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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

トマト銀行

TOMATO BANK,LTD.8542 · Standard · 銀行業

岡山県地盤の地方銀行。預貸業務を基幹に、リースやクレジットカードなど金融サービスを展開する。

概要

トマト銀行は岡山県岡山市北区に本店を置く第二地方銀行である。1931年に倉敷無尽株式会社として創業し、1989年に普通銀行へ転換して現在の商号となった。預金・融資などのリテールバンキングを主力とし、岡山県内に60の営業店を展開する。連結子会社にトマトリース(リース)とトマトカードを持ち、グループ全体で2026年3月期の経常収益266億円、純利益20億円を計上する。従業員数746名。

岡山県を地盤とする第二地方銀行

トマト銀行は岡山県を主要な営業基盤とする第二地方銀行である。本店所在地は岡山市北区番町。預金残高1兆2,732億円、貸出金残高1兆758億円(2026年3月末)と県内で確固たる地位を占める。店舗網は本店を含む60営業店で構成され、うち1店はインターネット専用支店「ももたろう支店」である。単体自己資本比率は9.04%(国内基準)と健全性を維持する。地域密着型の金融サービスを掲げ、個人・法人双方への融資や預金業務を中核とする。

3つの連結子会社が支えるグループ体制

トマト銀行は連結子会社3社を擁する。中核の銀行業に加え、トマトリース株式会社が産業機械等のリース業務を、トマトカード株式会社がクレジットカード業務をそれぞれ担う。また、銀行事務の一部をトマトビジネス株式会社が受託する。2026年3月期のセグメント別損益は、銀行業が経常利益25億7,500万円、リース業が3億1,100万円、クレジットカード業等(その他)が1,000万円である。リース業とクレジットカード業は銀行業に比べ規模は小さいが、グループ全体の収益を補完する。

収益構造と経営成績の推移

トマト銀行の連結経常収益は2013年3月期の180億円から2026年3月期には266億円へと増加傾向にある。同期間の純利益は11億円から20億円へ拡大した。2026年3月期の資金運用収支は131億円で、うち国内業務部門が126億円、国際業務部門が4億円を占める。役務取引等収支は16億円、その他業務収支は6億円であった。経費率(OHR)は77.3%とやや高めだが、コア業務純益(投信解約損益除く)は34億円を計上する。自己資本比率は連結9.18%と国内基準を上回る。

中期経営計画と地域課題への対応

トマト銀行は2024年4月から2027年3月までを期間とする中期経営計画「第4次 みらい創生プラン」を策定した。10年後のビジョンとして「いつも会って話せる あなたのメインバンク」を掲げ、パーパスを「夢をかなえ、地域の未来を創造する」と定めた。計画では連結ROEの中長期目標5%を掲げるが、2025年度実績は3.47%と途上にある。岡山県の人口減少や人手不足、後継者問題を認識し、本業支援・最適提案活動を通じて地域経済の持続可能性に貢献する方針である。

業界の中での役割は地域金融機関として、個人・法人向けに預金・融資・為替などの金融サービスを提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
266億円
経常利益
28億円
利益率
10.5%
純利益
20億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01地域金融(個人・法人)主力

銀行業務の中核として、預金、貸出、内国為替、外国為替、商品有価証券、有価証券投資など、多様な金融サービスを提供。営業店60店を通じ、地域の個人・法人顧客のニーズに応える。

主な製品・サービス6
預金業務
普通預金、定期預金など、個人・法人から資金を預かるサービス。
貸出業務
事業性融資、住宅ローンなど、個人・法人への資金貸付。
内国為替業務
国内の送金・決済サービス。
外国為替業務
貿易決済や外貨両替など、海外送金・決済サービス。
商品有価証券業務
国債などの商品有価証券の販売・仲介。
有価証券投資業務
自己資金での有価証券への投資運用。

02リース業界副次

子会社トマトリースを通じ、産業機械等のリース業務を展開。銀行業務で培った顧客基盤を活かし、設備投資ニーズに応える。

主な製品・サービス1
産業機械リース
工場・建設機械などの産業機械を顧客にリースするサービス。

03クレジットカード業界副次

子会社トマトカードを通じ、クレジットカードの取扱い業務を展開。銀行の顧客基盤を活かし、決済サービスを提供。

主な製品・サービス1
クレジットカード
ショッピングやキャッシングが可能なクレジットカードを発行・管理。

製品と技術

預金・融資を核とするリテールバンキング

トマト銀行の主力業務は、個人・法人向けの預金と融資である。預金商品には普通預金、定期預金、譲渡性預金などがあり、2026年3月末の預金残高は1兆2,732億円。貸出金残高は1兆758億円で、事業者向け貸出と個人ローン(住宅ローン、カードローン等)が中心である。外貨預金や投資信託、公共債、個人年金保険などの預り資産も含めた総預り資産残高は1兆4,711億円にのぼる。店舗網とインターネットバンキングを通じて、地域の資金循環を担う。

外国為替と国際業務の展開

1978年4月に外国為替公認銀行としての業務を開始して以来、トマト銀行は国際業務にも取り組んでいる。1988年12月には海外コルレス業務を開始し、1992年2月には包括承認を取得。2026年3月期の国際業務部門の資金運用収益は6億円、資金調達費用は1億円で、収支は4億円の黒字である。輸出入手形や外貨預金など、県内企業の海外取引を支援するサービスを提供する。

グループ会社によるリースとクレジットカード

トマトリース株式会社は、産業機械・情報機器などのリース業務を行う。2026年3月期の経常収益は61億円、経常利益は3億円である。銀行本体の融資とは異なる資産調達手段を顧客に提供する。トマトカード株式会社はクレジットカードの取扱い業務を手掛け、経常収益3億円、経常利益0.1億円と小規模だが、グループの決済機能を補完する。両社は銀行の顧客基盤を活用し、クロスセルを進める。

本業支援と最適提案による非金利サービス

トマト銀行は「本業支援・最適提案活動」をビジネスモデルと位置づけ、貸出以外の非金利サービスも積極的に展開する。役務取引等収益は38億円(2026年3月期)で、内訳は為替手数料、投資信託販売手数料、保険販売手数料などである。地域企業の事業承継やM&A支援、創業支援なども手掛け、トマト創業支援投資事業有限責任組合を通じてベンチャー企業への出資も行う。これらは預貸金業務に依存しない収益源として機能する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

銀行業の時価総額近傍。太字がトマト銀行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18345岩手銀行461億円19.3倍
28392大分銀行459億円21.1倍
38393宮崎銀行438億円15.3倍
48364清水銀行367億円17.8倍
58537大光銀行294億円10.4倍
68542トマト銀行222億円19.0倍
78383鳥取銀行185億円11.3倍
88349東北銀行158億円15.9倍
97161じもとホールディングス156億円6.5倍
108563大東銀行146億円8.7倍
118562福島銀行134億円18.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

倉敷無尽として創業、無尽会社の統合を経て相互銀行へ

トマト銀行の起源は1931年11月9日、岡山県倉敷市で資本金10万円の倉敷無尽株式会社として設立された点にある。1941年3月には興国無尽と別所無尽の2社を吸収合併し、三和無尽株式会社に商号変更。1943年9月には中国無尽株式会社の営業全部を譲り受けた。1951年10月、相互銀行法の施行に伴い相互銀行へ転換し、株式会社三和相互銀行となる。これらの変遷は、当時の岡山県内における無尽会社の再編を反映している。

山陽相互銀行への改称と本店移転、オンライン化の推進

1969年4月、商号を株式会社山陽相互銀行に変更。1971年7月には株式を大阪証券業協会(現日本証券業協会大阪地区協会)に店頭登録し、資本市場での資金調達基盤を整えた。1975年12月には本店を岡山市番町2丁目3番4号(現所在地)に新築移転。1976年4月には総合オンラインシステムの稼働を開始し、業務の効率化を図る。1978年4月には外国為替公認銀行として国際業務にも参入した。

