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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

南総通運

NANSO Transport Co., Ltd.9034 · Standard · 陸運業

地域密着型の総合物流企業。顧客工場からの製品輸送を起点に、倉庫保管・流通加工まで一貫サービスを提供。

概要

南総通運株式会社は、1942年に千葉県東金市で創業した総合物流企業である。貨物自動車運送事業を中核に、倉庫事業、附帯事業(物流センター内作業請負)を展開し、グループ全体で不動産賃貸、建設工事、タクシー・貸切バス事業も手掛ける。本社は千葉県東金市に置き、従業員数866名。2026年3月期の連結営業収入は165億円、営業利益20億円、純利益14億円を計上している。

物流3事業が営業収入の約87%を占める

南総通運の連結営業収入は2026年3月期に165億円である。このうち貨物自動車運送事業が70.7億円(構成比42.9%)、倉庫事業が45.8億円(27.8%)、附帯事業が36.9億円(22.3%)を占め、物流3事業で全体の約87%に達する。貨物自動車運送事業は関東甲信越10都県を営業区域とする一般区域貨物自動車運送が主力で、2025年3月期比7.4%増収の575百万円のセグメント利益を計上した。倉庫事業は自社保有倉庫の賃貸と保管が中心で、同4.2%増収、1,541百万円の利益と収益性が最も高い。附帯事業は顧客工場や物流センター内での仕分け・梱包・請負作業を提供するが、2025年3月期は人材派遣関連の減少により減収減益となった。

非物流事業がグループの収益を補完

貨物自動車運送・倉庫・附帯以外の事業として、不動産事業(営業収入7.3億円、セグメント利益4.8億円)、建設事業(同9.3億円、0.1億円の利益)、その他事業(旅客自動車運送・保険代理店、同2.9億円、0.05億円の損失)がある。不動産事業は自社所有の土地・建物の賃貸が主体だが、2025年3月期は一部物件の稼働率低下により減収減益となった。建設事業はグループ内の倉庫・配送センター建設と外部工事を手掛け、前年比122.6%の大幅増収で黒字転換した。その他事業はタクシーや貸切バスなどの旅客運送と保険代理店業を含むが、旅客需要の落ち込みにより3期連続のセグメント損失となっている。これらの非物流事業はグループ全体の営業収入の約13%を占め、物流事業を補完する役割を果たす。

3つの連結子会社とグループ内分業

南総通運グループは、当社(南総通運株式会社)と3つの連結子会社で構成される。南総総業株式会社は倉庫事業・附帯事業・不動産事業を担当し、2015年には南総デマンドサポートを吸収合併した。南総建設株式会社は建設事業を担い、グループ内外の建築・修繕工事を行う。南総タクシー株式会社はタクシー・貸切バスの旅客自動車運送事業を営む。これら子会社はいずれも1970年代から1980年代にかけて設立され、1998年には株式追加取得により完全子会社化(南総タクシーは99.9%)された。グループ全体で貨物運送・保管・加工・建設・旅客輸送までを一貫して提供できる体制を持ち、トータルロジスティクス事業として顧客にワンストップサービスを提案している。

業界の中での役割はメーカー等の物流アウトソーシング先として、輸送・保管・流通加工を担う3PL事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
165億円
営業利益
20億円
営業利益率
12.1%
純利益
14億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01貨物自動車運送主力

顧客の工場や倉庫から製品や宅配便をトラックで運送。地域密着型の輸送網を活かし、製造業や小売業などの物流を支える。

主な製品・サービス2
一般貨物運送
工場からの製品輸送や路線便など、企業間物流をトラックで担う。
宅配便運送
個人向け宅配便の集配を地域で担当。ラストワンマイルの配送サービス。

02倉庫事業準主力

自社・賃借倉庫を顧客に賃貸し、貨物の保管を行う。輸送と合わせて一貫した物流サービスを提供。

主な製品・サービス1
倉庫賃貸・保管
温度管理や荷役設備を備えた倉庫で、顧客の在庫を安全に保管。

03附帯事業(流通加工)準主力

得意先の工場内での作業請負や、倉庫・物流センターでの商品受け入れ、仕分け、梱包などを行う。物流の周辺業務を代行し、顧客の効率化に貢献。

主な製品・サービス1
物流センター運営
商品の入庫、検品、仕分け、梱包、出庫までの一連の物流業務を代行。

04不動産事業副次

自社所有の土地・建物の賃貸を行う。物流施設やオフィスとして貸し出し、安定収益を確保。

05建設事業副次

グループ内外の倉庫や配送センターなどの建築・修繕を手掛ける。物流施設の建設ノウハウを持つ。

06その他(旅客運送・保険)副次

タクシーや貸切バスの運行、損害保険・生命保険の代理店業務を行う。物流以外の地域サービスを提供。

製品と技術

関東甲信越10都県をカバーする貨物自動車運送

南総通運の主力サービスは一般区域貨物自動車運送事業である。営業区域は東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、群馬県、茨城県、栃木県、山梨県、新潟県、長野県の10都県に及び、顧客の工場や事業所から製品・部品・宅配荷物をトラックで輸送する。2026年3月期の同事業の営業収入は70.7億円で、グループ全体の42.9%を占める。トラックの効率的な配車と協力会社の活用により、輸送ネットワークを維持。また、自動車運送取扱事業(運送取扱・代弁・利用)も登録しており、他社便を組み合わせた物流サービスも提供する。軽油価格や人件費の高騰が経営課題であるが、価格転嫁と効率化で収益確保を図っている。

