進などを行っております。このため、新潟県経済が低迷した場合には取引先の業況悪化などを通じ貸出資産の劣化と資金収益力の低下要因となります。 与信関係費用につきましては、取引先の経営改善や事業再生に積極的に取り組んでいることに加え、厳格な自己査定を実施し、実態に即し償却・引当処理を適正に実施しております。今後につきましても、債務者の経営実態及び信用力変化の把握により、適切に与信管理を行ってまいります。 また、経済・市場環境が変化するなかで、株式などの保有有価証券の価格変動により損失が生じるおそれがあります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当行グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の増加などにより42億88百万円の流入(前年同期比366億43百万円の流入減少)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却・償還などにより128億18百万円の流入(前年同期比119億72百万円の流入増加)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払などにより8億12百万円の流出(前年同期比1億63百万円の流出増加)となりました。 これにより当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末比162億95百万円増加し、1,433億99百万円となりました。 当行グループの資本の財源及び資金の流動性については次のとおりであります。 当行グループの中核事業は銀行業であり、主に本店ほか支店が立地する地域のお客さまから預入れいただいた預金を貸出金や有価証券で運用しております。 固定資産の取得等の資本的支出につきましては、自己資金で対応しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 (自己資本比率の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   8.55 2.連結における自己資本の額   773 3.リスク・アセットの額   9,037 4.連結総所要自己資本額   361 単体自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.単体自己資本比率(2/3)   8.51 2.単体における自己資本の額   767 3.リスク・アセットの額   9,011 4.単体総所要自己資本額   360 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当行が当該社債の元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるものについて債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   34   36 危険債権   234   230 要管理債権   0   0 正常債権   11,628   11,825 (生産、受注及び販売の状況) 「生産、受注及び販売の状況」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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