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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

日本石油輸送

Japan Oil Transportation Co., Ltd.9074 · Standard · 陸運業

石油製品や高圧ガス、化成品を鉄道タンク車や貨物自動車で輸送する物流企業。国内石油業界のサプライチェーンを支える。

概要

日本石油輸送は、石油製品・LPガスなどのタンクローリー輸送を主力とする物流企業である。ENEOSや出光などの石油元売りから委託を受け、全国に配送網を持つ。危険物輸送に特化した専門性と高い安全基準を強みとし、2025年3月期の売上高は371億円、営業利益は16億円。1946年の創業以来、鉄道タンク車とタンクローリーの二輪で長距離・大量輸送と機動的な配送を担い、1967年に東京証券取引所に上場した。

四つの事業セグメントで構成される収益構造

日本石油輸送の事業は、石油輸送、高圧ガス輸送、化成品・コンテナ輸送、資産運用の四つのセグメントに分かれる。2025年3月期の連結売上高385億円(中期計画目標)のうち、石油輸送事業が186億円と48%を占め最大である。高圧ガス輸送事業は97億円(25%)、化成品・コンテナ輸送事業は95億円(25%)、資産運用事業は5億円(1%)と続く。利益面では石油輸送が14億円のセグメント利益を計上する一方、高圧ガス輸送は人件費や成長投資の影響で2億円の損失となっている。化成品・コンテナ輸送は1億円の利益、資産運用は2億円の利益であり、全体の営業利益は18億円に達する。

グループ企業と役割分担のネットワーク

同社は連結子会社3社(株式会社エネックス、株式会社JKトランス、株式会社ニュージェイズ)および非連結子会社、持分法適用関連会社を含むグループを形成する。中核子会社のエネックスは、1998年に札幌・東北・関東・関西の4社が合併して発足し、以降も複数の子会社を吸収合併して成長してきた。グループ全体で石油製品の自動車輸送、高圧ガス輸送、化成品輸送を分担し、当社は鉄道タンク車輸送とグループ全体の統括を担う。また、非連結子会社の㈱ニチユから燃料や機材を購入し、関東オートメンテナンス㈱に自動車整備を委託するなど、グループ内で補完関係を築いている。

中期経営計画と財務の安定性

同社は2024年度から2026年度までの中期経営計画を策定し、最終年度の2026年度に売上高375億円以上、営業利益18億円以上、経常利益20億円以上の達成を目標とする。2025年3月期の実績は売上高385億円、営業利益18億円と計画を上回る進捗を見せた。財務面では、総資産494億円、自己資本比率は約40%と推定され、キャッシュ・フローは営業活動で57億円の収入を確保。設備投資は主に車両・コンテナの取得に向けられ、投資活動に23億円を支出した。手元資金は70億円と潤沢で、当座貸越極度額54億円のうち未実行残高52億円と流動性も高い。

業界の中での役割は鉄道タンク車・貨物自動車による石油・ガス・化成品の輸送サービス提供者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
385億円
営業利益
19億円
営業利益率
4.9%
純利益
15億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
石油輸送187億円48.4%15億円8.0%
高圧ガス 輸送98億円25.4%0億円0.0%
化成品・コンテナ 輸送96億円24.9%1億円1.0%
資産運用5億円1.3%3億円60.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01石油業界主力

ガソリン・灯油等の石油製品を鉄道タンク車や貨物自動車で輸送。石油元売りや販売業者のサプライチェーンを支える。

主な製品・サービス2
鉄道タンク車輸送
専用のタンク車を用いて石油製品を長距離輸送するサービス。
貨物自動車輸送
タンクローリーにより石油製品を需要地へ配送するサービス。

02高圧ガス業界準主力

液化天然ガス等の高圧ガスを貨物自動車で輸送。都市ガスや産業用ガスの供給網を支える。

主な製品・サービス1
高圧ガス輸送
高圧ガスを安全に輸送するための専門車両を用いた輸送サービス。

03化学業界準主力

石油化学製品等を鉄道コンテナや貨物自動車で輸送。国内および国際複合一貫輸送、各種コンテナのリース・レンタルも手がける。

主な製品・サービス4
鉄道コンテナ輸送
化学製品をコンテナに収納し鉄道で輸送するサービス。
貨物自動車輸送
化学製品をトラックで輸送するサービス。
ISOタンクコンテナ
液体や粉体の輸送に適した規格化されたタンクコンテナのリース・レンタル。
冷蔵・冷凍コンテナ
温度管理が必要な貨物の輸送に用いる冷蔵・冷凍コンテナのリース・レンタル。

04不動産・エネルギー副次

不動産賃貸と太陽光発電による売電事業。グループの安定収益源。

主な製品・サービス2
不動産賃貸
社有物件の賃貸による収益。
太陽光発電
太陽光パネルによる発電と売電。

製品と技術

タンクローリーによる石油・高圧ガスの自動車輸送

同社グループの根幹をなすのは、タンクローリーを用いた自動車輸送である。石油輸送事業では、ガソリン・灯油・軽油などをタンクローリーで全国各地のガソリンスタンドや需要先に配送する。高圧ガス輸送事業では、液化天然ガス(LNG)や液化石油ガス(LPG)、水素などを専用の低温・高圧タンクローリーで輸送する。LNG輸送は1984年から継続しており、長年の経験と専用教育施設による乗務員の安全教育が強みである。2025年3月期、石油輸送は売上高186億円、高圧ガス輸送は97億円を計上し、グループ売上の7割超を占める。

鉄道タンク車による長距離大量輸送

鉄道タンク車輸送は、日本石油輸送のもう一つの柱である。石油製品を鉄道タンク車に積載し、長距離・大量輸送を効率的に行う。同社は日本オイルターミナル株式会社に鉄道タンク車をリースしており、この車両が全国の石油基地間を結ぶ。1958年に化成品の鉄道タンク車輸送を開始して以来、ノウハウを蓄積。自動車輸送と比較して一度に大量の貨物を運べるため、コスト面で優位性がある。2025年3月期の原油輸送事業(石油輸送)の売上は186億円で、鉄道と自動車の両方を活用した最適輸送を提案している。

