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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

鳥取銀行

THE TOTTORIBANK,LTD.8383 · Standard · 銀行業

地域密着型銀行。鳥取県を中心に預金・貸出・為替などの銀行業務を展開し、グループで金融サービスを提供する。

概要

鳥取銀行は、鳥取県を地盤とする地方銀行である。1921年に貯蓄銀行として創業し、現在は預金・貸出業務を中心に、クレジットカード、リース、ベンチャーキャピタルなど多様な金融サービスを提供するグループを形成する。2026年3月期の経常収益は190億円、純利益は16億円で、預金残高は1兆455億円、貸出金残高は9,167億円に達する。

銀行業を中核とするグループ構成

鳥取銀行グループは、当行と6社の子会社、2社の関連会社で構成される。中核の銀行業では、本店と53の支店、12の出張所を通じて預金業務、貸出業務、内国為替、外国為替、有価証券投資などを行う。子会社には、クレジットカード業務の「株式会社とりぎんカードサービス」、リース業務の「とりぎんリース株式会社」、ベンチャーキャピタル業務の「とっとりキャピタル株式会社」などがあり、銀行単体ではカバーできない金融ニーズに対応する。このほか、ファンド運営やコンサルティングを行う非連結子会社、3つの投資事業有限責任組合を有する。報告セグメントは銀行業単一であるが、グループ全体で地域密着型の金融サービスをワンストップで提供する体制を整えている。

預金・貸出の増加と利ざや改善で増益基調

2026年3月期の連結経常収益は189億91百万円(前期比26億67百万円増)、経常利益は22億43百万円(同3億42百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益は15億83百万円(同2億70百万円増)と増益を達成した。預金は前期末比255億91百万円増の1兆455億円、貸出金は同351億16百万円増の9,167億円と順調に伸びた。資金運用収支は9億63百万円増加し、貸出金利回りが前年比0.17ポイント上昇したことなどが寄与した。一方、預金利息の増加で資金調達費用も増加したが、収益全体を下支えした。自己資本比率は8%程度を目標に据え、健全性を維持している。

鳥取県内に重点を置いた地域密着型営業

鳥取銀行の営業基盤は鳥取県内に集中しており、県内の個人や法人とのリレーションを強みとする。県内の人口減少や少子高齢化といった構造的な課題に対し、同行は「地域社会の未来を『創る』『守る』『支える』」をパーパスに掲げ、従来の銀行業務を超えたコンサルティングサービスの提供に注力する。地元企業向けの貸出に加え、創業支援や事業承継、M&Aアドバイザリーなどの非金融サービスを、グループ子会社を通じて提供することで、地域経済の活性化を図っている。海外拠点は持たず、国際業務は国内店の外貨建取引に限られる。

デジタル化とシステム共同化でコスト効率を追求

鳥取銀行は、オンラインシステムの導入や地銀共同センターへの基幹系システム移行など、業務効率化に継続的に取り組んできた。1977年に第1次オンラインシステムを稼働し、1985年に第2次、2001年には泉州銀行(現・池田泉州銀行)との共同システムを開始。2012年には基幹系システムを地銀共同センターへ移行し、システムコストの削減を実現した。近年は中期経営計画でコアOHR(コア業務粗利益に対する経費の比率)80%台前半を目標に掲げ、経費削減と収益力強化を両立する方針である。2022年4月には東京証券取引所スタンダード市場に移行している。

子会社・関連会社による多角化戦略

鳥取銀行グループは、銀行業務以外の分野を子会社・関連会社に委ねることで、収益源の多様化を図っている。1984年に設立したとりぎんリース株式会社は設備リースを手がけ、1990年設立のとりぎんカードサービスはクレジットカード事業を展開。1997年設立のとっとりキャピタルはベンチャーキャピタル業務で地域の新興企業を支援する。さらに、2010年代以降は株式会社とりぎん未来共創キャピタル(ファンド運営)や株式会社とりぎん地域デザインパートナーズ(コンサルティング)を設立し、地域課題の解決に資する投資・助言業務を拡大。これらの関連会社の収支は連結業績に含まれ、銀行単体の収益変動を補完する役割を果たす。

業界の中での役割は地域金融機関として、地域の個人・法人顧客に銀行サービスを提供する。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
190億円
経常利益
22億円
利益率
11.6%
純利益
16億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01地域金融(個人・法人)主力

鳥取県内を中心に、預金業務、貸出業務、内国為替・外国為替業務などを展開。地域密着型の営業活動により、個人・中小企業等の幅広い顧客に金融サービスを提供している。

主な製品・サービス6
預金業務
個人・法人向けの普通預金、定期預金などの預金商品を提供する。地域の資金を預かり、地域経済の基盤を支える。
貸出業務
個人向け住宅ローン・カードローン、法人向け事業性貸出などを通じて、地域の資金需要に応える。
商品有価証券売買業務
国債などの商品有価証券の売買を行う。
有価証券投資業務
有価証券への投資を通じて、有効な資金運用を行う。
内国為替業務
国内の送金・決済サービスを提供する。
外国為替業務
貿易決済や海外送金などの外国為替サービスを提供する。

02金融周辺サービス準主力

クレジットカード、リース、ベンチャーキャピタル、ファンド運営、コンサルティングなどの金融サービスをグループ会社を通じて提供し、銀行業務を補完する。

主な製品・サービス5
クレジットカード業務
グループ会社のが提供するクレジットカード関連サービス。決済機能を提供し、顧客の利便性を高める。
リース業務
関連会社のとりぎんリース株式会社が提供する動産・不動産のリースサービス。企業の設備投資を支援する。
ベンチャーキャピタル業務
関連会社のとっとりキャピタル株式会社が行う、成長企業への投資・育成事業。
ファンド運営業務
非連結子会社の株式会社とりぎん未来共創キャピタルが運営する投資ファンド。地域の産業振興に資する投資を行う。
コンサルティング業務
非連結子会社の株式会社とりぎん地域デザインパートナーズが提供する、地域企業向けの経営コンサルティング。

製品と技術

預金・貸出を中心とする銀行業務

鳥取銀行の主力商品は、個人・法人向けの預金と貸出である。預金は普通預金、定期預金、納税準備預金など多様な種類を用意し、2026年3月期の残高は1兆455億円に達する。貸出金は9,167億円で、企業向け設備資金・運転資金、個人向け住宅ローン・教育ローンなどが中心である。貸出金利回りは1.28%(前期比0.17ポイント上昇)で、利ざやの改善に寄与した。また、国債や地方債の売買・窓口販売、有価証券投資を通じた運用も行い、有価証券残高は1,286億円に上る。為替業務では内国為替・外国為替を扱い、企業の決済ニーズに対応する。

とりぎんカードサービスが展開するクレジットカード事業

1990年6月に設立された株式会社とりぎんカードサービスは、鳥取銀行グループのクレジットカード業務を担う。同行の口座を持つ個人顧客を中心に、ショッピング・キャッシング機能付きのカードを発行する。地域の加盟店開拓を進め、ポイントサービスや分割払いなどで利用促進を図っている。連結子会社として、カード会員からの手数料収入が銀行本体の役務取引等収益に貢献する。クレジットカード事業は、預金・貸出とは異なる非金利収益の柱の一つである。

とりぎんリースととっとりキャピタルの法人向けサービス

関連会社であるとりぎんリース株式会社(1984年設立)は、設備リース事業を展開する。鳥取県内の中小企業を主な顧客とし、機械設備・車両・情報機器などのリース契約を提供する。リースは銀行貸出に代わる資金調達手段として需要がある。また、とっとりキャピタル株式会社(1997年設立)はベンチャーキャピタル業務を行い、地域の成長企業への投資やファンド運営を手がける。これらは、銀行の融資ではリスクが高い事業やスタートアップに対しても資金供給を可能にし、地域の産業育成に寄与する。

