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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

東海東京フィナンシャル・ホールディングス

Tokai Tokyo Financial Holdings, Inc.8616 · Prime · 証券、商品先物取引業

東海地方を地盤に、法人・個人向け証券業務を展開。アジア・欧米にも拠点を持ち、グローバルな金融サービスを提供。

概要

東海東京フィナンシャル・ホールディングスは、東海東京証券を中核とする証券系金融持株会社である。東海地方を地盤に、リテール営業と法人向けサービスを展開し、国内外の金融・資本市場で有価証券の売買・媒介、引受け、投資銀行業務、アセットマネジメントなどを提供する。2026年3月期の営業収益は977億円、営業利益は148億円、純利益は166億円と増加傾向にある。

20社の連結子会社と14社の持分法適用関連会社からなるグループ

当社グループは、持株会社である当社、連結子会社20社、持分法適用関連会社14社で構成される。中核の東海東京証券株式会社は、有価証券の売買・媒介、引受け、募集・売出し等の金融商品取引業を営む。傘下には、デジタル証券のCHEER証券株式会社、投資顧問の東海東京インテリジェンス・ラボ、海外拠点としてTokai Tokyo Securities (Asia) LimitedやTokai Tokyo Securities Europe Limitedなどがある。また、地方銀行との合弁証券会社(ワイエム証券、浜銀TT証券、西日本シティTT証券)を持分法適用関連会社として保有する。

受入手数料とトレーディング損益が収益の二本柱

営業収益は、受入手数料、トレーディング損益、金融収支から構成される。2026年3月期の受入手数料は481億円で、うち株式委託手数料が198億円、受益証券関連が170億円、その他(保険手数料等)が187億円。トレーディング損益は380億円で、株券等が230億円、債券・為替等が150億円。金融収支は56億円の利益。販売費は771億円で、人件費が357億円と最大である。収益構造は市場動向に左右されやすいが、手数料収入の多様化が進んでいる。

日本、アジア、欧米にまたがる展開

当社グループは、日本国内に加え、アジア、ヨーロッパ、アメリカの金融・資本市場に拠点を設置する。海外子会社として、Tokai Tokyo Securities (Asia) Limited(シンガポール)、Tokai Tokyo Securities Europe Limited(ロンドン)、Tokai Tokyo Securities (USA), Inc.(ニューヨーク)を有し、グローバルな資金調達・運用を支援する。国内では名古屋に本店を置き、東京・大阪に証券取引所の会員資格を持つ。地域密着型のリテール営業と、海外法人向けのクロスボーダー取引を両立している。

中期経営計画「Beyond Our Limits」とROE8.8%

2022年4月から5ヵ年の中期経営計画「Beyond Our Limits」を推進中。KGIである自己資本利益率(ROE)は2025年度に8.8%、預り金融資産は13.4兆円、経常利益は204億円に達した。戦略の柱は「金融力の強化」と「異次元に向けた重点施策」で、富裕層向けブランド「Orque d'or(オルクドール)」の展開、準富裕層向け「クレールシエル戦略」、地方銀行との合弁深化、スタートアップ支援(STATION Ai連携)などを掲げる。デジタル分野ではCHEER証券を通じた先進的サービスを提供する。

業界の中での役割は金融持株会社(グループ企業を通じて証券業務等を展開)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
977億円
営業利益
148億円
営業利益率
15.1%
純利益
166億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01金融(法人・個人投資家)主力

国内外の金融・資本市場において、有価証券の売買・媒介、引受け、募集・売出し、私募の取扱い等の金融商品取引業を営む。加えて、投資銀行業務、アセットマネジメント業務などもグループで提供。日本、アジア、ヨーロッパ、アメリカに拠点を持ち、グローバルに資金調達・運用の両面を支援。

主な製品・サービス4
有価証券の売買・媒介業務
株式、債券、デリバティブ等の売買の執行および媒介。顧客の注文を取引所等に取り次ぐ。
有価証券の引受け・売出し業務
企業の資金調達(IPO、公募増資、社債発行等)の引受け・売出しを支援。
投資銀行業務
M&Aアドバイザリー、企業再編、ストラクチャードファイナンス等のコンサルティング・組成業務。
アセットマネジメント業務
投資信託の運用、機関投資家向け運用サービス等。

製品と技術

株式・債券の売買執行と媒介業務

東海東京証券の根幹業務は、株式、債券、デリバティブ等の売買執行と媒介である。顧客注文を国内外の取引所に取り次ぎ、委託手数料を得る。2026年3月期の株式委託手数料は198億円で前年比36.8%増、債券委託手数料は14百万円。受益証券(投資信託)の委託手数料は5.7億円。株式委託手数料の増加は、市場の活況とリテール営業強化の成果である。また、債券・為替等のトレーディング業務も手掛け、自己勘定での売買損益が収益の重要な柱となっている。

企業の資金調達を支える引受け・売出し業務

新規株式公開(IPO)や公募増資、社債発行などの引受け・売出しを手掛ける。2026年3月期の引受け手数料は10.7億円で、うち株式が0.6億円、債券が7.8億円、受益証券が2.2億円。株式引受けは大型案件が少なく減少したが、債券引受けは堅調。また、募集・売出しの取扱手数料は78.9億円で、受益証券(投資信託)の募集が主体。投資銀行部門ではM&Aアドバイザリーやストラクチャードファイナンスも提供し、企業の成長を資金面から支援する。

富裕層向け「オルクドール」と投資信託・保険販売

富裕層向けブランド「Orque d'or(オルクドール)」を確立し、サロン展開や証券担保ローン、資産ポートフォリオモデルを提供。準富裕層・アッパーマス層向けには「クレールシエル戦略」を展開。投資信託の代行手数料は83.8億円、保険手数料収入は64.8億円と、利ざやではなく手数料収入で稼ぐモデルが定着。アセットマネジメント業務では、東海東京アセットマネジメントが機関投資家向け運用サービスを提供。顧客の資産形成・承継をワンストップで支援する。

グローバルな投資銀行業務とトレーディング

海外子会社を通じ、クロスボーダーのM&Aや資金調達を支援。Tokai Tokyo Securities (Asia) Limitedがシンガポール、Tokai Tokyo Securities Europe Limitedがロンドン、Tokai Tokyo Securities (USA), Inc.がニューヨークに拠点を置く。トレーディング業務では、株券等で230億円、債券・為替等で150億円の損益を計上。自己勘定での売買に加え、顧客のデリバティブ取引の執行も行う。また、投資事業組合への出資を通じたベンチャー投資も手掛け、スタートアップエコシステムの構築に貢献する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

証券、商品先物取引業のなかでの位置

東海地域の独立系証券で、地場顧客基盤と収益性向上が特徴

東海東京フィナンシャル・ホールディングスは、東海地域を中心に地場の証券会社として確固たる地位を築いています。地域密着型の営業を強みとし、個人顧客や中小企業向けのサービスに注力しています。競合には、AIフュージョンキャピタルグループなどの新興証券がありますが、同社は長年の実績とブランド力で差別化しています。2025年3月期の営業利益率は13.56%、2026年3月期は15.15%と、収益性は着実に向上しています。金融商品の多様化やデジタル化への対応が課題ですが、地域に根ざした事業モデルは安定した収益を生み出しており、今後の成長も期待できます。