ISOタンクコンテナと国際複合一貫輸送

化成品・コンテナ輸送事業では、ISOタンクコンテナを用いた液体・粉粒体の国際輸送に注力する。2013年に日本・中国・韓国・台湾の4カ国間で開始したOne-way輸送は、2014年に10カ国へ拡大。顧客の化学品をISOタンクコンテナに充填し、鉄道・船舶・トラックを組み合わせた複合一貫輸送で目的地まで届ける。同社は多種多様なコンテナをラインナップし、オーダーメイドにも対応。2025年3月期の化成品輸送売上は95億円(コンテナ輸送含む)で、グループ内の自動車会社の機動力を活かしたラストワンマイル配送も強みである。

ボックスコンテナのレンタル・リースとリユース販売

コンテナ輸送事業では、保冷性能や通風機能を持つボックスコンテナを鉄道・自動車・船舶での輸送向けにレンタル・リースする。顧客は国内輸送事業者で、鉄道網を活用することで全国どこでも使用できる体制を整えている。特に、建造から15年が経過したコンテナはリユースコンテナとして販売し、収益源としている。2024年問題による乗務員不足で鉄道輸送の需要が高まる中、ユーザー専用コンテナの提供や長期リース案件の獲得に注力している。2025年3月期の同事業の売上は95億円(化成品と合算)である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

陸運業のなかでの位置

石油製品専業輸送で安定、内需依存型

日本石油輸送は、石油・ガソリンなどのタンクローリー輸送に特化した陸運企業です。大手私鉄グループ(東武鉄道、相鉄HD、東急、京急など)とは異なり、産業物流のなかでも石油製品に特化し、安定した需要を背景にシェアを維持しています。売上高は350〜385億円程度で推移し、営業利益率も4〜5%と安定しています。SBSホールディングスなど総合物流企業と比べると規模は小さいですが、石油物流の専門性で差別化しています。

強み

  • 50年以上の実績で危険物輸送のノウハウを蓄積、参入障壁が高い
  • 売上高350億円超、営業利益率4〜5%と安定的に黒字を維持
  • 石油元売り企業との長期契約が多く、毎期安定収入を見込める
  • 特殊車両の保守・更新が中心で、大型投資負担が比較的少ない

課題

  • 石油需要の減少リスクがあり、中長期的に事業縮小の可能性
  • 売上高成長が鈍く、増収率が低いため事業拡大に限界
  • タンクローリー運転手の高齢化が進み、人手不足が深刻化

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

陸運業の時価総額近傍。太字が日本石油輸送

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
19083神姫バス244億円7.5倍
29059カンダホールディングス213億円8.0倍
39046神戸電鉄199億円13.4倍
49033広島電鉄193億円16.6倍
59074日本石油輸送165億円10.9倍
69034南総通運165億円11.5倍
79145ビーイングホールディングス140億円11.4倍
89049京福電気鉄道133億円7.2倍
99082大和自動車交通111億円42.2倍
109063岡山県貨物運送91億円3.1倍
119017新潟交通77億円6.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

国産原油輸送から始まった1946年の創業

日本石油輸送の前身は、1946年3月に東京都淀橋区角筈に資本金500万円で設立された「日本原油輸送株式会社」である。設立目的は国産原油の輸送であり、当時は戦後復興期にあり国内エネルギー供給の重要性が高まっていた。同年6月には本店を千代田区丸の内に移転し、1948年1月に社名を「日本石油運送株式会社」と改称。さらに1949年3月には紀尾井町へ移転し、1957年6月に現在の「日本石油輸送株式会社」へと改称した。この間、1958年2月には丸の内に本店を定め、化成品の鉄道タンク車輸送を開始するなど、石油に加え化学品輸送へと領域を拡大した。

地域別子会社への分離と1967年の上場

1960年代に入ると、同社は自動車輸送事業を各地域ごとに子会社として分離する戦略を採った。1961年2月に秋田県下の自動車輸送を東北石油輸送株式会社として分離したのを皮切りに、1962年2月に中京・阪神地区を近畿石油輸送株式会社、1964年4月に京浜・中京・阪神地区を関東石油輸送株式会社と関西石油輸送株式会社として分離。1971年4月には札幌地区も分離した。これにより、鉄道輸送を本体が担い、自動車輸送を子会社が担う体制が確立した。1967年4月には東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、1978年9月には第一部に指定替えとなった。

LNG輸送参入とコンテナ事業の拡大

1980年代以降、同社は新たな分野への進出を加速する。1978年3月には成田空港向けジェット燃料輸送を開始したが、1983年8月に終了。1984年3月にはコンテナ部を設置し、翌1985年3月にレンタルコンテナ事業を開始した。2000年3月には日本初となるLNGコンテナの鉄道輸送を開始し、高圧ガス輸送の主力品目へと育て上げた。2004年4月にはグループ環境安全室を設置し、安全体制を強化。2008年4月にはLNG部を新設し、専門組織としての体制を固めた。これらの動きは、石油製品需要の減少を見据え、成長分野であるLNGとコンテナ・化成品に経営資源をシフトさせる意図があった。

子会社再編と国際展開の本格化

1998年7月、札幌・東北・関東・関西の4子会社が合併し株式会社エネックスが誕生。その後も2004年から2006年にかけて共栄企業(現JKトランス)、極液、コールドガス・キャリアー、東日本液体物流などを子会社化し、エネックスを存続会社とする統合を繰り返した。2013年4月には海外事業室を設置、同年10月には日本・中国・韓国・台湾の4カ国間でISOタンクコンテナの国際One-way輸送を開始。2014年10月にはエリアを10カ国に拡大し、2015年4月に海外事業部へ改組、シンガポールに駐在員事務所を設置した。2018年1月には同事務所を支店に昇格させ、アジア市場での存在感を高めている。