普通銀行転換とトマト銀行への改称、上場市場の拡大

1989年4月、相互銀行から普通銀行へ転換し、商号を株式会社トマト銀行に変更。同年9月には大阪証券取引所市場第一部に株式指定替えを果たした。1995年10月にトマトカード、1998年7月にトマトビジネスをそれぞれ設立し、グループ体制を拡充。2000年3月には東京証券取引所市場第一部と広島証券取引所への上場を実現した。2002年7月には岡山県信用組合の事業を譲り受け、地盤を強化。

インターネットバンキング開始とシステム基盤の刷新

2000年4月、インターネット・モバイルバンキングサービスを開始し、チャネルを拡大。2001年2月には証券投資信託、同年4月には損害保険、2002年10月には生命保険の窓口販売を開始し、個人向けサービスの幅を広げた。2009年1月には基幹系システムを日立製作所の地域金融機関向け共同利用サービス「NEXTBASE」へ移行し、システムコストの削減と安定稼働を図った。2010年3月にはインターネット専用支店「ももたろう支店」を開設。

グループ再編と市場区分移行による現在の姿

2003年11月にトマトファイナンスを合併、2004年5月にトマトサービスの清算を完了。2015年3月にはトマトカードを、2019年1月にはトマトリースを完全子会社化し、グループ管理体制を強化した。2013年7月の証券取引所統合に伴い東京証券取引所市場第一部に単独上場。2022年4月の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行し、現在に至る。2024年4月には新たなパーパスとビジョンを制定し、次の10年に向けた戦略を打ち出している。

年表38件を開く

1930年代

  • 1931年11月創業倉敷市において資本金100千円で倉敷無尽株式会社を設立(設立日11月9日)

1940年代

  • 1941年3月M&A興国無尽株式会社及び別所無尽株式会社を吸収合併、商号を三和無尽株式会社と変更
  • 1943年9月中国無尽株式会社の営業の全部を譲受け

1950年代

  • 1951年10月相互銀行に転換、商号を株式会社三和相互銀行と変更

1960年代

  • 1969年4月商号を株式会社山陽相互銀行と変更

1970年代

  • 1971年7月株式を大阪証券業協会(現日本証券業協会大阪地区協会)に店頭登録
  • 1975年12月本店を岡山市(現岡山市北区)番町2丁目3番4号に新築移転
  • 1976年4月総合オンラインシステム移行開始
  • 1978年4月外国為替公認銀行としての業務開始

1980年代

  • 1980年10月創業山陽リース株式会社(現トマトリース株式会社)設立
  • 1983年4月公共債の窓口販売取扱開始
  • 1985年2月創業山陽サービス株式会社(トマトサービス株式会社)設立
  • 1986年4月創業山陽ファイナンス株式会社(トマトファイナンス株式会社)設立
  • 1987年6月公共債ディーリング業務開始
  • 1987年10月上場大阪証券取引所市場第二部及び広島証券取引所に株式を上場
  • 1987年11月第3次オンラインシステム稼働
  • 1988年6月公共債フルディーリング業務開始
  • 1988年12月海外コルレス業務開始
  • 1989年4月商号変更普通銀行に転換、株式会社トマト銀行に商号変更
  • 1989年9月大阪証券取引所市場第一部に株式を指定替え

1990年代

  • 1991年7月担保附社債信託法に基づく受託業務開始
  • 1992年2月海外コルレス契約包括承認の取得
  • 1995年10月創業トマトカード株式会社設立
  • 1998年7月創業トマトビジネス株式会社設立

2000年代

  • 2000年3月上場広島証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 2000年4月インターネット・モバイルバンキングサービス開始
  • 2001年2月証券投資信託の窓口販売業務開始
  • 2001年4月損害保険の窓口販売業務開始
  • 2002年7月岡山県信用組合の事業譲受け
  • 2002年10月生命保険の窓口販売業務開始
  • 2003年11月M&Aトマトファイナンス株式会社を合併
  • 2004年5月トマトサービス株式会社清算結了
  • 2009年1月基幹系システムを株式会社日立製作所の地域金融機関向け共同利用サービス「NEXTBASE」へ移行

2010年代

  • 2010年3月インターネット専用支店「ももたろう支店」開設
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第一部へ単独上場
  • 2015年3月M&Aトマトカード株式会社を完全子会社化
  • 2019年1月M&Aトマトリース株式会社を完全子会社化

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の新市場区分に従い同取引所スタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は2つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • コア業務純益(投信解約損益を除く)2027年3月まで32億円
  • 当期純利益2027年3月まで19億円
  • 自己資本比率2027年3月まで8%以上
  • OHR(コア業務粗利益ベース)2027年3月まで75%程度
  • ROE(連結、当期純利益ベース)中長期に5%を目指す

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    本業支援・最適提案活動の実践

    中期経営計画「第4次みらい創生プラン」のもと、お客さまの課題解決に取り組む本業支援・最適提案活動を実践し、地域経済・産業の成長・発展に貢献することで持続的な成長を目指す。

  2. 02

    メインバンク地位確立と社内変革

    「いつも会って話せる あなたのメインバンク」としての地位を確立するため、社内変革を原動力に人財力を高め、企業価値の向上に努める。経営理念「人をつくり 人につくす」を大切に、FACE TO FACEのビジネススタイルを貫く。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で746人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は587万円で、9期前と比べて+11.9%平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は16.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月848
2018年3月837
2019年3月52439.516.9843
2020年3月52139.916.5827
2021年3月52940.016.7806
2022年3月53440.917.5773
2023年3月53840.617.1767
2024年3月54540.517.0768
2025年3月56140.416.8756
2026年3月58740.016.3746

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)54.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
銀行業 — 岡山県 岡山市北区他101億円
銀行業 — 岡山県 岡山市北区他745百万円
銀行業 — 兵庫県423百万円
銀行業 — 広島県220百万円
リース業 — 岡山県 岡山市北区6百万円
その他 — 岡山県 岡山市北区2百万円
銀行業 — 大阪府0百万円
銀行業 — 東京都0百万円
銀行業 — 岡山県 岡山市北区0百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    トマト ビジネス 株式会社
    岡山県 岡山市 北区
    議決権100.0%
  • 国内
    トマト リース 株式会社
    岡山県 岡山市 北区
    議決権100.0%
  • 国内
    トマト カード 株式会社
    岡山県 岡山市 北区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は266億円経常利益28億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.5%、利益が+7.7%。

売上高
+3.5%
266億円
経常利益
+7.7%
28億円
純利益
+11.1%
20億円
利益率
10.5%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高295億円266億円
純利益20億円20億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は73億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+28.1%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q582
2024年1Q574
2024年2Q583
2024年3Q618
2024年4Q650
2025年2Q1307
2025年4Q12711
2026年2Q1317
2026年4Q13513
2027年1Q739

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は180億円から266億円へ1.5倍に増えた。経常利益率は10.0%から10.5%になった。経常収益は7期、純利益は2期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第一部へ単独上場
2013年3月1801810.011
2014年3月1882312.212
トマトカード株式会社を完全子会社化
2015年3月2052813.717
2016年3月2102913.818
2017年3月1962914.819
2018年3月1902312.116
トマトリース株式会社を完全子会社化
2019年3月1841910.318
2020年3月224208.914
2021年3月2262310.215
2022年3月2282511.017
2023年3月2302711.719
2024年3月241239.515
2025年3月2572610.118
2026年3月2662810.520

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益266億円のうち、経常利益として残るのは28億円10.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は20億円、売上の7.5%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金89.5%238億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.5%28億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
10.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比7.0pt
7.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.4pt
3.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが97億円、投資CFが−78億円で、差し引きのフリーCFは19億円期末の手元現金は1,067億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月156−20425102
2014年3月−514353489
2015年3月637−705−7413
2016年3月554−179−35753
2017年3月−33−38−13670
2018年3月−322514−42820
2019年3月−584397−19614
2020年3月−238279−8647
2021年3月473−109−81,004
2022年3月9070221,933
2023年3月−1,10321−8843
2024年3月6889−8991
2025年3月86−12−81,057
2026年3月97−78−81,067

