概要
トマト銀行は岡山県岡山市北区に本店を置く第二地方銀行である。1931年に倉敷無尽株式会社として創業し、1989年に普通銀行へ転換して現在の商号となった。預金・融資などのリテールバンキングを主力とし、岡山県内に60の営業店を展開する。連結子会社にトマトリース(リース)とトマトカードを持ち、グループ全体で2026年3月期の経常収益266億円、純利益20億円を計上する。従業員数746名。
岡山県を地盤とする第二地方銀行
トマト銀行は岡山県を主要な営業基盤とする第二地方銀行である。本店所在地は岡山市北区番町。預金残高1兆2,732億円、貸出金残高1兆758億円(2026年3月末)と県内で確固たる地位を占める。店舗網は本店を含む60営業店で構成され、うち1店はインターネット専用支店「ももたろう支店」である。単体自己資本比率は9.04%(国内基準)と健全性を維持する。地域密着型の金融サービスを掲げ、個人・法人双方への融資や預金業務を中核とする。
3つの連結子会社が支えるグループ体制
トマト銀行は連結子会社3社を擁する。中核の銀行業に加え、トマトリース株式会社が産業機械等のリース業務を、トマトカード株式会社がクレジットカード業務をそれぞれ担う。また、銀行事務の一部をトマトビジネス株式会社が受託する。2026年3月期のセグメント別損益は、銀行業が経常利益25億7,500万円、リース業が3億1,100万円、クレジットカード業等(その他)が1,000万円である。リース業とクレジットカード業は銀行業に比べ規模は小さいが、グループ全体の収益を補完する。
収益構造と経営成績の推移
トマト銀行の連結経常収益は2013年3月期の180億円から2026年3月期には266億円へと増加傾向にある。同期間の純利益は11億円から20億円へ拡大した。2026年3月期の資金運用収支は131億円で、うち国内業務部門が126億円、国際業務部門が4億円を占める。役務取引等収支は16億円、その他業務収支は6億円であった。経費率(OHR)は77.3%とやや高めだが、コア業務純益(投信解約損益除く)は34億円を計上する。自己資本比率は連結9.18%と国内基準を上回る。
中期経営計画と地域課題への対応
トマト銀行は2024年4月から2027年3月までを期間とする中期経営計画「第4次 みらい創生プラン」を策定した。10年後のビジョンとして「いつも会って話せる あなたのメインバンク」を掲げ、パーパスを「夢をかなえ、地域の未来を創造する」と定めた。計画では連結ROEの中長期目標5%を掲げるが、2025年度実績は3.47%と途上にある。岡山県の人口減少や人手不足、後継者問題を認識し、本業支援・最適提案活動を通じて地域経済の持続可能性に貢献する方針である。
業界の中での役割は地域金融機関として、個人・法人向けに預金・融資・為替などの金融サービスを提供。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01地域金融(個人・法人)主力
銀行業務の中核として、預金、貸出、内国為替、外国為替、商品有価証券、有価証券投資など、多様な金融サービスを提供。営業店60店を通じ、地域の個人・法人顧客のニーズに応える。
- 預金業務
- 普通預金、定期預金など、個人・法人から資金を預かるサービス。
- 貸出業務
- 事業性融資、住宅ローンなど、個人・法人への資金貸付。
- 内国為替業務
- 国内の送金・決済サービス。
- 外国為替業務
- 貿易決済や外貨両替など、海外送金・決済サービス。
- 商品有価証券業務
- 国債などの商品有価証券の販売・仲介。
- 有価証券投資業務
- 自己資金での有価証券への投資運用。
02リース業界副次
子会社トマトリースを通じ、産業機械等のリース業務を展開。銀行業務で培った顧客基盤を活かし、設備投資ニーズに応える。
- 産業機械リース
- 工場・建設機械などの産業機械を顧客にリースするサービス。
03クレジットカード業界副次
子会社トマトカードを通じ、クレジットカードの取扱い業務を展開。銀行の顧客基盤を活かし、決済サービスを提供。
- クレジットカード
- ショッピングやキャッシングが可能なクレジットカードを発行・管理。
製品と技術
預金・融資を核とするリテールバンキング
トマト銀行の主力業務は、個人・法人向けの預金と融資である。預金商品には普通預金、定期預金、譲渡性預金などがあり、2026年3月末の預金残高は1兆2,732億円。貸出金残高は1兆758億円で、事業者向け貸出と個人ローン(住宅ローン、カードローン等)が中心である。外貨預金や投資信託、公共債、個人年金保険などの預り資産も含めた総預り資産残高は1兆4,711億円にのぼる。店舗網とインターネットバンキングを通じて、地域の資金循環を担う。
外国為替と国際業務の展開
1978年4月に外国為替公認銀行としての業務を開始して以来、トマト銀行は国際業務にも取り組んでいる。1988年12月には海外コルレス業務を開始し、1992年2月には包括承認を取得。2026年3月期の国際業務部門の資金運用収益は6億円、資金調達費用は1億円で、収支は4億円の黒字である。輸出入手形や外貨預金など、県内企業の海外取引を支援するサービスを提供する。
グループ会社によるリースとクレジットカード
トマトリース株式会社は、産業機械・情報機器などのリース業務を行う。2026年3月期の経常収益は61億円、経常利益は3億円である。銀行本体の融資とは異なる資産調達手段を顧客に提供する。トマトカード株式会社はクレジットカードの取扱い業務を手掛け、経常収益3億円、経常利益0.1億円と小規模だが、グループの決済機能を補完する。両社は銀行の顧客基盤を活用し、クロスセルを進める。
本業支援と最適提案による非金利サービス