2020年代の事業再編と市場移行

近年も組織再編が続く。2019年10月に東京液体運輸をエネックスに吸収合併し、2021年4月には経営企画室と資産運用部を新設。同年7月には石油輸送事業部・高圧ガス輸送事業部・化成品コンテナ輸送事業部の3事業部制を導入した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に移行。2025年4月には化成品コンテナ輸送事業部を化成品輸送事業部とコンテナ輸送事業部に分割し、子会社のエネックスとニュージェイズを合併させるなど、より専門性の高い事業体制を目指している。

年表44件を開く

1940年代

  • 1946年3月創業東京都淀橋区角筈2丁目93番地に資本金5百万円をもって、国産原油の輸送を主たる業務とする「日本原油輸送株式会社」設立。
  • 1946年6月東京都千代田区丸の内三丁目10番地に本店移転。
  • 1948年1月社名を「日本石油運送株式会社」と改称。
  • 1949年3月東京都千代田区紀尾井町3番地16号に本店移転。

1950年代

  • 1957年6月社名を現在の「日本石油輸送株式会社」と改称。
  • 1957年11月有限会社丸の内保険代理店(現株式会社ニチユ)を設立。(現非連結子会社)
  • 1958年2月東京都千代田区丸の内二丁目18番地(現在の二丁目2番2号)に本店移転。
  • 1958年6月化成品の鉄道タンク車輸送を開始。

1960年代

  • 1961年2月秋田県下における自動車輸送事業を東北石油輸送株式会社(現株式会社エネックス)として分離。
  • 1962年2月中京、阪神地区の自動車輸送事業を近畿石油輸送株式会社として分離。(現連結子会社)
  • 1964年4月京浜・中京・阪神地区の自動車輸送事業を関東石油輸送株式会社(現株式会社エネックス)、関西石油輸送株式会社(現株式会社エネックス)としてそれぞれ分離。
  • 1967年4月上場東京証券取引所市場第二部へ株式上場。
  • 1968年2月化成品部を設置。

1970年代

  • 1971年4月札幌地区の自動車輸送事業を札幌石油輸送株式会社(現株式会社エネックス)として分離。
  • 1972年10月川崎洗浄基地(現在のメンテナンスセンター)を設置。
  • 1978年3月成田空港向けジェット燃料輸送開始。(1983年8月輸送終了)
  • 1978年9月上場東京証券取引所市場第一部へ株式上場。

1980年代

  • 1984年3月コンテナ部を設置。
  • 1985年3月レンタルコンテナの営業を開始。

1990年代

  • 1998年7月M&A子会社である札幌石油輸送株式会社、東北石油輸送株式会社、関東石油輸送株式会社および関西石油輸送株式会社の4社は、関東石油輸送株式会社を存続会社として合併し、株式会社エネックスに商号変更。(現連結子会社)

2000年代

  • 2000年3月日本初のLNGコンテナの鉄道輸送を開始。
  • 2001年9月M&A株式会社ニチユを当社100%子会社化。
  • 2002年12月東京都品川区大崎一丁目11番1号に本店移転。
  • 2003年3月商号変更東海ツバメサービス株式会社は、株式会社ニュージェイズに商号変更。
  • 2004年4月M&A共栄企業株式会社(現株式会社JKトランス)を当社100%子会社化。(現連結子会社)グループ環境安全室(現グループ安全推進部)を設置。
  • 2004年10月M&A株式会社極液(現株式会社エネックス)を当社100%子会社化。
  • 2005年4月M&Aコールドガス・キャリアー株式会社(現株式会社エネックス)を当社100%子会社化。
  • 2005年7月M&A子会社である株式会社エネックス、株式会社極液およびコールドガス・キャリアー株式会社は、株式会社エネックスを存続会社として合併。
  • 2006年4月M&A東日本液体物流株式会社(現株式会社エネックス)を当社100%子会社化。
  • 2008年4月内部監査室、LNG部を設置。

2010年代

  • 2010年2月M&A子会社である株式会社エネックスおよび新潟ペトロサービス有限会社は、株式会社エネックスを存続会社として合併。
  • 2011年7月M&A子会社である株式会社エネックスおよび東日本液体物流株式会社は、株式会社エネックスを存続会社として合併。
  • 2012年4月商号変更共栄企業株式会社は、株式会社JKトランスに商号変更。
  • 2013年4月海外事業室を設置。
  • 2013年10月日本、中国、韓国、台湾の4カ国間にてISOタンクコンテナの国際Oneway輸送を開始。
  • 2013年12月M&A日秋興業株式会社を株式会社エネックスに吸収合併。
  • 2014年10月国際Oneway輸送の営業エリアを4カ国から10カ国に拡大。
  • 2015年4月海外事業室を海外事業部に改組。シンガポールに駐在員事務所を設置。
  • 2018年1月シンガポール駐在員事務所をシンガポール支店に改組。
  • 2019年10月M&A東京液体運輸株式会社を株式会社エネックスに吸収合併。

2020年代

  • 2021年4月経営企画室、資産運用部を設置。
  • 2021年7月事業部(石油輸送事業部、高圧ガス輸送事業部、化成品・コンテナ輸送事業部)を導入。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からスタンダード市場に移行。
  • 2025年4月M&A化成品・コンテナ輸送事業部を再編し、化成品輸送事業部とコンテナ輸送事業部とに改組。子会社である株式会社エネックスおよび株式会社ニュージェイズは、株式会社エネックスを存続会社として合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年度まで37,500百万円以上
  • 営業利益2026年度まで1,800百万円以上
  • 経常利益2026年度まで2,000百万円以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    中期経営計画の達成

    2024年度から2026年度までの中期経営計画の最終年度に向け、変化する経営環境に迅速に対応し、基盤事業・成長事業における諸施策を推進する。適正な運賃・料金の収受にも取り組む。