強み

  • 東海地域に強固な営業基盤を持ち、顧客との関係性が深いです。地場企業や個人投資家からの信頼があります。
  • 営業利益率が2025年3月期13.56%から2026年3月期15.15%へと上昇しています。収益構造の改善が進んでいます。
  • 証券業務に加え、銀行・保険など幅広い金融サービスを提供し、顧客の多様なニーズに対応しています。
  • メガバンク傘下ではない独立系のため、意思決定が迅速で、地域特有のニーズに柔軟に対応できる点が強みです。

課題

  • オンライン証券の台頭により、デジタルサービスへの投資が必要です。IT対応が遅れると競争力が低下する可能性があります。
  • 東海地域でも人口減少が進んでおり、顧客基盤の拡大が難しくなっています。新たな収益源の開拓が課題です。
  • 金融規制の強化により、コンプライアンスコストが増加しています。法令対応に追われ、コスト増が収益を圧迫する可能性があります。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

証券・カード・リースの時価総額近傍。太字が東海東京フィナンシャル・ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18570イオンフィナンシャルサービス3,545億円16.8倍
28522名古屋銀行3,525億円17.3倍
38628松井証券3,067億円19.7倍
44373シンプレクス・ホールディングス2,840億円26.5倍
58609岡三証券グループ2,751億円11.2倍
68616東海東京フィナンシャル・ホールディングス2,319億円13.6倍
72127日本M&Aセンターホールディングス2,224億円16.8倍
88566リコーリース2,125億円16.3倍
98511日本証券金融2,042億円19.0倍
108698マネックスグループ1,797億円16.5倍
118584ジャックス1,705億円10.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(証券・カード・リース)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

高山商店として創業し、六鹿証券を経て東京証券へ

1929年6月、株式会社高山商店として設立。1930年8月に東京株式取引所一般取引員の免許を取得し、証券業に参入。1944年に日本証券取引所取引員免許取得。1947年1月、商号を六鹿証券株式会社に変更。1948年9月には証券取引法に基づく業者登録を行い、1949年4月に東京・大阪両証券取引所の正会員となった。1961年4月に小山証券と合併し福岡証券取引所にも上場。1964年には株式会社六鹿商店を吸収合併。1968年の証券業免許制移行に対応し、1969年12月に商号を東京証券株式会社に変更。

合併で規模拡大、東海丸万との統合で東海東京証券誕生

1981年10月、遠山證券および日興證券投資信託販売と合併し名古屋証券取引所に上場。1984年10月には扶桑証券と合併、札幌証券取引所にも参入。1987年6月、東京・大阪両証券取引所第二部に上場、1989年3月に第一部指定。1990年3月には名古屋証券取引所第一部に上場。1998年の証券取引法改正による登録制移行に対応した後、2000年10月、東海丸万証券株式会社と合併し、商号を東海東京証券株式会社に変更。この合併により、東海東京調査センター、Tokai Tokyo Securities (Asia) Limited、宇都宮証券などがグループに加わった。

持株会社体制への移行とパートナーシップ拡大

2009年4月、金融商品取引業を分割準備会社に承継させ、持株会社体制に移行。商号を東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社に変更した。分割準備会社は東海東京証券株式会社に商号変更。2010年4月、東海東京証券が本店を名古屋に移転し、トヨタファイナンシャルサービス証券と合併。同時期、地方銀行との合弁証券会社の設立が相次ぎ、2007年ワイエム証券(山口FG)、2008年浜銀TT証券、2009年西日本シティTT証券を設立。これらは持分法適用関連会社としてグループの収益に貢献している。

中期経営計画でROE改善、収益力向上を目指す2020年代

2022年4月から開始した中期経営計画「Beyond Our Limits」では、ROE8%以上を目標に掲げ、収益力向上と安定収益構造の確立を図る。2025年度のROEは8.8%に達し、経常利益204億円を計上。富裕層向け戦略「オルクドール」、デジタル証券CHEER証券の展開、スタートアップ支援(STATION Ai連携、SDFキャピタルとの資本提携)などに注力。人材育成やESG経営にも取り組み、FTSE Blossom Japan Index等のESG指数に採用されている。2026年3月期の純利益は165億円と過去最高水準に近づいている。

デジタルとアライアンスで新たな成長を模索

近年は、デジタルトランスフォーメーションとパートナーシップを成長の軸に据える。子会社CHEER証券を通じて若年層向けのネット証券サービスを提供。株式会社トレードワークスと資本業務提携し、AIを活用した営業効率化を推進。また、地方銀行との合弁モデルを「JVモデル2.0」へ深化させ、富裕層向けサービスや法人向け金融を強化。2025年には東海地域活性化ファンドを設立し、地域経済への貢献も図る。こうした取り組みにより、急成長するデジタル証券やフィンテック企業との競争に対応している。

年表33件を開く

1920年代

  • 1929年6月創業株式会社高山商店設立。

1930年代

  • 1930年8月東京株式取引所一般取引員の免許取得。

1940年代

  • 1944年4月日本証券取引所取引員の免許取得。
  • 1947年1月商号変更商号を六鹿証券株式会社に変更。
  • 1948年9月証券取引法による証券業者登録。
  • 1949年4月東京・大阪両証券取引所正会員登録。

1960年代

  • 1961年4月M&A小山証券株式会社と合併。福岡証券取引所正会員登録。
  • 1964年10月M&A株式会社六鹿商店と合併。
  • 1968年4月証券取引法の改正による証券会社の免許制移行に伴う証券業の免許取得。
  • 1969年12月商号変更商号を東京証券株式会社に変更。

1980年代

  • 1981年10月M&A遠山證券株式会社及び日興證券投資信託販売株式会社と合併。名古屋証券取引所正会員登録。
  • 1984年10月M&A扶桑証券株式会社と合併。札幌証券取引所正会員登録。
  • 1987年6月上場東京証券取引所及び大阪証券取引所第二部上場。
  • 1989年3月東京証券取引所及び大阪証券取引所第 一部指定。