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1.4兆円。このうち返さなくてよい自己資本が574億円で、自己資本比率は4.1%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月0.993720.963.7
2014年3月1.073721.033.5
2015年3月1.193991.153.3
2016年3月1.304061.263.1
2017年3月1.334881.283.6
2018年3月1.315011.263.8
2019年3月1.275041.224.0
2020年3月1.214891.164.0
2021年3月1.305181.254.0
2022年3月1.405481.353.9
2023年3月1.315421.264.1
2024年3月1.345681.294.2
2025年3月1.365591.314.1
2026年3月1.395741.334.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
206億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1.3兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り79社中24位あたり、逆に低いのは経常収益成長率79社中76位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.5%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
4.1%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率下位前期からの売上の伸び
3.5%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,902で、1年前と比べて+39.9%過去52週の値幅のなかでは85%の位置にある。

¥1,902-1.6%1ヶ月+11.6%1年+39.9%時価総額222億円
過去52週の値幅
安値¥1,307高値¥2,005

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.0倍
PER (会社予想)12.0倍
PBR0.38倍
配当利回り2.63%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月+0.2%とほぼ横ばい。週足は25日線(1515円)を下回り、75日線(1533円)も割り込む。52週高値1876円からは乖離。出来高は7/7に64800株と増加したが、その後減少。下値は52週安値1280円が意識される。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 15.0倍は業界平均15.3倍とほぼ同水準だが、PBR 0.30倍は平均0.91倍を大きく下回り、銀行業でPBR1倍未満が常態的とはいえ極めて低い。ROE 3.47%は低いが、配当利回り3.19%は平均2.13%を上回り、株主還元は良好。PBRの低さから割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.0倍17.5倍
PER (予想)12.0倍
PBR0.38倍1.01倍
ROE3.5%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

堅調な収益成長と健全な財務体質を評価する強気派と、低成長と低ROEを問題視する弱気派の対立。強気派は増収基調とPBR0.3倍の割安感を強調。弱気派は地域経済の成長鈍化と低金利環境による収益頭打ちを懸念。

プラスに働く材料3
  • 増収基調の継続

    FY23の230億円からFY26は266億円へ増収

  • 健全な収益性

    純利益は毎期15億円超で安定、FY26は20億円

  • PBR0.30倍の割安感

    解散価値の3分の1以下、バリュエーションは低い

マイナスに働く材料3
  • 低ROE(3.47%)

    資本効率が低く、株主価値向上が課題

  • 地域経済の制約

    岡山県の人口減少で貸出先の伸びが期待薄

  • 低金利の長期化

    利ザヤ拡大が見込めず、収益成長は限定的

次の決算で確かめる点
経常収益
収益力の持続性を測る基本指標
貸出金利息
コア収益の動向を把握するために重要
不良債権比率
資産の健全性を評価する上で必須

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.63%。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
2.63%
いまの株価に対して
配当性向
34.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5031.4
2018年3月500.042.1
2019年3月500.051.9
2020年3月500.055.0
2021年3月500.047.7
2022年3月500.042.3
2023年3月500.037.2
2024年3月500.046.1
2025年3月500.039.6
2026年3月500.034.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,785人。区分でいちばん多いのは個人・その他43.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.9%を占め、残る50.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他25.126.330.433.039.943.7
事業法人22.923.522.121.721.624.7
金融機関46.044.241.038.231.723.1
外国法人3.03.22.83.53.34.8
政府・自治体2.02.02.02.02.02.0
証券会社1.00.81.61.61.41.6
自己株式0.50.80.80.50.50.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01トマト銀行職員持株会3.95
02株式会社中国銀行3.76
03朝日生命保険相互会社3.13
04株式会社みずほ銀行3.08
05加藤清行2.43
06山佐株式会社2.05
07大川良彰1.76
08三井住友信託銀行株式会社1.71
09岡山県1.70
10損害保険ジャパン株式会社1.64

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1612%、1株純資産は14期で+1170%。直近期のROEは3.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月93232.918.961.3
2014年3月113233.316.749.2
2015年3月143484.313.935.6
2016年3月1613,5424.59.131.8
2017年3月1633,6384.39.731.4
2018年3月1213,7513.112.742.1
2019年3月1383,7703.57.751.9
2020年3月1043,6402.810.055.0
2021年3月1173,8923.09.747.7
2022年3月1303,8893.18.042.3
2023年3月1493,8393.56.837.2
2024年3月1194,0582.810.746.1
2025年3月1443,9753.28.439.6
2026年3月1564,1023.59.934.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額187百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
髙木晶悟取締役社長(代表取締役)監査部担当75
井上正樹専務取締役(代表取締役)審査部、企業サポート部、リスク統括部、総務部担当59
田部真康常務取締役 営業本部長62
坪田泰久常務取締役 マーケット本部長 人事部、人財戦略企画室、秘書室担当58
谷本浩二取締役 事務システム部、経営企画部担当56
中川一雄取締役 営業本部副本部長59
八木大治取締役 本店営業部長60
小川洋取締役74
上岡美保子取締役76
光實潤一常勤監査役59
奥田哲也監査役65
古南篤子監査役66
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
瀧口信雄監査役63

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)9129171715617
社外取締役516163
監査役215158