自社倉庫と物流センターでの保管・加工・請負

倉庫事業では自社が所有または賃借する倉庫を顧客に賃貸し、貨物の保管を行う。2026年3月期の倉庫事業営業収入は45.8億円で、セグメント利益率は33.6%とグループ内で最も高い収益性を示す。附帯事業は、顧客の工場や当社が賃貸する倉庫・物流センター内で、商品の受け入れ、仕分け、梱包、検品などの作業を請け負うサービスである。2026年3月期は営業収入36.9億円だが、人材派遣関連の減少により減収となった。これらの保管・加工・流通加工サービスは「トータルロジスティクス」の一環として提供され、顧客の物流最適化に貢献している。また、ISO14001に基づく環境マネジメントシステムを運用し、CO2削減にも取り組む。

不動産・建設・旅客運輸の周辺サービス

物流以外のサービスとして、不動産事業では自社所有の土地・建物の賃貸を行う。2026年3月期の営業収入は7.3億円で、主にグループ内の物流施設や事務所の賃貸が中心である。建設事業は南総建設が担当し、グループ内外の倉庫・配送センター・事務所の建築・修繕工事を手掛ける。2026年3月期は完成高が大幅に増加し、営業収入9.3億円、黒字転換した。その他事業には、南総タクシーによるタクシー・一般貸切旅客自動車運送(貸切バス)および保険代理店業が含まれる。旅客自動車運送は2026年3月期に減収となりセグメント損失を計上したが、地域の移動手段としての役割を担う。また、産業廃棄物収集運搬や警備事業の許可も保有し、多様なニーズに対応する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

陸運業のなかでの位置

地域密着型物流、高収益で差別化

南総通運は千葉県南総地区を中心に総合物流サービスを提供。大手鉄道系(東武鉄道、東急など)とは異なり、鉄道事業を持たず、貨物自動車運送、倉庫、港湾運送などに特化。SBSホールディングスは全国規模だが、南総通運は地域密着で効率的な運営を行い、営業利益率12%超と高収益を達成。売上高は緩やか増加(155→165億円)だが、地元依存度が高く、エリア拡大が課題。東武鉄道・東急は鉄道を核に多角化するが、同社は物流特化で利益率で優位。

強み

  • 12%超の営業利益率は陸運業平均を大きく上回り、効率的経営を実現。
  • 千葉県南総に深く根差し、地元顧客との強固な関係を構築。
  • 貨物運送・倉庫・港湾運送を一貫提供し、ワンストップサービスを実現。
  • 売上高が155→165億円と堅調に増加、地域需要を着実に取り込み。

課題

  • 地元エリアに特化し、事業拡大や新規市場開拓が限定的。
  • 大手物流企業や鉄道系との競争で、規模の優位性に劣る。
  • 物流業界全体のドライバー不足が、収益性の維持に影響を与える可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

陸運業の時価総額近傍。太字が南総通運

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19057遠州トラック245億円10.8倍
29083神姫バス244億円7.5倍
39059カンダホールディングス213億円8.0倍
49046神戸電鉄199億円13.4倍
59033広島電鉄193億円16.6倍
69034南総通運165億円11.5倍
79074日本石油輸送165億円10.9倍
89145ビーイングホールディングス140億円11.4倍
99049京福電気鉄道133億円7.2倍
109082大和自動車交通111億円42.2倍
119063岡山県貨物運送91億円3.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

千葉県東金町で小運送業として創業した1942年

南総通運株式会社は1942年11月、千葉県山武郡東金町東金586番地において資本金35万円で設立された。創業当初の目的は小運送業、貨物自動車運送事業、陸上小運搬業、物品保管業および附帯業務である。設立直後の1943年1月には大網合同自動車有限会社から区域貨物自動車運送事業を譲り受け、運送の基盤を固めた。戦時中の1942年という時期に設立された同社は、地元千葉県東金市を拠点に、戦後の復興とともに成長を始める。

一般積合貨物免許取得と本社移転を重ねた1950年代

1950年9月、南総通運は一般積合貨物自動車運送事業の免許事業者となり、小口混載貨物の輸送に乗り出した。1951年1月には東金町内で本社を移転し、1953年3月には一般乗用旅客自動車運送事業に参入した。1955年7月にも本社を東金市東金587番地の6へ移転。この時期は貨物と旅客の両輪で事業拡大を図りつつ、拠点整備を進めた。1961年12月には倉庫業許可を取得し、茂原市と東金市で倉庫事業を開始。創業から20年で運送・倉庫・旅客の基本事業が出揃った。

子会社設立による多角化を進めた1970~80年代

1971年1月、一般区域貨物自動車運送事業の区域を千葉県全域に拡張。翌1972年12月には南総タクシー株式会社を設立し、一般乗用旅客自動車運送事業を同社に譲渡して分離した。1974年1月には南総総業株式会社を設立し、清涼飲料水製造業および補助作業に進出。1979年10月には南総建設株式会社を設立し、土木・建築・設備・造園業に参入した。1982年3月には南総電子工業株式会社(後の南総デマンドサポート)を設立し、電子機器・電器部品製造にも手を広げた。1983年4月には軽自動車車両等運送事業を千葉県に届出。この時期、物流周辺領域への多角化とグループ企業の形成が進んだ。