トマト銀行は「本業支援・最適提案活動」をビジネスモデルと位置づけ、貸出以外の非金利サービスも積極的に展開する。役務取引等収益は38億円(2026年3月期)で、内訳は為替手数料、投資信託販売手数料、保険販売手数料などである。地域企業の事業承継やM&A支援、創業支援なども手掛け、トマト創業支援投資事業有限責任組合を通じてベンチャー企業への出資も行う。これらは預貸金業務に依存しない収益源として機能する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
銀行業の時価総額近傍。太字がトマト銀行
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
会社の歴史
沿革 38件
倉敷無尽として創業、無尽会社の統合を経て相互銀行へ
トマト銀行の起源は1931年11月9日、岡山県倉敷市で資本金10万円の倉敷無尽株式会社として設立された点にある。1941年3月には興国無尽と別所無尽の2社を吸収合併し、三和無尽株式会社に商号変更。1943年9月には中国無尽株式会社の営業全部を譲り受けた。1951年10月、相互銀行法の施行に伴い相互銀行へ転換し、株式会社三和相互銀行となる。これらの変遷は、当時の岡山県内における無尽会社の再編を反映している。
山陽相互銀行への改称と本店移転、オンライン化の推進
1969年4月、商号を株式会社山陽相互銀行に変更。1971年7月には株式を大阪証券業協会(現日本証券業協会大阪地区協会)に店頭登録し、資本市場での資金調達基盤を整えた。1975年12月には本店を岡山市番町2丁目3番4号(現所在地)に新築移転。1976年4月には総合オンラインシステムの稼働を開始し、業務の効率化を図る。1978年4月には外国為替公認銀行として国際業務にも参入した。
普通銀行転換とトマト銀行への改称、上場市場の拡大
1989年4月、相互銀行から普通銀行へ転換し、商号を株式会社トマト銀行に変更。同年9月には大阪証券取引所市場第一部に株式指定替えを果たした。1995年10月にトマトカード、1998年7月にトマトビジネスをそれぞれ設立し、グループ体制を拡充。2000年3月には東京証券取引所市場第一部と広島証券取引所への上場を実現した。2002年7月には岡山県信用組合の事業を譲り受け、地盤を強化。
インターネットバンキング開始とシステム基盤の刷新
2000年4月、インターネット・モバイルバンキングサービスを開始し、チャネルを拡大。2001年2月には証券投資信託、同年4月には損害保険、2002年10月には生命保険の窓口販売を開始し、個人向けサービスの幅を広げた。2009年1月には基幹系システムを日立製作所の地域金融機関向け共同利用サービス「NEXTBASE」へ移行し、システムコストの削減と安定稼働を図った。2010年3月にはインターネット専用支店「ももたろう支店」を開設。
グループ再編と市場区分移行による現在の姿
2003年11月にトマトファイナンスを合併、2004年5月にトマトサービスの清算を完了。2015年3月にはトマトカードを、2019年1月にはトマトリースを完全子会社化し、グループ管理体制を強化した。2013年7月の証券取引所統合に伴い東京証券取引所市場第一部に単独上場。2022年4月の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行し、現在に至る。2024年4月には新たなパーパスとビジョンを制定し、次の10年に向けた戦略を打ち出している。
年表38件を開く
1930年代
- 1931年11月創業倉敷市において資本金100千円で倉敷無尽株式会社を設立(設立日11月9日)
1940年代
- 1941年3月M&A興国無尽株式会社及び別所無尽株式会社を吸収合併、商号を三和無尽株式会社と変更
- 1943年9月中国無尽株式会社の営業の全部を譲受け
1950年代
- 1951年10月相互銀行に転換、商号を株式会社三和相互銀行と変更
1960年代
- 1969年4月商号を株式会社山陽相互銀行と変更
1970年代
- 1971年7月株式を大阪証券業協会(現日本証券業協会大阪地区協会)に店頭登録
- 1975年12月本店を岡山市(現岡山市北区)番町2丁目3番4号に新築移転
- 1976年4月総合オンラインシステム移行開始
- 1978年4月外国為替公認銀行としての業務開始
1980年代
- 1980年10月創業山陽リース株式会社(現トマトリース株式会社)設立
- 1983年4月公共債の窓口販売取扱開始
- 1985年2月創業山陽サービス株式会社(トマトサービス株式会社)設立
- 1986年4月創業山陽ファイナンス株式会社(トマトファイナンス株式会社)設立
- 1987年6月公共債ディーリング業務開始
- 1987年10月上場大阪証券取引所市場第二部及び広島証券取引所に株式を上場
- 1987年11月第3次オンラインシステム稼働
- 1988年6月公共債フルディーリング業務開始
- 1988年12月海外コルレス業務開始
- 1989年4月商号変更普通銀行に転換、株式会社トマト銀行に商号変更
- 1989年9月大阪証券取引所市場第一部に株式を指定替え
1990年代
- 1991年7月担保附社債信託法に基づく受託業務開始
- 1992年2月海外コルレス契約包括承認の取得
- 1995年10月創業トマトカード株式会社設立
- 1998年7月創業トマトビジネス株式会社設立
2000年代
- 2000年3月上場広島証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所市場第一部に株式を上場
- 2000年4月インターネット・モバイルバンキングサービス開始
- 2001年2月証券投資信託の窓口販売業務開始
- 2001年4月損害保険の窓口販売業務開始
