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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

DCMホールディングス

DCM Holdings Co.,Ltd.3050 · Prime · 小売業

北海道から九州まで展開するホームセンター連合。DIYからプロ向けまで広範な品揃えを強みとする。

概要

DCMホールディングスは、ホームセンター「DCM」を全国に展開する小売業大手で、カインズ、コメリと並び業界再編の中核を担う。2006年9月にカーマ、ダイキ、ホーマックの3社が株式移転で設立した純粋持株会社であり、子会社のDCM株式会社が店舗運営を担う。2026年2月期の連結営業収益は5,423億円、営業利益310億円、純利益173億円。連結従業員数は4,982名で、全国に918店舗を有する。DIY用品から建築資材、園芸用品まで幅広い品揃えと、プライベートブランド強化で収益性向上を図る。

ホームセンター事業を中核とする3つの報告セグメント

当社グループは、ホームセンター事業、エクスプライス事業、共通ポイントサービスの3セグメントで構成される。主軸はDCM株式会社が運営するホームセンター事業で、DIY用品、家庭用品、建築資材、園芸用品などを一般消費者と事業者向けに販売する。エクスプライス事業は、子会社エクスプライス株式会社が運営するECサイト「エクスプライス」で、家電、日用品、食品などをオンライン販売する。共通ポイントサービスは、子会社株式会社マイボフェローズが運営するグループ共通の「DCMポイント」であり、会員の購買データを活用した販促と顧客ロイヤリティ向上を担う。これらのセグメントにより、リアル店舗とオンラインの両軸で顧客接点を持つ。

M&Aで拡大したグループ構造と統合の歩み

持株会社設立後、グループは積極的なM&Aで店舗網を拡大してきた。2007年に株式会社オージョイフルを子会社化、2008年にダイキがホームセンターサンコーを子会社化。2015年にはサンワドー、くろがねやを完全子会社化し、ケーヨーと資本業務提携。2021年にはDCM分割準備株式会社へのホームセンター事業承継と同時に、カーマ、ダイキ、ホーマック、サンワ、くろがねやの5社を吸収合併し、DCM株式会社に商号変更。同年、エクスプライス株式会社、株式会社ケーヨーを完全子会社化し、さらに2025年9月には静岡県を拠点とする株式会社エンチョーを株式交換で完全子会社化、同年12月には首都圏でリフォーム業を展開するホームテック株式会社を子会社化した。これにより、グループは12の連結子会社で構成される。

全国918店舗のネットワークと地域密着型運営

2026年2月期末の店舗数は918店舗。グループ各社は地域密着型の運営を行い、旧カーマ(愛知県)、旧ダイキ(広島県)、旧ホーマック(北海道)などの地域基盤を引き継ぎつつ、店名を「DCM」に統一してブランドを統合した。新規出店は年間9店舗、退店は7店舗で、純増は緩やかだが、エンチョー(53店舗)とホームテック(20店舗)の子会社化により一気に店舗数が増加した。店舗網は北海道から九州まで広がり、DIY需要からプロ向け資材まで地域のニーズに応える。また、店舗駐車場や遊休地の有効活用も課題として挙げられている。

プライベートブランドとデジタル戦略で収益基盤を強化

収益性向上の鍵はプライベートブランド(PB)「DCMブランド」の拡大にある。原材料高や円安の影響を受けつつも、環境配慮型商品や節電・節約商品の開発、販促強化により売上高構成比率を引き上げた。EC子会社エクスプライスではPB「MAXZEN」を重点販売。また、グループDX戦略として「売上向上」「利益拡大」「事業継続」の3軸を掲げ、アプリやポイントサービスを通じた顧客データの活用、堅牢なシステム基盤の構築を進める。リフォーム事業では、子会社化したホームテックを中心に大規模リフォームの受注拡大を図り、自社施工スタッフの教育・増員にも取り組む。

競争激化の中での経営課題と中期計画

小売業界は、エネルギー価格高騰、物価上昇による消費者の生活防衛意識の高まり、業態を越えた競争激化という厳しい環境にある。当社は2029年2月期を達成年度とする第4次中期経営計画を策定し、売上高6,500億円、営業利益率6.5%、自己資本利益率(ROE)8.0%を目標に掲げる。重点施策は顧客戦略(チャネル統合)、商品戦略(PB開発)、店舗戦略(改装・業態転換)、リフォーム戦略(ホームテック活用)、DX戦略(システム基盤強化)、M&Aによる事業領域拡大、人的資本経営の7つ。これらを通じて「生活快適化総合企業」への変革を目指す。

業界の中での役割はホームセンター小売業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
5,423億円
営業利益
310億円
営業利益率
5.7%
純利益
173億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
ホームセンター事業4,763億円87.8%315億円6.6%
エクスプライス事業658億円12.1%8億円1.2%
その他(注)13億円0.1%173億円5766.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ホームセンター事業主力

DIY用品、家庭用品、建築資材、園芸用品など幅広い商品を、全国のホームセンター店舗で一般消費者および事業者向けに販売している。グループ各社が地域密着型の運営を行う。

主な製品・サービス1
ホームセンター店舗での販売
DIY、家庭用品、建築資材、園芸用品など、生活と住まいに関わる多岐にわたる商品を品揃え。

02エクスプライス事業準主力

インターネット通販(EC)事業。家電、日用品、食品など幅広い商品をオンラインで販売している。

主な製品・サービス1
ECサイト「エクスプライス」
インターネット通販サイト。家電、日用品、食品など多様なカテゴリの商品を扱う。

03共通ポイントサービス副次

グループ共通のポイントサービス「DCMポイント」の運営。会員の購買データを活用し、グループ全体の販促や顧客ロイヤリティ向上を図る。

主な製品・サービス1
DCMポイントカード/アプリ
グループ各社で利用できるポイントサービス。購買データを基にしたクーポン配信等のマーケティング機能も提供。

製品と技術

DIYからプロ向けまで網羅する6部門の品揃え

ホームセンター事業では、商品を6部門に分類している。園芸部門では野菜苗や種、除雪用品などを扱い、2026年2月期の売上高は766億円。ホームインプルーブメント部門(1,082億円)は防災用品や空調服、防寒衣料などが中心。ホームレジャー・ペット部門(739億円)はペットフード、電動自転車、バーベキュー用品。ハウスキーピング部門(800億円)は洗濯洗剤や非常食などの日用消耗品。ホームファニシング部門(580億円)はダイニングキッチン用品、インテリア、家具。ホームエレクトロニクス部門(511億円)はエアコン、LED電球、カセットコンロ、電池など。各部門でDCMブランドや専売品を投入し、価格競争力と差別化を図る。

収益源を多様化するプライベートブランド「DCMブランド」

グループの中核戦略はプライベートブランド「DCMブランド」の強化である。原材料価格高騰や円安の影響を受けながらも、環境配慮型商品、節電・節約商品を開発し、販促を強化することで売上高構成比率を高めている。また、EC子会社エクスプライスでは独自PB「MAXZEN」を重点販売し、店舗への導入も拡大。カセットコンロやボンベなどの防災関連商品、フライパンなどのキッチン用品、電動自転車など、DCMブランドの品目は拡大中。これにより、メーカー品との価格差別化と粗利率の向上を狙う。