営業区域を首都圏・関東甲信越へ拡大した1990年代

1990年9月、自動車運送取扱事業(運送取扱・代弁・利用)を登録。同年11月には一般区域貨物自動車運送事業区域を首都圏(千葉県を除く)と茨城県に拡張した。1992年12月には千葉県と東京都で産業廃棄物収集運搬業許可を取得し、環境関連事業へも進出。1993年には特別管理産業廃棄物の許可も取得した。1995年3月には営業区域を栃木県まで拡大。1997年10月には本社を現在地の千葉県東金市東金582番地に移転した。1998年3月には3つの子会社を完全子会社化(南総タクシーは99.9%)。同年12月には宅地建物取引業免許を取得し不動産事業を開始。1999年11月には営業区域を関東甲信越圏(10都県)に拡張し、広域ネットワークを完成させた。

証券取引所上場とISO認証取得の2000年代

2000年11月には一般労働者派遣事業許可と一般貸切旅客自動車運送事業許可を取得。2001年3月、日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録された。同年8月には警備事業許可も取得。2004年5月にはISO9001(品質)とISO14001(環境)を同時に取得し、管理体制の国際標準化を図った。2004年12月には店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。この間、2001年には警備事業、2000年には人材派遣事業に進出するなど、物流以外のサービスも拡充。上場により資金調達力と知名度を高め、事業基盤を強化した。

子会社再編と東証スタンダード移行の2010年代以降

2010年8月、南総電子工業株式会社を株式会社南総デマンドサポートへ社名変更し、事業内容を物流関連サービスへ転換。2014年12月には整備センターが関東運輸局より指定自動車整備事業に指定された。2015年7月、南総総業株式会社が株式会社南総デマンドサポートを吸収合併し、グループ内の物流サービス機能を集約した。2022年4月、東京証券取引所の市場再編に伴い、東証スタンダード市場に移行。安定した収益基盤のもと、2026年3月期には営業収入165億円、純利益14億円を計上するに至っている。

年表33件を開く

1940年代

  • 1942年11月創業千葉県山武郡東金町東金586番地に南総通運株式会社(資本金350千円)を設立し、小運送業、貨物自動車運送事業、陸上小運搬業、物品保管業、前記業務に附帯する一切の業務を目的として営業開始
  • 1943年1月大網合同自動車有限会社より区域貨物自動車運送事業を譲受

1950年代

  • 1950年9月一般積合貨物自動車運送事業の免許事業者となる
  • 1951年1月千葉県山武郡東金町東金1146番地に本社を移転(1954年4月行政表示の変更により千葉県東金市東金1146番地となる)
  • 1953年3月一般乗用旅客自動車運送事業者となる
  • 1955年7月千葉県東金市東金587番地の6に本社を移転

1960年代

  • 1961年12月倉庫業許可書を取得し茂原市・東金市にて営業開始

1970年代

  • 1971年1月一般区域貨物自動車運送事業区域を千葉県に拡張
  • 1972年12月関係会社南総タクシー株式会社(現 連結子会社)を設立し、一般乗用旅客自動車運送事業を譲渡
  • 1974年1月関係会社南総総業株式会社(現 連結子会社)を設立し、清涼飲料水製造業及びその補助作業に進出
  • 1979年10月関係会社南総建設株式会社(現 連結子会社)を設立し、土木及び建築、設備、造園業に進出

1980年代

  • 1982年3月創業関係会社南総電子工業株式会社を設立し、電子機器・電器器具及び同部品の製造に進出
  • 1983年4月軽自動車車両等運送事業を千葉県に届出

1990年代

  • 1990年9月自動車運送取扱事業(自動車運送取扱業・自動車運送代弁業・自動車運送利用業)を登録
  • 1990年11月一般区域貨物自動車運送事業区域を首都圏(千葉県を除く)、茨城県に拡張
  • 1992年12月千葉県・東京都において産業廃棄物収集運搬業許可証を取得
  • 1993年9月千葉県において特別管理産業廃棄物収集運搬業許可証を取得
  • 1993年10月埼玉県において産業廃棄物収集運搬業許可証を取得 東京都・埼玉県において特別管理産業廃棄物収集運搬業許可証を取得
  • 1995年3月一般区域貨物自動車運送事業区域を栃木県まで拡張
  • 1995年12月茨城県において産業廃棄物収集運搬業許可証を取得 茨城県において特別管理産業廃棄物収集運搬業許可証を取得
  • 1997年10月千葉県東金市東金582番地に本社を移転
  • 1998年3月株式の追加取得により、南総総業株式会社・南総建設株式会社・南総電子工業株式会社を100%出資子会社、南総タクシー株式会社を99.9%出資子会社とする
  • 1998年12月宅地建物取引業免許を取得し不動産事業を開始
  • 1999年11月一般区域貨物自動車運送事業区域を関東甲信越圏(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県・群馬県・茨城県・栃木県・山梨県・新潟県・長野県)に拡張