- 2002年7月岡山県信用組合の事業譲受け
- 2002年10月生命保険の窓口販売業務開始
- 2003年11月M&Aトマトファイナンス株式会社を合併
- 2004年5月トマトサービス株式会社清算結了
- 2009年1月基幹系システムを株式会社日立製作所の地域金融機関向け共同利用サービス「NEXTBASE」へ移行
2010年代
- 2010年3月インターネット専用支店「ももたろう支店」開設
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第一部へ単独上場
- 2015年3月M&Aトマトカード株式会社を完全子会社化
- 2019年1月M&Aトマトリース株式会社を完全子会社化
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の新市場区分に従い同取引所スタンダード市場に移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は2つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- コア業務純益(投信解約損益を除く)2027年3月まで32億円
- 当期純利益2027年3月まで19億円
- 自己資本比率2027年3月まで8%以上
- OHR(コア業務粗利益ベース)2027年3月まで75%程度
- ROE(連結、当期純利益ベース)中長期に5%を目指す
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
本業支援・最適提案活動の実践
中期経営計画「第4次みらい創生プラン」のもと、お客さまの課題解決に取り組む本業支援・最適提案活動を実践し、地域経済・産業の成長・発展に貢献することで持続的な成長を目指す。
- 02
メインバンク地位確立と社内変革
「いつも会って話せる あなたのメインバンク」としての地位を確立するため、社内変革を原動力に人財力を高め、企業価値の向上に努める。経営理念「人をつくり 人につくす」を大切に、FACE TO FACEのビジネススタイルを貫く。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で746人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は587万円で、9期前と比べて+11.9%。平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は16.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 848 |
| 2018年3月 | — | — | — | 837 |
| 2019年3月 | 524 | 39.5 | 16.9 | 843 |
| 2020年3月 | 521 | 39.9 | 16.5 | 827 |
| 2021年3月 | 529 | 40.0 | 16.7 | 806 |
| 2022年3月 | 534 | 40.9 | 17.5 | 773 |
| 2023年3月 | 538 | 40.6 | 17.1 | 767 |
| 2024年3月 | 545 | 40.5 | 17.0 | 768 |
| 2025年3月 | 561 | 40.4 | 16.8 | 756 |
| 2026年3月 | 587 | 40.0 | 16.3 | 746 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内トマト ビジネス 株式会社岡山県 岡山市 北区議決権100.0%
- 国内トマト リース 株式会社岡山県 岡山市 北区議決権100.0%
- 国内トマト カード 株式会社岡山県 岡山市 北区議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は266億円、経常利益は28億円。前期と比べると増収増益で、売上が+3.5%、利益が+7.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 295億円 | 266億円 |
| 純利益 | 20億円 | 20億円 |
| 1株あたり配当 | ¥50 | ¥50 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、経常収益は73億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+28.1%。
| 対象期間 | 経常収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 58 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 57 | — | — | 4 |
| 2024年2Q | 58 | — | — | 3 |
| 2024年3Q | 61 | — | — | 8 |
| 2024年4Q | 65 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 130 | — | — | 7 |
| 2025年4Q | 127 | — | — | 11 |
| 2026年2Q | 131 | — | — | 7 |
| 2026年4Q | 135 | — | — | 13 |