  2. 02

    石油輸送事業の強化

    鉄道タンク車とタンクローリーの両輸送手段を強みに、石油製品の輸送数量とシェアの維持・拡大を図る。

  3. 03

    高圧ガス輸送事業の拡大

    LNGやLPGなどの高圧ガス輸送において、長年の経験と安全教育を強みに新規需要を取り込み、輸送数量の拡大を目指す。

  4. 04

    化成品・コンテナ輸送の成長

    多様なコンテナラインナップとグループの機動力を活かし、化成品輸送では海外事業の拡大、コンテナ輸送では新規需要開拓と長期リース獲得に注力。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,626人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は715万円で、9期前と比べて+16.0%平均年齢は40.7歳、平均勤続年数は14.8年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,396
2018年3月1,451
2019年3月61642.216.81,494
2020年3月60341.916.41,551
2021年3月62542.316.51,499
2022年3月64342.116.01,491
2023年3月66241.715.51,518
2024年3月68341.215.81,571
2025年3月69040.715.41,603100
2026年3月71540.714.81,626117

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率16.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)86.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
賃貸設備等 — 茨城県神栖市他4,266百万円
資産運用
本店 — 東京都 品川区4,241百万円
石油輸送 高圧ガス輸送 化成品・コンテナ輸送
関東支店 — 千葉県市川市1,707百万円
新潟支店 — 新潟県北蒲原郡聖籠町1,585百万円
本店 — 川崎市川崎区1,533百万円
石油輸送 化成品・コンテナ輸送
西日本支店 — 大阪府高石市1,446百万円
石油輸送 高圧ガス輸送
関東LNG支店 — 横浜市磯子区1,397百万円
高圧ガス輸送
東北支店 — 仙台市 宮城野区1,255百万円
中部支店 — 名古屋市南区1,241百万円
石油輸送 高圧ガス輸送 化成品・コンテナ輸送
北海道支店 — 北海道北広島市1,113百万円
石油輸送 高圧ガス輸送 化成品・コンテナ輸送
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エネックス(注)1、2
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    近畿石油輸送㈱
    三重県四日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱JKトランス
    川崎市川崎区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本オイルターミナル㈱
    東京都千代田区 · 持分法適用会社
    議決権23.7%
  • 国内
    ENEOSホールディングス㈱(注)3
    東京都千代田区 · その他の関係会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は385億円営業利益19億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.8%、利益が+18.8%。

売上高
+3.8%
385億円
営業利益
+18.8%
19億円
純利益
+15.4%
15億円
営業利益率
4.9%
前期比 +0.6%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は91億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+15.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q965
2024年1Q79−1−1.30
2024年2Q8322.42
2024年3Q9255.44
2024年4Q966
2025年2Q17131.83
2025年4Q200136.510
2026年2Q17963.45
2026年4Q206136.310
2027年1Q9111.12

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は305億円から385億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.9%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
日秋興業株式会社を株式会社エネックスに吸収合併。
2013年3月30585
2014年3月310118
2015年3月305106
2016年3月309138
2017年3月3101510
2018年3月3301510
東京液体運輸株式会社を株式会社エネックスに吸収合併。
2019年3月342138
2020年3月3431711
2021年3月323159
2022年3月3431611
2023年3月3521812
2024年3月3501812
化成品・コンテナ輸送事業部を再編し、化成品輸送事業部とコンテナ輸送事業部とに改組。子会社である株式会社エネックスおよび株式会社ニュージェイズは、株式会社エネックスを存続会社として合併。
2025年3月37116184.313
2026年3月38519214.915

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高385億円のうち、営業利益として残るのは19億円4.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は15億円、売上の3.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.8%338億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.3%28億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.9%19億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
12.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.3pt
4.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.2pt
3.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.0pt
5.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが58億円、投資CFが−24億円で、差し引きのフリーCFは34億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は70億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月37−32−1054
2014年3月39−17−21226
2015年3月44−26−131811
2016年3月44−31−51319
2017年3月41−24−131723
2018年3月42−30−71229
2019年3月35−31−12420
2020年3月51−31−162025
2021年3月51−24−112741
2022年3月47−23−172448
2023年3月47−10−203765
2024年3月50−31−181965
2025年3月51−26−262564
2026年3月58−24−283470

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は495億円。このうち返さなくてよい自己資本が298億円で、自己資本比率は60.2%(業種中央値40.1%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月27315711657.4
2014年3月27016210859.8
2015年3月28516512057.9
2016年3月30216813455.5
2017年3月32317914455.5
2018年3月34119214956.2
2019年3月33319114257.4
2020年3月33319214157.8
2021年3月35420714758.5
2022年3月35621414260.0
2023年3月36822614261.4
2024年3月41125016160.9
2025年3月43325917360.0
2026年3月49529819760.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
59億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
226億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
197億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

陸運業 56社との比較

同じ陸運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率56社中8位あたり、逆に低いのは配当利回り56社中49位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.4%/中央値 8.4%
P25 6.0%P75 10.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.9%/中央値 7.2%
P25 4.9%P75 10.9%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
60.2%/中央値 40.1%
P25 32.4%P75 54.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.8%/中央値 4.5%
P25 2.6%P75 7.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,960で、1年前と比べて+46.1%過去52週の値幅のなかでは63%の位置にある。

¥4,960-0.2%1ヶ月-5.2%1年+46.1%時価総額165億円
過去52週の値幅
安値¥3,380高値¥5,870

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.9倍
PBR0.56倍
配当利回り2.42%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日時点で5080円。直近1ヶ月で約7%下落し、52週高値の5870円からは約13%下落した水準。25日移動平均線は5328.80円で、株価はこれを約4.7%下回る。75日線(5349.73円)も下回り、短期的な弱気局面。ただし、200日線(5016.31円)は上回っており、中期的なトレンドは維持。RSIは31.82と売られ過ぎ圏に接近しており、反発の可能性も。出来高は8月14日に300株と低調で、売買が細る。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PER11.12倍は業界平均15.59倍を下回り、PBR0.5761倍は平均1.07倍の約半分で割安水準。配当利回り2.36%は平均とほぼ同水準で、ROE5.4%は収益効率が平均より低いが、売上・利益とも増加傾向で改善が見込まれる。配当性向46%は安定感があり、減配リスクは低い。ただしROEが低く、資本効率の改善余地があるため、割安だが成長性は限定的。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.9倍15.7倍
PBR0.56倍1.07倍
ROE5.4%8.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