コンサルティング・ファンド運営で地域価値の創造を支援

近年設立された子会社が、銀行の枠を超えた専門サービスを提供する。株式会社とりぎん未来共創キャピタル(非連結子会社)は、地域の事業会社への投資やファンド運営を通じて、新事業創出を支援。株式会社とりぎん地域デザインパートナーズ(同)は、中小企業の経営課題に対するコンサルティングサービスを提供する。また、とっとり地方創生ファンドなど3つの投資事業有限責任組合を組成し、公的資金と民間資金を組み合わせた地域活性化ファンドを運用する。これらの取り組みは、中期経営計画で掲げる「新たな地域価値の創造」の具体策である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

地盤銀行、金融仲介機能を強化

鳥取銀行は銀行業の地方銀行で、売上高(経常収益)約163億円(2025/3)です。同業他社のしずおかFGやちゅうぎんFGと比較して規模は小さく、鳥取県を地盤とする地域密着型金融機関です。営業利益率のデータは非開示ですが、低金利環境下で資金利益の伸び悩みが課題。地元企業・個人向け融資に加え、近年は事業承継やM&A仲介など非金利収入の拡大を図っています。業界内では、大型行との競合にさらされながらも、地域密着による差別化を模索しています。

強み

  • 鳥取県内に広がる営業網と地元企業との強固な関係が基盤。
  • 経常収益が146→163→190億円と増加傾向で、事業拡大が進む。
  • 事業承継・M&Aなど手数料ビジネスを強化し、収益源を多様化。
  • 地元自治体との協力関係を活用し、補助金案件などで存在感を発揮。

課題

  • 資金利益が伸び悩み、収益力向上には非金利収入の拡大が不可欠。
  • 鳥取県の人口減少により、貸出先・預金基盤の縮小リスク。
  • メガバンクや地域金融機関との競合が激しく、シェア維持が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行業の時価総額近傍。太字が鳥取銀行

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18392大分銀行459億円21.1倍
28393宮崎銀行438億円15.3倍
38364清水銀行367億円17.8倍
48537大光銀行294億円10.4倍
58542トマト銀行222億円19.0倍
68383鳥取銀行185億円11.3倍
78349東北銀行158億円15.9倍
87161じもとホールディングス156億円6.5倍
98563大東銀行146億円8.7倍
108562福島銀行134億円18.2倍
118365富山銀行127億円11.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

貯蓄銀行として設立し、普通銀行へ転換した戦後期

鳥取銀行の前身は、1921年12月に設立された株式会社鳥取貯蓄銀行である。本店を鳥取市に置き、貯蓄銀行業務を開始した。1948年12月、戦後の金融制度改革のなかで普通銀行に目的変更(貯蓄銀行業務兼営)し、商号を株式会社因伯銀行に改めた。翌1949年10月には鳥取信用組合の営業全部を譲り受け、同年11月に商号を現在の株式会社鳥取銀行に変更した。この一連の変遷により、貯蓄銀行から地域の普通銀行としての基盤を確立した。

県内信用組合の合併と公共債・外為業務への進出

1970年代から80年代にかけて、鳥取銀行は事業範囲を拡大した。1973年4月には外国為替業務の認可を受け、国際業務に参入。1974年10月には鳥取県信用組合を合併し、営業基盤を強化した。1983年4月には国債等公共債の窓口販売業務を開始し、1986年6月には売買業務の認可も取得。これにより、預貸業務だけでなく、証券関連業務の取り扱いを広げた。また、1984年10月にリース会社(現・とりぎんリース)を設立し、銀行外の金融サービスにも進出し始めた。

オンラインシステムの導入と新本店への移転

業務の効率化と顧客サービス向上のため、1977年8月に第1次オンラインシステムを稼働させた。1985年7月には第2次オンラインシステムに移行。1990年12月には新本店が鳥取市永楽温泉町に竣工し、現在の所在地に移転した。1991年10月には日本銀行の一般代理業務を開始し、公的金融の窓口としての役割も担うようになった。1995年7月には東京事務所を開設し、首都圏での情報収集・営業活動の拠点とした。

株式上場と市場第一部への指定

1996年12月、鳥取銀行は大阪証券取引所市場第二部及び広島証券取引所に株式を上場した。約2年後の1998年9月には大阪証券取引所市場第一部に指定され、2000年3月には東京証券取引所市場第一部に上場。これにより、資本市場からの資金調達力を高めるとともに、知名度向上につなげた。2000年代に入ると、証券投資信託の窓口販売(1998年)、生命保険の窓口販売(2002年)、金融商品仲介業務(2005年)と、相次いで新たな業務認可を取得し、リテール金融商品の拡充を進めた。

地銀共同センターへの移行とシステム統合

2000年代以降、システムコストの削減が地方銀行共通の課題となるなか、鳥取銀行は他行との共同システム化を推進した。2001年5月には泉州銀行(現・池田泉州銀行)との共同システムを稼働。さらに2012年5月には基幹系システムを地銀共同センターへ移行し、運用の効率化を図った。一方、グループ会社の整理も進め、2014年9月には鳥銀ビジネスサービスを清算、2015年7月にはバンク・コンピュータ・サービスを清算した。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行した。

年表29件を開く

1920年代

  • 1921年12月創業株式会社鳥取貯蓄銀行として設立し、本店を鳥取市に置き貯蓄銀行業務開始。

1940年代

  • 1948年12月商号変更普通銀行に目的を変更(貯蓄銀行業務兼営)し、商号を株式会社因伯銀行に変更。
  • 1949年10月商号変更鳥取信用組合の営業の全部を譲り受け、同年11月11日商号を株式会社鳥取銀行に変更。

1970年代

  • 1973年4月外国為替業務の認可を受け、外国為替に関する業務を開始。
  • 1974年10月M&A鳥取県信用組合を合併。
  • 1977年8月第1次オンラインシステム稼動。

1980年代

  • 1983年4月国債等公共債の窓口販売に関する証券業務の認可を受け、取扱いを開始。
  • 1984年10月創業とりぎんリース株式会社設立(現、関連会社)、リース業務開始。
  • 1985年7月第2次オンラインシステム稼動。
  • 1986年6月国債、地方債又は政府保証債に係る売買業務の認可を受け、国債等公共債の売買業務を開始。
  • 1988年9月鳥銀ビジネスサービス株式会社(子会社)設立。

1990年代

  • 1990年6月株式会社とりぎんカードサービス設立(現、子会社)、クレジットカード業務開始。
  • 1990年6月担保附社債信託業務の免許を取得し、私募債受託業務を開始。
  • 1990年12月新本店竣工、現在地(鳥取市永楽温泉町171番地)に移転。
  • 1991年10月日本銀行の一般代理業務開始。
  • 1995年7月東京事務所開設。
  • 1996年12月上場大阪証券取引所市場第二部及び広島証券取引所に株式上場。
  • 1997年6月創業とっとりキャピタル株式会社設立(現、関連会社)、ベンチャーキャピタル業務開始。
  • 1998年9月大阪証券取引所市場第一部銘柄へ指定。
  • 1998年12月証券投資信託の窓口販売に関する証券業務の認可を受け、取扱を開始。