1990年代

  • 1990年3月上場名古屋証券取引所第一部上場。
  • 1998年12月証券取引法の改正による証券会社の登録制移行に伴う証券業の登録。

2000年代

  • 2000年10月M&A東海丸万証券株式会社と合併。商号を東海東京証券株式会社に変更。東海丸万証券株式会社との合併に伴い、株式会社東海東京調査センター(現・株式会社東海東京インテリジェンス・ラボ 連結子会社)、Tokai Tokyo Securities (Asia) Limited(現・連結子会社)、宇都宮証券株式会社(現・とちぎんTT証券株式会社 持分法適用関連会社)、東海東京サービス株式会社(現・連結子会社)、株式会社東海東京投資顧問が関係会社となる。
  • 2005年7月創業東海東京ファイナンス&リアルエステート株式会社(現・東海東京アセットマネジメント 持分法適用関連会社)設立。
  • 2005年12月金融先物取引法による金融先物取引業の登録。
  • 2006年4月東海東京インベストメント株式会社(現・連結子会社)設立。
  • 2007年1月Tokai Tokyo Securities Europe Limited(現・連結子会社)設立。
  • 2007年6月東海東京SWPコンサルティング株式会社(現・東海東京ウェルス・コンサルティング株式会社 連結子会社)設立。
  • 2007年7月創業ワイエム証券株式会社(現・持分法適用関連会社)を株式会社山口フィナンシャルグループとの共同出資により設立。
  • 2007年9月金融商品取引法施行に伴う第一種金融商品取引業及び第二種金融商品取引業の登録。
  • 2008年2月Tokai Tokyo Securities (USA),Inc.(現・連結子会社)設立。
  • 2008年5月創業浜銀TT証券準備株式会社(現・浜銀TT証券株式会社 持分法適用関連会社)設立。
  • 2008年7月東海東京ビジネスサービス株式会社(現・連結子会社)設立。
  • 2008年10月東海東京証券分割準備株式会社(現・東海東京証券株式会社 連結子会社)設立。
  • 2009年4月商号変更金融商品取引業等を東海東京証券分割準備株式会社に会社分割の方法により分割し、持株会社体制に移行。商号を東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社に変更。東海東京証券分割準備株式会社が商号を東海東京証券株式会社に変更。
  • 2009年9月創業西日本シティTT証券準備株式会社(現・西日本シティTT証券株式会社 持分法適用関連会社)設立。

2010年代

  • 2010年4月M&A東海東京証券株式会社が本店を名古屋市に移転。東海東京証券株式会社(存続会社)とトヨタファイナンシャルサービス証券株式会社が合併。
  • 2011年1月M&A東海東京ファイナンス&リアルエステート株式会社(存続会社)と株式会社東海東京投資顧問が合併し、商号を東海東京アセットマネジメント株式会社に変更。
  • 2011年3月Tokai Tokyo Investment Management Singapore Pte.Ltd.(現・連結子会社)設立。東海東京アカデミー株式会社設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本利益率(ROE)8.8%
  • 預り金融資産13.4兆円
  • 経常利益204億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    金融力の強化:富裕層ビジネス拡大

    富裕層向けブランド「Orque d'or(オルクドール)」を確立し、サロン展開や証券担保ローン等の商品提供、営業員育成を通じて、顧客資産全体を捉えた資産ポートフォリオモデルによるサービスを推進。さらに、マーケティングスキル向上とデジタル化により一段高いサービスを提供するオルクドール戦略2.0に取り組む。

  2. 02

    金融力の強化:準富裕層・アッパーマス層開拓

    準富裕層及びアッパーマス層との取引拡大を目的とした「クレールシエル戦略」を推進し、金融・非金融の両面から総合的なサービスを提供する。

  3. 03

    金融力の強化:トレーディング・スタートアップ支援

    顧客ニーズに応えた新商品開発、市場環境変化に柔軟に対応可能なトレーディングキャパシティの強化、専門性向上に取り組む。また、STATION Aiとの連携やファンド設立を通じ、スタートアップ支援体制を構築・強化する。

  4. 04

    異次元に向けた重点施策:提携モデルの深化

    Powerful Partners(電力会社、通信会社、金融機関等)との各提携モデルを推進し、顧客基盤拡大と証券機能に留まらない総合金融サービスの獲得を目指す。デジタル分野では選択と集中を加速し、グループを補完する企業との提携、DXインフラを中心とした提携、銀行との新たな提携(銀行・証券代理店展開)を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,528人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は790万円で、9期前と比べて+16.6%平均年齢は38.0歳、平均勤続年数は11.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,483
2018年3月2,753
2019年3月67840.02.02,861
2020年3月75841.02.02,534
2021年3月76341.02.02,442
2022年3月75840.02.02,847
2023年3月72940.02.02,747
2024年3月72540.03.02,655
2025年3月79539.03.02,658440
2026年3月79038.011.02,528585

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率23.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率80.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)70.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社34(国内 25 / 海外 9、うち連結子会社 20) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本店 — 東京都 中央区988百万円
オルクドール・サロン AOYAMA — 東京都 港区690百万円
別館 — 名古屋市 中村区86百万円
主な関係会社
  • 国内
    東海東京証券株式会社(注)3、4
    名古屋市中村区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    CHEER証券株式会社(注)6
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    丸八証券株式会社(注)1、3、5
    名古屋市中区 · 連結子会社
    議決権44.0%
  • 国内
    株式会社東海東京インテリジェンス・ラボ
    名古屋市東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東海東京インベストメント 株式会社
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東海東京ウェルス・コンサルティング株式会社
    名古屋市中村区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東海東京サービス株式会社
    名古屋市東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東海東京ビジネスサービス 株式会社
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    株式会社メビウス(注)10
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Tokai Tokyo Securities (Asia) Limited
    中国 香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Tokai Tokyo Securities Europe Limited
    英国 ロンドン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Tokai Tokyo Securities (USA),Inc.
    米国 ニューヨーク市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社22社を開く
  • Tokai Tokyo Investment Management Singapore Pte.Ltd.シンガポール100%
  • Tokai Tokyo Global Investments Pte.Ltd.シンガポール100%
  • 東海東京インキュベーション 投資事業有限責任組合東京都中央区100%
  • 東海東京インキュベーション 2号投資事業有限責任組合東京都中央区100%
  • Tokai Tokyo Japan Phoenix Fund Limited(注)3英国領 ケイマン諸島53%
  • Tokai Tokyo Japan Phoenix Master Fund Limited(注)3英国領 ケイマン諸島53%
  • Asia-Pacific Rising Fund Limited(注)3英国領 ケイマン諸島76%
  • Asia-Pacific Rising Master Fund Limited(注)3英国領 ケイマン諸島76%
  • ワイエム証券株式会社山口県下関市40%
  • 浜銀TT証券株式会社横浜市西区40%
  • 西日本シティTT証券株式会社福岡市中央区40%
  • 池田泉州TT証券株式会社大阪市北区40%
  • ほくほくTT証券株式会社富山県富山市40%
  • とちぎんTT証券株式会社栃木県宇都宮市40%
  • 十六TT証券株式会社岐阜県岐阜市40%
  • 株式会社お金のデザイン東京都中央区33%
  • 東海東京アセットマネジメント株式会社東京都中央区100%
  • オールニッポン・アセットマネジメント株式会社東京都中央区26%
  • Digital Platformer株式会社東京都千代田区22%
  • SDFキャピタル株式会社(注)8東京都港区33%
  • フジタTTインパクト1号投資事業有限責任組合愛知県豊明市26%
  • Next Tokai Innovation Fund1号投資事業有限責任組合(注)7名古屋市昭和区50%
国際子会社 (GLEIF登録 4社)
  • JP東海東京アセットマネジメント株式会社
  • JP丸八証券株式会社
  • GBTOKAI TOKYO SECURITIES EUROPE LIMITED
  • JP東海東京証券株式会社