ECサイト「エクスプライス」とグループ共通ポイントサービス

エクスプライス事業は、子会社エクスプライス株式会社が運営するECサイト「エクスプライス」で、家電、日用品、食品など幅広いカテゴリを扱う。2021年の完全子会社化後、店舗との連携強化を進め、MAXZEN商品の店舗導入や、店舗受け取りサービスなどを展開。共通ポイントサービス「DCMポイント」は株式会社マイボフェローズが運営し、グループ全店舗で利用可能。購買データを基にクーポン配信や顧客セグメント別マーケティングを実施し、来店頻度向上と顧客ロイヤリティの醸成に貢献している。アプリを通じてデジタルとリアルの融合を図る。

リフォーム事業の拡大と住まいるヘルパー

2025年12月に完全子会社化したホームテック株式会社は、首都圏で大規模リフォームを手掛ける。同社を中核にリフォーム戦略を強化し、簡易工事や軽作業を提供する「住まいるヘルパー」事業も展開。メニュー拡充と自社施工スタッフの教育・増員により、職人不足という社会課題に対応しながら、顧客との長期的な信頼関係構築を目指す。リフォーム事業は、ホームセンターでの商品販売とシナジーを生み、生活快適化総合企業への変革の一翼を担う。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

売上5千億超、国内ホームセンター大手の一角

小売業に属し、売上高5423億円と同業他社を大きく引き離す規模を有する。ホームセンター業界で、同業他社のトライアルホールディングスや光フードサービスと顧客層や品揃えが異なる。営業利益率は5.7%と低いが、これは規模の利益を追求する低価格戦略の表れと見られる。内需依存の高まりや、生活関連需要の安定性から、景気変動の影響は比較的受けにくい。しかし、競合他社との価格競争や、出店地域の飽和、ECシフトの進行が成長の制約要因となる。

強み

  • 売上高5000億円超で、業界内での価格交渉力が強い。
  • 広範な店舗網により、地域密着の需要を安定的に取り込む。
  • 生活雑貨から資材まで幅広く扱い、ワンストップ需要に応える。
  • 生活必需用品中心で、景気変動の影響が比較的小さい。

課題

  • 価格競争の激化で営業利益率が低水準、コスト削減が課題。
  • ネット通販の台頭で、実店舗網の強みが陳腐化する恐れ。
  • 国内市場の飽和で、新規出店による成長が難しくなっている。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がDCMホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19031西日本鉄道2,482億円7.4倍
28194ライフコーポレーション2,482億円12.6倍
37649スギホールディングス2,466億円10.4倍
47994オカムラ2,414億円10.1倍
58227しまむら2,401億円16.1倍
63050DCMホールディングス2,319億円12.5倍
74665ダスキン2,242億円23.9倍
86412平和2,218億円18.8倍
92659サンエー2,168億円19.6倍
103591ワコールホールディングス2,166億円15.8倍
119948アークス2,147億円16.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 11件

3社の株式移転で持株会社を設立した2006年

2005年7月、株式会社カーマ(愛知県)、ダイキ株式会社(広島県)、ホーマック株式会社(北海道)の3社は、株式移転により完全親会社となる持株会社の設立を取締役会で決議し、株式移転契約を締結した。翌2006年5月にホーマック、6月にカーマとダイキの各株主総会で承認を得て、同年9月に持株会社「ディーシーエムホールディングス株式会社」が設立された。同時に東京証券取引所市場第一部、大阪証券取引所市場第一部、名古屋証券取引所市場第一部、札幌証券取引所に上場。3社は独立した経営を維持しながら、持株会社の傘下で統合の第一歩を踏み出した。

子会社化とグループ再編の進んだ2007~2010年

設立後、グループは積極的に周辺企業を取り込んだ。2007年12月には株式会社オージョイフルを完全子会社化。2008年6月にはダイキが株式会社ホームセンターサンコーの株式を取得し子会社化。2009年3月にはダイキがオージョイフルを吸収合併し、大阪・名古屋・札幌の各取引所の上場を廃止した(東証は継続)。2010年3月には連結子会社のDCMジャパン株式会社を吸収合併し、商号を「DCMホールディングス株式会社」に変更。同時にホーマックがダイレックス株式会社の株式を日立物流に譲渡し、連結対象から外れた。この時期、店舗網の整理とブランド統合が部分的に進められた。

商号統一と新たな子会社を迎えた2015年

2015年3月、連結子会社の商号を「DCMカーマ株式会社」「DCMダイキ株式会社」「DCMホーマック株式会社」に変更し、グループブランドの統一感を高めた。同年7月には、株式会社サンワドー(大阪府)、株式会社くろがねや(神奈川県)を株式交換で完全子会社化し、それぞれ「DCMサンワ株式会社」「DCMくろがねや株式会社」に商号変更。また、株式会社ケーヨー(千葉県)と資本業務提携し持分法適用関連会社化した。さらに子会社として株式会社マイボフェローズを設立し、後のポイントサービス事業の基盤を整えた。三和部品株式会社の清算も行い、事業の集中と選択を進めた。

5社統合とEC・ケーヨー買収の2021年

2021年はグループ史上最大の再編期となった。3月、当社のホームセンター事業をDCM分割準備株式会社に吸収分割で承継。同時にDCMダイキがホームセンターサンコーを吸収合併した後、DCM分割準備株式会社を存続会社としてDCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマック、DCMサンワ、DCMくろがねやの5社を吸収合併し、存続会社の商号を「DCM株式会社」に変更。これにより地域別に分立していた運営会社が一本化された。同年、エクスプライス株式会社の全株式を取得し完全子会社化(EC事業の本格参入)、さらに株式会社ケーヨーの全株式を取得し完全子会社化、その後DCM株式会社に吸収合併。また、株式会社エンチョー、ホームテック株式会社も株式交換・株式取得で子会社化した。東証市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。

エンチョーとホームテックを加え918店舗となった2025年

2025年9月、静岡県を中心にホームセンター事業を展開する株式会社エンチョーを株式交換により完全子会社化(同日DCMサンワ株式会社に商号変更)。同年12月には東京都、神奈川県、埼玉県でリフォーム業を展開するホームテック株式会社の全株式を取得し完全子会社化。これによりグループの店舗数は918店舗となり、静岡県や首都圏でのプレゼンスが向上した。エンチョーの53店舗とホームテックの20店舗が加わり、リフォーム事業の強化も図る。2026年2月期の連結営業収益は5,423億円、営業利益310億円と、規模拡大と収益性向上を両立させている。

年表11件を開く

2000年代

  • 2005年7月創業株式会社カーマ、ダイキ株式会社、ホーマック株式会社は、株式移転により完全親会社となる持株会社(当社)を設立することを取締役会で決議し、株式移転契約書を締結。
  • 2006年5月創業ホーマック株式会社の株主総会において株式移転による持株会社設立を承認。
  • 2006年6月創業株式会社カーマ、ダイキ株式会社の株主総会において株式移転による持株会社設立を承認。
  • 2006年9月創業当社設立。東京証券取引所市場第一部、大阪証券取引所市場第一部、名古屋証券取引所市場第一部、札幌証券取引所上場。
  • 2007年12月M&A株式会社オージョイフルの全株式を取得し、完全子会社化。
  • 2008年6月M&Aダイキ株式会社が、株式会社ホームセンターサンコーの株式を取得し、子会社化。
  • 2009年3月上場ダイキ株式会社が、株式会社オージョイフルを吸収合併。大阪証券取引所、名古屋証券取引所、札幌証券取引所の上場廃止。(東京証券取引所は継続)