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容646字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(以下、本項目においては当社グループといいます。)は、当社、連結子会社3社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務、クレジットカード業務などの金融サービスに係る事業を行っております。 当社グループの事業に係わる位置づけ及びセグメントとの関連は次のとおりであります。以下に示す事業の区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一でありますが、クレジットカード業務の重要性が乏しいため、セグメント情報においては「その他」として記載しております。 〔銀行業務〕 当社の本店ほか営業店60店においては、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、商品有価証券業務、有価証券投資業務、その他附随業務を行い、高度化・多様化するお客さまのニーズに即応する金融サービスの提供に積極的に取り組んでおり、当社グループにおける基幹業務と位置づけております。 また、子会社のトマトビジネス株式会社は、銀行事務に係る関連業務を行っております。 〔リース業務〕 子会社のトマトリース株式会社においては、産業機械等のリース業務を行っております。 〔クレジットカード業務〕 子会社のトマトカード株式会社においては、クレジットカードの取扱いに関する業務を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 上記、連結子会社3社のほか、非連結子会社として「トマト創業支援投資事業有限責任組合」があります。
経営方針・対処すべき課題2,234字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社は、「経営理念」「バンキング目標」に基づき、銀行業務を通じて「地域経済・社会の発展に貢献する」という地域金融機関としての社会的責任と公共的使命を常に念頭において業務運営に努めております。 <経営理念> 「人をつくり 人につくす」 <バンキング目標> ① 当社と取引するすべての関係者に経済的、文化的満足を提供する。 ② 新たな豊かさを求める生活者にふさわしい、適切な金融サービスと情報のメリットを提供する。 ③ 変化する活動環境の中で、自らの限界に挑戦しようとする事業体の活動を多面的に支援する。 ④ 国際的に評価される産業、文化の育成につとめ、地域の発展に貢献する。 ⑤ 社員主役の生気にあふれた、規律正しい職場づくりと、独自の企業文化形成をめざす。 (2)経営戦略等 2024年4月に新たにパーパス「夢をかなえ、地域の未来を創造する」を制定するとともに、10年後の目指す姿としてビジョン「いつも会って話せる あなたのメインバンク」を掲げています。ビジョンの実現に向け、中期経営計画「第4次 みらい創生プラン」(2024年4月~2027年3月)においてビジネスモデルである本業支援・最適提案活動の実践によりお客さまの課題解決に真摯に取り組み、地域経済・産業の成長・発展に貢献することで、当社の持続的な成長を目指してまいります。 <パーパス> 2015年に10年後の経営ビジョンとして「夢をかなえ、地域の未来を創造する銀行へ」を掲げ、本業支援・最適提案活動を実践してまいりました。社会経済が大きく変化していく中において、トマト銀行の社名のように親しみがあり、生命力の強い銀行としてお客さま、株主さまはもちろん、社員やトマト銀行に関わるすべての人の夢をかなえ、地域の未来を創造していくことを新たに当社のパーパスとして制定しました。 <ビジョン> ビジョン(10年後のありたい姿)として「いつも会って話せる あなたのメインバンク」を掲げました。中期経営計画は、このビジョンの実現に向け、チャレンジしてまいります。(※中期経営計画は、10年後の目指す姿を基に、バックキャストで制定しております。) トマト銀行は、地域やお客さまにとって身近な存在として「いつも会って話せる あなたのメインバンク」であり続けます。 トマト銀行は、いつの時代も経営理念である「人をつくり 人につくす」を大切に、人とひとをつなぐ、人の想いを未来につなぐというFACE TO FACEのビジネススタイルを貫いていきます。 トマト銀行は、地域やお客さまに寄り添った課題解決により、地域になくてはならない銀行として、努力と挑戦を続けていきます。 <中期経営計画> 期間 2024年4月~2027年3月 <第4次 みらい創生プラン 3大変革> <経営目標(単体)> 項 目   2025年度実績   中期経営計画目標 コア業務純益(投信解約損益を除く)   34億円   32億円 当期純利益   18億円   19億円 自己資本比率   9.04%   8%以上 OHR(コア業務粗利益ベース)   77.3%   75%程度 <連結> ROE(当期純利益ベース)   3.47%   中長期に5%を目指す (3)経営環境 国内外の経済情勢について、中東情勢への警戒感が高まる一方で、堅調なAI関連需要や政府の経済対策が下支えとなり、緩やかな成長が継続する見通しです。 当社グループの主要な営業基盤である岡山県内経済においても、中東情勢の影響が一部に見られるものの、個人消費は底堅く推移し、設備投資や公共投資も増加傾向にあり、全体としては、緩やかな回復基調にあります。 一方で、深刻な人手不足や後継者不足、物価高に見合う賃上げ・価格転嫁の実現など、経営課題は喫緊の対応を要しています。また、政策金利は昨年12月の利上げにより、約30年ぶりの0.75%まで上昇しました。 今後は、海外・国内ともに緩やかな成長が見込まれますが、米国の関税措置を巡る状況や中東情勢は極めて流動的です。これらが国内外の経済や物価に大きな影響を及ぼす可能性があります。特に、物流の障害や遅延による費用増、原油価格高騰、円安加速に伴う交易条件の悪化などは、企業収益を下方修正させるリスク要因として内包されています。 (4)対処すべき課題 長引く円安による物価高に加え、中東情勢の緊迫化に伴う原油高や原材料不足が重なり、事業者を取り巻く環境は厳しさを増しています。 また、少子高齢化や若年層の県外流出を背景に、人手不足による人件費高騰や後継者不足による事業継続の危機など、構造的な課題も浮き彫りとなっています。さらに、岡山県の人口が2026年度には180万人を割る可能性が指摘されるなか、地域経済の縮小も大きな懸念材料です。 そのような環境下において、当社は本業支援・最適提案活動を実践し、お客さまや地域の課題解決と夢の実現に真摯に取り組みます。「いつも会って話せる あなたのメインバンク」としての地位を確立するため、社内変革を原動力に人財力を高め、企業価値の向上に努めてまいります。 先行きが不透明で予測が困難な時代こそ、地域とお客さまに寄り添った課題解決を実践し、地域になくてはならない銀行として、これからも努力と挑戦を続けてまいります。
事業等のリスク5,880字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。 当社は、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、直面するリスクに対する基本的な方針を定め、各種委員会において定期的に協議し、業務の健全性及び適切性の確保を図っております。 各リスク管理主管部署が抱えるリスクのうち、計量化が可能なリスクについてはバリュー・アット・リスク等の共通の尺度を用いて計量化を行い、リスクに見合う資本(リスク資本)を各リスク別に配賦し、各リスク管理主管部署は配賦されたリスク資本の範囲内でリスクテイクを行っております。また、警告水準としてのアラームポイントを設定し、アラームポイントに到達した場合には現状分析や対応策の協議、経営に対する報告等を実施することで、リスクの適切な管理かつ迅速な対応に努めております。 計量化が不可能なリスクについては、各種方針・規程に則りリスクのコントロール及び削減を図っており、適切な管理かつ迅速な対応に努めております。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日において当社及び当社の関係会社(以下、本項目においては当社といいます。)が判断したものであります。 (1) 信用リスク <予想を上回る貸倒の発生> 当社は、自己査定基準と格付基準に基づいて、融資先に対し格付・債務者区分を判定し、決算において貸倒引当金を計上しております。経営破綻の状態にある融資先に対しては回収不能見込額に対し全額貸倒引当金を、それ以外の融資先にかかる債権については、貸出金の状況に応じて過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき見積もった貸倒引当金を計上しております(2026年3月末貸倒引当金49億円)。 しかしながら、今後の経済情勢の悪化、自然災害の発生、地域経済の落ち込み、融資先の経営状況の悪化などによって、実際の貸倒が、見積もった貸倒引当金を上回り、不良債権や当社の与信関連費用が増加する可能性があります。 <担保価値の下落> 当社は融資先に対する債権の保全として、不動産や有価証券などに担保権を設定しているものがあります。担保価値が下落した場合には、貸倒引当金の積み増しが必要となり当社の与信関連費用が増加する可能性があります。 (2) 営業戦略に係るリスク 当社は、中期経営計画において人財に基づく経営変革と業務変革により対面営業力強化等に取り組んでおります。これまで本業支援・最適提案の実践により拡大した営業基盤を活かし、一社ごと、一人ひとりのお客さまに対する課題解決と夢の実現に真摯に取り組むことで、お客さまとの取引の密度を高め「いつも会って話せる あなたのメインバンク」を目指しております。 しかしながら、対面営業力強化等が競争優位性を得られない場合、当初想定した成果をもたらさない可能性があります。 (3) 市場関連リスク <金利変動リスク> 当社は、円建債券や外貨建債券、投資信託等への投資を行っているため、国内外の金利変動リスクに晒されています(2026年3月末1,453億円)。今後、金融政策の変更や財政悪化等によるソブリンリスク顕在化、その他金融市場の混乱等により想定を超えて金利が上昇した場合、評価損が発生し、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、金融政策の変更等により市場金利が一段と低下した場合、再投資利回りが低下することにより資金利益が低下し、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 <株価下落リスク> 当社は、市場性のある株式、投資信託を保有しております(2026年3月末152億円)。今後、株価下落が発生した場合には、当社が保有する株式、投資信託に減損又は評価損が発生し、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 <市場信用リスク> 当社は、信用リスクを内包する債券やデリバティブ商品等への投資を行っております。今後、国内外の経済情勢や投資先の経営環境の悪化等により信用スプレッドが変動した場合、評価損が発生し、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 <為替変動リスク> 当社は、資産及び負債の一部を米ドル等の外貨建てで有しております(2026年3月末71億円)。今後、外貨建ての資産と負債が通貨毎に相殺されない場合には、資産と負債の差額について、為替相場の変動により円貨換算額が変動し、評価損や実現損が発生する可能性があります。当社では、必要に応じ適切なヘッジを行っておりますが、予想を超える大幅な為替相場の変動が発生した場合には、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 <市場流動性リスク> 当社は、市場で取引される資産を保有しておりますが、保有する有価証券等の売買において、市場の混乱等により取引ができなくなったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることで、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 災害等に関するリスク 当社は、大地震・台風等の自然災害やパンデミックの発生等の不測の事態に対して、被害を最小限にとどめ早期に事業を復旧する体制整備に努めております。 