2000年代

  • 2000年11月一般労働者派遣事業許可証を取得 一般貸切旅客自動車運送事業許可証を取得
  • 2001年3月店頭登録銘柄として日本証券業協会に登録
  • 2001年8月警備事業許可証を取得
  • 2004年5月ISO9001、14001同時取得
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2010年代

  • 2010年8月商号変更南総電子工業株式会社を株式会社南総デマンドサポートへ社名変更
  • 2014年12月整備センター、関東運輸局より指定自動車整備事業に指定
  • 2015年7月M&A南総総業株式会社が株式会社南総デマンドサポートを吸収合併

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所市場再編により、東証スタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    事業拡大と新サービス開発

    トータルロジスティクスにおけるワンストップサービス拡販、輸出入貨物物流の開発、オートモーティブ・警備事業の拡大、営業開発体制の強化、DXによる新物流サービスの提供、グループシナジーの発揮に取り組む。

  2. 02

    収益化構造の構築

    社有資産・協力会社の有効活用、安全・高品質・低コストサービスの提供、デジタル化による顧客満足度向上、コンプライアンス重視の業務運営力向上、生産性・稼働率向上と変動費の徹底管理に取り組む。

  3. 03

    人材育成と採用強化

    自ら主体的に考え行動する自立型社員、利益に直結した行動ができる社員の採用と育成に取り組む。

  4. 04

    働き方改革と職場環境改善

    ワークライフバランスを実現し、働きがい・働きやすい職場づくりに取り組む。

  5. 05

    安全衛生と社会貢献

    自動車事故・荷物事故・労働災害の撲滅、健康増進に取り組むとともに、ISO14001に基づくSDGs達成と脱炭素社会実現に向けたCO2削減に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で866人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は503万円で、9期前と比べて+14.4%平均年齢は48.5歳、平均勤続年数は13.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月715
2018年3月746
2019年3月44043.011.0805
2020年3月47544.012.0845
2021年3月43645.012.0881
2022年3月44945.511.8896
2023年3月45745.912.4894
2024年3月45546.012.0909
2025年3月47947.012.1894224
2026年3月50348.513.4866231

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率62.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
佐倉支店 — 千葉県佐倉市7,154百万円
東金支店 — 千葉県東金市2,847百万円
茨城支店 — 茨城県龍ケ崎市1,868百万円
茨城支店 — 茨城県稲敷市1,826百万円
本社 — その他1,541百万円
茂原支店 — 千葉県長生郡 長柄町1,490百万円
千葉支店 — 千葉市若葉区1,020百万円
茂原支店 — 千葉県山武郡 芝山町943百万円
本社 — 千葉県東金市796百万円
茂原支店 — 千葉県茂原市698百万円
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    南総総業株式会社(注3)
    千葉県東金市
    議決権100.0%
  • 国内
    南総建設株式会社
    千葉県東金市
    議決権100.0%
  • 国内
    南総タクシー株式会社
    千葉県東金市
    議決権99.9%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は165億円営業利益20億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.5%、利益が+0.0%。

売上高
+2.5%
165億円
営業利益
+0.0%
20億円
純利益
+0.0%
14億円
営業利益率
12.1%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高177億円165億円
営業利益21億円20億円
純利益14億円14億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は43億円、営業利益は6億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q1353
2019年4Q1372
2020年4Q1441
2021年4Q1341
2022年4Q1432
2023年4Q1443
2024年4Q1553
2025年4Q16185.05
2026年4Q16584.86
2027年1Q43614.04

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は122億円から165億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は12.1%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月122117
2014年3月114127
南総総業株式会社が株式会社南総デマンドサポートを吸収合併
2015年3月117127
2016年3月121128
2017年3月125149
2018年3月1351510
2019年3月137159
2020年3月144149
2021年3月134137
2022年3月1431510
2023年3月1441611
2024年3月1551916
2025年3月161202012.414
2026年3月165202012.114

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高165億円のうち、営業利益として残るのは20億円12.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の8.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金87.9%145億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.1%20億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+4.9pt
12.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.4pt
8.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.4pt
6.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが26億円、投資CFが−18億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は35億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月14−4−31021
2014年3月11−161−518
2015年3月20−8−91221
2016年3月12−10−5218
2017年3月16−8−4822
2018年3月20−6−101426
2019年3月19−163332
2020年3月18−14−1435
2021年3月18−3814−2029
2022年3月18−1810038
2023年3月21−233−240
2024年3月260−152651
2025年3月20−13−26732
2026年3月26−18−4835

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は345億円。このうち返さなくてよい自己資本が229億円で、自己資本比率は66.5%(業種中央値40.1%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月25313112251.7
2014年3月26213712552.1
2015年3月26114511655.6
2016年3月25815110758.5
2017年3月26716010759.9
2018年3月26916810162.5
2019年3月28217510762.2
2020年3月29218310962.6
2021年3月31618912759.7
2022年3月32819713160.0
2023年3月34720414358.9
2024年3月35221713561.6
2025年3月33522011565.7
2026年3月34522911566.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
42億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
221億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
115億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
94
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率24 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