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は977億円営業利益148億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.2%、利益が+26.5%。

売上高
+13.2%
977億円
営業利益
+26.5%
148億円
純利益
+50.9%
166億円
営業利益率
15.1%
前期比 +1.6%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、営業収益は545億円、営業利益は88億円。前年の2025年4Qと比べると、営業収益は+23.9%、営業利益は+69.2%。

対象期間営業収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q17074.15
2023年4Q1987
2024年1Q2063517.020
2024年2Q2163717.126
2024年3Q2053316.125
2024年4Q26531
2025年2Q4236515.450
2025年4Q4405211.860
2026年2Q4326013.964
2026年4Q5458816.1102

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、営業収益は679億円から977億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は15.1%。純利益は3期連続で増加。

決算期営業収益億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月679173113
2014年3月905334232
2015年3月827285185
2016年3月676153124
2017年3月654133120
2018年3月853209254
2019年3月648911
2020年3月617728
2021年3月69412591
2022年3月810130132
2023年3月7346320
2024年3月892184102
2025年3月86311715113.6110
2026年3月97714820515.1166

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

営業収益977億円のうち、営業利益として残るのは148億円15.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は166億円、売上の17.0%にあたる。営業利益率は業種中央値19.6%を下回る水準。

営業収益を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金5.9%58億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金78.9%771億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.1%148億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比4.4pt
15.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.4pt
17.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.1pt
8.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが47億円、投資CFが−207億円で、差し引きのフリーCFは−160億円期末の手元現金は926億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月79018−759485
2014年3月−1475519391
2015年3月377−22−189560
2016年3月123−8−218446
2017年3月29−85359720
2018年3月193−6−16892
2019年3月−727−96397463
2020年3月109−67182632
2021年3月−731−1241,048820
2022年3月57−230324984
2023年3月1,073−186−5761,304
2024年3月128−426−45967
2025年3月208−2441771,113
2026年3月47−207−27926

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1.5兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2,095億円で、自己資本比率は12.8%(業種中央値34.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月0.631,2240.5119.4
2014年3月0.621,4290.4722.8
2015年3月0.461,5740.3033.8
2016年3月0.571,5520.4126.9
2017年3月0.741,5720.5920.9
2018年3月0.961,7480.7917.9
2019年3月1.391,6431.2311.6
2020年3月1.111,6040.9514.1
2021年3月1.421,7271.2411.7
2022年3月1.581,8561.4010.9
2023年3月1.061,8130.8716.0
2024年3月1.401,9291.2112.8
2025年3月1.411,9481.2112.9
2026年3月1.532,0951.3212.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
935億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,273億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1.3兆円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
69
/ 100
安定性自己資本比率9 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

証券、商品先物取引業 37社との比較

同じ証券、商品先物取引業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り37社中16位あたり、逆に低いのは自己資本比率37社中28位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.8%/中央値 9.9%
P25 7.7%P75 15.8%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
15.2%/中央値 19.6%
P25 8.3%P75 34.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
12.8%/中央値 34.9%
P25 12.8%P75 58.5%
営業収益成長率前期からの売上の伸び
13.2%/中央値 15.4%
P25 2.9%P75 25.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.6%/中央値 4.3%
P25 3.3%P75 5.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥890で、1年前と比べて+63.8%過去52週の値幅のなかでは90%の位置にある。

¥890-3.1%1ヶ月+10.4%1年+63.8%時価総額2,319億円
過去52週の値幅
安値¥562高値¥928

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.6倍
PBR1.15倍
配当利回り5.62%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は上昇基調が続き、直近840円と52週高値844円に接近。1ヶ月で7.97%上昇し、25日線802円を上回る。7月31日には239万株超の出来高を記録するなど、市場の関心が高い。RSIは63.3で上昇余力がある。金融市場の活況が追い風となっている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 53/100)

PER12.82倍は業界平均12.23倍とほぼ一致、PBR1.08倍は平均1.43倍を下回りやや割安。ROE8.8%は平均を上回る。配当利回り5.95%は平均4.27%より高く、利回り面で魅力的だが、配当性向439.8%と異常に高く、利益を超える配当は持続不可能。市況依存の業種特性を考慮すると、現在のバリュエーションはほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.6倍14.3倍
PBR1.15倍1.43倍
ROE8.8%7.7%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

東海地方の富裕層・法人顧客を抱える強みがあるが、市場環境に収益が左右されやすい。強気派は市場活況による手数料増加や、M&A仲介など投資銀行業務の拡大を期待。弱気派は市場低迷時の収益悪化懸念や、競合のオンライン証券との競争激化を指摘する。

プラスに働く材料6
  • 収益増加基調

    純利益は2024年3月期102億→2026年3月期166億と増加予想。

  • 投資銀行業務拡大

    M&A助言や引受業務で法人向け収益が成長。

  • 高配当利回り

    配当利回り4.4%と高く、株主還元姿勢が強い。

  • 純利益が166億円と前期比51%増決算発表後影響

    純利益110→166億円、増益額56億円

  • 営業利益148億円で営業利益率15.15%決算発表後影響

    営業利益117→148億円、営業利益率は13.56%→15.15%

  • 配当利回り5.95%の高利回り継続影響

    配当利回り5.95%

マイナスに働く材料7
  • 市場依存度が高い

    株式市況悪化で委託手数料が減少するリスク。

  • オンライン競合

    ネット証券の手数料引き下げ競争で収益を圧迫。

  • 自己勘定リスク

    自己勘定投資で損失が発生する可能性。

  • 前期売上高が892億円から863億円へ減収通年影響

    2025年3月期の売上高は前期比29億円減

  • 予想PER未公表で業績見通しが不透明不定影響

    実績PER12.82倍、予想PERの開示なし

  • 株価が1年で58%上昇した反動警戒継続影響

    直近1年の株価変動率+58.14%

  • 外国人保有比率17.92%とやや低い需給継続影響

    外国人保有比率17.92%

次の決算で確かめる点
委託手数料
個人投資家の取引活況度を測る主要指標。
引受・M&A関連収入
投資銀行業務の伸びを確認。
営業収益
全体の事業規模と成長性を把握。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+78.6%いまの株価に対する利回りは5.62%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
5.62%
いまの株価に対して
配当性向
439.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2682.8
2018年3月3846.2139.9
2019年3月16−57.948.0
2020年3月8−50.018.5
2021年3月22175.0
2022年3月249.193.9
2023年3月16−33.3104.3
2024年3月2875.0330.6
2025年3月280.072.5
2026年3月5078.6439.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ78,066人。区分でいちばん多いのは個人・その他38.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.6%を占め、残る59.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他37.637.142.635.737.938.1
金融機関39.640.636.437.637.235.5
外国法人10.911.610.115.316.217.9
事業法人9.49.29.28.86.05.1
証券会社2.51.51.62.52.63.4
自己株式4.74.64.53.93.72.6
外国人個人0.10.00.10.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.76
02株式会社三菱UFJ銀行3.96
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.47
04株式会社横浜銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.69
05日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.15
06三井住友信託銀行株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.86
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.81
08明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.69
09JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.59
10三井住友海上火災保険株式会社1.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+54%、1株純資産は14期で+67%。直近期のROEは8.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月434619.716.0259.7
2014年3月8852817.79.9116.3
2015年3月7058012.613.465.7
2016年3月475808.113.258.7
2017年3月465937.812.782.8
2018年3月9766815.57.6139.9
2019年3月46250.695.948.0
2020年3月116301.722.318.5
2021年3月376675.611.1
2022年3月536957.87.693.9
2023年3月86801.146.6104.3
2024年3月417185.814.9330.6
2025年3月447236.111.072.5
2026年3月667718.810.8439.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額321百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢
石田建昭代表取締役 会長80
春日井博代表取締役 社長62
北川尚子取締役58
中山恒博取締役 取締役会議長78
宮沢和正取締役70
大野哲嗣取締役(監査等委員)65
山崎穣一取締役(監査等委員)71
池田綾子取締役(監査等委員)66
太田克彦取締役(監査等委員)73
伊藤義文取締役(監査等委員)58

