概要
ユニフォームネクスト株式会社は、インターネットを通じて業務用ユニフォームを販売する企業である。1994年に福井県で創業し、2017年に東京証券取引所マザーズに上場。2025年12月期の売上高は約99億円、従業員数は157名。飲食店向け、医療用、事務服、作業服など職種別に特化した複数のECサイトを運営し、法人向けの対面営業も併用する。
リテールとホールセールの二軸で構成する販売チャネル
当社の事業はユニフォーム販売の単一セグメントだが、販売手法により二つのチャネルに区分される。リテール販売は、職種別に特化した自社ECサイトを通じて全国の法人・個人に販売するもので、フードユニフォーム、クリニックユニフォーム、オフィスユニフォーム、ワークユニフォームの4サイトを運営する。ホールセール販売は、ECで獲得した法人リードに対しオンラインセールスや訪問営業で大口受注を狙う部門で、2025年12月期には売上高13億1444万円(前期比60.8%増)と急成長した。この二軸により、小口から大口まで幅広い需要をカバーする。
サービス部門とオフィスワーク部門の売上構成
2025年12月期の部門別売上高は、サービス部門(飲食・医療向け)が28億7833万円(前期比3.6%増)、オフィスワーク部門(事務服・作業服等)が56億6395万円(同18.0%増)である。サービス部門では、オリジナル商品の医療用スクラブやドクターコートが好調で、クリニック市場での新規獲得が伸びた。オフィスワーク部門は記録的な猛暑を背景にファン付き作業服の販売が拡大し、法人顧客開拓により1注文あたりの単価が上昇した。両部門ともECシフトと法人需要の取り込みが成長を牽引している。
内製化によるバリューチェーンの強み
当社は福井県福井市に本社と物流センターを集中させ、Web制作・マーケティング、カスタマーサポート、物流・加工を内製化している。自社スタジオでの商品撮影や広告運用により高速なPDCAを実現し、コールセンターは自社運営で専門知識を持つスタッフが対応する。在庫をリスク保有し即日出荷体制を敷くほか、刺繍やプリント加工を自社内で行うことで加工済み商品の短納期納品を可能にしている。この内製化が顧客満足度と収益性の向上に貢献している。
売上高99億円、過去10年で7倍強に拡大
財務数値によれば、2013年12月期の売上高13億円から2025年12月期には99億円へと拡大した。経常利益は2013年は非開示だが、2025年12月期は7億6090万円(前期比62.8%増)、純利益は5億1756万円(同59.2%増)と増益傾向が続く。2024年12月期の営業利益は4億円、2025年12月期は7億5421万円と改善した。資産合計は53億5636万円、自己資本比率は約72%と財務基盤は安定している。
業界の中での役割は業務用ユニフォーム業界におけるEC通販事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| オフィスワーク部門 | 57億円 | 57.6% | — | — |
| サービス部門 | 29億円 | 29.3% | — | — |
| ホールセール部門 | 13億円 | 13.1% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01飲食店主力
フードユニフォーム専門ECサイトを通じて、飲食店向けの調理服やエプロンなどを販売。小口から中口の注文を効率的に獲得している。
- コックコート
- 調理人が着用する上着で、耐熱性や機能性に優れた製品を提供。
- コックシューズ
- 厨房で使用する滑りにくい靴。
- エプロン
- 飲食店で使用される各種エプロン。
- 作務衣
- 和食店などで使用される和風の作業着。
02医療・介護主力
クリニックユニフォーム専門ECサイトで、医療用白衣やスクラブ、介護ウェアを販売。自社オリジナル商品も強化している。
- スクラブ
- 手術着や診療着として着用される医療用の上下衣。
- ケーシー
- 診察時に着用する白衣の一種。
- ドクターコート
- 医師が診察時などに着用する白衣。
- ナースウェア
- 看護師が着用する制服。
03オフィス・事務準主力
オフィスユニフォーム専門ECサイトで、事務服やベストなどを販売し、企業の受付や事務職の制服ニーズに対応。
- ジャケット
- オフィスで着用する上着。
- スカート
- オフィス向けのスカート。
- ベスト
- オフィスで着用するベスト。
- ブラウス
- オフィスで着用するブラウス。
- スカーフ
- 制服に合わせて用いられるスカーフ。
04建設・製造現場準主力
ワークユニフォーム専門ECサイトで、作業服や安全靴などの現場向けユニフォームを販売。ファン付き作業服などの高機能商材に強み。
- 作業服
- 工場や建設現場で着用する耐久性のある作業着。
- 防寒着
- 寒冷地での作業に対応した防寒ウェア。
- 安全靴
- 足先を保護する安全機能を持つ靴。
- 空調服
- 内蔵ファンで風を送り暑さを和らげる作業服。
- 雨具
- 雨天時の作業に用いる雨衣。
05法人顧客全般準主力
大口注文が見込める法人顧客に対し、専門チームがオンラインセールスやフィールドセールスで提案営業を行う。Webマーケティングと人的営業を融合したハイブリッド販売モデルを推進。
- ユニフォーム全般
- 法人顧客向けに、飲食・医療・オフィス・作業現場などあらゆる業種のユニフォームを提供。
製品と技術
職種別に特化した4つのECサイトと取扱商品