陸運業 56社との比較

同じ陸運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り56社中3位あたり、逆に低いのは売上成長率56社中44位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.0%/中央値 8.4%
P25 6.0%P75 10.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.1%/中央値 7.2%
P25 4.9%P75 10.9%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
66.5%/中央値 40.1%
P25 32.4%P75 54.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
2.5%/中央値 4.5%
P25 2.6%P75 7.5%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.8%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,649で、1年前と比べて+19.9%過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。

¥1,649+0.1%1ヶ月+2.5%1年+19.9%時価総額165億円
過去52週の値幅
安値¥1,417高値¥1,740

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.5倍
PER (会社予想)11.3倍
PBR0.68倍
配当利回り4.85%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1598円、25日線(1604円)をやや下回る。1ヶ月で+0.88%と小幅上昇。52週高値(1740円)から約8.2%下。RSI44と中立。出来高は平均2,500株と低調。週足では75日線(1579円)を上回っており、底堅い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 11.2倍は同業界平均24.0倍を大きく下回り、PBR 0.66倍も平均1.11倍を下回り割安。配当利回り4.38%は平均2.19%を上回り魅力的。ROE 6%と低いが、業績は安定的に推移し、配当性向35.4%と健全。割安だが収益性改善余地あり。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.5倍15.7倍
PER (予想)11.3倍
PBR0.68倍1.07倍
ROE6.0%8.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

物流需要の堅調さを受けて増収傾向だが、収益性に課題。強気派は売上高の増加とPBR0.66倍の割安感、配当利回り4.4%の高水準を評価する。弱気派は運送業界の人手不足・賃上げ圧力によるコスト増や、営業利益率の伸び悩みを懸念。大手企業との競争や燃料費高騰もリスク。自己資本比率は高く財務は健全。

プラスに働く材料7
  • 安定した増収基調

    売上高は3期連続増加、2026/3期も増収見通し。

  • 割安なバリュエーション

    PBR0.66倍、PER11.2倍と割安。配当利回り4.4%。

  • 財務の健全性

    自己資本比率が高く、安定配当の継続が可能。

  • 安定した営業利益20億円の継続通年影響

    売上高165億、利益率12%維持

  • PBR0.66倍と解散価値割れ継続影響

    自己資本242億円に対し時価160億、割安

  • 物流需要堅調で増収2027年度影響

    売上高165億からさらに成長期待

  • 配当利回り4.38%の高水準継続影響

    配当安定、株主還元性良好

マイナスに働く材料7
  • 人手不足・賃上げ圧力

    運送業界のドライバー不足で人件費上昇が収益を圧迫。

  • 利益率の頭打ち

    営業利益率12%程度で、長期にわたり改善傾向にない。

  • 競争激化

    大手物流企業との価格競争により運賃の値上げが困難。

  • 燃料費上昇で利益圧迫継続影響

    原油高で輸送コスト増、営業利益減少リスク

  • ドライバー不足で業務効率低下長期的影響

    人手不足で売上拡大困難

  • 景気減速で物流需要減少今後の景気影響

    売上高165億が下振れ

  • 低ROE6%で成長期待薄継続影響

    PBR0.66倍、改善見込めず割安継続

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の鍵。人件費・燃料費変動の影響を測る。
取扱貨物量
物流需要の動向を示し、売上高の先行指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+40.0%いまの株価に対する利回りは4.85%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
4.85%
いまの株価に対して
配当性向
35.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1519.4
2018年3月2033.325.5
2019年3月18−12.521.7
2020年3月2328.627.7
2021年3月18−22.221.0
2022年3月2542.924.0
2023年3月3020.027.8
2024年3月4240.027.0
2025年3月5019.034.9
2026年3月7040.035.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,416人。区分でいちばん多いのは個人・その他81.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が15.7%を占め、残る84.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他73.673.774.878.182.681.5
事業法人10.711.511.311.312.412.8
自己株式0.40.40.40.45.75.5
金融機関9.29.19.28.32.92.9
外国法人5.95.14.51.11.62.3
証券会社0.60.50.11.10.50.5
外国人個人0.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01総和商事株式会社6.12
02今井利彦5.69
03南総通運従業員持株会5.53
04今井貴美子2.87
05宮田修2.80
06土屋任2.48
07株式会社エルマックス2.34
08SBSアセットマネジメント株式会社2.32
09中村隆則2.25
10松崎知人1.60

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1%、1株純資産は14期で−7%。直近期のROEは6.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1422,6205.65.019.0
2014年3月1382,7415.15.39.0
2015年3月1312,9084.67.112.4
2016年3月1533,0345.14.711.9
2017年3月1823,2105.85.319.4
2018年3月1943,3795.97.225.5
2019年3月1883,5245.46.621.7
2020年3月911,8355.05.427.7
2021年3月751,8974.08.221.0
2022年3月1041,9785.45.224.0
2023年3月1092,0515.46.127.8
2024年3月1592,1757.56.827.0
2025年3月1382,3316.37.934.9
2026年3月1432,4256.010.635.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額188百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
今井利彦代表取締役社長67568,597
今関仁孝取締役副社長 営業本部長66143,337
青木勝也取締役 専務執行役員 東金支店長6325,028
伊藤和久取締役6762,479
川﨑誠取締役 執行役員 茂原支店長兼 茂原中央支店長5113,079
田中英之取締役 執行役員 管理部長5129,279
菅野茂徳取締役 社外66
吉澤智子取締役 社外64
髙橋由美子取締役 社外63
髙橋久美監査役 常勤7055,300
大坪照康監査役 社外5576,700
菊地豊監査役 社外785,800
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
御子柴顯監査役 社外72
清水明監査役 社外65