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円ストックオプション百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3139822222374
社外取締役5747415
取締役(社内)1242424

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容377字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社20社及び持分法適用関連会社14社で構成されております。 当社グループは主たる事業として、有価証券の売買及び売買等の委託の媒介、有価証券の引受け及び売出し、有価証券の募集及び売出しの取扱い、私募の取扱いその他の金融商品取引業並びに金融商品取引業に関連又は付随する業務のほか、その他の金融業等を営んでおります。当社グループは、日本をはじめ、アジア、ヨーロッパ及びアメリカの金融・資本市場に拠点を設置し、顧客の資金調達、資金運用の両面において、グローバルで幅広いサービスを提供しております。 当社グループの事業系統図 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。
経営方針・対処すべき課題2,296字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (当社グループの中期経営計画の状況) 当社グループを取り巻く経営環境は、近年大きく変化してきております。AIをはじめとするテクノロジーの活用は事業展開に欠かすことができない存在となってきており、加えて、環境への配慮や人権尊重を含む社会的責任の遂行など、サステナビリティ経営に対する要請も高まっております。対面証券ビジネスは、専門性及び人間性を備えた人材や高度なインフラを必要とする参入障壁が高いビジネスモデルであるものの、手数料体系の変化、賃金・システム・物価・金利の上昇、規制・制度改革並びにデジタル・トランスフォーメーション(以下「DX」)の加速等により、その在り方が大きく変容してきております。 このような環境下、当社グループでは、2022年4月より5ヵ年の中期経営計画「“Beyond Our Limits” ~異次元への挑戦」(以下「本計画」)を策定し、推進しております。本計画は、「『誇り』と『憧れ』を感じる企業グループ」となるために、「“Social Value & Justice” comes first」を行動指針として、「異次元の世界」への到達に挑戦するものです。その戦略の基本方針として、「金融力の強化」と「異次元に向けた重点施策」を掲げ、「金融力の強化」においては、収益力向上、安定収益構造確立、生産性向上に取組み、「異次元に向けた重点施策」では、Powerful Partners(※1)との協業、New Bonanza(※2)の創出等に一層注力しております。あわせて、デジタル分野においては、当社子会社であるCHEER証券株式会社等を通じ、先進的な金融サービスの提供を推進しております。 ※1 電力会社、通信会社、金融機関、商社、不動産、大学、地方銀行、地方公共団体といったパートナー ※2 新しい金鉱脈となるビジネスや機能 本計画4年目にあたる当連結会計年度において、グループKGIである自己資本利益率(ROE)は8.8%、預り金融資産は13.4兆円、重要なKPIである経常利益は204億円となりました。 本計画における主な課題として認識している事項、及びそれに対する取組みは以下のとおりであります。 戦略の基本方針   課題・取組み 金融力の強化   ・富裕層向けのブランドとして、「Orque d'or(オルクドール)」を確立し、サロンの展開や証券担保ローン等の商品提供、営業員の育成等に取組み、お客さまの資産全体を活用した資産ポートフォリオモデルによるサービスを推進。また、金融面・非金融面において、マーケティングスキルの向上とサービスの利便性を高めるためのデジタル化等を通じて、もう一段高いサービス提供を行うオルクドール戦略2.0を推進。・準富裕層及びアッパーマス層との取引拡大を目的とした「クレールシエル戦略」を推進し、金融・非金融の両面から総合的なサービスを提供。・顧客ニーズに応えた新商品の開発による取引拡大、市場環境の変化に柔軟に対応可能なトレーディングキャパシティの強化及び専門性の向上を推進。・日本最大級のスタートアップ支援拠点であるSTATION Aiとの連携、SDFキャピタル株式会社との資本提携、並びに東海地域活性化ファンド設立等を通じ、スタートアップ支援体制の構築と強化。・地方銀行との提携合弁証券における媒介型ビジネスモデルの導入、富裕層及び法人向けサービスの展開等、金融・非金融サービスを融合したJVモデル2.0への深化。・株式会社トレードワークスとの資本業務提携等を通じデジタルツールやAIを活用した営業生産性向上・業務効率化の推進。 異次元に向けた重点施策   Powerful Partnersとの各提携モデルを推進し、顧客基盤の拡大を図るとともに、証券機能にとどまらない総合金融サービスの獲得を目指す。あわせて、デジタル分野においては選択と集中を加速。(1)当社グループを補完する機能を持つ企業との提携による、フルライン機能の提供(2)当社グループのDXインフラを中心とした提携(3)銀行と新たに提携し、銀行・証券代理店を展開 行動指針   課題・取組み “Social Value & Justice” comes first   ・気候変動、人権尊重、人的資本やウェルビーイングを中心とした持続可能性への取組みを一層強化。情報開示の充実化を図ることにより、ESG指数「FTSE Blossom Japan Index」を含む各種指数への継続採用の実現。・東海東京証券株式会社では、お客さま本位の業務運営の実行に向け、NPS®(※)を用いた顧客満足度の測定を継続的に実施。・人的資本経営の推進として、ポジションチャレンジ制度や「Humanity Enhancement Program」等を通じた社員のチャレンジ支援や、働きやすい職場環境の整備。・ESG評価機関による当社グループの取組状況に関する評価の取得(FTSE評価「3.8」、MSCI評価「BBB」、CDP評価「B」)。・開示情報の充実とステークホルダー等との対話の拡充。※NPS®は、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズ(現・NICE Systems,Inc.)の登録商標。「Net Promoter Score®(ネット・プロモーター・スコア)」の略で、正味推奨者比率と訳され、顧客ロイヤルティ(企業やブランドに対する愛着・信頼の度合い)を数値化する指標。
事業等のリスク4,024字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、現時点では確認できていないリスクや現在は重要でないと考えられるリスクも当社グループの経営成績及び財政状態等に重要な影響を与える可能性があります。また、文中の将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済情勢及び市場変動に伴うリスクについて 当社グループの主たる業務である金融商品取引業は、株価、金利及び為替市況等の変動並びに景気後退などの国内外の経済情勢の影響を受けやすく、投資需要の減少等による手数料収入の減少やトレーディング損益の変動等により、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、お客様の多様なニーズに応えるために大量の有価証券を保有しておりますが、市場の混乱等による急激な市況変動や金利変動等により金融資産の価値が変動した場合や、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされる場合には、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 法的規制に伴うリスクについて 当社グループの主たる事業である金融商品取引業は、その業務の種類に応じて法令・諸規則の規制を受けております。国内の金融商品取引業者は、金融商品取引法及び関連する政省令等により登録規制、顧客勧誘規制、顧客取引規制及び自己売買規制その他の金融商品取引業者としての行為について規制されており、万が一、抵触した場合には業務停止等の行政処分を受ける可能性があります。 また、東海東京証券株式会社を含む第一種金融商品取引業者は、これらの法令により所定の自己資本規制比率を維持することが求められており、万が一、定められた自己資本規制比率を下回った場合には業務停止等を命じられるなどにより、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 競争状況に伴うリスクについて 当社グループの主たる事業である金融商品取引業は、近年の大幅な規制の緩和等により、競争が激化する一方で、取扱商品の多様化が進んできております。