2010年代

  • 2010年3月M&A連結子会社のDCMジャパン株式会社を吸収合併。商号をDCMホールディングス株式会社に変更。ホーマック株式会社が、ダイレックス株式会社の株式を株式会社日立物流に譲渡。連結対象外となる。
  • 2015年3月商号変更連結子会社の商号をDCMカーマ株式会社、DCMダイキ株式会社、DCMホーマック株式会社に変更。
  • 2015年7月M&A株式会社サンワドーを株式交換により完全子会社化。(同日付けにてDCMサンワ株式会社に商号変更)株式会社くろがねやを株式交換により完全子会社化。(同日付けにてDCMくろがねや株式会社に商号変更)株式会社ケーヨーと資本業務提携を行い、持分法適用関連会社化。株式会社マイボフェローズ(現・連結子会社)を設立。連結子会社の三和部品株式会社を清算。DCM分割準備株式会社を設立。DCM分割準備株式会社と当社のホームセンター事業を承継させる吸収分割契約を締結。

2020年代

  • 2021年3月M&ADCM分割準備株式会社に当社のホームセンター事業を承継させる吸収分割。DCMダイキ株式会社が、株式会社ホームセンターサンコーを吸収合併。DCM分割準備株式会社を存続会社、DCMカーマ株式会社、DCMダイキ株式会社、DCMホーマック株式会社、DCMサンワ株式会社、DCMくろがねや株式会社を消滅会社とする吸収合併。DCM分割準備株式会社の商号をDCM株式会社に変更。エクスプライス株式会社の全株式を取得し、完全子会社化。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部よりプライム市場へ移行。株式会社ケーヨーの全株式を取得し、完全子会社化。DCM株式会社を存続会社、株式会社ケーヨーを消滅会社とする吸収合併。株式会社エンチョーを株式交換により、完全子会社化。ホームテック株式会社の全株式を取得し、完全子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年2月期まで6,500億円
  • 営業利益率2029年2月期まで6.5%
  • 自己資本利益率(ROE)2029年2月期まで8.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    顧客戦略:チャネル統合による顧客体験向上

    店舗、EC、アプリなど様々なチャネルをシームレスに繋ぎ、利便性と満足度の高い顧客体験を提供する環境を整備する。

  2. 02

    商品戦略:顧客視点の商品開発とPB強化

    顧客や従業員の声を収集し、猛暑・防災・防犯等の関心テーマを軸にスピード感ある商品開発を進める。プライベートブランド(PB)・専売品の価値を磨き来店動機を高める。

  3. 03

    店舗戦略:改装・業態転換と資源の有効活用

    店舗改装や業態転換、グループ内リソースの戦略的展開を推進。駐車場や遊休地の有効活用により新たな収益源を確保し、持続的成長と収益構造強化を図る。

  4. 04

    リフォーム戦略:自社施工体制の強化

    子会社ホームテックを中心に大規模リフォーム受注拡大。簡易工事・軽作業の住まいるヘルパー事業ではメニュー拡充。職人不足に対応すべく自社施工スタッフの教育・増員を図る。

  5. 05

    DX戦略:購買体験向上と業務環境整備

    売上向上・利益拡大・事業継続の3視点からDXを推進。顧客には利便性の高い購買体験、従業員には販売・接客に専念できる環境を整備し、堅牢なシステム基盤で災害・サイバーリスク対応力を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,982人が働いている。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月4,433
2018年2月4,343
2019年2月4,331
2020年2月70942.215.54,248
2021年2月72142.716.24,059
2022年2月4,025
2023年2月4,102
2024年2月4,955
2025年2月4,646715
2026年2月4,982622

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 12 / 海外 0、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
刈谷店他655店舗1,843億円
ホームセンター事業
富士店他52店舗181億円
ホームセンター事業
本社他111億円
ホームセンター事業
大府物流センター(愛知県大府市)他15箇所111億円
ホームセンター事業
本社他115店舗6,449百万円
ホームセンター事業
名古屋当知店他72店舗448百万円
ホームセンター事業
多摩店他19店舗241百万円
ホームセンター事業
本社188百万円
エクスプライス事業
主な関係会社
  • 国内
    DCM㈱
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ホダカ㈱
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    DCMニコット㈱
    北海道 札幌市 厚別区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マイボフェローズ
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    DCMアドバンスド・テクノロジーズ㈱
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    エクスプライス㈱
    東京都 墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    マクスゼン㈱
    東京都 墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エンチョー
    静岡県 富士市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ジャンボ
    静岡県 富士市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱システック
    静岡県 富士市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ジェイ・イー・サービス
    静岡県 富士市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ホームテック㈱
    東京都 多摩市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は5,423億円営業利益310億円前期と比べると減収減益で、売上が-0.4%、利益が-6.6%。

売上高
-0.4%
5,423億円
営業利益
-6.6%
310億円
純利益
+1.2%
173億円
営業利益率
5.7%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高5,773億円5,423億円
営業利益312億円310億円
純利益174億円173億円
1株あたり配当¥48¥48

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,519億円、営業利益は114億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q4,4365
2019年4Q4,4588
2020年4Q4,37421
2021年4Q4,712−5
2022年4Q4,44813
2023年4Q4,76825
2024年4Q4,886−2
2025年4Q5,4461212.254
2026年4Q5,4231021.952
2027年1Q1,5191147.566

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は4,342億円から5,423億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は5.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月4,342189106
2014年2月4,342165102
株式会社サンワドーを株式交換により完全子会社化。(同日付けにてDCMサンワ株式会社に商号変更)株式会社くろがねやを株式交換により完全子会社化。(同日付けにてDCMくろがねや株式会社に商号変更)株式会社ケーヨーと資本業務提携を行い、持分法適用関連会社化。株式会社マイボフェローズ(現・連結子会社)を設立。連結子会社の三和部品株式会社を清算。DCM分割準備株式会社を設立。DCM分割準備株式会社と当社のホームセンター事業を承継させる吸収分割契約を締結。
2015年2月4,30816390
2016年2月4,377175105
2017年2月4,434191116
2018年2月4,436186113
2019年2月4,458199122
2020年2月4,374201138
DCM分割準備株式会社に当社のホームセンター事業を承継させる吸収分割。DCMダイキ株式会社が、株式会社ホームセンターサンコーを吸収合併。DCM分割準備株式会社を存続会社、DCMカーマ株式会社、DCMダイキ株式会社、DCMホーマック株式会社、DCMサンワ株式会社、DCMくろがねや株式会社を消滅会社とする吸収合併。DCM分割準備株式会社の商号をDCM株式会社に変更。エクスプライス株式会社の全株式を取得し、完全子会社化。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部よりプライム市場へ移行。株式会社ケーヨーの全株式を取得し、完全子会社化。DCM株式会社を存続会社、株式会社ケーヨーを消滅会社とする吸収合併。株式会社エンチョーを株式交換により、完全子会社化。ホームテック株式会社の全株式を取得し、完全子会社化。
2021年2月4,712296186
2022年2月4,448303188
2023年2月4,768296181
2024年2月4,886274214
2025年2月5,4463323106.1171
2026年2月5,4233102925.7173