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)77559181316624
社外取締役717172
監査役2553

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容815字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社のグループは、南総通運株式会社(当社)並びに子会社の南総総業株式会社、南総建設株式会社及び南総タクシー株式会社の4社で構成されており、貨物自動車運送事業、倉庫事業、附帯事業を主な事業の内容とし、その他に不動産事業、建設事業、その他事業(旅客自動車運送事業及び保険代理店業)を行っております。 (1) 当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、以下に示す区分は、セグメントと同一区分であります。 区分   事業内容   会社 貨物自動車運送事業   顧客の工場等から製品や宅配便の荷物をトラックを利用して運送する事業であります。   南総通運株式会社 倉庫事業   自社が所有又は賃借する倉庫を得意先に対して賃貸及び貨物の保管をする事業であります。   南総通運株式会社 南総総業株式会社 附帯事業   得意先から委託を受け、得意先の工場で作業の請負、もしくは当社が賃貸している倉庫、物流センター等での商品の受け入れ、仕分け、梱包等を行う事業であります。   南総通運株式会社 南総総業株式会社 不動産事業   自社所有の土地、建物等の不動産の賃貸を行っております。   南総通運株式会社 南総総業株式会社 南総建設株式会社 建設事業   当社グループ内の倉庫、配送センター、事務所等の建築及び修繕、当社グループ外の建物等の建築及び修繕を行っております。   南総建設株式会社 その他事業   旅客自動車運送事業   タクシー業、一般貸切旅客運送(貸切バス)等の事業であります。   南総通運株式会社 南総タクシー株式会社 保険代理店業   損害保険代理店及び生命保険の募集を行っております。   南総通運株式会社 (2) 事業の系統図は次のとおりであります。 (注) 1 子会社3社は、すべて連結しております。 2 矢印は役務の提供を示しております。
経営方針・対処すべき課題1,109字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 当社グループの認識 今後の経済情勢につきましては、中東情勢による原油高、アメリカの貿易政策など不確定要素が多く、先行きの不透明感は継続されるものと思われます。 (2) 当面の対処すべき課題 当社グループは、これらの経済状況に加え、人員不足、人件費の高騰など、「物流2024年問題」を引続き抱える厳しい経営環境となりますが、業務の効率化、コスト上昇分の価格転嫁に取り組むとともに、経営成績に大きな影響を及ぼす軽油価格の動向に注視するとともに、エネルギー資源の動静に起因する電気料金の高騰などに対する省エネルギー対策にも取り組みながら、コスト抑制を実施してまいります。 (3) 対処方針 当社グループは、徹底した経営の効率化を図りながら、お客様のニーズに応えるべくより良い物流サービスを提案・提供し、既存顧客との密なる情報の提供を積極的に行い、取引拡大と新規顧客の開拓を推進すると同時に、コスト抑制のため、輸送の効率化と経費節減を図るよう努力してまいります。さらに、環境問題を始めとする様々な社会問題に取り組む総合物流企業として、安定収益を確保できる企業体質を構築するために、次の課題に取り組んでまいります。 ①事業拡大 トータルロジスティクス事業におけるワンストップサービスの拡販、輸出入貨物物流事業の開発、オートモーティブ事業及び警備事業の拡大、営業開発体制の強化、DXによる新物流サービスの開発・提供、グループ各社とのシナジー効果の発揮に取り組んでまいります。 ②収益化構造の構築 社有資産及び協力会社の有効且つ効果的な利用、安全・高品質・低コストを実現するサービスの提供、デジタル化推進による顧客満足度の向上、コンプライアンスを念頭に業務運営力(現場力)の向上、生産性・稼働率の向上と変動費の徹底管理に取り組んでまいります。 ③人材育成と採用 自ら主体的に考え、行動する自立型社員ならびに利益に直結した行動の出来る社員の採用と育成に取り組んでまいります。 ④働き方改革の実現 ワークライフバランスを実現し、働き甲斐のある・働きやすい職場づくりに取り組んでまいります。 ⑤安全・衛生の推進強化 自動車事故・荷物事故・労働災害の撲滅、生活習慣病予防に向けた健康生活習慣の増進に取り組んでまいります。 ⑥社会貢献 ISO14001規格による業務運営をベースに、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みと脱炭素社会の実現に向けたCO2削減に取り組んでまいります。
事業等のリスク2,354字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 金利変動の影響 当社グループは、顧客ニーズに応じて、倉庫や配送センター等を建設し、顧客に賃貸しております。土地取得や建物建設等に係る資金は、金融機関からの長期・短期の借入金によっているため、総資産に占める借入金の比率が高くなっており、設備投資の回収は長期を要することから、金利の上昇によっては業績に影響を与える可能性があります。 金利上昇による業績への影響を最小限に抑えるために、調達先の多様化、調達期間の分散などに努めております。 (2) 法的規制 当社グループは、総合物流企業として、貨物自動車運送事業、倉庫業等の各種法令の規制の適用を受けております。当社グループでは当該法規制の厳守を基本にし、グループ一丸となって推進しておりますが、当該規制に抵触するような事態になった場合には、事業の停止、登録の取消し等により事業の継続が困難になる可能性があります。また、ディーゼルトラックの排ガス等の環境関連規制が一段と強化された場合には、車両の代替等に係る経費負担が増大する可能性があります。 法的規制に関しては、常に最新の情報取得を行っており、変更事項に対して早急に対応できる体制を整えております。 (3) 受注先の変動 当社グループは、総合物流企業として、お客様から業務を受託する際に、土地、建物、設備機器等について、先行して設備投資を実施することがあります。投資に際しては、綿密な事業収支計画を策定し、慎重に投資判断を行っておりますが、お客様の業績の急変や取引停止などが生じれば、投資資金の回収に支障が生じたり、将来の成長と収益力を低下させ、業績に影響を与える可能性があります。 当社としては、一部のお客様の業績変化に対する影響を最小限に抑えるため、取引割合が一部のお客様に偏らないようにしております。 (4) 原油価格の高騰 当社グループは、物流事業を主としており、原油価格の高騰はそのまま燃料費の値上がりに繋がり、原油価格の値上がりを運送料金に転嫁することが困難な状況であります。今後、原油価格が大幅に高騰した場合には、輸送コストが上昇し、業績に影響を与える可能性があります。 原油価格相場情報を常に取り入れ、今後の動向を予想して燃料の調達を行っております。 (5) 重大な事故発生 当社グループは、トラック等の車両を使用し、輸送を行っております。運行管理の徹底と交通安全に努めておりますが、重大な交通事故を発生させてしまった場合には、社会的信用及びお客様からの信頼が低下するとともに、行政処分による車両の使用停止、営業停止、事業許可の取消し等によって、業績に影響を与える可能性があります。 重大事故の発生を防ぐため、「事故0会議」、「安全会議」を毎月実施し、従業員に「安全」に対する重要性を認識させております。 (6) 自然災害等 地震、台風、大雪、集中豪雨等の自然災害によって、当社グループの物流及び管理施設等及びお客様の物品等に甚大な被害が発生する場合や、停電・輸送経路の遮断などの事態が発生して、物流業務の停滞を招く場合があり、業績に影響を与える可能性があります。 また、自然災害の発生率が高まっているため、発生することを前提に、発生状況に応じた対処方法を明確に定めることでリスクを最小限に抑えております。 (7) 情報漏洩等によるリスク 当社グループは物流サービスの提供に際し、お客様等の情報を取り扱っております。コンプライアンスや個人情報の管理を徹底し、社内教育を通じて情報管理に努めておりますが、情報の外部漏洩やデータ喪失などの事態が生じた場合、当社グループの社会的信用の低下を招くだけでなく、損害賠償請求等により、業績に影響を与える可能性があります。 (8) 賃貸等不動産価格の下落によるリスク 当社グループは、千葉県内等において賃貸用の店舗、事務所及び倉庫(土地を含む)を有しております。予期せぬ大規模な顧客撤退や大幅な地価の下落等による減損損失の発生等により、業績に影響を与える可能性があるため、賃貸不動産の全体収入に対する割合が大きくならないようにしております。 なお、宮本倉庫(千葉県佐倉市)は、当社グループの保有する賃貸不動産のうち最も帳簿価額が大きい倉庫でありますが、地価の著しい下落により、減損損失の兆候が発生しております。 (9) 感染症の感染拡大に伴うリスク 新型コロナウイルス感染症の猛威は、収まりつつあるものの再発、また新たな感染症が拡大した場合には、業務遂行力の低下など、業績や事業継続に影響を与えるリスクが予想されます。 これらのリスクに対応するため、感染症の拡大を想定したバックアップ体制と作業遂行上の緊急応援体制の策定を継続するとともに定期的に確認を行うなどのBCP対策をとっております。 (10) 人材の確保と育成 当社グループは、物流、人材サービスなどの労働集約型の事業を主要事業とするため、人材の不足、育成の失 敗は、サービスの提供機会の減少、品質の低下を招くことから業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、2024年問題、労働人口の減少に対応するため、採用チャネルの増加、従業員教育の充実、 職場環境の整備、更にはIT/DXを用いた業務効率化を進めております。
経営成績の分析 (MD&A)4,058字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度のわが国の経済は、雇用・賃金の改善から個人消費の回復の兆しが見られたものの、地政学的なリスクが続き、資源・エネルギー価格の高騰による物価上昇のため、景気の先行きは不透明な状況で推移いたしました。 こうした経済情勢の下、物流業界においては、国内貨物輸送量が減少するとともに、高止まりする燃料費、「物流2024年問題」への対応としての人件費などのコスト上昇により、企業経営を取り巻く環境は厳しい状況で推移いたしました。 このような経営環境のもと、物流拠点を核としたトータルロジスティクスを中心にお客様にご満足のいただける物流サービスをご提案、ご提供し、新規のお客様開拓、既存のお客様との取引拡大に積極的に取り組むと同時に、お客様の物流最適化にご協力させていただくべく、高い品質を伴う輸送や倉庫内オペレーションの効率化と経費節減にも積極的に取り組んでまいりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 ①財政状態 流動資産 流動資産は、前連結会計年度末に比べて6.0%増加し、 6,424 百万円となりました。これは、現金及び預金が 399 百万円増加したことなどが要因であります。 固定資産 固定資産は、前連結会計年度末に比べて2.3%増加し、 28,027 百万円となりました。これは、物流用地取得による土地の増加及び資産減価償却による減少などが主な要因であります。 流動負債 流動負債は、前連結会計年度末に比べて7.3%増加し、 4,650 百万円となりました。これは、短期借入金が 318 百万円増加したことなどが要因であります。 固定負債 固定負債は、前連結会計年度末に比べて△3.8%減少し、 6,886 百万円となりました。これは、長期借入金が △279 百万円減少したことなどが要因であります。 純資産 純資産は、前連結会計年度末に比べて 940 百万円増加し、 22,915 百万円になりました。これは、主に親会社株主に帰属する当期純利益が剰余金に計上されたことが要因であります。 ②経営成績 当連結会計年度の営業収入は、 16,498 百万円(前期比2.4%増)となり、営業利益は 2,018 百万円(前期比0.0%増)、経常利益は 2,028 百万円(前期比0.