当社は主要なECサイトとして「フードユニフォーム」(コックコート、エプロン等)、「クリニックユニフォーム」(スクラブ、ドクターコート等)、「オフィスユニフォーム」(ジャケット、スカート等)、「ワークユニフォーム」(作業服、安全靴、ファン付き作業服等)を運営する。4サイトで飲食、医療、オフィス、現場作業の主要カテゴリをカバーし、矢野経済研究所「ユニフォーム市場年鑑2024」によれば市場規模5,065億円の半数以上を占めるワーキング領域を中心に展開する。
オリジナル商品と高機能商材への注力
クリニックユニフォームでは自社オリジナルのスクラブやドクターコートを強化し、2025年12月期のサービス部門成長に貢献した。ワークユニフォームでは「ファン付き作業服」が記録的な猛暑需要を捉え、法人向けに高単価販売を伸ばした。需給予測による戦略的在庫確保が繁忙期の販売機会最大化につながっている。
物流内製化と刺繍・プリント加工による短納期
当社は福井の物流センターにおいて在庫をリスク保有し、即日出荷体制をとる。ユニフォーム特有の刺繍やプリント加工を内製化することで、加工済み商品の短納期納品を実現している。2023年10月の物流センター増築により処理能力を拡大し、納期短縮と欠品率低減に取り組んでいる。
ユニフォーム管理アプリ「ユニネク®」による顧客定着
法人顧客向けにユニフォーム管理アプリ「ユニネク®」を提供し、受注後のフォローアップや導入支援を通じてリピート率向上を図る。このアプリはカスタマーサクセス施策の一環であり、LTV(顧客生涯価値)の最大化を目的としている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字がユニフォームネクスト
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3077ホリイフードサービス | 87億円 | 24.9倍 |
| 2 | 7682浜木綿 | 85億円 | 103.4倍 |
| 3 | 3396フェリシモ | 83億円 | 17.2倍 |
| 4 | 7604梅の花グループ | 81億円 | 31.4倍 |
| 5 | 5888DAIWA CYCLE | 80億円 | 8.6倍 |
| 6 | 3566ユニフォームネクスト | 77億円 | 14.9倍 |
| 7 | 7509アイエーグループ | 77億円 | 4.9倍 |
| 8 | 9262シルバーライフ | 74億円 | 9.4倍 |
| 9 | 2769ヴィレッジヴァンガードコーポレーション | 73億円 | 12.7倍 |
| 10 | 9903カンセキ | 72億円 | 21.9倍 |
| 11 | 9904ベリテ | 68億円 | 20.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 18件
株式会社ワイケー企画として創業、ユニフォーム販売を開始した1994年
1994年4月、福井県で株式会社ワイケー企画を設立し、ユニフォームの販売を開始した。当初は小規模な事業であったが、1998年6月に福井市文京へ本社を移転、2001年6月には同市二の宮へ移転し、事業基盤を整えた。創業から約14年間は一般のユニフォーム販売を営んでいたが、後にインターネット通販へと軸足を移す契機となる。
通販サイト開設でEC事業に本格参入した2008〜2014年
2008年10月、飲食店向けユニフォーム通販サイト「フードユニフォーム」を開設。2009年10月には合羽専門の「カッパライフ」、2011年4月には作業服の「ワークユニフォーム」、2013年1月には事務服の「オフィスユニフォーム」、2014年2月には医療用の「クリニックユニフォーム」と、職種別サイトを相次いで立ち上げた。2011年1月にはプリントショップ事業を分社化しイーマークス株式会社を設立するが、2015年1月に吸収合併した。また2013年4月に加工検品センターを開設し、物流機能の内製化に着手した。
商号変更とマザーズ上場を果たした2015〜2017年
2015年1月、株式会社ワイケー企画からユニフォームネクスト株式会社へ商号を変更。2016年3月には監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行した。2017年7月、東京証券取引所マザーズに株式を上場した。上場時の売上高は2017年12月期で35億円、純利益2億円。上場資金を元に物流能力の増強を進めることとなる。
本社・物流センターを集約し、グロース市場へ移行した2018〜2023年
2018年12月、福井市八重巻町に本社及び物流センターを移転し、業務機能を集約した。2022年4月、東証の市場区分見直しによりマザーズからグロース市場に移行。2023年10月には物流センターを増築し、拡大する需要に対応した。この間、売上高は2018年12月期の40億円から2023年12月期の75億円へと成長した。
法人需要シフトで収益性を高めた2024年以降
2024年12月期以降、当社はマーケティングターゲットを個人から法人需要へ明確にシフトした。広告運用の最適化で低単価の個人注文を抑制し、オンラインセールス部隊による法人リードの獲得を強化。2025年12月期には売上高99億円、営業利益7億5421万円と過去最高を更新した。ホールセール部門が60.8%増と急成長し、顧客ポートフォリオの質的転換が業績を押し上げた。
年表18件を開く