2000年代

  • 2000年3月上場東京証券取引所市場第一部上場。
  • 2000年12月創業株式会社バンク・コンピュータ・サービス(関連会社)設立、コンピュータ受託業務開始。
  • 2001年5月株式会社泉州銀行(現、株式会社池田泉州銀行)との共同化システム稼動。
  • 2002年10月生命保険の窓口販売業務開始。
  • 2005年4月金融商品仲介業務開始。

2010年代

  • 2012年5月基幹系システムを地銀共同センターへ移行し、システム稼動。
  • 2014年9月鳥銀ビジネスサービス株式会社(子会社)清算。
  • 2015年7月株式会社バンク・コンピュータ・サービス(関連会社)清算。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所スタンダード市場に移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 経常利益2026年度まで20億円
  • 自己資本比率2026年度まで8%程度
  • コアOHR2026年度まで80%台前半
  • 行内プロフェッショナル人財2026年度まで150人

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新たな地域価値の創造

    金融の枠組みを超えたサービス提供と地域価値向上への取り組みを通じて、持続可能な地域社会の未来を創り・守り・支える存在を目指す。

  2. 02

    コンサルティング深化

    地域企業や個人へのコンサルティング機能を強化し、地域の課題解決と成長を支援することで、地域社会の発展をリードするコンサルティングバンクを目指す。

  3. 03

    経営基盤の強化

    強靭な経営体質を構築するため、収益性・健全性・効率性を高め、安定した経営基盤を確立する。

  4. 04

    人的資本経営の実践

    プロフェッショナル人財を育成・確保し、行内資格制度を通じて専門性の高い人材を150人目標に養成する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で638人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は540万円で、9期前と比べて+11.1%平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は16.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月704
2018年3月693
2019年3月48737.014.0705
2020年3月48137.015.0675
2021年3月49238.015.0664
2022年3月49838.015.0651
2023年3月51338.016.0637
2024年3月52238.016.0634
2025年3月52438.916.0639
2026年3月54039.016.1638

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率115.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)55.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
銀行業 — 鳥取県7,390百万円
同上 — 岡山県地区1,028百万円
同上 — 鳥取県 鳥取市ほか787百万円
同上 — 島根県地区536百万円
同上 — 大阪市 中央区22百万円
同上 — 広島市中区14百万円
同上 — 東京都 千代田区0百万円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社とりぎんカードサービス
    鳥取県 鳥取市 · 連結子会社
    議決権65.0%
  • 国内
    とりぎんリース株式会社
    鳥取県 鳥取市 · 持分法適用会社
    議決権5.0%
  • 国内
    とっとりキャピタル株式会社
    鳥取県 鳥取市 · 持分法適用会社
    議決権10.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は190億円経常利益22億円前期と比べると増収増益で、売上が+16.6%、利益が+15.8%。

売上高
+16.6%
190億円
経常利益
+15.8%
22億円
純利益
+23.1%
16億円
利益率
11.6%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高190億円
純利益16億円16億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は57億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+58.3%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q340
2024年1Q364
2024年2Q374
2024年3Q352
2024年4Q381
2025年2Q867
2025年4Q776
2026年2Q878
2026年4Q1038
2027年1Q578

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は189億円から190億円へほぼ横ばい。経常利益率は10.6%から11.6%になった。経常収益は4期、純利益は4期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月1892010.610
2014年3月1812714.916
2015年3月1733419.721
2016年3月1693420.120
2017年3月1622012.313
2018年3月1541811.711
2019年3月1431611.210
2020年3月1371510.99
2021年3月1341611.910
2022年3月13353.89
2023年3月1391712.210
2024年3月1461611.011
2025年3月1631911.713
2026年3月1902211.616

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益190億円のうち、経常利益として残るのは22億円11.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は16億円、売上の8.4%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金88.4%168億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.6%22億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
11.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.1pt
8.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.7pt
3.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−47億円、投資CFが−169億円で、差し引きのフリーCFは−216億円期末の手元現金は712億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月75−69−105680
2014年3月4−68−5611
2015年3月−211156−7549
2016年3月36299−6879
2017年3月4−182−56645
2018年3月−118216−6738
2019年3月−87222−36837
2020年3月−142161−5851
2021年3月295−175−5966
2022年3月120−86−5995
2023年3月−382117−5726
2024年3月567−40−51,248
2025年3月−37666−5933
2026年3月−47−169−5712

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1.1兆円。このうち返さなくてよい自己資本が510億円で、自己資本比率は4.4%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月0.934210.894.5
2014年3月0.964400.924.5
2015年3月0.975070.925.1
2016年3月0.995130.945.1
2017年3月1.014990.964.9
2018年3月1.015000.964.9
2019年3月1.024920.974.8
2020年3月1.004770.964.7
2021年3月1.094941.044.5
2022年3月1.114881.064.3
2023年3月1.104791.054.3
2024年3月1.155001.104.3
2025年3月1.114811.064.3
2026年3月1.145101.084.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
348億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1.1兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り79社中27位あたり、逆に低いのはROE79社中72位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.2%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
4.4%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率前期からの売上の伸び
16.6%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,919で、1年前と比べて+45.7%過去52週の値幅のなかでは84%の位置にある。

¥1,919-1.9%1ヶ月+6.9%1年+45.7%時価総額185億円
過去52週の値幅
安値¥1,296高値¥2,042

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.3倍
PER (会社予想)11.2倍
PBR0.35倍
配当利回り2.61%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1952円で、25日移動平均線1746.84円を約11.7%上回る。1ヶ月で17.38%上昇し、52週高値2042円に迫る。出来高は8月14日に66300株と増加し、買いが活発。RSIは85.22と極めて過熱感が強い。週足では7月下旬から上昇が加速しており、強気トレンドが継続中。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PBR0.35倍は業界平均1.00倍を大きく下回り、銀行業界ではPBR1倍未満が常態的とはいえ、極めて低い水準です。PER11.53倍は業界平均17.41倍を下回り、収益力に対して割安です。配当利回り2.56%は業界平均2.32%を上回り、株主還元は良好です。ROE3.2%は低水準ですが、銀行業界の特性を踏まえると許容範囲です。経常収益と純利益は増加傾向で、業績は改善しています。割安だがROEの改善が課題と判断しました。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.3倍17.5倍
PER (予想)11.2倍
PBR0.35倍1.01倍
ROE3.2%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地方銀行セクター全体では金利上昇による利ざや改善が期待される一方、人口減少や競争激化が課題となる。当行は増益基調にあるが、本業の収益力(ROE3.2%)は低水準であり、規模拡大や収益多様化が進まない懸念がある。強気派は、金利環境の改善と経費削減効果による収益拡大を指摘。弱気派は、県内経済の縮小や貸出先の選別不足による信用コスト増を懸念。