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高5,423億円のうち、営業利益として残るのは310億円5.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は173億円、売上の3.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.2%3,592億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.7%1,613億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.7%310億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.0pt
5.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.7pt
3.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.4pt
6.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが365億円、投資CFが−114億円で、差し引きのフリーCFは251億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は851億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月118−1576−39118
2014年2月145−22986−84120
2015年2月419−203−195216141
2016年2月−39−169182−208115
2017年2月214−22410−10115
2018年2月200−165−3135119
2019年2月251−98−114153157
2020年2月367−54−88313383
2021年2月452−160124292799
2022年2月−37−75−246−112441
2023年2月156−385344−229556
2024年2月321−580640−259937
2025年2月365−149412161,194
2026年2月365−114−596251851

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は6,709億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,982億円で、自己資本比率は44.4%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月3,0591,4551,60447.6
2014年2月3,3391,5171,82245.4
2015年2月3,5001,5711,92944.9
2016年2月3,6771,6412,03644.6
2017年2月3,9331,7922,14145.6
2018年2月4,0311,8342,19745.5
2019年2月4,1571,8842,27345.3
2020年2月4,3472,0022,34546.1
2021年2月4,9082,3422,56647.7
2022年2月4,4922,4072,08553.6
2023年2月5,1602,4342,72647.2
2024年2月6,2272,5133,71440.4
2025年2月6,4792,6433,83640.8
2026年2月6,7092,9823,72744.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
855億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,111億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3,727億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
71
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中66位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中256位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.2%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.7%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.4%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-0.4%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,583で、1年前と比べて+9.0%過去52週の値幅のなかでは52%の位置にある。

¥1,583-0.5%1ヶ月+6.4%1年+9.0%時価総額2,319億円
過去52週の値幅
安値¥1,404高値¥1,746

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.5倍
PER (会社予想)12.6倍
PBR0.76倍
配当利回り3.03%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月5日に1498円と、25日線1512.72円を1.0%下回るが、75日線1498.99円とほぼ同水準。52週高値1746円からは14.2%下落、52週安値1404円からは6.7%上昇。直近1ヶ月は-1.51%で、7月29日に1606円まで上昇したが、その後は下落。出来高は20〜30万株で推移し、市場参加は比較的活発。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは12.04倍で業界平均41.75倍を大幅に下回り、予想PERも11.9倍と割安水準。PBRは0.72倍と1倍を下回り、解散価値に対しても割安。ROEは6.2%と低いものの、安定した収益と3.2%の配当利回りが投資妙味を高める。一方で、配当利回りが業界平均13.66%を大きく下回るのは、同業他社に比べて株主還元が控えめなことを示す。売上高は横ばいだが、利益率は5〜6%で安定しており、財務基盤は堅実。割安だが成長性は乏しく、株価の上昇余地は限定的とみる。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.5倍39.6倍
PER (予想)12.6倍
PBR0.76倍2.44倍
ROE6.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ホームセンター市場は鈍化傾向にあるが、DCMは規模を活かしたコスト競争力とPB商品で収益を伸ばそうとしている。強気派は、連結売上高の成長と営業利益率6%超の収益力を評価し、統合効果によるさらなる効率化を期待する。一方、弱気派は、競合との価格競争や、人口減少による需要減、コロナ特需の反動によるDIY需要の一服を指摘。また、2025/2期の売上高は前期比増だが純利益は減益であり、収益の質に疑問を投げかける。店舗網の維持コストと出店競争の激しさも論点。

プラスに働く材料7
  • 統合効果と規模

    売上高5,000億円超で仕入れ力が強く、コスト削減が進む

  • 収益性の高さ

    営業利益率6%超で、小売業としては堅調な水準

  • 低PBRと高配当

    PBR0.72倍、配当利回り3.2%と株主還元も魅力的

  • 2026年2月期は純利益173億円と微増益通年影響

    純利益は前期171億円から173億円へ増加し、減益懸念を回避

  • PBR0.72倍と1株純資産対比で割安継続影響

    PBR0.72倍、純資産に対して株価が約28%低い

  • 配当利回り3.2%と株主還元が厚い通年影響

    配当利回り3.2%、安定的な配当で下値支え

  • 予想PER11.9倍と実績から改善決算発表後影響

    予想PER11.9倍、実績PER12.04倍からバリュエーションがやや改善

マイナスに働く材料7
  • 市場の成熟

    ホームセンター市場は人口減少で頭打ち傾向

  • 純利益の減少

    2025/2期の純利益は前期比で減少しており、収益低下懸念

  • 競争激化

    同業やネット通販との価格競争が激しく、利益率を圧迫

  • 営業利益が332億円から310億円へ減益2026年2月期影響

    営業利益310億円、前期332億円から約22億円減少

  • 売上高が5,446億円から5,423億円へ微減2026年2月期影響

    売上高5,423億円、前期比0.4%減と横ばい

  • ROE6.2%と低く資本効率が課題継続影響

    ROE6.2%、PBR0.72倍は低収益性を映す

  • 外国人保有比率13.68%と高く外部環境の影響受けやすい継続影響

    外国人保有比率13.68%と比較的高く、グローバル市場の変動で売りが出やすい

次の決算で確かめる点
既存店売上高成長率
店舗の実力を示し、需要動向を反映するため
PB商品の売上比率
毛利向上と差別化の進捗を測るため
営業利益率
統合効果が利益に反映されているかを確認する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり48で、前期から+4.4%いまの株価に対する利回りは3.03%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥48
1株あたり
配当利回り
3.03%
いまの株価に対して
配当性向
38.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月2445.3
2018年2月268.344.9
2019年2月273.849.6
2020年2月283.746.5
2021年2月3214.327.0
2022年2月333.128.7
2023年2月4021.212.8
2024年2月425.020.7
2025年2月457.137.9
2026年2月474.438.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥48

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ97,351人。区分でいちばん多いのは個人・その他31.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.8%を占め、残る47.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他34.637.137.736.536.231.9
事業法人19.020.721.423.624.927.0
金融機関22.925.326.325.925.925.9
外国法人16.613.311.110.28.813.7
自己株式6.18.48.77.15.22.1
証券会社6.93.73.53.84.21.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)8.93
02㈲日新企興8.10
03イオン㈱7.35
04㈱日本カストディ銀行(信託口)4.79
05石黒 靖規2.86
06牧 香里2.48
07DCMホールディングス社員持株会2.38
08㈱かんぽ生命保険1.90
09日本マスタートラスト信託銀行㈱(株式付与ESOP信託口・76718口)1.80
10㈱多聞1.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-17
    有限会社日新企興
    新規の大量保有報告
    10.96%
    -0.35pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+72%、1株純資産は14期で+108%。直近期のROEは6.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月741,0357.48.845.1
2014年2月731,0986.98.845.4
2015年2月661,1555.813.444.0
2016年2月761,2056.610.950.0
2017年2月841,2636.811.845.3
2018年2月801,3296.213.144.9
2019年2月901,4106.612.049.6
2020年2月1031,4677.19.546.5
2021年2月1271,5328.68.327.0
2022年2月1261,6247.98.828.7
2023年2月1251,7387.59.212.8
2024年2月1591,8788.79.020.7
2025年2月1281,9736.710.737.9
2026年2月1272,1546.213.438.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/2期の役員報酬は総額302百万円。