石油需要の構造的減少が続くなか、強気派はLPガスや化学品など非石油分野の拡大と、業界再編による寡占化で収益性が改善するとみる。一方、弱気派は国内石油製品輸送量の縮小が長期的な成長上限となり、単価上昇も需要減で限定的と警戒する。2026年3月期の増収増益計画は、燃料価格の高止まりによる輸送ニーズと値上げ交渉の成否が焦点となる。また、M&Aや新規事業への投資が将来の利益成長を左右する点も争点だ。

プラスに働く材料7
  • 安全・規制対応の専門性

    危険物輸送の許認可と高い安全基準で新規参入を抑制し、既存契約の維持率が高い

  • 非石油分野の拡大

    LPガスや産業ガス、化学品など石油以外の輸送が増加し、需要減を補う成長余地がある

  • 業界再編の恩恵

    競合の統合により価格競争が緩和され、中期的に運賃の引き上げが進む可能性がある

  • PBR0.58倍の是正で理論株価8,800円不定影響

    PBR1.0倍を想定した理論株価は約8,800円、現値5,080円に対し約7割の上昇余地

  • 2026年3月期も増収増益、営業益19億円決算発表後影響

    売上高385億円(前年比+3.8%)、営業利益19億円(同+18.8%)と2期連続の増収増益

  • 純利益が12→13→15億円と3期連続増益通年影響

    2026年3月期予想純利益15億円は過去3期で最高、増益トレンドが株価評価を下支え

  • 予想配当利回り2.36%の下支え継続影響

    PBR0.58倍・PER11.1倍と合わせ1年で+57.5%上昇後も配当利回り2.36%と割安感が買い支え

マイナスに働く材料7
  • 石油需要の構造減

    脱炭素化とEV普及でガソリン・軽油の輸送量は長期的に減少し、市場自体が縮小する

  • 値上げの限界

    元売りのコスト削減圧力が強く、運賃交渉は厳しく、単価上昇は小幅にとどまる

  • 投資効果の不透明感

    新分野やM&Aへの投資は回収に時間がかかり、既存事業の減益を補えるか不確実

  • 営業利益率4.94%と収益変動に脆い継続影響

    売上高385億円、営業利益19億円、利益率4.94%のため売上高の数%減で営業利益が半減し得る

  • 売上高成長率が6.0%→3.8%に減速通年影響

    2025年3月期371億円(+6.0%)、2026年3月期385億円(+3.8%)と伸び率が鈍化、増益率も限定的

  • ROE5.4%は資本コストを下回る懸念継続影響

    PBR0.58倍の主要因はROE5.4%の低さにあり、資本効率改善がなければ株価評価は据え置き

  • 1年で57.5%上昇、短期的な過熱感不定影響

    過去1年で+57.5%上昇、時価総額169億円と小型のため利益確定売りが出やすい

次の決算で確かめる点
輸送量(キロリットル)
石油製品の輸送需要の動向を直接示し、売上高の基盤となる
LPガス・化学品輸送比率
非石油分野の拡大が収益構造の多様化に寄与しているかを測る
運賃改定率
価格転嫁の進捗と収益性改善を確認する
稼働率(車両・ドライバー)
輸送の効率性と人員不足の影響を把握する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり120で、前期から+40.0%いまの株価に対する利回りは2.42%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥120
1株あたり
配当利回り
2.42%
いまの株価に対して
配当性向
46.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月8034.0
2018年3月800.028.1
2019年3月800.038.0
2020年3月800.038.2
2021年3月10025.056.5
2022年3月80−20.033.3
2023年3月9012.529.8
2024年3月10011.141.4
2025年3月1000.034.5
2026年3月14040.046.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥120

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,178人。区分でいちばん多いのは個人・その他52.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.5%を占め、残る62.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他33.033.537.736.437.552.4
事業法人37.339.239.443.350.334.9
外国法人7.16.55.66.46.18.3
金融機関21.419.516.312.64.02.5
証券会社1.31.31.11.32.11.7
自己株式0.40.40.40.40.41.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ENEOSホールディングス株式会社29.03
02UHPartners2投資事業有限責任組合7.44
03光通信KK投資事業有限責任組合6.45
04UHPartners3投資事業有限責任組合2.55
05日本石油輸送グループ従業員持株会2.51
06西 將弘1.72
07GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)1.60
08ジェットエイト株式会社1.38
09明治安田生命保険相互会社1.15
10小野寺 毅1.11

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+178%、1株純資産は14期で+93%。直近期のROEは5.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1644,7323.514.236.5
2014年3月2454,8835.19.631.6
2015年3月1724,9963.514.345.8
2016年3月2385,0644.79.849.3
2017年3月3075,4165.98.334.0
2018年3月3145,7925.610.328.1
2019年3月2515,7774.311.438.0
2020年3月3375,8165.87.938.2
2021年3月2776,2564.69.856.5
2022年3月3296,4715.28.133.3
2023年3月3716,8295.66.529.8
2024年3月3497,5614.88.441.4
2025年3月3827,8465.07.934.5
2026年3月4579,1155.410.846.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額258百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
原昌一郎代表取締役社長 社長執行役員639,700
髙橋文弥代表取締役専務執行役員 石油輸送事業部長642,600
武本修取締役専務執行役員662,300
岡﨑基太取締役常務執行役員 経営企画室長602,000
遠藤尚取締役執行役員 コンテナ輸送事業部長 兼グループ安全推進部長561,000
成川隆介取締役執行役員 高圧ガス輸送事業部長 兼高圧ガス1部長53700
花田優取締役執行役員 化成品輸送事業部長 兼化成品1部長 兼化成品2部長52700
松原宗宏取締役執行役員 経理部長 兼情報システム部長 兼経営企画室副室長551,000
田長丸雅司取締役622,500
長澤仁志社外取締役681,000
安岡定子社外取締役65
関根栄司常勤監査役58800
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
辻幸則監査役68
佐野裕社外監査役73
齊藤貴一社外監査役53
兵働毅取締役執行役員 石油輸送事業部副部長57