プラスに働く材料7
  • 利ざや改善による増益

    2026年3月期は経常収益190億円、純利益16億円と増益基調。

  • 地域密着の顧客基盤

    県内店舗網と地元企業・個人顧客との強いリレーション。

  • 資産査定の安定

    堅調な業績から不良債権処理が落ち着いている。

  • 純利益16億円と3期連続増益決算発表後影響

    純利益11→13→16億円、最終増益率23%

  • 収益190億円と3期連続増収通年影響

    収益146→163→190億円と30%増、地盤強化

  • PBR0.35倍は大幅な割安継続影響

    PBR0.3528倍・ROE3.2%で、自己資本に対して株価が3割台

  • 1年で50%上昇のモメンタム継続影響

    株価1952円、1年で50.53%上昇し上昇トレンド

マイナスに働く材料7
  • 低い収益性

    ROE3.2%と資本効率が低く、成長余地が限定的。

  • 人口減少の影響

    鳥取県の人口減少で預貸金市場が縮小する可能性。

  • 競争激化

    他の金融機関や新興勢力との競争で利ざや圧迫。

  • ROE3.2%は低収益体質継続影響

    ROE3.2%と低くPBR0.35倍の割安が続く要因

  • 増収の一方で純利益は16億円決算発表後影響

    収益44億円増に対し純利益は5億円増、経費増で利益率伸びず

  • 外国人保有2.62%で需給薄継続影響

    外国人保有2.62%で機関投資家の買い不在、流動性低い

  • 配当利回り2.56%の魅力不足通年影響

    利回り2.56%と低く、増配期待が乏しければ見直し鈍い

次の決算で確かめる点
貸出金利ざや
金利環境の変化による収益への影響を測る指標。
不良債権比率
信用コストの増加リスクを監視するために重要。
預貸率
資金調達構造と貸出の需給バランスを確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.61%。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
2.61%
いまの株価に対して
配当性向
29.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月6043.4
2018年3月600.051.4
2019年3月600.059.9
2020年3月50−16.752.4
2021年3月500.048.3
2022年3月500.053.9
2023年3月500.046.6
2024年3月500.045.1
2025年3月500.037.5
2026年3月500.029.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,598人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.7%を占め、残る57.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他31.934.140.744.553.751.0
事業法人33.933.633.332.531.332.4
金融機関28.528.120.918.411.310.3
証券会社2.21.02.81.71.53.7
自己株式2.72.72.72.72.72.7
外国法人3.63.22.32.92.22.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01鳥取銀行従業員持株会3.07
02損害保険ジャパン株式会社2.21
03明治安田生命保険相互会社2.13
04UBS証券株式会社1.75
05大樹生命保険株式会社1.75
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.45
07株式会社三洋商事1.17
08株式会社エヌケーシー1.09
09三信株式会社1.07
10DOSO株式会社1.04