氏名役職年齢
久田宗弘取締役会長79
石黒靖規代表取締役社長 兼 CEO63
本田桂三取締役執行役員 ホダカ事業管掌 ホダカ株式会社 代表取締役社長64
清水敏光取締役執行役員 エクスプライス事業管掌 エクスプライス株式会社 代表取締役社長62
中川真行取締役執行役員 内部統制、経営戦略・広報管掌58
大亀裕取締役66
寺田健次郎取締役(常勤監査等委員)62
増川道夫取締役(監査等委員)注173
宇野直樹取締役(監査等委員)注173
小口光取締役(監査等委員)注154
射場瞬取締役(監査等委員)注165
加藤久和取締役(常勤監査等委員)62
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
市江正彦取締役(監査等委員)66
神保寛子取締役(監査等委員)50

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)723025737
社外取締役433338
取締役(社内)1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容528字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、主に当社と連結子会社12社で構成されており、主にホームセンター事業を行っております。当社グループの主な事業内容と事業区分との位置付けは次のとおりであります。 事業部門   主な会社名   主な事業の内容 全社事業    DCMホールディングス㈱(注1)    経営管理等 ホームセンター事業    DCM㈱    ホームセンター業 ㈱エンチョー(注2)    ホームセンター業 エクスプライス事業    エクスプライス㈱    EC事業 共通ポイントサービス    ㈱マイボフェローズ    ポイントサービスの  運営業務等 (注)1.当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 2.当社は、2025年9月1日付にて㈱エンチョーを株式交換により完全子会社化いたしました。 当社グループは、ホームセンター事業およびエクスプライス事業を報告セグメントとしており、当社及び当社の主要な関係会社の位置づけ等を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,788字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 DCMグループは、同じ志のホームセンターが集まり、業務を統合・革新させながら着実に成長してまいりました。2021年度には、ホームセンター事業会社5社をDCM株式会社として統合し、2022年度に店名の統一、店舗サイン・ロゴ等の刷新に取り組みました。また、2024年1月には関東・中部・近畿を中心にホームセンター事業を展開する株式会社ケーヨーを完全子会社化し、2024年9月に合併いたしました。さらに2025年9月には静岡県を中心にホームセンター事業を展開する株式会社エンチョーを完全子会社化し、同年12月には東京都、神奈川県、埼玉県を中心にリフォーム業を展開するホームテック株式会社を完全子会社化いたしました。全国918店舗のネットワークを生かし、これまで以上に、お客さまに寄り添い、地域で信頼される店を目指してまいります。 消費トレンドの大きな変化や急速なIT化・デジタル化、物流改革の進展等に対応すべく、DIYを核とする商品・サービスの開発に取り組むことなどにより、お客さまの快適なくらしを総合的に支える「生活快適化総合企業」、いわばお客さまの生活のさまざまな面におけるハブ/プラットフォームとしての存在・企業として、経営理念である「Do Create Mystyle くらしの夢をカタチに」のもと、DIYを通じて「くらしと住まいの快適化」を実現する新価値の創造に挑戦してまいります。 <社是> 奉仕・創造・団結 <経営理念> Do Create Mystyle くらしの夢をカタチに <行動理念> Demand Chain Management for Customer (2)中長期的な会社の経営戦略 DCMグループは、社是「奉仕・創造・団結」、経営理念「Do Create Mystyle くらしの夢をカタチに」、行動理念「Demand Chain Management for Customer」に基づき、長期事業構想『生活快適化総合企業への変革』を掲げております。2026年度~2028年度までの第4次中期経営計画では“すべてをお客さま視点からの発想で”をコンセプトに掲げ、「選ばれるDCMへの転換を加速する3年間」の実現を目指すものです。顧客戦略・商品戦略・店舗戦略・リフォーム戦略・DX戦略の5つの事業戦略を推進することで事業領域の拡大を図るとともに、人的資本経営の強化、サステナビリティへの積極的な取り組み、およびPBRを意識した経営の実践を通じて、社会に不可欠な存在となることを目指してまいります。 (3)目標とする経営指標 当社グループは、売上高6,500億円、営業利益率6.5%、自己資本利益率(ROE)8.0%を、2029年2月期を達成年度とする中期経営計画の目標とし、収益性と資本効率を高めることに努めてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 小売業界におきましては、エネルギー価格や原材料価格の高騰、急激な為替の変動、物価上昇による消費者の生活防衛意識の高まりに伴う個人消費の停滞など先行きは不透明で厳しい経営環境にあります。加えて、業態の垣根を越えた競争もさらに厳しくなるものと思われます。 このような環境の中、当社グループは、お客さまの消費行動の変化、高齢化や人口減少といった社会環境の変化、Eコマースやキャッシュレス決済の利用拡大といった日本経済におけるデジタル技術の変化や進化に対して、これまで以上に迅速かつ効果的に対応していく必要があると考えており、以下の重点施策に取り組んでまいります。 ①顧客戦略 店舗、EC、アプリなど様々なチャネルをシームレスに繋ぐことにより、DCMが提供する商品やサービスをより多くのお客さまに体験していただける環境づくりに努めます。それらにより、利便性と満足度の高い顧客体験を実現します。 ②商品戦略 お客さまや従業員の声を体系的に収集することで、顧客視点からの商品開発を推し進めます。また、猛暑、防災、防犯など、市場で関心の高いテーマを軸とした商品開発に対して、スピード感を持って取り組みます。DCMならではのプライベートブランド(PB)・専売品の価値を磨き、お客さまの来店動機を高めてまいります。 ③店舗戦略 店舗改装に加え、業態転換や新規事業の立ち上げ、グループ内リソースの戦略的な店舗展開を推進し、経営資源を最大限に活用することで、持続的な成長と収益構造の強化に努めます。また、店舗駐車場や遊休地等の有効活用により新たな収益源の確保にも取り組みます。 ④リフォーム戦略 2025年12月に当社グループに参画したホームテック株式会社を中心に大規模リフォームの受注拡大を図ります。また、簡易工事や軽作業をメインとする住まいるヘルパー事業では、メニューの拡充により、お客さまの日常のお困りごとに幅広くお応えします。さらに、職人不足という社会課題に対応すべく、自社施工スタッフの教育・増員を図り、顧客との長期的な信頼関係の構築に努めます。 ⑤DX戦略 当社グループのDX戦略は、「売上向上」「利益拡大」「事業継続」の3つの視点から推進します。お客さまには利便性の高い購買体験を提供し、従業員には販売・接客に専念できる業務環境を整備します。また、堅牢なシステム基盤の維持・強化により、災害やサイバーリスクへの対応力を高めます。 ⑥M&Aの推進による事業領域の拡大 M&Aをはじめとする多様な手法により、ホームセンター事業の出店・商圏拡大およびプライベートブランド(PB)商品の販路拡大を図ります。また、生活快適化総合企業の実現に向け、異業種との連携や機能強化を通じて、新たな事業領域への参入を積極的に推進します。 ⑦人的資本経営 個人の価値観を尊重できる風土や、成長と自己実現ができる環境づくりに取り組みます。また、2026年度に2期目を迎える「トップマネジメント育成プログラム」では、全国各地で働く人材の顕在化と経営人材の育成を推し進めます。 ⑧サステナビリティへの取り組み 当社は2022年度に8つの重点課題グループと22の重点課題を設定し、課題解決に向けて各種施策を実行してきました。課題設定から4年が経過し、取り組みを通じて多くの成果を積み重ねるとともに、新たに注力すべき領域も明確になったことから、このたび、DCMグループの重点課題を見直し、再設定しました。今後も、環境保護をはじめとする社会課題の解決に貢献するとともに、DIYを通じて「くらしと住まいの快適化」を実現する価値創造企業を目指します。