1990年代
- 1994年4月創業株式会社ワイケー企画を設立、ユニフォームの販売を開始
- 1998年6月福井県福井市文京に本社を移転
2000年代
- 2001年6月福井県福井市二の宮に本社を移転
- 2008年10月飲食店向けユニフォーム通販サイト「フードユニフォーム」を開設
- 2009年10月合羽専門通販サイト「カッパライフ」を開設
2010年代
- 2011年1月創業プリントショップ事業拡大を図り、同事業を分社化しイーマークス株式会社を設立
- 2011年4月作業服通販サイト「ワークユニフォーム」を開設
- 2013年1月事務服の通販サイト「オフィスユニフォーム」を開設
- 2013年4月自社流通加工能力の増強を図り、福井県福井市経田に加工検品センターを開設
- 2014年2月医療ユニフォーム通販サイト「クリニックユニフォーム」を開設
- 2014年2月流通加工能力の増強及び納期の短縮を図り、福井県福井市高柳町に加工検品センターを移転、物流センターとして開設
- 2015年1月M&Aプリントショップ事業の合理化のため、イーマークス株式会社を吸収合併
- 2015年1月商号変更株式会社ワイケー企画の商号をユニフォームネクスト株式会社に変更
- 2016年3月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行
- 2017年7月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2018年12月福井県福井市八重巻町に本社及び物流センターを移転
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行
- 2023年10月物流センターを増築
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 時価総額250億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
9分野での変革推進
購買体験、ブランディング、サプライチェーン、セールス、デジタル、マーケティング、人的資本、商品開発、組織の9分野で変革を推進し、イノベーションを創出する。
- 02
新規顧客の獲得
ウェブ広告、検索エンジン最適化、カタログ配布等で認知度を高め、ウェブサイトのユーザビリティ改善を継続して新規顧客を獲得する。
- 03
顧客定着率の向上
顧客属性に応じた適時適切なフォローサービスを提供し、リピート率を高めて収益性を向上させる。
- 04
納期短縮と欠品抑制
売れ筋在庫の拡充、物流内製化、メーカーとの情報共有により欠品を抑え、短納期で商品を提供する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 9期分
グループ全体で157人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は438万円で、8期前と比べて+17.3%。平均年齢は30.8歳、平均勤続年数は5.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | — | — | — | 65 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 77 | — |
| 2019年12月 | 374 | 30.6 | 4.0 | 95 | — |
| 2020年12月 | 359 | 29.9 | 4.1 | 110 | — |
| 2021年12月 | 367 | 30.3 | 4.6 | 121 | — |
| 2022年12月 | 379 | 31.1 | 5.3 | 125 | — |
| 2023年12月 | 409 | 31.6 | 5.6 | 132 | — |
| 2024年12月 | 415 | 30.8 | 5.3 | 149 | 268 |
| 2025年12月 | 438 | 30.8 | 5.9 | 157 | 510 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は99億円、営業利益は8億円。前期と比べると増収増益で、売上が+17.9%、利益が+100.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 120億円 | 99億円 |
| 営業利益 | 9億円 | 8億円 |
| 純利益 | 6億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥6 | ¥6 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は59億円、営業利益は4億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+25.5%、営業利益は+33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年2Q | 23 | 2 | 8.7 | 2 |
| 2023年3Q | 18 | 1 | 5.6 | 0 |
| 2023年4Q | 20 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 15 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 27 | 2 | 7.4 | 2 |