| 2027年1Q | 73 | — | — | 9 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、経常収益は180億円から266億円へ1.5倍に増えた。経常利益率は10.0%から10.5%になった。経常収益は7期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 経常収益億円 | 経常利益億円 | 経常利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第一部へ単独上場 | ||||
| 2013年3月 | 180 | 18 | 10.0 | 11 |
| 2014年3月 | 188 | 23 | 12.2 | 12 |
| トマトカード株式会社を完全子会社化 | ||||
| 2015年3月 | 205 | 28 | 13.7 | 17 |
| 2016年3月 | 210 | 29 | 13.8 | 18 |
| 2017年3月 | 196 | 29 | 14.8 | 19 |
| 2018年3月 | 190 | 23 | 12.1 | 16 |
| トマトリース株式会社を完全子会社化 | ||||
| 2019年3月 | 184 | 19 | 10.3 | 18 |
| 2020年3月 | 224 | 20 | 8.9 | 14 |
| 2021年3月 | 226 | 23 | 10.2 | 15 |
| 2022年3月 | 228 | 25 | 11.0 | 17 |
| 2023年3月 | 230 | 27 | 11.7 | 19 |
| 2024年3月 | 241 | 23 | 9.5 | 15 |
| 2025年3月 | 257 | 26 | 10.1 | 18 |
| 2026年3月 | 266 | 28 | 10.5 | 20 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。
利益の構造
2026年3月期
経常収益266億円のうち、経常利益として残るのは28億円で10.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は20億円、売上の7.5%にあたる。
- 費用事業を回すためにかかったお金89.5%238億円
- 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.5%28億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが97億円、投資CFが−78億円で、差し引きのフリーCFは19億円。期末の手元現金は1,067億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 156 | −204 | 25 | 102 |
| 2014年3月 | −51 | 435 | 3 | 489 |
| 2015年3月 | 637 | −705 | −7 | 413 |
| 2016年3月 | 554 | −179 | −35 | 753 |
| 2017年3月 | −33 | −38 | −13 | 670 |
| 2018年3月 | −322 | 514 | −42 | 820 |
| 2019年3月 | −584 | 397 | −19 | 614 |
| 2020年3月 | −238 | 279 | −8 | 647 |
| 2021年3月 | 473 | −109 | −8 | 1,004 |
| 2022年3月 | 907 | 0 | 22 | 1,933 |
| 2023年3月 | −1,103 | 21 | −8 | 843 |
| 2024年3月 | 68 | 89 | −8 | 991 |
| 2025年3月 | 86 | −12 | −8 | 1,057 |
| 2026年3月 | 97 | −78 | −8 | 1,067 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1.4兆円。このうち返さなくてよい自己資本が574億円で、自己資本比率は4.1%(業種中央値4.9%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.99 | 372 | 0.96 | 3.7 |
| 2014年3月 | 1.07 | 372 | 1.03 | 3.5 |
| 2015年3月 | 1.19 | 399 | 1.15 | 3.3 |
| 2016年3月 | 1.30 | 406 | 1.26 | 3.1 |
| 2017年3月 | 1.33 | 488 | 1.28 | 3.6 |
| 2018年3月 | 1.31 | 501 | 1.26 | 3.8 |
| 2019年3月 | 1.27 | 504 | 1.22 | 4.0 |
| 2020年3月 | 1.21 | 489 | 1.16 | 4.0 |
| 2021年3月 | 1.30 | 518 | 1.25 | 4.0 |
| 2022年3月 | 1.40 | 548 | 1.35 | 3.9 |
| 2023年3月 | 1.31 | 542 | 1.26 | 4.1 |
| 2024年3月 | 1.34 | 568 | 1.29 | 4.2 |
| 2025年3月 | 1.36 | 559 | 1.31 | 4.1 |
| 2026年3月 | 1.39 | 574 | 1.33 | 4.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
銀行業 79社との比較
同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで79社中24位あたり、逆に低いのは経常収益成長率で79社中76位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,902で、1年前と比べて+39.9%。過去52週の値幅のなかでは85%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 19.0倍 |