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は 1,352 百万円(前期比△1.3%減)となりました。 当社グループは、軽油燃料費や電気料金の高騰など、経費増加が続く厳しい環境下においても継続した安定収益を確保できる財政基盤の強化に努めております。その成果として、毎年、着実に財政基盤の強化が図られております。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 貨物自動車運送事業 貨物自動車運送事業については、輸送業務の取り扱いが堅調に推移したことなどにより、営業収入は 7,072 百万円、前期比 488 百万円、7.4%の増収となり、セグメント利益(営業利益)は 575 百万円、前期比 20 百万円、3.6%の増益となりました。 倉庫事業 倉庫事業については、一部倉庫稼働率が上昇したことなどにより、営業収入は 4,579 百万円、前期比 183 百万円、4.2%の増収となり、セグメント利益(営業利益)は 1,541 百万円、前期比 144 百万円、10.3%の増益となりました。 附帯事業 附帯事業については、一部人材派遣事業関連の落ち込みなどにより、営業収入は 3,685 百万円、前期比 △48 百万円、△1.3%の減収となり、セグメント利益(営業利益)は 184 百万円、前期比 △25 百万円、△12.2%の減益となりました。 不動産事業 不動産事業については、一部賃貸物件の稼働率が減少したことなどにより、営業収入は 728 百万円、前期比 △160 百万円、△18.0%の減収となり、セグメント利益(営業利益)は 483 百万円、前期比 △152 百万円、△24.0%の減益となりました。 建設事業 建設事業については、完成高が増加したことなどにより、営業収入は 932 百万円、前期比 513 百万円、122.6%の増収となり、 9 百万円のセグメント利益(営業利益)(前連結会計年度は 12 百万円のセグメント損失)となりました。 その他事業 その他事業については、旅客自動車運送事業の稼働の落ち込みなどにより、営業収入は 289 百万円、前期比  △ 62 百万円、△17.8%の減収となり、 5 百万円のセグメント損失(営業損失)(前連結会計年度は 11 百万円のセグメント損失)となりました。 当社グループは、貨物自動車運送事業を中心に倉庫事業、附帯事業を一括して行うトータルロジスティクス事業の拡大による経営体質の強化を目指しております。事業の拡大と経営の効率化を図り、営業収入の拡大と継続的な一定の利益を確保することを目標としており、営業利益率で15%以上の確保を目指しております。このことによりその効果が徐々に成果として表れてきております。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ 343 百万円増加し、 3,528 百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費が 189 百万円増加したことなどにより、得られた資金は 2,609 百万円と前連結会計年度に比べ 582 百万円、28.7%の増加となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出が314百万円増加したことなどから、使用した資金は 1,818 百万円、前連結会計年度に比べ478百万円、35.8%の増加となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入が 500 百万円増加したことなどにより、使用した資金は 447 百万円、前連結会計年度に比べ2,153 百万円、△82.8%の減少となりました。 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または、借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、設備投資などの長期資金は、長期借入金で調達しております。 (3) 生産、受注及び販売の実績 生産実績 当連結会計年度(自2025年4月1日 至2026年3月31日) セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 建設事業   165,770   96.2 合計   165,770   96.2 (注) 1 金額は、販売価格によっております。 2 セグメント間取引については相殺消去しております。 受注実績 当連結会計年度(自2025年4月1日 至2026年3月31日) セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 建設事業   157,643   91.6   ―   0.0 合計   157,643   91.6   ―   0.0 (注) 1 セグメント間取引については相殺消去しております。 販売実績 当連結会計年度(自2025年4月1日 至2026年3月31日) セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 貨物自動車運送事業   7,056,154   107.4 倉庫事業   4,579,662   104.2 附帯事業   3,685,188   98.7 不動産事業   724,649   82.0 建設事業   165,770   96.2 その他   287,509   82.1 合計   16,498,936   102.4 (注) 1 セグメント間取引については相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) ジャパンフーズ株式会社   1,751,415   10.9   1,779,328   10.8 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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