| 2024年4Q | 42 | 2 | 4.8 | 1 |
| 2025年2Q | 47 | 3 | 6.4 | 2 |
| 2025年4Q | 52 | 5 | 9.6 | 3 |
| 2026年2Q | 59 | 4 | 6.8 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 13期分
2013年12月期からの13期で、売上は13億円から99億円へ7.6倍に増えた。直近期の営業利益率は8.1%。売上は12期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 事務服の通販サイト「オフィスユニフォーム」を開設 | |||||
| 2013年12月 | 13 | — | 1 | — | 1 |
| 医療ユニフォーム通販サイト「クリニックユニフォーム」を開設 | |||||
| 2014年12月 | 19 | — | 2 | — | 1 |
| プリントショップ事業の合理化のため、イーマークス株式会社を吸収合併 | |||||
| 2015年12月 | 26 | — | 3 | — | 2 |
| 2016年12月 | 29 | — | 3 | — | 2 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2017年12月 | 35 | — | 3 | — | 2 |
| 2018年12月 | 40 | — | 3 | — | 2 |
| 2019年12月 | 47 | — | 4 | — | 2 |
| 2020年12月 | 50 | — | 3 | — | 2 |
| 2021年12月 | 51 | — | 4 | — | 2 |
| 2022年12月 | 63 | — | 4 | — | 3 |
| 2023年12月 | 75 | — | 5 | — | 4 |
| 2024年12月 | 84 | 4 | 5 | 4.8 | 3 |
| 2025年12月 | 99 | 8 | 8 | 8.1 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高99億円のうち、営業利益として残るのは8億円で8.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の5.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.6%63億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.3%29億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.1%8億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 11期分
2025年12月期は営業CFが−1億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「資産取り崩し型」にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面。期末の手元現金は22億円で、売上の2.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年12月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 9 |
| 2016年12月 | 2 | −1 | 0 | 1 | 10 |
| 2017年12月 | 2 | 0 | 5 | 2 | 17 |
| 2018年12月 | 2 | −10 | 4 | −8 | 13 |
| 2019年12月 | 3 | −1 | −1 | 2 | 14 |
| 2020年12月 | 3 | 0 | −1 | 3 | 16 |
| 2021年12月 | 3 | 0 | −1 | 3 | 17 |
| 2022年12月 | 4 | 0 | −1 | 4 | 20 |
| 2023年12月 | 1 | −8 | −1 | −7 | 13 |
| 2024年12月 | 7 | 0 | 4 | 7 | 24 |
| 2025年12月 | −1 | 1 | −1 | 0 | 22 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 13期分
2025年12月期の総資産は54億円。このうち返さなくてよい自己資本が39億円で、自己資本比率は71.8%(業種中央値47.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年12月 | 5 | 2 | 3 | 37.9 |
| 2014年12月 | 9 | 3 | 6 | 37.9 |
| 2015年12月 | 13 | 6 | 7 | 48.2 |
| 2016年12月 | 15 | 8 | 7 | 54.4 |
| 2017年12月 | 22 | 16 | 6 | 71.2 |
| 2018年12月 | 30 | 18 | 12 | 61.4 |
| 2019年12月 | 31 | 20 | 11 | 65.0 |