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1508%、1株純資産は14期で+1119%。直近期のROEは3.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月114462.319.148.8
2014年3月174663.611.133.8
2015年3月235404.711.225.9
2016年3月2135,4664.27.926.7
2017年3月1405,3172.712.543.4
2018年3月1185,3262.214.551.4
2019年3月1025,2431.913.959.9
2020年3月965,0881.811.752.4
2021年3月1065,2702.010.748.3
2022年3月955,1991.812.553.9
2023年3月1125,1032.210.346.6
2024年3月1135,3322.213.245.1
2025年3月1405,1272.79.137.5
2026年3月1695,4303.29.629.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額133百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
平井耕司代表取締役 会長6616,000
入江到代表取締役 頭取執行役員6110,000
八木俊英取締役 専務執行役員578,000
倉光裕之取締役 専務執行役員575,000
藪田千登世取締役662,000
西尾信也取締役69
福居一彦取締役64
田口昌浩常勤監査役614,000
中山博雄監査役52
山﨑昌徳監査役73
長田秀樹監査役69
細川良造48
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
竹本哲哉取締役 常務執行役員563,000
井上裕章取締役 常務執行役員532,000
笹尾佳子取締役66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)49569524
社外取締役6260264
監査役11201212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容791字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当行グループ(当行及び当行の関係会社)は、当行、子会社6社及び関連会社2社で構成され、銀行業務を中心に、クレジットカード業務、リース業務、ベンチャーキャピタル業務、ファンド運営業務、コンサルティング業務などの金融サービスに係る事業を行っております。 当行及び当行の関係会社の事業に係る位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5  経理の状況  1(1)連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であり、報告セグメントは銀行業単一となります。 [銀行業] 当行の本店ほか支店等において、預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務等を行い、地域に密着した営業活動を展開しております。 [その他] 当行の子会社・関連会社において、クレジットカード業務、リース業務、ベンチャーキャピタル業務、ファンド運営業務、コンサルティング業務等を行っております。また、このほか投資事業有限責任組合(非連結子会社)が3組合あります。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 鳥取銀行           銀行業       本支店53 出張所12 その他       (連結子会社:クレジットカード業務)株式会社とりぎんカードサービス (関連会社:リース業務)とりぎんリース株式会社 (関連会社:ベンチャーキャピタル業務)とっとりキャピタル株式会社 (非連結子会社:ファンド運営業務) 株式会社とりぎん未来共創キャピタル (非連結子会社:コンサルティング業務) 株式会社とりぎん地域デザインパートナーズ (非連結子会社:投資運用業務)とっとり地方創生ファンド投資事業有限責任組合2号とっとり地方創生ファンド投資事業有限責任組合3号とっとり共創フロンティアファンド投資事業有限責任組合
経営方針・対処すべき課題1,086字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当行及び当行の関係会社(以下「当行グループ」という。)の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 ・経営の基本方針 当行グループは、「地域社会への貢献と健全経営」を経営の基本理念として掲げております。 ・経営環境及び対処すべき課題 人口減少や少子高齢化、気候変動や多様性への対応など、当行グループや地域を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした環境の下で、地域が存続していくためには、企業が持続的な成長を実現し、にぎわいのある中心市街地や安心して暮らし続けられる中山間地域が形成され、多様性をお互いが認め合い、一人ひとりが家庭や地域、職場で心豊かに暮らせる社会の実現が必要です。 こうした環境認識を踏まえ、当行ではこれまでの金融の枠組みを越えたサービスを提供するとともに、更なる地域の価値向上に取組むことで、持続可能な地域社会の未来を「創り、守り、支える存在」になりたいと考え、“地域社会の未来を「創る」「守る」「支える」”というパーパスを掲げています。 また、2026年度までの中長期ビジョンを設定しており、「地域を支え地域社会の発展に全力を尽くす」「プロフェッショナル人財を育成する」「強靭な経営体質を構築する」という3つのミッションを掲げております。 当行では2024年度から2026年度までの3年間を計画期間とする中期経営計画「for the FUTURE~未来に向けて~」を策定し、「新たな地域価値の創造」「コンサルティング深化」「経営基盤の強化」「人的資本経営の実践」という4つの重点テーマに取り組むことで、「地域社会の発展を力強くリードするコンサルティングバンク」を目指してまいります。 中期経営計画「for the FUTURE ~未来に向けて~」では、「収益性」、「健全性」、「効率性」、「専門性」の4つの視点で計数目標を設定しております。 <中期経営計画の計数目標(最終年度:2026年度)> テーマ   項目   目標 収益性   経常利益           20億円 健全性   自己資本比率           8%程度 効率性   コアOHR           80%台前半 専門性   行内プロフェッショナル人財           150人 ※「行内プロフェッショナル人財」とは、行内資格である「スペシャリスト」「エキスパート」資格取得者のことです。
事業等のリスク5,680字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 当行グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクとして、以下に記載したリスクのうち(1)信用リスク及び(2)市場リスク(①価格変動リスク、②金利変動リスク)があげられます。 当行グループは、当該リスクについて、統計的手法であるVaRを用いて、ある確率(信頼区間99%)のもと一定期間(例えば1年間)に被る可能性のある最大損失額(リスク量)を見積もり、把握しております。 これらのリスクが顕在化した場合、当行の業績・業務運営に影響を及ぼす可能性があるため、当行グループでは業務の継続性を確保する観点から、リスク量が自己資本の範囲内に収まるよう統合リスク管理(リスク量に対する資本の割り当て)を用いた業務運営を行い、経営戦略と一体となったリスク管理を実践しております。 なお、当行グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であり、これらのリスク管理体制等については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載しております。 (1) 信用リスク 当行グループの2026年3月末時点での開示債権額は106億円で、開示債権の貸出金に占める割合は1.14%と引続き低水準を維持しております。しかしながら、今後日本経済の減速や地域経済の景気後退及びそれに伴う需要の減少があった場合、地方経済にも悪影響を及ぼすことが予想されます。そのため当行グループの融資先の財務内容が悪化したり、倒産・事業閉鎖となった場合、債務者区分の変更により当行グループの不良債権及び与信関係費用が増加する可能性があり、その結果、当行グループの経営成績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 市場リスク ① 価格変動リスク 当行グループの保有株式の多くは、取引先との間の良好な関係を構築又は維持することを目的としたものであり、その大半は市場性のある株式であります。今後大幅に株価が下落した場合、保有株式に減損又は評価損が発生する可能性があります。また債券運用については信用力の高いものを対象とし、且つ金利上昇局面にも対応できるよう分散投資を念頭としたポートフォリオの構築を行っております。ただし、急激なイールドカーブ(利回り曲線)の変動が生じた場合、想定外の評価損が発生する可能性があります。こうした市場変動による有価証券の価格変動リスクが顕在化した場合、当行グループの業績に悪影響を与えるとともに自己資本比率の低下を招く可能性があります。 ② 金利変動リスク 当行グループの資金利益は、主に預金として受け入れた資金を貸出金や有価証券で運用して得ておりますが、調達資金と運用資金との間で、資金の満期や適用金利更改時期等に差異があるため、将来の金利動向等により資金利益が減少し、当行グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 ③ 為替リスク 当行グループが保有する外貨建資産及び負債は、為替レートが変動した場合において、これら外貨建資産及び負債に係る為替リスクが相殺されないとき又は適切にヘッジされていないときは、損失の発生等により当行グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 流動性リスク 当行グループの業務を行うにあたり、交換尻の決済等のため、一時的にコールマネー等、市場から資金を調達することがあります。その際、当行グループの信用力が低下する等により必要な資金が確保できなくなり、資金繰りがつかなくなる場合や、資金の確保に通常よりも著しく高い金利での調達を余儀なくされることにより損失を被る資金繰りリスクがあります。また、当行グループが保有する株式・債券等を売却するにあたり、市場の混乱等により市場で取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされたりすることにより当行グループが損失を被る市場流動性リスクも存在します。 これらのリスクに対しては、ALM委員会及びリスク管理部署等で適切に管理しておりますが、当行グループの業績、財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) オペレーショナルリスク ① 事務リスク 当行グループでは、業務運営にあたり事務規定等に基づき厳正な事務処理を徹底し、役職員による事務ミス・事故の発生や不正等の未然防止に努めておりますが、事務事故や不祥事件が発生した場合、当行グループの信用が失墜し、グループの業績、財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② システムリスク 当行は、2012年5月に、国内最大規模の基幹系システムの共同利用型センターである地銀共同センターに、基幹系システムを移行しました。共同化システムは、コンピュータシステムと通信ネットワークに大きく依存しており、災害や停電などにより通信ネットワークが機能しなくなった場合、またシステムトラブルの発生や外部からの不正手段侵入によるデータプログラムの破壊などで共同化システムが稼動しなくなる可能性があります。予想されるシステムトラブルへの対応として、東西2つのセンターと最新鋭のバックアップ機能を備えておりますが、システムの複雑化や高度化などにより予想外の障害が生じる場合もあり、その時には当行グループの経営成績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 情報資産リスク 当行グループでは、お客さまとのあらゆるお取引に伴い、数多くの顧客情報を保有しております。当行グループではこれらの顧客情報の大半をコンピュータシステムと通信ネットワークにより管理しており、お客さまのお取引等の管理や当行グループからお客さまへのご提案等に活用しています。 