| PER (会社予想) | 12.0倍 |
| PBR | 0.38倍 |
| 配当利回り | 2.63% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月+0.2%とほぼ横ばい。週足は25日線(1515円)を下回り、75日線(1533円)も割り込む。52週高値1876円からは乖離。出来高は7/7に64800株と増加したが、その後減少。下値は52週安値1280円が意識される。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER 15.0倍は業界平均15.3倍とほぼ同水準だが、PBR 0.30倍は平均0.91倍を大きく下回り、銀行業でPBR1倍未満が常態的とはいえ極めて低い。ROE 3.47%は低いが、配当利回り3.19%は平均2.13%を上回り、株主還元は良好。PBRの低さから割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 19.0倍 | 17.5倍 |
| PER (予想) | 12.0倍 | — |
| PBR | 0.38倍 | 1.01倍 |
| ROE | 3.5% | 6.1% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
堅調な収益成長と健全な財務体質を評価する強気派と、低成長と低ROEを問題視する弱気派の対立。強気派は増収基調とPBR0.3倍の割安感を強調。弱気派は地域経済の成長鈍化と低金利環境による収益頭打ちを懸念。
- 増収基調の継続
FY23の230億円からFY26は266億円へ増収
- 健全な収益性
純利益は毎期15億円超で安定、FY26は20億円
- PBR0.30倍の割安感
解散価値の3分の1以下、バリュエーションは低い
- 低ROE(3.47%)
資本効率が低く、株主価値向上が課題
- 地域経済の制約
岡山県の人口減少で貸出先の伸びが期待薄
- 低金利の長期化
利ザヤ拡大が見込めず、収益成長は限定的
- 経常収益
- 収益力の持続性を測る基本指標
- 貸出金利息
- コア収益の動向を把握するために重要
- 不良債権比率
- 資産の健全性を評価する上で必須
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり50円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.63%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 50 | — | 31.4 |
| 2018年3月 | 50 | 0.0 | 42.1 |
| 2019年3月 | 50 | 0.0 | 51.9 |
| 2020年3月 | 50 | 0.0 | 55.0 |
| 2021年3月 | 50 | 0.0 | 47.7 |
| 2022年3月 | 50 | 0.0 | 42.3 |
| 2023年3月 | 50 | 0.0 | 37.2 |
| 2024年3月 | 50 | 0.0 | 46.1 |
| 2025年3月 | 50 | 0.0 | 39.6 |
| 2026年3月 | 50 | 0.0 | 34.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥50
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ7,785人。区分でいちばん多いのは個人・その他で43.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.9%を占め、残る50.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 25.1 | 26.3 | 30.4 | 33.0 | 39.9 | 43.7 |
| 事業法人 | 22.9 | 23.5 | 22.1 | 21.7 | 21.6 | 24.7 |
| 金融機関 | 46.0 | 44.2 | 41.0 | 38.2 | 31.7 | 23.1 |
| 外国法人 | 3.0 | 3.2 | 2.8 | 3.5 | 3.3 | 4.8 |
| 政府・自治体 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 2.0 |
| 証券会社 | 1.0 | 0.8 | 1.6 | 1.6 | 1.4 | 1.6 |
| 自己株式 | 0.5 | 0.8 | 0.8 | 0.5 | 0.5 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | トマト銀行職員持株会 | 3.95 |
| 02 | 株式会社中国銀行 | 3.76 |
| 03 | 朝日生命保険相互会社 | 3.13 |
| 04 | 株式会社みずほ銀行 | 3.08 |
| 05 | 加藤清行 | 2.43 |
| 06 | 山佐株式会社 | 2.05 |
| 07 | 大川良彰 | 1.76 |
| 08 | 三井住友信託銀行株式会社 | 1.71 |
| 09 | 岡山県 | 1.70 |