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)101346520020
社外取締役636366
監査役322227

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容620字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社6社(うち連結子会社3社)、持分法適用関連会社1社およびその他の関係会社1社で構成され、石油輸送事業、高圧ガス輸送事業、化成品・コンテナ輸送事業および資産運用事業を展開しております。 当社グループの事業の内容および当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりです。 以下の区分は「第5 経理の状況 1.(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) 石油輸送事業 石油製品(ガソリン・灯油等)の鉄道タンク車輸送・貨物自動車輸送 (2) 高圧ガス輸送事業 高圧ガス(液化天然ガス等)の貨物自動車輸送 (3) 化成品・コンテナ輸送事業 石油化学製品等の鉄道コンテナ輸送・貨物自動車輸送ならびに国内および国際複合一貫輸送 各種コンテナ(ISOタンクコンテナ、冷蔵・冷凍コンテナ等)のリース・レンタル (4) 資産運用事業 不動産賃貸・太陽光発電 当社および連結子会社は、非連結子会社㈱ニチユから、自動車燃料および機材等を購入しております。 連結子会社は、非連結子会社関東オートメンテナンス㈱に自動車整備を委託しております。 当社は、持分法適用関連会社日本オイルターミナル㈱に石油製品輸送用の鉄道タンク車のリースを行っております。 事業の系統図は次のとおりです。 (注) 矢印は各社が提供する役務等の主な流れを示しております。
経営方針・対処すべき課題2,968字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、ライフラインを支える物流企業グループとして、物流を通じた安全かつ高品質なサービスの提供を行うことにより、お客様、株主、地域社会等から信頼され、社会とともに発展を遂げていく企業グループであり続けることを経営の基本方針としております。 また、社是「奉仕こそ我が務め(Service is my Business)」のもと、「安全・フェア・信頼・チャレンジ・ハーモニー」の5つのキーワードからなる、「JOTグループ・ミッション」を経営理念に掲げ、企業が持続的成長を目指す上で欠かせない要素であるESG(環境・社会・ガバナンス)を含めた活動を推進してまいります。 (2) 目標とする経営指標 上記の経営方針に基づき、2024年度から2026年度までの中期経営計画を策定しており、計画最終年度の2026年度において、売上高37,500百万円以上、営業利益1,800百万円以上、経常利益2,000百万円以上の達成を目標としております。 (3) 経営環境 今後のわが国経済は、緩やかな回復が期待される一方、中東情勢の影響によるエネルギーの問題に加え、為替相場の急激な変動やアメリカの関税政策等の動向も懸念され、先行き不透明な状況が続くものと思われます。 セグメントごとの経営環境は、以下のとおりであります。 ① 石油輸送事業 石油輸送事業では、鉄道タンク車およびタンクローリーによるガソリン、軽油、灯油等の石油製品の輸送等を行っており、石油元売各社等を主な顧客としております。 当社グループは、長距離で大量の輸送を行う鉄道タンク車輸送と、高い機動性を有し、様々な輸送ニーズに柔軟に応える自動車輸送の2つの輸送手段が利用可能であることを強みとしております。 国内石油製品の需要は、長期的なエネルギー構造の転換や原油価格の高騰の影響による減少に加え、国際情勢の不安定化による供給への懸念もあり、厳しい事業環境にあるといえますが、当社グループでは、上記の強みを活かし、輸送数量およびシェアの維持・拡大に努めてまいります。 ② 高圧ガス輸送事業 高圧ガス輸送事業では、自動車による民生用および産業用のLNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)、水素等の高圧ガスの輸送を行っており、ガス会社等を主な顧客としております。 当社グループは、現在の主力輸送品目であるLNGの輸送を1984年から継続しており、長年にわたり蓄積された経験・実績や、専用の教育施設を活用した自動車乗務員への徹底した安全教育、研修等による安全・安定輸送を強みとしております。 世界経済の下振れリスクに加えてエネルギー価格の高騰の影響もあり、先行きは不透明ではありますが、LNGは脱炭素社会実現に向けたトランジションエネルギー(将来的な再生可能エネルギーへの移行にあたり、石油・石炭に代わる、温室効果ガスの排出量がより少ないエネルギー)としてその価値が再認識されており、今後も需要は堅調に推移するものと予想されております。当社グループでは、上記の強みを活かし、新規需要をより多く取り込むことで、輸送数量の拡大に努めてまいります。 ③ 化成品・コンテナ輸送事業 (化成品輸送事業) 化成品輸送事業では、各種化学品、食品等の液体・粉粒体を輸送するISOタンク、ホッパコンテナ等のリース事業と、最適な輸送手段の選定、日々の輸送手配、精算処理等の一連の輸送業務を一括して請け負うワンストップサービスを国内およびアジア地区で提供しており、化学品・食品メーカー等を主な顧客としております。 当社グループは、オーダーメイドも含めた多種多様なコンテナのラインナップや、グループ内の自動車会社の機動力を活かした輸送により、顧客の幅広いニーズに臨機応変に対応し、顧客の業務効率化に貢献できることを強みとしております。 化学品業界においては、海外経済の下振れリスクの影響等によって国内外ともに厳しい事業環境にあるものの、当社グループは、強みである高付加価値の物流サービスの提供に加え、成長事業として取り組んでいる海外事業のさらなる需要開拓、規模拡大を進め、収益力の維持・向上に努めてまいります。 (コンテナ輸送事業) コンテナ輸送事業では、輸送ニーズに合わせ、保冷性能や通風機能等を有する鉄道、自動車、船舶で輸送可能なボックスコンテナのレンタルおよびリースを行っており、国内輸送事業者等を主な顧客としております。 当社グループは、上記のとおり、保冷性能や通風機能など、顧客の多様なニーズに応えられる付加価値を持ったコンテナについて、鉄道網を活用することで顧客が日本全国どこでも使用できる体制を確立していることを強みとしております。 日本国内の貨物輸送の動向は、物流業界における2024年問題による乗務員不足による輸送力の供給不足の懸念もあり、依然として先行き不透明な状況にありますが、当社グループでは鉄道輸送の担い手として、予想される輸送力不足の受け皿となるべく、ラッピングやオーダーメイドなどのユーザー専用コンテナの提供等による新たな需要の掘り起こしや、長期安定的なリース案件の獲得に重点的に取り組むとともに、建造から15年が経過したコンテナをリユースコンテナとして販売するなど、収益力の維持・向上に努めてまいります。 ④ 資産運用事業 資産運用事業では、主に不動産賃貸事業および太陽光発電事業を営んでおります。今後とも、保有資産の適切かつ有効な活用・運用による長期安定的な収益の確保、さらなる収益向上策の実現に取り組んでまいります。 (4) 対処すべき課題 上記のとおり当社グループは、グループの未来像として、強い収益基盤のもと成長の好循環を図り、「国内No.1のエネルギー輸送会社」を目指す2030年ビジョンを制定しておりますが、このビジョンの実現に向け、中期経営計画(2024年度~2026年度)に取り組んでおります。 中期経営計画2年目となる2025年度は、経営成績においては計画どおり進捗いたしましたが、当社グループの事業環境につきましては、原材料価格の高騰や、乗務員の高齢化等を背景とした人手不足の深刻化など、今後も厳しい状況が続くものと予想されます。 このような状況のもと、当社グループは、最終年度となる中期経営計画の達成に向け、引き続き変化する環境に迅速かつ的確に対応し、基盤事業および成長事業における基本方針・事業計画に沿った諸施策を進めるとともに、今後も適正な運賃・料金の収受へ向け対応してまいります。さらに、将来の脱炭素社会に向けた新エネルギー輸送の研究、実践等も継続してまいります。 また、事業活動を支えるESG(環境・社会・ガバナンス)経営に努め、安全・安定輸送へ向けた活動により一層注力するとともに、持続的成長に向けた人材戦略・労働生産性の向上、雇用環境の改善による乗務員の確保にも尽力してまいります。
事業等のリスク2,427字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクには、以下のものがあります。 なお、これらのリスクが顕在化する可能性の程度や時期、顕在化した場合における当社グループに与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。また、ここに記載されたリスクは、当社グループにおける全てのリスクではありません。 (1) 自然災害の発生によるリスク 大規模な自然災害等による鉄道・道路関連施設および顧客または取引先の出荷・製造設備等への著しい損害が発生した場合、当社グループの主要事業である各種輸送サービスの提供自体が困難となるため、業績に大きな影響を与える可能性があります。 このリスクへの対応として、当社グループではBCP(事業継続計画)を策定し、被災時は顧客等と連携し、同計画に沿って対応することに加え、各拠点への防災備蓄品の配備や災害時の通信手段の確保、バックアップオフィスの指定などの態勢を整えております。 また、当社グループは鉄道輸送・自動車輸送の2つの輸送手段が利用可能である強みを活かし、相互に代替輸送を行うなど、臨機応変に対応できる体制を整えております。 (2) 石油製品・高圧ガス・化成品等の需給バランスの変化による影響 当社グループの主要な取扱品目のうち、石油製品・高圧ガスは、国内外の経済・政治情勢その他の事由によって、供給に極端な変動が生じた場合や、技術革新・エネルギー需要構造の変化に伴う極端な需要の変動が生じた場合、業績に大きな影響を与える可能性があります。化成品のうち、海外向けの輸送は、国内輸送を中心とした他の事業と比べ世界経済や政治情勢の影響を受けやすく、業績に大きな影響を与える可能性があります。また、コンテナ輸送事業の主要な取扱品目の農産物が著しい不作となった場合、同輸送事業に大きな影響を与える可能性があります。 これらのリスクへの対応として、特定の事業セグメントに過度に依存することがないよう、セグメントの分散化および収益の安定化を図るよう取り組むとともに、石油製品・高圧ガス・化成品等以外の事業として、資産運用事業を含めた新規事業の拡大、開拓に継続的に取り組んでおります。 (3) 市況変動に関わるリスク ① 燃料油価格の変動によるリスク 自動車輸送において使用する軽油の購入単価が原油価格の変動によって上昇した場合、燃料油脂費等の売上原価の増加要因となり、業績に大きな影響を与える可能性があります。 このリスクへの対応として、当社グループでは燃費に優れた車両の導入や、EV(電気自動車)やFCV(燃料電池車)の導入に向けた研究・検討を進め、燃料の消費量節減に努めるとともに、燃料油調達コストの上昇分を運賃に適正に転嫁すべく、燃料サーチャージの適用に取り組んでおります。 ② 為替レートの変動によるリスク 為替レートの変動は、上記の燃料油価格の変動に影響を与えるとともに、海外向けの化成品輸送事業の業績に大きな影響を与える可能性があります。また、輸送用のISOタンクコンテナの調達先が海外メーカーであることから、過度な円安となった場合、調達価格が上昇いたします。 このリスクへの対応として、当社グループでは為替予約等のヘッジ手段で為替変動リスクの低減に努めておりますが、為替レートが急激に変動した場合、経営成績および財政状態に大きな影響を与える可能性があります。 (4) 過失による事故等の発生リスク 自動車輸送における事故や輸送容器の点検不備等、当社グループの過失に起因する重大事故等を惹起した結果、輸送契約の解除や行政機関からの許認可の取消し等により、業績に大きな影響を与える可能性があります。 このリスクへの対応として、当社グループでは、全ての活動の中心に「安全」を据え、様々な取組みを実施しております。具体的には、安全に特化した教育施設の設置および保有車両への安全運転支援装置の新設等のハード面はもとより、荷卸し等の基本作業訓練の再徹底、重大事故実例のグループ内の水平展開など自動車乗務員への安全教育の実効性を高め、ソフト面からも安全体制の確立を目指しております。 また、保有する輸送容器につきましては、法定点検に加え定期的な自主点検の実施や、自社以外の点検拠点の拡充等、事業ごとに点検漏れや事故を未然に防ぐ様々な取り組みを行っております。 (5) 乗務員不足のリスク 当社グループの従業員は、自動車乗務員がその大半を占めておりますが、高齢化の問題のほか、近年では低賃金、長時間労働が敬遠される傾向にあります。また、自動車運送事業における時間外労働の上限規制の適用によって、確保すべき乗務員数が増加することにより、さらなる乗務員不足が危惧されるなど、乗務員不足によって事業継続が困難となることで、業績に大きな影響を与える可能性があります。 このリスクへの対応として、当社グループでは賃金の引き上げやシステム化による労働負担軽減など、雇用環境の改善による乗務員の確保に努めております。 (6) 感染症等の流行によるリスク 感染症等の流行により、当社グループの多くの従業員が感染するなど、人的資源の喪失で事業継続が困難になり、業績に大きな影響を与える可能性があります。 このリスクへの対応としてBCPを策定し、政府等の対処方針に則り、従業員の感染予防を徹底するとともに、フレックスタイム制度の導入やテレワークの活用など、感染防止と事業の継続を両立させる措置を講じており、リスクを最小化できる体制としております。