当行グループでは、顧客情報を適切に管理し利用するため、個人情報保護法等にも対応した顧客情報管理体制を整備し、役職員への教育や情報機器の充実等による顧客情報管理の高度化等、顧客情報管理を徹底しておりますが、予期せぬ事態により、情報漏えい、紛失、改ざん等が発生した場合、当行グループの信用が失墜し、グループの業績、財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 人的リスク 人事処遇や勤務管理などの人事労務上の問題等に関連する訴訟等が発生した場合、当行グループの信用や業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 有形資産リスク(災害リスク) 地震等の自然災害や停電等の社会インフラの障害、あるいはテロや犯罪等で、当行の役職員や店舗等の施設及び取引先が被害を受けることにより、当行の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ レピュテーショナル(風評・評判)リスク 当行グループに対する中傷や風評等が流布し拡大した場合、その事態によっては、当行グループの信用や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ コンプライアンス・リスク 取引上の契約等について法律的な不確実性、及び役職員等の法令・ルール等の遵守違反や不徹底、法務知識不足等により当行グループが損失を被る可能性があります。加えて、必ずしも既存の法令・ルールに直ちに抵触しないものの、当行グループの役職員が業務遂行にあたって当然に遵守すべき、社会的規範、商慣習や市場慣行、倫理規定、経営理念等に反する行為や、その他利用者の視点が欠如した行為等により、ステークホルダーの期待に応えることができなかった結果として、当行グループが不利益を被る可能性があります。 (5) 気候変動関連リスク 気候変動に伴う自然災害や異常気象の激甚化により、当行担保物件の毀損や営業拠点の毀損などが発生した場合、また、気候関連の規制強化や脱炭素技術への対応といった脱炭素社会への移行により、取引先の業績悪化が発生した場合、当行グループの経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) その他 ① 感染症の流行に伴うリスク 新型コロナウイルスや新型インフルエンザ等感染症の流行により、当行グループ内での感染者の発生や増加等により業務継続に支障をきたしたり、感染症の流行の影響が経済・市場全体に波及することで、当行の信用リスク、市場リスク、流動性リスクが増加する、又は当該リスクの顕在化により、当行の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 上位大口株主の当行株式売却に伴うリスク 当行の上位大口株主の中には、保有株式を削減する目的で当行株式を売却する株主も予想されます。これらの上位大口株主による当行株式の売却が促進され、当行株式の市場売却が増加した場合には当行の株価は悪影響を受けて、当行の資金調達が一定の制約を受ける可能性があります。 ③ 退職給付債務のリスク 当行グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待運用収益率に基づいて算出されております。年金資産の運用の結果が前提条件と異なる場合、又は割引率の低下等により前提条件が変更された場合、損失が発生する可能性があります。厚生年金基金の代行部分返上により、当行グループの年金費用は低下しておりますが、一層の割引率低下や運用利回りの悪化は当行グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 自己資本比率が悪化するリスク 当行は、海外営業拠点を有しておりませんので、連結自己資本比率及び単体自己資本比率を「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められる国内基準(4%)以上に維持しなければなりません。 当行グループの自己資本比率が要求される水準を下回った場合には、金融庁長官から、業務の全部又は一部の停止等を含む様々な命令を受けることになります。 当行グループの自己資本比率に影響を与える要因には以下のものが含まれます。 ・有価証券ポートフォリオの価値の低下 ・不良債権の処分に際して生じうる与信関係費用の増加 ・債務者の信用力の悪化に際して生じうる与信関係費用の増加 ・自己資本比率の基準及び算定方法の変更 ・本項記載のその他の不利益な展開 ⑤ 繰延税金資産 繰延税金資産は、現時点の会計基準に基づき計上しておりますが、今後会計基準に何らかの変更があり、繰延税金資産の算入に何らかの制限が課された場合、あるいは繰延税金資産の一部又は全部の回収が出来ないと判断される場合は、当行グループの繰延税金資産は減額され、その結果、当行グループの業績並びに自己資本比率に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 経済状況 当行グループの貸出金の大宗を鳥取県内の中小企業及び個人が占めており、地域経済の低迷による中小企業倒産・個人破産の増減動向は、当行グループの業績、財務状況に影響を及ぼします。鳥取県内経済の景気後退、及びそれに伴う需要の減少は、鳥取県内の中小企業の倒産及び個人破産が増加するなどにより、当行グループの業績、財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 競争 近年の金融制度の大幅な規制緩和により、金融業界の競争が激化してきております。当行グループが、こうした事業環境において、他の金融機関などとの競争により優位性を得られない場合、当行グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 当行グループの営業戦略が奏功しないリスク 当行グループは、経営基盤強化のために、2024年度から2026年度までの3年間を計画期間とする中期経営計画 「for the FUTURE~未来に向けて~」など様々な営業戦略を実施していますが、以下に記載したものをはじめとする様々な要因が生じた場合には、これら戦略が功を奏しないか、当初想定した結果をもたらさない可能性があります。 ・貸出ボリュームの増大が期待通り進まないこと ・利鞘の拡大が期待通りに進まないこと ・手数料収入の増加が期待通りの成果とならないこと ・経費削減等の効率化が期待通りに進まないこと ⑨ 格付について 当行は、外部格付機関より格付を取得しております。格付が引き下げられた場合、資金・資本調達に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 各種の規制及び制度等(法律、政策及び会計制度等)に伴うリスク 当行グループは、現時点での法律、政策及び会計制度等の規制に従って業務を遂行しております。将来における法律、規制、実務慣行、解釈、財政及びその他の政策の変更並びにそれらによって発生する事態が、当行グループの業務遂行や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、どのような影響が発生しうるかについて、その種類・内容・程度等を予測することは困難であり、当行グループがコントロールしうるものではありません。 ⑪ 訴訟について 当連結会計年度末現在において、当行グループの事業その他経営全般に関し、重要な訴訟は提起されておりません。しかし、不特定多数の顧客と取引がある銀行業の特殊性から、将来にわたって重要な訴訟が提起される可能性が皆無とは言えません。重要な訴訟が提起された場合にはグループの経営成績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 固定資産の減損に係るリスク 当行グループは、営業拠点等の固定資産を保有しておりますが、今後の経済環境や不動産価格の変動等によって、当該固定資産の収益性の低下又は損失が発生した場合には、当行グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等に関する説明 当連結会計年度における当行グループ(当行、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ・財政状態 財政状態につきましては、預金は、個人預金や法人預金が増加したことなどにより、前期末比255億91百万円増加の1兆455億9百万円となりました。貸出金は、企業向け貸出や個人向け貸出が増加したことなどにより、同351億16百万円増加の9,167億54百万円となりました。有価証券は、国債や社債が増加したことなどにより、同176億94百万円増加の1,286億65百万円となりました。 ・経営成績 経営成績につきましては、経常収益は、資金運用収益や役務取引等収益が増加したことなどにより、前期比26億67百万円増加の189億91百万円となりました。経常費用は、資金調達費用が増加したことなどにより、同23億25百万円増加の167億48百万円となった結果、経常利益は、同3億42百万円増加の22億43百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、同2億70百万円増加の15億83百万円となりました。 ・キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における連結キャッシュ・フローの状況につきましては、現金及び現金同等物の残高は、前期比220億62百万円減少の712億5百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の増加などにより△47億30百万円となり、前期比329億11百万円支出が減少いたしました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出などにより△168億62百万円となり、前期比234億74百万円支出が増加いたしました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払などにより△4億69百万円となり、前期比3百万円支出が増加いたしました。 ① 国内・国際業務部門別収支 当行グループは、海外拠点を有しないため、国内・海外別収支等にかえて、国内取引を「国内業務部門」「国際業務部門」に区分して記載しております。 国内業務部門では、資金運用収支が9億63百万円の増加、役務取引等収支が3億8百万円の増加、その他業務収支が4億86百万円の減少となりました。 国際業務部門では、資金運用収支が1百万円の増加、役務取引等収支は1百万円の増加、その他業務収支は69百万円の増加となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   9,962   331   ―   10,293 当連結会計年度   10,925   332   ―   11,257 うち資金運用収益   前連結会計年度   10,735   343   △5   11,073 当連結会計年度   13,304   356   △19   13,641 うち資金調達費用   前連結会計年度   772   12   △5   779 当連結会計年度   2,378   24   △19   2,384 役務取引等収支   前連結会計年度   1,764   11   ―   1,775 当連結会計年度   2,072   12   ―   2,085 うち役務取引等収益   前連結会計年度   3,341   31   ―   3,372 当連結会計年度   3,754   30   ―   3,784 うち役務取引等費用   前連結会計年度   1,576   19   ―   1,596 当連結会計年度   1,681   17   ―   1,698 その他業務収支   前連結会計年度   410   △270   ―   140 当連結会計年度   △76   △201   ―   △277 うちその他業務収益   前連結会計年度   410   ―   ―   410 当連結会計年度   427   ―   ―   427 うちその他業務費用   前連結会計年度   ―   270   ―   270 当連結会計年度   503   201   ―   704 (注) 1  「国内業務部門」は国内店及び国内子会社の円建取引、「国際業務部門」は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引等は国際業務部門に含めております。 2  相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。 ② 国内・国際業務部門別資金運用・調達の状況 イ  国内業務部門 平均残高では、資金運用勘定は貸出金が増加となったこと等により94億64百万円増加し、資金調達勘定は預金が増加となったこと等により39億円の増加となりました。 利息では、貸出金利息が17億22百万円の増加となったこと等により資金運用勘定の利息は25億69百万円の増収となりました。資金調達勘定の利息は、預金利息が15億87百万円の増加となったこと等により16億6百万円の増加となりました。 利回りでは、貸出金利回りが前連結会計年度比0.17ポイント上昇したこと等により、資金運用利回りは同0.23ポイントの上昇となりました。また、資金調達勘定の利回りは、預金利回りが前連結会計年度比0.15ポイント上昇したこと等により、同0.15ポイントの上昇となりました。 