このような状況のなかで、将来、より強力な競合先の出現等で従来と変わらぬ競争力を維持できない場合、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 取引先又は発行体の信用力悪化に伴うリスクについて 当社グループは、自己の計算において金融資産を保有しているほか、取引先との提携・友好関係の維持・構築を目的とした株式等の保有やお客様の多様なニーズに応えるために大量の有価証券を保有しておりますが、取引先が決済を含む債務不履行に陥った場合、また、保有する有価証券の発行体が信用状況を著しく悪化させた場合には、元本の毀損による損失や利払いの遅延等により、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 資金調達環境の悪化に伴うリスクについて 当社グループの主たる業務である金融商品取引業は、その業務の性質上、大量の有価証券を保有するために多額の資金を必要とすることから、適切な流動性を確保し、財務の安全性を維持することが必要となります。しかしながら、市場環境の激変、クレジット・クランチ、銀行の貸出余力の低下、格付会社による当社及び東海東京証券株式会社の信用格付の低下、当社グループの業績に対する不透明感等が生じた場合は、必要資金の確保に際し、通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされること等により、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) システムリスクについて 当社グループの主たる事業である金融商品取引業にはコンピュータシステムは必要不可欠の設備であるため、業務上使用するコンピュータシステムや回線において、プログラム障害、外部からの不正アクセス、災害や停電等が原因となる障害が発生した場合、その規模によっては当社グループの業務に支障が生じるだけでなく、社会的信用の低下による取引の減少等により、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7) オペレーショナル・リスクについて 当社グループは、多様な業務を行うことに伴い、日々膨大な事務処理が発生しており、役職員が正確な事務処理を怠ること、及び事務管理上又は事務処理上のミス、事故又は不正等による損失の発生により、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、法令違反があった場合は、監督官庁から業務停止等の行政処分を課される可能性もあり、社会的信用が低下するなど、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) 情報セキュリティーに係るリスクについて 当社グループは、多くのお客様等の個人情報、取引先等の重要な営業情報及び当社グループ自身の重要情報を保有しており、不正な手段や過失等によりお客様等の個人情報及び当社グループの営業情報等が流出した場合は、当社グループの業務に支障が生じるだけでなく、損害賠償の請求や社会的信用の低下により取引が減少するなど、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) 災害等に関するリスクについて 当社グループの主たる子会社である東海東京証券株式会社の営業店舗網及び営業基盤は、東海地区及び関東地区を主力としており、これら地区の市民生活やインフラに重大な影響を及ぼす災害等が発生した場合、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、国内外の各地の活動拠点には多くの役職員が業務に従事しており、地震・台風等の大規模な自然災害の発生、これらの事象に伴う停電その他の障害の発生、又は病原性感染症の感染拡大等の場合は、当社グループの事業の縮小を余儀なくされるなど、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (10) 訴訟に関するリスクについて 当社グループでは、国内外で日々様々な取引が成立しており、法令、商慣習、契約及び約款等に基づく相互の認識の違い等が生じた場合、取引先との間に損害賠償請求訴訟等が生じる可能性があり、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11) 人材確保に係るリスクについて 当社グループは、金融商品取引業を中心に高度な専門性を必要とする業務を行っており、有能な人材の確保に努めております。しかしながら、優秀な人材確保への競争は激しく、必要な人材の確保が困難な場合には、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12) 海外事業に関するリスクについて 当社グループは、現地子会社の設置、海外の有力証券会社グループ等との提携等積極的に海外展開を図っております。展開にあたっては、弁護士等現地の専門家の助言を受けて進めておりますが、現地の法令、商慣習等に抵触した場合には、事業展開の中止、中断、縮小若しくは遅延又は社会的信用の低下等により、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (13) 風評に関するリスクについて 当社グループは、お客様、取引先からの信用に大きく依存しております。そのため、憶測や必ずしも正確な事実に基づいていない風説・風評の流布に晒された場合は、その内容が正確でないにもかかわらず、当社グループの社会的信用が低下する風評被害の発生により、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (14) リスク管理方針や態勢に関するリスクについて 当社グループは、リスクカテゴリーごとに責任部署を定め、当社及び子会社全体のリスクを統合的に管理しておりますが、想定外の市場の変動、リスク管理用データの過誤・陳腐化、事業内容の変貌又は法令の改正等により、当社グループのリスク管理態勢が有効に機能しない可能性があり、それにより損失・損害等が生じる場合は、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (15) 事業の拡大に伴うリスクについて 当社グループは、グループ顧客基盤拡大やDXによる事業基盤拡充を図る観点から買収や資本提携等により業容の拡大を図ってまいりました。買収や資本提携等を成功に導くには、事業の効率的な統合等が必要となります。買収・資本提携等をした事業が、当社の予想通りの収益を計上できない可能性もあります。当社グループが当初期待した成果が得られない場合、又は、想定しなかった重大な問題点が買収や資本提携等の後に発見された場合には、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (16) サステナビリティに関するリスクについて 当社グループは、サステナビリティに関する取組みが重要な経営課題であると認識しております。サステナビリティに関するリスクには、気候変動に起因するリスク、人権尊重への対応不足、並びに社会課題の解決に資する取組みの不足等が含まれます。これらのリスクは、法規制や政策の変更、社会的要請や顧客ニーズ、事業環境の変化等により顕在化する可能性があります。具体的には、気候変動や脱炭素社会への移行に伴う規制強化等の影響のほか、人権侵害や人権デューディリジェンスの不備等が想定されます。これらへの適切な対応が行われない場合、レピュテーションの低下や収益機会の喪失等を通じて、当社グループの財政状態及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,002字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー等の状況は、以下のとおりであります。 (1) 財政状態 (資産) 当連結会計年度末の総資産は1,168億55百万円増加(前連結会計年度末比、以下(1)において同じ。)し1兆5,262億84百万円となりました。このうち流動資産は、約定見返勘定(資産)が733億49百万円、有価証券担保貸付金が231億50百万円減少した一方、信用取引資産が914億74百万円、預託金が490億99百万円増加したことなどから、1,124億8百万円増加し1兆4,345億85百万円となりました。また、固定資産は、投資有価証券が35億41百万円増加したことなどから、44億46百万円増加し916億99百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計は1,021億54百万円増加し1兆3,167億55百万円となりました。このうち流動負債は、トレーディング商品が1,002億11百万円、短期借入金が43億61百万円減少した一方、約定見返勘定(負債)が1,069億36百万円、預り金が468億53百万円増加したことなどから、876億44百万円増加し1兆1,287億72百万円となりました。