事業等のリスク4,078字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 ただし、これらは、当社グループの事業に関する全てのリスクを網羅したものではなく、現時点において予見できない、あるいは重要とみなされていない他の要因の影響を将来的に受ける可能性があります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)リスク管理体制 当社グループは、リスク管理規程に基づき、内部統制委員会においてグループ全体のリスクを網羅的・包括的に管理し、リスク並びに損害の発生を最小限に止めるため、啓発・指導・教育等を行っております。 各部署リスク管理責任者は、毎年、リスクを洗い出し、リスクの影響度・発生頻度を考慮してリスクを評価し、対応策とともにリスク評価表にまとめて、内部統制委員会に提出します。内部統制委員会は、各部署リスク管理責任者から提出されたリスク評価と対策をもとに、グループ全体のリスク状況を網羅的に把握します。 こうしたリスク管理の状況や重大なリスクの判断に関しては、毎年、取締役会に報告し、取締役会にて審議・監督しております。内部統制委員会では取締役会での審議後、リスク管理体制や対応策のモニタリングを継続的に実施しております。 (2)主要なリスク ①出店に関するリスク 当社グループは、積極的な店舗展開を行い、ドミナント化を推進してまいりますが、経済的情勢の変更等により出店用地の確保に時間を要する場合や、競合各社の出店等のさまざまな偶発的要因により、当社グループの出店計画に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの店舗の出店および増床に関しましては、「大規模小売店舗立地法」等の法的規制を受けております。「大規模小売店舗立地法」では、売場面積1,000㎡超の出店および増床について、地元自治体への届出が義務付けられており、駐車台数、交通渋滞、騒音、ごみ処理問題、環境問題等の規制が行われております。そのため、出店までに要する期間が長期化し、当社グループの出店計画に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対して、当社グループでは、出店および既存店の増床の際は、地域住民・自治体との調整を図りながら、地域環境を考慮し法令遵守のうえ、店舗の出店を進めております。進捗状況は随時、経営会議等で情報共有しており、当社グループに影響があると判断した際は、速やかに関係部署で連携し対策を図ってまいります。 ②気候変動に関するリスク 気候変動に伴う異常気象の増加により、商品供給体制をはじめ事業全体に悪影響を及ぼす可能性があります。また、あらかじめ天候を予測し年間の販売促進計画を立てておりますが、冷夏、暖冬等の天候不順による季節商品の需要低下等により販売促進計画を下回った場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対して、当社グループでは、安定した調達を継続するため、複数のサプライヤーから調達できるように取り組みを進めており、商品力の強化や商品企画・投入時期の見直しを行い、お客様のニーズに即した商品販売時期の適正化を図っております。 さらに、当社グループでは、気候変動問題を重要な経営課題と捉え、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を表明し、2050年までの温室効果ガス排出量削減目標を設定しております。具体的な対策につきましては、当社代表取締役社長を委員長とした「サスティナビリティ委員会」において、今後も検討を重ねてまいります。 ③売上高の変動リスク 当社グループは、複数の商品を取り扱っており、同業他社はもちろんのこと他業態とも競合し、ますます競争が激しくなっております。そのような環境の中、競合各社の出店あるいは関係法令の改正施行等による、お客様の購買行動の変更等から、業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対して、当社グループでは、経営理念「Do Create Mystyle くらしの夢をカタチに」に基づき、長期事業構想 『生活快適化総合企業への変革』を掲げ、顧客戦略・商品戦略・店舗戦略・リフォーム戦略・DX戦略の5つの事業戦略を推進することで事業領域の拡大を図るとともに、人的資本経営の強化、サステナビリティへの積極的な取り組み、およびPBRを意識した経営の実践を通じて、社会に不可欠な存在となることを目指し、取り組んでおります。 ④自然災害等に関するリスク 当社グループが運営する店舗は、全て総合保険に加入しており、台風、火災、水害等による動産および不動産の損失補償がされておりますが、地震保険については補償内容および保険料を勘案し加入しておりません。このため、大規模な地震による建物の倒壊等が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対して、当社グループでは、ガイドラインおよび緊急対応マニュアルの策定、緊急連絡網の整備、安否確認システムの導入、定期訓練や必要物資の備蓄などの対策を講じております。 また、災害等発生時には対策本部を設置し、当社グループ各社が連携して事業継続が可能な体制を整えております。 ⑤感染症に関するリスク 感染症の流行により、商品供給の停滞、従業員の罹患、店舗の営業時間短縮や臨時休業などを余儀なくされる可能性があります。更に、感染症の流行が長期化することで、経済活動が停滞し、消費マインドが冷え込むこととなった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対して、当社グループでは、当該リスクが顕在化した際に、迅速かつ適切な行動が取れるようガイドラインを作成しております。 ⑥PB商品に関するリスク 当社グループは、暮らしの必需品を中心とするPB商品(DCMブランド)の開発を積極的に行っております。PB商品(DCMブランド)の一部は海外から供給されており、配送についての混乱などで商品の入手が不安定になった場合、また、消費者のニーズにマッチした商品の開発ができなかった場合等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対して、当社グループでは、安定した調達を継続するため、商品毎に生産国の見直しや産地分散、複数のサプライヤーから調達可能な体制を構築してまいります。 また、新規商品開発の際、従業員の声やアイデアを積極的に取り入れることのできる制度を構築し、お客さま視点の商品開発に注力しています。製造された商品については、事前に少量ロットでの試験販売を経て製品化することでリスクの低減に努めております。 ⑦固定資産の減損に関するリスク 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しておりますが、今後、新たに減損損失を認識すべき資産について減損を計上することになった場合、当社グループの業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対して、当社グループでは、減損兆候の有無を確認し、減損懸念が見込まれる場合は、収益性の向上に向けた取り組みを行いリスクの低減に努めております。 ⑧為替相場の変動に関するリスク 当社グループは、仕入の一部を外貨建てで行っております。短期的な為替変動が当社の業績に与える影響は軽微なものであると考えられますが、想定以上の為替変動が生じた場合等には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対して、当社グループでは、為替予約を行うことでリスクの低減に努めております。 ⑨金利変動に関するリスク 当社グループは、資金調達手段の多様化により財務環境の変動に柔軟に対応できる体制を整えておりますが、急速かつ大幅な金利上昇があった場合、支払利息の増加等により当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対して、当社グループでは、資金調達時に状況に応じて固定金利と変動金利を組み合わせることで、市場金利の変動による影響を可能な限り限定的にするよう努めております。 ⑩個人情報の漏えいに関するリスク 当社グループは、自社カードの会員を主とする個人情報を保有しておりますが、不測の犯罪行為・事故等により個人情報が漏えいした場合、社会的信用の失墜等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、情報セキュリティー対策等として、情報セキュリティーや個人情報取扱に関する規程を定め、規程に沿ったIT環境の構築、従業員に対する定期的な教育を行うとともに、標的型攻撃メール訓練など、情報セキュリティー対策の強化に努めております。 ⑪企業買収及び事業等の譲受けに関するリスク 当社グループは、企業買収及び事業等の譲受け並びに資本業務提携等(以下「M&A」といいます。)を行う場合、対象会社に当社グループの経営方針を理解していただくことが重要であると考えております。 その上でM&Aを行った場合に、想定していなかった偶発債務や未認識の債務などが顕在化する可能性があります。また、当初想定していたシナジー効果が得られない場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 これらのリスクに対し、当社グループでは、M&Aに際しては、対象会社の事業計画、財務内容、不動産・雇用契約関係等について、詳細にデューデリジェンスを行なっております。