| 2020年12月 | 32 | 22 | 10 | 69.7 |
| 2021年12月 | 34 | 25 | 9 | 72.2 |
| 2022年12月 | 37 | 27 | 10 | 73.4 |
| 2023年12月 | 41 | 31 | 10 | 75.0 |
| 2024年12月 | 49 | 34 | 16 | 67.9 |
| 2025年12月 | 54 | 39 | 15 | 71.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で322社中38位あたり、逆に低いのは配当利回りで322社中270位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥763で、1年前と比べて+28.5%。過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.9倍 |
| PER (会社予想) | 12.9倍 |
| PBR | 1.89倍 |
| 配当利回り | 0.79% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月6日は-6.75%と下落し、終値787円。25日線(862.92円)を約9%下回り、75日線(871.95円)も下回って下降トレンド。1ヶ月で-7.08%、52週高値1060円からは約26%下落。年初来では+31.04%だが、直近は調整が続く。出来高は8月6日に2.3万株と低水準で、売り圧力は限定的だが買いも乏しい。RSIは32.66と弱気圏で、自律反発の可能性はあるが、トレンドは弱い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER 17.06倍は業界平均41.19倍を大きく下回り割安。PBR 2.31倍は業界平均2.92倍を下回る。ROE 14.37%と高収益で、PBR比でも割安。無配だが、配当性向9.8%と内部留保を成長投資に充てており、今後の増配余地あり。売上成長も続き割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 14.9倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 12.9倍 | — |
| PBR | 1.89倍 | 2.44倍 |
| ROE | 14.4% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
この会社の先行きについて、追い風になる材料と重しになる材料をそれぞれ並べている。
- 営業利益率4.76%→8.08%への改善2025年12月期影響中
利益率が3.3ポイント上昇
- 2025年12月期の営業利益8億円、前期比2倍2025年12月期決算影響中
営業利益4億円から8億円へ倍増
- 売上高99億円、前期比17.9%増の成長持続2025年12月期影響弱
売上高84億円から99億円へ拡大
- 無配当からの復配期待2026年株主総会影響弱
配当性向0%だが、増益基盤で復配余地
- PER17.1倍と成長率対比割高感継続影響中
予想PERがないが、利益成長率約70%に対しPER17倍
- 配当なしで個人投資家の選好外れる継続影響弱
無配当のため利回り重視の投資家から敬遠
- 小売業界の競争激化によるマージン低下不定影響中
営業利益率8%は改善したが、業界平均は不透明
- 時価総額88億円で流動性低い継続影響弱
時価総額88億円で小型株特有の価格変動リスク
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり6円で、前期から+42.9%。いまの株価に対する利回りは0.79%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 3 | — | 10.0 |
| 2019年12月 | 3 | 0.0 | 10.2 |
| 2020年12月 | 3 | 0.0 | 11.1 |
| 2021年12月 | 3 | 0.0 | 10.7 |
| 2022年12月 | 10 | 300.0 | 9.0 |
| 2023年12月 | 4 | −60.0 | 11.3 |
| 2024年12月 | 4 | −12.5 | 10.8 |
| 2025年12月 | 5 | 42.9 | 9.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥6
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ2,964人。区分でいちばん多いのは個人・その他で53.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.2%を占め、残る57.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 51.0 | 50.0 | 54.6 | 55.4 | 53.5 | 53.4 |
| 事業法人 | 41.0 | 41.3 | 41.1 | 41.0 | 41.7 | 42.0 |
| 証券会社 | 1.2 | 1.2 | 1.4 | 1.7 | 2.5 | 3.3 |
| 外国法人 | 6.5 | 6.9 | 2.2 | 1.9 | 1.4 | 1.1 |