しかしながら、不測の事態が発生した場合には、当社資産の毀損による損害の発生、取引先の経営悪化、事業活動の制限等により、直接的又は間接的に、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 気候変動に関するリスク 当社は、気候変動に関するリスクの把握・評価や、情報開示の重要性を認識し、「サステナビリティ委員会」において気候変動対応を経営戦略へと反映する体制としておりますが、取り組みが奏功しない、もしくは不十分とみなされた場合、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、気候変動に伴う自然災害や異常気象の発生等によってもたらされる物理的な被害、気候関連の規制強化及び脱炭素社会への移行が、当社の取引先の事業や財務状況に影響を及ぼし、取引先への影響を通じて当社の与信ポートフォリオ管理・運営に影響を与えることにより、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策上の不備に係るリスク 金融犯罪が多様化かつ高度化し、世界各所でテロ犯罪が継続的に発生する等、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策(以下、マネロン対策といいます。)の重要性が高まる中、当社は各種法規制及び金融当局の監督に従って業務を遂行しており、法令諸規制を遵守する態勢を整備しております。また、経営陣の主導的な関与も含めた部門横断的なガバナンスにより、継続的にマネロン対策の取り組みに対する態勢の整備・強化を目的として、「マネー・ローンダリング対策委員会」を設置し対策の更なる強化を実施しております。 しかしながら、当社が法令諸規制を遵守できない場合、罰金、課徴金、懲戒、評価の低下、業務改善命令、業務停止命令等を受ける可能性があります。また、これらにより当社の風評リスクが顕在化し、顧客やマーケット等の信用を失うことで、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7) 流動性リスク 当社は流動性の高い資産を安定的に保有するなど流動性リスク管理に万全を期しておりますが、今後、当社の業績や財務状況が悪化、格付が低下するなどした場合には、資金調達コストの増加や必要な資金の確保が困難となり、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります(2026年3月末流動性カバレッジ比率 173.61%)。 (8) 資金利益に係るリスク 当社の資金利益は、主に預金として受け入れた資金を貸出金や有価証券で運用することによって得ておりますが、調達資金と運用資金には資金の満期、適用金利更改時期、金利変動のパターン等に差異があるため、将来の金利動向等により資金利益が減少するリスクがあります。 (9) 自己資本比率に係るリスク 当社は、海外営業拠点を有しておりませんので、連結自己資本比率及び単体自己資本比率について「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められる国内基準(4%)以上の水準を確保することが求められています(2026年3月末単体自己資本比率 9.04%)。 当社の自己資本比率は以下のような要因により影響を受ける可能性があります。 ・債務者及び債券発行体の信用力悪化に際して生じうるリスクアセットの増加 ・不良債権処理費用の増加に伴う与信関係費用の増加や有価証券の時価の下落に伴う減損による損失の発生 ・繰延税金資産の回収可能性判断に基づく繰延税金資産の取崩による自己資本の減少 ・自己資本比率の基準及び算定方法の変更 ・その他の不利益な展開 当社の自己資本比率が要求される水準を下回った場合には、金融庁長官から、業務の全部または一部の停止等を含む様々な命令を受けることとなります。 (10) 固定資産減損に係るリスク 当社は、固定資産の減損に係る会計基準を適用しております。今後の経済情勢や不動産価格の変動等によって保有している固定資産の価格が大幅に下落した場合などに新たな減損を実施することとなり、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11) 事務リスク 当社は、預金・為替・貸出などの銀行業務に加え、連結子会社においてクレジットカード業務、リース業務など幅広い業務を行っております。これら多様な業務の遂行に際して、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等による不適切な事務を行うことにより、損失が発生する可能性があります。当社では、厳正な事務処理を徹底し、事務事故の未然防止に努めておりますが、大きな賠償に繋がるような事務事故が発生した場合、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12) システムリスク 当社のコンピュータシステムは、業務のあらゆるプロセスにおいて活用されており、地域の経済活動及び社会生活に深く関わり、高い公共性と社会的重要性を持っております。一方において、自然災害、システム障害、コンピュータ犯罪、不正アクセスなど、広範囲な脅威にも直面しております。そのため、システムリスク管理規程を定め、コンピュータシステムの安定稼働に努めるとともに、各種の安全対策も実施しておりますが、仮に重大な脅威が顕在化した場合には、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (13) 法令等遵守に係るリスク 当社は、コンプライアンスを経営の最重要課題の一つとして位置づけ、法令等遵守態勢強化に努めております。万一法令諸規制が遵守できなかった場合には、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (14) 情報漏えいリスク 当社は、業務の性格上、多数のお客さま情報及び経営情報を保有しており、個人情報保護宣言(プライバシーポリシー)をはじめ、各種情報管理に係る規程を整備し、厳格な情報管理に努めております。 万一情報の漏えい、紛失、不正利用等が発生した場合、当社の社会的信用を失墜するのみならず、損害賠償責任を負うこと等により、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (15) 法務リスク 当社は、法令等遵守の徹底に努めるとともに、各種業務が法令諸規制に適合していることについて、リーガルチェックを徹底することにより、法務リスクの顕在化を防止しております。万一、法令違反や契約上の契約不適合等を理由として、当社に対する訴訟が提起された場合には、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (16) 業務委託に係るリスク 当社は効率的な業務運営を行うこと等を目的として、当社の業務の一部を他社に業務委託する場合があります。しかし、万一当社の業務委託先において、委託した業務に係る不適切な事務処理、システム障害、情報漏えい等の事故が発生した場合、当社の業務委託先に対する監督責任等が問われることなどにより、当社の業務運営、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (17) 退職給付債務に係るリスク 当社の退職給付費用及び債務は、年金制度に基づき年金資産の期待運用収益率や割引率等数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されております。年金資産の時価が下落した場合や実際の結果が前提条件と異なったり前提条件が変更された場合には、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (18) 格付に係るリスク 当社は、格付機関より格付を取得しています。当社では、収益力増強や財務の健全性向上等に取り組んでおりますが、格付の水準は、当社から格付機関に提供する情報のほか、格付機関が独自に収集した情報に基づいて付与されているため、常に格付機関による見直しがなされる可能性があります。また、わが国の金融システム全体に対する評価等によって当社の格付が低下する可能性があります。仮に、格付が引き下げられた場合には、資金調達コストの上昇や必要な資金を市場から確保できず資金繰りが困難になる可能性があります。その結果当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (19) 規制変更のリスク 当社は、現時点の規制(法令、規則、政策及び会計基準等)に従って業務を遂行しておりますが、将来、規制の新設、変更、廃止並びにそれらによって発生する事態が、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (20) 風評リスク 当社では、風評に関する情報を早期に把握する体制を構築するとともに適時適切な情報開示による風評発生の予防策及び、風評リスク発生時の危機対応策などを定めておりますが、銀行業界及び当社に対する風説・風評が流布、SNS等により拡散された場合、それが正確かどうかにかかわらず、当社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 <経営成績等の状況の概要> 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 損益面におきましては、連結経常収益は、貸出金利息等の増加による資金運用収益の増加により、前期比915百万円増収の26,577百万円、連結経常費用は、預金利息の増加等による資金調達費用の増加により、前期比691百万円増加の23,749百万円となりました。この結果、連結経常利益は前期比224百万円増益の2,827百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比152百万円増益の1,970百万円となりました。 主要な勘定におきましては、2026年3月末の預金残高は、法人預金が増加したこと等により、当期中に225億円増加して1兆2,732億円となりました。また、預り資産残高(預金、譲渡性預金、投資信託、公共債及び個人年金保険の合計)は、当期中に421億円増加して1兆4,711億円となりました。 貸出金残高は、事業者向けならびに個人ローンが増加したこと等により、当期中に177億円増加して1兆758億円となりました。 有価証券残高は、受益証券が減少したものの、国債の増加等により、当期中に29億円増加して1,587億円となりました。 連結自己資本比率(バーゼルⅢ 国内基準)は、9.18%となりました。 なお、単体自己資本比率(バーゼルⅢ 国内基準)は、9.04%となりました。 各業務収支におきましては、資金運用収支では国内業務部門が12,686百万円、国際業務部門が480百万円、相殺消去後の合計で13,117百万円となりました。役務取引等収支は1,652百万円、その他業務収支は655百万円となりました。その結果、合計(業務粗利益)で15,425百万円となりました。 事業部門別の損益状況は、銀行業では、経常収益が前期比1,085百万円増収の20,469百万円、経常利益は前期比288百万円増益の2,575百万円、リース業では、経常収益が前期比134百万円減収の6,166百万円、経常利益が前期比38百万円減益の311百万円、その他(クレジットカード業等)業務では、経常収益が前期比8百万円増収の318百万円、経常利益は前期比5百万円減益の10百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当年度における連結ベースの現金及び現金同等物は、前期比1,070百万円増加して106,741百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の増加を主因に、前期比1,045百万円増加して、9,685百万円のプラス(前年度8,640百万円のプラス)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の償還による収入の減少を主因に、前期比6,589百万円減少して、7,799百万円のマイナス(前年度1,210百万円のマイナス)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動におけるキャッシュ・フローは、自己株式の売却による収入の増加を主因に、前期比30百万円増加して、815百万円のマイナス(前年度845百万円のマイナス)となりました。 (1) 国内・国際業務部門別収支 資金運用収支は、前年度比248百万円減少して13,117百万円となりました。 内訳は、資金運用収益が前年度比1,729百万円増加の16,051百万円、資金調達費用が前年度比1,977百万円増加の2,933百万円であります。 役務取引等収支は、前年度比86百万円増加して1,652百万円となりました。 内訳は、役務取引等収益が前年度比181百万円減少の3,880百万円、役務取引等費用が前年度比267百万円減少の2,227百万円であります。 その他業務収支は、前年度比802百万円増加して655百万円となりました。 内訳は、その他業務収益が前年度比25百万円減少の6,374百万円、その他業務費用が前年度比827百万円減少の5,718百万円であります。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   12,370   1,025   △29   13,366 当連結会計年度   12,686   480   △48   13,117 うち資金運用収益   前連結会計年度   13,315   1,135   △129   14,321 当連結会計年度   15,626   643   △218   16,051 うち資金調達費用   前連結会計年度   944   110   △99   955 当連結会計年度   2,939   163   △170   2,933 役務取引等収支   前連結会計年度   1,622   △1   △55   1,565 当連結会計年度   1,707   △0   △55   1,652 うち役務取引等収益   前連結会計年度   4,107   14   △60   4,061 当連結会計年度   3,934   5   △59   3,880 うち役務取引等費用   前連結会計年度   2,484   16   △5   2,495 当連結会計年度   2,226   6   △4   2,227 特定取引収支   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定取引収益   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - うち特定取引費用   前連結会計年度   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   - その他業務収支   前連結会計年度   618   △581   △183   △146 当連結会計年度   1,029   △187   △186   655 うちその他業務収益   前連結会計年度   6,599   114   △313   6,400 当連結会計年度   6,652   53   △331   6,374 うちその他業務費用   前連結会計年度   5,981   696   △130   6,546 当連結会計年度   5,623   240   △145   5,718 (注) 1 国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。 2 相殺消去額は、連結会社間取引の相殺消去額と国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。 (2) 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況 資金運用勘定合計は、前年度比で平均残高は15,479百万円増加して1,318,229百万円、利息は1,729百万円増加して16,051百万円、利回りは0.12%上昇して1.21%となりました。 資金調達勘定合計は、前年度比で平均残高は9,958百万円増加して1,288,939百万円、利息は1,977百万円増加して2,933百万円、利回りは0.15%上昇して0.22%となりました。 ① 国内業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   1,304,705   13,315   1.02 当連結会計年度   1,320,655   15,626   1.18 うち貸出金   前連結会計年度   1,045,122   11,960   1.14 当連結会計年度   1,058,864   13,867   1.30 うち商品有価証券   前連結会計年度   29   0   0.27 当連結会計年度   26   0   0.27 うち有価証券   前連結会計年度   116,930   1,072   0.91 当連結会計年度   134,163   1,160   0.86 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   383   1   0.39 当連結会計年度   43   0   0.77 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   92,945   240   0.25 当連結会計年度   92,310   493   0.53 資金調達勘定   前連結会計年度   1,280,929   944   0.07 当連結会計年度   1,291,358   2,939   0.22 うち預金   前連結会計年度   1,233,508   802   0.06 当連結会計年度   1,245,180   2,778   0.22 うち譲渡性預金   前連結会計年度   2,175   1   0.05 当連結会計年度   899   1   0.16 うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   594   2   0.45 当連結会計年度   613   4   0.68 うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   44,075   103   0.23 当連結会計年度   44,323   126   0.28 (注) 1 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、金融業以外の連結子会社については、月末毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2 国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引であります。 3 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度385百万円、当連結会計年度280百万円)を控除して表示しております。 ② 国際業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   52,436   1,135   2.16 当連結会計年度   37,988   643   1.69 うち貸出金   前連結会計年度   0   0   0.99 当連結会計年度   -   -   - うち商品有価証券   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   49,995   1,120   2.24 当連結会計年度   36,153   633   1.75 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - 資金調達勘定   前連結会計年度   52,443   110   0.21 当連結会計年度   37,994   163   0.43 うち預金   前連結会計年度   3,368   71   2.12 当連結会計年度   3,000   61   2.03 うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - (注) 1 国際業務部門は当社の外貨建取引であります。 2 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度-百万円、当連結会計年度-百万円)を控除して表示しております。 3 国際業務部門の外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。 ③ 合計 種類   期別   平均残高 (百万円)   利息 (百万円)   利回り (%) 小計   相殺消去額 (△)   合計   小計   相殺消去額 (△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   1,357,141   △54,392   1,302,749   14,450   △129   14,321   1.09 当連結会計年度   1,358,643   △40,413   1,318,229   16,270   △218   16,051   1.21 うち貸出金   前連結会計年度   1,045,122   △4,137   1,040,985   11,960   △34   11,925   1.14 当連結会計年度   1,058,864   △4,133   1,054,730   13,867   △38   13,829   1.31 うち商品有価証券   前連結会計年度   29   -   29   0   -   0   0.27 当連結会計年度   26   -   26   0   -   0   0.27 うち有価証券   前連結会計年度   166,925   -   166,925   2,192   △55   2,137   1.28 当連結会計年度   170,316   -   170,316   1,793   △75   1,718   1.00 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   383   -   383   1   -   1   0.39 当連結会計年度   43   -   43   0   -   0   0.77 うち買現先勘定   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   92,945   △1,356   91,589   240   △1   239   0.26 当連結会計年度   92,310   △1,345   90,964   493   △2   490   0.53 資金調達勘定   前連結会計年度   1,333,373   △54,392   1,278,981   1,054   △99   955   0.07 当連結会計年度   1,329,353   △40,413   1,288,939   3,103   △170   2,933   0.22 うち預金   前連結会計年度   1,236,877   △1,356   1,235,520   874   △1   873   0.07 当連結会計年度   1,248,181   △1,345   1,246,835   2,839   △2   2,836   0.22 うち譲渡性預金   前連結会計年度   2,175   -   2,175   1   -   1   0.05 当連結会計年度   899   -   899   1   -   1   0.16 うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   594   -   594   2   -   2   0.45 当連結会計年度   613   -   613   4   -   4   0.68 うち売現先勘定   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うちコマーシャル・ ペーパー   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   44,075   △4,137   39,938   103   △34   68   0.17 当連結会計年度   44,323   △4,133   40,189   126   △38   87   0.21 (注) 相殺消去額は、連結会社間取引の平均残高、利息と国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高、利息であります。 (3) 国内・国際業務部門別役務取引の状況 役務取引等収益は、前年度比181百万円減少して3,880百万円となりました。 主な内訳は預金・貸出業務1,626百万円、為替業務661百万円であります。 役務取引等費用は、前年度比267百万円減少して2,227百万円(うち為替業務73百万円)となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   4,107   14   △60   4,061 当連結会計年度   3,934   5   △59   3,880 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   1,578   -   -   1,578 当連結会計年度   1,626   -   -   1,626 うち為替業務   前連結会計年度   657   13   -   671 当連結会計年度   656   4   -   661 うち証券関連業務   前連結会計年度   772   -   -   772 当連結会計年度   730   -   -   730 うち代理業務   前連結会計年度   374   -   -   374 当連結会計年度   230   -   -   230 うち保護預り・ 貸金庫業務   前連結会計年度   19   -   -   19 当連結会計年度   18   -   -   18 うち保証業務   前連結会計年度   54   1   -   56 当連結会計年度   54   1   -   55 役務取引等費用   前連結会計年度   2,484   16   △5   2,495 当連結会計年度   2,226   6   △4   2,227 うち為替業務   前連結会計年度   64   16   -   81 当連結会計年度   67   6   -   73 (注) 1 国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。 2 相殺消去額は、連結会社間取引の相殺消去額であります。 (4) 国内・国際業務部門別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   1,245,973   6,391   △1,733   1,250,631 当連結会計年度   1,267,917   6,678   △1,368   1,273,226 うち流動性預金   前連結会計年度   812,769   -   △1,733   811,036 当連結会計年度   796,200   -   △1,368   794,831 うち定期性預金   前連結会計年度   429,452   -   -   429,452 当連結会計年度   468,823   -   -   468,823 うちその他   前連結会計年度   3,751   6,391   -   10,142 当連結会計年度   2,893   6,678   -   9,571 譲渡性預金   前連結会計年度   937   -   -   937 当連結会計年度   422   -   -   422 総合計   前連結会計年度   1,246,910   6,391   △1,733   1,251,568 当連結会計年度   1,268,339   6,678   △1,368   1,273,649 (注) 1 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 2 定期性預金=定期預金+定期積金 3 国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。 4 相殺消去額は、連結会社間取引の相殺消去額であります。 (5) 国内・海外別貸出金残高の状況 ① 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)   1,058,126   100.00   1,075,888   100.00 製造業   80,224   7.58   90,360   8.40 農業、林業   4,066   0.39   3,211   0.30 漁業   18   0.00   52   0.00 鉱業、採石業、砂利採取業   476   0.05   384   0.04 建設業   52,398   4.95   51,149   4.75 電気・ガス・熱供給・水道業   15,656   1.48   15,835   1.47 情報通信業   5,658   0.54   6,989   0.65 運輸業、郵便業   22,136   2.09   27,202   2.53 卸売業、小売業   77,222   7.29   76,855   7.14 金融業、保険業   75,716   7.16   69,136   6.43 不動産業、物品賃貸業   80,906   7.65   85,542   7.95 各種サービス業   104,035   9.83   104,225   9.69 地方公共団体   128,270   12.12   121,918   11.33 その他   411,338   38.87   423,023   39.32 特別国際金融取引勘定分   -   -   -   - 政府等   -   -   -   - 金融機関   -   -   -   - その他   -   -   -   - 合計   1,058,126   -   1,075,888   - (注) 「国内」とは当社及び連結子会社であります。 ② 外国政府等向け債権残高(国別) 該当事項はありません。 (6) 国内・国際業務部門別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   41,467   -   -   41,467 当連結会計年度   60,569   -   -   60,569 地方債   前連結会計年度   8,926   -   -   8,926 当連結会計年度   10,361   -   -   10,361 社債   前連結会計年度   29,313   -   -   29,313 当連結会計年度   28,721   -   -   28,721 株式   前連結会計年度   8,328   -   △821   7,506 当連結会計年度   10,598   -   △821   9,777 その他の証券   前連結会計年度   32,799   35,751   -   68,550 当連結会計年度   13,197   36,117   -   49,315 合計   前連結会計年度   120,835   35,751   △821   155,765 当連結会計年度   123,449   36,117   △821   158,745 (注) 1 国内業務部門は当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。 2 「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。 3 相殺消去額は、連結会社間取引の相殺消去額であります。 (自己資本比率等の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を、オペレーショナル・リスク相当額に係る額の算出においては標準的計測手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1 連結自己資本比率(2/3)   9.18 2 連結における自己資本の額   577 3 リスク・アセットの額   6,292 4 連結総所要自己資本額   251 単体自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1 自己資本比率(2/3)   9.04 2 単体における自己資本の額   558 3 リスク・アセットの額   6,173 4 単体総所要自己資本額   246 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当社の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2 危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3 要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4 正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   70   72 危険債権   205   228 要管理債権   42   41 正常債権   10,508   10,638 (生産、受注及び販売の状況) 「生産、受注及び販売の状況」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので、記載しておりません。 <経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容> 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 中期経営計画「第4次 みらい創生プラン」(単体) 各項目についての分析は、(1)以下に記載しております。 項 目   2024年度実績 (百万円)   2025年度実績(百万円)   増減(百万円) コア業務純益(投信解約益を除く)   3,207   3,467   259 当期純利益   1,620   1,825   205 自己資本比率   8.89%   9.04%   0.15% OHR(コア業務粗利益ベース)   77.43%   77.35%   △0.08% ROE(当期純利益ベース)   2.98%   3.36%   0.38% (1) 自己資本比率について(連結) 前連結会計年度末(百万円)   当連結会計年度末(百万円)   増減(百万円) 自己資本比率   9.02%   9.18%   0.16% 自己資本   56,413   57,780   1,366 リスクアセット   625,392   629,202   3,809 連結自己資本比率(国内基準)は、前期末比0.16%上昇し、9.18%となりました。国内基準で必要とされている4%を大きく上回っております。これは、中期経営計画「第4次 みらい創生プラン」の目標である自己資本比率8%以上の達成に向けて、リスクアセットコントロールの徹底に努めた結果であります。 (2) 資産・負債の増減について ① 預金 前連結会計年度末 (百万円)   当連結会計年度末 (百万円)   増減 (百万円) 預金    1,250,631   1,273,226   22,595 うち個人預金   897,701   894,908   △2,793 預金は、定期性預金の増加を主因に、前期末比225億95百万円増加して1兆2,732億26百万円となりました。 ② 貸出金 前連結会計年度末 (百万円)   当連結会計年度末 (百万円)   増減 (百万円) 貸出金   1,058,126   1,075,888   17,762 うち中小企業向け貸出(単体)(市場性ローン除く)   397,949   400,966   3,017 うち個人ローン(単体)   409,980   421,787   11,807 うち岡山県内向け貸出(単体)   936,423   942,752   6,329 事業者貸出先数(単体)   11,177先   11,016先   △161先 貸出金全体(連結)では事業者向けならびに個人ローンが増加したこと等により、前期末比177億62百万円増加し、1兆758億88百万円となりました。 事業者貸出先数は、前期末比161先減少し、11,016先となりました。 ③ 有価証券 前連結会計年度末 (百万円)   当連結会計年度末 (百万円)   増減 (百万円) 有価証券   155,765   158,745   2,979 株式   7,506   9,777   2,271 債券   79,708   99,653   19,944 その他   68,550   49,315   △19,235 有価証券は、受益証券が減少したものの、国債の増加等により、前期末比29億79百万円増加して1,587億45百万円となりました。 (3) 資金運用収支について 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   増減 (百万円) 資金運用収支   13,366   13,117   △248 うち貸出金利息   11,925   13,829   1,903 うち有価証券利息配当金   2,137   1,718   △418 うち預金利息(譲渡性預金利息含む)   874   2,838   1,963 当連結会計年度は、貸出金利息が前期比1,903百万円増加したものの、預金利息が前期比1,963百万円増加し、また、有価証券利息配当金も前期比418百万円減少したこと等から、資金運用収支は前期比248百万円の減益となりました。 (4) 不良債権額について リスク管理債権(連結) 前連結会計年度末 (百万円)   当連結会計年度末 (百万円)   増減 (百万円) 破産更生等債権   7,021   7,223   201 危険債権   20,468   22,823   2,354 三月以上延滞債権額   -   -   - 貸出条件緩和債権額   4,244   4,063   △180 リスク管理債権   31,734   34,110   2,375 当連結会計年度は、貸出条件緩和債権が減少したものの、破産更生等債権、危険債権が増加した結果、前期比2,375百万円増加いたしました。 「銀行法施行規則等の一部を改正する内閣府令」(2020年1月24日 内閣府令第3号)が2022年3月31日から施行されたことに伴い、銀行法の「リスク管理債権」の区分等を、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律に基づく開示債権の区分等に合わせて表示しております。 (5) キャッシュ・フローの状況について 前連結会計年度末 (百万円)   当連結会計年度末 (百万円)   増減 (百万円) 営業活動によるキャッシュ・フロー   8,640   9,685   1,045 投資活動によるキャッシュ・フロー   △1,210   △7,799   △6,589 財務活動によるキャッシュ・フロー   △845   △815   30 現金及び現金同等物   105,670   106,741   1,070 営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の増加を主因に、前期比1,045百万円増加となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の償還による収入の減少を主因に、前期比6,589百万円減少となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の売却による収入の増加を主因に、30百万円増加となりました。その結果、現金及び現金同等物は、前期比1,070百万円増加し、106,741百万円となりました。 (6) 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの中核事業は銀行業であり、お客さまからお預かりした預金を主たる資金調達手段とし、貸出金、有価証券等を資金運用手段としております。 当社グループは、市場環境を踏まえながら、資金調達、運用の安定を図るため、安定的な資金調達手段としての預金の増強を図ると共に、流動性の高い国債等により予期しない資金流出に備えております。また、資金繰りについては、定期的にモニタリングを実施することにより、状況把握や対応策を協議しております。 なお、当面の設備投資および株主還元等は、自己資金で対応する予定としております。 (7) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成に当たっては、連結財務諸表に含まれる金額が、将来事象の結果に依存するために確定できない場合又はすでに発生している事象に関する情報を適時に入手できないために確定できない場合等に会計上の見積り及び仮定設定を行わなければなりません。当社グループは、過去の実績や状況を分析し合理的であると考えられる様々な要因を考慮して見積りや判断を行い、その結果が連結財務諸表における資産・負債及び収益・費用の計上金額の基礎となります。当社グループは、連結財務諸表に含まれる会計上の見積り及び判断の適切性、必要性に対して、継続して評価を行っておりますが、実際の結果は見積りに特有の不確実性があるために、これら見積り時の計上金額と異なる結果となる可能性があります。 当社グループは、連結財務諸表の作成において使用される見積りと判断に特に大きな影響を及ぼすと考える重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりでありますが、その他、以下の重要な会計方針が、連結財務諸表の作成において使用される見積りと判断に大きな影響を及ぼすと考えております。 ① 繰延税金資産 当社グループは、将来の合理的な期間内の課税所得に関する見通しをはじめとする様々な予測・前提に基づき、将来の税金負担額を軽減する効果を有していると判断した将来減算一時差異について、繰延税金資産を計上しております。 繰延税金資産の計上に関する判断は、毎決算期末時点において実施しておりますが、実際の課税所得の推移等により前連結会計年度に計上した繰延税金資産の一部又は全額の回収ができないと判断した場合には、当社グループの繰延税金資産を取り崩し、同額を費用として計上することとなります。また、将来の課税所得は十分見込めるとしても、期末時点において、将来の一定の事実の発生が見込めないこと又は当社グループによる将来の一定の行為の実施についての意思決定又は実施計画等が存在しないことにより、将来の税金負担額の軽減の要件を充足することが見込めない場合には、同様に当社グループの繰延税金資産を取り崩し、同額を費用として計上することとなります。 ② 退職給付に係る負債 当社グループは、従業員の退職給付に備えるため、連結会計年度末における退職給付債務の見込額に基づき、退職給付に係る負債を計上しております。退職給付費用及び退職給付債務は、割引率、予定昇給率、退職率及び死亡率等の数理計算において用いる前提条件に基づいて算出されております。 実際の結果が前提条件と異なる場合、又は前提条件が変更された場合、その影響は数理計算上の差異あるいは過去勤務費用として累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、将来期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼします。 ③ 固定資産の減損会計 当社グループは、収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった固定資産の帳簿価額を、回収可能価額まで減額する会計処理を適用しております。 同会計処理の適用に当たっては、営業活動から生ずる損益の継続的低下や地価の著しい下落等によって減損の兆候が見られる場合に減損の有無を検討しております。減損の検討には将来キャッシュ・フローの見積額を用いており、減損の認識が必要と判断された場合には、帳簿価額が回収可能価額を上回る金額を減損しております。なお、回収可能価額は将来キャッシュ・フローの見積額の現在価値、又は正味売却価額のいずれか高い金額によって決定しております。 将来の営業活動から生ずる損益の悪化、使用範囲又は方法についての変更、経営環境の著しい悪化、市場価格の著しい下落等により減損の認識が必要となった場合、また、見積りの前提条件の変更等により将来キャッシュ・フローの見積額が減少することとなった場合には、追加的な減損処理が必要となる可能性があります。 (8) 経営成績 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   増減 (百万円) 連結粗利益   14,785   15,425   640 資金利益   13,366   13,117   △248 役務取引等利益   1,565   1,652   86 特定取引利益   -   -   - その他業務利益   △146   655   802 営業経費   11,468   11,621   152 貸倒償却引当費用   1,299   978   △320 貸出金償却   512   103   △409 個別貸倒引当金繰入額   642   648   6 一般貸倒引当金繰入額   5   96   90 貸出金等売却損   -   5   5 偶発損失引当金繰入額   218   199   △18 貸倒引当金戻入益   -   -   - 償却債権取立益   △78   △74   △4 その他貸倒関係損益   0   0   0 株式等関係損益   601   5   △595 持分法による投資損益   -   -   - その他   △15   △4   11 経常利益   2,603   2,827   224 特別損益   △33   △57   △23 税金等調整前当期純利益   2,569   2,770   201 法人税、住民税及び事業税   823   755   △68 法人税等調整額   △72   45   117 親会社株主に帰属する当期純利益   1,817   1,970   152 ① 連結粗利益 連結粗利益は、その他業務利益の増加等により、前期比640百万円増益の15,425百万円となりました。 ② 経常利益 経常利益は、貸倒償却引当費用の減少等により、前期比224百万円増益の2,827百万円となりました。 ③ 親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加により、前期比152百万円増益の1,970百万円となりました。 (9) セグメントごとの業績 ① 銀行業務 銀行業務は、当社及び連結子会社のトマトビジネス株式会社の2社で行っております。 経常収益は、貸出金利息の増加等により前期比1,085百万円増収の20,469百万円となりましたが、セグメント利益は前期比288百万円増益の2,575百万円となりました。 ② リース業務 リース業務は、連結子会社のトマトリース株式会社で行っております。 経常収益は前期比134百万円減収の6,166百万円となりましたが、セグメント利益は前期比38百万円減益の311百万円となりました。 ③ その他業務 その他業務は、クレジットカード業務を行っているトマトカード株式会社で行っております。 経常収益は、前期比8百万円増収の318百万円となりましたが、セグメント利益は前期比5百万円減益の10百万円となりました。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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