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   (6,268)1,078,495   (5)10,735   0.99 当連結会計年度   (6,554)1,087,959   (19)13,304   1.22 うち貸出金   前連結会計年度   865,665   9,650   1.11 当連結会計年度   887,354   11,372   1.28 うち商品有価証券   前連結会計年度   0   ―   0.00 当連結会計年度   0   ―   0.00 うち有価証券   前連結会計年度   109,045   864   0.79 当連結会計年度   114,493   1,469   1.28 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   8   0   0.27 当連結会計年度   4,789   28   0.60 うち預け金   前連結会計年度   97,507   205   0.21 当連結会計年度   74,767   405   0.54 資金調達勘定   前連結会計年度   1,055,904   772   0.07 当連結会計年度   1,059,804   2,378   0.22 うち預金   前連結会計年度   1,014,722   749   0.07 当連結会計年度   1,032,580   2,336   0.22 うち譲渡性預金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   49   0   0.52 うち債券貸借取引受入 担保金   前連結会計年度   3,939   3   0.09 当連結会計年度   1,941   9   0.49 うち借用金   前連結会計年度   37,242   ―   0.00 当連結会計年度   25,232   12   0.04 (注) 1 平均残高は、日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度71百万円、当連結会計年度69百万円)を控除して表示しております。 3 (  )内は、国内業務部門と国際業務部門との資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 ロ  国際業務部門 平均残高では、資金運用勘定は2億86百万円の増加となり、資金調達勘定は2億86百万円の増加となりました。 利息では、資金運用勘定の利息は前連結会計年度比13百万円の増加となり、資金調達勘定の利息は同12百万円の増加となりました。 利回りでは、資金運用利回りが前連結会計年度比0.01ポイントの低下となりました。また、資金調達勘定の利回りは同0.15ポイントの上昇となりました。 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   7,138   343   4.81 当連結会計年度   7,424   356   4.80 うち貸出金   前連結会計年度   60   3   6.59 当連結会計年度   60   3   5.86 うち商品有価証券   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち有価証券   前連結会計年度   6,178   328   5.31 当連結会計年度   6,490   344   5.31 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち預け金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― 資金調達勘定   前連結会計年度   (6,268)7,138   (5)12   0.17 当連結会計年度   (6,554)7,424   (19)24   0.32 うち預金   前連結会計年度   784   3   0.40 当連結会計年度   763   2   0.28 うち譲渡性預金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   59   3   5.29 当連結会計年度   59   2   4.61 うち債券貸借取引受入 担保金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― うち借用金   前連結会計年度   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ― (注) 1 連結子会社は国際業務を取扱っておりませんので、国際業務部門は国内店のみ記載しております。 2 (  )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 3 国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。 ハ  合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り (%) 小計   相殺 消去額 (△)   合計   小計   相殺 消去額 (△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   1,085,634   △6,268   1,079,365   11,078   △5   11,073   1.02 当連結会計年度   1,095,384   △6,554   1,088,830   13,660   △19   13,641   1.25 うち貸出金   前連結会計年度   865,725   ―   865,725   9,654   ―   9,654   1.11 当連結会計年度   887,415   ―   887,415   11,376   ―   11,376   1.28 うち商品有価証券   前連結会計年度   0   ―   0   ―   ―   ―   0.00 当連結会計年度   0   ―   0   ―   ―   ―   0.00 うち有価証券   前連結会計年度   115,224   ―   115,224   1,192   ―   1,192   1.03 当連結会計年度   120,983   ―   120,983   1,814   ―   1,814   1.49 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   8   ―   8   0   ―   0   0.27 当連結会計年度   4,789   ―   4,789   28   ―   28   0.60 うち預け金   前連結会計年度   97,507   ―   97,507   205   ―   205   0.21 当連結会計年度   74,767   ―   74,767   405   ―   405   0.54 資金調達勘定   前連結会計年度   1,063,043   △6,268   1,056,775   785   △5   779   0.07 当連結会計年度   1,067,229   △6,554   1,060,674   2,403   △19   2,384   0.22 うち預金   前連結会計年度   1,015,507   ―   1,015,507   753   ―   753   0.07 当連結会計年度   1,033,343   ―   1,033,343   2,339   ―   2,339   0.22 うち譲渡性預金   前連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   59   ―   59   3   ―   3   5.29 当連結会計年度   108   ―   108   3   ―   3   2.76 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   3,939   ―   3,939   3   ―   3   0.09 当連結会計年度   1,941   ―   1,941   9   ―   9   0.49 うち借用金   前連結会計年度   37,242   ―   37,242   ―   ―   ―   0.00 当連結会計年度   25,232   ―   25,232   12   ―   12   0.04 (注) 1 平均残高は、日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度71百万円、当連結会計年度69百万円)を控除して表示しております。 3 相殺消去の金額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。 ③ 国内・国際業務部門別役務取引の状況 役務取引等収益は37億84百万円で前連結会計年度比4億12百万円の増収となりました。国内業務部門は37億54百万円で同4億13百万円の増収、国際業務部門は30百万円で同1百万円の減収となりました。 役務取引等費用は16億98百万円で前連結会計年度比1億2百万円の増加となりました。国内業務部門は16億81百万円で同1億5百万円の増加、国際業務部門は17百万円で同2百万円の減少となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   3,341   31   ―   3,372 当連結会計年度   3,754   30   ―   3,784 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   461   ―   ―   461 当連結会計年度   483   ―   ―   483 うち為替業務   前連結会計年度   528   31   ―   560 当連結会計年度   595   29   ―   625 うち証券関連業務   前連結会計年度   484   ―   ―   484 当連結会計年度   512   ―   ―   512 うち代理業務   前連結会計年度   466   ―   ―   466 当連結会計年度   512   ―   ―   512 うち保護預り・ 貸金庫業務   前連結会計年度   19   ―   ―   19 当連結会計年度   18   ―   ―   18 うち保証業務   前連結会計年度   57   △0   ―   56 当連結会計年度   50   0   ―   50 役務取引等費用   前連結会計年度   1,576   19   ―   1,596 当連結会計年度   1,681   17   ―   1,698 うち為替業務   前連結会計年度   167   19   ―   186 当連結会計年度   195   17   ―   212 (注) 1 当行グループは、海外拠点等を有しないため、国内・海外別にかえて、国内取引を「国内業務部門」・「国際業務部門」に区分して記載しております。 2 「国内業務部門」は国内店及び国内子会社の円建取引、「国際業務部門」は国内店の外貨建取引であります。 3 相殺消去の金額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の金額であります。 ④ 国内・国際業務部門別預金残高の状況 ○  預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   1,019,237   681   ―   1,019,918 当連結会計年度   1,044,821   687   ―   1,045,509 うち流動性預金   前連結会計年度   653,531   ―   ―   653,531 当連結会計年度   665,417   ―   ―   665,417 うち定期性預金   前連結会計年度   361,807   ―   ―   361,807 当連結会計年度   376,932   ―   ―   376,932 うちその他   前連結会計年度   3,898   681   ―   4,579 当連結会計年度   2,471   687   ―   3,159 譲渡性預金   前連結会計年度   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ―   ― 総合計   前連結会計年度   1,019,237   681   ―   1,019,918 当連結会計年度   1,044,821   687   ―   1,045,509 (注) 1  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 2  定期性預金=定期預金+定期積金 3  「国内業務部門」は国内店及び国内子会社の円建取引、「国際業務部門」は国内店の外貨建取引であります。 4  相殺消去の金額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の金額であります。 ⑤ 国内・海外別貸出金残高の状況 イ  業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)   881,638   100.00   916,754   100.00 製造業   59,822   6.79   61,066   6.66 農業, 林業   1,742   0.20   1,716   0.19 漁業   52   0.01   53   0.01 鉱業, 採石業, 砂利採取業   89   0.01   38   0.00 建設業   27,343   3.10   27,058   2.95 電気・ガス・熱供給・水道業   40,039   4.53   42,809   4.67 情報通信業   4,899   0.56   4,508   0.49 運輸業, 郵便業   8,617   0.98   10,802   1.18 卸売業, 小売業   46,139   5.23   45,746   4.99 金融業, 保険業   70,446   7.99   71,658   7.82 不動産業, 物品賃貸業   146,093   16.57   151,615   16.53 その他サービス業   90,447   10.26   90,762   9.90 地方公共団体   166,230   18.85   173,700   18.95 その他   219,671   24.92   235,216   25.66 海外及び特別国際金融取引勘定分   ―   ―   ―   ― 政府等   ―   ―   ―   ― 金融機関   ―   ―   ―   ― その他   ―   ―   ―   ― 合計   881,638   ―   916,754   ― (注) 1 「国内」とは、当行及び国内子会社であります。 2 当行及び子会社は海外に拠点等を有しないため、「海外」は該当ありません。 ロ  外国政府等向け債権残高(国別) 該当事項はありません。 ⑥ 国内・国際業務部門別有価証券の状況 ○  有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   8,895   ―   ―   8,895 当連結会計年度   18,842   ―   ―   18,842 地方債   前連結会計年度   50,318   ―   ―   50,318 当連結会計年度   41,000   ―   ―   41,000 短期社債   前連結会計年度   ―   ―   ―   ― 当連結会計年度   ―   ―   ―   ― 社債   前連結会計年度   23,971   ―   ―   23,971 当連結会計年度   36,368   ―   ―   36,368 株式   前連結会計年度   5,789   ―   ―   5,789 当連結会計年度   6,230   ―   ―   6,230 その他の証券   前連結会計年度   15,415   6,579   ―   21,995 当連結会計年度   19,400   6,822   ―   26,223 合計   前連結会計年度   104,391   6,579   ―   110,971 当連結会計年度   121,842   6,822   ―   128,665 (注) 1 当行グループは、海外拠点等を有しないため、国内・海外別にかえて、国内取引を「国内業務部門」、「国際業務部門」に区分して記載しております。 2 「国内業務部門」は国内店及び国内子会社の円建取引、「国際業務部門」は国内店の外貨建取引であります。 3 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 4 相殺消去の金額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の金額であります。 (自己資本比率等の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:百万円、%) 2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   8.95 2.連結における自己資本の額   49,362 3.リスク・アセットの額   551,241 4.連結総所要自己資本額   22,049 単体自己資本比率(国内基準) (単位:百万円、%) 2026年3月31日 1.単体自己資本比率(2/3)   8.89 2.単体における自己資本の額   48,820 3.リスク・アセットの額   548,817 4.単体総所要自己資本額   21,952 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1  破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2  危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3  要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4  正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(百万円)   金額(百万円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   612   813 危険債権   7,561   8,581 要管理債権   905   1,250 正常債権   892,848   924,508 (生産、受注及び販売の状況) 「生産、受注及び販売の状況」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 当行グループの連結財務諸表は、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、経営成績等の状況の分析は以下のとおりとなりました。 ① 経営成績の分析 当行では2024年4月に鳥取銀行のパーパスとして“地域社会の未来を「創る」「守る」「支える」”を制定したうえで、2024年度から2026年度を計画期間とする中期経営計画「for the FUTURE ~未来に向けて~」に取り組んでいます。 本計画において、「収益性」、「健全性」、「効率性」、「専門性」の4つの視点に立った計数目標を設定し、「新たな地域価値の創造」、「コンサルティング深化」、「経営基盤の強化」、「人的資本経営の実践」という4つの重点テーマを掲げて施策に取り組むことで、「地域社会の発展を力強くリードするコンサルティングバンク」を目指してまいります。 計数目標の進捗状況は、「経常利益」は22億円、「自己資本比率」は8.89%、「コアOHR」は77.4%、「行内プロフェッショナル人財」は125人と、最終年度の目標達成に向け順調に推移しております。 <中期経営計画の計数目標と実績> テーマ   項目   2026年度目標   2025年度実績 収益性   経常利益   20億円   22億円 健全性   自己資本比率   8%程度   8.89% 効率性   コアOHR   80%台前半   77.4% 専門性   行内プロフェッショナル人財   150人   125人 ② 財政状態の分析 イ 貸出金 企業向け貸出や個人向け貸出が増加したこと等から、貸出金は前年度比351億16百万円増加の9,167億54百万円となりました。 前連結会計年度 (百万円)(A)   当連結会計年度 (百万円)(B)   増減(百万円) (B)-(A) 貸出金合計   881,638   916,754   35,116 事業性貸出   448,362   461,814   13,452 個人向け   267,046   281,240   14,194 公共向け   166,230   173,700   7,470 ロ 金融再生法開示債権(単体) 総与信が前年度比332億26百万円増加となったことに対し、開示債権総額が同15億66百万円増加となったことが影響し、総与信に占める割合は同0.13ポイント上昇いたしました。また、担保・保証と引当による保全引当率は、開示債権総額の78.02%となりました。 (金融再生法開示債権額と総与信に占める割合) 前事業年度 (百万円)(A)   当事業年度 (百万円)(B)   増減(百万円) (B)-(A) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   612   813   201 危険債権   7,561   8,581   1,020 要管理債権   905   1,250   345 小計  (イ)   9,079   10,645   1,566 正常債権   892,848   924,508   31,660 合計(総与信)   901,927   935,153   33,226 開示債権の総与信に占める割合   1.00%   1.13%   0.13% (金融再生法開示債権の保全状況) 前事業年度 (百万円)(A)   当事業年度 (百万円)(B)   増減(百万円) (B)-(A) 保全引当額 (ロ)   7,680   8,305   625 担保保証等   6,614   6,506   △108 貸倒引当金   1,066   1,799   733 保全引当率 (ロ)/(イ)   84.59%   78.02%   △6.57% (金融再生法に基づく開示債権の保全・引当情報) 破産更生債権及び これらに準ずる債権   危険債権   要管理債権   合計 債権残高(百万円) A   813   8,581   1,250   10,645 担保等による保全額(百万円) B   608   5,501   396   6,506 貸倒引当金(百万円) C   204   1,539   54   1,799 保全引当率 (B+C)/A   100.00%   82.05%   36.05%   78.02% 引当率 C/(A-B)   100.00%   50.00%   6.36%   43.47% ハ 預金 個人預金や法人預金が増加したこと等から、預金は前年度比255億90百万円増加の1兆455億9百万円となりました。 前連結会計年度 (百万円)(A)   当連結会計年度 (百万円)(B)   増減(百万円) (B)-(A) 預金合計   1,019,918   1,045,509   25,590 個人預金   701,639   716,238   14,598 法人預金   221,595   249,068   27,472 公金預金   94,601   78,020   △16,581 金融預金   2,081   2,182   101 ニ 自己資本比率(国内基準) 自己資本比率は新たな自己資本比率規制(バーゼルⅢ(国内基準))により算出しており、国内基準の4%を上回っております。 前連結会計年度 (百万円)(A)   当連結会計年度 (百万円)(B)   増減(百万円) (B)-(A) 自己資本比率   8.60%   8.95%   0.35% 自己資本(イ)-(ロ)   46,387   49,362   2,975 (イ)コア資本に係る基礎項目   49,533   52,091   2,558 (うち一般貸倒引当金)   1,189   1,692   503 (ロ)コア資本に係る調整項目   3,145   2,728   △417 リスク・アセット等   538,820   551,241   12,421 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当連結会計年度の資金の状況につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローでは、預金の純増255億90百万円に対し、貸出金の純増351億16百万円となったこと等から、47億30百万円の資金を使用しました。 一方、投資活動によるキャッシュ・フローでは、有価証券の売却による収入320億85百万円及び有価証券の償還による収入107億48百万円に対し、有価証券の取得による支出588億34百万円となったこと等から、168億62百万円の資金を使用しました。 また、財務活動によるキャッシュ・フローでは、配当金の支払により4億68百万円の資金を使用したことから、資金全体では当連結会計年度中220億62百万円の減少となりました。 資金の流動性につきましては、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項(金融商品関係)1(3)③資金調達に係る流動性リスクの管理」に記載のとおり、適切に管理しております。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当行グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 ・貸倒引当金の計上 当行グループにおける貸出金等の債権の評価は、経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があるため、貸倒引当金は会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。当行の貸倒引当金は予め定めている償却・引当基準に則り計上しており、その内容は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4(6)貸倒引当金の計上基準」に記載しております。また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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