| 金融機関 | 0.1 | 0.7 | 0.6 | 0.1 | 0.8 | 0.2 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | ディマウス合同会社 | 38.72 |
| 02 | 横井 康孝 | 10.91 |
| 03 | 横井 亜希子 | 5.22 |
| 04 | 横井 孝志 | 3.83 |
| 05 | 吉岡 裕之 | 3.75 |
| 06 | 横井 杜王 | 3.64 |
| 07 | 横井 勇神 | 3.64 |
| 08 | 株式会社SBI証券 | 2.43 |
| 09 | 株式会社自重堂 | 1.98 |
| 10 | ユニフォームネクスト社員持株会 | 1.83 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 13期分
1株利益は13期で−100%、1株純資産は13期で−100%。直近期のROEは14.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年12月 | 206,821 | 496,090 | 52.6 | — | — |
| 2014年12月 | 36,502 | 86,110 | 53.8 | — | — |
| 2015年12月 | 108 | 325 | 40.4 | — | 9.3 |
| 2016年12月 | 117 | 431 | 30.9 | — | 8.6 |
| 2017年12月 | 101 | 650 | 18.3 | 21.3 | 9.9 |
| 2018年12月 | 25 | 184 | 14.4 | 16.2 | 10.0 |
| 2019年12月 | 24 | 206 | 12.5 | 16.8 | 10.2 |
| 2020年12月 | 23 | 226 | 10.4 | 15.6 | 11.1 |
| 2021年12月 | 23 | 247 | 9.9 | 15.8 | 10.7 |
| 2022年12月 | 28 | 273 | 10.7 | 12.7 | 9.0 |
| 2023年12月 | 35 | 306 | 12.3 | 13.7 | 11.3 |
| 2024年12月 | 32 | 332 | 10.1 | 16.1 | 10.8 |
| 2025年12月 | 51 | 381 | 14.4 | 13.0 | 9.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額65百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 横井康孝 | 代表取締役社長 | 53 | 1,104,000 |
| 塚田久治 | 取締役 マーケティング部長 | 54 | 160,000 |
| 早川光人 | 取締役 管理部長兼物流部長 | 48 | 76,600 |
| 岩田百志 | 取締役(監査等委員) | 57 | 96,000 |
| 松岡茂 | 取締役(監査等委員) | 55 | — |
| 中尾亨 | 取締役(監査等委員) | 55 | — |
| 吉川貴之 | 執行役員 営業部長 | — | — |
| 海﨑涼平 | 執行役員 システム部長 | — | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 57 | 57 | 19 |
| 取締役(社内) | 1 | 7 | 7 | 7 |
| 社外取締役 | 2 | 1 | 1 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,822字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,444字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,274字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,632字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第33期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第32期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第32期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第31期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第31期(2024/01/01-2024/06/30)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第30期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第29期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第29期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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