デューデリジェンス等により判明したリスクとM&Aにより見込まれるシナジー効果、取得価額の妥当性などについて、取締役会等において検討し、リスクの低減に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)8,006字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善等により緩やかな景気の回復が見られる一方で、米国の通商政策による影響に加えて、中東情勢の悪化や中国経済の低迷、エネルギー価格や原材料価格の高止まりなど、依然として先行きの不透明な状況が続いております。 小売業界におきましても、電気代や生活必需品などの継続的な物価上昇による生活防衛意識は依然として高く、加えて業態を超えた販売競争もあり、引き続き厳しい経営環境にあります。 そのような状況の中、当社は「新世代ホームセンター創造への挑戦~店舗の“再”活性化+事業領域の拡大~」を方針として、第3次中期経営計画(2023年度~2025年度)で掲げた各事業戦略を着実に推進してまいりました。 当連結会計年度の販売面につきましては、夏場の猛暑や残暑の影響でエアコンや空調服などが好調に推移したものの、前年度の防災用品と防犯用品の需要の反動を各部門で大きく受けました。DCMブランド商品につきましては、原材料価格の高騰と円安による仕入価格の上昇、物流コスト上昇などの影響を受けておりますが、環境に配慮した商品開発、節電や節約商品の新規展開、販促強化などに取り組んだ効果もあり、売上高構成比率を引き上げることができました。また、エクスプライス㈱のPB商品(MAXZEN)についても重点販売に取り組んでまいりました。 当社グループの新規出店につきましては9店舗、退店につきましては7店舗を実施しました。これに新たにDCMグループへ仲間入りした㈱エンチョーの53店舗とホームテック㈱の20店舗を加えて、当連結会計年度末日現在の店舗数は918店舗となりました。 これらの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 イ.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末と比較して229億1千7百万円増加し、6,708億5千4百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末と比較して109億6千0百万円減少し、3,726億7千7百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末と比較して338億7千8百万円増加し、2,981億7千7百万円となりました。 ロ.経営成績 営業収益は5,423億1千7百万円(前年同期比99.6%)、営業利益は310億1千4百万円(前年同期比93.3%)、経常利益は291億5千8百万円(前年同期比94.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は、173億1千0百万円(前年同期比101.0%)となりました。 ハ.セグメント別の状況 セグメント別の経営成績については、「第5 経理の状況 1. 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」をご覧ください。 ニ.主要商品部門別の状況 (園芸部門) 春の低温や夏場の猛暑、降雨など天候不順の影響を受けましたが、食品価格高騰の影響もあって野菜苗や種は好調に推移しました。また、1月以降は降雪の影響で除雪用品も好調でした。その結果、売上高は766億1千0百万円(前年同期比98.9%)となりました。 (ホームインプルーブメント部門) 前年度の南海トラフ地震臨時情報発表による防災用品需要の反動に加えて、防犯用品需要についても反動を受けました。また、猛暑や残暑の影響もあって空調服は好調に推移しましたが、暖冬によって防寒衣料などの冬物用品は低調でした。その結果、売上高は1,082億0百万円(前年同期比101.8%)となりました。 (ホームレジャー・ペット部門) 犬猫フードを中心としたペット用品は低調でしたが、DCMブランドを中心に電動自転車は好調に推移しました。猛暑や熊被害の影響もあって、バーベキュー用品や木炭などのレジャー用品は低調に推移しました。その結果、売上高は739億7千7百万円(前年同期比98.2%)となりました。 (ハウスキーピング部門) 節約志向の高まりによって買い控えの影響を受けましたが、日用消耗品については販売強化の効果によって洗濯洗剤が好調に推移しました。食品については、非常食などが前年度の防災需要の反動を大きく受けました。その結果、売上高は800億7千0百万円(前年同期比99.0%)となりました。 (ホームファニシング部門) ダイニングキッチン用品については、新規展開したDCMブランドのフライパンが好調に推移しました。インテリア用品や家具収納用品は暖冬や節約志向の高まりによる影響を受けて全体的に低調でした。その結果、売上高は580億9千8百万円(前年同期比96.3%)となりました。 (ホームエレクトロニクス部門) カセットコンロやボンベ、電池などは前年度の防災需要の反動を大きく受けました。一方、店舗でのMAXZENの導入拡大や重点販売に取り組んだ結果、エアコンやLED電球などが好調に推移しました。その結果、売上高は511億9百万円(前年同期比94.6%)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは365億4千1百万円の収入となり、前連結会計年度に比べ6百万円収入が増加いたしました。主な要因は、仕入債務の増加によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは113億6千1百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ35億6千3百万円支出が減少いたしました。主な要因は、投資有価証券の売却による収入の増加によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは595億7千3百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ636億3千8百万円支出が増加いたしました。主な要因は、借入れの返済によるものであります。 これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ343億9千3百万円減少し、850億9千4百万円となりました。 ③ 仕入及び販売の実績 当社グループ(当社、連結子会社12社、以下同じ)は、ホームセンター事業及びEC事業を主たる業務としているため、生産及び受注の実績は記載しておりません。また、投資情報の有用性の観点から、連結子会社を基礎とした業態別のセグメントに代えて、事業部門別に仕入及び販売の実績を記載しております。 イ.仕入実績 当連結会計年度の仕入実績を事業部門ごとに示すと、次のとおりであります。 事業部門   当連結会計年度 (自 2025年3月1日  至 2026年2月28日) (百万円)   前期比(%) ホームセンター事業 園芸   47,125   96.7 ホームインプルーブメント   67,585   101.9 ホームレジャー・ペット   46,734   97.0 ハウスキーピング   58,438   98.6 ホームファニシング   30,909   91.6 ホームエレクトロニクス   32,848   98.0 その他   11,110   102.7 商品供給高他   944   119.8 ホームセンター事業計   295,697   98.1 エクスプライス事業   56,377   104.5 その他の事業   -   - 合計   352,075   99.1 (注)1.前連結会計年度末まで「ハウスキーピング」に含めていたダイニング・キッチン、バス・トイレタリーは、当連結会計年度期首より「ホームファニシング」へ含めて表示することといたしました。この変更を反映させるため、前連結会計年度の「ハウスキーピング」、「ホームファニシング」の金額を組み替えて前年比を計算しております。 2.ホームセンター事業の部門別の主な取扱商品は、次のとおりであります。 部門   取扱商品 園芸    園芸用品、大型機械、農業・業務資材、屋外資材、植物他 ホームインプルーブメント    作業用品、金物、工具、塗料、補修、木材、建築資材他 ホームレジャー・ペット    カー用品、スポーツ、玩具、自転車、レジャー、ペット用品他 ハウスキーピング    日用消耗品、文具、ヘルスケア・ビューティケア、食品他 ホームファニシング    インテリア、寝具、家具収納、ダイニング・キッチン、バス・トイレタリー他 ホームエレクトロニクス    家庭電器、冷暖房、電材・照明、AV情報機器、住宅設備、エクステリア他 その他    テナント植物、テナントペット、灯油、工事費、サービス料他 ロ.販売実績 当連結会計年度の販売実績を事業部門ごとに示すと、次のとおりであります。 