また、固定負債は、社債が78億円増加したことなどから、固定負債合計は144億3百万円増加し1,870億92百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末の利益剰余金は70億17百万円増加し1,273億22百万円となり、純資産合計は147億円増加し2,095億29百万円となりました。 (2) 経営成績 (受入手数料) 連結会計年度   区分   株券 (百万円)   債券 (百万円)   受益証券 (百万円)   その他 (百万円)   合計 (百万円) 前連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   委託手数料   14,500   19   593   -   15,114 引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料   652   758   90   -   1,501 募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料   0   3   7,972   -   7,976 その他の受入手数料   796   24   7,312   8,452   16,586 合計   15,949   807   15,969   8,452   41,178 当連結会計年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日   委託手数料   19,838   14   573   -   20,425 引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料   68   785   223   -   1,077 募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料   0   5   7,887   -   7,892 その他の受入手数料   983   32   8,386   9,381   18,783 合計   20,890   837   17,069   9,381   48,179 当連結会計年度の受入手数料の合計は17.0%増加(前連結会計年度増減率、以下(2)において同じ。)し481億79百万円を計上いたしました。 ① 委託手数料 株式委託手数料は36.8%増加し198億38百万円となり、委託手数料全体では35.1%増加し204億25百万円を計上いたしました。 ② 引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料 株式は89.4%減少し68百万円を計上いたしました。また、債券は3.6%増加し7億85百万円の計上となり、引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料全体では28.2%減少し10億77百万円を計上いたしました。 ③ 募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料 受益証券は、1.1%減少し78億87百万円の計上となり、募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料全体では1.1%減少し78億92百万円を計上いたしました。 ④ その他の受入手数料 投資信託の代行手数料は14.7%増加し83億86百万円、保険手数料収入は3.6%増加し64億85百万円の計上となり、その他の受入手数料全体では13.2%増加し187億83百万円を計上いたしました。 (トレーディング損益) 区分   前連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   当連結会計年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 株券等トレーディング損益         (百万円)   21,729   23,066 債券・為替等トレーディング損益   (百万円)   15,175   15,021 合計   36,905   38,087 当連結会計年度の株券等トレーディング損益は6.2%増加し230億66百万円の利益の計上となり、債券・為替等トレーディング損益は1.0%減少し150億21百万円の利益を計上いたしました。この結果、トレーディング損益の合計は3.2%増加し380億87百万円の利益を計上いたしました。 (金融収支) 当連結会計年度の金融収益は38.9%増加し114億49百万円を計上いたしました。また、金融費用は84.2%増加し57億96百万円を計上し、差引の金融収支は10.9%増加し56億53百万円の利益を計上いたしました。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度の取引関係費は12.2%増加し162億37百万円となりました。また、人件費は8.7%増加し357億7百万円、不動産関係費は3.7%増加し80億18百万円、事務費は5.6%増加し92億2百万円となりました。この結果、販売費及び一般管理費の合計は7.9%増加し771億5百万円を計上いたしました。 (営業外損益) 当連結会計年度の営業外収益は、投資有価証券評価益18億27百万円、持分法による投資利益12億59百万円などを計上し、営業外収益の合計は63.9%増加し59億82百万円となりました。また、営業外費用は、投資事業組合運用損2億7百万円などを計上し、営業外費用の合計は13.9%増加し3億5百万円となりました。 (特別損益) 当連結会計年度の特別損益は、特別利益として45億66百万円を計上し、特別損失として23億40百万円を計上いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の営業収益は13.2%増加し977億16百万円、純営業収益は10.5%増加し919億20百万円となり、営業利益は26.2%増加し148億15百万円、経常利益は35.5%増加し204億92百万円を計上し、法人税等を差し引いた親会社株主に帰属する当期純利益は50.0%増加し165億69百万円を計上いたしました。 (3) キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは47億37百万円の収入となりました。これは税金等調整前当期純利益が227億18百万円の黒字となり、約定見返勘定が1,802億86百万円減少し、預り金が468億77百万円増加し、それぞれ収入となる一方で、トレーディング商品(負債)が1,002億11百万円減少し、信用取引資産が914億74百万円増加し、それぞれ支出となったことなどによるものです。 投資活動によるキャッシュ・フローは207億34百万円の支出となりました。これは、短期貸付けによる支出556億40百万円、投資有価証券の取得による支出57億77百万円、短期貸付金の回収による収入312億24百万円、投資有価証券の売却による収入122億80百万円などによるものです。 財務活動によるキャッシュ・フローは27億37百万円の支出となりました。これは短期借入金の純増減額が△177億59百万円、長期借入れによる収入308億円、長期借入金の返済による支出105億円、配当金の支払による支出95億39百万円などによるものです。 以上の結果、現金及び現金同等物は187億21百万円減少し、当連結会計年度末の残高は926億23百万円となりました。 (4) トレーディング業務の概要 ① トレーディング商品 トレーディング商品の残高は次のとおりです。 区分   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 資産の部の トレーディ ング商品   商品有価証券等   (百万円)   328,641   354,337 株式・ワラント   (百万円)   9,012   12,823 債券   (百万円)   277,415   295,029 受益証券等   (百万円)   42,213   46,484 デリバティブ取引   (百万円)   14,317   14,758 合計   (百万円)   342,958   369,095 負債の部の トレーディ ング商品   商品有価証券等   (百万円)   370,718   270,706 株式・ワラント   (百万円)   25,938   13,150 債券   (百万円)   344,659   257,527 受益証券等   (百万円)   121   28 デリバティブ取引   (百万円)   25,556   25,357 合計   (百万円)   396,275   296,064 ② トレーディング業務のリスク管理 トレーディング業務のリスク管理の状況については「第5 経理の状況」の「1 連結財務諸表等」の注記事項(金融商品関係)に記載しております。