経営成績の分析 (MD&A)3,361字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 業績等の概要 ① 業績 当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復傾向にありますが、諸物価の高騰に加え、アメリカの関税政策、中東情勢の影響によるエネルギーの問題や為替相場の急激な変動等も懸念されるなど、先行きは不透明な状況で推移いたしました。 当社グループの事業環境につきましても、原材料価格の高騰や、乗務員の高齢化等を背景とした人手不足の深刻化など、厳しい状況が続きました。 このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画(2024年度~2026年度)のもとで、安全・安定輸送による輸送数量の確保やシェア拡大、新規案件の獲得に向け注力いたしました。また、適正な運賃・料金の収受へ向けた対応にも取り組みました。 この結果、当連結会計年度における売上高は、石油輸送事業および高圧ガス輸送事業における増収により、38,537百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は1,868百万円(同20.2%増)、経常利益は2,147百万円(同22.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,507百万円(同19.4%増)となりました。 セグメント別の概況は、次のとおりであります。 (石油輸送事業) 鉄道輸送におけるタンク車使用料の改定および自動車輸送における主要顧客の運賃改定等により、売上高は18,698百万円(前年同期比6.4%増)、セグメント利益は1,491百万円(同36.1%増)となりました。 (高圧ガス輸送事業) LNG輸送における新規輸送および需要増に加え、運賃改定の進捗等により、売上高は9,757百万円(前年同期比4.2%増)となりました。一方、利益面においては人件費や成長投資に伴う経費の増加により、20百万円のセグメント損失(前年同期は60百万円のセグメント損失)となりました。 (化成品・コンテナ輸送事業) 化成品輸送においては、国内は堅調に推移し、海外も輸送需要が低迷する中で発送個数を確保したことにより、売上高は増加いたしました。 コンテナ輸送においては、北海道地区における野菜類の生育不良や北日本を中心とした大雪による輸送障害等により、売上高は減少いたしました。 この結果、当事業における売上高は9,564百万円(前年同期比0.5%減)となりました。また、販売費及び一般管理費の増加により、セグメント利益は146百万円(同38.3%減)となりました。 (資産運用事業) 不動産事業における前年の物件売却の反動等により、売上高は517百万円(前年同期比4.5%減)となりました。また、販売費及び一般管理費の増加等により、セグメント利益は250百万円(同10.7%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ593百万円 の資金収入(前年同期は94百万円の資金支出)となり、7,014百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は、5,763百万円(前年同期は5,110百万円の資金収入)となりました。これは主として 税金等調整前当期純利益2,150百万円、減価償却費4,128百万円の計上と法人税等の支払644百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により支出した資金は、2,374百万円(前年同期は2,606百万円の資金支出)となりました。これは主に、機械装置及び運搬具や、建物及び構築物の取得により2,181百万円を支出したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により支出した資金は、2,798百万円(前年同期は2,595百万円の資金支出)となりました。これは主に、ファイナンス・リース債務2,337百万円を返済し、自己株式の取得による202百万円、配当金330百万円の支出があったことによるものであります。 当社グループの資金の流動性につきましては、主要な資金需要は人件費、燃料油脂費、外部委託している輸送費(鉄道運賃や用車料)等の営業費用と車両やコンテナ等の取得に係る設備投資であります。 これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入及びリースによる資金調達にて対応していくこととしております。 手許の運転資金につきましては、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入することにより、各社における余剰資金の一元管理を行うことで、資金効率の向上を図っております。 当座貸越極度額および貸出コミットメントの総額 5,400百万円 当連結会計年度末借入実行残高 140百万円 当連結会計年度末借入未実行残高 5,260百万円 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (2) 生産、受注及び販売の状況 ① 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 石油輸送事業   18,698   6.4 高圧ガス輸送事業   9,757   4.2 化成品・コンテナ輸送事業   9,564   △0.5 資産運用事業   517   △4.5 合計   38,537   3.9 (注)主な相手先別の販売実績および総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ENEOS㈱   13,173   35.5   14,138   36.7 (3) 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ① 重要な会計方針 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 ② 経営成績の分析 経営成績の分析につきましては、「(1)業績等の概要 ①業績」を参照願います。 ③ 財政状態および資金の流動性の分析 当連結会計年度末の総資産は49,466百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,187百万円増加いたしました。 流動資産は13,296百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,185百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金、有価証券が増加したことによるものであります。固定資産は36,170百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,002百万円増加いたしました。これは主に設備投資による有形固定資産でのリース資産が増加したことに加え、投資有価証券が時価変動により増加したことによるものであります。 負債は19,697百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,366百万円増加いたしました。これは設備投資をリースにより調達したことからリース債務が増加したことによるものに加え、投資有価証券の時価変動により繰延税金負債が増加したものであります。純資産は29,768百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,821百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加したこと、およびその他有価証券評価差額金が増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末と比べ0.2ポイント増加し、60.2%となりました。 資金の流動性の分析につきましては、「(1)業績等の概要 ②キャッシュ・フローの状況」を参照願います。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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