事業部門   当連結会計年度 (自 2025年3月1日  至 2026年2月28日) (百万円)   前期比(%) ホームセンター事業 園芸   76,610   98.9 ホームインプルーブメント   108,200   101.8 ホームレジャー・ペット   73,977   98.2 ハウスキーピング   80,070   99.0 ホームファニシング   58,098   96.3 ホームエレクトロニクス   51,109   94.6 その他   17,471   105.6 商品供給高他   1,524   115.8 ホームセンター事業計   467,061   98.9 エクスプライス事業   65,789   103.4 その他の事業   255   102.7 合計   533,107   99.4 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1. 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.財政状態 当連結会計年度末における資産残高は、借入金の返済による現金及び預金の減少がありましたが、㈱エンチョーとホームテック㈱が連結子会社となったことから、資産合計は前連結会計年度末に比較して229億1千7百万円増加し、6,708億5千4百万円となりました。 負債残高は、㈱エンチョーとホームテック㈱の連結子会社化による影響のほか、当連結会計年度末日が金融機関の休日となった影響に伴う買掛金の増加がありましたが、借入金の減少などから、負債合計は前連結会計年度末に比較して109億6千0百万円減少し、3,726億7千7百万円となりました。 純資産残高は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加やその他有価証券評価差額金の増加の一方、配当金支払いによる減少などから、純資産合計は前連結会計年度末に比較して338億7千8百万円増加し、2,981億7千7百万円となりました。 ロ.経営成績 (売上高) 夏場の猛暑や残暑の影響でエアコンや空調服などが好調に推移したものの、前年度の防災用品と防犯用品の需要の反動を各部門で大きく受けたことにより、売上高は5,331億7百万円(前期比99.4%)となりました。 (売上総利益) 定番商品の商品構成の見直しやDCMブランドの売上構成比の上昇、2025年9月30日の株式会社エンチョーの連結子会社化により、売上総利益は1,830億9千2百万円(前期比100.2%)となりました。 (営業利益) 全体的に販売費及び一般管理費をコントロールしたものの、2025年9月30日の株式会社エンチョーの連結子会社化により、前期に比べて販売費及び一般管理費が33億8千9百万円増加したことにより、営業利益は310億1千4百万円(前期比93.3%)となりました。 (経常利益) 支払利息や支払手数料が減少したものの、2025年9月30日の株式会社エンチョーの連結子会社化により、経常利益は291億5千8百万円(前期比94.1%)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 投資有価証券売却益42億4千9百万円、減損損失42億7千7百万円の計上などにより、親会社株主に帰属する当期純利益は173億1千0百万円(前期比101.0%)となりました。 ハ.中期経営計画の進捗状況 当社グループは、2026年2月期を最終年度とする中期経営計画(2023年度~2025年度)を策定しており、その進捗状況については次のとおりであります。 2025年度 (2026年2月期)実績   2025年度 (2026年2月期)計画   達成状況 売上高   533,107百万円   545,000百万円   97.8% 営業利益   31,014百万円   35,000百万円   88.6% 営業利益率   5.8%   6.4%   △0.6ポイント 経常利益   29,158百万円   33,600百万円   86.8% 親会社株主に帰属する 当期純利益   17,310百万円   19,600百万円   88.3% ROE   6.2%   7.5%   △1.3ポイント 当社グループは、営業利益率、ROEを重要な指標として位置付けております。 当連結会計年度における営業利益率は5.8%(前期比0.4ポイント減少)、ROEは6.2%(前期比0.5ポイント減少)となりました。 当社グループは、社是「奉仕・創造・団結」、経営理念「Do Create Mystyle くらしの夢をカタチに」、行動理念「Demand Chain Management for Customer」に基づき、長期事業構想 『生活快適化総合企業への変革』を掲げております。 新たに策定いたしました中期経営計画では、「すべてをお客さま視点からの発想で」をコンセプトに掲げ、「選ばれるDCMへの転換を加速する3年間」の実現を目指すものです。顧客戦略・商品戦略・店舗戦略・リフォーム戦略・DX戦略の5つの事業戦略を推進することで事業領域の拡大を図るとともに、人的資本経営の強化、サステナビリティへの積極的な取り組み、およびPBRを意識した経営の実践を通じて、社会に不可欠な存在となることを目指してまいります。 2029年2月期を最終年度とする中期経営計画(2026年度~2028年度)については次のとおりであります。 2025年度 (2026年2月期)実績   2028年度 (2029年2月期)計画 売上高   533,107百万円   650,000百万円 営業利益   31,014百万円   42,300百万円 営業利益率   5.8%   6.5% 経常利益   29,158百万円   40,500百万円 親会社株主に帰属する 当期純利益   17,310百万円   26,500百万円 ROE   6.2%   8.0% ニ.資本の財源及び資金の流動性 1)キャッシュ・フロー (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益282億2千7百万円、減価償却費133億7千8百万円に法人税等の支払額123億2千4百万円や仕入債務75億7千6百万円の増加などから365億4千1百万円の収入(前連結会計年度は365億3千4百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、新規出店や改装などによる有形固定資産の取得による支出119億7百万円、ソフトウエアなどの無形固定資産の取得による支出31億4千9百万円、ホームテック株式取得による子会社化に伴う支出66億2千7百万円などにより、113億6千1百万円の支出(前連結会計年度は149億2千5百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金による収入80億円、長期借入金の返済による支出533億9千0百万円、配当金の支払いによる支出63億8千0百万円などにより、595億7千3百万円の支出(前連結会計年度は40億6千5百万円の収入)となりました。 2)契約債務 2026年2月28日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。 年度別要支払額(百万円) 契約債務   合計   1年以内   1年超3年以内   3年超5年以内   5年超 社債   35,023   23   -   35,000   - 短期借入金   3,532   3,532   -   -   - 長期借入金   204,412   18,064   143,766   39,947   2,633 リース債務   16,626   1,663   3,204   2,520   9,238 3)財務政策 (資金需要) 当社グループの資金需要は、営業活動については、商品販売に必要な運転資金(商品仕入、販管費等)が主な内容であります。 投資活動については、店舗の出店・修繕、生産性向上のための設備投資などが主な内容であります。加えて、企業買収及び事業等の譲受け並びに資本業務提携等(以下「M&A」といいます。)による資金需要が随時発生いたします。 (財務政策) 当社グループは、運転資金については内部資金より充当し、不足が生じた場合は短期借入金で調達を行っております。 設備投資については、営業キャッシュ・フローの範囲内で実施することを基本としておりますが、不足が生じた場合並びにM&A実行時は、長期借入金・社債等により調達を行っております。 長期借入金、社債等の調達については、事業計画に基づく資金需要、金利動向等の調達環境、既存借入金の返済時期等を勘案し、調達規模、調達手段を適宜判断して実施しております。 現時点では、M&Aによる規模拡大を重要視しており、機動的に対応できるよう手許資金を厚くする方針であります。平常時はグループファイナンスにより、当社グループ内での余剰資金の有効活用・有利子負債の圧縮を図っております。 株主還元については、成長投資による中長期的な企業価値向上と株主の皆さまへの利益還元を重要な経営課題の一つとして位置付けております。連結配当性向については、40%を目安とし、持続可能な成長に向けて必要となる設備投資等の資金を確保しつつ、利益成長にあわせて増配等を行う方針です。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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