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)のわが国の経済は、食料品を中心とする物価上昇率の高止まりや米国の通商政策が景況感を下押ししたことにより消費抑制が懸念されたものの、企業による積極的な賃上げと政府の経済対策等に支えられ、概ね堅調に推移しました。一方、中東情勢の不安定化でエネルギー価格が急騰、今後の国内経済と物価に悪影響が出ることが懸念されています。 海外においては、米国の通商政策の影響が総じて限定的となる中、米国経済は個人消費や設備投資を中心に概ね堅調に推移しました。一方、ユーロ圏は、中核国である独仏経済の低迷によって低成長を余儀なくされました。またアジア圏においては、インド経済が引き続き高い成長を維持したものの、中国経済は内需の弱さから減速気味で推移しました。 日本の株式市場では、35,900円台で始まった日経平均株価が、米国の通商政策に対する懸念から一時30,700円台まで急落しました。その後は、米国の通商政策の一部変更が公表されたことや、AI関連市場の拡大期待、衆院選での自民党大勝といった好材料が重なり、59,332.43円まで力強く上昇しました。3月からは、中東情勢の不安定化を受けて相場は下落に転じ、51,063.72円で取引を終えました。なお、2025年4月~2026年3月の東証プライム市場の1日当たり平均売買代金は6兆7,015億円(前年同期の1日当たり平均売買代金は5兆631億円)となっています。 米国の株式市場では、41,000ドル台で始まったダウ平均株価が米国の通商政策を巡る不透明感から急落し、期中最安値となる36,611.78ドルを付けました。しかしその後は、良好な米国の景気や企業決算、「生成AI相場」の継続、非ハイテク株への資金流入の活発化などを背景に、上昇基調を継続しました。しかし、期中最高値となる50,512.79ドルを付けた後、中東情勢の不安定化を受けて急落し、46,341.51ドルで取引を終えました。 日本の長期金利は1.50%近辺で始まった後、予想を上回る米国の通商政策や日銀の追加利上げ観測の後退を受けて、期中最低金利となる1.05%まで低下しました。しかしその後は、財政悪化懸念や需給要因から金利上昇の流れが続きました。さらに、高市政権の発足による財政悪化懸念や中東情勢の不安定化が加わったことで、2.39%まで上昇した後、2.35%で取引を終えました。 米国の長期金利は4.20%で始まった後、期中最低金利となる3.85%まで低下しました。しかし、財政悪化懸念や米国債の格下げなどを受けて米国債売りが優勢となり、期中最高金利となる4.62%まで上昇しました。その後は緩やかな低下基調が続き、一時4%を下回りましたが、中東情勢の不安定化でインフレ懸念が強まると4.48%まで上昇し、4.31%で取引を終えました。 為替市場(ドル円)は1ドル149円台で始まった後、予想を上回る米国の通商政策に対してドル安円高で反応、期中最安値となる139円台まで下落しました。その後はほぼ一貫して下値を切り上げ、1月には159円まで上昇しました。介入警戒から一旦152円台まで反落する局面はあったものの、再び反発に転じ、3月には期中最高値となる160円台まで急伸し、158円台で取引を終えました。 (2) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの主たる業務である金融商品取引業は、その業務の性質上、自己の計算により株式及び債券等の有価証券を保有するのに多額の資金を必要とするため、十分かつ安定的な流動性を確保しております。 主な資金調達手段としては現先取引等の有担保調達、市中銀行等の金融機関借入、MTN及び短期社債の発行、コールマネー等の方法があり、資金繰り状況に応じた適切な組合せにより資金調達を行っております。 なお、東海東京証券株式会社においては、有事の際の資金調達手段として市中銀行と総額430億円のコミットメントライン契約を確保しております。また、リスク管理では関連規程に基づいて日次、週次、月次で資金繰り管理を行っている他、コンティンジェンシー・プランについても4段階の想定シナリオに基づいたリスク管理を実施しております。 (3) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたり、経営者は会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを行わなければなりません。経営者はこれらの見積りについて過去の実績や状況に応じ合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、特に以下の重要な会計方針及び見積りが連結財務諸表に大きな影響を及ぼすと考えております。 ① 金融商品の評価 当社グループは、トレーディング商品に属する商品有価証券等及びデリバティブ取引については、時価をもって連結貸借対照表価額とし、評価損益はトレーディング損益として計上しております。商品有価証券等及びデリバティブ取引については、取引所等の市場価格により時価を算定しております。ただし、市場価格がない商品有価証券等及びデリバティブ取引については、主に金利、配当利回り、原資産価格、ボラティリティ等を基に将来のキャッシュ・フローの現在価値を見積もることにより時価を算定しており、異なる前提条件等を採用した場合には当該時価が変動する可能性があります。 ② 投資有価証券の減損 当社グループは、長期的な取引関係維持のため、特定の取引先の株式を所有しております。当社グループは投資価値の下落が一時的ではないと判断した場合、「金融商品に関する会計基準」に基づき減損処理を行っております。市場価格のある株式については、株式の時価が一定期間継続して取得原価を30%以上下回り続けたとき等、下落が一時的ではないと判断します。市場価格のない株式については、1株当たり純資産額が取得原価の50%以下となった場合等、実質価額が著しく下落し回復可能性がないと判断した場合に減損処理を行います。 また、連結貸借対照表には、持分法適用関連会社に関するのれんが含まれております。当該のれんについても減損損失の計上の必要性を検討する必要があり、投資時に予想した収益性が低下した結果、投資額の回収が見込めないと判断した場合に減損損失の計上を行います。 将来の市況悪化又は投資先の業績不振により、現在の簿価に反映されていない損失又は簿価の回収不能が生じた場合、減損損失の計上が必要となる可能性があります。 ③ 固定資産の減損 収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった固定資産については、一定の条件の下で回収可能性を反映させるように、減損損失の計上を行っております。資産又は資産グループの回収可能価額は、時価から処分費用見込額を控除した正味売却価額と割引後将来キャッシュ・フローとして算定される使用価値のいずれか高い金額であることから、固定資産の減損損失の金額は合理的な仮定及び予測に基づく将来キャッシュ・フローの見積りに依存しております。従って、事業計画や経営環境等の前提条件が変化した場合、固定資産の使用方法を変更した場合、不動産取引相場等が変動した場合及びのれんが認識された取引において取得した事業の状況に変動が生じた場合には、新たに減損損失が発生する可能性があります。 ④ 退職給付費用及び債務 従業員(執行役員を除く。)に係る退職給付費用及び債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されております。これらの前提条件には割引率、退職率、昇給率、直近の統計数値に基づいて算出される死亡率及び年金資産の期待収益率等が含まれております。当社グループの退職年金制度においては、割引率は期末における安全性の高い長期の債券の利回りにより、退職率は直近3年間の実績に基づいております。退職給付債務の算定にあたっては、退職給付見込額の期間帰属方法を給付算定式基準とし、割引率の設定はイールドカーブ等価アプローチによる方法により算出しております。実際の結果が前提条件と異なる場合又は前提条件が変更された場合には、将来の退職給付費用及び退職給付債務が変動する可能性があります。 ⑤ 繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産について回収可能性が高いと考えられる金額へ減額するために評価性引当額を計上しております。評価性引当額の必要性を評価するにあたっては、将来の課税所得の発生及び税務計画を検討いたします。当社グループの主たる事業である金融商品取引業は、業績変動の幅が大きく、長期にわたる課税所得の発生を予測することが困難でありますが、策定した経営計画の期間以内の一定期間を、将来の課税所得の見積り期間としておりますので、翌事業年度以降の課税所得の発生見積りによって、評価性引当額が増減し、繰延税金資産の調整額が発生する可能性があります。

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開示資料

出典

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