| 10 | 損害保険ジャパン株式会社 | 1.64 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1612%、1株純資産は14期で+1170%。直近期のROEは3.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 9 | 323 | 2.9 | 18.9 | 61.3 |
| 2014年3月 | 11 | 323 | 3.3 | 16.7 | 49.2 |
| 2015年3月 | 14 | 348 | 4.3 | 13.9 | 35.6 |
| 2016年3月 | 161 | 3,542 | 4.5 | 9.1 | 31.8 |
| 2017年3月 | 163 | 3,638 | 4.3 | 9.7 | 31.4 |
| 2018年3月 | 121 | 3,751 | 3.1 | 12.7 | 42.1 |
| 2019年3月 | 138 | 3,770 | 3.5 | 7.7 | 51.9 |
| 2020年3月 | 104 | 3,640 | 2.8 | 10.0 | 55.0 |
| 2021年3月 | 117 | 3,892 | 3.0 | 9.7 | 47.7 |
| 2022年3月 | 130 | 3,889 | 3.1 | 8.0 | 42.3 |
| 2023年3月 | 149 | 3,839 | 3.5 | 6.8 | 37.2 |
| 2024年3月 | 119 | 4,058 | 2.8 | 10.7 | 46.1 |
| 2025年3月 | 144 | 3,975 | 3.2 | 8.4 | 39.6 |
| 2026年3月 | 156 | 4,102 | 3.5 | 9.9 | 34.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額187百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 髙木晶悟 | 取締役社長(代表取締役)監査部担当 | 75 |
| 井上正樹 | 専務取締役(代表取締役)審査部、企業サポート部、リスク統括部、総務部担当 | 59 |
| 田部真康 | 常務取締役 営業本部長 | 62 |
| 坪田泰久 | 常務取締役 マーケット本部長 人事部、人財戦略企画室、秘書室担当 | 58 |
| 谷本浩二 | 取締役 事務システム部、経営企画部担当 | 56 |
| 中川一雄 | 取締役 営業本部副本部長 | 59 |
| 八木大治 | 取締役 本店営業部長 | 60 |
| 小川洋 | 取締役 | 74 |
| 上岡美保子 | 取締役 | 76 |
| 光實潤一 | 常勤監査役 | 59 |
| 奥田哲也 | 監査役 | 65 |
| 古南篤子 | 監査役 | 66 |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 瀧口信雄 | 監査役 | 63 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 9 | 129 | 17 | 17 | 156 | 17 |
| 社外取締役 | 5 | 16 | — | — | 16 | 3 |
| 監査役 | 2 | 15 | — | — | 15 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容646字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,234字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,880字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)18,156字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第143期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第143期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-27
- 有価証券報告書有価証券報告書-第142期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第142期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-27
- 有価証券報告書有価証券報告書-第141期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第141期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第141期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-27
- 四半期報告書四半期報告書-第141期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第140期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第140期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第140期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-28
- 四半期報告書四半期報告書-第140期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-03
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